JP2021072042A - 情報処理システム、情報処理装置およびプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】遠く離れた参加者同士の映像および音声の通信を用いた食事会の設定を容易にする。【解決手段】情報処理システムは、互いに遠隔にいる少なくとも第1の参加者と第2の参加者とが映像および音声の通信を用いて会話をしながら飲食を行うイベントの参加者の情報とイベントの実施時間の情報とを受け付ける受付手段と、参加者の場所に関する位置情報を取得する取得手段と、位置情報および実施時間の情報に基づいて、第1の参加者に料理を提供可能な第1の店舗と第2の参加者に料理を提供可能な第2の店舗とを提示する提示手段と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理装置およびプログラムに関する。
例えば特許文献1には、1つのホスト側端末と複数のメンバ側端末とが相互に電話回線によって接続されるテレビ電話会議システムの技術が開示されている。
特開平4−140990号公報
例えば、遠く離れた参加者同士が食事の時間を共有するために、映像および音声の通信を用いて互いに顔を見て会話をしながら食事会を行うことが考えられる。ただし、この場合に、参加者は、各自で料理を準備する必要があった。遠く離れた参加者の料理の手配をまとめて行うことができれば、映像および音声の通信を用いた食事会の設定が容易になる。
本発明は、遠く離れた参加者同士の映像および音声の通信を用いた食事会の設定を容易にすることを目的とする。
かかる目的のもと、本発明は、互いに遠隔にいる少なくとも第1の参加者と第2の参加者とが映像および音声の通信を用いて会話をしながら飲食を行うイベントの参加者の情報と当該イベントの実施時間の情報とを受け付ける受付手段と、前記参加者の場所に関する位置情報を取得する取得手段と、前記位置情報および前記実施時間の情報に基づいて、前記第1の参加者に料理を提供可能な第1の店舗と前記第2の参加者に料理を提供可能な第2の店舗とを提示する提示手段と、を備えることを特徴とする情報処理システムである。
ここで、前記提示手段は、前記第1の参加者および前記第2の参加者に対して共通する料理をそれぞれ提供可能な前記第1の店舗および前記第2の店舗を提示することを特徴とすることができる。
また、前記受付手段は、映像および音声の通信を行うための機器の貸し出しの要望を前記参加者から受け付けることを特徴とすることができる。
そして、前記第1の店舗で前記第1の参加者が参照している料理のメニュー画像に対応する画像を、前記第2の店舗にて前記第2の参加者に対して表示するメニュー表示手段を備えることを特徴とすることができる。
さらに、前記第1の店舗で前記第1の参加者が注文した料理の注文履歴を、前記第2の店舗における前記第2の参加者に対して表示する履歴表示手段を備えることを特徴とすることができる。
また、かかる目的のもと、本発明は、互いに遠隔にいる少なくとも第1の参加者と第2の参加者とが映像および音声の通信を用いて会話をしながら飲食を行うイベントの参加者の情報と当該イベントの実施時間の情報とを受け付ける受付手段と、前記参加者の場所に関する位置情報および前記実施時間の情報に基づいて特定された、前記第1の参加者に料理を提供可能な第1の店舗と前記第2の参加者に料理を提供可能な第2の店舗とを画面に表示させる表示手段と、を備えることを特徴とする情報処理装置である。
また、かかる目的のもと、本発明は、コンピュータに、互いに遠隔にいる少なくとも第1の参加者と第2の参加者とが映像および音声の通信を用いて会話をしながら飲食を行うイベントの参加者の情報と当該イベントの実施時間の情報とを受け付ける機能と、前記参加者の場所に関する位置情報を取得する機能と、前記位置情報および前記実施時間の情報に基づいて特定される、前記第1の参加者に料理を提供可能な第1の店舗と前記第2の参加者に料理を提供可能な第2の店舗とを画面に表示させる機能と、を実現させるプログラムである。
本発明によれば、遠く離れた参加者同士の映像および音声の通信を用いた食事会の設定を容易にすることができる。
第1実施形態の情報処理システムの一例の全体図である。 第1実施形態のサーバ装置の機能構成を示す図である。 第1実施形態のユーザ情報管理テーブルの一例である。 第1実施形態の店舗情報管理テーブルの一例である。 第1実施形態の情報処理システムの動作フロー図である。 第1実施形態の端末装置の画面に表示される画像の説明図である。 第1実施形態の端末装置の画面に表示される画像の説明図である。 第1実施形態の端末装置の画面に表示される画像の説明図である。 第2実施形態の情報処理システムの一例の全体図である。 第2実施形態のサーバ装置の機能構成を示す図である。 第2実施形態の端末装置の画面に表示される画像の説明図である。 第2実施形態の端末装置の画面に表示される画像の説明図である。 第2実施形態の注文端末装置の画面に表示される画像の説明図である。 第2実施形態の注文端末装置の画面に表示される画像の説明図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態について説明する。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態の情報処理システム1の一例の全体図である。
[情報処理システム1]
図1に示すように、第1実施形態の情報処理システム1は、映像および音声による相互通信を可能にするビデオ通話機器10と、ユーザが情報通信に用いる端末装置20と、食べ物や飲み物(以下、料理という)を提供可能な店舗に設置される店舗端末装置30と、複数の装置との間で相互に通信が可能なサーバ装置40を備えている。
そして、本実施形態の情報処理システム1において、A会場(例えば、東京の自宅)には、ビデオ通話機器10とユーザの端末装置20とが設けられる。また、A会場とは遠く離れたB会場(例えば、福岡の自宅)には、ビデオ通話機器10が設けられる。そして、第1配達店(例えば、東京の配達店)には、店舗端末装置30が設けられる。さらに、第2配達店(例えば、福岡の配達店)には、店舗端末装置30が設けられる。
なお、本実施形態の情報処理システム1では、各々の装置は、ネットワークを介して、相互に情報通信を行えるようになっている。ネットワークは、各装置の間のデータ通信に用いられる通信ネットワークであれば特に限定されず、例えばLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット等として良い。データ通信に用いられる通信回線は、有線か無線かを問わず、これらを併用しても良い。また、各装置は、ゲートウェイ装置やルータ等の中継装置を用い、複数のネットワークや通信回線を介して接続されても良い。
また、図1に示す例では、一つのサーバ装置40が示されているが、サーバ装置40は、単体のサーバマシンに限定されない。サーバ装置40は、ネットワーク上に設けられた複数のサーバマシンに分散させてサーバ装置40の機能を実現しても良い(いわゆるクラウド環境等)。
そして、第1実施形態の情報処理システム1では、A会場にいるユーザと、B会場にいるユーザとが、各々の会場に設けられるビデオ通話機器10を介して、お互いに顔を見ながら会話をして、食事会を楽しむことができる。ここで、A会場のユーザの人数およびB会場のユーザの人数は、それぞれ単数であっても、複数であっても良い。
なお、以下の説明において、遠隔地にいる複数のユーザが、食事の時間を共有することを「遠隔パーティー」という。また、遠隔パーティーの設定を行う幹事であるユーザのことを「代表ユーザ」と称し、遠隔パーティーに参加するユーザのことを参加ユーザと称する。
また、第1実施形態において、A会場には、A会場に料理を配達することができる第1配達店から料理が提供され、B会場には、B会場に料理を配達することができる第2配達店から料理が提供される。このとき、第1実施形態において、A会場とB会場とには、それぞれ共通する料理が提供される。
ここで、本実施形態において、共通する料理とは、同じメニューの料理や、同じ種類の料理を例示することができる。同じメニューとは、例えば同様の食材を用いて同様に調理したものである。また、同じ種類とは、和食、イタリアンなどの料理のジャンルが同じであったり、食材が同じであったりすることを例示できる。また、共通する料理とは、同じチェーン店や同じグループ店を構成する複数の店舗がそれぞれ提供する料理を例示できる。特に、同じチェーン店や同じグループ店を構成する複数の店舗がそれぞれ提供する同じメニューの料理は、異なる店舗間であっても味付けなどが統一されているため、共通の度合がより高められる。
以下、本実施形態の遠隔パーティーを実現する情報処理システム1について詳細に説明する。
〔ビデオ通話機器10〕
ビデオ通話機器10は、被写体を撮影するカメラと、撮影された映像を表示するモニタとを有している。また、ビデオ通話機器10は、音声を収集するマイクと、音声を出力するスピーカとを有している。そして、本実施形態において、ビデオ通話機器10は、A会場およびB会場にそれぞれ設置されている。
A会場のビデオ通話機器10は、A会場にいる参加ユーザを撮影するとともにA会場にいる参加ユーザの声を収集する。さらに、A会場のビデオ通話機器10は、B会場の映像を表示するとともにB会場の音声を出力する。一方、B会場のビデオ通話機器10は、B会場にいる参加ユーザを撮影するとともにB会場にいる参加ユーザの声を収集する。さらに、B会場のビデオ通話機器10は、A会場の映像を表示するとともにA会場の音声を出力する。
なお、ビデオ通話機器10には、例えばVR(仮想現実)技術を利用しても良い。VR技術を利用する場合には、例えば、A会場とB会場との参加ユーザが、画像が映し出されるゴーグルを装着し、仮想会場の映像を共有する。また、仮想会場の映像には、参加ユーザの撮影画像やアバター画像を表示しても良い。これによって、各々の会場の参加ユーザは、同じ会場にいるような感覚を体験できる。
また、ビデオ通話機器10には、例えば全方位の画像を撮影することが可能な360°カメラを用いても良い。360°カメラを用いる場合には、例えば、A会場を撮影したカメラの画像を、B会場にいる参加ユーザが任意の撮影角度で見ることができる。そのため、例えば一方向のみから撮影された映像よりも、臨場感のある映像を共有することができる。
さらに、ビデオ通話機器10には、AR(拡張現実)技術を利用しても良い。AR技術を利用する場合には、例えば、B会場にいる参加ユーザがA会場に存在するように見えたり、A会場にいる参加ユーザがB会場に存在するように見えたりする映像を作ることができる。そのため、参加ユーザの一体感がより高まる。また、AR技術を利用する場合には、例えば、A会場にいる参加ユーザが飲食している料理の撮影画像に対して料理名や食材や価格などの付加情報を付加した映像を重畳させ、B会場にいる参加ユーザに見せたりすることができる。
そして、ビデオ通話機器10には、VR技術、AR技術、および技術360°カメラを、組み合わせて利用しても良い。
〔端末装置20〕
端末装置20には、スマートフォンなどの携帯電話、タブレット型端末などの携帯端末機器など、ユーザが携行することが可能な装置を用いることができる。本実施形態の端末装置20は、タッチパネルが設けられており、画面をユーザがタッチすることで画面に表示される画像に対する操作および指示を行う。なお、端末装置20は、設置型のパーソナルコンピュータ(PC)でも良い。
また、以下では、端末装置20は、遠隔パーティーを設定する代表ユーザが所有する例として説明する。ただし、端末装置20は、遠隔パーティーに参加する他のユーザが所有していても良く、後述する遠隔パーティーの設定は、他のユーザが所有する端末装置20を介して行うこともできる。
〔店舗端末装置30〕
店舗端末装置30は、本システムにおいて料理を提供する店舗にそれぞれ設置される。店舗端末装置30は、例えば設置型のパーソナルコンピュータ(PC)を用いることができる。なお、店舗端末装置30は、上述した携帯型の端末機器であっても良い。
そして、店舗端末装置30は、店舗の住所などの位置情報、店舗の営業日(休業日)、営業時間、繁忙状況などの情報をサーバ装置40に送信する。
また、本実施形態の店舗端末装置30は、サーバ装置40から遠隔パーティーの注文に関する情報を受信する。店舗では、店舗端末装置30にて受信した注文や予約に応じて、料理の調理や料理の配達や店舗におけるテーブルの確保などを行う。
〔サーバ装置40〕
図2は、第1実施形態のサーバ装置40の機能構成を示す図である。
図2に示すように、サーバ装置40は、本システムを利用するユーザのユーザ情報を管理するユーザ管理部41と、複数の店舗に関する店舗情報を管理する店舗管理部42と、代表ユーザから受け付けた遠隔パーティーの設定を行う会食設定部43と、参加ユーザ同士のビデオ通話を管理するビデオ通話部44と、を備える。
なお、本実施形態において、会食設定部43が「受付手段」、「取得手段」、「提示手段」および「表示手段」の一例である。
(ユーザ管理部41)
図3は、第1実施形態のユーザ情報管理テーブル100の一例である。
ユーザ管理部41は、各々のユーザからユーザ情報の登録を受け付ける。なお、ユーザ情報の受け付けは、端末装置20を介してユーザによってユーザ情報が入力されることで行われる。そして、ユーザ管理部41は、ユーザ情報をユーザごとにまとめたユーザ情報管理テーブル100を用いて管理する。
そして、図3に示すように、ユーザ情報管理テーブル100は、ユーザを一意に特定可能な「ユーザID」と、ユーザの氏名である「ユーザ名」と、ユーザの場所に関する情報である「ユーザ位置情報」と、を管理している。
「ユーザID」は、ユーザが端末装置20を介して本システムの利用の登録を行った際に、本システムが任意に付与する。なお、本実施形態において、ユーザに関する各種の情報は、ユーザIDに紐付けられて、ユーザごとに管理される。
「ユーザ位置情報」は、ユーザが遠隔パーティーを行う際に用いる会場を特定するために用いられる情報である。例えば、第1ユーザ位置情報は、ユーザの自宅の住所や、ユーザが勤務する会社の住所である。また、第2ユーザ位置情報は、ユーザが利用する鉄道等の最寄り駅の情報である。
(店舗管理部42)
図4は、第1実施形態の店舗情報管理テーブル200の一例である。
店舗管理部42は、遠隔パーティーにおける料理の提供を行う店舗に関する店舗情報を、店舗情報管理テーブル200を用いて管理する。第1実施形態において、遠隔パーティーとして料理の提供を行う店舗には、レストラン、居酒屋、料理の配達店などを例示することができる。
そして、図4に示すように、店舗情報管理テーブル200は、店舗を一意に特定可能な「店舗ID」と、店舗名称である「店舗名」と、店舗の場所に関する情報である「店舗位置情報」と、店舗の属性に関する「店舗属性情報」と、店舗の利用の可否に関する「利用可能情報」と、をそれぞれ管理している。なお、店舗情報管理テーブル200は、店舗端末装置30から情報を受信することで、内容が更新される。
「店舗ID」は、店舗が店舗端末装置30を介して本システムの利用の登録を行った際に、本システムが任意に付与する。なお、本実施形態において、店舗に関する各種の情報は、店舗IDに紐付けられて、店舗ごとに管理される。
「店舗位置情報」は、遠隔パーティーの会場に料理を配達する配達店や、遠隔パーティーの会場となる飲食店を特定するための位置情報である。例えば、第1店舗位置情報は、店舗が所在する住所の情報である。また、第2店舗位置情報は、店舗に対する鉄道等の最寄り駅の情報である。
「店舗属性情報」は、他の店舗との関係や、店舗が提供する料理に関する情報や、配達店、来店型等の店舗の形式の情報を含む。店舗属性情報は、店舗が飲食チェーン店やグループ店を構成するものである場合には、チェーンやグループを特定できる情報が登録される。また、店舗属性情報は、提供する料理の種類や、提供可能な料理の具体的な料理名を有する。提供する料理の種類は、ファストフード、和食、イタリア料理、フランス料理、中華料理、居酒屋などの料理のジャンルの情報である。また、提供可能な料理名は、ハンバーガー、寿司、ピザ、フォアグラ、チャーハン、焼き鳥、デザートなどである。
「利用可能情報」は、店舗の営業日(休業日)、営業時間、繁忙状況など、店舗が料理を提供することを確認できる情報である。
(会食設定部43)
会食設定部43は、会食の幹事である代表ユーザから受け付けた遠隔パーティーの開催希望に基づいて、遠隔パーティーに参加するユーザの会場に、料理を提供するための支援を行う。本実施形態の会食設定部43は、代表ユーザから、遠隔パーティーの開催時間の情報である時間情報、遠隔パーティーを構成する複数の会場の情報である位置情報、および遠隔パーティーで利用する料理に関する料理情報を受け付ける。
そして、会食設定部43は、代表ユーザから受け付けた各種の情報に基づいて、各会場に提供する料理の手配を行う。
会食設定部43は、代表ユーザから、複数の会場の住所の指定を受け付けたり、最寄り駅の指定を受け付けたりすることで、複数の会場の位置情報を取得する。なお、会食設定部43は、遠隔パーティーに参加するユーザ情報に基づいて、複数の会場の位置情報を取得しても良い。具体的には、会食設定部43は、ユーザ情報管理テーブル100を参照し、参加ユーザのユーザ情報に基づいて、その参加ユーザについて登録されている住所や最寄り駅などの位置情報を特定することができる。
そして、会食設定部43は、代表ユーザにより指定された料理情報および利用可能情報に基づいて、指定された料理を提供可能な店舗を特定する。さらに、会食設定部43は、指定された料理を提供可能な店舗のうち、時間情報および位置情報に基づいて、各会場に料理を提供可能な店舗を会場ごとにそれぞれ特定する。また、会食設定部43は、一の会場に料理を提供可能な店舗の候補が複数ある場合には、一の会場との距離が最も近い店舗を選択する。
なお、料理を提供する店舗は、一の会場との距離が最も近い店舗が選択されることに限定されない。例えば、料理を提供する店舗は、距離にかかわらず、店舗の負荷に応じて開始時間に料理を提供可能な店舗を選択しても良い。会食設定部43は、例えば、店舗の厨房に設置される調理機器が使用するガスや電気などのエネルギー情報に基づいて、調理機器の負荷を特定する。そして、会食設定部43は、候補となる複数の店舗の調理機器の負荷情報に基づいて、調理機器の負荷が大きい店舗を避け、調理機器の負荷が小さい店舗を選択するようにしても良い。
そして、会食設定部43は、特定した複数の店舗に対して、料理の発注を行う。具体的には、会食設定部43は、各店舗に設置されている店舗端末装置30に、代表ユーザが希望する料理の内容に基づく注文情報を送信する。
(ビデオ通話部44)
ビデオ通話部44は、遠隔パーティーの会場に設けられるビデオ通話機器10にて、相互に通信が行われるようにする。例えば、ビデオ通話部44は、代表ユーザが指定する開始時間から終了時間までの間、ビデオ通話機器10を介して、異なる会場の参加ユーザ同士が通信できるようにする。
続いて、第1実施形態の情報処理システム1の動作を具体的に説明する。
図5は、第1実施形態の情報処理システム1の動作フロー図である。
図5に示すように、代表ユーザの端末装置20からサーバ装置40に対するログインを受け付ける(ステップ101)。ログインの承認は、サーバ装置40のユーザ管理部41によって行われる。
そして、サーバ装置40の会食設定部43は、遠隔パーティーの開始時間の時間情報を代表ユーザから取得する(ステップ102)。また、会食設定部43は、遠隔パーティーを行う複数の会場の位置情報を代表ユーザから取得する(ステップ103)。さらに、本実施形態では、会食設定部43は、遠隔パーティーで利用される料理の情報である料理情報を代表ユーザから取得する(ステップ104)。
その後、会食設定部43は、時間情報、位置情報および料理情報に基づいて、料理を提供する店舗を会場ごとに特定し、端末装置20の画面20Dを介して、特定した会場の情報を代表ユーザに提示する(ステップ105)。
そして、代表ユーザに提示した複数の店舗の候補に対して、代表ユーザの同意が得られた場合には、提示した複数の店舗に対してそれぞれ料理の発注を行う(ステップ106)。
また、本実施形態では、ビデオ通話部44は、代表ユーザが指定する開始時間に、A会場のビデオ通話機器10とB会場のビデオ通話機器10とによる映像および音声の通信を確立させ、A会場とB会場との間における相互に映像を見ながら会話をすることを可能にする(ステップ107)。
次に、第1実施形態において、代表ユーザが遠隔パーティーを設定する場合に端末装置20に表示される画像の構成例を具体的に説明する。
図6、図7および図8は、第1実施形態の端末装置20の画面20Dに表示される画像の説明図である。
第1実施形態において、例えば、A会場は、東京に住む3人世帯の自宅であり、B会場は、A会場とは遠く離れた福岡に住む1人世帯の自宅である。以下では、A会場に住む代表ユーザが端末装置20を介して、A会場とB会場との遠隔パーティーの設定を行う例をについて説明する。
以下では、代表ユーザは、端末装置20を介して、遠隔パーティーにおいて料理を配達可能な配達店を展開する配達チェーンのホームページから、遠隔パーティーの予約を行う例を用いて説明する。
図6(A)に示すように、端末装置20の画面20Dに表示される飲食チェーン店のホームページの画像には、遠隔パーティーの予約を受け付ける受付ボタン501が表示される。
そして、代表ユーザは、本システムにログインを行ったうえで、受付ボタン501を押下することで、遠隔パーティーの予約を進める。
図6(B)に示すように、遠隔パーティーの予約の受付画像500には、希望日を受け付ける日付欄502と、希望時間を受け付ける時間欄503が設けられる。また、受付画像500には、A会場における参加ユーザの人数を受け付ける第1人数欄511と、A会場の住所を受け付ける第1住所欄521と、が設けられる。さらに、受付画像500には、B会場における参加ユーザの人数を受け付ける第2人数欄512と、B会場の住所を受け付ける第2住所欄522と、が設けられる。なお、受付画像500には、会場の数が3以上である場合に、会場に関する入力欄を追加するための追加ボタン画像504が設けられている。
そして、会食設定部43は、日付欄502および時間欄503にて受け付けた日時を時間情報として扱う。また、会食設定部43は、第1住所欄521および第2住所欄522にて受け付けた住所を位置情報として扱う。
なお、上記の例では、代表ユーザがA会場およびB会場の住所を入力するようにしているが、この態様に限定されない。例えば、ユーザ情報管理テーブル100に、代表ユーザと、代表ユーザの家族や知人の情報を、各々のユーザの住所などの位置情報とともに予め登録しておく。そして、代表ユーザが遠隔パーティーの参加ユーザを指定することで、各会場の住所を代表ユーザが記入することなく、自動的に欄が埋まるようにしても良い。
図7(A)に示すように、受付画像500には、A会場とB会場とで共通する料理の入力を受け付ける第1共通料理欄505、第2共通料理欄506および第3共通料理欄507が設けられる。図7(A)に示す例では、第1共通料理欄505は、A会場とB会場とで共通するメインディッシュの指定を受け付ける。また、第2共通料理欄506は、A会場とB会場とで共通するサイドメニュー(例えば、バースデーケーキなど)を受け付ける。さらに、第3共通料理欄507は、A会場とB会場とで共通する飲み物(例えば、ワインなど)の入力を受け付ける。
そして、会食設定部43は、第1共通料理欄505、第2共通料理欄506および第3共通料理欄507にて受け付けた料理の内容を料理情報として扱う。なお、料理の数は、上述した第1人数欄511および第2人数欄512に基づいて特定することができる。
また、図7(A)に示すように、受付画像500には、A会場にて個別に注文される食べ物を受け付ける第1個別料理欄531と、A会場にて個別に注文される飲み物を受け付ける第1個別ドリンク欄541と、A会場にて機器の貸し出しを受け付ける第1貸出欄551と、が設けられる。同様に、受付画像500には、B会場にて個別に注文される食べ物を受け付ける第2個別料理欄532と、B会場にて個別に注文される飲み物を受け付ける第2個別ドリンク欄542と、B会場にて機器の貸し出しを受け付ける第2貸出欄552と、が設けられる。
第1貸出欄551および第2貸出欄552は、本実施形態の遠隔パーティーを行うにあたって、各会場において不足する機器の貸し出しを受け付ける。例えば、会場において、ビデオ通話をするためのビデオ通話機器10や通信設備がない場合には、これらの機器の貸し出しを受け付ける。
なお、貸し出された機器は、例えば遠隔パーティーの開始時間の前に配達することで会場に届けたり、料理の配達の際に料理とともにビデオ通話機器10を届けたりすることができる。
そして、図7(B)に示すように、画面20Dには、代表ユーザから受け付けた時間情報、料理情報および位置情報に基づいて特定された、A会場に料理を配達する配達店の候補である第1の候補店情報561と、B会場に料理を配達する配達店の候補である第2の候補店情報562とが表示される。なお、図7(B)に示す例では、画面20Dには、A会場およびB会場についてそれぞれ、他の配達店の候補を表示させるためのリンク563が表示される。
そして、図8に示すように、画面20Dには、受付画像500にて代表ユーザから受け付けた内容の確定内容を示す確定情報508が表示される。確定情報508には、開催日、開始時間、共通する料理、A会場の配達店舗名、B会場の配達店舗名、個別の料理、および貸し出し機器などの情報がそれぞれ表示される。
以上のとおり、第1実施形態の情報処理システム1では、例えば代表ユーザが、A会場と、A会場とは遠く離れたB会場との間で開催される遠隔パーティーにおける料理の手配などをすることができる。このように、第1実施形態の情報処理システム1は、遠く離れた参加者同士の映像および音声の通信を用いた食事会の設定を容易に行うことができるようになっている。
また、第1実施形態の情報処理システム1によれば、例えば遠く離れて一人暮らしをする高齢者の見守りや、一人暮らしをする学生の栄養状況の把握などを行うことができる。
<第2実施形態>
続いて、第2実施形態の情報処理システム1について説明する。なお、第2実施形態において、第1実施形態と同様な構成については、同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
図9は、第2実施形態の情報処理システム1の一例の全体図である。
図9に示すように、第2実施形態の情報処理システム1は、映像および音声による相互通信を可能にするビデオ通話機器10と、代表ユーザが情報通信に用いる端末装置20と、飲食を提供可能な店舗に設置される店舗端末装置30と、複数の装置との間で相互に通信が可能なサーバ装置40と、店舗において参加ユーザが注文を行うための注文端末装置80と、を備えている。
なお、第2実施形態において、注文端末装置80が「メニュー表示手段」および「履歴表示手段」の一例である。
第2実施形態において、A会場とB会場とは、それぞれ来店した参加ユーザに料理を提供する例えば居酒屋などの飲食店である。なお、以下の説明では、A会場となる飲食店を第1飲食店と呼び、B会場となる飲食店を第2飲食店と呼ぶ。そして、A会場である第1飲食店(例えば、東京の飲食店)とB会場である第2飲食店(例えば、大阪の飲食店)とは、互いに遠く離れて立地している。また、第2実施形態における例では、A会場である第1飲食店とB会場である第2飲食店とは、同じ飲食店グループに所属しており、提供可能な料理の内容は同様である。そして、以下の説明では、例えば、同じ会社などの組織であって、例えば東京と大阪など、遠く離れたオフィスの社員同士が、A会場とB会場とにおいて遠隔パーティーを行う例を用いる。
ここで、第2実施形態の情報処理システム1は、第1実施形態と基本構成が同様であるが、注文端末装置80を備える点で第1実施形態と異なる。
まず、注文端末装置80について説明する。注文端末装置80は、飲食店において、料理の注文を受け付けるための端末装置である。注文端末装置80は、設置される飲食店で注文可能なメニューが表示される。また、注文端末装置80は、来店客や来店グループごとに準備され、来店客や来店グループごとに料理の注文を受け付ける。さらに、第2実施形態の注文端末装置80は、注文履歴の閲覧や、会計に関する表示や操作を受け付けることが可能になっている。
そして、注文端末装置80から受け付けた注文は、店舗端末装置30に送られる。飲食店では、店舗端末装置30を介して注文端末装置80から受け付けた注文に基づいて料理の提供を行う。
なお、図9に示すように、店舗端末装置30および注文端末装置80は、A会場である第1飲食店およびB会場である第2飲食店にそれぞれ設けられる。そして、以下では、A会場に設けられる注文端末装置80を第1注文端末装置81と称し、B会場に設けられる注文端末装置80を第2注文端末装置82と称して説明を行う。
図10は、第2実施形態のサーバ装置40の機能構成を示す図である。
図10に示すように、第2実施形態のサーバ装置40は、本システムを利用するユーザのユーザ情報を管理するユーザ管理部41と、複数の店舗に関する店舗情報を管理する店舗管理部42と、代表ユーザから受け付けた遠隔パーティーの設定を行う会食設定部43と、参加ユーザ同士のビデオ通話を管理するビデオ通話部44と、遠隔パーティーにおける注文を管理する注文共有部45と、を有する。
注文共有部45は、A会場の第1注文端末装置81と、B会場の第2注文端末装置82とに表示される内容を共有させる。具体的には、注文共有部45は、A会場の第1注文端末装置81の画面80DとB会場の第2注文端末装置82の画面80Dとにそれぞれ表示されるメニュー画像を対応させる(後述の図13(A)および図13(B)参照)。
本実施形態の注文共有部45は、A会場の参加ユーザが参照している第1注文端末装置81のメニュー画像を、B会場の第2注文端末装置82の画面に表示させる。注文共有部45は、例えば、メニューが複数のページで構成されている場合に、第1注文端末装置81にてページを移動する操作が行われると、第2注文端末装置82においてもページを移動させる。また、注文共有部45は、第1注文端末装置81にて参加ユーザが一の料理を注文しようとして一の料理を画面にて選択すると、第2注文端末装置82に表示されるメニュー画像にて対応する一の料理を強調表示させる。
また、注文共有部45は、第1注文端末装置81からA会場である第1飲食店とB会場である第2飲食店とにそれぞれ注文を行うことを可能にする。同様に、注文共有部45は、第2注文端末装置82からB会場である第2飲食店とA会場である第1飲食店とにそれぞれ注文を行うことも可能にする。
さらに、注文共有部45は、第1注文端末装置81と第2注文端末装置82とで、遠隔パーティーにおける注文履歴と、会計とを共有できるようにしている。
次に、第2実施形態において、代表ユーザが遠隔パーティーを設定する場合に端末装置20に表示される画像の構成例を具体的に説明する。
図11および図12は、第2実施形態の端末装置20の画面20Dに表示される画像の説明図である。
以下では、代表ユーザは、端末装置20を介して、遠隔パーティーにおいて来店した参加ユーザに料理を提供可能な飲食店を展開する例えば飲食店グループのホームページから、遠隔パーティーの予約を行う例を用いて説明する。
図11(A)に示すように、端末装置20の画面20Dに表示される飲食店グループの例えばホームページの画像には、遠隔パーティーを受け付ける受付ボタン601が表示される。
そして、代表ユーザは、本システムにログインを行ったうえで、受付ボタン601を押下することで、遠隔パーティーの予約を進める。
図11(B)に示すように、遠隔パーティーの予約の受付画像600には、希望日を受け付ける日付欄602と、希望時間を受け付ける時間欄603が設けられる。また、受付画像600には、A会場における参加ユーザの人数を受け付ける第1人数欄611と、A会場の最寄り駅の駅名を受け付ける第1駅名欄621と、が設けられる。さらに、受付画像600には、B会場における参加ユーザの人数を受け付ける第2人数欄612と、B会場の最寄り駅の駅名を受け付ける第2駅名欄622と、が設けられる。なお、受付画像600には、会場の数が3以上である場合に、会場に関する入力欄を追加するための追加ボタン画像604が設けられている。
そして、会食設定部43は、日付欄602および時間欄603にて受け付けた日時を時間情報として扱う。また、会食設定部43は、第1駅名欄621および第2駅名欄622にて受け付けた駅の情報を位置情報として扱う。
なお、上記の例では、代表ユーザがA会場の最寄り駅の駅名およびB会場の最寄り駅の駅名をそれぞれ入力するようにしているが、この態様に限定されない。例えば、ユーザ情報管理テーブル100に、代表ユーザと、代表ユーザの会社の同僚等の情報を、各々のユーザの利用駅などの位置情報とともに予め登録しておく。そして、代表ユーザが遠隔パーティーの参加ユーザを指定することで、各会場の駅名を代表ユーザが記入することなく、自動的に欄が埋まるようにしても良い。また、この例では、遠隔パーティーの会場を特定するために駅名を用いているが、住所など他の情報を用いても構わない。
そして、図12(A)に示すように、代表ユーザから受け付けた時間情報および位置情報に基づいて特定した第1の候補店情報631と、第2の候補店情報632とが、画面20Dに表示される。なお、図12(A)に示す例では、受付画像600には、A会場およびB会場についてそれぞれ他の店舗の候補を表示するためのリンク633も貼られている。
そして、図12(B)に示すように、画面20Dには、受付画像600にて代表ユーザから受け付けた確定内容を示す確定情報605が表示される。確定情報605には、開催日、開始時間、A会場の会場名、B会場の会場名、各々の会場の予約人数などの情報がそれぞれ表示される。
続いて、遠隔パーティーにて用いられる注文端末装置80について説明する。
図13および図14は、第2実施形態の注文端末装置80の画面80Dに表示される画像の説明図である。なお、図13(A)には、A会場としての第1飲食店で用いられる第1注文端末装置81が図示され、図13(B)には、B会場としての第2飲食店で用いられる第2注文端末装置82が図示されている。また、図14(A)には、注文履歴の画像の一例が図示され、図14(B)には、会計の画像の一例が図示されている。
図13(A)に示すように、第1注文端末装置81には、A会場である第1飲食店が提供可能な料理のメニューであるメニュー画像801と、注文履歴を表示するための履歴ボタン画像802と、会計を行うための会計ボタン画像803とが、それぞれ表示される。また、図13(B)に示すように、第2注文端末装置82には、第1注文端末装置81と同様に、B会場である第2飲食店が提供可能な料理のメニューであるメニュー画像801と、注文履歴を表示するための履歴ボタン画像802と、会計を行うための会計ボタン画像803とが、それぞれ表示される。
そして、第2実施形態では、図13(A)に示すように、第1注文端末装置81にてA会場である第1飲食店の参加ユーザが参照しているメニュー画像801が、図13(B)に示すように、B会場である第2飲食店の第2注文端末装置82の画面80Dに表示される。具体的には、メニュー画像が複数のページで構成されている場合に、第1注文端末装置81にて特定のカテゴリーのページを表示する操作が行われると、第2注文端末装置82では、B会場である第2飲食店の参加ユーザが操作を行うことなく、第1注文端末装置81と同じカテゴリーのページが表示される。これは、第2注文端末装置82においてメニュー画像801に対する操作が行われた場合には、同様に、第1注文端末装置81においてメニュー画像801の表示内容が対応して変化する。
なお、第1注文端末装置81のメニュー画像801と、第2注文端末装置82のメニュー画像801とが同期して表示されるとき、図13(A)に示すように、第1注文端末装置81の画面80Dには、第2注文端末装置82と画面がリンクしている旨のリンク表示831が表示され、図13(B)に示すように、第2注文端末装置82の画面80Dには、第1注文端末装置81と画面がリンクしている旨のリンク表示832が表示される。
さらに、図13(A)に示すように、A会場である第1飲食店の第1注文端末装置81にて、メニュー画像801を介して一の料理が選択され一の料理の注文が行われた場合に、図13(B)に示すように、B会場である第2飲食店の第2注文端末装置82のメニュー画像801において同じ一の料理に強調表示804が施される。このように、A会場の第1飲食店とB会場の第2飲食店とでメニュー画像801が対応して表示されることで、A会場とB会場とで料理を注文するというアクションを共有することができ、参加ユーザの一体感を高めることができる。
なお、メニュー画像801が共有された場合に、A会場である第1飲食店の第1注文端末装置81にて選択された料理が、A会場の第1飲食店のみならず、B会場の第2飲食店にても注文されるようにしても良い。
また、図13(A)および図13(B)に示すように、メニュー画像801が選択されると、図14(A)に示すように、注文端末装置80の画面80Dには、遠隔パーティーにおける注文履歴を示す注文履歴画像805が表示される。
注文履歴画像805には、第1飲食店と第2飲食店とのそれぞれの注文履歴が表示される。この注文履歴画像805は、A会場の第1飲食店の第1注文端末装置81とB会場の第2飲食店の第2注文端末装置82とのいずれの履歴ボタン画像802の操作に応じて表示される。従って、一方の会場の参加ユーザは、他方の会場の参加ユーザの料理の注文状況を把握することができるため、異なる会場において、例えば既に注文した料理などを話題にして会話を楽しむことができる。
さらに、図13(A)および図13(B)に示すように、会計ボタン画像803が選択されると、図14(B)に示すように、注文端末装置80の画面80Dには、遠隔パーティーにおける注文履歴を示す会計画像806が表示される。会計画像806は、A会場の第1飲食店の第1注文端末装置81とB会場の第2飲食店の第2注文端末装置82とのいずれの会計画像806の操作に応じても同様に表示される。
会計画像806には、A会場である第1飲食店の会計情報811と、B会場である第2飲食店の会計情報812と、A会場である第1飲食店とB会場である第2飲食店の合計の会計情報813とが、それぞれ表示される。さらに、会計画像806には、会場ごとの支払いを受け付ける第1支払ボタン画像821と、A会場である第1飲食店およびB会場である第2飲食店とを合わせた支払いを受け付ける第2支払ボタン画像822と、がそれぞれ表示される。
なお、第2実施形態では、注文端末装置80にて、カード決済や端末装置20を用いた電子決済などを用いて、支払いをすることができるようになっている。
そして、会計画像806には、次回の遠隔パーティーの予約を受け付ける予約受付ボタン画像83が表示される。予約受付ボタン画像83が選択されると、例えば今回利用している飲食店グループを構成する飲食店の空き状況等が表示される。参加ユーザは、A会場である第1飲食店とB会場である第2飲食店とで話し合いながら、次回の遠隔パーティーのスケジュールを決定することができる。なお、予約受付ボタン画像83が選択されると、他の飲食店の候補が表示されるようにしても良い。
次に、本実施形態のビデオ通話機器10、端末装置20、店舗端末装置30、および注文端末装置80のハードウェア構成について説明する。
ビデオ通話機器10、端末装置20、店舗端末装置30、および注文端末装置80は、それぞれ、CPU(Central Processing Unit)と、主記憶装置(ワーキングメモリ)と、例えばHDDやSSD等の補助記憶装置と、を備える。CPUは、OS(Operating System)やアプリケーション等の各種ソフトウェアを実行する。また、主記憶装置は、各種ソフトウェアやその実行に用いるデータ等を記憶する記憶領域である。補助記憶装置は、各種ソフトウェアに対する入力データや各種ソフトウェアからの出力データ等を記憶する記憶領域である。
また、ビデオ通話機器10、端末装置20、店舗端末装置30、および注文端末装置80は、それぞれ、外部との通信を行うための通信インターフェースと、ディスプレイやスピーカ等からなる出力機構と、タッチパネルやキーボード等の入力デバイスとを備える。
そして、本実施形態では、補助記憶装置には、OSのプログラムや、情報処理システム1の一連の機能を実現するアプリケーション・プログラムが格納されている。そして、これらのプログラムが主記憶装置に読み込まれてCPUに実行されることにより、本実施形態のビデオ通話機器10、端末装置20、店舗端末装置30、および注文端末装置80の各々における各機能部の機能が実現される。
さらに、本実施形態の情報処理システム1における一連の動作をビデオ通話機器10、端末装置20、店舗端末装置30、および注文端末装置80にてそれぞれ実現させるプログラムは、例えば通信手段により提供することはもちろん、各種の記録媒体に格納して提供しても良い。
なお、本実施形態の情報処理システム1において行われる一連の機能を実現するための構成は、上述した例に限定されない。例えば、上述した実施形態においてサーバ装置40が実現する機能は、全てサーバ装置40によって実現される必要はなく、例えば端末装置20が一部または全部の機能を実現しても良い。そして、サーバ装置40が全ての機能を実現する場合には、サーバ装置40が情報処理装置の一例となる。一方、端末装置20が全ての機能を実現する場合には、端末装置20が情報処理装置の一例となる。
なお、第1実施形態および第2実施形態において、ビデオ通話機器10を用いてA会場とB会場との間で映像および音声の通信を行うようにしているが、この態様に限定されない。例えば、A会場とB会場とにおける参加ユーザが所有する端末装置20を介して、A会場とB会場との間で映像および音声の通信を行っても良い。
なお、第1実施形態の遠隔パーティーの例では、A会場とB会場とを、それぞれ自宅にしているが、この組合せに限定されない。例えば、第1実施形態において、A会場とB会場とのうち一方が自宅であって、他方が来店型の飲食店である組合せでも構わない。この場合、会場となった自宅には、配達店から料理が配達され、会場となった来店型の飲食店では来店した参加ユーザに料理が提供される。さらに、A会場とB会場とは、例えば貸し会場など代表ユーザが指定する任意の場所であっても構わない。この場合においても、代表ユーザが指定した任意の場所に対して配達店から料理が配達されるようにすれば良い。
また、第1実施形態および第2実施形態において、A会場とB会場との2箇所の会場において遠隔パーティーを実施する例を用いて説明しているが、遠隔パーティーを構成する会場の数が3以上であっても実施することができる。
1…情報処理システム、10…ビデオ通話機器、20…端末装置、30…店舗端末装置、40…サーバ装置、41…ユーザ管理部、42…店舗管理部、43…会食設定部、44…ビデオ通話部、45…注文共有部、80…注文端末装置

Claims (7)

  1. 互いに遠隔にいる少なくとも第1の参加者と第2の参加者とが映像および音声の通信を用いて会話をしながら飲食を行うイベントの参加者の情報と当該イベントの実施時間の情報とを受け付ける受付手段と、
    前記参加者の場所に関する位置情報を取得する取得手段と、
    前記位置情報および前記実施時間の情報に基づいて、前記第1の参加者に料理を提供可能な第1の店舗と前記第2の参加者に料理を提供可能な第2の店舗とを提示する提示手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記提示手段は、前記第1の参加者および前記第2の参加者に対して共通する料理をそれぞれ提供可能な前記第1の店舗および前記第2の店舗を提示することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記受付手段は、映像および音声の通信を行うための機器の貸し出しの要望を前記参加者から受け付けることを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  4. 前記第1の店舗で前記第1の参加者が参照している料理のメニュー画像に対応する画像を、前記第2の店舗にて前記第2の参加者に対して表示するメニュー表示手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  5. 前記第1の店舗で前記第1の参加者が注文した料理の注文履歴を、前記第2の店舗における前記第2の参加者に対して表示する履歴表示手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  6. 互いに遠隔にいる少なくとも第1の参加者と第2の参加者とが映像および音声の通信を用いて会話をしながら飲食を行うイベントの参加者の情報と当該イベントの実施時間の情報とを受け付ける受付手段と、
    前記参加者の場所に関する位置情報および前記実施時間の情報に基づいて特定された、前記第1の参加者に料理を提供可能な第1の店舗と前記第2の参加者に料理を提供可能な第2の店舗とを画面に表示させる表示手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  7. コンピュータに、
    互いに遠隔にいる少なくとも第1の参加者と第2の参加者とが映像および音声の通信を用いて会話をしながら飲食を行うイベントの参加者の情報と当該イベントの実施時間の情報とを受け付ける機能と、
    前記参加者の場所に関する位置情報を取得する機能と、
    前記位置情報および前記実施時間の情報に基づいて特定される、前記第1の参加者に料理を提供可能な第1の店舗と前記第2の参加者に料理を提供可能な第2の店舗とを画面に表示させる機能と、
    を実現させるプログラム。
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