JP2021072009A - 文書検索支援装置、文書検索支援方法及び文書検索支援プログラム - Google Patents

文書検索支援装置、文書検索支援方法及び文書検索支援プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】検索者による的確な検索語の決定を支援する。【解決手段】本発明の文書検索支援装置は、特許文献データベースから公報を検索するに際し、ユーザの操作履歴に応じて、対話型式の案内画面をユーザに表示する表示処理部を備えること、を特徴とする。さらに、文書検索支援装置は、ユーザが検索語を入力することができない場合、ユーザの操作履歴及び属性に応じて、検索語を取得する検索支援部を備えること、を特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、文書検索支援装置、文書検索支援方法及び文書検索支援プログラムに関する。
近時、データベースからコンテンツを簡易な方法で検索する技術が普及している。特許文献1の情報検索システムは、ユーザに対して楽曲を再生する。当該システムは、“ジャンル>アーチスト>曲”の3層の階層構造のインデクスを楽曲に付したうえで、データベースに記憶している。
当該システムは、まず無作為に楽曲を選択し再生する。ユーザは、その楽曲を聴き、気に入らなければ、“却下”等の音声を発する。楽曲が再生され始めた時点と、ユーザが音声を発した時点との差分が小さければ、当該システムは、上位の階層において楽曲を再選択する。差分が大きければ、当該システムは、下位の階層において楽曲を再選択する。例えば、各楽曲の最後近辺でユーザが“却下”を発し続けた場合、ユーザは、同じジャンルの同じアーチストの楽曲をメドレーとして聴くことになる。
特開2008−021216号公報
特許文献1は、ユーザがいわば消去法的に楽曲を絞り込む例であるが、ユーザが積極的に楽曲を絞り込む場合もある。さらに、楽曲以外にも、検索語をキーとしてデータベースから文書ファイルを検索する機会は多い。このような検索において一般的に、ユーザは、テキストボックスに検索語としての文字列を入力する。熟練したユーザは、経験に基づき的確な検索語を容易に決定することができる。
しかしながら、充分な教育を受けていない初心者は、的確に検索語を決定することが困難であり、全く検索語が思い浮かばないことさえある。例えば、特許出願の準備として、メーカの研究・開発者等が特許文献を検索する負担は大きい。仮に、研究・開発者等がコンピュータとの対話型式で検索語を決定できれば便利である。
そこで、本発明は、検索者による的確な検索語の決定を支援することを目的とする。
本発明の文書検索支援装置は、特許文献データベースから公報を検索するに際し、ユーザの操作履歴に応じて、対話型式の案内画面をユーザに表示する表示処理部を備えること、を特徴とする。
その他の手段については、発明を実施するための形態のなかで説明する
本発明によれば、検索者による的確な検索語の決定を支援することができる。
文書検索支援装置の構成を説明する図である。 処理手順のフローチャートである。 処理手順のフローチャート(続き)である。 検索支援画面の一例である。 検索支援画面の一例である。 検索支援画面の一例である。 検索支援画面の一例である。 検索支援画面の一例である。
本実施形態は、特許文献データベースから、公報を取得するための検索語を決定する例である。しかしながら、本発明の考え方は、論文等の文書ファイルを検索する例等に広く適用可能である。
(用語の説明)
“公報”とは、特許出願に係る願書、明細書及び特許請求の範囲に記載の文字列、日付、公開番号等を電子化した文書ファイルである。
“特徴語”とは、個々の公報を特徴付ける文字列である。例えば、TF−IDF法等を使用することにより、個々の公報に対して1又は複数の特徴語を定義することができる。
“特許文献データベース”とは、各国の特許管理団体等が公報を蓄積したデータベースである。通常、数百万件単位の公報が、特許文献データベースに蓄積されている。特許文献データベースは、例えば公報を一意に特定する公開番号に関連付けて、出願人、出願日等を記憶している。さらに、特許文献データベースは、検索の速度を向上させるために、公開番号に関連付けて、1又は複数の特徴語をインデクスとして記憶している。
“検索語”とは、特許文献データベースから公報を検索するための文字列であり、本来、ユーザ(検索者)によって決定される。その検索語を特徴語として含む公報が検索されることになる。
“類似語”とは、ある検索語に対する同義語及び類義語である。
“論理和検索”とは、複数の検索語をOR条件で検索することである。
“論理積検索”とは、複数の検索語をAND条件で検索することである。
“概念検索”とは、検索語及び検索語の類似語を検索キーとして特許文献データベースから公報を検索することである。概念検索においては、“類似語”もまた、広義の“検索語”となる。概念検索は、1又は複数の検索語と、各検索語に対応する1又は複数の類似語とを広義の検索語として、“論理和検索”する。いま例えば、ユーザが検索語“A”で公報を検索しようとしている。さらに、検索語“A”の類似語として“a1”及び“a2”が存在することが判明しているとする。このとき、ユーザが“a1”及び“a2”の存在に気付いているか否かに拘わらず、“A”、“a1”及び“a2”で論理和検索することが、概念検索である。
“検索結果集合”とは、概念検索の結果、検索語を含むものとしてヒット(該当)した公報の集合である。
“重み”とは、検索結果集合における検索語の出現頻度である。例えば、検索語“A”、“B”、“C”、・・・を使用して特許文献データベースを概念検索した結果、100件の公報がヒットしたとする。この100件中に出現するAの頻度を重みWとし、この100件中に出現するBの頻度を重みWとし、この100件中に出現するCの頻度を重みWとする。このとき、検索結果集合に対して、重みベクトル“(W,W,W,・・・)”を定義することができる。重みベクトルは、あくまでも検索結果集合に対して定義されるものであり、個々の公報に対して定義されるものではない。つまり、重みベクトルは、どの公報にどの検索語が出現しているかを捨象している。
“ユーザ管理データベース”とは、文書検索支援装置のユーザのID(Identifier)に関連付けて、ユーザの属性及びユーザの操作ログを記憶したデータベースである。ユーザの属性は、例えば、ユーザが所属するプロジェクト、公報の対象国、公報の利用目的(先行技術調査、開発テーマ選定等)を含む。操作ログは、ユーザが文書検索支援装置に対して過去に入力した検索語、及び、その操作時点を含む操作履歴である。
“絞込”とは、ある複数の(広義の)検索語を使用して検索した検索結果集合を対象として、当該検索語のうちからユーザが選択した一部の検索語で論理積検索をすることである。絞込後の公報数は、絞込前の公報数に比して減少する。例えば“A”、“a1”及び“a2”で論理和検索した結果、1万件の公報がヒットしたとする。さらに、ユーザは、“A”及び“a1”を選択したとする。このとき、1万件の公報に対して、“A”及び“a1”で論理積検索をすることが、絞込である。
“ワード頻度低減”とは、ある複数の(広義の)検索語を使用して検索した検索結果集合を対象として、当該検索語のうちからユーザが選択した一部の検索語を除外した残りの検索語で概念検索(論理和検索)をすることである。ワード頻度低減後の公報数は、ワード頻度低減前の公報数に比して減少する。例えば“A”、“a1”及び“a2”で論理和検索した結果、1万件の公報がヒットしたとする。さらに、ユーザは、“a1”を選択したとする。このとき、1万件の公報に対して、“A”及び“a2”で論理和検索をすることが、ワード頻度低減である。
“対策後検索結果集合”とは、検索結果集合を対象とする絞込又はワード頻度低減の結果、検索語を含むものとしてヒット(該当)した公報の集合である。対策後検索結果集合は、検索結果集合の部分集合である。
(概念検索の長所及び短所)
概念検索の長所は、ユーザが決定した検索語が偶々一般的な語ではない場合でも、ユーザが意図した公報を検索することができることである。一方、概念検索の短所は、検索結果集合が大きくなる、つまり、ヒットした公報の数が大きくなることである。
(文書検索支援装置の構成)
図1は、文書検索支援装置の構成を説明する図である。文書検索支援装置1は、一般的なコンピュータであり、中央制御装置11、マウス、キーボード等の入力装置12、ディスプレイ等の出力装置13、主記憶装置14、補助記憶装置15及び通信装置16を備える。これらは、バスで相互に接続されている。補助記憶装置15は、前記したユーザ管理データベース31を格納している。
主記憶装置14における検索支援部21及び表示処理部22は、プログラムである。中央制御装置11は、これらのプログラムを補助記憶装置15から読み出し主記憶装置14にロードすることによって、各プログラムの機能(詳細後記)を実現する。補助記憶装置15は、文書検索支援装置1から独立した構成であってもよい。
文書検索支援装置1は、ネットワーク3を介して、文献サーバ2と接続されている。文献サーバ2は、前記した特許文献データベース41を格納している。公報を検索する熟練又は非熟練のユーザは、文書検索装置1を使用して、特許文献データベース41にアクセスする。ユーザは、自身の端末装置(図示せず)から直接特許文献データベース41にアクセスすることも当然可能である。しかしながらユーザは、端末装置から文書検索支援装置1経由で特許文献データベース41にアクセスすることによって、文書検索支援装置1の機能(詳細後記)を活用できる。
(処理手順)
図2及び図3は、処理手順のフローチャートである。図3は、図2の続きである。図2及び図3の説明の途中で適宜、図4〜図8を参照する。処理手順を開始する前提として、ユーザ管理データベース31には、ユーザ属性及び充分な数の過去の操作ログが蓄積されているものとする。
ステップS201において、文書検索支援装置1の検索支援部21は、ユーザのログインを受け付ける。具体的には、検索支援部21は、ユーザが入力装置12を介して、自身のパスワード、ユーザID等を入力するのを受け付ける。
ステップS202において、検索支援部21は、プロジェクト選択用チュートリアルを表示するか否かを判断する。チュートリアルとは、対話型式の案内画面である。具体的には、第1に、検索支援部21は、ユーザ管理データベース31から、ログインがあったユーザの操作ログを取得する。
第2に、検索支援部21は、ユーザが初めてログインすること、又は、過去に“プロジェクト選択用チュートリアルの表示は不要”である旨の意思表示をしていなかったことを操作ログが示す場合(ステップS202“Yes”)、ステップS203に進む。検索支援部21は、ユーザが過去に“プロジェクト選択用チュートリアルの表示は不要”である旨の意思表示をしていたことを操作ログが示す場合(ステップS202“No”)、ステップS206に進む。ユーザは、当面同じプロジェクトに属する場合、“プロジェクト選択用チュートリアルの表示は不要”である旨の意思表示をする。
ステップS203において、文書検索支援装置1の表示処理部22は、プロジェクト選択用チュートリアルを表示する。プロジェクト選択用チュートリアルとは、プロジェクトに変更があった場合、変更後のプロジェクトの入力を促す案内画面である。具体的には、表示処理部22は、出力装置13にプロジェクト選択用チュートリアルを表示する。ここで表示されるプロジェクト選択用チュートリアルは、例えば、“今回初めてログインされたようですので、あなたが属しているプロジェクトをお聞きします”のような文言を含む対話型式である。そして、この文言が過去の操作ログによって変化することも、チュートリアルが“対話型式”と命名される理由である。
ステップS204において、文書検索支援装置1の検索支援部21は、変化後のプロジェクトを受け付ける。具体的には、検索支援部21は、ユーザが入力装置12を介して、変更後のプロジェクトを入力するのを受け付ける。ユーザは、プロジェクトの変更がなかった場合、“変更なし”を入力する。
ステップS205において、検索支援部21は、変更内容をユーザ管理データベース31に反映する。
(ステップS202〜S205の繰り返し)
ステップS202〜S205の処理は、“プロジェクト選択”、“対象国選択”及び“利用目的選択”について繰り返される。つまり、ステップS206に進むタイミングは、最後の“利用目的選択”についてのステップS205を抜けた直後である。ステップS206に進むタイミングで、ユーザ管理データベース31は、ユーザの最新の属性を記憶していることになる。
ステップS206において、文書検索支援装置1の表示処理部22は、検索語入力画面を表示する。具体的には、表示処理部22は、出力装置13に、検索語入力画面(図示せず)を表示する。検索語入力画面は、任意の項目(例えば“特許請求の範囲”)に対する1又は複数の検索語を入力すべきテキストボックスを含む画面である。
ステップS207において、文書検索支援装置1の検索支援部21は、ユーザが具体的な検索語を入力できるか否かを判断する。具体的には、検索支援部21は、ユーザが自身で検索語を入力できる旨を示す“手動入力ボタン”(図示せず)を押下するのを受け付けた場合(ステップS207“Yes”)、ステップS209に進む。検索支援部21は、ユーザが自身で検索語を入力できない旨を示す“ヘルプボタン”(図示せず)を押下するのを受け付けた場合(ステップS207“No”)、ステップS208に進む。なお、ここでの検索語は、公報の明細書又は特許請求の範囲に含まれる文字列である。
ステップS208において、検索支援部21は、ユーザの属性に相応しい検索語を取得する。具体的には、検索支援部21は、ユーザ管理データベース31に記憶されている情報に基づき、機械学習によりユーザの属性に相応しい検索語を取得する。検索支援部21は、例えば、「ユーザの属性“(プロジェクト、対象国、利用目的)=(車両自動運転、日本、先行技術調査)”、過去に入力された検索語“車線、操作、地図”」のような学習データを多数取得しておく。そのうえで、この学習データを使用して、ユーザの属性を入力とし検索語を出力とするモデルのパラメータを最適化しておく。すると、文書検索支援装置1は、当該ステップにおいて、ユーザの属性に相応しい1又は複数の検索語を取得することができる。その後、ステップS210に進む。
ステップS209において、検索支援部21は、具体的な検索語を受け付ける。具体的には、検索支援部21は、ユーザが入力装置12を介して、検索語入力画面に対して具体的な1又は複数の検索語を入力するのを受け付ける。
ステップS210において、検索支援部21は、概念検索を行う。具体的には、検索支援部21は、ステップS208において取得した検索語、又は、ステップS209において受け付けた検索語を使用して概念検索を行う。検索支援部21は、自身で概念検索を行ってもよいし、これらの検索語を使用して概念検索を行う旨の指示を文献サーバ2に送信してもよい。以降のステップは、図3に記載されている。
ステップS211において、文書検索支援装置1の表示処理部22は、検索結果を表示する。具体的には、表示処理部22は、検索支援画面51(図4)を出力装置13に表示する。
図4の検索支援画面51の欄53には、1又は複数の検索語が表示されている。検索語の文字の大きさは、重みを示している。重みが最も大きい検索語“車線”は、欄53の中心(対角線の交点)に表示される。各検索語と欄53の中心との距離もまた、その検索語の重みを示している。つまり、大きい文字が中心に集まる。但し、検索語同士が重なることは回避される。表示処理部22は、ステップS208において取得した検索語又はステップS209において受け付けた検索語の他に、その類似語も表示する。類似語は、文献サーバ2が決定したものであり、ユーザにとっては、予想外である場合もある。検索支援画面51の他の欄については後記する。説明を図3に戻す。
ステップS212において、表示処理部22は、検索結果集合の大きさを表示する。具体的には、表示処理部22は、検索支援画面51(図4)の欄52に、検索結果集合の大きさを表示する。多くの場合、検索結果集合の大きさは、ユーザが個別にスクリーニングできない程度に大きい。
ステップS213において、文書検索支援装置1の検索支援部21は、検索条件変更用チュートリアルを表示するか否かを判断する。具体的には、第1に、検索支援部21は、ユーザ管理データベース31から、ログインがあったユーザの操作ログを取得する。
第2に、検索支援部21は、ユーザが初めてログインすること、又は、過去に“検索条件変更用チュートリアルの表示は不要”である旨の意思表示をしていなかったことを操作ログが示す場合(ステップS213“Yes”)、ステップS214に進む。検索支援部21は、ユーザが過去に“検索条件変更用チュートリアルの表示は不要”である旨の意思表示をしていたことを操作ログが示す場合(ステップS213“No”)、ステップS215に進む。ユーザは、検索に慣れてきた場合、“検索条件変更用チュートリアルの表示は不要”である旨の意思表示をする。
ステップS214において、文書検索支援装置1の表示処理部22は、検索条件変更用チュートリアルを表示する。検索条件変更用チュートリアルとは、検索条件を変更する必要がある場合、変更後の検索条件の入力を促す案内画面(図示せず)である。具体的には、表示処理部22は、出力装置13に検索条件変更用チュートリアルを表示する。ここで表示される検索条件変更用チュートリアルは、例えば、“今回初めてログインされたようですので、検索条件を変更したうえで検索を継続できることをお知らせします”のような文言を含む対話型式である。そして、この文言が過去の操作ログによって変化することも、チュートリアルが“対話型式”と命名される理由である。
ステップS215において、文書検索支援装置1の検索支援部21は、受け付けた選択肢によって処理を分岐する。具体的には、第1に、検索支援部21は、検索支援画面51(図4)において、ユーザが、絞込ボタン54a、ワード頻度低減ボタン54b、又は、再検索ボタン54cのうちのいずれかを押下するのを受け付ける。この段階で各ボタンが押下されると、ボタンの文字(“絞込”等)に下線が施される。
第2に、検索支援部21は、絞込ボタン54aが押下された場合(ステップS215“絞込”)、ステップS216に進む。検索支援部21は、ワード頻度低減ボタン54bが押下された場合(ステップS215“ワード頻度低減”)、ステップS217に進む。検索支援部21は、再検索ボタン54cが押下された場合(ステップS215“再検索”)、ステップS209に戻る。
ステップS216において、検索支援部21は、絞込を行う。具体的には、第1に、検索支援部21は、ユーザが、検索支援画面51(図4)の欄53に表示されている検索語の一部を選択したうえで欄55にドラッグするのを受け付ける。ここでは、“操作”、“車線”及び“ナビゲーション”が選択されたとする。このドラッグ後の検索支援画面51を示すのが図5の左である。
第2に、検索支援部21は、ユーザが絞込ボタン54aを再度押下するのを受け付ける。この段階で絞込ボタン54aは、強調表示される。
第3に、検索支援部21は、“操作”、“車線”及び“ナビゲーション”を使用して、絞込を行う。つまり、検索支援部21は、対策後検索結果集合を取得する。
ステップS217において、検索支援部21は、ワード頻度低減を行う。具体的には、第1に、検索支援部21は、ユーザが、検索支援画面51(図4)の欄53に表示されている検索語の一部を選択したうえで欄56にドラッグするのを受け付ける。ここでは、“ファインダー”、“ナビゲーション”及び“輸送”が選択されたとする。このドラッグ後の検索支援画面51を示すのが図6の左である。
第2に、検索支援部21は、ユーザがワード頻度低減ボタン54bを再度押下するのを受け付ける。この段階でワード頻度低減ボタン54bは、強調表示される。
第3に、検索支援部21は、“ファインダー”、“ナビゲーション”及び“輸送”以外の検索語(“車線”、“操作”、“車両”、“地図”、“レーダ”及び“AI”)を使用して、ワード頻度低減を行う。つまり、検索支援部21は、対策後検索結果集合を取得する。
第4に、検索支援部21は、各検索語の重みを取得し、所定の閾値以上に重みが大きい検索語を特定し、特定した検索語を含まない公報を対策後検索結果集合から削除する。
第5に、検索支援部21は、ステップS217の“第4”における削除後の対策後検索結果集合の大きさ(公報の数)を取得する。
ステップS218において、文書検索支援装置1の表示処理部22は、絞込又はワード頻度低減の結果を表示する。具体的には、表示処理部22は、対策後検索結果集合の大きさを検索支援画面51に表示する。ステップS216を経由した場合、表示処理部22は、検索支援画面51(図5の右)の欄52に対策後検索結果集合の大きさを表示する。ステップS217を経由した場合、表示処理部22は、検索支援画面51(図6の右)の欄52に対策後検索結果集合(ステップS217の“第5”で取得した部分集合)の大きさを表示する。
検索支援部21は、検索語を変えたうえで絞込及び/又はワード頻度低減を繰り返し行うことができる。つまり、図3には表現されていないが、例えば以下の〈1〉〜〈4〉のようなフローが可能であり、検索支援部21は、ステップS216又はS217を経由した回数をカウントしておく。
〈1〉ステップS216→S218→S215→S216→S218→・・・
〈2〉ステップS217→S218→S215→S217→S218→・・・
〈3〉ステップS216→S218→S215→S217→S218→・・・
〈4〉ステップS217→S218→S215→S216→S218→・・・
ステップS219において、文書検索支援装置1の検索支援部21は、絞込又はワード頻度低減の効果があったか否かを判断する。具体的には、第1に、検索支援部21は、最新の対策後検索結果集合の大きさ(参考値1)及びステップS216又はS217を経由した回数(参考値2)を取得する。
第2に、検索支援部21は、参考値1が所定の閾値以上であり、かつ、参考値2が所定の他の閾値以上である場合(ステップS219“No”)、ステップS220に進む。検索支援部21は、それ以外の場合(ステップS219“Yes”)、処理手順を終了する。ステップS220以降では、前記した絞込及びワード頻度低減の役割は終了している。よって、以降における“絞込”又は“絞り込み”は、一般的にヒット数を削減することを意味する。
ステップS220において、文書検索支援装置1の表示処理部22は、他の絞込方法を表示する。具体的には、表示処理部22は、検索支援画面51にヘルプメッセージ61を表示する(図7の右)。ヘルプメッセージ61は、公報の明細書及び特許請求の範囲以外の箇所(例えば書誌事項)に含まれる文字列、日付等の検索キーを使用することをユーザ促すメッセージである。ヘルプメッセージの例は、“なかなか件数が減らないようです。出願人又は出願年で絞り込むこともできます”である。表示処理部22は、ユーザがOKボタン62(図7)を押下するのを受け付けると、図7の検索支援画面51を図8の検索支援画面51に遷移する。
ステップS221において、表示処理部22は、他の絞込方法の選択肢を表示する。具体的には、表示処理部22は、検索支援画面51に出願人ボタン63a及び出願年ボタン63b(図8)を表示し、ユーザがいずれかを押下するのを受け付ける。表示処理部22は、対策後検索結果集合に含まれる公報の出願人名又は出願年をすべて表示する。図8は、ユーザが出願人ボタン63aを押下した場合の検索支援画面51である。ここでユーザが選択した(チェックマークを付した)出願人名又は出願年を検索キーとして、検索支援部21は、対策後検索結果集合に対する絞り込みを行うことになる。その後、処理手順を終了する。
(本実施形態の効果)
本実施形態の文書検索支援装置の効果は以下の通りである。
(1)文書検索支援装置は、非熟練ユーザに対話型の案内画面を表示することができる。
(2)文書検索支援装置は、具体的な検索語を思いつかないユーザに代わって、具体的な検索語を取得することができる。
(3)文書検索支援装置は、ユーザの操作履歴を学習した結果に基づき検索語を取得するので、検索語は、ユーザの業務内容等を反映した的確なものとなる。
(4)文書検索支援装置は、取得した検索語をユーザに表示することができる。
(5)文書検索支援装置は、スクリーニング可能な程度に検索結果の数を減少することができる。
(6)文書検索支援装置は、絞込又はワード頻度低減の方法によって、検索語を見直すことができるので、ユーザは、自身の業務知識を有効に活用することができる。
(7)文書検索支援装置は、公報の書誌事項によって、現実的な数の公報を検索することができる。
なお、本発明は前記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、前記した実施例は、本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明したすべての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1 文書検索支援装置
2 文献サーバ
3 ネットワーク
11 中央制御装置
12 入力装置
13 出力装置
14 主記憶装置
15 補助記憶装置
16 通信装置
21 検索支援部
22 表示処理部
31 ユーザ管理データベース
41 特許文献データベース

Claims (9)

  1. 特許文献データベースから公報を検索するに際し、ユーザの操作履歴に応じて、対話型式の案内画面を前記ユーザに表示する表示処理部を備えること、
    を特徴とする文書検索支援装置。
  2. 前記ユーザが検索語を入力することができない場合、前記ユーザの操作履歴及び属性に応じて、前記検索語を取得する検索支援部を備えること、
    を特徴とする請求項1に記載の文書検索支援装置。
  3. 前記検索支援部は、
    前記ユーザの操作履歴及び属性を学習データとする機械学習によって、前記検索語を取得すること、
    を特徴とする請求項2に記載の文書検索支援装置。
  4. 前記表示処理部は、
    前記取得した検索語を表示すること、
    を特徴とする請求項3に記載の文書検索支援装置。
  5. 前記検索支援部は、
    概念検索の検索語の数を削減することによって、前記概念検索の結果である前記公報の集合の数を削減すること、
    を特徴とする請求項4に記載の文書検索支援装置。
  6. 前記検索支援部は、
    論理和検索である前記概念検索で使用された検索語のうちからユーザが選択した検索語を次の論理積検索の検索語とすることによって、又は、論理和検索である前記概念検索で使用された検索語のうちからユーザが選択した検索語を除外した残りの検索語を次の論理和検索の検索語とすることによって、前記概念検索の結果である公報の集合の数を削減すること、
    を特徴とする請求項5に記載の文書検索支援装置。
  7. 前記表示処理部は、
    前記公報の発明部分に含まれる文字列としての検索語による検索によって前記概念検索の結果である公報の集合の数を所定の基準を満たす程度に削減することができない場合、前記公報の書誌事項による検索方法を表示すること、
    を特徴とする請求項6に記載の文書検索支援装置。
  8. 文書検索支援装置の表示処理部は、
    特許文献データベースから公報を検索するに際し、ユーザの操作履歴に応じて、対話型式の案内画面を前記ユーザに表示すること、
    を特徴とする文書検索支援装置の文書検索支援方法。
  9. 文書検索支援装置の表示処理部に対して、
    特許文献データベースから公報を検索するに際し、ユーザの操作履歴に応じて、対話型式の案内画面を前記ユーザに表示する処理を実行させること、
    を特徴とする文書検索支援装置を機能させるための文書検索支援プログラム。
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