JP2021064994A - 配線器具取付体、及び、配線器具取付体の取付方法 - Google Patents

配線器具取付体、及び、配線器具取付体の取付方法 Download PDF

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Yuji Kawaguchi
祐司 川口
将志 河本
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将志 河本
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Abstract

【課題】壁孔の内壁部の損傷等を招くことなく、取付体本体の壁孔への挿入作業を簡易に行うこと。【解決手段】取付体本体11には、取付体本体11の周壁部13,14から外方側に突出される突出姿勢と取付体本体11の周壁部13,14よりも内方側に格納される格納姿勢とに姿勢変更自在な当接部21と、その当接部21を格納姿勢にロックするロック部31と、配線器具を保持する保持部を取付体本体11の前方側に取り付けるための取付ネジ4が螺合されるネジ受け部41と、そのネジ受け部41に対する取付ネジ4の螺合操作に連動して、ロック部31による当接部21の格納姿勢へのロックを解除し、当接部21を格納姿勢から突出姿勢に姿勢変更させる姿勢変更部51とが備えられている。【選択図】図3

Description

本発明は、コンセントやスイッチ等の配線器具を壁材に取り付ける配線器具取付体、及び、その配線器具取付体の取付方法に関する。
上記のような配線器具取付体は、石膏ボード等の壁材に形成される壁孔に挿入自在な取付体本体が備えられ、その取付体本体には、壁材の裏面側に当接自在な当接部が備えられている。配線器具を壁材に取り付ける場合には、壁孔を通して壁材の裏面側まで取付体本体を挿入し、配線器具を保持するコンセントプレート等の保持部を、壁材の表面側に位置させる状態で取付体本体の前方側に取り付けることで、壁材の表面側の保持部と壁材の裏面側の当接部とにより壁材を挟み込んで取付体本体を壁材に固定している(例えば、特許文献1参照。)。
保持部と当接部とにより壁材を挟み込むためには、取付体本体を壁材の裏面側に挿入させた状態において、当接部が、取付体本体から外方側に突出する状態となり、壁材の裏面側に当接可能となることが求められる。しかしながら、当接部が取付体本体から外方側に突出した状態のままであると、取付体本体の大きさが壁孔よりも大きくなり、取付体本体を壁孔に挿入する際に、例えば、取付体本体を斜め姿勢としなければならない等、取付体本体の壁孔への挿入作業が煩雑になる。
そこで、特許文献1に記載の配線器具取付体では、当接部が、取付体本体の周壁部から外方側に突出する状態で備えられ、且つ、弾性変形により取付体本体の内方側に変位自在に構成されている。当接部には、取付体本体の後方側から当接部に亘って傾斜する案内部が一体的に備えられ、案内部も、弾性変形により当接部と一体的に取付体本体の内方側に変位自在に構成されている。
これにより、取付体本体を壁孔に挿入する際には、案内部を壁孔の内壁部に押し当てて、案内部と当接部とを一体的に取付体本体の内方側に変位させることで、取付体本体を壁孔に挿入可能としている。取付体本体を壁材の裏面側まで挿入させると、当接部が元の位置に弾性復帰して取付体本体の周壁部から外方側に突出する状態となり、当接部が壁材の裏面側に当接可能となっている。
特許第5863544号公報
しかしながら、特許文献1に記載の配線器具取付体では、取付体本体を壁孔に挿入させる際に、案内部を壁孔の内壁部に押し当てて、当接部を弾性変形により取付体本体の内方側に変位させなければならない。それ故に、壁孔に対して取付体本体を強く押し込まなければならず、大きな操作力が必要となるので、依然として、取付体本体の壁孔への挿入作業が煩雑になる。また、案内部を壁孔の内壁部に押し当てるので、その押し当ての衝撃により壁孔の内壁部の損傷等を招く可能性がある。
この実情に鑑み、本発明の主たる課題は、壁孔の内壁部の損傷等を招くことなく、取付体本体の壁孔への挿入作業を簡易に行うことができる配線器具取付体を提供する点にある。
本発明の第1特徴構成は、前方側が開口されて、壁材に形成される壁孔に挿入自在な取付体本体が備えられ、
前記取付体本体には、
前記取付体本体の周壁部から外方側に突出される突出姿勢と前記取付体本体の周壁部よりも内方側に格納される格納姿勢とに姿勢変更自在な当接部と、
その当接部を格納姿勢にロックするロック部と、
配線器具を保持する保持部を前記取付体本体の前方側に取り付けるための取付ネジが螺合されるネジ受け部と、
そのネジ受け部に対する取付ネジの螺合操作に連動して、前記ロック部による前記当接部の格納姿勢へのロックを解除し、前記当接部を格納姿勢から突出姿勢に姿勢変更させる姿勢変更部とが備えられている点にある。
本構成によれば、取付体本体において、ロック部にて当接部を格納姿勢にロックした状態とすることで、その取付体本体が壁孔に挿入自在となる。よって、取付体本体を壁孔に挿入する際には、大きな操作力も必要とせずに、単に、取付体本体をそのまま壁孔に挿入するだけでよい。しかも、当接部は、格納姿勢にロックされているので、壁孔や壁材に対して取付体本体の一部を押し当てることもなく、取付体本体をスムーズに壁孔に挿入することができる。これにより、壁孔の内壁部の損傷等を招くことなく、取付体本体の壁孔への挿入作業を簡易に行うことができる。
ここで、取付体本体だけを壁孔に挿入すると、取付体本体が壁材の裏面部側に落下してしまう可能性があるので、例えば、当接部が突出姿勢に姿勢変更されない範囲でネジ受け部に対して取付ネジの螺合操作を行い、取付体本体の前方側に保持部を仮固定した状態でその取付体本体を壁孔に挿入することができる。この場合には、取付体本体の前方側に保持部を取り付けるために(本固定するために)、壁材の裏面部側に挿入された取付体本体のネジ受け部に対して取付ネジの螺合操作を行う。
そこで、本構成では、この螺合操作を利用して、姿勢変更部が、ロック部による当接部の格納姿勢へのロックを解除し、当接部を格納姿勢から突出姿勢に姿勢変更させている。これにより、取付体本体のネジ受け部に対する取付ネジの螺合操作という取付体本体を壁材に取り付けるために行う通常の操作を利用しているので、ロック部による当接部の格納姿勢へのロックを解除するための操作や、当接部を格納姿勢から突出姿勢に姿勢変更させるための操作を、別途行う必要もなく、作業の簡素化及び効率化を図りながら、取付体本体を壁材に取り付けることができる。
本発明の第2特徴構成は、前記取付体本体の周壁部は、その周方向に並ぶ状態で複数の壁部を有し、前記当接部、前記ロック部、前記ネジ受け部、及び、前記姿勢変更部が、同一の壁部に配設されている点にある。
本構成によれば、当接部、ロック部、ネジ受け部、及び、姿勢変更部が、取付体本体において、同一の壁部に集中して配設されているので、これらの部材を限られたスペースに効率よく配設することができる。しかも、ネジ受け部に対して、当接部、ロック部、及び、姿勢変更部を接近させた状態で配設できるだけでなく、当接部と姿勢変更部との配設位置やロック部と姿勢変更部との配設位置も、極力接近させた状態とすることができるので、螺合操作に連動させるための構造や構成を簡易なものとすることができる。
本発明の第3特徴構成は、前記当接部は、突出姿勢において、前記取付体本体の前端部位よりも所定距離だけ後方側に離れた位置に配設されている点にある。
取付体本体を壁材に取り付けるために、取付体本体を壁孔に挿入して、壁材の裏面部よりも後方側に取付体本体を位置させ、その取付体本体のネジ受け部に対して取付ネジの螺合操作を行う。この螺合操作を行うことで、取付体本体が壁材の裏面部側に引き寄せられて、突出姿勢の当接部が壁材の裏面部に当接する。このとき、当接部が取付体本体の前端部位と同一位置に配設されていると、壁材の裏面部に対する当接部の当接力だけで取付体本体を位置保持しなくてはならない。
そこで、本構成によれば、当接部は、突出姿勢において、取付体本体の前端部位よりも所定距離だけ後方側に離れた位置に配設されている。これにより、取付体本体の前方側部位が壁孔に挿入された状態で、当接部が壁材の裏面部に当接することになる。よって、壁材の裏面部に対する当接部の当接力だけでなく、取付体本体の前方側部位を壁孔に挿入させることによる位置保持作用も発揮することができるので、取付体本体を適切に位置保持することができ、取付体本体の落下等を防止することができる。
本発明の第4特徴構成は、前記当接部は、前記取付体本体の周壁部のうち、対向する周壁部に配設され、且つ、その対向する周壁部の夫々において、前記取付体本体の周方向に並ぶ状態で複数備えられている点にある。
本構成によれば、当接部は、取付体本体の対向する周壁部の夫々において、取付体本体の周方向に並ぶ状態で複数備えられているので、壁材の裏面部に対する当接位置が、対向する位置の夫々において、複数並ぶことになり、取付体本体が回転して捩れるのを防止して、取付体本体の姿勢を適切な姿勢とすることができる。
本発明の第5特徴構成は、第1〜第4特徴構成の何れかを有する配線器具取付体を壁材に取り付ける配線器具取付体の取付方法であって、
前記取付体本体に対して、前記ネジ受け部に対する取付ネジの螺合操作を行い、前記保持部を前記取付体本体に仮固定させる仮固定工程を行い、
前記保持部が仮固定され且つ前記ロック部にて前記当接部が格納姿勢にロックされた前記取付体本体を、壁材の壁孔に挿入させて、前記取付体本体を壁材の裏面部よりも後方側に位置させる挿入工程を行い、
前記ネジ受け部に対する取付ネジの螺合操作を行うことで、前記取付体本体を壁材の裏面部側に引き寄せながら、前記姿勢変更部にて、前記ロック部による前記当接部の格納姿勢へのロックを解除して、前記当接部を格納姿勢から突出姿勢に姿勢変更させる姿勢変更工程を行い、
引き続き、前記ネジ受け部に対する取付ネジの螺合操作を行うことで、前記取付体本体を壁材の裏面部側に引き寄せて、突出姿勢の前記当接部を壁材の裏面部に当接させる当接工程を行う点にある。
本構成によれば、仮固定工程、挿入工程、姿勢変更工程、当接工程の順に各工程を行うことで、壁孔の内壁部の損傷等を招くことなく、取付体本体の壁孔への挿入作業を簡易に行うことができながら、取付体本体のネジ受け部に対する取付ネジの螺合操作という取付体本体を壁材に取り付けるために行う通常の操作を利用して、作業の簡素化及び効率化を図りながら、取付体本体を壁材に取り付けることができる。
しかも、挿入工程を行ったのち、当接工程を行う前に、姿勢変更工程を行うので、取付体本体を壁材の裏面部側に引き寄せる動作の初期から当接部を突出姿勢に姿勢変更させておくことができる。よって、例えば、厚みの厚い壁材であっても、当接部を予め突出姿勢に姿勢変更させた状態で取付体本体を壁材の裏面部側に引き寄せることができるので、壁材の厚みの変動にも柔軟に対応しながら、壁材の裏面部に対する当接部の当接を適切に行うことができる。
取付体本体、保持部、及び、壁材を示す斜視図 当接部が格納姿勢であるときの取付体本体を示す斜視図 当接部が突出姿勢であるときの取付体本体を示す斜視図 (A)当接部が格納姿勢であるときの取付体本体の上壁部を示す図、(B)当接部が突出姿勢であるときの取付体本体の上壁部を示す図 (A)当接部が格納姿勢であるときの姿勢変更部の状態を示す図、(B)当接部が突出姿勢であるときの姿勢変更部の状態を示す図 (A)当接部が格納姿勢であるときのロック部の状態を示す図、(B)当接部が突出姿勢であるときのロック部の状態を示す図 左右一対の当接部を示す斜視図 配線器具を壁材に取り付ける際の手順を示す図 配線器具を壁材に取り付ける際の手順を示す図 配線器具を壁材に取り付ける際の手順を示す図 配線器具を壁材に取り付ける際の手順を示す図
本発明に係る配線器具取付体の実施形態を図面に基づいて説明する。
この配線器具取付体1は、図1に示すように、石膏ボード等の壁材2に形成される壁孔3に挿入自在な取付体本体11が備えられ、その取付体本体11の前方側には、取付ネジ4によりコンセント等の配線器具5を保持するコンセントプレート等の保持部6が取付自在に構成されている。保持部6は、矩形板状に形成されており、その上下幅及び左右幅が、矩形状の壁孔3の上下幅及び左右幅よりも大きくなるように構成されている。
取付体本体11は、図2及び図3に示すように、前方側が開口されて、その内部空間12が周壁部13〜15及び後壁部16にて上下左右及び後方側が囲まれたボックス状(立方体状)に構成されている。内部空間12には、保持部6に保持された配線器具5の後方側部位が収容可能に構成されている。取付体本体11は、上下方向に長い縦長の矩形状に形成されている。取付体本体11の上下幅及び左右幅は、例えば、矩形状の壁孔3の上下幅及び左右幅と同じ又は所定量(例えば、数mm)だけ小さいものであればよい。
取付体本体11の周壁部としては、図2及び図3に示すように、上壁部13、下壁部14、左右一対の側壁部15が備えられている。後壁部16には、後方開口部20が形成されており、この後方開口部20を通して配線器具5のケーブル等が取付体本体11の内部空間12まで配線自在に構成されている。図2及び図3では、後壁部16において左下方側に形成された矩形状の後方開口部20、及び、後壁部16において中央部に形成された十字状の後方開口部20だけが見えているが、矩形状の後方開口部20は、左上方側、右上方側、及び、右下方側にも同様に形成されており、後壁部16において上下左右の4隅の夫々に矩形状の後方開口部20が形成されている。
図2及び図3に示すように、取付体本体11において、上下方向に対向する上下一対の上壁部13と下壁部14とには、複数の部材が配設されており、左右方向に対向する左右一対の側壁部15には、部材が配設されておらず、上下方向に延びる平板状に形成されている。
以下、上壁部13と下壁部14とに配設される複数の部材について説明する。上壁部13に配設される部材と下壁部14に配設される部材とは、同様の部材であるので、上壁部13に配設される部材についてのみ説明し、下壁部14に配設される部材については説明を省略する。ちなみに、下壁部14に配設される部材は、上壁部13に配設される部材とは、上下方向で反転させる状態で備えられている。
図2及び図3に示すように、取付体本体11の上壁部13には、取付体本体11の上壁部13から外方側に突出される突出姿勢(図3及び図4(B)参照)と取付体本体11の上壁部13よりも内方側に格納される格納姿勢(図2及び図4(A)参照)とに姿勢変更自在な当接部21と、その当接部21を格納姿勢にロックするロック部31と、取付ネジ4が螺合されるネジ受け部41と、ロック部31による当接部21の格納姿勢へのロックを解除して、当接部21を格納姿勢から突出姿勢に姿勢変更させる姿勢変更部51とが配設されている。
当接部21は、図4に示すように、上壁部13において、中央区画部18を挟んで左右方向に並ぶ状態で左右一対備えられている。中央区画部18は、その上端部が平面状に形成され、上壁部13の左右方向の中央部において、取付体本体11の後端部から前方側に延びるように配設されている。中央区画部18は、当接部21の配設空間として、右側の配設空間と左側の配設空間とに区画している。当接部21は、中央区画部18にて区画された配設空間における左右方向の全幅に相当する左右幅を有し、前後方向に延びる形状に形成されている。
左右一対の当接部21は、図7に示すように、軸状の第1連結部22にて連結されており、左右一対の当接部21の夫々は、図4に示すように、その後端部に形成された係合軸部24が、取付体本体11の側壁部15に形成された係合孔部17に係合されている。これにより、左右一対の当接部21は、係合軸部24及び第1連結部22を通る左右方向に沿う揺動軸心P周りで一体的に揺動自在に支持されている。左右一対の当接部21は、揺動軸心P周りでの揺動により、突出姿勢(図4(B)参照)と格納姿勢(図4(A)参照)とに一体的に姿勢変更自在に構成されている。
左右一対の当接部21は、図7に示すように、前後方向において、後方側に配設された第1連結部22だけでなく、中間部に配設された第2連結部23にて連結されている。第2連結部23は、下方側に突出する凸部を有する湾曲形状に形成されている。
当接部21は、図7に示すように、前方側から順に、左右方向及び上下方向に延びる平面状の当接面部25、当接面部25の左右方向の両側から後方側に延びる左右一対の前後方向延設部26が備えられている。当接面部25は、中央区画部18にて区画された配設空間における左右方向の全幅に相当する左右幅を有しており、左右方向の中央部に下端部から上下方向の中間部までを切り欠いた切欠部28が形成されている。
左右一対の前後方向延設部26は、図7に示すように、左右方向で切欠部28の全幅に相当する長さだけ間隔を隔てて備えられている。前後方向延設部26は、その前方側部位とその後方側部材とで異なる断面形状に形成されている。前後方向延設部26の前方側部位は、左右方向に延びる左右板状部位26aとその左右板状部位26aの端部から上方側に延びる上下板状部位26bとを組み合わせた断面L字状に形成され、前後方向延設部26の後方側部位は、上下方向に延びる上下板状部位26bのみを有する板状に形成されている。左右一対の前後方向延設部26のうち、外方側に配設される前後方向延設部26の後端部には、係合軸部24が配設されており、内方側に配設される前後方向延設部26の後端部には、第1連結部22が配設されている。
左右一対の前後方向延設部26の前方側部位と後方側部材との間の途中部位には、図7に示すように、左右方向に延びて前後方向延設部26同士を連結する左右方向延設部27が備えられている。左右方向延設部27は、上下方向に延びる上下板状部位とその上下板状部位の下端部から後方側に延びる前後板状部位とを組み合わせた断面L字状に形成されている。左右方向延設部27の中央部位から前方側に延びて弾性変形自在な弾性変形部29が備えられている。弾性変形部29は、左右方向で左右一対の前後方向延設部26の間でそれらと間隔を隔てており、その前方側部位が当接面部25の切欠部28を前後方向で貫通する状態で備えられている。弾性変形部29は、弾性変形により、その前方側部位が上下方向で切欠部28の範囲内での移動(撓み)自在に備えられている。
ロック部31は、図4及び図6に示すように、当接部21に形成された移動側の係合爪部32を中央区画部18に形成された固定側の被係合部33に係合させることで、当接部21の上方側への揺動を規制して、当接部21を格納姿勢にロックしている。ちなみに、図6(A)は、係合爪部32が被係合部33に係合された当接部21が格納姿勢にロックされている状態を示しており、図6(B)は、係合爪部32と被係合部33との係合が解除されて当接部21の格納姿勢へのロックが解除されて当接部21が突出姿勢となっている状態を示している。図6は、係合爪部32と被係合部33との関係を中心に図示しており、必要に応じてその他の構成は省略している。
係合爪部32は、図4及び図7に示すように、当接部21における左右方向の内方側に配設された前後方向延設部26の途中部位から上方側に突出する状態で備えられている。係合爪部32は、図6に示すように、上方側部位が左右方向の内方側ほど下方側に位置する湾曲面部32aを有する鎌形状に形成されている。被係合部33は、中央区画部18の下方側端部において左右方向の端部に備えられ、左右方向の外方側ほど上方側に位置する傾斜面状に形成されている。係合爪部32の湾曲面部32aが、被係合部33に対して下方側から当接することで、当接部21の上方側への揺動が規制されている。
被係合部33は、図6に示すように、中央区画部18に対して左右一対備えられており、右側の被係合部33が右側の当接部21の係合爪部32に当接し、且つ、左側の被係合部33が左側の当接部21の係合爪部32に当接するように構成されている。これにより、左右一対の被係合部33にて、左右一対の当接部21の両方に対して、上方側への揺動を規制している。
中央区画部18には、図4及び図6に示すように、被係合部33の上方側に、当接部21の上方側への揺動を案内する案内溝部34が備えられている。案内溝部34は、左右方向の内方側ほど上方側に位置する傾斜面状に形成されており、被係合部33とは逆方向に傾斜する傾斜面状となっている。当接部21の係合爪部32が下方側に移動する際に、案内溝部34に案内されて、係合爪部32が被係合部33の上方側に移動する。よって、例えば、指等で当接部21を下方側に押圧することで、係合爪部32が案内溝部34にて案内されて、係合爪部32と被係合部33とが係合することになり、ロック部31による当接部21の格納姿勢へのロックをスムーズに行うことができる。
ネジ受け部41は、図2及び図3に示すように、取付ネジ4を螺合させるナット42が内蔵されている。ネジ受け部41は、左右方向の中央部に配設されている。配線器具5を保持する保持部6に形成されたネジ貫通孔6a(図1参照)を貫通された取付ネジ4をネジ受け部41に螺合させることで、取付体本体11の前方側に保持部6を取付自在に構成されている。前後方向において、取付体本体11に対して保持部6をどのような位置に取り付けるかは、ネジ受け部41に対する取付ネジ4のねじ込み量に応じて調整自在となっている。
姿勢変更部51は、図4及び図5に示すように、ネジ受け部41に対する取付ネジ4の螺合操作に連動して、ロック部31による当接部21の格納姿勢へのロックを解除して、当接部21を格納姿勢から突出姿勢に姿勢変更させるように構成されている。ネジ受け部41に対する取付ネジ4のねじ込み量が所定量以上となる状態で、ネジ受け部41に対して取付ネジ4が螺合操作されると、姿勢変更部51は、その螺合操作に連動して連動動作が行われる連動部52が備えられている。
連動部52は、図5に示すように、前方側から見て、上方側から下方側に延びる左右一対の上下延設部位53を有する二股の逆U字状に形成されている。上下延設部位53の上方側端部には、図4に示すように、後方側に突出する突出係合部54が備えられ、その突出係合部54が中央区画部18に形成された凹状の凹入部19に係合されている。この突出係合部54と凹入部19との係合により、連動部52が中央区画部18に嵌合固定されている。
左右一対の上下延設部位53の下方側端部同士の間には、図5に示すように、取付ネジ4が挿入される円形状の挿入空間55が形成されている。連動部52は、挿入空間55の中心とネジ受け部41におけるナット42(図5にて一点鎖線にて示す)の中心とが同一位置又は略同一位置となるように配設されている。連動部52は、前後方向でナット42と隣接する状態で配設されている(図4参照)。図5に戻り、挿入空間55は、左右一対の上下延設部位53における空間形成部56により形成されている。左右一対の空間形成部56は、前後方向において、後方側ほど接近する傾斜状に形成されており、左右一対の空間形成部56によって、前後方向において、後方側ほど小径となり、且つ、後方側端部では取付ネジ4よりも小径となる挿入空間55が形成されている。
これにより、ネジ受け部41に対して取付ネジ4が螺合操作され、そのねじ込み量が所定量以上となると、取付ネジ4がナット42を貫通して連動部52の挿入空間55に挿入される。この取付ネジ4の挿入空間55への挿入により、左右一対の上下延設部位53の下方側端部が、図5(A)の矢印にて示すように、取付ネジ4にて押圧されて、左右方向の外方側に移動するので、連動部52は、左右一対の上下延設部位53が左右方向の外方側に広がるように移動する連動動作が行われる。姿勢変更部51は、この連動部52の連動動作により当接部21を上方側に押圧操作して、ロック部31による当接部21の格納姿勢へのロックを解除して、当接部21を格納姿勢から突出姿勢に姿勢変更させる。
そのために、姿勢変更部51は、図5に示すように、連動部52に加えて、当接部21を上方側に押圧操作する押圧部57と、その押圧部57による上方側への押圧操作を受ける被押圧部58とが備えられている。図5では、連動部52、押圧部57、及び、被押圧部58を中心に図示しており、必要に応じてその他の構成は省略している。押圧部57は、左右一対の上下延設部位53の下方側端部外方側に配設され、外方側ほど下方側に位置する傾斜面状に形成されている。被押圧部58は、当接部21における当接面部25の下方側端部内方側に配設され、内方側ほど上方側に位置する傾斜面状に形成されている。
姿勢変更部51は、押圧部57による被押圧部58に対する押圧操作に加えて、図4に示すように、弾性変形部29による復帰付勢力を用いて、当接部21を上方側に揺動操作させることで、ロック部31による当接部21の格納姿勢へのロックを解除して、当接部21を格納姿勢から突出姿勢に姿勢変更させる。
上述の如く、弾性変形部29は、図2〜図4に示すように、当接部21において、当接面部25の切欠部28を前後方向に貫通する状態で備えられている。取付体本体11の上壁部13の前端部位には、弾性変形部29の配設位置に相当する位置に平面状の押し当て部59が備えられている。
当接部21が格納姿勢である場合には、図2及び図4(A)に示すように、当接部21が上壁部13よりも内方側(下方側)に移動しているが、弾性変形部29の前方側部位が押し当て部59に押し当てられて、弾性変形部29の内方側(下方側)への移動が規制されている。これにより、当接部21が格納姿勢である場合には、弾性変形部29が、前方側部位が基端側部位よりも上方側に撓んで弾性変形されている。よって、弾性変形部29に復帰付勢力が働くと、弾性変形部29の前方側部位が押し当て部59を下方側に押圧して、当接部21を上方側に移動(揺動)させることになる。
このようにして、姿勢変更部51は、ネジ受け部41に対する取付ネジ4の螺合操作に連動して連動部52を連動動作させて、被押圧部58に対して押圧部57にて押圧操作(図5参照)し、ロック部31による当接部21の格納姿勢へのロックを解除している。更に、姿勢変更部51は、ネジ受け部41に対する取付ネジ4の螺合操作に連動する被押圧部58に対する押圧部57の押圧操作(図5参照)に加えて、弾性変形部29による復帰付勢力を協働作用させて、当接部21を上方側に移動(揺動)させることで、当接部21を格納姿勢から突出姿勢に姿勢変更させている。
この実施形態では、弾性変形部29による復帰付勢力を協働作用させて、当接部21を上方側に移動(揺動)させているので、図4(B)及び図7に示すように、当接部21が上方側へ移動(揺動)する範囲を規制する規制部60が備えられている。規制部60は、図7に示すように、当接部21において第1連結部22の前方側に配設され、平面状の面部にて構成されている。当接部21が格納姿勢である場合に、図4(A)に示すように、規制部60が中央区画部18よりも下方側に配設されており、図4(B)に示すように、当接部21の上方側への揺動により規制部60が中央区画部18の下端部に当接することで、当接部21の上方側への揺動範囲を規制している。これにより、当接部21は、弾性変形部29による復帰付勢力と規制部60による中央区画部18に対する当接により、突出姿勢に姿勢保持されている。
上述の如く、取付体本体11の上壁部13には、図4に示すように、当接部21とロック部31とネジ受け部41と姿勢変更部51とが配設されている。左右一対の当接部21が、中央区画部18を間に挟んで左右方向に分散された状態で配設されている。左右方向の中央部には、左右一対の当接部21を格納姿勢から突出姿勢に姿勢変更するための部材として、前後方向において、ネジ受け部41、姿勢変更部51の連動部52、中央区画部18、中央区画部18の横側部に配置されたロック部31が一直線状に並ぶ状態で配設されている。このような配設構成を採用することで、上壁部13という限られたスペースを有効に活用して、複数の部材が効率よく配置されている。
以下、配線器具5を壁材2に取り付ける際の手順について説明する。
まず、作業者が、指等により、取付体本体11において当接部21を内方側に押圧移動させる等の動作を行い、図1に示すように、上壁部13における左右一対の当接部21、及び、下壁部14における左右一対の当接部21を格納姿勢とし、ロック部31により当接部21を格納姿勢にロックさせる。ちなみに、ロック部31による当接部21の格納姿勢へのロックは、仮固定工程の後に行ってもよく、挿入工程の前であればよい。
そして、配線器具5を保持部6に保持させた状態で、作業者が、保持部6のネジ貫通孔6aに取付ネジ4を貫通させ、取付ネジ4を取付体本体11のネジ受け部41に螺合させて、図8に示すように、取付体本体11の前方側に取付体本体11とは所定量(例えば、壁材2の厚み)以上の距離を離した状態で保持部6を仮固定する仮固定工程を行う。このとき、ネジ受け部41に対する取付ネジ4の螺合操作は、例えば、ねじ込み量を仮固定用の所定量(例えば、2〜3周りのねじ込み量)以下として、取付体本体11と保持部6との間に所定量(例えば、壁材2の厚み)以上の距離を隔てるようにしている。
次に、作業者は、保持部6が仮固定され且つロック部31にて当接部21が格納姿勢にロックされた取付体本体11を、壁材2の表面部2a側から壁孔3に挿入して、図9に示すように、取付体本体11を壁材2の裏面部2bよりも後方側に位置させる挿入工程を行う。
次に、例えば、作業者が、手で保持部6を保持する等して、ネジ受け部41に対する取付ネジ4の螺合操作を行う姿勢変更工程を行う。この姿勢変更工程では、取付ネジ4の螺合操作に連動して、図10に示すように、取付体本体11が壁材2の裏面部2b側に引き寄せられるとともに、姿勢変更部51が、ロック部31による当接部21の格納姿勢へのロックを解除して、当接部21を格納姿勢から突出姿勢に姿勢変更させる。
引き続いて、作業者が、ネジ受け部41に対する取付ネジ4の螺合操作を継続して当接工程が行われる。この当接工程では、取付体本体11が、更に、壁材2の裏面部2b側に引き寄せられる。そして、図11に示すように、突出姿勢の当接部21の当接面部25が壁材2の裏面部2bに当接するまで、ネジ受け部41に対する取付ネジ4の螺合操作が継続される。このようにして、壁材2の裏面部2bに対して当接部21の当接面部25が当接し、且つ、壁材2の表面部2aに対して保持部6の裏面部が当接することで、当接部21と保持部6とにより壁材2を挟み込んで、取付体本体11を壁材2に取り付けることができる。その後、取付体本体11を壁材2に取り付けた状態において、保持部6を覆うカバー70が保持部6に係合する状態で取り付けられる。
ここで、当接部21は、取付体本体11の前端部位よりも所定距離R(図10参照)だけ後方側に離れた位置に配設されている。これにより、図11に示すように、取付体本体11の前方側部位が壁孔3に挿入される状態で、当接部21が壁材2の裏面部2bに当接する。よって、取付体本体11が、壁材2の裏面部2b側に落下するのを防止することができ、壁材2に対して取付体本体11を適切に取り付けることができる。
また、取付体本体11の前端部位は、前方側ほど内方側に位置する湾曲形状(アール形状)に形成されているので、例えば、壁孔3に対して取付体本体11が上下方向や左右方向で多少位置ずれしていても、取付体本体11の前端部位における湾曲部位によって取付体本体11を壁孔3側にスムーズに案内することができる。よって、取付体本体11の前方側部位を壁孔3に挿入させる際に、壁材2と取付体本体11との衝突を抑制しながら、取付体本体11の前方側部位を壁孔3にスムーズに挿入させることができる。
更に、取付体本体11の上壁部13及び下壁部14の夫々において、左右一対の当接部21が備えられている。突出姿勢の当接部21の当接面部25を壁材2の裏面部2bに当接させる際に、壁材2の裏面部2bに対する当接部21の当接位置が、対向する位置の夫々において、複数並ぶことになるので、取付体本体11が回転して捩れるのを防止することができる。よって、取付体本体11の姿勢を適切な姿勢(例えば、上壁部13及び下壁部14が水平方向に沿う状態となり、且つ、左右一対の側壁部15が上下方向に沿う状態となる姿勢)に調整した状態で、取付体本体11を壁材2に取り付けることができる。
この実施形態では、当接工程の前に、姿勢変更工程を行うことで、当接部21を格納姿勢から突出姿勢に姿勢変更させるタイミングが、取付体本体11を壁材2の裏面部2b側に引き寄せる動作の初期となっている。これにより、取付体本体11を壁材2の裏面部2b側に引き寄せる当初から、当接部21を予め突出姿勢に姿勢変更させておくことができる。よって、例えば、厚みの厚い壁材2であっても、当接部21を予め突出姿勢に姿勢変更させた状態で取付体本体11を壁材2の裏面部2b側に引き寄せることができ、壁材2の裏面部2bに対する当接部21の当接を適切に行うことができる。したがって、壁材2の厚みの変動にも柔軟に対応しながら、壁材2の裏面部2bに対する当接部21の当接を適切に行い、壁材2に対する取付体本体11の取付を適切に行うことができる。
〔別実施形態〕
本発明の他の実施形態について説明する。
尚、以下に説明する各実施形態の構成は、夫々単独で適用することに限らず、他の実施形態の構成と組み合わせて適用することも可能である。
(1)上記実施形態では、当接部21とロック部31とネジ受け部41と姿勢変更部51とが、取付体本体11の上壁部13及び下壁部14に配設されているが、例えば、当接部21とロック部31とネジ受け部41と姿勢変更部51とを、取付体本体11の左右一対の側壁部15に配設することもできる。
また、取付体本体11の形状については、平面状の壁部を有する矩形状に限らず、例えば、湾曲面状の壁部を有するものや、傾斜面状の壁部を有するもの等、各種の形状を適用することができる。この場合、当接部21とロック部31とネジ受け部41と姿勢変更部51とを、同一の壁部に配設することができる。
(2)上記実施形態では、取付体本体11の上壁部13及び下壁部14の夫々において、左右一対の当接部21が配設されているが、例えば、1つの当接部21を配設したり、3つ以上の当接部21を配設する等、当接部21の数については適宜変更が可能である。
1 配線器具取付体
2 壁材
3 壁孔
4 取付ネジ
5 配線器具
6 保持部
11 取付体本体
13 上壁部(周壁部)
14 下壁部(周壁部)
21 当接部
31 ロック部
41 ネジ受け部
51 姿勢変更部

Claims (5)

  1. 前方側が開口されて、壁材に形成される壁孔に挿入自在な取付体本体が備えられ、
    前記取付体本体には、
    前記取付体本体の周壁部から外方側に突出される突出姿勢と前記取付体本体の周壁部よりも内方側に格納される格納姿勢とに姿勢変更自在な当接部と、
    その当接部を格納姿勢にロックするロック部と、
    配線器具を保持する保持部を前記取付体本体の前方側に取り付けるための取付ネジが螺合されるネジ受け部と、
    そのネジ受け部に対する取付ネジの螺合操作に連動して、前記ロック部による前記当接部の格納姿勢へのロックを解除し、前記当接部を格納姿勢から突出姿勢に姿勢変更させる姿勢変更部とが備えられている配線器具取付体。
  2. 前記取付体本体の周壁部は、その周方向に並ぶ状態で複数の壁部を有し、前記当接部、前記ロック部、前記ネジ受け部、及び、前記姿勢変更部が、同一の壁部に配設されている請求項1に記載の配線器具取付体。
  3. 前記当接部は、突出姿勢において、前記取付体本体の前端部位よりも所定距離だけ後方側に離れた位置に配設されている請求項1又は2に記載の配線器具取付体。
  4. 前記当接部は、前記取付体本体の周壁部のうち、対向する周壁部に配設され、且つ、その対向する周壁部の夫々において、前記取付体本体の周方向に並ぶ状態で複数備えられている請求項1〜3の何れか1項に記載の配線器具取付体。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載の配線器具取付体を壁材に取り付ける配線器具取付体の取付方法であって、
    前記取付体本体に対して、前記ネジ受け部に対する取付ネジの螺合操作を行い、前記保持部を前記取付体本体に仮固定させる仮固定工程を行い、
    前記保持部が仮固定され且つ前記ロック部にて前記当接部が格納姿勢にロックされた前記取付体本体を、壁材の壁孔に挿入させて、前記取付体本体を壁材の裏面部よりも後方側に位置させる挿入工程を行い、
    前記ネジ受け部に対する取付ネジの螺合操作を行うことで、前記取付体本体を壁材の裏面部側に引き寄せながら、前記姿勢変更部にて、前記ロック部による前記当接部の格納姿勢へのロックを解除して、前記当接部を格納姿勢から突出姿勢に姿勢変更させる姿勢変更工程を行い、
    引き続き、前記ネジ受け部に対する取付ネジの螺合操作を行うことで、前記取付体本体を壁材の裏面部側に引き寄せて、突出姿勢の前記当接部を壁材の裏面部に当接させる当接工程を行う配線器具取付体の取付方法。

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