JP2021060786A - 情報処理システムおよび情報処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ログインレスでコンテンツをユーザに提供する情報処理システム及び情報処理方法を提供する。【解決手段】端末101と通信可能な情報処理システム100は、第1対応情報と、第2対応情報と、にアクセス可能である。第1対応情報は、コンテンツの要求元を特定する識別情報と、端末101のユーザに固有な固有情報と、を対応付けた情報であり、第2対応情報は、固有情報と、ユーザに特有なユーザ情報と、を対応付けた情報である。プロセッサは、特定の識別情報を含むコンテンツの要求を端末から受信する受信処理と、受信処理によって要求が受信された場合、第1対応情報と第2対応情報とを参照して、第2対応情報において特定の識別情報に対応する特定のユーザ情報の存否を判定する判定処理と、判定処理によって特定のユーザ情報が存在すると判定された場合、コンテンツを端末に送信する送信処理と、を実行する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報を処理する情報処理システムおよび情報処理方法に関する。
従来、インターネット等を介して、ユーザは商品購入やコンテンツ閲覧を行っている。Webサーバは、年齢や趣向などのユーザ情報を保持し、ユーザ情報に合わせた商品紹介やコンテンツ表示を行う。
また、特許文献1は、利用者個人の事情に応じて、この利用者に販売する商品の種類に制限を加えることができるショッピング運営システムを開示する。このショッピング運営システムでは、利用者端末に表示される商品メニューの中から所望とする商品を選択すると、顧客情報管理サーバが個人情報DBからこの利用者の公開できる個人情報を検索し、また、承認要否DBでのこの利用者の情報をもとに、承認を必要する情報の有無を判断する。この承認を必要とする場合には、承認機関サーバが、個人情報DBでのこの利用者の公開できない個人情報をもとに、選択された商品について販売の可否を判定し、その判定結果を承認情報とする。ショッピングサイト運営サーバは、顧客情報管理サーバからの個人情報と認証機関サーバからの承認情報をもとに、選択された商品について販売の可否を決め、その結果を示す画面を利用端末に表示させる。
特開2002‐269459号公報
しかしながら、上述した従来技術では、ユーザがログイン操作などによって認証情報を明示的に指定しない場合については考慮されていない。本発明は、ログインレスでコンテンツをユーザに提供することを目的とする。
本願において開示される発明の一側面となる情報処理システムは、端末と通信可能な情報処理システムであって、プログラムを実行するプロセッサと、前記プログラムと前記端末に送信可能なコンテンツとを記憶する記憶デバイスと、を有し、第1対応情報と、第2対応情報と、にアクセス可能であり、前記第1対応情報は、前記コンテンツの要求元を特定する識別情報と、前記端末のユーザに固有な固有情報と、を対応付けた情報であり、前記第2対応情報は、前記固有情報と、前記ユーザに特有なユーザ情報と、を対応付けた情報であり、前記プロセッサは、特定の識別情報を含む前記コンテンツの要求を前記端末から受信する受信処理と、前記受信処理によって前記要求が受信された場合、前記第1対応情報と前記第2対応情報とを参照して、前記第2対応情報において前記特定の識別情報に対応する特定のユーザ情報の存否を判定する判定処理と、前記判定処理によって前記特定のユーザ情報が存在すると判定された場合、前記コンテンツを前記端末に送信する送信処理と、を実行する。
本発明の代表的な実施の形態によれば、ログインレスでコンテンツをユーザに提供することができる。前述した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施例の説明により明らかにされる。
図1は、情報処理システムのシステム構成例1を示すブロック図である。 図2は、ユーザ区分情報DBの一例を示す説明図である。 図3は、識別情報DBの一例を示す説明図である。 図4は、ユーザ情報DBの一例を示す説明図である。 図5は、図1に示したコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。 図6は、ログインレスでのコンテンツ制御の動作例1を示すシーケンス図である。 図7は、図6に示した認可情報提供サーバが実行するユーザ区分情報生成処理(ステップS603)の詳細な処理手順例を示すフローチャートである。 図8は、情報処理システムのシステム構成例2を示すブロック図である。 図9は、関連付け情報DBの一例を示す説明図である。 図10は、実施例2にかかるユーザ情報DBの一例を示す説明図である。 図11は、実施例2−1にかかるログインレスでのコンテンツ制御の動作例2−1を示すシーケンス図である。 図12は、図11に示したユーザ区分情報生成処理(ステップS1100)の詳細な処理手順例を示すフローチャートである。 図13は、図11に示した関連付け情報特定処理(ステップS1102)の詳細な処理手順例を示すフローチャートである。 図14は、実施例2−2にかかるログインレスでのコンテンツ制御の動作例2−2を示すシーケンス図である。 図15は、図14に示した関連付け情報特定処理(ステップS1403)の詳細な処理手順例を示すフローチャートである。 図16は、実施例2−3にかかるログインレスでのコンテンツ制御の動作例2−3を示すシーケンス図である。 図17は、情報処理システムのシステム構成例3を示すブロック図である。 図18は、関連付け情報種別DBの一例を示す説明図である。 図19は、実施例3にかかるログインレスでのコンテンツ制御の動作例3を示すシーケンス図である。 図20は、情報処理システムのシステム構成例4を示すブロック図である。 図21は、コンテンツ対応DBの一例を示す説明図である。 図22は、図20に示したコンテンツ制御DBの一例を示す説明図である。 図23は、実施例4にかかるログインレスでのコンテンツ制御の動作例4を示すシーケンス図である。 図24は、識別情報の拡張例を示す説明図である。
以下、添付図面を用いて、クッキー情報を使用せずに、ログインレスでユーザの端末がアクセス可能な情報処理システムについて説明する。
<情報処理システムのシステム構成例>
図1は、情報処理システムのシステム構成例1を示すブロック図である。情報処理システム100は、ユーザの端末101と通信可能に接続される。情報処理システム100は、Webサービス事業者のWebコンテンツサーバ102と、認可サービス事業者の認可情報提供サーバ103と、を有する。端末101とWebコンテンツサーバ102とは、ネットワークを介して通信可能に接続される。Webコンテンツサーバ102と認可情報提供サーバ103とは、ネットワークを介して通信可能に接続される。
ユーザは、たとえば、Webページ閲覧者である。端末101は、Webページ閲覧者が利用するコンピュータであり、たとえば、パーソナルコンピュータやスマートフォン、タブレット、スマートウォッチ、ゲーム機である。
Webサービス事業者は、たとえば、EC(Electronic Commerce)サイトや情報提供サイトの運営事業者である。Webコンテンツサーバ102は、Webサービス事業者が運用するECサイトや情報提供サイトのサーバとなる。Webコンテンツサーバ102は、コンテンツDB120を保持する。認可情報提供サーバ103は、ユーザ区分情報DB131と識別情報DB132とユーザ情報DB133とを保持する。コンテンツDB120には、たとえば、ユーザが端末101で閲覧する商品ページ、クーポン、および優待情報など、文字データ、画像データ、動画データを表示可能なページが保持されている。
認可サービス事業者は、Webコンテンツ情報を制御するためのユーザ区分情報を提供する事業者となる。ユーザ区分情報とは、個人は特定できないがユーザを分類する情報であり、たとえば、ユーザの会員ランクやユーザの信用度である。認可情報提供サーバ103は、ユーザ区分情報を、Webコンテンツサーバ102などの他のサーバに提供するサーバである。
<各種DB>
図2は、ユーザ区分情報DB131の一例を示す説明図である。ユーザ区分情報DB131は、ユーザ区分情報203とユーザID202とを対応させた情報を保持する。具体的には、たとえば、ユーザ区分情報DB131は、フィールドとして、識別情報201と、ユーザID202と、ユーザ区分情報203と、を有する。識別情報301とは、ユーザID202や端末101を一意に特定する情報であり、その値は、たとえば、Web上のコンテンツを閲覧する際のIP(Internet Protocol)アドレスである。
ユーザID202は、識別情報201により特定される端末101のユーザを一意に特定する情報であり、たとえば、ユーザの実名やハンドル名、電子メールアドレスである。ユーザ区分情報203は、ユーザを区分する情報であり、その値は、優良な順からゴールド会員、シルバー会員、一般会員であり、これらのいずれにも該当しない場合には、不明となる。ユーザ区分情報203は、そのユーザID202のユーザ情報(ユーザ情報DB133のエントリ)により動的に決定される。
図3は、識別情報DB132の一例を示す説明図である。識別情報DB132は、識別情報201とユーザID202とを対応させた情報を保持する。具体的には、たとえば、識別情報DBは、フィールドとして、識別情報201と、ユーザID202と、を有する。
図4は、ユーザ情報DB133の一例を示す説明図である。ユーザ情報DB133は、ユーザ情報を保持する。ユーザ情報DBは、フィールドとして、ユーザID202と、累積支払額401と、契約期間402と、未払い有無403と、滞納404と、を有する。累積支払額401は、ユーザID202で特定されるユーザが今までに支払った金額である。契約期間402は、ユーザID202で特定されるユーザがWebコンテンツサーバ102を利用するために契約した期間であり、契約期間402中は、ユーザID202で特定されるユーザは、端末101でWebコンテンツサーバ102からコンテンツを取得することができる。
<コンピュータのハードウェア構成例>
図5は、図1に示したコンピュータ(端末101、Webコンテンツサーバ102、認可情報提供サーバ103、後述する図8の識別情報関連付けサーバ800、後述する図180のコンテンツ制御サーバ1700)のハードウェア構成例を示すブロック図である。コンピュータ500は、プロセッサ501と、記憶デバイス502と、入力デバイス503と、出力デバイス504と、通信インターフェース(通信IF)505と、を有する。プロセッサ501、記憶デバイス502、入力デバイス503、出力デバイス504、および通信IF505は、バス506により接続される。プロセッサ501は、コンピュータ500を制御する。記憶デバイス502は、プロセッサ501の作業エリアとなる。また、記憶デバイス502は、各種プログラムやデータを記憶する非一時的なまたは一時的な記録媒体である。記憶デバイス502としては、たとえば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリがある。入力デバイス503は、データを入力する。入力デバイス503としては、たとえば、キーボード、マウス、タッチパネル、テンキー、スキャナがある。出力デバイス504は、データを出力する。出力デバイス504としては、たとえば、ディスプレイ、プリンタがある。通信IF505は、ネットワークと接続し、データを送受信する。
<ログインレスでのコンテンツ制御の動作例1>
図6は、ログインレスでのコンテンツ制御の動作例1を示すシーケンス図である。ログインレスでのコンテンツ制御は、端末101、Webコンテンツサーバ102、および認可情報提供サーバ103間の情報通信処理で実現される。
識別情報201が付与された端末101は、Webコンテンツサーバ102にログインしていない状態で、識別情報201を含むコンテンツの要求をWebコンテンツサーバ102に送信する(ステップS601)。Webコンテンツサーバ102は、コンテンツの要求を受信すると、当該識別情報201を含むユーザ区分情報203の応答要求を認可情報提供サーバ103に送信する(ステップS602)。認可情報提供サーバ103は、ユーザ区分情報203の応答要求を受信すると、当該応答要求内の識別情報201に基づいて、ユーザ区分情報生成処理(ステップS603)を実行する。ユーザ区分情報生成処理(ステップS603)の詳細については図7で後述する。
Webコンテンツサーバ102は、ユーザ区分情報生成処理(ステップS603)によりユーザ区分情報203を特定し、特定したユーザ区分情報203をWebコンテンツサーバ102に送信する(ステップS604)。Webコンテンツサーバ102は、ユーザ区分情報203を受信すると、ユーザ区分情報203に応じてコンテンツ600の表示範囲を設定する(ステップS605)。そして、Webコンテンツサーバ102は、表示範囲が設定されたコンテンツ600を端末101に送信する(ステップS606)。
たとえば、超優良ユーザの場合、認可情報提供サーバ103は、(I)ゴールド会員などの超優良のユーザ区分情報203をWebコンテンツサーバ102に送信し(ステップS604)、Webコンテンツサーバ102が、コンテンツ600のうちWebコンテンツサーバ102が特別ページやクーポンなどが含まれたページ(コンテンツC、D)を作成して、端末101に送信する(ステップS605)。
優良ユーザの場合、認可情報提供サーバ103は、(II)シルバー会員などの優良のユーザ区分情報203をWebコンテンツサーバ102に送信し(ステップS604)、Webコンテンツサーバ102が、コンテンツ600のうちゴールド会員より限定されている特別ページやクーポンなどが含まれたページ(コンテンツB)を作成して、端末101に送信する(ステップS605)。
一般ユーザの場合、認可情報提供サーバ103は、(III)一般会員などのユーザ区分情報203をWebコンテンツサーバ102に送信し(ステップS604)、Webコンテンツサーバ102が、コンテンツ600のうち通常のページ(コンテンツA)を作成して、端末101に送信する(ステップS605)。
<ユーザ区分情報生成処理(ステップS603)>
図7は、図6に示した認可情報提供サーバ103が実行するユーザ区分情報生成処理(ステップS603)の詳細な処理手順例を示すフローチャートである。なお、認可情報提供サーバ103が応答するユーザ区分情報203は、識別情報DB132とユーザ情報DB133を基に作成される。識別情報DB132やユーザ情報DB133の内容は、当該サービスを提供する業者のDBから抽出され作成されてもよい。または、Webコンテンツサーバ102のアクセス記録(IPアドレス)と決済情報(ユーザ名)などから自動生成されてもよい。
認可情報提供サーバ103は、ステップS602のユーザ区分情報203の応答要求から識別情報201を取得する(ステップS701)。認可情報提供サーバ103は、識別情報DB132を参照して、受信した応答要求内の識別情報201からユーザID202を特定する(ステップS702)、そして、認可情報提供サーバ103は、ユーザ情報DB133から、ステップS702で特定したユーザID202を有するエントリであるユーザ情報の取得を試行する。
ユーザ情報が存在する場合(ステップS703:Yes)、認可情報提供サーバ103は、ユーザID202のユーザ情報(累積支払額401、契約期間402、未払い有無403、滞納404)を取得し(ステップS704)、取得したユーザ情報に基づいてユーザ区分情報203を生成する(ステップS705)。
ユーザ区分情報DB131と識別情報DB132とユーザ情報DB133は、ユーザID202を介して関連付けられる。また、ユーザ区分情報DB131と識別情報DB132とは、識別情報201およびユーザID202によって関連付けられている。
したがって、たとえば、累積支払額401が大きく、契約期間402が長いほど優良度が高いユーザ区分情報203となり、未払い有無403が「有」や滞納404が「あり」であるほど、優良度が低いユーザ区分情報203となる。このようにして、認可情報提供サーバ103は、ユーザ情報に基づいてユーザ区分情報203を生成し、ステップS708に移行する。
一方、ユーザ情報が存在しない場合(ステップS703:No)、認可情報提供サーバ103は、識別情報DB132に新規エントリとして識別情報201およびユーザID202を登録し(ステップS706)、ユーザ区分情報DB131に新規エントリとして識別情報201、ユーザID202、および「不明」を意味するユーザ区分情報203を設定する(ステップS707)。これにより、認可情報提供サーバ103は、ステップS705またはS707のユーザ区分情報203を、Webコンテンツサーバ102に送信することができる(ステップ604)。
このように、実施例1によれば、認可情報提供サーバ103がユーザ区分情報203を生成、保持する。したがって、ユーザが、Webコンテンツサーバ102に対するログイン認証に関する情報を明示的に指定しない場合、すなわち、ログインレスであっても、Webコンテンツサーバ102は、ユーザに適したコンテンツを提供することができる。
つぎに、実施例2について説明する。ここでは、実施例2の構成を中心に説明するため、実施例1と同一構成には同一符号を付し、その説明を省略する。
<情報処理システムのシステム構成例>
図8は、情報処理システムのシステム構成例2を示すブロック図である。実施例2の情報処理システム100は、ユーザの端末101、Webサービス事業者のWebコンテンツサーバ102、認可サービス事業者の認可情報提供サーバ103のほか、識別情報管理事業者の識別情報関連付けサーバ800を有する。Webコンテンツサーバ102は、コンテンツDB120を保持し、認可情報提供サーバ103は、ユーザ区分情報DB131およびユーザ情報DB833を保持し、識別情報関連付けサーバ800は、関連付け情報DB810を保持する。ただし、認可情報提供サーバ103は、識別情報DB132を有しない。
識別情報管理事業者は、認可情報提供サーバ103からユーザ区分情報203を取得するための関連付け情報を提供する事業者となる。関連付け情報とは、認可情報提供サーバ103でユーザID202を一意に特定する情報であり、たとえば、メールアドレスや電話番号などである。識別情報関連付けサーバ800は、関連付け情報を他のサーバに提供するサーバとなる。
図9は、関連付け情報DB810の一例を示す説明図である。関連付け情報DB810は、フィールドとして、識別情報201と関連付け情報901を対応させたデータベースである。
図10は、実施例2にかかるユーザ情報DB833の一例を示す説明図である。ユーザ情報DB833は、フィールドとして、ユーザID202、累積支払額401、契約期間402、未払い有無403、および滞納404のほか、ユーザID202の関連付け情報901を有する。
[実施例2−1]
実施例2−1の情報処理システム100は、図8において、Webコンテンツサーバ102と識別情報関連付けサーバ800とが通信可能に接続されていない構成とする。
<ログインレスでのコンテンツ制御の動作例2−1>
図11は、実施例2−1にかかるログインレスでのコンテンツ制御の動作例2−1を示すシーケンス図である。ログインレスでのコンテンツ制御は、端末101、Webコンテンツサーバ102、認可情報提供サーバ103、および識別情報関連付けサーバ800間の情報通信処理で実現される。
識別情報201が付与された端末101は、Webコンテンツサーバ102にログインしていない状態で、識別情報201を含むコンテンツの要求をWebコンテンツサーバ102に送信する(ステップS601)。Webコンテンツサーバ102は、コンテンツの要求を受信すると、当該識別情報201を含むユーザ区分情報203の応答要求を認可情報提供サーバ103に送信する(ステップS602)。認可情報提供サーバ103は、ユーザ区分情報203の応答要求を受信すると、ユーザ区分情報生成処理を実行する(ステップS1100)。ユーザ区分情報生成処理(ステップS1100)の詳細については図12で後述する。
認可情報提供サーバ103は、ユーザ区分情報生成処理(ステップS1100)により、当該識別情報201を識別情報関連付けサーバ800に送信する(ステップS1101)。
識別情報関連付けサーバ800は、Webコンテンツサーバ102からの識別情報201に基づいて、関連付け情報特定処理を実行する(ステップS1102)。関連付け情報特定処理(ステップS1102)の詳細については図13で後述する。識別情報関連付けサーバ800は、関連付け情報特定処理(ステップS1102)によって特定された関連付け情報901を認可情報提供サーバ103に送信する(ステップS1103)。
認可情報提供サーバ103は、識別情報関連付けサーバ800からの関連付け情報901に基づいて、ユーザ区分情報生成処理によってユーザ区分情報203を特定し(ステップS1100)、特定したユーザ区分情報203をWebコンテンツサーバ102に送信する(ステップS1104)。Webコンテンツサーバ102は、ユーザ区分情報203に応じてコンテンツ600の表示範囲を設定する(ステップS605)。そして、Webコンテンツサーバ102は、表示範囲が設定されたコンテンツ600を端末101に送信する(ステップS606)。
<ユーザ区分情報生成処理(ステップS1100)>
図12は、図11に示したユーザ区分情報生成処理(ステップS1100)の詳細な処理手順例を示すフローチャートである。認可情報提供サーバ103が応答するユーザ区分情報203は、識別情報関連付けサーバ800から取得した関連付け情報901と図10に示したユーザ情報DB133の情報を基に作成される。
認可情報提供サーバ103は、ステップS602のユーザ区分情報203の応答要求から識別情報201を取得する(ステップS701)。認可情報提供サーバ103は、関連付け情報の要求を識別情報関連付けサーバ800に送信する(ステップS1101)。その結果、認可情報提供サーバ103は、識別情報関連付けサーバ800からの応答に、関連付け情報901が存在するか否かを判断する(ステップS1201)。
関連付け情報901が存在しない場合(ステップS1201:No)、ステップS707に移行する。一方、関連付け情報が存在する場合(ステップS1201:Yes)、認可情報提供サーバ103は、ユーザ情報DB833から、当該関連付け情報901を有するエントリであるユーザ情報の取得を試行する(ステップS1202)。
ユーザ情報が存在する場合(ステップS1203:Yes)、認可情報提供サーバ103は、ユーザID202のユーザ情報(累積支払額401、契約期間402、未払い有無403、滞納404)を取得し(ステップS1204)、取得したユーザ情報に基づいてユーザ区分情報203を生成する(ステップS1205)。
ユーザ区分情報DB131と識別情報DB132とユーザ情報DB833は、ユーザID202を介して関連付けられる。また、ユーザ区分情報DB131と識別情報DB132とは、識別情報201およびユーザID202によって関連付けられている。
したがって、たとえば、累積支払額401が大きく、契約期間402が長いほど優良度が高いユーザ区分情報203となり、未払い有無403が「有」や滞納404が「あり」であるほど、優良度が低いユーザ区分情報203となる。このようにして、認可情報提供サーバ103は、ユーザ情報に基づいてユーザ区分情報203を生成する(ステップS1205)。
一方、ユーザ情報が存在しない場合(ステップS1203:No)、認可情報提供サーバ103は、識別情報DB132に新規エントリとして識別情報201およびユーザID202を登録し(ステップS1206)、ユーザ区分情報DB131に新規エントリとして識別情報201、ユーザID202、および「不明」を意味するユーザ区分情報203を設定する(ステップS1207)。これにより、認可情報提供サーバ103は、ステップS1205またはS1207のユーザ区分情報203を、Webコンテンツサーバに送信することができる(ステップ604)。
<関連付け情報特定処理(ステップS1102)>
図13は、図11に示した関連付け情報特定処理(ステップS1102)の詳細な処理手順例を示すフローチャートである。識別情報関連付けサーバ800は、認可情報提供サーバ103から受信した識別情報201を取得する(ステップS1301)。識別情報関連付けサーバ800は、取得した識別情報201に対応する関連付け情報901を関連付け情報DB810から検索する(ステップS1302)。
そして、識別情報関連付けサーバ800は、検索(ステップS1302)により、識別情報201に対応する関連付け情報901が存在するか否かを判断する(ステップS1303)。存在する場合(ステップS1303:Yes)、識別情報関連付けサーバ800は、図11に示したように、検索した関連付け情報901を認可情報提供サーバ103に送信することになる(ステップS1103)。
一方、存在しない場合(ステップS1303:No)、識別情報関連付けサーバ800は、関連付け情報DB810に、当該取得した識別情報201と「不明」を示す関連付け情報901とにより構成されるエントリを登録する(ステップS1304)。これにより、識別情報関連付けサーバ800は、図11に示したように、ステップS1304で登録した関連付け情報901を認可情報提供サーバ103に送信することになる(ステップS1103)。
このように、実施例2−1によれば、識別情報関連付けサーバ800が識別情報201からユーザ固有の関連付け情報901に変換し、認可情報提供サーバ103が関連付け情報901からユーザ区分情報203を生成、保持する。これにより、認可情報提供サーバ103は、識別情報DB132を有していなくても、識別情報201からユーザ区分情報203を特定することができる。したがって、ユーザがWebコンテンツサーバ102に対するログイン認証に関する情報を明示的に指定しない場合すなわち、ログインレスであっても、Webコンテンツサーバ102は、ユーザに適したコンテンツ制御が可能となる。
[実施例2−2]
実施例2−2の情報処理システム100は、Webコンテンツサーバ102と認可情報提供サーバ103とが通信可能に接続されていない構成とする。
<ログインレスでのコンテンツ制御の動作例2−2>
図14は、実施例2−2にかかるログインレスでのコンテンツ制御の動作例2−2を示すシーケンス図である。ログインレスでのコンテンツ制御は、端末101、Webコンテンツサーバ102、認可情報提供サーバ103、および識別情報関連付けサーバ800間の情報通信処理で実現される。
識別情報201が付与された端末101は、Webコンテンツサーバ102にログインしていない状態で、識別情報201を含むコンテンツの要求をWebコンテンツサーバ102に送信する(ステップS601)。Webコンテンツサーバ102は、コンテンツの要求を受信すると、当該識別情報201を含むユーザ区分情報203の応答要求を識別情報関連付けサーバ800に送信する(ステップS1402)。識別情報関連付けサーバ800は、ユーザ区分情報203の応答要求を受信すると、当該応答要求内の識別情報201に基づいて、関連付け情報特定処理を実行する(ステップS1403)。関連付け情報特定処理(ステップS1403)の詳細については図15で後述する。
識別情報関連付けサーバ800は、関連付け情報特定処理(ステップS1403)によって得られた関連付け情報901を認可情報提供サーバ103に送信する(ステップS1404)。
認可情報提供サーバ103は、識別情報関連付けサーバ800からの関連付け情報901に基づいて、ユーザ区分情報生成処理を実行する(ステップS1405)。ユーザ区分情報生成処理(ステップS1405)は、図12のステップS1201以降の処理となる。認可情報提供サーバ103は、ステップS1405で特定されたユーザ区分情報203を識別情報関連付けサーバ800に送信する(ステップS1406)。
識別情報関連付けサーバ800は、認可情報提供サーバ103からのユーザ区分情報203を受信すると、当該ユーザ区分情報203をWebコンテンツサーバ102に転送する(ステップS1407)。Webコンテンツサーバ102は、ユーザ区分情報203に応じてコンテンツ600の表示範囲を設定する(ステップS605)。そして、Webコンテンツサーバ102は、表示範囲が設定されたコンテンツ600を端末101に送信する(ステップS606)。
<関連付け情報特定処理(ステップS1102)>
図15は、図14に示した関連付け情報特定処理(ステップS1403)の詳細な処理手順例を示すフローチャートである。ステップS1303において、識別情報201に対応する関連付け情報901が存在する場合(ステップS1303:Yes)、識別情報関連付けサーバ800は、ユーザ区分情報要求に関連付け情報901を設定する(ステップS1500)。これにより、図14に示したように、識別情報関連付けサーバ800は、関連付け情報901を含むユーザ区分情報要求を、認可情報提供サーバ103に送信することができる(ステップS1404)。
このように、実施例2−2によれば、識別情報関連付けサーバ800が識別情報201からユーザ固有の関連付け情報901に変換し、認可情報提供サーバ103が関連付け情報901からユーザ区分情報203を生成、保持する。これにより、認可情報提供サーバ103は、識別情報DB132を有していなくても、識別情報201からユーザ区分情報203を特定することができる。したがって、ユーザがWebコンテンツサーバ102に対するログイン認証に関する情報を明示的に指定しない場合、すなわち、ログインレスであっても、Webコンテンツサーバ102は、ユーザに適したコンテンツ制御が可能となる。
[実施例2−3]
実施例2−3の情報処理システム100は、図8において、認可情報提供サーバ103と識別情報関連付けサーバ800とが通信可能に接続されていない構成とする。
<ログインレスでのコンテンツ制御の動作例2−3>
図16は、実施例2−3にかかるログインレスでのコンテンツ制御の動作例2−3を示すシーケンス図である。ログインレスでのコンテンツ制御は、端末101、Webコンテンツサーバ102、認可情報提供サーバ103、および識別情報関連付けサーバ800間の情報通信処理で実現される。
識別情報201が付与された端末101は、Webコンテンツサーバ102にログインしていない状態で、識別情報201を含むコンテンツの要求をWebコンテンツサーバ102に送信する(ステップS601)。Webコンテンツサーバ102は、コンテンツの要求を受信すると、当該識別情報201を含む関連付け情報901の要求を識別情報関連付けサーバ800に送信する(ステップS1602)。識別情報関連付けサーバ800は、Webコンテンツサーバ102から識別情報201が送信されてくると、図15に示した関連付け情報特定処理を実行する(ステップS1403)。
識別情報関連付けサーバ800は、関連付け情報特定処理(ステップS1403)によって得られた関連付け情報901をWebコンテンツサーバ102に送信する(ステップS1604)。
Webコンテンツサーバ102は、関連付け情報901を受信すると、関連付け情報901を含むユーザ区分情報の応答要求を認可情報提供サーバ103に送信する(ステップS1605)。
認可情報提供サーバ103は、Webコンテンツサーバ102からユーザ区分情報203の応答要求を受信すると、当該応答要求に含まれる関連付け情報901に基づいて、ユーザ区分情報生成処理を実行する(ステップS1405)。ユーザ区分情報生成処理(ステップS1405)は、図12のステップS1201以降の処理となる。
認可情報提供サーバ103はステップS1405で特定されたユーザ区分情報203をWebコンテンツサーバ102に送信する(ステップS1606)。Webコンテンツサーバ102は、ユーザ区分情報203に応じてコンテンツ600の表示範囲を設定する(ステップS605)。そして、Webコンテンツサーバ102は、表示範囲が設定されたコンテンツ600を端末101に送信する(ステップS606)。
このように、実施例2−3によれば、識別情報関連付けサーバ800が識別情報201からユーザ固有の関連付け情報901に変換し、認可情報提供サーバ103が関連付け情報901からユーザ区分情報203を生成、保持する。これにより、認可情報提供サーバ103は、識別情報DB132を有していなくても、識別情報201からユーザ区分情報203を特定することができる。したがって、ユーザがWebコンテンツサーバ102に対するログイン認証に関する情報を明示的に指定しない場合、すなわち、ログインレスであっても、Webコンテンツサーバ102は、ユーザに適したコンテンツ制御が可能となる。
次に、実施例3について説明する。実施例3の情報処理システム100は、実施例2−3における認可情報提供サーバ103と識別情報関連付けサーバ800との間における関連付け情報901の不整合を防止するための構成をとる。
<情報処理システムのシステム構成例>
図17は、情報処理システムのシステム構成例3を示すブロック図である。実施例3の情報処理システム100は、実施例2−3の情報処理システム100の認可情報提供サーバ103に、関連付け情報種別DB1701を追加した構成である。ここでは、実施例3の構成を中心に説明するため、実施例1および実施例2と同一構成には同一符号を付し、その説明を省略する。
図18は、関連付け情報種別DB1701の一例を示す説明図である。関連付け情報種別DB1701は、フィールドとして、関連付け種別情報1800を有する。関連付け種別情報1800は、ユーザ区分情報302を取得するための関連付け情報901の種別を示す情報である。たとえば、図9の関連付け情報DB810において、たとえば、電子メールアドレスや電話番号など複数種類の関連付け情報901が識別情報201に対応付け可能である場合、関連付け情報種別DB1701にはメールアドレス、電話番号のように当該種別を示す複数の関連付け種別情報1800として保持される。
<ログインレスでのコンテンツ制御の動作例3>
図19は、実施例3にかかるログインレスでのコンテンツ制御の動作例3を示すシーケンス図である。ここでは、図16との相違点について説明する。識別情報関連付けサーバ800がWebコンテンツサーバ102から関連付け情報901の要求を受信すると、識別情報関連付けサーバ800は、関連付け種別情報1800の要求を認可情報提供サーバ103に送信する(ステップS1901)。
認可情報提供サーバ103は、識別情報関連付けサーバ800から関連付け種別情報1800の要求を受信すると、関連付け種別情報1800を識別情報関連付けサーバ800に送信する(ステップS1902)。送信される関連付け種別情報1800は、関連付け情報種別DB1701に存在する関連付け種別情報1800のうち少なくとも1つでよい。送信される関連付け種別情報1800は、あらかじめ設定された関連付け種別情報1800でもよく、認可情報提供サーバ103が所定の基準(たとえば、順次選択)またはランダムに関連付け情報種別DB1701から選択してもよい。
そして、関連付け情報特定処理(ステップS1403)では、認可情報提供サーバ103は、ステップS1302において、認可情報提供サーバ103から受信した関連付け種別情報1800に該当する関連付け情報901を識別情報201で検索することになる。これにより、認可情報提供サーバ103と識別情報関連付けサーバ800との間において関連付け情報901の種別が整合する。
このように、実施例3によれば、識別情報関連付けサーバ800が識別情報201からユーザ固有の関連付け情報901に変換し、認可情報提供サーバ103が関連付け情報901からユーザ区分情報203を生成、保持する。これにより、認可情報提供サーバ103は、識別情報DB132を有していなくても、識別情報201からユーザ区分情報203を特定することができる。したがって、ユーザがWebコンテンツサーバ102に対するログイン認証に関する情報を明示的に指定しない場合であっても、すなわち、ログインレス、Webコンテンツサーバ102は、ユーザに適したコンテンツ制御が可能となる。
認可情報提供サーバ103と識別情報関連付けサーバ800との間における関連付け情報901の不整合を防止することにより、ログインレスでのユーザの特定精度の向上を図ることができる。
つぎに、実施例4について説明する。実施例4の情報処理システムは、コンテンツ制御事業者のコンテンツ制御サーバによりコンテンツ制御する例である。実施例1〜実施例3と同一構成には同一符号を付し、その説明を省略する。
<情報処理システムのシステム構成例>
図20は、情報処理システムのシステム構成例4を示すブロック図である。実施例4の情報処理システム100は、ユーザの端末101と、Webサービス事業者のWebコンテンツサーバ102と、認可サービス事業者の認可情報提供サーバ103と、コンテンツ制御事業者のコンテンツ制御サーバ1700と、を有する。コンテンツ制御事業者は表示するコンテンツを制御する事業者である。コンテンツ制御サーバ1700は、制御したWebコンテンツを提供するサーバである。コンテンツ制御サーバ1700は、端末101、Webコンテンツサーバ102および認可情報提供サーバ103と通信可能に接続される。端末101、Webコンテンツサーバ102および認可情報提供サーバ103は、通信可能に接続されていない。
Webコンテンツサーバ102は、コンテンツDB120と、コンテンツ対応DB2001と、を保持する。コンテンツ制御サーバ1700は、関連付け情報DB810と、コンテンツ制御DB2002と、を保持する。認可情報提供サーバ103は、ユーザ区分情報DB131と、ユーザ情報DB833と、を保持する。
図21は、コンテンツ対応DBの一例を示す説明図である。コンテンツ対応DB2001は、フィールドとして、コンテンツID2101と、コンテンツ区分2102と、を有する。コンテンツID2101は、WebコンテンツサーバのコンテンツDBに記憶され、ユーザの端末101に提供されるコンテンツを一意に特定する識別情報である。コンテンツ区分2102は、コンテンツID2101で特定されるコンテンツの区分を示す。
図21では、例として、コンテンツID2101が「A」(コンテンツA)のコンテンツ区分2102が一般、コンテンツID2101が「B」(コンテンツB)のコンテンツ区分2102がシルバー(一般より優良)、コンテンツID2101が「C」、「D」(コンテンツC、コンテンツD)のコンテンツ区分2102がゴールド(シルバーより優良)である。
図22は、図20に示したコンテンツ制御DBの一例を示す説明図である。コンテンツ制御DBは、フィールドとして、ユーザ区分情報203と、表示コンテンツ区分2201と、を有する。表示コンテンツ区分2201は、ユーザ区分情報203に該当するユーザに表示可能なコンテンツのコンテンツ区分2102である。
図22では、例として、ユーザ区分情報203が不明および一般会員のユーザは、表示コンテンツ区分2201が一般であるコンテンツ(たとえば、コンテンツA)の提供を受けることが可能である。ユーザ区分情報203がシルバー会員(一般会員よりも優良)のユーザは、表示コンテンツ区分2201が一般およびシルバーであるコンテンツ(たとえば、コンテンツA、B)の提供を受けることが可能である。ユーザ区分情報203がゴールド会員(シルバー会員よりも優良)のユーザは、表示コンテンツ区分2201が一般、シルバー、およびゴールドであるコンテンツ(たとえば、コンテンツA〜D)の提供を受けることが可能である。
<ログインレスでのコンテンツ制御の動作例4>
図23は、実施例4にかかるログインレスでのコンテンツ制御の動作例4を示すシーケンス図である。端末101は、コンテンツ制御サーバ1700にログインしていない状態で、コンテンツの要求をコンテンツ制御サーバ1700に送信する(ステップS2301)。コンテンツの要求には、識別情報201が含まれているものとする。コンテンツ制御サーバ1700は、コンテンツの要求を受信すると、コンテンツの要求をWebコンテンツサーバ102に転送する(ステップS2302)。
Webコンテンツサーバ102は、コンテンツの要求を受信すると、コンテンツ600およびコンテンツ区分2102を含むコンテンツ情報をコンテンツ制御サーバ1700に送信する(ステップS2303)。コンテンツ制御サーバ1700は、コンテンツ情報を受信すると、識別情報201を含むユーザ区分情報203の要求を認可情報提供サーバ103に送信する(ステップS2304)。
認可情報提供サーバ103は、ユーザ区分情報203の応答要求を受信すると、識別情報201およびユーザID202に対応するユーザ情報に基づいて、ユーザ区分情報生成処理を実行する(ステップS2305)。ユーザ区分情報生成処理を実行する(ステップS2305)は、図7に示したユーザ区分情報生成処理(ステップS603)となる。認可情報提供サーバ103は、ユーザ区分情報生成処理(ステップS2305)で特定されたユーザ区分情報203をコンテンツ制御サーバ1700に送信する(ステップS2306)。
コンテンツ制御サーバ1700は、ユーザ区分情報203を受信すると、コンテンツ制御DB2002を参照して、コンテンツ600の表示範囲を、ユーザ区分情報203およびコンテンツ区分2102に基づいて制御する(ステップS2307)。そして、コンテンツ制御サーバ1700は、表示範囲を制御したコンテンツ600を端末101に送信する(ステップS2308)。
具体的には、たとえば、ユーザ区分情報203がゴールド会員であれば、表示コンテンツ区分2201は、一般(コンテンツA)、シルバー(コンテンツB)およびゴールド(コンテンツC、D)である。したがって、コンテンツ制御サーバ1700は、コンテンツ600のうちコンテンツA〜Dを端末101に送信する。
また、ユーザ区分情報203がシルバー会員であれば、表示コンテンツ区分2201は、一般(コンテンツA)およびシルバー(コンテンツB)である。したがって、コンテンツ制御サーバ1700は、コンテンツ600のうちコンテンツA,Bを端末101に送信する。
また、ユーザ区分情報203が一般会員または不明であれば、表示コンテンツ区分2201は、一般(コンテンツA)である。したがって、コンテンツ制御サーバ1700は、コンテンツ600のうちコンテンツAを端末101に送信する。
このように、実施例4によれば、認可情報提供サーバ103がユーザ区分情報203を生成、保持する。したがって、ユーザが、Webコンテンツサーバ102に対するログイン認証に関する情報を明示的に指定しない場合、すなわち、ログインレスであっても、Webコンテンツサーバ102は、ユーザに適したコンテンツを提供することができる。また、ユーザ区分情報203に応じて、ユーザに提供可能なコンテンツ600の表示範囲を制御することができる。
実施例5について説明する。実施例5は、実施例1〜実施例4にかかる識別情報201の拡張例を示す。図2のユーザ区分情報DB131では、1つの識別情報201に対し、1つのユーザID202およびユーザ区分情報203としたが、識別情報201がIPアドレスである場合、たとえば、マンションなどの集合住宅では、当該IPアドレスを使用するルータを複数人で共用することがある。このため、1つの識別情報201(IPアドレス)に対し、複数のユーザID202およびユーザ区分情報203が登録される場合がある。
このように、識別情報201によっては、ユーザを一意に特定することができない。したがって、実施例5では、識別情報DB132および関連付け情報DB810に、識別情報201ごとにユーザ確度というユーザの確からしさを示す数値指標を付与することにより、ユーザ区分情報生成処理によって特定されるユーザ区分情報203の適正化を図る。実施例1〜実施例4と同一構成には同一符号を付し、その説明を省略する。
図24は、識別情報201の拡張例を示す説明図である。識別情報201には、たとえば、アカウントID、メールアドレス、電話番号、アプリID、クライアント証明書(シリアル番号)、IPアドレス、MACアドレス、SIMカードのID番号(ICCID(Integrated Circuit Card ID))、IMEI(International Mobile Equipment Identity)がある。
クライアント証明書は、端末101が本物かどうかを証明するSSL(Secure Socket Layer)証明書である。アプリIDは、端末にインストールされたアプリケーションのIDである。当該アプリケーションによりWebコンテンツサーバ102やコンテンツ制御サーバ1700にアクセス可能である。
特定対象は、識別情報201によって特定される人または通信機器である。たとえば、IPアドレスはルータごと、シリアル番号は端末101ごとに設定されており、同じ識別情報201であってもユーザが異なる可能性がある。
実施例1では、識別情報201により対応する複数のユーザから一人のユーザのユーザ区分情報203を特定できない場合は、認可情報提供サーバ103は、識別情報201にユーザ確度が付与された識別情報DB132を参照して、ユーザ確度を用いた特定のルールでユーザ区分情報203の設定し、Webコンテンツサーバ102に送信する。ユーザ確度とは、識別情報201の特定先がユーザである可能性を示す数値(たとえば、0〜100%)である。たとえば、特定対象2401が「ユーザ」である識別情報201(アカウントID、メールアドレス、電話番号)のユーザ確度は、100%である。
特定のルールとして、たとえば、ユーザ確度がしきい値以下の場合は、認可情報提供サーバ103は、Webコンテンツサーバ102にユーザ区分情報203を送信しない、または、ユーザ区分情報203のランク下げを実行し、ランク下げ後のユーザ区分情報203を送信する。ランク下げとは、たとえば、ユーザの優良度を下げることであり、たとえば、ゴールド会員であれば、シルバー会員以下、シルバー会員であれば、一般会員に下げ、一般会員であれば、ユーザ区分情報203の返信不可とする。
実施例2および実施例3では、関連付け情報DB810にユーザ確度が保持される。認可情報提供サーバ103が、ユーザ確度を用いて、Webコンテンツサーバ102へのユーザ区分情報203の送信要否に適用する。すなわち、ユーザ確度がしきい値以下であれば、認可情報提供サーバ103は、Webコンテンツサーバ102へユーザ区分情報203を送信しない、または、上述のように、ユーザ区分情報203のランク下げを実行し、ランク下げ後のユーザ区分情報203を送信する。
実施例4では、関連付け情報DB810がユーザ確度を保持し、コンテンツ制御サーバ1700が、ユーザ確度を用いて、ステップS2306で特定されるユーザ区分情報203をそのまま利用するか、上述したユーザ区分情報203のランク下げをおこなうかを判断する。すなわち、ユーザ確度がしきい値以下であれば、コンテンツ制御サーバ1700は、端末101へコンテンツを送信しない、または、上述のように、ユーザ区分情報203のランク下げを実行し、ランク下げ後のユーザ区分情報203に従ってコンテンツ制御する(ステップS2308)。
また、実施例1〜実施例4において、上述した特定のルールの他の例として、認可情報提供サーバ103は、識別情報201により対応する複数のユーザから一人のユーザのユーザ区分情報203を特定できない場合は、当該複数のユーザのユーザ情報ごとに、ユーザ区分情報203を特定し、その中から1つ選択してもよい。選択は、最上位のユーザ区分情報203(ゴールド会員)でもよく、最下位のユーザ区分情報203(一般会員)でもよく、当該複数のユーザの平均的なユーザ区分情報203(シルバー会員)でもよい。また、選択はランダムでもよい。
最上位のユーザ区分情報203(ゴールド会員)を選択することにより、最上位のユーザ区分情報203のユーザに配慮したコンテンツの提供が可能となる。最下位のユーザ区分情報203(一般会員)を選択することにより、最下位のユーザ区分情報203のユーザに対し、当該ユーザには本来提供されないコンテンツB〜Dの提供を防止することができる。平均的なユーザ区分情報203(シルバー会員)を選択することにより、1つの識別情報201で特定される複数のユーザ全体を考慮したコンテンツの提供が可能となる。
このように、実施例5によれば、ユーザ確度によりユーザ区分情報203を調整することにより、識別情報201からユーザを特定できない場合であっても、ユーザに適したコンテンツ制御が可能となる。
また、上述した情報処理システム100は、下記(1)〜(13)のように構成することもできる。
(1)端末101と通信可能な情報処理システム100は、プログラムを実行するプロセッサ501と、プログラムと端末101に送信可能なコンテンツ600とを記憶する記憶デバイス502と、を有する。情報処理システム100は、第1対応情報と、第2対応情報と、にアクセス可能である。第1対応情報は、コンテンツ600の要求元を特定する識別情報201と、端末101のユーザに固有な固有情報と、を対応付けた情報である。コンテンツ600の要求元とは、たとえば、ユーザ、端末101、端末101と情報処理システム100との通信を中継するルータである。
第1対応情報は、たとえば、実施例1の場合は識別情報DB132であり、実施例2〜4の場合は関連付け情報DB810である。したがって、固有情報とは、実施例1の場合は、たとえば、ユーザID202であり、実施例1〜4の場合は関連付け情報901(たとえば、メールアドレス)である。第2対応情報は、固有情報と、ユーザに特有なユーザ情報と、を対応付けた情報である。第2対応情報は、ユーザ情報DB133,833である。
プロセッサ501は、特定の識別情報201を含むコンテンツ600の要求を端末から受信する受信処理と、受信処理によって要求が受信された場合、第1対応情報と第2対応情報とを参照して、第2対応情報において特定の識別情報201に対応する特定のユーザ情報の存否を判定する判定処理と、判定処理によって特定のユーザ情報が存在すると判定された場合、コンテンツ600を端末101に送信する送信処理と、を実行する。
これにより、情報処理システム100は、ユーザからのログインがなくても、コンテンツ600をユーザに提供することができる。
(2)上記(1)において、情報処理システム100は、識別情報201または固有情報のうち少なくとも一方と、ユーザの優良度を区分するユーザ区分情報203と、を対応付けた第3対応情報にアクセス可能である。第3区分情報は、ユーザ区分情報DB131である。
プロセッサ501は、判定処理によって特定のユーザ情報が存在すると判定された場合、特定のユーザ情報に基づいて、特定のユーザ区分情報203を生成する生成処理と、生成処理によって生成された特定のユーザ区分情報203に基づいて、コンテンツ600の表示範囲を設定する設定処理と、を実行し、送信処理では、プロセッサ501は、設定処理によって設定された表示範囲でコンテンツ600を端末101に送信する。
これにより、情報処理システム100は、ユーザからのログインがなくても、ユーザに適したコンテンツ600をユーザに提供することができる。
(3)上記(2)において、プロセッサ501は、判定処理によって特定のユーザ情報が存在しないと判定された場合、特定の識別情報201と、特定のユーザの固有情報と、を対応付けて第1対応情報に登録する登録処理を実行し(ステップS706)、生成処理では、プロセッサ501は、特定のユーザの優良度が不明であることを示す特定のユーザ区分情報203を生成する(ステップS707)。
これにより、設定処理では、特定のユーザの優良度が不明であることに応じてコンテンツ600の表示範囲を設定することができる。
(4)上記(2)において、判定処理では、プロセッサ501は、第1対応情報において特定の識別情報201に対応する特定の固有情報の存否を判定し(ステップS1201)、特定の固有情報が存在する場合(ステップS1201:Yes)、第2対応情報において特定の識別情報201に対応する特定のユーザ情報の存否を判定し(ステップS1203)、生成処理では、プロセッサ501は、特定の固有情報が存在しない場合(ステップS1201:No)、特定のユーザの優良度が不明であることを示す特定のユーザ区分情報203を生成する(ステップS1207)。
特定の固有情報がない場合、特定の識別情報201だけではユーザを一意に特定することができないため、設定処理では、特定のユーザの優良度が不明であることに応じてコンテンツ600の表示範囲を設定することができる。
(5)上記(4)において、プロセッサ501は、特定の固有情報が存在しない場合(ステップS1303:No)、第1対応情報に、特定の識別情報201と、特定の固有情報が存在しないことを示す不存在情報と、を登録する登録処理(ステップS1304)を実行する。
これにより、一度、特定の識別情報201について登録処理が実行されると、再度登録する必要はなく、特定の固有情報が人手で更新されない限り、設定処理では、不明を示す特定のユーザの優良度に応じてコンテンツ600の表示範囲を設定することになる。したがって、ユーザに適した表示範囲でコンテンツ600をユーザに提供することができる。
(6)上記(4)において、情報処理システム100は、固有情報の種別を示す種別情報にアクセス可能である。種別情報は、たとえば、関連付け種別情報1800である。判定処理では、プロセッサ501は、種別情報に存在する種別に該当し、かつ、第1対応情報において特定の識別情報201に対応する特定の固有情報の存否を判定する。
これにより、固有情報の不整合によるユーザ区分情報203の誤生成を防止することができる。
(7)上記(2)において、設定処理では、プロセッサ501は、ユーザ区分情報203別に表示範囲が異なるように設定する。
これにより、優良度別にコンテンツの表示範囲を異ならせることができる。
(8)上記(2)において、設定処理では、プロセッサ501は、ユーザ区分情報203の優良度よりも低い優良度の他のユーザ区分情報の表示範囲を包含するように設定する。
これにより、優良度が高いほど、優良度が低い表示範囲を網羅することができる。
(9)上記(2)において、第1対応情報には、ユーザの確からしさを示すユーザ確度が識別情報201の種別に応じて識別情報201に対応付けられており、生成処理では、プロセッサ501は、判定処理によって特定のユーザ情報が存在すると判定された場合、特定のユーザ情報と特定の識別情報201に対応するユーザ確度とに基づいて、特定のユーザ区分情報203を生成する。
これにより、ユーザに適したコンテンツ600の表示範囲の設定の高精度化を図ることができる。
(10)上記(2)において、情報処理システム100は、端末101と通信可能でありコンテンツ600を記憶する第1サーバと、第1対応情報、第2対応情報、および第3対応情報を記憶する第2サーバと、により構成され、第1サーバは、受信処理、設定処理および送信処理を実行し、第2サーバは、判定処理および生成処理を実行する。第1サーバは、たとえば、Webコンテンツサーバ102であり、第2サーバは、たとえば、認可情報提供サーバ103である。
これにより、たとえば、実施例1のように、Webサービス事業者が第1サーバを管理し、認可サービス事業者が第2サーバを管理することができる。
(11)上記(4)において、情報処理システム100は、端末101と通信可能でありコンテンツ600を記憶する第1サーバと、第2対応情報および第3対応情報を記憶する第2サーバと、第1対応情報を記憶する第3サーバと、により構成され、第1サーバは、受信処理、設定処理および送信処理を実行し、第2サーバは、判定処理および生成処理を実行する。第1サーバは、たとえば、Webコンテンツサーバ102であり、第2サーバは、たとえば、認可情報提供サーバ103であり、第3サーバは、たとえば、識別情報関連付けサーバ800である。
これにより、たとえば、実施例2のように、Webサービス事業者が第1サーバを管理し、認可サービス事業者が第2サーバを管理し、識別情報管理事業者が第3サーバを管理することができる。
(12)上記(6)において、情報処理システム100は、端末101と通信可能でありコンテンツ600を記憶する第1サーバと、第2対応情報、第3対応情報および種別情報を記憶する第2サーバと、第1対応情報を記憶する第3サーバと、により構成され、第1サーバは、受信処理、設定処理および送信処理を実行し、第2サーバは、生成処理を実行し、第3サーバは、判定処理を実行する。第1サーバは、たとえば、Webコンテンツサーバ102であり、第2サーバは、たとえば、認可情報提供サーバ103であり、第3サーバは、たとえば、識別情報関連付けサーバ800である。
これにより、たとえば、実施例3のように、Webサービス事業者が第1サーバを管理し、認可サービス事業者が第2サーバを管理し、識別情報管理事業者が第3サーバを管理することができる。
(13)上記(8)において、情報処理システム100は、コンテンツ600とコンテンツ600の区分を示すコンテンツ区分2102とを記憶する第1サーバと、第2対応情報および第3対応情報を記憶する第2サーバと、第1対応情報を記憶する第3サーバと、により構成され、第1サーバは、コンテンツ600とコンテンツ区分2102とを第3サーバに送信し、第2サーバは、生成処理を実行し、第3サーバは、受信処理、設定処理および送信処理を実行し、送信処理では、第3サーバのプロセッサ501は、受信処理によってコンテンツ600の要求を受信すると、コンテンツ区分2102の要求を第1サーバに送信し、第1サーバからコンテンツ600およびコンテンツ区分2102を受信すると、特定のユーザ区分情報203の要求を第2サーバに送信し、設定処理では、第3サーバのプロセッサ501は、第2サーバからの特定のユーザ区分情報203とコンテンツ区分2102とに基づいて、ユーザ区分情報203の優良度が高いほど表示範囲が広くなるように設定する。第1サーバは、たとえば、Webコンテンツサーバ102であり、第2サーバは、たとえば、認可情報提供サーバ103であり、第3サーバは、たとえば、コンテンツ制御サーバ1700である。
これにより、たとえば、実施例4のように、Webサービス事業者が第1サーバを管理し、認可サービス事業者が第2サーバを管理し、コンテンツ制御事業者が第3サーバを管理することができる。
なお、本発明は前述した実施例に限定されるものではなく、添付した特許請求の範囲の趣旨内における様々な変形例及び同等の構成が含まれる。たとえば、前述した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに本発明は限定されない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えてもよい。また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えてもよい。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加、削除、または置換をしてもよい。
また、前述した各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、たとえば集積回路で設計する等により、ハードウェアで実現してもよく、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し実行することにより、ソフトウェアで実現してもよい。
各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリ、ハードディスク、SSD(ステップSolid State Drive)等の記憶装置、又は、IC(Integrated Circuit)カード、SDカード、DVD(Digital Versatile Disc)の記録媒体に格納することができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、実装上必要な全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には、ほとんど全ての構成が相互に接続されていると考えてよい。
120 コンテンツDB
131 ユーザ区分情報DB
132 識別情報DB
133 ユーザ情報DB
1701 関連付け情報種別DB
2001 コンテンツ対応DB
2002 コンテンツ制御DB
810 関連付け情報DB
833 ユーザ情報DB
100 情報処理システム
101 端末
102 Webコンテンツサーバ
103 認可情報提供サーバ
501 プロセッサ
502 記憶デバイス
800 識別情報関連付けサーバ
1700 コンテンツ制御サーバ

Claims (14)

  1. 端末と通信可能な情報処理システムであって、
    プログラムを実行するプロセッサと、前記プログラムと前記端末に送信可能なコンテンツとを記憶する記憶デバイスと、を有し、
    第1対応情報と、第2対応情報と、にアクセス可能であり、
    前記第1対応情報は、前記コンテンツの要求元を特定する識別情報と、前記端末のユーザに固有な固有情報と、を対応付けた情報であり、
    前記第2対応情報は、前記固有情報と、前記ユーザに特有なユーザ情報と、を対応付けた情報であり、
    前記プロセッサは、
    特定の識別情報を含む前記コンテンツの要求を前記端末から受信する受信処理と、
    前記受信処理によって前記要求が受信された場合、前記第1対応情報と前記第2対応情報とを参照して、前記第2対応情報において前記特定の識別情報に対応する特定のユーザ情報の存否を判定する判定処理と、
    前記判定処理によって前記特定のユーザ情報が存在すると判定された場合、前記コンテンツを前記端末に送信する送信処理と、
    を実行することを特徴とする情報処理システム。
  2. 請求項1に記載の情報処理システムであって、
    前記識別情報または前記固有情報のうち少なくとも一方と、前記ユーザの優良度を区分するユーザ区分情報と、を対応付けた第3対応情報にアクセス可能であり、
    前記プロセッサは、
    前記判定処理によって前記特定のユーザ情報が存在すると判定された場合、前記特定のユーザ情報に基づいて、特定のユーザ区分情報を生成する生成処理と、
    前記生成処理によって生成された特定のユーザ区分情報に基づいて、前記コンテンツの表示範囲を設定する設定処理と、を実行し、
    前記送信処理では、前記プロセッサは、前記設定処理によって設定された表示範囲で前記コンテンツを前記端末に送信する、
    ことを特徴とする情報処理システム。
  3. 請求項2に記載の情報処理システムであって、
    前記プロセッサは、
    前記判定処理によって前記特定のユーザ情報が存在しないと判定された場合、前記特定の識別情報と、前記特定のユーザの固有情報と、を対応付けて前記第1対応情報に登録する登録処理を実行し、
    前記生成処理では、前記プロセッサは、前記特定のユーザの優良度が不明であることを示す特定のユーザ区分情報を生成する、
    ことを特徴とする情報処理システム。
  4. 請求項2に記載の情報処理システムであって、
    前記判定処理では、前記プロセッサは、前記第1対応情報において前記特定の識別情報に対応する特定の固有情報の存否を判定し、前記特定の固有情報が存在する場合、前記第2対応情報において前記特定の識別情報に対応する特定のユーザ情報の存否を判定し、
    前記生成処理では、前記プロセッサは、
    前記特定の固有情報が存在しない場合、前記特定のユーザの優良度が不明であることを示す特定のユーザ区分情報を生成する、
    ことを特徴とする情報処理システム。
  5. 請求項4に記載の情報処理システムであって、
    前記プロセッサは、
    前記特定の固有情報が存在しない場合、前記第1対応情報に、前記特定の識別情報と、前記特定の固有情報が存在しないことを示す不存在情報と、を登録する登録処理、
    を実行することを特徴とする情報処理システム。
  6. 請求項4に記載の情報処理システムであって、
    前記固有情報の種別を示す種別情報にアクセス可能であり、
    前記判定処理では、前記プロセッサは、前記種別情報に存在する種別に該当し、かつ、前記第1対応情報において前記特定の識別情報に対応する特定の固有情報の存否を判定する、
    ことを特徴とする情報処理システム。
  7. 請求項2に記載の情報処理システムであって、
    前記設定処理では、前記プロセッサは、前記ユーザ区分情報別に前記表示範囲が異なるように設定する、
    ことを特徴とする情報処理システム。
  8. 請求項2に記載の情報処理システムであって、
    前記設定処理では、前記プロセッサは、前記ユーザ区分情報の優良度が高いほど前記ユーザ区分情報の優良度よりも低い優良度の他のユーザ区分情報の表示範囲を包含するように設定する、
    ことを特徴とする情報処理システム。
  9. 請求項2に記載の情報処理システムであって、
    前記第1対応情報には、前記ユーザの確からしさを示すユーザ確度が前記識別情報の種別に応じて前記識別情報に対応付けられており、
    前記生成処理では、前記プロセッサは、前記判定処理によって前記特定のユーザ情報が存在すると判定された場合、前記特定のユーザ情報と前記特定の識別情報に対応する前記ユーザ確度とに基づいて、前記特定のユーザ区分情報を生成する、
    ことを特徴とする情報処理システム。
  10. 請求項2に記載の情報処理システムであって、
    前記端末と通信可能であり前記コンテンツを記憶する第1サーバと、前記第1対応情報、前記第2対応情報、および前記第3対応情報を記憶する第2サーバと、により構成され、
    前記第1サーバは、前記受信処理、前記設定処理および前記送信処理を実行し、
    前記第2サーバは、前記判定処理および前記生成処理を実行する、
    ことを特徴とする情報処理システム。
  11. 請求項4に記載の情報処理システムであって、
    前記端末と通信可能であり前記コンテンツを記憶する第1サーバと、前記第2対応情報および前記第3対応情報を記憶する第2サーバと、前記第1対応情報を記憶する第3サーバと、により構成され、
    前記第1サーバは、前記受信処理、前記設定処理および前記送信処理を実行し、
    前記第2サーバは、前記判定処理および前記生成処理を実行する、
    ことを特徴とする情報処理システム。
  12. 請求項6に記載の情報処理システムであって、
    前記端末と通信可能であり前記コンテンツを記憶する第1サーバと、前記第2対応情報、前記第3対応情報および前記種別情報を記憶する第2サーバと、前記第1対応情報を記憶する第3サーバと、により構成され、
    前記第1サーバは、前記受信処理、前記設定処理および前記送信処理を実行し、
    前記第2サーバは、前記生成処理を実行し、
    前記第3サーバは、前記判定処理を実行する、
    ことを特徴とする情報処理システム。
  13. 請求項8に記載の情報処理システムであって、
    前記コンテンツと前記コンテンツの区分を示すコンテンツ区分とを記憶する第1サーバと、前記第2対応情報および前記第3対応情報を記憶する第2サーバと、前記第1対応情報を記憶する第3サーバと、により構成され、
    前記第1サーバは、前記コンテンツと前記コンテンツの区分を示すコンテンツ区分とを前記第3サーバに送信し、
    前記第2サーバは、前記生成処理を実行し、
    前記第3サーバは、前記受信処理、前記設定処理および前記送信処理を実行し、
    前記送信処理では、前記第3サーバのプロセッサは、前記受信処理によって前記コンテンツの要求を受信すると、前記コンテンツ区分の要求を前記第1サーバに送信し、前記第1サーバから前記コンテンツおよび前記コンテンツ区分を受信すると、前記特定のユーザ区分情報の要求を前記第2サーバに送信し、
    前記設定処理では、前記第3サーバのプロセッサは、前記第2サーバからの前記特定のユーザ区分情報と前記コンテンツ区分とに基づいて、前記ユーザ区分情報の優良度が高いほど前記表示範囲が広くなるように設定する、
    ことを特徴とする情報処理システム。
  14. 端末と通信可能な情報処理システムが実行する情報処理方法であって、
    プログラムを実行するプロセッサと、前記プログラムと前記端末に送信可能なコンテンツとを記憶する記憶デバイスと、を有し、
    第1対応情報と、第2対応情報と、にアクセス可能であり、
    前記第1対応情報は、前記コンテンツの要求元を特定する識別情報と、前記端末のユーザに固有な固有情報と、を対応付けた情報であり、
    前記第2対応情報は、前記固有情報と、前記ユーザに特有なユーザ情報と、を対応付けた情報であり、
    前記情報処理方法は、
    前記プロセッサが、
    特定の識別情報を含む前記コンテンツの要求を前記端末から受信する受信処理と、
    前記受信処理によって前記要求が受信された場合、前記第1対応情報と前記第2対応情報とを参照して、前記第2対応情報において前記特定の識別情報に対応する特定のユーザ情報の存否を判定する判定処理と、
    前記判定処理によって前記特定のユーザ情報が存在すると判定された場合、前記コンテンツを前記端末に送信する送信処理と、
    を実行することを特徴とする情報処理方法。
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