JP2021055663A - 流水発電装置 - Google Patents

Abstract

【課題】流量の小さい河川や農業用水路などを有効活用し小型化簡素化した低コストで効率の良い自家用発電装置を提供する。【解決手段】発電装置はロケット状の筒体（５）で形成する。その中に、円錐形の複数個の水受けポケット（４）を付けたベルト（１）を回転ベルト主軸（２）と二本の回転ベルト支軸（３）で回転させ回転軸主軸から発電機へと動力を伝える。流水量や流水速度の変化に応じて水受けポケット（４）の大きさや個数、形を変え、回転ベルト（１）の長さを調整し、回転ベルトの戻り面を水面上に浮上させる形で筒体（５）を装置固定枠（７）に設置して効率を高める。水深の深い所や流量の多い所では筒体を９０度回転させて水中に沈めて装置固定枠（７）に固定し使用することも出来る。【選択図】図２

Description

小河川や農業用水路などでの発電を目的とする家庭用水力発電装置です。

背景となる技術項目は資料が見当たりません。
特許庁で公表している簡単特許検索の中で最近の資料を参考

装置を小型化簡素化し、低コストで高性能な変換効率の高い装置を目的に流量の小さい小河川や農業用水路などを有効活用した設置撤去が容易な住宅用自家発電装置です。

発明を解決するための手段

装置は移動自在な状態のロケット形の筒体（５）で覆い、川のＵ字講（８）の縁に装置固定枠（７）で取り付ける。

水を導引する導入口（６）より筒体内（５）へ流入する水によって円錐形の複数個の連結する水受けポケット（４）を取り付けた回転ベルト（１）が筒体中央部の回転ベルト主軸（２）と両端に固定された二本の回転ベルト支柱（３）を回転軸として旋回し、回転ベルト主軸（２）から発電機へと動力を伝える。

回転ベルト（１）の戻り面は水面上（９）に浮上させ、戻る際の水の抵抗を減らし最大限の効率化を図り、回転ベルト（１）の回転速度調整方法は流水速度や流水量に応じて、水受けポケット（４）の大きさ、個数、形（折りたたみ式ポケット等を含め）を自在に変えて、回転ベルト（１）の長さそのもを調整したものを使用する。

台風等で流速エネルギーが大きくなり過ぎる時は、回転ベルト（４）が過回転しないよう筒体（５）の固定板（１０）をＵ字講（８）の装置固定枠（７）に沿って上下に移動させ、水流から受ける影響を小さくしたり、筒体（５）そのものを水面（９）から離して上方に浮上させ、装置固定枠（７）の上部に取り付けて使用する。

流量が豊富な場合や水深の深い所では、筒体（５）を９０度回転させ、Ｕ字講（８）の装置固定枠（７）の側面に取り付けて筒体を完全に水中に沈めて使用することも可能です。

発明の効果

本発明は農業用水路の小河川で設置撤去が容易で、流水量に左右されずに効率の良い発電が可能な装置です。

上から見た平面図 横から見た立面図 図１におけるＡ−Ａ点での断面図

発電を実施するための形態

図２において水受けポケット（４）の付いた回転ベルト（１）を装着した筒体（５）は戻り面を水面（９）より上に出るように、装置固定枠（７）に取り付ける。

Ｕ字講（８）の幅広い所や水深の深い所では筒体（５）を９０度川幅に沿って回転させ、全体を水中に沈めて装置固定枠（７）に設置し、状況に応じて幅広く対応することも可能です。

電気自動車使用の際のトラックやキャンピングカーなどで遠方へ移動する時に発電機を搭載し停車時に充電する。

１、 回転ベルト
２、 回転ベルトの主軸
３、 回転ベルトの支柱
４、 水受けポケット
５、 筒体
６、 導水口
７、 装置固定枠
８、 Ｕ字講
９、 水面
１０、 筒体固定板

Claims (2)

1. 回転主軸（２）と二つの回転軸支柱（３）を支点に円錐形の水受けポケット（４）を複数個取り付けた輪状の回転ベルト（１）が流水を受けて回転作動する。
2. 水受けポケット（４）を付けた回転ベルト（１）は回転軸主軸（２）と二本の回転軸支柱（３）でロケット状の筒体（５）の中に固定され、筒体（５）は装置固定枠（７）に固定される。
   水受けポケット（４）に水を受ける筒体前部には、流水導入口（６）を設ける。

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