JP2021053896A - 靴補正部品提供方法、靴補正部品製作機および靴補正部品用ベース材 - Google Patents

靴補正部品提供方法、靴補正部品製作機および靴補正部品用ベース材 Download PDF

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英一 渡邊
幸枝 渡邊
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幸枝 渡邊
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Katsumi Takahashi
克実 高橋
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Abstract

【課題】 足整板(靴補正部品)の製作方法を標準化し、治療家が患者個別対応の足整板を現場で簡易に製作できるようにするための技術開発を進め、現在手作りで製作供給しているものと同等以上の足整板を治療家自ら製作・施術することにある。【解決手段】 熱加工で形状記憶できる発泡材を使ってユーザーの足のサイズや処方に大きく影響しない形状部分を共通化したベース材を加工装置にセットするセット工程と、予めユーザーに対して処方された処方サイズにセットされたベース材を加工するための加工情報を加工装置に設定する設定工程と、加工装置におけるベース材の加熱、成型のためのプレス及び冷却、不要部のカットによる加工工程と、を備える。【選択図】 図2

Description

本願発明は、オーバープロネーションを軽減し、正しい足のアライメントを保持し前方へと推進させる靴補正部品をユーザーごとに提供する技術に関するものである。
本願発明者である渡邊英一は、足、膝、腰、肩などの痛みや損傷を持つ方の健全な生活をサポートするために、足病学の研究成果を活かした「足整療法」を行っている。
「足整療法」とは、足病学をもとに、患者の足の形と動きを診察し、その患者に合わせて個別に「足整板」を作成する最も治療効果の高い方法である。
「足整板」は、特許文献1に開示される靴補正部品のことであり、現在は患者(ユーザー)ごとに治療家からのオーダーを受けて、1つ1つ手作業で患者別に足整板を製作している。
特開2018−202040号公報
しかし、これまでのように手作業で患者別の足整板を製作する場合、納期、コスト、技術継承、安全性等について課題があった。
そこで、本願発明者らは、足整板の製作方法を標準化し、治療家が患者個別対応の足整板を現場で簡易に製作できるようにするための技術開発を進め、現在手作りで製作供給しているものと同等以上の足整板を治療家自ら製作・施術することを可能にする本願発明を完成するに至った。
まず、本願発明の第1の発明及び第2の発明は、靴補正部品(足整板)の提供方法に関するものである。
第1の発明は、オーバープロネーションを軽減し、正しい足のアライメントを保持し前方へと推進させる靴補正部品をユーザーごとに提供するための靴補正部品提供方法であって、熱加工で形状記憶できる発泡材を使ってユーザーの足のサイズや処方に大きく影響しない形状部分を共通化したベース材を加工装置にセットするセット工程と、予めユーザーに対して処方された処方サイズにセットされたベース材を加工するための加工情報を加工装置に設定する設定工程と、加工装置におけるベース材の加熱、成型のためのプレス及び冷却、不要部のカットによる加工工程と、を備えることを特徴としたものである。
第2の発明は、設定工程が、ユーザーの足に関するデータの入力された足データベースから処方サイズを含む加工情報を加工装置に設定することを特徴とした同靴補正部品提供方法である。
次に、本願発明の第3の発明及び第4の発明は、靴補正部品(足整板)の製作機に関するものである。
第3の発明は、オーバープロネーションを軽減し、正しい足のアライメントを保持し前方へと推進させる靴補正部品をユーザーごとに提供するための靴補正部品製作機であって、熱加工で形状記憶できる発泡材を使ってユーザーの足のサイズや処方に大きく影響しない形状部分を共通化したベース材を加工装置にセットするセット機能と、予めユーザーに対して処方された処方サイズにセットされたベース材を加工するための加工情報を設定する設定機能と、ベース材の加熱、成型のためのプレス及び冷却、不要部のカットによる加工機能と、を備える加工装置からなることを特徴としたものである。
第4の発明は、設定機能が、ユーザーの足に関するデータの入力された足データベースから処方サイズを含む加工情報を設定することを特徴とした同靴補正部品製作機である。
更に、本願発明の第5の発明は、靴補正部品(足整板)用のベース材に関するものである。
第5の発明は、オーバープロネーションを軽減し、正しい足のアライメントを保持し前方へと推進させる靴補正部品をユーザーごとに提供するための靴補正部品用ベース材であって、熱加工で形状記憶できる発泡材を使ってユーザーの足のサイズや処方に大きく影響しない形状部分を共通化することを特徴としたものである。
本願発明によれば、以下のような効果を有する。
(1)本願発明に係る靴補正部品提供方法によって、現在手作りで製作供給しているものと同等以上の靴補正部品(足整板)を治療家自ら製作・施術することが可能となる。
(2)本願発明に係る靴補正部品製作機によって、治療家が患者別の靴補正部品(足整板)を現場で簡易に製作できる。
(3)本願発明に係る靴補正部品用ベース材によって、靴補正部品製作機を使用して加工する材料を共通化し、コスト削減や技術継承を実現できる。
本願発明に係る靴補正部品用ベース材を説明する説明図。 本願発明に係る靴補正部品提供方法及び靴補正部品製作機を説明する説明図(1)。 本願発明に係る靴補正部品提供方法及び靴補正部品製作機を説明する説明図(2)。 本願発明に係る靴補正部品提供方法及び靴補正部品製作機を説明する説明図(3)。
本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
まず、図1は、本願発明に係る靴補正部品用ベース材を説明する説明図である。
図1に図示する靴補正部品用ベース材10は、靴補正部品の製作において、ユーザーである患者の足のサイズや処方に大きく影響しない形状部分(例えば、かかと部分、足の幅、靴に当たる部分など)を共通化したものである。これを熱加工で形状記憶できる発泡材(例えば、ポリエチレン系のソフトボードなどである。但し、これに限定されるものではない。)で製作し、ベース材として提供することで、治療現場での製作を容易にする。
次に、図2〜図4は、本願発明に係る靴補正部品提供方法及び靴補正部品製作機を説明する説明図である。
図2は、図1に図示した靴補正部品用ベース材10(半完成加工用材料)から靴補正部品製作機20を使用して、個別の患者ごとに提供される靴補正部品30(完成品)の製作工程を説明したものである。
(A)靴補正部品用ベース材10を靴補正部品製作機20にセットする。
(B)治療家によって処方された処方サイズに加工するための加工情報を靴補正部品製作機20に設定する。
(C)靴補正部品製作機20に設定された内容で、加熱→圧縮(プレス)→冷却の順でセットされた靴補正部品用ベース材10の成型および不要部分のカットを行う(順不同或いは同時並行)。
(D)そして、靴補正部品30が完成する。
上記図2(B)で設定し、(C)で加工する具体的内容の一例を挙げるとすれば、先端部について、患者の足のサイズ(中足骨骨頭の位置)の違いにより、靴補正部品用ベース材10の長さと先端形状の傾斜角度を患者に合わせて調整(成型)することなどが挙げられる。
また、上記図2(C)において、熱加工及び圧縮加工の他に、切断加工や切削加工等の加工を加えてもよい。
図3は、患者の足に関するデータ(例えば、患者の足跡・足圧を計測し、視覚化したものなど)の入力された足データベースを図示したものである。この足データベースに入力されている患者の足データを、上記図2(B)の設定工程において加工情報として用いるようにしてもよい。こうすることで、治療家による診断(足のバイオメカニクス的診断)と治療(靴補正部品による施術)が確実にリンクして、患者に適切な足整治療が行える。
図4は、靴補正部品30を靴に取り付けた(貼り付けた)状態を図示したものである。
図示するように、靴補正部品30は、靴の内側方向の側壁部から底部にかけて取り付けられるものとなり、足裏に感じる患者の快適さ、適切な高さのアーチサポート(ニュートラルポジション)を維持するための最適な密度と強度の効果を有するものとなっている。このため、靴補正部品30は、治療効果が高く、スポーツ選手や膝痛・腰痛の患者や子供にも効果のあることが確認されている。
このように、靴補正部品30は、靴に対応するものなので、患者一人に1セットではなく、患者が所有し履いている靴全てが取付対象になる。従って、これまであった入れ替えて使用するインソールタイプの足底板とは異なるものであり、インソールタイプの足底板では対応できなかった靴にも取り付けることができる。
本願発明は、オーバープロネーションを軽減し、正しい足のアライメントを保持し前方へと推進させる靴補正部品を手作業ではなく、現場で簡易に製作するために幅広く利用できるものである。
10 靴補正部品用ベース材10
20 靴補正部品製作機
30 靴補正部品

Claims (5)

  1. オーバープロネーションを軽減し、正しい足のアライメントを保持し前方へと推進させる靴補正部品をユーザーごとに提供するための靴補正部品提供方法であって、
    熱加工で形状記憶できる発泡材を使ってユーザーの足のサイズや処方に大きく影響しない形状部分を共通化したベース材を加工装置にセットするセット工程と、
    予めユーザーに対して処方された処方サイズにセットされたベース材を加工するための加工情報を加工装置に設定する設定工程と、
    加工装置におけるベース材の加熱、成型のためのプレス及び冷却、不要部のカットによる加工工程と、
    を備えることを特徴とした靴補正部品提供方法。
  2. 設定工程は、ユーザーの足に関するデータの入力された足データベースから処方サイズを含む加工情報を加工装置に設定することを特徴とした請求項1記載の靴補正部品提供方法。
  3. オーバープロネーションを軽減し、正しい足のアライメントを保持し前方へと推進させる靴補正部品をユーザーごとに提供するための靴補正部品製作機であって、
    熱加工で形状記憶できる発泡材を使ってユーザーの足のサイズや処方に大きく影響しない形状部分を共通化したベース材を加工装置にセットするセット機能と、
    予めユーザーに対して処方された処方サイズにセットされたベース材を加工するための加工情報を設定する設定機能と、
    ベース材の加熱、成型のためのプレス及び冷却、不要部のカットによる加工機能と、
    を備える加工装置からなることを特徴とした靴補正部品製作機。
  4. 設定機能は、ユーザーの足に関するデータの入力された足データベースから処方サイズを含む加工情報を設定することを特徴とした請求項3記載の靴補正部品製作機。
  5. オーバープロネーションを軽減し、正しい足のアライメントを保持し前方へと推進させる靴補正部品をユーザーごとに提供するための靴補正部品用ベース材であって、
    熱加工で形状記憶できる発泡材を使ってユーザーの足のサイズや処方に大きく影響しない形状部分を共通化することを特徴とした靴補正部品用ベース材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0677506U (ja) * 1993-04-20 1994-11-01 株式会社アサヒコーポレーション
JP2011019788A (ja) * 2009-07-17 2011-02-03 Ryuji Yoshioka インソール及びその製造方法
JP2013509927A (ja) * 2009-11-04 2013-03-21 フットバランス システム オイ 中敷きならびに中敷き製造のための方法およびシステム

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