JP2021041519A - 開口幅急速調整可能なモンキーレンチ - Google Patents

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JP2021041519A
JP2021041519A JP2019219181A JP2019219181A JP2021041519A JP 2021041519 A JP2021041519 A JP 2021041519A JP 2019219181 A JP2019219181 A JP 2019219181A JP 2019219181 A JP2019219181 A JP 2019219181A JP 2021041519 A JP2021041519 A JP 2021041519A
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spring
pin shaft
hole
monkey wrench
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JP2019219181A
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林輝樹
Teruki Hayashi
于金汕
Jinshan Yu
▲ぱん▼年群
Nianqun Pang
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Weihai Weili High End Tools Co Ltd
Weihai Weili High-End Tools Co Ltd
SUPER TOOL CO Ltd
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Weihai Weili High End Tools Co Ltd
Weihai Weili High-End Tools Co Ltd
SUPER TOOL CO Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B13/00Spanners; Wrenches
    • B25B13/10Spanners; Wrenches with adjustable jaws
    • B25B13/12Spanners; Wrenches with adjustable jaws the jaws being slidable
    • B25B13/14Spanners; Wrenches with adjustable jaws the jaws being slidable by rack and pinion, worm or gear

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Abstract

【課題】ウォームの上下移動により開口量を急速に調整でき、使用しやすく、作業効率が高い開口幅急速調整可能なモンキーレンチを提供する。【解決手段】モンキーレンチは、モンキーレンチ本体10、固定顎1及び可動顎2を含み、前記モンキーレンチ本体の上端は、固定顎であり、前記可動顎は、固定顎に対応し、且つ可動顎の下端部におけるラック21が、モンキーレンチ本体の上端に開けられたガイド用丸穴の内部を摺動し、前記モンキーレンチ本体には、角穴がさらに開けられ、角穴には、ラックと噛み合うウォーム3が取り付けられ、前記角穴の左側と右側には、ウォームクラッチ機構が設けられ、前記ウォームは、ウォームクラッチ機構に接続されるピン軸4,7に取り付けられる。【選択図】図1

Description

本発明は、手動ハードウェアツールの技術分野に関し、特に開口幅急速調整可能なモンキ
ーレンチに関する。
現在、一般的に使用されているモンキーレンチは、ボルトやナットなどの締め付け部品を
取り外すことができる。取り外しプロセスでは、仕様の異なるボルトとナットの場合は、
通常のモンキーレンチは、クランプと緩みの速度が遅く、作業効率に影響を及ぼす。
出願番号94211219.9に記載の顎急速調整可能なモンキーレンチは、通常のレン
チに基づいて二重弾性クラッチを増設することにより、可動顎の急速調整を可能にし、可
動顎の他方側には、鋸歯が設けられ、このため、急速調整を実現できる。
以上の開示技術では、その二重弾性クラッチが角穴の底部にあり、且つブラケットとバネ
が利用される。このような構造は、安定性が不十分であり、2つの端部が揺れやすく、そ
の結果、順調に分離できなくなる。それに対して、本発明では、角穴の両側、すなわちバ
ネ穴と角穴との間には、溝が開けられ、左側ピン軸と右側ピン軸がこの溝の内部を上下に
摺動することにより顎部とウォームの接離を実現するため、構造が安定しており、非常に
操作しやすい。本発明では、横圧縮軸が縦長穴に容易に組み立てられ、且つ組み立てられ
た後、2つのピン軸が、大きなバネの弾性力により小さなバネ溝に挿通されて、小さなバ
ネの上端に押し付けられる。その組み立てが非常に容易になり、また、縦長穴の上端によ
ってもピン軸の上方への抜け出しが制限され、それにより、ウォームが角穴から抜け出さ
れにくくなり、非常に安定している。
出願番号91206144.8に記載の顎急速調整可能な両用モンキーレンチでは、その
可動顎の右端は、平らな顎であり、固定顎と協働して通常のレンチとして使用され、可動
顎の左端は、パイプレンチの顎であるため、180°反転すると、固定顎とパイプレンチ
を構成することができ、ウォームギアには、クラッチが取り付けられ、クラッチを押すと
、ウォームギアが可動顎の下部のウォームに対して接離することができ、したがって、必
要に応じて顎を調整でき、簡便に作業を実施でき信頼性が高く、1つのレンチを複数の用
途に適用でき、作業効率を向上させる。
以上の開示技術では、そのクラッチが本発明と完全に異なる。それは、梃子の原理を利用
して、ウォームを角穴から取り外して顎部から分離するため、空間を占有し、構造が重い
。本発明では、ウォームが角穴の内部にのみ上下に移動するので、外部の空間を占有せず
、構造が安定している。
出願番号97245151.Xは、急速調整可能なモンキーレンチに関し、該レンチには
、モンキーレンチ本体、顎部、ラック、ウォーム、スチールボール及びバネが設けられ、
ウォームは、バネとスチールボールを介してモンキーレンチ本体の角穴に取り付けられ、
顎部の下端のラックの内側には、制限ボスが設けられる。本発明は、構造が合理的であり
、性能が信頼でき、操作しやすく、急速調整可能なレンチとして好適である。
上記特許の制限ボスは、変位を制限する機能のみを備え、このレンチは、まず顎部を取り
付け、次にウォームを取り付けるような順位で組み立てられる。それに対して、本発明の
ボスは、変位を制限する機能を備えるだけでなく、顎部における歯としてウォームの螺旋
状溝に導入され、ウォームと噛み合うことができ、このレンチがまずウォームを取り付け
、次に顎部を取り付けるような手順で組み立てなければならないため、顎部が螺進される
前にこの顎部におけるボスがウォームと噛み合わなければならず、螺退される前に逆であ
る。
以上の開示技術案、解決すべき技術的課題及び生じる有益な効果は、いずれも本発明と異
なり、本発明のより多くの技術的特徴、解決すべき技術的課題及び有益な効果に対して、
以上で開示された技術書類には、いずれも技術的な啓示がない。
本発明は、ウォームの上下移動により開口量を急速に調整でき、使用しやすく、作業効率
が高い開口幅急速調整可能なモンキーレンチを提供することを目的とする。開口量を調整
する速度が速く、クランプ範囲が広く、使用トルクが大きい。急速調整、及び顎部の落下
防止の機能を備える。
本発明の目的は、次の技術的手段によって実現される。
該開口幅急速調整可能なモンキーレンチは、モンキーレンチ本体、固定顎及び可動顎を含
み、前記モンキーレンチ本体の上端は、固定顎であり、前記可動顎は、固定顎に対応し、
且つ可動顎の下端部におけるラックが、モンキーレンチ本体の上端に開けられたガイド用
丸穴の内部を摺動し、前記モンキーレンチ本体には、角穴がさらに開けられ、角穴には、
ラックと噛み合うウォームが取り付けられ、前記角穴の左側と右側には、ウォームクラッ
チ機構が設けられ、前記ウォームは、ウォームクラッチ機構に接続されるピン軸に取り付
けられる。前記ウォームクラッチ機構は、圧縮量によりウォームを可動顎の底部のラック
から完全に分離させ得る弾性機構である。前記弾性機構は、第2バネと第3バネであり、
第2バネと第3バネの上端がピン軸と当接して接続され、第2バネが、角穴の左側に開け
られた左側バネ溝に取り付けられ、第3バネが、角穴の右側に開けられた右側バネ溝に取
り付けられ、前記第2バネと第3バネは、構造が同じであり且つ対称的に設けられ、前記
左側バネ溝と右側バネ溝は、構造が同じであり且つ対称的に設けられる。
本発明の目的はさらに、次の技術的手段によって実現される。
前記ピン軸は、左側ピン軸と右側ピン軸を含み、左側ピン軸の右端が第1バネを介して右
側ピン軸の左端に接続される横圧縮軸であり、第1バネ全体は、ウォームの中心軸穴に位
置している。
前記左側ピン軸の左端は、ウォームの中心軸穴から突き出した後、角穴の左側に開けられ
た左側縦長穴に伸びており、且つ左側縦長穴は、角穴と左側バネ溝に同時に連通し、左側
ピン軸の左端は、さらに左側バネ溝に伸びて第2バネの上端に接続され、前記右側ピン軸
の右端は、ウォームの中心軸穴から突き出した後、角穴の右側に開けられた右側縦長穴に
伸びており、且つ右側縦長穴は、角穴と右側の小さなバネ溝に同時に連通し、右側ピン軸
の右端は、さらに右側バネ溝に伸びて第3バネの上端に接続され、前記左側ピン軸と右側
ピン軸は、構造が同じであり且つ対称的に設けられる。
前記可動顎のラックの底面の固定顎に隣接する側には、ボスが設けられ、ウォームが下死
点までウォームクラッチ機構を下向きに圧縮すると、ウォームにおける螺旋状歯が、ボス
の横方向変位を制限し、ウォームが回動すると、前記ボスは、ウォームにおける螺旋状歯
と噛み合う。
従来技術に比べて、本発明は、以下の有益な技術的効果がある。
モンキーレンチ本体のヘッドの下方には、角穴が設けられ、角穴には、ウォームが設けら
れ、ウォームの中央には、中心軸穴があり、第1バネは、中心軸穴を通り抜けてウォーム
の中央に置かれ、左側ピン軸と右側ピン軸の一端は、ウォームの中央の第1バネの両端に
位置し、角穴の両側には、左側バネ溝と右側バネ溝が開けられ、角穴と左側バネ溝及び右
側バネ溝との間には、左側縦長穴と右側縦長穴がそれぞれ開けられ、左側ピン軸と右側ピ
ン軸の他端は、この左側縦長穴と右側縦長穴を介して左側バネ溝と右側バネ溝に伸びてお
り、左側バネ溝と右側バネ溝の底端には、左側ピン軸と右側ピン軸を支持するための第2
バネと第3バネが置かれ、左側ピン軸と右側ピン軸は、角穴と左側バネ溝及び右側バネ溝
との間の左側縦長穴と右側縦長穴で上下に摺動できる。手でウォームを角穴の下端に当た
るまで下に引くと、左側ピン軸と右側ピン軸は、角穴、左側バネ溝及び右側バネ溝、左側
縦長穴及び右側縦長穴に沿って下へ摺動し、第2バネと第3バネは圧縮され、ウォームと
可動顎は分離され、可動顎は、自由に開閉して開口量を急速に調整できる。ウォームを放
した後、左側ピン軸と右側ピン軸は、第2バネと第3バネの付勢力により、角穴の側面に
開けられた縦長穴に沿って上へ摺動し、ウォームは、顎部と噛み合い、通常のモンキーレ
ンチ機能に戻る。横圧縮軸は、縦長穴に容易に組み立てられ、且つ組み立てられた後、2
つのピン軸は、大きなバネの弾性力により、ピン軸を左側バネ溝と右側バネ溝に挿通させ
て、第2バネと第3バネの上端に押し付ける。容易に組み立てられ、また、左側縦長穴と
右側縦長穴の上端もピン軸の上方への抜け出しを制限でき、それにより、ウォームが角穴
から抜け出されにくくなり、非常に安定している。手でウォームを角穴の下端に当たるま
で下に引き、開口量が最大になると、可動顎の丸軸の先端の底部に設けられたボスがウォ
ームと干渉することにより、可動顎の落下防止の機能を実現する。この場合、回転できな
くなるまでウォームを回転させると、外へ可動顎を軽く移動して、ボスをウォームの螺旋
状溝に移動させ、さらにウォームを回転させると、可動顎を取り外すことができる。本発
明は、設計が合理的であり、構造がシンプルであり、製造しやすく、時間や労力を節約で
き、ウォームの上下移動により開口量を急速に調整でき、使用しやすく、作業効率が高い
出願番号94211219.9は、顎急速調整可能なモンキーレンチに関し、以上の開示
技術では、その二重弾性クラッチが角穴の底部にあり、且つブラケットとバネが利用され
る。このような構造は、安定性が不十分であり、2つの端部が揺れやすく、その結果、順
調に分離できなくなる。それに対して、本発明では、角穴の両側、すなわちバネ穴と角穴
との間には、溝が開けられ、左側ピン軸と右側ピン軸がこの溝の内部を上下に摺動するこ
とにより顎部とウォームの接離を実現するため、構造が安定しており、非常に操作しやす
い。横圧縮軸が縦長穴に容易に組み立てられ、且つ組み立てられた後、2つのピン軸が、
大きなバネの弾性力により小さなバネ溝に挿通されて、小さなバネの上端に押し付けられ
る。その組み立てが非常に容易になり、また、縦長穴の上端によってもピン軸の上方への
抜け出しが制限され、それにより、ウォームが角穴から抜け出されにくくなり、非常に安
定している。
出願番号91206144.8は、顎急速調整可能なモンキーレンチに関し、以上の開示
技術では、そのクラッチが本発明と完全に異なる。それは、梃子の原理を利用して、ウォ
ームを角穴から取り外して顎部から分離するため、空間を占有し、構造が重い。本発明で
は、ウォームが角穴の内部にのみ上下に移動するので、外部空間を占有せず、構造が安定
している。
出願番号97245151.Xは、急速調整可能なモンキーレンチに関し、この特許の制
限ボスは、変位を制限する機能のみを備え、このレンチは、まず顎部を取り付け、次にウ
ォームを取り付けるような順位で組み立てられる。それに対して、本発明のボスは、変位
を制限する機能を備えるだけでなく、顎部における歯としてウォームの螺旋状溝に導入さ
れ、ウォームと噛み合うことができ、このレンチがまずウォームを取り付け、次に顎部を
取り付けるような手順で組み立てなければならないため、顎部が螺進される前にこの顎部
におけるボスがウォームと噛み合わなければならず、螺退される前に逆である。
本発明に係る開口幅急速調整可能なモンキーレンチの構造模式図である。 本発明に係る噛合状態を示す断面模式図である。 本発明に係る脱離状態を示す断面模式図である。 本発明に係る顎部ボスとウォームとが干渉した状態を示す断面模式図である。 ウォームが横圧縮軸を介して角穴に組み立てられた状態を示す図である。
以下、本発明の実施例の図面を参照しながら、本発明の実施例の技術案を明瞭で完全に説
明するが、勿論、説明される実施例は、本発明の実施例の一部に過ぎず、すべての実施例
ではない。本発明の実施例に基づいて、当業者が創造的な努力を必要とせずに想到し得る
ほかの実施例は、いずれも本発明の特許範囲に属する。
図1〜図5に示すように、本発明は、以下の技術案を提供する。
開口幅急速調整可能なモンキーレンチは、モンキーレンチ本体10、固定顎1及び可動顎
2を含み、前記モンキーレンチ本体10の上端は、固定顎1であり、前記可動顎2は、固
定顎1に対応し、且つ可動顎2の下端部におけるラック21が、モンキーレンチ本体10
の上端に開けられたガイド用丸穴11の内部を摺動し、前記モンキーレンチ本体には、角
穴12がさらに開けられ、角穴12には、ラック21と噛み合うウォーム3が取り付けら
れ、前記角穴12の左側と右側には、ウォームクラッチ機構30が設けられ、前記ウォー
ム3は、ウォームクラッチ機構30に接続されるピン軸47に取り付けられる。前記ウォ
ームクラッチ機構30は、圧縮量によりウォーム3を可動顎2の底部のラック21から完
全に分離させ得る弾性機構56である。前記弾性機構は、第2バネ5と第3バネ8であり
、第2バネ5と第3バネ8の上端がピン軸47と当接して接続され、第2バネ5は、角穴
12の左側に開けられた左側バネ溝15内に取り付けられ、第3バネ8が、角穴12の右
側に開けられた右側バネ溝16内に取り付けられ、前記第2バネ5と第3バネ8は、構造
が同じであり且つ対称的に設けられ、前記左側バネ溝15と右側バネ溝16は、構造が同
じであり且つ対称的に設けられる。
前記ピン軸47は、左側ピン軸4と右側ピン軸7を含み、左側ピン軸4の右端が第1バネ
6を介して右側ピン軸7の左端に接続される横圧縮軸48であり、第1バネ6全体は、ウ
ォーム3の中心軸穴17に位置しており、前記左側ピン軸4の左端は、ウォームの中心軸
穴17から突き出した後、角穴12の左側に開けられた左側縦長穴13に伸びており、且
つ左側縦長穴13は、角穴12と左バネ15溝に同時に連通し、左側ピン軸4の左端は、
さらに左側バネ溝15に伸びて第2バネ5の上端に接続され、前記右側ピン軸7の右端は
、ウォームの中心軸穴17から突き出した後、角穴12の右側に開けられた右側縦長穴1
4に伸びており、且つ右側縦長穴14は、角穴12と右側バネ溝16に同時に連通し、右
側ピン軸7の右端は、さらに右側バネ溝16に伸びて右第3バネ8の上端に接続され、前
記左側ピン軸4と右側ピン軸7は、構造が同じであり且つ対称的に設けられる。本発明の
横圧縮軸48は、左側縦長穴13と右側縦長穴14に容易に組み立てられ、且つ取り付け
られた後、2つのピン軸47は、第1バネ6の弾性力により、左側バネ溝15と右側バネ
溝16に挿通され、第2バネ5と第3バネ8の上端に押し付けられる。容易に組み立てら
れ、また、左側縦長穴13と右側縦長穴14の上端もピン軸47の上方への抜け出しを制
限でき、それにより、ウォーム3が角穴12から抜け出されにくくなり、非常に安定して
いる。それは、図5に示すとおりである。
前記可動顎2のラック21の底面の固定顎1側に隣接する位置には、ボス9が開けられ、
ウォーム3がウォームクラッチ機構30を下死点18まで下向きに圧縮すると、ウォーム
3における螺旋状歯32は、ボスの横方向変位を制限し、ウォームが回動すると、前記ボ
スは、ウォームにおける螺旋状歯と噛み合う。
モンキーレンチ本体のヘッドには、大きな丸穴が設けられ、可動顎2は、底部に設けられ
た丸軸を介して大きな丸穴に挿通されてモンキーレンチ本体に接続される。モンキーレン
チ本体のヘッドの下方には、角穴が設けられ、角穴には、ウォーム3が設けられ、ウォー
ム3の中央には、中心軸穴があり、大きなバネ6は、中心軸穴を通り抜けてウォーム3の
中央に置かれ、左側ピン軸4と右側ピン軸7の一端は、ウォーム3の中央の第1バネ6の
両端に位置し、角穴12の両側には、左側バネ溝15と右側バネ溝16が開けられ、角穴
12と左側バネ溝15及び右側バネ溝16との間には、左側縦長穴13と右側縦長穴14
が開けられ、左側ピン軸4と右側ピン軸7の他端は、左側縦長穴13と右側縦長穴14を
介して左側バネ溝15と右側バネ溝16に伸びており、左側バネ溝15と右側バネ溝16
の底端には、左側ピン軸4と右側ピン軸7を支持するための第2バネ5と第3バネ8が置
かれ、左側ピン軸4と右側ピン軸7は、角穴12と左側バネ溝15及び右側バネ溝16と
の間の左側縦長穴13と右側縦長穴14で上下に摺動できる。手でウォーム3を角穴12
の下端に当たるまで下に引くと、左側ピン軸4と右側ピン軸7は、角穴12、左側バネ溝
15及び右側バネ溝16、左側縦長穴13及び右側縦長穴14に沿って下へ摺動し、第2
バネ5と第3バネ8は圧縮され、ウォーム3と可動顎2は分離され、可動顎2は、自由に
開閉して開口量を急速に調整できる。ウォーム3を放した後、左側ピン軸4と右側ピン軸
7は、第2バネ5と第3バネ8の付勢力により、角穴12、左側バネ溝15及び右側バネ
溝16、左側縦長穴13及び右側縦長穴14に沿って上へ摺動し、ウォーム3は、可動顎
2と噛み合い、通常のモンキーレンチ機能に戻る。手でウォーム3を角穴12の下端に当
たるまで下に引き、開口量が最大になると、可動顎2の丸軸の先端の底部に設けられたボ
ス9は、ウォーム3と干渉することにより、可動顎2が落ちられなくなり、回転できなく
なるまでウォーム3を回転させると、外へ可動顎2を軽く移動して、ボス9をウォーム3
の螺旋状溝33に移動させ、さらにウォーム3を回転させると、可動顎2を取り外すこと
ができる。ボス9のサイズは、ウォーム3の螺旋状溝33のサイズよりも小さく、且つ隣
接する顎部の歯からの距離は、ウォーム3のピッチよりも大きく、すなわち、ウォーム3
が回動すると、前記ボス9は、ウォーム3における螺旋状歯32と噛み合うことができる
手でウォームを角穴の下端に当たるまで下に引くと、左側ピン軸4と右側ピン軸7は、角
穴12、左側バネ溝15及び右側バネ溝16、左側縦長穴13及び右側縦長穴14に沿っ
て下へ摺動し、第2バネ5と第3バネ8は圧縮され、ウォーム3と可動顎2は分離され、
可動顎2は、自由に開閉して開口量を急速に調整できる。ウォーム3を放した後、左側ピ
ン軸4と右側ピン軸7は、第2バネ5と第3バネ8の付勢力により、角穴12の側面に開
けられた左側縦長穴13と右側縦長穴14に沿って上へ摺動し、ウォーム3は可動顎と噛
み合い、通常のモンキーレンチ機能に戻る。
本発明は、設計が合理的であり、構造がシンプルであり、製造しやすく、時間や労力を節
約でき、ウォームの上下移動により開口量を急速に調整でき、使用しやすく、作業効率が
高い。
本発明の説明では、方位又は位置関係は、図面に基づく方位又は位置関係であり、本発明
を容易に説明するためのものに過ぎず、示された装置又は素子は、特定の方位を有したり
、特定の方位で構造及び操作されたりしなければならないことを指示又は示唆しないこと
を理解すべきである。したがって、本発明を限定するものとして解釈されるべきではない
本発明の実施例を示して説明したが、当業者にとって、本発明の原理および精神から逸脱
することなくこれらの実施例に対して様々な変更、修正、置換及び変形を行うことができ
、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲及びそれらの同等物によって限定される。
1−固定顎、2−可動顎、21−ラック、3−ウォーム、30−ウォームクラッチ機構、
32−螺旋状歯、33−螺旋状溝、4−左側ピン軸、56−弾性機構、5−第2バネ、6
−第1バネ、7−右側ピン軸、47−ピン軸、48−横圧縮軸、8−第3バネ、9−ボス
、10−モンキーレンチ本体、11−ガイド用丸穴、12−角穴、13−左側縦長穴、1
4−右側縦長穴、15−左側バネ溝、16−右側バネ溝、17−中心軸穴、18−下死点

Claims (4)

  1. モンキーレンチ本体、固定顎及び可動顎を含み、前記モンキーレンチ本体の上端は、固定
    顎であり、前記可動顎は、固定顎に対応し、且つ可動顎の下端部におけるラックが、モン
    キーレンチ本体の上端に開けられたガイド用丸穴の内部を摺動し、前記モンキーレンチ本
    体には、角穴がさらに開けられ、角穴には、ラックと噛み合うウォームが取り付けられる
    開口幅急速調整可能なモンキーレンチであって、
    前記角穴の左側と右側には、ウォームクラッチ機構が設けられ、前記ウォームは、ウォー
    ムクラッチ機構に接続されるピン軸に取り付けられ、
    前記ウォームクラッチ機構は、圧縮量によりウォームを可動顎の底部のラックから完全に
    分離させ得る弾性機構であり、
    前記弾性機構は、第2バネと第3バネであり、第2バネと第3バネの上端がピン軸と当接
    して接続され、第2バネが、角穴の左側に開けられた左側バネ溝に取り付けられ、第3バ
    ネが、角穴の右側に開けられた右側バネ溝に取り付けられ、
    前記第2バネと第3バネは、構造が同じであり且つ対称的に設けられ、前記左側バネ溝と
    右側バネ溝は、構造が同じであり且つ対称的に設けられることを特徴とする開口幅急速調
    整可能なモンキーレンチ。
  2. 前記ピン軸は、左側ピン軸と右側ピン軸を含み、左側ピン軸の右端が第1バネを介して右
    側ピン軸の左端に接続される横圧縮軸であり、第1バネ全体は、ウォームの中心軸穴に位
    置していることを特徴とする請求項1に記載の開口幅急速調整可能なモンキーレンチ。
  3. 前記左側ピン軸の左端は、ウォームの中心軸穴から突き出した後、角穴の左側に開けられ
    た左側縦長穴に伸びており、且つ左側縦長穴は、角穴と左側バネ溝に同時に連通し、左側
    ピン軸の左端は、さらに左側バネ溝に伸びて第2バネの上端に接続され、前記右側ピン軸
    の右端は、ウォームの中心軸穴から突き出した後、角穴の右側に開けられた右側縦長穴に
    伸びており、且つ右側縦長穴は、角穴と右側バネ溝に同時に連通し、右側ピン軸の右端は
    、さらに右側バネ溝に伸びて第3バネの上端に接続され、
    前記左側ピン軸と右側ピン軸は、構造が同じであり且つ対称的に設けられることを特徴と
    する請求項2に記載の開口幅急速調整可能なモンキーレンチ。
  4. 前記可動顎のラックの底面の固定顎に隣接する側には、ボスが設けられ、ウォームが下死
    点までウォームクラッチ機構を下向きに圧縮すると、ウォームにおける螺旋状歯が、ボス
    の横方向変位を制限し、ウォームが回動すると、前記ボスは、ウォームにおける螺旋状歯
    と噛み合うことを特徴とする請求項1又は2又は3に記載の開口幅急速調整可能なモンキ
    ーレンチ。
JP2019219181A 2019-09-12 2019-12-03 開口幅急速調整可能なモンキーレンチ Pending JP2021041519A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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CN201910869600.4A CN110614601A (zh) 2019-09-12 2019-09-12 快速调节开口尺寸的活扳手
CN201910869600.4 2019-09-12

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