JP2021039572A - 非認知能力診断装置、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 明確な正解の無い設問に対する回答を評価することで非認知能力を診断する非認知能力診断装置及びプログラムを提供する。【解決手段】 非認知能力診断装置100が、被験者に1又は2以上の設問を提示する設問提示手段101と、前記提示した設問に対する被験者の解答を入力する解答入力手段102と、前記解答ごとに、1人又は2人以上の評価者に評価を要求する評価要求手段103と、前記要求した評価を入力する評価入力手段104と、前記評価に基づいて前記被権者の非認知能力を判定する、能力判定手段105と、前記判定した非認知能力を前記被験者に提示する、診断結果提示手段107を備える。【選択図】 図2

Description

本発明は非認知能力診断装置及びプログラムに関し、具体的には、明確な正解の無い設問に対する回答を評価することで非認知能力を診断する非認知能力診断装置及びプログラムに関する。
従来から、試験その他の採点を支援する装置として、例えば特許文献1の採点支援装置が知られている。この採点支援装置は対象問題の正解と、対象問題に対する複数の生徒の回答とを共に表示部に表示させることで、複数の生徒を対象とする試験の採点において生徒かんで採点基準がぶれることを抑制する技術である。
特開2017−194754号公報
前述の採点支援装置を含む従来技術では、正解があらかじめ設定された設問を生徒に回答させ、当該回答の成否を判定するものである。
一方で、昨今では人が実社会を生きる上で重要な能力、いわゆる非認知能力の重要性が高まっている。この非認知能力は例えば洞察力やユーモア、想像力等であり、これらの能力を診断するためには、明確な正解の無い設問に対する回答を評価する必要がある。
しかしながら、従来の採点支援技術は明確な正解が存在することを前提としており、非認知スキルを十分に診断することが難しいという問題があった。
本発明は前述の課題を鑑み、明確な正解の無い設問に対する回答を評価することにより非認知能力を診断できる非認知能力診断装置及びプログラムを提供することを、その目的とするものである。
前述の課題を解決することを目的としてなされた本発明に係る非認知能力診断装置は、被験者の非認知能力を診断する非認知能力診断装置であって、被験者に1又は2以上の設問を提示する設問提示手段と、前記提示した設問に対する被験者の解答を入力する解答入力手段と、前記解答ごとに、1人又は2人以上の評価者に評価を要求する評価要求手段と、前記要求した評価を入力する評価入力手段と、前記評価に基づいて前記被権者の非認知能力を判定する、能力判定手段と、前記判定した非認知能力を前記被験者に提示する、診断結果提示手段と、を備えることを特徴としている。
本発明に係る非認知能力診断装置は、前記設問提示手段が、前記所定の設問を3問提示するようにすると好適である。前記設問は2問又は4問或はそれ以上提示してもよい。
本発明に係る非認知能力診断装置は、前記評価要求手段が、前記回答ごとに3人の評価者に評価を要求するようにしてもよい。
本発明に係る非認知能力診断装置は、前記評価が、前記解答について所定の評価項目ごとに所定の段階によりおこなわれるようにしてもよく、この場合には、前記評価項目が25項目であり、前記段階は5段階であるようにすると好適である。
本発明に係る非認知能力診断装置は、前記能力判定手段が、前記評価者による評価の平均値に基づいて前記被認知能力を判定するようにしてもよい。
本発明に係る非認知能力診断装置は、さらに、所定の条件を満たす場合に再度前記評価を要求する、再評価手段を備えるようにしてもよく、また、この場合には、前記所定の条件が、二以上の前記評価者による評価が所定のしきい値を超えて乖離した場合であると好適である。
本発明に係る非認知能力診断装置は、前記評価要求手段が、前記評価者を過去の評価に基づいて選定するようにしてもよい。
本発明に係る非認知能力診断装置は、前記設問提示手段が、前記被験者に関する情報、及び、過去の診断結果に基づいて前記1又は2以上の設問を選定して提示するようにしてもよい。
本発明によれば、設問に対して被験者が入力した回答を1人又は2人以上の評価者に評価させ、当該評価に基づいて被験者の非認知能力を判定する。この構成により、明確な正解の無い設問に対する回答を評価することにより非認知能力を診断することができる。
本発明の実施形態の一例における全体構成を示す図である。 同実施形態の一例における、非認知能力診断の処理の流れを示すフロー図である。 同実施形態の一例における、評価項目の一覧を示す図である。 同実施形態の一例における、パーソナリティの一覧を示す図である。 同実施形態の一例における、診断結果を模式的に示す図であり、(a)は主要評価項目の判定結果を棒グラフで示す図であり、(b)は主要評価項目の判定結果をレーダーチャートで示す図であり、(c)は主要評価項目の判定結果及びフィードバックを表形式で示す図である。 同実施形態の一例における、診断結果を模式的に示す図であり、(a)は一般評価項目の判定結果を示す図であり、(b)はパーソナリティの判定結果を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態の一例における非認知能力診断装置100の全体的な構成を示した図である。図1で示すように、非認知能力診断装置100は、設問提示手段101と、解答入力手段102と、評価要求手段103と、評価入力手段104と、能力判定手段105と、再評価手段106と、診断結果提示手段107と、データベース108を備えている。
本実施形態において、非認知能力診断装置100は、周知のサーバ用コンピュータを用いて構成されている。非認知能力診断装置100として用いるコンピュータの二次記憶装置に、後述する処理を実行するプログラムがあらかじめ記憶されており、当該プログラムをメモリ上にロードしてCPU(中央演算装置)が実行することにより、サーバ用コンピュータを非認知能力診断装置100として機能させるものである。
なお、上記の通り、本実施形態において非認知能力診断装置100はサーバ用コンピュータを用いて構成されているが、非認知能力診断装置100としても用いるコンピュータは適宜、周知のコンピュータを用いるようにしてもよい。例えば、一般的なパーソナル・コンピュータを用いてもよく、非認知能力診断装置100として機能させるにあたって要求される性能、例えば、処理速度や耐久性、信頼性、その他に応じてハードウェア構成は任意に変更してよい。
また、本実施形態における非認知能力診断装置100は単一のサーバ用コンピュータを用いて構成されているが、非認知能力診断装置100を二台以上のコンピュータにより構成するようにしてもよい。この場合に、上記二台以上のコンピュータが同一の場所に設置されている必要はなく、例えば遠隔地に配置されたコンピュータ群が後述するネットワーク400を介して通信するように構成してもよい。
また、本実施形態において、非認知能力診断装置100はいわゆるWEBアプリケーションサーバとして構成されている。非認知能力診断装置100はネットワーク400を介して被験者端末200及び評価者端末300と通信可能に接続されている。
設問提示手段101は、非認知能力診断装置100が備えるデータベース108から設問を取得して被験者に提示する。前述のとおり、本実施形態における非認知能力診断装置100はWEBアプリケーションサーバとして構成されており、設問提示手段101は、後述する被験者端末200に上記取得した設問を提示する。
解答入力手段102は、前述の設問提示手段101が提示した設問に対する被験者の解答を入力する。本実施形態では、被験者が被験者端末200を操作して上記提示された設問に対する解答を入力すると、解答入力手段102により非認知能力診断装置100のデータベース108に当該解答が格納される。
評価要求手段103は、前述の解答入力手段102により入力された解答の評価を評価者に要求する。前述のとおり、本実施形態における非認知能力診断装置100はWEBアプリケーションサーバとして構成されており、評価者が自身の評価者端末300から非認知能力診断装置100にアクセスすると、評価要求手段103により要求された解答の評価が評価者端末300に一覧表示される。
評価入力手段104は、前述の評価要求手段103により要求された解答の評価を入力する。本実施形態では、評価者が評価者端末300を操作し、要求された解答の評価を入力すると、評価入力手段104により当該評価が非認知能力診断装置100のデータベース108に格納される。
能力判定手段105は、前述の評価入力手段104により入力された解答の評価に基づいて、被験者の非認知能力を判定する。判定した結果は非認知能力診断装置100のデータベース108に格納され、後述する再評価手段106、診断結果提示手段107に使用されるほか、設問提示手段101により設問を取得する際にも使用される。
再評価手段106は、前述の能力判定手段105による非認知能力の判定処理において、所定の条件を満たす場合に前述の評価要求手段103〜能力判定手段105を再実行する。本実施形態では一の回答について三人の評価者に評価を要求するが、当該評価者の評価が所定のしきい値を超えて乖離する場合に再評価手段106による再実行が行われる。
診断結果提示手段107は、能力判定手段105により判定した非認知能力を被験者に提示する。前述のように、本実施形態における非認知能力診断装置100はWEBアプリケーションサーバとして構成されており、診断結果提示手段107は、被験者の被験者端末200のWEBブラウザ上に当該判定結果を表示する。
データベース108は、非認知能力診断装置100が機能を発揮する上で必要な情報、すなわち、設問や解答、被験者に関する情報、評価者に関する情報を管理する。本実施形態におけるデータベース108は、非認知能力診断装置100として用いるサーバ用コンピュータ上に構築されたRDBMS(リレーショナル・データベース・マネージメント・システム)を用いているが、情報の管理はRDBMS以外の周知の技術により行うようにしてもよく、例えば、非認知能力診断装置100の二次記憶装置内の所定の領域をそのまま用いて管理するようにしてもよい。
被験者端末200は、非認知能力診断装置100を用いて非認知能力を診断する被験者が使用する端末である。前述のように、本実施形態における非認知能力診断装置100はWEBアプリケーションサーバとして構成されており、被験者端末200は、被験者端末200備えるWEBブラウザを介して非認知能力診断装置100と通信する。被験者端末200はWEBブラウザが稼働する周知のコンピュータを用いてよく、据え置き型のパーソナル・コンピュータでもよいし、或いは、携帯可能なタブレット型コンピュータでもよい。
評価者端末300は、被験者の解答を評価する評価者が使用する端末である。本実施形態における非認知能力診断装置100はWEBアプリケーションサーバとして構成されており、評価者端末300は、評価者端末が備えるWEBブラウザにより後述するネットワーク400を介して非認知能力診断装置と通信する。評価者端末300は被験者端末200と同様にWEBブラウザが稼働する周知のコンピュータを用いて構成することができる。
ネットワーク400は、非認知能力診断装置100、被験者端末200、評価者端末300を通信可能に接続するコンピュータ・ネットワークである。ネットワーク400は、例えばいわゆるインターネットのような広域ネットワークを用いてもよいし、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)を用いてもよい。また、無線ネットワークでもよいし、有線ネットワークでもよい。接続の方式や通信規約は周知の技術を用いてよいが、前述したように本実施形態の非認知能力診断装置100はWEBアプリケーションサーバとして構成されており、非認知能力診断装置100と被験者端末200及び評価者端末300がHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)等により通信できる必要がある。
以上が非認知能力診断装置100の全体的な構成である。次いで、非認知能力診断装置100による非認知能力の診断処理の流れについて説明する。図2は、本実施形態に係る非認知能力診断装置100を用いて被験者の非認知能力を診断する際の処理の流れを示したフロー図である。
被験者が被験者端末200のWEBブラウザにより非認知能力診断装置100にアクセスすると、非認知能力診断装置100の設問提示手段101がデータベース108から提示する設問を取得し、被験者端末200のWEBブラウザ上に表示することにより被験者に提示する(ステップS101)。
ステップS101により取得及び提示する設問数は任意に選択可能であるが、本実施形態では三問の設問を取得及び提示する。設問の取得については任意の取得方法を用いてよく、例えばあらかじめデータベース108に格納した設問群から無作為に抽出してもよいが、本実施形態では、被験者個人に関する情報、及び、過去の診断結果に基づいて設問を選定する。
前述のステップS101により提示された設問に対して被験者が被験者端末200を操作して解答を入力すると、非認知能力診断装置100の解答入力手段102により当該入力された解答がデータベース108に格納される(ステップS102)。
なお、本実施形態では前述のとおり、ステップS101において三問の設問を被験者に提示するが、本実施形態では、前述のステップS102及び後述するステップS103〜S105の各処理は設問毎に行われる。すなわち、三問の設問を提示する本実施形態では、ステップS102〜S105は三回行われる。
ステップS102が完了し、被験者による設問の解答が非認知能力診断装置100のデータベース108に格納されると、非認知能力診断装置100の評価要求手段103により評価者に対する当該格納された解答の評価が要求される(ステップS103)。
本実施形態の非認知能力診断装置100は前述したようにWEBアプリケーションサーバとして構成されている。ステップS102による解答の評価要求は、非認知能力診断装置100のデータベース108に格納されており、評価者が評価者端末300のWEBブラウザにより非認知能力診断装置100にアクセスすると、当該評価者への要求が評価者端末300のWEBブラウザに一覧表示される。評価者が当該一覧表示された要求から任意の要求を選択すると、当該要求に対して、解答を評価する画面に遷移する。
本実施形態のステップS102では、一の設問につき3人の評価者に解答の評価を要求する。要求する評価者の数、及び、評価者の選定方法は任意に選択してよく、例えば、過去の評価実績に基づいて評価者を選定するようにしてもよい。
解答の評価が要求された評価者が評価者端末300を操作して評価を行うと、非認知能力診断装置100の評価入力手段104により、当該行われた評価が非認知能力診断装置100のデータベース108に格納される(ステップS104)。
ステップS104において、評価者は、一の解答に対して所定の評価項目ごとに所定の段階で評価を行う。本実施形態では、所定の評価項目として25の評価項目を用いており、各評価項目ごとに所定の段階として5段階の評価を行う。
図3は、本実施形態における評価項目の一覧を示した図である。前述のとおり、本実施形態では25の評価項目により解答の評価を行う。図3で示すように、評価項目は、5つの主要評価項目I101〜I105と、20の一般評価項目I201〜I220から構成されている。
主要評価項目I101〜I105は、本実施形態における25の評価項目の内、非認知能力を向上させる際に特に強く表れる評価項目である。本実施形態における主要評価項目I101〜I105は、具体的には洞察力I101、多角的な視点I102、社会的な知I103、ユーモアI104、判断力I105である。
一般評価項目I201〜I220は、本実施形態における25の評価項目から前述の5つの主要評価項目I101〜I105を除いた評価項目である。本実施形態における一般評価項目I201〜I220は、具体的には好奇心I201、想像力I202、熱意I203、存在感I204、豊かな表現力I205、勇敢さI206、向学心I207、自制心I208、根気強さI209、確信I210、チームワークI211、修正力I212、正直さI213、感謝の心I214、包容力I215、寛容さI216、推進力I217、共感力I218、他を奮い立たせる力I219、絆I220である。
本実施形態では、一の設問の解答につき、各評価者のそれぞれが前述の25評価項目ごとに5段階の評価を行うが、全ての設問に対して前述の25評価項目すべてを評価しない様に構成してもよい。例えば、一の設問に対して、主要評価項目I101〜I105の5評価項目と、一般評価項目I201〜I220から抽出した10評価項目の合計15評価項目をあらかじめ紐づけてデータベース108に登録しておき、ステップS101の設問取得において、設問全体で前述の25評価項目すべてを評価できるように三問の設問を選定するようにしてもよい。また、一の設問に対して紐づける評価項目の数を、設問ごとに設定するようにしてもよい。
本実施形態ではステップS103により三人の評価者が選定されており、当該三人の評価者による解答の評価がそれぞれステップS104により非認知能力診断装置100のデータベース108に格納される。上記三人の評価者によるすべての解答の評価が完了すると、非認知能力診断装置100の能力判定手段105により、被験者の非認知能力判定処理が実行される(ステップS105)。
本実施形態では、ステップS105における非認知能力判定処理は、具体的には、前述の25の評価項目I101〜I105、I201〜220のぞれぞれについて三人の評価者の評価の平均値を求めるステップS105aと、当該平均値に基づいて主要評価項目を判定するステップS105bと、ステップS105aの判定結果に基づいたフィードバックを生成するステップS105cと、一般評価項目を判定するステップS105dと、前述の平均値に基づいて被験者のパーソナリティを判定するステップS105eから構成されている。
ステップS105aは、前述の主要評価項目I101〜I105、I201〜I220のぞれぞれについて、前述の三人の評価者による評価の平均値を求める。ステップS105aで求めた各評価項目ごとの平均値は、後述するステップS105b〜105eで用いられる。
また、本実施形態では、ステップS105aによる平均値を求める際に、三人の評価者による評価が所定のしきい値を超えて乖離する場合には、非認知能力診断装置100の再評価手段106により、ステップS103〜S105aを再度実行する(ステップS106)。
ステップS105aにより平均値が求められると、次いで、主要評価項目I101〜I105の判定を行う(ステップS105b)。本実施形態では、各主要評価項目の平均値に基づいて、当該主要評価項目I101〜I105のそれぞれを12点満点、合計60点満点で判定する。
ステップS105bによる主要評価項目I101〜I105の判定が完了すると、次いで、当該判定結果に基づいたフィードバックの生成が行われる(ステップS105c)。本実施形態では、非認知能力診断装置100のデータベース108に、主要評価項目I101〜I105のそれぞれについて、所定の判定結果範囲ごとにフィードバック文章が紐づけて格納されている。ステップS105cでは、ステップS105bによる判定結果に基づいて当該フィードバック文章を抽出する。
次いで、前述のステップS105aにより求められた各評価項目ごとの平均値に基づいて、一般評価項目I201〜I220の判定が行われる(ステップS105d)。ステップS105dでは、前述の平均値に基づいて一般評価項目I201〜I220から、被験者の強みとして顕在する項目を3段階で抽出する。
ステップS105dによる一般評価項目の判定が完了すると、次いで、25の評価項目I101〜I105、I201〜I220すべての平均値に基づいて、被験者のパーソナリティを判定する(ステップS105e)。図4は、本実施形態におけるパーソナリティを示した表である。図4で示すように、本実施形態では、被験者のパーソナリティを改革者P101、チーム構築者P102、リスクテイカーP103、芸術的思考者P104,ゲームプランナーP105の5つのパーソナリティに分けて判定する。
ステップS105による非認知能力の判定が完了すると、非認知能力診断装置100の診断結果提示手段107により、診断結果の提示が行われる(ステップS107)。
本実施形態における非認知能力診断装置100は前述したようにWEBアプリケーションサーバとして構成されており、ステップS105が完了した時点で被験者が被験者端末200のWEBブラウザで非認知能力診断装置100にアクセスすると、診断結果提示手段107により被験者端末200のWEBブラウザに診断結果が表示される。
図5は、本実施形態の非認知能力診断装置100が被験者端末200のWEBブラウザに表示する画面における、主要評価項目I101〜I105の判定結果を模式的に示した図であり、図5(a)は判定結果を棒グラフで表した図、図5(b)は判定結果をレーダーチャートで表した図、図5(c)は判定結果及びフィードバックを表形式で表した図である。
図5(a)〜(c)で示すように、本実施形態では、主要評価項目I101〜I105の判定結果を棒グラフR100、レーダーチャートR200、主要項目判定結果表R300の三種類の形式で表示する。
棒グラフR100及びレーダーチャートR200は、主要項目I101〜I105の判定結果、すなわち、前述のステップS105bの結果を棒グラフ及びレーダーチャート形式で表したものである。
主要項目判定結果表R300は、主要評価項目I101〜I105の判定結果及びフィードバック文章を表形式で表したものであり、各評価項目及び、主要評価項目I101〜I105の総合判定のそれぞれについて、評価項目名R301、スコアR302、レシオR303、フィードバックR304の列を設けている。当該列の内、スコアR302は前述のステップS105bの結果を表す列であり、レシオR303はスコアの総計における各評価項目のスコアの割合を表す列であり、フィードバックR304は前述のステップS105cの結果を表す列である。
図6は、本実施形態の非認知能力診断装置100が被験者端末200のWEBブラウザに表示する画面における、一般評価項目I201〜I220、及び、被験者のパーソナリティの判定結果を模式的に示した図であり、図6(a)は一般評価項目の判定結果を表形式で表した図、図6(b)はパーソナリティの判定結果を表形式で表した図である。
一般評価項目判定結果R400は、一般評価項目I201〜I220の判定結果を表形式で表したものであり、前述のステップS105dの結果を表している。一般評価項目判定結果R400は、各評価項目ごとに、評価項目名R401と、当該行の評価項目の顕在度R402を示す列が設けられている。
パーソナリティ判定結果R500は、ステップS105eの結果を表形式で表したものである。
本実施形態における非認知能力診断装置100では、設問提示手段101が提示した設問に対する被験者の解答を、評価要求手段103が選定した三人の評価者に評価させ、能力判定手段105によって当該評価に基づいて被験者の非認知能力を判定する。この構成により、明確な正解の無い設問に対する解答を評価して被験者の非認知能力を診断することができる。
本実施形態の説明は以上であるが、本発明の実施の形態はこれに限られない。例えば、本実施形態における非認知能力診断装置100はWEBアプリケーションサーバとして構成されているが、非認知能力診断装置100と被験者端末200及び評価者端末300がHTTPに代えて独自のプロトコルで通信するようにしてもよい。
その他の具体的な構成も本実施形態の一例に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において様々な変更が可能である。
100 非認知能力診断装置
101 設問提示手段
102 解答入力手段
103 評価要求手段
104 評価入力手段
105 能力判定手段
106 再評価手段
107 診断結果提示手段
108 データベース
200 被験者端末
300 評価者端末
400 ネットワーク

Claims (11)

  1. 被験者の非認知能力を診断する非認知能力診断装置であって、
    被験者に1又は2以上の設問を提示する設問提示手段と、
    前記提示した設問に対する被験者の解答を入力する解答入力手段と、
    前記解答ごとに、1人又は2人以上の評価者に評価を要求する評価要求手段と、
    前記要求した評価を入力する評価入力手段と、
    前記評価に基づいて前記被権者の非認知能力を判定する、能力判定手段と、
    前記判定した非認知能力を前記被験者に提示する、診断結果提示手段と、
    を備えることを特徴とする、非認知能力診断装置。
  2. 前記設問提示手段が、前記所定の設問を三問提示する
    ことを特徴とする、請求項1記載の非認知能力診断装置。
  3. 前記評価要求手段が、前記回答ごとに三人の評価者に評価を要求する
    ことを特徴とする、請求項1又は2に記載の非認知能力診断装置。
  4. 前記評価が、前記解答について所定の評価項目ごとに所定の段階によりおこなわれる
    ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の非認知能力診断装置。
  5. 前記評価項目が25項目であり、前記段階は5段階である
    ことを特徴とする、請求項4記載の非認知能力診断装置。
  6. 前記能力判定手段が、前記1人又は2人以上の評価者による評価の平均値に基づいて前記被認知能力を判定する
    ことを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の非認知能力診断装置。
  7. 前記被認知能力診断装置が、さらに、所定の条件を満たす場合に再度前記評価を要求する、再評価手段を備える
    ことを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の非認知能力診断装置。
  8. 前記所定の条件が、2人以上の前記評価者による評価が所定のしきい値を超えて乖離した場合である
    ことを特徴とする、請求項7記載の非認知能力診断装置。
  9. 前記評価要求手段が、前記1人又は2人以上の評価者を過去の評価に基づいて選定する
    ことを特徴とする、請求項1〜8のいずれかに記載の非認知能力診断装置。
  10. 前記設問提示手段が、前記被験者に関する情報、及び、過去の診断結果に基づいて前記1又は2以上の設問を選定して提示する
    ことを特徴とする、請求項1〜9のいずれかに記載の非認知能力診断装置。
  11. コンピュータを請求項1〜10のいずれかに記載の非認知能力診断装置として機能させるプログラム。

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