JP2021033366A - 提供装置、提供方法および提供プログラム - Google Patents

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Yoshimune Tabuchi
義宗 田渕
隼人 小林
Hayato Kobayashi
隼人 小林
一真 村尾
Kazuma Murao
一真 村尾
毅司 増山
Takeshi Masuyama
毅司 増山
太一 谷塚
Taichi Tanizuka
太一 谷塚
立 日暮
Ritsu Higure
立 日暮
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Takeshi Kobayashi
健 小林
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Abstract

【課題】文章が示す重要な箇所を容易に理解させること。【解決手段】本願にかかる提供装置は、記憶部と、抽出部と、提供部とを有する。記憶部は、動画像と、所定のテキスト情報とを対応付けて記憶する。抽出部は、動画像のうち、所定のテキスト情報によって示されるコンテキストの特徴を示す特徴情報と関連性を有する一部分の動画像である関連動画像を抽出する。提供部は、所定のテキスト情報と、抽出部により抽出された関連動画像とが組み合わされた提供コンテンツを提供する。【選択図】図6

Description

本発明は、提供装置、提供方法および提供プログラムに関する。
従来、記事からキーワードを抽出し、抽出したキーワードに対応する画像をこの記事に付与すべき画像として選択する技術が知られている。例えば、特許文献1には、配信記事に含まれるキーワードと適合するキーワードが対応付けられている画像を候補画像として選択し、画像関心度に基づいて、候補画像の中から配信記事に添付する画像を決定する技術が開示されている。
特開2018−200565号公報
しかしながら、上記の従来技術では、文章が示す重要な箇所を容易に理解させることが可能なコンテンツを提供することができるとは限らない。例えば、上記の従来技術では、公開記事に添付されている画像のうち、配信記事に含まれるキーワードと適合するキーワードが対応付けられている画像を選択しているに過ぎず、また、配信記事および公開記事に添付されている画像の入稿元が一致する等、配信記事と画像とが何らかの関係性の下で対応付けられている訳でもない。このようなことから、上記の従来技術では、文章が示す重要な箇所を明確に示す画像が選択されるとはいい難い。したがって、上記の従来技術では、文章が示す重要な箇所を容易に理解させることが可能なコンテンツを提供することができるとは限らない。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、文章が示す重要な箇所を容易に理解させることが可能なコンテンツを提供することができる提供装置、提供方法および提供プログラムを提供することを目的とする。
本願にかかる提供装置は、動画像と、所定のテキスト情報とを対応付けて記憶する記憶部と、前記動画像のうち、前記所定のテキスト情報によって示されるコンテキストの特徴を示す特徴情報と関連性を有する一部分の動画像である関連動画像を抽出する抽出部と、前記所定のテキスト情報と、前記抽出部により抽出された関連動画像とが組み合わされた提供コンテンツを提供する提供部とを有することを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、文章が示す重要な箇所を容易に理解させることが可能なコンテンツを提供することができるといった効果を奏する。
図1は、実施形態にかかる提供処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態にかかるテキスト情報および動画像の組の一例を示す図である。 図3は、実施形態にかかるコンテンツ生成処置の一例(1)を示す図である。 図4は、実施形態にかかるコンテンツ生成処置の一例(2)を示す図である。 図5は、実施形態にかかる提供システムの構成例を示す図である。 図6は、実施形態にかかる提供装置の構成例を示す図である。 図7は、実施形態にかかるユーザ情報記憶部の一例を示す図である。 図8は、実施形態にかかる提供処理手順を示すフローチャートである。 図9は、提供装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願にかかる提供装置、提供方法および提供プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」という)について図面を参照しつつ説明する。なお、この実施形態により本願にかかる提供装置、提供方法および提供プログラムが限定されるものではない。また、以下の実施形態において、同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.提供処理の概要〕
図1〜図4を用いて、実施形態にかかる提供処理の一例について説明する。実施形態にかかる提供処理は、図1に示す提供装置100によって行われる。図1〜図4を用いて実施形態にかかる生成処理の一例を説明する前に、まずは、実施形態にかかる提供処理の概要を示すことにする。
実施形態にかかる提供処理の概要として、まず、図5を用いて、実施形態にかかる提供システムについて説明する。図5は、実施形態にかかる提供システム1の構成例を示す図である。実施形態にかかる提供システム1は、図5に示すように、端末装置10と、提供装置100とを含む。端末装置10、提供装置100は、ネットワークNを介して有線または無線により通信可能に接続される。なお、図5に示す提供システム1には、複数台の端末装置10や、複数台の提供装置100が含まれてよい。
端末装置10は、ユーザによって利用される情報処理端末である。端末装置10は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等である。端末装置10は、各種のコンテンツを表示画面に表示する。例えば、端末装置10は、ユーザ操作に応じて、コンテンツの配信要求を提供装置100に送信することで、提供装置100によって生成されたコンテンツを受信する。そして、端末装置10は、受信したコンテンツを表示画面に表示させる。
ここで、実施形態にかかる提供処理が行われるにあたっての前提について説明する。例えば、読み手(ユーザ)は、ニュース記事を読んだ場合、記事が示す重要な箇所の状況(例えば、イベントの様子、事故の状況、試合の状況)をいち早く容易に知りたいと考える。このようなことから、例えば、ニュースコンテンツは、ニュース記事(テキスト情報)と、動画像とで構成されることがある。しかしながら、動画像があったとしても、読み手は必ずしも現場の詳しい状況を容易に理解することができるとは限らない。例えば、記事が長かったり、複雑であったり、難解な文章で構成されている場合等、読み手は、先に動画像を見ることで現場の状況を把握しようとするが、現場の状況がわかり易く示された動画像でないこともあるため、動画像があったとしても、読み手は現場の状況を理解するのが困難なことがある。
また、ニュース記事が示す重要な箇所に対応する動画像が付されているとは限らない場合もあるため、読み手は、ニュース記事の要点を理解するのが困難な場合がある。さらに、ニュース記事が表示されている端末装置のスペック、あるいは、周辺環境(例えば、電波状況のよくない環境)によっては、再生時間が長く容量の重い動画像が表示されない場合もある。そうすると、読み手は、ニュース記事のみで現場の状況を想像するしかなくなってしまう。
また、動画像から特徴的な部分を抽出してハイライト動画を生成する技術が存在するが、かかる技術は、ニュース記事が示すコンテキストを考慮しているわけではない。したがって、かかる技術では、現場の状況をわかり易く伝えることのできる動画像を生成することできない。
実施形態にかかる提供処理は、上記のような前提(課題)を解決するためのものであり、文章(例えば、ニュース記事)の特徴的な内容(重要な箇所)と関連する動画像を抽出し、文章のうちこの特徴的な内容を示す部分と、動画像とを組み合わせることで、文章が示す重要な箇所を容易に理解させることが可能なニュースコンテンツを提供するための処理である。具体的には、提供装置100は、動画像と、所定のテキスト情報とを対応付けて記憶しておく。このような状態において、提供装置100は、動画像のうち、所定のテキスト情報によって示されるコンテキストの特徴を示す特徴情報と関連性を有する一部分の動画像である関連動画像を抽出し、所定のテキスト情報と、抽出した関連動画像とを組み合わせた提供コンテンツを提供する。
例えば、提供装置100は、コンテキストのうち、重要度が所定値より高いコンテキストの特徴を示す特徴情報と関連性を有する一部分の動画像である関連動画像を抽出する。また、例えば、提供装置100は、特徴情報として、コンテキストの特徴を示すキーワードと関連性を有する一部分の動画像である関連動画像を抽出する。一例として、提供装置100は、動画像のうち、このキーワードと関連性を有する関連ワードを含む文字情報が表示される一部分の動画像である関連動画像を抽出する。また、提供装置100は、このような関連動画像として、キーワードと関連性を有する関連ワードを含む文字情報が表示されるフレームを抽出する。
また、提供装置100は、所定のテキスト情報を分割した分割テキスト情報それぞれについて、当該分割コンテンツと関連性を有する関連動画像を組み合わせた組み合わせコンテンツを生成し、生成した各組み合わせコンテンツが含む提供コンテンツを生成する。そして、提供装置100は、複数の組み合わせコンテンツを含む提供コンテンツを提供する。
〔2.実施形態にかかる提供処理の一例〕
さて、ここからは、図1を用いて、実施形態にかかる提供処理について説明する。図1は、実施形態にかかる提供処理の一例を示す図である。また、本実施形態では、所定のテキスト情報はニュース記事であるものとするが、所定のテキスト情報はニュース記事に限定されるものではなく、例えば、各種の書籍としてのテキスト情報や、学術論文としてのテキスト情報であってもよい。また、本実施形態では、所定のテキスト情報と対応付けて記憶される動画像は、所定のテキスト情報とともに入稿された動画像であるものする。このようなことから、本実施形態では、所定のテキスト情報と動画像とは入稿元(例えば、コンテンツプロバイダー)が同一という点で関連付けられる。
また、後ほど詳しく説明するが、提供コンテンツ(例えば、ニュースコンテンツ)は、この提供コンテンツに対応する見出し情報が選択された場合に、選択元のユーザに提供(配信)されるコンテンツである。このため、提供コンテンツのいわゆる中身として表示される所定のテキスト情報は、見出し情報に対応する詳細情報といえる。このようなことから、図1の例では、提供コンテンツを「詳細コンテンツ」という名称に置き換えて説明することにする。
まず、提供装置100は、動画像とテキスト情報とを対応付けて記憶しておく処理を前処理として行っておく。具体的には、提供装置100は、各入稿元から動画像と、テキスト情報との組の入稿を受け付け、受け付けた動画像と、テキスト情報とを対応付けてコンテンツ情報記憶部121に格納する(ステップS11)。この動画像から抽出された一部の動画像と、テキスト情報とが組み合わされたコンテンツが詳細コンテンツとなり、後にユーザに提供される。
ここで、実施形態にかかるコンテンツ情報記憶部121について説明する。コンテンツ情報記憶部121は、コンテンツ(詳細コンテンツ)に関する各種情報を記憶する。図1の例では、コンテンツ情報記憶部121は、「カテゴリ」、「入稿元ID」、「入稿日時」、「コンテンツID」、「テキスト情報」、「動画像ID」、「フレーム」、「文字情報」、「再生位置」といった項目を有する。
「カテゴリ」は、「テキスト情報」が含まれる詳細コンテンツ(「コンテンツID」で識別されるコンテンツ)が属するカテゴリを示す。例えば、「テキスト情報」が特定の地域で開催されたイベントに関するニュース記事である場合には、この「テキスト情報」に対応する詳細コンテンツは、カテゴリ「地域」に属される。図1に示すコンテンツ情報記憶部121の例では、テキスト情報TX11に対応する詳細コンテンツであって、コンテンツID「C11」で識別される詳細コンテンツは、カテゴリ「地域」に属されている。かかる例は、テキスト情報TX11が表示される詳細コンテンツC11は、カテゴリ「地域」に属することを意味する。
「入稿元ID」は、対応する「テキスト情報」、および、対応する「動画像ID」で識別される動画像の組を入稿した入稿元を識別する識別情報を示す。図1に示すコンテンツ情報記憶部121の例では、入稿元ID「D1」で識別される入稿元(入稿元D1)が、テキスト情報TX11および動画像MIG11の組を入稿した例を示す。「入稿日時」は、入稿元によって、テキスト情報および動画像の組が入稿された日時を示す。
「コンテンツID」は、「テキスト情報」、および、「動画像ID」で識別される動画像(実際には、この動画像から抽出された関連動画像)によって構成される詳細コンテンツを識別する識別情報を示す。「テキスト情報」は、例えば、ニュース記事としての文章であり詳細コンテンツ内に表示される。言い換えれば、「テキスト情報」は、詳細コンテンツを構成する構成要素である。「動画像ID」は、「テキスト情報」とともに入稿された動画像を識別する識別情報を示す。また、かかる動画像から抽出された関連動画像は、詳細コンテンツ内に表示される。言い換えれば、関連動画像は、詳細コンテンツを構成する構成要素である。
「フレーム」は、対応する「動画像ID」によって識別される動画像の元になる静止画1コマを示す。図1に示すコンテンツ情報記憶部121の例では、フレームFL111、FL112、FL113、FL114、FL115、FL116、FL117(フレームFL111〜FL117)といった7つのフレームに対して、動画像ID「MIG11」が対応付けられている。かかる例は、フレームFL111〜FL117を組み合わせて成る動画像が、動画像ID「MIG11」によって識別される動画像(動画像MIG11)である例を示す。
「文字情報」は、対応する「フレーム」に対して導入されているテロップ(文字情報の一例)を示す。図1に示すコンテンツ情報記憶部121の例では、フレームFL111に対して文字情報「TLP111」が対応付けられている。かかる例は、フレームFL111には、テロップである文字情報「TLP111」が導入されている例を示す。なお、図1に示すコンテンツ情報記憶部121の例では、文字情報として概念的な記号を用いているが、実際には、リアルな文字列が用いられる。また、図1に示すコンテンツ情報記憶部121の例では、全てのフレームに文字情報が対応付けられているが、実際には、文字情報を有しないフレームも存在する。
「再生位置」は、対応する「フレーム」が再生される再生位置(時間位置)を示す。図1に示すコンテンツ情報記憶部121の例では、フレームFL111に対して再生位置「RP111」が対応付けられている。かかる例は、フレームFL111〜FL117を組み合わせて成る動画像が再生された場合、フレームFL111は、再生位置「RP111」で再生される例を示す。なお、図1に示すコンテンツ情報記憶部121の例では、再生位置として概念的な記号を用いているが、実際には、リアルな数値が用いられる。
さて、ここからは実施形態にかかる提供処理の本処理の一例について説明する。提供装置100は、各詳細コンテンツに対応する見出し情報が一覧表示されるような一覧コンテンツP1の配信要求を受信するまで待機している。このような状態において、例えば、端末装置10は、ユーザU1の操作に応じて一覧コンテンツP1の配信要求を送信したとする。このような場合、提供装置100は、ユーザU1の端末装置10から一覧コンテンツP1の配信要求を受信する(ステップS12)。
そうすると、提供装置100は、コンテンツ情報記憶部121に記憶されるテキスト情報と、動画像との組み合わせのうち、ユーザU1に関する属性情報に応じた組み合わせを提供対象の組み合わせとして抽出(決定)する(ステップS13)。なお、ここで抽出された組み合わせを含む詳細コンテンツに対応する見出し情報が、一覧コンテンツP1に表示される。したがって、ステップS13の組み合わせを抽出する処理は、一覧コンテンツP1において、どの詳細コンテンツの見出し情報を一覧表示させるかを決定する処理といえる。また、ここでいうユーザU1に関する属性情報とは、年齢、性別、、居住地、出身地、履歴情報(例えば、行動履歴)から判明した嗜好性等であるが、もちろんこれらは一例に過ぎず、任意の属性情報を用いることができる。
次に、提供装置100は、ステップS13で抽出した各組み合わせに対応する詳細コンテンツそれぞれの見出し情報が一覧表示される一覧コンテンツP1を生成し、生成した一覧コンテンツP1を端末装置10に配信する(ステップS14)。なお、図1に示すコンテンツ情報記憶部121の例では、不図示であるが、コンテンツ情報記憶部121は、例えば、「コンテンツID」に対応付けて見出し情報も記憶しておくことができる。見出し情報は、入稿元によって設定されてもよいし、提供装置100が「テキスト情報」から動的に生成してもよい。
このような状態において、提供装置100は、詳細コンテンツの配信要求を受信するまで待機する。ここで、一覧コンテンツP1を閲覧したユーザU1は、詳細コンテンツC11に対応する見出し情報を選択したとする。かかる場合、端末装置10は、詳細コンテンツC11の配信要求を提供装置100に送信する。また、この配信要求には、例えば、詳細コンテンツC11を識別するコンテンツID「C11」が含まれる。したがって、図1の例では、提供装置100は、詳細コンテンツC11の配信要求を受信する(ステップS15)。
次に、提供装置100は、詳細コンテンツC11の構成要素であるテキスト情報TX11により示される各コンテキストに対して重要度を算出し、各コンテキストのうち重要度が所定値より高いコンテキストに対応するテキスト情報である処理対象のテキスト情報をテキスト情報TX11から抽出する(ステップS16)。ここでいうコンテキストとは、テキスト情報(かかる例では、テキスト情報TX11)の内容、あるいは、この内容によって示される現場の状況を指し示す。したがって、コンテキストに対して算出される重要度は、テキスト情報(かかる例では、テキスト情報TX11)の内容の要点を読み手に理解させるうえで、どれだけ重要なコンテキストであるかといった重要性の度合いを示すものである。
ここで、図2を用いて、重要度算出の一例を説明する。図2は、実施形態にかかるテキスト情報および動画像の組の一例を示す図である。図1の例では、提供装置100は、ユーザU1の端末装置10から詳細コンテンツC11の配信要求を受信している。したがって、図2には、コンテンツ情報記憶部121の例も踏まえて、詳細コンテンツC11に対応するテキスト情報TX11の一例と、動画像MIG11の一例とが示されている。
図2の例では、テキスト情報TX11は、テキストグループTXGP111、テキストグループTXGP112、テキストグループTXGP113、といった3つのテキストグループによって構成されている。なお、このようなグループ設定は、入稿元D1によって予め行われているものとする。以下、テキストグループTXGP111を用いて重要度算出の一例を説明するが、他のテキストグループも同様の手法で行われる。まず、提供装置100は、テキストグループTXGP111のコンテキストを解析し、テキストグループTXGP111が示すコンテキストを検出する。ここでは、説明を簡単にするために、提供装置100は、「G県M市中心部の昔ながらの町並み一帯で22日、軒先に水をまくイベントがスタートした。」というコンテキストと、「浴衣姿の女性や子どもらが一斉に水を打ち、町並みに一服の涼を呼び込んだ」というコンテキストを検出したものとする。
この2つのコンテキストを比べたとき、ユーザU1が知りたいのは、「浴衣姿の女性や子どもらが一斉に水打ちした」という情報ではなく、「G県M市中心部の昔ながらの町並み一帯で22日、軒先に水をまくイベントが行われた」という情報であることは明らかである。したがって、提供装置100は、2つのコンテキストのうち、「G県M市中心部の昔ながらの町並み一帯で22日、軒先に水をまくイベントがスタートした。」というコンテキストCONT11−1の方により高い重要度を算出する。また、かかる重要度が所定値以上であったとする。そうすると、提供装置100は、テキストグループTXGP111から、コンテキストCONT11−1に対応するテキスト情報(コンテキストCONT11−1を説明するテキスト情報)を、処理対象のテキスト情報として抽出する。なお、説明の便宜上、ここで抽出された処理対象のテキスト情報を、以下では、「処理対象のテキスト情報CONT11−1」と表記することにする。
また、説明を省略するが、図2の例では、提供装置100が、テキストグループTXGP112については、コンテキストCONT11−2の方により高い重要度を算出したことにより、コンテキストCONT11−2に対応するテキスト情報を処理対象のテキスト情報として抽出している。また、このような処理対象のテキスト情報を、以下では、「処理対象のテキスト情報CONT11−2」と表記することにする。
同様に、図2の例では、提供装置100が、テキストグループTXGP113については、コンテキストCONT11−3の方により高い重要度を算出したことにより、コンテキストCONT11−3に対応するテキスト情報を処理対象のテキスト情報として抽出している。また、このような処理対象のテキスト情報を、以下では、「処理対象のテキスト情報CONT11−3」と表記することにする。
図1に戻り、提供装置100は、ステップS16で抽出した処理対象のテキスト情報が示すコンテキストそれぞれから、当該コンテキストの特徴を示すキーワード(特徴情報の一例)を抽出する(ステップS17)。上記例によると、提供装置100は、処理対象のテキスト情報CONT11−1が示すコンテキスト、処理対象のテキスト情報CONT11−2が示すコンテキスト、処理対象のテキスト情報CONT11−3が示すコンテキストそれぞれから、コンテキストを特徴付けるキーワードを抽出する。提供装置100は、コンテキストを特徴付けるキーワードを抽出する手法には、任意の従来手法を用いることができる。
ここで、再び図2を用いると、図2の例では、提供装置100が、ステップS17において、処理対象のテキスト情報CONT11−1が示すコンテキストを特徴付けるキーワードとして、「昔ながらの町並み」というキーワードKW11−1を抽出している例が示されている。また、図2の例では、提供装置100が、ステップS17において、処理対象のテキスト情報CONT11−2が示すコンテキストを特徴付けるキーワードとして、「水おけとひしゃく」というキーワードKW11−2、「打ち水」というキーワードKW11−3を抽出している例が示されている。また、図2の例では、提供装置100が、ステップS17において、処理対象のテキスト情報CONT11−3が示すコンテキストを特徴付けるキーワードとして、「旧〇〇邸」というキーワードKW11−4、「浴衣姿の子供ら」というキーワードKW11−5を抽出している例が示されている。
次に、提供装置100は、テキスト情報TX11に対応付けられる動画像MIG11を構成するフレームのうち、ステップS17で抽出した各キーワードと関連性を有するフレームを抽出する(ステップS18)。コンテンツ情報記憶部121で説明したように、動画像MIG11は、フレームFL111〜FL117を組み合わせて成る動画像であり、各フレームにはテロップ(文字情報)が表示されるようになっている。したがって、提供装置100は、ステップS17で抽出した各キーワードと、各テロップとのマッチングを行い、フレームFL111〜FL117の中から、各キーワードに関連(例えば、一致または類似)する文字列(例えば、単語)を含むテロップが導入されているフレームを抽出する。
例えば、フレームFL112に導入されているテロップTLP112には「昔ながらの町並み」という文字列が含まれているとする。かかる場合、提供装置100は、テロップTLP112を有するフレームFL112を、キーワードKW11−1(昔ながらの町並み)と関連性を有するフレームとして抽出する。また、このような場合、TLP112は、「コンテキストの特徴を示すキーワードと関連性を有する関連ワードを含む文字情報」の一例といえる。また、フレームFL112は、「コンテキストの特徴を示すキーワードと関連性を有する関連ワードを含む文字情報が表示される一部分の動画像である関連動画像」の一例といえる。
また、例えば、フレームFL114に導入されているテロップTLP114には「水おけとひしゃく」「打ち水」という文字列が含まれているとする。かかる場合、提供装置100は、テロップTLP114を有するフレームFL114を、キーワードKW11−2(水おけとひしゃく)、および、キーワードKW11−3(打ち水)と関連性を有するフレームとして抽出する。また、このような場合、TLP114は、「コンテキストの特徴を示すキーワードと関連性を有する関連ワードを含む文字情報」の一例といえる。また、フレームFL114は、「コンテキストの特徴を示すキーワードと関連性を有する関連ワードを含む文字情報が表示される一部分の動画像である関連動画像」の一例といえる。
また、例えば、フレームFL116に導入されているテロップTLP116には「旧〇〇邸」「浴衣姿の子供ら」という文字列が含まれているとする。かかる場合、提供装置100は、テロップTLP116を有するフレームFL116を、キーワードKW11−4(旧〇〇邸)、および、キーワードKW11−5(浴衣姿の子供ら)と関連性を有するフレームとして抽出する。また、このような場合、TLP116は、「コンテキストの特徴を示すキーワードと関連性を有する関連ワードを含む文字情報」の一例といえる。また、フレームFL116は、「コンテキストの特徴を示すキーワードと関連性を有する関連ワードを含む文字情報が表示される一部分の動画像である関連動画像」の一例といえる。
次に、提供装置100は、テキスト情報TX11およびステップS18で抽出したフレーム(関連動画像)を組み合わせて、詳細コンテンツC11を生成する生成処理を行う(ステップS19)。例えば、提供装置100は、フォーマット情報記憶部122から最適なフォーマット情報を取得する。そして、提供装置100は、各処理対象のテキスト情報を含むテキストグループそれぞれについて、当該テキストグループと関連性を有するフレームを組み合わせることで、組合せコンテンツを生成する。そして、提供装置100は、取得したフォーマット情報に基づいて、組合せコンテンツを含む詳細コンテンツC11を生成する。
フォーマット情報記憶部122について説明する。フォーマット情報記憶部122は、詳細コンテンツを生成するうえで構成要素を配置するための領域や、各領域の位置関係がおよそ規定されたフォーマット情報を記憶する。図1の例では、フォーマット情報記憶部122は、「カテゴリ」、「フォーマットID」、「フォーマット情報」、「領域数」といった項目を有する。
「カテゴリ」は、対応する「フォーマットID」によって識別される「フォーマット情報」を用いて構成要素を配置した場合どのような「カテゴリ」に応じた見た目になるかを示す。図1に示すフォーマット情報記憶部122の例では、カテゴリ「雑誌」に対してフォーマットID「FM52」が対応付けられている。かかる例は、フォーマットID「FM52」によって識別されるフォーマット情報(フォーマットFM52)を用いて構成要素を配置した場合、雑誌のような見た目の詳細コンテンツを生成可能である例を示す。また、図1に示すフォーマット情報記憶部122の例では、カテゴリ「中吊り」に対してフォーマットID「FM63」が対応付けられている。かかる例は、フォーマットID「FM63」によって識別されるフォーマット情報(フォーマットFM63)を用いて構成要素を配置した場合、中吊り広告のような見た目の詳細コンテンツを生成可能である例を示す。
「フォーマット情報」は、フォーマットのデータそのものを示す。「領域数」は、「フォーマット情報」に含まれる領域であって、各構成要素を配置可能な領域の数を示す。なお、図1に示すフォーマット情報記憶部122の例では、詳細コンテンツのタイトルが表示されるタイトル領域の数は考慮されてない。
ここで、図3を用いて、ステップS19での生成処理の一例をより詳細に説明する。図3は、実施形態にかかるコンテンツ生成処置の一例(1)を示す図である。図3では、提供装置100が、雑誌のような見た目の詳細コンテンツC11を生成する例を示す。図2で示したように、テキスト情報TX11は、テキストグループTXGP111、テキストグループTXGP112、テキストグループTXGP113、といった3つのテキストグループによって分割されている。したがって、各テキストグループは、所定のテキスト情報(ここでは、テキスト情報TX11)を分割した分割テキスト情報の一例といえる。また、各テキストグループには、処理対象のテキスト情報が含まれる。
提供装置100は、テキスト情報TX11が3つのテキストグループに分割されることから、カテゴリ「雑誌」が対応付けられたフォーマット情報のうち、領域数「3」のフォーマット情報であるフォーマットFM53をフォーマット情報記憶部122から取得する。図3の例では、フォーマットFM53には、タイトル領域AR53−1、および、以下に説明する組合せコンテンツが配置される領域AR53−2、AR53−3、AR53−4が含まれる。なお、提供装置100は、フォーマットFM53に含まれる各領域のサイズを適宜変更することができる。
そして、提供装置100は、各処理対象のテキスト情報を含むテキストグループTXGP111、TXGP112、TXGP113それぞれについて、当該テキストグループと関連性を有するフレームを組み合わせることで、組合せコンテンツを生成する。
ステップS18の例によると、提供装置100は、テキストグループTXGP111に含まれるキーワードKW11−1と関連性を有するフレームとして、フレームFL112を抽出している。したがって、提供装置100は、テキストグループTXGP111とフレームFL112とを組み合わせることにより、組合せコンテンツCOM11−1を生成する。また、同様の例では、提供装置100は、テキストグループTXGP112に含まれるキーワードKW11−2およびKW11−3と関連性を有するフレームとして、フレームFL114を抽出している。したがって、提供装置100は、テキストグループTXGP112とフレームFL114とを組み合わせることにより、組合せコンテンツCOM11−2を生成する。また、同様の例では、提供装置100は、テキストグループTXGP113に含まれるキーワードKW11−4およびKW11−5と関連性を有するフレームとして、フレームFL116を抽出している。したがって、提供装置100は、テキストグループTXGP113とフレームFL116とを組み合わせることにより、組合せコンテンツCOM11−3を生成する。
このような状態において、提供装置100は、フォーマットFM53に含まれる各領域に各組合せコンテンツを配置することで、詳細コンテンツC11を生成する。例えば、提供装置100は、図3に示すように、詳細コンテンツC11に対応するタイトル情報TL11を領域53−1に配置し、組合せコンテンツCOM11−1を領域53−2に配置し、組合せコンテンツCOM11−2を領域53−3に配置し、組合せコンテンツCOM11−3を領域53−4に配置する。
また、図3の例によると、提供装置100は、テキストグループTXGP111を左、フレームFL112を右にした組合せコンテンツCOM11−1を生成している。また、提供装置100は、テキストグループTXGP112を右、フレームFL114を左にした組合せコンテンツCOM11−2を生成している。また、提供装置100は、テキストグループTXGP113を下、フレームFL116を上にした組合せコンテンツCOM11−3を生成している。さらに、提供装置100は、テキスト情報TX11が示すコンテキストのうち、ユーザの興味が最も集中すると考えられるコンテキストの特徴(例えば、旧〇〇邸前で浴衣姿の子どもらが水をまくイベントの状況)を明確に表しているフレームFL116を他のフレームのサイズより大きくしている。
これにより、提供装置100は、テキスト情報TX11が示す重要な箇所を容易に理解させることができ、かつ、より雑誌のような見た目に近付けた詳細コンテンツC11を生成することができる。また、提供装置100は、多くのユーザが見慣れているであろう雑誌のような見た目の詳細コンテンツC11を生成することで、読み手に親近感を与えることができるため、詳細コンテンツC11を自然なかたちでユーザに露出させることができる。この結果、提供装置100は、文章が示す重要な箇所を容易に理解させることが可能なコンテンツを提供することができるようになる。なお、提供装置100は、コンテキストの特徴を示すキーワードの文字サイズ、色、太さ等を制御することもできる。
図1の説明に戻り、提供装置100は、ステップS19で生成した詳細コンテンツC11をユーザU1に提供する(ステップS20)。すなわち、提供装置100は、ステップS19で生成した詳細コンテンツC11をユーザU1の端末装置10に配信する。
ここで、図3では、提供装置100が、雑誌のような見た目の詳細コンテンツC11を生成する例を示した。しかし、提供装置100は、中吊り広告のような見た目の詳細コンテンツC11を生成することもできる。図4では、提供装置100が、中吊り広告のような見た目の詳細コンテンツC11を生成する生成処理の一例を示す。図4は、実施形態にかかるコンテンツ生成処置の一例(2)を示す図である。なお、中吊り広告のような見た目の詳細コンテンツC11を生成する場合、用いられるフォーマット情報が異なるだけで、基本的な処理は図3の例と同一である。したがって、重複する説明については省略する。
提供装置100は、テキスト情報TX11が3つのテキストグループに分割されることから、カテゴリ「中吊り」が対応付けられたフォーマット情報のうち、領域数「3」のフォーマット情報であるフォーマットFM63をフォーマット情報記憶部122から取得する。図4の例では、フォーマットFM63には、タイトル領域AR63−1、および、組合せコンテンツが配置される領域AR63−2、AR63−3、AR63−4が含まれる。フォーマットFM63は、フォーマットFM53と異なり各領域が横並びされている。なお、提供装置100は、フォーマットFM63に含まれる各領域のサイズを適宜変更することができる。
このような状態において、提供装置100は、フォーマットFM63に含まれる各領域に各組合せコンテンツを配置することで、詳細コンテンツC11を生成する。例えば、提供装置100は、図4に示すように、詳細コンテンツC11に対応するタイトル情報TL11を領域63−1に配置し、組合せコンテンツCOM11−1を領域63−2に配置し、組合せコンテンツCOM11−2を領域63−3に配置し、組合せコンテンツCOM11−3を領域63−4に配置する。
また、図4の例によると、提供装置100は、テキストグループTXGP111を上、フレームFL112を下にした組合せコンテンツCOM11−1を生成している。また、提供装置100は、キーワードKW11−1(昔ながらの町並み)のサイズを大きくするとともに太字にし、さらに、テキストグループTXGP111に背景色を付けている。
また、提供装置100は、テキストグループTXGP112を上、フレームFL114を下にした組合せコンテンツCOM11−2を生成している。また、提供装置100は、キーワードKW11−2(水おけとひしゃく)のサイズを大きくするとともに太字にし、さらに、テキストグループTXGP112に背景色を付けている。
また、提供装置100は、テキストグループTXGP113を上、フレームFL116を下にした組合せコンテンツCOM11−3を生成している。さらに、提供装置100は、キーワードKW11−4(旧〇〇邸)、および、KW11−5(浴衣姿の子供ら)のサイズを大きくするとともに太字にし、さらに、テキストグループTXGP113に背景色を付けている。
これにより、提供装置100は、上記のように組合せコンテンツの態様を制御することにより、テキスト情報TX11が示す重要な箇所を容易に理解させることができ、かつ、より中吊り広告のような見た目に近付けた詳細コンテンツC11を生成することができる。また、提供装置100は、多くのユーザが見慣れているであろう中吊り広告のような見た目の詳細コンテンツC11を生成することで、読み手に親近感を与えることができるため、詳細コンテンツC11を自然なかたちでユーザに露出させることができる。この結果、提供装置100は、文章が示す重要な箇所を容易に理解させることが可能なコンテンツを提供することができるようになる。
〔3.提供装置の構成〕
次に、図6を用いて、実施形態にかかる提供装置100について説明する。図6は、実施形態にかかる提供装置100の構成例を示す図である。図6に示すように、提供装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。例えば、提供装置100は、図1〜図4で説明した生成処理を行うサーバ装置である。
(通信部110について)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークNと有線または無線で接続され、例えば、端末装置10との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120について)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子またはハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部120は、コンテンツ情報記憶部121と、フォーマット情報記憶部122と、ユーザ情報記憶部123とを有する。コンテンツ情報記憶部121と、フォーマット情報記憶部122については、図1で説明済みのため省略する。
(ユーザ情報記憶部123について)
ユーザ情報記憶部123は、ユーザに関する情報を記憶する。例えば、ユーザ情報記憶部123は、ユーザに関する属性情報や履歴情報を記憶する。ここで、図7ではこの最も単純な例を示す。図7に実施形態にかかるユーザ情報記憶部123の一例を示す。図7の例では、「ユーザID」、「属性情報」、「履歴情報」といった項目を有する。
「ユーザID」は、ユーザまたはユーザの端末装置10を識別する識別情報を示す。「属性情報」は、「ユーザID」で識別されるユーザの各種属性情報を示す。図7の例では、属性情報として概念的な記号を用いているが、実際には属性情報は、例えば、性別・年齢・現住所・出身地・職業・家族構成、「履歴情報」から判別された嗜好性等である。「履歴情報」は、「ユーザID」で識別されるユーザの各種履歴情報を示す。図7の例では、履歴情報として概念的な記号を用いているが、実際には履歴情報は、例えば、インターネット上あるいは現実の行動履歴である。履歴情報の一例としては、検索履歴、閲覧履歴、購買履歴、移動履歴が挙げられる。
(制御部130について)
制御部130は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、提供装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図6に示すように、制御部130は、入稿受付部131と、受信部132と、抽出部133と、生成部134と、提供部135と、取得部136とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図6に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部130が有する各処理部の接続関係は、図6に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(入稿受付部131について)
入稿受付部131は、各入稿元から動画像と、テキスト情報と組の入稿を受け付け、受け付けた動画像と、テキスト情報とを対応付けてコンテンツ情報記憶部121に格納する。この動画像から抽出された一部の動画像と、この動画像ともに入稿されたテキスト情報とが組み合わされたコンテンツが詳細コンテンツとなり、後にユーザに提供される。
(受信部132について)
受信部132は、端末装置10から各種コンテンツの配信要求を受信する。図1で説明したように、端末装置10は、ユーザの操作に応じて一覧コンテンツP1の配信要求を送信する場合がある。かかる場合、受信部132は、端末装置10から一覧コンテンツP1の配信要求を受信する。また、図1で説明したように、一覧コンテンツP1を閲覧したユーザは、詳細コンテンツに対応する見出し情報を選択することがある。かかる場合、端末装置10は、選択された見出し情報に対応する詳細コンテンツの配信要求を提供装置100に送信する。よって、この場合、受信部132は、端末装置10から詳細コンテンツの配信要求を受信する。
(抽出部133について)
抽出部133は、入稿された動画像のうち、所定のテキスト情報によって示されるコンテキストの特徴を示す特徴情報と関連性を有する一部分の動画像である関連動画像を抽出する。具体的には、抽出部133は、入稿された動画像のうち、当該動画像とともに同一入稿元により入稿されたテキスト情報によって示されるコンテキストの特徴を示す特徴情報と関連性を有する一部分の動画像である関連動画像を抽出する。
例えば、抽出部133は、コンテキストのうち、重要度が所定値より高いコンテキストの特徴を示す特徴情報と関連性を有する一部分の動画像である関連動画像を抽出する。また、例えば、抽出部133は、特徴情報として、コンテキストの特徴を示すキーワードと関連性を有する一部分の動画像である関連動画像を抽出する。具体的には、抽出部133は、動画像のうち、キーワードと関連性を有する関連ワードを含む文字情報が表示される一部分の動画像である関連動画像を抽出する。
また、例えば、抽出部133は、関連動画像として、所定のテキスト情報によって示されるコンテキストの特徴を示す特徴情報と関連性を有するフレームを抽出する。一例としては、抽出部133は、特徴情報毎に当該特徴情報と関連性を有する1のフレームを抽出する。あるいは、抽出部133は、フレームとして、所定のテキスト情報によって示されるコンテキストの特徴を示す特徴情報と関連性を有する再生範囲のフレームを抽出する。
また、抽出部133は、コンテンツ情報記憶部121に記憶されている動画像と所定のテキスト情報との組み合わせのうち、所定の条件情報を満たす組み合わせを提供対象の組み合わせとして抽出し、抽出した提供対象の組み合わせの中で互いに対応付けられている動画像と所定のテキスト情報とを用いて、関連動画像を抽出する。例えば、抽出部133は、コンテンツ情報記憶部121に記憶されている動画像と所定のテキスト情報との組み合わせのうち、提供先のユーザに関する属性情報に応じた組み合わせを提供対象の組み合わせとして抽出し、抽出した提供対象の組み合わせの中で互いに対応付けられている動画像と所定のテキスト情報とを用いて、関連動画像を抽出する。
(生成部134について)
生成部134は、配信要求を送信したユーザに提供されるコンテンツを生成する。例えば、生成部134は、見出し情報が一覧表示される一覧コンテンツを生成する。また、生成部134は、所定のテキスト情報と、抽出部133により抽出された関連動画像とが組み合わされた提供コンテンツ(図1の例では、詳細コンテンツ)を生成する。例えば、生成部134は、所定のテキスト情報を分割した分割テキスト情報それぞれについて、当該分割テキスト情報と関連性を有する関連動画像を組み合わせることで提供コンテンツを生成する。例えば、提供部135は、提供コンテンツとして、所定のテキスト情報を分割した分割テキスト情報それぞれについて、当該分割テキスト情報と関連性を有する関連動画像を組み合わせた組合せコンテンツを生成する。そして、生成部134は、各組合せコンテンツを含む提供コンテンツを生成する。
(提供部135について)
提供部135は、所定のテキスト情報と、抽出部133により抽出された関連動画像とが組み合わされた提供コンテンツを提供する。例えば、提供部135は、所定のテキスト情報を分割した分割テキスト情報それぞれについて、当該分割コンテンツと関連性を有する関連動画像を組み合わせることで生成された複数の組合せコンテンツを含む提供コンテンツを提供する。すなわち、提供部135は、生成部134に生成された提供コンテンツを要求元ユーザに提供する。
(取得部136について)
取得部136は、所定のテキスト情報を分割した分割テキスト情報それぞれと関連性を有する分割コンテンツを取得する。例えば、取得部136は、分割コンテンツとして、所定のテキスト情報によって示されるコンテキストの特徴を示す特徴情報と関連性を有する動画像である関連動画像であって、所定のテキスト情報に対応付けて記憶される動画像から抽出された一部分の動画像である関連動画像を取得する。図1の例では、提供装置100が分割コンテンツを抽出する例を示したが、例えば、他の外部装置によって既に分割コンテンツが抽出済みである場合には、取得部136は、この外部装置から分割コンテンツを取得することができる。また、このような場合、生成部134は、分割テキスト情報それぞれについて、当該分割テキスト情報と関連性を有する分割コンテンツを組み合わせた組合せコンテンツを生成する。そして、提供部135は、複数の組合せコンテンツを含む提供コンテンツを提供する。
ここで、図1の例を用いて、抽出部133、生成部134、提供部135それぞれによって行われる処理の一例を示す。抽出部133は、受信部132により一覧コンテンツP1の配信要求が受信された場合には、コンテンツ情報記憶部121に記憶されるテキスト情報と、動画像との組み合わせのうち、要求元ユーザ(図1の例では、ユーザU1)に関する属性情報に応じた組み合わせを提供対象の組み合わせとして抽出する。そうすると、生成部134は、抽出された各組み合わせに対応する詳細コンテンツそれぞれの見出し情報が一覧表示される一覧コンテンツP1を生成し、提供部135は、生成部134により生成された一覧コンテンツP1を要求元ユーザの端末装置10に配信する。
また、抽出部133は、見出し情報が選択されたことにより詳細コンテンツ(提供コンンツ)の配信要求が受信された場合には、配信要求で識別される詳細コンテンツに表示されるテキスト情報(大元のテキスト情報)により示される各コンテキストに対して重要度を算出する。そして、抽出部133は、各コンテキストのうち重要度が所定値より高いコンテキストに対応するテキスト情報である処理対象のテキスト情報を大元のテキスト情報から抽出する。なお、重要度の算出は、抽出部133以外の処理部によって行われてもよい。例えば、提供装置100は、重要度を算出する算出部を有してもよい。
また、抽出部133は、抽出した処理対象のテキスト情報が示すコンテキストそれぞれから、当該コンテキストの特徴を示すキーワードを抽出する。そして、抽出部133は、大元のテキスト情報に対応付けられる動画像を構成するフレームのうち、上記抽出した各キーワードと関連性を有するフレームを抽出する。例えば、抽出部133は、上記抽出した各キーワードと、フレームに導入されている各テロップとのマッチングを行い、フレームの中から、各キーワードに関連(例えば、一致または類似)する文字列(例えば、単語)を含むテロップが導入されているフレームを抽出する。
ここで、抽出部133は、例えば、1つのキーワードに関連(例えば、一致または類似)する文字列を含むテロップが導入されているフレームが複数存在する場合には、このようなフレームを全て抽出することができる。これは、抽出部133が、所定のテキスト情報によって示されるコンテキストの特徴を示す特徴情報と関連性を有する再生範囲のフレームを抽出することに相当する。
また、生成部134は、テキスト情報TX11およびフレーム(関連動画像)を組み合わせて、詳細コンテンツを生成する生成処理を行う。例えば、生成部134は、フォーマット情報記憶部122から最適なフォーマット情報を取得し、各処理対象のテキスト情報を含むテキストグループそれぞれについて、当該テキストグループと関連性を有するフレームを組み合わせることで、組合せコンテンツを生成する。そして、生成部134は、取得したフォーマット情報に基づいて、組合せコンテンツを含む詳細コンテンツを生成する。そして、提供部135は、生成された詳細コンテンツを要求元ユーザに提供する。
〔4.処理手順〕
次に、図8を用いて、実施形態にかかる提供処理の手順について説明する。図8は、実施形態にかかる提供処理手順を示すフローチャートである。
まず、入稿受付部131は、各入稿元から動画像と、テキスト情報と組の入稿を受け付け、受け付けた動画像と、テキスト情報とを対応付けてコンテンツ情報記憶部121に格納する(ステップS101)。また、ここで受け付けられたテキスト情報を以下「大元のテキスト情報」と表記する場合がある。
また、このような状態において、受信部132は、詳細コンテンツに対応する見出し情報が一覧表示される一覧コンテンツの配信要求を端末装置10から受信したか否かを判定する(ステップS102)。受信部132は、一覧コンテンツの配信要求を受信していないと判定した場合には(ステップS102;No)、受信するまで待機する。一方、抽出部133は、一覧コンテンツの配信要求を受信したと判定された場合には(ステップS102;Yes)、大元のテキスト情報と、動画像との組み合わせのうち、要求元ユーザに関する属性情報に応じた組み合わせを提供対象の組み合わせとして抽出する(ステップS103)。
そうすると、生成部134は、抽出された各組み合わせに対応する詳細コンテンツそれぞれの見出し情報が一覧表示される一覧コンテンツを生成する(ステップS104)。そして、提供部135は、生成部134により生成された一覧コンテンツを要求元ユーザに提供する(ステップS105)。
また、このような状態において、受信部132は、詳細コンテンツの配信要求を端末装置10から受信したか否かを判定する(ステップS106)。受信部132は、詳細コンテンツの配信要求を受信していないと判定した場合には(ステップS106;No)、受信するまで待機する。一方、抽出部133は、詳細コンテンツの配信要求を受信したと判定された場合には(ステップS106;Yes)、配信要求で識別される詳細コンテンツに表示されるテキスト情報(大元のテキスト情報)により示される各コンテキストに対して重要度を算出する(ステップS107)。そして、抽出部133は、各コンテキストのうち重要度が所定値より高いコンテキストに対応するテキスト情報である処理対象のテキスト情報を大元のテキスト情報から抽出する(ステップS108)。
また、抽出部133は、ステップS108で抽出した処理対象のテキスト情報が示すコンテキストそれぞれから、当該コンテキストの特徴を示すキーワードを抽出する(ステップS109)。そして、抽出部133は、大元のテキスト情報に対応付けられる動画像を構成するフレームのうち、ステップS109で抽出した各キーワードと関連性を有するフレームを抽出する(ステップS110)。
次に、生成部134は、大元のテキスト情報およびフレームを組み合わせて、詳細コンテンツを生成する生成処理を行う(ステップS111)。例えば、生成部134は、フォーマット情報記憶部122から最適なフォーマット情報を取得する。そして、生成部134は、各処理対象のテキスト情報を含むテキストグループそれぞれについて、当該テキストグループと関連性を有するフレームを組み合わせることで、組合せコンテンツを生成する。そして、生成部134は、取得したフォーマット情報に基づいて、組合せコンテンツを含む詳細コンテンツを生成する。
提供部35は、生成部134により生成された詳細コンテンツを要求元ユーザに提供する(ステップS112)。
〔5.提供処理のバリエーションについて〕
上記実施形態にかかる提供装置100は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、提供装置100の他の実施形態について説明する。
〔5−1.入稿日時〕
抽出部133は、コンテンツ情報記憶部121に記憶されている動画像とテキスト情報との組み合わせのうち、所定の条件情報を満たす組み合わせを提供対象の組み合わせとして抽出し、抽出した提供対象の組み合わせの中で互いに対応付けられている動画像とテキスト情報とを用いて、関連動画像を抽出する。この一例として、上記実施形態では、抽出部133が、コンテンツ情報記憶部121に記憶されている動画像とテキスト情報との組み合わせのうち、提供先のユーザに関する属性情報に応じた組み合わせを提供対象の組み合わせとして抽出し、抽出した提供対象の組み合わせの中で互いに対応付けられている動画像とテキスト情報とを用いて、関連動画像を抽出する例を示した。
例えば、図1の例では、抽出部133が、コンテンツ情報記憶部121に記憶されるテキスト情報と、動画像とを組み合わせのうち、ユーザU1に関する属性情報に応じた組み合わせを提供対象の組み合わせとして抽出(決定)し、提供部135が、抽出された各組み合わせに対応する見出し情報が一覧表示される一覧コンテンツP1をユーザU1に提供する例を示した。また、図1の例では、抽出部133が、上記組み合わせのうち、選択された見出し情報に対応する組み合わせに含まれるテキスト情報に基づいて、対象動画像を抽出する例を示した。
しかしながらこのような例に限らず、抽出部133は、コンテンツ情報記憶部121に記憶されている動画像とテキスト情報との組み合わせのうち、入稿日時が最近の組み合わせを提供対象の組み合わせとして抽出し、抽出した提供対象の組み合わせの中で互いに対応付けられている動画像とテキスト情報とを用いて、関連動画像を抽出いてもよい。この点について、図1の例を用いて説明する。
例えば、抽出部133は、ユーザU1から一覧コンテンツP1の配信要求が受信されると、コンテンツ情報記憶部121に記憶されるテキスト情報と、動画像との組み合わせのうち、ユーザU1に関する属性情報に応じた組み合わせであって、「入稿日時」が所定の基準日(例えば、現在から3日前)よりも最近の入稿日時である組み合わせを提供対象の組み合わせとして抽出する。そうすると、提供部135は、抽出された各組み合わせに対応する見出し情報が一覧表示される一覧コンテンツP1をユーザU1に提供する。
〔5−2.コンテンツをパーソナライズ化〕
上記実施形態では、抽出部133が、ユーザの属性情報を考慮せず、単純に、テキスト情報によって示されるコンテキストの特徴を示すキーワードと関連性を有する一部分の動画像である関連動画像(例えば、フレーム)を抽出する例を示した。しかし、抽出部133は、テキスト情報によって示されるコンテキストの特徴を示す特徴情報のうち、提供先のユーザに関する属性情報に応じた特徴情報と関連性を有する一部分の動画像である関連動画像を抽出してもよい。例えば、抽出部133は、テキスト情報によって示されるコンテキストの特徴を示す特徴情報のうち、当該ユーザの所在地情報、または、当該ユーザの出身地情報に応じた特徴情報と関連性を有する関連動画像を抽出する。この点について、図1の例を用いて説明する。図1の例では、詳細コンテンツの配信要求を送信したユーザU1が提供先のユーザとなる。
例えば、抽出部133は、ユーザ情報記憶部123を参照し、ユーザU1(提供先のユーザの一例)の属性情報や履歴情報からユーザU1の出身地が「M市E町」であることを特定したとする。かかる場合、抽出部133は、ステップS17において(図2も参照)、処理対象のテキスト情報CONT11−3を示すコンテキストを特徴付けるキーワードとして、「E町」というキーワードKW11−6を抽出する可能性がある。
そうすると、抽出部133は、テキスト情報TX11に対応付けられる動画像MIG11を構成するフレームのうち、キーワードKW11−6と関連性を有するフレームを抽出する。ここで、フレームFL115に導入されているテロップTLP115には「E町」という文字列が含まれているとする。かかる場合、抽出部133は、テロップTLP115を有するフレームFL115を、キーワードKW11−5(E町)と関連性を有するフレームとして抽出する。また、このような場合、生成部13は、図3に示す領域AR53−4において、例えば、フレームFL116とともにフレームFL115が表示されるような詳細コンテンツC11を生成する。
これにより、提供装置100は、例えば、提供先のユーザが一目見て興味の惹かれる動画像を有するコンテンツを生成することができるため、よりユーザ満足度の高いコンテンツを提供することができる。
なお、上記例では、抽出部133はが、ユーザに関する属性情報として、ユーザの出身地情報を用いて、関連動画像を抽出する例を示した。しかし、抽出部133は、ユーザに関する属性情報として如何なる属性情報を用いてもよい。例えば、抽出部133は、履歴情報からユーザU1の興味の対象あるいは嗜好性を特定し、興味の対象あるいは嗜好性をユーザU1の属性情報として関連動画像を抽出してもよい。例えば、抽出部133は、ユーザU1の履歴情報からユーザU1が「著名人AP」のファンであることを特定したとする。かかる場合、抽出部133は、文字列「著名人AP」を含むキーワードを特徴情報として優先的に抽出することで、「著名人AP」がピックアップされたフレームを抽出することになる。このため、生成部134は、例えば、「著名人AP」のファンではないユーザには景色中心の動画像を含む詳細コンテンツXを生成する一方で、ユーザU1には「著名人AP」が中心として写された動画像を生成する可能性がある。
〔5−3.リンク先が動画像〕
上記実施形態では、生成部134が、テキスト情報を分割した分割テキスト情報それぞれについて、当該分割テキスト情報と関連性を有する関連動画像を組み合わせた組合せコンテンツを生成し、生成した各組合せコンテンツを含む提供コンテンツを生成する例を示した。しかし、生成部134は、所定のテキスト情報によって示されるコンテキストの特徴を示すキーワードが選択された場合に、抽出部133により抽出された動画像であって、当該キーワードと関連性を有する関連動画像が表示されるような提供コンテンツを生成してもよい。すなわち、提供部135は、所定のテキスト情報によって示されるコンテキストの特徴を示すキーワードが選択された場合に、抽出部133により抽出された動画像であって、当該キーワードと関連性を有する関連動画像が表示されるような提供コンテンツを提供する。この点について、図2の例を用いて説明する。
図1の例では、生成部134は、テキスト情報TX11を分割することで、図3のような雑誌のような見た目の詳細コンテンツC11、あるいは、図4のような中吊り広告のような見た目の詳細コンテンツC11を生成していたが、本変形例では、生成部134は、テキスト情報TX11を分割することなくそのまま用いる。
抽出部133は、ステップS18では、フレームFL112を、キーワードKW11−1(昔ながらの町並み)と関連性を有するフレームとして抽出している。また、抽出部133は、ステップS18では、フレームFL114を、キーワードKW11−2(水おけとひしゃく)、および、キーワードKW11−3(打ち水)と関連性を有するフレームとして抽出している。また、抽出部133は、ステップS18では、フレームFL116を、キーワードKW11−4(旧〇〇邸)、および、キーワードKW11−5(浴衣姿の子供ら)と関連性を有するフレームとして抽出している。したがって、生成部134は、図2の例において、キーワードKW11−1が選択された場合にはフレームFL112がリンク先として表示されるよう、キーワードKW11−1に対してフレームFL112に関する情報(例えば、URL)を貼り付ける。また、生成部134は、図2の例において、キーワードKW11−2やキーワードKW11−3が選択された場合にはフレームFL114がリンク先として表示されるよう、これらのキーワードに対してフレームFL114に関する情報(例えば、URL)を貼り付ける。また、生成部134は、図2の例において、キーワードKW11−4やキーワードKW11−5が選択された場合にはフレームFL116がリンク先として表示されるよう、これらのキーワードに対してフレームFL116に関する情報(例えば、URL)を貼り付ける。
これにより、提供装置100は、文章が示す重要な箇所を容易に理解させることが可能なコンテンツであって、任意のタイミングでこの重要な箇所に対応する動画像を閲覧可能なコンテンツを提供することができる。
〔6.ハードウェア構成〕
また、上記実施形態にかかる提供装置100は、例えば図9に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図9は、提供装置100の機能を実現するコンピュータ1000の一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300又はHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、および、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、通信網50を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータを、通信網50を介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを、入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラム又はデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態にかかる提供装置100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。また、HDD1400には、記憶部120内のデータが格納される。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを、記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から、通信網50を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
〔7.その他〕
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
以上、本願の実施形態をいくつかの図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、受信部は、受信手段や受信回路に読み替えることができる。
1 提供システム
10 端末装置
100 提供装置
120 記憶部
121 コンテンツ情報記憶部
122 フォーマット情報記憶部
123 ユーザ情報記憶部
130 制御部
131 入稿受付部
132 受信部
133 抽出部
134 生成部
135 提供部
136 取得部

Claims (20)

  1. 動画像と、所定のテキスト情報とを対応付けて記憶する記憶部と、
    前記動画像のうち、前記所定のテキスト情報によって示されるコンテキストの特徴を示す特徴情報と関連性を有する一部分の動画像である関連動画像を抽出する抽出部と、
    前記所定のテキスト情報と、前記抽出部により抽出された関連動画像とが組み合わされた提供コンテンツを提供する提供部と
    を有することを特徴とする提供装置。
  2. 前記抽出部は、前記コンテキストのうち、重要度が所定値より高いコンテキストの特徴を示す特徴情報と関連性を有する一部分の動画像である関連動画像を抽出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の提供装置。
  3. 前記抽出部は、前記特徴情報として、前記コンテキストの特徴を示すキーワードと関連性を有する一部分の動画像である前記関連動画像を抽出する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の提供装置。
  4. 前記抽出部は、前記動画像のうち、前記キーワードと関連性を有する関連ワードを含む文字情報が表示される一部分の動画像である前記関連動画像を抽出する
    ことを特徴とする請求項3に記載の提供装置。
  5. 前記抽出部は、前記関連動画像として、前記所定のテキスト情報によって示されるコンテキストの特徴を示す特徴情報と関連性を有するフレームを抽出する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の提供装置。
  6. 前記抽出部は、前記特徴情報毎に当該特徴情報と関連性を有する1の前記フレームを抽出する
    ことを特徴とする請求項5に記載の提供装置。
  7. 前記抽出部は、前記フレームとして、前記所定のテキスト情報によって示されるコンテキストの特徴を示す特徴情報と関連性を有する再生範囲のフレームを抽出する
    ことを特徴とする請求項5または6に記載の提供装置。
  8. 前記抽出部は、前記記憶部に記憶されている動画像と所定のテキスト情報との組み合わせのうち、所定の条件情報を満たす組み合わせを提供対象の組み合わせとして抽出し、抽出した提供対象の組み合わせの中で互いに対応付けられている動画像と所定のテキスト情報とを用いて、前記関連動画像を抽出する
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の提供装置。
  9. 前記抽出部は、前記記憶部に記憶されている動画像と所定のテキスト情報との組み合わせのうち、入稿日時が最近の組み合わせを前記提供対象の組み合わせとして抽出し、抽出した提供対象の組み合わせの中で互いに対応付けられている動画像と所定のテキスト情報とを用いて、前記関連動画像を抽出する
    ことを特徴とする請求項8に記載の提供装置。
  10. 前記抽出部は、前記記憶部に記憶されている動画像と所定のテキスト情報との組み合わせのうち、提供先のユーザに関する属性情報に応じた組み合わせを前記提供対象の組み合わせとして抽出し、抽出した提供対象の組み合わせの中で互いに対応付けられている動画像と所定のテキスト情報とを用いて、前記関連動画像を抽出する
    ことを特徴とする請求項8または9に記載の提供装置。
  11. 前記抽出部は、前記特徴情報のうち、提供先のユーザに関する属性情報に応じた特徴情報と関連性を有する一部分の動画像である前記関連動画像を抽出する
    ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか1つに記載の提供装置。
  12. 前記抽出部は、前記ユーザに関する属性情報として、前記ユーザの所在地情報、または、前記ユーザの出身地情報を用いて、前記関連動画像を抽出する
    ことを特徴とする請求項10または11に記載の提供装置。
  13. 前記提供部は、前記提供コンテンツとして、前記所定のテキスト情報によって示されるコンテキストの特徴を示すキーワードが選択された場合に、前記抽出部により抽出された動画像であって、当該キーワードと関連性を有する前記関連動画像が表示されるような提供コンテンツを提供する
    ことを特徴とする請求項1〜12のいずれか1つに記載の提供装置。
  14. 前記提供部は、前記提供コンテンツとして、前記所定のテキスト情報を分割した分割テキスト情報それぞれについて、当該分割テキスト情報と関連性を有する前記関連動画像を組み合わせることで生成された複数の組み合わせコンテンツを含む提供コンテンツを提供する
    ことを特徴とする請求項1〜13のいずれか1つに記載の提供装置。
  15. 所定のテキスト情報を分割した分割テキスト情報それぞれと関連性を有する分割コンテンツを取得する取得部と、
    前記分割テキスト情報それぞれについて、当該分割テキスト情報と関連性を有する前記分割コンテンツを組み合わせた組み合わせコンテンツを生成する生成部と、
    複数の前記組み合わせコンテンツを含む提供コンテンツを提供する提供部と
    を有することを特徴とする提供装置。
  16. 前記取得部は、前記分割コンテンツとして、前記所定のテキスト情報によって示されるコンテキストの特徴を示す特徴情報と関連性を有する動画像である関連動画像であって、前記所定のテキスト情報に対応付けて記憶される動画像から抽出された一部分の動画像である関連動画像を取得する
    ことを特徴とする請求項15に記載の提供装置。
  17. 提供装置が実行する提供方法であって、
    動画像と、所定のテキスト情報とを対応付けて記憶する記憶工程と、
    前記動画像のうち、前記所定のテキスト情報によって示されるコンテキストの特徴を示す特徴情報と関連性を有する一部分の動画像である関連動画像を抽出する抽出工程と、
    前記所定のテキスト情報と、前記抽出工程により抽出された関連動画像とを組み合わされた提供コンテンツを提供する提供工程と
    を含むことを特徴とする提供方法。
  18. 提供装置が実行する提供方法であって、
    所定のテキスト情報を分割した分割テキスト情報それぞれと関連性を有する分割コンテンツを取得する取得工程と、
    前記分割テキスト情報それぞれについて、当該分割テキスト情報と関連性を有する前記分割コンテンツを組み合わせた組み合わせコンテンツを生成する生成工程と、
    複数の前記組み合わせコンテンツを含む提供コンテンツを提供する提供工程と
    を含むことを特徴とする提供方法。
  19. 動画像と、所定のテキスト情報とを対応付けて記憶する記憶手順と、
    前記動画像のうち、前記所定のテキスト情報によって示されるコンテキストの特徴を示す特徴情報と関連性を有する一部分の動画像である関連動画像を抽出する抽出手順と、
    前記所定のテキスト情報と、前記抽出手順により抽出された関連動画像とを組み合わされた提供コンテンツを提供する提供手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする提供プログラム。
  20. 所定のテキスト情報を分割した分割テキスト情報それぞれと関連性を有する分割コンテンツを取得する取得手順と、
    前記分割テキスト情報それぞれについて、当該分割テキスト情報と関連性を有する前記分割コンテンツを組み合わせた組み合わせコンテンツを生成する生成手順と、
    複数の前記組み合わせコンテンツを含む提供コンテンツを提供する提供手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする提供プログラム。
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