JP2021026849A - Plasma generator - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の実施形態は、プラズマ発生装置に関する。 Embodiments of the present invention relate to a plasma generator.
プラズマは、自動車部品、機械部品、電子部品の浄化やアセトアルデヒドなどの有害物質の分解に利用されている。最近では、プラズマは、医療分野への応用が期待されている。 Plasma is used for purification of automobile parts, mechanical parts, electronic parts and decomposition of harmful substances such as acetaldehyde. Recently, plasma is expected to be applied to the medical field.
一般的なプラズマ発生装置では、真空容器内に設けられた電極に高電圧を印加してアークを発生させることによりプラズマを生成し、生成したプラズマを別途設けられたポンプ等により真空容器から排出している。この種のプラズマ発生装置では、真空容器やポンプ等を必要とするため、装置が大きくなるという問題がある。 In a general plasma generator, a high voltage is applied to an electrode provided in a vacuum vessel to generate an arc to generate plasma, and the generated plasma is discharged from the vacuum vessel by a separately provided pump or the like. ing. Since this type of plasma generator requires a vacuum container, a pump, or the like, there is a problem that the device becomes large.
しかしながら、プラズマ発生装置を医療分野に応用する場合、患部に限定してプラズマを照射することが考えられる。また、プラズマを患部に照射する際には、プラズマ発生装置の操作性が良いことが好ましい。 However, when the plasma generator is applied to the medical field, it is conceivable to irradiate the plasma only to the affected area. Further, when irradiating the affected area with plasma, it is preferable that the operability of the plasma generator is good.
本発明は、操作性が良いプラズマ発生装置を提供することを課題とする。 An object of the present invention is to provide a plasma generator having good operability.
上記課題を解決するため、本実施形態に係るプラズマ発生装置は、ターゲットに向かってプラズマを照射するプラズマ発生装置であって、先端が相互に対向するように配置され、直流電源の負極が印加される第1電極、及び、直流電源の正極が印加される第2電極と、相互に離間して配置され、相互に対向する第1電極の先端と第2電極の先端の周囲に、ターゲットへ向かう方向の磁界を形成する第1磁石及び第2磁石と、を備える。 In order to solve the above problems, the plasma generator according to the present embodiment is a plasma generator that irradiates plasma toward a target, and the tips are arranged so as to face each other, and a negative electrode of a DC power supply is applied. The first electrode and the second electrode to which the positive electrode of the DC power supply is applied are arranged apart from each other, and face the target around the tip of the first electrode and the tip of the second electrode facing each other. It includes a first magnet and a second magnet that form a magnetic field in the direction.
以下、本実施形態を、図面を用いて説明する。説明には、適宜、相互に直交するX軸、Y軸、Z軸からなるXYZ座標系を用いる。 Hereinafter, this embodiment will be described with reference to the drawings. For the description, an XYZ coordinate system including an X-axis, a Y-axis, and a Z-axis that are orthogonal to each other is appropriately used.
(第1の実施形態)
図1は、実施形態に係るプラズマ発生装置1の斜視図である。プラズマ発生装置1は、プラズマ発生部10と高圧電源30を備えている。プラズマ発生部10は、円筒形状のケース20と、ケース20に収容される第1電極11を備えている。
(First Embodiment)
FIG. 1 is a perspective view of the
図2は、プラズマ発生部10を、ケース20を省略して示す斜視図である。図3は、図1のAA断面を示す断面図である。図2及び図3に示されるように、プラズマ発生部10は、第1電極11、第2電極15、第1磁石17、8つの第2磁石18、金属部材19、ケース20を有している。図2では、第2磁石18の記載が省略されている。
FIG. 2 is a perspective view showing the
図3に示されるように、ケース20は、ケース本体21とキャップ22を有している。ケース本体21は、上端部が閉塞され、下端部が開放された、ケーシングである。ケース本体21の上面(+Z側の面)の中央には、Z軸方向に貫通する開口21aが形成されている。ケース本体21は、例えば、樹脂からなり、厚さが約4mm、Z軸方向の寸法が約60mm、内径が約40mmである。また、開口21aの内径は、約5mmである。
As shown in FIG. 3, the
キャップ22は、中央部に開口22aが形成された環状の部材である。キャップ22は、外径がケース本体21の外径と同等になるように整形され、ケース本体21の−Z側端部に固定される。キャップ22は、例えば、樹脂からなる。
The
図3に示されるように、第1電極11は、長手方向をZ軸方向とし、第1放電部11a、及び導電部11bの2部分を有する部材である。導電部11bは、下端部に雄ネジ部が形成されたM5サイズのボルトからなる。第1放電部11aは、直径が1mmで、長さが20mm程度の下端部が鋭利な部材である。第1放電部11aは、その上端部が導電部11bの下端に溶接されることで、導電部11bと一体化されている。第1電極11を構成する第1放電部11a、及び導電部11bは、鉄、ステンレス鋼などを素材とする。
As shown in FIG. 3, the
第1磁石17は、円形板状の部材である。第1磁石17の中央には、Z軸方向に貫通する貫通孔17aが形成されている。第1磁石17は、例えば、ネオジウム磁石などの磁力の強い磁石である。第1磁石17は、厚さが約5mmで外径が約30mmである。また、貫通孔17aの内径は約5mmである。第1磁石17は、上面側(+Z側の面)がS極となり、下面側(−Z側の面)がN極となるように着磁されている。
The
図3に示されるように、上述のように構成される第1電極11は、ケース本体21の上方から、ワッシャ12を介して、開口21aに挿入される。第1磁石17の貫通孔17aに、ケース本体21の内部に突出する第1電極11を挿入した状態で、導電部11bにワッシャ13及びナット14を嵌合することで、ケース本体21、第1電極11、及び第1磁石17が一体化される。
As shown in FIG. 3, the
図2及び図3に示されるように、第2電極15は、第2放電部15aと導電部15bを有している。導電部15bは、金属からなるメッシュである。導電部15bは、例えば、金属のメッシュを円形に切り出すことにより形成することができる。導電部15bの直径は、ケース本体21の内径よりやや大きく、約45mmである。導電部15bを構成する金属線の配列ピッチd1は、約5mmである。また、金属線の外径は約0.2mmである。導電部15bの中央には、第2放電部15aが溶接されている。
As shown in FIGS. 2 and 3, the
第2放電部15aは、直径が1mmであり、長さが約8mm程度の上端部が鋭利な部材である。第2放電部15aは、その下端が導電部15bの中心部に溶接されることで、導電部15bと一体化されている。第2電極15を構成する第2放電部15a、及び導電部15bは、鉄、又はステンレス鋼などを素材とする。
The
上述のように構成される第2電極15は、導電部15bの外縁部が、ケース本体21とキャップ22に挟持されることで、ケース20に組み付けられる。この状態のときには、第1電極11の第1放電部11aと、第2電極15の第2放電部15aは、図3に示されるように、Z軸に平行な直線S上に配置される。また、第1放電部11aの先端と、第2放電部15aの先端とが、所定のギャップを介して対向することで、放電ギャップが形成される。
The
金属部材19は、円筒状の部材である。金属部材19は、厚さが1mmの金属板を、ケース本体21の内周面に沿って湾曲させることにより形成されている。金属部材19の高さ(Z軸方向の寸法)は、約10mmであり、外径はケース本体21の内径とほぼ等しい。金属部材19は、例えば、外周面がケース本体21の内周面に接着されることで、ケース本体21に取り付けられている。金属部材19は、磁石が吸着する鉄などの金属からなる。
The
8つの第2磁石18それぞれは、例えば、ネオジウム磁石などの磁力の強い磁石である。第2磁石18それぞれは、直径が約4mmの円形板状に整形されている。第2磁石18それぞれは、一側の面がS極となり、他側の面がN極となるように着磁されている。そして、第2磁石18それぞれは、N極が現れる面が金属部材19に接着されることで、金属部材19に取り付けられている。第2磁石18それぞれは、直線Sを中心に、金属部材19の内周面に沿って、等間隔に配列される。また、第2磁石18それぞれは、隣接する第2磁石同士が上下にオフセットするように配列される。図4に示されるように、第2磁石18それぞれは、S極が現れる面が相互に対向するように配置される。
Each of the eight
プラズマ発生装置1では、図2及び図3に示されるように、金属部材19が、第1放電部11aの先端と第2放電部15aの先端との間の放電ギャップの下方に配置される。そのため、複数の第2磁石18は、第2放電部15aを包囲するように配置される。
In the
図1に示されるように高圧電源30は、ケース本体21に固定されている。高圧電源30は、例えば、DC/DCコンバータを備える電源である。高圧電源30は、例えば、商用電源からの電力を直流電力へ変換する直流電源100に接続される。そして、高圧電源30は、直流電源100から出力される出力電圧を昇圧して、プラズマ発生部10へ出力する。直流電源100としては、出力電圧が3V乃至5V程度のものを使用することが考えられる。
As shown in FIG. 1, the high-
図5は、プラズマ発生装置1の電気配線を示す図である。図5に示されるように、高圧電源30は、負極が第1電極11に接続され、正極が第2電極15に接続されている。高圧電源30は、5万Vから100万Vの直流電圧を、第1電極11及び第2電極に印加する。これによって、第1放電部11aと第2放電部15aの間の放電ギャップにアーク放電が生じる。第1放電部11aと第2放電部15aとの距離、第1放電部11aと第2放電部15aの先端の形状、気圧、湿度等の条件に応じて、高圧電源30の出力電圧が調整される。ここでは、例えば、高圧電源30の出力電圧が約40万Vに調整される。
FIG. 5 is a diagram showing the electrical wiring of the
次に、プラズマ発生装置1の動作について図6を参照しながら説明する。金属部材19は、第2磁石18によって磁化されている。具体的には、第2磁石18のN極が金属部材19と磁気的に接しているので、金属部材19は、第2磁石18のN極と接する内周面がS極に磁化される。
Next, the operation of the
図6の矢印に示されるように、ケース本体21の内部には、第1磁石17のN極から第2磁石18のS極及び金属部材19の内周面に向かう磁界が形成される。第2磁石18及び金属部材19が第1放電部11aの−Z側の先端よりも−Z側に位置しているので、第1放電部11a及び第2放電部15aの近傍には、開口22aへ向かう方向(−Z方向)の磁界が形成される。開口22aやその近傍では、一部の磁界が第2磁石18及び金属部材19側に向かって形成されるが、大部分の磁界は、第2放電部15aから開口22aへ向かって形成される。
As shown by the arrows in FIG. 6, a magnetic field is formed inside the
直流電源100から直流電圧が出力されると、高圧電源30は、約40万Vの直流電圧を出力する。これによって、約40万Vの直流電圧が第1電極11と第2電極15の間に印加される。そして、第1放電部11aと第2放電部15aとの間でアークが発生する。アークが発生すると、第1放電部11a及び第2放電部15aの周囲の大気を構成する分子の一部がプラスイオンと電子とに分離され、プラズマが生成される。
When the DC voltage is output from the
上述したように、ケース本体21の内部には、第1放電部11a及び第2放電部15aから開口22aに向かう方向の磁界が形成されている。プラズマは、磁界の向きを示す磁力線に沿って移動する性質がある。したがって、生成されたプラズマの多くは、ケース20の内部に滞留することなく、開口22aからケース20の外に射出される。
As described above, a magnetic field is formed inside the
ここで、参考までに、図7に示されるように、第2磁石18及び金属部材19が、第1放電部11aの−Z側の先端よりも+Z側に配置されている場合について説明する。
Here, for reference, a case where the
図7に示されるように、第2磁石18及び金属部材19の−Z側の端が第1放電部11aの−Z側の先端よりも+Z側に配置されている場合、開口22aやその近傍では、十分な強度の磁界は発生していない。プラズマは、磁界の向きを示す磁力線に沿って移動する性質がある。そのため、ケース20の内部で生成されたプラズマは、ケース20の外に排出されずケース20の内部に滞留する。
As shown in FIG. 7, when the −Z end of the
図6及び図7を用いた説明から、第1放電部11a、第2放電部15a、第1磁石17、第2磁石18及び金属部材19、開口22aの位置を調整することにより、第2放電部15aの近傍から開口22aに向かう磁界を形成したり、磁界の向きを調整することができることが分かる。磁界の向きを調整することで、開口22aから射出されるプラズマの射出量を調整することができる。
From the explanation using FIGS. 6 and 7, the second discharge is performed by adjusting the positions of the
なお、第1磁石17のS極を形成する面が−Z方向を向き、第2磁石18のN極を形成する面がケース20の内側を向いている場合、第2放電部15aの近傍には、向きが+Z方向となる磁界が形成される。この場合にも、生成されたプラズマはケース20の外に排出されず、ケース20内に滞留する。
When the surface of the
図8は、プラズマ発生装置1の寸法の一例をまとめて記載した図である。ケース本体21のZ軸方向の長さL1は、約60mmである。ケース本体21の内径L2は、約40mmである。導電部11bの長さL11は、24mm〜29mmである。第1放電部11aの長さL12は、18mm〜23mmである。第1放電部11aの先端から第2放電部15aの先端までの距離L13は、2mm〜5mmである。第2放電部15aの長さL14は、約8mmである。金属部材19の−Z側の端から導電部15bまでの距離L15は、短い方が好ましいが、金属部材19と導電部15bとが接触しないようにする。金属部材19の−Z側の端からケース20の開口22aまでの距離L16は、例えば、20mm以下である。距離L16は、短い方が好ましい。導電部15bから開口22aまでの距離L17は、高電圧が印加されている導電部15bが人体に接触しないように設定する。L17は、例えば、約8mmである。開口22aの内径L21は、例えば、10mm〜30mmである。L21は、プラズマを照射したい面積を考慮して決める。第1磁石17の外径L22は、例えば、30mm〜40mmである。ただし、これらの数値は一例でありこれに限定されるものではない。
FIG. 8 is a diagram showing an example of the dimensions of the
容器の大きさは、操作性と生成したいプラズマの量とを考慮して決める。L1を長くした場合、L11もしくはL12を長くして、第2放電部15aの先端から開口22aまでの距離が大きくならないように調整する。また、導電部15bが人体に接触しないようにL17とL21の比率を決める。
The size of the container is determined in consideration of operability and the amount of plasma to be generated. When L1 is lengthened, L11 or L12 is lengthened so that the distance from the tip of the
次に、プラズマ発生装置1を医療分野に応用した場合の使用方法について説明する。図5に示されるように、プラズマ発生装置1の電気配線を行う。そして、図6に示されるように、開口22aで患部201を覆うようにプラズマ発生装置1を人体200に当接させる。直流電源100から高圧電源30に電圧が印加されると、第1放電部11aと第2放電部15aとの間でアークが発生する。アークが発生すると、第1放電部11a及び第2放電部15aの周囲の大気を構成する分子の一部がプラスイオンと電子とに分離され、プラズマが生成される。
Next, a usage method when the
生成されたプラズマは、第2放電部15aから開口22aに向かう方向の磁界の向きを示す磁力線に沿って移動する。そして、生成されたプラズマは、開口22aからケース20の外に射出され、患部201に照射される。プラズマ発生装置1は、生成されたプラズマの多くを開口22aからターゲットである患部201に集中して照射することができる。これにより、患部201に照射されるプラズマの濃度を高めることができ、プラズマによる医療効果を高めることができる。
The generated plasma moves along a magnetic field line indicating the direction of the magnetic field in the direction from the
本実施形態に係るプラズマ発生装置1を癌の治療に応用する場合について説明する。プラズマ発生装置1を癌の治療に応用する場合、図6に示される患部201が癌細胞である。病気で弱った細胞の水素イオン指数(PH)は、7.0より小さい値となり、酸性になることが知られている。細胞が弱るにしたがって、細胞の酸性度は高くなっていく。癌細胞の周囲の細胞の酸性度は、癌の進行に伴って高くなっていく。細胞の酸性度が高くなると、癌細胞は急激に増殖する傾向がある。癌細胞が急激に増殖すると、病気は深刻な状況になる。
A case where the
弱った細胞にプラズマを照射することにより、弱った細胞は活性化される。活性化された細胞の水素イオン指数は、7.0より小さい値から7.0よりも大きな値となり、酸性からアルカリ性に推移する。周囲の細胞の水素イオン指数が7.0よりも大きな値になると、癌細胞は弱って減少する傾向がある。図6に示されるように、患部201の周囲の細胞に高濃度のプラズマを照射して癌細胞の周囲の細胞を活性化させてアルカリ性にすることにより、癌細胞を減少させることができる。
By irradiating the weakened cells with plasma, the weakened cells are activated. The hydrogen ion index of the activated cell changes from a value smaller than 7.0 to a value larger than 7.0, and changes from acidic to alkaline. When the hydrogen ion index of surrounding cells reaches a value higher than 7.0, cancer cells tend to weaken and decrease. As shown in FIG. 6, the number of cancer cells can be reduced by irradiating the cells around the affected
以上説明したように、本実施形態に係るプラズマ発生装置1では、ケース20の開口22aの近傍に、第2放電部15aから開口22aに向かう方向の磁界が形成される。したがって、本実施形態に係るプラズマ発生装置1は、ポンプ等の機械的なプラズマ排出機構を用いることなく、プラズマを、開口22aを介してケース20の外部に射出することができる。これにより、装置の構造を簡素化するとともに、装置を小型化することができる。したがって、装置の操作性を向上することができる。
As described above, in the
また、本実施形態に係るプラズマ発生装置1は、プラズマを発生するための真空容器を必要としない。これにより、装置の構造を簡素化するとともに、装置を小型化することができる。したがって、装置の操作性を向上することができる。
Further, the
また、本実施形態に係るプラズマ発生装置1では、図3及び図4を参照するとわかるように、複数の第2磁石18が、金属部材19の上に直線Sを中心にして配置されることで、ケース20の内部に強度分布が直線Sを中心に均一になる磁界が形成される。例えば、複数の磁石を用いることなく、ケース20に強度分布が均一になるように磁界を形成しようとすると、小型のケース20の形状に合わせて、均一に磁化された環状の磁石などをこの装置の専用部品として製造する必要がある。本実施形態では、金属板などを板金加工することで製造可能な金属部材19と、汎用磁石からなる第2磁石18を用いることで、ケース20の内部に強度分布が直線Sを中心に均一になる磁界を形成している。これにより、プラズマ発生装置1の製造コストを削減することができる。
Further, in the
(変形例1)
第1の実施形態では、高圧電源30には、商用電源からの電力を直流電力へ変換する直流電源100から電力が供給されることとした。これに限らず、高圧電源30には、乾電池やバッテリーなどから、電力が供給されることとしてもよい。また、高圧電源30への入力電圧は3V乃至5Vに限定されるものではない。例えば、高圧電源30への入力電圧は、DC9VでもDC12V等であってもよい。高圧電源30は、入力電圧にかかわらず約40万Vを出力するように構成されていればよい。
(Modification example 1)
In the first embodiment, the high-
高圧電源30の駆動に、出力電圧がDC1.5Vであり、電流容量が1200mAである単3アルカリ乾電池を2本直列に接続して使用した場合、30分以上の駆動時間を得ることができた。高圧電源30の駆動にアルカリ乾電池を用いると、商用電源と直流電源100を接続するケーブルを必要としないので、プラズマ発生装置1の操作性が向上する。
When two AA alkaline batteries having an output voltage of DC1.5V and a current capacity of 1200mA were connected in series to drive the high-
また、高圧電源30は、商用電力を入力としアーク放電に必要な電圧を出力するAC/DCコンバータであってもよい。
Further, the high-
(変形例2)
第1の実施形態では、プラズマ発生装置1の第2磁石18が円形板状に整形されている場合について説明したが、第2磁石18の形状をこれに限定する必要はない。例えば、第2磁石18が四角柱に整形されていてもよい。また、第2磁石18のZ軸方向の長さを金属部材19のZ軸方向の長さと同じ長さにしてもよい。また、第2磁石18をリング状に形成してもよい。第2磁石18は、いずれの場合もS極を形成する面がケース20の内側を向くように配置される。
(Modification 2)
In the first embodiment, the case where the
なお、第1の実施形態では、第1磁石17のN極を形成する面がZ軸と直交し、第2磁石18のS極を形成する面がZ軸と平行する場合を例にして説明したが、第1磁石17及び第2磁石18の配置をこれに限定する必要はない。例えば、第1磁石17は、N極を形成する面とZ軸との成す角度が90度ではなく、80度とか85度となるように配置されてもよい。また、第2磁石18は、S極を形成する面とZ軸とのなす角度が0度ではなく、5度とか10度になるように配置されてもよい。第1磁石17、第2磁石18は、第2放電部15a近傍の磁界が、第2放電部15aから開口22aに向かう方向に形成されるように配置されていればよい。
In the first embodiment, the case where the surface forming the N pole of the
また、第1の実施形態では、プラズマ発生装置1が金属部材19を有する場合について説明した。しかし、所望する形状の第2磁石18を入手できる場合、プラズマ発生装置1は、金属部材19を有さなくてもよい。
Further, in the first embodiment, the case where the
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、プラズマ発生装置1の第1放電部11a及び第2放電部15aがそれぞれ1本の場合について説明した。第2の実施形態では、第1放電部11a及び第2放電部15aがそれぞれ複数本ある場合につて説明する。第1の実施形態と同じ構成の説明は省略する。
(Second Embodiment)
In the first embodiment, the case where the
図9に示されるように、第2の実施形態に係る第1電極11は、複数の第1放電部11a、及び導電部11b、円盤部11fの3部分を有する部材である。円盤部11fは、直径が12mmで、厚さが1mm程度の円形板状の部材である。円盤部11fは、+Z側の面が導電部11bの下端に溶接されている。複数の第1放電部11aは、それぞれの上端部が円盤部11fの−Z側の面に溶接されている。円盤部11fは、鉄、ステンレス鋼などを素材とする。
As shown in FIG. 9, the
第2の実施形態に係る第2電極15は、複数の第2放電部15aと1個の導電部15bを有している。複数の第2放電部15aは、それぞれの下端が導電部15bに溶接されることで、導電部15bと一体化されている。複数の第1放電部11aと複数の第2放電部15aとは、対向して配置されている。
The
第2の実施形態に係るプラズマ発生装置1では、第1放電部11aと第2放電部15aとを複数有しているので、同時に複数のアークを発生させることができ、短時間に多くのプラズマを生成することができる。これにより、開口22aから射出するプラズマの濃度を高めることができる。
Since the
(第3の実施形態)
第1の実施形態では、プラズマ発生装置1の第2磁石18のS極を形成する面がケース20の内側を向くように配置されている場合について説明した。第3の実施形態では、プラズマ発生装置1の第2磁石の他の実装方法について説明する。第1の実施形態と同じ構成の説明は省略する。
(Third Embodiment)
In the first embodiment, the case where the surface forming the S pole of the
図10は、第3の実施形態に係るプラズマ発生装置1の断面図である。第3の実施形態に係るプラズマ発生装置1は、金属部材19を有しない。また、第2磁石の形状および配置が第1の実施形態に係るプラズマ発生装置1と異なる。
FIG. 10 is a cross-sectional view of the
第3の実施形態に係る第2磁石18bは、円形板状の部材である。第2磁石18bの中央には、Z軸方向に貫通する開口18cが形成されている。第2磁石18bは、例えば、ネオジウム磁石等の磁力の強い磁石である。第2磁石18bは、厚さが約5mmであり、外径が約40mmである。また、開口18cの内径は、約10mmである。第2磁石18bは、上面側(+Z側の面)がS極となり、下側の面(−Z側の面)がN極となるように配置されている。第2磁石18bのS極を形成する面は、第2放電部15aの+Z側の先端より−Z側に位置するように配置されている。
The
図10に示されるように、第1磁石17のN極から第2磁石18bのS極に向う磁界の方向は、Z軸と平行する。第2放電部15a近傍においても、磁界の方向は、Z軸と平行する。プラズマは、磁界の向きを示す磁力線に沿って移動する性質があるので、第2放電部15a近傍で生成されたプラズマは、開口18cを通って開口22aからケース20の外に射出される。第3の実施形態に係るプラズマ発生装置1は、ポンプ等の機械的なプラズマ排出機構がなくてもプラズマを開口22aの外に射出することができるので、小型であり操作性に優れている。
As shown in FIG. 10, the direction of the magnetic field from the north pole of the
また、第3の実施形態に係るプラズマ発生装置1は、第2磁石18bに設ける開口18cの内径を調整することにより、開口18c近傍における磁界の方向を調整することができる。
Further, the
なお、第3の実施形態においても、第1放電部11aおよび第2放電部15aを複数設けるようにしてもよい。
In the third embodiment, a plurality of
(第4の実施形態)
第4の実施形態では、プラズマ発生装置1の第1放電部11aから第2放電部15aに向かう方向に並行する軸がZ軸と平行していない場合について説明する。第1の実施形態と同じ構成の説明は省略する。
(Fourth Embodiment)
In the fourth embodiment, a case where the axis parallel to the direction from the
図11は、第4の実施形態に係るプラズマ発生装置1の断面図である。図11に示されるように、第4の実施形態に係るプラズマ発生装置1のケース20は、ケース本体21のみで、キャップ22を有していない。ケース本体21の側面には、2個の穴20fが形成されている。穴20fの内径は、第1放電部11a及び第2放電部15aの外径と同じであり、約1mmである。穴20fから開口22aまでの距離は、約12mmである。ケース本体21の+Z側の面に開口21aが形成されていない。
FIG. 11 is a cross-sectional view of the
第1放電部11aは、直径が約1mmで、長さが約30mmの+X側の先端が鋭利な部材である。第1放電部11aは、穴20fに挿通され、接着剤で固定されている。第1放電部11aの−X側の先端は、ケース本体21の外に突き出ている。
The
第2放電部15aは、直径が約1mmで、長さが約30mmの−X側の先端が鋭利な部材である。第2放電部15aは、穴20fに挿通され、接着剤で固定されている。第2放電部15aの+X側の先端は、ケース本体21の外に突き出ている。第1放電部11aの+X側の先端と第2放電部15aの−X側の先端とが、所定のギャップを介して対向することにより、放電ギャップが形成される。放電ギャップは、例えば、2mm〜5mmである。
The
高圧電源30の負極側出力は、第1放電部11aの−X側の端に接続され、高圧電源30の正極側出力は、第2放電部15aの+Z側の端に接続される。
The negative electrode side output of the high
次に、プラズマ発生装置1の動作について図11を参照しながら説明する。プラズマ発生部10内に形成される磁界についての説明は、第1の実施形態における説明と同じである。第2磁石18及び金属部材19は、第2放電部15aの先端よりも−Z側に位置するように配置されているので、第1放電部11a及び第2放電部15a近傍には、開口22aへ向かう方向(−Z方向)の磁界が形成されている。
Next, the operation of the
高圧電源30から約40万Vの直流電圧が第1放電部11aと第2放電部15aの間に印加されると、第1放電部11aと第2放電部15aとの間でアークが発生する。アークが発生すると、第1放電部11a及び第2放電部15aの周囲の大気を構成する分子の一部がプラスイオンと電子とに分離され、プラズマが生成される。生成されたプラズマの多くは、第1放電部11a及び第2放電部15aから開口22aに向かう方向の磁界に沿って移動し、開口22aからケース20の外に射出される。
When a DC voltage of about 400,000 V is applied between the
第4の実施形態に係るプラズマ発生装置1は、導電部15b及びキャップ22を有していない。したがって、プラズマ発生装置1の部品数を減らすことができる。また、導電部15bが無いので、第2磁石18及び金属部材19を開口22aの近くに配置することができる。
The
(変形例3)
図11を用いた説明では、第1放電部11aと第2放電部15aが、X軸に平行な軸上に位置する場合について説明した。しかし、第1放電部11aと第2放電部15aの位置は、X軸に平行な軸上に限定されない。例えば、Z軸方向の位置が異なる2つの穴20fをケース20に設ける。そして、第1放電部11aの+X側の先端と第2放電部15aの−X側の先端が、Z軸に平行な軸上に配置されるようにしてもよい。
(Modification 3)
In the description using FIG. 11, the case where the
(変形例4)
第4の実施形態に係るプラズマ発生装置1の第2磁石18及び金属部材19を、第3の実施形態で説明した第2磁石18bと置き換えてもよい。
(Modification example 4)
The
なお、第1から第4の実施形態および変形例1から4における説明では、プラズマ発生装置1の第1磁石17が円形板状に形成された1つの磁石で構成されている場合について説明したが、これに限定する必要はない。例えば、第1磁石17は、第1電極11の周りに配置された複数の磁石で構成されてもよい。第1磁石17は、複数の磁石それぞれのN極を形成する面が−Z方向を向くように配置される。また、複数の磁石で第1磁石17を構成する場合、金属部材をケース本体21に貼り付け、金属部材に複数の磁石を磁気的に接続してもよい。
In the description of the first to fourth embodiments and the first to fourth modifications, the case where the
また、第1磁石17は、第1放電部11aから第2放電部15aに向かう方向に並行する軸に対向する面にN極が形成されるように配置されてもよい。具体的には、第1磁石17は、第1の実施形態における第2磁石18のように、N極を形成する面がケース20の内側を向くように配置されてもよい。第1磁石17と第2磁石18とが、開口22aに向かう方向の磁界を形成するように配置されていればよい。
Further, the
また、第1の実施形態から第3の実施形態の説明では、第2電極15の導電部15bが、金属メッシュで形成された円盤状の部材である場合について説明した。しかし、第2電極15をこれに限定する必要はない。例えば、金属メッシュの導電部15bを設けないで、高圧電源30の正極側出力と第2放電部15aとを直接接続してもよい。
Further, in the description of the first to third embodiments, the case where the
また、第1の実施形態から第4の実施形態の説明では、ケース20の形状が円筒であり、ケース20の内径L2が約40mm、Z軸方向の長さL1が約60mmである場合について説明したが、ケースの形状をこれに限定する必要はない。ケースの大きさは操作性の良い大きさであればよい。また、ケースの形状を円筒に限定する必要はない。例えば、ケースの形状は、四角柱や円錐台等であってもよい。
Further, in the description of the first to fourth embodiments, the case where the shape of the
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施しうるものであり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。 Although some embodiments of the present invention have been described, these embodiments are presented as examples and are not intended to limit the scope of the invention. These novel embodiments can be implemented in various other embodiments, and various omissions, replacements, and changes can be made without departing from the gist of the invention. These embodiments and modifications thereof are included in the scope and gist of the invention, and are also included in the scope of the invention described in the claims and the equivalent scope thereof.
1…プラズマ発生装置
10…プラズマ発生部
11…第1電極
11a…第1放電部
11b…導電部
11f…円盤部
12,13…ワッシャ
14…ナット
15…第2電極
15a…第2放電部
15b…導電部
17…第1磁石
17a…貫通孔
18,18b…第2磁石
18c…開口
19…金属部材
20…ケース
21…ケース本体
21a、22a…開口
22…キャップ
20f…穴
30…高圧電源
100…直流電源
200…人体
201…患部
1 ...
Claims (11)
先端が相互に対向するように配置され、直流電源の負極が印加される第1電極、及び、前記直流電源の正極が印加される第2電極と、
相互に離間して配置され、相互に対向する前記第1電極の先端と前記第2電極の先端の周囲に、前記ターゲットへ向かう方向の磁界を形成する第1磁石及び第2磁石と、
を備えるプラズマ発生装置。 A plasma generator that irradiates plasma toward a target.
A first electrode in which the tips are arranged so as to face each other and a negative electrode of a DC power supply is applied, and a second electrode to which a positive electrode of the DC power supply is applied.
The first magnet and the second magnet, which are arranged apart from each other and form a magnetic field in the direction toward the target around the tip of the first electrode and the tip of the second electrode facing each other,
A plasma generator equipped with.
前記第1磁石及び前記第2磁石は、前記軸に沿って前記第1電極から前記第2電極へ向かう磁界を形成する請求項1に記載のプラズマ発生装置。 The first electrode and the second electrode are arranged on a predetermined axis, and the first electrode and the second electrode are arranged on a predetermined axis.
The plasma generator according to claim 1, wherein the first magnet and the second magnet form a magnetic field from the first electrode to the second electrode along the axis.
前記金属部材に設けられる複数の前記第2磁石と、
を備える請求項6に記載のプラズマ発生装置。 A cylindrical metal member provided around the shaft and
A plurality of the second magnets provided on the metal member, and
The plasma generator according to claim 6.
前記第2電極は、複数の前記第1放電部と対向する複数の第2放電部を有している請求項1乃至10のいずれか一項に記載のプラズマ発生装置。 The first electrode has a plurality of first discharge portions, and has a plurality of first discharge portions.
The plasma generator according to any one of claims 1 to 10, wherein the second electrode has a plurality of second discharge portions facing the first discharge portion.
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