JP2021026690A - アフィリエイト広告制御装置、アフィリエイト広告制御方法及びプログラム - Google Patents

アフィリエイト広告制御装置、アフィリエイト広告制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】不適切な内容を含むアフィリエイト広告におけるウェブページへのアクセスに基づく広告情報の表示を抑止することを可能とするアフィリエイト広告制御装置を提供する。【解決手段】情報通信端末10が備える表示部120における、情報通信端末10によるアフィリエイト広告におけるウェブページへのアクセスに基づく、広告情報の表示に関わる制御を実施するためのアフィリエイト広告制御装置40であって、情報通信端末10がウェブページにアクセスし、広告情報が表示部120に表示される際に、ウェブページのURL情報に基づき、ウェブページの内容が広告情報との関係で不適切であるか否かを判定する判定部420と、判定部420の判定結果に応じて、表示部120における広告情報の表示に関わる制御を実施する制御部430と、を備える、アフィリエイト広告制御装置40を提供する。【選択図】図5

Description

本発明は、アフィリエイト広告制御装置、アフィリエイト広告制御方法及びプログラムに関する。
従来から、インターネット上での広告として、アフィリエイト広告が知られている。例えば広告媒体ページ内にバナー広告が表示され、ユーザは当該バナー広告を介して、広告主が運営している広告主サイトを閲覧し、商品の購入等を行うことができる。アフィリエイト広告とは、このようにして商品の購入等が行われると、広告主からその広告媒体ページを運営する媒体主に、購入された商品の料金などに応じた報酬が支払われる形態の広告である。このようなアフィリエイト広告に関するシステムは、例えば特許文献1に記載されている。
特開2018−92390号公報
しかしながら、広告媒体ページの内容が、広告主にとって好ましくない場合がある。たとえば、広告主の名称などの広告に関する広告情報を含むバナー広告が暴力的な内容の広告媒体ページに表示されると、広告主のイメージが低下することが考えられる。特許文献1に記載の技術は、好ましくない広告媒体ページによる、広告主のイメージの低下を抑止することを意図した技術ではない。
そこで、本発明は、アフィリエイト広告における不適切な内容を含むウェブページへのアクセスに基づく広告情報の表示を抑止することを可能とするアフィリエイト広告制御装置、アフィリエイト広告制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る広告制御システムは、情報通信端末が備える表示部における、情報通信端末によるアフィリエイト広告におけるウェブページへのアクセスに基づく、広告情報の表示に関わる制御を実施するためのアフィリエイト広告制御装置であって、情報通信端末がウェブページにアクセスし、広告情報が表示部に表示される際に、ウェブページのURL情報に基づき、ウェブページの内容が広告情報との関係で不適切であるか否かを判定する判定部と、判定部の判定結果に基づき、表示部における広告情報の表示に関わる制御を実施する制御部と、を備える。
この態様によれば、内容が不適切であると判定されたウェブページへの情報処理端末によるアクセスに基づく広告情報の表示を制御することができる。例えば、制御部は、内容が不適切であると判定されたウェブページに基づく広告情報の表示をさせないようにすることができる。これにより、アフィリエイト広告における不適切なウェブページへのアクセスに基づく広告情報の表示を抑止すること可能となる。
上記態様において、ウェブページには、広告情報を含む広告ページにアクセスするためのテキストリンクが含まれ、テキストリンクがクリックされるときに、ウェブページのURL情報を受信する通信部を、さらに備えてもよい。
この態様によれば、判定部は、受信されたURL情報に基づき、ウェブページの内容が不適切であるか否かを判定することができる。つまり、ユーザが意図的に広告ページにアクセスしようとしたときに、判定部がウェブページの内容を判定することができる。このため、より効果的に、不適切なウェブページへのアクセスに基づく広告情報の表示を抑止することが可能になる。
上記態様において、制御部は、ウェブページの内容が不適切であると判定されている場合には、テキストリンクがクリックされたときに、情報通信端末を広告ページにアクセスさせなくてもよい。
この態様によれば、不適切な内容を有するウェブページにおけるクリックに基づき、広告ページが表示部に表示されなくなる。このため、より確実に、不適切な広告媒体ページへのアクセスに基づく広告情報の表示を抑止することが可能になる。
上記態様において、判定部は、アクセスされたウェブページについて、定期または不定期にウェブページの内容が不適切であるか否かを判定してもよい。
この態様によれば、判定部は、ウェブページを判定した後における、当該ウェブページの内容の変更に対応することができる。例えば、ウェブページの内容が不適切ではないと判定された後に、当該ウェブページの内容が不適切な内容に変更される場合がある。この場合に、判定部は当該ウェブページの内容が不適切であると判定することができる。このため、当該広告媒体ページへのアクセスに基づく広告情報の表示を、より確実に抑止することができる。
上記態様において、制御部は、必要に応じて、内容が不適切であると判定されたウェブページへのアクセスに基づき、表示部に広告情報を表示させてもよい。
この態様によれば、一旦内容が不適切であると判定されたウェブページであっても、例えば広告主が当該ウェブページの内容が不適切でないと判断した場合には、制御部は当該ウェブページへのアクセスに基づき広告情報を表示させることができる。これにより、広告主のイメージを低下させる可能性の低いウェブページへのアクセスに基づく、広告情報の表示の過度な制限が抑止される。
上記態様において、判定部は、予め指定された不適切な表現がウェブページに含まれているか否かに基づき、ウェブページの内容を判定してもよい。
この態様によれば、予め指定された不適切な表現を含むウェブページへのアクセスに基づく、広告情報の表示を抑止することができる。このため、より確実に、不適切なウェブページへのアクセスに基づく広告情報の表示を抑止することができる。
上記態様において、広告情報は、ウェブページに含まれるバナー広告であり、判定部は、バナー広告を含むウェブページに設置されたタグを用いて取得されるURL情報に基づき、ウェブページの内容を判定してもよい。
この態様によれば、バナー広告を利用することで、アフィリエイト広告制御装置は、バナー広告がクリックされなくてもウェブページのURLを取得することができる。このため、より簡便に広告情報の表示を制御することができる。
本発明の他の態様に係るアフィリエイト広告制御方法は、情報通信端末が備える表示部における、情報通信端末によるアフィリエイト広告におけるウェブページへのアクセスに基づく、広告情報の表示に関わる制御を実施するためのアフィリエイト広告制御方法であって、情報通信端末がウェブページにアクセスし、広告情報が表示部に表示される際に、ウェブページのURL情報を受信することと、URL情報に基づき、ウェブページの内容が広告情報との関係で不適切であるか否かを判定することと、判定の結果に基づき、表示部における広告情報の表示に関わる制御を実施することと、を含む。
本発明の他の態様に係るプログラムは、コンピュータに、情報通信端末が備える表示部における、情報通信端末によるアフィリエイト広告におけるウェブページへのアクセスに基づく、広告情報の表示に関わる制御を実施させるためのプログラムであって、情報通信端末がウェブページにアクセスし、広告情報が表示部に表示される際に、ウェブページのURL情報を受信することと、URL情報に基づき、ウェブページの内容が広告情報との関係で不適切であるか否かを判定することと、判定の結果に基づき、表示部における広告情報の表示に関わる制御を実施することと、を実行させる。
本発明によれば、アフィリエイト広告における不適切な内容を含むウェブページへのアクセスに基づく広告情報の表示を抑止するアフィリエイト広告制御装置、アフィリエイト広告制御方法及びプログラムを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る広告制御システムの構成を示すブロック図である。 ユーザ端末の構成を示す機能ブロック図である。 テキストリンクを含むウェブページの一例を示す図である。 広告主LPの一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るアフィリエイト広告制御サーバの構成を示す機能ブロック図である。 ASPサーバに広告情報が登録されてからユーザ端末の表示部に広告主LPが表示されるまでにおける、第1実施形態に係る広告制御システムによる処理例を示すフローチャート図である。 第1実施形態に係るアフィリエイト広告制御サーバによる判定処理の一例を示す図である。 ユーザ端末が判定処理されたウェブページにアクセスした際における、第1実施形態に係る広告制御システムにおける処理の一例を示すフローチャート図である。 バナー広告を含む広告媒体ページの一例を示す図である。 ASPサーバに広告情報が登録されてからユーザ端末の表示部に広告主LPが表示されるまでにおける、第2実施形態に係る広告制御システムによる処理例を示すフローチャート図である。 ユーザ端末が判定処理されたウェブページにアクセスした際における、第2実施形態に係る広告制御システムによる処理の一例を示すフローチャート図である。 本発明の一実施形態に係るユーザ端末、メディアサーバ、ASPサーバ、アフィリエイト広告制御サーバ、及び広告主サーバのハードウェア構成例を示す図である。
添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。なお、各図において、同一の符号を付したものは、同一又は同様の構成を有する。
<1.第1実施形態>
<<1−1.広告制御システムの構成>>
図1は、本実施形態に係る広告制御システム1の構成を示すブロック図である。図1に示すように、広告制御システム1は、ユーザ端末10、メディアサーバ20、ASPサーバ30、アフィリエイト広告制御サーバ(以下、単に「広告制御サーバ」とも称する。)40及び広告主サーバ50を含む。ユーザ端末10、メディアサーバ20、ASPサーバ30、広告制御サーバ40及び広告主サーバ50は、ネットワーク60に接続されており、これらの装置の間で必要な通信が可能となっている。
(ユーザ端末)
ユーザ端末10は、情報通信端末としての機能を有する。ユーザ端末10は、例えばスマートフォン又はタブレット端末などの携帯型の情報通信端末であってもよいし、ノート型又はデスクトップ型のPC(パーソナルコンピュータ)などであってもよい。
図2は、ユーザ端末10の構成を示す機能ブロック図である。ユーザ端末10は、図2に示すように、通信部100、入力部110及び表示部120を備えている。
通信部100は、各種の情報を送受信する機能を有する。例えば、通信部100は、ネットワーク60を介して、メディアサーバ20が提供する広告媒体ページ又は広告主サーバ50が提供する広告主サイトなどの閲覧するための情報を受信し、表示部120に伝達する。
入力部110は、クリック入力などの各種の入力操作を受け付ける機能を有する。入力部110は、例えばマウス、キーボード又はタッチパネルなどの各種の入力装置であってもよい。入力部110は、受け付けた入力操作に基づき、入力情報を通信部100に伝達する。
表示部120は、広告媒体ページなどの各種の画像を表示する機能を有する。表示部120は、液晶ディスプレイ又は有機EL(Electro Luminescence)などの各種のディスプレイであってもよい。また、表示部120は、例えばディスプレイとタッチパネルとを有するタッチパネルディスプレイ等であってもよい。
(メディアサーバ)
メディアサーバ20は、ユーザに提供される広告媒体サイトを運営している媒体主が利用するサーバである。広告媒体サイトは、広告媒体となるウェブページである複数の広告媒体ページにより構成されている。ユーザ端末10は、メディアサーバ20が提供する広告媒体ページにアクセスすることで、各種の広告媒体ページを表示部120に表示することができる。広告媒体ページには、例えばユーザ端末10を、広告主ランディングページ(以下、「広告主LP」ともいう。)にアクセスさせるためのテキストリンクが含まれていてもよい。ここで、広告主LPとは、広告主が運営している複数の広告ページで構成された広告主サイトにおいて、テキストリンクなどからリンクされている広告ページである。本実施形態では、広告主LPに表示される情報が広告情報である。
ここで、図3を参照して、広告媒体ページの一例を説明する。図3は、広告媒体ページがテキストリンクを含むウェブページ200の場合の一例を示す図である。図3に示すように、ウェブページ200には、「こんにちは。XXXです。AAA銀行とBBB証券は、YYYが運営している銀行と証券会社です。」というテキストが含まれている。図3に示すウェブページ200には、2つのテキストリンクが含まれている。具体的には、ウェブページ200には、テキスト「AAA銀行」で示された第1テキストリンク202及びテキスト「BBB証券」で示された第2テキストリンク204が含まれている。ユーザは、第1テキストリンク202又は第2テキストリンク204をクリックすることで、これらのテキストリンクにリンクされた広告主LPにユーザ端末10をアクセスさせることができる。
(ASPサーバ)
ASPサーバ30は、メディアサーバ20にテキストリンク又はバナー広告などを提供するサーバである。ASPサーバ30は、ASP(Affiliate Service Provider)により運用されている。ASPサーバ30は、テキストリンク又は広告バナーに関する各種の情報を記憶している。例えば、ASPサーバ30は、テキストリンクのリンク先を示すアドレス情報又は広告主LPの広告主に関する情報を記憶している。また、ASPサーバ30は、バナー広告を表示するための画像情報、音情報、動画情報、バナー広告によるハイパーリンクのリンク先を示すアドレス情報、バナー広告の依頼元である広告主に関する情報などを記憶していてもよい。
(広告制御サーバ)
広告制御サーバ40は、アフィリエイト広告制御装置としての機能を有する。具体的には、広告制御サーバ40は、ユーザ端末10が備える表示部120における、ユーザ端末10によるアフィリエイト広告におけるウェブページへのアクセスに基づく、広告情報の表示に関わる制御を実施する機能を有する。広告制御サーバ40は、広告主から広告案件を引き受け、広告情報の表示を制御する管理者によって運用されている。広告制御サーバ40の詳細な構成及び機能については、図5を参照して後述する。
(広告主サーバ)
広告主サーバ50は、広告主サイトを提供する広告主によって利用されているサーバである。広告主サーバ50は、ユーザ端末10に対して、例えば、商品の購入又はサービスの申し込みを可能とする広告主サイトを提供することができる。例えば、広告媒体ページに表示されたテキストリンク又はバナー広告がクリックされる。すると、ユーザ端末10は、広告媒体ページから、広告主サイトにアクセスすることができる。なお、このとき、ユーザ端末10は、広告主サイトにおける広告主LPにアクセスする。
図4を参照して、広告主LP500の一例を説明する。図4は、ユーザがテキストリンクなどをクリックした際にユーザ端末10の表示部120に表示される広告主LP500の一例を示す図である。図4に示すように、広告主LP500には、「AAA銀行」というテキストが広告情報の要素として含まれている。「AAA銀行」は、例えば、広告主を表す銀行であってもよい。
また、図4には、「3つのポイント」及び当該3つポイントの内容が、広告情報の要素として示されている。なお、図4では、3つのポイントとして、簡略化して記載されているが、実際にはそれぞれのポイントの内容が四角の枠内に記載されているものとする。ユーザは、広告主LP500を参照することで、広告情報を認識することができる。
なお、図1には、1台のユーザ端末10、メディアサーバ20、ASPサーバ30、広告制御サーバ40、及び広告主サーバ50がそれぞれ示されている。しかしながら、広告制御システム1は、複数のユーザ端末10、メディアサーバ20、ASPサーバ30、広告制御サーバ40、又は広告主サーバ50を備えていてもよい。
<<1−2.広告制御サーバの構成及び機能>>
図5は、本実施形態に係る広告制御サーバ40の構成を示す機能ブロック図である。図5に示すように、広告制御サーバ40は、通信部400、記憶部410、判定部420、及び制御部430を備える。
通信部400は、各種の情報を送受信する機能を有している。通信部400は、例えば、ユーザ端末10に表示された広告媒体ページのURL情報を受信することができる。ここで、URL情報とは、URLなどウェブページを特定することができる情報である。通信部400は、ユーザ端末10が広告媒体ページにアクセスし、例えば広告媒体ページに含まれるテキストリンクがクリックされ、広告主LPなどの広告情報が表示部120に表示されるときに、広告媒体ページのURL情報を受信する。或いは、通信部400は、広告バナーが含まれる広告媒体ページに設置されたタグを用いて、当該広告媒体パージのURL情報を取得してもよい。通信部400は、受信した各種の情報を記憶部410に伝達できる。また、通信部400は、後述する制御部430が生成する各種の情報又は記憶部410により記憶された各種の情報をASPサーバ30などに送信できる。
記憶部410は、各種の情報を記憶する機能を有する。記憶部410は、例えば判定部420又は制御部430により実行されるプログラムが格納されたROM(Read Only Memory)と、判定部420又は制御部430が処理を実行する際のワークメモリ等として利用されるRAM(Random Access Memory)とを有する。さらに記憶部410は、HDD(Hard Disc Drive)及びフラッシュメモリ(SSD:Solid State Drive)等の不揮発性メモリを有していてもよい。これにより、記憶部410は、判定部420の判定結果又は通信部400が受信した情報などを記憶することができる。記憶部410が記憶している各種の情報は、必要に応じて、判定部420又は制御部430により参照される。
また、記憶部410は、後述する判定部420が判定を行うための情報を記憶している。例えば、記憶部410は、広告媒体ページなどのウェブページの内容が不適切であるか否かを判定するためのデータベースを記憶している。ここで、不適切であるとは、広告媒体ページへのアクセスに基づいてバナー広告又は広告主LPなどの広告情報が表示されると、広告主のイメージが低下し得ることをいう。当該データベースには、例えば、予め指定された不適切な表現が記録されている。例えば、当該データベースには、内容が不適切であると判定される広告媒体ページのドメイン、不適切カテゴリ、又は不適切ワードを規定する情報が記録されていてもよい。ここで、不適切カテゴリは、広告主のイメージを低下させ得る内容に関するカテゴリであり、例えば、暴力的な表現、不幸な事故、違法薬物、ギャンブル、アルコール、アダルト、出会い系、ヘイトスピーチ、又は宗教などに関するカテゴリであってもよい。また、不適切ワードは、広告主のイメージを低下させ得るワードであり、広告主が不適切であると指定したキーワードなどであってもよい。
判定部420は、ユーザ端末10が広告媒体ページにアクセスし、広告情報がユーザ端末10の表示部120に表示される際に、広告媒体ページのURL情報に基づき、広告媒体ページの内容が広告情報との関係で不適切であるか否かを判定する機能を有する。例えば、判定部420は、ユーザが広告媒体ページに含まれるテキストリンクをクリックし、広告主LPがユーザ端末10の表示部120に表示される際に、判定を行う。ここで、広告情報が表示される際とは、広告情報が表示される前後のタイミングであってもよく、広告情報が表示されてから暫く時間(例えば、5分程度)が経過した後であってもよい。
判定部420は、URL情報に基づき、広告媒体ページの内容を解析し、解析結果に基づき、広告媒体ページの内容が不適切であるか否かを判定する。判定部420は、広告媒体ページをクロールして解析し、例えば、広告媒体ページのドメイン、当該広告媒体ページに含まれる画像又はワードなどを検出する。例えば、判定部420は、各種の画像認識技術を用いて、広告媒体ページに含まれる画像を検出することができる。また、判定部420は、各種の公知の自然言語処理技術を用いて、広告媒体ページに含まれるワードなどを検出することができる。
判定部420は、検出した各種の情報に基づき、広告媒体ページの内容が不適切であるか否かを判定することができる。例えば、判定部420は、検出した各種の情報と、記憶部410に記憶されているデータベースとを照らし合わせることで、広告媒体ページの内容を判定することができる。より具体的には、判定部420は、データベースに含まれる予め指定された不適切な表現が、広告媒体ページに含まれるか否かに基づき、広告媒体ページの内容を判定することができる。例えば、データベースには、暴力的な表現のカテゴリが不適切であると規定されているとする。この場合、判定部420が、広告媒体ページにおいて暴力的な表現を検出した場合には、データベースの規定に基づき、当該広告媒体ページの内容が不適切であると判定することができる。或いは、データベースに不適切ワードとして、ワードAが規定されているとする。この場合、広告媒体ページからワードAが検出されると、判定部420は当該広告媒体ページの内容が不適切であると判定することができる。
上記のようにして判定部420が判定した結果は、制御部430に伝達される。また、判定部420が解析及び判定した結果は、記憶部410に記憶されてもよい。
なお、記憶部410に記憶された判定結果は適宜修正され得る。例えば、不適切と判定された広告媒体ページは、広告主の判断により不適切でない広告媒体ページに修正され得る。当該修正は、例えば広告主によりPCなどの情報処理端末を用いて実施されてもよいし、管理者により当該管理者専用の情報処理端末に表示される管理画面などを用いて実施されてもよい。ここで、管理画面は、例えば、各広告媒体ページにおける判定結果など、アフィリエイト広告に関する情報を管理するために用いられる画面であってもよい。なお、広告情報がバナー広告である場合には、管理者のみが当該修正をできるように、判定結果の修正が制限されていてもよい。このように広告主により不適切でないと判断された広告媒体ページのURLはリスト化されて記憶部410に記憶されてもよい。この場合、判定部420は、当該リストに記憶された広告媒体ページを判定の対象としなくてもよい。これにより、判定部420により判定される広告媒体ページが減少し、より効率よく判定部420が広告媒体ページを判定することができる。
制御部430は、ユーザ端末10が備える表示部120における広告情報の表示に関わる制御を実施する機能を有する。より具体的には、制御部430は、判定部420の判定結果に基づき、ユーザ端末10の表示部120における広告情報の表示を制御する。例えば、制御部430は、内容が広告情報との関係で不適切であると判定された広告媒体ページに表示されたテキストリンクがクリックされる際に、ユーザ端末10を広告主LPにアクセスさせないようにしてもよい。この場合、制御部430は、ユーザ端末10を広告主LP以外のウェブページにアクセスさせてもよい。これにより、ユーザ端末10の表示部120には、広告主LPの代わりとなるウェブページの画像が表示される。
なお、上記で説明した判定部420及び制御部430は、CPU(Central Processing Unit)などの各種の演算装置により構成され得る。
<<1−3.広告制御システムの処理例>>
図6〜8を参照して、本発明の一実施形態に係る広告制御システム1による処理の一例を説明する。図6は、ASPサーバ30に広告情報が登録されてからユーザ端末10の表示部120に広告主LPが表示されるまでにおける、第1実施形態に係る広告制御システム1による処理例を示すフローチャート図である。また、図7は、第1実施形態に係る広告制御サーバ40による判定処理の一例を示す図である。さらに、図8は、ユーザ端末10が判定処理された広告媒体ページにアクセスした際における、第1実施形態に係る広告制御システム1における処理の一例を示すフローチャート図である。以下、図6に示すフローチャート図に沿って、広告制御システム1による処理を説明する。
まず、広告制御サーバ40は、ASPサーバ30に登録情報を送信する(ステップS101)。具体的には、広告制御サーバ40は、登録情報として、例えば、広告の商品に関する情報、広告主LPなどへのリンク先に関するリンク情報などをASPサーバ30に送信する。これにより、ASPサーバ30に登録情報が設定される。なお、管理者がPCなどメール機能を用いて登録情報をASPのPC等に送信し、ASPがPCの管理画面などを用いて登録情報を設定してもよい。また、管理者が登録情報を記憶した記録媒体をASPに提供し、ASPが当該記録媒体を用いて登録情報を設定してもよい。
次いで、ASPサーバ30は、登録情報に基づき、広告主LPへのリンク情報をメディアサーバ20に送信する(ステップS103)。これにより、メディアサーバ20にリンク情報が設定される。なお、媒体主は、ASPの管理画面によりリンク情報を取得したり、ASPのPCなどのメール機能を用いてリンク情報を取得したりしてもよい。媒体主は、このようにして取得したリンク情報を、PC等を用いて設定してもよい。或いは、ASPがリンク情報を記憶した記録媒体を媒体主に提供し、媒体主が記録媒体を用いてリンク情報を設定してもよい。当該リンク情報は、ユーザ端末10が行ったコンバージョンの計測(以下、「CV計測」ともいう。)を実施するため用いられてもよい。ここで、コンバージョンとは、例えば、ユーザが広告主サイトを用いて、商品の購入又は各種の登録などを行う行為をいう。メディアサーバ20は、当該リンク情報に基づき、広告媒体ページにおけるテキストにリンクを設置する(ステップS105)。これにより、リンクが設置された広告媒体ページに含まれるテキストは、テキストリンクとなる。
次いで、ユーザ端末10の通信部100が、メディアサーバ20が備える、テキストリンクを含む広告媒体ページにアクセスする(ステップS107)。これにより、ユーザ端末10の通信部100は、メディアサーバ20から画像情報などを受信して表示部120に伝達し、表示部120には広告媒体ページが表示される(ステップS109)。
次いで、ユーザが広告媒体ページに表示されたテキストリンクをクリックする(ステップS111)。すると、メディアサーバ20は、ASPサーバ30にクリックされた広告媒体ページのURLをURL情報として送信する(ステップS113)。ASPサーバ30は、受信したURL情報を広告制御サーバ40の通信部400に送信する(ステップS115)。通信部400は、受信したURL情報を記憶部410に伝達し、記憶部410は当該URL情報を記憶する(ステップS117)。
次いで、広告制御サーバ40の制御部430は、ユーザ端末10を広告主サーバ50の広告主LPに遷移させる(ステップS119)。これにより、ユーザ端末10の表示部120には、広告主LPが表示される(ステップS211)。
次いで、図7を参照して、広告制御サーバ40が実施する判定処理について説明する。図7を参照して説明する判定処理では、ステップS117において記憶されたURL情報に基づいて、広告媒体ページの内容が不適切であるか否かが判定される。
まず、広告制御サーバ40の判定部420は、記憶部410に記憶された複数のURLの中から、判定対象となる広告媒体ページのURLを選択する(ステップS201)。次いで、判定部420は、選択したURLにより特定される広告媒体ページの内容を解析する(ステップS203)。判定部420は、解析結果に基づき、広告媒体ページの内容が広告情報との関係で不適切であるか否かを判定する(ステップS205)。例えば、判定部420は、解析結果と記憶部410に記憶されたルールとに基づき、広告媒体ページの内容を判定する。例えば、記憶部410には、広告媒体ページに暴力的な表現が含まれる場合には、当該広告媒体ページの内容が不適切であると規定されるものとする。判定部420は、解析した広告媒体ページが暴力的な表現を含んでいる場合には、当該ルールに基づき、当該広告媒体ページの内容が不適切であると判定してもよい。判定部420は判定結果を記憶部410に伝達し、当該判定結果は記憶部410に記録される(ステップS207)。
以上、判定部420による判定処理について説明した。記憶部410には、複数のURLが記憶されていてもよく、判定部420は、これらのURLの一部又は全部により特定される広告媒体ページの内容を判定することができる。また、判定部420は、一つのURLから特定される広告媒体ページについて、複数回の判定を行ってもよい。例えば、判定部420は、5分毎に定期的に判定を行ってもよいし、5分未満の間隔で判定を行ってもよい。より具体的には、判定部420は、判定済みの広告媒体ページについて、定期または不定期に広告媒体ページの内容が不適切であるか否かを判定してもよい。これにより、一度不適切でないと判定された広告媒体ページであっても、判定された後に広告媒体ページの内容が変更されることで、内容が不適切になった場合には、判定部420は当該広告媒体ページの内容が不適切であると判定することができる。
次いで、図8を参照して、ユーザ端末10が判定処理を施された広告媒体ページにアクセスしたときの、広告制御システム1による処理の一例を説明する。
まず、ステップS301〜S309の処理が実施されるが、ステップS301〜S311の処理はステップS107〜S115の処理と実質的に同一であるため、ここでは説明を省略する。
ステップS309の処理が実施されると、広告制御サーバ40の制御部430は、記憶部410に記録された判定部420の判定結果を確認する(ステップS311)。より具体的には、制御部430は、ステップS309で取得したURLにより特定される広告媒体ページの内容が不適切であるか否かを確認する。
不適切と判定されたURLではない(すなわち、広告媒体ページの内容が不適切でない)と確認された場合には、制御部430は、表示部120における表示を広告媒体ページから広告主LPに遷移させる(ステップS315)。これにより、ユーザ端末10の表示部120には、広告主LPが表示される(ステップS315)。
一方、広告媒体ページの内容が不適切であると確認された場合には、制御部430は、表示部120における表示を広告媒体ページから広告主LPとは別のページに遷移させる(ステップS317)。制御部430は、例えば表示部120における表示を、広告主と関連性の低いウェブページ(例えば、警告ページなど)に遷移させる。これにより、表示部120には、広告主と関連性の低いウェブページの画像が表示される。
<<1−4.効果>>
本発明の一実施形態に係る広告制御システム1の効果について説明する。本発明の一実施形態に係る広告制御サーバ40の判定部420は、ユーザ端末10が広告媒体ページにアクセスし、広告主LPが表示部120に表示される際に、URL情報に基づき、広告媒体ページの内容が広告主LPとの関係で不適切であるか否かを判定する(ステップS205)。さらに、制御部430は、判定部420の判定結果に応じて、ユーザ端末10の表示部120における広告主LPへの遷移を制御する。具体的には、制御部430は判定結果に応じて、表示部120における表示を、広告媒体ページから広告主LPに遷移させ、又は広告媒体ページから広告主と関連性の低いウェブページに遷移させる(ステップS313〜S317)。
この態様によれば、内容が不適切であると判定された広告媒体ページへのユーザ端末10によるアクセスに基づく広告情報の表示を抑止することができる。例えば、制御部430は、内容が不適切であると判定された広告媒体ページに基づく広告情報の表示をさせないようにすることができる。これにより、不適切な広告媒体ページへのアクセスに基づく広告情報の表示を抑止すること可能となる。
また、広告媒体ページには、本実施形態のように、広告情報を含む広告主LPにアクセスするためのテキストリンクが含まれてもよい。この場合、広告制御サーバ40は、テキストリンクがクリックされるときに、広告媒体ページのURL情報を受信する通信部400を、さらに備えてもよい。
この態様によれば、判定部420は、テキストリンクがクリックされたときに受信されたURL情報に基づき、広告媒体ページの内容が不適切であるか否かを判定することができる。つまり、ユーザが意図的に広告主LPにアクセスしようとしたときに、判定部420が広告媒体ページの内容を判定することができる。このため、より効果的に不適切な広告媒体ページへのアクセスに基づく広告情報の表示を抑止することが可能になる。
また、制御部430は、広告媒体ページの内容が不適切であると判定されている場合には、テキストリンクがクリックされたときに、ユーザ端末10を広告ページにアクセスさせなくてもよい。
この態様によれば、不適切な内容を有する広告媒体ページにおけるクリックに基づき、広告ページが表示部120に表示されなくなるため、より確実に不適切な広告媒体ページへのアクセスに基づく広告情報の表示を抑止することが可能になる。
また、判定部420は、アクセスされた広告媒体ページについて、定期または不定期に広告媒体ページの内容が不適切であるか否かを判定してもよい。すなわち、判定部420は、一度不適切であるか否かを判定した広告媒体ページについて、再度、定期または不定期に判定してもよい。
この態様によれば、判定部420は、広告媒体ページを判定した後における、当該広告媒体ページの内容の変更に対応することができる。例えば、広告媒体ページの内容が不適切ではないと判定された後に、当該広告媒体ページの内容が不適切な内容に変更された場合に、判定部420は当該広告媒体ページの内容が不適切であると判定することができる。このため、当該広告媒体ページへのアクセスに基づく広告情報の表示を、より確実に抑止することができる。
また、制御部430は、必要に応じて、内容が不適切であると判定された広告媒体ページへのアクセスに基づき、表示部120に広告情報を表示させることができる。
この態様によれば、一旦内容が不適切であると判定された広告媒体ページであっても、例えば広告主が当該広告媒体ページの内容が不適切でないと判断した場合には、制御部430は当該広告媒体ページへのアクセスに基づき広告情報を表示させることができる。これにより、広告主のイメージを低下させる可能性の低い広告媒体ページへのアクセスに基づく、広告情報の表示の過度な制限が抑止される。
また、判定部420は、予め指定された不適切な表現が広告媒体ページに含まれているか否かに基づき、広告媒体ページの内容を判定することができる。
この態様によれば、予め指定された不適切な表現を含む広告媒体ページへのアクセスに基づく、広告情報の表示を抑止することができる。このため、より確実に、不適切な広告媒体ページへのアクセスに基づく広告情報の表示を抑止することができる。
<2.第2実施形態>
第2実施形態では第1実施形態と共通の事柄についての記述を省略し、異なる点についてのみ説明する。上記第1実施形態では、広告媒体ページにテキストリンクが含まれるが、第2実施形態では広告媒体ページにバナー広告が含まれる。
<<2−1.バナー広告>>
図9は、バナー広告を含む広告媒体ページ210の一例を示す図である。図9に示すように、広告媒体ページ210には、第1バナー広告212と第2バナー広告214の2つのバナー広告が含まれている。第1バナー広告212は、「いつでもおトクなAAA銀行」と「キャッシュバック年aaa%」というテキストを含んでいる。ユーザは、第1バナー広告212をクリックすることにより、ユーザ端末10を「AAA銀行」に関する広告主LPにアクセスさせることができる。一方、第2バナー広告214には、日本列島の画像が含まれており、ユーザは第2バナー広告214をクリックすることにより、ユーザ端末10を当該第2バナー広告214にリンクされた広告主LPにアクセスさせることができる。
<<2−2.広告制御システムの処理例>>
図10及び図11を参照して、第2実施形態に係る広告制御システム1の処理について説明する。図10は、ASPサーバ30に登録情報が設定されてからユーザ端末10の表示部120に広告主LPが表示されるまでにおける、第2実施形態に係る広告制御システム1による処理例を示すフローチャート図である。また、図11は、ユーザ端末10が判定処理された広告媒体ページにアクセスした際における、第2実施形態に係る広告制御システム1による処理の一例を示すフローチャート図である。
以下、図10に示すフローチャート図に沿って、広告制御システム1による処理を説明する。まず、広告制御サーバ40は、ASPサーバ30に登録情報を送信する(ステップS401)。これにより、ASPサーバ30に登録情報が設定される。なお、管理者がPCなどメール機能を用いて登録情報をASPのPC等に送信し、ASPがPCの管理画面等を用いて登録情報を設定してもよい。また、管理者が登録情報を記憶した記録媒体をASPに提供し、ASPが当該記録媒体を用いて登録情報を設定してもよい。
次いで、ASPサーバ30は、メディアサーバ20にバナー広告を表示するためのタグを送信する(ステップS403)。これにより、メディアサーバ20にタグが設定される。なお、媒体主が、ASPの管理画面に基づいてタグを取得したり、ASPのPCなどのメール機能によりタグを取得したりしてもよい。媒体主は、このようにして取得したタグを、PC等を用いて設定してもよい。或いは、ASPがタグに関する情報を記憶した記録媒体を媒体主に提供し、媒体主が記録媒体を用いてタグを設定してもよい。なお、当該タグは、JavaScript(登録商標)のタグであってもよい。メディアサーバ20は、受信したタグを広告媒体ページに設置する(ステップS405)。これにより、タグが設置された広告媒体ページに広告主LPにアクセスするためのバナー広告が、特定の広告媒体ページに表示されるようになる。
次いで、ユーザ端末10は、メディアサーバ20のタグが設置された広告媒体ページにアクセスする(ステップS407)。これにより、ユーザ端末10の表示部120には、広告バナーを含む広告媒体ページが表示される(ステップS409)。
次いで、広告制御サーバ40の通信部400は、広告媒体ページに設置されたタグを用いて、バナー広告を含む広告媒体ページのURLを受信する(ステップS411)。次いで、広告制御サーバ40の記憶部410は、URL情報を記憶する(ステップS413)。次いで、広告制御サーバ40は、図7を参照して説明した判定処理を実施する。なお、第2実施形態に係る判定処理は、図7を参照して説明した第1実施形態に係る判定処理と実質的に同一であるため、ここでは説明を省略する。
次いで、図11を参照して、判定処理が施された広告媒体ページにユーザ端末10がアクセスしたときの、広告制御システム1による処理について説明する。
まず、ユーザ端末10は、判定処理が施された広告媒体ページにアクセスする(ステップS501)。これにより、ユーザ端末10の表示部120には、判定処理が施された広告媒体ページの画像が表示される(ステップS503)。
次いで、広告制御サーバ40の制御部430は、表示された広告媒体ページに設置されたタグを用いてURL情報を受信し、当該URL情報を制御部430に伝達する(ステップS505)。制御部430は、当該URL情報に基づき、記憶部410に記録された判定部420の判定結果を確認する。より具体的には、制御部430は、当該URL情報に基づき、表示された広告媒体ページの内容が不適切であると判定されたか否かを確認する。
広告媒体ページのURLが、不適切と判定されたURLではないと確認された場合には、ユーザ端末10の表示部120には、バナー広告が表示される(ステップS509)。次いで、ユーザが表示部120に表示されたバナー広告をクリックすると(ステップS511)、広告媒体ページは、メディアサーバ20及びASPサーバ30を介して広告主サーバ50の広告主LPに遷移する(ステップS513〜S517)。これにより、表示部120には、例えば図4のような広告主LP500の画像が表示される。
一方、ステップS509における制御部430による確認の結果、広告媒体ページのURLが、不適切と判定されたURLであると確認された場合には、制御部430はバナー広告を非表示にするための処理を行う(ステップS521)。これにより、表示部120には、バナー広告が表示されないようになる。
以上、第2実施形態に係る広告制御システム1の処理について説明した。以上説明したように、本発明に係る技術は、広告情報が広告媒体ページに含まれるバナー広告であっても適用することができる。第1実施形態のように、ユーザ端末10が広告媒体ページにアクセスし、テキストリンクが表示部120に表示されるだけでは、インプレッション(以下、「imp」ともいう。)は生じるものの、広告制御サーバ40が当該広告媒体ページのURL情報を受信することができない。一方、第2実施形態では、ユーザ端末10が広告媒体ページにアクセスすると、広告媒体ページに広告バナーが表示され、impが生じる。このとき、広告制御サーバ40は、広告媒体ページのURL情報を受信することができる。つまり、バナー広告を利用する場合には、広告制御サーバ40は、バナー広告がクリックされなくても広告媒体ページのURL情報を取得することができる。このため、より簡便に広告情報の表示を制御することができる。
<3.ハードウェア構成>
図12は、本発明の一実施形態に係るユーザ端末10、メディアサーバ20、ASPサーバ30、広告制御サーバ40、及び広告主サーバ50のハードウェア構成例を示す図である。ユーザ端末10、メディアサーバ20、ASPサーバ30、広告制御サーバ40、及び広告主サーバ50は、CPU、GPU(Graphical Processing Unit)等のプロセッサ11、メモリ、HDD(Hard Disk Drive)及び/又はSSD(Solid State Drive)等の記憶装置12、有線又は無線通信を行う通信IF(Interface)13、入力操作を受け付ける入力デバイス14、及び情報の出力を行う出力デバイス15を有する。入力デバイス14は、例えば、キーボード、タッチパネル、マウス及び/又はマイク等である。出力デバイス15は、例えば、ディスプレイ及び/又はスピーカ等である。
<4.補足>
(メディアIDを用いた制御)
上記実施形態では、広告制御サーバ40は、URL毎に表示を制御する。これに限らず、広告制御サーバ40は、メディアID毎に広告情報の表示を制御してもよい。ここで、メディアIDとは、複数のURLを束ねて管理するためのIDである。当該メディアIDは、例えばテキストリンクがクリックされた際に、ASPサーバ30がメディアサーバ20から取得し、広告制御サーバ40に提供されてもよい。かかる処理は、例えば、ステップS111〜S115におけるステップにおいて実施され得る。例えば、特定の広告媒体サイト(例えば、ブログ)のうちの一つの広告媒体ページが不適切であると判定されているとする。この場合、広告制御サーバ40は、当該広告媒体サイトに付与されたメディアIDに基づき、当該広告媒体サイトへのアクセスに基づき、広告情報を表示させないようにすることができる。これにより、複数の広告媒体ページへのアクセスに基づく広告情報の表示をより効率よく制御することができる。
(ECサイトへの対応)
例えば、広告主サイトがEC(Electronic Commerce)サイトである場合、当該ECサイトに含まれる広告ページの原稿又は当該広告ページのURLは、例えば商品毎にあらかじめ決まっている。媒体主は、商品を選択し、当該商品に応じたリンク(「商品リンク」ともいう。)を広告媒体ページに設置することができる。この場合、商品リンクが設置された広告媒体ページのURL(あるいは、パラメータ)は可変である。広告制御サーバ40は、パラメータに基づきリンク先のURLを取得し、表示部120における表示を広告主サイトに遷移させることができる。
(管理者とASPとのデータの連携)
上記実施形態では、管理者が広告主から広告案件を引き受けるものとして説明したが、ASPが予め広告主から広告案件を引き受けていてもよい。この場合、広告制御サーバ40がASPサーバ30に登録情報を送信する処理(すなわち、図6に示したステップS101の処理、図10に示したステップS401の処理)が省略されてもよい。つまり、既にASPサーバ30に設定された登録情報に基づき、広告制御システム1の処理が実施される。この場合、広告制御サーバ40は、CV計測を行わなくてもよい。また、広告制御サーバ40はASPサーバ30が付与するクリックパラメータの全てを引き継ぎ、広告主サーバ50に送信してもよい。ここで、クリックパラメータとは、ユーザによるクリック毎に付与されたID、どのクリックにより成果があったか、又はいつどのIDのクリックがあったか等を示すパラメータである。この場合、広告制御サーバ40によるクリックパラメータの付与は不要である。なお、上記実施形態のように、管理者が広告主から広告案件を引き受ける場合、広告制御サーバ40は、クリックパラメータの付与及びCV計測を行ってもよい。
(不適切と判定された広告媒体ページの処理)
また、上記実施形態では、広告制御サーバ40は広告媒体ページのURLを取得できるものとして説明したが、広告制御サーバ40が広告媒体ページのURLを取得できない場合も考えられる。一般的には広告媒体ページにはSSL(Secure Sockets Layer)がかかっている。しかしながら、ユーザ端末10がSSLのかかっていない広告媒体ページにアクセスした場合には、広告制御サーバ40が当該広告媒体ページのURLを受信できない場合がある。このような場合には、広告制御サーバ40は、選択的に、表示部120における表示を広告主LPへ遷移させ、又はさせなくてもよい。或いは、広告制御サーバ40は、広告媒体ページのURLを受信できなかった場合には、表示部120における表示を広告主LPに遷移させてもよい。
また、上記実施形態で説明したように、広告制御システム1は、広告主LPへの遷移を制御することができる。これに加えて、管理者は、ASPを介して、媒体主へ働きかけを行ってもよい。例えば、管理者は、ASPを介して、媒体主に、不適切な表現の削除又はASPとの提携の解除などの働きかけを行ってもよい。これにより、広告主のブランドセーフティがより強化される。
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。実施形態が備える各要素並びにその配置、材料、条件、形状及びサイズ等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、異なる実施形態で示した構成同士を部分的に置換し又は組み合わせることが可能である。
1…広告制御システム、10…ユーザ端末、11…プロセッサ、12…記憶装置、13…通信IF、14…入力デバイス、15…出力デバイス、20…メディアサーバ、30…ASPサーバ、40…広告制御サーバ、50…広告主サーバ、60…ネットワーク、100…通信部、110…入力部、120…表示部、200…ウェブページ、202…第1テキストリンク、204…第2テキストリンク、210…広告媒体ページ、212…第1バナー広告、214…第2バナー広告、400…通信部、410…記憶部、420…判定部、430…制御部

Claims (9)

  1. 情報通信端末が備える表示部における、前記情報通信端末によるアフィリエイト広告におけるウェブページへのアクセスに基づく、広告情報の表示に関わる制御を実施するためのアフィリエイト広告制御装置であって、
    前記情報通信端末が前記ウェブページにアクセスし、前記広告情報が前記表示部に表示される際に、前記ウェブページのURL情報に基づき、前記ウェブページの内容が前記広告情報との関係で不適切であるか否かを判定する判定部と、
    前記判定部の判定結果に応じて、前記表示部における前記広告情報の表示に関わる制御を実施する制御部と、
    を備える、アフィリエイト広告制御装置。
  2. 前記ウェブページには、前記広告情報を含む広告ページにアクセスするためのテキストリンクが含まれ、
    前記テキストリンクがクリックされるときに、前記ウェブページの前記URL情報を受信する通信部を、さらに備える、
    請求項1に記載のアフィリエイト広告制御装置。
  3. 前記制御部は、前記ウェブページの内容が不適切であると判定されている場合には、前記テキストリンクがクリックされたときに、前記情報通信端末を前記広告ページにアクセスさせない、
    請求項2に記載のアフィリエイト広告制御装置。
  4. 前記判定部は、前記アクセスされたウェブページについて、定期または不定期に前記ウェブページの内容が不適切であるか否かを判定する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載のアフィリエイト広告制御装置。
  5. 前記制御部は、必要に応じて、内容が不適切であると判定されたウェブページへの前記アクセスに基づき、前記表示部に前記広告情報を表示させる、
    請求項1から4のいずれか1項に記載のアフィリエイト広告制御装置。
  6. 前記判定部は、予め指定された不適切な表現が前記ウェブページに含まれているか否かに基づき、前記ウェブページの内容を判定する、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載のアフィリエイト広告制御装置。
  7. 前記広告情報は、前記ウェブページに含まれるバナー広告であり、
    前記判定部は、前記バナー広告を含む前記ウェブページに設置されたタグを用いて取得されるURL情報に基づき、前記ウェブページの内容を判定する、
    請求項1から6のいずれか1項に記載のアフィリエイト広告制御装置。
  8. 情報通信端末が備える表示部における、前記情報通信端末によるアフィリエイト広告におけるウェブページへのアクセスに基づく、広告情報の表示に関わる制御を実施するためのアフィリエイト広告制御方法であって、
    前記情報通信端末が前記ウェブページにアクセスし、前記広告情報が前記表示部に表示される際に、前記ウェブページのURL情報を受信することと、
    前記URL情報に基づき、前記ウェブページの内容が前記広告情報との関係で不適切であるか否かを判定することと、
    前記判定の結果に基づき、前記表示部における前記広告情報の表示に関わる制御を実施することと、
    を含む、アフィリエイト広告制御方法。
  9. コンピュータに、
    情報通信端末が備える表示部における、前記情報通信端末によるアフィリエイト広告におけるウェブページへのアクセスに基づく、広告情報の表示に関わる制御を実施させるためのプログラムであって、
    前記情報通信端末が前記ウェブページにアクセスし、前記広告情報が前記表示部に表示される際に、前記ウェブページのURL情報を受信することと、
    前記URL情報に基づき、前記ウェブページの内容が前記広告情報との関係で不適切であるか否かを判定することと、
    前記判定の結果に基づき、前記表示部における前記広告情報の表示に関わる制御を実施することと、
    を実行させるためのプログラム。
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