JP2021021259A - 防災用倉庫システム - Google Patents

防災用倉庫システム Download PDF

Info

Publication number
JP2021021259A
JP2021021259A JP2019138792A JP2019138792A JP2021021259A JP 2021021259 A JP2021021259 A JP 2021021259A JP 2019138792 A JP2019138792 A JP 2019138792A JP 2019138792 A JP2019138792 A JP 2019138792A JP 2021021259 A JP2021021259 A JP 2021021259A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disaster
disaster prevention
warehouse
event
prevention warehouse
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019138792A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7059230B2 (ja
Inventor
坂本 道昭
Michiaki Sakamoto
道昭 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2019138792A priority Critical patent/JP7059230B2/ja
Publication of JP2021021259A publication Critical patent/JP2021021259A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7059230B2 publication Critical patent/JP7059230B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Residential Or Office Buildings (AREA)

Abstract

【課題】被災時に管理者が防災用倉庫に辿り着けない場合であっても確実に防災用倉庫の施錠装置を解錠させて被災者に供することができるようにすること。【解決手段】本発明では、防災用倉庫システム(1)において、被災時に必要となる物資を備蓄しておくための複数の防災用倉庫(2)の各扉(10,12)に施錠装置(11,13)を設けるとともに、各施錠装置(11,13)を電子通信回線網(5)を介して制御装置(6)に接続し、被災時に制御装置(6)が電子通信回線網(5)を介して施錠装置(11,13)を解錠させるよう制御することにした。前記各防災用倉庫(2)には、被災時に必要となる物資を備蓄しておくための物資備蓄スペース(8)と、被災時に人が避難するための避難スペース(9)とを設けることにした。避難スペース(9)は、平常時に貸し倉庫として利用することにした。【選択図】図1

Description

本発明は、被災時に必要となる物資を備蓄しておくための複数の防災用倉庫を用いた防災用倉庫システムに関するものである。
近年、地震や噴火や豪雨などが頻発して発生していることから、被災時に必要となる食料や水や生活用品や寝具などの物資を予め備蓄しておくための防災用倉庫が広く利用されるようになっている(たとえば、特許文献1参照。)。
この防災用倉庫には、被災時に必要となる物資を備蓄しているために、平常時の盗難を防止する必要から施錠装置が設けられている。
特開2017−206809号公報
ところが、従来の防災用倉庫にあっては、被災時に管理者が人手で施錠装置を解錠しなければならず、被災時に管理者が防災用倉庫に辿り着けない場合には防災用倉庫の施錠装置を解錠することができないといった問題が懸念されている。
そこで、請求項1に係る本発明では、防災用倉庫システムにおいて、被災時に必要となる物資を備蓄しておくための複数の防災用倉庫の各扉に施錠装置を設けるとともに、各施錠装置を電子通信回線網を介して制御装置に接続し、被災時に制御装置が電子通信回線網を介して施錠装置を解錠させるよう制御することにした。
また、請求項2に係る本発明では、前記請求項1に係る本発明において、前記各防災用倉庫に、被災時に必要となる物資を備蓄しておくための物資備蓄スペースと、被災時に人が避難するための避難スペースとを設け、物資備蓄スペースと避難スペースにそれぞれ前記施錠装置を有する扉を設けることにした。
また、請求項3に係る本発明では、前記請求項2に係る本発明において、前記避難スペースを平常時に貸し倉庫として利用することにした。
そして、本発明では、以下に記載する効果を奏する。
すなわち、本発明では、防災用倉庫システムにおいて、被災時に必要となる物資を備蓄しておくための複数の防災用倉庫の各扉に施錠装置を設けるとともに、各施錠装置を電子通信回線網を介して制御装置に接続し、被災時に制御装置が電子通信回線網を介して施錠装置を解錠させるよう制御することにしているために、被災時に管理者が防災用倉庫に辿り着けない場合であっても確実に防災用倉庫の施錠装置を解錠させて被災者に供することができる。
特に、前記各防災用倉庫に、被災時に必要となる物資を備蓄しておくための物資備蓄スペースと、被災時に人が避難するための避難スペースとを設け、物資備蓄スペースと避難スペースにそれぞれ前記施錠装置を有する扉を設けることにした場合には、防災用倉庫を物資を備蓄した倉庫としてだけでなく、被災者が避難する避難所としても利用することができ、その避難所としての避難スペースも物資備蓄スペースと同様に被災時に管理者が防災用倉庫に辿り着けない事態が生じても確実に防災用倉庫の施錠装置を解錠させて被災者に供することができる。
また、前記避難スペースを平常時に貸し倉庫として利用することにした場合には、平常時には活用されていない防災用倉庫を有効に活用することができるだけでなく、利用者に対して被災時の避難場所を予め周知させることもできる。
本発明に係る防災用倉庫システムを示す説明図。 防災用倉庫を示す説明図。
以下に、本発明に係る防災用倉庫システムの具体的な構成について図面を参照しながら説明する。
図1に示すように防災用倉庫システム1は、防災用倉庫2を管理する本部3と、防災用倉庫2が設置された支部4とを、電子通信回線網5で接続している。
ここで、防災用倉庫2は、被災時に必要となる食料や水や生活用品や寝具などの物資を予め備蓄しておくための倉庫を指す。
また、本部3は、防災用倉庫2の管理者が操作する制御装置6を設置した場所を指す。なお、制御装置6が電子通信回線網5に接続されている。
また、支部4は、1又は複数の防災用倉庫2を設置した場所を指す。
また、電子通信回線網5は、インターネットに代表される通信網であり、有線・無線を問わない。
そして、支部4には、1個の防災用倉庫2が設置されていてもよく、複数の防災用倉庫2からなる防災用倉庫群7が設置されていてもよい。
防災用倉庫群7は、図2に示すように、複数の防災用倉庫2からなり、各防災用倉庫2には、被災時に必要となる物資を備蓄しておくための物資備蓄スペース8と、被災時に人が避難するための避難スペース9とが設けられている。なお、防災用倉庫2は、1個の物資備蓄スペース8と1個の避難スペース9を設けた場合に限られず、複数個の物資備蓄スペース8や避難スペース9を設けてもよい。また、防災用倉庫2は、物資備蓄スペース8と避難スペース9との間を出入不能に閉塞した場合に限られず、出入可能に開放してもよい。
各物資備蓄スペース8には、扉10が設けられており、扉10には、施錠装置11が設けられている。
同様に、各避難スペース9にも、扉12が設けられており、扉12には、施錠装置13が設けられている。
施錠装置11,13は、電子通信回線網5に接続されており、制御装置6によって電子通信回線網5を介して施錠や解錠が制御される。また、施錠装置11,13は、制御装置6からの許諾を受けたスマートフォンなどの携帯型の端末機器によっても施錠や解錠を制御できるようにすることもできる。これにより、物資備蓄スペース8の扉10や避難スペース9の扉12の施錠装置11,13を、本部3の制御装置6で集中して管理することができるとともに、許諾者だけが施錠や解錠を行うことができる。
なお、防災用倉庫群7では、各施錠装置11,13を個別に電子通信回線網5に接続してもよいが、ここでは、ルーター14を介して接続している。
防災用倉庫システム1は、以上に説明したように構成しており、平常時には、避難スペース9を貸倉庫として個別に貸し出し、利用者が携帯する端末機器から特定の避難スペース9の施錠や解錠を行えるようにする。その際に、各避難スペース9の施錠や解錠の状態は、電子通信回線網5を介して制御装置6にて把握している。なお、個々の物資備蓄スペース8をそれぞれ異なる利用者に貸し出すようにしてもよい。
そして、被災時には、制御装置6から電子通信回線網5を介して全ての物資備蓄スペース8の扉10の施錠装置11や全ての又は貸し出されていない避難スペース9の扉12の施錠装置13を解錠させる。なお、被災時には、管理者が制御装置6を操作して解錠させてもよく、気象台や行政などからの通信を受けて自動的に制御装置6が解錠させるようにしてもよい。また、防災用倉庫2に地震や水害や火災などを検出できる各種のセンサーを設け、センサーの検出信号を電子通信回線網5を介して制御装置6で受信し、制御装置6から防災用倉庫2の施錠装置11,13の解錠を行うようにしてもよい。
以上に説明したように、上記防災用倉庫システム1は、被災時に必要となる物資を備蓄しておくための複数の防災用倉庫2の各扉10,12に施錠装置11,13を設けるとともに、各施錠装置11,13を電子通信回線網5を介して制御装置6に接続し、被災時に制御装置6が電子通信回線網5を介して施錠装置11,13を解錠させるよう制御する構成となっている。
そのため、上記構成の防災用倉庫システム1では、被災時に管理者が防災用倉庫2に辿り着けない場合であっても確実に防災用倉庫2の施錠装置11,13を解錠させて被災者に供することができる。
また、上記防災用倉庫システム1は、各防災用倉庫2に、被災時に必要となる物資を備蓄しておくための物資備蓄スペース8と、被災時に人が避難するための避難スペース9とを設け、物資備蓄スペース8と避難スペース9にそれぞれ施錠装置11,13を有する扉10,12を設けた構成となっている。
そのため、上記構成の防災用倉庫システム1では、防災用倉庫2を物資を備蓄した倉庫としてだけでなく、被災者が避難する避難所としても利用することができ、その避難所としての避難スペース9も物資備蓄スペース8と同様に被災時に管理者が防災用倉庫2に辿り着けない事態が生じても確実に防災用倉庫2の施錠装置11,13を解錠させて被災者に供することができる。
また、上記防災用倉庫システム1は、避難スペース9を平常時に貸し倉庫として利用することにしている。
そのため、上記構成の防災用倉庫システム1では、平常時には活用されていない防災用倉庫2を有効に活用することができるだけでなく、利用者に対して被災時の避難場所を予め周知させることもできる。
1 防災用倉庫システム 2 防災用倉庫
3 本部 4 支部
5 電子通信回線網 6 制御装置
7 防災用倉庫群 8 物資備蓄スペース
9 避難スペース 10 扉
11 施錠装置 12 扉
13 施錠装置 14 ルーター

Claims (3)

  1. 被災時に必要となる物資を備蓄しておくための複数の防災用倉庫の各扉に施錠装置を設けるとともに、各施錠装置を電子通信回線網を介して制御装置に接続し、被災時に制御装置が電子通信回線網を介して施錠装置を解錠させるよう制御することを特徴とする防災用倉庫システム。
  2. 前記各防災用倉庫に、被災時に必要となる物資を備蓄しておくための物資備蓄スペースと、被災時に人が避難するための避難スペースとを設け、物資備蓄スペースと避難スペースにそれぞれ前記施錠装置を有する扉を設けたことを特徴とする請求項1に記載の防災用倉庫システム。
  3. 前記避難スペースを平常時に貸し倉庫として利用することを特徴とする請求項2に記載の防災用倉庫システム。
JP2019138792A 2019-07-29 2019-07-29 防災用倉庫システム Active JP7059230B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019138792A JP7059230B2 (ja) 2019-07-29 2019-07-29 防災用倉庫システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019138792A JP7059230B2 (ja) 2019-07-29 2019-07-29 防災用倉庫システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021021259A true JP2021021259A (ja) 2021-02-18
JP7059230B2 JP7059230B2 (ja) 2022-04-25

Family

ID=74575018

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019138792A Active JP7059230B2 (ja) 2019-07-29 2019-07-29 防災用倉庫システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7059230B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114482720A (zh) * 2021-12-16 2022-05-13 德施曼机电(中国)有限公司 一种门锁控制方法及装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006304632A (ja) * 2005-04-26 2006-11-09 Ariake Japan Co Ltd 野菜類、肉類および/または魚介類の加工食品素材製造装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005290908A (ja) * 2004-04-02 2005-10-20 Ntt Power & Building Facilities Inc 分散型防災拠点施設
JP2016035724A (ja) * 2014-08-05 2016-03-17 株式会社 ダイワテック 防災用品保管庫およびこれを使用した防災システム
JP2016044515A (ja) * 2014-08-26 2016-04-04 日創プロニティ株式会社 カーポート
JP2017092874A (ja) * 2015-11-16 2017-05-25 美和ロック株式会社 電子錠管理装置および電子錠管理プログラム
JP2017206809A (ja) * 2016-05-16 2017-11-24 エィ・ケィ・ケィ・エム株式会社 防災用倉庫
JP2017218748A (ja) * 2016-06-03 2017-12-14 肇 山口 災害時避難設備

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005290908A (ja) * 2004-04-02 2005-10-20 Ntt Power & Building Facilities Inc 分散型防災拠点施設
JP2016035724A (ja) * 2014-08-05 2016-03-17 株式会社 ダイワテック 防災用品保管庫およびこれを使用した防災システム
JP2016044515A (ja) * 2014-08-26 2016-04-04 日創プロニティ株式会社 カーポート
JP2017092874A (ja) * 2015-11-16 2017-05-25 美和ロック株式会社 電子錠管理装置および電子錠管理プログラム
JP2017206809A (ja) * 2016-05-16 2017-11-24 エィ・ケィ・ケィ・エム株式会社 防災用倉庫
JP2017218748A (ja) * 2016-06-03 2017-12-14 肇 山口 災害時避難設備

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114482720A (zh) * 2021-12-16 2022-05-13 德施曼机电(中国)有限公司 一种门锁控制方法及装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP7059230B2 (ja) 2022-04-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9316039B2 (en) Alarm-triggered gun safe
US20120255039A1 (en) Protected Digital Storage Device
JP7059230B2 (ja) 防災用倉庫システム
US20150332528A1 (en) System for Defense Weapon Control Utilizing One or a Plurality of Intelligent Weapons Control Boxes
US10316556B2 (en) Door barricade
KR101390102B1 (ko) 무인 택배장치
US20050122228A1 (en) Method for opening a transportable container
Lee A basic principle of physical security and its link to cybersecurity
CN106504485A (zh) 在安全系统中预测恐慌情形及预先设置恐慌通知
US7707951B1 (en) System for preventing crime in high traffic areas and sites using low voltage power
US11402178B2 (en) Ballistic security barrier system
US20140253329A1 (en) Smart Home Defense Chamber (SHDC)
DE59402282D1 (de) Verbundplatte zum Erstellen von gegen Feuer, Wasser und Einbruch gesicherten Räumen, Schränken, Tresoren und dgl. Sicherheitseinrichtungen
US5893235A (en) Removable security apparatus for building openings
Mózer et al. Fire safety and security threats identification and elimination
US6998981B1 (en) Secure screen
US20170107039A1 (en) Smart home defense chamber
Spero et al. Security begins at home: everyday security behaviour and lessons for cybersecurity research
KR102113881B1 (ko) 방범기능 및 방화기능이 개선된 도어락 시스템
KR20080000201U (ko) 아파트의 화재대피공간
AU2008200701B2 (en) A Lock with a Smoke Alarm Interface
KR20170034277A (ko) 재난 및 치한 대피용 안전 스토리지 캐비넷
JP2011052450A (ja) 防災庫
Narayana et al. SMART LOCK SYSTEM USING OTP
KR20230002136U (ko) 물품 보관함겸 비상대피소

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200925

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210818

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211005

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220111

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220307

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220329

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220413

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7059230

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150