JP2021019553A - 食鳥屠体上半部の胸肉を鳥ガラから引き剥がす方法 - Google Patents

食鳥屠体上半部の胸肉を鳥ガラから引き剥がす方法 Download PDF

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清臣 市来
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Abstract

【課題】 肋骨に添うように湾曲した一対のナイフを頸椎基部近傍で肋骨と胸肉との間に挿入し、仙骨方向へ移動させる食鳥屠体上半部の胸肉を鳥ガラから引き剥がす方法であって、後工程を経て最終的に取り出された胸肉の商品価値の低下と、取り出される胸肉の歩留りの悪化とを招かない方法を提供する。【解決手段】 食鳥屠体上半部の胸肉を鳥ガラから引き剥がす方法であって、予め頸椎基部近傍から脊椎骨に沿って脊椎骨の両側の胸肉に切り込みを入れ、次いで肋骨に添うように湾曲した一対のナイフを頸椎基部近傍で肋骨と胸肉との間に挿入し、前記ナイフの基部を前記切り込みに係合させつつ、前記ナイフを仙骨方向へ移動させる。【選択図】 図1

Description

本発明は、食鳥屠体上半部の胸肉を鳥ガラから引き剥がす方法に関するものである。
図1に示すように、食鳥屠体上半部1の胸肉を鳥ガラから引き剥がす方法であって、一点鎖線で示す肋骨1aに添うように湾曲した一対のナイフ2を、二点鎖線で示す頸椎1bの基部近傍で肋骨1aと胸肉との間に挿入し、図示しない仙骨方向へ移動させることを特徴とする方法が特許文献1に開示されている。尚図1には、一対のナイフ2の一方のみを図示している。
EP2606736A1
特許文献1の方法では、図1(特許文献1の図4)に示すように、一対のナイフ2は、基部2a近傍から先端部2bに至る部位が胸肉を肋骨1aから引き剥がしつつ、且つ基部2aが三点鎖線で示す脊椎骨1c近傍の胸肉を脊椎骨1cに沿って切り開きつつ、仙骨方向へ移動する。ナイフ2の進行方向前方側の縁部は、肋骨1aや図示しない肩甲骨を削り取るのを防止するために刃引きされており鋭利ではないので、脊椎骨1c近傍の胸肉のナイフ基部2aによる切開面は乱れる。その結果、後工程を経て最終的に取り出された胸肉の商品価値の低下と、取り出される胸肉の歩留りの悪化とを招く可能性がある。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、肋骨に添うように湾曲した一対のナイフを頸椎基部近傍で肋骨と胸肉との間に挿入し、仙骨方向へ移動させることを特徴とする食鳥屠体上半部の胸肉を鳥ガラから引き剥がす方法であって、後工程を経て最終的に取り出された胸肉の商品価値の低下と、取り出される胸肉の歩留りの悪化とを招かない方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明においては、食鳥屠体上半部の胸肉を鳥ガラから引き剥がす方法であって、予め頸椎基部近傍から脊椎骨に沿って脊椎骨の両側の胸肉に切り込みを入れ、次いで肋骨に添うように湾曲した一対のナイフを頸椎基部近傍で肋骨と胸肉との間に挿入し、前記ナイフの基部を前記切り込みに係合させつつ、前記ナイフを仙骨方向へ移動させることを特徴とする方法を提供する。
予め頸椎基部近傍から脊椎骨に沿って脊椎骨の両側の胸肉に切り込みを入れ、次いで肋骨に添うように湾曲した一対のナイフを頸椎基部近傍で肋骨と胸肉との間に挿入し、前記ナイフの基部を前記切り込みに係合させつつ、前記ナイフを仙骨方向へ移動させると、ナイフの基部は予め形成された切り込みに沿って脊椎骨近傍の胸肉を切り開くので、切開面は乱れない。従って、後工程を経て最終的に取り出された胸肉の商品価値の低下と、取り出される胸肉の歩留りの悪化とを招かない。
胸肉を取り外した後に、脊椎骨に沿って帯状に残った肉は、セセリ肉として取り出されるが、前述のように切開面が乱れていないので、手作業にせよ自動化作業にせよ、セセリ肉の取出作業の効率が向上する。
特許文献1で開示された、又本発明の実施例を示す、肋骨に添うように湾曲した一対のナイフを頸椎基部近傍で肋骨と胸肉との間に挿入し、仙骨方向へ移動させることを特徴とする食鳥屠体上半部の胸肉を鳥ガラから引き剥がす方法を示す、食鳥屠体上半部の斜視図である。
本発明の実施例に係る食鳥屠体上半部の胸肉を鳥ガラから引き剥がす方法においては、図1に二点鎖線で示す頸椎1bの基部近傍から図1に三点鎖線で示す脊椎骨1cに沿って脊椎骨1cの両側の胸肉に、食鳥屠体上半部1の仙骨側端部まで切り込みを入れ、次いで図1に一点鎖線で示す肋骨1aに添うように湾曲した一対のナイフ2を頸椎1bの基部近傍で肋骨1aと胸肉との間に挿入し、ナイフ2の基部2aを前記切り込みに係合させつつ、ナイフ2を図示しない仙骨方向へ且つ食鳥屠体上半部1の仙骨側端部まで移動させる。
一対のナイフ2の基部2a近傍から先端部2bに至る部位が胸肉を肋骨1aから引き剥がし、基部2aが三点鎖線で示す脊椎骨1c近傍の胸肉を脊椎骨1cに沿って切り開く。
ナイフ2の基部2aは予め形成された切り込みに沿って脊椎骨1c近傍の胸肉を切り開くので、切開面は乱れない。従って、後工程を経て最終的に取り出された胸肉の商品価値の低下と、取り出される胸肉の歩留りの悪化とを招かない。
胸肉を取り外した後に、脊椎骨1cに沿って帯状に残った肉は、セセリ肉として取り出されるが、前述のように切開面が乱れていないので、手作業にせよ自動化作業にせよ、セセリ肉取出作業の効率が向上する。
脊椎骨1cに沿って脊椎骨1cの両側の胸肉に切り込みを入れる道具は、特定の道具に限定されない。切り込みを入れられる道具であれば何でも良い。当該道具の駆動は手動でも自動でも良い。
ナイフ2は、図1に示すものに限定されない。肋骨1に添うように湾曲し、基部2aが脊椎骨1近傍の胸肉に係合するものであれば良い。
ナイフ2の駆動は、手動でも自動でも良い。
本発明は、食鳥屠体上半部の胸肉を鳥ガラから引き剥がす方法であって、肋骨に添うように湾曲した一対のナイフを頸椎基部近傍で肋骨と胸肉との間に挿入し、仙骨方向へ移動させることを特徴とする方法に利用可能である。
1 食鳥屠体上半部
1a 肋骨
1b 頸椎
1c 脊椎骨
2 ナイフ
2a 基部
2b 先端部

Claims (1)

  1. 食鳥屠体上半部の胸肉を鳥ガラから引き剥がす方法であって、予め頸椎基部近傍から脊椎骨に沿って脊椎骨の両側の胸肉に切り込みを入れ、次いで肋骨に添うように湾曲した一対のナイフを頸椎基部近傍で肋骨と胸肉との間に挿入し、前記ナイフの基部を前記切り込みに係合させつつ、前記ナイフを仙骨方向へ移動させることを特徴とする方法。
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