JP2021018030A - Air conditioner - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、空気調和機に関する。 The present invention relates to an air conditioner.
例えば、特許文献１には、機器に設けた主制御手段に外部からデータを書き込むことができ、あるいは、外部にデータを読み出すことが可能な制御装置が開示されている。特許文献１に記載の制御装置では、ＡＣ電源に接続されたコントロールボックスに切換器が接続されている。この切換器にパーソナルコンピュータが接続可能である。 For example, Patent Document 1 discloses a control device capable of writing data from the outside to a main control means provided in an apparatus or reading data to the outside. In the control device described in Patent Document 1, a switch is connected to a control box connected to an AC power supply. A personal computer can be connected to this switch.
特許文献１に記載の制御装置では、ＡＣ電源が故障するとコントロールボックスに電力が供給されなくなる。このため、コントロールボックスに記憶されたデータをパーソナルコンピュータに読み出すことができなくなる場合がある。例えば、ＡＣ電源が故障した場合に、パーソナルコンピュータ側からコントロールボックスに電力を供給することも考えられる。しかしながら、ＡＣ電源に短絡不良等が発生し、コントロールボックスの高圧側と低圧側とがＡＣ電源を介して短絡している場合、パーソナルコンピュータの電源からコントロールボックスに電力を供給することができない場合がある。従って、例えば、特許文献１に記載の制御装置を空気調和機に適用した場合、空気調和機の保守等を好適に行えない虞がある。 In the control device described in Patent Document 1, power is not supplied to the control box when the AC power supply fails. Therefore, the data stored in the control box may not be read by the personal computer. For example, when the AC power supply fails, it is conceivable to supply power to the control box from the personal computer side. However, if a short-circuit failure occurs in the AC power supply and the high-voltage side and low-voltage side of the control box are short-circuited via the AC power supply, it may not be possible to supply power to the control box from the power supply of the personal computer. is there. Therefore, for example, when the control device described in Patent Document 1 is applied to an air conditioner, there is a risk that maintenance of the air conditioner cannot be suitably performed.
本開示の主な目的は、電源部が故障した場合であっても保守等を好適に行い得る空気調和機を提供することにある。 A main object of the present disclosure is to provide an air conditioner capable of suitably performing maintenance and the like even when the power supply unit fails.
本開示の一態様に係る空気調和機は、第１電源部と、記憶部と、遮断部と、第１コネクタとを備える。記憶部は、第１電源部に電気的に接続されている。記憶部は、空気調和機の動作履歴を記憶する。遮断部は、記憶部と第１電源部との間を電気的に遮断可能である。第１コネクタは、記憶部に接続されている。 The air conditioner according to one aspect of the present disclosure includes a first power supply unit, a storage unit, a shutoff unit, and a first connector. The storage unit is electrically connected to the first power supply unit. The storage unit stores the operation history of the air conditioner. The cutoff unit can electrically cut off between the storage unit and the first power supply unit. The first connector is connected to the storage unit.
以下、本発明を実施した好ましい形態の一例について説明する。但し、下記の実施形態は、単なる例示である。本発明は、下記の実施形態に何ら限定されない。なお、実施形態等において参照する各図面において、実質的に同一の機能を有する部材は同一の符号で参照することとする。 Hereinafter, an example of a preferred embodiment of the present invention will be described. However, the following embodiments are merely examples. The present invention is not limited to the following embodiments. In each drawing referred to in the embodiment and the like, members having substantially the same function are referred to by the same reference numerals.
＜第１実施形態＞
図１〜図４に基づいて、第1実施形態に係る空気調和機１について説明する。
<First Embodiment>
The air conditioner 1 according to the first embodiment will be described with reference to FIGS. 1 to 4.
（空気調和機１の概要）
図１に示すように、空気調和機１は、室内機１０と、室外機２０とを備えている。
(Outline of air conditioner 1)
As shown in FIG. 1, the air conditioner 1 includes an
室内機１０は、熱交換器１１と、送風器１２と、制御部１３と、電源部１４とを備えている。送風器１２は、室内の空気を給気すると共に、給気した空気を室内機１０から吹出す。熱交換器１１は、室内機１０の吸気経路上に配置されている。熱交換器１１は、給気された空気と、冷媒との間で熱交換させることにより、給気された空気を冷却または加熱する。
The
制御部１３は、熱交換器１１、送風器１２等の室内機１０に設けられた各機構を制御する。また、制御部１３は、各機構の動作履歴を取得する。具体的には、制御部１３は、運転情報、熱交換器１１の温度に関する情報、室温等の温度に関する情報、送風器１２の運転時間に関する情報、送風器１２の回転数に関する情報、電源部１４の出力電圧に関する情報、空気調和機１に供給された電力に関する情報、室内機１０に発生したエラーに関する情報、空気調和機１の運転時間に関する情報等の動作履歴動作履歴を取得する。なお、運転情報には、例えば、冷房運転をしたことに関する情報、暖房運転をしたことに関する情報、除湿運転をしたことに関する情報等が含まれる。
The
なお、本実施形態では、制御部１３は、室外機２０の制御部２２と通信するための通信部を含んでいるが、通信部は、制御部１３とは別に設けられていてもよい。
In the present embodiment, the
電源部１４は、制御部１３や送風器１２等の各機構に対して電力を供給する。電源部１４は、例えば、外部から供給された交流電力を直流電力として出力するＡＣ／ＤＣコンバータ等により構成することができる。
The
室外機２０は、熱交換器２１と、制御部２２と、コネクタ２３と、遮断部２４と、電源部２５とを備えている。熱交換器２１は、冷媒回路３１を経由して室内機１０の熱交換器１１に接続されている。このため、熱交換器１１において加熱または冷却された冷媒が冷媒回路３１を経由して熱交換器２１に移送される。熱交換器２１は、冷媒と外気との間で熱交換させることにより、冷媒を冷却または加熱する。
The
制御部２２は、室外機２０に含まれる各機構を制御する。また、制御部２２は、室外機２０に含まれる各機構の動作履歴を取得し、記憶する。具体的に、制御部２２は、熱交換器２１の温度に関する情報、外気温等の温度に関する情報、室外機２０が備える圧縮機の回転数等に関する情報、電源部２５の出力電圧等に関する情報、室外機２０に発生したエラーに関する情報等の動作履歴を取得する。
The
制御部２２には、室内機１０の制御部１３が接続されている。制御部２２には、制御部１３が取得した室内機１０に含まれる各機構の動作履歴が入力される。制御部２２は、室内機１０に含まれる各機構の動作履歴を記憶する。すなわち、制御部２２は、空気調和機１の動作履歴を取得し、記憶する。
The
なお、本実施形態では、制御部２２は、室内機１０の制御部１３と通信するための通信部を含んでいるが、通信部は、制御部２２とは別に設けられていてもよい。
In the present embodiment, the
制御部２２は、電源部２５に接続されている。電源部２５は、制御部２２に電力を供給する。電源部２５は、例えば、外部から供給された交流電力を直流電力として出力するＡＣ／ＤＣコンバータ等により構成することができる。
The
制御部２２と電源部２５との間には遮断部２４が配置されている。この遮断部２４により制御部２２と電源部２５との間を電気的に遮断することができる。
A
制御部２２には、コネクタ２３が接続されている。このコネクタ２３を介して制御部２２に外部装置４０（図２を参照。）を接続させることができる。
A
（空気調和機１の保守方法の概要）
空気調和機１の保守は、例えば、以下の方法で行うことができる。まず、保守者は、図２に示すコネクタ２３に、外部装置４０のコネクタ４１を接続する。これにより外部装置４０と制御部２２とが接続される。次に、保守者は、外部装置４０により制御部２２に記憶された空気調和機１の動作履歴を読み出す。保守者は、読み出した動作履歴に基づいて空気調和機１の保守を行う。
(Outline of maintenance method for air conditioner 1)
Maintenance of the air conditioner 1 can be performed by, for example, the following method. First, the maintenance person connects the
空気調和機１の保守作業の内容は、特に限定されない。空気調和機１の保守作業には、例えば、空気調和機１の動作履歴の点検、動作履歴に基づく異常箇所の特定等が含まれていてもよい。空気調和機１の保守作業は、単に空気調和機１の動作履歴を確認する作業であってもよい。 The content of the maintenance work of the air conditioner 1 is not particularly limited. The maintenance work of the air conditioner 1 may include, for example, inspection of the operation history of the air conditioner 1, identification of an abnormal portion based on the operation history, and the like. The maintenance work of the air conditioner 1 may be simply the work of confirming the operation history of the air conditioner 1.
（制御部２２、コネクタ２３、遮断部２４及び外部装置４０の構成）
図２に示すように、制御部２２は、処理部２２１と、記憶部２２２とを有する。処理部２２１は、室外機２０に含まれる各機構の動作履歴を取得すると共に、室内機１０の制御部１３（図１を参照。）から室内機１０に含まれる各機構の動作履歴の入力を受ける。これにより、処理部２２１は、空気調和機１の動作履歴を取得する。処理部２２１は、空気調和機１の動作履歴を記憶部２２２に記憶させる。記憶部２２２は、例えば、ＲＡＭ（Ｒａｎｄｏｍ Ａｃｃｅｓｓ Ｍｅｍｏｒｙ）等により構成することができる。
(Structure of
As shown in FIG. 2, the
記憶部２２２は、電源端子２２２ａ及び電源端子２２２ｂを有する。電源端子２２２ａ及び電源端子２２２ｂに電源部２５が接続されている。具体的には、電源部２５には、第１電源線１４１と第２電源線１４２とが電気的に接続されている。第１電源線１４１及び第２電源線１４２のうちの一方が高圧側の電源線で、他方が低圧側の電源線である。第１電源線１４１が電源端子２２２ａに電気的に接続されている。第２電源線１４２が電源端子２２２ｂに電気的に接続されている。
The
記憶部２２２には、第１信号線２５１及び第２信号線２５２が電気的に接続されている。第１信号線２５１には、抵抗Ｒ１が設けられている。第２信号線２５２には、抵抗Ｒ２が設けられている。
The
処理部２２１は、電源端子２２１ａ及び電源端子２２１ｂを有する。電源端子２２１ａ及び電源端子２２１ｂに電源部２５が電気的に接続されている。具体的には、第１電源線１４１が電源端子２２１ａに電気的に接続されている。第２電源線１４２が電源端子２２１ｂに電気的に接続されている。
The
遮断部２４は、処理部２２１及び記憶部２２２のそれぞれの電源端子と電源部２５との間を電気的に遮断可能に設けられている。具体的には、遮断部２４は、第１電源線１４１の電源端子２２１ａ、２２２ａが接続されている部分よりも電源部２５側の部分に設けられている。遮断部２４は、第１電源線１４１を切断可能である。
The
本実施形態では、遮断部２４は、レバーの物理的な操作によるオン／オフを切り替えるレバースイッチにより構成されている。
In the present embodiment, the blocking
コネクタ２３は、接続端子２３１、２３２、２３３、２３４を有する。接続端子２３１は、第１電源線１４１に電気的に接続されている。接続端子２３２は、第２電源線１４２に電気的に接続されている。接続端子２３３は、第１信号線２５１に電気的に接続されている。接続端子２３４は、第２信号線２５２に電気的に接続されている。
The
（制御部２２の動作）
図１に示すように、制御部２２に含まれる処理部２２１は、室内機１０に含まれる制御部１３に接続されている。制御部１３は、処理部２２１に対して、室内機１０の動作履歴を出力する。また、処理部２２１は、室外機２０の動作履歴を取得する。このように、処理部２２１は、室内機１０及び室外機２０の動作履歴、すなわち、空気調和機１の動作履歴を取得する。処理部２２１は、主とした動作履歴を記憶部２２２に記憶させる。
(Operation of control unit 22)
As shown in FIG. 1, the
（室外機２０の構造）
図３は、室外機２０の模式的斜視図である。図４は、図３の線ＩＶ−ＩＶにおける模式的断面図である。図３に示すように、室外機２０は、筐体２６を有する。筐体２６には、熱交換器２１（図１を参照。）等を収容する収容室が形成されている。図３に示すように、筐体２６は、本体２６１と、蓋２６２とを有する。本体２６１には、収容室が形成されている。蓋２６２は、本体２６１に対して、収容室を開閉可能に取り付けられている。収容室には、箱体２６３が収容されている。箱体２６３は、図４に示す支持部材２６４により支持されている。
(Structure of outdoor unit 20)
FIG. 3 is a schematic perspective view of the
図４に示すように、箱体２６３は、制御部２２（図２を参照。）を構成している制御チップ２２Ａ及びコネクタ２３（図４を参照。）を収容する収容室２６３ｂ（図４を参照。）を有する。箱体２６３は、本体２６３ａと、蓋２６３ｃとを有する。本体２６３ａには、収容室２６３ｂが形成されている。蓋２６３ｃは、本体２６３ａに対して、収容室２６３ｂを開閉可能に取り付けられている。
As shown in FIG. 4, the
制御部２２を構成している制御チップ２２Ａと、コネクタ２３と、遮断部２４とは、回路基板２７上に配置されている。回路基板２７は、本体２６３ａに固定されている。詳細には、回路基板２７は、遮断部２４が回路基板２７よりも蓋２６３ｃ側に位置し、制御チップ２２Ａ及びコネクタ２３が回路基板２７よりも底面側に位置するように固定されている。
The
回路基板２７は、第１主面２７ａと、第２主面２７ｂとを有する。第１主面２７ａは、蓋２６３ｃ側を向いている。第２主面２７ｂは、蓋２６３ｃとは反対側（底面側）を向いている。制御チップ２２Ａ及びコネクタ２３は、第２主面２７ｂ上に配されている。一方、遮断部２４は、第１主面２７ａ上に配されている。回路基板２７は、第１主面２７ａが蓋２６３ｃ側に位置し、第２主面２７ｂが底面側に位置するように配置されている。
The
なお、図示は省略するが、本体２６３ａの前面パネルは開閉可能に設けられている。本体２６３ａの前面パネルを開けることにより、回路基板２７と本体２６３ａの底面との間の空間が露出する。
Although not shown, the front panel of the
（空気調和機１の保守方法）
次に、空気調和機１の保守方法の一例について、図２〜図４を参照して説明する。
(Maintenance method of air conditioner 1)
Next, an example of the maintenance method of the air conditioner 1 will be described with reference to FIGS. 2 to 4.
まず、保守者は、室外機２０の筐体２６の蓋２６２を開ける（図３を参照。）。保守者が蓋２６２を開けると、箱体２６３が露出する（図４を参照。）。次に、保守者は、蓋２６３ｃを開ける。これにより、遮断部２４が露出し、遮断部２４の操作が可能となる。次に、保守者は、遮断部２４を操作し、電源端子２２ａと電源部２５との間を電気的に遮断する（図２を参照。）。具体的には、本実施形態では、遮断部２４のレバー２４ａを図４において左右方向にスライドさせることにより、遮断部２４を開状態として電源端子２２ａと電源部２５との間を電気的に遮断する。
First, the maintenance person opens the
次に、上述した本体２６３ａの前面パネルを開け、コネクタ２３を露出させる。そのコネクタ２３に図２に示す外部装置４０のコネクタ４１を接続する。
Next, the front panel of the
外部装置４０は、コネクタ４１と、処理部４２と、電源部４３とを有する。コネクタ４１は、接続端子４１１、４１２と、接続端子４１３、４１４とを有する。接続端子４１１は、接続端子２３１と対応する位置に配置されている。接続端子４１２は、接続端子２３２と対応する位置に配置されている。接続端子４１３は、接続端子２３３と対応する位置に配置されている。接続端子４１４は、接続端子２３４と対応する位置に配置されている。接続端子４１１には、電源部４３に接続された第３電源線４４１が電気的に接続されている。接続端子４１２には、電源部４３に接続された第４電源線４４２が電気的に接続されている。処理部４２は、第３電源線４４１及び第４電源線４４２に電気的に接続されている。第３電源線４４１及び第４電源線４４２のうちの一方が高圧側の電源線で、他方が低圧側の電源線である。
The
処理部４２には、第３信号線４５１及び第４信号線４５２が接続されている。第３信号線４５１は、接続端子４１３に接続されている。第４信号線４５２は、接続端子４１４に接続されている。第３信号線４５１には、抵抗Ｒ３が設けられている。第４信号線４５２には、抵抗Ｒ４が設けられている。
A
上記構成を有する外部装置４０のコネクタ４１とコネクタ２３とを接続すると、接続端子２３１と接続端子４１１とが接続される。接続端子２３２と接続端子４１２とが接続される。これにより、電源部４３からの電力が第３電源線４４１及び第１電源線１４１と、第４電源線４４２及び第２電源線１４２とを経由して記憶部２２２に供給される。この時点では、遮断部２４により電源部２５と記憶部２２２とが既に電気的に遮断されているため、仮に電源部２５に短絡不良等の不良が生じていたとしても電源部４３からの電力が記憶部２２２に供給される。
When the
また、コネクタ４１とコネクタ２３とを接続することにより、接続端子４１３と接続端子２３３とが接続され、接続端子４１４と接続端子２３４とが接続される。このため、処理部４２が第３信号線４５１及び第１信号線２５１と、第４信号線４５２及び第２信号線２５２とを経由して記憶部２２２に接続される。
Further, by connecting the
以上のように、空気調和機１では、コネクタ４１とコネクタ２３とを接続することにより、電源部４３からの電力を記憶部２２２に供給可能であり、処理部４２を記憶部２２２に接続することができる。よって、記憶部２２２を作動させ、記憶部２２２に記憶されている動作履歴を処理部４２により読み出すことができる。
As described above, in the air conditioner 1, by connecting the
ところで、例えば、遮断部２４が設けられていない場合は、電源部２５に短絡不良などの不良が発生すると、記憶部２２２の電源端子２２２ａと電源端子２２２ｂとが電源部２５を介して短絡する。このため、記憶部２２２に電源部４３を接続したとしても電源部４３の電力を記憶部２２２に供給することはできない。よって、記憶部２２２に記憶されている動作履歴を読み出すことはできない。
By the way, for example, when the
それに対して、空気調和機１では、遮断部２４により電源部２５と記憶部２２２との間を電気的に遮断することができる。具体的には、遮断部２４により電源端子２２２ａと電源部２５との間を電気的に遮断することができる。このため、例えば、電源部２５に短絡不良等の不良が生じている場合においても、記憶部２２２の電源端子２２２ａと電源端子２２２ｂとの間の短絡を解消できる。よって、外部装置４０の電源部４３の電力を記憶部２２２に供給することが可能となる。従って、電源部２５に短絡不良等の不良が生じた場合においても、記憶部２２２に記憶された動作履歴を外部装置４０によって読み出すことが可能である。よって、電源部２５に短絡不良等の不良が生じた場合においても空気調和機１の保守等を好適に行い得る。
On the other hand, in the air conditioner 1, the
空気調和機１では、遮断部２４は、蓋２６３ｃ側を向く第１主面２７ａ上に配置されている。このため、空気調和機１の保守を行う者が、蓋２６３ｃを開けることにより、コネクタ２３にコネクタ４１を接続する前に、遮断部２４を容易に操作することができる。したがって、保守作業を容易に行うことができる。
In the air conditioner 1, the blocking
（変形例）
以下、第１実施形態の変形例について説明する。以下の変形例においては、遮断部２４の構成が第１実施形態と異なり、その他の構成は第１実施形態と同様である。従って、以下の変形例においては、遮断部２４について主として説明し、その他の構成要素に関しては上記第１実施形態の記載を援用する。
(Modification example)
Hereinafter, a modified example of the first embodiment will be described. In the following modification, the configuration of the blocking
（第１変形例）
第１実施形態では、遮断部２４がレバーの物理的な操作によるオン／オフを切り替えるレバースイッチにより構成されている例について説明した。それに対して、第１変形例では、遮断部２４はジャンパにより構成されている。遮断部２４は、例えば、着脱可能なジャンパピンにより構成されていてもよい。
(First modification)
In the first embodiment, an example in which the
図５は、第１変形例における室外機２０のブロック図である。図５に示すように、第１変形例においては、電源部２５に接続された第１電源線１４１は、処理部２２１及び記憶部２２２に直接電気的に接続されておらず、コネクタ２３の接続端子２３５に接続されている。コネクタ２３には、遮断部２４を構成しているコネクタ２８が着脱可能に取り付けられている。
FIG. 5 is a block diagram of the
第１変形例において、コネクタ２８はジャンパピンを構成している。具体的には、コネクタ２８は、接続端子２８１と、接続端子２８２と、電源線２８３とを備えている。接続端子２８１と接続端子２８２とは、電源線２８３により電気的に接続されている。コネクタ２８がコネクタ２３に取り付けられると、接続端子２８１と接続端子２３５とが接続され、接続端子２８２と接続端子２３１とが接続される。これにより、処理部２２１の電源端子２２１ａと、記憶部２２２の電源端子２２２ａに電気的に接続された電源線２２３と、第1電源線１４１とが、接続端子２３５、接続端子２８１、電源線２８３、接続端子２８２及び接続端子２３１を介して電気的に接続される。よって、電源部２５からの電力が処理部２２１及び記憶部２２２に供給される。コネクタ２８をコネクタ２３から取り外すと、第１電源線１４１と電源線２２３とが遮断される。このため、電源部２５からの電力が処理部２２１及び記憶部２２２に供給されなくなる。すなわち、コネクタ２８は、コネクタ２３に対して着脱可能である。コネクタ２８は、コネクタ２３に取り付けられている状態において電源端子２２２ａと電源部２５との間を電気的に接続する接続部材である。
In the first modification, the
変形例１においては、空気調和機１の保守を行う際に、まず、保守者は、遮断部２４を構成しているコネクタ２８をコネクタ２３から取り外す。これにより、電源部２５と処理部２２１及び記憶部２２２とを遮断する。次に、外部装置４０のコネクタ４１にコネクタ２３を接続する。これにより、電源部４３からの電力が第３電源線４４１及び第１電源線１４１と、第４電源線４４２及び第２電源線１４２とを経由して記憶部２２２に供給される。この時点では、遮断部２４を構成しているコネクタ２８がコネクタ２３から既に取り外されているため、電源部２５と記憶部２２２とが電気的に遮断されている。このため、仮に電源部２５に短絡不良等の不良が生じていたとしても電源部４３からの電力が記憶部２２２に供給される。
In the first modification, when maintaining the air conditioner 1, the maintenance person first removes the
以上のように、第１変形例に係る空気調和機では、コネクタ４１とコネクタ２３とを接続することにより、電源部４３からの電力を記憶部２２２に供給可能であり、処理部４２を記憶部２２２に接続することができる。よって、記憶部２２２を作動させ、記憶部２２２に記憶されている動作履歴を処理部４２により読み出すことができる。
As described above, in the air conditioner according to the first modification, the electric power from the
また、第１変形例においては、コネクタ２８をコネクタ２３から取り外さなければ、外部装置４０のコネクタ４１をコネクタ２３に接続することができない。よって、電源部２５と記憶部２２２とを電気的に遮断した後でなければ、外部装置４０をコネクタ２３に接続することができない。従って、外部装置４０を接続することにより、記憶部２２２に記憶された動作履歴を確実に読み出すことができる。
Further, in the first modification, the
（第２変形例及び第３変形例）
第１実施形態では、遮断部２４がレバーの物理的な操作によるオン／オフを切り替えるレバースイッチにより構成されている例について説明した。それに対して、第２変形例及び第３変形例では、遮断部２４は、電源部２５の出力状態に応じて電源端子２２２ａと電源部２５との間を電気的に遮断するリレーにより構成されている。以下、第２変形例及び第３変形例における遮断部２４について、図６及び図７を参照しつつ詳細に説明する。
(2nd modification and 3rd modification)
In the first embodiment, an example in which the
図６は、第２変形例における室外機２０のブロック図である。図６に示すように、第２変形例における室外機２０では、遮断部２４は、電磁リレー２９ａにより構成されている。電磁リレー２９ａは、励磁コイル２９ａ１と、スイッチ２９ａ２とを有する。励磁コイル２９ａ１は、第１電源線１４１と第２電源線１４２との間に接続されている。このため、励磁コイル２９ａ１は、電源部２５から電力が供給されている場合にオンされる。励磁コイル２９ａ１は、電源部２５に短絡不良等の不良が生じ、第１電源線１４１と第２電源線１４２との間の電位差が実質的にゼロとなった場合にオフされる。スイッチ２９ａ２は、第１電源線１４１に設けられている。スイッチ２９ａ２は、励磁コイル２９ａ１によりオン／オフされる位置に配置されている。スイッチ２９ａ２は、励磁コイル２９ａ１がオンされている場合にオンされる。これにより、第１電源線１４１により電源部２５と電源端子２２１ａ及び電源端子２２２ａとが電気的に接続された状態となる。スイッチ２９ａ２は、励磁コイル２９ａ１がオフされている場合にオフされる。これにより、電源部２５と電源端子２２１ａ及び電源端子２２２ａとが電気的に遮断された状態となる。すなわち、電磁リレー２９ａは、電源部２５の出力状態に応じて電源端子２２１ａ及び電源端子２２２ａと電源部２５との間を自動的に電気的に遮断する。具体的には、電磁リレー２９ａは、電源部２５の出力状態が異常である場合に、電源端子２２１ａ及び電源端子２２２ａと電源部２５との間を自動的に電気的に遮断する。ここで、「電源部の出力状態が異常である場合」とは、電源部からの出力電圧が定格電圧未満である場合を意味する。
FIG. 6 is a block diagram of the
より具体的には、電磁リレー２９ａは、電源部２５から電力が実質的に出力されなくなった場合に電源端子２２１ａ及び電源端子２２２ａと電源部２５との間を自動的に電気的に遮断する。
More specifically, the
第２変形例では、電源部２５から電力が正常に出力されている場合は、処理部２２１及び記憶部２２２に電源部２５からの電力が好適に供給される。このため、コネクタ２３に外部装置４０のコネクタ４１を接続することにより、記憶部２２２に記憶された動作履歴を読み出すことができる。一方、電源部２５に短絡不良等の不良が生じ、第１電源線１４１と第２電源線１４２との間の電位差が実質的にゼロとなると、電磁リレー２９ａがオフ状態となる。この場合に、コネクタ２３に外部装置４０のコネクタ４１が接続されると、記憶部２２２に対して、外部装置４０の電源部４３から電力が供給される。従って、記憶部２２２に記憶された動作履歴を読み出すことができる。
In the second modification, when the electric power is normally output from the
以上のように、第２変形例では、電源部２５が正常運転状態にある場合と、電源部２５に短絡不良等が生じている場合とのいずれの場合においても、記憶部２２２に記憶された動作履歴を読み出すことが可能である。また、遮断部２４を構成している電磁リレー２９ａは、電源部２５の出力状態に応じて電源端子２２１ａ及び電源端子２２２ａと電源部２５との間を自動的に電気的に遮断する。このため、例えば、スイッチ２９ａ２を手動で操作するなどの特別な作業を要することなく、記憶部２２２に記憶された動作履歴が確実に読み取り可能となる。
As described above, in the second modification, the
図７は、第３変形例における室外機２０のブロック図である。図７に示すように、第３変形例における室外機２０では、遮断部２４は、半導体リレー２９ｂにより構成されている。
FIG. 7 is a block diagram of the
半導体リレー２９ｂは、電界効果トランジスタ（ＦＥＴ：Ｆｉｅｌｄ−Ｅｆｆｅｃｔ Ｔｒａｎｓｉｓｔｏｒ）Ｔｎ１と、電界効果トランジスタＴｐ１と、抵抗Ｒ５とを有する。
The
電界効果トランジスタＴｐ１は、ＰタイプのＭＯＳＦＥＴ（Ｍｅｔａｌ−Ｏｘｉｄｅ−Ｓｅｍｉｃｏｎｄｕｃｔｏｒ Ｆｉｅｌｄ−Ｅｆｆｅｃｔ Ｔｒａｎｓｉｓｔｏｒ）である。電界効果トランジスタＴｐ１は、第１電源線１４１に設けられている。具体的には、電界効果トランジスタＴｐ１のドレン電極Ｔｐ１ｄが電源部２５に電気的に接続されている。電界効果トランジスタＴｐ１のソース電極Ｔｐ１ｓが電源端子２２１ａ及び電源端子２２２ａに電気的に接続されている。
The field effect transistor Tp1 is a P-type MOSFET (Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effective Transistor). The field effect transistor Tp1 is provided on the first
電界効果トランジスタＴｎ１は、ＮタイプのＭＯＳＦＥＴである。電界効果トランジスタＴｎ１のゲート電極Ｔｎ１ｇは、電源部２５に電気的に接続されている。電界効果トランジスタＴｎ１のソース電極Ｔｎ１ｓは、第２電源線１４２に電気的に接続されている。電界効果トランジスタＴｎ１のドレン電極Ｔｎ１ｄは、電界効果トランジスタＴｐ１のゲート電極Ｔｐ１ｇに電気的に接続されている。
The field effect transistor Tn1 is an N-type MOSFET. The gate electrode Tn1g of the field effect transistor Tn1 is electrically connected to the
抵抗Ｒ５は、電界効果トランジスタＴｎ１のドレン電極Ｔｎ１ｄと電界効果トランジスタＴｐ１のソース電極Ｔｐ１ｓとの間に接続されている。抵抗Ｒ５の抵抗値は、電界効果トランジスタＴｎ１のオン状態の抵抗値よりも高い。 The resistor R5 is connected between the drain electrode Tn1d of the field effect transistor Tn1 and the source electrode Tp1s of the field effect transistor Tp1. The resistance value of the resistor R5 is higher than the resistance value of the field effect transistor Tn1 in the on state.
電源部２５から電力が供給されている場合、電界効果トランジスタＴｎ１のゲート電極Ｔｎ１ｇとソース電極Ｔｎ１ｓとの間に電位差が生じる。これにより、電界効果トランジスタＴｎ１がオン状態になる。よって、電界効果トランジスタＴｎ１のソース電極Ｔｎ１ｓとドレン電極Ｔｎ１ｄとが導通状態となる。ソース電極Ｔｎ１ｓとドレン電極Ｔｎ１ｄとが導通状態である場合、電界効果トランジスタＴｐ１のドレン電極Ｔｐ１ｄとゲート電極Ｔｐ１ｇとの間に電位差が生じる。これにより、電界効果トランジスタＴｐ１がオン状態になる。よって、電界効果トランジスタＴｐ１のドレン電極Ｔｐ１ｄとソース電極Ｔｐ１ｓとが導通状態になる。
When power is supplied from the
以上より、電源部２５から電力が出力されている状態においては、第１電源線１４１及び電界効果トランジスタＴｐ１により電源部２５と電源端子２２１ａ及び電源端子２２２ａとが電気的に接続された状態となる。従って、処理部２２１及び記憶部２２２に電力が供給される。
From the above, in the state where the power is output from the
電源部２５に短絡不良等の不良が生じると、第１電源線１４１と第２電源線１４２との間の電位差が実質的にゼロとなる。このため、電界効果トランジスタＴｎ１のソース電極Ｔｎ１ｓとゲート電極Ｔｎ１ｇとの間の電位差が実質的にゼロとなる。よって、電界効果トランジスタＴｎ１がオフ状態となる。この状態で、コネクタ２３に外部装置４０のコネクタ４１が接続され、第１電源線１４１に電源部４３が電気的に接続されると、電界効果トランジスタＴｐ１のゲート電極Ｔｐ１ｇとソース電極Ｔｐ１ｓとが実質的に同電位となる。従って、電界効果トランジスタＴｐ１はオフ状態となる。従って、電源部２５と電源端子２２１ａ及び電源端子２２２ａとが電気的に遮断される。よって、処理部２２１及び記憶部２２２に電源部４３からの電力が供給される。
When a defect such as a short circuit defect occurs in the
第３変形例では、電源部２５から電力が正常に出力されている場合は、処理部２２１及び記憶部２２２に電源部２５からの電力が好適に供給される。このため、コネクタ２３に外部装置４０のコネクタ４１を接続することにより、記憶部２２２に記憶された動作履歴を読み出すことができる。一方、電源部２５に短絡不良等の不良が生じ、第１電源線１４１と第２電源線１４２との間の電位差が実質的にゼロとなると、半導体リレー２９ｂがオフ状態となる。この場合に、コネクタ２３に外部装置４０のコネクタ４１が接続されると、記憶部２２２に対して、外部装置４０の電源部４３から電力が供給される。従って、記憶部２２２に記憶された動作履歴を読み出すことができる。
In the third modification, when the electric power is normally output from the
以上のように、第３変形例では、電源部２５が正常運転状態にある場合と、電源部２５に短絡不良等が生じている場合とのいずれの場合においても、記憶部２２２に記憶された動作履歴を読み出すことが可能である。また、遮断部２４を構成している半導体リレー２９ｂは、電源部２５の出力状態に応じて電源端子２２１ａ及び電源端子２２２ａと電源部２５との間を自動的に電気的に遮断する。このため、例えば、スイッチを手動で操作するなどの特別な作業を要することなく、記憶部２２２に記憶された動作履歴が確実に読み取り可能となる。
As described above, in the third modification, the
（第４変形例）
遮断部２４は、接続端子２３１に電源部４３が電気的に接続された場合に電源端子２２１ａ及び電源端子２２２ａと電源部２５との間を電気的に遮断するものであってもよい。
(Fourth modification)
The
具体的には、遮断部２４は、接続端子２３１に電源部４３が電気的に接続されたことを検知する検知部と、検知部が電源部４３の電気的接続を検知した際にオフし、電源端子２２１ａ及び電源端子２２２ａと電源部２５との間を電気的に遮断するスイッチとを有していてもよい。上記センサは、例えば、接続端子２３１と接続端子２３２との間の電位差が予め定められた電位差以上であるか否かを検知するセンサにより構成することができる。また、上記センサは、例えば、コネクタ２３にコネクタ４１が接続されたことを検知するセンサにより構成することができる。具体的には、上記センサは、例えば、コネクタ２３に設けられており、コネクタ４１がコネクタ２３に取り付けられたと場合にコネクタ２３により物理的に操作されるスイッチにより構成することができる。
Specifically, the
第４変形例においては、電源部４３が接続されると、電源部２５と電源端子２２１ａ及び電源端子２２２ａとの間が電気的に遮断され、電源部４３と電源端子２２１ａ及び電源端子２２２ａとが電気的に接続される。このため、電源部２５に短絡不良等の不良が発生していた場合であっても、電源部４３からの電力が処理部２２１及び記憶部２２２に供給される。従って、記憶部２２２に記憶された動作履歴を好適に読み出すことが可能である。
In the fourth modification, when the
本発明は、上記実施形態及び変形例に何ら限定されない。 The present invention is not limited to the above embodiments and modifications.
上記実施形態及び変形例では、遮断部やリレーが処理部と電源部との間に設けられている例について説明した。すなわち、遮断部を切断した場合に処理部及び記憶部の両方に電力が供給されなくなる例について説明した。但し、本発明は、遮断部を遮断した場合に電源部からの電力が記憶部に供給されなくなるように遮断部が設けられている限りにおいて遮断部の配置は特に限定されない。例えば、遮断部を処理部と記憶部との間に設けてもよい。この場合であっても、遮断部を遮断することにより空気調和機の電源部と記憶部とを絶縁することができる。従って、空気調和機の電源部に短絡不良等の不良が発生した場合であっても記憶部に記憶された動作履歴を読み出すことが可能である。 In the above-described embodiment and modified example, an example in which a cutoff unit or a relay is provided between the processing unit and the power supply unit has been described. That is, an example in which power is not supplied to both the processing unit and the storage unit when the cutoff unit is cut has been described. However, in the present invention, the arrangement of the blocking unit is not particularly limited as long as the blocking unit is provided so that the power from the power supply unit is not supplied to the storage unit when the blocking unit is interrupted. For example, a blocking unit may be provided between the processing unit and the storage unit. Even in this case, the power supply unit and the storage unit of the air conditioner can be insulated by shutting off the blocking unit. Therefore, even when a defect such as a short circuit defect occurs in the power supply unit of the air conditioner, the operation history stored in the storage unit can be read out.
遮断部は、記憶部の電源端子と電源部との間を電気的に遮断可能なものである限りにおいて特に限定されない。遮断部は、例えば、物理的な操作により電源端子と電源部との間を電気的に遮断可能なものであってもよい。具体的には、遮断部は、例えば、切断可能な電源線により構成されていてもよい。また、遮断部は、例えば、外部装置が接続されることにより、電源端子と電源部との間を自動的に電気的に遮断可能なものであってもよい。 The cutoff unit is not particularly limited as long as it can electrically cut off between the power supply terminal of the storage unit and the power supply unit. The cutoff unit may be, for example, one that can electrically cut off between the power supply terminal and the power supply unit by physical operation. Specifically, the cutoff unit may be composed of, for example, a disconnectable power line. Further, the cutoff unit may be one that can automatically and electrically cut off between the power supply terminal and the power supply unit by connecting an external device, for example.
１ 空気調和機
２０ 室外機
２５ 電源部
２２２ 記憶部
２３ コネクタ
２４ 遮断部
1
Claims (6)
第１電源部と、
前記第１電源部に電気的に接続されており、空気調和機の動作履歴を記憶する記憶部と、
前記記憶部と前記第１電源部との間を電気的に遮断可能な遮断部と、
前記記憶部に接続された第１コネクタと、
を備える、空気調和機。 It ’s an air conditioner,
1st power supply unit and
A storage unit that is electrically connected to the first power supply unit and stores the operation history of the air conditioner,
A blocking unit that can electrically cut off between the storage unit and the first power supply unit,
The first connector connected to the storage unit and
Equipped with an air conditioner.
請求項１〜３のいずれか一項に記載の空気調和機。 The blocking portion is detachable from the first connector, and is composed of a connecting member that electrically connects the storage unit and the first power supply unit in a state of being attached to the first connector. Has been
The air conditioner according to any one of claims 1 to 3.
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2019134485A JP2021018030A (en) | 2019-07-22 | 2019-07-22 | Air conditioner |
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|---|---|
| JP (1) | JP2021018030A (en) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2024038585A1 (en) * | 2022-08-19 | 2024-02-22 | 東芝キヤリア株式会社 | Circuit board, circuit board replacement system, circuit board replacement method |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60253748A (en) * | 1984-05-31 | 1985-12-14 | Mitsubishi Electric Corp | Centralized supervisory device for air conditioner |
| JP2009019780A (en) * | 2007-07-10 | 2009-01-29 | Toshiba Carrier Corp | Electric device and service method of electric device |
-
2019
- 2019-07-22 JP JP2019134485A patent/JP2021018030A/en active Pending
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|---|---|---|---|---|
| JPS60253748A (en) * | 1984-05-31 | 1985-12-14 | Mitsubishi Electric Corp | Centralized supervisory device for air conditioner |
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| WO2024038585A1 (en) * | 2022-08-19 | 2024-02-22 | 東芝キヤリア株式会社 | Circuit board, circuit board replacement system, circuit board replacement method |
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