JP2021013874A - 水中及び水面の浮遊物除去装置 - Google Patents

Abstract

【課題】水中及び水面の浮遊物を除去する場合、集水筒内が浮遊物により目詰まりを起こさせない方法の提供。【解決手段】集水槽３上部から槽内に水が流入しない程度に集水槽３及び集水筒２を水中に入れた際に、集水筒２の孔から水とともに浮遊物が集水筒２に吸い込まれる作用を利用し、水中及び水面にある浮遊物を除去する方法。目詰まりを起こさないよう、集水筒排水バルブ４の開度を調整することで、集水筒２内の流速を調整し、目詰まりが起こらないようにする操作する方法。【選択図】図２

Description

本発明は、水中及び水面の浮遊物を除去するのに好適な構造、仕組みに関する。

水中及び水面の浮遊物を除去するものである。

図２に示すように、集水槽（３）上部から槽内に水が流入しない程度に集水槽及び集水筒を水中に入れた際に、集水筒（２）の孔（１）から水とともに浮遊物が集水筒に吸い込まれる作用を利用し集水槽に流し、水中及び水面にある浮遊物を除去する際に使用する。その集水筒の孔の大きさ、集水筒の大きさ、数を状況に応じて設置することで浮遊物をより効果的に除去する。

沈降を促進する機器などがあるものの、浮遊物を完全に沈降させることは難しい。本発明は、水中、水面の浮遊物を効果的に除去することで、水処理の負担軽減を図るものである。

図１に示すように、集水筒（２）に一箇所または複数の孔（１）を開け、水中に入れた際に、集水筒の孔から水とともに集水筒に吸い込まれる作用を利用し、水中及び水面にある浮遊物を除去する際に使用する。その集水筒の孔の大きさ、集水筒の大きさ、数を状況に応じて設置することで浮遊物をより効果的に除去する。

図２に示すように、集水槽（３）上部から槽内に水が流入しない程度に集水槽及び集水筒を水中に入れた際に、集水筒（２）の孔（１）から水とともに集水筒に吸い込まれる作用を利用し集水槽に流し、水中及び水面にある浮遊物を除去する際に使用する
水中の浮遊物は、集水筒に開けた孔から水とともに集水筒に吸い込まれ、集水槽に排出される。集水筒に開けた孔より小さな浮遊物しか集水筒には吸い込まれない。集水筒に吸い込まれる水の量は、集水槽内に設けた集水筒排水バルブ（４）により調整できる。集水層に溜まった水は、集水層の排水管（７）または排水ポンプにより排水出来る。排水が容易になるよう、集水層には排水ピット（６）を設ける。

集水層を用いない方法として、池の排水管を利用した方法を図３に示す。排水管（８）に、集水筒を接続することで水中の浮遊物は、排水管へ水とともに集水筒に吸い込まれ、排水管から排出される。集水筒に開けた孔より小さな浮遊物しか集水筒には吸い込まれない。集水筒に吸い込まれる水の量は、排水弁（９）により調整出来る。

浄水処理において、多くの沈澱池では、濁質等を沈降させ、集水トラフにより上澄み水をろ過池に運ぶ仕組みとなっている。しかし、凝集不良や流速等、様々な要因により沈降しない浮遊物が存在する。それらの浮遊物が集水トラフでろ過池へ運ばれることにより、ろ過池へ負担がかかっている。
傾斜版等、沈降を促進する機器などがあるものの、浮遊物を完全に沈降させることは難しい。
本発明は水中及び水面の浮遊物を効果的に除去することで、水処理の負担軽減し、より効果的な浄水処理が可能となる可能性がある。

図１に示すように、集水筒（２）に一箇所または複数の孔（１）を開け、水中に入れた際に、集水筒の孔から水とともに集水筒に吸い込まれる作用を利用し、水中及び水面にある浮遊物を除去する際に使用する。その集水筒の孔の大きさ、集水筒の大きさ、数を状況に応じて設置することで浮遊物をより効果的に除去する。

図２に示すように、集水槽（３）上部から槽内に水が流入しない程度に集水槽及び集水筒を水中に入れた際に、集水筒（２）の孔（１）から水とともに集水筒に吸い込まれる作用を利用し集水槽に流し、水中及び水面にある浮遊物を除去する際に使用する 水中の浮遊物は、集水筒に開けた孔から水とともに集水筒に吸い込まれ、集水槽に排出される。集水筒に開けた孔より小さな浮遊物しか集水筒には吸い込まれない。集水筒に吸い込まれる水の量は、集水槽内に設けた集水筒排水バルブ（４）により調整できる。集水層に溜まった水は、集水層の排水管（７）または排水ポンプにより排水出来る。排水が容易になるよう、集水層には排水ピット（６）を設ける。

集水層を用いない方法として、池の排水管を利用した方法を図３に示す。排水管（８）に、集水筒を接続することで水中の浮遊物は、排水管へ水とともに集水筒に吸い込まれ、排水管から排出される。集水筒に開けた孔より小さな浮遊物しか集水筒には吸い込まれない。集水筒に吸い込まれる水の量は、排水弁（９）により調整出来る。

Claims (5)

1. 孔（１）をあけた円形、多角形を含む全ての形状の筒（以下、集水筒という）。なお、集水筒（２）の片方又は両端は必要に応じて密閉した構造とし、集水筒の組み合わせはＩ字、Ｔ字、十字を含む全ての組み合わせ及び形状。
2. 四角形、長方形、球形を含む全ての形状の槽（以下、集水槽という）（３）。
3. 請求項１、請求項２で挙げたものの材質は、樹脂、金属、ガラスを含む全ての材質。
4. 請求項１、請求項２で挙げたもので、水圧を利用した液体中（以下、水中という）及び水面の浮遊物の除去に関すること。
5. 請求項２で挙げた集水槽を要しないもののうち、請求項１で挙げた集水筒を利用した池や水槽内の水中及び水面の浮遊物の除去に関すること。

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