JP2021011726A - 減圧装置及びこれを具備する散水装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、貯水槽の水位を確保するためのフロート弁にかかる負荷を低減するための減圧装置と、この減圧装置を具備した散水装置を提供する。【解決手段】 本発明に係る減圧装置1は、内部に貯水空間2を画成するハウジング3と、該ハウジング3内に配置され、一方が貯水空間2に開放された箱体4と、消火栓、水道管などの高圧水源と連結され、拡径された両端部5a,5bが対向して前記箱体4内に配置される高圧水供給管5と、前記ハウジング3に形成され、散水装置10の給水槽20のフロート弁30に連結される給水管6とを具備する。また散水装置2は、前記減圧装置1、貯水槽20、ポンプ部40を具備する。【選択図】 図1

Description

本発明は、工事現場等に使用される散水装置に関するものであり、さらに散水装置に使用される減圧装置に関する。
特許文献1(特開昭55−31411号公報)は、加圧ポンプに渦巻ポンプを用い、ノズル元弁に電磁弁を使用している散水装置において、且つポンプと電磁弁との間に弁と一定時間内にゆっくりと開閉する弁とを直列に接続し、これらと並列に接続し、圧力スイッチと連動する弁とからなる調圧回路を有する散水装置を開示する。この散水装置において、電磁弁は、送水圧の上限および下限が定められており、下限圧録以下では作動せず、また上限圧力を超えて使用すると弁は破損するため、加圧ポンプと電磁弁との間に調圧回路を設け、電磁弁の上限圧力を放水時の圧力となし得るようにし、放水距離が最大となることが開示される。この散水装置は、加圧ポンプによって揚水される水を貯蔵する水槽を具備する。
特許文献2(特開2006−7068号公報)は、1台のポンプによって、高層ビルの上階等への高圧散水と、低層家屋等への低圧散水を同時に行うことができる上に、1つの吐出口を高圧散水用と低圧散水用とに共用して、装置の小型化、構造の簡略化、使い勝手の向上を図った散水装置を開示する。この散水装置は、ポンプによって揚水される水を貯蔵する貯水槽を具備する。
特開昭55−31411号公報 特開2006−7068号公報
上述したような従来の散水装置に設けられる貯水槽には、散水装置によって水が放水されると貯水槽内の水が減少するため、貯水槽へ減った分の水を供給する必要がある。通常、貯水槽には、水を供給するために、消火栓や水道管などの高圧水源と連結され、貯水槽の水位が減少した場合、例えばフロート弁などで水位の低下によって開弁し、高圧水源から高圧の水が流れ込み、不足分を補充する構造となっている。
この場合、高圧水源から一気に高圧の水が貯水槽に流入することから、フロート弁の閉弁時には弁体に大きな力が加わると共に、開弁時には一気に水位が増加するため、フロート弁のフロートが急激に上昇し、フロート部分に大きな力学的力が加わることから、フロート弁の寿命が短いという問題点があり、またフロート弁が故障した場合、円滑な散水作業が行えないという問題点も生じる。
このため、本発明は、貯水槽の水位を確保するためのフロート弁にかかる負荷を低減するための減圧装置と、この減圧装置を具備した散水装置を提供することを目的とする。
本発明に係る減圧装置は、内部に貯水空間を画成するハウジングと、該ハウジング内に配置され、一方が貯水空間に開放された箱体と、消火栓、水道管などの高圧水源と連結され、拡径された両端部が対向して前記箱体内に配置される高圧水供給管と、前記ハウジングに形成され、散水装置の給水槽のフロート弁に連結される給水管とを具備することにある。また、箱体は、下方が貯水空間に開放されることが望ましい。
これによって、高圧水源に連結された高圧供給管から箱体内に吹き出される水が拡径された両端部から箱体内でぶつかり合うことによって、圧力が相殺され、さらに箱体の開放された部分(下方)から貯水空間を介して貯水槽に流れるため、貯水槽に入る水の圧力を低減できるため、貯水槽のフロート弁のフロートに係る負荷を低減でき、さらに弁体自体に係る負荷も低減できるため、フロート弁の寿命を延ばすことができるものである。
また、本発明に係る散水装置は、貯水槽と、該貯水槽に貯蔵された水を吸引し、散水口から吹き出させるポンプを少なくとも具備する散水装置において、前記貯水槽と高圧水源の間に上述した減圧装置を具備したことにある。
本発明に係る減圧装置を具備した散水装置は、貯水槽への給水によるフロート弁への不具合を解消することができるため、安定して散水作業を実施することができるものである。
本発明によれば、高圧水源から供給された水を、一方が開放された空間内に対向して配された拡径された両端部から放出することで衝突させ、これによって圧力を相殺させることができるために、散水装置の貯水槽に送られる水の圧力を低減することができるため、貯水槽のフロート弁に係る負荷を低減することができ、フロート弁の寿命を延ばすことができるものである。
図1は、本発明に係る減圧装置の概略構成図である。 図2は、本発明に係る減圧装置を具備した散水装置の概略構成図である。
以下、本発明の実施例について、図面により説明する。
本発明の実施例に係る減圧装置1は、例えば図1に示すように、内部に貯水空間2を画成するハウジング3を具備する。このハウジング3内には、一方(この実施例では下方)が貯水空間2に開放された箱体4が配される。この箱体4の対向する側面4a,4bには、消火栓、水道管などの高圧水源と連結される高圧水供給管5の両端部5a,5bがハウジング3を介して延出する。また前記高圧水供給管5の両端部5a,5bは、先端に向かって拡径するように形成されており、噴出圧力を低減する構造となっている。さらに、前記ハウジング3には、散水装置の貯水槽のフロート弁に連結される給水管6が設けられる。
高圧水源と連結された高圧水供給管5の対向する両端部5a,5bから放出された水は、両端部5a,5bが拡径することによって減圧され、さらに前記箱体4の中央部分で衝突して減圧される。これによって、次の行程に連結される給水管6を流れる水は、減圧されているので、流れがゆっくりとなる。
本発明に係る散水装置10は、前記減圧装置1と、この減圧装置1が接続される貯水槽20と、この貯水槽20に貯蔵された水を吸引して排出するポンプ部40とによって構成され、高圧水供給管5から供給される水を散水管50から放出するものである。
さらに、前記貯水槽20には、前記減圧装置1の給水管6が接続され、フロート弁30によって開閉される。このフロート弁30は、前記貯水槽20の水位を検出するフロート32と、このフロート32を移動可能に支持して弁部31を開閉するアーム部33とによって構成される。
また、前記ポンプ部40は、前記貯水槽20内の水を吸引して排出するポンプ41と、ポンプ41を駆動するための駆動装置42とによって構成される。
以上の構成により、散水を開始する場合、ポンプ部40を稼働させる。これによって、ポンプ部40が貯水槽20に貯蔵された水を吸引して散水管50に吐出すると、貯水槽20の水位が低下し、フロート32が下降する。フロート32が所定の位置まで下降すると、アーム部33によって弁部31が開放され、減圧装置1から給水管6を介して水が供給される。それと同時に、高圧水供給管5から減圧装置1内に水が流れ込む。このとき、高圧水供給管5からフロート弁30に直接高圧の水が供給されるわけではなく、減圧装置1を介して減圧された水がフロート弁30に供給されるために、フロート弁30の弁体にかかる圧力が低減する。また、減圧装置1によって減圧された水がフロート弁30を介して供給されるために、貯水槽20の急激な水位上昇を抑制できるため、フロート弁30の寿命を延ばすことができるものである。
1 減圧装置
2 貯水空間
3 ハウジング
4 箱体
5 高圧水供給管
6 給水管
10 散水装置
20 貯水槽
30 フロート弁
31 弁部
32 フロート
33 アーム部
40 ポンプ部
41 ポンプ
42 駆動装置
50 散水管

Claims (2)

  1. 内部に貯水空間を画成するハウジングと、
    該ハウジング内に配置され、一方が貯水空間に開放された箱体と、
    消火栓、水道管などの高圧水源と連結され、拡径された両端部が対向して前記箱体内に配置される高圧水供給管と、
    前記ハウジングに形成され、散水装置の給水槽のフロート弁に連結される給水管とを具備することを特徴とする減圧装置。
  2. 貯水槽と、該貯水槽に貯蔵された水を吸引し、散水口から吹き出させるポンプを少なくとも具備する散水装置において、
    前記貯水槽と高圧水源の間に請求項1記載の減圧装置を具備したことを特徴とする散水装置。


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