JP2021010574A - 鞄 - Google Patents

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Abstract

【課題】補助鞄が鞄の内部に収容されている際には、鞄の内ポケットとして使用することができ、補助鞄を単独で使用する際には、該補助鞄の開口部が開閉する1つの鞄として携行することができる鞄を提供する。【解決手段】外鞄11の内側面の一部に取り付けられた線ファスナー111Aと前記内鞄12の開口部に取り付けられた線ファスナー121Aが互いに係着し合うことにより、外鞄11に内鞄12を取り付け、内ポケットを形成することができる。また、前記線ファスナー111Aと線ファスナー121Aの係着を解き、内鞄12を外鞄11から取り出した後は、内鞄12の開口部の一対の線ファスナー121A及び121Bを互いに係着し合うことにより、内鞄12は開口部が開閉する1つの鞄として単独で使用することもできる。【選択図】図1

Description

本発明はボストンバッグやスーツケース、キャリーバッグ等の鞄に関する。
鞄は物品を携行するための用具であり、様々な形態のものが製造、販売されている。例えば、出張や旅行で使用する鞄として、手に持ったり肩に掛けたりするボストンバッグがある。ボストンバッグは、小さいものであれば飛行機の機内に持ち込むことができるが、大きいものの場合、機内持込手荷物の大きさ制限を超過するため、ユーザは空港の出発カウンターにある荷物預所に預ける必要がある。この際ユーザは、ボストンバッグの中に収納している小物や貴重品といった必要な荷物のみを機内に持ち込むために、単独で使用できる新たなバッグを別途用意する必要がある。
特許文献1には、着脱自在に取り付けられる手提げバッグ(補助鞄)を予め備えたボストンバッグが記載されている。この手提げバッグは、ボストンバッグの内部に収納した後、ボストンバッグ上部開口に設けられたファスナーと該手提げバッグの開口に設けられたファスナーとを係合することにより、ボストンバッグの内部に固定することができる。また、この係合を解くことにより、手提げバッグをボストンバッグから取り外し、それぞれのバッグ(計2つ)を単独で使用することができる。これによりユーザは、ボストンバッグを預ける一方、取り外された手提げバッグに小物や貴重品を収納し、常時携行することができる。
実開平06-034513号公報([0013],図2)
特許文献1に記載の手提げバッグは、その大きさがボストンバッグとほぼ同じであり、手提げバッグがボストンバッグの内部に固定されている間は2重バッグのような構成になっている。そのため、この構成では、手提げバッグがボストンバッグ内に固定されている際は、手提げバッグ内に全ての荷物を入れることになる。そして、ユーザが手提げバッグをボストンバッグから取り出して単独で使用する場合、まず手提げバッグとボストンバッグの係合を解き、手提げバッグをボストンバッグから取り出した後、ボストンバッグ及び手提げバッグそれぞれに荷物を分け入れる必要がある。これにより、必要な荷物が揃った手提げバッグを速やかに携行することが難しい。また、手提げバッグの開口部のファスナーは手提げバッグの開口部を開閉する構成になっていないため、該手提げバッグを単独で使用する際には、内部に収納している荷物の紛失及び盗難の危険性がある。
本発明は上記の点に鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、補助鞄が鞄の内部に収容されている際には、鞄の内ポケットとして使用することができ、補助鞄を単独で使用する際には、該補助鞄の開口部が開閉する1つの鞄として携行することができる鞄を提供することにある。
上記課題を解決するために成された本発明に係る鞄は、
内側面の一部にのみ取り付けられた第1係着部材を有する外鞄と、
開口部の互いに対向する位置に取り付けられた、互いに係着可能な一対の第2係着部材を有する内鞄と
を備え、
前記第2係着部材の一方が、前記第1係着部材と係着可能である
ことを特徴とする。
上記構成によれば、前記外鞄の内側面の一部に取り付けられた第1係着部材と前記内鞄の開口部に取り付けられた第2係着部材の一方が互いに係着し合うことにより、外鞄に内鞄を取り付け、内ポケットを形成することができる。ここで、第1係着部材は外鞄の内側面の一部にのみ取り付けられているため、該第1係着部材に内鞄の第2係着部材の一方を係着したとしても、ユーザはそれ以外の部分から荷物(収納物)を外鞄の中に収納することができる。すなわち、ユーザは外鞄を、内ポケットがついた鞄として使用することができる。このため、内鞄には内ポケットとして小物や貴重品等を入れる一方、内鞄以外の部分の外鞄には様々な荷物を収納するという使い方をすることができる。
前記第1係着部材と第2係着部材の一方の係着を解き、内鞄を外鞄から取り出すことにより、ユーザは内鞄を1つの鞄として単独で使用することができる。この際、外鞄に収納していた収納物はそのまま外鞄に残り、外鞄をそのまま独立して1つの鞄として引き続き使用することができる。内鞄を外鞄から取り出した後は、内鞄の開口部の一対の第2係着部材を互いに係着し合うことにより、内鞄は1つの鞄(補助鞄)として単独で使用することもできる。この場合、ユーザは小物や貴重品等を携行することに適した鞄として使用することができる。もちろん、外鞄はそれとは別に1つの独立した鞄として使用することができる。また、外鞄のうち、内鞄が収容されていた部分にも荷物を収容することができるため、トータルの荷物の収容スペースを増やすことができる。
本発明に係る鞄は、ボストンバッグやスーツケース、キャリーバッグ等、様々なものとすることができる。
前記外鞄に取り付けられる第1係着部材は、該外鞄の内側面の一部の互いに対向する位置に設けられた、互いに係着可能な一対の係着部材(外鞄係着部材)の一方であってもよい。これにより、外鞄を単独で使用する際、これら一対の外鞄係着部材を互いに係着し、その部分で外鞄を閉めることができる。
また、これら一対の外鞄係着部材と内鞄の開口部に取り付けられた一対の第2係着部材のそれぞれの片対どうしを互いに係着可能とすることができる。これにより、内鞄が外鞄に収容されている間、内鞄は安定性の高い内ポケットとなる。
本発明に係る鞄は、補助鞄としての内鞄が鞄の内部に収容されている際には、鞄の内ポケットとして使用することができ、内鞄を単独で使用する際には、前記鞄から内鞄を取り外して該内鞄の開口部が開閉する1つの鞄として携行することができる。
本発明の第1実施例に係る鞄の斜視図。 第1実施例に係る鞄の内鞄を外鞄に収納する方法を説明するための図。 第1実施例に係る鞄の内鞄であって、該内鞄の開口部が係着部材によって閉口していることを示す図。 本発明の第2実施例に係る鞄の斜視図(1)、鞄の内部構造を示す斜視図(2)。 本発明の第3実施例に係る鞄の斜視図(1)、鞄の内部構造を示す斜視図(2)。 本発明の第4実施例に係る鞄の斜視図。 第4実施例に係る鞄の内鞄を外鞄に収納する方法を説明するための図。 第4実施例に係る鞄の外鞄であって、該外鞄の開口部が係着部材によって閉口していることを示す図。 本発明の第5実施例に係る鞄を外ポケットを開放した状態で示す斜視図。 第5実施例に係る鞄の内鞄を外鞄に収納する方法を説明するための図。
以下、本発明に係る鞄について、具体的な実施例を挙げて説明する。
[第1実施例]
図1は本発明の第1実施例に係る鞄10の斜視図である。この鞄10はトートバッグから成り、外鞄11と該外鞄11の内部に収められた内鞄12とから成る。
外鞄11は図2に示すように、上部が開口した袋状の形状を有している。その内側面には、開口に平行に、全長ではなく一部にのみ、第1係着部材としての線ファスナー(ジッパー)111Aが設けられている。この線ファスナー111Aは、オープンファスナーの一対のエレメントの一方から成り、スライダー111Bが取り付けられている。一方、外側面の上端付近には一対の持ち手110が設けられている。
内鞄12も図2に示すように外鞄11同様の袋状の形状を有している。内鞄12の開口部の互いに対向する位置には、互いに係着可能な一対の第2係着部材としての線ファスナー121A及び121Bが取り付けられている。線ファスナー121A及び121Bはオープンファスナーを構成する一対のエレメントから成り、一方の線ファスナー121Bにスライダー121Cが取り付けられている。線ファスナー121Aは外鞄11の線ファスナー111Aとも、互いに係着可能とされている。つまり、線ファスナー121Aと線ファスナー111Aはオープンファスナーの一対のエレメントから成る。また、内鞄12にも外鞄11と同様に、外側面に一対の持ち手120が設けられている。内鞄12が外鞄11の内部に収納されるときは、持ち手120は外側に折り返され、内鞄12の外側であって外鞄11の内部に収納される(図1参照)。
第1実施例に係る鞄10の内鞄12を外鞄11の内ポケットとして使用する際には、まず、図2に矢印で示すように、内鞄12を外鞄11の内部に収納する。このとき、内鞄12の開口部の線ファスナー121Aが外鞄11の内側面にある線ファスナー111Aと対向する位置になるように配置する。そして、内鞄12の線ファスナー121Aの端部を外鞄11の線ファスナー111Aのスライダー111Bに差し込み、スライダー111Bをスライドさせて線ファスナー111Aと線ファスナー121Aを互いに係着する。これにより、外鞄11の内部に内鞄12が固定される(図1参照)。外鞄11の線ファスナー111Aは外鞄11の内側面の一部にのみしか取り付けられていないため、こうして内鞄12を外鞄11の内部に固定した場合でも、内鞄12以外の部分の外鞄11には様々な荷物を収納することができる。一方、内鞄12には内ポケットとして小物や貴重品等を収納しておくことができる。すなわち、予め外鞄11及び内鞄12それぞれに物を分け入れることができる。
第1実施例に係る鞄の外鞄11と内鞄12をそれぞれ単独で使用する際には、まず、内鞄12の線ファスナー121Aと外鞄11の線ファスナー111Aの係着を解き、外鞄11から内鞄12を取り外す。これにより、ユーザは予め小物や貴重品等必要な荷物が収納された内鞄12を速やかに携行することができる。一方、内鞄12が取り外された後の外鞄11は、内鞄12とは別に1つの独立した鞄として、内部に収納物を収納した状態で、そのまま使用することができる。また、外鞄11のうち、内鞄12が収容されていた部分にも荷物を収容することができるため、トータルの荷物の収容スペースを増やすことができる。
外鞄11から取り出された内鞄12は、開口部が開閉する1つの独立した鞄となる(図3参照)。また、その開口部に設けられた線ファスナー121Aと121Bを係着することにより、該開口部を閉鎖することができる。このため、内鞄12の内部に収納している荷物の紛失及び盗難を防ぐことができる。
[第2実施例]
次に、本発明の第2実施例に係る鞄20を図4を参照しつつ説明する。なお、第1実施例と同一又は対応する部分には同一符号を付して説明を省略する。
図4(1)及び(2)は本発明の第2実施例に係る鞄20の斜視図及び鞄の内部構造を示す斜視図である。これらの図に示すように、この鞄20はメッセンジャーバッグから成り、外鞄21と該外鞄21の内部に収められた内鞄12(図2参照)とから成る。
外鞄21は、上部が開口した袋状の形状を有している。また、外鞄21は、背面から延びて開口と前面の一部を覆う蓋212を有する。外鞄21の内側面には、開口に平行に、全長ではなく一部にのみ、第1係着部材としての線ファスナー211Aが設けられている。この線ファスナー211Aにはスライダー211Bが取り付けられている。第1実施例と同様、線ファスナー211Aは、内鞄12の線ファスナー121Aと互いに係着可能となっている。更に外鞄21にはストラップ210が設けられており、その一端は外鞄21の左側面に、他端は外鞄の右側面に、それぞれ固定されている。ストラップ210は、それをユーザの肩に掛けたときに鞄20がユーザの腰のあたりにくる長さに設定されている。
第2実施例に係る鞄20においても、第1実施例と同様の手順で内鞄12を外鞄21の内部に固定して、内ポケットとして使用することができるの。
026 内鞄12の線ファスナー121Aと外鞄21の線ファスナー211Aの係合を解くことで、内鞄12と外鞄21をそれぞれ独立した鞄として使用することができる。
[第3実施例]
本発明の第3実施例に係る鞄30を図5を参照しつつ説明する。なお、第1実施例と同一又は対応する部分には同一符号を付して説明を省略する。
図5(1)及び(2)は本発明の第3実施例に係る鞄30の斜視図及び鞄30の内部構造を示す斜視図である。これらの図に示すように、この鞄30はリュックサックから成り、外鞄31と該外鞄31の内部に収められた内鞄12とから成る。
外鞄31は、上部が開口した袋状の形状を有している。外鞄31の内側面には、開口に平行に、全長ではなく一部にのみ、第1係着部材としての線ファスナー311Aが設けられている。この線ファスナー311Aにはスライダー311Bが取り付けられており、内鞄12の線ファスナー121Aと互いに係着可能とされている。外鞄31の後面には一対のストラップ310と1つの持ち手313が取り付けられている。ユーザは一対のストラップ310を両肩にかけることで外鞄31を背負うことができ、持ち手311を持つことで外鞄31を手に提げることができる。
第3実施例に係る鞄30においても、第1実施例と同様の手順で内鞄12を外鞄31の内部に固定して、内ポケットとして使用することができる第。
また、内鞄12の線ファスナー121Aと外鞄31の線ファスナー311Aの係合を解くことで、内鞄12と外鞄31を、それぞれ独立した鞄として使用することができる。
[第4実施例]
本発明の第4実施例に係る鞄40を図6〜図8を参照しつつ説明する。なお、第1実施例と同一又は対応する部分には同一符号を付して説明を省略する。
図6及び図7に示すように、鞄40はトートバッグから成り、外鞄41と該外鞄41の内部に収められた内鞄12とから成っている。
外鞄41は、上部が開口した袋状の形状を有している。また、外鞄41の内側面の互いに対向する位置には、開口に平行に、全長ではなく一部にのみ、一対の外鞄係着部材である線ファスナー411A及び411Bが設けられている。線ファスナー411A及び411Bはオープンファスナーを構成する一対のエレメントから成り、一方の線ファスナー411Aにスライダー411Cが取り付けられている。線ファスナー411Aは内鞄12の線ファスナー121Aとも互いに係着可能とされており、線ファスナー411Bは内鞄12の線ファスナー121Bとの互いに係着可能とされている。つまり、本実施例では、線ファスナー121Aと線ファスナー411Aはオープンファスナーの一対のエレメントを構成し、線ファスナー121Bと線ファスナー411Bはオープンファスナーの一対のエレメントから成る。更に外鞄41の前面及び後面の上端付近にはユーザの肩に掛けるための一対の持ち手410が設けられている。
第4実施例に係る鞄40の内鞄12を外鞄41の内ポケットとして使用する際には、まず、図6の矢印で示すように、内鞄12を外鞄41の内部に収納する。そして、内鞄12の線ファスナー121Aと外鞄41の線ファスナー411Aを互いに係着すると共に、内鞄12の線ファスナー121Bと外鞄41の線ファスナー411Bを互いに係着する。すなわち、一対の外鞄係着部材たる線ファスナー411A、411Bと、一対の第2係着部材たる線ファスナー121A、121Bのそれぞれの片対どうしを互いに係着することにより、外鞄41の内部に内鞄12を固定する。これにより、外鞄41に内鞄12が収容されている間、内鞄12は安定性の高い内ポケットとなるため、内ポケットに収納されている収納物がとりやすくなる。
一方、鞄40の外鞄41と内鞄12をそれぞれ単独で使用する際には、内鞄12の線ファスナー121Aと外鞄41の線ファスナー411A、及び内鞄12の線ファスナー121Bと外鞄41の線ファスナー411Bの係合を解き、外鞄41から内鞄12を取り外す。これにより、外鞄41から取り出された内鞄12は開口部が開閉する1つの独立した鞄となる(図3参照)。一方、内鞄12が取り外された後の外鞄41も、内鞄12とは別に1つの独立した鞄として使用することができる。
このとき、外鞄41の線ファスナー411Aと線ファスナー411Bは互いに係着可能であるため、図8に示すように外鞄41の開口部は線ファスナー411A、411Bで閉鎖することができる。これにより、内鞄12と同様に、外鞄41に収納した収納物も紛失及び盗難を防ぐことができる。
[第5実施例]
本発明の第5実施例に係る鞄50を図9及び図10を参照しつつ説明する。なお、第1実施例と同一又は対応する部分には同一符号を付して説明を省略する。
図9は本発明の第5実施例に係る鞄50の斜視図である。第5実施例に係る鞄50はスーツケースであり、外鞄51と該外鞄51の内部に収められた内鞄12とから成る。
外鞄51は、直方体状(箱状)の本体510の底面に取り付けられたキャスター511と、本体510の左側面、上面、右側面に掛けて取り付けられた線ファスナー512、本体510の上面に固定された持ち手513、本体510の後面に取り付けられた引き手514を有している。
。本体510の前面には外ポケット515が取り付けられている。外ポケット515は、略長方形であってその下辺が本体510の底面に固定されており、該下辺を蝶番として前方に開閉可能な蓋部材から成る。外ポケット515の下辺以外の3辺は線ファスナー515Aにより本体の左右の側面及び上面に係着可能である。なお、この線ファスナー515A及び上述した線ファスナー512は、本発明における第1係着部材及び第2係着部材とは異なるものである。
また、外ポケット515の内側面の上部の互いに対向する位置には外鞄係着部材である一対の線ファスナー516が設けられている(図9、10では一対の線ファスナー516の一方のみを示す。以下、)。一対の線ファスナー516はオープンファスナーの一対のエレメントから成り、一方側にはスライダー516Aが取り付けられている。一対の線ファスナー516は、それぞれ内鞄12の線ファスナー121A及び121Bと係着可能とされている。つまり、本実施例では、内鞄12は外ポケット515の内部に収められて、内ポケットとして使用される。
すなわち、内鞄12を外鞄51の内ポケットとして使用する際には、まず、外ポケット515を開放した上で、図10に矢印で示すように、内鞄12を外ポケット515の内部に収納する。そして、内鞄12の線ファスナー121A、121Bと外ポケット515の内側面にある一対の線ファスナー516を、それぞれ互いに係着する。すなわち、一対の外鞄係着部材たる一対の線ファスナー516と、一対の第2係着部材たる線ファスナー121A、121Bのそれぞれの片対どうしを互いに係着することにより、外ポケット515の内部に内鞄12を固定することができる。
一方、内鞄12の一対の線ファスナー121A、121Bと外ポケット515の一対の線ファスナー516の係合を解き、外ポケット515から内鞄12を取り外す。これにより、内鞄12、外鞄51は、それぞれ独立した鞄として使用することができる。
第5実施例では、内鞄12の上下寸法を外ポケット515の上下寸法よりも小さくしたが、外ポケット515の上下寸法とほぼ同じ長さにしてもよい。この構成の場合は、外ポケット515内の全体を内鞄12が占めることになるが、例えば外ポケット515にパーソナルコンピュータ(パソコン)が収容されている場合に、外ポケット515から内鞄12を取り外してパソコンを持ち歩くことができる
[変形例]
上記各実施例では、係着部材として線ファスナーを使用しているが、面ファスナー、ボタン及びスナップ等を用いることができる。
第5実施例では、外ポケット515内に内鞄12を収納するようにしたが、本体510内に内鞄12を収納しても良く、外ポケット515内と本体510内の両方に内鞄12を収納しても良い(つまり、1つの鞄が2つの内鞄を備える)。また、外ポケット515内と本体510内の両方に外鞄係着部材を取り付けておき、1つの内鞄を外ポケット内と本体内のいずれかに収納するようにしても良い(つまり、1つの鞄が1つの内鞄を備える)。
10、20、30、40、50…鞄
11、21、31、41、51…外鞄
12…内鞄
111A、111B、121A、121B、211A、211B、311A、311B、411A、411B、516…線ファスナー
111B、121C、411C、516A…スライダー
515…外ポケット

Claims (3)

  1. 内側面の一部にのみ取り付けられた第1係着部材を有する外鞄と、
    開口部の互いに対向する位置に取り付けられた、互いに係着可能な一対の第2係着部材を有する内鞄と
    を備え、
    前記第2係着部材の一方が、前記第1係着部材に係着可能である
    ことを特徴とする鞄。
  2. 前記外鞄に取り付けられた第1係着部材が、該外鞄の内側面の一部の互いに対向する位置に設けられた、一対の係着部材の一方である請求項1に記載の鞄。
  3. 前記外鞄に取り付けられる一対の係着部材が、互いに係着可能である請求項2に記載の鞄。
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