JP2021010467A - 呼吸器用送風装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】第1ユニットと第2ユニットとの接続を確実に行なうことができる呼吸器用送風装置を提供する。【解決手段】呼吸器用送風装置は、導出口が設けられた第1筐体を含む第1ユニットと、載置部212を有するとともに導入口231が設けられた第2筐体210を含む第2ユニット200と、導出口と導入口231との間の流路を形成する流路形成部300と、漏気防止部400と、を備え、流路形成部300の少なくとも一部は、第2筐体210に移動可能に支持された移動部310を含み、移動部310は、第1筐体が載置部212に載置された状態において、導出口および導入口231が外部に開放された第1状態を、第1ユニット、第2ユニット200、流路形成部300、および漏気防止部400とによって外部から密閉された流路を形成し、導出口と導入口231とが連通する第2状態に切替可能に移動する。【選択図】図2

Description

本開示は、呼吸器用送風装置に関する。
睡眠中に呼吸が止まってしまう睡眠時無呼吸症候群は、空気の通り道である気道が物理的に狭くなることが原因とされている。睡眠時無呼吸症候群の有効な治療方法として、CPAP装置を用いた治療方法がある。
CPAP装置は、睡眠中に無呼吸となるのを防ぐために、気道に空気を送り続けて気道を開かせる装置である。CPAP装置は、装置内部に送風機が設けられた送風ユニットを備えている。CPAP装置は、装置内に吸入した空気を使用者の鼻または口に装着したマスクに、空気搬送用のホース(エアチューブ)を介して送り込むように構成されている。
このCPAP装置においては、特表2009−508647号公報(特許文献1)に開示されているように、送風ユニット(第1ユニット)と加湿ユニット(第2ユニット)とを接続して用いられる場合がある。
特許文献1に開示のCPAP装置においては、連結組立体を用いて送風ユニットと加湿ユニットとを接続する。連結組立体は、水平な平面を構成する基部と、基部の一端に設けられた側壁構造体とを備えており、側壁構造体には、送風ユニットを接続する第1接続口と、加湿ユニットを接続する第2接続口と、当該第1接続口および第2接続口を接続流路が設けられている。第1接続口および第2接続口は、横並びで配置されている。
送風ユニットを第1接続口に接続する場合には、水平方向に平行な挿入方向に沿って、送風ユニットの吹出口を第1接続口に挿入する。同様に、加湿ユニットを第2接続口に接続する場合には、上記送風ユニットの挿入方向と平行な方向に沿って、加湿ユニットの吸気口を第2接続口に挿入する。
特表2009−508647号公報
特許文献1に開示のCPAP装置にあっては、一方の手で連結組立体の側壁構造体を押さえた状態で、他方の手で送風ユニットを把持し、送風ユニットを第1接続口に挿入しなければならない。このため、送風ユニットを挿入する際に、どの程度の力で挿入すればよいのか、どの程度の距離、挿入すればよいのかが感覚的にわかりにくい。この結果、送風ユニットの挿入が弱い場合には、送風ユニットと第1接続口との接続状態が不安定になってしまう。同様のことが、加湿ユニットにおいても起こり得る。
このような状況は、送風ユニットおよび加湿ユニットを直接挿入して組み付ける場合にも起こり得る。
本開示は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、本開示の目的は、第1ユニットと第2ユニットとを備える呼吸器用送風装置において、第1ユニットと第2ユニットとの接続を確実に行なうことができる呼吸器用送風装置を提供することにある。
本開示に基づく呼吸器用送風装置は、送風機および上記送風機を収容する第1筐体を含み、上記第1筐体の外部に空気を導出する導出口が上記第1筐体に設けられた第1ユニットと、上記第1筐体が載置される載置部を有する第2筐体を含み、上記導出口から導出された空気が導入される導入口が上記第2筐体に設けられた第2ユニットと、上記導出口が上記導入口に対向するように上記第1筐体が上記載置部に載置された状態で、上記導出口と上記導入口との間の流路を形成する流路形成部と、上記流路と上記導出口および上記導入口との間から外部に空気が漏気することを防止する漏気防止部と、を備える。上記流路形成部の少なくとも一部は、上記第2筐体に移動可能に支持された移動部を含む。上記移動部は、上記導出口が上記導入口に対向するように上記第1筐体が上記載置部に載置された状態において、上記導出口および上記導入口が外部に開放された第1状態を、上記第1ユニット、上記第2ユニット、上記流路形成部、および上記漏気防止部とによって外部から密閉された上記流路を形成し、上記導出口と上記導入口とが連通する第2状態に切替可能に移動する。
上記本開示に基づく呼吸器用送風装置にあっては、上記第2ユニットは、上記載置部に設けられ、上記第1筐体が上記載置部に載置される際に上記第1筐体に押圧されるスイッチと、上記スイッチの押圧動作に連動して、上記移動部を移動させるリンク機構を備えることが好ましい。
上記本開示に基づく呼吸器用送風装置にあっては、上記導出口は、筒状形状を有していてもよい。この場合には、上記第2筐体は、上記導入口の周囲の一部から上記導入口の軸方向に沿って延在し、上記導出口の外周面の一部を突き当て可能に設けられた第1突当部を有していてもよい。さらに、この場合には、上記第2状態において、上記導出口の上記外周面の上記一部が上記第1突当部に突き当てられ、上記移動部は、上記第2状態において、上記第1突当部と協同して、上記導出口と上記導入口との間の隙間を囲むように設けられていることが好ましい。
上記本開示に基づく呼吸器用送風装置にあっては、上記第1突当部は、上記導入口の下方側から上記導入口の上記軸方向に沿って延在するように設けられていることが好ましい。
上記本開示に基づく呼吸器用送風装置にあっては、上記導入口は、筒状形状を有していてもよい。この場合には、上記第1筐体は、上記導出口の周囲の一部から上記導出口の軸方向に沿って延在し、上記導入口の外周面の一部を突き当て可能に設けられた第2突当部を有していてもよい。さらに、この場合には、上記第2状態において、上記導入口の上記外周面の一部が突き当てられ、上記移動部は、上記第2状態において、上記第2突当部と協同して、上記導出口と上記導入口との間の隙間を囲むように設けられていることが好ましい。
上記本開示に基づく呼吸器用送風装置にあっては、上記第2突当部は、上記導出口の下方側から上記導出口の上記軸方向に沿って延在するように設けられていることが好ましい。
上記本開示に基づく呼吸器用送風装置にあっては、上記第2筐体には、上記載置部への上記第1筐体の載置を補助する補助部が設けられていていることが好ましい。
上記本開示に基づく呼吸器用送風装置にあっては、上記補助部は、上記第1筐体が上記載置部に載置された状態において上記第1筐体に係合する係合部を有することが好ましい。
本開示によれば、第1ユニットと第2ユニットとを備える呼吸器用送風装置において、第1ユニットと第2ユニットとの接続を確実に行なうことができる呼吸器用送風装置を提供することができる。
実施の形態1に係るCPAP装置において、ベースユニットと本体ユニットとを分離した状態を示す斜視図である。 実施の形態1に係るベースユニットを背面側から見た場合の斜視図である。 実施の形態1に係るベースユニットにおいて本体ユニットをベースユニットに取り付けた状態を示す斜視図である。 実施の形態1に係るCPAP装置の第1使用状態を模式的に表した図である。 実施の形態1に係るCPAP装置の第2使用状態を模式的に表した図である。 実施の形態1に係るCPAP装置の第1使用状態における機能ブロックの構成を示す図である。 実施の形態1に係るベースユニットにおいて、回動部を回動させる前のリンク機構の状態を示す図である。 実施の形態1に係るベースユニットにおいて、回動部を回動させた後のリンク機構の状態を示す図である。 実施の形態1に係るCPAP装置において、本体ユニットの導出口と第2ユニットの導入口とが流路形成部によって連通した状態を示す断面図である。 実施の形態1に係るCPAP装置において、本体ユニットの導出口と第2ユニットの導入口とが流路形成部によって連通した状態を示す側面図である。 実施の形態2に係るCPAP装置に具備されるベースユニットを背面側から見た場合の斜視図である。 実施の形態2に係るCPAP装置において、本体ユニットの導出口と第2ユニットの導入口とが流路形成部によって連通した状態を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照して詳細に説明する。以下に示す実施の形態は、呼吸器用送風装置としてのCPAP装置に本発明を適用した場合を例示するものである。なお、以下に示す実施の形態においては、同一のまたは共通する部分について図中同一の符号を付し、その説明は繰り返さない。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1に係るCPAP装置において、ベースユニットと本体ユニットとを分離した状態を示す斜視図である。図2は、実施の形態1に係るベースユニットを背面側から見た場合の斜視図である。図3は、実施の形態1に係るベースユニットにおいて本体ユニットをベースユニットに取り付けた状態を示す斜視図である。
図1から図3に示すように、CPAP装置1は、第1ユニットとしての本体ユニット100と、第2ユニットとしてのベースユニット200と、流路形成部300と、漏気防止部400と、を備えている。このうち、本体ユニット100は、送風機140(図6参照)を主として備えたものである。ベースユニット200は、加湿機構250(図6参照)を主として備えたものである。ベースユニット200には、本体ユニット100が着脱可能に構成されている。
ここで、CPAP装置1は、ベースユニット200が本体ユニット100に取付けられた状態と、ベースユニット200が本体ユニット100に取付けられていない状態と、の2つの状態において、その使用が可能となるように構成されている。
より詳細には、ベースユニット200が本体ユニット100に取付けられて使用される第1使用状態においては、本体ユニット100およびベースユニット200の双方が使用されることになり、ベースユニット200が本体ユニット100に取付けられずに使用される第2使用状態においては、本体ユニット100は使用されるが、ベースユニット200は使用されないことになる。
これは、CPAP装置1を分割して複数のユニットにて構成するとともに、これら複数のユニットを相互に着脱自在に構成することにより、在宅時等のみならず外泊時等においても高い利便性が発揮されるようにするためである。すなわち、在宅時等においては、本体ユニット100をベースユニット200に取り付けることにより、上述した第1使用状態にてCPAP装置1を使用することができる。外泊時等においては、本体ユニット100をベースユニット200に取り付けなくて、上述した第2使用状態にてCPAP装置1を使用することができる。
実施の形態1に係るCPAP装置1においては、ベースユニット200の所定位置に後述する欠除部が設けられている。当該欠如部に設けられた載置部212に本体ユニット100が載置されることにより、本体ユニット100がベースユニット200に取り付けられる。
本体ユニット100は、扁平な略直方体形状の外形を有する第1筐体110を含む。第1筐体110の内部には、送風機140(図6参照)が収容されている。第1筐体110は、ベースユニット200の第2筐体210に設置可能に設けられている。
第1筐体110は、使用状態において鉛直方向に並んで位置することになる上面111および下面112と、前面113および背面114と、一対の側面115とを有する。
第1筐体110の上面には、操作部131が設けられている。第1筐体110の下面112は、第1使用状態において上記第2筐体210の載置部212に載置される。また、第1筐体110の下面112は、第2使用状態において床面やテーブル等に載置される。
第1筐体110の前面113には、第1筐体110の外部から空気を導入するための第2導入口121と、第1筐体110の外部に空気を導出するための第1導出口122(導出口)が設けられている。第2導入口121および第1導出口122は、横並びで配置されている。
第1導出口122は、筒状形状を有する。第1導出口122は、前面113から前方に向けて突出するように設けられている。第1導出口122は、第1筐体110が載置部212に載置された状態で、ベースユニット200の第1導入口231に対向する。
一対の側面115は、上面111および下面112を接続するとともに、前面113および背面114を接続する。一対の側面115の後方下部には、切欠部116が設けられている。切欠部116には、前面113側に向かうにつれて下面112側に向かうように傾斜する傾斜部116aが設けられている。
ベースユニット200は、第2筐体210を含む。第2筐体210は、長手方向の一部に欠除部が設けられた細長の略直方体形状の外形を有している。第2筐体210の長手方向は、第2筐体210の前後方向と平行であり、上記欠除部は、第2筐体210の後部側に設けられている。
第2筐体210は、使用状態において鉛直方向に並んで位置することになる上面211および下面と、これら上面211および下面を接続する4つの側周面とを有している。上述した欠除部は、上面側に設けられている。これにより、第2筐体210は、その上面側において、段差部215が設けられた階段状の形状を有している。なお、第2筐体210の下面は、後述する第1使用状態において床面やテーブル等に載置される。
第2筐体210の上面211のうちの上述した欠除部に対応する部分は、第1使用状態において第1筐体110が設置される載置部212を構成している。第2筐体210の上面のうちの残る部分には、第1使用状態においてホース500(図4等参照)が接続される第2導出口232が設けられている。
載置部212には、第1筐体110が載置部212に載置される際に、上記第1筐体110に押圧されるスイッチ213が設けられている。スイッチ213は、載置部212の前側に設けられている。これにより、スイッチ213の押圧動作に連動する後述のリンク機構270を小型化することができる。
載置部212の後部には、上記第3導入口221が設けられている。載置部212の前方には、開口部212aが設けられている。より具体的には、開口部212aは、段差部215と載置部212との間に設けられている。開口部212aは、鉛直上方に向けて開口するように設けられている。
また、第2筐体210には、第1筐体110の第1導出口122から導出された空気が導入される第1導入口231(導入口)が設けられている。具体的には、第1導入口231は、段差部215から後方に向けて突出するように設けられたブロック体214に設けられている。
ブロック体214は、開口部212aの上方に配置されている。ブロック体214は、第2筐体210の左右方向における一方側に設けられている。
さらに、第2筐体210の左右方向における一方側には、後述する回動部310を回動可能に支持する支持壁216が設けられている。支持壁216は、上記左右方向の一方側において、ブロック体214の外側に設けられている。
また、第2筐体210には、当該第2筐体210の左右方向における他方側における開口部212aを上方側から覆う略L字形状の囲み部280が設けられている。囲み部280は、開口部212aに連通し、ブロック体214および支持壁216とともに、後方に向けて開放された開放空間Sを形成する。
当該開放空間Sは、第1筐体110が載置部212に載置された状態において、第1筐体110の前面113と、上記囲み部280と、支持壁216と、後述する回動部310の板状部311とによって密閉される。この状態において、開放空間Sは、第1筐体110の第2導入口121と連通する。
第2筐体210には、第2筐体210への第1筐体110の載置を補助する第1補助部291、および第2補助部292が設けられている。
第1補助部291は、2つ設けられている。2つの第1補助部291は、第2筐体210の短手方向における載置部212の両端に設けられている。2つの第1補助部291は、載置部212の後部に設けられている。
第1補助部291の上端には、傾斜部291aが設けられている。傾斜部291aは、前方に向かうにつれて下方に向かうように傾斜する。
2つの第1補助部291は、第1筐体110を載置部212に載置する際に、第1筐体110の一対の側面115に設けられた切欠部116に嵌まり込む。この際、傾斜部291aは、第1筐体110の傾斜部116aを案内する。これにより、第1筐体110の載置位置が決定される。
第2補助部292は、載置部212の後部において上記短手方向における略中央部に設けられている。第2補助部292は、第1筐体110を載置部212に載置する際に、第1筐体110の背面114の位置を決定する。
第2補助部292の上端には、第1筐体110に係合する係合部としての係止爪292aが設けられている。当該係止爪292aは、第1筐体110の背面一部に設けられた被係合部(不図示)に係合する際に、音を発生させる。これにより、使用者は、第1筐体110が載置部212における所定の位置に設置されたことを確認することができる。
流路形成部300は、第1導出口122が第1導入口231に対向するように第1筐体110が載置部212に載置された状態で、第1導出口122と第1導入口231との間の流路R(図6,図9参照)を形成可能に設けられている。
流路形成部300は、移動部としての回動部310と、第1突当部としての第2流路形成体320とを含む。第2流路形成体320は、第1導入口231の周囲の一部から第1導入口231の軸方向に沿って延在し、第1導出口122の外周面の一部を突き当て可能に設けられている。第2流路形成体320は、第1突当部として機能する。第2流路形成体320は、第1導入口231の下方側に設けられており、第2筐体210の後方側に向けて延在するように設けられている。
第2流路形成体320は、中央部が下方に向けて突出する半円筒形状を有する。第1筐体110が載置部212に載置された状態においては、第2流路形成体320の内表面に、第1導出口122の外周面の一部が突き当たる。これにより、第1筐体110の姿勢を安定させることができる。
回動部310は、図2のように開いた開状態と、図3のように閉じた閉状態との間で回動可能に設けられている。具体的には、回動部310は、第1導出口122が第1導入口231に対向するように第1筐体110が載置部212に載置された状態において、第1導出口122および第1導入口231が外部に開放された第1状態を、本体ユニット100、ベースユニット200と、流路形成部300と、漏気防止部400とによって外部から密閉された流路Rを形成し、第1導出口122と第1導入口231とが連通する第2状態に切替可能に回動する。
具体的な構成として、回動部310は、板状部311と、第1流路形成体312とを含む。板状部311は、支持壁216に回動可能に支持されている。板状部311は、上記開状態においては、上下方向に略平行となっている。
第1流路形成体312は、板状部311の主面311aに設けられている。第1流路形成体312は、略半円弧状の湾曲面を有する。第1流路形成体312は、上記板状部311が水平方向と平行となるように回動した場合に、第1流路形成体312と協同して、第1導出口122と第1導入口231との間の隙間を囲む流路Rを形成する。当該流路Rは、上記第1流路形成体312の湾曲面と、第2流路形成体320の内表面とが環状に連続することで形成される。
漏気防止部400は、第1漏気防止部410および第2漏気防止部420を含む。第1漏気防止部410および第2漏気防止部420は、ゴム等の封止部材によって構成されている。
第1漏気防止部410は、第1流路形成体312の上記湾曲面に設けられている。第1漏気防止部410は、略半円筒状形状を有する。
第2漏気防止部420は、第1部分421と、第2部分422と、第3部分423とを含む。第1部分421は、第2流路形成体320の内表面、および第2流路形成体320の上端面に設けられている。第2部分422は、第2流路形成体320の上端面からブロック体214の端面214aに沿って上方に延在するように設けられている。第3部分423は、上記ブロック体214の後端側の上面を覆うように設けられている。
図4は、実施の形態1に係るCPAP装置の第1使用状態を模式的に表した図である。図4を参照して、実施の形態1に係るCPAP装置の第1使用状態について説明する。
図4に示すように、第1使用状態においては、上述したように、本体ユニット100がベースユニット200に取付けられた状態でCPAP装置1が使用される。その場合、ベースユニット200に設けられた第2導出口232にホース500の一端が接続され、ホース500の他端にマスク600が接続される。
第1使用状態においては、本体ユニット100に設けられた送風機140が駆動されることで、本体ユニット100に設けられた第1導出口122から空気が、第2筐体210の第1導入口231に導入されて、第2筐体210の第2導出口232からCPAP装置1の外部へ排出される。これにより、第2導出口232から排出された空気が、ホース500およびマスク600を経由して使用者の気道に送り込まれることになる。
図5は、実施の形態1に係るCPAP装置の第2使用状態を模式的に表した図である。図5を参照して、実施の形態1に係るCPAP装置の第2使用状態について説明する。
図5に示すように、第2使用状態においては、上述したように、本体ユニット100がベースユニット200に取付けられていない状態でCPAP装置1が使用される。この場合、本体ユニット100に設けられた第1導出口122にホース500の一端が接続され、ホース500の他端にマスク600が接続される。
第2使用状態においては、本体ユニット100に設けられた送風機140が駆動されることで、本体ユニット100に設けられた第2導入口121からCPAP装置1の内部に空気が吸入され、吸入された空気が本体ユニット100に設けられた第1導出口122からCPAP装置1の外部へと排出される。これにより、第1導出口122から排出された空気が、ホース500およびマスク600を経由して使用者の気道に送り込まれることになる。
ここで、マスク600は、たとえば使用者の鼻または口を覆うように当てがわれて装着される。なお、マスク600は、様々な種類の中から使用者にあった形状や構造のものを選択することが可能であり、図4に示した形状や構造はあくまでも一例である。
CPAP装置1は、睡眠中に無呼吸となること防止すべく、空気の送り出しのタイミングを使用者の呼吸のタイミングにあわせつつも、気道に空気を送り続けて気道を開かせる装置である。そのため、CPAP装置1においては、上述した第1使用状態および第2使用状態のいずれにおいても、後述する流量センサ133および圧力センサ134(図6参照)によって検出された流量および圧力等に基づいて後述する制御部130(図6参照)においてたとえばフィードバック制御やフィードフォワード制御等の各種の制御が行なわれる。これにより、送風機140の回転数が増減されて空気の送り出し量等が調整され、これによって使用者が睡眠中に無呼吸に陥ることを防止している。
図6は、実施の形態1に係るCPAP装置の第1使用状態における機能ブロックの構成を示す図である。図6を参照して、CPAP装置1の第1使用状態における機能ブロックの構成について説明する。
図6に示すように、CPAP装置1は、制御部130と、操作部131と、流量センサ133と、圧力センサ134と、送風機140と、第1サイレンサ190と、第2サイレンサ290と、加湿機構250とを備えている。
このうち、制御部130、操作部131、流量センサ133、圧力センサ134、送風機140および第1サイレンサ190は、本体ユニット100に設けられている。加湿機構250、および第2サイレンサ290は、ベースユニット200に設けられている。
第1筐体110には、上述した第2導入口121および第1導出口122に加えて、第1流路120が設けられている。第1流路120は、第2導入口121および第1導出口122を接続する。
第1流路120には、送風機140が設けられている。送風機140は、たとえば遠心ファンにて構成される。送風機140は、第1筐体110に設けられた後述する送風機室に設置されている。送風機140は、第1流路120上に配置されている。
送風機140は、ケーシング143を有しており、ケーシング143には、送風機140の吸入口144および排出口145が設けられている。そのため、第1流路120は、上流側流路120Aと、下流側流路120Bとを含んでいる。
上流側流路120Aは、第1筐体110に設けられた第2導入口121と送風機140に設けられた吸入口144とを接続する。
上流側流路120Aには、第1サイレンサ190が設けられている。第1サイレンサ190は、送風機140にて発生する騒音(送風機140に具備された後述する駆動モータの動作音や風切り音等)が、第1使用状態および第2使用状態のいずれにおいても第2導入口121を経由して外部に漏れ出すことを抑制する。
下流側流路120Bは、送風機140に設けられた排出口145と第1筐体110に設けられた第1導出口122とを接続する。
第2筐体210には、上述した第1導入口231、第2導出口232、第3導入口221、および開口部212aに加えて、加湿用流路225および第2流路220が設けられている。
加湿用流路225は、第1導入口231および第2導出口232を接続する。加湿用流路225には、加湿機構250が設けられている。加湿機構250は、第1使用状態において使用者の気道に向けて送り出される空気に適度な水分を付与する。加湿機構250としては、たとえば加熱式の加湿装置や超音波式の加湿装置、気化式の加湿装置など、公知の各種の加湿装置が利用できる。実施の形態1においては、加熱式の加湿装置が使用される。なお、加湿機構250は、必ずしも必須ではなく、これを設けないこととすることも当然に可能である。
第2流路220は、第3導入口221と、開口部212aを接続する。第2流路220には、第2サイレンサ290が設けられている。第2サイレンサ290は、送風機140にて発生する上述した騒音が、第1使用状態において第3導入口221を経由して外部に漏れ出すことを抑制する。
制御部130は、主たる構成要素として、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)と、ROM(Read Only Memory)/RAM(Random Access Memory)と、送風機140を動作させる駆動部等を含んでいる。ROM/RAMには、データを不揮発的に格納するROMと、CPUによるプログラムの実行により生成されたデータ、または、操作部131を介して入力されたデータを揮発的に格納するRAMとが含まれる。制御部130の各構成要素は、相互にデータバスによって接続されている。
CPUにおける処理は、各ハードウェアおよびCPUにより実行されるソフトウェアによって実現される。このようなソフトウェアは、ROM/RAMに予め記憶されている。操作部131の操作の受付け、送風機140を駆動する駆動モータ(不図示)の制御なども、ソフトウェアによって実現される。
制御部130には、図示しない内部電源または図示しない外部電源によって電力が供給される。外部電源との接続には、たとえば図示しないAC(Alternating Current)アダプタ等が用いられる。制御部130と同様に、流量センサ133および圧力センサ134にも、図示しない内部電源または図示しない外部電源によって電力が供給される。
流量センサ133は、CPAP装置1とホース500との間における空気の流量を測定するためのセンサである。圧力センサ134は、送風機140が送り出す空気の圧力を測定するためのセンサである。
これら流量センサ133および圧力センサ134によって検出された流量値および圧力値等に基づいて、制御部130においてたとえばフィードバック制御やフィードフォワード制御等の制御が行なわれる。これにより、送風機140の回転数が増減される。
なお、CPAP装置1には、別途、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等からなる表示部が設けられていてもよい。ここで、表示部は、本体ユニット100に設けられてもよいし、ベースユニット200に設けられてもよい。また、操作部131は、図示する如くの物理的な形状を有するボタンである必要はなく、たとえばLCDの表示面に設けられたタッチパネル等であってもよい。操作部131のうち、電源のON/OFFを切り替えるボタン以外のボタンは、ベースユニット200に設けることとしてもよい。そのように構成すれば、本体ユニット100のさらなる小型軽量化が可能になる。
ここで、第1使用状態においては、第1筐体110に設けられた第2導入口121と、第2筐体210に設けられた開口部212aとが、上述の囲み部280、第1筐体110の前面113、および支持壁216によって接続される。また、第1筐体110に設けられた第1導出口122と、第2筐体210に設けられた第1導入口231とが、流路形成部300によって形成された流路Rによって接続されている。
このため、第1使用状態においては、送風機140が駆動されることにより、第3導入口221から吸入された空気が、第2流路220、第1流路120、流路R、および加湿用流路225をこの順で経由して、第2導出口232から排出される。第2導出口232から排出された空気は、その後、ホース500およびマスク600を介して使用者の気道に送り込まれる。
図7は、実施の形態1に係るベースユニットにおいて、回動部を回動させる前のリンク機構の状態を示す図である。図8は、実施の形態1に係るベースユニットにおいて、回動部を回動させた後のリンク機構の状態を示す図である。なお、図8においては、第1筐体110を破線にて示している。図7および図8を参照して、リンク機構270について説明する。
図7に示すように、リンク機構270は、第1可動体271、第2可動体273、弾性付勢部材274、および固定部275を含む。
第1可動体271は、第2筐体210内に配置されている。第1可動体271は、第2筐体210の底部に配置されている。第1状態において、第1可動体271は、弾性付勢部材274による付勢力によって初期位置で停止している。
弾性付勢部材274は、第1可動体271の後方側に配置された固定部275に固定されており、第1可動体271を前方に向けて付勢する付勢力を作用させる。
第1可動体271は、後端側の上面に被押圧面271aを有する。被押圧面271aは、スイッチ213に押圧されるように設けられている。被押圧面271aは、第2筐体210の後方に向かうにつれて上方に向かうように傾斜する。これにより、被押圧面271aが、スイッチ213によって押圧された場合には、第1可動体271は、上記付勢力に抗して第2筐体210の後方に向けて移動する。
第1可動体271の前端には、第2可動体273を押圧する押圧部272が設けられている。押圧部272は、押圧面272aを有する。押圧面272aは、第2筐体210の後方に向かうにつれて上方に向かうように傾斜する。
上記第1可動体271が初期位置で停止している状態においては、押圧部272は、押圧面272aによって第2可動体273を上方に向けて押圧している。
第2可動体273は、上下方向に延在するように設けられている。第2可動体273は、回動部310を押圧可能に設けられている。第2可動体273は、回動部310を回動させる前の状態においては、回動部310の板状部311を上方に押し上げている。
図8に示すように、リンク機構270は、スイッチ213の押圧動作に連動して、回動部310を回動させる。スイッチ213は、第1筐体110を載置部212に載置することで下方に向けて押圧される。
スイッチ213が下方に押圧された場合には、スイッチ213によって上記被押圧面271aが押圧されることで、第1可動体271が後方側に移動する。これにより、第1可動体271の前端に位置する押圧部272も後方に移動する。
第1可動体271の押圧部272が後方に向けて移動することで、押圧面272aに摺動しながら第2可動体273が下方に移動する。これにより、第2可動体273による回動部310の押し上げが解除され、回動部310が回動する。
図9および図10は、実施の形態1に係るCPAP装置において、本体ユニットの導出口と第2ユニットの導入口とが流路形成部によって連通した状態を示す断面図および側面図である。なお、図9は、図3に示すIX−IXに沿った断面図である。また、図10は、図2に示すX方向から見た場合における、本体ユニットの導出口と第2ユニットの導入口とが流路形成部によって連通した状態を示している。
図9および図10に示すように、第1導出口122が第1導入口231に対向するように第1筐体110が載置部212に載置された状態で、回動部310が閉じられた場合には、流路形成部300によって第1導出口122と第1導入口231との間に流路Rが形成される。当該流路Rは、本体ユニット100、ベースユニット200、流路形成部300、および漏気防止部400によって外部から密閉されている。
具体的には、回動部310と第1導出口122との間の隙間は、第1漏気防止部410によって封止される。第2流路形成体320と第1導出口122との間の隙間は、第2漏気防止部420の第1部分421によって封止される。また、回動部310と、第1導入口231が設けられたブロック体214との間の隙間は、第2漏気防止部420における第2部分422および第3部分423とによって封止される。
以上のように、実施の形態1に係るCPAP装置1は、第1筐体110が載置部212に載置された状態において、回動部310が回動することにより、第1導出口122および第1導入口231が外部に開放された状態から、本体ユニット100、ベースユニット200、流路形成部300、および漏気防止部400によって外部から密閉された流路Rを形成し、第1導出口122と第1導入口231とが連通する状態に切り替えることにより、第1筐体110の第1導出口122を第2筐体210の第1導入口231に差し込むことなく、本体ユニット100とベースユニット200とを接続することができる。
このため、第1導出口122を第1導入口231に直接挿入する場合と比較して、使用者は、どの程度の力で第1導出口122を挿入すればよいのか、どの程度の距離、第1導出口122を挿入するかを気にすることなく、回動部310を用いて、第1筐体110および第2筐体210の送風経路を接続することができる。この結果、本体ユニット100とベースユニット200との接続を確実に行なうことができる。
また、第1筐体110を載置部212に載置する際には、片手で本体ユニット100を把持して移動させるので、ベースユニット200への本体ユニット100の取り付けを容易に行うことができる。
(実施の形態2)
図11は、実施の形態2に係るCPAP装置に具備されるベースユニットを背面側から見た場合の斜視図である。図11を参照して、実施の形態2に係るCPAP装置1A(図12参照)について説明する。
図11に示すように、実施の形態2に係るCPAP装置1Aは、実施の形態1に係るCPAP装置1と比較して、流路形成部300Aおよび漏気防止部400Aの構成が相違する。
流路形成部300Aは、全体的に回動するように構成されている。すなわち、流路形成部300Aの全部が、回動部310として機能する。流路形成部300Aは、板状部311と、第1流路形成体312Aとを含む。第1流路形成体312Aには、当該第1流路形成体312Aの厚さ方向(第2筐体210における前後方向)に貫通する貫通孔312aが設けられている。
漏気防止部400Aを構成する第1漏気防止部410および第2漏気防止部420は、互いに環状形状を有する。第1漏気防止部410は、貫通孔312aの一端側に設けられており、第2漏気防止部420は、貫通孔312aの他端側に設けられている。
図12は、実施の形態2に係るCPAP装置において、本体ユニットの導出口と第2ユニットの導入口とが流路形成部によって連通した状態を示す断面図である。
図12に示すように、第1導出口122が第1導入口231に対向するように第1筐体110が載置部212に載置された状態で、回動部310が閉じられた場合には、流路形成部300Aによって第1導出口122と第1導入口231との間に流路Rが形成される。当該流路Rは、本体ユニット100、ベースユニット200、流路形成部300、および漏気防止部400によって外部から密閉されている。
具体的には、回動部310と第1導出口122との間の隙間は、第1漏気防止部410によって封止される。回動部310と第1導入口231が設けられたブロック体214との間の隙間は、第2漏気防止部420によって封止される。
以上のように、実施の形態2に係るCPAP装置1Aにおいても、第1筐体110が載置部212に載置された状態において、回動部310が回動することにより、第1導出口122および第1導入口231が外部に開放された第1状態から、本体ユニット100、ベースユニット200、流路形成部300、および漏気防止部400によって外部から密閉された流路Rを形成し、第1導出口122と第1導入口231とが連通する第2状態に切り替えることができる。このため、第1筐体110の第1導出口122を第2筐体210の第1導入口231に差し込むことなく、本体ユニット100とベースユニット200とを接続することができる。
この結果、実施の形態2に係るCPAP装置1Aにおいても、実施の形態1に係るCPAP装置1とほぼ同様の効果が得られる。
なお、上述した実施の形態1および2においては、リンク機構270によって回動部310が回動される場合を例示して説明したが、これに限定されず、使用者が手動で回動部310を回動させてもよい。
上述した実施の形態1および2においては、第2流路形成体320が、第1導入口231の下方側に設けられている場合を例示して説明したが、これに限定されない。第1導入口231の側方側に設けられていてもよい。
上述した実施の形態1および2においては、第1導出口122が、第1筐体110の前面113から前方に向けて突出するように筒状に設けられ、第1導入口231がブロック体214の端面214aに開口する場合を例示して説明したが、これに限定されない。たとえば、第1導出口122が、上記第1筐体110の前面113に開口し、第1導入口231が、ブロック体214の端面214aから後方に向けて突出するように筒状に設けられていてもよい。
この場合には、上記第2流路形成体は、第1筐体110側に設けられていてもよい。具体的には、第1筐体110は、第1導出口122の周囲の一部から第1導出口122の軸方向に沿って延在し、第1導入口231の外周面の一部を突き当て可能に設けられた第2突当部(第1筐体110側に設けられた第2流路形成体)を有していてもよい。さらにこの場合には、上記第2状態において、前記第1導入口231の外周面の一部が突き当てられ、回動部310は、第2状態において、第2突当部と協同して、第1導出口122と第1導入口231との間の隙間を囲むように設けられていてもよい。また、第2突当部は、第1導出口122の下方側から第1導出口122の軸方向に沿って延在するように設けられていてもよい。
上述した実施の形態1および2においては、移動部が、回動可能に構成された回動部である場合を例示して説明したが、これに限定されない。たとえば、リンク機構によって上下方向に移動する移動体であってもよい。なお、上記移動体は、上記第1状態と上記第2状態とを切替可能に構成される限り、上記移動体の移動方向は、上下方向に限定されず、左右方向であってもよいし、上下方向および左右方向に交差する方向であってもよい。
以上、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
1,1A CPAP装置、100 本体ユニット、110 第1筐体、111 上面、112 下面、113 前面、114 背面、115 側面、116 切欠部、116a 傾斜部、120 第1流路、120A 上流側流路、120B 下流側流路、121 第2導入口、122 第1導出口、130 制御部、131 操作部、133 流量センサ、134 圧力センサ、140 送風機、142 駆動モータ、143 ケーシング、144 吸入口、145 排出口、190 第1サイレンサ、200 ベースユニット、210 第2筐体、211 上面、212 載置部、212a 開口部、213 スイッチ、214 ブロック体、214a 端面、215 段差部、216 支持壁、220 第2流路、221 第3導入口、222 第3導出口、225 加湿用流路、231 第1導入口、232 第2導出口、250 加湿機構、270 リンク機構、271 第1可動体、271a 被押圧面、272 押圧部、272a 押圧面、273 第2可動体、274 弾性付勢部材、275 固定部、280 囲み部、290 第2サイレンサ、291 第1補助部、291a 傾斜部、292 第2補助部、292a 係止爪、300,300A 流路形成部、310 回動部、311 板状部、311a 主面、312,312A 第1流路形成体、312a 貫通孔、320 第2流路形成体(第1突当部)、400,400A 漏気防止部、410 第1漏気防止部、420 第2漏気防止部、421 第1部分、422 第2部分、423 第3部分、500 ホース、600 マスク。

Claims (8)

  1. 送風機および前記送風機を収容する第1筐体を含み、前記第1筐体の外部に空気を導出する導出口が前記第1筐体に設けられた第1ユニットと、
    前記第1筐体が載置される載置部を有する第2筐体を含み、前記導出口から導出された空気が導入される導入口が前記第2筐体に設けられた第2ユニットと、
    前記導出口が前記導入口に対向するように前記第1筐体が前記載置部に載置された状態で、前記導出口と前記導入口との間の流路を形成する流路形成部と、
    前記流路と前記導出口および前記導入口との間から外部に空気が漏気することを防止する漏気防止部と、を備え、
    前記流路形成部の少なくとも一部は、前記第2筐体に移動可能に支持された移動部を含み、
    前記移動部は、前記導出口が前記導入口に対向するように前記第1筐体が前記載置部に載置された状態において、前記導出口および前記導入口が外部に開放された第1状態を、前記第1ユニット、前記第2ユニット、前記流路形成部、および前記漏気防止部とによって外部から密閉された前記流路を形成し、前記導出口と前記導入口とが連通する第2状態に切替可能に移動する、呼吸器用送風装置。
  2. 前記第2ユニットは、前記載置部に設けられ、前記第1筐体が前記載置部に載置される際に前記第1筐体に押圧されるスイッチと、前記スイッチの押圧動作に連動して、前記移動部を移動させるリンク機構を備える、請求項1に記載の呼吸器用送風装置。
  3. 前記導出口は、筒状形状を有し、
    前記第2筐体は、前記導入口の周囲の一部から前記導入口の軸方向に沿って延在し、前記導出口の外周面の一部を突き当て可能に設けられた第1突当部を有し、
    前記第2状態において、前記導出口の前記外周面の前記一部が前記第1突当部に突き当てられ、
    前記移動部は、前記第2状態において、前記第1突当部と協同して、前記導出口と前記導入口との間の隙間を囲むように設けられている、請求項1または2に記載の呼吸器用送風装置。
  4. 前記第1突当部は、前記導入口の下方側から前記導入口の前記軸方向に沿って延在するように設けられている、請求項3に記載の呼吸器用送風装置。
  5. 前記導入口は、筒状形状を有し、
    前記第1筐体は、前記導出口の周囲の一部から前記導出口の軸方向に沿って延在し、前記導入口の外周面の一部を突き当て可能に設けられた第2突当部を有し、
    前記第2状態において、前記導入口の前記外周面の一部が前記第2突当部に突き当てられ、
    前記移動部は、前記第2状態において、前記第2突当部と協同して、前記導出口と前記導入口との間の隙間を囲むように設けられている、請求項1または2に記載の呼吸器用送風装置。
  6. 前記第2突当部は、前記導出口の下方側から前記導出口の前記軸方向に沿って延在するように設けられている、請求項5に記載の呼吸器用送風装置。
  7. 前記第2筐体には、前記載置部への前記第1筐体の載置を補助する補助部が設けられている、請求項1から6のいずれか1項に記載の呼吸器用送風装置。
  8. 前記補助部は、前記第1筐体が前記載置部に載置された状態において前記第1筐体に係合する係合部を有する、請求項7に記載の呼吸器用送風装置。
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