JP2021008308A - Sheet molded container and sheet molded container with lid member - Google Patents
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Abstract
Description
本開示は、シート成形容器および蓋材付きシート成形容器に関する。 The present disclosure relates to a sheet molding container and a sheet molding container with a lid material.
従来より、食品等の内容物を収容する容器として、電子レンジ等の調理器によって加熱することができるものが市場に多く出回っている。一方、調理器によって容器を加熱した場合、容器の外面が熱くなり、ユーザーが容器を持ち辛にくくなるといった問題がある。これに対して、容器に断熱性を持たせるために、例えば結晶性樹脂発泡シート材をプレス成形した容器が知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1には、容器の材料に結晶性樹脂発泡シート材を用い、耐熱性と断熱性及び外観の光沢性を備え、見た目の見栄えがよく、収納した食品を電子レンジで直接加熱が可能となる商品価値の優れた容器が開示されている。 Conventionally, many containers for storing foods and other contents that can be heated by a cooker such as a microwave oven are on the market. On the other hand, when the container is heated by the cooker, the outer surface of the container becomes hot, which makes it difficult for the user to hold the container. On the other hand, in order to give the container heat insulating properties, for example, a container obtained by press-molding a crystalline resin foam sheet material is known (for example, Patent Document 1). Patent Document 1 states that a crystalline resin foam sheet material is used as the material of the container, which has heat resistance, heat insulation, and glossiness in appearance, has a good appearance, and can directly heat the stored food in a microwave oven. A container with excellent commercial value is disclosed.
ところで、調理器によって加熱をすることができる容器には、蓋材によって密封された容器もある。蓋材によって密封された状態の容器に収容された内容物を電子レンジ等の調理器で加熱した場合、加熱に伴って内容物に含まれる水分が蒸発して内部の圧力が高まっていく。そして、内部の圧力が高まると、容器が破裂して内容物が飛散し、調理器内を汚してしまう可能性がある。このため、蓋材によって密封された状態の容器では、内容物を調理器によって加熱する際に、蓋材の少なくとも一部を予め容器から剥がしておく必要がある。このように、加熱の前に蓋材の少なくとも一部を予め容器から剥がしておく場合、開封作業に手間がかかってしまうという問題がある。 By the way, some containers that can be heated by a cooker are sealed with a lid material. When the contents contained in the container sealed by the lid material are heated by a cooker such as a microwave oven, the water contained in the contents evaporates and the internal pressure increases with the heating. Then, when the internal pressure increases, the container may burst and the contents may scatter and pollute the inside of the cooker. For this reason, in a container sealed with a lid material, it is necessary to remove at least a part of the lid material from the container in advance when the contents are heated by the cooker. As described above, when at least a part of the lid material is peeled off from the container in advance before heating, there is a problem that the opening operation takes time and effort.
本開示はこのような点を考慮してなされたものであり、断熱性を有するとともに、加熱した際に、内部の蒸気を外部へ抜け出させることが可能な、シート成形容器および蓋材付きシート成形容器を提供することを目的とする。 The present disclosure has been made in consideration of such a point, and is a sheet molding container and a sheet molding with a lid material, which has heat insulating properties and can allow internal steam to escape to the outside when heated. The purpose is to provide a container.
一実施の形態によるシート成形容器は、発泡材料製のシートを使用したシート成形容器であって、底部と、胴部と、フランジ部とを備え、前記フランジ部の上面に、上方へ向かって突出する突出部が形成されており、前記突出部は、径方向内方へ窪む平面形状をもつ蒸気通過部を有する、シート成形容器である。 The sheet molding container according to one embodiment is a sheet molding container using a sheet made of a foam material, which includes a bottom portion, a body portion, and a flange portion, and projects upward onto the upper surface of the flange portion. The protruding portion is formed, and the protruding portion is a sheet molding container having a steam passing portion having a planar shape recessed inward in the radial direction.
一実施の形態によるシート成形容器において、前記蒸気通過部のうち最も径方向内方に位置する先端部は、前記突出部の内縁の他の部分よりも径方向内方に位置していてもよい。 In the sheet molding container according to one embodiment, the tip portion of the steam passing portion located most radially inward may be located radially inward with respect to other portions of the inner edge of the protruding portion. ..
一実施の形態によるシート成形容器において、前記蒸気通過部の幅は、5mm以上20mm以下であってもよい。 In the sheet molding container according to one embodiment, the width of the steam passing portion may be 5 mm or more and 20 mm or less.
一実施の形態によるシート成形容器において、前記蒸気通過部において、前記突出部の内縁の曲率半径は、5mm以上15mm以下であってもよい。 In the sheet molding container according to one embodiment, the radius of curvature of the inner edge of the protruding portion in the steam passing portion may be 5 mm or more and 15 mm or less.
一実施の形態によるシート成形容器において、前記蒸気通過部において、前記突出部の外縁は、前記突出部の他の部分の前記外縁よりも径方向内方に位置していてもよい。 In the sheet molding container according to one embodiment, in the steam passing portion, the outer edge of the protruding portion may be located radially inward from the outer edge of the other portion of the protruding portion.
一実施の形態によるシート成形容器において、前記突出部は、前記フランジ部の全周にわたって形成されていてもよい。 In the sheet molding container according to one embodiment, the protruding portion may be formed over the entire circumference of the flange portion.
一実施の形態によるシート成形容器において、前記フランジ部のうち、前記突出部の下方に位置する領域は、平坦面であってもよい。 In the sheet molding container according to one embodiment, the region of the flange portion located below the protruding portion may be a flat surface.
一実施の形態によるシート成形容器において、前記突出部の高さは、1.0mm以上2.0mm以下であってもよい。 In the sheet molding container according to one embodiment, the height of the protruding portion may be 1.0 mm or more and 2.0 mm or less.
一実施の形態による蓋材付きシート成形容器は、本開示によるシート成形容器と、前記シート成形容器を密閉する蓋材とを備える、蓋材付きシート成形容器である。 The sheet molding container with a lid material according to one embodiment is a sheet molding container with a lid material including the sheet molding container according to the present disclosure and a lid material for sealing the sheet molding container.
一実施の形態による蓋材付きシート成形容器において、前記蓋材は、前記突出部にシールされていてもよい。 In the sheet molding container with a lid material according to one embodiment, the lid material may be sealed to the protruding portion.
本開示によれば、断熱性を有するとともに、加熱した際に、内部の蒸気を外部へ抜け出させることができる。 According to the present disclosure, it has a heat insulating property and can let steam inside escape to the outside when heated.
図1乃至図14により本開示の一実施の形態について説明する。なお、本明細書中、「上」および「下」とは、それぞれ蓋材付きシート成形容器10Aを正立させた状態(図1)における上方および下方のことをいう。
An embodiment of the present disclosure will be described with reference to FIGS. 1 to 14. In addition, in this specification, "upper" and "lower" mean the upper part and the lower part in the state (FIG. 1) in which the
図1に示すように、蓋材付きシート成形容器10Aは、突出部60を有するカップ状のシート成形容器10と、シート成形容器10を密閉する蓋材20とを備えている。このうち、蓋材20は、シート成形容器10の突出部60にシールされている。
As shown in FIG. 1, the
シート成形容器10は、発泡材料製のシートを使用してシート成形法により成形されたものである。シート成形容器10の内部に収容される内容物は特に限定されるものではなく、麺類、スープなどのチルド食品やチャーハン、惣菜などの冷凍食品等であってもよい。
The
次に、シート成形容器10について詳述する。図1および図2に示すように、シート成形容器10は、底部30と、底部30の上方に設けられた胴部40と、胴部40の上端に設けられたフランジ部50とを備えている。
Next, the
図3に示すように、底部30は、後述する窪み部33が形成された領域を除き平面視略円形状をもっている。底部30は、中央に位置する円形状の凹部31と、凹部31周囲に設けられた接地部32とを有している。このうち接地部32には、径方向内方に窪む窪み部33が形成されている。窪み部33は、胴部40の後述する凹状溝41に対応する位置に設けられている。
As shown in FIG. 3, the
図1および図2に示すように、胴部40は、上方(フランジ部50側)から下方(底部30側)に向けて徐々に縮径する筒形状を有している。胴部40の水平断面は、その上端から下端までの任意の箇所において、後述する凹状溝41が形成された領域を除き略円形状となっている。また、胴部40に、上下方向に延びる2つの凹状溝41が形成されている。凹状溝41は、胴部40の中心軸に対して互いに対向する位置に形成されている。この凹状溝41は、フランジ部50の下端から底部30に至るまで延びており、胴部40の把持性を向上させる役割を果たす。胴部40の厚みT1(図1参照)は、1.0mm以上3.0mm以下程度とすることができ、一例として2mmであってもよい。なお、胴部40に形成される凹状溝41の個数は任意であり、1つであってもよく、3つ以上であってもよい。また、胴部40に凹状溝41が形成されていなくてもよい。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
図2および図4に示すように、フランジ部50は、後述する凸部51が形成された領域を除き平面視略円環形状をもち、胴部40の上端から側方に向けて水平に突出している。このフランジ部50は、径方向内方へ突出する凸部51を有している。凸部51は、胴部40の凹状溝41に対応する位置に設けられている。フランジ部50の厚みT2(図1参照)は、0.5mm以上1.5mm以下程度とすることができ、一例として1mmであってもよい。
As shown in FIGS. 2 and 4, the
また、図2および図4に示すように、フランジ部50の上面52に、上方へ向かって突出する突出部60が形成されている。この突出部60は、フランジ部50の全周にわたって形成されており、後述する蒸気通過部61が形成された領域を除き平面視略円環形状をもっている。突出部60の高さH(図1参照)は、1.0mm以上2.0mm以下であることが好ましい。突出部60の高さHが1.0mm以上であることにより、蓋材20が突出部60にシールされた際に、蓋材20とフランジ部50との間に入り込んだ水分によって、蓋材20がフランジ部50に張り付いてしまうことを抑制することができる。このため、蓋材付きシート成形容器10Aを電子レンジ等の調理器で加熱した際に、蓋材付きシート成形容器10A内の蒸気を外部へ抜けやすくすることができる。また、突出部60の高さHが2.0mm以下であることにより、突出部60の成形性を向上させることができる。
Further, as shown in FIGS. 2 and 4, a projecting
図4に示すように、突出部60の内縁60aは、フランジ部50の内縁50aと同一の位置にある。一方、突出部60の外縁60bは、フランジ部50の外縁50bよりも径方向内方に位置している。このため、突出部60の幅W1は、フランジ部の幅(径方向距離)よりも狭くなっている。突出部60の幅W1は、シート成形容器10を構成するシート70および蓋材20を構成する積層体90(図7および図8参照)の材料にもよるが、1.0mm以上4.0mm以下であることが好ましい。突出部60の幅が1.0mm以上であることにより、蓋材20を突出部60にシールした際に、後述するシール部80の面積を大きくすることができる。このため、蓋材付きシート成形容器10Aの密封性を向上させることができる。また、突出部60の幅が4.0mm以下であることにより、蓋材20を突出部60にシールした際に、後述するシール部80の面積が大きくなり過ぎることを抑制することができる。このため、ユーザーが蓋材20を取り外す際に、蓋材20がシート成形容器10から取り外しにくくなることを抑制することができる。なお、突出部60の幅W1は、全周にわたって略均一になっていてもよい。あるいは、突出部60の一部分の幅W1が他の部分よりも狭くなっていてもよい。この場合、例えば、後述する蒸気通過部61の先端部61aにおける幅W1が狭くなっていてもよい。これにより、蓋材付きシート成形容器10Aを加熱した際に、蓋材付きシート成形容器10A内の蒸気を蒸気通過部61から外部へ抜け出し易くすることができる。
As shown in FIG. 4, the
突出部60は、径方向内方へ窪む平面形状をもつ蒸気通過部61を有している。この蒸気通過部61は、内容物が充填された蓋材付きシート成形容器10Aを電子レンジ等の調理器で加熱した際に、蒸気抜き機構としての役割を果たす。この場合、加熱に伴って蓋材付きシート成形容器10A内の圧力が高まると、蓋材20が蒸気通過部61のうち最も径方向内方に位置する先端部61aから剥がされる。そして、蓋材20が蒸気通過部61から剥がされることにより、蓋材20と突出部60との間に蒸気孔(隙間)が形成される。このようにして、蓋材付きシート成形容器10Aを加熱した際に、蓋材付きシート成形容器10A内の蒸気が外部へ抜け出るようになっている。本実施の形態では、突出部60は、胴部40の中心軸に対して互いに対向する位置に配置された2つの蒸気通過部61を有している。なお、突出部60は、1つの蒸気通過部61を有していてもよく、3つ以上の蒸気通過部61を有していてもよい。
The protruding
蒸気通過部61の先端部61aは、突出部60の内縁60aの他の部分よりも径方向内方に位置していることが好ましい。これにより、蓋材付きシート成形容器10Aを加熱した際に生じる圧力に起因して、蒸気通過部61の先端部61aにおいて後述するシール部80に作用する力を高めることができる。このため、蓋材20を蒸気通過部61の先端部61aから剥がし易くすることができる。
The
また、蒸気通過部61において、内縁60aは、湾曲した平面形状をもっている。この場合、蒸気通過部61において、内縁60aの曲率半径Rは、5mm以上15mm以下程度とすることができる。蒸気通過部61において内縁60aの曲率半径Rが5mm以上であることにより、加熱時以外に蓋材付きシート成形容器10Aに加わる力に起因して、蓋材20が蒸気通過部61の先端部61aから剥がされてしまうことを抑制することができる。また、蒸気通過部61において内縁60aの曲率半径Rが15mm以下であることにより、蓋材付きシート成形容器10Aを加熱した際に生じる圧力に起因して、蒸気通過部61の先端部61aにおいて後述するシール部80に作用する力をより高めることができる。
Further, in the
また、蒸気通過部61において、外縁60bは、突出部60の他の部分の外縁60bよりも径方向内方に位置していることが好ましい。これにより、蓋材20が蒸気通過部61から剥がされる際に、蓋材20と突出部60との間に蒸気孔(隙間)を容易に形成することができる。このため、蒸気が蓋材20と突出部60との間の隙間を通って外部へ抜け易くなる。
Further, in the
さらに、蒸気通過部61の幅W2は、5mm以上20mm以下程度とすることができる。蒸気通過部61の幅W2が5mm以上であることにより、蓋材20が蒸気通過部61から剥がされた際に、蒸気が蓋材20と突出部60との間の隙間を通って外部へ抜け易くすることができる。また、蒸気通過部61の幅W2が20mm以下であることにより、蒸気通過部61における内縁60aの曲率半径Rが大きくなり過ぎることを抑制することができる。このため、蓋材付きシート成形容器10Aを加熱した際に生じる圧力に起因して、蒸気通過部61の先端部61aにおいて後述するシール部80に力が作用する際に、当該力が低下することを抑制することができる。なお、本明細書中、「蒸気通過部61の幅W2」とは、第1点P1と、第2点P2とを結んだ直線の長さを意味する。ここで、第1点P1および第2点P2は、突出部60の内縁60aのうち曲率が変化する部分(平面視で屈曲する部分)から、内縁60aの平面形状が円形状となるように延びる仮想線Xを設けた場合において、それぞれ、仮想線Xと外縁60bとの交点である。
Further, the width W2 of the
本実施の形態において、上述したようにフランジ部50の上面52には、上方へ向かって突出する突出部60が形成されている。一方、図5に示すように、フランジ部50のうち、突出部60の下方に位置する領域rは、平坦面になっている。すなわち、フランジ部50のうち、突出部60の下方に位置する領域rには凹みがない。そして、フランジ部50の下面は、全体として同一平面上に位置するようになっている。このように、フランジ部50のうち、突出部60の下方に位置する領域rが平坦面になっていることにより、後述するシール熱板110およびバケット111によって蓋材20および突出部60を挟み込んだ際に、突出部60がシール熱板110およびバケット111によって潰されてしまうことを抑制することができる。このため、シール熱板110からの熱を蓋材20および突出部60に対して効果的に伝達することができ、突出部60においてシール不良が発生することを抑制することができる。
In the present embodiment, as described above, the
上述したように、シート成形容器10は、発泡材料製のシートを使用してシート成形法により成形されたものであり、底部30、胴部40およびフランジ部50は、一体に形成されている。また、突出部60は、フランジ部50と一体に形成されている。この場合、シート成形容器10は、図6に示すような層構成をもつシート70から構成されている。
As described above, the
すなわち、図6に示すように、シート70は、外面から内面に向かって順に配置された、発泡層71と、接着性樹脂層72と、接着剤層73と、シーラント層74とを有している。
That is, as shown in FIG. 6, the
以下、シート70の各層について説明する。
Hereinafter, each layer of the
(発泡層)
発泡層71は、例えば、シーラント層74を支持するとともにシート70全体の強度を高めるための層である。シート70が発泡層71を有することにより、シート70から成形されるシート成形容器10の軽量化を図るとともに、シート成形容器10の断熱性を向上させることができる。発泡層71は、熱可塑性樹脂および発泡剤を含んでいる。発泡層71は、熱可塑性樹脂としてポリスチレン系樹脂を用いた発泡スチレンシート(PSP)であってもよい。なお、発泡層71として使用される熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリプロピレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂またはポリエチレンテレフタレート系樹脂等を用いてもよい。発泡層71の厚みは、1.5mm以上3.0mm以下程度とすることができる。
(Foam layer)
The
(接着性樹脂層)
接着性樹脂層72は、発泡層71にシーラント層74を密着させるための密着層として機能するものである。接着性樹脂層72としては、例えばポリスチレン系樹脂やポリプロピレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂等の樹脂材料を用いることができる。接着性樹脂層72の厚みは、15μm以上50μm以下程度とすることができる。
(Adhesive resin layer)
The adhesive resin layer 72 functions as an adhesion layer for adhering the
(接着剤層)
接着剤層73は、接着性樹脂層72とシーラント層74とを互いに接着するための層である。この接着剤層73は、接着する層構成する樹脂によって適宜選択することができる。例えば、イソシアネート系(ウレタン系)、ポリエチレンイミン系、ポリブタジエン系、有機チタン系等のアンカーコーティング剤、あるいはポリウレタン系、ポリアクリル系、ポリエステル系、エポキシ系、ポリ酢酸ビニル系、セルロース系、その他のラミネート用接着剤等のアンカーコート剤、ラミネート用接着剤等を任意に使用することができる。接着剤層73の厚みは、1.0μm以上5.0μm以下程度とすることができる。
(Adhesive layer)
The adhesive layer 73 is a layer for adhering the adhesive resin layer 72 and the
(シーラント層)
シーラント層74は、蓋材付きシート成形容器10Aにおいて、シート成形容器10と蓋材20とを接着させるための層である。シーラント層74としては、例えば未延伸ポリプロピレンフィルムを用いることができる。シーラント層74の厚みは、15μm以上50μm以下程度とすることができる。
(Sealant layer)
The
上述したシート70は、ドライラミネート法等によって各層を積層した積層体を作製し、その後、当該積層体に加熱処理を施して発泡層71を発泡させることにより形成することができる。
The above-mentioned
そして、このように構成されたシート70に対して真空成形を施すことにより、カップ形状をもつシート成形容器10を得ることができる。この場合、シート70の厚みは、作製するシート成形容器10の構成にもよるが、例えば4.0mm以上5.0mm以下とすることができる。なお、シート70は、遮光性を有する遮光層等の機能層や印刷層等を更に有していてもよい。
Then, by vacuum forming the
次に、蓋材20について説明する。
Next, the
蓋材20は、樹脂製のフィルムによって構成されている。蓋材20の平面形状の輪郭は、フランジ部50の平面形状の外輪郭と略同一となっている。上述したように、蓋材20は、シート成形容器10の突出部60にシールされている。このため、図5に示すように、蓋材20とシート成形容器10の突出部60との間に、シール部80が形成されている。このシール部80は、蓋材20の全周にわたって形成されている。このようにして、蓋材20が、シート成形容器10を密閉している。
The
このような蓋材20は、少なくとも基材層と、シーラント層とを含む積層体90から構成されている。この場合、例えば、図7に示すように、蓋材20を構成する積層体90は、外面から内面に向かって順に配置された、第1基材層91と、第1接着剤層92と、第2基材層93と、第2接着剤層94と、シーラント層95とを有していてもよい。
Such a
また、図8に示すように、蓋材20を構成する積層体90は、外面から内面に向かって順に配置された、第1基材層91と、第1接着剤層92と、シーラント層95とを有していてもよい。
Further, as shown in FIG. 8, the laminate 90 constituting the
以下、積層体90の各層について説明する。
Hereinafter, each layer of the
(第1基材層および第2基材層)
第1基材層91および第2基材層93は、例えば、シーラント層95を支持するとともに積層体90全体の強度を高めるための層である。第1基材層91および第2基材層93としては、例えばポリエチレンテレフタレート系樹脂やポリアミド系樹脂等を用いてもよい。第1基材層91および第2基材層93として樹脂フィルムを用いる場合、未延伸フィルムであってもよいが、強度という観点からは、一軸方向または二軸方向に延伸された延伸フィルムが好ましい。第1基材層91および第2基材層93の厚みは、それぞれ5μm以上30μm以下程度とすることができる。
(1st base material layer and 2nd base material layer)
The first
(第1接着剤層および第2接着剤層)
第1接着剤層92および第2接着剤層94は、上述したシート70の接着剤層73と略同一であるため、ここでは詳細な説明は省略する。
(First adhesive layer and second adhesive layer)
Since the first
(シーラント層)
シーラント層95は、蓋材付きシート成形容器10Aにおいて、蓋材20とシート成形容器10とを接着させるための層である。シーラント層95としては、例えば未延伸ポリプロピレンフィルムを用いることができる。また、シーラント層95としては、イージーピール性を有する未延伸ポリプロピレンフィルムを用いることが好ましい。シーラント層95の厚みは、20μm以上100μm以下程度とすることができる。
(Sealant layer)
The
上述した積層体90は、ドライラミネート法等によって各層を積層することにより作製することができる。積層体90の厚みは、30μm以上150μm以下程度とすることができる。
The above-mentioned
次に、蓋材付きシート成形容器10Aの製造方法について、図9乃至図13を用いて説明する。
Next, a method of manufacturing the
まず、シート70を作製する。この際、発泡層71と、接着性樹脂層72と、接着剤層73と、シーラント層74とが順に積層された積層体をドライラミネート法等によって作製する。その後、当該積層体に加熱処理を施して発泡層71を発泡させることによりシート70を作製する。
First, the
次に、シート70に対して真空成形を施すことにより、カップ形状をもつシート成形容器10を作製する。この際、まず、図9に示すように、キャビティ側金型101とコア(プラグ)102とを備える金型100を準備する。コア102には、シート成形容器10の突出部60に対応する凹部103が形成されている。
Next, the
次いで、シート70を図示しない加熱装置によって加熱して軟化させる。
Next, the
次に、図10に示すように、シート70の発泡層71がキャビティ側金型101側を向くように、シート70をキャビティ側金型101上に配置する。なお、図10および後述する図11においては、図面を明瞭にするために、シート70のうち接着性樹脂層72および接着剤層73の図示を省略している。
Next, as shown in FIG. 10, the
次いで、図11に示すように、キャビティ側金型101とコア102とを型締めする。この際、キャビティ側金型101の図示しない吸引孔から真空吸引しながら、キャビティ側金型101とコア102とを型締めする。ここで、シート70は発泡層71を備えている。このため、シート70に対して真空成形を施すことによってシート成形容器10を作製する際に、フランジ部50のうち突出部60の周囲の部分を圧縮させて薄肉化することができる。一方、突出部60は、凹部103によって大きく潰されることなく、凸形状に形成される。このようにして、発泡層71が金型100のコア102の凹部103に追従するように、シート70を変形させることができる。これにより、金型100のキャビティ側金型101にコア102の凹部103に対応する凸部を形成することなく、シート成形容器10のフランジ部50の上面52に突出部60(図5参照)を形成することができる。このため、シート成形容器10において、フランジ部50の上面52に突出部60を形成した場合であっても、フランジ部50のうち、突出部60の下方に位置する領域rを平坦面にすることができる(図5参照)。換言すれば、フランジ部50の下面に突出部60に対応する凹部が形成されることがない。
Next, as shown in FIG. 11, the cavity-
このようにして、カップ形状をもつシート成形容器10が得られる。
In this way, the
また、シート成形容器10を作製することと並行して、蓋材20を作製する。この際、例えば、第1基材層91と、第1接着剤層92と、第2基材層93と、第2接着剤層94と、シーラント層95とが順に積層された積層体90をドライラミネート法等によって作製する。その後、当該積層体90を刃物等により所定の形状に打ち抜くことにより、蓋材20を作製する。
Further, in parallel with the production of the
次に、得られたシート成形容器10に内容物を充填し、蓋材20によってシート成形容器10を密閉する。この際、まず、シート成形容器10に内容物(図示せず)を充填する。次に、図12(a)に示すように、蓋材20をフランジ部50上に載置する。なお、図示はしないが、蓋材20は、蓋材20を構成する積層体90のシーラント層95(図7および図8参照)がシート成形容器10側を向くように、フランジ部50上に載置される。
Next, the obtained
次いで、図12(b)に示すように、シール熱板110およびバケット111によって、蓋材20およびフランジ部50を挟み込む。ここで、図13(a)に示すように、フランジ部50のうち、突出部60の下方に位置する領域rは平坦面になっている。これにより、シール熱板110およびバケット111によって、蓋材20およびフランジ部50を挟み込んだ際に、突出部60が潰されてしまうことを抑制することができる。
Next, as shown in FIG. 12B, the
次に、シール熱板110の熱により、蓋材20を突出部60にシールする。この際、上述したように突出部60が潰されてしまうことを抑制することができるため、シール熱板110からの熱を蓋材20のシーラント層95(図7および図8参照)および突出部60のシーラント層74(図6参照)に対して効果的に伝達することができる。このため、突出部60においてシール不良が発生することを抑制することができる。
Next, the
このようにして、図13(b)に示すように、蓋材20とシート成形容器10の突出部60との間に、シール部80が形成される。そして、シート成形容器10と、シート成形容器10を密閉する蓋材20とを備える、蓋材付きシート成形容器10Aが得られる。
In this way, as shown in FIG. 13B, the sealing
ところで、上述したように、蓋材20はフランジ部50の上面52に形成された突出部60にシールされる。このように、蓋材20をフランジ部50の上面52に形成された突出部60にシールすることにより、シール熱板110を用いて蓋材20をシールする工程において、所望の平面形状をもつシール部80を容易に形成することができる。すなわち、蓋材20をフランジ部50にシールする場合、一般的にシール熱板110は平板形状または円盤形状等を有するため、蓋材20はフランジ部50の全面にシールされる。このため、シール部80の面積が大きくなり、ユーザーがシート成形容器10から蓋材20を取り外しにくくなる可能性がある。一方、所望の平面形状をもつシール部80を形成するために、シール部80と同一の平面形状をもつシール熱板110を作製した場合、蓋材付きシート成形容器10Aの製造に要する時間やコストが高くなってしまう可能性がある。また、シール熱板110の形状をシール部の幅や形状に合わせて変更した場合、フランジ部50に対するシール熱板110の位置合わせにおいて求められる精度が高くなり、シールする工程に要する時間やコストが高くなってしまう可能性がある。
By the way, as described above, the
これに対して、蓋材20をフランジ部50の上面52に形成された突出部60にシールすることにより、シール部80を突出部60の平面形状に対応する形状に形成することができる。これにより、突出部60を所望の平面形状に形成することにより、所望の平面形状をもつシール部80を容易に形成することができる。このため、例えば平板形状または円盤形状等を有する既存のシール熱板110を使用することができ、かつ、シール熱板110の位置合わせにおいて求められる精度を緩和することができる。これにより、蓋材付きシート成形容器10Aの製造に要する時間やコストを低減することができる。また、シート成形容器10が発泡材料製のシート70から作製されているため、シート成形容器10の断熱性を高くすることができる。すなわち、内容物の温度がシート成形容器10の表面まで伝達しにくくすることが可能となり、ユーザーがシート成形容器10を把持した際、熱すぎたり冷たすぎたりすることによりシート成形容器10を持ちにくくなることを抑制することができる。また、シート成形容器10の断熱性を高くすることができるため、シート成形容器10の保温性または保冷性が高められる。さらに、シート成形容器10が発泡材料製のシートから作製されているため、シート成形容器10の軽量化を図ることができる。
On the other hand, by sealing the
次に、本実施の形態による蓋材付きシート成形容器10Aの使用方法について、図14を用いて説明する。
Next, a method of using the
まず、図14(a)に示すように、蓋材付きシート成形容器10Aが、電子レンジ等の調理器120に入れられて加熱される。
First, as shown in FIG. 14A, the
このとき、図14(b)に示すように、蓋材付きシート成形容器10A内の圧力が高められ、蓋材20が上方に膨らむ。そして、蓋材20が上方に膨らむことにより、蒸気通過部61の先端部61a(図4参照)においてシール部80(図5参照)に力が集中するため、蓋材20が蒸気通過部61の先端部61aから剥がされる。ここで、蒸気通過部61の先端部61aにおいて、内縁60aは、突出部60の他の部分の内縁60aよりも径方向内方に位置している。これにより、蓋材付きシート成形容器10Aを加熱した際に生じる圧力に起因して、蒸気通過部61の先端部61aにおいてシール部80に集中する力を高めることができる。このため、蓋材20を蒸気通過部61の先端部61aから容易に剥がすことができる。
At this time, as shown in FIG. 14B, the pressure inside the
また、蓋材20が蒸気通過部61から剥がされることにより、蓋材20と突出部60との間に蒸気孔(隙間)が形成される。この際、蒸気通過部61において、外縁60bは、突出部60の他の部分の外縁60bよりも径方向内方に位置している。これにより、蓋材20が蒸気通過部61から剥がされる際に、蓋材20と突出部60との間に蒸気孔(隙間)が容易に形成される。このため、図14(c)に示すように、蓋材付きシート成形容器10A内から蒸気が外部へ抜け出る。
Further, when the
次に、加熱が完了した蓋材付きシート成形容器10Aが調理器120から取り出される。その後、蓋材20をシート成形容器10から取り外すことにより、ユーザーが内容物を喫食することができる。
Next, the
以上のように本実施の形態によれば、突出部60が、径方向内方へ窪む平面形状をもつ蒸気通過部61を有している。これにより、加熱に伴って蓋材付きシート成形容器10A内の圧力が高まると、蒸気通過部61においてシール部80に力が集中するため、蓋材20が蒸気通過部61から剥がされる。このため、蓋材20と突出部60との間に蒸気孔(隙間)が形成される。この結果、蓋材付きシート成形容器10A内の蒸気を外部へ抜け出させることができる。また、シート成形容器10が発泡材料製のシート70によって作製されているため、シート成形容器10の断熱性を高くすることができる。すなわち、内容物の温度がシート成形容器10の表面まで伝達しにくくすることが可能となり、内容物を加熱した場合であっても、ユーザーがシート成形容器10を把持した際、熱すぎたり冷たすぎたりすることによりシート成形容器10を持ちにくくなることを抑制することができる。
As described above, according to the present embodiment, the protruding
また、本実施の形態によれば、蒸気通過部61の先端部61aは、突出部60の他の部分の内縁60aよりも径方向内方に位置している。これにより、蓋材付きシート成形容器10Aを加熱した際に生じる圧力に起因して、蒸気通過部61の先端部61aにおいてシール部80に集中する力を高めることができる。このため、蓋材20を蒸気通過部61の先端部61aから容易に剥がすことができる。
Further, according to the present embodiment, the
また、本実施の形態によれば、蒸気通過部61において、外縁60bは、突出部60の他の部分の外縁60bよりも径方向内方に位置している。これにより、蓋材20が蒸気通過部61から剥がされる際に、蓋材20と突出部60との間に蒸気孔(隙間)を容易に形成することができる。このため、蒸気が蓋材20と突出部60との間の隙間を通って外部へ抜け易くすることができる。
Further, according to the present embodiment, in the
また、本実施の形態によれば、突出部60は、フランジ部50の全周にわたって形成されている。これにより、シール部80を蓋材20の全周にわたって形成することができる。このため、蓋材付きシート成形容器10Aの密封性を向上させることができる。
Further, according to the present embodiment, the protruding
さらに、本実施の形態によれば、フランジ部50の上面52に、上方へ向かって突出する突出部60が形成されており、フランジ部50のうち、突出部60の下方に位置する領域rが、平坦面になっている。これにより、シール熱板110およびバケット111によって、蓋材20およびフランジ部50を挟み込んだ際に、突出部60の下方に位置する面が、バケット111にしっかりと保持される。この結果、突出部60がシール熱板110およびバケット111に挟まれて潰されてしまうことを抑制することができる。このため、シール熱板110からの熱を蓋材20のシーラント層および突出部60のシーラント層に対して効果的に伝達することができ、突出部60においてシール不良が発生することを抑制することができる。
Further, according to the present embodiment, a projecting
また、突出部60が潰されてしまうことを抑制することができるため、突出部60が潰されてしまうことに起因して、蓋材20がフランジ部50の全面にシールされることを抑制することができる。このため、シール部80の面積が必要以上に大きくなり、ユーザーがシート成形容器10から蓋材20を取り外しにくくなることを抑制することができる。
Further, since it is possible to prevent the protruding
さらに、突出部60が潰されてしまうことを抑制することができるため、蓋材20をフランジ部50の上面52に形成された突出部60にシールすることにより、所望の平面形状をもつシール部80を容易に形成することができる。
Further, since it is possible to prevent the protruding
なお、上述した実施の形態において、胴部40の水平断面がその上端から下端までの任意の箇所において、凹状溝41が形成された領域を除き略円形状となっている例について説明したが、これに限られない。胴部40の水平断面は楕円形状、または三角形状、四角形状、六角形状、八角形状等の多角形状であってもよい。例えば、図15に示すように、胴部40の水平断面が四角形状となるように構成されていてもよい。この場合、フランジ部50は、平面視略角環形状をもっていてもよい。また、フランジ部50の内縁50aのうち、突出部60の蒸気通過部61近傍の内縁50aが、突出部60の内縁60aのうち蒸気通過部61における内縁60aよりも胴部40の中心軸に近い側に位置していてもよい。
In the above-described embodiment, an example has been described in which the horizontal cross section of the
また、上述した実施の形態において、フランジ部50が、凸部51が形成された領域を除き平面視略円環形状をもっている例について説明したが、これに限られない。例えば、図16および図17に示すように、フランジ部50が、径方向外方に向けて延びる張出部53を有していてもよい。この場合、蒸気通過部61は、張出部53上に形成されていてもよい。また、フランジ部50の内縁50aのうち、突出部60の蒸気通過部61近傍の内縁50aが、突出部60の内縁60aのうち蒸気通過部61における内縁60aよりも径方向内方に位置していてもよい。また、図17に示すように、張出部53の平面形状は、フランジ部50が平面視略円環形状をもっていた場合に、フランジ部50の外縁が内接する正方形S内に収まる形状であることが好ましい。これにより、1枚のシート70から多面付けによって複数のシート成形容器10を作製する際のいわゆる取り都合を大きくすることができ、シート70のロスを低減することができる。このため、シート成形容器10を作製する際の材料費を削減することができる。本変形例のように、フランジ部50が張出部53を有していることにより、ユーザーが、蓋材付きシート成形容器10Aから蓋材20を容易に取り外すことができる。
Further, in the above-described embodiment, an example in which the
本開示は上記実施の形態および各変形例そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施の形態および各変形例に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。実施の形態および各変形例に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。 The present disclosure is not limited to the above-described embodiment and each modification as it is, and at the implementation stage, the components can be modified and embodied without departing from the gist thereof. In addition, various inventions can be formed by an appropriate combination of the plurality of components disclosed in the above-described embodiment and each modification. Some components may be removed from all the components shown in the embodiments and variations.
10 シート成形容器
10A 蓋材付きシート成形容器
20 蓋材
30 底部
40 胴部
50 フランジ部
52 上面
60 突出部
70 シート
10
Claims (10)
底部と、胴部と、フランジ部とを備え、
前記フランジ部の上面に、上方へ向かって突出する突出部が形成されており、
前記突出部は、径方向内方へ窪む平面形状をもつ蒸気通過部を有する、シート成形容器。 A sheet molding container that uses a sheet made of foam material.
It has a bottom, a body, and a flange.
A protruding portion that protrudes upward is formed on the upper surface of the flange portion.
The protruding portion is a sheet molding container having a steam passing portion having a planar shape that is recessed inward in the radial direction.
前記シート成形容器を密閉する蓋材とを備える、蓋材付きシート成形容器。 The sheet molding container according to any one of claims 1 to 8.
A sheet molding container with a lid material, comprising a lid material for sealing the sheet molding container.
Priority Applications (1)
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JP2019123707A JP2021008308A (en) | 2019-07-02 | 2019-07-02 | Sheet molded container and sheet molded container with lid member |
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