JP2021002724A - 画像符号化装置及び画像復号装置及び方法及びプログラム - Google Patents

画像符号化装置及び画像復号装置及び方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】サブブロックの形状が正方形、長方形を問わず、適切にPCM符号化の制御を行う。【解決手段】画像を符号化する画像符号化装置であって、符号化対象の画像を複数の基本ブロックに分割し、更に複数のサブブロックに分割する分割部102と、分割部で得た注目サブブロックの予測誤差を求める予測部104と、予測誤差を符号化する予測符号化部105,110と、注目サブブロックの画素値をPCM符号化するPCM符号化部と、予測符号化部、PCM符号化部のいずれを用いて注目サブブロックの符号化データを生成するかを制御する制御部100とを有する。ここで、制御部は、注目サブブロックに含まれる画素数で特定されるサイズが予め設定した所定の範囲である場合は、予測符号化部とPCM符号化部のいずれかを利用するように制御し、注目サブブロックに含まれる画素数で特定されるサイズが範囲を外れる場合は、予測符号化部を利用するように制御する。【選択図】図1

Description

本発明は画像の符号化技術に関するものである。
動画像の圧縮記録の符号化方式として、HEVC(High Efficiency Video Coding)符号化方式(以下、HEVCと記す)が知られている。HEVCでは符号化効率向上のため、従来のマクロブロック(16×16画素)より大きなサイズの基本ブロックが採用された。この大きなサイズの基本ブロックはCTU(Coding Tree Unit)と呼ばれ、そのサイズは最大64×64画素である。CTUはさらに予測や変換を行う単位となるサブブロックに分割される。HEVCにおいては、PCMと呼ばれる入力された画素を圧縮せずにそのままビットストリームに含める技術が採用されている。特許文献1は、このPCMを用いた符号化方式に関する技術が開示されている。
近年、HEVCの後継としてさらに高効率な符号化方式の国際標準化を行う活動が開始された。JVET(Joint Video Experts Team)がISO・IECとITU−Tの間で設立され、VVC(Versatile Video Coding)符号化方式(以下、VVC)として標準化が進められている。符号化効率向上のため、従来の正方形サブブロックベースのイントラ予測・直交変換方法に加え、長方形サブブロックベースのイントラ予測・直交変換方法が検討されている。
特開2014−011637号公報
HEVCにおいては、正方形のサブブロックだけが使用されていた。従って、HEVCにおけるPCM符号化する基準となるサブブロックのサイズは、正方形のサブブロックを想定したものであり、サブブロックの一辺の長さが特定の条件を満たす場合にPCM符号化する基準としていた。一方、VVCでは長方形のサブブロック分割が検討されている。そのため、分割後のサブブロックの縦の長さと横の長さが極端に異なるケースが発生する。その場合、サブブロックの縦と横の長さが両方とも特定の条件を満たす必要があり、縦と横の長さが極端に異なる細長い長方形サブブロックに対しては、例え当該長方形サブブロックの画素数が多くともPCM符号化する基準とならないケースが存在する。
本発明は上述した課題を解決するためになされたものであり、サブブロックの形状が正方形、長方形を問わず、適切にPCM符号化の制御を可能とする技術を提供しようとするものである。
この課題を解決するため、例えば本発明の画像符号化装置は以下の構成を備える。すなわち、
画像を符号化する画像符号化装置であって、
符号化対象の画像を複数の基本ブロックに分割し、当該基本ブロックを更に複数のサブブロックに分割する分割手段と、
該分割手段で得た注目サブブロックの画像と予測画像との差である予測誤差を求める予測手段と、
注目サブブロックの前記予測誤差を符号化する予測符号化手段と、
前記注目サブブロックの画素値をPCM符号化するPCM符号化手段と、
前記予測符号化手段、前記PCM符号化手段のいずれを用いて前記注目サブブロックの符号化データを生成するかを制御する制御手段とを有し、
前記制御手段は、
前記注目サブブロックに含まれる画素数で特定されるサイズが予め設定した範囲である場合は前記予測符号化手段、前記PCM符号化手段のいずれかを利用するように制御し、
前記注目サブブロックに含まれる画素数で特定されるサイズが前記範囲を外れる場合は、前記予測符号化手段を利用するように制御することを特徴とする。
本発明によれば、サブブロックの形状が正方形、長方形を問わず、適切にPCM符号化の制御が可能になる。
本実施形態の画像符号化装置のブロック構成図。 本実施形態の画像復号装置のブロック構成図。 本実施形態の画像符号化装置における符号化処理を示すフローチャート。 本実施形態の画像復号装置における復号処理を示すフローチャート。 本実施形態の画像符号化装置、復号装置に適用可能なコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図。 ビットストリームのデータ構造を示す図。 本実施形態で用いられるサブブロック分割の例を示す図。 本実施形態で用いられる画素数に基づいたサブブロックのインデックスを示す図。 本実施形態におけるPCM制御インデックスと処理対象サブブロックの画素数に基づいたインデックスとの比較を示す図。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
[第1の実施形態]
図1は本実施形態の画像符号化装置のブロック構図である。画像符号化装置は、装置全体の制御を司る制御部150を有する。この制御部150は、CPU、CPUが実行するプログラムを格納するROM、CPUのワークエリアとして利用するRAMを有する。また、画像符号化装置は、入力端子101、ブロック分割部102、生成部103、予測部104、変換・量子化部105、逆量子化・逆変換部106、画像再生部107、フレームメモリ108、インループフィルタ部109、符号化部110、統合符号化部111、出力端子112を有する。
入力端子101は、画像データ発生源で発生した符号化対象の画像データをフレーム単位に入力する。画像データ発生源は、撮像装置、符号化対象の画像データを記憶したファイルサーバや記憶媒体等、その種類は問わない。また、出力端子112は、符号化データを出力先装置に出力するが、その出力先装置も記憶媒体、ファイルサーバ等、その種類は特に問わない。
ブロック分割部102は、入力画像を複数の所定サイズの基本ブロックに分割し、基本ブロック単位の画像を後段の予測部104に出力する。
生成部103は、PCM符号化する基準となる情報などを生成し、出力する。本実施形態において、PCM符号化する基準となる情報とは、サブブロックの画素数に基づいて生成されるインデックス(以下PCM制御インデックスとする)を示す。PCM制御インデックスについての詳細は後述する。
予測部104は、ブロック分割部102からの基本ブロックの画像を更にサブブロックに分割し、サブブロック単位でフレーム内予測であるイントラ予測やフレーム間予測であるインター予測などを行い、予測画像データを生成する。さらに、予測部104は、サブブロックの画像データと、予測画像データから予測誤差を算出し、出力する。また、予測部104は、予測に必要な情報、例えばサブブロック分割、予測モードや動きベクトル等の情報も予測誤差と併せて出力される。以下ではこの予測に必要な情報を予測情報と呼称する。また、当該サブブロックのサイズが前述のPCM制御インデックスにより示される条件を満たし、かつイントラ予測やインター予測により算出される予測誤差が大きいと判断された場合、PCM符号化を選択することもできる。PCM符号化は、予測誤差が大きく、後段の符号化処理によりデータ量がかえって増加してしまうと判断された場合に、画素値を圧縮せずに符号化することでデータ量の増大を防ぐことができる。予測部104は、PCM符号化が選択された場合にはPCM符号化が行われたことを特定するためのフラグ(以下、PCMフラグと記す)、並びに、後段で符号化される画素値を予測情報として出力する。
変換・量子化部105は、サブブロック単位で予測誤差の直交変換を行い、さらに量子化を行い、残差係数を得る。ただし、PCM符号化される場合、変換・量子化部105は直交変換および量子化処理を実施しない。
逆量子化・逆変換部106は、変換・量子化部105から出力された残差係数を逆量子化して変換係数を再生し、さらに逆直交変換して予測誤差を再生する。PCM符号化される場合、逆量子化・逆変換部106は、逆量子化および逆直交変換処理を実施しない。
画像再生部107は、予測部104から出力された予測情報に基づいて、フレームメモリ108を適宜参照して予測画像データを生成する。そして、画像再生部107は、この予測画像データと入力した予測誤差とから再生画像データを生成し、再生画像を格納する。ただし、PCM符号化される場合には、画像再生部107は、予測情報として入力された画素値を再生画像データとして用いる。
インループフィルタ部109は、フレームメモリ108に格納された再生画像データに対し、デブロッキングフィルタやサンプルアダプティブオフセットなどのインループフィルタ処理を行い、フィルタ処理後の画像データをフレームメモリ108に再格納する。
符号化部110は、変換・量子化部105からの残差係数、及び、予測部104からの予測情報を入力して符号化を行い、符号データを生成する。
統合符号化部111は、復号側でビットストリームの復号に必要となる、シーケンスやピクチャのヘッダ部分に符号化されるヘッダ符号データを生成する。さらに統合符号化部111は、ヘッダ符号データに、符号化部110から出力された符号データを統合したビットストリームを形成し、出力端子112を介して出力する。
ここで、画像符号化装置における画像の符号化動作をより詳しく以下に説明する。本実施形態では動画像データをフレーム単位に入力する構成とする。ただし、1フレーム分の静止画像データを入力する構成としても構わない。
画像の符号化に先立ち、生成部103はPCM符号化する基準となる情報であるPCM制御インデックスを生成する。本実施形態におけるPCM制御インデックスは、PCM符号化を行う最小サブブロックサイズを示す最大PCM制御インデックスと、PCM符号化を行う最大サブブロックサイズを示す最小PCM制御インデックスの2つから構成される。これらのインデックスはサブブロックを構成する画素数に対応して決定される。これらのインデックスがどのように用いられるかの説明は後述する。PCM制御インデックスの生成方法については特に問わないが、ユーザがPCM制御インデックスを入力してもよいし、入力画像の特性からPCM制御インデックスを算出してもよいし、初期値としてあらかじめ指定されたPCM制御インデックスを使用してもよい。また、予測部104において、PCM符号化するか否かを判断する際の実装上の制限に基づいて決定してもよい。生成されたPCM制御インデックスは、予測部104および統合符号化部111に入力される。
上記のようにして、PCM制御インデックスが生成された後、画像データの符号化が行われることになる。
入力端子101には、外部からフレーム単位に画像データが供給される。ブロック分割部102では、入力端子101を介して入力した1フレーム分の画像データを複数の基本ブロックに分割し、基本ブロック単位の画像データを予測部104に出力する。
予測部104は、ブロック分割部102から入力した画像データに対し、予測処理を実行する。具体的には、予測部104は、まず、基本ブロックをさらに細かいサブブロックへのサブブロック分割法を決定する。
図7(a)乃至(f)を参照して、基本ブロックの分割法の例を示す。ブロック700乃至705の太線の枠は基本ブロックを表している。説明を簡易にするため、実施形態における基本ブロックのサイズは32×32画素サイズとする。太線の枠内の各四角形はサブブロックを表している。図7(a)は、基本ブロック700がサブブロックである例である。図7(b)は、基本ブロック701を4個の正方形のサブブロックへの分割例を示しており、1つのサブブロックのサイズは16×16画素である。図7(c)〜(f)は長方形サブブロック分割の一例を表している。図7(c)は、基本ブロック702が16×32画素サイズの2個のサブブロック(垂直方向に長手)に分割されることを示している。図7(d)は、基本ブロック703が、32×16画素サイズの2個のサブブロック(水平方向に長手)に分割されることを示している。図7(e)、(f)の基本ブロック704、705の場合、分割方向が異なるものの、1:2:1の比で3つの長方形サブブロックに分割されている。このように正方形だけではなく、長方形のサブブロックも用いて符号化処理を行っている。本実施形態では、このように正方形だけではなく、長方形のサブブロックを用いて符号化処理が行われる。また、サブブロックのサイズは、このような分割を繰り返すことで、図示に示したよりも更に小さくても構わない。そして、本実施形態では、このような基本ブロックの分割種類に関する情報が分割情報として符号化される。さらには、後述の図9の左側の図に示すようなサブブロックの階層構造を得るために、分割種類の情報が階層化されて符号化される。
予測部104は、処理対象の各サブブロックに対し、予測モードを決定する。具体的には、予測部104は、処理対象の各サブブロックを含むフレームと同一フレームで符号化済の画素を用いるイントラ予測、あるいは、符号化済の異なるフレームの画素を用いるインター予測などのサブブロック単位の予測モードを決定する。そして、予測部104は、決定した予測モードおよび符号化済の画素から予測画像データを生成し、さらに入力された画像データと予測画像データから、予測誤差を生成し、変換・量子化部105に出力する。また、予測部104は、サブブロック分割や予測モードなどの情報を予測情報として、符号化部110、画像再生部107に出力する。ただし、予測部104は、当該サブブロックの画素数に基づいたインデックスが生成部103から入力されたPCM制御インデックスによる条件を満たす場合は、PCM符号化を選択することもできる。その場合、予測部104は、PCMフラグを予測情報として出力し、当該サブブロックでPCM符号化を選択した場合、画素値をさらに予測情報として出力する。一方、予測部104は、当該サブブロックでPCM符号化を選択しなかった場合、PCMフラグに続いて他の予測情報や予測誤差を出力する。
ここで、画素数に基づいたインデックスの算出について、図8(a)乃至(f)を参照して説明する。同図(a)乃至(f)がサブブロックの分割の種類を示す。また、各サブブロック中に記載されているDn(nは正の整数)はサブブロックの画素数に基づいて決定されるインデックスを示す。図8のD0、D1、D2は、それぞれ、インデックス“0”、インデックス“1”及びインデックス“2”であることを示している。当該インデックスは分割後の画素数に基づいて算出される。基本ブロックに対するインデックスは“0”とし、サブブロックの画素数が基本ブロックの画素数の2分の1である場合は、画素数に基づくインデックスは“1”となる。また、分割後のサブブロックの画素数が基本ブロックの4分の1である場合は、画素数に基づくインデックスは“2”となる。
よって、図8(b)の場合、基本ブロックの4分木分割を示している図8(b)の各サブブロックのインデックスは“2”(D2)となる。図8(c)および(d)の場合、各サブブロックは基本ブロックに対し2分木分割されたものなので、それぞれのインデックスは“1”(D1)となる。また、図8の(e)および(f)は基本ブロックに対し3分木分割されている。分割後のサブブロックの画素数が2分の1である場合は、インデックスは“1”(D1)となる。一方で、分割後のサブブロックの画素数が4分の1である場合は、インデックスは“2”(D2)となる。このように、実施形態では、基本ブロックに対し分割されたサブブロックは、分割後の画素数に応じたインデックスが割り当てられる。
次に、最小PCM制御インデックスおよび最大PCM制御インデックスと、画素数に基づいた処理対象サブブロックのインデックスに応じて、どのようにPCM符号化されうるサブブロックが決定されるかを、図9を用いて説明する。図9(a)〜(d)において、一番外側の太枠の正方形が基本ブロックであることを示す。また、図9(a)〜(d)のそれぞれにおいて、左側がサブブロックの分割を示しており、右側は各々のサブブロックにおいてPCM符号化することが可能か否かを示している。また、左側の図中の各ブロック内のD0、Dn(nは正の整数)は各サブブロックの画素数に対応するインデックスを示しており、例えばD0はインデックス0を示し、D4はインデックス4を示し、その意味するところは既に説明した通りである。
一方、右側の図中の「可」は当該サブブロックにおいてPCM符号化を行うことが可能であることを示し、「不可」は当該サブブロックにおいてPCM符号化を行うことが不可能(対象外)であることを示す。図9(a)〜(d)は、最小PCM制御インデックスが0であり、最大PCM制御インデックスがそれぞれ1、2、3、4の場合を示している。
図9(a)の場合、すなわち最小PCM制御インデックスが“0”で最大PCM制御インデックスが“1”であり、全てのサブブロックのインデックスが最大PCM制御インデックスよりも大きいため、いずれのサブブロックでもPCM符号化を行うことはできない。それ故、図9(a)の場合の場合、全サブブロックのPCM符号化は“不可”となっている。
図9(b)は、最大PCM制御インデックスが“2”場合を示している。基本ブロックの右下に位置するサブブロックのインデックスD2であるので、このサブブロックはPCM符号化を行うことができる。それ故、図9(b)の場合、基本ブロックの右下に位置するサブブロックは“可”であり、それ以外のサブブロックは“不可”となっている。
図9(c)は、最大PCM制御インデックスが“3”の場合を示している。したがってD0〜D3をインデックスとして持つサブブロックはPCM符号化が“可”となり、D4以上のインデックスのサブブロックのPCM符号化は“不可”となる。
図9(d)は、最大PCM制御インデックスが“4”の場合を示している。したがってD0〜D4をインデックスとして持つサブブロックはPCM符号化が“可”となり、D5以上のインデックスのサブブロックのPCM符号化は“不可”となる。図示の場合、全てのサブブロックはD4以下であるので、全サブブロックはPCM符号化が“可”となっている。
図1の説明に戻る。変換・量子化部105は、予測部104によって予測処理が行われたサブブロックの画像データ(画素値)に対して直交変換を行い、さらに量子化を行い、残差係数を生成する。そして、変換・量子化部105は、生成した残差係数を逆量子化・逆変換部106および符号化部110に出力する。ただし、変換・量子化部105は、注目サブブロックがPCM符号化される場合は、この直交変換および量子化処理を実施しない。
逆量子化・逆変換部106は、入力された残差係数を逆量子化して変換係数を再生する。逆量子化・逆変換部106は、さらに、再生された変換係数を逆直交変換して予測誤差を再生し、その予測誤差を画像再生部107に出力する。ただし、注目サブブロックがPCM符号化される場合、逆量子化・逆変換部106は、この逆量子化および逆直交変換の処理は実施しない。
画像再生部107は、予測部104から入力される予測情報に基づいて、フレームメモリ108を適宜参照し、予測画像を再生する。そして画像再生部107は、再生された予測画像と、逆量子化・逆変換部106から入力した予測誤差とから画像データを再生し、フレームメモリ108に格納する。ここで、注目サブブロックがPCM符号化される場合、画像再生部107は、予測部104から予測情報として入力された画素値を用いて画像データを再生し、フレームメモリ108に格納する。
インループフィルタ部109は、フレームメモリ108から再生画像データを読み出しデブロッキングフィルタなどのインループフィルタ処理を行う。インループフィルタ部109は、予測部104の予測モードや変換・量子化部105で利用される量子化パラメータの値、さらに量子化後の処理サブブロックに非ゼロの値(以下、有意係数とする)が存在の有無、あるいはサブブロック分割情報に基づいてインループフィルタ処理を行うことになる。インループフィルタ部109は、フィルタ処理された画像データをフレームメモリ108に再格納する。
また、インループフィルタの処理対象のサブブロックがPCM符号化されている場合には、再生画像に劣化が生じていない。そのため、インループフィルタ部109は、PCM符号化されているサブブロックについては、このインループフィルタ処理をスキップすることも可能である。これにより、インループフィルタの処理分の演算量を低減させることもできる。
符号化部110は、サブブロック単位に、変換・量子化部105で生成された残差係数、予測部104から入力された予測情報をエントロピー符号化し、符号データを生成する。注目サブブロックが上述のPCM制御インデックスによる条件を満たす場合、すなわち当該サブブロックの画素数に応じたインデックスが最大PCM制御インデックス以下かつ最小PCM制御インデックス以上の場合、符号化部110は、PCMフラグを符号化する。注目サブブロックがPCM符号化される場合には、予測情報として入力したPCMフラグとして“1”をエントロピー符号化し、さらに画素値を符号データに含める。一方、注目サブブロックがPCM符号化されない場合(予測符号化された場合)、符号化部110は、PCMフラグとして“0”をエントロピー符号化し、続いて他の予測情報や残差係数をエントロピー符号化し、符号データを生成する。
一方、注目サブブロックが上述の条件を満たさない場合、すなわち当該サブブロックの画素数に応じたインデックスが最大PCM制御インデックスより大きい、あるいは最小PCM制御インデックスより小さい場合は、符号化部110はPCMフラグの符号化を省略する。つまり、符号化部110は、PCMフラグを符号化せずに、予測情報や残差係数をエントロピー符号化し、符号データを生成する。
エントロピー符号化の方法は特に指定しないが、ゴロム符号化、算術符号化、ハフマン符号化などを用いることができる。符号化部110は、生成した符号データを統合符号化部111に出力する。
統合符号化部111は、PCM制御インデックスに関する情報を符号化する。本実施形態では、PCM制御インデックスとして、最大PCM制御インデックスおよび最小インデックスの2つが用いられているため、両方を符号化する。符号化の方法は特に特に問わないが、ゴロム符号化、算術符号化、ハフマン符号化などを用いることができる。また、両方のインデックスを符号化する代わりに、片方のインデックスとその差分を符号化することも可能である。例えば、最小PCM制御インデックスが2で最大PCM制御インデックスが4である場合、2と4をそれぞれ符号化する代わりに、最小PCM制御インデックス“2”と、差分の“2”を符号化することにより、符号化するデータ量を削減することもできる。また、これらの符号や符号化部110から入力された符号データなどを多重化してビットストリームを形成する。最終的には、ビットストリームは端子112から外部に出力される。
図6(a)に符号化されたPCM制御インデックスに関する情報を含んだビットストリームの例を示す。PCM制御インデックスに関する情報はシーケンス、ピクチャ等のヘッダのいずれかに含まれる。本実施形態では、図6(a)に示されるように、PCM制御インデックスに関する情報がピクチャのヘッダ部分に含まれるものとする。ただし、符号化される位置はこれに限られず、図6(b)に示されるように、シーケンスのヘッダ部分に含まれても構わない。
図3は、本実施形態に係る画像符号化装置における符号化処理を示すフローチャートである。
S301にて、制御部100はブロック分割部102を制御し、入力した注目フレームを基本ブロック単位に分割させる。
S302にて、制御部100は生成部103を制御し、PCM符号化する単位を示すPCM制御インデックスを決定させる。生成部103は、決定したPCM制御インデックス情報を符号化させるため、統合符号化部111に供給する。
S303にて、制御部100は予測部104を制御し、S301にて生成された基本ブロック単位の画像データに対する予測誤差、予測情報を発生させる。以下、予測部104の予測処理を更に詳しく説明する。
(i)符号化しようとする注目サブブロックのインデックスがS302で生成されたPCM制御インデックスの条件を満たさない場合
これは、注目サブブロックのインデックスが、最小PCM制御インデックスより小さい、もしくは、最大PCM制御インデックスよりも大きい場合に相当する。要するに、注目サブブロックが図9(a)乃至(d)における“不可”に対応する場合である。
予測部104は、注目サブブロックと予測画像データとの画素単位の予測誤差を求め、その予測誤差と予測情報を出力する。このとき、予測部104は、予測情報にPCMフラグを含めない。注目サブブロックは、PCM符号化されず、必ず予測誤差、直交変換、量子化を経てエントロピー符号化されるのが約束されるからである。
(ii)符号化しようとする注目サブブロックのインデックスがS302で生成されたPCM制御インデックスによる条件を満たす場合
これは、注目サブブロックのインデックスが、最小PCM制御インデックス、最大PCM制御インデックスの範囲内にあることを意味する。要するに、注目サブブロックが図9(a)乃至(d)における“可”に対応する場合である。
予測部104は、注目サブブロックと予測画像データとの予測誤差を求め、その予測誤差を求める。
注目サブブロック内の画素数を“n”とし、各画素位置の予測誤差をe(x)(x=0、1、…、n−1)と表したとき、予測部104は次式(1)に従って1画素当たりの予測誤差Eを求める。
E=Σ|e(x)|/n …(1)
ここで、|x|は実数xの絶対値を示している。そして、予測部104は、求めた1画素当たりの誤差Eと、予め設定した閾値Thとを比較する。そして、予測部104は、この比較結果に基づき、次の(ii−1)、(ii−2)のずれかの処理を行う。
なお、予測誤差の大小を判定できれば良いので、上記式(1)における絶対値を求める代わりに次式(2)のように二乗して予測誤差Eを求めてもよい。
E=Σe(x)2/n …(2)
(ii−1) 誤差Eが閾値より大きいとき(E>Thのとき)
これは、注目サブブロックの符号量の削減が困難な状態であることを示している。故に、予測部104は、注目サブブロックについては、PCM符号化を行うものとして決定する。予測部104は、その決定を変換・量子化部105に通知し、値“1”のPCMフラグを含む予測情報を符号化部110や画像再生部107に出力する。この予測情報には、注目サブブロックの画素値が含まれる。
(ii−2) 誤差Eが閾値以下のとき(E≦Thのとき)
これは、注目サブブロックを十分にその符号量の削減できることを示している。故に、予測部104は、注目サブブロックの予測誤差を変換・量子化部105に出力し、値“0”のPCMフラグを含む予測情報を符号化部110や画像再生部107に出力する。
以上が実施形態における予測部104の処理である。図3のフローチャートの説明に戻る。
S304にて、制御部100は変換・量子化部105を制御して、S303で算出された予測誤差に対して直交変換して変換係数を生成させ、さらに変換係数に対して量子化を行って残差係数を生成させる。ただし、注目サブブロックがPCM符号化されることが、予測部104より通知されている場合、変換・量子化部105は直交変換および量子化処理を実施しない。
S305にて、制御部100は逆量子化・逆変換部106を制御し、S304で生成された注目サブブロックの残差係数を逆量子化・逆直交変換し、予測誤差を再生させる。ただし、注目サブブロックがPCM符号化される場合、逆量子化・逆変換部106は、この逆量子化・逆直交変換処理を実施しない。
S306にて、制御部100は画像再生部107を制御し、注目サブブロックの画像を再生させる。具体的には、画像再生部107は、S303で生成された予測情報と、S305で生成された予測誤差から画像データを再生し、その画像データをフレームメモリ108に格納する。ただし、注目サブブロックがPCM符号化される場合、予測部104からの予測情報に含まれる画素で画像データを構築する。
S307にて、制御部100は符号化部110を制御し、注目サブブロックの符号化を行わせる。具体的には、符号化部110は、注目サブブロックのサイズと、PCM制御インデックス情報に基づき、S303で生成された予測情報およびS304で生成された残差係数を符号化し、符号データを生成する。
ただし、注目サブブロックのインデックスが、S302で生成されたPCM制御インデックスによる条件を満たす場合、符号化部110は、予測部104から供給されたPCMフラグをまず符号化する。そして、符号化部110は、PCMフラグが“1”である場合は、注目サブブロックをPCM符号化することになるので、注目サブブロックの画素値を符号データに含める。一方、注目サブブロックのPCMフラグが“0”である場合は、注目サブブロックはPCM符号化されないことを意味する。故に、符号化部110は、注目サブブロックに対する予測情報や残差係数をエントロピー符号化する。さらに他の符号データも含め、ビットストリームを生成する。
S308にて、制御部100は、注目フレーム内の全ての基本ブロック、全サブブロックの符号化を終了したか否かを判定し、終了していれば処理をS309に、未終了であれば次の基本ブロックもしくは次のサブブロックを符号化対象とするため、処理をS303に戻す。
S309にて、制御部100はインループフィルタ部109を制御し、S306で再生された画像データに対し、インループフィルタ処理を行い、フィルタ処理された画像を生成し、処理を終了する。PCM符号化されたサブブロックに属する画素に対しては、インループフィルタ処理をスキップしても良い。
以上実施形態における画像符号化装置の符号化処理に係る構成とその動作を説明した。上記実施形態によれば、特にS303において、S302において生成されたPCM制御インデックス情報に基づいてPCM符号化サブブロックを選択することで、サブブロックの画素数に応じて適切にPCM符号化処理を可能にすることができる。
なお、本実施形態では、PCM制御インデックスとして、最大PCM制御インデックスと最小PCM制御インデックスの2つを用いる構成としたが、これに限定されず、1つのみを用いる構成としても良い。例えば、最大PCM制御インデックス(上限)のみを用いる場合は、PCM符号化を行うサブブロックの最小サイズのみが示される。一方、最小PCMインデックス(下限)のみを用いる場合は、PCM符号化を行うサブブロックの最大サイズのみが示される。これは、特に実装上の制限からPCM符号化を行う最大もしくは最小サイズが自明である場合に有効であり、ヘッダ部分に含めるデータ量を削減することができる。
また、図3のフローチャートは1フレーム画像の符号化の例であったが、PCM制御インデックスを動画像の符号化中に変更しないのであれば、2フレーム目以降はS302の処理は無くしても良い。
図2は、上記画像符号化装置で生成された符号化画像データから、サブブロック単位に画像を予測復号、もしくは、PCM復号する画像復号装置のブロック構成図である。以下、同図を参照し、復号処理に係る構成とその動作を説明する。
画像復号装置は、装置全体の制御を司る制御部200を有する。この制御部200は、CPU、CPUが実行するプログラムを格納するROM、CPUのワークエリアとして利用するRAMを有する。また、画像復号装置は、入力端子201、分離復号部202、復号部203、逆量子化・逆変換部204、画像再生部205、フレームメモリ206、インループフィルタ部207、出力端子208を有する。
入力端子201は、符号化されたビットストリームを入力するものであり、入力源は例えば符号化ストリームを格納した記憶媒体であるが、ネットワークから入力しても良く、その種類は問わない。
分離復号部202は、ビットストリームから復号処理に関する情報や残差係数に関する符号データに分離し、またビットストリームのヘッダ部に存在する符号データを復号する。本実施形態では、PCM制御インデックス情報を復号し、後段の復号部203に設定する。なお、分離復号部202は、図1の統合符号化部111と逆の動作を行うものでもある。
復号部203は、分離復号部202から出力された符号データから、残差係数および予測情報を取得する(詳細後述)。
逆量子化・逆変換部204は、サブブロック単位で入力された残差係数に対して逆量子化を行い、さらに逆直交変換を行うことにより予測誤差を得る。
画像再生部205は、入力された予測情報に基づいて、フレームメモリ206を適宜参照して予測画像データを生成する。そして、画像再生部205は、この予測画像データと、逆量子化・逆変換部204から供給された予測誤差から再生画像データを生成し、フレームメモリ206に格納する。
インループフィルタ部207は、図1のインループフィルタ部109同様、再生画像に対し、デブロッキングフィルタなどのインループフィルタ処理を行い、フィルタ処理された画像を出力する。
次に上記画像復号装置における画像の復号動作を以下に説明する。本実施形態では、先に説明した画像符号化装置により生成されたビットストリームを復号する。
分離復号部202は、入力端子201を介して入力したビットストリームから復号処理に関する情報や係数に関する符号データに分離し、ビットストリームのヘッダ部に存在する符号データを復号する。具体的には、分離復号部202は、図6(a)に示されるビットストリームのピクチャヘッダからPCM制御インデックス情報を復号する。そして、分離復号部202は、このようにして得られた量子化制御インデックス情報を復号部203に設定する。さらに、分離復号部202は、ピクチャデータの基本ブロック単位の符号データを復号部203に出力する。
復号部203は、符号データを復号し、残差係数および予測情報を取得する。具体的には、復号部203は、まずサブブロック分割の情報を取得し、基本ブロックを構成するサブブロックの情報を取得し、次に各サブブロックに対応する予測に関する情報を取得する。復号部203は、復号対象の注目サブブロックの画素数に基づいたインデックスが前述のPCM制御インデックスにより示される条件を満たすか否かを判定する。この条件を満たす場合、復号部203は、符号データからPCMフラグを取得し、当該サブブロックがPCM符号化されているか否かを判定する。すなわち、復号部203は、復号対象のサブブロックの画素数に基づいたインデックスが、最小PCM制御インデックス以上かつ最大PCM制御インデックス以下である場合にのみPCMフラグを取得する。一方、PCM制御インデックスに関する条件を満たさない場合は、PCMフラグは符号化されていない。そのため、復号部203は、当該サブブロックはPCM符号化されていないものと判定する。当該サブブロックがPCM符号化されている場合、予測情報から画素値を取得する。また、注目サブブロックがPCM符号化されていない場合、復号部203は、予測モードや動きベクトルなどの予測情報や残差係数を取得する。そして、復号部203は、残差係数を逆量子化・逆変換部204に出力し、取得された予測情報を画像再生部205に出力する。また、このとき、復号対象のサブブロックがPCM符号化されているか否かを示す情報を逆量子化・逆変換部204及び画像再生部205に出力する。
逆量子化・逆変換部204は、入力された残差係数に対し逆量子化を行って直交変換係数を生成し、さらに逆直交変換を施して予測誤差を再生する。そして、逆量子化・逆変換部204は、再生した予測誤差を画像再生部205に出力する。ただし、復号対象のサブブロックがPCM符号化されている場合には、逆量子化・逆変換部204は逆量子化および逆直交変換の処理は実施しない。
画像再生部205は、復号部203から入力された予測情報に基づいて、フレームメモリ206を適宜参照し、予測画像を再生する。そして、画像再生部205は、この予測画像と逆量子化・逆変換部204から入力された予測誤差から画像データを再生し、フレームメモリ206に格納する。格納された画像データは予測の際の参照に用いられることになる。ただし、復号対象のサブブロックがPCM符号化されている場合、画像再生部205は、復号部203から予測情報として入力した画素値を用いて画像データを再生し、フレームメモリ206に入力し、格納する。
インループフィルタ部207は、図1のインループフィルタ部109と同様、フレームメモリ206から再生画像を読み出し、デブロッキングフィルタやサンプルアダプティブオフセットなどのインループフィルタ処理を行う。そして、フィルタ処理された画像は再びフレームメモリ206に入力される。なお、処理対象の画素が属するサブブロックがPCM符号化されている場合には、再生画像に劣化が生じていない。このため、インループフィルタ部207は、PCM符号化されたサブブロックから再生した画像に対しては、インループフィルタ処理をスキップしても良い。これにより、インループフィルタの処理分の演算量を低減させることができる。
フレームメモリ206に格納された再生画像は、最終的には出力端子208から外部(例えばディスプレイ)に出力される。
図4は、画像復号装置における制御部200の復号処理を示すフローチャートである。以下、同図を参照して、復号処理を説明する。
S401にて、制御部200は分離復号部202を制御し、ビットストリームから復号処理に関する情報や係数に関する符号データに分離して、ヘッダ部分の符号データを復号し、PCM制御インデックス情報を取得する。そして、制御部200は、取得したPCM制御インデックス情報を復号部203に設定する。
S402にて、制御部200は復号部203を制御し、S401で分離された符号データの復号を行わせ、サブブロックの分割情報、残差係数、予測情報を取得させる。このとき、復号部203は、復号しようとしている注目サブブロックの画素数に応じたインデックスと、S401で取得したPCM制御インデックスとを比較し、PCM制御インデックスによる条件を満たすか否かを判定する。PCM制御インデックスによる条件を満たす場合、復号部203は、符号化データからPCMフラグを取得し、このPCMフラグに基づき当該サブブロックがPCM符号化されているか否かを判定する。当該サブブロックがPCM符号化されている場合、復号部203は、符号データから画素値を取得する。一方、当該サブブロックがPCM符号化されていない場合、復号部203は、予測モードや動きベクトルなどの予測情報や残差係数を取得する。
S403にて、制御部200は逆量子化・逆変換部204を制御し、サブブロック単位で残差係数に対し逆量子化を行い、さらに逆直交変換を行うことにより、予測誤差を取得させる。ただし、復号対象のサブブロックがPCM符号化されている場合には、逆量子化・逆変換部204は、逆量子化および逆直交変換の処理を実施しない。
S404にて、制御部200は画像再生部205を制御し画像を再生させる。具体的には、画像再生部205は、S402で取得された予測情報に基づいて予測画像を再生し、さらに再生された予測画像とS403で生成された予測誤差から画像データを再生する。ただし、復号対象のサブブロックがPCM符号化されている場合には、画像再生部205は、S402で取得された予測情報に含まれる画素値を用いて画像データを再生する。画像再生部205は再生した画像データをフレームメモリ206に格納する。
S405にて、制御部200は、フレーム内の全ての基本ブロックの全サブブロックの復号が終了したか否かを判定する。終了していると判定した場合、制御部200は処理をS406に進め、未復号のサブブロックが存在する場合には、次のサブブロックを復号するため、処理をS402に戻す。
S406にて、制御部200はインループフィルタ部207を制御し、フレームメモリ206に格納された画像データに対し、インループフィルタ処理を行い、フィルタ処理された画像をフレームメモリ206に再格納し、処理を終える。ただし、処理対象の画素が属するサブブロックがPCM符号化されている場合には、再生画像に劣化が生じていない。このため、インループフィルタ部207は、PCM符号化されたサブブロックの再生画像に対しては、インループフィルタ処理をスキップすることも可能である。
以上の構成と動作により、PCM制御インデックス情報に基づいて、サブブロックの画素数に応じて適切にPCM符号化が制御されたビットストリームを復号することができる。
なお、画像復号装置において、図6(a)に示すように、量子化制御インデックス情報がピクチャヘッダ部分に含まれているビットストリームを復号するものとしたが、この情報の符号化位置はこれに限定されない。図6(b)に示されるように画像のシーケンスヘッダ部分で符号化されていても良いし、他の位置で符号化されていても構わない。
また、本実施形態では、PCM制御インデックスとして、最大PCM制御インデックスと最小PCM制御インデックスの2つを用いる構成としたが、これに限定されず、1つのみを用いる構成としても良い。例えば、最大PCM制御インデックスのみを用いる場合は、PCM符号化を行う最小サイズのみが示され、PCM符号化を行う最大サイズは基本ブロックのサイズと同じになるといった具合である。一方、最小PCMインデックスのみを用いる場合は、PCM符号化を行う最大サイズのみが示され、PCM符号化を行う最小サイズはサブブロックの最小サイズと同じになる。これは、特に実装上の制限からPCM符号化を行う最大もしくは最小サイズが自明である場合に有効であり、ヘッダ部分に含めるデータ量を削減したビットストリームを復号することができる。
[第2の実施形態]
上記第1の実施形態の画像符号化装置及び画像復号装置が有する各処理部は、ハードウェアでもって構成しているものとして説明した。しかし、これらの図に示した各処理部で行う処理を、コンピュータプログラムでもって構成しても良い。
図5は、上記実施形態に係る画像符号化装置、画像復号装置に適用可能なコンピュータのハードウェアの構成例を示すブロック図である。
CPU501は、RAM502やROM503に格納されているコンピュータプログラムやデータを用いてコンピュータ全体の制御を行うと共に、上記実施形態に係る画像処理装置が行うものとして上述した各処理を実行する。即ち、CPU501は、図1、図2に示した各処理部として機能することになる。
RAM502は、外部記憶装置506、I/F(インターフェース)507を介して外部から取得したプログラムやデータなどを一時的に記憶するためのエリアを有する。更に、RAM502は、CPU501が各種の処理を実行する際に用いるワークエリアとしても利用される。RAM502は、例えば、フレームメモリとして割り当てたり、その他の各種のエリアを適宜提供したりすることができる。
ROM503には、本コンピュータの設定データや、ブートプログラムなどが格納されている。操作部504は、キーボードやマウスなどにより構成されており、本コンピュータのユーザが操作することで、各種の指示をCPU501に対して入力することができる。表示部505は、CPU501による処理結果を表示する。また表示部505は例えば液晶ディスプレイで構成される。
外部記憶装置506は、ハードディスクドライブ装置に代表される、大容量情報記憶装置である。外部記憶装置506には、OS(オペレーティングシステム)や、図1、図2に示した各部の機能をCPU501に実現させるためのコンピュータプログラム(アプリケーションプログラム)が保存されている。更には、外部記憶装置506には、処理対象としての各画像データが保存されていても良い。
外部記憶装置506に保存されているコンピュータプログラムやデータは、CPU501による制御に従って適宜、RAM502にロードされ、CPU501による処理対象となる。I/F507には、LANやインターネット等のネットワーク、投影装置や表示装置などの他の機器を接続することができ、本コンピュータはこのI/F507を介して様々な情報を取得したり、送出したりすることができる。508は上述の各部を繋ぐバスである。
上記構成において、本装置に電源が投入されると、CPU501はROM503に格納されたブートプログラムを実行し、外部記憶装置506に格納されたOSをRAM502にロードし実行する。そして、CPU501は、OSの制御下にて、外部記憶装置506から符号化、或いは、復号に係るアプリケーションプログラムをRAM502にロードし、実行する。この結果、CPU501は、図1或いは図2の各処理部として機能し、本装置が画像符号化装置、或いは、画像復号装置として機能することになる。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
101…入力端子、102…ブロック分割部、103…生成部、104…予測部、105…変換・量子化部、106…逆量子化・逆変換部、107…画像再生部、108…フレームメモリ、109…インループフィルタ部、110…符号化部、111…統合符号化部、112…出力端子

Claims (13)

  1. 画像を符号化する画像符号化装置であって、
    符号化対象の画像を複数の基本ブロックに分割し、当該基本ブロックを更に複数のサブブロックに分割する分割手段と、
    該分割手段で得た注目サブブロックの画像と予測画像との差である予測誤差を求める予測手段と、
    注目サブブロックの前記予測誤差を符号化する予測符号化手段と、
    前記注目サブブロックの画素値をPCM符号化するPCM符号化手段と、
    前記予測符号化手段、前記PCM符号化手段のいずれを用いて前記注目サブブロックの符号化データを生成するかを制御する制御手段とを有し、
    前記制御手段は、
    前記注目サブブロックに含まれる画素数で特定されるサイズが予め設定した所定の範囲である場合は前記予測符号化手段、前記PCM符号化手段のいずれかを利用するように制御し、
    前記注目サブブロックに含まれる画素数で特定されるサイズが前記範囲を外れる場合は、前記予測符号化手段を利用するように制御する
    ことを特徴とする画像符号化装置。
  2. 前記制御手段は、前記予測誤差に基づき前記予測符号化手段、前記PCM符号化手段のいずれを用いて前記注目サブブロックの符号化データを生成するかを制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像符号化装置。
  3. 前記制御手段は、
    前記注目サブブロックに含まれる画素数で特定されるサイズが予め設定した範囲に属し、且つ、前記予測誤差が予め設定された閾値以下である場合は前記予測符号化手段を利用するように制御し、
    前記注目サブブロックに含まれる画素数で特定されるサイズが前記範囲に属し、且つ、前記予測誤差が前記閾値より大きい場合は前記PCM符号化手段を利用するように制御し、
    前記注目サブブロックに含まれる画素数で特定されるサイズが前記範囲を外れる場合は、前記予測符号化手段を利用するように制御する
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像符号化装置。
  4. 前記サブブロックに含まれる画素数に応じて、当該サブブロックを、前記基本ブロックのサイズから小さくなるにつれて大きい値のインデックスを付け、当該インデックスを用いて前記範囲を設定する設定手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の画像符号化装置。
  5. 前記設定手段は、前記インデックスの取り得る範囲の最小のインデックスと最大のインデックスにより、前記範囲を設定することを特徴とする請求項4に記載の画像符号化装置。
  6. 前記設定手段は、前記インデックスの取り得る範囲の下限を設定することで前記範囲を設定することを特徴とする請求項4に記載の画像符号化装置。
  7. 前記設定手段は、前記インデックスの取り得る範囲の上限を設定することで前記範囲を設定することを特徴とする請求項4に記載の画像符号化装置。
  8. 前記予測符号化手段は、前記予測誤差を直交変換し、当該直交変換で得た変換係数を量子化し、量子化後の変換係数をエントロピー符号化することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像符号化装置。
  9. 前記制御手段は、
    前記注目サブブロックに含まれる画素数で特定されるサイズが前記範囲に属する場合は、前記PCM符号化手段、前記予測符号化手段のいずれで符号化されたのかを示すためのフラグを前記注目サブブロックの符号データに含め、
    前記注目サブブロックに含まれる画素数で特定されるサイズが前記所定の範囲に属しない場合は、前記フラグを前記注目サブブロックの符号データに含めない
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像符号化装置。
  10. フレーム画像から予め設定されたサイズの基本ブロックに分離し、当該基本ブロックを更に分割したサブブロックを単位として符号化された画像データを復号する画像復号装置であって、
    符号化対象のビットストリームから、前記サブブロックの符号化データを分離する分離手段と、
    該分離手段で得た注目サブブロックの符号化データを、予測復号する予測復号手段と、
    前記注目サブブロックの符号化データをPCM復号するPCM復号手段と、
    前記注目サブブロックの符号化データに基づいて、前記予測復号手段、前記PCM復号手段のいずれを用いるかを制御する制御手段とを有し、
    前記制御手段は、
    前記注目サブブロックに含まれる画素数で特定されるサイズが予め設定した範囲にある場合は、前記注目サブブロックの符号化データに含まれる所定のフラグで特定される、前記予測復号手段、前記PCM復号手段の一方を用いて復号し、
    前記注目サブブロックに含まれる画素数で特定されるサイズが前記範囲から外れる場合は、前記注目サブブロックの符号化データを、前記予測復号手段を用いて復号する
    ことを特徴とする画像復号装置。
  11. 画像を符号化する画像符号化方法であって、
    符号化対象の画像を複数の基本ブロックに分割し、当該基本ブロックを更に複数のサブブロックに分割する分割工程と、
    該分割工程で得た注目サブブロックの画像と予測画像との差である予測誤差を求める予測工程と、
    注目サブブロックの前記予測誤差を符号化する予測符号化工程と、
    前記注目サブブロックの画素値をPCM符号化するPCM符号化工程と、
    前記予測符号化工程、前記PCM符号化工程のいずれを用いて前記注目サブブロックの符号化データを生成するかを制御する制御工程とを有し、
    前記制御工程では、
    前記注目サブブロックに含まれる画素数で特定されるサイズが予め設定した所定の範囲である場合は前記予測符号化工程、前記PCM符号化工程のいずれかを利用するように制御し、
    前記注目サブブロックに含まれる画素数で特定されるサイズが前記範囲を外れる場合は、前記予測符号化工程を利用するように制御する
    ことを特徴とする画像符号化方法。
  12. フレーム画像から予め設定されたサイズの基本ブロックに分離し、当該基本ブロックを更に分割したサブブロックを単位として符号化された画像データを復号する画像復号方法であって、
    符号化対象のビットストリームから、前記サブブロックの符号化データを分離する分離工程と、
    該分離工程で得た注目サブブロックの符号化データを、予測復号する予測復号工程と、
    前記注目サブブロックの符号化データをPCM復号するPCM復号工程と、
    前記注目サブブロックの符号化データに基づいて、前記予測復号工程、前記PCM復号工程のいずれを用いるかを制御する制御工程とを有し、
    前記制御工程では、
    前記注目サブブロックに含まれる画素数で特定されるサイズが予め設定した範囲にある場合は、前記注目サブブロックの符号化データに含まれる所定のフラグで特定される、前記予測復号工程、前記PCM復号工程の一方を用いて復号し、
    前記注目サブブロックに含まれる画素数で特定されるサイズが前記範囲から外れる場合は、前記注目サブブロックの符号化データを、前記予測復号工程を用いて復号する
    ことを特徴とする画像復号方法。
  13. コンピュータが読み込み実行することで、前記コンピュータに、請求項11又は12に記載の方法の各工程を実行させるためのプログラム。
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