JP2020532180A - セッション処理方法および関連デバイス - Google Patents

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Abstract

本出願の実施形態は、セッション処理方法および関連デバイスを開示する。当該方法は、第1AMFネットワーク要素が第2AMFネットワーク要素から第1メッセージを受信する段階であって、第1メッセージは、端末の現行セッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含み、セッションは1つのセッションまたは少なくとも2つのセッションを含む、受信する段階と、第1AMFネットワーク要素が1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートしないと決定したとき、第1AMFネットワーク要素が第2AMFネットワーク要素に第1通知メッセージを送信する段階であって、第1通知メッセージは、第1AMFネットワーク要素が1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートしないことを通知するために使用する、送信する段階と、第2AMFネットワーク要素が1つのセッションに対応するネットワークリソースまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応するネットワークリソースを解放する段階とを備える。本出願を使用することによって、ネットワークリソースの無駄を削減できる。

Description

本出願は、通信技術分野に関し、具体的には、セッション処理方法および関連デバイスに関する。
物理ネットワークは、ネットワークスライシング技術を使用することによって複数の仮想ネットワークに分割することができる。1つの「ネットワークスライス」として1つの仮想ネットワークを使用する。ネットワークスライスは全て互いに独立である。サービスシナリオの要件に応じて、各ネットワークスライスに対しネットワーク機能のカスタム化および管理が実行される。現在、端末は複数タイプのセッションを実行できる。セッションタイプが異なれば、サービスを提供するのに、それぞれに対応するセッションタイプをサポートするネットワークスライスが必要となる場合がある。
実際の応用では、端末のセッションに対応するネットワークスライスがアクセス・モビリティ管理機能(access and mobility management function、AMF)のネットワーク要素によってサポートされるネットワークスライスである場合、AMFネットワーク要素が端末のセッションのためにサービスを提供してよい。端末のセッションに対応するネットワークスライスがAMFネットワーク要素によってサポートされないネットワークスライスである場合、AMFネットワーク要素は端末のセッションのためにサービスを提供することができない。
端末がネットワークに再登録する必要があるとき、端末の位置変化などの理由により、アクセスネットワークデバイスが端末に新しいAMFネットワーク要素を選択してよく、それまで端末にサービス提供していたAMFネットワーク要素は以前のAMFネットワーク要素となる。言い換えれば、端末位置が変化したために、アクセスネットワークデバイスは端末のAMFネットワーク要素を変更する必要がある。具体的には、変更先のAMFネットワーク要素は新AMFネットワーク要素と命名され、変更前のAMFネットワーク要素は旧AMFネットワーク要素と命名される。既存の解決手段においては、旧AMFネットワーク要素は、新AMFネットワーク要素がどのセッションをサービス提供できるかについても、新AMFネットワーク要素がどのセッションをサービス提供できないかについても認識していない。ゆえに、新AMFネットワーク要素がサービス提供できないセッションについては、旧AMFネットワーク要素が当該セッションの関連情報を依然として保持している。旧AMFネットワーク要素が長時間経過しても当該セッションに関連するシグナリングを受信しないか、または当該端末のセッションが非アクティブである旨を知らせる通知を受信した場合、旧AMFネットワーク要素は、当該セッションに対応するネットワークリソースを解放する。その結果、ネットワークリソースの無駄が生じる。
本出願の実施形態が解決しようとする技術課題は、セッション処理方法および関連デバイスを提供してネットワークリソースの無駄を削減することである。
第1態様において、本出願の一実施形態はセッション処理方法を提供する。当該方法は、第2AMFネットワーク要素が第1メッセージを第1AMFネットワーク要素に送信する段階であって、第1メッセージは、端末の現行セッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含み、セッションは1つのセッションまたは少なくとも2つのセッションを含む、送信する段階と、1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスを第1AMFネットワーク要素がサポートしないと決定したとき、第1AMFネットワーク要素が第2AMFネットワーク要素に第1通知メッセージを送信する段階であって、第1通知メッセージは、1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスを第1AMFネットワーク要素がサポートしないことを第2AMFネットワーク要素に通知するために使用する、送信する段階と、第2AMFネットワーク要素が1つのセッションに対応するネットワークリソースまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応するネットワークリソースを解放する段階とを備える。
第1態様では、第1AMFネットワーク要素は、第1AMFネットワーク要素が端末の当該セッションに対応する第2ネットワークスライスをサポートしないことを通知する第1通知メッセージを第2AMFネットワーク要素に送信し、それにより、第2AMFネットワーク要素は、第1通知メッセージを受信した後、当該セッションが占有するネットワークリソースを解放することができ、その結果、ネットワークリソースの無駄が削減される。
可能な実装例において、第1AMFネットワーク要素が第1通知メッセージを第2AMFネットワーク要素に送信する前に、当該方法は、第1AMFネットワーク要素がサポートする第1ネットワークスライスに関する情報が1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含まないか、または、第1AMFネットワーク要素がサポートする第1ネットワークスライスに関する情報が少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含まないと決定したとき、第1AMFネットワーク要素が1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートしないと第1AMFネットワーク要素が決定する段階、または、端末に割り当てられた許可された第3ネットワークスライスに関する情報が、1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含まないか、または、端末に割り当てられた第3ネットワークスライスに関する情報が少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含まないと決定したとき、第1AMFネットワーク要素が1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートしないと第1AMFネットワーク要素が決定する段階であって、任意選択的に、第1AMFネットワーク要素は、端末の許可された第3ネットワークスライスに関する情報をNSSFネットワーク要素から取得してよい、決定する段階をさらに備える。
可能な実装例において、当該方法は、第2AMFネットワーク要素が1つのセッションのセッション識別子と関連付けられたSMFネットワーク要素または少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部のセッション識別子と関連付けられたSMFネットワーク要素に第2通知メッセージを送信する段階であって、第2通知メッセージは、端末が第2AMFネットワーク要素のスライスサービスエリア外に移動したことをSMFネットワーク要素に通知するために使用する、送信する段階と、SMFネットワーク要素が、端末のSMFネットワーク要素と関連付けられたセッションが占有するネットワークリソースを解放する段階とをさらに備え、その結果、ネットワークリソースの無駄がさらに削減される。
可能な実装例において、SMFネットワーク要素は、当該セッションのセッション識別子と関連付けられたUPFネットワーク要素に、端末が第2AMFネットワーク要素のスライスサービスエリア外に移動したことをUPFネットワーク要素に通知するために使用する第3通知メッセージを送信し、UPFネットワーク要素は、端末のUPFネットワーク要素と関連付けられたセッションが占有するネットワークリソースを解放する。その結果、ネットワークリソースの無駄がさらに削減される。
可能な実装例において、第1メッセージはコンテキスト応答メッセージであり、この場合、第1AMFネットワーク要素は、第2AMFネットワーク要素が第1メッセージを第1AMFネットワーク要素に送信する前に、端末コンテキスト取得要求を第2AMFネットワーク要素に送信する。
可能な実装例において、第1メッセージは、モビリティ管理コンテキスト、端末の永続的識別子、セッション識別子、および、セッション識別子と関連付けられたセッション管理機能SMFネットワーク要素識別子をさらに含み、当該セッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報は、SMFネットワーク要素がサポートするネットワークスライスに関する情報である。
可能な実装例において、1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスを第1AMFネットワーク要素がサポートすると決定したとき、第1AMFネットワーク要素は登録完了メッセージを端末に送信する。
可能な実装例において、第1メッセージは、セッション識別子またはセッション識別子と関連付けられたSMFネットワーク要素識別子をさらに含み、当該セッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報は、SMFネットワーク要素がサポートするネットワークスライスに関する情報である。
可能な実装例において、第1AMFネットワーク要素が1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートすると決定したとき、第1AMFネットワーク要素は、1つのセッションのためのネットワークリソースまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部のためのネットワークリソースを準備する。
可能な実装例において、第1メッセージが端末の現行セッションのそれぞれのDNNをさらに含むことにより、第1AMFネットワーク要素は、当該セッションに対応する、サポートされる第2ネットワークスライスに関する情報とDNNとに基づいてSMFネットワーク要素を選択する。
可能な実装例において、第2AMFネットワーク要素は、1つのセッションに対応するネットワークリソースまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応するネットワークリソースを解放し、ここで、可能な具体的実行方式は、第1通知メッセージを受信したとき、1つのセッションに対応するネットワークリソースまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応するネットワークリソースを、第2AMFネットワーク要素が直ちに解放するという方式であり、または、可能な具体的実行方式は、第1通知メッセージを受信したとき、1つのセッションに対応するネットワークリソースまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応するネットワークリソースを、第2AMFネットワーク要素が、事前に設定した時間が経過した後に解放するという方式である。
第2態様においては、本出願の一実施形態は、別のセッション処理方法を提供する。当該方法は、第2AMFが端末の現行セッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を取得する段階であって、当該セッションは、1つのセッションまたは少なくとも2つのセッションを含む、取得する段階と、第2AMFネットワーク要素がネットワークデバイスから第1メッセージを受信する段階であって、第1メッセージは、セッションの変更先の第1AMFネットワーク要素の識別子を含む、受信する段階と、第1AMFネットワーク要素が1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートしないと決定したとき、第2AMFネットワーク要素が1つのセッションに対応するネットワークリソースまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応するネットワークリソースを解放する段階とを備える。
第2態様では、第1AMFネットワーク要素が端末のセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートしないと第2AMFが決定することにより、第2AMFネットワーク要素は、サポートされないセッションが占有するネットワークリソースを解放でき、その結果、ネットワークリソースの無駄が削減される。
可能な実装例において、ネットワークデバイスは第1AMFネットワーク要素であってよく、またはネットワークデバイスは、NRFネットワーク要素であってよい。このことは、本発明の本実施形態において限定されない。
可能な実装例において、1つのセッションに対応するネットワークリソースまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応するネットワークリソースを解放する前に、第2AMFネットワーク要素は、第1AMFネットワーク要素がサポートする第1ネットワークスライスに関する情報が1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含まないか、または、第1AMFネットワーク要素がサポートする第1ネットワークスライスに関する情報が少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含まないと決定したとき、第1AMFネットワーク要素が1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートしないと第2AMFネットワーク要素が決定する段階、または、端末に割り当てられた、許可された第3ネットワークスライスに関する情報が1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含まないか、または、端末に割り当てられた、許可された第3ネットワークスライスに関する情報が少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含まないと決定したとき、第1AMFネットワーク要素が1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートしないと第2AMFネットワーク要素が決定する段階をさらに行う。任意選択的に、第2AMFネットワーク要素は、端末の許可された第3ネットワークスライスに関する情報をNSSFネットワーク要素から取得してよい。このようにして、第2AMFネットワーク要素は、第1AMFネットワーク要素がサービス提供できるセッションと第1AMFネットワーク要素がサービス提供できないセッションとを決定できる。
可能な実装例において、第1メッセージは第1AMFネットワーク要素がサポートする第1ネットワークスライスに関する情報をさらに含み、それにより、第2AMFネットワーク要素は、第1ネットワークスライスに関する情報が端末の任意の現行セッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含むか否かを第1ネットワークスライスに関する情報に基づいて判断し、さらに、第1AMFネットワーク要素が当該セッションをサービス提供できるか否かを判断する。
可能な実装例において、当該方法は、1つのセッションに対応するネットワークリソースまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応するネットワークリソースを解放したとき、第2AMFネットワーク要素が、1つのセッションのセッション識別子と関連付けられたセッション管理機能SMFネットワーク要素または少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部のセッション識別子と関連付けられたSMFネットワーク要素に第2通知メッセージを送信する段階であって、第2通知メッセージは、端末が第2AMFネットワーク要素のスライスサービスエリア外に移動したことをSMFネットワーク要素に通知するために使用する、送信する段階をさらに備える。SMFネットワーク要素は、端末のSMFネットワーク要素と関連付けられたセッションが占有するネットワークリソースを解放し、その結果、ネットワークリソースの無駄がさらに削減される。
可能な実装例において、SMFネットワーク要素は、セッションのセッション識別子と関連付けられたUPFネットワーク要素に、端末が第2AMFネットワーク要素のスライスサービスエリア外に移動したことをUPFネットワーク要素に通知するために使用する第3通知メッセージを送信し、UPFネットワーク要素は、端末のUPFネットワーク要素と関連付けられたセッションが占有するネットワークリソースを解放し、その結果、ネットワークリソースの無駄がさらに削減される。
可能な実装例において、当該方法は、第1AMFネットワーク要素が1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートすると決定したとき、第2AMFネットワーク要素が第1AMFネットワーク要素に第1通知メッセージを送信する段階であって、第1通知メッセージは、1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスを第1AMFネットワーク要素がサポートすることを第1AMFネットワーク要素に通知するために使用する、送信する段階と、第1AMFネットワーク要素が、1つのセッションのためのネットワークリソースまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部のためのネットワークリソースを準備する段階とをさらに備える。
可能な実装例において、当該方法は、第1通知メッセージが、第1AMFネットワーク要素がサポートする第2ネットワークスライスに対応するセッションのDNNをさらに含むことにより、第1AMFネットワーク要素は、当該セッションに対応する、サポートされる第2ネットワークスライスに関する情報とDNNとに基づいてSMFネットワーク要素を選択することをさらに備える。
第3態様において、本出願の一実施形態は、別のセッション処理方法を提供する。当該方法は、第2AMFが端末の現行セッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を取得する段階であって、セッションは1つのセッションまたは少なくとも2つのセッションを含む、取得する段階と、第2AMFネットワーク要素がネットワークデバイスから第1メッセージを受信する段階であって、第1メッセージは、第1デバイスがサポートする第1ネットワークスライスに関する情報を含む、受信する段階と、第1ネットワークスライスに関する情報が第2セッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含まないと決定したとき、第2AMFネットワーク要素が第2セッションに対応するネットワークリソースを解放する段階であって、セッションは第2セッションを含み、セッションのうちの第2セッション以外のセッションは第1セッションである、解放する段階とを備える。
第3態様では、第1AMFネットワーク要素が端末のセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートしないことにより、第2AMFネットワーク要素はサポートされないセッションが占有するネットワークリソースを解放でき、その結果、ネットワークリソースの無駄が削減されることを決定する。
可能な実装例において、当該方法は、第2セッションに対応するネットワークリソースを解放したとき、第2AMFネットワーク要素が第2セッション識別子と関連付けられたセッション管理機能SMFネットワーク要素に第2通知メッセージを送信する段階であって、第2通知メッセージは、端末が第2AMFネットワーク要素のスライスサービスエリア外に移動したことをSMFネットワーク要素に通知するために使用する、送信する段階と、SMFネットワーク要素が、端末のSMFネットワーク要素と関連付けられたセッションが占有するネットワークリソースを解放する段階とをさらに備え、その結果、ネットワークリソースの無駄がさらに削減される。
可能な実装例において、SMFネットワーク要素は、端末が第2AMFネットワーク要素のスライスサービスエリア外に移動したことをUPFネットワーク要素に通知するために使用する第3通知メッセージをセッションのセッション識別子と関連付けられたUPFネットワーク要素に送信し、UPFネットワーク要素は、端末のUPFネットワーク要素と関連付けられたセッションが占有するネットワークリソースを解放し、その結果、ネットワークリソースの無駄がさらに削減される。
可能な実装例において、当該方法は、第1ネットワークスライスに関する情報が第1セッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含むと決定したとき、第2AMFネットワーク要素が第1AMFネットワーク要素に第1通知メッセージを送信する段階であって、第1通知メッセージは、第1ネットワークスライスに関する情報が第1セッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含むことを第1AMFネットワーク要素に通知するために使用する、送信する段階、または、第1AMFネットワーク要素が第3セッションに対応する第2ネットワークスライスをサポートしないと決定したとき、第1AMFネットワーク要素が第2AMFネットワーク要素に第4通知メッセージを送信する段階であって、第4通知メッセージは、第1AMFネットワーク要素が第3セッションに対応する第2ネットワークスライスをサポートしないことを通知するために使用し、第3セッションは第1セッションの全部もしくは一部のセッションである、送信する段階をさらに備える。
可能な実装例において、当該方法は、第1AMFネットワーク要素が第3セッションに対応する第2ネットワークスライスをサポートしないと決定したとき、第1AMFネットワーク要素が第2AMFネットワーク要素に第4通知メッセージを送信する段階であって、第4通知メッセージは、第1AMFネットワーク要素が第3セッションに対応する第2ネットワークスライスをサポートしないことを通知するために使用し、第3セッションは第1セッションの全部もしくは一部のセッションである、送信する段階と、第2AMFネットワーク要素が第3セッションに対応するネットワークリソースを解放する段階とをさらに備える。
可能な実装例において、第1AMFネットワーク要素が第2AMFネットワーク要素に第4通知メッセージを送信する前に、当該方法は、端末に割り当てられた、許可された第3ネットワークスライスに関する情報を第1AMFネットワーク要素が取得する段階と、第3ネットワークスライスに関する情報が第3セッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含まないと決定したとき、第1AMFネットワーク要素は第3セッションに対応する第2ネットワークスライスをサポートしないと第1AMFネットワーク要素が決定する段階とをさらに備える。任意選択的に、第1AMFネットワーク要素は、端末の許可された第3ネットワークスライスに関する情報をNSSFネットワーク要素から取得してよい。
可能な実装例において、第1通知メッセージが第1セッションのDNNをさらに含むことにより、第1AMFネットワーク要素は、当該セッションに対応する、サポートされる第2ネットワークスライスに関する情報とDNNとに基づいてSMFネットワーク要素を選択する。
第4態様において、本出願の一実施形態は第1AMFネットワーク要素を提供する。第1AMFネットワーク要素は、上述の方法設計における第1AMFネットワーク要素の動作を実装する機能を備える。当該機能は、ハードウェアによって実装されてよく、または、対応するソフトウェアを実行することでハードウェアによって実装されてよく、ハードウェアまたはソフトウェアは、当該機能に対応する1または複数のモジュールを含む。
可能な実装例において、第1AMFネットワーク要素はプロセッサを含み、プロセッサは上述の方法における対応する機能を実行する際、第1AMFネットワーク要素をサポートするよう構成される。また、第1AMFネットワーク要素は通信インタフェースをさらに備えてよく、通信インタフェースは、第1AMFネットワーク要素と第2AMFネットワーク要素または別のネットワーク要素との間の通信をサポートするよう構成される。また、第1AMFネットワーク要素はメモリをさらに備えてよく、メモリはプロセッサに接続されるよう構成され、第1AMFネットワーク要素に必要なプログラム命令およびデータを記憶する。
第5態様において、本出願の一実施形態は第2AMFネットワーク要素を提供する。第2AMFネットワーク要素は、上述の方法設計における第2AMFネットワーク要素の動作を実装する機能を備える。当該機能は、ハードウェアによって実装されてよく、または、対応するソフトウェアを実行することでハードウェアによって実装されてよく、ハードウェアまたはソフトウェアは、当該機能に対応する1または複数のモジュールを含む。
可能な実装例において、第2AMFネットワーク要素はプロセッサを含み、プロセッサは上述の方法における対応する機能を実行する際、第2AMFネットワーク要素をサポートするよう構成される。また、第2AMFネットワーク要素は通信インタフェースをさらに備えてよく、通信インタフェースは、第2AMFネットワーク要素と第1AMFネットワーク要素、SMFネットワーク要素、または別のネットワーク要素との間の通信をサポートするよう構成される。また、第2AMFネットワーク要素はメモリをさらに備えてよく、メモリはプロセッサに接続されるよう構成され、第2AMFネットワーク要素に必要なプログラム命令およびデータを記憶する。
第6態様において、本出願の一実施形態はSMFネットワーク要素を提供する。SMFネットワーク要素は、上述の方法設計におけるSMFネットワーク要素の動作を実装する機能を備える。当該機能は、ハードウェアによって実装されてよく、または、対応するソフトウェアを実行することでハードウェアによって実装されてよく、ハードウェアまたはソフトウェアは、当該機能に対応する1または複数のモジュールを含む。
可能な実装例において、SMFネットワーク要素はプロセッサを含み、プロセッサは上述の方法における対応する機能を実行する際、SMFネットワーク要素をサポートするよう構成される。また、SMFネットワーク要素は通信インタフェースをさらに備えてよく、通信インタフェースは、SMFネットワーク要素と第2AMFネットワーク要素、UPFネットワーク要素、または別のネットワーク要素との間の通信をサポートするよう構成される。また、SMFネットワーク要素はメモリをさらに備えてよく、メモリはプロセッサに接続されるよう構成され、SMFネットワーク要素に必要なプログラム命令およびデータを記憶する。
第7態様において、本出願の一実施形態はUPFネットワーク要素を提供する。UPFネットワーク要素は、上述の方法設計におけるUPFネットワーク要素の動作を実装する機能を備える。当該機能は、ハードウェアによって実装されてよく、または、対応するソフトウェアを実行することでハードウェアによって実装されてよく、ハードウェアまたはソフトウェアは、当該機能に対応する1または複数のモジュールを含む。
可能な実装例において、UPFネットワーク要素はプロセッサを含み、プロセッサは上述の方法における対応する機能を実行する際、UPFネットワーク要素をサポートするよう構成される。また、UPFネットワーク要素は通信インタフェースをさらに備えてよく、通信インタフェースは、UPFネットワーク要素とSMFネットワーク要素または別のネットワーク要素との間の通信をサポートするよう構成される。また、UPFネットワーク要素はメモリをさらに備えてよく、メモリはプロセッサに接続されるよう構成され、UPFネットワーク要素に必要なプログラム命令およびデータを記憶する。
第8態様においては、通信システムを提供する。通信システムは、第4態様に係る第1AMFネットワーク要素および第5態様に係る第2AMFネットワーク要素を備えるか、または、第4態様に係る第1AMFネットワーク要素、第5態様に係る第2AMFネットワーク要素、および第6態様に係るSMFネットワーク要素を備えるか、または、第4態様に係る第1AMFネットワーク要素、第5態様に係る第2AMFネットワーク要素、第6態様に係るSMFネットワーク要素、および第7態様に係るUPFネットワーク要素を備える。
第9態様においては、コンピュータ可読媒体を提供する。コンピュータ可読媒体は、コンピュータプログラムを記憶するよう構成され、コンピュータプログラムは、第1態様または第1態様の可能な実装例のいずれか1つの方法を行うために使用する命令を含む。
第10態様においては、コンピュータ可読媒体を提供する。コンピュータ可読媒体は、コンピュータプログラムを記憶するよう構成され、コンピュータプログラムは、第2態様または第2態様の可能な実装例のいずれか1つの方法を行うために使用する命令を含む。
第11態様においては、コンピュータ可読媒体を提供する。コンピュータ可読媒体は、コンピュータプログラムを記憶するよう構成され、コンピュータプログラムは、第3態様または第3態様の可能な実装例のいずれか1つの方法を行うために使用する命令を含む。
第12態様においては、命令を含むコンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品がコンピュータ上で動作すると、コンピュータは、第1態様または第1態様の可能な実装例のいずれか1つの方法を行うために使用する命令を含む。
第13態様においては、命令を含むコンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品がコンピュータ上で動作すると、コンピュータは、第2態様または第2態様の可能な実装例のいずれか1つの方法を行うために使用する命令を含む。
第14態様においては、命令を含むコンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品がコンピュータ上で動作すると、コンピュータは、第3態様または第3態様の可能な実装例のいずれか1つの方法を行うために使用する命令を含む。
先行技術と比較すると本出願の実施形態では、第1AMFネットワーク要素が端末の現行セッションに対応するネットワークスライスをサポートすると決定したとき、第1AMFネットワーク要素は第2AMFネットワーク要素に第1通知メッセージを送信でき、それにより、第2AMFネットワーク要素は適時に第1ネットワークリソースを解放できる。その結果、ネットワークリソースの無駄が削減される。
本出願の一実施形態に係る通信システムの概略アーキテクチャ図である。
本出願の一実施形態に係る可能なシナリオ図である。
本出願の一実施形態に係る別の可能なシナリオ図である。
本出願の一実施形態に係るセッション処理方法の通信についての概略図である。
本出願の一実施形態に係る別のセッション処理方法の通信についての概略図である。
本出願の一実施形態に係るさらに別のセッション処理方法の通信についての概略図である。 本出願の一実施形態に係るさらに別のセッション処理方法の通信についての概略図である。
本出願の一実施形態に係るさらに別のセッション処理方法の通信についての概略図である。 本出願の一実施形態に係るさらに別のセッション処理方法の通信についての概略図である。
本出願の一実施形態に係るさらに別のセッション処理方法の通信についての概略図である。
本出願の一実施形態に係るさらに別のセッション処理方法の通信についての概略図である。 本出願の一実施形態に係るさらに別のセッション処理方法の通信についての概略図である。
本出願の一実施形態に係る第1アクセス・モビリティ管理機能ネットワーク要素の概略ブロック図である。
本出願の一実施形態に係る別の第1アクセス・モビリティ管理機能ネットワーク要素の概略ブロック図である。
本出願の一実施形態に係る第1アクセス・モビリティ管理機能ネットワーク要素の概略構造図である。
本出願の一実施形態に係る第2アクセス・モビリティ管理機能ネットワーク要素の概略ブロック図である。
本出願の一実施形態に係る別の第2アクセス・モビリティ管理機能ネットワーク要素の概略ブロック図である。
本出願の一実施形態に係る第2アクセス・モビリティ管理機能ネットワーク要素の概略構造図である。
本出願の一実施形態に係るセッション管理機能ネットワーク要素の概略ブロック図である。
本出願の一実施形態に係る別のセッション管理機能ネットワーク要素の概略ブロック図である。
本出願の一実施形態に係るセッション管理機能ネットワーク要素の概略構造図である。
本出願の一実施形態に係るユーザプレーン機能ネットワーク要素の概略ブロック図である。
本出願の一実施形態に係る別のユーザプレーン機能ネットワーク要素の概略ブロック図である。
本出願の一実施形態に係るユーザプレーン機能ネットワーク要素の概略構造図である。
本出願の実施形態における添付の図面に関連して、本出願の実施形態を以下に説明する。
図1を参照すると、図1は、本出願の一実施形態に係る通信システムの概略アーキテクチャ図である。以下は、図1の様々なネットワーク要素の説明である。
端末は、ユーザ機器(user equipment、UE)、携帯用端末、ノートパソコン、加入者ユニット(subscriber unit)、携帯電話(cellular phone)、スマートフォン(smartphone)、無線データカード、パーソナルデジタルアシスタント(personal digital assistant、PDA)コンピュータ、タブレットコンピュータ、無線モデム(modem)、携帯用デバイス(handheld)、ラップトップコンピュータ(laptop computer)、コードレス電話(cordless phone)、無線ローカルループ(wireless local loop、WLL)局、マシンタイプ通信(machine type communication、MTC)端末、または、ネットワークにアクセス可能な別のデバイスであってよい。端末とアクセスネットワークデバイスとの間の相互通信にはエアインタフェース技術が使用される。
無線アクセスネットワーク(radio access network、RAN)デバイスは、主に無線リソースの管理、クオリティオブサービス(quality of service、QoS)の管理、およびデータの圧縮および暗号化などのエアインタフェース側の機能の実装を担う。アクセスネットワークデバイスは、例えばマクロ基地局、マイクロ基地局(スモールセルとも称される)、リレー局、およびアクセスポイントといった様々な形態の局を含んでよい。基地局機能を有するデバイスの名称は、使用する無線アクセス技術が異なればシステムごとに異なってよい。例えば、第5世代(5th generation、5G)システムでは、デバイスはgNBと称され、LTEシステムでは発展型ノードB(evolved NodeB、eNB、またはeNodeB)と称され、第3世代(3rd generation、3G)システムではノードB(NodeB)と称される。
アクセス・モビリティ管理機能(access and mobility management function、AMF)ネットワーク要素はコアネットワークのネットワーク要素であり、主にシグナリング処理の部分、具体的にはアクセス制御、モビリティ管理、アタッチ、デタッチ、およびゲートウェイ選択などの機能を含む制御プレーン機能を担う。端末のセッションをサービス提供するとき、AMFネットワーク要素はセッション用に制御プレーンの記憶リソースを提供して、セッション識別子およびセッション識別子と関連付けられたSMFネットワーク要素識別子等が記憶される。
セッション管理機能(session management function、SMF)ネットワーク要素は、ユーザプレーンのネットワーク要素の選択、ユーザプレーンのネットワーク要素のリダイレクト、IP(Internet Protocol)アドレスの割り当て、ベアラの構築、変更および解放、ならびにQoSの制御を担う。
ネットワーク機能リポジトリ機能(NF Repository Function、NRF)ネットワーク要素は、例えばAMFネットワーク要素に関する情報およびSMFネットワーク要素に関する情報といった別のネットワーク要素に関する情報を記憶する。
ユーザプレーン機能(user−plane function、UPF)ネットワーク要素は、端末上のユーザデータの転送および受信を担う。UPFネットワーク要素は、データネットワークからユーザデータを受信し、アクセスネットワークデバイスを使用してユーザデータを端末に送信してよく、または、アクセスネットワークデバイスを使用して端末からユーザデータを受信し、ユーザデータをデータネットワークに転送してよい。UPFネットワーク要素において端末にサービス提供する伝送リソースおよびスケジューリング機能が、SMFネットワーク要素によって管理および制御される。
図1に示すアーキテクチャでは、アクセスネットワークデバイスが少なくとも1つの端末と通信してよく、少なくとも1つのAMFネットワーク要素に接続されてよい。1つのAMFネットワーク要素が、1または複数の異なるタイプのネットワークスライスをサポートしてよい。複数のAMFネットワーク要素が、それぞれ異なるタイプのネットワークスライスをサポートしてよい。1つのAMFネットワーク要素が、複数のSMFネットワーク要素への通信接続を確立してよい。各SMFネットワーク要素は1つのネットワークスライスインスタンスに位置しており、1つのSMFネットワーク要素は、1つのAMFネットワーク要素がサポートするネットワークスライスに対応する。任意選択的に、1つのSMFネットワーク要素が、複数のAMFネットワーク要素に接続されてよい。加えて、1つのSMFネットワーク要素が複数のUPFネットワーク要素に接続されてよく、1つのUPFネットワーク要素が1つのSMFネットワーク要素に接続されてよい。この場合、1つのSMFネットワーク要素は、複数のUPFネットワーク要素の管理および制御行うことができ、1つのUPFネットワーク要素は、1つのSMFネットワーク要素によって管理および制御されてよい。UPFネットワーク要素はアクセスネットワークデバイスへの接続を確立して、端末に関連するデータ伝送を実装してよい。
例えば、1つのAMFネットワーク要素が2つのSMFネットワーク要素への接続を確立し、当該2つのSMFネットワーク要素は第1SMFネットワーク要素および第2SMFネットワーク要素であり、AMFネットワーク要素がサポートするネットワークスライスタイプは、ネットワークスライスタイプ1およびネットワークスライスタイプ2を含み、ネットワークスライスタイプ1はネットワークスライス1に対応し、ネットワークスライスタイプ2はネットワークスライス2に対応する。この場合、第1SMFネットワーク要素はネットワークスライス1に対応するSMFネットワーク要素であり、第2SMFネットワーク要素はネットワークスライス2に対応するSMFネットワーク要素である。
本出願の本実施形態では、セッションのサービスタイプをサポートできるネットワークスライスに関する情報を示すために、当該セッションに対応するネットワークスライスに関する情報を使用し、セッション識別子と関連付けられたSMFネットワーク要素は、セッションをサービス提供するSMFネットワーク要素であることに留意されたい。
任意選択的に、本出願の本実施形態では、SMFネットワーク要素に対応するネットワークスライスは、SMFネットワーク要素が位置するネットワークスライスとして説明されてもよい。また、1つのタイプのネットワークスライスが、複数のネットワークスライスインスタンスに対応していてよい。ゆえに、SMFネットワーク要素に対応するネットワークスライスは、SMFネットワーク要素に対応するネットワークスライスインスタンスとして説明されてもよく、SMFネットワーク要素が位置するネットワークスライスは、SMFネットワーク要素が位置するネットワークスライスインスタンスとして説明されてもよい。このことは、本出願の本実施形態において限定されない。
端末がネットワークに登録する過程において、端末は、アクセスネットワークデバイスを使用してAMFネットワーク要素に、例えばネットワークスライス選択支援情報(network service selection assistance information、NSSAI)であってよい、構成されたネットワークスライス情報を送信し、AMFネットワーク要素は、端末がどのスライス情報を使用可能なのかを端末のサブスクリプションとオペレータポリシとに基づいて決定し、ネットワークが受け付けたNSSAI情報を端末に返送する。次に、端末がセッションを確立する過程において、受け付けられたNSSAI情報を端末がアクセスネットワークデバイスに送信することにより、アクセスネットワークデバイスは、受け付けられたNSSAI情報をサポートするAMFネットワーク要素を端末のために選択する。最後に、AMFネットワーク要素が端末のためにSMFネットワーク要素を選択し、SMFネットワーク要素がUPFネットワーク要素を選択して、端末にセッションサービスが提供される。
実際の応用では、端末のセッションに対応するネットワークスライスがAMFネットワーク要素によってサポートされるネットワークスライスである場合、AMFネットワーク要素は端末のセッションをサービス提供してよく、または、端末のセッションに対応するネットワークスライスがAMFネットワーク要素によってサポートされないネットワークスライスである場合、AMFネットワーク要素は端末のセッションをサービス提供できない。
図2Aを参照すると、図2Aは、本出願の一実施形態に係る可能なシナリオの概略図である。図2Aに示すように、端末は、アクセスネットワークデバイスと通信する。アクセスネットワークデバイスは、第1AMFネットワーク要素および第2AMFネットワーク要素の両方に接続され、第2AMFネットワーク要素は、SMFネットワーク要素1、SMF2、およびSMFネットワーク要素3の全てへの接続を確立し、第1AMFネットワーク要素は、SMFネットワーク要素4およびSMF5の両方への接続を確立する。第2AMFネットワーク要素は、ネットワークスライス1、ネットワークスライス2、およびネットワークスライス3をサポートし、SMFネットワーク要素1が位置するネットワークスライスはネットワークスライス1であり、SMFネットワーク要素2が位置するネットワークスライスはネットワークスライス2であり、SMFネットワーク要素3が位置するネットワークスライスはネットワークスライス3である。第1AMFネットワーク要素は、ネットワークスライス1およびネットワークスライス4をサポートし、SMFネットワーク要素4が位置するネットワークスライスはネットワークスライス1であり、SMFネットワーク要素5が位置するネットワークスライスはネットワークスライス4である。
図2Aのシナリオ図に基づけば、例えば、端末がアクセスネットワークデバイスを使用してネットワークに登録した後、端末のセッションをサービス提供するAMFネットワーク要素は第2AMFネットワーク要素である。端末が確立するセッションに対応するネットワークスライスは、ネットワークスライス1およびネットワークスライス2である。端末への接続が遮断され、端末がアイドル状態である場合、端末がネットワークに再登録する必要があるとき、端末の位置変化などの理由により、アクセスネットワークデバイスは、端末のために第1AMFネットワーク要素を選択してよい。復元されるべき端末のセッションに対応するネットワークスライスはネットワークスライス1およびネットワークスライス2であるところ、第1AMFネットワーク要素はネットワークスライス1をサポートするがネットワークスライス2はサポートしないため、第1AMFネットワーク要素は、ネットワークスライス1に対応する端末のセッションしか復元できない。既存の解決手段では、第2AMFネットワーク要素は、第1AMFネットワーク要素がサービス提供できるセッションおよび第1AMFネットワーク要素がサービス提供できないセッションを認識していないため、第2AMFネットワーク要素が依然としてネットワークスライス1に対応するセッションに関する情報を保持し、ネットワークスライス1に対応するセッションと関連付けられたSMFネットワーク要素2は、セッションに関するシグナリングを待ち続ける。長時間が経過してもセッションに関するシグナリングが受信されないか、または、UEにおけるセッションが非アクティブである旨を知らせる通知を第2AMFネットワーク要素が受信した場合、例えば第2AMFネットワーク要素におけるセッションに関連する情報が占有する制御プレーンリソースまたはSMFネットワーク要素2におけるシグナリングが占有する制御プレーンリソースといった、セッションに対応するネットワークリソースが解放される。その結果、解放が行われない期間内でネットワークリソースの無駄が生じる。
また、図2Bを参照すると、図2Bは、本出願の一実施形態に係る別の可能なシナリオの概略図である。図2Bに示すように、端末は、アクセスネットワークデバイス1への接続を確立する。アクセスネットワークデバイス1は、第2AMFネットワーク要素に接続される。第2AMFネットワーク要素は、SMFネットワーク要素6、SMF7、およびSMFネットワーク要素8の全てへの接続を確立する。第1AMFネットワーク要素は、SMFネットワーク要素9およびSMF10の両方への接続を確立し、第1AMFネットワーク要素は、アクセスネットワークデバイス2への接続を確立する。第2AMFネットワーク要素は、ネットワークスライス1、ネットワークスライス2、およびネットワークスライス3をサポートし、SMFネットワーク要素6が位置するネットワークスライスはネットワークスライス1であり、SMFネットワーク要素7が位置するネットワークスライスはネットワークスライス2であり、SMFネットワーク要素8が位置するネットワークスライスはネットワークスライス3であり、SMFネットワーク要素9が位置するネットワークスライスはネットワークスライス1であり、SMFネットワーク要素10が位置するネットワークスライス4はネットワークスライスである。
図2Bのシナリオ図に基づけば、例えば、端末がアクセスネットワークデバイス1を使用してネットワークに登録した後、端末のセッションをサービス提供するAMFネットワーク要素は、第2AMFネットワーク要素である。端末が確立するセッションに対応するネットワークスライスは、ネットワークスライス1およびネットワークスライス2である。しかしながら、アクセスネットワークデバイス1は、端末の位置変化により、端末のためのAMFネットワーク要素を変更する必要がある。第2AMFネットワーク要素は、NRFにネットワーク要素発見要求を送信し、NRFは、端末のために第1AMFネットワーク要素を選択する。復元されるべき端末のセッションに対応するネットワークスライスはネットワークスライス1およびネットワークスライス2であるが、第1AMFネットワーク要素は、ネットワークスライス2をサポートしない。ゆえに、第1AMFネットワーク要素は、ネットワークスライス1に対応する端末のセッションしか復元できない。既存の解決手段では、第2AMFネットワーク要素は、第1AMFネットワーク要素がサービス提供できるセッションおよび第1AMFネットワーク要素がサービス提供できないセッションを認識していないため、第2AMFネットワーク要素が依然としてネットワークスライス1に対応するセッションに関する情報を保持し、ネットワークスライス1に対応するセッションと関連付けられたSMFネットワーク要素7は、セッションに関するシグナリングを待ち続ける。また、任意選択的に、ネットワークスライス1に対応するセッションと関連付けられたUPFネットワーク要素が、セッションのデータパケットの受信を待ち続ける。長時間経過してもセッションに関するシグナリング受信されないか、または、UEにおけるセッションが非アクティブである旨を知らせる通知を第2AMFネットワーク要素が受信した場合、例えば第2AMFネットワーク要素におけるセッションに関連する情報が占有する制御プレーンリソース、SMFネットワーク要素7におけるシグナリングが占有する制御プレーンリソース、または、UPFネットワーク要素のセッションが占有するユーザプレーン伝送リソースといった、セッションに対応するネットワークリソースが解放される。その結果、ネットワークリソースの無駄が生じる。
本出願の任意の実施形態における各ネットワークスライスに関する情報は、ネットワークスライス識別子および単一ネットワークスライス選択支援情報(single network slice selection assistance information、S−NSSAI)の片方または両方を含んでよいことに留意されたい。
ネットワークスライス識別子は、(1)から(7)の少なくとも1つを使用して表されてよい。
(1)ネットワークスライスタイプ情報。例えば、ネットワークスライスタイプ情報は、エンハンスドモバイルブロードバンド(enhanced mobile broadband、eMBB)、超高信頼低遅延通信(ultra−reliable low latency communications、URLLC)、大量マシンタイプ通信(massive machine type communication、mMTC)などのネットワークスライスタイプを示してよく、または、任意選択的に、ネットワークスライスタイプ情報は、RAN−コアネットワーク(Core Network、CN)間ネットワークスライスタイプ、RAN側ネットワークスライスタイプ、またはCN側ネットワークスライスタイプを含むエンドツーエンドネットワークスライスタイプを示してよい。
(2)サービスタイプ情報は、具体的サービスに関連している。例えば、サービスタイプ情報は、動画サービス、インターネットオブビークルサービス、または音声サービスなどのサービスの特徴または具体的サービスに関する情報を示してよい。
(3)テナント(tenant)情報は、例えばテンセントまたはステートグリッドといった、ネットワークスライスを作成または借用するクライアントに関する情報を示すために使用される。
(4)ユーザグループ情報は、例えばユーザレベルといった特徴に基づいて、ユーザをグループ化するよう命令するために使用されるグループ化情報である。
(5)スライスグループ情報は、例えば、端末がアクセス可能なネットワークスライスは全て1つのスライスグループとして分類されてよいといった特徴に基づいてネットワークスライスをグループ化するか、または別の基準にしたがってネットワークスライスをグループ化するよう命令するために使用される。
(6)ネットワークスライスインスタンス情報は、ネットワークスライス用に作成されたインスタンスの識別子および特徴情報を示すために使用される。例えば、識別子をネットワークスライスインスタンスに割り当てて当該ネットワークスライスインスタンスを示してよく、または、ネットワークスライスインスタンスの識別子に基づいて新しい識別子をマッピングして当該ネットワークスライスインスタンスを関連付けてよく、受信側は、識別子が示す具体的なネットワークスライスインスタンスを識別子に基づいて識別できる。
(7)専用コアネットワーク(edicated core network、DCN)識別子は、例えばモノのインターネットに固有のコアネットワークといった、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)システムまたはエンハンスドLTE(enhanced LTE、eLTE)システムの専用コアネットワークを一意的に示すために使用される。任意選択的に、DCN識別子とネットワークスライス識別子との間のマッピングが行われてよく、DCN識別子へのマッピングに基づいてネットワークスライス識別子を取得でき、ネットワークスライス識別子へのマッピングに基づいてDCN識別子を取得できる。
S−NSSAIは、少なくともスライス/サービスタイプ(slice/service type、SST)に関する情報を含み、任意選択的に、スライス区別情報(slice differentiator、SD)をさらに含んでよい。SST情報は、例えばネットワークスライスの特徴またはサービスタイプといった、ネットワークスライスの動作を示すために使用され、SD情報はSSTの相補的な情報であり、SSTが複数のネットワークスライスインスタンスを指す場合、SDはただ1つのネットワークスライスインスタンスに対応してよい。
本出願の本実施形態では、各ネットワークスライスは、パラメータ中、自身のネットワークスライスを表す少なくとも1つのタイプの情報を使用することができる。例えば、ネットワークスライスに関する情報は、ネットワークスライスタイプによって表されてよく、ネットワークスライスタイプおよびサービスタイプによって表されてよく、または、サービスタイプおよびテナント情報によって表されてよい、などとなることを理解されたい。このことは、本出願の本実施形態において限定されない。以下では、ネットワークスライスに関する情報の表し方についての詳細は繰り返さない。任意選択的に、ネットワークスライスに関する情報の具体的な符号化方式に対し、制限は課されない。異なるデバイス間のインタフェースメッセージにおいて保持され得る異なるフィールドは、それぞれ異なるネットワークスライスに関する情報を表してよく、または、異なるネットワークスライスに関する情報は、抽象化されたインデックス値によって表されてよく、異なるインデックス値は、それぞれ異なるネットワークスライスに対応してよい。当然ながら、上述の識別子に加えて、別の識別子がさらに使用されてもよい。このことは、本明細書において限定されない。端末、アクセスネットワークデバイス、またはコアネットワークデバイスが複数のネットワークスライスをサポートする場合、端末、アクセスネットワークデバイス、またはコアネットワークデバイスがサポートするネットワークスライスに関する情報は、上述の少なくとも1つの識別子が列挙された形で表されてよいことを理解されたい。
本出願の本実施形態はさらに、ネットワークスライスをサポートする別の通信システムに適用されてよい。「システム」および「ネットワーク」という用語は、互いに交換可能である。本出願の実施形態において説明するシステムアーキテクチャは、本出願の実施形態における技術的解決手段を説明することを目的とするが、本出願の実施形態において提供する技術的解決手段を限定することは目的としない。ネットワークアーキテクチャが発展するにつれ、本出願の実施形態において提供する技術的解決手段がさらに同様の技術課題に対して適用可能となることは、当業者であれば認識するところであろう。
以下では、本出願が含む共通の態様に基づいて本出願の実施形態をさらに説明する。
既存の解決手段では、例えば、上述の2つのシナリオにおいて、新AMFネットワーク要素がサービス提供できないセッションについては、旧AMFネットワーク要素は当該セッションに関する情報を適時にリリースできず、ネットワークリソースの無駄が生じる。
このことを考慮して、本出願の実施形態は、セッション処理方法と、当該方法に基づく第1AMFネットワーク要素、第2AMFネットワーク要素、SMFネットワーク要素、UPFネットワーク要素、およびシステムを提供する。当該方法は、第1AMFネットワーク要素が第2AMFネットワーク要素から第1メッセージを受信する段階であって、第1メッセージは、端末の現行セッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含み、セッションは1つのセッションまたは少なくとも2つのセッションを含む、受信する段階と、第1AMFネットワーク要素が1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートしないと決定したとき、第1AMFネットワーク要素が第2AMFネットワーク要素に第1通知メッセージを送信する段階であって、第1通知メッセージは、第1AMFネットワーク要素が1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートしないことを第2AMFネットワーク要素に通知するために使用する、送信する段階と、第2AMFネットワーク要素が1つのセッションに対応するネットワークリソースまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応するネットワークリソースを解放する段階とを備える。1つのセッションに対応するネットワークリソースまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応するネットワークリソースは、第1ネットワークリソースと称される場合がある。例えば、当該方法は、図3に示すものであってよい。
一例では、第1AMFネットワーク要素が第2AMFネットワーク要素に第1通知メッセージを送信する前に、第1AMFネットワーク要素がサポートする第1ネットワークスライスに関する情報が1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含まないか、または、第1ネットワークスライスに関する情報が少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含まないと決定したとき、第1AMFネットワーク要素はさらに、第1AMFネットワーク要素が1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートしないと決定してよく、または、端末に割り当てられた、許可された第3ネットワークスライスに関する情報が1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含まないか、または、端末に割り当てられた第3ネットワークスライスに関する情報が少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含まないと決定したとき、第1AMFネットワーク要素はさらに、第1AMFネットワーク要素が1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートしないと決定してよい。
可能な実装例において、第1メッセージはコンテキスト応答メッセージであってよい。第2AMFネットワーク要素から第1メッセージを受信する前に、第1AMFネットワーク要素はさらに、第2AMFネットワーク要素に端末のコンテキスト取得要求を送信してよい。
本実装例では、第1メッセージは、モビリティ管理コンテキスト、端末の永続的識別子、セッション識別子、およびセッション識別子と関連付けられたSMFネットワーク要素識別子をさらに含んでよい。この場合、セッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報は、SMFネットワーク要素がサポートするネットワークスライスに関する情報である。
本実装例において、第1AMFネットワーク要素はさらに、第1AMFネットワーク要素が1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートすると決定したとき、端末に登録完了メッセージを送信してよい。
別の可能な実装例において、第1メッセージは、セッション識別子およびセッション識別子と関連付けられたSMFネットワーク要素識別子をさらに含んでよい。この場合、セッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報は、SMFネットワーク要素がサポートするネットワークスライスに関する情報である。
本実装例において、第1AMFネットワーク要素が1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートすると決定したとき、第1AMFネットワーク要素はさらに、1つのセッションのためのネットワークリソースまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部のためのネットワークリソースを準備してよい。本明細書のネットワークリソースは、第2のネットワークリソースと称されてよい。
一例では、第1メッセージは、端末の現行セッションのそれぞれのデータネットワーク名(data network name、DNN)をさらに含んでよい。
一例では、第1通知メッセージを受信したとき、第2AMFネットワーク要素は、直ちに第1ネットワークリソースを解放してよく、または、事前に設定した時間が経過した後に第1ネットワークリソースを解放してよい。
また、第2AMFネットワーク要素はさらに、1つのセッションのセッション識別子と関連付けられたSMFネットワーク要素または少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部のセッション識別子と関連付けられたSMFネットワーク要素に、端末が第2AMFネットワーク要素のスライスサービスエリア外に移動したことをSMFネットワーク要素に通知するために使用する第2通知メッセージを送信してよく、SMFネットワーク要素は、端末の、SMFネットワーク要素と関連付けられたセッションが占有するネットワークリソースを解放する。端末のSMFネットワーク要素と関連付けられたセッションが占有するネットワークリソースは、第3ネットワークリソースと称されてよい。
また、SMFネットワーク要素はさらに、セッション識別子と関連付けられたUPFネットワーク要素に、端末が第2AMFネットワーク要素のスライスサービスエリア外に移動したことをUPFネットワーク要素に通知するために使用する第3通知メッセージを送信してよく、UPFネットワーク要素は、端末の、UPFネットワーク要素と関連付けられたセッションが占有するネットワークリソースを解放する。端末のUPFネットワーク要素と関連付けられたセッションが占有するネットワークリソースは、第4のネットワークリソースと称されてよい。
本出願の本実施形態では、第1AMFネットワーク要素が端末の現行セッションに対応するネットワークスライスをサポートすると決定したとき、第1AMFネットワーク要素は第2AMFネットワーク要素に第1通知メッセージを送信でき、それにより、第2AMFネットワーク要素は適時に第1ネットワークリソースを解放できる。その結果、ネットワークリソースの無駄が削減される。
以下ではさらに、図4、図5A、および図5Bに関連して、図3に示す方法を詳細に説明する。
図2Aのシナリオ図に基づいて、図4を参照すると、図4は、本出願の一実施形態に係るセッション処理方法の概略フロー図である。図4に示すように、当該方法は、第1AMFネットワーク要素、第2AMFネットワーク要素、端末、RAN、およびSMFネットワーク要素の間でのインタラクションを通して実装される。端末は接続状態にあり、第2AMFネットワーク要素は端末にサービス提供する。端末が接続状態からアイドル状態に変更された後、RANは、端末のネットワークへの再登録中に、第1AMFネットワーク要素が端末にサービス提供すると決定する。第1AMFネットワーク要素と第2AMFネットワーク要素とは、異なるAMFネットワーク要素である。第1AMFネットワーク要素によってサポートされないネットワークスライスに対応するセッションについては、第2AMFネットワーク要素と、第2AMFネットワーク要素が当該セッション用に選択したSMFネットワーク要素とが、対応する制御プレーンリソースを依然として維持する。
401.端末が、登録要求と、端末の現行セッションに対応するネットワークスライスに関する情報とを、無線リソース制御シグナリングを使用してRANに送信する。
無線リソース制御(radio resource control、RRC)シグナリングは、登録要求と、端末の現行セッションに対応するネットワークスライスに関する情報とを含んでよい。例えば、端末の現行セッションに対応するネットワークスライスに関する情報は、S−NSSAIである。端末は、RRCシグナリングを使用してRANに登録要求を送信してネットワークに登録し、RRCシグナリングにネットワークスライスに関する情報を追加する。これにより、RANは、端末のために、端末にサービス提供する第1AMFネットワーク要素を決定する。
任意選択的に、端末の現行セッションは、第2AMFネットワーク要素において以前確立したセッションと同一であっても、異なっていてもよい。このことは、本出願の本実施形態において限定されない。
それに応じて、RANは、端末が送信したRRCシグナリング内の、登録要求と、端末の現行セッションに対応するネットワークスライスに関する情報とを受信する。
402.RANが、端末にサービス提供する第1AMFネットワーク要素を決定する。
RANは、RRCシグナリングに含まれるネットワークスライスに関する情報に基づいて、少なくとも1つのAMFネットワーク要素からAMFネットワーク要素を選択し、選択したAMFネットワーク要素を第1AMFネットワーク要素として決定する。
第1の任意選択的な方式では、RANは、第1AMFネットワーク要素として、少なくとも1つのAMFネットワーク要素のいずれか1つを選択してよい。
あるいは、第2の任意選択的な方式では、RANは、第1AMFネットワーク要素として、現行セッションの全部もしくは一部のセッションに対応するネットワークスライスをサポートするAMFネットワーク要素を、少なくとも1つのAMFネットワーク要素から選択してよい。この場合、RANは、ネットワークスライスが第1AMFネットワーク要素によってサポートされると決定した後、端末の現行セッション用の第1AMFネットワーク要素を選択する。これにより、第1AMFネットワーク要素において端末のセッションの確立に成功する可能性を高めることができる。
任意選択的に、RANは、少なくとも1つのAMFネットワーク要素のそれぞれがサポートするネットワークスライスに関する情報を決定してよい。それにより、第1AMFネットワーク要素として、現行セッションの全部もしくは一部のセッションに対応するネットワークスライスをサポートするAMFネットワーク要素を、少なくとも1つのAMFネットワーク要素から選択する。
例えば、端末の現行セッションは、第1セッション、第2セッション、および第3セッションを含み、第1セッションは第1ネットワークスライスに対応し、第2セッションは第2ネットワークスライスに対応し、第3セッションは第3ネットワークスライスに対応する。少なくとも1つのAMFネットワーク要素が第1ネットワークスライス、第2ネットワークスライス、および第3ネットワークスライスをサポートするAMFネットワーク要素を含む場合、RANは、第1AMFネットワーク要素として、その3つのネットワークスライスをサポート可能なAMFネットワーク要素を選択するか、または、少なくとも1つのAMFネットワーク要素が当該ネットワークスライスのうち最大でいずれか2つをサポート可能なAMFネットワーク要素を含む場合、RANは、第1AMFネットワーク要素として、当該2つのネットワークスライスをサポート可能なAMFネットワーク要素を選択する。他の場合は列挙しない。少なくとも1つのAMFネットワーク要素がサポートするネットワークスライスおよび端末の現行セッションに対応するネットワークスライスに基づいて、RANが第1AMFネットワーク要素を決定できることがわかる。
403.RANが、第1AMFネットワーク要素に登録要求を送信する。
具体的には、RANは、第1AMFネットワーク要素に登録要求を送信する。当該要求は、端末が登録要求を送信する前かつ端末が接続状態のときに、端末にサービス提供する第2AMFネットワーク要素の識別子を保持している。このようにして、第1AMFネットワーク要素は、第2AMFネットワーク要素の識別子に基づいて、第2AMFネットワーク要素との通信を実装できる。
それに応じて、第1AMFネットワーク要素は、RANから登録要求を受信する。
404.第1AMFネットワーク要素が、第2AMFネットワーク要素に情報取得要求を送信する。
具体的には、第1AMFネットワーク要素は、第2AMFネットワーク要素の識別子に基づいて、第2AMFネットワーク要素に情報取得要求を送信する。例えば、情報取得要求は、コンテキスト取得要求であってよい。あるいは、情報取得要求はネットワークスライス情報取得要求である。当該取得要求を使用して、端末の現行セッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報が取得される。
また、情報取得要求が端末の識別子を保持することにより、第2AMFネットワーク要素は、端末のセッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を端末の識別子に基づいて取得する。
それに応じて、第2AMFネットワーク要素は、第1AMFネットワーク要素が送信した情報取得要求を受信する。
405.第2AMFネットワーク要素が、端末の現行セッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含む第1メッセージを第1AMFネットワーク要素に送信する。
任意選択的に、情報取得要求がコンテキスト取得要求である場合、第1メッセージは、モビリティ管理コンテキスト、端末の永続的識別子、セッション識別子、およびセッション識別子と関連付けられたSMFネットワーク要素識別子をさらに含んでよい。第2AMFネットワーク要素は、端末の現行セッションおよび当該セッションに対応するモビリティ管理コンテキストを端末の永続的識別子およびセッション識別子に基づいて決定し、さらに、当該セッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報をセッション識別子と関連付けられたSMFネットワーク要素識別子に基づいて決定する。セッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報は、SMFネットワーク要素がサポートするネットワークスライスに関する情報である。
端末のセッション用のSMFネットワーク要素を選択した後、第2AMFネットワーク要素は、セッション識別子とセッション識別子に関連付けられたSMFネットワーク要素識別子とを関連付けて記憶する。このようにして、セッションに関するデータパケットを受信したとき、第2AMFネットワーク要素は、対応するSMFネットワーク要素識別子によって示されるSMFネットワーク要素を使用して伝送を行い、SMFネットワーク要素がサポートする第2ネットワークスライスに関する情報を記憶し、それにより、第2AMFネットワーク要素は、セッションが必要とするネットワークスライスに関する情報を決定できる。
任意選択的に、第1メッセージが端末の現行セッションのそれぞれのデータネットワーク名(data network name、DNN)をさらに含み、それにより、サポートされるセッションがある場合、第1AMFネットワーク要素は、DNNと、当該セッションに対応するサポートされる第2ネットワークスライスに関する情報とに基づいてSMFネットワーク要素を選択する。
それに応じて、第1AMFネットワーク要素は、第2AMFネットワーク要素が送信した第1メッセージを受信する。
406.第1AMFネットワーク要素が1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートするか否かを、第1AMFネットワーク要素が判断する。
端末の現行セッションは、1つのセッションまたは少なくとも2つのセッションを含む。端末の現行セッションが1つのセッションを含むとき、第1AMFネットワーク要素は、第1AMFネットワーク要素が1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスをサポートするか否かを判断する。端末の現行セッションが少なくとも2つのセッションを含むとき、第1AMFネットワーク要素は、第1AMFネットワーク要素が少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートするか否かを判断する。
第1AMFネットワーク要素が1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは少なくとも2つのセッションの全部に対応する第2ネットワークスライスをサポートすると決定したとき、第1AMFネットワーク要素は、段階407の実行を省略し、第1AMFネットワーク要素が端末に登録受付メッセージを送信する段階408を行う。
第1AMFネットワーク要素が少なくとも2つのセッションの一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートすると第1AMFネットワーク要素が決定した場合、本明細書では、サポートされる一部のセッションを第1部セッションとして決定し、サポートされない他のセッションを第2部セッションとして決定する。この場合、第1AMFネットワーク要素は、第2部セッションに対応する第2ネットワークスライスがサポートされない旨を知らせる第1通知メッセージを第2AMFネットワーク要素に送信する段階407を行う。加えて、第1AMFネットワーク要素は、端末に登録受付メッセージを送信する段階408を行う。
第1AMFネットワーク要素が1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは少なくとも2つのセッションの全部に対応する第2ネットワークスライスをサポートしないと決定したとき、第1AMFネットワーク要素は、全部のセッションに対応する第2ネットワークスライスがサポートされない旨を知らせる第1通知メッセージを第2AMFネットワーク要素に送信する段階407を行い、段階407の実行を省略する。
また、第1AMFネットワーク要素が任意のセッションに対応する第2ネットワークスライスをサポートするか否かを第1AMFネットワーク要素が判断する段階は、具体的に、第1ネットワークスライスに関する情報がセッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含むか否かを、第1AMFネットワーク要素がサポートする第1ネットワークスライスに関する情報に基づいて第1AMFネットワーク要素が判断する段階である。第1ネットワークスライスに関する情報が第2ネットワークスライスに関する情報を含まないとき、それは第1AMFネットワーク要素がセッションに対応する第2ネットワークスライスをサポートしないことを示す。第1ネットワークスライスに関する情報が第2ネットワークスライスに関する情報を含むとき、端末に割り当てられた、許可された第3ネットワークスライスに関する情報を第1AMFネットワーク要素が取得し、許可された第3ネットワークスライスに関する情報がセッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含むか否かを判断する。許可された第3ネットワークスライスに関する情報がセッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含まない場合、それは第1AMFネットワーク要素が当該セッションに対応する第2ネットワークスライスをサポートしないことを示す。許可された第3ネットワークスライスに関する情報がセッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含む場合、それは第1AMFネットワーク要素が当該セッションに対応するネットワークスライスをサポートすることを示す。例えば、第1AMFネットワーク要素は、端末の許可された第3ネットワークスライスに関する情報を、ネットワークスライス選択機能(network slice selection function、NSSF)ネットワーク要素から取得する。任意選択的に、AMFネットワーク要素が異なる場合、それらが取得する端末の許可された第3ネットワークスライスに関する情報は、同一のものであっても異なるものであってもよい。このことは、本出願の本実施形態において限定されない。本出願の本実施形態では、端末に割り当てられた、許可された第3ネットワークスライスに関する取得した情報は、第1AMFネットワーク要素に固有のものである。
言い換えれば、第1AMFネットワーク要素は、第1ネットワークスライスに関する情報がセッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含むか否かを、現在第1AMFネットワーク要素がサポートする第1ネットワークスライスに関する情報に基づいて判断して、第1AMFネットワーク要素がネットワークスライスをデプロイすることが原因で第1AMFネットワーク要素が第2ネットワークスライスをサポートしなくなるか否かを判断し、次に、許可された第3ネットワークスライスに関する情報がセッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含むか否かを判断して、ポリシが原因で第1AMFネットワーク要素が第2ネットワークスライスをサポートしなくなるか否かを判断する。
例えば、第1AMFネットワーク要素がサポートする第1ネットワークスライスに関する情報は、ネットワークスライスA1、ネットワークスライスA2、およびネットワークスライスA3を含み、端末の現行セッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報は、第1セッションに対応するネットワークスライスA1、第2セッションに対応するネットワークスライスA3、および第3セッションに対応するネットワークスライスA4である。ゆえに、第1AMFネットワーク要素がサポートするネットワークスライスに関する情報はネットワークスライスA1およびネットワークスライスA3を含むので、第1AMFネットワーク要素は、第1セッションに対応するネットワークスライスA1および第2セッションに対応するネットワークスライスA3をサポートする。
407.第1AMFネットワーク要素が1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートしないと決定したとき、第1AMFネットワーク要素が、第2AMFネットワーク要素に第1通知メッセージを送信する。
第1AMFネットワーク要素が1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートしないことを第2AMFネットワーク要素に通知するべく第1通知メッセージを使用することにより、第2AMFネットワーク要素は、第1AMFネットワーク要素がサポートしないセッションに対応する第2ネットワークスライスを決定できる。
任意選択的に、第1AMFネットワーク要素が1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートしないと第1AMFネットワーク要素が決定したとき、第1通知メッセージは、例えばunsupported sliceといった指示情報をさらに保持してよい。例えば、第1通知メッセージは、指示情報とサポートされないセッションの識別子とを保持するか、または、指示情報とサポートされないセッションの識別子に関連付けられたSMFネットワーク要素識別子とを保持するか、または、指示情報と、サポートされないセッションの識別子と、サポートされないセッションの識別子に関連付けられたSMFネットワーク要素識別子とを保持する。
任意選択的に、第1通知メッセージは、情報要素(information element、IE)、フラグ(flag)、または原因(cause)値等を使用して示されてよい。このことは、本出願の本実施形態において限定されない。例えば、第1通知メッセージは、事前に設定した第1原因値であり、第1原因値は、第1AMFネットワーク要素がセッションに対応するネットワークスライスをサポートしないことを示すために使用する。
例えば、端末の現行セッションが第1セッション、第2セッション、および第3セッションを含むと仮定する。第1AMFネットワーク要素は、第1セッションおよび第2セッションをサービス提供し、第1AMFネットワーク要素が第3セッションに対応するネットワークスライスをサポートしないと決定してよい。第1AMFネットワーク要素が第2AMFネットワーク要素に送信した第1通知メッセージは、第3セッションの識別子および対応する第1原因値を含む。
任意選択的に、第1AMFネットワーク要素が少なくとも2つのセッションの一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートすると第1AMFネットワーク要素が決定し、本明細書では、サポートされるセッションを第1部セッションとして決定し、サポートされない他のセッションを第2部セッションとして決定する。可能な解決手段において、第1通知メッセージは、第1部セッションのセッション識別子、および第1部セッションのセッション識別子と関連付けられたSMFネットワーク要素識別子の少なくとも1つを含んでよい。任意選択的に、例えばsupported sliceといった指示情報を、代替的に保持してよい。第2AMFネットワーク要素は端末の複数の現行セッションのセッション識別子を認識しているので、第2AMFネットワーク要素は、第2ネットワークスライスがサポートされる旨を知らせる第1通知メッセージを使用して、第1AMFネットワーク要素がサポートしない第2ネットワークスライスを決定することもできる。別の可能な解決手段では、第1通知メッセージは第2部セッションのセッション識別子、および第2部セッションのセッション識別子と関連付けられたSMFネットワーク要素識別子の少なくとも1つを含んでよい。任意選択的に、例えばunsupported sliceといった指示情報を、代替的に保持してよい。さらに別の可能な解決手段では、第1通知メッセージは、サポートされる第1部セッションのセッション識別子、および当該第1部セッションのセッション識別子と関連付けられたSMFネットワーク要素識別子の少なくとも1つを含んでよく、サポートしない第2部セッションのセッション識別子、および当該第2部セッションのセッション識別子と関連付けられたSMFネットワーク要素識別子の少なくとも1つをさらに含んでよい。それにより、第2AMFネットワーク要素は、サポートされる第2ネットワークスライスとサポートされない第2ネットワークスライスとを直接決定する。
それに応じて、第2AMFネットワーク要素は、第1AMFネットワーク要素が送信した第1通知メッセージを受信する。
408.第1AMFネットワーク要素が、端末に登録受付メッセージを送信する。
任意選択的に、第1AMFネットワーク要素は、端末に一時識別子を割り当て、登録受付メッセージに当該新しい一時識別子を追加して、端末に当該新しい一時識別子を送信してよい。
任意選択的に、第1AMFネットワーク要素は、段階408を行う前に、さらに端末に対してセキュリティ認証を行ってよい。セキュリティ認証は、端末認証、マルチユーザ認証、マルチユーザ使用グラント、およびポリシ認証を含み、さらに、端末のシグナリングプレーンメッセージに対する暗号化および完全性保護を含む。
409.端末が、第1AMFネットワーク要素に登録完了メッセージを送信する。
具体的には、登録受付メッセージが第1AMFネットワーク要素によって端末に割り当てられた一時識別子を保持するとき、端末は、第1AMFネットワーク要素に登録完了メッセージを送信する。
本出願の本実施形態では、第1AMFネットワーク要素または第2AMFネットワーク要素と端末との間の通信データは、RANによって転送されることに留意されたい。
410.第2AMFネットワーク要素が、1つのセッションに対応する第1ネットワークリソースまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第1ネットワークリソースを解放する。
具体的には、第1AMFネットワーク要素が1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートしないと第2AMFネットワーク要素が決定する段階407の後に、第2AMFネットワーク要素は、サポートされないセッションに対応する第1ネットワークリソースを解放する。
任意のサポートされないセッションについて、第2AMFネットワーク要素が解放した第1ネットワークリソースは、当該セッションに対応する制御プレーンの記憶リソースを含む。例えば、第2AMFネットワーク要素はセッションのセッション識別子、セッション識別子と関連付けられたSMFネットワーク要素識別子、およびSMFネットワーク要素に対応するネットワークスライスに関する情報等を記憶し、受信した第1通知メッセージに基づいて第1ネットワークリソースを解放し、それによりネットワークリソースの無駄が削減される。
任意選択的な方式では、第2AMFネットワーク要素が第1通知メッセージを受信したとき、第2AMFネットワーク要素は、サポートされないセッションに対応する第1ネットワークリソースを直ちに解放する。あるいは、別の任意選択的な方式では、第2AMFネットワーク要素が第1通知メッセージを受信したとき、第2AMFネットワーク要素は、サポートされないセッションに対応する第1ネットワークリソースを、事前に設定した時間が経過した後に解放する。例えば、第2AMFネットワーク要素はタイマを開始し、タイマの計時が終了した後に全部もしくは一部のセッションに対応する第1ネットワークリソースを解放して、端末の「ピンポン効果」を回避し、具体的には、端末位置が頻繁に変更されることを防ぎ、その結果、コアネットワークのシグナリング負荷が増えないようにする。
例えば、タイマの計時が終了していないときに端末が第1AMFネットワーク要素のサービスエリアから第2AMFネットワーク要素のサービスエリアへ移動する場合、第2AMFネットワーク要素は、端末の以前サポートされなかったセッションに対応する第1ネットワークリソースを再使用できる。このように、タイマを使用することで、第2AMFネットワーク要素がサポートされないセッションを再確立すること、および必要なネットワークリソースを割り当てることを防ぎ、その結果、コアネットワークのシグナリングの無駄が削減される。
別の例の場合、端末は、タイマの計時過程中に第1AMFネットワーク要素のサービスエリアへと移動し、タイマの計時が終了した後に、サポートされないセッションに対応する第1ネットワークリソースを解放する。
第2AMFネットワーク要素がサポートされないセッションに対応する第1ネットワークリソースを解放したとき、第2AMFネットワーク要素は段階411を行って、サポートされないセッションを、各セッションと関連付けられたSMFネットワーク要素に通知する。
411.1つのセッションに対応する第1ネットワークリソースまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第1ネットワークリソースを解放したとき、第2AMFネットワーク要素が、1つのセッションのセッション識別子と関連付けられたSMFネットワーク要素または少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部のセッション識別子と関連付けられたSMFネットワーク要素に第2通知メッセージを送信する。
第2通知メッセージは、端末が第2AMFネットワーク要素のスライスサービスエリア外に移動したことをSMFネットワーク要素に通知するために使用する。具体的には、第1ネットワークリソースの解放を決定したとき、第2AMFネットワーク要素は、第3ネットワークリソースを解放するよう、通知メッセージを使用してSMFネットワーク要素に命令して、SMFネットワーク要素側でのネットワークリソースの無駄を削減する。
任意選択的に、第2AMFネットワーク要素は、セッションのためにセッションサービスを提供するSMFネットワーク要素を、セッション識別子とSMFネットワーク要素識別子との間の対応関係に基づいて決定してよい。また、第2AMFネットワーク要素は、対応するSMFネットワーク要素に第2通知メッセージを送信し、セッションのセッション識別子を保持してよく、それにより、SMFネットワーク要素は、セッションが占有する第3ネットワークリソースを解放する。例えば、第2AMFネットワーク要素が端末のために以前サービス提供したセッションは、第1セッションおよび第2セッションを含み、第1セッションは、第1SMFネットワーク要素に対応し、第2セッションは、第2SMFネットワーク要素に対応する。ゆえに、端末が第2AMFネットワーク要素のスライスサービスエリア外に移動したとき、第2AMFネットワーク要素は、第1SMFネットワーク要素および第2SMFネットワーク要素に第2通知メッセージを送信する。第1SMFネットワーク要素に送信された第2通知メッセージは、第1セッションのセッション識別子を保持し、第2SMFネットワーク要素に送信された第2通知メッセージは、第2セッションのセッション識別子を保持する。これにより、SMFネットワーク要素はそれぞれ第3ネットワークリソースを解放し、その結果、全てのSMFネットワーク要素側でのネットワークリソースの無駄が削減される。
それに応じて、SMFネットワーク要素は、第2AMFネットワーク要素から第2通知メッセージを受信する。
412.SMFネットワーク要素が、端末の、SMFネットワーク要素と関連付けられたセッションが占有する第3ネットワークリソースを解放する。
具体的には、第2通知メッセージを受信したとき、SMFネットワーク要素は、端末のSMFネットワーク要素と関連付けられたセッションが占有する第3ネットワークリソースを解放して、SMFネットワーク要素側でのネットワークリソースの無駄を削減する。
ここでSMFネットワーク要素は、第2AMFネットワーク要素によって通知される少なくとも1つのSMFネットワーク要素のいずれか1つであることに留意されたい。第2AMFネットワーク要素によって通知される別のSMFネットワーク要素は、段階411における解決手段に係る対応するネットワークリソースを解放してよい。
SMFネットワーク要素によって解放された第3ネットワークリソースは、SMFネットワーク要素識別子に対応するセッション識別子が示すセッションコンテキストを含む。セッションコンテキストは、DNNおよびQoSフロー(QoS Flow)などの情報を含み、伝送リソース(例えば、トランスポート層アドレスまたはトンネルアドレス)または同様のものを含んでよい。第2通知メッセージを受信することによって第3ネットワークリソースが解放されて、第3ネットワークリソースの無駄が削減される。
任意選択的な方式では、SMFネットワーク要素は、第2通知メッセージを受信したとき、SMFネットワーク要素と関連付けられたセッションが占有する第3ネットワークリソースを直ちに解放する。
本出願の本実施形態では、第1AMFネットワーク要素が端末のセッションに対応する第2ネットワークスライスをサポートしない旨を知らせる第1通知メッセージを第1AMFネットワーク要素が第2AMFネットワーク要素に送信し、それにより、第2AMFネットワーク要素が第1通知メッセージを受信した後、第2AMFネットワーク要素はセッションが占有するネットワークリソースを解放でき、その結果、ネットワークリソースの無駄が削減される。加えて、端末が第2AMFネットワーク要素のサービスエリア外に移動したことを第2AMFネットワーク要素がSMFネットワーク要素に通知することにより、SMFネットワーク要素はセッションが占有するネットワークリソースを解放でき、その結果、ネットワークリソースの無駄がさらに削減される。
図2Bのシナリオ図に基づいて、図5Aおよび図5Bを参照すると、図5Aおよび図5Bは、本出願の一実施形態に係るセッション処理方法の概略フロー図である。図5Aおよび図5Bに示すように、当該方法は、第1AMFネットワーク要素、第2AMFネットワーク要素、端末、RAN、NRFネットワーク要素、SMFネットワーク要素、およびUPFネットワーク要素の間のインタラクションを通して実装される。端末がAMFネットワーク要素を変更する必要があるシナリオでは、第2AMFネットワーク要素は、変更前に端末にサービス提供するAMFネットワーク要素であり、第1AMFネットワーク要素は、NRFネットワーク要素が決定する、端末の変更先であるAMFネットワーク要素である。第1AMFネットワーク要素と第2AMFネットワーク要素とは、異なるAMFネットワーク要素である。第1AMFネットワーク要素がサポートしないネットワークスライスに対応するセッションについては、第2AMFネットワーク要素と、第2AMFネットワーク要素が当該セッション用に選択したSMFネットワーク要素とが依然として、対応する制御プレーンリソースを維持し、第2AMFネットワーク要素が当該セッション用に選択したUPFネットワーク要素が依然として、対応するユーザプレーンリソースを維持する。
501.RANが、第2AMFネットワーク要素に端末の変更要求を送信する。
具体的には、端末の位置変化または負荷分散等により端末のためのAMFネットワーク要素を変更する必要がある場合、RANは、第2AMFネットワーク要素に端末の変更要求を送信する。
502.第2AMFネットワーク要素が、NRFネットワーク要素にネットワーク要素発見要求を送信する。
例えば、ネットワーク要素発見要求は、NF discovery requestである。ネットワーク要素発見要求が端末の識別子を含むことにより、NRFネットワーク要素は、端末にサービス提供するAMFネットワーク要素を決定する。
それに応じて、NRFネットワーク要素は第2AMFネットワーク要素が送信したネットワーク要素発見要求を受信し、端末にサービス提供する第1AMFネットワーク要素を決定する。
第1の任意選択的な方式では、NRFネットワーク要素は、第1AMFネットワーク要素として、少なくとも1つのAMFネットワーク要素のいずれか1つを選択してよい。
あるいは、第2の任意選択的な方式では、NRFネットワーク要素は、第1AMFネットワーク要素として、現行セッションの全部もしくは一部のセッションに対応するネットワークスライスをサポートするAMFネットワーク要素を、少なくとも1つのAMFネットワーク要素から選択してよい。この場合、端末の現行セッション用に第1AMFネットワーク要素を選択する前に、当該AMFネットワーク要素がサポートするネットワークスライスが決定される。これにより、第1AMFネットワーク要素が端末のセッションの確立に成功する可能性を高めることができる。
任意選択的に、NRFネットワーク要素は、少なくとも1つのAMFネットワーク要素のそれぞれがサポートするネットワークスライスに関する情報を決定してよい。それにより、第1AMFネットワーク要素として、現行セッションの全部もしくは一部のセッションに対応するネットワークスライスをサポートするAMFネットワーク要素を、少なくとも1つのAMFネットワーク要素から選択する。
503.NRFネットワーク要素が、端末にサービス提供する決定された第1AMFネットワーク要素の識別子を第2AMFネットワーク要素に送信する。
それに応じて、第2AMFネットワーク要素は、NRFネットワーク要素が送信した第1AMFネットワーク要素の識別子を受信する。
任意選択的に、第1AMFネットワーク要素の識別子は、ネットワーク要素発見応答おいて保持される。例えば、ネットワーク要素発見応答は、NF discovery responseである。
504.第2AMFネットワーク要素が、端末の現行セッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含む第1メッセージを第1AMFネットワーク要素に送信する。
具体的には、第2AMFネットワーク要素は、NRFネットワーク要素が送信した第1AMFネットワーク要素の識別子に基づいて、第1AMFネットワーク要素に第1メッセージを送信する。
任意選択的に、第1メッセージは、例えばrelocation requestといったリダイレクト要求であってよい。
任意選択的に、第1メッセージは、セッション識別子と、当該セッション識別子と関連付けられたSMFネットワーク要素識別子とをさらに含む。第2AMFネットワーク要素は、端末の現行セッションをセッション識別子に基づいて決定し、さらに、当該セッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報をセッション識別子と関連付けられたSMFネットワーク要素識別子に基づいて決定する。当該セッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報は、SMFネットワーク要素がサポートするネットワークスライスに関する情報である。
端末のセッション用にSMFネットワーク要素を選択した後、第2AMFネットワーク要素は、セッション識別子とセッション識別子に関連付けられたSMFネットワーク要素識別子とを関連付けて記憶する。このようにして、セッションに関するデータパケットを受信したとき、第2AMFネットワーク要素は、対応するSMFネットワーク要素識別子によって示されるSMFネットワーク要素を使用して伝送を行い、SMFネットワーク要素がサポートする第2ネットワークスライスに関する情報を記憶でき、それにより、第2AMFネットワーク要素は、セッションが必要とするネットワークスライスに関する情報を決定する。
任意選択的に、第1メッセージは端末の現行セッションのそれぞれのDNNをさらに含み、それにより、サポートされるセッションがある場合、第1AMFネットワーク要素は、DNNと、当該セッションに対応するサポートされる第2ネットワークスライスに関する情報とに基づいてSMFネットワーク要素を選択する。
それに応じて、第1AMFネットワーク要素は、第2AMFネットワーク要素が送信した第1メッセージを受信する。
505.第1AMFネットワーク要素が1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートするか否かを、第1AMFネットワーク要素が判断する。
端末の現行セッションは、1つのセッションまたは少なくとも2つのセッションを含む。端末の現行セッションが1つのセッションを含むとき、第1AMFネットワーク要素は、第1AMFネットワーク要素が1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスをサポートするか否かを判断する。端末の現行セッションが少なくとも2つのセッションを含むとき、第1AMFネットワーク要素は、第1AMFネットワーク要素が少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートするか否かを判断する。
第1AMFネットワーク要素が1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは少なくとも2つのセッションの全部に対応する第2ネットワークスライスをサポートすると決定したとき、第1AMFネットワーク要素は、第1AMFネットワーク要素が第2AMFネットワーク要素に第1通知メッセージを送信する段階506の実行を省略し、第1AMFネットワーク要素が、サポートされる第2ネットワークスライスに対応するセッション用に第2のネットワークリソースを準備する段階507を行う。
第1AMFネットワーク要素が少なくとも2つのセッションの一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートすると第1AMFネットワーク要素が決定した場合、本明細書では、サポートされる当該一部のセッションを第1部セッションとして決定し、サポートされないその他のセッションを第2部セッションとして決定する。この場合、第1AMFネットワーク要素は、第2部セッションに対応する第2ネットワークスライスがサポートされない旨を知らせる第1通知メッセージを第2AMFネットワーク要素に送信する段階506を行う。加えて、第1AMFネットワーク要素は、サポートされる第2ネットワークスライスに対応するセッション用に第2のネットワークリソースを準備する段階507を行う。
第1AMFネットワーク要素が1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは少なくとも2つのセッションの全部に対応する第2ネットワークスライスをサポートしないと決定した場合、第1AMFネットワーク要素は、全部のセッションに対応する第2ネットワークスライスがサポートされない旨を知らせる第1通知メッセージを第2AMFネットワーク要素に送信する段階506を行い、段階506の実行を省略する。
第1AMFネットワーク要素が1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートか否かを判断する段階505の具体的な方式については、図4に示す実施形態の段階406についての詳細な説明を参照されたい。ここでは詳細の説明は繰り返さない。
506.第1AMFネットワーク要素が1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートしないと決定したとき、第1AMFネットワーク要素が、第2AMFネットワーク要素に第1通知メッセージを送信する。
段階506についての詳細な説明は、図4に示す実施形態の段階407を参照されたい。ここでは詳細の説明は繰り返さない。
507.第1AMFネットワーク要素が、サポートされる第2ネットワークスライスに対応するセッション用に第2のネットワークリソースを準備する。
具体的には、段階408が行われ、かつ段階507で説明されたいずれの場合にも、第1AMFネットワーク要素は、サポートされる第2ネットワークスライスに対応するセッション用に第2のネットワークリソースを準備する。第1AMFネットワーク要素は、SMFネットワーク要素識別子、セッション識別子、およびネットワークスライスに関する情報を保存する。第1AMFネットワーク要素は、接続されたSMFネットワーク要素の中から端末のセッション用に新しいSMFネットワーク要素を選択し、当該新SMFネットワーク要素が第2AMFネットワーク要素が選択した旧SMFネットワーク要素と異なる場合、端末がサポートするセッションのセッションコンテキストは、新SMFネットワーク要素と旧SMFネットワーク要素との間で同期される必要がある。セッションコンテキストは、セッション識別子、DNN、およびQoS flowなどの情報を含む。新SMFネットワーク要素は端末のために新しいUPFネットワーク要素を選択し、新UPFネットワーク要素は、新SMFネットワーク要素からの指示に基づいて、例えばトランスポート層アドレスまたはトンネルアドレスといったユーザプレーン伝送リソースを準備する必要がある。
例えば、第1AMFネットワーク要素は、第1メッセージに保持されるDNNと、セッションに対応する、サポートされる第2ネットワークスライスに関する情報とに基づいてSMFネットワーク要素を選択してよい。
508.第2AMFネットワーク要素が変更を行う。
具体的には、第1AMFネットワーク要素が送信した第1通知メッセージを受信した後、第2AMFネットワーク要素は変更を行う。具体的には、第2AMFネットワーク要素は、第2AMFネットワーク要素に接続されたソースRANに変更要求を送信し、ソースRANが端末に変更命令を送信する。変更命令は、ターゲットRANの識別に使用する識別子を保持する。変更命令を受信した後、端末は、ターゲットRANに対して接続確立要求を起こし始め、ソースRAN(具体的に本出願の本実施形態においては、変更要求を送信するRAN)は、例えばシーケンス番号またはバッファキューといった送信機のステータスをターゲットRANと同期させる。ターゲットRANへの接続に成功した後、端末は、ターゲットRANを使用して第1AMFネットワーク要素に変更確認メッセージを送信する。第1AMFネットワーク要素は、変更確認メッセージを受信した後、端末のために選択したSMFネットワーク要素とSMFネットワーク要素に対応するUPFネットワーク要素とのための第2のネットワークリソースを更新して、アップリンクデータおよびダウンリンクデータをいずれも確実にトンネル伝送できるようにする。
509.第2AMFネットワーク要素が、1つのセッションに対応する第1ネットワークリソースまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第1ネットワークリソースを解放する。
具体的には、第1AMFネットワーク要素が1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートしないと第2AMFネットワーク要素が決定する段階506の後に、第2AMFネットワーク要素は、サポートされないセッションに対応する第1ネットワークリソースを解放し、それにより、ネットワークリソースの無駄が削減される。
第2AMFネットワーク要素が第1ネットワークリソースを解放する段階509の具体的な実装については、図4に示す実施形態の段階410についての詳細な説明を参照されたい。ここでは詳細の説明は繰り返さない。
510.1つのセッションに対応する第1ネットワークリソースまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第1ネットワークリソースを解放したとき、第2AMFネットワーク要素が、1つのセッションのセッション識別子と関連付けられたSMFネットワーク要素または少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部のセッション識別子と関連付けられたSMFネットワーク要素に第2通知メッセージを送信する。
それに応じて、SMFネットワーク要素は、第2AMFネットワーク要素から第2通知メッセージを受信する。
段階510についての詳細な説明は、図4に示す実施形態の段階411を参照されたい。ここでは詳細の説明は繰り返さない。
511.SMFネットワーク要素が、端末の、SMFネットワーク要素と関連付けられたセッションが占有する第3ネットワークリソースを解放する。
段階511についての詳細な説明は、図4に示す実施形態の段階412を参照されたい。ここでは詳細の説明は繰り返さない。
512.SMFネットワーク要素が、セッションのセッション識別子と関連付けられたUPFネットワーク要素に、端末が第2AMFネットワーク要素のスライスサービスエリア外に移動したことをUPFネットワーク要素に通知するために使用する第3通知メッセージを送信する。
具体的には、SMFネットワーク要素と関連付けられたセッションが占有する第3ネットワークリソースを解放したとき、SMFネットワーク要素は、セッションのセッション識別子と関連付けられたUPFネットワーク要素に第3通知メッセージを送信する。UPFネットワーク要素が通知を受けることにより、UPFネットワーク要素は第4のネットワークリソースを解放し、その結果、UPFネットワーク要素側でのネットワークリソースの無駄が削減される。
任意選択的に、SMFネットワーク要素は、セッションをサービス提供するUPFネットワーク要素を、セッション識別子とUPFネットワーク要素識別子との間の対応関係に基づいて決定してよい。また、SMFネットワーク要素は、対応するUPFネットワーク要素にセッションのセッション識別子を保持する第3通知メッセージを送信でき、それにより、UPFネットワーク要素は、セッションが占有する第4のネットワークリソースを解放できる。その結果、UPFネットワーク要素側でのネットワークリソースの無駄が削減される。
それに応じて、UPFネットワーク要素は、SMFネットワーク要素から第3通知メッセージを受信する。
513.UPFネットワーク要素が、端末の、UPFネットワーク要素と関連付けられたセッションが占有する第4のネットワークリソースを解放する。
UPFネットワーク要素は、例えばセッションに関連するユーザプレーン伝送リソース、例えばトランスポート層アドレスまたはトンネルアドレス、といったセッション識別子によって示されるセッションが占有する第4のネットワークリソースを、第3通知メッセージに保持されるセッション識別子に基づいて決定する。第3通知メッセージを受信することによって第4のネットワークリソースが解放されて、第4のネットワークリソースの無駄が削減される。
本出願の本実施形態では、第1AMFネットワーク要素が端末のセッションに対応する第2ネットワークスライスをサポートしない旨を知らせる第1通知メッセージを第1AMFネットワーク要素が第2AMFネットワーク要素に送信し、それにより、第2AMFネットワーク要素が第1通知メッセージを受信した後、当該セッションが占有するネットワークリソースを解放するよう第2AMFネットワーク要素を適時にトリガでき、その結果、ネットワークリソースの無駄が削減される。加えて、端末が第2AMFネットワーク要素のサービスエリア外に移動したことを第2AMFネットワーク要素がSMFネットワーク要素に通知することにより、セッションが占有するネットワークリソースを解放するようSMFネットワーク要素が適時にトリガされ、その結果、ネットワークリソースの無駄がさらに削減される。さらに、端末が第2AMFネットワーク要素のサービスエリア外に移動したことをSMFネットワーク要素がUPFネットワーク要素に通知することにより、セッションが占有するネットワークリソースを解放するようUPFネットワーク要素が適時にトリガされ、その結果、ネットワークリソースの無駄がさらに削減される。
本出願の一実施形態はさらに、別のセッション処理方法と、当該方法に基づく第1AMFネットワーク要素、第2AMFネットワーク要素、SMFネットワーク要素、UPFネットワーク要素、およびシステムとを提供する。当該方法は、第2AMFが端末の現行セッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を取得する段階であって、セッションは1つのセッションまたは少なくとも2つのセッションを含む、取得する段階と、第2AMFネットワーク要素がネットワークデバイスから第1メッセージを受信する段階であって、第1メッセージは、セッションの変更先である第1AMFネットワーク要素の識別子を含む、受信する段階と、第1AMFネットワーク要素が1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートしないと決定したとき、第2AMFネットワーク要素が1つのセッションに対応するネットワークリソースまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応するネットワークリソースを解放する段階とを備える。1つのセッションに対応するネットワークリソースまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応するネットワークリソースは、第1ネットワークリソースと称される場合がある。
以下ではさらに、図6Aおよび図6Bに関連して別のセッション処理方法を説明する。
図2Bのシナリオ図に基づいて、図6Aおよび図6Bを参照すると、図6Aおよび図6Bは、本出願の一実施形態に係るセッション処理方法の概略フロー図である。図6Aおよび図6Bに示すように、当該方法は、第1AMFネットワーク要素、第2AMFネットワーク要素、端末、RAN、NRFネットワーク要素、SMFネットワーク要素、およびUPFネットワーク要素の間のインタラクションを通して実装される。端末がAMFネットワーク要素を変更する必要があるシナリオでは、第2AMFネットワーク要素は、変更前に端末にサービス提供するAMFネットワーク要素であり、第1AMFネットワーク要素は、NRFネットワーク要素が決定する、端末の変更先であるAMFネットワーク要素である。第1AMFネットワーク要素と第2AMFネットワーク要素とは、異なるAMFネットワーク要素である。第1AMFネットワーク要素がサポートしないネットワークスライスに対応するセッションについては、第2AMFネットワーク要素が当該セッション用に選択したSMFネットワーク要素が依然として、対応する制御プレーンリソースを維持し、第2AMFネットワーク要素がセッション用に選択したUPFネットワーク要素が依然として、対応するユーザプレーンリソースを維持する。
601.RANが、第2AMFネットワーク要素に端末の変更要求を送信する。
602.第2AMFネットワーク要素が、NRFネットワーク要素にネットワーク要素発見要求を送信する。
603.NRFネットワーク要素が、端末にサービス提供する、決定された第1AMFネットワーク要素の識別子と、第1AMFネットワーク要素がサポートする第1ネットワークスライスに関する情報とを第2AMFネットワーク要素に送信する。
段階601、段階602、および段階603の具体的な説明については、図5Aに示す実施形態の段階501、段階502、および段階503を参照されたい。ここでは詳細の説明は繰り返さない。
604.第1AMFネットワーク要素が1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートするか否かを第2AMFネットワーク要素が判断する。
端末の現行セッションは、1つのセッションまたは少なくとも2つのセッションを含む。端末の現行セッションが1つのセッションを含むとき、第1AMFネットワーク要素が1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスをサポートするか否かを第1AMFネットワーク要素が判断する。端末の現行セッションが少なくとも2つのセッションを含むとき、第1AMFネットワーク要素は、第1AMFネットワーク要素が少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートするか否かを判断する。
第1AMFネットワーク要素が1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは少なくとも2つのセッションの全部に対応する第2ネットワークスライスをサポートすると決定したとき、第2AMFネットワーク要素は、第1AMFネットワーク要素に第1通知メッセージを送信する段階605を行い、第1AMFネットワーク要素がサポートしない第2ネットワークスライスに対応するセッションが占有する第1ネットワークリソースを第2AMFネットワーク要素が解放する段階608の実行を省略する。
第1AMFネットワーク要素が少なくとも2つのセッションの一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートすると第2AMFネットワーク要素が決定した場合、本明細書では、サポートされる当該一部のセッションを第1部セッションとして決定し、サポートされないその他のセッションを第2部セッションとして決定する。この場合、第2AMFネットワーク要素は、第2AMFネットワーク要素が第1AMFネットワーク要素に第1通知メッセージを送信する段階605を行い、第2AMFネットワーク要素が第1AMFネットワーク要素によってサポートされない第2ネットワークスライスに対応するセッションが占有する第1ネットワークリソースを解放する段階608を行う。
第1AMFネットワーク要素が1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは少なくとも2つのセッションの全部に対応する第2ネットワークスライスをサポートしないと決定したとき、第2AMFネットワーク要素は、サポートするセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスを知らせる第1通知メッセージを第2AMFネットワーク要素が第1AMFネットワーク要素に送信する段階605の実行を省略する。
第1AMFネットワーク要素が1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートするか否かを第2AMFネットワーク要素が判断する段階604を行う具体的な方式については、図4に示す実施形態の段階406についての詳細な説明を参照されたい。当該2つの段階は、異なるエンティティによって行われるという点で異なる。段階604は第2AMFネットワーク要素によって行われ、段階406は第1AMFネットワーク要素によって行われる。ここでは詳細の説明は繰り返さない。
605.第1AMFネットワーク要素が1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートすると決定したとき、第2AMFネットワーク要素は、第1AMFネットワーク要素に第1通知メッセージを送信する。
第1AMFネットワーク要素が1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートすることを第1AMFネットワーク要素に通知するために第1通知メッセージを使用することにより、第1AMFネットワーク要素は第1AMFネットワーク要素がサポートする第2ネットワークスライスを決定できる。
任意選択的に、第1AMFネットワーク要素が1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートすると第2AMFネットワーク要素が決定したとき、第1通知メッセージはさらに、例えばsupported sliceといった指示情報を保持してよい。例えば、第1通知メッセージは、指示情報およびサポートされるセッション識別子を保持するか、または、指示情報およびサポートされるセッション識別子と関連付けられたSMFネットワーク要素識別子を保持するか、または、指示情報、サポートされるセッション識別子、およびサポートされるセッション識別子と関連付けられたSMFネットワーク要素識別子を保持する。
任意選択的に、第1通知メッセージは、情報要素(information element、IE)、フラグ(flag)、または原因(cause)値等を使用して示されてよい。このことは、本出願の本実施形態において限定されない。例えば、第1通知メッセージは、事前に設定した第1原因値であり、第1原因値は、第1AMFネットワーク要素がセッションに対応するネットワークスライスをサポートすることを示すために使用する。
例えば、端末の現行セッションが第1セッション、第2セッション、および第3セッションを含むと仮定する。第1AMFネットワーク要素は、第1セッションおよび第2セッションをサービス提供し、第1AMFネットワーク要素が第3セッションに対応するネットワークスライスをサポートしないと決定してよい。この場合、第2AMFネットワーク要素が第1AMFネットワーク要素に送信した第1通知メッセージは、第1セッションの識別子、第2セッションの識別子、および対応する第1原因値を含む。
任意選択的に、第1通知メッセージは、第1AMFネットワーク要素がサポートする第2ネットワークスライスに対応するセッションのDNNを保持し、それにより、第1AMFネットワーク要素は当該セッションに対応する、サポートされる第2ネットワークスライスに関する情報とDNNとに基づいてSMFネットワーク要素を選択する。
それに応じて、第1AMFネットワーク要素は、第2AMFネットワーク要素が送信した第1通知メッセージを受信する。
606.第1AMFネットワーク要素が、サポートされる第2ネットワークスライスに対応するセッション用に第2のネットワークリソースを準備する。
607.第2AMFネットワーク要素が、変更を行う。
段階606および段階607についての具体的な説明は、図5Bに示す実施形態の段階507および段階508を参照されたい。ここでは詳細の説明は繰り返さない。
608.第2AMFネットワーク要素が、1つのセッションに対応する第1ネットワークリソースまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第1ネットワークリソースを解放する。
具体的には、第1AMFネットワーク要素が1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートしないと第2AMFネットワーク要素が決定する段階604の後に、第2AMFネットワーク要素は、サポートされないセッションに対応する第1ネットワークリソースを解放し、ネットワークリソースの無駄が削減される。
任意選択的な方式では、第2AMFネットワーク要素が第1AMFネットワーク要素に第1通知メッセージを送信したとき、第2AMFネットワーク要素は、サポートされないセッションに対応する第1ネットワークリソースを直ちに解放する。あるいは、別の任意選択的な方式では、第2AMFネットワーク要素が第1AMFネットワーク要素に第1通知メッセージを送信したとき、第2AMFネットワーク要素は、サポートされないセッションに対応する第1ネットワークリソースを、事前に設定した時間が経過した後に解放する。
第2AMFネットワーク要素が第1ネットワークリソースを解放する段階608についての具体的な説明は、図4に示す実施形態の段階410についての詳細な説明を参照されたい。ここでは詳細の説明は繰り返さない。
609.1つのセッションに対応する第1ネットワークリソースまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第1ネットワークリソースを解放したとき、第2AMFネットワーク要素は、1つのセッションのセッション識別子と関連付けられたSMFネットワーク要素または少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部のセッション識別子と関連付けられたSMFネットワーク要素に第2通知メッセージを送信する。
それに応じて、SMFネットワーク要素は、第2AMFネットワーク要素から第2通知メッセージを受信する。
段階609の詳細な説明については、図4に示す実施形態の段階411を参照されたい。ここでは詳細の説明は繰り返さない。
610.SMFネットワーク要素が、端末の、SMFネットワーク要素と関連付けられたセッションが占有する第3ネットワークリソースを解放する。
段階610の詳細な説明については、図4に示す実施形態の段階412を参照されたい。ここでは詳細の説明は繰り返さない。
611.SMFネットワーク要素が、セッションのセッション識別子と関連付けられたUPFネットワーク要素に、端末が第2AMFネットワーク要素のスライスサービスエリア外に移動したことをUPFネットワーク要素に通知するために使用する第3通知メッセージを送信する。
それに応じて、UPFネットワーク要素は、SMFネットワーク要素から第3通知メッセージを受信する。
612.UPFネットワーク要素が、端末の、UPFネットワーク要素と関連付けられたセッションが占有する第4のネットワークリソースを解放する。
段階611および段階612の詳細な説明については、図5Bに示す実施形態の段階512および段階513を参照されたい。ここでは詳細の説明は繰り返さない。
本出願の本実施形態では、第1AMFネットワーク要素が端末のセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートしないと第2AMFが決定することにより、第2AMFネットワーク要素は、サポートされないセッションが占有するネットワークリソースを解放することができ、その結果、ネットワークリソースの無駄が削減される。さらに、端末が第2AMFネットワーク要素のサービスエリア外に移動したことを第2AMFネットワーク要素がSMFネットワーク要素に通知することにより、セッションが占有するネットワークリソースを解放するようSMFネットワーク要素が適時にトリガされ、その結果、ネットワークリソースの無駄がさらに削減される。
本出願の一実施形態は、さらに別のセッション処理方法と、当該方法に基づく第1AMFネットワーク要素、第2AMFネットワーク要素、SMFネットワーク要素、UPFネットワーク要素、およびシステムとをさらに提供する。当該方法は、第2AMFが端末の現行セッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を取得する段階であって、セッションは1つのセッションまたは少なくとも2つのセッションを含む、取得する段階と、第2AMFネットワーク要素がネットワークデバイスから第1メッセージを受信する段階であって、第1メッセージは第1デバイスがサポートする第1ネットワークスライスに関する情報を含む、受信する段階と、第1ネットワークスライスに関する情報が第2セッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含まないと決定したとき、第2AMFネットワーク要素が第2セッションに対応するネットワークリソースを解放する段階であって、セッションは第2セッションを含み、セッションのうちの第2セッション以外のセッションは第1セッションである、解放する段階とを備える。1つのセッションに対応するネットワークリソースまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応するネットワークリソースは、第1ネットワークリソースと称される場合がある。
以下ではさらに、図7、図8A、および図8Bに関連してさらに別のセッション処理方法を説明する。
図2Aのシナリオ図に基づいて、図7を参照すると、図7は、本出願の一実施形態に係るセッション処理方法の概略フロー図である。図7に示すように、当該方法は、第1AMFネットワーク要素、第2AMFネットワーク要素、端末、RAN、およびSMFネットワーク要素の間のインタラクションを通して実装される。端末は接続状態であり、第2AMFネットワーク要素は端末にサービス提供する。端末が接続状態からアイドル状態に変更された後、端末がネットワークへ再登録する過程において、RANは、第1AMFネットワーク要素が端末にサービス提供すると決定する。第1AMFネットワーク要素および第2AMFネットワーク要素は、異なるAMFネットワーク要素である。第1AMFネットワーク要素によってサポートされないネットワークスライスに対応するセッションについては、第2AMFネットワーク要素と、第2AMFネットワーク要素が当該セッション用に選択したSMFネットワーク要素とが、対応する制御プレーンリソースを依然として維持する。
701.端末が、登録要求と端末の現行セッションに対応するネットワークスライスに関する情報とを、無線リソース制御シグナリングを使用してRANに送信する。
702.RANが、端末にサービス提供する第1AMFネットワーク要素を決定する。
703.RANが、第1AMFネットワーク要素に登録要求を送信する。
段階701、段階702、および段階703の具体的な説明については、図4に示す実施形態の段階401、段階402、および段階403を参照されたい。ここでは詳細の説明は繰り返さない。
704.第1AMFネットワーク要素が、第1AMFネットワーク要素がサポートする第1ネットワークスライスに関する情報を含む第1メッセージを第2AMFネットワーク要素に送信する。
具体的には、RANが送信した登録要求を受信した後、第1AMFネットワーク要素は、第2AMFネットワーク要素に第1メッセージを送信する。第1メッセージは、第1AMFネットワーク要素によってサポートされる第1ネットワークスライスに関する情報を含む。このようにして、第2AMFネットワーク要素は、第1ネットワークスライスに関する情報が端末のセッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含むか否かを判断する。
任意選択的に、第1メッセージは、コンテキスト取得要求であり、端末のコンテキストの取得に使用する。
705.第2AMFネットワーク要素が、第1ネットワークスライスに関する情報が第2ネットワークスライスに関する情報を含むか否かを判断する。
端末の現行セッションは、1つのセッションまたは少なくとも2つのセッションを含む。端末の現行セッションが1つのセッションを含むとき、第1AMFネットワーク要素は、第1ネットワークスライスに関する情報が1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含むか否かを判断する。端末の現行セッションが少なくとも2つのセッションを含むとき、第1AMFネットワーク要素は、第1ネットワークスライスに関する情報が少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含むか否かを判断する。
1つのセッションのみがある場合、第1ネットワークスライスに関する情報が当該セッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含むと決定したとき、第2AMFネットワーク要素は、第2AMFネットワーク要素が第1AMFネットワーク要素に第1通知メッセージを送信する段階706を行う。
少なくとも2つのセッションがある場合、第1ネットワークスライスに関する情報が少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含むと決定したとき、第2AMFネットワーク要素は、第2AMFネットワーク要素が第1AMFネットワーク要素に第1通知メッセージを送信する段階706を行う。
言い換えれば、第2AMFネットワーク要素は、第1ネットワークスライスに関する情報が当該セッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含むか否かを、第1AMFネットワーク要素がサポートする第1ネットワークスライスに関する情報に基づいて判断して、第1AMFネットワーク要素がネットワークスライスをデプロイすることが原因で第1AMFネットワーク要素が第2ネットワークスライスをサポートしなくなるか否かを判断する。
任意選択的に、第1AMFネットワーク要素が1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートすると決定したとき、第2AMFネットワーク要素は、第1AMFネットワーク要素に第1通知メッセージを送信する段階706を行う。
706.第2AMFネットワーク要素が、第1AMFネットワーク要素に第1通知メッセージを送信する。
第1通知メッセージは、第1ネットワークスライスに関する情報が第1セッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含むことを第1AMFネットワーク要素に通知するために使用する。第1セッションは、端末の1つのセッションまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部であり、第2セッションは、当該1つのセッションまたは少なくとも2つのセッションのうち第1セッションを除くセッションである。
任意選択的に、第1通知メッセージは、例えばsupported sliceといった指示情報と、第1セッションのセッション識別子とを含む。
任意選択的に、第1通知メッセージが第1セッションのDNNをさらに含むことにより、第1AMFネットワーク要素は、セッションに対応する、サポートされる第2ネットワークスライスに関する情報とDNNとに基づいてSMFネットワーク要素を選択する。
707.第3ネットワークスライスに関する情報が第2ネットワークスライスに関する情報を含むか否かを、第1AMFネットワーク要素が判断する。
第3ネットワークスライスに関する情報は、例えば許可されたNSSAIといった、端末に割り当てられた許可されたネットワークスライスに関する情報である。例えば、第1AMFネットワーク要素は、ネットワークスライス選択機能(network slice selection function、NSSF)ネットワーク要素から第3ネットワークスライスに関する情報を取得する。
第1通知メッセージに含まれる第1セッションのセッションについてはいずれも、当該セッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報は、第1ネットワークスライスに関する情報に含まれる。許可された第3ネットワークスライスに関する情報がセッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含まない場合、それは第1AMFネットワーク要素が当該セッションに対応する第2ネットワークスライスをサポートしないことを示す。許可された第3ネットワークスライスに関する情報がセッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含む場合、それは第1AMFネットワーク要素が当該セッションに対応するネットワークスライスをサポートすることを示す。
決定結果に基づいて、第1AMFネットワーク要素は、第1AMFネットワーク要素がサービス提供できるセッションと、第1AMFネットワーク要素がサービス提供できないセッションとを決定できる。本実施形態では、第1AMFネットワーク要素は、第3セッションに対応するネットワークスライスはサポートしないが、第1セッションのうちの第3セッション以外のセッションに対応するネットワークスライスはサポートする。
708.第1AMFネットワーク要素が、第2AMFネットワーク要素に第4通知メッセージを送信する。
第4通知メッセージは、第1AMFネットワーク要素が第3セッションに対応する第2ネットワークスライスをサポートしないことを通知するために使用する。第3セッションは、第1セッションの全部もしくは一部のセッションである。このようにして、第2AMFネットワーク要素は、第1AMFネットワーク要素が第3セッションをサポートしないと決定し、第3セッションが占有する第1ネットワークリソースを解放する。
任意選択的に、第3セッションに含まれるセッション数が第1セッションに含まれるセッション数よりも少ないとき、第1AMFネットワーク要素は段階709を行う。
709.第1AMFネットワーク要素が、端末に登録受付メッセージを送信する。
710.端末が、第1AMFネットワーク要素に登録完了メッセージを送信する。
段階709および段階710についての具体的な説明は、図4に示す実施形態の段階408および段階409を参照されたい。ここでは詳細の説明は繰り返さない。
711.第2AMFネットワーク要素が、第1ネットワークリソースを解放する。
段階705の後、端末の現行セッションが1つのセッションを含む場合、第1ネットワークスライスに関する情報が当該セッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含まないとき、本実施形態の段階706から段階710は省略されるが、当該セッションが占有する第1ネットワークリソースを第2AMFネットワーク要素が解放する段階711は行われる。
端末の現行セッションが少なくとも2つのセッションを含み、第1ネットワークスライスに関する情報が、少なくとも2つのセッションに含まれる第1セッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含むと仮定する。第1セッションが当該少なくとも2つのセッションと同一である場合、本実施形態では段階705の後に段階706が行われ、段階711は一時的に省略される。第1セッションの含むセッション数が当該少なくとも2つのセッションよりも少ない場合、本実施形態では段階705の後に段階706が行われ、当該少なくとも2つのセッションのうちの第1セッション以外のセッションが占有する第1ネットワークリソースを第2AMFネットワーク要素が解放する段階711が行われて、ネットワークリソースの無駄が削減される。
第1AMFネットワーク要素が送信した第4通知メッセージを受信したとき、第2AMFネットワーク要素は、第3セッションが占有する第1ネットワークリソースを解放する段階711を行い、ネットワークリソースの無駄が削減される。
第2AMFネットワーク要素が第1ネットワークリソースを解放する段階711の具体的な実装については、図4に示す実施形態の段階410についての詳細な説明を参照されたい。ここでは詳細の説明は繰り返さない。
712.第2セッションおよび第3セッションが占有する第1ネットワークリソースを解放したとき、第2AMFネットワーク要素が、第2セッションおよび第3セッションのそれぞれのセッション識別子と関連付けられたSMFネットワーク要素に第2通知メッセージを送信する。
それに応じて、SMFネットワーク要素は、第2AMFネットワーク要素から第2通知メッセージを受信する。
713.SMFネットワーク要素が、端末の、SMFネットワーク要素と関連付けられたセッションが占有する第3ネットワークリソースを解放する。
段階712および段階713の詳細な説明については、図4に示す実施形態の段階411および段階412を参照されたい。ここでは詳細の説明は繰り返さない。
本出願の本実施形態では、第1AMFネットワーク要素が端末のセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートしないと決定されることにより、第2AMFネットワーク要素は、サポートされないセッションが占有するネットワークリソースを解放でき、その結果、ネットワークリソースの無駄が削減される。加えて、端末が第2AMFネットワーク要素のサービスエリア外に移動したことを第2AMFネットワーク要素がSMFネットワーク要素に通知することにより、セッションが占有するネットワークリソースを適時に解放するようSMFネットワーク要素がトリガされ、その結果、ネットワークリソースの無駄がさらに削減される。
図2Bのシナリオ図に基づいて、図8Aおよび図8Bを参照すると、図8Aおよび図8Bは、本出願の一実施形態に係るセッション処理方法の概略フロー図である。図8Aおよび図8Bに示すように、当該方法は、第1AMFネットワーク要素、第2AMFネットワーク要素、端末、RAN、NRFネットワーク要素、SMFネットワーク要素、およびUPFネットワーク要素の間のインタラクションを通して実装される。端末がAMFネットワーク要素を変更する必要があるシナリオにおいて、第2AMFネットワーク要素は、変更前に端末にサービス提供するAMFネットワーク要素であり、第1AMFネットワーク要素は、NRFネットワーク要素が決定する、端末の変更先であるAMFネットワーク要素である。第1AMFネットワーク要素および第2AMFネットワーク要素は、異なるAMFネットワーク要素である。第1AMFネットワーク要素によってサポートされないネットワークスライスに対応するセッションについては、第2AMFネットワーク要素と、第2AMFネットワーク要素が当該セッション用に選択したSMFネットワーク要素とが、対応する制御プレーンリソースをさらに維持し、第2AMFネットワーク要素が当該セッション用に選択したUPFネットワーク要素が、対応するユーザプレーンリソースをさらに維持する。
801.RANが、第2AMFネットワーク要素に端末の変更要求を送信する。
802.第2AMFネットワーク要素が、NRFネットワーク要素にネットワーク要素発見要求を送信する。
803.NRFネットワーク要素が、端末にサービス提供する、決定された第1AMFネットワーク要素の識別子と、当該第1AMFネットワーク要素がサポートする第1ネットワークスライスに関する情報とを、第2AMFネットワーク要素に送信する。
段階801、段階802、および段階803についての具体的な説明は、図5Aに示す実施形態の段階501、段階502、および段階503を参照されたい。ここでは詳細の説明は繰り返さない。
804.第1ネットワークスライスに関する情報が第2ネットワークスライスに関する情報を含むか否かを、第2AMFネットワーク要素が判断する。
805.第2AMFネットワーク要素が、第1AMFネットワーク要素に第1通知メッセージを送信する。
806.第3ネットワークスライスに関する情報が第2ネットワークスライスに関する情報を含むか否かを、第1AMFネットワーク要素が判断する。
807.第1AMFネットワーク要素が、第2AMFネットワーク要素に第4通知メッセージを送信する。
808.第2AMFネットワーク要素が、第1ネットワークリソースを解放する。
段階804、段階805、段階806、段階807、および段階808についての具体的な説明は、図7に示す実施形態の段階705、段階706、段階707、段階708、および段階711を参照されたい。ここでは詳細の説明は繰り返さない。
809.第1AMFネットワーク要素が、サポートされる第2ネットワークスライスに対応するセッション用に第2のネットワークリソースを準備する。
第1AMFネットワーク要素が第3セッションに対応するネットワークスライスをサポートせず、第1セッションのうちの第3セッション以外のセッションに対応するネットワークスライスをサポートすると段階806において決定された場合、段階809におけるサポートされる第2ネットワークスライスに対応するセッションは、第1セッションのうちの第3セッション以外のセッションである。
第2のネットワークリソースを準備する段階806の具体的な実装は、図5Bに示す実施形態の段階507についての具体的な説明を参照されたい。ここでは詳細の説明は繰り返さない。
810.第2AMFネットワーク要素が、変更を行う。
段階810についての具体的な説明は、図5Bに示す実施形態の段階508を参照されたい。ここでは詳細の説明は繰り返さない。
811.第1ネットワークリソースを解放したとき、第2AMFネットワーク要素が、第2セッションおよび第3セッションのそれぞれのセッション識別子と関連付けられたSMFネットワーク要素に第2通知メッセージを送信する。
それに応じて、SMFネットワーク要素は、第2AMFネットワーク要素から第2通知メッセージを受信する。
812.SMFネットワーク要素が、端末の、SMFネットワーク要素と関連付けられたセッションが占有する第3ネットワークリソースを解放する。
段階811および段階812についての詳細な説明は、図4に示す実施形態の段階411および段階412を参照されたい。ここでは詳細の説明は繰り返さない。
813.SMFネットワーク要素が、セッションのセッション識別子と関連付けられたUPFネットワーク要素に、端末が第2AMFネットワーク要素のスライスサービスエリア外に移動したことをUPFネットワーク要素に通知するために使用する第3通知メッセージを送信する。
それに応じて、UPFネットワーク要素は、SMFネットワーク要素から第3通知メッセージを受信する。
814.UPFネットワーク要素が、端末の、UPFネットワーク要素と関連付けられたセッションが占有する第4のネットワークリソースを解放する。
段階813および段階814についての詳細な説明は、図5Bに示す実施形態の段階512および段階513を参照されたい。ここでは詳細の説明は繰り返さない。
本出願の本実施形態では、第1AMFネットワーク要素が端末のセッションに対応する第2ネットワークスライスをサポートしないと決定されることにより、第2AMFネットワーク要素が当該サポートされないセッションが占有するネットワークリソースを解放でき、その結果、ネットワークリソースの無駄が削減される。加えて、端末が第2AMFネットワーク要素のサービスエリア外に移動したことを第2AMFネットワーク要素がSMFネットワーク要素に通知することにより、セッションが占有するネットワークリソースを解放するようSMFネットワーク要素が適時にトリガされ、その結果、ネットワークリソースの無駄がさらに削減される。
ここまでは、主に、異なるネットワーク要素間のインタラクションの視点から、本出願の実施形態において提供される解決手段を説明した。上述の機能を実装するべく、第1AMFネットワーク要素、第2AMFネットワーク要素、SMFネットワーク要素、またはUPFネットワーク要素は、ハードウェア構造および/または各機能に対応するソフトウェアモジュールを含むことが理解できるであろう。本出願において開示される実施形態で説明した例に関連して、ユニットおよびアルゴリズムの段階は、本出願の本実施形態では、ハードウェア、またはハードウェアとコンピュータソフトウェアとの組み合わせで実装可能である。機能をハードウェアで実装するか、コンピュータソフトウェアがハードウェアを駆動する方式で実装するかは、個々の用途および技術的解決手段の設計制限条件次第で決まる。当業者であれば、説明した機能を実装するべく個々の用途ごとに異なる方法を使用できるが、そのような実装が本出願の本実施形態の技術的解決手段の範囲を超えるものとみなされべきではない。
本出願の本実施形態では、機能モジュールまたは機能ユニットの分割は、方法の実施例に基づいて、第1AMFネットワーク要素、第2AMFネットワーク要素、SMFネットワーク要素、またはUPFネットワーク要素等において行われてよい。例えば、機能モジュールまたは機能ユニットは、機能ごとに対応させて分割してよく、または、2もしくは2より多くの機能が1つの処理モジュールもしくは処理ユニットに統合されてもよい。統合されたモジュールまたはユニットはハードウェアの形態で実装されてよく、または、ソフトウェア機能モジュールの形態で実装されてもよい。本出願の本実施形態のモジュールまたはユニットの分割は一例であって、単に論理機能による分割であり、実際の実装では代替的に他の分割であってもよいことに留意されたい。
異なる機能モジュールまたは機能ユニットが使用されるとき、図9は、本出願の一実施形態に係るAMFネットワーク要素900の可能な概略ブロック図である。AMFネットワーク要素900は、上述の方法における第1AMFネットワーク要素900であってよく、図3から図8Bの方法における第1AMFネットワーク要素が行う各段階を行うことができる。例えば、第1AMFネットワーク要素900は、図3の手順301および302と、図4の手順403、404、405、406、407および408、図5Aおよび図5Bの手順504、505、506、507および508、図6Aおよび図6Bの手順605、606および607、図7の手順703、704、706、707、708、709および710、図8Aおよび図8Bの手順805、806、807、809および810、ならびに/または本明細書において説明した技術の他の手順を行うことができる。
図9に示すように、第1AMFネットワーク要素900は、処理ユニット901、受信ユニット902、および送信ユニット903を備える。
処理ユニット901は、受信ユニット902を使用して第2AMFネットワーク要素から第1メッセージを受信する。第1メッセージは、端末の現行セッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含み、当該セッションは、1つのセッションまたは少なくとも2つのセッションを含む。
第1AMFネットワーク要素が1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートしないと送信ユニット903が決定したとき、処理ユニット901は、第2AMFネットワーク要素に第1通知メッセージを送信する。第1通知メッセージは、第1AMFネットワーク要素が1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートしないことを第2AMFネットワーク要素に通知するために使用される。
統合されたモジュールまたはユニットが使用されるとき、図10は、本出願の一実施形態に係る第1AMFネットワーク要素1000の可能な概略ブロック図である。第1AMFネットワーク要素1000は、処理ユニット1002および通信ユニット1003を備える。処理ユニット1002は、第1AMFネットワーク要素1000の動作の制御管理を行うよう構成される。例えば、処理ユニット1002は、図3の手順301および302、図4の手順403、404、405、406、407および408、図5Aおよび図5Bの手順504、505、506、507および508、図6Aおよび図6Bの手順605、606および607、図7の手順703、704、706、707、708、709および710、図8Aおよび図8Bの手順805、806、807、809および810、ならびに/または本明細書において説明した技術の他の手順を行う際、第1AMFネットワーク要素1000をサポートするよう構成される。通信ユニット1003は、第1AMFネットワーク要素1000と第2AMFネットワーク要素または別のネットワーク要素との間の通信をサポートするよう構成される。第1AMFネットワーク要素1000は、第1AMFネットワーク要素1000のプログラムコードおよびデータを記憶するよう構成される記憶ユニット1001をさらに備えてよい。
処理ユニット1002は、例えば中央演算処理装置(central processing unit、CPU)、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor、DSP)、特定用途向け集積回路(application−specific integrated circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array、FPGA)もしくは他のプログラマブルロジックデバイス、トランジスタロジックデバイス、ハードウェアコンポーネント、またはそれらの任意の組み合わせといったプロセッサまたはコントローラであってよい。処理ユニット1002は、本出願において開示した内容に関連して説明した、様々な例示の論理ブロック、モジュール、および回路を実装または実行してよい。あるいは、プロセッサは、例えば、1または複数のマイクロプロセッサの組み合わせ、またはDSPとマイクロプロセッサとの組み合わせといった、演算処理機能を実装するための組み合わせであってよい。通信ユニット1003は、通信インタフェース、送受信機、または送受信回路等であってよい。通信インタフェースというのは一般名称である。具体的に実装する中では、通信インタフェースは、例えば、第1AMFネットワーク要素1000とサービス管理ユニットとの間のインタフェース、および/または他のインタフェースといった、複数のインタフェースを含んでよい。記憶ユニット1001はメモリであってよい。
処理ユニット1002がプロセッサであり、通信ユニット1003が通信インタフェースであり、記憶ユニット1001がメモリであるとき、本出願の本実施形態に含まれるネットワークコンポーネント管理ユニットは、図11に示す第1AMFネットワーク要素1100であってよい。
図11に示すように、第1AMFネットワーク要素1100は、プロセッサ1102、通信インタフェース1103、およびメモリ1101を備える。任意選択的に、第1AMFネットワーク要素1100は、バス1104をさらに備えてよい。通信インタフェース1103、プロセッサ1102、およびメモリ1101は、バス1104を使用して互いに接続されてよい。バス1104は、ペリフェラルコンポーネントインターコネクト(peripheral component interconnect、略称PCI)バスまたは拡張型業界標準アーキテクチャ(extended industry standard architecture、略称EISA)バス等であってよい。バス1104は、アドレスバス、データバス、および制御バス等に分類されてよい。表記を簡単にするために、図11ではバス1104はただ1本の太線を使用して表しているが、1本のバスまたは1つのバスタイプしかないことを意味しているのではない。
本出願の実施形態が提供する技術的解決手段に関連し、図9の第1AMFネットワーク要素900、図10の第1AMFネットワーク要素1000、および図11の第1AMFネットワーク要素1100に関連するものである概念、解釈、詳細な説明、および他の段階については、上述の方法または他の実施形態の内容に関する記載における説明を参照されたい。ここでは詳細の説明は繰り返さない。
異なる機能モジュールまたは機能ユニットが使用されるとき、図12は、本出願の一実施形態に係るAMFネットワーク要素1200の可能な概略ブロック図である。AMFネットワーク要素1200は、上述の方法の第2AMFネットワーク要素1200であってよく、図3から図8Bの方法における第2AMFネットワーク要素が行う各段階を行うことができる。例えば、第2AMFネットワーク要素1200は、図3の手順301、302および303、図4の手順404、405、407、410および411、図5Aおよび図5Bの手順501、502、503、504、506、509および510、図6Aおよび図6Bの手順601、602、603、604、605、607、608および609、図7の手順704、705、706、708、711および712、図8Aおよび図8Bの手順801、802、803、804、805、807、808、810および811、ならびに/または、本明細書において説明される技術の他の手順を行うことができる。
図12に示すように、第2AMFネットワーク要素1200は、処理ユニット1201、送信ユニット1202、および受信ユニット1203を備える。
処理ユニット1201は、送信ユニット1202を使用して第1AMFネットワーク要素に第1メッセージを送信する。第1メッセージは、端末の現行セッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含み、セッションは、1つのセッションまたは少なくとも2つのセッションを含む。
処理ユニット1201は、受信ユニット1203を使用して第1AMFネットワーク要素から第1通知メッセージを受信する。第1通知メッセージは、第1AMFネットワーク要素が1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートしないことを第2AMFネットワーク要素に通知するために使用する。
処理ユニット1201はさらに、1つのセッションに対応するネットワークリソースまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応するネットワークリソースを解放するよう構成される。
統合されたモジュールまたはユニットを使用するとき、図13は、本出願の一実施形態に係る第2AMFネットワーク要素1300の可能な概略ブロック図である。第2AMFネットワーク要素1300は、処理ユニット1302および通信ユニット1303を備える。処理ユニット1302は、第2AMFネットワーク要素1300の動作の制御管理を行うよう構成される。例えば、処理ユニット1302は、図3の手順301、302および303、図4の手順404、405、407、410および411、図5Aおよび図5Bの手順501、502、503、504、506、509および510、図6Aおよび図6Bの手順601、602、603、604、605、607、608および609、図7の手順704、705、706、708、711および712、図8Aおよび図8Bの手順801、802、803、804、805、807、808、810および811、ならびに/または、本明細書において説明した技術の他の手順を行う際、第2AMFネットワーク要素1300をサポートするよう構成される。通信ユニット1303は、第2AMFネットワーク要素1300と第1AMFネットワーク要素、SMFネットワーク要素、または別のネットワーク要素との間の通信をサポートするよう構成される。第2AMFネットワーク要素1300は、第2AMFネットワーク要素1300のプログラムコードおよびデータを記憶するよう構成される記憶ユニット1301をさらに備えてよい。
処理ユニット1302は、例えばCPU、汎用プロセッサ、DSP、ASIC、FPGAもしくは他のプログラマブルロジックデバイス、トランジスタロジックデバイス、ハードウェアコンポーネント、またはそれらの任意の組み合わせといったプロセッサまたはコントローラであってよい。処理ユニット1302は、本出願において開示される内容に関連して説明した様々な例示の論理ブロック、モジュール、および回路を実装または実行してよい。あるいは、プロセッサは、例えば、1または複数のマイクロプロセッサの組み合わせ、またはDSPとマイクロプロセッサとの組み合わせといった、演算処理機能を実装するための組み合わせであってよい。通信ユニット1303は、通信インタフェース、送受信機、または送受信回路等であってよい。通信インタフェースというのは一般名称である。具体的に実装する中で、通信インタフェースは、例えば、第2AMFネットワーク要素1300とサービス管理ユニットとの間のインタフェース、および/または他のインタフェースといった複数のインタフェースを含んでよい。記憶ユニット1301はメモリであってよい。
処理ユニット1302がプロセッサであり、通信ユニット1303が通信インタフェースであり、記憶ユニット1301がメモリであるとき、本出願の本実施形態に含まれるネットワークコンポーネント管理ユニットは、図14に示す第2AMFネットワーク要素1430であってよい。
図14に示すように、第2AMFネットワーク要素1430は、プロセッサ1432、通信インタフェース1433、およびメモリ1431を備える。任意選択的に、第2AMFネットワーク要素1430は、バス1434をさらに備えてよい。通信インタフェース1433、プロセッサ1432、およびメモリ1431は、バス1434を使用して互いに接続されてよい。バス1434は、PCIバスまたはEISAバス等であってよい。バス1434は、アドレスバス、データバス、および制御バス等に分類されてよい。表記を簡単にするために、図14ではバス1434はただ1本の太線を使用して表しているが、1本のバスまたは1つのバスタイプしかないことを意味しているのではない。
本出願の実施形態が提供する技術的解決手段に関連し、図12の第2AMFネットワーク要素1200、図13の第2AMFネットワーク要素1300、および図14の第2AMFネットワーク要素1430に関連する概念、解釈、詳細な説明、および他の段階については、上述の方法または内容に関連する他の実施形態の記載における説明を参照されたい。ここでは詳細の説明は繰り返さない。
本出願の一実施形態はさらに、SMFネットワーク要素を提供する。図15、図16、および図17に示すように、SMFネットワーク要素の概略構造図は、上述した第1AMFネットワーク要素または上述した第2AMFネットワーク要素の概略構造図と同様である。SMFネットワーク要素に含まれるモジュールまたはコンポーネントは、上述の方法におけるSMFネットワーク要素が行う動作に対応していてよい。ここでは詳細の説明は繰り返さない。
本出願の一実施形態はさらに、UPFネットワーク要素を提供する。図18、図19、および図20に示すように、UPFネットワーク要素の概略構造図は、上述した第1AMFネットワーク要素または上述した第2AMFネットワーク要素の概略構造図と同様である。UPFネットワーク要素に含まれるモジュールまたはコンポーネントは、上述の方法におけるUPFネットワーク要素が行う動作に対応していてよい。ここでは詳細の説明は繰り返さない。
本出願の実施形態に開示される内容に関連して説明した方法またはアルゴリズムの段階は、ハードウェア方式で実装されてよく、または、プロセッサがソフトウェア命令を実行する方式で実装されてもよい。ソフトウェア命令は、対応するソフトウェアモジュールを含んでよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)、フラッシュメモリ、リードオンリメモリ(read−only memory、ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(erasable programmable ROM、EPROM)、電気的消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(electrically EPROM、EEPROM)、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルハードディスク、コンパクトディスクリードオンリメモリ(CD−ROM)、または、当該技術分野で周知の任意の他の形態の記憶媒体に記憶されてよい。例として使用される記憶媒体はプロセッサに接続され、それにより、プロセッサは、記憶媒体から情報を読み出すことができ、記憶媒体に情報を書き込むことができる。当然ながら、記憶媒体は、プロセッサのコンポーネントであってよい。プロセッサおよび記憶媒体は、ASIC内に位置してよい。加えて、ASICは、第1AMFネットワーク要素、第2AMFネットワーク要素、SMFネットワーク要素、またはUPFネットワーク要素内に位置してよい。当然ながら、プロセッサおよび記憶媒体は個別のコンポーネントとして機能し、これらもまた、第1AMFネットワーク要素、第2AMFネットワーク要素、SMFネットワーク要素、またはUPFネットワーク要素内に位置してよい。
当業者であれば、上述の実施例の1または複数において、本出願の実施形態で説明した機能の一部または全部を、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせを使用して実装できることを認識しているはずである。実施形態を実装するのにソフトウェアを使用する場合、実施形態は、完全にまたは部分的にコンピュータプログラム製品の形態で実装できる。コンピュータプログラム製品は、1または複数のコンピュータ命令を含む。コンピュータプログラム命令がコンピュータ上にロードされ実行された場合、本出願の実施形態に係る手順または機能の全部もしくは一部が生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、または別のプログラム可能な装置であってよい。コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてよく、または、コンピュータ可読記憶媒体から別のコンピュータ可読記憶媒体に伝送されてよい。例えば、コンピュータ命令は、ウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータセンタから別のウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータセンタに、有線(例えば、同軸ケーブル、光ファイバ、もしくはデジタル加入者線(digital subscriber line、DSL))または無線(例えば、赤外線、電波、またはマイクロ波)の方式で伝送されてよい。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータがアクセス可能な任意の使用可能な媒体か、または1または複数の使用可能な媒体を統合する、サーバまたはデータセンタなどのデータ記憶デバイスであってよい。使用可能な媒体は、磁気媒体(例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、もしくは磁気テープ)、光媒体(例えば、デジタルビデオディスク(digital video disc、DVD))、または半導体媒体(例えば、ソリッドステートディスク(solid state disk、SSD))等であってよい。
本出願の実施形態の目的、技術的解決手段、および有益な効果がさらに、上述の具体的な実装例において詳細に説明されている。上述の説明は、単に本出願の実施形態の具体的な実装例なのであり、本出願の実施形態の保護範囲を限定する意図はないことを理解されたい。本出願の実施形態の技術的解決手段に基づいて成される修正、同等な置き換え、または改善はいずれも、本出願の実施形態の保護範囲に含まれるものとする。
可能な実装例において、1通知メッセージが、第1AMFネットワーク要素がサポートする第2ネットワークスライスに対応するセッションのDNNをさらに含むことにより、第1AMFネットワーク要素は、当該セッションに対応する、サポートされる第2ネットワークスライスに関する情報とDNNとに基づいてSMFネットワーク要素を選択する
第3態様において、本出願の一実施形態は、別のセッション処理方法を提供する。当該方法は、第2AMFが端末の現行セッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を取得する段階であって、セッションは1つのセッションまたは少なくとも2つのセッションを含む、取得する段階と、第2AMFネットワーク要素がネットワークデバイスから第1メッセージを受信する段階であって、第1メッセージは、第1AMFネットワーク要素がサポートする第1ネットワークスライスに関する情報を含む、受信する段階と、第1ネットワークスライスに関する情報が第2セッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含まないと決定したとき、第2AMFネットワーク要素が第2セッションに対応するネットワークリソースを解放する段階であって、セッションは第2セッションを含み、セッションのうちの第2セッション以外のセッションは第1セッションである、解放する段階とを備える。
第3態様では、第1AMFネットワーク要素が端末のセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートしないことにより、第2AMFネットワーク要素はサポートされないセッションが占有するネットワークリソースを解放でき、その結果、ネットワークリソースの無駄が削減される
可能な実装例において、当該方法は、第2セッションに対応するネットワークリソースを解放したとき、第2AMFネットワーク要素が第2セッションと関連付けられたセッション管理機能SMFネットワーク要素に第2通知メッセージを送信する段階であって、第2通知メッセージは、端末が第2AMFネットワーク要素のスライスサービスエリア外に移動したことをSMFネットワーク要素に通知するために使用する、送信する段階と、SMFネットワーク要素が、端末のSMFネットワーク要素と関連付けられたセッションが占有するネットワークリソースを解放する段階とをさらに備え、その結果、ネットワークリソースの無駄がさらに削減される。
端末がネットワークに登録する過程において、端末は、アクセスネットワークデバイスを使用してAMFネットワーク要素に、例えばネットワークスライス選択支援情報(network slice selection assistance information、NSSAI)であってよい、構成されたネットワークスライス情報を送信し、AMFネットワーク要素は、端末がどのスライス情報を使用可能なのかを端末のサブスクリプションとオペレータポリシとに基づいて決定し、ネットワークが受け付けたNSSAI情報を端末に返送する。次に、端末がセッションを確立する過程において、受け付けられたNSSAI情報を端末がアクセスネットワークデバイスに送信することにより、アクセスネットワークデバイスは、受け付けられたNSSAI情報をサポートするAMFネットワーク要素を端末のために選択する。最後に、AMFネットワーク要素が端末のためにSMFネットワーク要素を選択し、SMFネットワーク要素がUPFネットワーク要素を選択して、端末にセッションサービスが提供される。
第1AMFネットワーク要素が1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは少なくとも2つのセッションの全部に対応する第2ネットワークスライスをサポートしないと決定したとき、第1AMFネットワーク要素は、全部のセッションに対応する第2ネットワークスライスがサポートされない旨を知らせる第1通知メッセージを第2AMFネットワーク要素に送信する段階407を行い、段階408の実行を省略する。
第1AMFネットワーク要素が1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは少なくとも2つのセッションの全部に対応する第2ネットワークスライスをサポートしないと決定した場合、第1AMFネットワーク要素は、全部のセッションに対応する第2ネットワークスライスがサポートされない旨を知らせる第1通知メッセージを第2AMFネットワーク要素に送信する段階506を行い、段階507の実行を省略する。
第1AMFネットワーク要素が1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは少なくとも2つのセッションの全部に対応する第2ネットワークスライスをサポートしないと決定したとき、第2AMFネットワーク要素は、第1AMFネットワーク要素がサポートするセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスを知らせる第1通知メッセージを第2AMFネットワーク要素が第1AMFネットワーク要素に送信する段階605の実行を省略する。
本出願の一実施形態は、さらに別のセッション処理方法と、当該方法に基づく第1AMFネットワーク要素、第2AMFネットワーク要素、SMFネットワーク要素、UPFネットワーク要素、およびシステムとをさらに提供する。当該方法は、第2AMFが端末の現行セッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を取得する段階であって、セッションは1つのセッションまたは少なくとも2つのセッションを含む、取得する段階と、第2AMFネットワーク要素がネットワークデバイスから第1メッセージを受信する段階であって、第1メッセージは第1AMFネットワーク要素がサポートする第1ネットワークスライスに関する情報を含む、受信する段階と、第1ネットワークスライスに関する情報が第2セッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含まないと決定したとき、第2AMFネットワーク要素が第2セッションに対応するネットワークリソースを解放する段階であって、セッションは第2セッションを含み、セッションのうちの第2セッション以外のセッションは第1セッションである、解放する段階とを備える。1つのセッションに対応するネットワークリソースまたは少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応するネットワークリソースは、第1ネットワークリソースと称される場合がある。
処理ユニット1002は、例えば中央演算処理装置(central processing unit、CPU)、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor、DSP)、特定用途向け集積回路(application−specific integrated circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array、FPGA)もしくは他のプログラマブルロジックデバイス、トランジスタロジックデバイス、ハードウェアコンポーネント、またはそれらの任意の組み合わせといったプロセッサまたはコントローラであってよい。処理ユニット1002は、本出願において開示した内容に関連して説明した、様々な例示の論理ブロック、モジュール、および回路を実装または実行してよい。あるいは、処理ユニット1002は、例えば、1または複数のマイクロプロセッサの組み合わせ、またはDSPとマイクロプロセッサとの組み合わせといった、演算処理機能を実装するための組み合わせであってよい。通信ユニット1003は、通信インタフェース、送受信機、または送受信回路等であってよい。通信インタフェースというのは一般名称である。具体的に実装する中では、通信インタフェースは、例えば、第1AMFネットワーク要素1000とサービス管理ユニットとの間のインタフェース、および/または他のインタフェースといった、複数のインタフェースを含んでよい。記憶ユニット1001はメモリであってよい。
処理ユニット1302は、例えばCPU、汎用プロセッサ、DSP、ASIC、FPGAもしくは他のプログラマブルロジックデバイス、トランジスタロジックデバイス、ハードウェアコンポーネント、またはそれらの任意の組み合わせといったプロセッサまたはコントローラであってよい。処理ユニット1302は、本出願において開示される内容に関連して説明した様々な例示の論理ブロック、モジュール、および回路を実装または実行してよい。あるいは、処理ユニット1302は、例えば、1または複数のマイクロプロセッサの組み合わせ、またはDSPとマイクロプロセッサとの組み合わせといった、演算処理機能を実装するための組み合わせであってよい。通信ユニット1303は、通信インタフェース、送受信機、または送受信回路等であってよい。通信インタフェースというのは一般名称である。具体的に実装する中で、通信インタフェースは、例えば、第2AMFネットワーク要素1300とサービス管理ユニットとの間のインタフェース、および/または他のインタフェースといった複数のインタフェースを含んでよい。記憶ユニット1301はメモリであってよい。
処理ユニット1302がプロセッサであり、通信ユニット1303が通信インタフェースであり、記憶ユニット1301がメモリであるとき、本出願の本実施形態に含まれるネットワークコンポーネント管理ユニットは、図14に示す第2AMFネットワーク要素1400であってよい。
図14に示すように、第2AMFネットワーク要素1400は、プロセッサ1402、通信インタフェース1403、およびメモリ1401を備える。任意選択的に、第2AMFネットワーク要素1400は、バス1404をさらに備えてよい。通信インタフェース1403、プロセッサ1402、およびメモリ1401は、バス1404を使用して互いに接続されてよい。バス1404は、PCIバスまたはEISAバス等であってよい。バス1404は、アドレスバス、データバス、および制御バス等に分類されてよい。表記を簡単にするために、図14ではバス1404はただ1本の太線を使用して表しているが、1本のバスまたは1つのバスタイプしかないことを意味しているのではない。
本出願の実施形態が提供する技術的解決手段に関連し、図12の第2AMFネットワーク要素1200、図13の第2AMFネットワーク要素1300、および図14の第2AMFネットワーク要素1400に関連する概念、解釈、詳細な説明、および他の段階については、上述の方法または内容に関連する他の実施形態の記載における説明を参照されたい。ここでは詳細の説明は繰り返さない。
本出願の実施形態の目的、技術的解決手段、および有益な効果がさらに、上述の具体的な実装例において詳細に説明されている。上述の説明は、単に本出願の実施形態の具体的な実装例なのであり、本出願の実施形態の保護範囲を限定する意図はないことを理解されたい。本出願の実施形態の技術的解決手段に基づいて成される修正、同等な置き換え、または改善はいずれも、本出願の実施形態の保護範囲に含まれるものとする。
[項目1]
セッション処理方法であって、
第1アクセス・モビリティ管理機能AMFネットワーク要素が第2AMFネットワーク要素から第1メッセージを受信する段階であって、上記第1メッセージは、端末の現行セッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含み、上記セッションは1つのセッションまたは少なくとも2つのセッションを含む、受信する段階と、
上記第1AMFネットワーク要素が上記1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは上記少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートしないと決定したとき、上記第1AMFネットワーク要素が上記第2AMFネットワーク要素に第1通知メッセージを送信する段階であって、上記第1通知メッセージは、上記第1AMFネットワーク要素が上記1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは上記少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートしないことを上記第2AMFネットワーク要素に通知するために使用する、送信する段階と
を備える方法。
[項目2]
上記第1AMFネットワーク要素が上記第2AMFネットワーク要素に上記第1通知メッセージを送信する前に、上記方法は、
上記第1AMFネットワーク要素がサポートする第1ネットワークスライスに関する情報が上記1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含まないか、または、上記第1ネットワークスライスに関する情報が上記少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含まないと決定したとき、上記第1AMFネットワーク要素が上記1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは上記少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートしないと上記第1AMFネットワーク要素が決定する段階、または、
上記端末に割り当てられた、許可された第3ネットワークスライスに関する情報が上記1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含まないか、または上記端末に割り当てられた第3ネットワークスライスに関する情報が上記少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含まないと決定したとき、上記第1AMFネットワーク要素が上記1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは上記少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートしないと上記第1AMFネットワーク要素が決定する段階をさらに備える、
項目1に記載の方法。
[項目3]
上記第1メッセージは、セッション識別子と上記セッション識別子に関連付けられたSMFネットワーク要素識別子とをさらに含み、上記セッションに対応する上記第2ネットワークスライスに関する上記情報は、SMFネットワーク要素がサポートするネットワークスライスに関する情報である、
項目1または2に記載の方法。
[項目4]
上記第1メッセージは、モビリティ管理コンテキストおよび上記端末の永続的識別子をさらに含む、
項目3に記載の方法。
[項目5]
上記方法は、
上記第1AMFネットワーク要素が上記1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは上記少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートすると決定したとき、上記第1AMFネットワーク要素が上記1つのセッションのためのネットワークリソースまたは上記少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部のためのネットワークリソースを準備する段階をさらに備える、
項目3または4に記載の方法。
[項目6]
上記第1メッセージは、上記端末の上記現行セッションのそれぞれのデータネットワーク名DNNをさらに含む、
項目1から5のいずれか一項に記載の方法。
[項目7]
セッション処理方法であって、
第2アクセス・モビリティ管理機能AMFネットワーク要素が第1AMFネットワーク要素に第1メッセージを送信する段階であって、上記第1メッセージは、端末の現行セッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含み、上記セッションは1つのセッションまたは少なくとも2つのセッションを含む、送信する段階と、
上記第2AMFネットワーク要素が上記第1AMFネットワーク要素から第1通知メッセージを受信する段階であって、上記第1通知メッセージは、上記第1AMFネットワーク要素が上記1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは上記少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートしないことを上記第2AMFネットワーク要素に通知するために使用する、受信する段階と、
上記第2AMFネットワーク要素が上記1つのセッションに対応するネットワークリソースまたは上記少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応するネットワークリソースを解放する段階と
を備える方法。
[項目8]
上記方法は、
上記第2AMFネットワーク要素が、上記1つのセッションのセッション識別子と関連付けられたセッション管理機能SMFネットワーク要素または上記少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部のセッション識別子と関連付けられたSMFネットワーク要素に第2通知メッセージを送信する段階であって、上記第2通知メッセージは、上記端末が上記第2AMFネットワーク要素のスライスサービスエリア外に移動したことを上記SMFネットワーク要素に通知するために使用する、送信する段階をさらに備える、
項目7に記載の方法。
[項目9]
上記第2AMFネットワーク要素が上記1つのセッションに対応するネットワークリソースまたは上記少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応するネットワークリソースを解放する上記段階は、
上記第1通知メッセージを受信したとき、上記第2AMFネットワーク要素が上記1つのセッションに対応するネットワークリソースまたは上記少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応するネットワークリソースを直ちに解放する段階、または、
上記第1通知メッセージを受信したとき、上記第2AMFネットワーク要素が上記1つのセッションに対応するネットワークリソースまたは上記少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応するネットワークリソースを事前に設定した時間が経過した後に解放する段階を有する、
項目7または8に記載の方法。
[項目10]
上記第1メッセージは、セッション識別子および上記セッション識別子と関連付けられたSMFネットワーク要素識別子をさらに含み、上記セッションに対応する上記第2ネットワークスライスに関する上記情報は、SMFネットワーク要素がサポートするネットワークスライスに関する情報である、
項目7から9のいずれか一項に記載の方法。
[項目11]
上記第1メッセージは、モビリティ管理コンテキストおよび上記端末の永続的識別子をさらに含む、
項目10に記載の方法。
[項目12]
上記第1メッセージは、上記端末の上記現行セッションのそれぞれのデータネットワーク名DNNをさらに含む、
項目7から11のいずれか一項に記載の方法。
[項目13]
セッション処理方法であって、
セッション管理機能SMFネットワーク要素が第2AMFネットワーク要素から第2通知メッセージを受信する段階であって、上記第2通知メッセージは、端末が上記第2AMFネットワーク要素のスライスサービスエリア外に移動したことを上記SMFネットワーク要素に通知するために使用する、受信する段階と、
上記SMFネットワーク要素が、上記端末の、上記SMFネットワーク要素と関連付けられたセッションが占有するネットワークリソースを解放する段階と
を備える方法。
[項目14]
上記方法は、
上記SMFネットワーク要素が上記セッションのセッション識別子と関連付けられたユーザプレーン機能UPFネットワーク要素に第3通知メッセージを送信する段階であって、上記第3通知メッセージは、上記端末が上記第2AMFネットワーク要素のスライスサービスエリア外に移動したことを上記UPFネットワーク要素に通知するために使用する、送信する段階をさらに備える、
項目13に記載の方法。
[項目15]
セッション処理方法であって、
ユーザプレーン機能UPFネットワーク要素がセッション管理機能SMFネットワーク要素から第3通知メッセージを受信する段階であって、上記第3通知メッセージは、端末が第2AMFネットワーク要素のスライスサービスエリア外に移動したことを上記UPFネットワーク要素に通知するために使用する、受信する段階と、
上記UPFネットワーク要素が、上記端末の、上記UPFネットワーク要素と関連付けられたセッションが占有するネットワークリソースを解放する段階と
を備える方法。
[項目16]
アクセス・モビリティ管理機能AMFネットワーク要素であって、上記アクセス・モビリティ管理機能AMFネットワーク要素は第1AMFネットワーク要素であり、上記第1AMFネットワーク要素は、処理ユニット、受信ユニット、および送信ユニットを備え、
上記処理ユニットは、第2AMFネットワーク要素から、1つのセッションまたは少なくとも2つのセッションを含む端末の現行セッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含む第1メッセージを上記受信ユニットを使用して受信し、
上記第1AMFネットワーク要素が上記1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは上記少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートしないと上記送信ユニットが決定したとき、上記処理ユニットは、上記第2AMFネットワーク要素に、上記第1AMFネットワーク要素が上記1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは上記少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートしないことを上記第2AMFネットワーク要素に通知するために使用する第1通知メッセージを送信する、
AMFネットワーク要素。
[項目17]
上記処理ユニットはさらに、上記第1AMFネットワーク要素がサポートする第1ネットワークスライスに関する情報が上記1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含まないか、または、上記第1ネットワークスライスに関する情報が上記少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含まないと決定したとき、上記第1AMFネットワーク要素が上記1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは上記少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートしないと決定するよう構成されるか、または、
上記処理ユニットはさらに、上記端末に割り当てられた、許可された第3ネットワークスライスに関する情報が上記1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含まないか、または、上記端末に割り当てられた第3ネットワークスライスに関する情報が上記少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含まないと決定したとき、上記第1AMFネットワーク要素が上記1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは上記少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートしないと決定するよう構成される、
項目16に記載のAMFネットワーク要素。
[項目18]
上記第1メッセージはセッション識別子および上記セッション識別子と関連付けられたSMFネットワーク要素識別子をさらに含み、上記セッションに対応する上記第2ネットワークスライスに関する上記情報は、SMFネットワーク要素がサポートするネットワークスライスに関する情報である、
項目16または17に記載のAMFネットワーク要素。
[項目19]
上記第1メッセージは、モビリティ管理コンテキストおよび上記端末の永続的識別子をさらに含む、
項目18に記載のAMFネットワーク要素。
[項目20]
上記処理ユニットはさらに、上記第1AMFネットワーク要素が上記1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは上記少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートすると決定したとき、上記1つのセッションのためのネットワークリソースまたは上記少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部のためのネットワークリソースを準備するよう構成される、
項目18または19に記載のAMFネットワーク要素。
[項目21]
上記第1メッセージは、上記端末の上記現行セッションのそれぞれのデータネットワーク名DNNをさらに含む、
項目16から20のいずれか一項に記載のAMFネットワーク要素。
[項目22]
アクセス・モビリティ管理機能AMFネットワーク要素であって、上記アクセス・モビリティ管理機能AMFネットワーク要素は第2AMFネットワーク要素であり、上記第2AMFネットワーク要素は処理ユニット、受信ユニット、および送信ユニットを備え、
上記処理ユニットは、第1AMFネットワーク要素に、1つのセッションまたは少なくとも2つのセッションを含む端末の現行セッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含む第1メッセージを上記送信ユニットを使用して送信し、
上記処理ユニットは、上記第1AMFネットワーク要素から、上記第1AMFネットワーク要素が上記1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは上記少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートしないことを上記第2AMFネットワーク要素に通知するために使用する第1通知メッセージを上記受信ユニットを使用して受信し、
上記処理ユニットはさらに、上記1つのセッションに対応するネットワークリソースまたは上記少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応するネットワークリソースを解放するよう構成される、
AMFネットワーク要素。
[項目23]
上記処理ユニットは、上記1つのセッションのセッション識別子と関連付けられたセッション管理機能SMFネットワーク要素または上記少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部のセッション識別子と関連付けられたSMFネットワーク要素に、上記端末が上記第2AMFネットワーク要素のスライスサービスエリア外に移動したことを上記SMFネットワーク要素に通知するために使用する第2通知メッセージを上記送信ユニットを使用して送信する、
項目22に記載のAMFネットワーク要素。
[項目24]
上記1つのセッションに対応するネットワークリソースまたは上記少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応するネットワークリソースを解放する上記態様において、上記処理ユニットは、具体的に、
上記第1通知メッセージを受信したとき、上記1つのセッションに対応するネットワークリソースまたは上記少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応するネットワークリソースを直ちに解放するか、または
上記第1通知メッセージを受信したとき、上記1つのセッションに対応するネットワークリソースまたは上記少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応するネットワークリソースを、事前に設定した時間が経過した後に解放するよう構成される、
項目22または23に記載のAMFネットワーク要素。
[項目25]
上記第1メッセージはセッション識別子および上記セッション識別子と関連付けられたSMFネットワーク要素識別子をさらに含み、上記セッションに対応する上記第2ネットワークスライスに関する上記情報は、SMFネットワーク要素がサポートするネットワークスライスに関する情報である、
項目22から24のいずれか一項に記載のAMFネットワーク要素。
[項目26]
上記第1メッセージは、モビリティ管理コンテキストおよび上記端末の永続的識別子をさらに含む、
項目25に記載のAMFネットワーク要素。
[項目27]
上記第1メッセージは、上記端末の上記現行セッションのそれぞれのデータネットワーク名DNNをさらに含む、
項目22から26のいずれか一項に記載のAMFネットワーク要素。
[項目28]
処理ユニットおよび受信ユニットを備えるセッション管理機能SMFネットワーク要素であって、
上記処理ユニットは、第2AMFネットワーク要素から、端末が上記第2AMFネットワーク要素のスライスサービスエリア外に移動したと上記SMFネットワーク要素に通知するために使用する第2通知メッセージを上記受信ユニットを使用して受信し、
上記処理ユニットは、上記端末の、上記SMFネットワーク要素と関連付けられたセッションが占有するネットワークリソースを解放するよう構成される、
SMFネットワーク要素。
[項目29]
上記SMFネットワーク要素は送信ユニットをさらに備え、
上記処理ユニットは、上記セッションのセッション識別子と関連付けられたユーザプレーン機能UPFネットワーク要素に、上記端末が上記第2AMFネットワーク要素のスライスサービスエリア外に移動したことを上記UPFネットワーク要素に通知するために使用する第3通知メッセージを上記送信ユニットを使用して送信する、
項目28に記載のSMFネットワーク要素。
[項目30]
処理ユニットおよび受信ユニットを備えるユーザプレーン機能UPFネットワーク要素であって、
上記処理ユニットは、セッション管理機能SMFネットワーク要素から、端末が第2AMFネットワーク要素のスライスサービスエリア外に移動したことを上記UPFネットワーク要素に通知するために使用する第3通知メッセージを上記受信ユニットを使用して受信し、
上記処理ユニットは、上記端末の、上記UPFネットワーク要素と関連付けられたセッションが占有するネットワークリソースを解放するよう構成される、
UPFネットワーク要素。
[項目31]
項目1から6のいずれか一項に記載の方法を行うよう構成されるモジュールを備えるセッション処理装置。
[項目32]
項目7から12のいずれか一項に記載の方法を行うよう構成されるモジュールを備えるセッション処理装置。
[項目33]
項目13または14に記載の方法を行うよう構成されるモジュールを備えるセッション処理装置。
[項目34]
項目15に記載の方法を行うよう構成されるモジュールを備えるセッション処理装置。
[項目35]
アクセス・モビリティ管理機能AMFネットワーク要素であって、
プロセッサと、
上記プロセッサに接続され、上記プロセッサによって実行されると、上記AMFネットワーク要素に項目1から6のいずれか一項に記載の方法を行わせるプログラム命令を記憶したメモリと
を備えるAMFネットワーク要素。
[項目36]
アクセス・モビリティ管理機能AMFネットワーク要素であって、
プロセッサと、
上記プロセッサに接続され、上記プロセッサによって実行されると、上記AMFネットワーク要素に項目7から12のいずれか一項に記載の方法を行わせるプログラム命令を記憶したメモリと
を備えるAMFネットワーク要素。
[項目37]
セッション管理機能SMFネットワーク要素であって、
プロセッサと、
上記プロセッサに接続され、上記プロセッサによって実行されると、上記SMFネットワーク要素に項目13または14に記載の方法を行わせるプログラム命令を記憶したメモリと
を備えるSMFネットワーク要素。
[項目38]
ユーザプレーン機能UPFネットワーク要素であって、
プロセッサと、
上記プロセッサに接続され、上記プロセッサによって実行されると、上記UPFネットワーク要素に項目15に記載の方法を行わせるプログラム命令を記憶したメモリと
を備えるUPFネットワーク要素。
[項目39]
コンピュータプログラムを備え、上記コンピュータプログラムがコンピュータ上で動作すると、上記コンピュータは項目1から15のいずれか一項に記載のセッション処理方法を実行する、
コンピュータプログラム製品。
[項目40]
セッション管理システムであって、項目35に記載のAMFネットワーク要素および項目36に記載のAMFネットワーク要素を備える
システム。
[項目41]
項目37に記載のSMFネットワーク要素をさらに備える、項目40に記載のシステム。
[項目42]
項目38に記載のUPFネットワーク要素をさらに備える、項目41に記載のシステム。
[項目43]
セッション処理方法であって、
第1アクセス・モビリティ管理機能AMFネットワーク要素が第2AMFネットワーク要素から第1メッセージを受信する段階であって、上記第1メッセージは、端末の現行セッションのセッション識別子と、上記現行セッションに対応するネットワークスライスに関する情報とを含み、上記現行セッションは1つのセッションまたは少なくとも2つのセッションを含む、受信する段階と、
上記第1AMFネットワーク要素が第1セッションに対応するネットワークスライスをサポートしないと決定したとき、上記第1AMFネットワーク要素が上記第2AMFネットワーク要素に第1通知メッセージを送信する段階であって、上記第1通知メッセージは、上記第1AMFネットワーク要素が上記第1セッションに対応するネットワークスライスをサポートしないことを上記第2AMFネットワーク要素に通知するために使用され、上記第1セッションは上記現行セッションのうちの任意のセッションである、送信する段階と
を備える方法。
[項目44]
上記第1AMFネットワーク要素が上記第2AMFネットワーク要素に上記第1通知メッセージを送信する前に、上記方法は、
上記第1AMFネットワーク要素がサポートするネットワークスライスに関する情報が上記第1セッションに対応するネットワークスライスに関する情報を含まないと決定することによって、上記第1AMFネットワーク要素が上記第1セッションに対応するネットワークスライスをサポートしないと上記第1AMFネットワーク要素が決定する段階、または、
上記端末に割り当てられた、許可されたネットワークスライスに関する情報が上記第1セッションに対応するネットワークスライスに関する情報を含まないと決定することによって、上記第1AMFネットワーク要素が上記第1セッションに対応するネットワークスライスをサポートしないと上記第1AMFネットワーク要素が決定する段階をさらに備える、
項目43に記載の方法。
[項目45]
上記第1メッセージは、上記端末の上記現行セッションと関連付けられたSMFネットワーク要素識別子をさらに含む、
項目43または44に記載の方法。
[項目46]
セッション処理方法であって、
第2アクセス・モビリティ管理機能AMFネットワーク要素が第1AMFネットワーク要素に第1メッセージを送信する段階であって、上記第1メッセージは、端末の現行セッションのセッション識別子と上記現行セッションに対応するネットワークスライスに関する情報とを含み、上記現行セッションは1つのセッションまたは少なくとも2つのセッションを含む、送信する段階と、
上記第2AMFネットワーク要素が上記第1AMFネットワーク要素から第1通知メッセージを受信する段階であって、上記第1通知メッセージは、上記第1AMFネットワーク要素が上記第1セッションに対応するネットワークスライスをサポートしないことを上記第2AMFネットワーク要素に通知するために使用し、上記第1セッションは上記現行セッションのうちの任意のセッションである、受信する段階と、
上記第2AMFネットワーク要素が上記第1セッションに対応するネットワークリソースを解放する段階と
を備える方法。
[項目47]
上記第2AMFネットワーク要素が上記第1セッションに対応するネットワークリソースを解放する上記段階は、
上記第2AMFネットワーク要素が上記第1セッションと関連付けられたSMFネットワーク要素に第2通知メッセージを送信する段階であって、上記第2通知メッセージは、上記第1セッションの上記SMF側の上記ネットワークリソースを解放するよう、上記第1セッションと関連付けられた上記SMFネットワーク要素に通知するために使用する、送信する段階を有する、
項目46に記載の方法。
[項目48]
上記第2AMFネットワーク要素が上記第1セッションと関連付けられたSMFネットワーク要素に第2通知メッセージを送信する上記段階の前に、上記方法は、
上記第2AMFネットワーク要素がセッション識別子とSMFネットワーク要素識別子との間の対応関係に基づいて上記第1セッションと関連付けられた上記SMFネットワーク要素を決定する段階をさらに備える、
項目47に記載の方法。
[項目49]
項目43から45のいずれか一項に記載のセッション処理方法を行うための装置。
[項目50]
項目46から48のいずれか一項に記載のセッション処理方法を行うための装置。
[項目51]
アクセス・モビリティ管理機能AMFネットワーク要素であって、
プロセッサと、
上記プロセッサに接続され、上記プロセッサによって実行されると、上記AMFネットワーク要素に項目43から45のいずれか一項に記載の方法を行わせるプログラム命令を記憶したメモリと
を備えるAMFネットワーク要素。
[項目52]
アクセス・モビリティ管理機能AMFネットワーク要素であって、
プロセッサと、
上記プロセッサに接続され、上記プロセッサによって実行されると、上記AMFネットワーク要素に項目46から48のいずれか一項に記載の方法を行わせるプログラム命令を記憶したメモリと
を備えるAMFネットワーク要素。
[項目53]
コンピュータプログラムを備え、上記コンピュータプログラムがコンピュータ上で動作すると、上記コンピュータは項目43から48のいずれか一項に記載のセッション処理方法を実行する、
コンピュータプログラム製品。
[項目54]
項目51に記載のAMFネットワーク要素および項目52に記載のAMFネットワーク要素を備えるセッション管理システム。

Claims (54)

  1. セッション処理方法であって、
    第1アクセス・モビリティ管理機能AMFネットワーク要素が第2AMFネットワーク要素から第1メッセージを受信する段階であって、前記第1メッセージは、端末の現行セッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含み、前記セッションは1つのセッションまたは少なくとも2つのセッションを含む、受信する段階と、
    前記第1AMFネットワーク要素が前記1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは前記少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートしないと決定したとき、前記第1AMFネットワーク要素が前記第2AMFネットワーク要素に第1通知メッセージを送信する段階であって、前記第1通知メッセージは、前記第1AMFネットワーク要素が前記1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは前記少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートしないことを前記第2AMFネットワーク要素に通知するために使用する、送信する段階と
    を備える方法。
  2. 前記第1AMFネットワーク要素が前記第2AMFネットワーク要素に前記第1通知メッセージを送信する前に、前記方法は、
    前記第1AMFネットワーク要素がサポートする第1ネットワークスライスに関する情報が前記1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含まないか、または、前記第1ネットワークスライスに関する情報が前記少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含まないと決定したとき、前記第1AMFネットワーク要素が前記1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは前記少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートしないと前記第1AMFネットワーク要素が決定する段階、または、
    前記端末に割り当てられた、許可された第3ネットワークスライスに関する情報が前記1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含まないか、または前記端末に割り当てられた第3ネットワークスライスに関する情報が前記少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含まないと決定したとき、前記第1AMFネットワーク要素が前記1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは前記少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートしないと前記第1AMFネットワーク要素が決定する段階をさらに備える、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1メッセージは、セッション識別子と前記セッション識別子に関連付けられたSMFネットワーク要素識別子とをさらに含み、前記セッションに対応する前記第2ネットワークスライスに関する前記情報は、SMFネットワーク要素がサポートするネットワークスライスに関する情報である、
    請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記第1メッセージは、モビリティ管理コンテキストおよび前記端末の永続的識別子をさらに含む、
    請求項3に記載の方法。
  5. 前記方法は、
    前記第1AMFネットワーク要素が前記1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは前記少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートすると決定したとき、前記第1AMFネットワーク要素が前記1つのセッションのためのネットワークリソースまたは前記少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部のためのネットワークリソースを準備する段階をさらに備える、
    請求項3または4に記載の方法。
  6. 前記第1メッセージは、前記端末の前記現行セッションのそれぞれのデータネットワーク名DNNをさらに含む、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. セッション処理方法であって、
    第2アクセス・モビリティ管理機能AMFネットワーク要素が第1AMFネットワーク要素に第1メッセージを送信する段階であって、前記第1メッセージは、端末の現行セッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含み、前記セッションは1つのセッションまたは少なくとも2つのセッションを含む、送信する段階と、
    前記第2AMFネットワーク要素が前記第1AMFネットワーク要素から第1通知メッセージを受信する段階であって、前記第1通知メッセージは、前記第1AMFネットワーク要素が前記1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは前記少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートしないことを前記第2AMFネットワーク要素に通知するために使用する、受信する段階と、
    前記第2AMFネットワーク要素が前記1つのセッションに対応するネットワークリソースまたは前記少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応するネットワークリソースを解放する段階と
    を備える方法。
  8. 前記方法は、
    前記第2AMFネットワーク要素が、前記1つのセッションのセッション識別子と関連付けられたセッション管理機能SMFネットワーク要素または前記少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部のセッション識別子と関連付けられたSMFネットワーク要素に第2通知メッセージを送信する段階であって、前記第2通知メッセージは、前記端末が前記第2AMFネットワーク要素のスライスサービスエリア外に移動したことを前記SMFネットワーク要素に通知するために使用する、送信する段階をさらに備える、
    請求項7に記載の方法。
  9. 前記第2AMFネットワーク要素が前記1つのセッションに対応するネットワークリソースまたは前記少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応するネットワークリソースを解放する前記段階は、
    前記第1通知メッセージを受信したとき、前記第2AMFネットワーク要素が前記1つのセッションに対応するネットワークリソースまたは前記少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応するネットワークリソースを直ちに解放する段階、または、
    前記第1通知メッセージを受信したとき、前記第2AMFネットワーク要素が前記1つのセッションに対応するネットワークリソースまたは前記少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応するネットワークリソースを事前に設定した時間が経過した後に解放する段階を有する、
    請求項7または8に記載の方法。
  10. 前記第1メッセージは、セッション識別子および前記セッション識別子と関連付けられたSMFネットワーク要素識別子をさらに含み、前記セッションに対応する前記第2ネットワークスライスに関する前記情報は、SMFネットワーク要素がサポートするネットワークスライスに関する情報である、
    請求項7から9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記第1メッセージは、モビリティ管理コンテキストおよび前記端末の永続的識別子をさらに含む、
    請求項10に記載の方法。
  12. 前記第1メッセージは、前記端末の前記現行セッションのそれぞれのデータネットワーク名DNNをさらに含む、
    請求項7から11のいずれか一項に記載の方法。
  13. セッション処理方法であって、
    セッション管理機能SMFネットワーク要素が第2AMFネットワーク要素から第2通知メッセージを受信する段階であって、前記第2通知メッセージは、端末が前記第2AMFネットワーク要素のスライスサービスエリア外に移動したことを前記SMFネットワーク要素に通知するために使用する、受信する段階と、
    前記SMFネットワーク要素が、前記端末の、前記SMFネットワーク要素と関連付けられたセッションが占有するネットワークリソースを解放する段階と
    を備える方法。
  14. 前記方法は、
    前記SMFネットワーク要素が前記セッションのセッション識別子と関連付けられたユーザプレーン機能UPFネットワーク要素に第3通知メッセージを送信する段階であって、前記第3通知メッセージは、前記端末が前記第2AMFネットワーク要素のスライスサービスエリア外に移動したことを前記UPFネットワーク要素に通知するために使用する、送信する段階をさらに備える、
    請求項13に記載の方法。
  15. セッション処理方法であって、
    ユーザプレーン機能UPFネットワーク要素がセッション管理機能SMFネットワーク要素から第3通知メッセージを受信する段階であって、前記第3通知メッセージは、端末が第2AMFネットワーク要素のスライスサービスエリア外に移動したことを前記UPFネットワーク要素に通知するために使用する、受信する段階と、
    前記UPFネットワーク要素が、前記端末の、前記UPFネットワーク要素と関連付けられたセッションが占有するネットワークリソースを解放する段階と
    を備える方法。
  16. アクセス・モビリティ管理機能AMFネットワーク要素であって、前記アクセス・モビリティ管理機能AMFネットワーク要素は第1AMFネットワーク要素であり、前記第1AMFネットワーク要素は、処理ユニット、受信ユニット、および送信ユニットを備え、
    前記処理ユニットは、第2AMFネットワーク要素から、1つのセッションまたは少なくとも2つのセッションを含む端末の現行セッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含む第1メッセージを前記受信ユニットを使用して受信し、
    前記第1AMFネットワーク要素が前記1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは前記少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートしないと前記送信ユニットが決定したとき、前記処理ユニットは、前記第2AMFネットワーク要素に、前記第1AMFネットワーク要素が前記1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは前記少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートしないことを前記第2AMFネットワーク要素に通知するために使用する第1通知メッセージを送信する、
    AMFネットワーク要素。
  17. 前記AMFネットワーク要素は、
    前記処理ユニットがさらに、前記第1AMFネットワーク要素がサポートする第1ネットワークスライスに関する情報が前記1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含まないか、または、前記第1ネットワークスライスに関する情報が前記少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含まないと決定したとき、前記第1AMFネットワーク要素が前記1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは前記少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートしないと決定するよう構成されること、または、
    前記処理ユニットがさらに、前記端末に割り当てられた、許可された第3ネットワークスライスに関する情報が前記1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含まないか、または、前記端末に割り当てられた第3ネットワークスライスに関する情報が前記少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含まないと決定したとき、前記第1AMFネットワーク要素が前記1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは前記少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートしないと決定するよう構成されること
    をさらに備える、請求項16に記載のAMFネットワーク要素。
  18. 前記第1メッセージはセッション識別子および前記セッション識別子と関連付けられたSMFネットワーク要素識別子をさらに含み、前記セッションに対応する前記第2ネットワークスライスに関する前記情報は、SMFネットワーク要素がサポートするネットワークスライスに関する情報である、
    請求項16または17に記載のAMFネットワーク要素。
  19. 前記第1メッセージは、モビリティ管理コンテキストおよび前記端末の永続的識別子をさらに含む、
    請求項18に記載のAMFネットワーク要素。
  20. 前記処理ユニットはさらに、前記第1AMFネットワーク要素が前記1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは前記少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートすると決定したとき、前記1つのセッションのためのネットワークリソースまたは前記少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部のためのネットワークリソースを準備するよう構成される、
    請求項18または19に記載のAMFネットワーク要素。
  21. 前記第1メッセージは、前記端末の前記現行セッションのそれぞれのデータネットワーク名DNNをさらに含む、
    請求項16から20のいずれか一項に記載のAMFネットワーク要素。
  22. アクセス・モビリティ管理機能AMFネットワーク要素であって、前記アクセス・モビリティ管理機能AMFネットワーク要素は第2AMFネットワーク要素であり、前記第2AMFネットワーク要素は処理ユニット、受信ユニット、および送信ユニットを備え、
    前記処理ユニットは、第1AMFネットワーク要素に、1つのセッションまたは少なくとも2つのセッションを含む端末の現行セッションに対応する第2ネットワークスライスに関する情報を含む第1メッセージを前記送信ユニットを使用して送信し、
    前記処理ユニットは、前記第1AMFネットワーク要素から、前記第1AMFネットワーク要素が前記1つのセッションに対応する第2ネットワークスライスまたは前記少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応する第2ネットワークスライスをサポートしないことを前記第2AMFネットワーク要素に通知するために使用する第1通知メッセージを前記受信ユニットを使用して受信し、
    前記処理ユニットはさらに、前記1つのセッションに対応するネットワークリソースまたは前記少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応するネットワークリソースを解放するよう構成される、
    AMFネットワーク要素。
  23. 前記AMFネットワーク要素は、
    前記処理ユニットが、前記1つのセッションのセッション識別子と関連付けられたセッション管理機能SMFネットワーク要素または前記少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部のセッション識別子と関連付けられたSMFネットワーク要素に、前記端末が前記第2AMFネットワーク要素のスライスサービスエリア外に移動したことを前記SMFネットワーク要素に通知するために使用する第2通知メッセージを前記送信ユニットを使用して送信することをさらに備える、
    請求項22に記載のAMFネットワーク要素。
  24. 前記1つのセッションに対応するネットワークリソースまたは前記少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応するネットワークリソースを解放する前記態様において、前記処理ユニットは、具体的に、
    前記第1通知メッセージを受信したとき、前記1つのセッションに対応するネットワークリソースまたは前記少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応するネットワークリソースを直ちに解放するか、または
    前記第1通知メッセージを受信したとき、前記1つのセッションに対応するネットワークリソースまたは前記少なくとも2つのセッションの全部もしくは一部に対応するネットワークリソースを、事前に設定した時間が経過した後に解放するよう構成される、
    請求項22または23に記載のAMFネットワーク要素。
  25. 前記第1メッセージはセッション識別子および前記セッション識別子と関連付けられたSMFネットワーク要素識別子をさらに含み、前記セッションに対応する前記第2ネットワークスライスに関する前記情報は、SMFネットワーク要素がサポートするネットワークスライスに関する情報である、
    請求項22から24のいずれか一項に記載のAMFネットワーク要素。
  26. 前記第1メッセージは、モビリティ管理コンテキストおよび前記端末の永続的識別子をさらに含む、
    請求項25に記載のAMFネットワーク要素。
  27. 前記第1メッセージは、前記端末の前記現行セッションのそれぞれのデータネットワーク名DNNをさらに含む、
    請求項22から26のいずれか一項に記載のAMFネットワーク要素。
  28. 処理ユニットおよび受信ユニットを備えるセッション管理機能SMFネットワーク要素であって、
    前記処理ユニットは、第2AMFネットワーク要素から、端末が前記第2AMFネットワーク要素のスライスサービスエリア外に移動したと前記SMFネットワーク要素に通知するために使用する第2通知メッセージを前記受信ユニットを使用して受信し、
    前記処理ユニットは、前記端末の、前記SMFネットワーク要素と関連付けられたセッションが占有するネットワークリソースを解放するよう構成される、
    SMFネットワーク要素。
  29. 前記SMFネットワーク要素は送信ユニットをさらに備え、
    前記処理ユニットは、前記セッションのセッション識別子と関連付けられたユーザプレーン機能UPFネットワーク要素に、前記端末が前記第2AMFネットワーク要素のスライスサービスエリア外に移動したことを前記UPFネットワーク要素に通知するために使用する第3通知メッセージを前記送信ユニットを使用して送信する、
    請求項28に記載のSMFネットワーク要素。
  30. 処理ユニットおよび受信ユニットを備えるユーザプレーン機能UPFネットワーク要素であって、
    前記処理ユニットは、セッション管理機能SMFネットワーク要素から、端末が第2AMFネットワーク要素のスライスサービスエリア外に移動したことを前記UPFネットワーク要素に通知するために使用する第3通知メッセージを前記受信ユニットを使用して受信し、
    前記処理ユニットは、前記端末の、前記UPFネットワーク要素と関連付けられたセッションが占有するネットワークリソースを解放するよう構成される、
    UPFネットワーク要素。
  31. 請求項1から6のいずれか一項に記載の方法を行うよう構成されるモジュールを備えるセッション処理装置。
  32. 請求項7から12のいずれか一項に記載の方法を行うよう構成されるモジュールを備えるセッション処理装置。
  33. 請求項13または14に記載の方法を行うよう構成されるモジュールを備えるセッション処理装置。
  34. 請求項15に記載の方法を行うよう構成されるモジュールを備えるセッション処理装置。
  35. アクセス・モビリティ管理機能AMFネットワーク要素であって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサに接続され、前記プロセッサによって実行されると、前記AMFネットワーク要素に請求項1から6のいずれか一項に記載の方法を行わせるプログラム命令を記憶したメモリと
    を備えるAMFネットワーク要素。
  36. アクセス・モビリティ管理機能AMFネットワーク要素であって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサに接続され、前記プロセッサによって実行されると、前記AMFネットワーク要素に請求項7から12のいずれか一項に記載の方法を行わせるプログラム命令を記憶したメモリと
    を備えるAMFネットワーク要素。
  37. セッション管理機能SMFネットワーク要素であって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサに接続され、前記プロセッサによって実行されると、前記SMFネットワーク要素に請求項13または14に記載の方法を行わせるプログラム命令を記憶したメモリと
    を備えるSMFネットワーク要素。
  38. ユーザプレーン機能UPFネットワーク要素であって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサに接続され、前記プロセッサによって実行されると、前記UPFネットワーク要素に請求項15に記載の方法を行わせるプログラム命令を記憶したメモリと
    を備えるUPFネットワーク要素。
  39. コンピュータプログラムを備え、前記コンピュータプログラムがコンピュータ上で動作すると、前記コンピュータは請求項1から15のいずれか一項に記載のセッション処理方法を実行する、
    コンピュータプログラム製品。
  40. セッション管理システムであって、請求項35に記載のAMFネットワーク要素および請求項36に記載のAMFネットワーク要素を備える
    システム。
  41. 請求項37に記載のSMFネットワーク要素をさらに備える、請求項40に記載のシステム。
  42. 請求項38に記載のUPFネットワーク要素をさらに備える、請求項41に記載のシステム。
  43. セッション処理方法であって、
    第1アクセス・モビリティ管理機能AMFネットワーク要素が第2AMFネットワーク要素から第1メッセージを受信する段階であって、前記第1メッセージは、端末の現行セッションのセッション識別子と、前記現行セッションに対応するネットワークスライスに関する情報とを含み、前記現行セッションは1つのセッションまたは少なくとも2つのセッションを含む、受信する段階と、
    前記第1AMFネットワーク要素が第1セッションに対応するネットワークスライスをサポートしないと決定したとき、前記第1AMFネットワーク要素が前記第2AMFネットワーク要素に第1通知メッセージを送信する段階であって、前記第1通知メッセージは、前記第1AMFネットワーク要素が前記第1セッションに対応するネットワークスライスをサポートしないことを前記第2AMFネットワーク要素に通知するために使用され、前記第1セッションは前記現行セッションのうちの任意のセッションである、送信する段階と
    を備える方法。
  44. 前記第1AMFネットワーク要素が前記第2AMFネットワーク要素に前記第1通知メッセージを送信する前に、前記方法は、
    前記第1AMFネットワーク要素がサポートするネットワークスライスに関する情報が前記第1セッションに対応するネットワークスライスに関する情報を含まないと決定することによって、前記第1AMFネットワーク要素が前記第1セッションに対応するネットワークスライスをサポートしないと前記第1AMFネットワーク要素が決定する段階、または、
    前記端末に割り当てられた、許可されたネットワークスライスに関する情報が前記第1セッションに対応するネットワークスライスに関する情報を含まないと決定することによって、前記第1AMFネットワーク要素が前記第1セッションに対応するネットワークスライスをサポートしないと前記第1AMFネットワーク要素が決定する段階をさらに備える、
    請求項43に記載の方法。
  45. 前記第1メッセージは、前記端末の前記現行セッションと関連付けられたSMFネットワーク要素識別子をさらに含む、
    請求項43または44に記載の方法。
  46. セッション処理方法であって、
    第2アクセス・モビリティ管理機能AMFネットワーク要素が第1AMFネットワーク要素に第1メッセージを送信する段階であって、前記第1メッセージは、端末の現行セッションのセッション識別子と前記現行セッションに対応するネットワークスライスに関する情報とを含み、前記現行セッションは1つのセッションまたは少なくとも2つのセッションを含む、送信する段階と、
    前記第2AMFネットワーク要素が前記第1AMFネットワーク要素から第1通知メッセージを受信する段階であって、前記第1通知メッセージは、前記第1AMFネットワーク要素が前記第1セッションに対応するネットワークスライスをサポートしないことを前記第2AMFネットワーク要素に通知するために使用し、前記第1セッションは前記現行セッションのうちの任意のセッションである、受信する段階と、
    前記第2AMFネットワーク要素が前記第1セッションに対応するネットワークリソースを解放する段階と
    を備える方法。
  47. 前記第2AMFネットワーク要素が前記第1セッションに対応するネットワークリソースを解放する前記段階は、
    前記第2AMFネットワーク要素が前記第1セッションと関連付けられたSMFネットワーク要素に第2通知メッセージを送信する段階であって、前記第2通知メッセージは、前記第1セッションの前記SMF側の前記ネットワークリソースを解放するよう、前記第1セッションと関連付けられた前記SMFネットワーク要素に通知するために使用する、送信する段階を有する、
    請求項46に記載の方法。
  48. 前記第2AMFネットワーク要素が前記第1セッションと関連付けられたSMFネットワーク要素に第2通知メッセージを送信する前記段階の前に、前記方法は、
    前記第2AMFネットワーク要素がセッション識別子とSMFネットワーク要素識別子との間の対応関係に基づいて前記第1セッションと関連付けられた前記SMFネットワーク要素を決定する段階をさらに備える、
    請求項47に記載の方法。
  49. 請求項43から45のいずれか一項に記載のセッション処理方法を行うための装置。
  50. 請求項46から48のいずれか一項に記載のセッション処理方法を行うための装置。
  51. アクセス・モビリティ管理機能AMFネットワーク要素であって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサに接続され、前記プロセッサによって実行されると、前記AMFネットワーク要素に請求項43から45のいずれか一項に記載の方法を行わせるプログラム命令を記憶したメモリと
    を備えるAMFネットワーク要素。
  52. アクセス・モビリティ管理機能AMFネットワーク要素であって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサに接続され、前記プロセッサによって実行されると、前記AMFネットワーク要素に請求項46から48のいずれか一項に記載の方法を行わせるプログラム命令を記憶したメモリと
    を備えるAMFネットワーク要素。
  53. コンピュータプログラムを備え、前記コンピュータプログラムがコンピュータ上で動作すると、前記コンピュータは請求項43から48のいずれか一項に記載のセッション処理方法を実行する、
    コンピュータプログラム製品。
  54. 請求項51に記載のAMFネットワーク要素および請求項52に記載のAMFネットワーク要素を備えるセッション管理システム。
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