以下は、本発明の実施形態における添付の図面を参照して、本発明の実施形態における技術的解決策を明確かつ完全に説明する。
本明細書で使用される「構成要素」、「モジュール」、および「システム」などの専門用語は、コンピュータ関連のエンティティ、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアの組合せ、ソフトウェア、または実施中のソフトウェアを示すために使用される。例えば、構成要素は、限定はしないが、プロセッサ上で稼働するプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実施可能ファイル、実施のスレッド、プログラム、および/またはコンピュータであってもよい。図に示すように、コンピューティングデバイスとコンピューティングデバイス上で稼働するアプリケーションの両方は、構成要素であってもよい。1つまたは複数の構成要素がプロセスおよび/または実施のスレッド内に存在してもよく、構成要素が1つのコンピュータ上に位置されてもよく、および/または2つ以上のコンピュータ間に分散されてもよい。加えて、これらの構成要素は、様々なデータ構造を記憶する様々なコンピュータ可読媒体から実施されてもよい。例えば、構成要素は、ローカルおよび/またはリモートプロセスを使用することによって、例えば、1つまたは複数のデータパケット(例えば、ローカルシステム、分散システムにおいて、および/または信号を使用することによって他のシステムと相互作用するインターネットなどのネットワークを介して別の構成要素と相互作用する2つの構成要素からのデータ)を有する信号に基づいて通信することができる。
本発明の実施形態は、様々な通信システム、例えば、モバイル通信用グローバルシステム(Global System for Mobile Communication、GSM(登録商標))、広帯域符号分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access、WCDMA(登録商標))システム、およびLTEシステムなどのシステムに適用することができ、サポートされる通信は、主に音声およびデータ通信であることを理解されたい。通常、従来の基地局は、限られた量の接続をサポートし、実装するのは簡単である。
次世代モバイル通信システムは、将来のモバイルデータトラフィックの成長、大規模なモノのインターネット、および多様化した新しいサービスとアプリケーションシナリオを可能にする。統一された接続フレームワークとして作用することに加えて、新世代セルラーネットワークの基本的な5G新無線(5th Generation New Radio、5G NR)は、ネットワークのデータ速度、容量、遅延、信頼性、効率、およびカバレッジ能力を新しいレベルに高め、利用可能なスペクトルリソースを完全に使用することが期待されている。さらに、直交周波数分割多重化(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、OFDM)に基づく5G新無線設計は、5Gデバイスおよび多様化した展開をサポートし、多様化したスペクトル(低および高帯域カバレッジを含む)をカバーし、多様化したサービスおよび端末をサポートするためのグローバル標準になる。
実施形態は、本発明の実施形態における端末デバイスに関して説明される。端末デバイスは、ユーザ機器(User Equipment、UE)、アクセス端末、加入者ユニット、加入者局、モバイル局、モバイルコンソール、リモート局、リモート端末、モバイルデバイス、ユーザ端末、端末、ワイヤレス通信デバイス、ユーザエージェント、またはユーザ装置とも呼ばれ得る。端末デバイスは、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(Wireless Local Area Networks、WLAN)のステーション(STAION、ST)、携帯電話、コードレス電話セット、セッション開始プロトコル(Session Initiation Protocol、SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(Wireless Local Loop、WLL)局、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)デバイス、ワイヤレス通信機能を有するハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイス、ワイヤレスモデムに接続された別の処理デバイス、車載デバイス、ウェアラブルデバイス、将来の5Gネットワークにおける端末デバイス、将来の進化型PLMNネットワークにおける端末デバイスなどであってもよい。
加えて、実施形態は、本発明の実施形態におけるネットワークデバイスに関して説明される。ネットワークデバイスは、モバイルデバイスと通信するように構成されたデバイスであり得る。ネットワークデバイスは、WLANのアクセスポイント(ACCESS POINT、AP)もしくはGSM(登録商標)の基地トランシーバ局(Base Transceiver Station、BTS)もしくは符号分割多元接続(Code Division Multiple Access、CDMA)であってもよく、またはWCDMA(登録商標)のNodeB(NodeB、NB)であってもよく、またはLTEの進化型NodeB(Evolutional Node B、eNBまたはeNodeB)、またはリレーノードもしくはアクセスポイント、または車載デバイス、ウェアラブルデバイス、将来の5Gネットワークにおけるネットワークデバイス、将来の進化型PLMNネットワークにおけるネットワークデバイスなどであってもよい。
本発明の実施形態で提供される方法および装置は、端末デバイスまたはネットワークデバイスに適用されてもよい。端末デバイスまたはネットワークデバイスは、ハードウェア層、ハードウェア層の上で稼働するオペレーティングシステム層、およびオペレーティングシステム層の上で稼働するアプリケーション層を含む。ハードウェア層は、中央処理装置(Central Processing Unit、CPU)、メモリ管理装置(Memory Management Unit、MMU)、およびメモリ(メインメモリとも呼ばれる)などのハードウェアを含む。オペレーティングシステムは、プロセス(Process)、例えば、Linux(登録商標)オペレーティングシステム、Unixオペレーティングシステム、Androidオペレーティングシステム、iOSオペレーティングシステム、またはwindowsオペレーティングシステムを使用することによってサービス処理を実装する、コンピュータオペレーティングシステムの任意の1つまたは複数のタイプであり得る。アプリケーション層は、ブラウザ、アドレス帳、ワード処理ソフトウェア、およびインスタントメッセージングソフトウェアなどのアプリケーションを含む。さらに、本発明の実施形態では、制御情報送信方法を実行するためのエンティティの特定の構造は、エンティティが本発明の実施形態における制御情報送信方法のコードを含むプログラムを稼働させ、本発明の実施形態における制御情報送信方法に従って通信を実行することができる限り、本発明の実施形態において特に限定されない。例えば、本発明の実施形態においてワイヤレス通信方法を実行するためのエンティティは、端末デバイスもしくはネットワークデバイス、または端末デバイスもしくはネットワークデバイスにあり、プログラムを呼び出してプログラムを実施することができる機能モジュールであってもよい。
加えて、本発明の実施形態の態様または特徴は、標準的なプログラミングおよび/またはエンジニアリング技術を使用する方法、装置、または製品として実装することができる。本発明の実施形態で使用される「製品」という用語は、任意のコンピュータ可読構成要素、キャリア、または媒体からアクセスすることができるコンピュータプログラムを網羅する。例えば、コンピュータ可読媒体は、限定はしないが、磁気記憶構成要素(例えば、ハードディスク、フロッピーディスク、または磁気テープ)、光ディスク(例えば、コンパクトディスク(Compact Disc、CD)およびデジタル多用途ディスク(Digital Versatile Disc、DVD))、スマートカード、およびフラッシュメモリ構成要素(例えば、消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(Erasable Programmable Read−Only Memory、EPROM)、カード、スティック、またはキードライブ)を含んでもよい。加えて、本明細書で説明される様々な記憶媒体は、情報を記憶するために使用される1つまたは複数のデバイスおよび/または他の機械可読媒体を示すことができる。「機械可読媒体」という用語は、限定はしないが、無線チャネル、ならびに命令および/またはデータを記憶、含有、および/または運ぶことができる様々な他の媒体を含んでもよい。
図1は、本発明の一実施形態が適用されるデータ送信のための通信システムの概略図である。図1に示すように、通信システム100は、ネットワークデバイス102を含む。ネットワークデバイス102は、複数のアンテナ、例えば、アンテナ104、106、108、110、112、および114を含み得る。加えて、ネットワークデバイス102は、送信機チェーンと、受信機チェーンとをさらに含むことができる。当業者は、送信機チェーンおよび受信機チェーンが各々、信号の送受信に関連する複数の構成要素(例えば、プロセッサ、変調器、マルチプレクサ、復調器、デマルチプレクサ、またはアンテナ)を含むことができることを理解するであろう。
ネットワークデバイス102は、複数の端末デバイス(例えば、端末デバイス116および端末デバイス122)と通信することができる。しかしながら、ネットワークデバイス102は、端末デバイス116または122と同様の任意の量の端末デバイスと通信し得ることが理解され得る。端末デバイス116および122は各々、例えば、携帯電話、スマートフォン、ポータブルコンピュータ、ハンドヘルド通信デバイス、ハンドヘルドコンピューティングデバイス、衛星無線装置、全地球測位システム、PDA、および/またはワイヤレス通信システム100において通信のために使用される任意の他の適切なデバイスであってもよい。
図1に示すように、端末デバイス116は、アンテナ112および114と通信する。アンテナ112および114は、順方向リンク118を使用することによって情報を端末デバイス116に送出し、逆方向リンク120を使用することによって端末デバイス116から情報を受信する。加えて、端末デバイス122は、アンテナ104および106と通信する。アンテナ104および106は、順方向リンク124を使用することによって情報を端末デバイス122に送出し、逆方向リンク126を使用することによって端末デバイス122から情報を受信する。
例えば、周波数分割複信(Frequency Division Duplex、FDD)システムでは、順方向リンク118は、逆方向リンク120によって使用される帯域とは異なる帯域を使用してもよく、順方向リンク124は、逆方向リンク126によって使用される帯域とは異なる帯域を使用してもよい。
別の例として、時分割複信(Time Division Duplex、TDD)システムおよび全二重(Full Duplex)システムでは、順方向リンク118および逆方向リンク120は、同じ帯域を使用してもよく、順方向リンク124および逆方向リンク126は、同じ帯域を使用してもよい。
各アンテナ(または複数のアンテナを含むアンテナグループ)および/または通信用に設計されたエリアは、ネットワークデバイス102のセクタと呼ばれる。例えば、アンテナグループは、ネットワークデバイス102のカバレッジエリアのセクタにおける端末デバイスと通信するように設計されてもよい。ネットワークデバイス102がそれぞれ順方向リンク118および124を使用することによって端末デバイス116および122と通信すると、ネットワークデバイス102の送信アンテナは、ビームフォーミングにより順方向リンク118および124の信号対雑音比を改善することができる。加えて、ネットワークデバイスが単一のアンテナを使用してネットワークデバイスによってサービスされるすべての端末デバイスに信号を送出する方式と比較して、ネットワークデバイス102が、ビームフォーミングにより、関連するカバレッジエリアにランダムに散在する端末デバイス116および122に信号を送出する方式は、隣接するセルにおいてモバイルデバイスへの干渉を少なくする。
所与の時間内に、ネットワークデバイス102、端末デバイス116、または端末デバイス122は、ワイヤレス通信送出装置および/またはワイヤレス通信受信装置であり得る。データを送出するとき、ワイヤレス通信送出装置は、送信のためにデータをエンコードしてもよい。
具体的には、ワイヤレス通信送出装置は、チャネルを介して無線通信受信装置に送出する必要がある特定の量のデータビットを得る(例えば、生成する、別の通信装置から受信する、またはメモリに記憶する)ことができる。データビットは、データのトランスポートブロック(または複数のトランスポートブロック)に含まれてもよく、トランスポートブロックは、複数のコードブロックを生成するためにセグメント化されてもよい。
加えて、通信システム100は、公衆陸上モバイルネットワーク(Public Land Mobile Network、PLMN)、D2Dネットワーク、M2Mネットワーク、または別のネットワークであってもよい。図1は、簡略化された概略図の一例にすぎない。ネットワークは、図1に示されていない別のネットワークデバイスをさらに含んでもよい。
ワイヤレス通信のために通信システム100で使用される時間ドメインリソースについて、以下で詳細に説明する。
本発明のこの実施形態では、データを送信するためにネットワークデバイスおよび端末デバイスによって使用される時間ドメインリソースは、時間ドメインにおいて複数の時間単位に分割され得る。
加えて、本発明のこの実施形態では、複数の時間単位は連続的であってもよく、または予め設定された間隔がいくつかの隣接する時間単位の間に設定される。これは、本発明のこの実施形態に特に限定されない。
本発明のこの実施形態では、時間単位は、アップリンクデータ(例えば、アップリンクデータ)送信に使用される時間単位および/またはダウンリンクデータ(例えば、ダウンリンクデータ)送信に使用される時間単位を含み得る。
本発明のこの実施形態では、1つの時間単位の長さは、ランダムに設定することができる。これは、本発明のこの実施形態に特に限定されない。
例えば、1つの時間単位は、1つまたは複数のサブフレームを含む場合がある。
あるいは、1つの時間単位は、1つまたは複数のスロットを含んでもよい。
あるいは、1つの時間単位は、1つまたは複数のシンボルを含んでもよい。
あるいは、1つの時間単位は、1つまたは複数のTTIを含んでもよい。
あるいは、1つの時間単位は、1つまたは複数の短い送信時間間隔(short Transmission Time Interval、sTTI)を含んでもよい。
本発明のこの実施形態では、ワイヤレス通信のために通信システム100で使用される時間−周波数リソースは、時間ドメインで複数のTTIに分割され得る。TTIは、既存の通信システム(例えば、LTEシステム)で一般的に使用されるパラメータであり、無線リンクでのデータ送信をスケジューリングするためのスケジューリングユニットである。従来技術では、通常、1TTI=1msと考えられている。言い換えれば、1つのTTIは、1つのサブフレーム(subframe)または2つのスロット(slot)である。TTIは、無線リソース管理(スケジューリングなど)の基本的な時間単位である。
通信ネットワークでは、遅延は、重要なパフォーマンス指標であり、ユーザの使用経験に影響を与える。通信プロトコルの開発に伴い、遅延に最も大きく影響を与える物理層のスケジューリング間隔は、小さくなってきている。スケジューリング間隔(すなわち、TTI)は、WCDMA(登録商標)では最初は10msであり、その後、高速パケットアクセス(High−Speed Packet Access、HSPA)では2msに短縮され、長期進化(Long Term Evolution、LTE)では1msに短縮される。
低遅延のサービス要件は、スケジューリング間隔をさらに短縮してユーザ経験を向上させるために、短いTTIフレーム構造が物理層に導入されることを必要とする。例えば、LTEシステムのTTI長は、1msから、1つのシンボル(symbol)から1つのスロット(7つのシンボルを含む)の範囲に短縮され得る。上述のシンボルは、LTEシステムの直交周波数分割多重化(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、OFDM)シンボルまたはシングルキャリア周波数分割多重アクセス(Single Carrier−Frequency Division Multiple Access、SC−FDMA)シンボルであってもよく、または別の通信システムのシンボルであってもよい。別の例として、5G通信システムのTTI長はまた、1msよりも短い。
LTEシステムでは、長さが1msのTTIに基づくデータ送信では、データ送信のラウンドトリップ時間(Round−Trip Time、略して「RTT」)は、通常、8msである。長さが1 msである既存のTTIのスケジューリングの場合と比較して、処理時間が比例して短縮されると想定される。言い換えれば、既存のRTT遅延が続いたままである。長さが0.5msのsTTIに基づくデータ送信では、データ送信のRTTは、4msである。遅延は、長さが1msのTTIに基づくデータ送信と比較して半分に短縮することができる。したがって、ユーザ経験が向上される。
長さが1msよりも短いTTIは、sTTIと呼ばれる場合がある。例えば、LTEシステムでは、sTTIの長さは、1つのシンボルから7つのシンボルまでの任意の長さであり得、またはsTTIの長さは、1つのシンボルから7つのシンボルにおける少なくとも2つの異なる長さの組合せであり得る。例えば、1 msは、6つのsTTIを含み、sTTIの長さは、3つのシンボル、2つのシンボル、2つのシンボル、2つのシンボル、2つのシンボル、および3つのシンボルであってもよく、または1 msは、4つのsTTIを含み、sTTIの長さは、3つのシンボル、4つのシンボル、3つのシンボル、および4つのシンボルであってもよく、または他の異なる長さの組合せであってもよい。
さらに、アップリンクsTTI長は、ダウンリンクsTTI長と同じであってもよい。例えば、アップリンクsTTI長およびダウンリンクsTTI長は各々、2つのシンボルである。
あるいは、アップリンクsTTI長は、ダウンリンクsTTI長よりも長い場合がある。例えば、アップリンクsTTI長は7つのシンボルであり、ダウンリンクsTTI長は2つのシンボルである。
あるいは、アップリンクsTTI長は、ダウンリンクsTTI長よりも短い場合がある。例えば、アップリンクsTTI長は4つのシンボルであり、ダウンリンクsTTI長は1つのサブフレームである。
TTI長が1つのサブフレームまたは1msよりも短いデータパケットは、短いTTIデータパケットと呼ばれる。短いTTIデータは、周波数ドメインで連続的または非連続的に分散されたリソースを使用することによって送信することができる。下位互換性のために、長さが1msのTTIに基づくデータ送信とsTTIに基づくデータ送信の両方がシステムで共存し得ることに留意されたい。
時間単位の前述のリストされた構造は、説明のための単なる例であることを理解されたい。本発明のこの実施形態は、これに特に限定されず、時間単位の構造は、実際の要件に基づいてランダムに変更されてもよい。例えば、sTTIをサポートしないLTEシステムの場合、1つの時間単位は、1つのサブフレーム(Subframe)になり得る。別の例として、sTTIをサポートするLTEシステムの場合、1つの時間単位は、1つのsTTIを含んでもよく、または1つの時間単位は、1つのスロット(Slot)を含んでもよく、1つの時間単位は、1つまたは複数の(例えば、7未満の正の整数量または6未満の正の整数量)シンボルを含んでもよい。あるいは、1つの時間単位は、1つのサブフレームであってもよい。
本発明のこの実施形態では、複数の時間単位について、時間ドメインにおける複数の時間単位の間に時系列関係があり、任意の2つの時間単位に対応する時間長は、同じであってもよいし、異なっていてもよい。
以下、図2を参照して、本発明の実施形態のデータ送信方法を詳細に説明する。図2は、本発明の一実施形態によるデータ送信方法の概略相互作用図である。
S210において、ネットワークデバイスは、第1の指示情報を送出し、第1の指示情報は、Nビットを含み、Nビットは、M時間単位に対応し、M時間単位は、少なくとも1つの時間長に対応し、各ビットの値は、対応する時間単位が端末デバイスのデータを送信するために使用されるかどうかを示すために使用され、Mは、1以上の整数であり、Nは、1以上の整数である。
要するに、本発明のこの実施形態では、ビットマップ方式が、端末デバイスのデータを送信するために使用される時間単位(または時間ドメインリソース)を示すために使用される。
具体的には、M時間単位については、M時間単位の間に時系列関係がある。M時間単位は、時間ドメインで連続的または非連続的である場合がある。「非連続的」は、一部の時間単位が別の目的に使用され、端末デバイスのデータを送信するために使用することができないことを意味する。端末デバイスのデータを送信するために使用され得る特定の時間単位は、上位層のシグナリングを使用することによって通知することができる。特定の通知コンテンツは、別の目的のために予約された時間単位、または利用可能な時間単位であり得る。M時間単位の各々は、同じ時間長に対応してもよく、またはM時間単位に対応する時間長は、少なくとも部分的に同じであってもよく、言い換えれば、M時間単位は、少なくとも1つの時間単位に対応する。
NビットとM時間単位との間の対応(区別および理解を容易にするために対応#1として示される)は、1対1対応であり得る。言い換えれば、1つのビットは、1つの時間単位に対応し、この場合、N=Mである。あるいは、対応#1は、1対多対応であってもよい。言い換えれば、1つのビットは、少なくとも2つの時間単位に対応し得、時間ドメインにおける各時間単位の場所は、Nビットの対応するビットの場所に対応する。あるいは、対応#1は、多対1対応であってもよい。言い換えれば、複数のビットは、1つの時間単位の異なる周波数ドメイン単位に共同して対応する。
各ビットの値は、対応する時間単位が端末デバイスのデータを送信するために使用されるかどうかを示すために使用されることに留意されたい。具体的には、各ビットの値は、対応する時間単位が端末デバイスのデータを送信するために使用されることのみを示し、時間単位が別の端末デバイスのデータを送信するために使用されるかどうかを示さない。時間単位がデータを送信するために使用されるが、時間単位が端末デバイスのデータを送信するために使用されない場合、時間単位に対応し、ネットワークデバイスによって端末デバイスに送出される指示情報#1にあるビットの値は、時間単位が端末デバイスのデータを送信するために使用されないことを意味する。
例えば、「0」は、対応する時間単位が端末デバイスのデータを送信するために使用されないことを示すことができ、「1」は、対応する時間単位が端末デバイスのデータを送信するために使用されることを示すことができる。あるいは、「1」は、対応する時間単位が端末デバイスのデータを送信するために使用されないことを示すことができ、「0」は、対応する時間単位が端末デバイスのデータを送信するために使用されることを示すことができる。
さらに、S210において、端末デバイスは、指示情報#1を受信し、指示情報#1に基づいて、端末デバイスに送信されるデータを運ぶ時間単位を決定する。
S220において、ネットワークデバイスは、端末デバイスのデータを送信するために使用される時間単位でダウンリンクデータを送出し、時間単位は、Nビットによって示される。
さらに、S220において、端末デバイスは、端末デバイスのデータを送信するために使用される決定された時間単位でダウンリンクデータを受信する。
したがって、本発明のこの実施形態におけるデータ送信方法によれば、ネットワークデバイスは、第1の指示情報を端末デバイスに送出し、第1の指示情報に含まれるNビットは、M時間単位に対応し、M時間単位は、少なくとも1つの時間単位に対応し、各ビットの値は、対応する時間単位が端末デバイスのデータを送信するために使用されるかどうかを示すために使用され、つまり、ビットマップ方式は、端末デバイスのデータを送信するための時間単位を示すために使用される。これにより、ネットワークデバイスは、異なる時間長の時間単位をサポートする異なるアプリケーションシナリオで統一された時間ドメインリソース指示方式を使用することが可能になり、それによってシステムの柔軟性を向上させる。
例えば、システムによってサポートされる時間単位の時間長が比較的短い場合、1つのビットは、短い時間長の時間単位に対応し得る。システムによってサポートされる時間単位の時間長が比較的長い場合、1つのビットは、比較的長い時間長の時間単位に対応し得る。システムが異なる時間長の時間単位をサポートする場合、1つのビットは、より短い時間長の時間単位に対応し得、別のビットは、より長い時間長の時間単位に対応し得る。
任意選択で、方法は、
ネットワークデバイスによって、ダウンリンク制御情報DCIを端末デバイスに送出するステップであって、DCIは、第1の指示情報を含む、ステップをさらに含む。
具体的には、指示情報#1は、DCIで運ばれ、ネットワークデバイスは、DCIを送出することによって、端末デバイスのデータを送信するために使用される時間単位を示す。
任意選択で、M時間単位は、時間ドメインで連続的である。
限定ではなく例として、上述のように、M1時間単位は、あるいは、時間ドメインで非連続的であってもよく、2つの隣接する時間単位は、他のデータを送信するために使用されるいくつかの時間単位によって分離され、M1時間単位に特に含まれる時間単位は、上位層のシグナリングに基づいて決定されてもよい。図6を参照すると、1つのスロットは、7つのシンボルを有し、第1のシンボルおよび第5のシンボルは、別の目的のために(例えば、制御シグナリングを送信するために、または参照信号を送信するために使用される)システムによって予約された時間単位であると想定することができる。M1時間単位は、第2のシンボル、第3のシンボル、第4のシンボル、第6のシンボル、および第7のシンボルのみ、言い換えれば、M=5であり、第1のシンボルおよび第5のシンボルは、ビットマップが端末デバイスを送信するための時間単位を示すために使用されるときは直接スキップされる。
例えば、ビットの値が(1 1 1 1 0)の場合、第1のビットは、第2のシンボルに対応し、第2のビットは、第3のシンボルに対応し、第3のビットは、第4のシンボルに対応し、第4のビットは、第6のシンボルに対応し、第5のビットは、第7のシンボルに対応する。
本発明のこの実施形態では、ビットマップ方式が、端末デバイスのデータを送信するための時間単位を示すために使用される2つのケースがある。以下、2つのケースを詳細に個別に説明する。
ケース1
任意選択で、Nビットは、P1連続ビットおよびQ1連続ビットを含み、N=P1+Q1であり、Mは、N以上であり、M=M1+M2であり、P1連続ビットは、M1時間単位に対応し、Q1連続ビットは、M2時間単位に対応し、M1時間単位の各々は、第1の時間長に対応し、M2時間単位の各々は、第2の時間長に対応し、第1の時間長は、第2の時間長とは異なる。
具体的には、Nビットは、ビットの2つの部分:ビットの第1の部分、すなわちP1連続ビット、およびビットの第2の部分、すなわちQ1連続ビットを含み、N=P1+Q1である。言い換えれば、P1連続ビットとQ1連続ビットはオーバーラップせず、つまり、P1連続ビットとQ1連続ビットは、オーバーラップするビットを有さない。また、P1連続ビットの最後のビットがQ1連続ビットの第1のビットのすぐ隣にあり、またはQ1連続ビットの最後のビットがP1連続ビットの第1のビットのすぐ隣にあることも理解することができる。
MがN以上であるということは、1つのビットが少なくとも1つの時間単位に対応し得ることを示し、これは1つのビットが1つの時間単位に対応するか、または1つのビットが複数の時間単位に対応し得ることを意味する。これは、本発明のこの実施形態に限定されない。
P1またはQ1は、0である場合があることを理解されたい。P1=0である場合、N=Q1およびM=M2であり、これはすべてのNビットが、時間長が第2の時間長であるM時間単位に対応することを意味する。Q1=0である場合、N=P1およびM=M1であり、これはすべてのNビットが、時間長が第1の時間長であるM時間単位に対応することを意味する。
M1時間単位は時間ドメインでM2時間単位とオーバーラップせず、すべてのM1時間単位は、時間ドメインでM2時間単位の前に位置され、M2時間単位の第1の時間単位は、M1時間単位の最後の時間単位のすぐ隣の時間単位であることを理解されたい。あるいは、すべてのM1時間単位は、時間ドメインでM2時間単位の後に位置され、M1時間単位の第1の時間単位は、M2時間単位の最後の時間単位のすぐ隣の時間単位である。
本発明のこの実施形態では、M1時間単位の任意の2つの時間長は同じであり、言い換えれば、M1時間単位の各々は、同じ時間長、すなわち、時間長#1(第1の時間長の例である)に対応する。同様に、M2時間単位の任意の2つの時間長は同じであり、言い換えれば、M2時間単位は、同じ時間長、すなわち、時間長#2(第2の時間長の例である)に対応する。
時間長#1は、時間長#2とは異なり、時間長#1は、時間長#2よりも短くてもよいし、または時間長#1は、時間長#2よりも長くてもよい。これは、本発明のこの実施形態に限定されない。
例えば、時間長#1は、1つのシンボルに対応する時間長であり、言い換えると、M1時間単位の各々は、1つのシンボルに対応する時間長であり、時間長#2は、1つのスロットに対応する時間長であり、言い換えれば、M2時間単位の各々は、1つのスロットに対応する時間長である。
このようにして、Nビットは、P1連続ビットおよびQ1連続ビットに分割され、M時間単位は、M1時間単位およびM2時間単位に分割され、それによりP1ビットは、M1時間単位に対応し、Q1ビットは、M2時間単位に対応する。M1時間単位に対応する第1の時間長は、M2時間単位に対応する第2の時間長とは異なる。このようにして、比較的少量のビットを使用して比較的長い時間長を示すことができ、それによって第1の指示情報のビット(またはビットの量)を効果的に削減し、または言い換えれば、シグナリングオーバヘッドを削減する。
任意選択で、M1時間単位の最後の時間単位は、時間ドメインのM2時間単位の第1の時間単位の前に位置され、第1の時間長は、第2の時間長よりも短い。
言い換えれば、すべてのM1時間単位は、時間ドメインでM2時間単位の前に位置され、M1時間単位に対応する時間長#1は、M2時間単位に対応する時間長#2よりも短い。
任意選択で、M1時間単位は、1つのスロットに属する。
具体的には、M1時間単位は、1つのスロットのいくつかのシンボルであってもよいし、1つのスロットであってもよい。
限定ではなく例として、M1時間単位の時間長は、あるいは、少なくとも2つの隣接スロットのいくつかのシンボルに対応する時間長であってもよい。
例えば、スロット#1およびスロット#2は、時間ドメインで連続的であり、各スロットは、7つのシンボルを有する。時間長#1は、1つのシンボルに対応する時間長であり、M1は、4である。この場合、4つの時間単位の最初の2つのシンボル(すなわち、4つのシンボル)は、スロット#1の最後の2つのシンボルの場所に位置され、4つの時間単位の最後の2つのシンボルは、スロット#2の最初の2つのシンボルの場所に位置される。
任意選択で、第1の時間長は、1つのシンボルに対応する時間長であり、第2の時間長は、1つのスロットに対応する時間長である。
言い換えれば、M1時間単位の各々に対応する時間長は、1つのシンボルに対応する時間長であり、これはM1時間単位の各々が1つのシンボルであることを意味する。同様に、M2時間単位の各々に対応する時間長は、1つのスロットに対応する時間長であり、これはM2時間単位の各々が1つのスロットであることを意味する。
以下、図3〜図7を参照して、5つのアプリケーションシナリオで時間単位の特定の構造を使用することによって本発明の実施形態でデータを送信するための時間単位を示す方式を詳細に説明する。
説明を簡単にするために、時間長#1が1つのシンボルの長さに対応し、時間長#2が1つのスロットの長さに対応することを例として使用して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
加えて、以下の実施形態では、P1=M1=7であり、7は、1つのスロットに含まれるOFDMシンボルの量であり、Q1=M2=集合スロットの最大量(すなわち、集合の最大量)−1であり、集合の最大量は、4であると想定される。次に、Q1=M2=3、N=M=10である。
加えて、以下の実施形態では、「0」は、ネットワークデバイスが時間単位を使用して端末デバイスのデータを送信しないことを示し、「1」は、ネットワークデバイスが時間単位を使用して端末デバイスのデータを送信することを示す。
シナリオ1
図3は、スロットベースのスケジューリングシナリオで端末デバイスのデータを送信するために使用される時間単位の概略構造図である。
図3の最初の図では、データを送信するために使用される時間単位は、1つまたは複数のスロットであり得、M1時間単位の各々は、1つのシンボルであり、M2時間単位の各々は、1つのスロットであり、端末デバイスのデータを送信するために使用されるスロットは、時間ドメインで連続的である。
端末デバイス#1(端末デバイスの例である)の場合、10ビットの値は、(0 1 1 1 1 1 1 1 0 0)であり、最初の7ビットに対応する7つのシンボルは、M1時間単位であり、スロット#1の最後の6つのシンボルが端末デバイス#1のデータを送信するために使用されることを示し、最後の3ビットに対応する3つのスロットは、M2時間単位であり、スロット#2、スロット#3、およびスロット#4のうち、スロット#2が端末デバイスのデータを送信するために使用され、スロット#3およびスロット#4が端末デバイス#1のデータを送信するために使用されないことを示す。
スロット#1の第1のシンボルは、端末デバイス#1の指示情報(指示情報#1Aとして示される)を運ぶシンボルであることに留意されたい。
同様に、端末デバイス#2(端末デバイスの別の例である)の場合、10ビットの値は、(0 1 1 1 1 1 1 0 0 0)であり、最初の7ビットに対応する7つのシンボルは、M1時間単位であり、スロット#3の最後の6つのシンボルが端末デバイス#2のデータを送信するために使用されることを示し、最後の3ビットに対応する3つのスロットは、M2時間単位であり、スロット#4、スロット#5、およびスロット#6(スロット#5およびスロット#6は図に示されていない)が端末デバイス#2のデータを送信するために使用されないことを示す。
スロット#2の第1のシンボルは、端末デバイス#2の指示情報(指示情報#1Bとして示される)を運ぶシンボルであることに留意されたい。
図3の第2の図では、データを送信するために使用される時間単位は、1つまたは複数のスロットであり、M1時間単位の各々は、1つのシンボルであり、M2時間単位の各々は、1つのスロットであり、端末デバイスのデータを送信するために使用されるスロットは、時間ドメインで非連続的である場合があり、具体的には、端末デバイス#1のデータを送信するために使用されるスロットは、第1のスロット、第3のスロット、および第4のスロットである。
この場合、10ビットの値は、(0 1 1 1 1 1 1 0 1 1)であり、最初の7ビットに対応する7つのシンボルは、M1時間単位であり、スロット#1の最後の6つのシンボルが端末デバイス#1のデータを送信するために使用されることを示し、最後の3ビットに対応する3つのスロットは、M2時間単位であり、スロット#2、スロット#3、およびスロット#4のうち、スロット#2が端末デバイスのデータを送信するために使用されず、スロット#3およびスロット#4が端末デバイス#1のデータを送信するために使用されることを示す。
このシナリオでは、P1およびQ1のいずれか1つが0になる場合があることにさらに留意されたい。言い換えれば、Nビットに対応する時間単位は、同じ時間長に対応する。特に、P1は、0に設定される場合がある。このようにして、Nビットは、比較的長い時間長(すなわち、時間長#2)に対応する時間単位のみを示し、それによってシグナリングオーバヘッドをより効果的に削減する。
例えば、図3の最初の図では、P=0、Q=集合スロットの最大量、例えば、4、N=4であるとき、4つのビットが端末デバイスのデータを送信するための時間単位を示すために使用され、各ビットは、1つのスロットに対応する。
端末デバイス#1の場合、4つのビットの値は、(1 1 0 0)であり、4つのビットに対応するスロットは、M2時間単位であり、スロット#1およびスロット#2が端末デバイス#1のデータを送信するために使用され、スロット#3およびスロット#4が端末デバイス#1のデータを送信するために使用されないことを示す。
端末デバイス#2の場合、4つのビットの値は、(1 0 0 0)であり、4つのビットに対応するスロットは、M2時間単位であり、スロット#3が端末デバイス#1のデータを送信するために使用され、スロット#4、スロット#5、およびスロット#6が端末デバイス#1のデータを送信するために使用されないことを示す。
シナリオ2
図4は、ミニスロットベースのURLLCスケジューリングシナリオで端末デバイスのデータを送信するために使用される時間単位の概略構造図である。
図4に示すように、このシナリオでは、データを送信するために使用される時間単位は、1つのミニスロットであり得、M1時間単位の各々は、1つのシンボルであり、M2時間単位の各々は、1つのスロットである。
簡潔にするために、1つのスロットでデータを送信するための時間単位が占有されている場合のみが図に描かれている。
端末デバイス#1の場合、10ビットの値は、(0 1 1 0 0 0 0 0 0 0)であり、最初の7ビットに対応する7つのシンボルは、M1時間単位であり、スロット#1の第2のシンボルおよび第3のシンボルが端末デバイス#1のデータを送信するために使用されることを示し、最後の3ビットに対応する3つのスロットは、M2時間単位であり、スロット#2、スロット#3、およびスロット#4(スロット#2、スロット#3、およびスロット#4は示されていない)が端末デバイス#1のデータを送信するために使用されないことを示す。
スロット#1の第1のシンボルは、端末デバイス#1の指示情報#1Aを運ぶことに留意されたい。
同様に、端末デバイス#2の場合、10ビットの値は、(0 0 0 1 1 1 1 0 0 0)であり、最初の7ビットに対応する7つのシンボルは、M1時間単位であり、スロット#1の最後の4つシンボルが端末デバイス#2のデータを送信するために使用されることを示し、最後の3ビットに対応する3つのスロットは、M2時間単位であり、スロット#2、スロット#3、およびスロット#4(スロット#2、スロット#3、およびスロット#4は示されていない)が端末デバイス#2のデータを送信するために使用されないことを示す。
このシナリオでは、P1およびQ1のいずれか1つが0になる場合があることに留意されたい。言い換えれば、Nビットに対応する時間単位は、同じ時間長に対応する。特に、Q1は、0に設定される場合がある。このようにして、Nビットは、比較的短い時間長(すなわち、時間長#1)に対応する時間単位のみを示し、それによってシグナリングオーバヘッドをより効果的に削減する。
例えば、図4において、Q1=0、P1=1つのスロットのシンボル量、例えば、7、N=7であるとき、7つのビットが端末デバイスのデータを送信するための時間単位を示すために使用され、各ビットは、1つのシンボルに対応する。
端末デバイス#1の場合、7ビットの値は、(0 1 1 0 0 0 0)であり、7ビットに対応する7つのシンボルは、M1時間単位であり、スロット#1の第2のシンボルおよび第3のシンボルが端末デバイス#1のデータを送信するために使用されることを示す。
端末デバイス#2の場合、7ビットの値は、(0 0 0 1 1 1 1)であり、7ビットに対応する7つのシンボルは、M1時間単位であり、スロット#1の最後の4つのシンボルが端末デバイス#2のデータを送信するために使用されることを示す。
シナリオ3
図5は、6GHz以上の周波数帯域に基づくシナリオで端末デバイスのデータを送信するために使用される時間単位の概略構造図である。
図5に示すように、このシナリオでは、データを送信するために使用される時間単位は、1つのミニスロットであり得、1つのミニスロットに含まれ、データを送信するために使用されるシンボルは、非連続的である。M1時間単位の各々は、1つのシンボルであり、M2時間単位の各々は、1つのスロットである。
簡潔にするために、1つのスロットでデータを送信するための時間単位が占有されている場合のみが図に描かれている。
図5の最初の図に示されるように、制御チャネルおよび対応するデータチャネルは、同じビームを使用することによって送出され、制御チャネルによって使用されないリソースは、データを送出するために使用され得る。
端末デバイス#1の場合、10ビットの値は、(1 1 0 0 0 0 0 0 0 0)であり、最初の7ビットに対応する7つのシンボルは、M1時間単位であり、スロット#1の第1のシンボルおよび第2のシンボルが端末デバイス#1のデータを送信するために使用されることを示し、最後の3ビットに対応する3つのスロットは、M2時間単位であり、スロット#2、スロット#3、およびスロット#4(スロット#2、スロット#3、およびスロット#4は示されていない)が端末デバイス#1のデータを送信するために使用されないことを示す。
端末デバイス#2の場合、10ビットの値は、(0 0 1 1 0 0 0 0 0 0)であり、最初の7ビットに対応する7つのシンボルは、M1時間単位であり、スロット#1の第3のシンボルおよび第4のシンボルが端末デバイス#2のデータを送信するために使用されることを示し、最後の3ビットに対応する3つのスロットは、M2時間単位であり、スロット#2、スロット#3、およびスロット#4(スロット#2、スロット#3、およびスロット#4は示されていない)が端末デバイス#2のデータを送信するために使用されないことを示す。
図5の第2の図では、ネットワークデバイスは、制御チャネルを最初に送出し、次にデータチャネルを送出し、制御チャネルによって使用されないリソースは、データを送出するために使用され得る。このシナリオでは、1つのミニスロットに含まれ、データを送信するために使用されるシンボルは、非連続的である。
端末デバイス#1の場合、10ビットの値は、(1 0 0 1 0 0 0 0 0 0)であり、最初の7ビットに対応する7つのシンボルは、M1時間単位であり、スロット#1の第1のシンボルおよび第4のシンボルが端末デバイス#1のデータを送信するために使用されることを示し、最後の3ビットに対応する3つのスロットは、M2時間単位であり、スロット#2、スロット#3、およびスロット#4(スロット#2、スロット#3、およびスロット#4は示されていない)が端末デバイス#1のデータを送信するために使用されないことを示す。
端末デバイス#2の場合、10ビットの値は、(0 1 0 0 1 0 0 0 0 0)であり、最初の7ビットに対応する7つのシンボルは、M1時間単位であり、スロット#1の第2のシンボルおよび第5のシンボルが端末デバイス#2のデータを送信するために使用されることを示し、最後の3ビットに対応する3つのスロットは、M2時間単位であり、スロット#2、スロット#3、およびスロット#4(スロット#2、スロット#3、およびスロット#4は示されていない)が端末デバイス#2のデータを送信するために使用されないことを示す。
このシナリオでは、P1およびQ1のいずれか1つが0になる場合があることに留意されたい。言い換えれば、Nビットに対応する時間単位は、同じ時間長に対応する。特に、Q1は、0に設定される場合がある。このようにして、Nビットは、比較的短い時間長(すなわち、時間長#1)に対応する時間単位のみを示し、それによってシグナリングオーバヘッドをより効果的に削減する。
例えば、図5の第2の図では、Q1=0、P1=1つのスロットのシンボル量、例えば、7、N=7であるとき、7つのビットが端末デバイスのデータを送信するための時間単位を示すために使用され、各ビットは、1つのシンボルに対応する。
端末デバイス#1の場合、7ビットの値は、(1 0 0 1 0 0 0)であり、7ビットに対応する7つのシンボルは、M1時間単位であり、スロット#1の第1のシンボルおよび第4のシンボルが端末デバイス#1のデータを送信するために使用されることを示す。
端末デバイス#2の場合、7ビットの値は、(0 1 0 0 1 0 0)であり、7ビットに対応する7つのシンボルは、M1時間単位であり、スロット#1の第2のシンボルおよび第5のシンボルが端末デバイス#2のデータを送信するために使用されることを示す。
本発明のこの実施形態におけるすべての場合のすべてのシナリオにおいて、P1およびQ1のいずれか1つは、0になる場合がある。言い換えれば、Nビットに対応する時間単位は、同じ時間長に対応する。詳細は、この実施形態では再度説明されない。
シナリオ4
図6は、LTE/NR共存シナリオで端末デバイスのデータを送信するために使用される時間単位の概略構造図である。
図6に示すように、このシナリオでは、データを送信するために使用される時間単位は、1つのミニスロットであり得、1つのミニスロットに含まれ、データを送信するために使用されるシンボルは、非連続的である。M1時間単位の各々は、1つのシンボルであり、M2時間単位の各々は、1つのスロットである。
簡潔にするために、1つのスロットでデータを送信するための時間単位が占有されている場合のみが図に描かれている。
端末デバイス#1の場合、10ビットの値は、(0 1 1 1 0 1 0 0 0 0)であり、最初の7ビットに対応する7つのシンボルは、M1時間単位であり、スロット#1の第2のシンボル、第3のシンボル、第4のシンボル、および第6のシンボルが端末デバイス#1のデータを送信するために使用されることを示し、最後の3ビットに対応する3つのスロットは、M2時間単位であり、スロット#2、スロット#3、およびスロット#4(スロット#2、スロット#3、およびスロット#4は示されていない)が端末デバイス#1のデータを送信するために使用されないことを示す。
シナリオ5
図7は、免許不要周波数帯域のシナリオで端末デバイスのデータを送信するために使用される時間単位の概略構造図である。
図7に示すように、このシナリオでは、データを送信するために使用される時間単位は、複数のミニスロットと複数のスロットの集合であり得る。M1時間単位の各々は、1つのシンボルであり、M2時間単位の各々は、1つのスロットである。
端末デバイス#1の場合、10ビットの値は、(0 0 0 0 0 1 1 1 1 0)であり、最初の7ビットに対応する7つのシンボルは、M1時間単位であり、スロット#1の第6のシンボルおよび第7のシンボルが端末デバイス#1のデータを送信するために使用されることを示し、最後の3ビットに対応する3つのスロットは、M2時間単位であり、スロット#2、スロット#3、およびスロット#4のうちスロット#2およびスロット#3が端末デバイス#1のデータを送信するために使用され、スロット#4が端末デバイス#1のデータを送信するために使用されないことを示す。
前述は、1つのスロットが7つのシンボルを含む例を使用することによって、本発明のこの実施形態を詳細に説明する。以下において、1つのスロットが14個のシンボルを含むことは、本発明の実施形態を簡潔に説明するために使用される。簡潔にするため、シナリオ1およびシナリオ4のみが説明される。他のシナリオでのビット指示方式は、シナリオ1およびシナリオ4の場合と同様である。詳細は、本明細書では再度説明されない。
同様に、P1=M1=14であり、14は、1つのスロットに含まれるOFDMシンボルの量であり、Q1=M2=集合スロットの最大量(すなわち、最大集合レベル)−1であり、集合の最大量は、4であると想定される。次に、Q1=M2=3、N=17である。加えて、以下の実施形態では、「0」は、ネットワークデバイスが時間単位を占有して端末デバイスのデータを送信しないことを示し、「1」は、ネットワークデバイスが時間単位を占有して端末デバイスのデータを送信することを示す。
シナリオ1
図8は、スロットベースのスケジューリングシナリオで端末デバイスのデータを送信するために使用される時間単位の別の概略構造図である。
このシナリオでは、1つのスロットは、14個のシンボルを含み、データを送信するために使用される時間単位は、1つまたは複数のスロットであり得、M1時間単位の各々は、1つのシンボルであり、M2時間単位の各々は、1つのスロットであり、端末デバイスのデータを送信するために使用されるスロットは、連続的である。
第1の指示方式:N=M=17
この場合、Nビットは、M時間単位と1対1で対応し、つまり、1つのビットは、1つの時間単位に対応する。
例えば、端末デバイス#1の場合、10ビットの値は、(0 0 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 0 0)であり、最初の14ビットに対応する14個のシンボルは、M1時間単位であり、スロット#1の最後の12個のシンボルが端末デバイス#1のデータを送信するために使用されることを示し、最後の3ビットに対応する3つのスロットは、M2時間単位であり、スロット#2、スロット#3、およびスロット#4のうち、スロット#2が端末デバイスのデータを送信するために使用され、スロット#3およびスロット#4が端末デバイス#1のデータを送信するために使用されないことを示す。
第2の指示方式:P1ビットの各々は、2つの時間単位に対応する(N=10、M=17、N<M)。
この場合、Nビットは、M時間単位と1対多で対応し、つまり、1つのビットは、2つの時間単位に対応する。ここで、P1ビットの各々は、M1時間単位の2つに対応し、Q1ビットの各々は、M1時間単位の1つに対応する。
例えば、端末デバイス#1の場合、10ビットの値は、(0 1 1 1 1 1 1 1 0 0)であり、最初の7ビットに対応する14個のシンボルは、M1時間単位であり、スロット#1の最後の12個のシンボルが端末デバイス#1のデータを送信するために使用されることを示し、最後の3ビットに対応する3つのスロットは、M2時間単位であり、スロット#2、スロット#3、およびスロット#4のうち、スロット#2が端末デバイスのデータを送信するために使用され、スロット#3およびスロット#4が端末デバイス#1のデータを送信するために使用されないことを示す。
もちろん、Q1ビットの場合、各ビットはまた、2つの時間単位を示す場合もある。これは、本発明のこの実施形態に限定されない。
シナリオ4
図9は、LTE/NR共存シナリオで端末デバイスのデータを送信するために使用される時間単位の別の概略構造図である。
図9に示すように、このシナリオでは、1つのスロットは、14個のシンボルを含み、データを送信するために使用される時間単位は、1つのミニスロットであり得、1つのミニスロットに含まれ、データを送信するために使用されるシンボルは、非連続的である。M1時間単位の各々は、1つのシンボルであり、M2時間単位の各々は、1つのスロットである。
第1の指示方式:1つのビットは、1つの時間単位に対応する(N=M=17)。
この場合、Nビットは、M時間単位と1対1で対応し、つまり、1つのビットは、1つの時間単位に対応する。
例えば、端末デバイス#1の場合、10ビットの値は、(0 0 1 1 0 0 0 0 1 1 0 0 1 1 0 0 0)であり、最初の14ビットに対応する14個のシンボルは、M1時間単位であり、スロット#1の第3のシンボル、第4のシンボル、第9のシンボル、第10のシンボル、第13のシンボル、および第14のシンボルが端末デバイス#1のデータを送信するために使用されることを示し、最後の3ビットに対応する3つのスロットは、M2時間単位であり、スロット#2、スロット#3、およびスロット#4(スロット#2、スロット#3、およびスロット#4は示されていない)が端末デバイス#1のデータを送信するために使用されないことを示す。
第2の指示方式:P1ビットの各々は、2つの時間単位に対応する(N=10、M=17、N<M)。
この場合、Nビットは、M時間単位と1対多で対応し、つまり、1つのビットは、2つの時間単位に対応する。ここで、P1ビットの各々は、M1時間単位の2つに対応し、Q1ビットの各々は、M1時間単位の1つに対応する。
例えば、端末デバイス#1の場合、10ビットの値は、(0 1 0 0 1 0 1 1 0 0)であり、最初の7ビットに対応する14個のシンボルは、M1時間単位であり、スロット#1の第3のシンボル、第4のシンボル、第9のシンボル、第10のシンボル、第13のシンボル、および第14のシンボルが端末デバイス#1のデータを送信するために使用されることを示し、最後の3ビットに対応する3つのスロットは、M2時間単位であり、スロット#2、スロット#3、およびスロット#4のうち、スロット#2が端末デバイスのデータを送信するために使用され、スロット#3およびスロット#4が端末デバイス#1のデータを送信するために使用されないことを示す。
もちろん、Q1ビットの場合、各ビットはまた、2つの時間単位を示す場合もある。これは、本発明のこの実施形態に限定されない。加えて、例えば、30kHzまたは60kHzの比較的大きなサブキャリア間隔のシナリオでは、1つのサブフレームに比較的大量のシンボルおよびスロットがあるため、N<M、つまり、1つのビットが複数の時間単位に対応するように、上位層のシグナリングまたは動的シグナリングを使用することによって適切な構成が実行され得、それによってシグナリングオーバヘッドを削減する。
本発明のこの実施形態では、システムによってサポートされ、データを送信するために使用される時間単位がフレーム、サブフレーム、スロット、またはスロット集合であるかどうかに関係なく、本発明のこの実施形態では、データを送信するために使用される時間単位に含まれる比較的短い時間長の時間単位は、ビットマップ方式で、端末デバイスのデータを送信するために使用される時間単位の占有状態を示すために使用され得ることも理解することができる。
任意選択で、方法は、
ネットワークデバイスによって、第4の指示情報を送出するステップであって、第4の指示情報は、M2時間単位の各々にあり、端末デバイスのデータを送信するために使用されるシンボルを決定するために使用される、ステップをさらに含む。
具体的には、M2時間単位に対応する時間長#2が比較的長く、各時間単位が少なくとも2つのシンボルを含むため、Q1ビットの各々の値によって示される時間単位を使用して端末デバイスのデータを送信するが、すべてのシンボルを使用して端末デバイスのデータを送信することができないとき、指示情報#4(第4の指示情報の例である)を使用して、M2時間単位の各々のどのシンボルが端末デバイスのデータを送信するために使用されるかを決定することができる。
例として、4つのスロットが引き続き使用される。各スロットは、7つのシンボルを含み、M1時間単位の各々は、1つのシンボルであり、M2時間単位の各々は、1つのスロットである。
例えば、指示情報#4は、スロット#2、スロット#3、およびスロット#4の各々のシンボルの占有状態がスロット#1と同じであることを示す。
別の例として、指示情報#4は、スロット#2、スロット#3、およびスロット#4の各々のすべてのシンボルが占有されていることを示す。
さらに別の例として、指示情報#4は、スロット#2、スロット#3、およびスロット#4の各々においてシステムによって予約されたシンボル(例えば、制御情報を運ぶために使用されるシンボル、または参照信号を送信するために使用されるシンボル)を示し、シンボルは、データを送信するために使用することはできない。
任意選択で、方法は、
ネットワークデバイスによって、第2の指示情報を送出するステップであって、第2の指示情報は、以下の値:N、P1、またはQ1の少なくとも1つを示すために使用される、ステップをさらに含む。
言い換えれば、ネットワークデバイスは、指示情報#2(第2の指示情報の例である)を使用することによってN、P1、またはQ1を示してもよい。このようにして、端末デバイスは、指示情報#2に基づいて、N、P1、またはQ1の少なくとも1つを決定することができる。
指示情報#2は、動的シグナリング、半静的シグナリング、または静的シグナリングであってもよい。これは、本発明のこの実施形態に特に限定されない。
指示情報#2が値の1つのみを示すとき、他の2つの値の1つは、プロトコルで指定されてもよく、残りの値は、2つの値の間の関係および3つの値の間の関係に基づいて決定されてもよいことに留意されたい。指示情報#2が値の2つを示すとき、残りの値はまた、2つの値の間の関係および3つの値の間の関係に基づいて決定されてもよい。
すべての3つの値がプロトコルで指定されるとき、ネットワークデバイスは、シグナリングを使用することによってN、P1、またはQ1を示す必要はない。
任意選択で、方法は、
ネットワークデバイスによって、第5の指示情報を送出するステップであって、第5の指示情報は、以下の値:M、M1、またはM2の少なくとも1つを示すために使用される、ステップをさらに含む。
同様に、(第5の指示情報の例である)指示情報#5は、動的シグナリング、半静的シグナリング、または静的シグナリングであってもよい。これは、本発明のこの実施形態に特に限定されない。
指示情報#5が値の1つのみを示すとき、他の2つの値の1つは、プロトコルで指定されてもよく、残りの値は、2つの値の間の関係および3つの値の間の関係に基づいて決定されてもよいことに留意されたい。指示情報#5が値の2つを示すとき、残りの値はまた、2つの値の間の関係および3つの値の間の関係に基づいて決定されてもよい。
すべての3つの値がプロトコルで指定されるとき、ネットワークデバイスは、シグナリングを使用することによってM、M1、またはM2を示す必要はない。
ケース2
任意選択で、Nビットは、Lグループに分割され、Lグループの各々は、M連続ビットを含み、Lは、周波数ドメイン単位の量であり、i番目のグループのj番目のビットは、i番目の周波数ドメイン単位のj番目の時間単位に対応し、i番目のグループは、Lグループに属し、i番目の周波数ドメイン単位は、L周波数ドメイン単位に属し、i∈[1、L]、j∈[1、M]であり、M時間単位の各々は、第3の時間長に対応し、Mは、N以下であり、Lは、1以上の整数である。
あるいは、Nビットは、Mグループに分割され、Mグループの各々は、L連続ビットを含み、Lは、周波数ドメイン単位の量であり、i番目のグループのj番目のビットは、i番目の時間単位のj番目の周波数ドメイン単位に対応し、i番目のグループは、Mグループに属し、i番目の時間単位は、M時間単位に属し、i∈[1、M]、j∈[1、L]であり、M時間単位の各々は、第4の時間長に対応し、Mは、N以下であり、Lは、1以上の整数である。
具体的には、Nビットは、Lグループに分割され、Lグループの各々は、M連続ビットを含む。言い換えれば、Nビットは、L×M仮想マトリックス、すなわち、L行とM列を有するマトリックスに分割される。i番目の行とj番目の列の値は、i番目のグループのj番目のビットの値に対応する。この場合、NビットとM時間単位との間の対応は、次のとおりである:i番目のグループのj番目のビットは、i番目の周波数ドメイン単位のj番目の時間単位に対応し、i∈[1、L]、j∈[1、M]であり、言い換えれば、Nビットのi番目のグループのM連続ビットの値は、i番目の周波数ドメイン単位のM時間単位が端末デバイスのデータを送信するために使用されるかどうかを示すために使用される。仮想マトリックスは理解を容易にするためだけのものであり、実際には、Nビットは、依然として連続ビットのシーケンスである。
加えて、M時間単位の各々は、時間長#3(第3の時間単位の例である)に対応し、つまり、M時間単位のいずれか2つに対応する時間長は、同じである。
あるいは、Nビットは、Mグループに分割され、M個のグループの各々は、L連続ビットを含む。同様に、Nビットは、M×L仮想マトリックス、すなわち、M行とL列を有するマトリックスに分割される。i番目の行とj番目の列の値は、i番目のグループのj番目のビットの値に対応する。この場合、NビットとM時間単位との間の対応は、次のとおりである:i番目のグループのj番目のビットは、i番目の周波数ドメイン単位のj番目の時間単位に対応し、i∈[1、M]、j∈[1、L]であり、言い換えれば、Nビットのi番目のグループのL連続ビットの値は、i番目の時間ドメイン単位のL周波数ドメイン単位が端末デバイスのデータを送信するために使用されるかどうかを示すために使用される。仮想マトリックスは理解を容易にするためだけのものであり、実際には、Nビットは、依然として連続ビットのシーケンスである。
加えて、M時間単位の各々は、時間長#4(第4の時間単位の例である)に対応し、つまり、M時間単位のいずれか2つに対応する時間長は、同じである。
Lは、周波数ドメイン単位の量であり、1つの周波数ドメイン単位に対応する周波数帯域幅は、15Kまたは30Kであってもよく、または任意の予め設定された周波数帯域幅であってもよい。これは、本明細書において限定されない。
M時間単位の場合、M時間単位は、L周波数ドメイン単位を使用することによってM×L時間−周波数リソースグリッドに分割され、またはM時間単位は、L周波数ドメイン単位を使用することによってM×L時間−周波数リソース単位に分割され、時間ドメインの1つの時間−周波数リソース単位の時間長は、少なくとも1つのシンボルに対応する時間長であり、周波数ドメインの1つの時間−周波数リソース単位の周波数帯域幅は、少なくとも1つの周波数ドメイン単位に対応する周波数帯域幅である。
本発明のこの実施形態では、1つの時間−周波数リソース単位は、1つまたは複数のリソース要素REであり得る。
本発明のこの実施形態では、i番目のグループのj番目のビットの値は、対応する時間−周波数リソース単位が端末デバイスのデータを送信するために使用されるかどうかを示すために使用される。複数の特定の指示方式があり得る。
方式1
端末デバイスのデータを送信するために使用される時間単位は、直接示される。
i番目のグループのj番目のビットの値が0である場合、i番目の周波数ドメイン単位のj番目の時間単位は、端末デバイスのダウンリンクデータを送出するために使用され、またはi番目のグループのj番目のビットの値が1である場合、i番目の周波数ドメイン単位のj番目の時間単位は、端末デバイスのダウンリンクデータを送出するために使用されない。例えば、「0」は、i番目の周波数ドメイン単位のj番目の時間単位が端末デバイスのダウンリンクデータを送出するために使用されるリソースではないことを示し、または「0」は、ネットワークデバイスが端末デバイスのデータを送信するためにi番目の周波数ドメイン単位のj番目の時間単位を占有しないことを示してもよく、「1」は、i番目の周波数ドメイン単位のj番目の時間単位が端末デバイスのダウンリンクデータを送出するために使用されるリソースであることを示し、または「1」は、ネットワークデバイスが端末デバイスのデータを送信するためにi番目の周波数ドメイン単位のj番目の時間単位を占有することを示してもよい。
あるいは、「1」は、i番目の周波数ドメイン単位のj番目の時間単位が端末デバイスのダウンリンクデータを送出するために使用されるリソースではないことを示し、または「1」は、ネットワークデバイスが端末デバイスのデータを送信するためにi番目の周波数ドメイン単位のj番目の時間単位を占有しないことを示してもよく、「0」は、i番目の周波数ドメイン単位のj番目の時間単位が端末デバイスのダウンリンクデータを送出するために使用されるリソースであることを示し、または「0」は、ネットワークデバイスが端末デバイスのデータを送信するためにi番目の周波数ドメイン単位のj番目の時間単位を占有することを示してもよい。
i番目のグループのj番目のビットの値が「0」である場合、i番目の周波数ドメイン単位のj番目の時間単位は、端末デバイスのダウンリンクデータを送出するために使用され、またはi番目のグループのj番目のビットの値が「1」である場合、i番目の周波数ドメイン単位のj番目の時間単位は、端末デバイスのダウンリンクデータを送出するために使用されるリソースではない。
例えば、「0」は、i番目の時間単位のj番目の周波数ドメイン単位が端末デバイスのダウンリンクデータを送出するために使用されるリソースではないことを示し、または「0」は、ネットワークデバイスが端末デバイスのデータを送信するためにi番目の時間単位のj番目の周波数ドメイン単位を占有しないことを示してもよく、「1」は、i番目の時間単位のj番目の周波数ドメイン単位が端末デバイスのダウンリンクデータを送出するために使用されるリソースであることを示し、または「1」は、ネットワークデバイスが端末デバイスのデータを送信するためにi番目の時間単位のj番目の周波数ドメイン単位を占有することを示してもよい。
あるいは、「1」は、i番目の時間単位のj番目の周波数ドメイン単位が端末デバイスのダウンリンクデータを送出するために使用されるリソースではないことを示し、または「1」は、ネットワークデバイスが端末デバイスのデータを送信するためにi番目の時間単位のj番目の周波数ドメイン単位を占有しないことを示してもよく、「0」は、i番目の時間単位のj番目の周波数ドメイン単位が端末デバイスのダウンリンクデータを送出するために使用されるリソースであることを示し、または「0」は、ネットワークデバイスが端末デバイスのデータを送信するためにi番目の時間単位のj番目の周波数ドメイン単位を占有することを示してもよい。
この場合、ケース1と同様に、端末デバイスは、Nビットの値に基づいて、端末デバイスを送信するために使用される時間単位でダウンリンクデータを直接受信してもよい。
方式2
端末デバイスのデータを送信するために使用されない時間単位は直接示されるため、端末デバイスは、端末デバイスのデータを送信するために使用される時間単位を間接的に決定する。
例えば、ネットワークデバイスがi番目の周波数ドメイン単位のj番目の時間単位を占有して別の端末デバイスのデータを送信することを示すために、「0」または「1」のみが使用される。
この場合、端末デバイスは、L×M時間−周波数リソース単位を含む時間−周波数リソースを受信してもよく、次いで、Nビットの値に基づいて、端末デバイスのデータのみを送信するために使用される時間−周波数リソース単位で端末デバイスに関連するデータを得るか、または受信されたデータから、端末デバイスに属していないデータを削除する。
以下、図10を例として使用することによって、ケース2の実施形態を説明する。
図10は、本発明の一実施形態によるデータ送信方法の時間−周波数リソースの概略構造図である。図10に示すように、横軸は、時間ドメイン方向を表し、9つの時間単位を含み、縦軸は、周波数ドメイン方向を表し、4つの周波数ドメイン単位を含む。時間−周波数リソースは、4×9=36の時間−周波数リソース単位を含む。場所1、場所2、および場所3は、別の端末デバイスによって占有される時間−周波数リソース単位であり、36ビットは、4×9マトリックス、すなわち、4つの行と9つの列を有するマトリックスに分割され、i番目の行とj番目の列の値は、i番目のグループのj番目のビットの値に対応する。
指示情報#1のNビットに対応する仮想マトリックスは、次のとおりである:
000000000
000001010
000000001
000000000
「1」は、i番目の周波数ドメイン単位の、別の端末デバイスによって占有されるj番目の時間単位を表す。ここで、場所1は、第2のグループの第6のビットに対応する、第2の周波数ドメイン単位の第6の時間単位を表し、場所2は、第2のグループの第8のビットに対応する、第2の周波数ドメイン単位の第8の時間単位を表し、場所3は、第3のグループの第9のビットに対応する、第3の周波数ドメイン単位の第9の時間単位を表す。
実際のNビットは、前述の仮想マトリックスの行ごとに読み取ることができ、具体的には000000000 000001010 000000001 000000000であり、または列ごとに読み取ることができ、具体的には0000 0000 0000 0000 0010 0000 0010 0100である。
任意選択で、方法は、
ネットワークデバイスによって、第6の指示情報を端末デバイスに送出するステップであって、第6の指示情報は、以下の値:N、M、またはLの少なくとも1つを示すために使用される、ステップをさらに含む。
したがって、本発明のこの実施形態におけるデータ送信方法によれば、Nビットは、M×L仮想マトリックスに分割される。同じサイズの時間−周波数リソースは、N時間−周波数リソースグリッドに分割され、時間ドメインでM時間単位に分割され、かつ周波数ドメインでL周波数ドメイン単位に分割される。異なる端末デバイスに対して、異なるMおよびLが構成される。例えば、N=36の場合、ユーザ1にはM=4およびN=9、ユーザ2にはM=6およびL=6である。したがって、同じサイズの時間−周波数リソースは、ユーザ1の場合、時間ドメインで4つの粒度、周波数ドメインで9つの粒度を示し得る。しかしながら、ユーザ2の場合、同じサイズの時間−周波数リソースは、時間ドメインでより細かい粒度、すなわち、6つの粒度を示し、周波数ドメインでより粗い粒度、すなわち、9つの粒度を示し得る。このようにして、統一されたシグナリング形式を使用して、異なるユーザの異なる時間−周波数リソースの粒度を示すことができ、それによってシグナリング設計の複雑さを軽減する。
任意選択で、第1の指示情報は、M1時間単位の時間単位で運ばれる。
このようにして、指示情報を受信した後、端末デバイスは、Nビットの第1のビットに対応する時間単位の開始場所を決定することができ、開始場所は追加のシグナリングを使用することによって示される必要がなく、それによってシグナリングオーバヘッドを効果的に削減する。
任意選択で、第1の指示情報は、M1時間単位の第1の時間単位で運ばれる。
したがって、本発明のこの実施形態におけるデータ送信方法によれば、一態様では、ネットワークデバイスは、第1の指示情報を端末デバイスに送出し、第1の指示情報に含まれるNビットは、M時間単位に対応し、M時間単位は、少なくとも1つの時間単位に対応し、各ビットの値は、対応する時間単位が端末デバイスのデータを送信するために使用されるかどうかを示すために使用され、つまり、ビットマップ方式は、端末デバイスのデータを送信するための時間単位を示すために使用される。これにより、ネットワークデバイスは、異なる時間長の時間単位をサポートする異なるアプリケーションシナリオで統一された時間ドメインリソース指示方式を使用することが可能になり、それによってシステムの柔軟性を向上させ、シグナリング設計の複雑さを軽減する。
別の態様では、Nビットは、M×L仮想マトリックスに分割される。同じサイズの時間−周波数リソースは、N時間−周波数リソースグリッドに分割され、時間ドメインでM時間単位に分割され、かつ周波数ドメインでL周波数ドメイン単位に分割される。異なる端末デバイスに対して、異なるMおよびLが構成される。このようにして、統一されたシグナリング形式を使用して、異なる端末デバイスの異なる時間−周波数リソースの粒度を示すことができ、それによってシグナリング設計の複雑さを軽減する。
さらに別の態様では、M時間単位は、P1連続ビットおよびQ1連続ビットを使用することによってM1時間単位およびM2時間単位に分割され、それによりP1ビットは、M1時間単位に対応し、Q1ビットは、M2時間単位に対応する。M1時間単位に対応する第1の時間長は、M2時間単位に対応する第2の時間長とは異なる。このようにして、比較的少量のビットを使用して比較的長い時間長を示すことができ、それによって指示情報のビット(またはビットの量)を効果的に削減し、または言い換えれば、シグナリングオーバヘッドを削減する。
本発明の一実施形態は、データ送信方法をさらに提供する。図11は、本発明の一実施形態によるデータ送信方法の概略相互作用図である。図11に示すように、方法は、以下のステップを含む。
S310.ネットワークデバイスは、第1の指示情報を送出し、第1の指示情報は、Nビットを含み、Nビットは、P2連続ビットおよびQ2連続ビットを含み、N=P2+Q2であり、Nは、1以上の整数である。
P2ビットは、M3時間単位に対応し、M3時間単位の各々は、第5の時間長に対応し、P2ビットの各々の値は、対応する時間単位が端末デバイスのデータを送信するために使用されるかどうかを示すために使用され、Q2ビットを含む第1のビットシーケンスは、第1の値S1を示すために使用され、第1の値は、端末デバイスのデータを送信するために使用される時間単位の量であり、S1時間単位の各々は、第6の時間長に対応し、M3は、P2以上であり、S1は、1以上の整数である。
あるいは、P2ビットを含む第2のビットシーケンスは、第2の値S2を示すために使用され、第2の値は、端末デバイスのデータを送信するために使用される時間単位の量であり、Q2ビットを含む第3のビットシーケンスは、第3の値S3を示すために使用され、第3の値は、端末デバイスのデータを送信するために使用される時間単位の量であり、S2時間単位の各々は、第7の時間長に対応し、S3時間単位の各々は、第8の時間長に対応し、第7の時間長は、第8の時間長とは異なり、S2は、1以上の整数であり、S3は、1以上の整数である。
具体的には、Nビットは、ビットの2つの部分:ビットの第1の部分、すなわちP2連続ビット、およびビットの第2の部分、すなわちQ2連続ビットを含み、N=P2+Q2である。言い換えれば、P2連続ビットとQ2連続ビットはオーバーラップせず、つまり、P2連続ビットとQ2連続ビットは、オーバーラップするビットを有さない。また、P2連続ビットの最後のビットがQ2連続ビットの第1のビットのすぐ隣にあり、またはQ2連続ビットの最後のビットがP2連続ビットの第1のビットのすぐ隣にあることも理解することができる。
本発明のこの実施形態では、NビットのP2ビットは、M3時間単位に対応し得、Q2ビットを含むビットシーケンス#1(第1のビットシーケンスの例である)を使用して、端末デバイスのデータを送信するための時間単位の量を示す。あるいは、P2ビットを含むビットシーケンス#2(第2のビットシーケンスの例である)とQ2ビットを含むビットシーケンス#3(第3のビットシーケンスの例である)の両方を使用して、端末デバイスのデータを送信するための時間単位の量を示す。以下、2つのケースを詳細に個別に説明する。
ケース3
P2ビットは、M3時間単位に対応し得、Q2ビットを含むビットシーケンス#1を使用して、端末デバイスのデータを送信するための時間単位の量S1を示す。
具体的には、S1時間単位は、時間ドメインでM3時間単位の後に位置されてもよく、またはS1時間単位は、時間ドメインでM3時間単位の前に位置されてもよい。S1時間単位が時間ドメインでM3時間単位の後に位置される場合、S1時間単位の第1の時間単位は、M3時間単位の最後の時間単位のすぐ隣にある。S1時間単位が時間ドメインでM3時間単位の前に位置される場合、M3時間単位の第1の時間単位は、S1時間単位の最後の時間単位のすぐ隣にある。
加えて、S1時間単位は、時間ドメインで連続的または非連続的である場合がある。言い換えれば、S1時間単位の2つの隣接する時間単位の間のいくつかの時間単位は、端末デバイスのデータを送信するために使用されないが、S1時間単位のすべてが端末デバイスのデータを送信するために使用される。
M3時間単位の各々は、時間長#5(第5の時間長の例である)に対応し、S1時間単位の各々は、時間長#6(第6の時間長の例である)に対応する。時間長#5は、時間長#6と同じであっても異なっていてもよい。
この場合、P2およびQ2のいずれか1つが0になる場合があることに留意されたい。言い換えれば、Nビットに対応する時間単位は、同じ時間長に対応する。特に、Q2は、0に設定される場合がある。このようにして、Nビットは、比較的短い時間長(すなわち、時間長#5)に対応する時間単位のみを示し、それによってシグナリングオーバヘッドをより効果的に削減する。
このようにして、Nビットは、P2連続ビットおよびQ2連続ビットに分割され、それによりP2ビットは、M3時間単位に対応し、Q2ビットを含む第1のビットシーケンスは、端末デバイスのデータを送信するための時間単位の量を示すために使用される。したがって、ネットワークデバイスは、統一された時間ドメインリソース指示方式を使用することを可能にされ、それによってシステムの柔軟性を向上させ、加えて、比較的少量のビットを使用して比較的長い時間長を示すことができ、それによって指示情報のビット(またはビットの量)を効果的に削減し、または言い換えれば、シグナリングオーバヘッドを削減する。
任意選択で、第5の時間長は、第6の時間長とは異なり、第5の時間長は、第6の時間長よりも短い。
このようにして、第5の時間長は、第6の時間長よりも短く、それにより比較的少量のビットを使用して比較的長い時間長を示すことができ、それによってシグナリングオーバヘッドを効果的に削減する。
以下、図3〜図7で説明した5つのアプリケーションシナリオで時間単位の特定の構造を引き続き参照しながら、本発明の実施形態でデータを送信するための時間単位を示す方式を詳細に説明する。
説明を簡単にするために、時間長#1が1つのシンボルの長さに対応し、時間長#2が1つのスロットの長さに対応することを例として使用して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
加えて、以下の実施形態では、P2=M3=7、Q2=log2(M4)であり、7は、1つのスロットに含まれるOFDMシンボルの量であり、M4は、集合スロットの最大量であり、集合の最大量は、4であると想定される。次に、Q2=2、N=9である。加えて、以下の実施形態では、「0」は、ネットワークデバイスが時間単位を占有して端末デバイスのデータを送信しないことを示し、「1」は、ネットワークデバイスが時間単位を占有して端末デバイスのデータを送信することを示す。
シナリオ1
端末デバイス#1の場合、10ビットの値は、(0 1 1 1 1 1 1 0 1)であり、最初の7ビットに対応する7つのシンボルは、M1時間単位であり、スロット#1の最後の6つのシンボルが端末デバイス#1のデータを送信するために使用されることを示す。最後の2ビットを含むビットシーケンス#1は、端末デバイスのデータを送信するための時間単位の量、すなわち、1を示し、時間単位は、スロット#1の後のスロット#2である。
同様に、端末デバイス#2(端末デバイスの別の例である)の場合、10ビットの値は、(0 1 1 1 1 1 1 0 0)であり、最初の7ビットに対応する7つのシンボルは、M1時間単位であり、スロット#3の最後の6つのシンボルが端末デバイス#2のデータを送信するために使用されることを示す。最後の2ビットを含むビットシーケンス#1は、端末デバイスのデータを送信するための時間単位の量、すなわち、0を示す。
シナリオ2
端末デバイス#1の場合、10ビットの値は、(0 1 1 0 0 0 0 0 0)であり、最初の7ビットに対応する7つのシンボルは、M1時間単位であり、スロット#1の第2のシンボルおよび第3のシンボルが端末デバイス#1のデータを送信するために使用されることを示す。最後の2ビットを含むビットシーケンス#1は、端末デバイスのデータを送信するための時間単位の量、すなわち、0を示す。
同様に、端末デバイス#2の場合、10ビットの値は、(0 0 0 1 1 1 1 0 0)であり、最初の7ビットに対応する7つのシンボルは、M1時間単位であり、スロット#1の最後の4つのシンボルが端末デバイス#2のデータを送信するために使用されることを示す。最後の2ビットを含むビットシーケンス#1は、端末デバイスのデータを送信するための時間単位の量、すなわち、0を示す。
シナリオ3
図5の最初の図に示されるように、制御チャネルおよび対応するデータチャネルは、同じビームを使用することによって送出され、制御チャネルによって使用されないリソースは、データを送出するために使用され得る。
端末デバイス#1の場合、10ビットの値は、(1 1 0 0 0 0 0 0 0)であり、最初の7ビットに対応する7つのシンボルは、M1時間単位であり、スロット#1の第1のシンボルおよび第2のシンボルが端末デバイス#1のデータを送信するために使用されることを示す。最後の2ビットを含むビットシーケンス#1は、端末デバイスのデータを送信するための時間単位の量、すなわち、0を示す。
端末デバイス#2の場合、10ビットの値は、(0 0 1 1 0 0 0 0 0)であり、最初の7ビットに対応する7つのシンボルは、M1時間単位であり、スロット#1の第3のシンボルおよび第4のシンボルが端末デバイス#2のデータを送信するために使用されることを示す。最後の2ビットを含むビットシーケンス#1は、端末デバイスのデータを送信するための時間単位の量、すなわち、0を示す。
図5の第2の図では、ネットワークデバイスは、制御チャネルを最初に送出し、次にデータチャネルを送出し、制御チャネルによって使用されないリソースは、データを送出するために使用され得る。このシナリオでは、1つのミニスロットに含まれ、データを送信するために使用されるシンボルは、非連続的である。
端末デバイス#1の場合、10ビットの値は、(1 0 0 1 0 0 0 0 0)であり、最初の7ビットに対応する7つのシンボルは、M1時間単位であり、スロット#1の第1のシンボルおよび第4のシンボルが端末デバイス#1のデータを送信するために使用されることを示す。最後の2ビットを含むビットシーケンス#1は、端末デバイスのデータを送信するための時間単位の量、すなわち、0を示す。
端末デバイス#2の場合、10ビットの値は、(0 1 0 0 1 0 0 0 0)であり、最初の7ビットに対応する7つのシンボルは、M1時間単位であり、スロット#1の第2のシンボルおよび第5のシンボルが端末デバイス#2のデータを送信するために使用されることを示す。最後の2ビットを含むビットシーケンス#1は、端末デバイスのデータを送信するための時間単位の量、すなわち、0を示す。
シナリオ4
端末デバイス#1の場合、10ビットの値は、(0 1 1 1 0 1 0 0 0)であり、最初の7ビットに対応する7つのシンボルは、M1時間単位であり、スロット#1の第2のシンボル、第3のシンボル、第4のシンボル、および第6のシンボルが端末デバイス#1のデータを送信するために使用されることを示す。最後の2ビットを含むビットシーケンス#1は、端末デバイスのデータを送信するための時間単位の量、すなわち、0を示す。
シナリオ5
端末デバイス#1の場合、10ビットの値は、(0 0 0 0 0 1 1 1 0)であり、最初の7ビットに対応する7つのシンボルは、M1時間単位であり、スロット#1の第5のシンボル、第6のシンボル、および第7のシンボルが端末デバイス#1のデータを送信するために使用されることを示す。最後の2ビットを含むビットシーケンス#1は、端末デバイスのデータを送信するための時間単位の量、すなわち、2を示し、時間単位は、スロット#1の後のスロット#2およびスロット#3である。
ケース4
P2ビットを含むビットシーケンス#2とQ2ビットを含むビットシーケンス#3の両方を使用して、端末デバイスのデータを送信するための時間単位の量を示す。
具体的には、P2ビットを含むビットシーケンス#2は、S2時間単位が端末デバイスのデータを送信するために使用されることを示すために使用される。Q2ビットを含むビットシーケンス#3は、S3時間単位が端末デバイスのデータを送信するために使用されることを示すために使用される。S2時間単位の各々は、時間長#7(第7の時間長の例である)に対応し、S3時間単位の各々は、時間長#8(第8の時間長の例である)に対応する。時間長#7は、時間長#8とは異なる。
具体的には、S2時間単位は、時間ドメインでS3時間単位の後に位置されてもよく、またはS2時間単位は、時間ドメインでS3時間単位の前に位置されてもよい。S2時間単位が時間ドメインでS3時間単位の後に位置される場合、S2時間単位の第1の時間単位は、S3時間単位の最後の時間単位のすぐ隣にある。S2時間単位が時間ドメインでS3時間単位の前に位置される場合、S3時間単位の第1の時間単位は、S2時間単位の最後の時間単位のすぐ隣にある。
加えて、S2時間単位は、時間ドメインで連続的または非連続的である場合がある。言い換えれば、S2時間単位の2つの隣接する時間単位の間のいくつかの時間単位は、端末デバイスのデータを送信するために使用されないが、S1時間単位のすべてが端末デバイスのデータを送信するために使用される。
同様に、S3時間単位は、時間ドメインで連続的または非連続的である場合がある。言い換えれば、S3時間単位の2つの隣接する時間単位の間のいくつかの時間単位は、端末デバイスのデータを送信するために使用されないが、S1時間単位のすべてが端末デバイスのデータを送信するために使用される。
加えて、この場合、P2およびQ2のいずれか1つが0になる場合があることに留意されたい。言い換えれば、Nビットに対応する時間単位は、同じ時間長に対応する。特に、P2は、0に設定される場合がある。このようにして、Nビットは、比較的短い時間長(すなわち、時間長#3)に対応する時間単位のみを示し、それによってシグナリングオーバヘッドをより効果的に削減する。
簡潔にするために、シナリオ1およびシナリオ5のみが以下に説明される。他のシナリオでの指示方式は、シナリオ1およびシナリオ5の場合と同様である。詳細は、本明細書では再度説明されない。加えて、ビットシーケンス#2に対応する時間単位の長さ(すなわち、第7の時間長)は、1つのシンボルの長さであり、ビットシーケンス#3に対応する時間単位の長さ(すなわち、第8の時間長)は、1つのスロットの長さである。
シナリオ1
例えば、端末デバイス#1の場合、スロット#1は、合計で7つのシンボルを有し、P2=log2(7)=3ビットによって示される必要があり、スロット#2はまた、データを送信するために端末デバイスによって使用される。集合用に、最大4つのスロットがあると想定される。次に、Q2=P2=log2(4)=2、N=3+2=5ビットであり、Nビットの値は、(110 01)である。最初の3ビットを含むビットシーケンス#2は、端末デバイスのデータを送信するための時間単位の量、すなわち、6を示し、時間単位は、スロット#1の最後の6つのシンボルである。最後の2ビットを含むビットシーケンス#3は、端末デバイスのデータを送信するための時間単位の量、すなわち、1を示し、時間単位は、スロット#1の後のスロット#2である。
シナリオ5
例えば、端末デバイス#1の場合、スロット#1は、合計で7つのシンボルを有し、P2=log2(7)=3ビットによって示される必要があり、スロット#2はまた、データを送信するために端末デバイスによって使用される。集合用に、最大4つのスロットがあると想定される。次に、Q2=P2=log2(4)=2、N=3+2=5ビットであり、Nビットの値は、(010 10)である。最初の3ビットを含むビットシーケンス#2は、端末デバイスのデータを送信するための時間単位の量、すなわち、2を示し、時間単位は、スロット#1の最後の2つのシンボルである。最後の2ビットを含むビットシーケンス#3は、端末デバイスのデータを送信するための時間単位の量、すなわち、2を示し、時間単位は、スロット#1の後のスロット#2およびスロット#3である。
このようにして、Nビットは、P2連続ビットおよびQ2連続ビットに分割され、それによりP2ビットを含む第2のビットシーケンスは、端末デバイスのデータを送信するための時間単位の量S2を示すために使用され、Q2ビットを含む第1のビットシーケンスは、端末デバイスのデータを送信するための時間単位の量S3を示すために使用され、時間長#7は、時間長#8とは異なる。したがって、ネットワークデバイスは、統一された時間ドメインリソース指示方式を使用することを可能にされ、それによってシステムの柔軟性を向上させる。加えて、シグナリング設計の複雑さが軽減される。比較的少量のビットを使用して比較的長い時間長を示すことができ、それによって指示情報のビット(またはビットの量)を効果的に削減し、または言い換えれば、シグナリングオーバヘッドを削減する。
任意選択で、方法は、
ネットワークデバイスによって、第3の指示情報を送出するステップであって、第3の指示情報は、以下の値:N、P2、またはQ2の少なくとも1つを示すために使用される、ステップをさらに含む。
言い換えれば、ネットワークデバイスは、指示情報#3(第3の指示情報の例である)を使用することによってN、P2、またはQ2を示してもよい。このようにして、端末デバイスは、指示情報#3に基づいて、N、P2、またはQ2の少なくとも1つを決定することができる。
指示情報#3は、動的シグナリング、半静的シグナリング、または静的シグナリングであってもよい。これは、本発明のこの実施形態に特に限定されない。
指示情報#3が値の1つのみを示すとき、他の2つの値の1つは、プロトコルで指定されてもよく、残りの値は、2つの値の間の関係および3つの値の間の関係に基づいて決定されてもよいことに留意されたい。指示情報#3が値の2つを示すとき、残りの値はまた、2つの値の間の関係および3つの値の間の関係に基づいて決定されてもよい。
すべての3つの値がプロトコルで指定されるとき、ネットワークデバイスは、シグナリングを使用することによってN、P2、またはQ2を示す必要はない。
さらに、S310において、端末デバイスは、指示情報#1を受信し、端末デバイスのデータを送信するために使用される時間単位を決定する。
S320において、ネットワークデバイスは、端末デバイスのデータを送信するために使用される時間単位でダウンリンクデータを送出し、時間単位は、Nビットによって示される。
さらに、端末デバイスは、S310で決定された時間単位に基づいて、ダウンリンクデータを受信する。
以上、図1〜図11を参照して本発明の実施形態によるデータ送信方法について詳細に説明したが、以下、図12〜図19を参照して本発明の実施形態によるデータ送信装置について説明する。方法の実施形態で説明した技術的特徴は、以下の装置の実施形態にも適用可能である。
図12は、本発明の一実施形態によるデータ送信装置400の概略ブロック図である。図12に示すように、装置400は、
第1の指示情報を生成するように構成された処理ユニット410と、
第1の指示情報を送出するように構成された送出ユニット420であって、第1の指示情報は、Nビットを含み、Nビットは、M時間単位に対応し、M時間単位は、少なくとも1つの時間長に対応し、各ビットの値は、対応する時間単位が端末デバイスのデータを送信するために使用されるかどうかを示すために使用され、Mは、1以上の整数であり、Nは、1以上の整数である、送出ユニット420とを含み、
送出ユニット420は、端末デバイスのデータを送信するために使用される時間単位でダウンリンクデータを送出するようにさらに構成され、時間単位は、Nビットによって示される。
したがって、本発明のこの実施形態におけるデータ送信装置によれば、装置は、第1の指示情報を端末デバイスに送出し、第1の指示情報に含まれるNビットは、M時間単位に対応し、M時間単位は、少なくとも1つの時間単位に対応し、各ビットの値は、対応する時間単位が端末デバイスのデータを送信するために使用されるかどうかを示すために使用され、つまり、ビットマップ方式は、端末デバイスのデータを送信するための時間単位を示すために使用される。これにより、装置は、異なる時間長の時間単位をサポートするアプリケーションシナリオで統一された時間ドメインリソース指示方式を使用することが可能になり、それによってシステムの柔軟性を向上させ、シグナリング設計の複雑さを軽減する。
任意選択で、Nビットは、P1連続ビットおよびQ1連続ビットを含み、N=P1+Q1であり、Mは、N以上である。
M=M1+M2であり、P1連続ビットは、M1時間単位に対応し、Q1連続ビットは、M2時間単位に対応し、M1時間単位の各々は、第1の時間長に対応し、M2時間単位の各々は、第2の時間長に対応し、第1の時間長は、第2の時間長とは異なる。
したがって、本発明のこの実施形態におけるデータ送信装置は、第1の指示情報に含まれるNビットをP1連続ビットおよびQ1連続ビットに分割し、M時間単位をM1時間単位およびM2時間単位に分割し、それによりP1ビットは、M1時間単位に対応し、Q1ビットは、M2時間単位に対応する。M1時間単位に対応する第1の時間長は、M2時間単位に対応する第2の時間長とは異なる。このようにして、比較的少量のビットを使用して比較的長い時間長を示すことができ、それによって第1の指示情報のビット(またはビットの量)を効果的に削減し、または言い換えれば、シグナリングオーバヘッドを削減する。
任意選択で、M1時間単位の最後の時間単位は、時間ドメインのM2時間単位の第1の時間単位の前に位置され、第1の時間長は、第2の時間長よりも短い。
任意選択で、M1時間単位は、1つのスロットに属する。
任意選択で、第1の時間長は、1つのシンボルに対応する時間長であり、第2の時間長は、1つのスロットに対応する時間長である。
任意選択で、Nビットは、Lグループに分割され、Lグループの各々は、M連続ビットを含み、Lは、周波数ドメイン単位の量であり、i番目のグループのj番目のビットは、i番目の周波数ドメイン単位のj番目の時間単位に対応し、i番目のグループは、Lグループに属し、i番目の周波数ドメイン単位は、L周波数ドメイン単位に属し、i∈[1、L]、j∈[1、M]であり、M時間単位の各々は、第3の時間長に対応し、Mは、N以下であり、Lは、1以上の整数である。
任意選択で、i番目のグループのj番目のビットの値が0である場合、i番目の周波数ドメイン単位のj番目の時間単位は、端末デバイスのダウンリンクデータを送出するために使用され、または
i番目のグループのj番目のビットの値が1である場合、i番目の周波数ドメイン単位のj番目の時間単位は、端末デバイスのダウンリンクデータを送出するために使用されない。
任意選択で、Nビットは、Mグループに分割され、Mグループの各々は、L連続ビットを含み、Lは、周波数ドメイン単位の量であり、i番目のグループのj番目のビットは、i番目の時間単位のj番目の周波数ドメイン単位に対応し、i番目のグループは、Mグループに属し、i番目の時間単位は、M時間単位に属し、i∈[1、M]、j∈[1、L]であり、M時間単位の各々は、第4の時間長に対応し、Mは、N以下であり、Lは、1以上の整数である。
任意選択で、i番目のグループのj番目のビットの値が0である場合、i番目の時間単位のj番目の周波数ドメイン単位は、端末デバイスのダウンリンクデータを送出するために使用され、または
i番目のグループのj番目のビットの値が1である場合、i番目の時間単位のj番目の周波数ドメイン単位は、端末デバイスのダウンリンクデータを送出するために使用されない。
任意選択で、送出ユニット420は、
第6の指示情報を送出し、第6の指示情報は、以下の値:N、M、またはLの少なくとも1つを示すために使用される、ようにさらに構成される。
任意選択で、送出ユニット420は、
第2の指示情報を送出し、第2の指示情報は、以下の値:N、P1、またはS1の少なくとも1つを示すために使用される、ようにさらに構成される。
情報送信装置400は、方法200に記載のネットワークデバイスに対応してもよく(例えば、ネットワークデバイスとして構成されてもよいし、またはネットワークデバイスであってもよい)、情報送信装置400のモジュールまたはユニットは、方法200においてネットワークデバイスによって実行されるそれぞれの行動または処理プロセスを実行するように構成される。繰り返しを避けるために、詳細は、本明細書では再度説明されない。
本発明のこの実施形態では、装置400は、プロセッサと、トランシーバとを含むことができる。プロセッサは、トランシーバに通信可能に接続される。任意選択で、装置は、メモリをさらに含み、メモリは、プロセッサに通信可能に接続される。任意選択で、プロセッサ、メモリ、およびトランシーバは、互いに通信可能に接続されてもよく、メモリは、命令を記憶するように構成されてもよく、プロセッサは、メモリに記憶された命令を実施し、トランシーバを制御して情報または信号を送出するように構成される。
図12に示す装置400の処理ユニット410は、プロセッサに対応し得、送出ユニット420は、トランシーバに対応し得る。
本発明の実施形態における前述の方法の実施形態は、プロセッサに適用されてもよいし、プロセッサによって実装されてもよいことに留意されたい。プロセッサは、集積回路チップとすることができ、信号処理能力を有する。実装プロセスでは、前述の方法の実施形態におけるステップは、プロセッサのハードウェア集積論理回路を使用することによって、またはソフトウェアの形態の命令を使用することによって実装することができる。プロセッサは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor、DSP)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、FPGA)もしくは別のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタ論理デバイス、またはディスクリートハードウェア構成要素であってもよい。それは、本発明の実施形態において開示されている方法、ステップ、および論理ブロック図を実装または実行することができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであり得るか、またはプロセッサは、任意の従来のプロセッサなどであり得る。本発明の実施形態を参照して開示された方法のステップは、ハードウェア復号化プロセッサによって直接実行および達成されてもよく、または復号化プロセッサのハードウェアおよびソフトウェアモジュールの組合せを使用することによって実行および達成されてもよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ、プログラマブル読み出し専用メモリ、電気的消去可能プログラマブルメモリ、またはレジスタなどの当技術分野の成熟した記憶媒体に位置されてもよい。記憶媒体は、メモリに位置され、プロセッサは、メモリの情報を読み取り、プロセッサのハードウェアと組み合わせて前述の方法のステップを完了する。
本発明のこの実施形態におけるメモリは、揮発性メモリもしくは不揮発性メモリであり得るか、または揮発性メモリおよび不揮発性メモリを含み得ることが理解され得る。不揮発性メモリは、読み出し専用メモリ(Read−Only Memory、ROM)、プログラマブル読み出し専用メモリ(Programmable ROM、PROM)、消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(Erasable PROM、EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(Electrically EPROM、EEPROM)、またはフラッシュメモリであってもよい。揮発性メモリは、外部キャッシュとして使用される、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)であってもよい。限定ではなく例として、多くの形態のRAM、例えば、静的ランダムアクセスメモリ(Static RAM、SRAM)、動的ランダムアクセスメモリ(Dynamic RAM、DRAM)、同期動的ランダムアクセスメモリ(Synchronous DRAM、SDRAM)、ダブルデータレート同期動的ランダムアクセスメモリ(Double Data Rate SDRAM、DDR SDRAM)、拡張同期動的ランダムアクセスメモリ(Enhanced SDRAM、ESDRAM)、同期リンク動的ランダムアクセスメモリ(Synchlink DRAM、SLDRAM)、および直接ランバス動的ランダムアクセスメモリ(Direct Rambus RAM、DR RAM)が使用されてもよい。本明細書に記載のシステムおよび方法のメモリは、これらおよび別の適切なタイプの任意のメモリを含むがこれらに限定されないことに留意されたい。
図13は、本発明の一実施形態によるデータ送信装置500の概略ブロック図である。図13に示すように、装置500は、
第1の指示情報を生成するように構成された処理ユニット510と、
第1の指示情報を送出するように構成された送出ユニット520であって、第1の指示情報は、Nビットを含み、Nビットは、P2連続ビットおよびQ2連続ビットを含み、N=P2+Q2であり、Nは、1以上の整数である、送出ユニット520とを含み、
P2ビットは、M3時間単位に対応し、M3時間単位の各々は、第5の時間長に対応し、P2ビットの各々の値は、対応する時間単位が端末デバイスのデータを送信するために使用されるかどうかを示すために使用され、Q2ビットを含む第1のビットシーケンスは、第1の値S1を示すために使用され、第1の値は、端末デバイスのデータを送信するために使用される時間単位の量であり、S1時間単位の各々は、第6の時間長に対応し、M3は、P2以上であり、S1は、1以上の整数であり、または
P2ビットを含む第2のビットシーケンスは、第2の値S2を示すために使用され、第2の値は、端末デバイスのデータを送信するために使用される時間単位の量であり、Q2ビットを含む第3のビットシーケンスは、第3の値S3を示すために使用され、第3の値は、端末デバイスのデータを送信するために使用される時間単位の量であり、S2時間単位の各々は、第7の時間長に対応し、S3時間単位の各々は、第8の時間長に対応し、第7の時間長は、第8の時間長とは異なり、S2は、1以上の整数であり、S3は、1以上の整数であり、
送出ユニット520は、端末デバイスのデータを送信するために使用される時間単位でダウンリンクデータを送出するようにさらに構成され、時間単位は、Nビットによって示される。
したがって、本発明のこの実施形態におけるデータ送信装置によれば、一態様では、Nビットは、P2連続ビットおよびQ2連続ビットに分割され、それによりP2ビットは、M3時間単位に対応し、Q2ビットを含む第1のビットシーケンスは、端末デバイスのデータを送信するための時間単位の量を示すために使用される。あるいは、Nビットは、P2連続ビットおよびQ2連続ビットに分割され、それによりP2ビットを含む第2のビットシーケンスは、端末デバイスのデータを送信するための時間単位の量S2を示すために使用され、Q2ビットを含む第1のビットシーケンスは、端末デバイスのデータを送信するための時間単位の量S3を示すために使用され、第7の時間長は、第8の時間長とは異なる。これにより、装置は、異なる時間長の時間単位をサポートするアプリケーションシナリオで統一された時間ドメインリソース指示方式を使用することが可能になり、それによってシステムの柔軟性を向上させ、シグナリング設計の複雑さを軽減する。
別の態様では、比較的少量のビットを使用して比較的長い時間長を示すことができ、それによって指示情報のビット(またはビットの量)を効果的に削減し、または言い換えれば、シグナリングオーバヘッドを削減する。
任意選択で、第5の時間長は、第6の時間長よりも短い。
このようにして、第5の時間長は、第6の時間長よりも短く、それにより比較的少量のビットを使用して比較的長い時間長を示すことができ、それによってシグナリングオーバヘッドを効果的に削減する。
任意選択で、送出ユニット520は、第3の指示情報を送出し、第3の指示情報は、以下の値:N、P2、またはQ2の少なくとも1つを示すために使用される、ようにさらに構成され。
図14は、本発明の一実施形態によるデータ送信装置600の概略ブロック図である。図14に示すように、装置600は、
ネットワークデバイスによって送出された第1の指示情報を受信するように構成された受信ユニット610であって、第1の指示情報は、Nビットを含み、Nは、1以上の整数であり、Nビットは、M時間単位に対応し、M時間単位は、少なくとも1つの時間長に対応し、各ビットの値は、対応する時間単位が装置のデータを送信するために使用されるかどうかを示すために使用され、Mは、1以上の整数である、受信ユニット610と、
受信ユニット610によって受信された第1の指示情報に基づいて、装置のデータを送信するために使用される時間単位を決定するように構成された処理ユニット620とを含み、
受信ユニット610は、処理ユニット620によって決定され、装置のデータを送信するために使用される時間単位でダウンリンクデータを受信するように構成される。
任意選択で、Nビットは、P1連続ビットおよびQ1連続ビットを含み、N=P1+Q1であり、Mは、N以上である。
M=M1+M2であり、P1連続ビットは、M1時間単位に対応し、Q1連続ビットは、M2時間単位に対応し、M1時間単位の各々は、第1の時間長に対応し、M2時間単位の各々は、第2の時間長に対応し、第1の時間長は、第2の時間長とは異なる。
任意選択で、M1時間単位の最後の時間単位は、時間ドメインのM2時間単位の第1の時間単位の前に位置され、第1の時間長は、第2の時間長よりも短い。
任意選択で、M1時間単位は、1つのスロットに属する。
任意選択で、第1の時間長は、1つのシンボルに対応する時間長であり、第2の時間長は、1つのスロットに対応する時間長である。
任意選択で、Nビットは、Lグループに分割され、Lグループの各々は、M連続ビットを含み、Lは、周波数ドメイン単位の量であり、i番目のグループのj番目のビットは、i番目の周波数ドメイン単位のj番目の時間単位に対応し、i番目のグループは、Lグループに属し、i番目の周波数ドメイン単位は、L周波数ドメイン単位に属し、i∈[1、L]、j∈[1、M]であり、M時間単位の各々は、第3の時間長に対応し、Mは、N以下であり、Lは、1以上の整数である。
任意選択で、i番目のグループのj番目のビットの値が0である場合、i番目の周波数ドメイン単位のj番目の時間単位は、端末デバイスのダウンリンクデータを送出するために使用され、または
i番目のグループのj番目のビットの値が1である場合、i番目の周波数ドメイン単位のj番目の時間単位は、端末デバイスのダウンリンクデータを送出するために使用されない。
任意選択で、Nビットは、Mグループに分割され、Mグループの各々は、L連続ビットを含み、Lは、周波数ドメイン単位の量であり、i番目のグループのj番目のビットは、i番目の時間単位のj番目の周波数ドメイン単位に対応し、i番目のグループは、Mグループに属し、i番目の時間単位は、M時間単位に属し、i∈[1、M]、j∈[1、L]であり、M時間単位の各々は、第4の時間長に対応し、Mは、N以下であり、Lは、1以上の整数である。
任意選択で、i番目のグループのj番目のビットの値が0である場合、i番目の時間単位のj番目の周波数ドメイン単位は、端末デバイスのダウンリンクデータを送出するために使用され、または
i番目のグループのj番目のビットの値が1である場合、i番目の時間単位のj番目の周波数ドメイン単位は、端末デバイスのダウンリンクデータを送出するために使用されない。
任意選択で、受信ユニット610は、
第6の指示情報を受信し、第6の指示情報は、以下の値:N、M、またはLの少なくとも1つを示すために使用される、ようにさらに構成される。
任意選択で、受信ユニット610は、
ネットワークデバイスによって送出された第2の指示情報を受信し、第2の指示情報は、以下の値:N、P1、またはQ1の少なくとも1つを示すために使用される、ようにさらに構成される。
図15は、本発明の一実施形態によるデータ送信装置700の概略ブロック図である。図15に示すように、装置700は、
ネットワークデバイスによって送出された第1の指示情報を受信するように構成された受信ユニット710であって、第1の指示情報は、Nビットを含み、N≧1であり、Nビットは、P2連続ビットおよびQ2連続ビットを含み、N=P2+Q2であり、
P2ビットは、M3時間単位に対応し、M3時間単位の各々は、第5の時間長に対応し、P2ビットの各々の値は、対応する時間単位が装置のデータを送信するために使用されるかどうかを示すために使用され、Q2ビットを含む第1のビットシーケンスは、第1の値S1を示すために使用され、第1の値は、装置のデータを送信するために使用される時間単位の量であり、S1時間単位の各々は、第6の時間長に対応し、M3は、P2以上であり、S1は、1以上の整数であり、または
P2ビットを含む第2のビットシーケンスは、第2の値S2を示すために使用され、第2の値は、端末デバイスのデータを送信するために使用される時間単位の量であり、Q2ビットを含む第3のビットシーケンスは、第3の値S3を示すために使用され、第3の値は、装置のデータを送信するために使用される時間単位の量であり、S2時間単位の各々は、第7の時間長に対応し、S3時間単位の各々は、第8の時間長に対応し、第7の時間長は、第8の時間長とは異なり、S2は、1以上の整数であり、S3は、1以上の整数である、受信ユニット710と、
受信ユニット710によって受信された第1の指示情報に基づいて、装置のデータを送信するために使用される時間単位を決定するように構成された処理ユニット720とを含み、
受信ユニット710は、処理ユニット720によって決定され、端末デバイスのデータを送信するために使用される時間単位に基づいて、ダウンリンクデータを受信するようにさらに構成される。
任意選択で、第5の時間長は、第6の時間長よりも短い。
任意選択で、受信ユニット710は、
ネットワークデバイスによって送出された第3の指示情報を受信し、第3の指示情報は、以下の値:N、P2、またはQ2の少なくとも1つを示すために使用される、ようにさらに構成される。
情報送信装置700は、方法300に記載の端末デバイスに対応してもよく(例えば、端末デバイスとして構成されてもよいし、または端末デバイスであってもよい)、情報送信装置700のモジュールまたはユニットは、方法300において端末デバイスによって実行されるそれぞれの行動または処理プロセスを実行するように構成される。繰り返しを避けるために、詳細は、本明細書では再度説明されない。
本発明のこの実施形態では、装置700は、プロセッサと、トランシーバとを含むことができる。プロセッサは、トランシーバに通信可能に接続される。任意選択で、装置は、メモリをさらに含み、メモリは、プロセッサに通信可能に接続される。任意選択で、プロセッサ、メモリ、およびトランシーバは、互いに通信可能に接続されてもよく、メモリは、命令を記憶するように構成されてもよく、プロセッサは、メモリに記憶された命令を実施し、トランシーバを制御して情報または信号を送出するように構成される。
図16は、本発明の一実施形態によるデータ送信のためのネットワークデバイス800を示す。ネットワークデバイス800は、
プロセッサ810と、トランシーバ820と、メモリ830とを含む。プロセッサ810、トランシーバ820、およびメモリ830は、内部接続パスを使用することによって互いに通信する。
メモリ830は、プログラムを記憶するように構成される。具体的には、プログラムは、プログラムコードを含むことができ、プログラムコードは、コンピュータ動作命令を含む。メモリ830は、読み出し専用メモリと、ランダムアクセスメモリとを含み、命令およびデータをプロセッサ810に提供することができる。メモリ830は、高速RAMメモリを含んでもよいし、不揮発性メモリ(non−volatile memory)、例えば、少なくとも1つのディスクメモリを含んでもよい。
プロセッサ810は、メモリ830に記憶されたプログラムを実施し、トランシーバ820を制御して信号を受信し、または信号を送出する。メモリ830は、プロセッサ810に統合されてもよいし、またはプロセッサ810から独立していてもよい。
具体的には、プロセッサ810は、第1の指示情報を生成するように構成される。
トランシーバ820は、第1の指示情報を送出するように構成され、第1の指示情報は、Nビットを含み、Nビットは、M時間単位に対応し、M時間単位は、少なくとも1つの時間長に対応し、各ビットの値は、対応する時間単位が端末デバイスのデータを送信するために使用されるかどうかを示すために使用され、Mは、1以上の整数であり、Nは、1以上の整数である。
トランシーバ820は、端末デバイスのデータを送信するために使用される時間単位でダウンリンクデータを送出するようにさらに構成され、時間単位は、Nビットによって示される。
任意選択で、Nビットは、P1連続ビットおよびQ1連続ビットを含み、N=P1+Q1であり、Mは、N以上である。
M=M1+M2であり、P1連続ビットは、M1時間単位に対応し、Q1連続ビットは、M2時間単位に対応し、M1時間単位の各々は、第1の時間長に対応し、M2時間単位の各々は、第2の時間長に対応し、第1の時間長は、第2の時間長とは異なる。
任意選択で、M1時間単位の最後の時間単位は、時間ドメインのM2時間単位の第1の時間単位の前に位置され、第1の時間長は、第2の時間長よりも短い。
任意選択で、M1時間単位は、1つのスロットに属する。
任意選択で、第1の時間長は、1つのシンボルに対応する時間長であり、第2の時間長は、1つのスロットに対応する時間長である。
任意選択で、Nビットは、Lグループに分割され、Lグループの各々は、M連続ビットを含み、Lは、周波数ドメイン単位の量であり、i番目のグループのj番目のビットは、i番目の周波数ドメイン単位のj番目の時間単位に対応し、i番目のグループは、Lグループに属し、i番目の周波数ドメイン単位は、L周波数ドメイン単位に属し、i∈[1、L]、j∈[1、M]であり、M時間単位の各々は、第3の時間長に対応し、Mは、N以下であり、Lは、1以上の整数である。
任意選択で、i番目のグループのj番目のビットの値が0である場合、i番目の周波数ドメイン単位のj番目の時間単位は、端末デバイスのダウンリンクデータを送出するために使用され、または
i番目のグループのj番目のビットの値が1である場合、i番目の周波数ドメイン単位のj番目の時間単位は、端末デバイスのダウンリンクデータを送出するために使用されない。
任意選択で、Nビットは、Mグループに分割され、Mグループの各々は、L連続ビットを含み、Lは、周波数ドメイン単位の量であり、i番目のグループのj番目のビットは、i番目の時間単位のj番目の周波数ドメイン単位に対応し、i番目のグループは、Mグループに属し、i番目の時間単位は、M時間単位に属し、i∈[1、M]、j∈[1、L]であり、M時間単位の各々は、第4の時間長に対応し、Mは、N以下であり、Lは、1以上の整数である。
任意選択で、i番目のグループのj番目のビットの値が0である場合、i番目の時間単位のj番目の周波数ドメイン単位は、端末デバイスのダウンリンクデータを送出するために使用され、または
i番目のグループのj番目のビットの値が1である場合、i番目の時間単位のj番目の周波数ドメイン単位は、端末デバイスのダウンリンクデータを送出するために使用されない。
任意選択で、トランシーバ820は、
第6の指示情報を送出し、第6の指示情報は、以下の値:N、M、またはLの少なくとも1つを示すために使用される、ようにさらに構成される。
任意選択で、トランシーバ820は、
第2の指示情報を送出し、第2の指示情報は、以下の値:N、P1、またはQ1の少なくとも1つを示すために使用される、ようにさらに構成される。
本発明のこの実施形態は、プロセッサに適用されてもよく、またはプロセッサによって実装されてもよい。プロセッサは、集積回路チップとすることができ、信号処理能力を有する。実装プロセスでは、前述の方法におけるステップは、プロセッサ510のハードウェア集積論理回路を使用することによって、またはソフトウェアの形態の命令を使用することによって実装することができる。プロセッサ510は、中央処理装置(Central Processing Unit、CPU)、ネットワークプロセッサ(Network Processor、NP)などを含む汎用プロセッサであってもよいし、またはデジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは別のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタ論理デバイス、またはディスクリートハードウェア構成要素であってもよい。それは、本発明の実施形態において開示されている方法、ステップ、および論理ブロック図を実装または実行することができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであり得るか、またはプロセッサは、任意の従来のプロセッサなどであり得る。本発明の実施形態を参照して開示された方法のステップは、ハードウェア復号化プロセッサによって直接実行および達成されてもよく、または復号化プロセッサのハードウェアおよびソフトウェアモジュールの組合せを使用することによって実行および達成されてもよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ、プログラマブル読み出し専用メモリ、電気的消去可能プログラマブルメモリ、またはレジスタなどの当技術分野の成熟した記憶媒体に位置されてもよい。記憶媒体は、メモリ830に位置され、プロセッサ810は、メモリ830の情報を読み取り、プロセッサ810のハードウェアと組み合わせて前述の方法のステップを完了する。繰り返しを避けるために、詳細は、本明細書では再度説明されない。
本発明のこの実施形態におけるメモリは、揮発性メモリもしくは不揮発性メモリであり得るか、または揮発性メモリおよび不揮発性メモリを含み得ることが理解され得る。不揮発性メモリは、読み出し専用メモリ(Read−Only Memory、ROM)、プログラマブル読み出し専用メモリ(Programmable ROM、PROM)、消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(Erasable PROM、EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(Electrically EPROM、EEPROM)、またはフラッシュメモリであってもよい。揮発性メモリは、外部キャッシュとして使用される、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)であってもよい。限定ではなく例として、多くの形態のRAM、例えば、静的ランダムアクセスメモリ(Static RAM、SRAM)、動的ランダムアクセスメモリ(Dynamic RAM、DRAM)、同期動的ランダムアクセスメモリ(Synchronous DRAM、SDRAM)、ダブルデータレート同期動的ランダムアクセスメモリ(Double Data Rate SDRAM、DDR SDRAM)、拡張同期動的ランダムアクセスメモリ(Enhanced SDRAM、ESDRAM)、同期リンク動的ランダムアクセスメモリ(Synchlink DRAM、SLDRAM)、および直接ランバス動的ランダムアクセスメモリ(Direct Rambus RAM、DR RAM)が使用されてもよい。本明細書に記載のシステムおよび方法のメモリは、これらおよび別の適切なタイプの任意のメモリを含むがこれらに限定されないことに留意されたい。
本発明のこの実施形態によるネットワークデバイス800は、本発明の実施形態の方法200のネットワークデバイスに対応してもよく、または本発明の実施形態の装置400に対応してもよい。加えて、ネットワークデバイス800のユニットまたはモジュール、ならびに前述の他の動作および/または機能は、方法200でネットワークデバイスによって実行される対応する手順を実装することが意図される。簡潔にするために、詳細は、本明細書では再度説明されない。
図17は、本発明の一実施形態によるデータ送信のためのネットワークデバイス900を示す。ネットワークデバイス900は、
プロセッサ910と、トランシーバ920と、メモリ930とを含む。プロセッサ910、トランシーバ920、およびメモリ930は、内部接続パスを使用することによって互いに通信する。
メモリ930は、プログラムを記憶するように構成される。具体的には、プログラムは、プログラムコードを含むことができ、プログラムコードは、コンピュータ動作命令を含む。メモリ930は、読み出し専用メモリと、ランダムアクセスメモリとを含み、命令およびデータをプロセッサ910に提供することができる。メモリ930は、高速RAMメモリを含んでもよいし、不揮発性メモリ(non−volatile memory)、例えば、少なくとも1つのディスクメモリを含んでもよい。
プロセッサ910は、メモリ930に記憶されたプログラムを実施し、トランシーバ920を制御して信号を受信し、または信号を送出する。メモリ930は、プロセッサ910に統合されてもよいし、またはプロセッサ910から独立していてもよい。
具体的には、プロセッサ910は、第1の指示情報を生成するように構成される。
トランシーバ920は、第1の指示情報を送出するように構成され、第1の指示情報は、Nビットを含み、Nビットは、P2連続ビットおよびQ2連続ビットを含み、N=P2+Q2であり、Nは、1以上の整数である。
P2ビットは、M3時間単位に対応し、M3時間単位の各々は、第5の時間長に対応し、P2ビットの各々の値は、対応する時間単位が端末デバイスのデータを送信するために使用されるかどうかを示すために使用され、Q2ビットを含む第1のビットシーケンスは、第1の値S1を示すために使用され、第1の値は、端末デバイスのデータを送信するために使用される時間単位の量であり、S1時間単位の各々は、第6の時間長に対応し、M3は、P2以上であり、S1は、1以上の整数である。
あるいは、P2ビットを含む第2のビットシーケンスは、第2の値S2を示すために使用され、第2の値は、端末デバイスのデータを送信するために使用される時間単位の量であり、Q2ビットを含む第3のビットシーケンスは、第3の値S3を示すために使用され、第3の値は、端末デバイスのデータを送信するために使用される時間単位の量であり、S2時間単位の各々は、第7の時間長に対応し、S3時間単位の各々は、第8の時間長に対応し、第7の時間長は、第8の時間長とは異なり、S2は、1以上の整数であり、S3は、1以上の整数である。
トランシーバ920は、端末デバイスのデータを送信するために使用される時間単位でダウンリンクデータを送出するようにさらに構成され、時間単位は、Nビットによって示される。
任意選択で、第5の時間長は、第6の時間長よりも短い。
任意選択で、トランシーバ920は、第3の指示情報を送出するようにさらに構成され、第3の指示情報は、以下の値:N、P2、またはQ2の少なくとも1つを示すために使用される。
本発明のこの実施形態は、プロセッサに適用されてもよく、またはプロセッサによって実装されてもよい。プロセッサは、集積回路チップとすることができ、信号処理能力を有する。実装プロセスでは、前述の方法におけるステップは、プロセッサ910のハードウェア集積論理回路を使用することによって、またはソフトウェアの形態の命令を使用することによって実装することができる。プロセッサ910は、中央処理装置(Central Processing Unit、CPU)、ネットワークプロセッサ(Network Processor、NP)などを含む汎用プロセッサであってもよいし、またはデジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは別のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタ論理デバイス、またはディスクリートハードウェア構成要素であってもよい。それは、本発明の実施形態において開示されている方法、ステップ、および論理ブロック図を実装または実行することができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであり得るか、またはプロセッサは、任意の従来のプロセッサなどであり得る。本発明の実施形態を参照して開示された方法のステップは、ハードウェア復号化プロセッサによって直接実行および達成されてもよく、または復号化プロセッサのハードウェアおよびソフトウェアモジュールの組合せを使用することによって実行および達成されてもよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ、プログラマブル読み出し専用メモリ、電気的消去可能プログラマブルメモリ、またはレジスタなどの当技術分野の成熟した記憶媒体に位置されてもよい。記憶媒体は、メモリ930に位置され、プロセッサ910は、メモリ930の情報を読み取り、プロセッサ910のハードウェアと組み合わせて前述の方法のステップを完了する。繰り返しを避けるために、詳細は、本明細書では再度説明されない。
本発明のこの実施形態におけるメモリは、揮発性メモリもしくは不揮発性メモリであり得るか、または揮発性メモリおよび不揮発性メモリを含み得ることが理解され得る。不揮発性メモリは、読み出し専用メモリ(Read−Only Memory、ROM)、プログラマブル読み出し専用メモリ(Programmable ROM、PROM)、消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(Erasable PROM、EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(Electrically EPROM、EEPROM)、またはフラッシュメモリであってもよい。揮発性メモリは、外部キャッシュとして使用される、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)であってもよい。限定ではなく例として、多くの形態のRAM、例えば、静的ランダムアクセスメモリ(Static RAM、SRAM)、動的ランダムアクセスメモリ(Dynamic RAM、DRAM)、同期動的ランダムアクセスメモリ(Synchronous DRAM、SDRAM)、ダブルデータレート同期動的ランダムアクセスメモリ(Double Data Rate SDRAM、DDR SDRAM)、拡張同期動的ランダムアクセスメモリ(Enhanced SDRAM、ESDRAM)、同期リンク動的ランダムアクセスメモリ(Synchlink DRAM、SLDRAM)、および直接ランバス動的ランダムアクセスメモリ(Direct Rambus RAM、DR RAM)が使用されてもよい。本明細書に記載のシステムおよび方法のメモリは、これらおよび別の適切なタイプの任意のメモリを含むがこれらに限定されないことに留意されたい。
本発明のこの実施形態によるネットワークデバイス900は、本発明の実施形態の方法300のネットワークデバイスに対応してもよく、または本発明の実施形態の装置500に対応してもよい。加えて、ネットワークデバイス900のユニットまたはモジュール、ならびに前述の他の動作および/または機能は、方法300でネットワークデバイスによって実行される対応する手順を実装することが意図される。簡潔にするために、詳細は、本明細書では再度説明されない。
図18は、本発明の一実施形態によるデータ送信のための端末デバイス1000を示す。端末デバイス1000は、
プロセッサ1010と、トランシーバ1020と、メモリ1030とを含む。プロセッサ1010、トランシーバ1020、およびメモリ1030は、内部接続パスを使用することによって互いに通信する。
メモリ1030は、プログラムを記憶するように構成される。具体的には、プログラムは、プログラムコードを含むことができ、プログラムコードは、コンピュータ動作命令を含む。メモリ1030は、読み出し専用メモリと、ランダムアクセスメモリとを含み、命令およびデータをプロセッサ1010に提供することができる。メモリ1030は、高速RAMメモリを含んでもよいし、不揮発性メモリ(non−volatile memory)、例えば、少なくとも1つのディスクメモリを含んでもよい。
プロセッサ1010は、メモリ1030に記憶されたプログラムを実施し、トランシーバ1020を制御して信号を受信し、または信号を送出する。メモリ1030は、プロセッサ1010に統合されてもよいし、またはプロセッサ1010から独立していてもよい。
具体的には、トランシーバ1020は、ネットワークデバイスによって送出された第1の指示情報を受信するように構成され、第1の指示情報は、Nビットを含み、Nは、1以上の整数であり、Nビットは、M時間単位に対応し、M時間単位は、少なくとも1つの時間長に対応し、各ビットの値は、対応する時間単位が装置のデータを送信するために使用されるかどうかを示すために使用され、Mは、1以上の整数である。
プロセッサ1010は、トランシーバ1020によって受信された第1の指示情報に基づいて、装置のデータを送信するために使用される時間単位を決定するように構成される。
トランシーバ1020は、プロセッサ1010によって決定され、装置のデータを送信するために使用される時間単位でダウンリンクデータを受信するようにさらに構成される。
任意選択で、Nビットは、P1連続ビットおよびQ1連続ビットを含み、N=P1+Q1であり、Mは、N以上である。
M=M1+M2であり、P1連続ビットは、M1時間単位に対応し、Q1連続ビットは、M2時間単位に対応し、M1時間単位の各々は、第1の時間長に対応し、M2時間単位の各々は、第2の時間長に対応し、第1の時間長は、第2の時間長とは異なる。
任意選択で、M1時間単位の最後の時間単位は、時間ドメインのM2時間単位の第1の時間単位の前に位置され、第1の時間長は、第2の時間長よりも短い。
任意選択で、M1時間単位は、1つのスロットに属する。
任意選択で、第1の時間長は、1つのシンボルに対応する時間長であり、第2の時間長は、1つのスロットに対応する時間長である。
任意選択で、Nビットは、Lグループに分割され、Lグループの各々は、M連続ビットを含み、Lは、周波数ドメイン単位の量であり、i番目のグループのj番目のビットは、i番目の周波数ドメイン単位のj番目の時間単位に対応し、i番目のグループは、Lグループに属し、i番目の周波数ドメイン単位は、L周波数ドメイン単位に属し、i∈[1、L]、j∈[1、M]であり、M時間単位の各々は、第3の時間長に対応し、Mは、N以下であり、Lは、1以上の整数である。
任意選択で、i番目のグループのj番目のビットの値が0である場合、i番目の周波数ドメイン単位のj番目の時間単位は、端末デバイスのダウンリンクデータを送出するために使用され、または
i番目のグループのj番目のビットの値が1である場合、i番目の周波数ドメイン単位のj番目の時間単位は、端末デバイスのダウンリンクデータを送出するために使用されない。任意選択で、Nビットは、Mグループに分割され、Mグループの各々は、L連続ビットを含み、Lは、周波数ドメイン単位の量であり、i番目のグループのj番目のビットは、i番目の時間単位のj番目の周波数ドメイン単位に対応し、i番目のグループは、Mグループに属し、i番目の時間単位は、M時間単位に属し、i∈[1、M]、j∈[1、L]であり、M時間単位の各々は、第4の時間長に対応し、Mは、N以下であり、Lは、1以上の整数である。
任意選択で、i番目のグループのj番目のビットの値が0である場合、i番目の時間単位のj番目の周波数ドメイン単位は、端末デバイスのダウンリンクデータを送出するために使用され、または
i番目のグループのj番目のビットの値が1である場合、i番目の時間単位のj番目の周波数ドメイン単位は、端末デバイスのダウンリンクデータを送出するために使用されない。
任意選択で、トランシーバ1020は、
第6の指示情報を受信し、第6の指示情報は、以下の値:N、M、またはLの少なくとも1つを示すために使用される、ようにさらに構成される。
任意選択で、トランシーバ1020は、
ネットワークデバイスによって送出された第2の指示情報を受信し、第2の指示情報は、以下の値:N、P1、またはQ1の少なくとも1つを示すために使用される、ようにさらに構成される。
本発明のこの実施形態は、プロセッサに適用されてもよく、またはプロセッサによって実装されてもよい。プロセッサは、集積回路チップとすることができ、信号処理能力を有する。実装プロセスでは、前述の方法におけるステップは、プロセッサ1010のハードウェア集積論理回路を使用することによって、またはソフトウェアの形態の命令を使用することによって実装することができる。プロセッサ1010は、中央処理装置(Central Processing Unit、CPU)、ネットワークプロセッサ(Network Processor、NP)などを含む汎用プロセッサであってもよいし、またはデジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは別のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタ論理デバイス、またはディスクリートハードウェア構成要素であってもよい。それは、本発明の実施形態において開示されている方法、ステップ、および論理ブロック図を実装または実行することができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであり得るか、またはプロセッサは、任意の従来のプロセッサなどであり得る。本発明の実施形態を参照して開示された方法のステップは、ハードウェア復号化プロセッサによって直接実行および達成されてもよく、または復号化プロセッサのハードウェアおよびソフトウェアモジュールの組合せを使用することによって実行および達成されてもよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ、プログラマブル読み出し専用メモリ、電気的消去可能プログラマブルメモリ、またはレジスタなどの当技術分野の成熟した記憶媒体に位置されてもよい。記憶媒体は、メモリ1030に位置され、プロセッサ1010は、メモリ1030の情報を読み取り、プロセッサ1010のハードウェアと組み合わせて前述の方法のステップを完了する。繰り返しを避けるために、詳細は、本明細書では再度説明されない。
本発明のこの実施形態におけるメモリは、揮発性メモリもしくは不揮発性メモリであり得るか、または揮発性メモリおよび不揮発性メモリを含み得ることが理解され得る。不揮発性メモリは、読み出し専用メモリ(Read−Only Memory、ROM)、プログラマブル読み出し専用メモリ(Programmable ROM、PROM)、消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(Erasable PROM、EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(Electrically EPROM、EEPROM)、またはフラッシュメモリであってもよい。揮発性メモリは、外部キャッシュとして使用される、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)であってもよい。限定ではなく例として、多くの形態のRAM、例えば、静的ランダムアクセスメモリ(Static RAM、SRAM)、動的ランダムアクセスメモリ(Dynamic RAM、DRAM)、同期動的ランダムアクセスメモリ(Synchronous DRAM、SDRAM)、ダブルデータレート同期動的ランダムアクセスメモリ(Double Data Rate SDRAM、DDR SDRAM)、拡張同期動的ランダムアクセスメモリ(Enhanced SDRAM、ESDRAM)、同期リンク動的ランダムアクセスメモリ(Synchlink DRAM、SLDRAM)、および直接ランバス動的ランダムアクセスメモリ(Direct Rambus RAM、DR RAM)が使用されてもよい。本明細書に記載のシステムおよび方法のメモリは、これらおよび別の適切なタイプの任意のメモリを含むがこれらに限定されないことに留意されたい。
本発明のこの実施形態による端末デバイス1000は、本発明の実施形態の方法200の端末デバイスに対応してもよく、または本発明の実施形態の装置600に対応してもよい。加えて、端末デバイス1000のユニットまたはモジュール、ならびに前述の他の動作および/または機能は、方法200で端末デバイスによって実行される対応する手順を実装することが意図される。簡潔にするために、詳細は、本明細書では再度説明されない。
図19は、本発明の一実施形態によるデータ送信のための端末デバイス1100を示す。端末デバイス1100は、
プロセッサ1110と、トランシーバ1120と、メモリ1130とを含む。プロセッサ1110、トランシーバ1120、およびメモリ1130は、内部接続パスを使用することによって互いに通信する。
メモリ1130は、プログラムを記憶するように構成される。具体的には、プログラムは、プログラムコードを含むことができ、プログラムコードは、コンピュータ動作命令を含む。メモリ1130は、読み出し専用メモリと、ランダムアクセスメモリとを含み、命令およびデータをプロセッサ1110に提供することができる。メモリ1130は、高速RAMメモリを含んでもよいし、不揮発性メモリ(non−volatile memory)、例えば、少なくとも1つのディスクメモリを含んでもよい。
プロセッサ1110は、メモリ1130に記憶されたプログラムを実施し、トランシーバ1120を制御して信号を受信し、または信号を送出する。メモリ1130は、プロセッサ1110に統合されてもよいし、またはプロセッサ1110から独立していてもよい。
具体的には、トランシーバ1120は、ネットワークデバイスによって送出された第1の指示情報を受信するように構成され、第1の指示情報は、Nビットを含み、N≧1であり、Nビットは、P2連続ビットおよびQ2連続ビットを含み、N=P2+Q2である。
P2ビットは、M3時間単位に対応し、M3時間単位の各々は、第5の時間長に対応し、P2ビットの各々の値は、対応する時間単位が装置のデータを送信するために使用されるかどうかを示すために使用され、Q2ビットを含む第1のビットシーケンスは、第1の値S1を示すために使用され、第1の値は、装置のデータを送信するために使用され、時間ドメインで連続的である時間単位の量であり、S1時間単位の各々は、第6の時間長に対応し、M3は、P2以上であり、S1は、1以上の整数である。
あるいは、P2ビットを含む第2のビットシーケンスは、第2の値S2を示すために使用され、第2の値は、端末デバイスのデータを送信するために使用される時間単位の量であり、Q2ビットを含む第3のビットシーケンスは、第3の値S3を示すために使用され、第3の値は、装置のデータを送信するために使用される時間単位の量であり、S2時間単位の各々は、第7の時間長に対応し、S3時間単位の各々は、第8の時間長に対応し、第7の時間長は、第8の時間長とは異なり、S2は、1以上の整数であり、S3は、1以上の整数である。
プロセッサ1110は、トランシーバ1120によって受信された第1の指示情報に基づいて、装置のデータを送信するために使用される時間単位を決定するように構成される。
トランシーバ1120は、プロセッサ1110によって決定され、端末デバイスのデータを送信するために使用される時間単位に基づいて、ダウンリンクデータを受信するようにさらに構成される。
任意選択で、第5の時間長は、第6の時間長よりも短い。
任意選択で、トランシーバ1120は、
ネットワークデバイスによって送出された第3の指示情報を受信し、第3の指示情報は、以下の値:N、P2、またはQ2の少なくとも1つを示すために使用される、ようにさらに構成される。
本発明のこの実施形態は、プロセッサに適用されてもよく、またはプロセッサによって実装されてもよい。プロセッサは、集積回路チップとすることができ、信号処理能力を有する。実装プロセスでは、前述の方法におけるステップは、プロセッサ1110のハードウェア集積論理回路を使用することによって、またはソフトウェアの形態の命令を使用することによって実装することができる。プロセッサ1110は、中央処理装置(Central Processing Unit、CPU)、ネットワークプロセッサ(Network Processor、NP)などを含む汎用プロセッサであってもよいし、またはデジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは別のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタ論理デバイス、またはディスクリートハードウェア構成要素であってもよい。それは、本発明の実施形態において開示されている方法、ステップ、および論理ブロック図を実装または実行することができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであり得るか、またはプロセッサは、任意の従来のプロセッサなどであり得る。本発明の実施形態を参照して開示された方法のステップは、ハードウェア復号化プロセッサによって直接実行および達成されてもよく、または復号化プロセッサのハードウェアおよびソフトウェアモジュールの組合せを使用することによって実行および達成されてもよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ、プログラマブル読み出し専用メモリ、電気的消去可能プログラマブルメモリ、またはレジスタなどの当技術分野の成熟した記憶媒体に位置されてもよい。記憶媒体は、メモリ1130に位置され、プロセッサ1110は、メモリ1130の情報を読み取り、プロセッサ1110のハードウェアと組み合わせて前述の方法のステップを完了する。繰り返しを避けるために、詳細は、本明細書では再度説明されない。
本発明のこの実施形態におけるメモリは、揮発性メモリもしくは不揮発性メモリであり得るか、または揮発性メモリおよび不揮発性メモリを含み得ることが理解され得る。不揮発性メモリは、読み出し専用メモリ(Read−Only Memory、ROM)、プログラマブル読み出し専用メモリ(Programmable ROM、PROM)、消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(Erasable PROM、EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(Electrically EPROM、EEPROM)、またはフラッシュメモリであってもよい。揮発性メモリは、外部キャッシュとして使用される、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)であってもよい。限定ではなく例として、多くの形態のRAM、例えば、静的ランダムアクセスメモリ(Static RAM、SRAM)、動的ランダムアクセスメモリ(Dynamic RAM、DRAM)、同期動的ランダムアクセスメモリ(Synchronous DRAM、SDRAM)、ダブルデータレート同期動的ランダムアクセスメモリ(Double Data Rate SDRAM、DDR SDRAM)、拡張同期動的ランダムアクセスメモリ(Enhanced SDRAM、ESDRAM)、同期リンク動的ランダムアクセスメモリ(Synchlink DRAM、SLDRAM)、および直接ランバス動的ランダムアクセスメモリ(Direct Rambus RAM、DR RAM)が使用されてもよい。本明細書に記載のシステムおよび方法のメモリは、これらおよび別の適切なタイプの任意のメモリを含むがこれらに限定されないことに留意されたい。
本発明のこの実施形態による端末デバイス1100は、本発明の実施形態の方法300の端末デバイスに対応してもよく、または本発明の実施形態の装置700に対応してもよい。加えて、ネットワークデバイス1100のユニットまたはモジュール、ならびに前述の他の動作および/または機能は、方法300で端末デバイスによって実行される対応する手順を実装することが意図される。簡潔にするために、詳細は、本明細書では再度説明されない。
当業者は、本明細書に開示された実施形態に記載の例と組み合わせて、ユニットおよびアルゴリズムステップが電子ハードウェアまたはコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアの組合せによって実装され得ることを知っているかもしれない。機能がハードウェアまたはソフトウェアのどちらによって実行されるかは、特定の用途および技術的解決策の設計上の制約によって異なる。当業者は、各特定の用途について記載された機能を実装するために異なる方法を使用することができるが、その実装が本発明の範囲を超えることを考慮すべきではない。
当業者であれば、便利で簡単な説明のために、前述のシステム、装置、およびユニットの詳細な作業プロセスについて、前述の方法の実施形態における対応するプロセスを参照することができ、詳細は本明細書では再度説明されないことを明確に理解するであろう。
本発明において提供されるいくつかの実施形態において、開示されたシステム、装置、および方法は他の方式で実装されてもよいことを理解されたい。例えば、記載された装置の実施形態は、単なる例である。例えば、ユニット分割は、論理的機能分割にすぎず、実際の実装において他の分割であり得る。例えば、複数のユニットもしくは構成要素が、組み合わされて、もしくは統合されて別のシステムにされてもよく、またはいくつかの特徴が、無視されてもよく、もしくは実行されなくてもよい。加えて、表示される、もしくは説明される相互結合または直接結合もしくは通信接続は、いくつかのインターフェースを使用することによって実装されてもよい。装置またはユニットの間の間接結合もしくは通信接続は、電子形態、機械形態、または他の形態で実装されてもよい。
別々の部分として記載されるユニットは、物理的に分離していてもいなくてもよく、ユニットとして表示される部分は、物理ユニットでもそうでなくてもよく、一箇所に位置されてもよく、または複数のネットワークユニットに分散させてもよい。実施形態の解決策の目的を達成するために、いくつかまたはすべてのユニットを実際の要件に基づいて選択することができる。
加えて、本発明の実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されてもよく、またはユニットの各々が物理的に単独で存在してもよく、または2つ以上のユニットが1つのユニットに統合される。
機能がソフトウェア機能ユニットの形態で実装され、かつ独立した製品として販売される、もしくは使用される場合、機能は、コンピュータ可読記憶媒体に記憶され得る。そのような理解に基づいて、本発明の実施形態の技術的解決策は、基本的に、または従来技術に寄与する部分が、または技術的解決策のいくつかが、ソフトウェア製品の形態で実装され得る。コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶され、本発明の実施形態において説明される方法のステップのすべてまたはいくつかを実行するようコンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、ネットワークデバイスなどであり得る)に命令するためのいくつかの命令を含む。前述の記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、読み出し専用メモリ(Read−Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク、または光ディスクなどのプログラムコードを記憶することができる任意の媒体を含む。
前述の説明は、本出願の特定の実装にすぎないが、本出願の保護範囲を限定するようには意図されない。本出願において開示される技術的範囲内で当業者によって容易に考案される任意の変形または置換が、本出願の保護範囲に入るものとする。したがって、本出願の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲の対象となるものとする。
したがって、本発明のこの実施形態におけるデータ送信方法によれば、ネットワークデバイスは、第1の指示情報を端末デバイスに送出し、第1の指示情報に含まれるNビットは、M時間単位に対応し、M時間単位は、少なくとも1つの時間長に対応し、各ビットの値は、対応する時間単位が端末デバイスのデータを送信するために使用されるかどうかを示すために使用され、つまり、ビットマップ方式は、端末デバイスのデータを送信するための時間単位を示すために使用される。これにより、ネットワークデバイスは、異なる時間長の時間単位をサポートするアプリケーションシナリオで統一された時間ドメインリソース指示方式を使用することが可能になり、それによってシステムの柔軟性を向上させ、シグナリング設計の複雑さを軽減する。
したがって、本発明のこの実施形態におけるデータ送信方法によれば、一態様では、Nビットは、P2連続ビットおよびQ2連続ビットに分割され、それによりP2ビットは、M3時間単位に対応し、Q2ビットを含む第1のビットシーケンスは、端末デバイスのデータを送信するための時間単位の量を示すために使用される。あるいは、Nビットは、P2連続ビットおよびQ2連続ビットに分割され、それによりP2ビットを含む第2のビットシーケンスは、端末デバイスのデータを送信するための時間単位の量S2を示すために使用され、Q2ビットを含む第3のビットシーケンスは、端末デバイスのデータを送信するための時間単位の量S3を示すために使用され、第7の時間長は、第8の時間長とは異なる。これにより、ネットワークデバイスは、異なる時間長の時間単位をサポートするアプリケーションシナリオで統一された時間ドメインリソース指示方式を使用することが可能になり、それによってシステムの柔軟性を向上させ、シグナリング設計の複雑さを軽減する。
第7の態様によれば、データ送信装置が提供され、装置は、第3の態様または第3の態様の任意の可能な実装における端末デバイスの動作を実行するように構成され得る。具体的には、装置は、第3の態様または第3の態様の任意の可能な実装における端末デバイスの動作を実行するように構成されたモジュールまたはユニットを含んでもよい。
第11の態様によれば、端末デバイスが提供される。端末デバイスは、プロセッサと、トランシーバと、メモリとを含む。プロセッサ、トランシーバ、およびメモリは、内部接続パスを使用することによって互いに通信する。メモリは、命令を記憶するように構成される。プロセッサは、メモリに記憶された命令を実施するように構成される。プロセッサがメモリに記憶された命令を実施すると、端末デバイスは、第3の態様または第3の態様の任意の可能な実装における方法を実行することを可能にされ、または端末デバイスは、第7の態様で提供される装置を実装することを可能にされる。
第12の態様によれば、端末デバイスが提供される。端末デバイスは、プロセッサと、トランシーバと、メモリとを含む。プロセッサ、トランシーバ、およびメモリは、内部接続パスを使用することによって互いに通信する。メモリは、命令を記憶するように構成される。プロセッサは、メモリに記憶された命令を実施するように構成される。プロセッサがメモリに記憶された命令を実施すると、端末デバイスは、第4の態様または第4の態様の任意の可能な実装における方法を実行し、またはネットワークデバイスは、第8の態様で提供される装置を実装する。
具体的には、M時間単位については、M時間単位の間に時系列関係がある。M時間単位は、時間ドメインで連続的または非連続的である場合がある。「非連続的」は、一部の時間単位が別の目的に使用され、端末デバイスのデータを送信するために使用することができないことを意味する。端末デバイスのデータを送信するために使用され得る特定の時間単位は、上位層のシグナリングを使用することによって通知することができる。特定の通知コンテンツは、別の目的のために予約された時間単位、または利用可能な時間単位であり得る。M時間単位の各々は、同じ時間長に対応してもよく、またはM時間単位に対応する時間長は、少なくとも部分的に同じであってもよく、言い換えれば、M時間単位は、少なくとも1つの時間長に対応する。
したがって、本発明のこの実施形態におけるデータ送信方法によれば、ネットワークデバイスは、第1の指示情報を端末デバイスに送出し、第1の指示情報に含まれるNビットは、M時間単位に対応し、M時間単位は、少なくとも1つの時間長に対応し、各ビットの値は、対応する時間単位が端末デバイスのデータを送信するために使用されるかどうかを示すために使用され、つまり、ビットマップ方式は、端末デバイスのデータを送信するための時間単位を示すために使用される。これにより、ネットワークデバイスは、異なる時間長の時間単位をサポートする異なるアプリケーションシナリオで統一された時間ドメインリソース指示方式を使用することが可能になり、それによってシステムの柔軟性を向上させる。
端末デバイス#1(端末デバイスの例である)の場合、10ビットの値は、(0 1 1 1 1 1 1 1 0 0)であり、最初の7ビットに対応する7つのシンボルは、M1時間単位であり、スロット#1の最後の6つのシンボルが端末デバイス#1のデータを送信するために使用されることを示し、最後の3ビットに対応する3つのスロットは、M2時間単位であり、スロット#2、スロット#3、およびスロット#4のうち、スロット#2が端末デバイス#1のデータを送信するために使用され、スロット#3およびスロット#4が端末デバイス#1のデータを送信するために使用されないことを示す。
この場合、Nビットは、M時間単位と1対多で対応し、つまり、1つのビットは、2つの時間単位に対応する。ここで、P1ビットの各々は、M1時間単位の2つに対応し、Q1ビットの各々は、M2時間単位の1つに対応する。
あるいは、Nビットは、Mグループに分割され、M個のグループの各々は、L連続ビットを含む。同様に、Nビットは、M×L仮想マトリックス、すなわち、M行とL列を有するマトリックスに分割される。i番目の行とj番目の列の値は、i番目のグループのj番目のビットの値に対応する。この場合、NビットとM時間単位との間の対応は、次のとおりである:i番目のグループのj番目のビットは、i番目の時間単位のj番目の周波数ドメイン単位に対応し、i∈[1、M]、j∈[1、L]であり、言い換えれば、Nビットのi番目のグループのL連続ビットの値は、i番目の時間単位のL周波数ドメイン単位が端末デバイスのデータを送信するために使用されるかどうかを示すために使用される。仮想マトリックスは理解を容易にするためだけのものであり、実際には、Nビットは、依然として連続ビットのシーケンスである。
i番目のグループのj番目のビットの値が0である場合、i番目の周波数ドメイン単位のj番目の時間単位は、端末デバイスのダウンリンクデータを送出するために使用されない、またはi番目のグループのj番目のビットの値が1である場合、i番目の周波数ドメイン単位のj番目の時間単位は、端末デバイスのダウンリンクデータを送出するために使用される。例えば、「0」は、i番目の周波数ドメイン単位のj番目の時間単位が端末デバイスのダウンリンクデータを送出するために使用されるリソースではないことを示し、または「0」は、ネットワークデバイスが端末デバイスのデータを送信するためにi番目の周波数ドメイン単位のj番目の時間単位を占有しないことを示してもよく、「1」は、i番目の周波数ドメイン単位のj番目の時間単位が端末デバイスのダウンリンクデータを送出するために使用されるリソースであることを示し、または「1」は、ネットワークデバイスが端末デバイスのデータを送信するためにi番目の周波数ドメイン単位のj番目の時間単位を占有することを示してもよい。
したがって、本発明のこの実施形態におけるデータ送信方法によれば、Nビットは、M×L仮想マトリックスに分割される。同じサイズの時間−周波数リソースは、N時間−周波数リソースグリッドに分割され、時間ドメインでM時間単位に分割され、かつ周波数ドメインでL周波数ドメイン単位に分割される。異なる端末デバイスに対して、異なるMおよびLが構成される。例えば、N=36の場合、ユーザ1にはM=4およびL=9、ユーザ2にはM=6およびL=6である。したがって、同じサイズの時間−周波数リソースは、ユーザ1の場合、時間ドメインで4つの粒度、周波数ドメインで9つの粒度を示し得る。しかしながら、ユーザ2の場合、同じサイズの時間−周波数リソースは、時間ドメインでより細かい粒度、すなわち、6つの粒度を示し、周波数ドメインでより粗い粒度、すなわち、6つの粒度を示し得る。このようにして、統一されたシグナリング形式を使用して、異なるユーザの異なる時間−周波数リソースの粒度を示すことができ、それによってシグナリング設計の複雑さを軽減する。
したがって、本発明のこの実施形態におけるデータ送信方法によれば、一態様では、ネットワークデバイスは、第1の指示情報を端末デバイスに送出し、第1の指示情報に含まれるNビットは、M時間単位に対応し、M時間単位は、少なくとも1つの時間長に対応し、各ビットの値は、対応する時間単位が端末デバイスのデータを送信するために使用されるかどうかを示すために使用され、つまり、ビットマップ方式は、端末デバイスのデータを送信するための時間単位を示すために使用される。これにより、ネットワークデバイスは、異なる時間長の時間単位をサポートする異なるアプリケーションシナリオで統一された時間ドメインリソース指示方式を使用することが可能になり、それによってシステムの柔軟性を向上させ、シグナリング設計の複雑さを軽減する。
端末デバイス#1の場合、10ビットの値は、(0 0 0 0 0 1 1 1 0)であり、最初の7ビットに対応する7つのシンボルは、M1時間単位であり、スロット#1の第6のシンボル、および第7のシンボルが端末デバイス#1のデータを送信するために使用されることを示す。最後の2ビットを含むビットシーケンス#1は、端末デバイスのデータを送信するための時間単位の量、すなわち、2を示し、時間単位は、スロット#1の後のスロット#2およびスロット#3である。
加えて、S2時間単位は、時間ドメインで連続的または非連続的である場合がある。言い換えれば、S2時間単位の2つの隣接する時間単位の間のいくつかの時間単位は、端末デバイスのデータを送信するために使用されないが、S3時間単位のすべてが端末デバイスのデータを送信するために使用される。
加えて、この場合、P2およびQ2のいずれか1つが0になる場合があることに留意されたい。言い換えれば、Nビットに対応する時間単位は、同じ時間長に対応する。特に、P2は、0に設定される場合がある。このようにして、Nビットは、比較的短い時間長(すなわち、時間長#6)に対応する時間単位のみを示し、それによってシグナリングオーバヘッドをより効果的に削減する。
このようにして、Nビットは、P2連続ビットおよびQ2連続ビットに分割され、それによりP2ビットを含む第2のビットシーケンスは、端末デバイスのデータを送信するための時間単位の量S2を示すために使用され、Q2ビットを含む第3のビットシーケンスは、端末デバイスのデータを送信するための時間単位の量S3を示すために使用され、時間長#7は、時間長#8とは異なる。したがって、ネットワークデバイスは、統一された時間ドメインリソース指示方式を使用することを可能にされ、それによってシステムの柔軟性を向上させる。加えて、シグナリング設計の複雑さが軽減される。比較的少量のビットを使用して比較的長い時間長を示すことができ、それによって指示情報のビット(またはビットの量)を効果的に削減し、または言い換えれば、シグナリングオーバヘッドを削減する。
したがって、本発明のこの実施形態におけるデータ送信装置によれば、装置は、第1の指示情報を端末デバイスに送出し、第1の指示情報に含まれるNビットは、M時間単位に対応し、M時間単位は、少なくとも1つの時間長に対応し、各ビットの値は、対応する時間単位が端末デバイスのデータを送信するために使用されるかどうかを示すために使用され、つまり、ビットマップ方式は、端末デバイスのデータを送信するための時間単位を示すために使用される。これにより、装置は、異なる時間長の時間単位をサポートするアプリケーションシナリオで統一された時間ドメインリソース指示方式を使用することが可能になり、それによってシステムの柔軟性を向上させ、シグナリング設計の複雑さを軽減する。
本発明のこの実施形態は、プロセッサに適用されてもよく、またはプロセッサによって実装されてもよい。プロセッサは、集積回路チップとすることができ、信号処理能力を有する。実装プロセスでは、前述の方法におけるステップは、プロセッサ810のハードウェア集積論理回路を使用することによって、またはソフトウェアの形態の命令を使用することによって実装することができる。プロセッサ510は、中央処理装置(Central Processing Unit、CPU)、ネットワークプロセッサ(Network Processor、NP)などを含む汎用プロセッサであってもよいし、またはデジタル信号プロセッサ(digital signal processor、DSP)、特定用途向け集積回路(application-specific integrated circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array、FPGA)もしくは別のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタ論理デバイス、またはディスクリートハードウェア構成要素であってもよい。それは、本発明の実施形態において開示されている方法、ステップ、および論理ブロック図を実装または実行することができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであり得るか、またはプロセッサは、任意の従来のプロセッサなどであり得る。本発明の実施形態を参照して開示された方法のステップは、ハードウェア復号化プロセッサによって直接実行および達成されてもよく、または復号化プロセッサのハードウェアおよびソフトウェアモジュールの組合せを使用することによって実行および達成されてもよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ、プログラマブル読み出し専用メモリ、電気的消去可能プログラマブルメモリ、またはレジスタなどの当技術分野の成熟した記憶媒体に位置されてもよい。記憶媒体は、メモリ830に位置され、プロセッサ810は、メモリ830の情報を読み取り、プロセッサ810のハードウェアと組み合わせて前述の方法のステップを完了する。繰り返しを避けるために、詳細は、本明細書では再度説明されない。
本発明のこの実施形態は、プロセッサに適用されてもよく、またはプロセッサによって実装されてもよい。プロセッサは、集積回路チップとすることができ、信号処理能力を有する。実装プロセスでは、前述の方法におけるステップは、プロセッサ910のハードウェア集積論理回路を使用することによって、またはソフトウェアの形態の命令を使用することによって実装することができる。プロセッサ910は、中央処理装置(Central Processing Unit、CPU)、ネットワークプロセッサ(Network Processor、NP)などを含む汎用プロセッサであってもよいし、またはデジタル信号プロセッサ(digital signal processor、DSP)、特定用途向け集積回路(application-specific integrated circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array、FPGA)もしくは別のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタ論理デバイス、またはディスクリートハードウェア構成要素であってもよい。それは、本発明の実施形態において開示されている方法、ステップ、および論理ブロック図を実装または実行することができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであり得るか、またはプロセッサは、任意の従来のプロセッサなどであり得る。本発明の実施形態を参照して開示された方法のステップは、ハードウェア復号化プロセッサによって直接実行および達成されてもよく、または復号化プロセッサのハードウェアおよびソフトウェアモジュールの組合せを使用することによって実行および達成されてもよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ、プログラマブル読み出し専用メモリ、電気的消去可能プログラマブルメモリ、またはレジスタなどの当技術分野の成熟した記憶媒体に位置されてもよい。記憶媒体は、メモリ930に位置され、プロセッサ910は、メモリ930の情報を読み取り、プロセッサ910のハードウェアと組み合わせて前述の方法のステップを完了する。繰り返しを避けるために、詳細は、本明細書では再度説明されない。
本発明のこの実施形態は、プロセッサに適用されてもよく、またはプロセッサによって実装されてもよい。プロセッサは、集積回路チップとすることができ、信号処理能力を有する。実装プロセスでは、前述の方法におけるステップは、プロセッサ1010のハードウェア集積論理回路を使用することによって、またはソフトウェアの形態の命令を使用することによって実装することができる。プロセッサ1010は、中央処理装置(Central Processing Unit、CPU)、ネットワークプロセッサ(Network Processor、NP)などを含む汎用プロセッサであってもよいし、またはデジタル信号プロセッサ(digital signal processor、DSP)、特定用途向け集積回路(application-specific integrated circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array、FPGA)もしくは別のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタ論理デバイス、またはディスクリートハードウェア構成要素であってもよい。それは、本発明の実施形態において開示されている方法、ステップ、および論理ブロック図を実装または実行することができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであり得るか、またはプロセッサは、任意の従来のプロセッサなどであり得る。本発明の実施形態を参照して開示された方法のステップは、ハードウェア復号化プロセッサによって直接実行および達成されてもよく、または復号化プロセッサのハードウェアおよびソフトウェアモジュールの組合せを使用することによって実行および達成されてもよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ、プログラマブル読み出し専用メモリ、電気的消去可能プログラマブルメモリ、またはレジスタなどの当技術分野の成熟した記憶媒体に位置されてもよい。記憶媒体は、メモリ1030に位置され、プロセッサ1010は、メモリ1030の情報を読み取り、プロセッサ1010のハードウェアと組み合わせて前述の方法のステップを完了する。繰り返しを避けるために、詳細は、本明細書では再度説明されない。
本発明のこの実施形態は、プロセッサに適用されてもよく、またはプロセッサによって実装されてもよい。プロセッサは、集積回路チップとすることができ、信号処理能力を有する。実装プロセスでは、前述の方法におけるステップは、プロセッサ1110のハードウェア集積論理回路を使用することによって、またはソフトウェアの形態の命令を使用することによって実装することができる。プロセッサ1110は、中央処理装置(Central Processing Unit、CPU)、ネットワークプロセッサ(Network Processor、NP)などを含む汎用プロセッサであってもよいし、またはデジタル信号プロセッサ(digital signal processor、DSP)、特定用途向け集積回路(application-specific integrated circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array、FPGA)もしくは別のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタ論理デバイス、またはディスクリートハードウェア構成要素であってもよい。それは、本発明の実施形態において開示されている方法、ステップ、および論理ブロック図を実装または実行することができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであり得るか、またはプロセッサは、任意の従来のプロセッサなどであり得る。本発明の実施形態を参照して開示された方法のステップは、ハードウェア復号化プロセッサによって直接実行および達成されてもよく、または復号化プロセッサのハードウェアおよびソフトウェアモジュールの組合せを使用することによって実行および達成されてもよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ、プログラマブル読み出し専用メモリ、電気的消去可能プログラマブルメモリ、またはレジスタなどの当技術分野の成熟した記憶媒体に位置されてもよい。記憶媒体は、メモリ1130に位置され、プロセッサ1110は、メモリ1130の情報を読み取り、プロセッサ1110のハードウェアと組み合わせて前述の方法のステップを完了する。繰り返しを避けるために、詳細は、本明細書では再度説明されない。
本発明のこの実施形態による端末デバイス1100は、本発明の実施形態の方法300の端末デバイスに対応してもよく、または本発明の実施形態の装置700に対応してもよい。加えて、端末ワークデバイス1100のユニットまたはモジュール、ならびに前述の他の動作および/または機能は、方法300で端末デバイスによって実行される対応する手順を実装することが意図される。簡潔にするために、詳細は、本明細書では再度説明されない。