JP2020518791A - 飛行時間測定を行うための技法 - Google Patents

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Abstract

いくつかの実施形態では、測定システムは、コマンド信号を受け取る第1のデジタル化時間及び警告信号を受け取る第2のデジタル化時間を決定するように構成される時間/デジタル変換器(TDC)を含んでもよい。第1のデジタル化時間及び第2のデジタル化時間は、反復回数Nについて決定されてもよい。コマンド信号は、ある遅延時間だけ遅延されてもよく、遅延時間は、反復回数Nの各々について変えられてもよい。測定システムは、コマンド信号に基づいて逆バイアスモードからアクティブモードに切り替えるように構成される第1の動的フォトダイオード(DPD)を含んでもよい。TDCは、反復回数Nの各々について第1のデジタル化時間と第2のデジタル化時間との間の差を計算してもよく、差は、遅延時間が変えられるにつれて変化してもよい。【選択図】 図1A

Description

関連出願の相互参照
[0001]この出願は、2017年4月7日に出願された米国特許仮出願第15/481,784号の優先権を主張するものであり、その内容は、参照により本明細書に全体として組み込まれる。
[0002]この開示は一般に、距離測定システム及び方法に関し、より詳しくは、飛行時間測定を行うための技法に関する。
[0003]典型的な飛行時間測定システムは、物体までの距離を決定するために感知デバイスの出力電流から導かれる時間測定結果を使用することもある。出力電流を使用することは、しかしながら、いくつかの課題をもたらすこともある。例えば、出力電流は、ある相補型金属酸化膜半導体(CMOS)センサに適合しないこともあり、測定システム内に高電圧を引き起こすこともある。その上、出力電流を使用することは、背景光に対する測定感度を減少させることもあり、大きい画素サイズを扱うときにノイズを導入することもある。加えて、そのようなシステムは、アナログ処理を利用することもあり、それはまた、システムにノイズを導入することもある。
[0004]前述のことを考慮すると、飛行時間測定の効率及び性能を改善するシステム及び方法の必要性があるということを理解することができる。
[0005]飛行時間測定を行うための技法が、開示される。いくつかの実施形態では、測定システムは、コマンド信号を受け取る第1のデジタル化時間及び警告信号を受け取る第2のデジタル化時間を決定するように構成されてもよい時間/デジタル変換器(TDC)を含んでもよい。第1のデジタル化時間及び第2のデジタル化時間は、反復回数Nについて決定されてもよい。コマンド信号は、ある遅延時間だけ遅延されてもよい。遅延時間は、反復回数Nの各々について変えられてもよい。測定システムは、コマンド信号に基づいて逆バイアスモードからアクティブモードに切り替えるように構成されてもよい第1の動的フォトダイオード(DPD)を含んでもよい。第1のDPDは、アクティブモードにおいて光を受けるとき、出力電流を出力するようにさらに構成されてもよい。警告信号は、出力電流に基づいてもよい。TDCは、反復回数Nの各々について第1のデジタル化時間と第2のデジタル化時間との間の差を計算してもよい。差は、遅延時間が変えられるにつれて変化してもよい。
[0006]いくつかの実施形態では、測定システムは、第1のデジタル化時間と第2のデジタル化時間との間の差が最小化されるところの反復についての遅延時間を決定するように構成されてもよいコントローラをさらに含んでもよい。
[0007]いくつかの実施形態では、コントローラは、第1のデジタル化時間と第2のデジタル化時間との間の差が最小化されるところの反復についての遅延時間に基づいて測定値を決定してもよい。
[0008]いくつかの実施形態では、測定値は、距離測定値であってもよい。
[0009]いくつかの実施形態では、距離測定値は、L=(Tlight*c)/2を計算することによって決定されてもよく、但しLは、距離測定値であり、Tlightは、第1のデジタル化時間と第2のデジタル化時間との間の差が最小化されるための遅延時間であり、cは、光の速度である。
[0010]いくつかの実施形態では、コマンド信号は、第1のコマンド信号及び第2のコマンド信号を含む多重化信号であってもよく、第1のコマンド信号は、第1のDPDに対応してもよく、第2のコマンド信号は、第2のDPDに対応してもよい。
[0011]いくつかの実施形態では、コマンド信号は、逆多重化されてもよく、第1のコマンド信号は、第1のDPDに送られてもよく、第2のコマンド信号は、第2のDPDに送られてもよい。
[0012]いくつかの実施形態では、警告信号は、第1の警告信号及び第2の警告信号を含む多重化信号であってもよく、第1の警告信号は、第1のDPDに対応してもよく、第2の警告信号は、第2のDPDに対応してもよい。
[0013]いくつかの実施形態では、コマンド信号は、第1のDPDを逆バイアスモードからアクティブモードに切り替えるために必要とされることもある駆動電圧を指定してもよい。
[0014]いくつかの実施形態では、コマンド信号は、第1のDPDを逆バイアスモードからアクティブモードに切り替えるために必要とされることもある第1の駆動電圧及び第2のDPDを第2の逆バイアスモードから第2のアクティブモードに切り替えるために必要とされることもある第2の駆動電圧を指定してもよい。
[0015]いくつかの実施形態では、測定システムは、プロセッサ及びプロセッサによって実行可能な命令を記憶するメモリを含んでもよい。命令は、光が光源によって放出されるときから、駆動電圧が動的フォトダイオード(DPD)に印加されるときまでの時間であってもよい第1の時間を決定するステップを含んでもよい。駆動電圧は、DPDを順方向にバイアスしてもよい。命令は、駆動電圧がDPDに印加されるときから、DPDが出力電流を出力するときまでの時間であってもよい第2の時間を決定するステップを含んでもよい。出力電流は、DPDが、順方向にバイアスされるとき、DPDによって感知される入射光を示してもよい。命令は、反復回数Nについて第1の時間を決定するステップ及び第2の時間を決定するステップを含んでもよい。Nは、1よりも大きくてもよい。第1の時間は、各反復について変えられてもよい。
命令は、決定された第2の時間のすべてのうちで最小であってもよい最小化された第2の時間を決定するステップ、最小化された第2の時間に対応する第1の時間を決定するステップ、及び最小化された第2の時間に対応してもよい第1の時間に基づいて距離を決定するステップを含んでもよい。
[0016]いくつかの実施形態では、測定値は、距離測定値であってもよい。
[0017]いくつかの実施形態では、距離測定値は、L=(Tlight*c)/2を計算することによって決定されてもよく、但しLは、距離測定値であり、Tlightは、最小化された第2の時間に対応する第1の時間であり、cは、光の速度である。
[0018]いくつかの実施形態では、第1の時間は、各反復において第1の時間を増加させることによって各反復について変えられてもよい。
[0019]いくつかの実施形態では、反復回数は、所定の数であってもよい。
[0020]いくつかの実施形態では、命令は、第1の方向において振動鏡を制御するように構成されてもよい第1の制御信号を決定するステップを含んでもよい。
[0021]いくつかの実施形態では、命令は、第2の方向においてステッパ鏡を制御するように構成されてもよい第2の制御信号を決定するステップを含んでもよい。
[0022]いくつかの実施形態では、第1の制御信号及び第2の制御信号は、振動鏡の動きをステッパ鏡と同期させるように構成されてもよい。
[0023]いくつかの実施形態では、第1の方向は、垂直方向であってもよく、第2の方向は、水平方向であってもよい。
[0024]いくつかの実施形態では、第1の方向は、水平方向であってもよく、第2の方向は、垂直方向であってもよい。
[0025]本開示は、添付の図面に示されるような本開示の特定の実施形態を参照してより詳細に今から述べられることになる。本開示は、特定の実施形態を参照して以下で述べられるが、本開示は、それらに限定されないことを理解すべきである。本明細書での教示を利用できる当業者は、追加の実装、変更、及び実施形態、並びに他の使用分野を認識することになり、それらは、本明細書で述べられるような本開示の範囲内であり、それらに関して、本開示は、著しく有用なこともある。
[0026]本開示のより完全な理解を容易にするために、添付の図面への言及が、今からなされ、それらの図面において類似の要素は、類似の数字を用いて参照される。これらの図面は、本開示を限定すると解釈すべきでなく、説明に役立つことだけを目的としている。
動的フォトダイオード(DPD)性能のグラフを示す図である。 トリガ時間対遅延時間のグラフを示す図である。 トリガ時間対遅延時間の理論的曲線と測定された曲線との間の比較を示す図である。 単一のDPDが含まれるところの、本開示の一実施形態による飛行時間システムを示す図である。 多数のDPDが、含まれ、多重化/逆多重化動作が、使用されるところの、本開示の一実施形態による飛行時間システムを示す図である。 多数のDPDが、含まれ、並列動作が、使用されるところの、本開示の一実施形態による飛行時間システムを示す図である。 本開示の一実施形態による飛行時間システムの実装形態の概観を示す図である。 本開示の一実施形態による光源についての例示的走査パターンを示す図である。 本開示の一実施形態による飛行時間システムの実装のためのシステムを示す図である。 本開示の一実施形態による飛行時間処理ステップの例示的流れ図を示す図である。
[0037]図1Aは、本開示の一実施形態による動的フォトダイオード(DPD)性能を代表するグラフを示す。特に、図1Aは、本開示の一実施形態による、レーザなどの光源から放出される光、環境内の1つ又は複数の物体から反射する放出光によって引き起こされる反射光、及び環境内の1つ又は複数の物体から反射される光を感知するDPDの応答の間の関係を示す。最初に、図1Aのグラフ(i)を参照すると、光源は、光源パルス(a)によって表されるように、放出光のパルスを配送してもよい。光源は、レーザ光源、又は光パルスを放出する能力がある任意の光源であってもよい。放出光のパルスは、環境内に放出され、環境内の1つ又は複数の物体と相互作用してもよい。放出光が、環境内の1つ又は複数の物体と相互作用した後、1つ又は複数の物体からの反射光が、放出されてもよい。グラフ(ii)を参照すると、反射光は、パルス(b)によって反映されるように、1つ又は複数の物体から反射され、DPDの光感知領域に入射してもよい。パルス(a)からパルス(b)までの時間の差は、Tlightであり、光が光源によって放出されるときの時間と光がDPDの光感知領域に入射するときの時間との間の遅延を表す。
[0038]グラフ(iii)を参照すると、光源発光(グラフ(i)、パルス(a))から反射光入射(グラフ(ii)、パルス(b))を通り、その後のDPD性能が、示される。特に、反射光を感知するDPDの駆動電圧V及び出力電流Iが、示される。駆動電圧Vは、DPDの陽極と陰極との間の電圧差であってもよい。出力電流Iは、DPDの陽極又は陰極のうちの1つから出力しているとして測定される電流であってもよい。最初は、V及びIは両方とも、ゼロであってもよい。V及びIのこの初期レベルは、DPDが、逆にバイアスされ、それに印加される駆動電圧Vを有さないこともあるからであってもよい。従って、この状態では、DPDは、入射光を感知しないこともあり、出力電流Iは、ゼロのこともある。グラフ(iii)によって示されるように、光が光源によって放出されるときから時間(t)の後(例えば、グラフ(i)のパルス(a)から時間(t)の後)、駆動電圧Vは、グラフ(iii)上の点(c)によって示されるように、高状態に入れられてもよい。高状態は、DPDを順方向にバイアスされた、アクティブモードに置く駆動電圧であってもよい。DPDは、その光感知領域に入射する光を今では感知することができる。DPDは、反射光がDPDの光感知領域に入射するときの時間の前に(例えば、パルス(b)の前に)、又は少なくともDPDがDPDの光感知領域に入射する反射光を検出する能力があるときの時間に(例えば、それがパルス(b)における事象を検出する能力があるときの時間に)、アクティブモードに置かれてもよい。駆動電圧VがDPDをアクティブモードに置くとき(例えば、点(c))からトリガ時間(T)の後、DPDは、DPDによって感知される1つ又は複数の物体からの反射光の量を示す点(d)における出力電流Iを出力してもよい。
[0039]DPDが、1つ又は複数の物体からの反射光を捕獲するために使用されるとき、図1Aにおいて述べられるプロセスは、時間(t)が各反復について変えられる状態で、何回も反復されてもよい。(t)のこの変化は以て、光が光源によって放出されるとき(例えば、グラフ(i)のパルス(a))から、グラフ(iii)上の点(c)によって示されるように、DPDの電圧がアクティブ状態にあるときまでの遅延を変えることもある。トリガ時間Tは、時間(t)の各反復について記録されてもよい。反復回数を行った後、Tが、最小化され、DPDが、なお順方向にバイアスされ、パルス(b)における事象を感知することができるための時間(t)は、Tlightに対応する。Tlightが、決定され、さらなる計算において使用されてもよい。
[0040]例えば、Tlightは、次の方程式を使用して環境内の1つ又は複数の物体とDPDとの間の距離Lを決定するために使用することができ、
L=(Tlight*c)/2
但しLは、環境内の1つ又は複数の物体とDPDとの間の距離であり、Tlightは、上で述べられた通りであり、cは、光の速度である。図1Aに示されるDPD性能は従って、距離Lを決定するためにトリガ時間Tを使用する。これは、時間領域測定を提供するので、有利である。本開示の実施形態では、この計算は、アナログ増幅を使用しないシステムにおいて行われてもよく、アナログ/デジタル変換(ADC)よりもむしろ時間/デジタル変換(TDC)を使用してもよい。従って、計算におけるアナログプロセスに起因する付加ノイズがない又はその量が低減されることもあり、不整合及び背景光干渉の量が低減されることもある。TDC制約はまた、他の変換技法に対するほど厳しくないこともある。
[0041]図1Bは、トリガ時間T対遅延時間Tlightの理論的グラフを示す。図1Bによって示されるように、光が光源によって放出されるときの時間と光がDPDに入射するときの時間との間の遅延が、時間(t)まで増加するにつれて(例えば、Tlightが、増加するにつれて)、トリガ時間Tは、最小値T1_minまで減少することもある。Tlightが、時間(t)を過ぎて増加し続けるにつれて、しかしながら、トリガ時間Tは、増加することもある。図1Bの重要性は、図1Bが、トリガ時間Tが最小であるとき、Tlightが時間(t)に等しいということを示していることである。従って、時間(t)及びトリガ時間Tは、Tlightを決定するために使用されてもよく、Tlightは、前に論じられたように、距離Lを決定するために使用することができる。
[0042]図1Cは、トリガ時間T対Tlightの理論的曲線と測定された曲線との間の比較を示す。測定された曲線は、曲線(i)と特定される。理論的曲線は、曲線(ii)と特定される。図1Cによって示されるように、測定された曲線及び理論的曲線は、互いに対応し、互いによく似ている。曲線の凹形の性質は、DPDに入射する弱い反射信号によって引き起こされることもある。弱い反射信号が、存在するとき、Tは、自己トリガ時間に近くなることもあり、それは、反射信号が存在しないときのトリガ時間であり、それは、トリガ時間測定結果に対する上方境界を形成する。弱い反射信号は加えて、曲線(i)と関連するノイズを説明することもある。
[0043]図2は、単一DPDが、含まれるところの、本開示の一実施形態による飛行時間システム200を示す。システム200は、コントローラ202を含む。コントローラ202は、1つ又は複数のマイクロコントローラ、プロセッサ、又はマイクロプロセッサによって形成されてもよい。コントローラ202は、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、フラッシュメモリ、磁気ディスクドライブ、光学ドライブ、プログラム可能な読み出し専用メモリ(PROM)、読み出し専用メモリ(ROM)、又は任意の他のメモリ及びメモリの組み合わせなどの、1つ又は複数のメモリデバイスを含んでもよい。1つ又は複数のマイクロコントローラ、プロセッサ、又はマイクロプロセッサは、アルゴリズム、命令、及び/又は本開示の様々なプロセスを行うためにメモリデバイスのうちの1つ若しくは複数に記憶されるプログラムを実装してもよい。コントローラ202は、様々な信号をシステム200における構成要素から送り、受け取ってもよい。その上、図2(並びに図3及び図4)は、様々な構成要素を示すが、そのような構成要素の機能性は、そのような機能性を提供し、1つ又は複数のメモリデバイスに記憶される命令を実行する1つ又は複数のプロセッサにおいて具現化されてもよいことを理解すべきである。
[0044]図2に示されるように、コントローラ202は、コマンド信号CMD1をパルス発生器204に送ってもよい。コマンド信号CMD1は、どのようにして光がシステム200における光源208によって放出されるべきかについての情報を指定してもよい。例えば、CMD1は、光源208によって放出される光のパルス幅及び/又はパルス振幅を指定してもよい。CMD1は、複数のパルス又は単一パルスについて光のパルス幅及び/又はパルス振幅を指定してもよい。
[0045]パルス発生器204は、CMD1をコントローラ202から受け取ってもよく、光源208によって放出されるべき光パルスの種類を決定してもよい。例えば、パルス発生器204は、パルス幅及び/又はパルス振幅をCMD1から決定してもよい。この決定に基づいて、パルス発生器204は、光パルスパラメータをドライバ206に送ってもよい。ドライバ206は次いで、パルス210を出力するように光源208を駆動してもよい。パルス210が、出力されてもよく、環境内の1つ又は複数の物体に反射して入射光218を発生させてもよい。
[0046]光源208は、赤外(IR)光パルスを放出するレーザであってもよい。別法として、光源208は、IR光パルス以外の光を放出する光源デバイスであってもよい。例えば、光源208は、赤外波長範囲以外の光スペクトルの部分からの波長を特徴とする光パルスを放出するレーザデバイスであってもよい。光源208は、光の短いパルス、中間のパルス、及び長いパルスを発生させる能力がある光源であってもよい。光源208は、可視又は非可視光を放出してもよい。
[0047]CMD1が、コントローラ202によってパルス発生器204に送られるそれと同じ時間又は実質的に同じ時間に、コマンド信号CMD2が、コントローラ202からプログラム可能な遅延発生器212に送られてもよい。CMD2は、いつ駆動電圧V(図1に関して上で言及された)がDPD216に提供されるべきかを指定してもよい。従って、CMD2は、いつDPD216が、入射光218を感知するために、逆バイアスから順方向バイアスに変更され、アクティブモードに置かれるべきかを指定してもよい。CMD2は加えて、DPD216をアクティブモードに置くために、DPD216に提供されるべき電圧量を指定してもよい。DPD216は、米国特許仮出願第15/461,645号及び第14/689,276号(米国特許第9,431,566号)において述べられるような動的フォトダイオードであってもよく、それらは、本明細書に参照により各々明確に組み込まれる。
[0048]プログラム可能な遅延発生器212は、CMD2を受け取り、CMD2をセンサフロントエンド214に転送するのを遅延させるために、光が光源208から放出された後の時間(t)の量を決定してもよい。プログラム可能な遅延発生器212は、遅延されたCMD2(例えば、CMD2_delayed)をセンサフロントエンド214に出力してもよい。プログラム可能な遅延発生器212はまた、CMD2_delayedを時間/デジタル変換器(TDC)220に出力してもよい。
[0049]センサフロントエンド214は、CMD2_delayedを受け取ってもよく、駆動電圧VをDPD216に提供してもよい。DPD216は次いで、順方向にバイアスされ、アクティブモードに置かれてもよい。DPD216は、図1Aを参照して上で論じられたように、入射光218を感知し、電流Iを出力してもよい。電流Iは、センサフロントエンド214に出力されてもよい。センサフロントエンド214は、電流Iがセンサフロントエンド214に出力されたことを示すデジタル化警告信号をTDC220に送ってもよい。
[0050]TDC220は、CMD2_delayedを受け取る時間を測定し、この時間を、駆動電圧Vが、DPD216に提供され、DPD216をアクティブモードに置くとき(すなわち、図1Aの点(c))の時間として扱ってもよい。TDC220はまた、警告信号をセンサフロントエンド214から受け取る時間(すなわち、図1Aの点(d))を測定してもよい。TDC220は、測定された時間のデジタル表現を記録してもよい。TDC220は、これらの2つの測定された時間の間の差を計算することによってトリガ時間Tを決定してもよい。この計算は、測定された時間のデジタル表現を利用してもよい。
[0051]プログラム可能な遅延発生器212は、CMD2を遅延させるための時間(t)の量を変え、反復回数について異なる時間(t)をセンサフロントエンド214に提供してもよい。反復回数は、所定の数、又は可変的に計算された数であってもよい。各反復について、トリガ時間Tは、TDC220によって決定されてもよい。各トリガ時間Tは、コントローラ202に出力され、コントローラ202によって記録されてもよい。コントローラ202は、DPDがなお順方向にバイアスされ、図1Aでのパルス(b)における事象を感知することができる状態で、トリガ時間Tが最小化されるための時間(t)を決定してもよい。Tが最小化されるところのこの時間(t)は、Tlightに等しい。Tlightは次いで、上で論じられた次の方程式を使用して環境内の1つ又は複数の物体とDPD216との間の距離Lを決定するためにコントローラ202によって使用されてもよく、
L=(Tlight*c)/2
但しLは、環境内の1つ又は複数の物体とDPD216との間の距離であり、Tlightは、上で述べられた通りであり、cは、光の速度である。
[0052]図3は、多数のDPDが、含まれ、多重化/逆多重化が、利用されてもよいところの、本開示の一実施形態による飛行時間システム300を示す。図2におけるのと同じ参照数字によって参照される要素は、図2に関して述べられる通りに機能する。
[0053]信号発生器302は、光源208を駆動し、DPD216のうちの1つ又は複数を作動させるためのコマンドをコントローラ202から受け取ってもよい。信号発生器302は、コマンド信号CMD1を発生させてもよい。例えば、CMD1は、上で前に述べられた通りであってもよい。CMD1は、パルス発生器204に送られてもよく、それは、光源208によって放出されるべき光パルスの種類を決定してもよい。この決定に基づいて、パルス発生器204は、光パルスパラメータをドライバ206に送ってもよく、ドライバ206は、前に述べられたように、パルス210を出力するように光源208を駆動してもよい。パルス210が、出力され、環境内の1つ又は複数の物体に反射して入射光218を発生させてもよい。
[0054]信号発生器302はまた、コマンド信号CMD2を発生させてもよい。CMD2は、N個のDPD216についてN個のコマンド信号を含む、複合コマンド信号であってもよく、但しNは、1から利用されるDPD216と同数までに及ぶ。例えば、CMD2は、N個のDPD216についてN個のコマンド信号を含む多重化信号であってもよい。CMD2のNコマンド信号の各々は、いつ駆動電圧Vが、N個のDPD216の各々に提供されるべきかを指定してもよい。CMD2のNコマンド信号の各々は、いつ各DPD216が、入射光218を感知するために、逆バイアスから順方向バイアスに変更され、アクティブモードに置かれるべきであるかを指定してもよい。
[0055]CMD1が、信号発生器302によってパルス発生器204に送られるそれと同じ時間又は実質的に同じ時間に、コマンド信号CMD2が、信号発生器302からプログラム可能な遅延発生器212に送られてもよい。プログラム可能な遅延発生器212は、CMD2を受け取り、CMD2をセンサフロントエンド214に転送することを遅延させるために、光が光源208から放出された後の時間(t)の量を決定してもよい。プログラム可能な遅延発生器212は、CMD2を時間(t)だけ遅延させ、遅延されたCMD2(例えば、CMD2_delayed)をデマルチプレクサ(DMUX)304に出力してもよい。プログラム可能な遅延発生器212はまた、CMD2_delayedを時間/デジタル変換器(TDC)220に出力してもよい。
[0056]DMUX304は、CMD2_delayedを逆多重化してその中に含有されるNコマンド信号の各々を抽出してもよい。Nコマンド信号の各々は次いで、それぞれのセンサフロントエンド214に送られてもよい。いくつかの実施形態では、コマンド信号は、システム300におけるセンサフロントエンド214の各々に送られてもよい。いくつかの実施形態では、コマンド信号は、システム300におけるセンサフロントエンド214の選択したものの各々だけに送られてもよい。
[0057]いったんコマンド信号が、センサフロントエンド214によって受け取られると、センサフロントエンド214は、駆動電圧VをそのそれぞれのDPD216に提供してもよい。駆動される各DPD216は次いで、上で論じられたようにアクティブモードに置かれ、それぞれの電流Iをそのそれぞれのセンサフロントエンド214に出力してもよい。各センサフロントエンド214は、電流Iがそれぞれのセンサフロントエンド(複数可)214に出力されたことを示すデジタル化警告信号をMUX306に送ってもよい。MUX306は次いで、受け取られた各警告信号を多重化し、多重化出力信号MUX_OUTをTDC220に出力してもよい。
[0058]TDC220は、CMD2_delayedを受け取る時間を測定し、この時間を、駆動電圧Vが、各DPD216に提供され、DPD216を作動させるとき(例えば、図1Aの点(c))の時間として扱ってもよい。TDC220はまた、MUX_OUTをDPD216から受け取る時間(例えば、図1Aの点(d))を測定してもよい。TDC220は、測定された時間のデジタル表現を記録してもよい。TDC220は、これらの2つの測定された時間の間の差を計算することによってトリガ時間Tを決定してもよい。この計算は、測定された時間のデジタル表現を利用してもよい。
[0059]プログラム可能な遅延発生器212は、反復回数についてCMD2を遅延させるために時間(t)の量を変えてもよい。反復回数は、所定の数、又は可変的に計算された数であってもよい。各反復について、同じ又は異なる数のDPD216が、駆動されてもよい。各反復について、決定されたトリガ時間Tは、TDC220によってアキュムレータ308に出力されてもよい。いったん反復トリガ時間Tのすべてが、アキュムレータ308によって累積されると、それらは、強要(exaction)アルゴリズムプロセッサ310に送られてもよい。
[0060]強要アルゴリズムプロセッサ310は、駆動されるDPDがなお順方向にバイアスされ、図1Aに示されるパルス(b)における事象を感知することができる状態で、トリガ時間Tが最小化されるための時間(t)を決定してもよい。この決定された時間(t)は、Tlightに等しい。その後、決定されたTlightは、コントローラ202に送られてもよく、コントローラ202は、上で論じられた次の方程式を使用して環境内の1つ又は複数の物体とDPD216との間の距離Lを決定してもよく、
L=(Tlight*c)/2
但しLは、環境内の1つ又は複数の物体とDPD216との間の距離であり、Tlightは、上で述べられた通りであり、cは、光の速度である。
[0061]TCD220、アキュムレータ308及び強要アルゴリズムプロセッサ310による処理は、全デジタル環境におけるデジタル信号処理によって行われてもよい。これは、アナログ信号が、処理から排除され又は低減され、付加アナログノイズが従って、回避されてもよいので、有利である。加えて、電力消費が、低減されてもよい。また、全デジタル環境を準備することによって、アナログ回路よりもむしろ、デジタル回路が、利用されてもよく、従ってより小さいフットプリントを有するように及び/又はチップ上により小さい面積を取るように縮小することができる。
[0062]システム300は、情景内のある点までの距離を測定するための効率的な方法を提供してもよい。多数のDPD216によって提供される、多数の画素を有することは、関心のある点が、距離測定のために選択できるということを提供してもよい。多重化及び逆多重化を準備することによって、回路のサイズ及び複雑さが低減されてもよい。加えて、自動焦点応用が、システム300を使用して準備されてもよい。
[0063]コントローラ202は、通信プロトコル312を介して他のシステムと通信してもよい。例えば、コントローラ202は、光源210及びDPD216を駆動するためのコマンドを他のプロセッサから通信プロトコル312を介して受け取ってもよい。コントローラ202はまた、計算された距離Lなどのデータを1つ又は複数のシステムに通信プロトコル312を介して送ってもよい。通信プロトコル312は、集積回路間(IC)プロトコル、又は例えばシリアルペリフェラルインターフェース(SPI)、コントローラエリアネットワーク(CAN)、若しくはRS232などの、任意の他のタイプの通信プロトコルであってもよい。
[0064]1つ又は複数のデジタル/アナログ変換器(DAC)は、DPD216をバイアスするために使用される電圧Vを発生させてもよい。別法として、DAC機能性は、各センサフロントエンド214によって、又はコントローラ202によって提供されてもよい。別法として、DACは、1つ又は複数のセンサフロントエンド214と通信してもよい。バンドギャップ基準プロセッサは、電圧計算における使用のために基準電圧をDAC(又はDAC機能性を提供する要素)に提供してもよい。バンドギャップ基準プロセッサはまた、基準電圧をTDC220に提供してもよい。別法として、TDC220は、それに組み込まれたバンドギャップ基準プロセッサの基準電圧機能性を有してもよい。
[0065]図4は、多数のDPDが、並列動作によって動作させられるところの、本開示の一実施形態による飛行時間システム400を示す。図2及び図3におけるのと同じ参照番号よって参照される要素は、図2及び図3に関して述べられた通りに機能する。
[0066]前に論じられたように、信号発生器302は、光源208を駆動し、DPD216のうちの1つ又は複数を作動させるためのコマンドをコントローラ202から受け取ってもよい。信号発生器302は、コマンド信号CMD1を発生させてもよい。CMD1は、パルス発生器204に送られてもよく、それは、光源208によって放出されるべき光パルスの種類を決定してもよい。この決定に基づいて、パルス発生器204は、光パルスパラメータをドライバ206に送ってもよい。上で述べられたように、ドライバ206は、パルス210を出力するように光源208を駆動してもよい。パルス210が、出力され、環境内の1つ又は複数の物体に反射して入射光218を発生させてもよい。
[0067]信号発生器302はまた、コマンド信号CMD2を発生させてもよい。CMD2は、どのようにしてシステム400におけるN個のDPD216の各々が、機能すべきか(例えば、各DPD216が駆動されるべき電圧及び/又は各DPD216が駆動されるべき時間)を指定してもよく、但しNは、1から利用されるDPD216と同数までに及ぶ。
[0068]CMD1が、信号発生器302によってパルス発生器204に送られるそれと同じ時間又は実質的に同じ時間に、コマンド信号CMD2が、信号発生器302からプログラム可能な遅延発生器212に送られてもよい。プログラム可能な遅延発生器212は、CMD2を受け取り、CMD2をセンサフロントエンド214に転送するのを遅延させるために、光が光源208から放出された後の時間(t)の量を決定してもよい。プログラム可能な遅延発生器212は、CMD2を時間(t)だけ遅延させ、遅延されたCMD2(例えば、CMD2_delayed)を時間/デジタル変換器(TDC)404に出力してもよい。CMD2_delayedはまた、各DPD216について各センサフロントエンド214に出力されてもよい。
[0069]いったんCMD2_delayedが、センサフロントエンド214によって受け取られると、センサフロントエンド214は、駆動電圧VをそのそれぞれのDPD216に提供してもよい。駆動される各DPD216は、アクティブモードに置かれ、それぞれの電流Iをそのそれぞれのセンサフロントエンド214に出力してもよい。各センサフロントエンド214は、デジタル化警告信号をTDC404に送ってもよい。TDC404は、CMD2_delayedをプログラム可能な遅延発生器212から受け取る時間を測定し、この時間を、駆動電圧Vが、各DPD216に提供され、DPD216を作動させるときの時間(例えば、図1Aの点(c))として扱ってもよい。TDC404はまた、各センサフロントエンド214から警告信号を受け取る時間(例えば、図1Aの点(d))を測定してもよい。TDC404は、測定された時間のデジタル表現を記録してもよい。TDC404は、これらの2つの測定された時間の間の差を計算することによってトリガ時間Tを決定してもよい。この計算は、測定された時間のデジタル表現を利用してもよい。TDC404は次いで、時間(t)の反復回数の各々についてトリガ時間Tを記録し、各反復についてのトリガ時間Tをコントローラ202に出力してもよい。
[0070]プログラム可能な遅延発生器212は、反復回数の各々についてCMD2を遅延させるために時間(t)の量を変えてもよい。上で論じられたように、反復回数は、所定の数、又は可変的に計算された数であってもよい。各反復について、同じ又は異なる数のDPD216が、駆動されてもよい。各反復について、トリガ時間Tが、TDC404によってコントローラ202に出力されてもよい。時間(t)が変えられるところの反復回数を行った後、DPDがなお順方向にバイアスされ、図1Aにおけるパルス(b)によって表される事象を感知することができる状態で、Tが最小化されるための時間(t)が、コントローラ202によって決定されてもよい。この決定された時間(t)は、Tlightに等しい。従って、決定されたTlightは、コントローラ202に送られてもよく、コントローラ202は、上で論じられた次の方程式を使用して環境内の1つ又は複数の物体とDPD216との間の距離Lを決定してもよく、
L=(Tlight*c)/2
但しLは、環境内の1つ又は複数の物体とDPD216との間の距離であり、Tlightは、上で述べられた通りであり、cは、光の速度である。
[0071]DAC及びバンドギャップ基準プロセッサ機能性は、図3に関して述べられたのと同じ又は同様の仕方で図4に含まれてもよい。
[0072]図5Aは、本開示の一実施形態による飛行時間システムの実装の概観500を示す。光源502は、光ビームを鏡504の方へ向けてもよい。1つ又は複数の光源502が、光を鏡504の方へ向けるために含まれてもよい。加えて、多数の鏡504が、含まれてもよい。鏡504は、1つ又は複数の微小機械システム(MEMS)マイクロミラーデバイスを含んでもよい。鏡504は、光ビームを物体506などの物体の方へ向け直してもよい。物体506は、任意の物体であってもよいが、しかし図5Aでは車両として示されている。光ビームは、ある点において物体506に当たってもよく、光は次いで、センサモジュール508に向け直されてもよい。センサモジュール508は、DPDセンサ(DPD216などの)、及び図2〜4に関して述べられるそれらなどの付随する要素を含んでもよい。センサモジュール508は、物体506上の点とセンサモジュール508との間の距離Lを決定してもよい。このプロセスは、物体506上の多数の点とセンサモジュール508との間の距離を決定するために多数回反復されてもよい。鏡504を含むことによって、逆光に対する耐性(backlight immunity)が、増加することもあり、それは、測定結果の精度の改善及び測定結果におけるノイズの減少をもたらすことができる。
[0073]図5Bは、光源502についての例示的走査パターン508である。例えば、光源502は、あるパターンの光を物体506上の多数の点に向けるように制御されてもよい。そのような場合、鏡504は、静止していてもよく、光源502は、光を多数の点に向けるように制御されてもよい。別法として、光源502は、静止していてもよく、鏡504は、光を多数の点に向け直すように制御されてもよい。別の実施形態では、光源502及び鏡504は両方とも、光を多数の点に向け直すように制御されてもよい。
[0074]図6は、本開示の一実施形態による飛行時間システムの実装のためのシステムを示す。特に、図6は、図5Aに示される実装のための例となる制御システム600を示す。制御システム600は、センサアレイ608と鏡616及び618との間の同期を提供してもよい。鏡616及び618は、光源614からの光を物体624上のある点の方へ向けるための最小化視野を提供してもよい。最小化視野は、背景光を排除し、距離Lの測定値の改善をもたらすことができる。図5Bのアレイは、制御システム600において使用されてもよい。
[0075]コントローラ602は、1つ又は複数のマイクロコントローラ、プロセッサ、又はマイクロプロセッサによって形成されてもよい。コントローラ602は、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、フラッシュメモリ、磁気ディスクドライブ、光学ドライブ、プログラム可能な読み出し専用メモリ(PROM)、読み出し専用メモリ(ROM)、又は任意の他のメモリ及びメモリの組み合わせなどの、1つ又は複数のメモリデバイスを含んでもよい。1つ又は複数のマイクロコントローラ、プロセッサ、又はマイクロプロセッサは、アルゴリズム、命令、及び/又は本開示の様々なプロセスを行うためにメモリデバイスのうちの1つ若しくは複数に記憶されるプログラムを実装してもよい。コントローラ602は、様々な信号をシステム600における構成要素から送り、受け取ってもよい。図6は、様々な構成要素を示すが、そのような構成要素の機能性は、そのような機能性を提供し、1つ又は複数のメモリデバイスに記憶される命令を実行する1つ又は複数のプロセッサにおいて具現化されてもよいことを理解すべきである。
[0076]コントローラ602は、カウンタ604及び/又はルックアップテーブル606を含んでもよい。別法として、カウンタ604及び/又はルックアップテーブル606は、コントローラ602と通信する外部ユニットであってもよい。システム600はまた、センサアレイ608を含んでもよい。センサアレイ608は、前に論じられたDPDのうちの1つ又は複数を含んでもよい。
[0077]動作時には、ルックアップテーブル606は、センサアレイ608と通信してもよい。ルックアップテーブル606は、センサアレイ608内のDPDの数に対応するエントリを有してもよい。ルックアップテーブル606は、センサアレイのどのDPD(複数可)がアクティブモードにあるべきかを示すコマンドをセンサアレイ608に送ってもよい。ルックアップテーブル606はまた、コマンドをパルス発生器610に送ってもよい。パルス発生器610は、コマンドをルックアップテーブル606から受け取ってもよく、光源614によって放出されるべき光パルスの種類を決定してもよい。例えば、パルス発生器610は、パルス幅及び/又はパルス振幅をコマンドから決定してもよい。この決定に基づいて、パルス発生器610は、光パルスパラメータをドライバ612に送ってもよい。ドライバ612は次いで、パルス622を出力するように光源614を駆動してもよい。
[0078]図2〜4に関して上で論じられた光源と同様に、光源614は、赤外(IR)光パルスを放出するレーザであってもよい。別法として、光源614は、IR光パルス以外の光を放出する光源デバイスであってもよい。例えば、光源614は、赤外波長範囲以外の光スペクトルの部分からの波長を特徴とする光パルスを放出するレーザデバイスであってもよい。光源614は、光の短いパルス、中間のパルス、及び長いパルスを発生させる能力がある光源であってもよい。光源614は、可視又は非可視光を放出してもよい。
[0079]パルス622が、出力されてもよく、ステッパ鏡616及び/又は振動鏡618に反射してもよい。ステッパ鏡及び振動鏡618は両方とも、光源614から放出される光を向け直すように位置を調整されてもよい。例えば、ステッパ鏡616は、水平方向、垂直方向、又は垂直方向及び水平方向の両方にその位置を調整されてもよい。同様に、振動鏡618は、垂直方向、水平方向、又は垂直方向及び水平方向の両方にその位置を調整されてもよい。鏡616及び618のうちの1つ又は両方は、パルス622を指定された走査パターンで物体624上に、又は物体624上の指定された場所の方へ向けるために、位置を調整されてもよい。物体624は、単一の物体であってもよい。別法として、物体624は、1つ又は複数の物体であってもよい。
[0080]コントローラ602は、制御信号を鏡616及び618のうちの1つ又は両方に送ってもよい。例えば、コントローラ602は、鏡の位置を調整し、以て光源614からの光を特定の角度(複数可)に向け直す制御信号をステッパ鏡616及び/又は振動鏡618に送ってもよい。光622は、物体624の方へ向けられ、その後反射されてもよい。反射光は、システム600において光626として示され、センサアレイ608に入射する。
[0081]振動鏡618は、周波数信号をPLL620に出力してもよい。周波数信号は、例えば、25kHz信号であってもよく、振動鏡618が位置を調整される周波数を示してもよい。PLL620は、周波数を検出する。PLL620は、振動鏡618の示された周波数を追跡する信号を発生させてもよい。例えば、PLL620は、振動鏡618の周波数を追跡する周波数インジケータ信号をコントローラ602に送ってもよい。コントローラ602は、周波数インジケータ信号を受け取ってもよく、ステッパ鏡616が振動鏡618の周波数に基づいて調整されるような制御信号をステッパ鏡616に送ってもよい。例えば、ステッパ鏡616は、振動鏡618に対してその動きが同期するように調整されてもよい。コントローラ602はまた、それが動作すべき新しい周波数、又はそれが動作している周波数への調整を示す制御信号を振動鏡618に送ってもよい。鏡616及び618の制御は、センサアレイ608と鏡616及び618の各々との間の同期を提供してもよい。その上、この制御は、物体624上の特定の位置及び走査パターンへの光パルス622の焦点調節を可能にしてもよく、反射光626が、センサアレイ608に入射するとき、小さい視野への鏡の調整を準備してもよい。これは、反射光626と関連する背景ノイズを排除することができる。
[0082]光626は、センサアレイ608の1つ又は複数のDPDに入射してもよい。センサアレイ608は、画素読み出し信号をコントローラ602に出力してもよい。画素読み出し信号は、アクティブな各DPDに入射する反射光626の量を示してもよい。その上、画素読み出し信号は、T及びTlightを決定するために使用されてもよい。カウンタ604は、T値の数を数えてもよく、その後いつ十分な数が記録されたかを決定してもよい。その後、Tlightは、図2〜4に関して上で論じられ、また図7に関して以下で論じられもするように、Tに基づいてコントローラ602によって決定されてもよい。距離Lは、方程式、
L=(Tlight*c)/2
を使用してコントローラ602によって決定することができ、但しLは、環境内の1つ又は複数の物体とセンサアレイ608との間の距離であり、Tlightは、上で述べられた通りであり、cは、光の速度である。
[0083]図7は、本開示の一実施形態による飛行時間処理ステップの例示的流れ図700を示す。流れ図700に示されるステップは、図2〜4、図5A及び図6に示されるシステムによって使用されてもよい。
[0084]ステップ702において示されるように、遅延時間(t)が、決定される。時間(t)は、光が、光源によって放出されるときから、駆動電圧Vが、DPD216などのDPDに印加されてDPDをアクティブモードに置くときの時間までの時間である。時間(t)の後、DPDは、環境内の1つ又は複数の物体から反射され、その光感知領域に入射する光を感知することができる。反射光は、光源によって放出された光によって引き起こされる。ステップ704において、トリガ時間(T)が、決定されてもよい。Tは、駆動電圧Vが、DPDをアクティブモードに置くときから、DPDが、DPDによって感知される1つ又は複数の物体からの反射光の量を示す出力電流Iを提供するときまでの時間である。
[0085]ステップ702及び704は、上で論じられ、ステップ706によって示されるように、異なる回数反復されてもよい。ステップ702及び704は、一度反復されてもよく(例えば、ステップ702及び704を一度行う)、又は多数回反復されてもよい。多数の反復があるとき、ステップ702において決定される時間(t)は、各反復において変えられてもよい。例えば、各時間(t)は、各反復について増加され、減少され、又は同じに保持されてもよい。いったんステップ702及び704の必要とされる反復回数が、行われると、プロセス700は、ステップ708へ進む。
[0086]ステップ708では、各反復のトリガ時間Tが、DPDがなお順方向にバイアスされ、入射光を感知することができるための最低のT値を決定するために分析される。決定された時間は、値Tlightに対応する。Tlightが、従って決定される。
[0087]ステップ710では、Tlightが、上で論じられた次の方程式を使用して環境内の1つ又は複数の物体とDPDとの間の距離Lを決定するために使用され、
L=(Tlight*c)/2
但しLは、環境内の1つ又は複数の物体とDPDとの間の距離であり、Tlightは、上で述べられた通りであり、cは、光の速度である。
[0088]この時点において、上で述べられたような本開示による飛行時間測定は、入力データの処理及び出力データの生成をある程度伴ってもよいことに留意すべきである。この入力データ処理及び出力データ生成は、ハードウェア又はソフトウェアにおいて実装されてもよい。例えば、特定の電子的構成要素が、上で述べられたような本開示による飛行時間測定と関連する機能を実装するためのハードウェアコントローラ又は同様の若しくは関連する回路構成において用いられてもよい。別法として、命令に従って動作する1つ又は複数のプロセッサが、上で述べられたような本開示による飛行時間測定と関連する機能を実装してもよい。もしそのようなことが、事実であるならば、そのような命令が、1つ若しくは複数の非一時的プロセッサ可読記憶媒体(例えば、磁気ディスク若しくは他の記憶媒体)に記憶されてもよく、又は1つ若しくは複数の搬送波において具現化される1つ若しくは複数の信号を介して1つ若しくは複数のプロセッサに伝達されてもよいということは、本開示の範囲内である。
[0089]本開示は、本明細書で述べられる特定の実施形態によって範囲を限定されるべきでない。実は、本開示の他の様々な実施形態及び本開示への変更は、本明細書で述べられるそれらに加えて、前述の説明及び添付の図面から当業者には明らかであることになる。それ故に、そのような他の実施形態及び変更は、本開示の範囲内に入ることを意図している。さらに、本開示は、少なくとも1つの特定の目的のために少なくとも1つの特定の環境における少なくとも1つの特定の実装形態の文脈において本明細書で述べられているけれども、当業者は、その有用性が、それに限定されず、本開示が、任意の数の目的のために任意の数の環境において有益に実装されてもよいということを認識するであろう。それに応じて、以下で記載される特許請求の範囲は、本明細書で述べられるような本開示の全幅及び趣旨を考慮して解釈されるべきである。

Claims (20)

  1. コマンド信号を受け取る第1のデジタル化時間及び警告信号を受け取る第2のデジタル化時間を決定するように構成される時間/デジタル変換器(TDC)であって、前記第1のデジタル化時間及び前記第2のデジタル化時間が、反復回数Nについて決定され、前記コマンド信号が、ある遅延時間だけ遅延され、前記遅延時間が、前記反復回数Nの各々について変えられる、時間/デジタル変換器(TDC)と、
    前記コマンド信号に基づいて逆バイアスモードからアクティブモードに切り替えるように構成される第1の動的フォトダイオード(DPD)であって、前記第1のDPDが、前記アクティブモードにおいて光を受けるとき、出力電流を出力するようにさらに構成され、前記警告信号が、前記出力電流に基づいている、第1の動的フォトダイオード(DPD)とを備え、
    前記TDCが、前記反復回数Nの各々について前記第1のデジタル化時間と前記第2のデジタル化時間との間の差を計算し、前記差が、前記遅延時間が変えられるにつれて変化する、測定システム。
  2. 前記測定システムが、前記第1のデジタル化時間と第2のデジタル化時間との間の前記差が最小化されるところの前記反復についての前記遅延時間を決定するように構成されるコントローラをさらに備える、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記コントローラが、前記第1のデジタル化時間と第2のデジタル化時間との間の前記差が最小化されるところの前記反復についての前記遅延時間に基づいて測定値を決定する、請求項2に記載のシステム。
  4. 前記測定値が、距離測定値である、請求項3に記載の測定システム。
  5. 前記距離測定値が、L=(Tlight*c)/2を計算することによって決定され、但しLが、距離測定値であり、Tlightが、前記第1のデジタル化時間と第2のデジタル化時間との間の前記差が最小化されるための前記遅延時間であり、cが、光の速度である、請求項4に記載の測定システム。
  6. 前記コマンド信号が、第1のコマンド信号及び第2のコマンド信号を含む多重化信号であり、前記第1のコマンド信号が、前記第1のDPDに対応し、前記第2のコマンド信号が、第2のDPDに対応する、請求項1に記載の測定システム。
  7. 前記コマンド信号が、逆多重化され、前記第1のコマンド信号が、前記第1のDPDに送られ、前記第2のコマンド信号が、前記第2のDPDに送られる、請求項6に記載の測定システム。
  8. 前記警告信号が、第1の警告信号及び第2の警告信号を含む多重化信号であり、前記第1の警告信号が、前記第1のDPDに対応し、前記第2の警告信号が、前記第2のDPDに対応する、請求項1に記載の測定システム。
  9. 前記コマンド信号が、前記第1のDPDを前記逆バイアスモードから前記アクティブモードに切り替えるために必要とされる駆動電圧を指定する、請求項1に記載の測定システム。
  10. 前記コマンド信号が、前記第1のDPDを前記逆バイアスモードから前記アクティブモードに切り替えるために必要とされる第1の駆動電圧及び第2のDPDを第2の逆バイアスモードから第2のアクティブモードに切り替えるために必要とされる第2の駆動電圧を指定する、請求項1に記載の測定システム。
  11. プロセッサと、
    前記プロセッサによって実行可能な命令を記憶するメモリであって、前記命令が、
    光が光源によって放出されるときから、駆動電圧が動的フォトダイオード(DPD)に印加されるときまでの時間である第1の時間を決定するステップであり、前記駆動電圧が、前記DPDを順方向にバイアスする、ステップと、
    前記駆動電圧が前記DPDに印加されるときから、前記DPDが出力電流を出力するときまでの時間である第2の時間を決定するステップであり、前記出力電流が、前記DPDが順方向にバイアスされるとき、前記DPDによって感知される入射光を示す、ステップと、
    反復回数Nについて前記第1の時間を決定するステップ及び前記第2の時間を決定するステップであり、Nが、1よりも大きく、前記第1の時間が、各反復について変えられる、ステップと、
    前記決定された第2の時間のすべてのうちで最小である最小化された第2の時間を決定するステップと、
    前記最小化された第2の時間に対応する前記第1の時間を決定するステップと、
    前記最小化された第2の時間に対応する前記第1の時間に基づいて距離を決定するステップと、を含むメモリと、
    を備える、測定システム。
  12. 前記測定値が、距離測定値である、請求項11に記載の測定システム。
  13. 前記距離測定値が、L=(Tlight*c)/2を計算することによって決定され、但しLが、距離測定値であり、Tlightが、前記最小化された第2の時間に対応する前記第1の時間であり、cが、光の速度である、請求項12に記載の測定システム。
  14. 前記第1の時間が、各反復において前記第1の時間を増加させることによって各反復について変えられる、請求項11に記載の測定システム。
  15. 前記反復回数が、所定の数である、請求項11に記載の測定システム。
  16. 前記命令が、振動鏡を第1の方向において制御するように構成される第1の制御信号を決定するステップをさらに含む、請求項11に記載の測定システム。
  17. 前記命令が、ステッパ鏡を第2の方向において制御するように構成される第2の制御信号を決定するステップをさらに含む、請求項16に記載の測定システム。
  18. 前記第1の制御信号及び前記第2の制御信号が、前記振動鏡の動きを前記ステッパ鏡と同期させるように構成される、請求項17に記載の測定システム。
  19. 前記第1の方向が、垂直方向であり、前記第2の方向が、水平方向である、請求項17に記載の測定システム。
  20. 前記第1の方向が、水平方向であり、前記第2の方向が、垂直方向である、請求項17に記載の測定システム。
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