まず、読者がよりよく理解できるように、本明細書に関連する用語が簡単に説明される。
(1)リソースユニット(resource unit)
LTE規格におけるRBおよびRBペア(RB pair)と同様に、本出願のいくつかの実施形態ではリソースユニットが提供される。リソースユニットは、リソース割り当てを実行するために端末をスケジューリングするための基本単位として使用されてもよいし、複数の参照信号の配置方式を記述するために使用されてもよい。
リソースユニットは、周波数領域において複数の連続したサブキャリアを含んでもよく、時間領域において1つの時間間隔(time interval、TI)を含んでもよい。異なるスケジューリングプロセスでは、リソースユニットのサイズは同じであっても異なっていてもよい。ここでのTIは、LTEシステムにおける送信時間間隔(transmission time interval、TTI)、シンボルレベルの短いTTI、高周波システムにおける大きなサブキャリア間隔の短いTTI、スロットまたは5Gシステムにおけるミニスロット(mini−slot)などであり得る。このことは、本出願において限定されるものではない。
場合により、1つのリソースユニットは、1つ以上のRB、1つ以上のRB pairなどを含むこともできるし、RBの半分などとすることもできる。あるいは、1つのリソースユニットは、別の時間−周波数リソースであってもよい。このことは、本出願において限定されるものではない。1つのRB pairは、周波数領域において12個の連続したサブキャリアを含み、時間領域において1つのサブフレームを含む。図2に示すように、周波数領域において1つのサブキャリアを含み、時間領域において1つのシンボルを含む時間−周波数リソースが、リソース要素(resource element、RE)である。図2のRB pairは、周波数領域において(0〜11と番号付けられた)12個の連続したサブキャリアを含み、時間領域において(0〜13と番号付けられた)14個のシンボルを含む。図2において、水平座標軸は時間領域を示し、垂直座標軸は周波数領域を示す。本出願に含まれ、かつ時間領域リソースを示す添付の図面は、例として図2に示されるRB pairを使用することによって説明されることに留意されたい。当業者は、このことが具体的な実施の際に限定されないことを理解されよう。本出願における「シンボル」は、以下、すなわち、直交周波数分割多重化(orthogonal frequency division multiplexing、OFDM)シンボル、ユニバーサル・フィルタード・マルチキャリア(universal filtered multi−carrier、UFMC)信号、フィルタ・バンク・マルチキャリア(filter−bank multi−carrier、FBMC)シンボル、一般化された周波数分割多重化(generalized frequency−division multiplexing、GFDM)シンボルなどのうちのいずれか1つを含み得るが、これらに限定されないことが理解できる。
(2)DMRSポートグループ
本出願における「DMRSポートグループ」は、本出願で提供される技術的解決策を明確に説明するために導入された論理概念であり、具体的には、本出願で提供されるパイロットパターンまたはパイロットパターンの変形を明確に説明するために導入された論理概念である。実際の実施の際、基地局および端末はDMRSポートをグループ化する動作を実行しない場合があることが理解できる。本出願で説明されるパイロットパターンまたはパイロットパターンの変形を設計するために使用される方式は、本出願の保護範囲に含まれるものとする。
1つのDMRSポートグループは、1つ以上のDMRSポートを含み得る。本出願では、例えば、直交カバーコード(orthogonal cover code、OCC)、サイクリックシフト(cyclic shift、CS)、またはサイクリック位相回転(cyclic phase rotation)などの方法を使用することによって、同じ時間−周波数リソースがDMRSポートグループにおけるポートに対応するDMRSのためにCDM(code division multiplexing)方式で多重化される。時間−周波数リソースがCDM方式で複数の参照信号のために多重化される技術的解決策は、従来技術において明確に説明されてきた。本明細書では詳細は説明されない。
(3)システムがサポートするDMRSポート
システムがサポートするDMRSポートは、基地局によって使用され得るDMRSポートと見なされ得る。実際の実施の際、基地局は、基地局によってサポートされる一部または全部のDMRSポートを使用することによって端末をスケジューリングし得る。本出願では、システムがサポートするDMRSポートの数が6、8、12、または16であることが、説明のための例として使用される。
(4)その他の用語
本明細書における「複数の」という用語は、少なくとも2つを意味する。
本明細書における「第1」、「第2」などの用語は、異なるオブジェクトを区別するために使用されるに過ぎないが、用語の順番を限定することは意図されていない。例えば、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとは、異なるシンボルグループを区別するために使用されるに過ぎないが、シンボルグループの順番を限定することは意図されていない。
本明細書における「および/または」という用語は、関連するオブジェクトを記述するための関連関係のみを記述し、3つの関係が存在し得ることを表している。例えば、Aおよび/またはBは、以下の3つの場合、すなわち、Aのみが存在する場合、AとBとの両方が存在する場合、およびBのみが存在する場合を表すことができる。加えて、本明細書中の文字「/」は、関連するオブジェクト間の「論理和」関係を一般に示す。
以下、添付の図面を参照して本出願で提供される技術的解決策を説明する。
本出願で提供される技術的解決策は、様々な通信システム、例えば現在の2G、3G、および4G通信システム、ならびに5G通信システムなどの将来の発展したネットワークに適用され得る。例えば、通信システムは、LTEシステム、第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd generation partnership project、3GPP)関連のセルラシステム、および他の通信システムであり得る。特に、本技術的解決策は5G NRシステムに適用され得る。5G規格は、マシンツーマシン(machine to machine、M2M)、D2M、マクロ−マイクロ通信、拡張モバイルブロードバンド(enhanced mobile broadband、eMBB)、超高信頼・低遅延通信(ultra reliable & low latency communication、uRLLC)、および大規模なモノのインターネット通信(massive machine type communication、mMTC)などのシナリオを含み得ることに留意されたい。これらのシナリオは、端末間の通信シナリオ、基地局間の通信シナリオ、基地局と端末との間の通信シナリオなどを含み得るが、これらに限定されない。本出願の実施形態で提供される技術的解決策は、5G通信システムにおける端末間の通信、基地局間の通信などのシナリオにさらに適用され得る。
本出願の実施形態で提供される技術的解決策は、図3に示されるシステムアーキテクチャに適用され得る。システムアーキテクチャは、基地局100と、基地局100に接続された1つ以上の端末200と、を備え得る。
一例では、基地局100は、図4に示される構造を使用することにより実施され得る。
基地局100は、端末200と通信可能なデバイスであり得る。基地局100は、中継局、アクセスポイントなどであってもよい。基地局100は、グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ(global system for mobile communication、GSM(登録商標))または符号分割多元接続(code division multiple access、CDMA)ネットワークのベーストランシーバ基地局(base transceiver station、BTS)であってもよいし、広帯域符号分割多元接続(wideband code division multiple access、WCDMA(登録商標))のNB(NodeB)であってもよいし、LTEのeNBまたはeNodeB(evolutional NodeB)であってもよい。あるいは、基地局100は、クラウド無線アクセスネットワーク(cloud radio access network、CRAN)シナリオにおける無線コントローラであってもよい。あるいは、基地局100は、将来の5Gネットワークのネットワークデバイスまたは将来の発展したPLMNネットワークのネットワークデバイスであってもよいし、ウェアラブルデバイス、車載デバイスなどであってもよい。
端末200は、ユーザ機器(user equipment、UE)、アクセス端末、UEユニット、UE局、移動局、モバイルコンソール、リモートステーション、リモート端末、モバイルデバイス、UE端末、端末、無線通信デバイス、UEエージェント、UE装置などであってもよい。アクセス端末は、携帯電話、コードレス電話、セッション・イニシエーション・プロトコル(session initiation protocol、SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(wireless local loop、WLL)局、携帯情報端末(personal digital assistant、PDA)、無線通信機能を有するハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイス、無線モデムに接続された別の処理デバイス、車載デバイス、ウェアラブルデバイス、将来の5Gネットワークの端末、発展したPLMNネットワークの端末などであり得る。
基地局100の汎用ハードウェアアーキテクチャが説明される。図4に示されるように、基地局は、ビルディング・ベースバンド・ユニット(building baseband unit、BBU)とリモート無線モジュール(remote radio unit、RRU)とを備え得る。RRUはアンテナシステム(すなわち、アンテナ)に接続され、BBUとRRUとは要件に基づいて別々に使用され得る。具体的な実施プロセスでは、基地局100は別の汎用ハードウェアアーキテクチャを代替的に使用してもよく、図4に示される汎用ハードウェアアーキテクチャに単に限定されないことに留意されたい。
例えば、端末200は携帯電話であり、携帯電話の汎用ハードウェアアーキテクチャが説明される。図5に示されるように、携帯電話は、無線周波数(radio Frequency、RF)回路110、メモリ120、別の入力デバイス130、ディスプレイ140、センサ150、音声回路160、I/Oサブシステム170、プロセッサ180、および電源190などの構成要素を備え得る。当業者は、図5に示される携帯電話の構造が携帯電話に対する限定を構成せず、携帯電話が図5に示されるものよりも多いまたは少ない構成要素を備え得ることを理解されよう。いくつかの構成要素が組み合わされてもよいし、いくつかの構成要素が取り外されてもよいし、それらの構成要素が異なる方式で配置されてもよい。当業者は、ディスプレイ140がユーザインターフェース(user Interface、UI)に属し、ディスプレイ140がディスプレイパネル141とタッチパネル142とを備え得ることを理解されよう。加えて、携帯電話が図5に示されるものよりも多いまたは少ない構成要素を備え得ることを理解されよう。携帯電話は、図5には示されていないカメラおよびBluetooth(登録商標)モジュールなどの機能モジュールまたはデバイスをさらに含むことができる。詳細はここでは説明されない。
さらに、プロセッサ180は、RF回路110、メモリ120、音声回路160、I/Oサブシステム170、および電源190に別々に接続される。I/Oサブシステム170は、別の入力デバイス130、ディスプレイ140、およびセンサ150に別々に接続される。RF回路110は、情報の受信もしくは送信のプロセスまたは呼プロセスにおいて信号を受信または送信するように構成され得る。特に、RF回路110は、基地局のダウンリンク情報を受信した後、ダウンリンク情報を処理のためにプロセッサ180に送信する。メモリ120は、ソフトウェアプログラムおよびモジュールを格納するように構成され得る。プロセッサ180は、メモリ120に格納されたソフトウェアプログラムおよびモジュールを実行することにより、携帯電話の様々な機能アプリケーションおよびデータを処理する。別の入力デバイス130は、入力された数字もしくは文字情報を受信し、携帯電話のユーザ設定および機能制御に関連するキー信号入力を生成するように構成され得る。ディスプレイ140は、ユーザによって入力された情報またはユーザに提供された情報、および携帯電話の様々なメニューを表示するように構成されてもよく、ユーザ入力を受信してもよい。センサ150は、光学センサ、モーションセンサ、または別のセンサであってもよい。音声回路160は、ユーザと携帯電話との間に音声インターフェースを提供し得る。I/Oサブシステム170は、入力および出力を実行するように構成された周辺機器を制御するように構成され、周辺機器は別のデバイス入力コントローラ、センサコントローラ、およびディスプレイコントローラを含み得る。プロセッサ180は、携帯電話200のコントロールセンタであり、様々なインターフェースおよび配線を使用することにより、携帯電話全体のすべての部分に接続される。プロセッサ180は、携帯電話200の様々な機能を実行し、携帯電話の全体的な監視を実行するために、メモリ120に格納されたソフトウェアプログラムおよび/またはモジュールを稼働または実行することにより、またメモリ120に格納されたデータを呼び出すことによりデータを処理する。電源190(例えば、バッテリ)は、上述のすべての構成要素に電力を供給するように構成される。電源は、電源管理システムを使用することによって充電および放電の管理な
らびに電力消費管理などの機能を実施するために、電源管理システムを使用することによってプロセッサ180に論理的に接続されてもよい。
本出願で提供される技術的解決策は、シングルキャリア送信シナリオまたはマルチキャリア送信シナリオで使用されてもよく、アップリンク送信シナリオまたはダウンリンク送信シナリオに適用されてもよい。
以下、本出願で提供されるDMRSを送信するための方法を説明する。DMRSを送信するための方法は、送信側によりDMRSを送信するための方法と、受信側によりDMRSを取得するための方法と、を含み得る。
図6は、本出願で提供されるDMRSを送信するための方法を示している。本方法は、以下のステップを含み得る。
S101.送信側は、DMRSを運ぶために使用される時間−周波数リソースを判定する。
DMRSは、少なくとも1つのリソースユニットで運ばれる。各リソースユニットにおいてDMRSによって占有される時間−周波数リソースの特徴については、図7から図34のいずれか1つにおけるDMRSによって占有される時間−周波数リソースの任意の特徴および図7から図34の関連説明を参照されたい。
S102.送信側は、時間−周波数リソースを使用することによってDMRSを送信する。
S103.受信側は、DMRSを運ぶために使用される時間−周波数リソースを判定する。
S104.受信側は、判定された時間−周波数リソースを使用することによってDMRSを取得する。
DMRSを運ぶために使用される時間−周波数リソースは、時間領域において1つ以上のシンボルを含んでもよいし、周波数領域において1つ以上のサブキャリアを含んでもよい。時間−周波数リソースが時間領域において複数のシンボルを含む場合、複数のシンボルは、複数の連続したシンボルまたは連続していないシンボルであり得る。時間−周波数リソースが周波数領域において複数のサブキャリアを含む場合、複数のサブキャリアは、複数の連続したサブキャリアまたは連続していないサブキャリアであり得る。このことは、本出願において限定されるものではない。S101の後であってS102の前に、本方法は、送信側によって、判定された時間−周波数リソースにDMRSをマッピングするステップをさらに含み得る。時間−周波数リソースの関連説明および達成され得る有益な効果については、以下の説明を参照されたい。
技術的解決策がアップリンク送信シナリオに適用される場合、送信側は端末であり得、受信側は基地局であり得る。技術的解決策がダウンリンク送信シナリオに適用される場合、送信側は基地局であり得、受信側は端末であり得る。
図6aは、本出願で提供されるDMRSを送信するための別の方法を示している。本方法は、以下のステップを含み得る。
S201.基地局は、指示情報を生成し、指示情報がDMRSを運ぶために使用される時間−周波数リソースを指示するために使用される。
S202.基地局は指示情報を端末に送信する。
S203.端末は、指示情報を受信し、指示情報に基づいて、DMRSを運ぶために使用される時間−周波数リソースを判定する。
S204.端末は、判定された時間−周波数リソースを使用することによってDMRSを取得する。
1つのDMRSポートは1つのDMRSに対応し、1つのDMRSが1つ以上のRE上で運ばれ得る。1つの態様では、DMRSポートと時間−周波数リソースとの間であり、基地局および端末によって使用されるマッピング規則は、固定されてもよいし、半静的に調整されてもよいし、動的に調整されてもよい。別の態様では、基地局によって端末に割り当てられたDMRSポートは、半静的に調整されてもよいし、動的に調整されてもよい。2つの態様のいずれかに基づいて、半静的な調整または動的な調整の際に、ピアエンドが、命令を使用することによって通知され得る。命令(つまり、指示情報)は、以下、すなわち、無線リソース制御(radio resource control、RRC)シグナリング、媒体アクセス制御(media access control、MAC)シグナリング、ダウンリンク制御情報(downlink control information、DCI)などのうちのいずれか1つを含み得るが、これらに限定されない。
場合により、指示情報は、DMRSポート情報、例えばDMRSポート番号を含むことができ、基地局によって端末に割り当てられたDMRSポートに対応する時間−周波数リソースを指示するために使用される。
本出願で提供されるDMRSを送信するための方法によれば、DMRSポートと時間−周波数リソースとの間の適切なマッピング規則が設定され、その結果、本方法は複雑かつ変化するNRシナリオに適用され得る。
これに基づいて、DMRSポートと時間−周波数リソースとの間のいくつかのマッピング規則が本出願でさらに提供される。その前に、以下が説明される必要がある。
第1に、本出願では、説明を簡単にするために、システムがサポートするDMRSポートが、連続的に番号付けされ得る、例えば1から連続的に番号付けされ得る。例えば、システムが6つのDMRSポートをサポートする場合、6つのDMRSポートはDMRSポート1〜6として示される。本出願では、説明を簡単にするために、リソースユニットに含まれるシンボルは時間領域において0から連続的に番号付けされ、リソースユニットに含まれるサブキャリアは周波数領域において0から番号付けされる。例えば、リソースユニットがRB pairであることが例として使用される。RB pairは、時間領域においてシンボル0〜13を含むことができ、周波数領域においてサブキャリア0〜11を含むことができる。当然のことながら、このことは具体的な実施の際に限定されない。上述の説明は、本出願の本実施形態で提供される技術的解決策を簡単に説明するための設定であるが、本出願の範囲を限定することは意図されていないことに留意されたい。
第2に、DMRSポートはリソースユニットの1つ以上のシンボルにマッピングされ得る。場合により、1つ以上のシンボルのそれぞれが、TIの前方シンボル、中間シンボル、または後方シンボルであり得る。前方シンボルは、TIの前方に配置されたシンボルであり、例えばLTEにおけるサブフレーム内の番号2のシンボル(すなわち、シンボル2)および/または番号3のシンボル(すなわち、シンボル3)に対応し得る。サブフレーム内のどのシンボルが前方シンボルとして特に定義されるかは、本出願では限定されない。あるいは、1つ以上のシンボルのそれぞれが、中間シンボルであり得る。中間シンボルは、サブフレームの中間に配置されたシンボルであり、例えばサブフレーム内の番号5のシンボル(すなわち、シンボル5)および/または番号6のシンボル(すなわち、シンボル6)であり得る。サブフレーム内のどのシンボルが中間シンボルとして特に定義されるかは、本出願では限定されない。あるいは、1つ以上のシンボルのそれぞれが、後方シンボルであり得る。後方シンボルは、サブフレームの中間に配置されたシンボルであり、例えばサブフレーム内の番号9のシンボル(すなわち、シンボル9)および/または番号10のシンボル(すなわち、シンボル10)であり得る。サブフレーム内のどのシンボルが後方シンボルとして特に定義されるかは、本出願では限定されない。実際の実施の際に、DMRSポートが複数のシンボルにマッピングされる場合、複数のシンボルは異なるタイプのシンボルであり得、シンボルのタイプは前方シンボル、中間シンボル、および後方シンボルを含むことが理解できる。例えば、複数のシンボルのうちのいくつかは前方シンボルであり、他のいくつかのシンボルは中間シンボルであり得る。
以下では、DMRSポートが1つのシンボルにマッビングされる場合、そのシンボルは第1のシンボルと呼ばれる。DMRSポートが複数のシンボルにマッピングされる場合、複数のシンボルがそれぞれ第1のシンボルおよび第2のシンボルと呼ばれる2つのシンボルであることが、説明のための例として使用される。第1のシンボルと第2のシンボルとは連続していても連続していなくてもよい。換言すれば、第1のシンボルと第2のシンボルとは、隣接するシンボルであってもよいし、隣接しないシンボルであってもよい。以下のすべての具体的な例では、第1のシンボルと第2のシンボルとが連続していることが説明のための例として使用される。具体的には、第1のシンボルがサブフレーム内の番号2のシンボルであり、第2のシンボルがサブフレーム内の番号3のシンボルであるということが説明のための例として使用され、このことは実際の実施の際に限定されない。
ここでのDMRSポートは、すべてシステムがサポートするDMRSポートであることが理解できる。実際の実施の際に、1つのスケジューリングプロセスですべてのDMRSポートが使用されるか、すべてのDMRSポートの一部が使用されるかは、本出願では限定されない。
本出願では、一部または全部のDMRSが前方シンボルにマッピングされ得ることを理解できる。このようにして、従来技術と比較して、本出願は、受信側がすべてのDMRSをより迅速に受信し、次いでデータ復調を開始できるようにする。従って、NRにおける高速データ復調のための要件が満たされ得る。
第3に、DMRSポートグループの関連説明については、上述の説明を参照されたい。特定のポートが1つのDMRSポートグループとして使用される具体的な実施は、本出願において限定されないことに注意されたい。例えば、DMRSポート1〜8が2つのグループに分割される場合、DMRSポートにおける任意の4つのポートが1つのDMRSポートグループとして使用され、他の4つのポートが1つのDMRSポートグループとして使用され得る。加えて、異なるDMRSポートグループは同じDMRSポートを含まない。別の例として、DMRSポート1〜12が3つのグループに分割される場合、DMRSポートにおける任意の4つのポートが1つのDMRSポートグループとして使用され、他の8つのDMRSポートのうちの任意の4つが1つのDMRSポートグループとして使用され、そして残りの4つのポートが1つのDMRSポートグループとして使用され得る。
第4に、以下は、DMRSポートと時間−周波数リソースとの間の複数のマッピング規則を説明する。具体的には、マッピング規則は、パイロットパターン(pattern)を使用することによって提示され得る。具体的な実施プロセスでは、マッピング規則は、式またはテーブルを使用することによって、または他の方式で実施され得る。具体的な実施プロセスでは、受信側は、DMRSポートを使用することによって、またはDMRSに対応する時間−周波数リソースを指示するために使用される他の情報を使用することによって、DMRSに対応する時間−周波数リソースを把握し得る。受信側が時間−周波数リソースからDMRSをどのように取得するかは、本出願では限定されず、このことは従来技術の方法を使用することによって実施されてもよい。原則として、m個のDMRSポートのためにCDM方式で多重化が実行される場合、受信側は、数がm以上であり、かつm個のDMRSポートが運ばれるREのみからm個のDMRSポートを取得でき、mは2以上の整数である。特定のDMRS値(通常は複素数、つまり変調シンボルである)は、通常、値系列から選択される。特定の選択された値が、CDMを実施するために使用される多重符号を使用することによって、DMRSに割り当てられた複数のRE上にロードされる。具体的なロードの方式については、従来技術を参照されたい。これらのREは、同じシンボルにおける異なるサブキャリアに対応してもよいし、異なるシンボルにおける同じサブキャリアに対応してもよいし、異なるシンボルにおける異なるサブキャリアに対応してもよい。
第5に、以下において、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリアの数がMであることが説明のための例として使用され、Mは1以上の整数である。例えば、リソースユニットが1つのRB pair(すなわち、時間領域における2つのRB)である場合、M=12であり、リソースユニットが周波数領域において2つのRBである場合、M=24である。
加えて、本明細書の添付の図面では、DMRSポートがマッピングされるシンボルに対応するREが示されており、別のシンボルに対応するREは示されていない。別のREで運ばれる情報は、本出願では限定されない。
以下、DMRSポートと本出願で提供される時間−周波数リソースとの間のマッピング規則を説明する。
システムがサポートするDMRSポートの総数は6である。
1.6つのDMRSポートがマッピングされる時間−周波数リソースは、時間領域におけるリソースユニットの第1のシンボルを含む。
(1)6つのDMRSポートは、第1のDMRSポート、第2のDMRSポート、第3のDMRSポート、第4のDMRSポート、第5のDMRSポート、および第6のDMRSポートを含む。「を含む」は特に「である」という意味であることに留意されたい。このことは以下の例でも同様であり、従って、詳細は説明されない。6つのDMRSポートのマッピング規則は次のとおりである。
第1:
第1のDMRSポートがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア6nを含む。
第2のDMRSポートがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア6n+1を含む。
第3のDMRSポートがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア6n+2を含む。
第4のDMRSポートがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア6n+3を含む。
第5のDMRSポートがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア6n+4を含む。
第6のDMRSポートがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア6n+5を含む。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
本明細書では、
は切り捨てを意味する。加えて、本明細書で提供される様々なマッピング規則では、複数のDMRSポートを運ぶ(すなわち、複数のDMRSポートに対応するDMRSを運ぶ)ために使用される時間−周波数リソースが、周波数領域におけるリソースユニットのすべてのサブキャリアを占有しない場合、DMRSポートを運ぶために使用されるサブキャリアは、要件に基づいてある程度オフセットされ得る。例えば、オフセットされた後、第1のDMRSポートを運ぶために使用されるサブキャリア6nは、サブキャリア6th+Δに変更されてもよく、Δはプリセットオフセットである。
図7の(a)は、6つのDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートがマッピングされるREを指示し、n=0または1である。
第2:
第1のDMRSポートがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12nおよびサブキャリア12n+1のうちの少なくとも1つを含む。
第2のDMRSポートがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+2およびサブキャリア12n+3のうちの少なくとも1つを含む。
第3のDMRSポートがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+4およびサブキャリア12n+5のうちの少なくとも1つを含む。
第4のDMRSポートがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+6およびサブキャリア12n+7のうちの少なくとも1つを含む。
第5のDMRSポートがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+8およびサブキャリア12n+9のうちの少なくとも1つを含む。
第6のDMRSポートがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+10およびサブキャリア12n+11のうちの少なくとも1つを含む。
nは0以上かつ
以下の任意の1つ以上の整数であり得る。
図7の(b)は、6つのDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0である。
(2)6つのDMRSポートは3つのDMRSポートグループに分割され、各DMRSポートグループは2つのDMRSポートを含む。3つのDMRSポートグループは、第1のDMRSポートグループ、第2のDMRSポートグループ、および第3のDMRSポートグループを含む。同じ時間−周波数リソースが、各DMRSポートグループにおけるDMRSポートに対応するDMRSのためにCDM方式で多重化される。3つのDMRSポートグループのマッピング規則は次のとおりである。
第1:
第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア3nを含む。
第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア3n+1を含む。
第3のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア3n+2を含む。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図8の(a)は、6つのDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0、1、2、または3である。例えば、DMRSポートにおける任意の3つのポートが1つのDMRSポートグループとして使用され、他の3つのポートが1つのDMRSポートグループとして使用され得る。例えば、DMRSポート1〜3が第1のDMRSポートグループとして使用され、DMRSポート4〜6が第2のDMRSポートグループとして使用される。当然のことながら、このことは具体的な実施の際に限定されない。この解決策では、ポートは、周波数領域に均等に分散され、高い密度を有する。これにより、様々なシナリオで高いチャネル推定精度が確保される。加えて、ポートは、均等に分散されるが、周波数領域において相互に分離している。従って、この解決策は、低いピーク対平均電力比(peak−to−average power ratio、PAPR)の特徴を有し、マルチキャリア送信シナリオとシングルキャリア送信シナリオとの両方に適用可能であり、それにより、アップリンクおよびダウンリンク送信またはマルチ波形送信の統合設計が容易になり、また、この解決策は、マルチユーザMIMO(multi−user MIMO、MU−MIMO)シナリオ(MU−MIMO scenario)に適用可能であり、それによりシステムのDMRS指示のオーバーヘッドおよび設計の複雑さが軽減される。この解決策では、1つのシンボルのみが占有される。従って、システムのオーバーヘッドは少なく、この解決策は高周波シナリオで使用され得る。この解決策は、シンボルを追加する方式においてより多くのポートをさらにサポートでき、従って、柔軟性が向上している。加えて、ポートは周波数領域において均等にマッピングされ、それにより柔軟なスケジューリングが容易になる。さらに、パワーブースティング(powerboosting)またはデータ送信が、占有されていないポートグループの位置で実行され得る。
第2:
第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n、サブキャリア12n+1、サブキャリア12n+6、およびサブキャリア12n+7のうちの少なくとも1つを含む。
第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+2、サブキャリア12n+3、サブキャリア12n+8、およびサブキャリア12n+9のうちの少なくとも1つを含む。
第3のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+4、サブキャリア12n+5、サブキャリア12n+10、およびサブキャリア12n+11のうちの少なくとも1つを含む。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図8の(b)は、6つのDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0である。
(3)6つのDMRSポートは2つのDMRSポートグループに分割され、各DMRSポートグループは3つのDMRSポートを含む。2つのDMRSポートグループは、第1のDMRSポートグループおよび第2のDMRSポートグループを含む。同じ時間−周波数リソースが、各DMRSポートグループにおけるDMRSポートに対応するDMRSのためにCDM方式で多重化される。3つのDMRSポートグループのマッピング規則は次のとおりである。
第1:
第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア2nを含む。
第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア2n+1を含む。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図9の(a)は、6つのDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0、1、2、3、4、または5である。この解決策では、ポートは、周波数領域に均等に分散され、高い密度を有する。これにより、様々なシナリオで高いチャネル推定精度が確保される。加えて、ポートは、均等に分散されるが、周波数領域において相互に分離している。従って、この解決策は、低いPAPRの特徴を有し、マルチキャリア送信シナリオとシングルキャリア送信シナリオとの両方に適用可能であり、それにより、アップリンクおよびダウンリンク送信またはマルチ波形送信の統合設計が容易になり、また、この解決策は、MU−MIMOシナリオに適用可能であり、それによりシステムのDMRS指示のオーバーヘッドおよび設計の複雑さが軽減される。この解決策では、1つのシンボルのみが占有される。従って、システムのオーバーヘッドは少なく、この解決策は高周波シナリオで使用され得る。この解決策は、シンボルを追加する方式においてより多くのポートをさらにサポートでき、従って、柔軟性が向上している。加えて、ポートは周波数領域において均等にマッピングされ、それにより柔軟なスケジューリングが容易になる。さらに、パワーブースティングまたはデータ送信が、占有されていないポートグループの位置で実行され得る。
第2:
第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n、サブキャリア12n+1、サブキャリア12n+2、サブキャリア12n+6、サブキャリア12n+7、およびサブキャリア12n+8のうちの少なくとも1つを含む。
第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+3、サブキャリア12n+4、サブキャリア12n+5、サブキャリア12n+9、サブキャリア12n+10、およびサブキャリア12n+11のうちの少なくとも1つを含む。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図9の(b)は、6つのDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0である。
(4)同じ時間−周波数リソースが、6つのDMRSポートに対応するDMRSのためにCDM方式で多重化される。この場合、6つのDMRSポートは1つのDMRSポートグループと見なされ得る。DMRSポートグループのマッピング規則は次のとおりである。
第1:
DMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア2nを含む、または
DMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア2n+1を含む。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図10の(a)は、6つのDMRSポートのマッピング規則の概略図である。図では、DMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア2nを含むことが、説明のための例として使用される。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0、1、2、3、4、または5である。空白の小ブロックは、DMRSポートがマッピングされていないREを指示する。
第2:
DMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリアnを含む。
nは0以上かつM未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図10の(b)は、6つのDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10または11である。
2.6つのDMRSポートがマッピングされる時間−周波数リソースは、時間領域におけるリソースユニットの第1のシンボルおよび第2のシンボルを含む。
(1)6つのDMRSポートは、第1のDMRSポート、第2のDMRSポート、第3のDMRSポート、第4のDMRSポート、第5のDMRSポート、および第6のDMRSポートを含む。6つのDMRSポートのマッピング規則は次のとおりである。
第1:6つのDMRSポートがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリアを含み、サブキャリアは、図7の(a)に対応する第1の解決策のサブキャリアと同じである。この場合、図11の(a)に例が示される。
第2:6つのDMRSポートがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリアを含み、サブキャリアは、図7の(b)に対応する第2の解決策のサブキャリアと同じである。この場合、図11の(b)に例が示される。
第3:各DMRSポートグループがマッビングされる時間−周波数リソースは、第1のシンボルおよび第2のシンボルを含む。
第1のDMRSポートがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア6nを含み、第1のDMRSポートがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア6n+3を含む。
第2のDMRSポートがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア6n+1を含み、第2のDMRSポートがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア6n+4を含む。
第3のDMRSポートがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア6n+2を含み、第3のDMRSポートがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア6n+5を含む。
第4のDMRSポートがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア6n+3を含み、第4のDMRSポートがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア6nを含む。
第5のDMRSポートがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア6n+4を含み、第5のDMRSポートがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア6n+1を含む。
第6のDMRSポートがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア6n+5を含み、第6のDMRSポートがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア6n+2を含む。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図11の(c)は、6つのDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートがマッピングされるREを指示し、n=0または1である。
第4:各DMRSポートグループがマッビングされる時間−周波数リソースは、第1のシンボルおよび第2のシンボルを含む。
第1のDMRSポートがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12nおよびサブキャリア12n+1を含み、第1のDMRSポートがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+6およびサブキャリア12n+7のうちの少なくとも1つを含む。
第2のDMRSポートがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+2およびサブキャリア12n+3を含み、第2のDMRSポートがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+8およびサブキャリア12n+9のうちの少なくとも1つを含む。
第3のDMRSポートがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+4およびサブキャリア12n+5を含み、第3のDMRSポートがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+10およびサブキャリア12n+11のうちの少なくとも1つを含む。
第4のDMRSポートがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+6およびサブキャリア12n+7を含み、第4のDMRSポートがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12nおよびサブキャリア12n+1のうちの少なくとも1つを含む。
第5のDMRSポートがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+8およびサブキャリア12n+9を含み、第5のDMRSポートがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+2およびサブキャリア12n+3のうちの少なくとも1つを含む。
第6のDMRSポートがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+10およびサブキャリア12n+11のうちの少なくとも1つを含み、第6のDMRSポートがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+4およびサブキャリア12n+5のうちの少なくとも1つを含む。
nは0以上かつ
以下の任意の1つ以上の整数であり得る。
図11の(d)は、6つのDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0である。
(2)6つのDMRSポートは3つのDMRSポートグループに分割され、各DMRSポートグループは2つのDMRSポートを含む。3つのDMRSポートグループは、第1のDMRSポートグループ、第2のDMRSポートグループ、および第3のDMRSポートグループを含む。同じ時間−周波数リソースが、各DMRSポートグループにおけるDMRSポートに対応するDMRSのためにCDM方式で多重化される。3つのDMRSポートグループのマッピング規則は次のとおりである。
第1:各DMRSポートグループがマッビングされる時間−周波数リソースは、第1のシンボルおよび第2のシンボルを含み、各DMRSポートグループが周波数領域においてマッピングされる時間−周波数リソースについては、図8の(a)に対応する第1の解決策が参照され得る。この場合、図12の(a)に例が示される。この解決策では、ポートは、周波数領域において均等に分散され、2つのシンボル上に分散され、高い密度を有する。これにより、様々なシナリオで高いチャネル推定精度が確保される。加えて、ポートは、均等に分散されるが、周波数領域において相互に分離している。従って、この解決策は、低いPAPRの特徴を有し、マルチキャリア送信シナリオとシングルキャリア送信シナリオとの両方に適用可能であり、それにより、アップリンクおよびダウンリンク送信またはマルチ波形送信の統合設計が容易になり、また、この解決策は、MU−MIMOシナリオに適用可能であり、それによりシステムのDMRS指示のオーバーヘッドおよび設計の複雑さが軽減される。加えて、この解決策では、各ポートグループにおけるより多くのポートのために多重化を実行するための方法は、元のポートマッピングを変更せずに、より多くのポートを介した送信をサポートする。従って、この解決策はより一般的に使用される。加えて、ポートは周波数領域において均等にマッピングされ、それにより柔軟なスケジューリングが容易になる。さらに、パワーブースティングまたはデータ送信が、占有されていないポートグループの位置で実行され得る。CDMの長さが短く、それによりポート間のより良い直交性を確保する。
第2:各DMRSポートグループがマッビングされる時間−周波数リソースは、第1のシンボルおよび第2のシンボルを含み、各DMRSポートグループが周波数領域においてマッピングされる時間−周波数リソースについては、図8の(b)に対応する第2の解決策が参照され得る。この場合、図12の(b)に例が示される。
第3:各DMRSポートグループがマッビングされる時間−周波数リソースは、第1のシンボルおよび第2のシンボルを含む。
第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア3nを含み、第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア3n+2を含む。
第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア3n+1を含み、第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア3nを含む。
第3のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア3n+2を含み、第3のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア3n+1を含む。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図12の(c)は、6つのDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0、1、2、または3である。
第4:各DMRSポートグループがマッビングされる時間−周波数リソースは、第1のシンボルおよび第2のシンボルを含む。
第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア3nを含み、第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア3n+1を含む。
第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア3n+1を含み、第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア3n+2を含む。
第3のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア3n+2を含み、第3のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア3nを含む。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図12の(d)は、6つのDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0、1、2、または3である。
第5:各DMRSポートグループがマッビングされる時間−周波数リソースは、第1のシンボルおよび第2のシンボルを含む。
第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n、サブキャリア12n+1、サブキャリア12n+6、およびサブキャリア12n+7のうちの少なくとも1つを含み、第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+4、サブキャリア12n+5、サブキャリア12n+10、およびサブキャリア12n+11のうちの少なくとも1つを含む。
第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+2、サブキャリア12n+3、サブキャリア12n+8、およびサブキャリア12n+9のうちの少なくとも1つを含み、第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n、サブキャリア12n+1、サブキャリア12n+6、およびサブキャリア12n+7のうちの少なくとも1つを含む。
第3のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+4、サブキャリア12n+5、サブキャリア12n+10、およびサブキャリア12n+11のうちの少なくとも1つを含み、第3のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+2、サブキャリア12n+3、サブキャリア12n+8、およびサブキャリア12n+9のうちの少なくとも1つを含む。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図12の(e)は、6つのDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0である。
第6:各DMRSポートグループがマッビングされる時間−周波数リソースは、第1のシンボルおよび第2のシンボルを含む。
第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n、サブキャリア12n+1、サブキャリア12n+6、およびサブキャリア12n+7のうちの少なくとも1つを含み、第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+2、サブキャリア12n+3、サブキャリア12n+8、およびサブキャリア12n+9のうちの少なくとも1つを含む。
第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+2、サブキャリア12n+3、サブキャリア12n+8、およびサブキャリア12n+9のうちの少なくとも1つを含み、第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+4、サブキャリア12n+5、サブキャリア12n+10、およびサブキャリア12n+11のうちの少なくとも1つを含む。
第3のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+4、サブキャリア12n+5、サブキャリア12n+10、およびサブキャリア12n+11のうちの少なくとも1つを含み、第3のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n、サブキャリア12n+1、サブキャリア12n+6、およびサブキャリア12n+7のうちの少なくとも1つを含む。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図12の(f)は、6つのDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0である。
(3)6つのDMRSポートは2つのDMRSポートグループに分割され、各DMRSポートグループは3つのDMRSポートを含む。2つのDMRSポートグループは、第1のDMRSポートグループおよび第2のDMRSポートグループを含む。同じ時間−周波数リソースが、各DMRSポートグループにおけるDMRSポートに対応するDMRSのためにCDM方式で多重化される。3つのDMRSポートグループのマッピング規則は次のとおりである。
第1:各DMRSポートグループがマッビングされる時間−周波数リソースは、第1のシンボルおよび第2のシンボルを含み、各DMRSポートグループが周波数領域においてマッピングされる時間−周波数リソースについては、図9の(a)に対応する第1の解決策が参照され得る。この場合、図13の(a)に例が示される。この解決策では、ポートは、周波数領域において均等に分散され、両方のシンボル上に分散され、高い密度を有する。これにより、様々なシナリオで高いチャネル推定精度が確保される。加えて、ポートは、均等に分散されるが、周波数領域において相互に分離している。従って、この解決策は、低いPAPRの特徴を有し、マルチキャリア送信シナリオとシングルキャリア送信シナリオとの両方に適用可能であり、それにより、アップリンクおよびダウンリンク送信またはマルチ波形送信の統合設計が容易になり、また、この解決策は、MU−MIMOシナリオに適用可能であり、それによりシステムのDMRS指示のオーバーヘッドおよび設計の複雑さが軽減される。加えて、この解決策では、各ポートグループにおけるより多くのポートのために多重化を実行するための方法は、元のポートマッピングを変更せずに、より多くのポートを介した送信をサポートする。従って、この解決策はより一般的に使用される。加えて、ポートは周波数領域において均等にマッピングされ、それにより柔軟なスケジューリングが容易になる。さらに、パワーブースティングまたはデータ送信が、占有されていないポートグループの位置で実行され得る。加えて、ポートグループにおけるCDMの長さが短く、それによりポート間のより良い直交性を確保する。
第2:各DMRSポートグループがマッビングされる時間−周波数リソースは、第1のシンボルおよび第2のシンボルを含み、各DMRSポートグループが周波数領域においてマッピングされる時間−周波数リソースについては、図9の(b)に対応する第2の解決策が参照され得る。この場合、図13の(b)に例が示される。
第3:各DMRSポートグループがマッビングされる時間−周波数リソースは、第1のシンボルおよび第2のシンボルを含む。
第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア2nを含み、第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア2n+1を含む。
第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア2n+1を含み、第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア2nを含む。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図13の(c)は、6つのDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0、1、2、3、4、または5である。
第4:各DMRSポートグループがマッビングされる時間−周波数リソースは、第1のシンボルおよび第2のシンボルを含む。
第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n、サブキャリア12n+1、サブキャリア12n+2、サブキャリア12n+6、サブキャリア12n+7、およびサブキャリア12n+8のうちの少なくとも1つを含み、第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+3、サブキャリア12n+4、サブキャリア12n+5、サブキャリア12n+9、サブキャリア12n+10、およびサブキャリア12n+11のうちの少なくとも1つを含む。
第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+3、サブキャリア12n+4、サブキャリア12n+5、サブキャリア12n+9、サブキャリア12n+10、およびサブキャリア12n+11のうちの少なくとも1つを含み、第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n、サブキャリア12n+1、サブキャリア12n+2、サブキャリア12n+6、サブキャリア12n+7、およびサブキャリア12n+8のうちの少なくとも1つを含む。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図13の(d)は、6つのDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0である。
第5:各DMRSポートグループがマッビングされる時間−周波数リソースは、第1のシンボルおよび第2のシンボルを含む。
第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルおよび第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n、サブキャリア12n+1、サブキャリア12n+4、サブキャリア12n+5、サブキャリア12n+8、およびサブキャリア12n+9のうちの少なくとも1つを含む。
第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルおよび第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+2、サブキャリア12n+3、サブキャリア12n+6、サブキャリア12n+7、サブキャリア12n+10、およびサブキャリア12n+11のうちの少なくとも1つを含む。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図13の(e)は、6つのDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0である。
第6:各DMRSポートグループがマッビングされる時間−周波数リソースは、第1のシンボルおよび第2のシンボルを含む。
第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n、サブキャリア12n+1、サブキャリア12n+4、サブキャリア12n+5、サブキャリア12n+8、およびサブキャリア12n+9のうちの少なくとも1つを含み、第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+2、サブキャリア12n+3、サブキャリア12n+6、サブキャリア12n+7、サブキャリア12n+10、およびサブキャリア12n+11のうちの少なくとも1つを含む。
第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+2、サブキャリア12n+3、サブキャリア12n+6、サブキャリア12n+7、サブキャリア12n+10、およびサブキャリア12n+11のうちの少なくとも1つを含み、第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n、サブキャリア12n+1、サブキャリア12n+4、サブキャリア12n+5、サブキャリア12n+8、およびサブキャリア12n+9のうちの少なくとも1つを含む。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図13の(f)は、6つのDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0である。
(4)同じ時間−周波数リソースが、6つのDMRSポートに対応するDMRSのためにCDM方式で多重化される。この場合、6つのDMRSポートは1つのDMRSポートグループと見なされ得る。DMRSポートグループのマッピング規則は次のとおりである。
第1:DMRSポートグループがマッビングされる時間−周波数リソースは、第1のシンボルおよび第2のシンボルを含み、DMRSポートグループが周波数領域においてマッピングされる時間−周波数リソースについては、図10の(a)に対応する第1の解決策が参照され得る。この場合、図14の(a)に例が示される。
第2:DMRSポートグループがマッビングされる時間−周波数リソースは、第1のシンボルおよび第2のシンボルを含み、DMRSポートグループが周波数領域においてマッピングされる時間−周波数リソースについては、図10の(b)に対応する第2の解決策が参照され得る。この場合、図14の(b)に例が示される。
第3:
DMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア2nを含み、DMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア2n+1を含む。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図14の(c)は、6つのDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0、1、2、3、4、または5である。空白の小ブロックは、DMRSポートがマッピングされていないREを指示する。
システムがサポートするDMRSポートの総数は8である。
1.8つのDMRSポートがマッピングされる時間−周波数リソースは、時間領域におけるリソースユニットの第1のシンボルを含む。
8つのDMRSポートは4つのDMRSポートグループに分割され、各DMRSポートグループは2つのDMRSポートを含む。2つのDMRSポートグループは、第1のDMRSポートグループ、第2のDMRSポートグループ、第3のDMRSポートグループ、および第4のDMRSポートグループを含む。同じ時間−周波数リソースが、各DMRSポートグループにおけるDMRSポートに対応するDMRSのためにCDM方式で多重化される。4つのDMRSポートグループのマッピング規則は次のとおりである。
第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n、サブキャリア12n+1、およびサブキャリア12n+2のうちの少なくとも1つを含む。
第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+3、サブキャリア12n+4、およびサブキャリア12n+5のうちの少なくとも1つを含む。
第3のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+6、サブキャリア12n+7、およびサブキャリア12n+8のうちの少なくとも1つを含む。
第4のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+9、サブキャリア12n+10、およびサブキャリア12n+11のうちの少なくとも1つを含む。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図15は、8つのDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0である。
2.8つのDMRSポートがマッピングされる時間−周波数リソースは、時間領域におけるリソースユニットの第1のシンボルおよび第2のシンボルを含む。
(1)8つのDMRSポートは4つのDMRSポートグループに分割され、各DMRSポートグループは2つのDMRSポートを含む。2つのDMRSポートグループは、第1のDMRSポートグループ、第2のDMRSポートグループ、第3のDMRSポートグループ、および第4のDMRSポートグループを含む。同じ時間−周波数リソースが、各DMRSポートグループにおけるDMRSポートに対応するDMRSのためにCDM方式で多重化される。4つのDMRSポートグループのマッピング規則は次のとおりである。
第1:各DMRSポートグループがマッビングされる時間−周波数リソースは、第1のシンボルおよび第2のシンボルを含み、各DMRSポートグループが周波数領域においてマッピングされる時間−周波数リソースについては、図15に対応する解決策が参照され得る。この場合、図16の(a)に例が示される。
第2:各DMRSポートグループがマッビングされる時間−周波数リソースは、第1のシンボルおよび第2のシンボルを含む。
第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n、サブキャリア12n+1、およびサブキャリア12n+2のうちの少なくとも1つを含み、第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+6、サブキャリア12n+7、およびサブキャリア12n+8のうちの少なくとも1つを含む。
第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+3、サブキャリア12n+4、およびサブキャリア12n+5のうちの少なくとも1つを含み、第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+9、サブキャリア12n+10、およびサブキャリア12n+11のうちの少なくとも1つを含む。
第3のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+6、サブキャリア12n+7、およびサブキャリア12n+8のうちの少なくとも1つを含み、第3のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n、サブキャリア12n+1、およびサブキャリア12n+2のうちの少なくとも1つを含む。
第4のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+9、サブキャリア12n+10、およびサブキャリア12n+11のうちの少なくとも1つを含み、第4のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+3、サブキャリア12n+4、およびサブキャリア12n+5のうちの少なくとも1つを含む。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図16の(b)は、8つのDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0である。
第3:各DMRSポートグループがマッビングされる時間−周波数リソースは、第1のシンボルおよび第2のシンボルを含む。
第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n、サブキャリア12n+4、およびサブキャリア12n+8のうちの少なくとも1つを含み、第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+2、サブキャリア12n+6、およびサブキャリア12n+10のうちの少なくとも1つを含む。
第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+1、サブキャリア12n+5、およびサブキャリア12n+9のうちの少なくとも1つを含み、第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+3、サブキャリア12n+7、およびサブキャリア12n+11のうちの少なくとも1つを含む。
第3のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+2、サブキャリア12n+6、およびサブキャリア12n+10のうちの少なくとも1つを含み、第3のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n、サブキャリア12n+4、およびサブキャリア12n+8のうちの少なくとも1つを含む。
第4のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+3、サブキャリア12n+7、およびサブキャリア12n+11のうちの少なくとも1つを含み、第4のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+1、サブキャリア12n+5、およびサブキャリア12n+9のうちの少なくとも1つを含む。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図16の(c)は、8つのDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0である。
第4:第1および第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは時間領域において第1のシンボルを含み、第3および第4のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは時間領域において第2のシンボルを含む。
第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア2nを含む。
第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア2n+1を含む。
第3のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア2nを含む。
第4のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア2n+1を含む。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図16の(d)は、8つのDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0、1、2、3、4、または5である。この解決策では、ポートは、周波数領域に均等に分散され、高い密度を有する。これにより、様々なシナリオで高いチャネル推定精度が確保される。加えて、ポートは、均等に分散されるが、周波数領域において相互に分離している。従って、この解決策は、低いPAPRの特徴を有し、マルチキャリア送信シナリオとシングルキャリア送信シナリオとの両方に適用可能であり、それにより、アップリンクおよびダウンリンク送信またはマルチ波形送信の統合設計が容易になり、また、この解決策は、MU−MIMOシナリオに適用可能であり、それによりシステムのDMRS指示のオーバーヘッドおよび設計の複雑さが軽減される。この解決策では、各ポートは1つのシンボルにのみマッピングされる。従って、位相ノイズの影響は回避され、この解決策は高周波シナリオで使用され得る。この解決策では、異なる数のシンボルが異なるポートにも使用され、ポートマッピングの位置は固定され得る。従って、柔軟性が向上し、性能が確保され、オーバーヘッドが削減される。加えて、ポートは周波数領域において均等にマッピングされ、それにより柔軟なスケジューリングが容易になる。
(2)8つのDMRSポートは2つのDMRSポートグループに分割され、各DMRSポートグループは4つのDMRSポートを含む。2つのDMRSポートグループは、第1のDMRSポートグループおよび第2のDMRSポートグループを含む。同じ時間−周波数リソースが、各DMRSポートグループにおけるDMRSポートに対応するDMRSのためにCDM方式で多重化される。2つのDMRSポートグループのマッピング規則は次のとおりである。
第1:各DMRSポートグループがマッビングされる時間−周波数リソースは、第1のシンボルおよび第2のシンボルを含む。
第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルおよび第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n、サブキャリア12n+1、サブキャリア12n+4、サブキャリア12n+5、サブキャリア12n+8、およびサブキャリア12n+9のうちの少なくとも1つを含む。
第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルおよび第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+2、サブキャリア12n+3、サブキャリア12n+6、サブキャリア12n+7、サブキャリア12n+10、およびサブキャリア12n+11のうちの少なくとも1つを含む。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図17の(a)は、8つのDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0である。この解決策では、ポートは時間領域において2つのシンボルに均等に、また周波数領域において均等に分散され、高い密度を有する。これにより、様々なシナリオで高いチャネル推定精度が確保される。加えて、この解決策は、複数のタイプのキャリアシステムならびにアップリンクシステムおよびダウンリンクシステムに適用可能であり、それによりDMRS指示のオーバーヘッドおよび設計の複雑さを軽減している。この解決策では、各ポートは連続したREのみにマッピングされ、その結果、ポートグループにおけるポート間の直交性はチャネルによって影響されにくくなる。これにより、チャネル推定の精度が確保される。加えて、ポートは周波数領域において均等にマッピングされ、それにより柔軟なスケジューリングが容易になる。さらに、パワーブースティングまたはデータ送信が、占有されていないポートグループの位置で実行され得る。
第2:各DMRSポートグループがマッビングされる時間−周波数リソースは、第1のシンボルおよび第2のシンボルを含む。
第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n、サブキャリア12n+1、サブキャリア12n+4、サブキャリア12n+5、サブキャリア12n+8、およびサブキャリア12n+9のうちの少なくとも1つを含み、第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+2、サブキャリア12n+3、サブキャリア12n+6、サブキャリア12n+7、サブキャリア12n+10、およびサブキャリア12n+11のうちの少なくとも1つを含む。
第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+2、サブキャリア12n+3、サブキャリア12n+6、サブキャリア12n+7、サブキャリア12n+10、およびサブキャリア12n+11のうちの少なくとも1つを含み、第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n、サブキャリア12n+1、サブキャリア12n+4、サブキャリア12n+5、サブキャリア12n+8、およびサブキャリア12n+9のうちの少なくとも1つを含む。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図17の(b)は、8つのDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0である。
第3:各DMRSポートグループがマッビングされる時間−周波数リソースは、第1のシンボルおよび第2のシンボルを含む。
第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア2nを含み、第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア2n+1を含む。
第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア2n+1を含み、第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア2nを含む。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図17の(c)は、8つのDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0、1、2、3、4、または5である。
第4:第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは時間領域における第1のシンボルを含み、第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは時間領域における第2のシンボルを含む。
第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリアnを含む。
第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリアnを含む。
nは0以上かつM未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図17の(d)は、8つのDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10または11である。
(3)同じ時間−周波数リソースが、8つのDMRSポートに対応するDMRSのためにCDM方式で多重化される。この場合、8つのDMRSポートは1つのDMRSポートグループと見なされ得る。DMRSポートグループのマッピング規則は次のとおりである。
DMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルおよび第2のシンボルを含む場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリアnを含む。
nは0以上かつM未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図18は、8つのDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10または11である。
システムがサポートするDMRSポートの総数は12である。
1.12個のDMRSポートがマッピングされる時間−周波数リソースは、時間領域におけるリソースユニットの第1のシンボルを含む。
(1)12個のDMRSポートは6つのDMRSポートグループに分割され、各DMRSポートグループは2つのDMRSポートを含む。6つのDMRSポートグループは、第1のDMRSポートグループ、第2のDMRSポートグループ、第3のDMRSポートグループ、第4のDMRSポートグループ、第5のDMRSポートグループ、および第6のDMRSポートグループを含む。同じ時間−周波数リソースが、各DMRSポートグループにおけるDMRSポートに対応するDMRSのためにCDM方式で多重化される。6つのDMRSポートグループのマッピング規則は次のとおりである。
第1:
第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12nおよびサブキャリア12n+1のうちの少なくとも1つを含む。
第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+2およびサブキャリア12n+3のうちの少なくとも1つを含む。
第3のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+4およびサブキャリア12n+5のうちの少なくとも1つを含む。
第4のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+6およびサブキャリア12n+7のうちの少なくとも1つを含む。
第5のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+8およびサブキャリア12n+9のうちの少なくとも1つを含む。
第6のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+10およびサブキャリア12n+11のうちの少なくとも1つを含む。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図19の(a)は、8つのDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0である。
第2:
第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア6nを含む。
第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア6n+1を含む。
第3のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア6n+2を含む。
第4のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア6n+3を含む。
第5のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア6n+4を含む。
第6のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア6n+5を含む。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図19の(b)は、12個のDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0または1である。ポートは、均等に分散されるが、周波数領域において相互に分離している。従って、この解決策は、低いPAPRの特徴を有し、マルチキャリア送信シナリオとシングルキャリア送信シナリオとの両方に適用可能であり、それにより、アップリンクおよびダウンリンク送信またはマルチ波形送信の統合設計が容易になり、また、この解決策は、MU−MIMOシナリオに適用可能であり、それによりシステムのDMRS指示のオーバーヘッドおよび設計の複雑さが軽減される。この解決策では、1つのシンボルのみが占有される。従って、システムのオーバーヘッドは少なく、この解決策は高周波シナリオで使用され得る。この解決策は、シンボルを追加する方式においてより多くのポートをさらにサポートでき、従って、柔軟性が向上している。加えて、ポートは周波数領域において均等にマッピングされ、それにより柔軟なスケジューリングが容易になる。さらに、パワーブースティングまたはデータ送信が、占有されていないポートグループの位置で実行され得る。加えて、この解決策では、ポートマッピングの位置が固定され、同じパイロットパターンが異なるポートに対して使用され、従って、システム指示オーバーヘッドが削減される。
(2)12個のDMRSポートは4つのDMRSポートグループに分割され、各DMRSポートグループは3つのDMRSポートを含む。4つのDMRSポートグループは、第1のDMRSポートグループ、第2のDMRSポートグループ、第3のDMRSポートグループ、および第4のDMRSポートグループを含む。同じ時間−周波数リソースが、各DMRSポートグループにおけるDMRSポートに対応するDMRSのためにCDM方式で多重化される。4つのDMRSポートグループのマッピング規則は次のとおりである。
第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n、サブキャリア12n+1、およびサブキャリア12n+2のうちの少なくとも1つを含む。
第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+3、サブキャリア12n+4、およびサブキャリア12n+5のうちの少なくとも1つを含む。
第3のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+6、サブキャリア12n+7、およびサブキャリア12n+8のうちの少なくとも1つを含む。
第4のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+9、サブキャリア12n+10、およびサブキャリア12n+11のうちの少なくとも1つを含む。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図20の(a)は、12個のDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0である。
(3)12個のDMRSポートは3つのDMRSポートグループに分割され、各DMRSポートグループは4つのDMRSポートを含む。3つのDMRSポートグループは、第1のDMRSポートグループ、第2のDMRSポートグループ、および第3のDMRSポートグループを含む。同じ時間−周波数リソースが、各DMRSポートグループにおけるDMRSポートに対応するDMRSのためにCDM方式で多重化される。3つのDMRSポートグループのマッピング規則は次のとおりである。
第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n、サブキャリア12n+1、サブキャリア12n+2、およびサブキャリア12n+3のうちの少なくとも1つを含む。
第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+4、サブキャリア12n+5、サブキャリア12n+6、およびサブキャリア12n+7のうちの少なくとも1つを含む。
第3のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+8、サブキャリア12n+9、サブキャリア12n+10、およびサブキャリア12n+11のうちの少なくとも1つを含む。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図20の(b)は、12個のDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0である。
(4)12個のDMRSポートは2つのDMRSポートグループに分割され、各DMRSポートグループは6つのDMRSポートを含む。2つのDMRSポートグループは、第1のDMRSポートグループおよび第2のDMRSポートグループを含む。同じ時間−周波数リソースが、各DMRSポートグループにおけるDMRSポートに対応するDMRSのためにCDM方式で多重化される。2つのDMRSポートグループのマッピング規則は次のとおりである。
第1:
第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n、サブキャリア12n+1、サブキャリア12n+2、サブキャリア12n+3、サブキャリア12n+4、およびサブキャリア12n+5のうちの少なくとも1つを含む。
第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+6、サブキャリア12n+7、サブキャリア12n+8、サブキャリア12n+9、サブキャリア12n+10、およびサブキャリア12n+11のうちの少なくとも1つを含む。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図21の(a)は、12個のDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0である。
第2:
第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n、サブキャリア12n+1、サブキャリア12n+2、サブキャリア12n+6、サブキャリア12n+7、およびサブキャリア12n+8のうちの少なくとも1つを含む。
第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+3、サブキャリア12n+4、サブキャリア12n+5、サブキャリア12n+9、サブキャリア12n+10、およびサブキャリア12n+11のうちの少なくとも1つを含む。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図21の(b)は、12個のDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0である。
第3:
第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n、サブキャリア12n+1、サブキャリア12n+4、サブキャリア12n+5、サブキャリア12n+8、およびサブキャリア12n+9のうちの少なくとも1つを含む。
第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+2、サブキャリア12n+3、サブキャリア12n+6、サブキャリア12n+7、サブキャリア12n+10、およびサブキャリア12n+11のうちの少なくとも1つを含む。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図21の(c)は、12個のDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0である。
第4:
第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア2nを含む。
第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア2n+1を含む。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図21の(d)は、12個のDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0、1、2、3、4、または5である。この解決策では、ポートは、周波数領域に均等に分散され、高い密度を有する。これにより、様々なシナリオで高いチャネル推定精度が確保される。加えて、ポートは、均等に分散されるが、周波数領域において相互に分離している。従って、この解決策は、低いPAPRの特徴を有し、マルチキャリア送信シナリオとシングルキャリア送信シナリオとの両方に適用可能であり、それにより、アップリンクおよびダウンリンク送信またはマルチ波形送信の統合設計が容易になり、また、この解決策は、MU−MIMOシナリオに適用可能であり、それによりシステムのDMRS指示のオーバーヘッドおよび設計の複雑さが軽減される。この解決策では、1つのシンボルのみが占有される。従って、システムのオーバーヘッドは少なく、この解決策は高周波シナリオで使用され得る。加えて、ポートは周波数領域において均等にマッピングされ、それにより柔軟なスケジューリングが容易になる。さらに、パワーブースティングまたはデータ送信が、占有されていないポートグループの位置で実行され得る。ポートマッピングの位置が固定され、同じパイロットパターンが異なるポートに対して使用され、従って、システム指示オーバーヘッドが削減される。
(4)同じ時間−周波数リソースが、12個のDMRSポートに対応するDMRSのためにCDM方式で多重化される。この場合、12個のDMRSポートは1つのDMRSポートグループと見なされ得る。DMRSポートグループのマッピング規則は次のとおりである。
DMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリアnを含む。
nは0以上かつM未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図22は、12個のDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10または11である。
2.12個のDMRSポートがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットの第1のシンボルおよび第2のシンボルを含む。
(1)12個のDMRSポートは6つのDMRSポートグループに分割され、各DMRSポートグループは2つのDMRSポートを含む。6つのDMRSポートグループは、第1のDMRSポートグループ、第2のDMRSポートグループ、第3のDMRSポートグループ、第4のDMRSポートグループ、第5のDMRSポートグループ、および第6のDMRSポートグループを含む。同じ時間−周波数リソースが、各DMRSポートグループにおけるDMRSポートに対応するDMRSのためにCDM方式で多重化される。6つのDMRSポートグループのマッピング規則は次のとおりである。
第1:各DMRSポートグループがマッビングされる時間−周波数リソースは、第1のシンボルおよび第2のシンボルを含み、各DMRSポートグループが周波数領域においてマッピングされる時間−周波数リソースについては、図19の(a)に対応する解決策が参照され得る。この場合、図23の(a)に例が示される。
第2:各DMRSポートグループがマッビングされる時間−周波数リソースは、第1のシンボルおよび第2のシンボルを含む。
第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12nおよびサブキャリア12n+1のうちの少なくとも1つを含み、第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+6およびサブキャリア12n+7のうちの少なくとも1つを含む。
第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+2およびサブキャリア12n+3のうちの少なくとも1つを含み、第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+8およびサブキャリア12n+9のうちの少なくとも1つを含む。
第3のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+4およびサブキャリア12n+5のうちの少なくとも1つを含み、第3のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+10およびサブキャリア12n+11のうちの少なくとも1つを含む。
第4のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+6およびサブキャリア12n+7のうちの少なくとも1つを含み、第4のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12nおよびサブキャリア12n+1のうちの少なくとも1つを含む。
第5のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+8およびサブキャリア12n+9のうちの少なくとも1つを含み、第5のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+2およびサブキャリア12n+3のうちの少なくとも1つを含む。
第6のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+10およびサブキャリア12n+11のうちの少なくとも1つを含み、第6のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+4およびサブキャリア12n+5のうちの少なくとも1つを含む。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図23の(b)は、12個のDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0である。
第3:各DMRSポートグループがマッビングされる時間−周波数リソースは、第1のシンボルおよび第2のシンボルを含む。
第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア6nを含み、第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア6n+3を含む。
第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア6n+1を含み、第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア6n+4を含む。
第3のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア6n+2を含み、第3のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア6n+5を含む。
第4のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア6n+3を含み、第4のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア6nを含む。
第5のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア6n+4を含み、第5のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア6n+1を含む。
第6のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア6n+5を含み、第6のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア6n+2を含む。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図23の(c)は、12個のDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0または1である。
第4:第1、第2、および第3のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは時間領域において第1のシンボルを含み、第4、第5、および第6のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは時間領域において第2のシンボルを含む。
第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア3nを含む。
第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア3n+1を含む。
第3のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア3n+2を含む。
第4のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア3nを含む。
第5のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア3n+1を含む。
第6のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア3n+2を含む。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図23の(d)は、12個のDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0、1、2、または3である。この解決策では、ポートは、周波数領域に均等に分散され、高い密度を有する。これにより、様々なシナリオで高いチャネル推定精度が確保される。加えて、ポートは、均等に分散されるが、周波数領域において相互に分離している。従って、この解決策は、低いPAPRの特徴を有し、マルチキャリア送信シナリオとシングルキャリア送信シナリオとの両方に適用可能であり、それにより、アップリンクおよびダウンリンク送信またはマルチ波形送信の統合設計が容易になり、また、この解決策は、MU−MIMOシナリオに適用可能であり、それによりシステムのDMRS指示のオーバーヘッドおよび設計の複雑さが軽減される。この解決策では、各ポートは1つのシンボルにのみマッピングされる。従って、位相ノイズの影響は回避され、この解決策は高周波シナリオで使用され得る。この解決策では、ポートの数が異なる場合、シンボルの数が動的に構成され得る。従って、柔軟性が向上し、性能が確保され、オーバーヘッドが削減される。加えて、ポートは周波数領域において均等にマッピングされ、それにより柔軟なスケジューリングが容易になる。
(2)12個のDMRSポートは4つのDMRSポートグループに分割され、各DMRSポートグループは3つのDMRSポートを含む。4つのDMRSポートグループは、第1のDMRSポートグループ、第2のDMRSポートグループ、第3のDMRSポートグループ、および第4のDMRSポートグループを含む。同じ時間−周波数リソースが、各DMRSポートグループにおけるDMRSポートに対応するDMRSのためにCDM方式で多重化される。4つのDMRSポートグループのマッピング規則は次のとおりである。
第1:各DMRSポートグループがマッビングされる時間−周波数リソースは、第1のシンボルおよび第2のシンボルを含み、各DMRSポートグループが周波数領域においてマッピングされる時間−周波数リソースについては、図20の(a)に対応する解決策が参照され得る。この場合、図24の(a)に例が示される。
第2:各DMRSポートグループがマッビングされる時間−周波数リソースは、第1のシンボルおよび第2のシンボルを含む。
第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n、サブキャリア12n+1、およびサブキャリア12n+2のうちの少なくとも1つを含み、第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+6、サブキャリア12n+7、およびサブキャリア12n+8のうちの少なくとも1つを含む。
第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+3、サブキャリア12n+4、およびサブキャリア12n+5のうちの少なくとも1つを含み、第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+9、サブキャリア12n+10、およびサブキャリア12n+11のうちの少なくとも1つを含む。
第3のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+6、サブキャリア12n+7、およびサブキャリア12n+8のうちの少なくとも1つを含み、第3のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n、サブキャリア12n+1、およびサブキャリア12n+2のうちの少なくとも1つを含む。
第4のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+9、サブキャリア12n+10、およびサブキャリア12n+11のうちの少なくとも1つを含み、第4のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+3、サブキャリア12n+4、およびサブキャリア12n+5のうちの少なくとも1つを含む。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図24の(b)は、12個のDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0である。
第3:各DMRSポートグループがマッビングされる時間−周波数リソースは、第1のシンボルおよび第2のシンボルを含む。
第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルおよび第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア4nを含む。
第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルおよび第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア4n+1を含む。
第3のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルおよび第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア4n+2を含む。
第4のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルおよび第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア4n+3を含む。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図24の(c)は、12個のDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0、1、または2である。この解決策では、ポートは、周波数領域において均等に分散され、2つのシンボル上に分散され、高い密度を有する。これにより、様々なシナリオで高いチャネル推定精度が確保される。加えて、ポートは、均等に分散されるが、周波数領域において相互に分離している。従って、この解決策は、低いPAPRの特徴を有し、マルチキャリア送信シナリオとシングルキャリア送信シナリオとの両方に適用可能であり、それにより、アップリンクおよびダウンリンク送信またはマルチ波形送信の統合設計が容易になり、また、この解決策は、MU−MIMOシナリオに適用可能であり、それによりシステムのDMRS指示のオーバーヘッドおよび設計の複雑さが軽減される。加えて、ポートマッピングの位置が固定され、元のポートマッピングを変更せずに、柔軟なポート送信がサポートされる。従って、この解決策はより一般的に使用され、システム指示オーバーヘッドが削減される。加えて、ポートは周波数領域において均等にマッピングされ、それにより柔軟なスケジューリングが容易になる。さらに、パワーブースティングまたはデータ送信が、占有されていないポートグループの位置で実行され得る。加えて、各ポートグループにおけるCDMの長さが短く、それによりポート間のより良い直交性を確保する。
第4:各DMRSポートグループがマッビングされる時間−周波数リソースは、第1のシンボルおよび第2のシンボルを含む。
第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア4nを含み、第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア4n+2を含む。
第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア4n+1を含み、第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア4n+3を含む。
第3のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア4n+2を含み、第3のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア4nを含む。
第4のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア4n+3を含み、第4のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア4n+1を含む。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図24の(d)は、12個のDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0、1、または2である。
第5:第1および第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは時間領域において第1のシンボルを含み、第3および第4のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは時間領域において第2のシンボルを含む。
第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n、サブキャリア12n+1、サブキャリア12n+2、サブキャリア12n+6、サブキャリア12n+7、およびサブキャリア12n+8のうちの少なくとも1つを含む。
第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+3、サブキャリア12n+4、サブキャリア12n+5、サブキャリア12n+9、サブキャリア12n+10、およびサブキャリア12n+11のうちの少なくとも1つを含む。
第3のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n、サブキャリア12n+1、サブキャリア12n+2、サブキャリア12n+6、サブキャリア12n+7、およびサブキャリア12n+8のうちの少なくとも1つを含む。
第4のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+3、サブキャリア12n+4、サブキャリア12n+5、サブキャリア12n+9、サブキャリア12n+10、およびサブキャリア12n+11のうちの少なくとも1つを含む。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図24の(e)は、12個のDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0である。
(3)12個のDMRSポートは3つのDMRSポートグループに分割され、各DMRSポートグループは4つのDMRSポートを含む。3つのDMRSポートグループは、第1のDMRSポートグループ、第2のDMRSポートグループ、および第3のDMRSポートグループを含む。同じ時間−周波数リソースが、各DMRSポートグループにおけるDMRSポートに対応するDMRSのためにCDM方式で多重化される。3つのDMRSポートグループのマッピング規則は次のとおりである。
第1:各DMRSポートグループがマッビングされる時間−周波数リソースは、第1のシンボルおよび第2のシンボルを含む。
第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルおよび第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n、サブキャリア12n+1、サブキャリア12n+2、およびサブキャリア12n+3のうちの少なくとも1つを含む。
第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルおよび第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+4、サブキャリア12n+5、サブキャリア12n+6、およびサブキャリア12n+7のうちの少なくとも1つを含む。
第3のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルおよび第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+8、サブキャリア12n+9、サブキャリア12n+10、およびサブキャリア12n+11のうちの少なくとも1つを含む。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図25の(a)は、12個のDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0である。
第2:各DMRSポートグループがマッビングされる時間−周波数リソースは、第1のシンボルおよび第2のシンボルを含む。
第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n、サブキャリア12n+1、サブキャリア12n+2、およびサブキャリア12n+3を含み、第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+8、サブキャリア12n+9、サブキャリア12n+10、およびサブキャリア12n+11のうちの少なくとも1つを含む。
第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+4、サブキャリア12n+5、サブキャリア12n+6、およびサブキャリア12n+7を含み、第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n、サブキャリア12n+1、サブキャリア12n+2、およびサブキャリア12n+3のうちの少なくとも1つを含む。
第3のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+8、サブキャリア12n+9、サブキャリア12n+10、およびサブキャリア12n+11のうちの少なくとも1つを含み、第3のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+4、サブキャリア12n+5、サブキャリア12n+6、およびサブキャリア12n+7のうちの少なくとも1つを含む。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図25の(b)は、12個のDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0である。
第3:各DMRSポートグループがマッビングされる時間−周波数リソースは、第1のシンボルおよび第2のシンボルを含む。
第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n、サブキャリア12n+1、サブキャリア12n+2、およびサブキャリア12n+3のうちの少なくとも1つを含み、第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+4、サブキャリア12n+5、サブキャリア12n+6、およびサブキャリア12n+7のうちの少なくとも1つを含む。
第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+4、サブキャリア12n+5、サブキャリア12n+6、およびサブキャリア12n+7のうちの少なくとも1つを含み、第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+8、サブキャリア12n+9、サブキャリア12n+10、およびサブキャリア12n+11のうちの少なくとも1つを含む。
第3のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+8、サブキャリア12n+9、サブキャリア12n+10、およびサブキャリア12n+11のうちの少なくとも1つを含み、第3のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n、サブキャリア12n+1、サブキャリア12n+2、およびサブキャリア12n+3のうちの少なくとも1つを含む。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図25の(c)は、12個のDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0である。
第4:各DMRSポートグループがマッビングされる時間−周波数リソースは、第1のシンボルおよび第2のシンボルを含む。
第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルおよび第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア3nを含む。
第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルおよび第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア3n+1を含む。
第3のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルおよび第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア3n+2を含む。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図25の(d)は、12個のDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0、1、2、または3である。この解決策では、ポートは、周波数領域において均等に分散され、2つのシンボル上に分散され、高い密度を有する。これにより、様々なシナリオで高いチャネル推定精度が確保される。加えて、ポートは、均等に分散されるが、周波数領域において相互に分離している。従って、この解決策は、低いPAPRの特徴を有し、マルチキャリア送信シナリオとシングルキャリア送信シナリオとの両方に適用可能であり、それにより、アップリンクおよびダウンリンク送信またはマルチ波形送信の統合設計が容易になり、また、この解決策は、MU−MIMOシナリオに適用可能であり、それによりシステムのDMRS指示のオーバーヘッドおよび設計の複雑さが軽減される。加えて、この解決策では、ポートマッピングの場所が固定される。従って、この解決策はより一般的に使用され、システム指示オーバーヘッドが削減される。加えて、この解決策では、ポートは周波数領域に均等にマッピングされ、それにより柔軟なスケジューリングが容易になる。さらに、パワーブースティングまたはデータ送信が、占有されていないポートグループの位置で実行され得る。
第5:各DMRSポートグループがマッビングされる時間−周波数リソースは、第1のシンボルおよび第2のシンボルを含む。
第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア3nを含み、第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア3n+2を含む。
第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア3n+1を含み、第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア3nを含む。
第3のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア3n+2を含み、第3のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア3n+1を含む。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図25の(e)は、12個のDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0、1、2、または3である。
第6:各DMRSポートグループがマッビングされる時間−周波数リソースは、第1のシンボルおよび第2のシンボルを含む。
第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア3nを含み、第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア3n+1を含む。
第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア3n+1を含み、第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア3n+2を含む。
第3のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア3n+2を含み、第3のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア3nを含む。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図25の(f)は、12個のDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0、1、2、または3である。
第7:各DMRSポートグループがマッビングされる時間−周波数リソースは、第1のシンボルおよび第2のシンボルを含む。
第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n、サブキャリア12n+1、サブキャリア12n+6、およびサブキャリア12n+7のうちの少なくとも1つを含み、第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+4、サブキャリア12n+5、サブキャリア12n+10、およびサブキャリア12n+11のうちの少なくとも1つを含む。
第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+2、サブキャリア12n+3、サブキャリア12n+8、およびサブキャリア12n+9のうちの少なくとも1つを含み、第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n、サブキャリア12n+1、サブキャリア12n+6、およびサブキャリア12n+7のうちの少なくとも1つを含む。
第3のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+4、サブキャリア12n+5、サブキャリア12n+10、およびサブキャリア12n+11のうちの少なくとも1つを含み、第3のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+2、サブキャリア12n+3、サブキャリア12n+8、およびサブキャリア12n+9のうちの少なくとも1つを含む。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図25の(g)は、12個のDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0である。
(4)12個のDMRSポートは2つのDMRSポートグループに分割され、各DMRSポートグループは6つのDMRSポートを含む。2つのDMRSポートグループは、第1のDMRSポートグループおよび第2のDMRSポートグループを含む。同じ時間−周波数リソースが、各DMRSポートグループにおけるDMRSポートに対応するDMRSのためにCDM方式で多重化される。2つのDMRSポートグループのマッピング規則は次のとおりである。
第1:各DMRSポートグループがマッビングされる時間−周波数リソースは、第1のシンボルおよび第2のシンボルを含み、各DMRSポートグループが周波数領域においてマッピングされる時間−周波数リソースについては、図21の(a)に対応する解決策が参照され得る。この場合、図26の(a)に例が示される。
第2:各DMRSポートグループがマッビングされる時間−周波数リソースは、第1のシンボルおよび第2のシンボルを含み、各DMRSポートグループが周波数領域においてマッピングされる時間−周波数リソースについては、図21の(b)に対応する解決策が参照され得る。この場合、図26の(b)に例が示される。
第3:各DMRSポートグループがマッビングされる時間−周波数リソースは、第1のシンボルおよび第2のシンボルを含み、各DMRSポートグループが周波数領域においてマッピングされる時間−周波数リソースについては、図21の(c)に対応する解決策が参照され得る。この場合、図26の(c)に例が示される。
第4:各DMRSポートグループがマッビングされる時間−周波数リソースは、第1のシンボルおよび第2のシンボルを含み、各DMRSポートグループが周波数領域においてマッピングされる時間−周波数リソースについては、図21の(d)に対応する解決策が参照され得る。この場合、図26の(d)に例が示される。
第5:各DMRSポートグループがマッビングされる時間−周波数リソースは、第1のシンボルおよび第2のシンボルを含む。
第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n、サブキャリア12n+1、サブキャリア12n+2、サブキャリア12n+3、サブキャリア12n+4、およびサブキャリア12n+5のうちの少なくとも1つを含み、第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+6、サブキャリア12n+7、サブキャリア12n+8、サブキャリア12n+9、サブキャリア12n+10、およびサブキャリア12n+11のうちの少なくとも1つを含む。
第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+6、サブキャリア12n+7、サブキャリア12n+8、サブキャリア12n+9、サブキャリア12n+10、およびサブキャリア12n+11のうちの少なくとも1つを含み、第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n、サブキャリア12n+1、サブキャリア12n+2、サブキャリア12n+3、サブキャリア12n+4、およびサブキャリア12n+5のうちの少なくとも1つを含む。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図27の(a)は、12個のDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0である。
第6:各DMRSポートグループがマッビングされる時間−周波数リソースは、第1のシンボルおよび第2のシンボルを含む。
第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n、サブキャリア12n+1、サブキャリア12n+2、サブキャリア12n+6、サブキャリア12n+7、およびサブキャリア12n+8のうちの少なくとも1つを含み、第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+3、サブキャリア12n+4、サブキャリア12n+5、サブキャリア12n+9、サブキャリア12n+10、およびサブキャリア12n+11のうちの少なくとも1つを含む。
第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+3、サブキャリア12n+4、サブキャリア12n+5、サブキャリア12n+9、サブキャリア12n+10、およびサブキャリア12n+11のうちの少なくとも1つを含み、第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n、サブキャリア12n+1、サブキャリア12n+2、サブキャリア12n+6、サブキャリア12n+7、およびサブキャリア12n+8のうちの少なくとも1つを含む。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図27の(b)は、12個のDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0である。
第7:各DMRSポートグループがマッビングされる時間−周波数リソースは、第1のシンボルおよび第2のシンボルを含む。
第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n、サブキャリア12n+1、サブキャリア12n+4、サブキャリア12n+5、サブキャリア12n+8、およびサブキャリア12n+9のうちの少なくとも1つを含み、第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+2、サブキャリア12n+3、サブキャリア12n+6、サブキャリア12n+7、サブキャリア12n+10、およびサブキャリア12n+11のうちの少なくとも1つを含む。
第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+2、サブキャリア12n+3、サブキャリア12n+6、サブキャリア12n+7、サブキャリア12n+10、およびサブキャリア12n+11のうちの少なくとも1つを含み、第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n、サブキャリア12n+1、サブキャリア12n+4、サブキャリア12n+5、サブキャリア12n+8、およびサブキャリア12n+9のうちの少なくとも1つを含む。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図27の(c)は、12個のDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0である。
第8:各DMRSポートグループがマッビングされる時間−周波数リソースは、第1のシンボルおよび第2のシンボルを含む。
第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア2nを含み、第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア2n+1を含む。
第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア2n+1を含み、第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア2nを含む。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図27の(d)は、12個のDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0、1、2、3、4、または5である。
第9:第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは時間領域における第1のシンボルを含み、第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは時間領域における第2のシンボルを含む。
第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア2nである。
第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア2nである。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図27の(e)は、12個のDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0、1、2、3、4、または5である。それぞれの空白の小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされていないREを指示する。
(4)同じ時間−周波数リソースが、12個のDMRSポートに対応するDMRSのためにCDM方式で多重化される。この場合、12個のDMRSポートは1つのDMRSポートグループと見なされ得る。DMRSポートグループのマッピング規則は次のとおりである。
DMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルおよび第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリアnを含む。
nは0以上かつM未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図28は、12個のDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10または11である。
システムがサポートするDMRSポートの総数は16である。
1.16個のDMRSポートがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットの第1のシンボルを含む。
(1)16個のDMRSポートは4つのDMRSポートグループに分割され、各DMRSポートグループは4つのDMRSポートを含む。4つのDMRSポートグループは、第1のDMRSポートグループ、第2のDMRSポートグループ、第3のDMRSポートグループ、および第4のDMRSポートグループを含む。同じ時間−周波数リソースが、各DMRSポートグループにおけるDMRSポートに対応するDMRSのためにCDM方式で多重化される。4つのDMRSポートグループのマッピング規則は次のとおりである。
第1:
第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n、サブキャリア12n+1、およびサブキャリア12n+2のうちの少なくとも1つを含む。
第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+3、サブキャリア12n+4、およびサブキャリア12n+5のうちの少なくとも1つを含む。
第3のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+6、サブキャリア12n+7、およびサブキャリア12n+8のうちの少なくとも1つを含む。
第4のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+9、サブキャリア12n+10、およびサブキャリア12n+11のうちの少なくとも1つを含む。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図29の(a)は、16個のDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0である。
第2:
第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア4nを含む。
第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア4n+1を含む。
第3のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア4n+2を含む。
第4のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア4n+3を含む。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図29の(b)は、16個のDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0、1、または2である。
(2)16個のDMRSポートは2つのDMRSポートグループに分割され、各DMRSポートグループは8つのDMRSポートを含む。2つのDMRSポートグループは、第1のDMRSポートグループおよび第2のDMRSポートグループを含む。同じ時間−周波数リソースが、各DMRSポートグループにおけるDMRSポートに対応するDMRSのためにCDM方式で多重化される。2つのDMRSポートグループのマッピング規則は次のとおりである。
第1:
第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n、サブキャリア12n+1、サブキャリア12n+4、サブキャリア12n+5、サブキャリア12n+8、およびサブキャリア12n+9のうちの少なくとも1つを含む。
第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+2、サブキャリア12n+3、サブキャリア12n+6、サブキャリア12n+7、サブキャリア12n+10、およびサブキャリア12n+11のうちの少なくとも1つを含む。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図30の(a)は、16個のDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0である。
第2:
第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア2nを含む。
第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア2n+1を含む。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図30の(b)は、16個のDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0、1、2、3、4、または5である。
(3)同じ時間−周波数リソースが、16個のDMRSポートに対応するDMRSのためにCDM方式で多重化される。この場合、16個のDMRSポートは1つのDMRSポートグループと見なされ得る。DMRSポートグループのマッピング規則は次のとおりである。
DMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリアnを含む。
nは0以上かつM未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図31は、16個のDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10または11である。
2.16個のDMRSポートがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットの第1のシンボルおよび第2のシンボルを含む。
(1)16個のDMRSポートは4つのDMRSポートグループに分割され、各DMRSポートグループは4つのDMRSポートを含む。4つのDMRSポートグループは、第1のDMRSポートグループ、第2のDMRSポートグループ、第3のDMRSポートグループ、および第4のDMRSポートグループを含む。同じ時間−周波数リソースが、各DMRSポートグループにおけるDMRSポートに対応するDMRSのためにCDM方式で多重化される。4つのDMRSポートグループのマッピング規則は次のとおりである。
第1:各DMRSポートグループがマッビングされる時間−周波数リソースは、第1のシンボルおよび第2のシンボルを含み、各DMRSポートグループが周波数領域においてマッピングされる時間−周波数リソースについては、図29の(a)に対応する解決策が参照され得る。この場合、図32の(a)に例が示される。
第2:各DMRSポートグループがマッビングされる時間−周波数リソースは、第1のシンボルおよび第2のシンボルを含み、各DMRSポートグループが周波数領域においてマッピングされる時間−周波数リソースについては、図29の(b)に対応する解決策が参照され得る。この場合、図32の(b)に例が示される。この解決策では、ポートは、周波数領域において均等に分散され、2つのシンボル上に分散され、高い密度を有する。これにより、様々なシナリオで高いチャネル推定精度が確保される。加えて、ポートは、均等に分散されるが、周波数領域において相互に分離している。従って、この解決策は、低いPAPRの特徴を有し、マルチキャリア送信シナリオとシングルキャリア送信シナリオとの両方に適用可能であり、それにより、アップリンクおよびダウンリンク送信またはマルチ波形送信の統合設計を実施し、また、この解決策は、MU−MIMOシナリオに適用可能であり、それによりシステムのDMRS指示のオーバーヘッドおよび設計の複雑さが軽減される。加えて、この解決策では、ポートマッピングの場所が固定される。従って、この解決策はより一般的に使用され、システム指示オーバーヘッドが削減される。この解決策では、ポートは周波数領域において均等にマッピングされ、それにより柔軟なスケジューリングが容易になる。さらに、パワーブースティングまたはデータ送信が、占有されていないポートグループの位置で実行され得る。
第3:各DMRSポートグループがマッビングされる時間−周波数リソースは、第1のシンボルおよび第2のシンボルを含む。
第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n、サブキャリア12n+1、およびサブキャリア12n+2のうちの少なくとも1つを含み、第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+6、サブキャリア12n+7、およびサブキャリア12n+8のうちの少なくとも1つを含む。
第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+3、サブキャリア12n+4、およびサブキャリア12n+5のうちの少なくとも1つを含み、第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+9、サブキャリア12n+10、およびサブキャリア12n+11のうちの少なくとも1つを含む。
第3のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+6、サブキャリア12n+7、およびサブキャリア12n+8のうちの少なくとも1つを含み、第3のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n、サブキャリア12n+1、およびサブキャリア12n+2のうちの少なくとも1つを含む。
第4のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+9、サブキャリア12n+10、およびサブキャリア12n+11のうちの少なくとも1つを含み、第4のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+3、サブキャリア12n+4、およびサブキャリア12n+5のうちの少なくとも1つを含む。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図32の(c)は、16個のDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0である。
第4:第1および第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは時間領域において第1のシンボルを含み、第3および第4のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは時間領域において第2のシンボルを含む。
第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n、サブキャリア12n+1、サブキャリア12n+2、サブキャリア12n+6、サブキャリア12n+7、およびサブキャリア12n+8のうちの少なくとも1つである。
第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+3、サブキャリア12n+4、サブキャリア12n+5、サブキャリア12n+9、サブキャリア12n+10、およびサブキャリア12n+11のうちの少なくとも1つである。
第3のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n、サブキャリア12n+1、サブキャリア12n+2、サブキャリア12n+6、サブキャリア12n+7、およびサブキャリア12n+8のうちの少なくとも1つである。
第4のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+3、サブキャリア12n+4、サブキャリア12n+5、サブキャリア12n+9、サブキャリア12n+10、およびサブキャリア12n+11のうちの少なくとも1つである。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図32の(d)は、16個のDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0である。
第5:第1および第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは時間領域において第1のシンボルを含み、第3および第4のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは時間領域において第2のシンボルを含む。
第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n、サブキャリア12n+1、サブキャリア12n+4、サブキャリア12n+5、サブキャリア12n+8、およびサブキャリア12n+9のうちの少なくとも1つである。
第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+2、サブキャリア12n+3、サブキャリア12n+6、サブキャリア12n+7、サブキャリア12n+10、およびサブキャリア12n+11のうちの少なくとも1つである。
第3のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n、サブキャリア12n+1、サブキャリア12n+4、サブキャリア12n+5、サブキャリア12n+8、およびサブキャリア12n+9のうちの少なくとも1つである。
第4のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+2、サブキャリア12n+3、サブキャリア12n+6、サブキャリア12n+7、サブキャリア12n+10、およびサブキャリア12n+11のうちの少なくとも1つである。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図32の(e)は、16個のDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0である。
第6:各DMRSポートグループがマッビングされる時間−周波数リソースは、第1のシンボルおよび第2のシンボルを含む。
第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア4nを含み、第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア4n+2を含む。
第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア4n+1を含み、第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア4n+3を含む。
第3のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア4n+2を含み、第3のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア4nを含む。
第4のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア4n+3を含み、第4のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア4n+1を含む。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図32の(f)は、16個のDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0、1、または2である。
(2)16個のDMRSポートは2つのDMRSポートグループに分割され、各DMRSポートグループは8つのDMRSポートを含む。2つのDMRSポートグループは、第1のDMRSポートグループおよび第2のDMRSポートグループを含む。同じ時間−周波数リソースが、各DMRSポートグループにおけるDMRSポートに対応するDMRSのためにCDM方式で多重化される。2つのDMRSポートグループのマッピング規則は次のとおりである。
第1:各DMRSポートグループがマッビングされる時間−周波数リソースは、第1のシンボルおよび第2のシンボルを含み、各DMRSポートグループが周波数領域においてマッピングされる時間−周波数リソースについては、図30の(a)に対応する解決策が参照され得る。この場合、図33の(a)に例が示される。
第2:各DMRSポートグループがマッビングされる時間−周波数リソースは、第1のシンボルおよび第2のシンボルを含み、各DMRSポートグループが周波数領域においてマッピングされる時間−周波数リソースについては、図30の(b)に対応する解決策が参照され得る。この場合、図33の(b)に例が示される。この解決策では、ポートは、周波数領域において均等に分散され、2つのシンボル上に分散され、高い密度を有する。これにより、様々なシナリオで高いチャネル推定精度が確保される。加えて、ポートは、均等に分散されるが、周波数領域において相互に分離している。従って、この解決策は、低いPAPRの特徴を有し、マルチキャリア送信シナリオとシングルキャリア送信シナリオとの両方に適用可能であり、それにより、アップリンクおよびダウンリンク送信またはマルチ波形送信の統合設計が容易になり、また、この解決策は、MU−MIMOシナリオに適用可能であり、それによりシステムのDMRS指示のオーバーヘッドおよび設計の複雑さが軽減される。加えて、この解決策では、ポートマッピングの場所が固定される。従って、この解決策はより一般的に使用され、システム指示オーバーヘッドが削減される。この解決策では、ポートは周波数領域において均等にマッピングされ、それにより柔軟なスケジューリングが容易になる。さらに、パワーブースティングまたはデータ送信が、占有されていないポートグループの位置で実行され得る。
第3:各DMRSポートグループがマッビングされる時間−周波数リソースは、第1のシンボルおよび第2のシンボルを含む。
第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n、サブキャリア12n+1、サブキャリア12n+4、サブキャリア12n+5、サブキャリア12n+8、およびサブキャリア12n+9のうちの少なくとも1つを含み、第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+2、サブキャリア12n+3、サブキャリア12n+6、サブキャリア12n+7、サブキャリア12n+10、およびサブキャリア12n+11のうちの少なくとも1つを含む。
第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+2、サブキャリア12n+3、サブキャリア12n+6、サブキャリア12n+7、サブキャリア12n+10、およびサブキャリア12n+11のうちの少なくとも1つを含み、第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n、サブキャリア12n+1、サブキャリア12n+4、サブキャリア12n+5、サブキャリア12n+8、およびサブキャリア12n+9のうちの少なくとも1つを含む。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図33の(c)は、16個のDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0である。
第4:各DMRSポートグループがマッビングされる時間−周波数リソースは、第1のシンボルおよび第2のシンボルを含む。
第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア2nを含み、第1のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア2n+1を含む。
第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア2n+1を含み、第2のDMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア2nを含む。
nは0以上かつ
未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図33の(d)は、16個のDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0、1、2、3、4、または5である。
(3)同じ時間−周波数リソースが、16個のDMRSポートに対応するDMRSのためにCDM方式で多重化される。この場合、16個のDMRSポートは1つのDMRSポートグループと見なされ得る。DMRSポートグループのマッピング規則は次のとおりである。
DMRSポートグループがマッピングされる時間−周波数リソースは、周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリアnを含む。
nは0以上かつM未満の任意の1つ以上の整数であり得る。
図34は、16個のDMRSポートのマッピング規則の概略図である。それぞれの影付き小ブロックは、DMRSポートグループがマッピングされるREを指示し、n=0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10または11である。
上記は、ネットワーク要素間の相互作用の観点から、本出願の実施形態で提供される解決策を主に説明している。ネットワーク要素は、例えば基地局または端末であり得ることが理解され得る。上述の機能を実施するために、ネットワーク要素は、機能を実行するための対応するハードウェア構造および/またはソフトウェアモジュールを含む。当業者であれば、本明細書で開示された各実施形態において説明した例と組み合わせて、ユニットおよびアルゴリズムステップが、本出願におけるハードウェアまたはハードウェアとコンピュータソフトウェアとの組み合わせによって実施され得ることを容易に承知するはずである。機能がハードウェアで行われるかコンピュータソフトウェアによって駆動されるハードウェアで行われるかは、技術的解決策の具体的な応用形態および設計制約によって決まる。当業者は、それぞれの具体的な応用形態に対して説明された機能を実施するために、異なる方法を使用することができるが、こうした実施が、本出願の範囲を超えるものであると見なされるべきではない。
本出願の実施形態では、機能モジュールの分割は、上述の方法例に基づいて基地局または端末上で実行され得る。例えば、機能モジュールは、対応する機能に基づいて分割されてもよいし、2つ以上の機能が1つの処理モジュールに統合されてもよい。統合されたモジュールはハードウェアの形態で実施されてもよいし、ソフトウェア機能モジュールの形態で実施されてもよい。本出願の実施形態におけるモジュール分割は一例であり、論理的な機能分割に過ぎないことに留意されたい。実際の実施の際には他の分割方式があってもよい。以下では、機能モジュールが対応する機能に基づいて分割される例を使用することによって説明する。
図35は、DMRSを送信するための装置350の概略構成図である。装置350は、基地局100または端末200であり得る。装置350は、判定ユニット3501と送信ユニット3502とを備え得る。判定ユニット3501は、図6および/または本明細書で説明される技術をサポートするために使用される他のプロセスを実行するように構成され得る。送信ユニット3502は、図6のS102で送信側によって実行される動作および/または本明細書で説明される技術をサポートするために使用される他のプロセスを実行するように構成され得る。上述の方法の実施形態におけるステップのすべての関連する内容が、対応する機能モジュールの機能を説明するために使用され得、従って、詳細は本明細書で繰り返し説明されない。
図36は、DMRSを取得するための装置360の概略構成図である。装置360は、判定ユニット3601と、取得ユニット3602と、受信ユニット3603と、を備え得る。装置360は、端末200または基地局100であり得る。判定ユニット3601は、図6のS103および/または本明細書で説明される技術をサポートするために使用される他のプロセスを実行するように構成され得る。取得ユニット3602は、図6のS104および/または本明細書で説明される技術をサポートするために使用される他のプロセスを実行するように構成され得る。受信ユニット3603は、図6のS102において受信側によって実行される動作を実行するように構成される。上述の方法の実施形態におけるステップのすべての関連する内容が、対応する機能モジュールの機能を説明するために使用され得、従って、詳細は本明細書で繰り返し説明されない。例えば、具体的な実施プロセスにおいて、装置360は、例えば限定されるものではないが逆フーリエ変換(inverse fourier transform、IFFT)を通じて、各REで運ばれるシンボルをまず取得(例えば、各サブキャリアおよび各OFDMシンボルで運ばれるシンボルを取得)し、次いで、DMRSが配置されている時間−周波数リソースに基づいて、取得されたシンボルからDMRSを取得することが理解され得る。
図37は、指示装置の概略構成図である。装置370は基地局100であり得る。装置370は、生成ユニット3701と送信ユニット3702とを備え得る。生成ユニット3701は、図6aのS201および/または本明細書で説明される技術をサポートするために使用される他のプロセスを実行するように構成され得る。送信ユニット3702は、図6aのS202で基地局によって実行される動作および/または本明細書で説明される技術をサポートするために使用される他のプロセスを実行するように構成され得る。上述の方法の実施形態におけるステップのすべての関連する内容が、対応する機能モジュールの機能を説明するために使用され得、従って、詳細は本明細書で繰り返し説明されない。
図38は、時間−周波数リソースを判定するための装置380の概略構成図である。装置380は、受信ユニット3801と判定ユニット3802とを備え得る。装置380は基地局100であり得る。受信ユニット3801は、図6aのS202で受信側によって実行される動作および/または本明細書で説明される技術をサポートするために使用される他のプロセスを実行するように構成される。判定ユニット3802は、図6aのS203および/または本明細書で説明される技術をサポートするために使用される他のプロセスを実行するように構成され得る。上述の方法の実施形態におけるステップのすべての関連する内容が、対応する機能モジュールの機能を説明するために使用され得、従って、詳細は本明細書で繰り返し説明されない。
本出願の実施形態において、装置350から装置380は、対応する機能に基づいて機能モジュールを分割する形で提示される、または機能モジュールを統合的に分割する形で提示される。本明細書における「モジュール」は、特定用途向け集積回路(application−specific integrated circuit、ASIC)、1つ以上のソフトウェアもしくはファームウェアプログラムを実行するプロセッサおよびメモリ、集積論理回路、ならびに/または上述の機能を提供し得る別のデバイスとすることができ、プロセッサおよびメモリは一緒に統合されてもよいし、互いに独立していてもよい。
単純な実施形態では、当業者は、装置350から装置380のうちのいずれか1つが図39に示される構造によって実施されることを理解することができる。
図39に示されるように、装置390は、メモリ3901と、プロセッサ3902と、通信インターフェース3903と、を備え得る。メモリ3902は、コンピュータ実行可能命令を格納するように構成される。装置390が実行されると、プロセッサ3901は、メモリ3902に格納されたコンピュータ実行可能命令を実行し、その結果、装置390は、本出願の一実施形態で提供される情報送信方法を実行する。具体的な情報送信方法については、上述の関連説明および添付の図面を参照されたい。ここでは細部を繰り返し説明しない。通信インターフェース3903は送受信機であり得る。
場合により、装置390は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field−programmable gate array、FPGA)、特定用途向け集積チップ(application specific integrated circuit、ASIC)、システムオンチップ(system on chip、SoC)、中央処理装置(central processor unit、CPU)、ネットワークプロセッサ(network processor、NP)、デジタル信号処理回路(digital signal processor、DSP)、またはマイクロコントローラ(micro controller unit、MCU)とすることもできるし、プログラマブルコントローラ(programmable logic device、PLD)もしくは別の集積チップとすることもできる。
本出願の一実施形態は、記憶媒体をさらに提供する。記憶媒体はメモリ3902を含み得る。
本出願の一実施形態において提供される情報送信装置は、情報送信方法を実行するように構成され得る。従って、情報送信装置によって達成され得る技術的効果については、上述の方法の実施形態を参照されたい。本出願の本実施形態では、詳細は繰り返し説明されない。
上記の実施形態のすべてまたは一部は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせを使用することによって実施されてもよい。ソフトウェアプログラムが実施形態を実施するために使用される場合、実施形態のすべてまたは一部は、コンピュータプログラム製品の形態で実施されてもよい。コンピュータプログラム製品は、1つ以上のコンピュータ命令を含む。コンピュータプログラム命令がコンピュータにロードされて実行されると、本出願の実施形態に記載された手順または機能のすべてまたは一部が生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、または別のプログラマブル装置であり得る。コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体に格納されてもよく、またはコンピュータ可読記憶媒体から別のコンピュータ可読記憶媒体に送信されてもよい。例えば、コンピュータ命令は、ウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータセンタから別のウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータセンタに、有線(例えば、同軸ケーブル、光ファイバ、またはデジタル加入者線(digital subscriber line、DSL))または無線(例えば、赤外線、電波、またはマイクロ波)方式で送信され得る。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の使用可能な媒体であってもよいし、1つ以上の使用可能な媒体を統合するサーバまたはデータセンタなどのデータ記憶デバイスであってもよい。使用可能な媒体は、磁気媒体(例えば、フロッピーディスク、ハードディスクまたは磁気テープ)、光学媒体(例えばDVD)、半導体媒体(例えば、ソリッドステートディスク(solid state disk、SSD))などであってもよい。
本出願を実施形態に関連して説明したが、保護を請求する本出願を実施する過程において、当業者であれば、添付の図面、開示内容、および添付の特許請求の範囲を検討することにより本開示の実施形態の他の変形を理解し実施することができる。請求項において、「含む」(comprising)は他の構成要素または他のステップを排除せず、「a」または「one」は「複数の」場合を排除しない。単一のプロセッサまたは他のユニットが、特許請求の範囲に列挙されたいくつかの機能を実施することができる。一部の手段が互いに異なる従属請求項に記録されているが、このことは、より良い効果を生み出すためにこれらの手段を組み合わせることができないことを意味しない。
本出願は、特定の特徴およびその実施形態に関連して説明されているが、当然のことながら、本出願の趣旨および範囲から逸脱することなく、様々な修正および組み合わせを行うことができる。それに対応して、本明細書および添付の図面は、添付の特許請求の範囲によって定義される本出願の例示的な説明に過ぎず、本出願の範囲を包含するいずれかのまたはすべての修正、変形、組み合わせ、または均等物と見なされる。当然のことながら、当業者であれば、本出願の趣旨および範囲から逸脱することなしに、本出願に対して様々な修正および変形をなし得る。このように、本出願は、本出願のこれらの修正および変形が本出願の特許請求の範囲およびその均等技術によって定義される範囲内にある限り、本出願のこれらの修正および変形を包含するように意図されている。
場合により、1つのリソースユニットは、1つ以上のRB、1つ以上のRB pairなどを含むこともできるし、RBの半分などとすることもできる。あるいは、1つのリソースユニットは、別の時間−周波数リソースであってもよい。このことは、本出願において限定されるものではない。1つのRB pairは、周波数領域において12個の連続したサブキャリアを含み、時間領域において1つのサブフレームを含む。図2に示すように、周波数領域において1つのサブキャリアを含み、時間領域において1つのシンボルを含む時間−周波数リソースが、リソース要素(resource element、RE)である。図2のRB pairは、周波数領域において(0〜11と番号付けられた)12個の連続したサブキャリアを含み、時間領域において(0〜13と番号付けられた)14個のシンボルを含む。図2において、水平座標軸は時間領域を示し、垂直座標軸は周波数領域を示す。本出願に含まれ、かつ時間−周波数領域リソースを示す添付の図面は、例として図2に示されるRB pairを使用することによって説明されることに留意されたい。当業者は、このことが具体的な実施の際に限定されないことを理解されよう。本出願における「シンボル」は、以下、すなわち、直交周波数分割多重化(orthogonal frequency division multiplexing、OFDM)シンボル、ユニバーサル・フィルタード・マルチキャリア(universal filtered multi−carrier、UFMC)信号、フィルタ・バンク・マルチキャリア(filter−bank multi−carrier、FBMC)シンボル、一般化された周波数分割多重化(generalized frequency−division multiplexing、GFDM)シンボルなどのうちのいずれか1つを含み得るが、これらに限定されないことが理解できる。
第2に、DMRSポートはリソースユニットの1つ以上のシンボルにマッピングされ得る。場合により、1つ以上のシンボルのそれぞれが、TIの前方シンボル、中間シンボル、または後方シンボルであり得る。前方シンボルは、TIの前方に配置されたシンボルであり、例えばLTEにおけるサブフレーム内の番号2のシンボル(すなわち、シンボル2)および/または番号3のシンボル(すなわち、シンボル3)に対応し得る。サブフレーム内のどのシンボルが前方シンボルとして特に定義されるかは、本出願では限定されない。あるいは、1つ以上のシンボルのそれぞれが、中間シンボルであり得る。中間シンボルは、サブフレームの中間に配置されたシンボルであり、例えばサブフレーム内の番号5のシンボル(すなわち、シンボル5)および/または番号6のシンボル(すなわち、シンボル6)であり得る。サブフレーム内のどのシンボルが中間シンボルとして特に定義されるかは、本出願では限定されない。あるいは、1つ以上のシンボルのそれぞれが、後方シンボルであり得る。後方シンボルは、サブフレームの後方に配置されたシンボルであり、例えばサブフレーム内の番号9のシンボル(すなわち、シンボル9)および/または番号10のシンボル(すなわち、シンボル10)であり得る。サブフレーム内のどのシンボルが後方シンボルとして特に定義されるかは、本出願では限定されない。実際の実施の際に、DMRSポートが複数のシンボルにマッピングされる場合、複数のシンボルは異なるタイプのシンボルであり得、シンボルのタイプは前方シンボル、中間シンボル、および後方シンボルを含むことが理解できる。例えば、複数のシンボルのうちのいくつかは前方シンボルであり、他のいくつかのシンボルは中間シンボルであり得る。
(3)6つのDMRSポートは2つのDMRSポートグループに分割され、各DMRSポートグループは3つのDMRSポートを含む。2つのDMRSポートグループは、第1のDMRSポートグループおよび第2のDMRSポートグループを含む。同じ時間−周波数リソースが、各DMRSポートグループにおけるDMRSポートに対応するDMRSのためにCDM方式で多重化される。2つのDMRSポートグループのマッピング規則は次のとおりである。
第1のDMRSポートがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12nおよびサブキャリア12n+1のうちの少なくとも1つを含み、第1のDMRSポートがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+6およびサブキャリア12n+7のうちの少なくとも1つを含む。
第2のDMRSポートがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+2およびサブキャリア12n+3のうちの少なくとも1つを含み、第2のDMRSポートがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+8およびサブキャリア12n+9のうちの少なくとも1つを含む。
第3のDMRSポートがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+4およびサブキャリア12n+5のうちの少なくとも1つを含み、第3のDMRSポートがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+10およびサブキャリア12n+11のうちの少なくとも1つを含む。
第4のDMRSポートがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+6およびサブキャリア12n+7のうちの少なくとも1つを含み、第4のDMRSポートがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12nおよびサブキャリア12n+1のうちの少なくとも1つを含む。
第5のDMRSポートがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第1のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+8およびサブキャリア12n+9のうちの少なくとも1つを含み、第5のDMRSポートがマッピングされる時間−周波数リソースが時間領域における第2のシンボルである場合、時間−周波数リソースは周波数領域におけるリソースユニットのサブキャリア12n+2およびサブキャリア12n+3のうちの少なくとも1つを含む。
(3)6つのDMRSポートは2つのDMRSポートグループに分割され、各DMRSポートグループは3つのDMRSポートを含む。2つのDMRSポートグループは、第1のDMRSポートグループおよび第2のDMRSポートグループを含む。同じ時間−周波数リソースが、各DMRSポートグループにおけるDMRSポートに対応するDMRSのためにCDM方式で多重化される。2つのDMRSポートグループのマッピング規則は次のとおりである。