JP2020515155A - セキュアネットワークの接続再開 - Google Patents

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Abstract

ネットワークノードにおける方法は、無線デバイスとネットワークとの間の非アクティブ接続の再開と関連付けられた第1の識別子を取得することを含む。この方法は、無線デバイスから第2の識別子を受信することをさらに含む。第2の識別子は、第1の識別子と同じであるか、または、第1の識別子と関連付けられている。この方法は、第2の識別子に基づいてロケーションインジケータを決定することをさらに含む。ロケーションインジケータは、接続と関連付けられた情報をそこから取得するネットワーク内のロケーションを示す。この方法は、ロケーションインジケータにより示されるロケーションから、接続と関連付けられた情報を取得することをさらに含む。この方法は、接続と関連付けられた情報を用いて、無線デバイスとネットワークとの間の接続の再開を容易にすることをさらに含む。【選択図】図3

Description

本開示は、一般に、無線通信に関し、より詳細には、無線ネットワークにおける接続の再開のハンドリングに関する。
現代の通信システムにおいて重要な機能は、無線デバイスがアイドル状態またはアクティブ接続の中断状態となって、無線デバイスがネットワーク上で通信する必要がない場合のネットワークリソースおよびエネルギー使用を低減させ得ることである。無線デバイスは、ネットワークから再開識別情報が伝達された後、通信ネットワーク上で接続を再開するようにしてもよい。無線デバイスが接続を再開し得る方法に対しては、複数の規格が対応する。
たとえば、Long−Term Evolution(LTE)リリース13では中断RRC状態が導入されているが、この状態では、rrc−Suspend−v1320としてのreleaseCauseのインジケータによって、RRC_CONNECTED状態のユーザ機器(UE)が解放されてRRC_IDLE状態となる(TS 36.331)。
UEの解放の場合は、UEにresumeIdentityが提供されることになる。
UEは、その接続を再開する場合、このresumeIdentityを含むRRCConnectionResumeRequestを送信する(これは、eNBがSIB2においてシグナリング済みである場合、不完全なresumeIdentityとなる可能性もある)。
UEは、RRC中断におけるページングの場合、コアネットワーク(CN)識別子(たとえば、SAE−Temporary Mobile Subscriber Identity(S−TMSI)またはInternational Mobile Subscriber Identity(IMSI))を用いてページングされるとともに、モビリティ管理エンティティ(MME)により開始されてもよい。
その後、LTEリリース14においては、「ライト接続」として知られる同様の機能が導入されている。このため、UEは、RRC_CONNECTEDのままであり、アイドルモードモビリティ手順のみを実行する(たとえば、エボルブドノードB(eNB)またはUEを別のeNBにハンドオーバし得る別のネットワークノードに測定レポートを送信する代わりに、測定結果に基づいてセルを再選択する)。リリース13の中断/再開と同様に、UEは、RRCConnectionReleaseによってRRC_CONNECTEDから解放されるが、新たなインジケータrrc−LightConnectionIndication−r14においては、UEに再開IDが提供される。
3GPP_RAN2#97においては、以下が合意されている。
1.再開IDは、RAN主導ページングメッセージにおいて用いられる。
2 ページングの受信に際したライト接続挙動のUE:ライト接続のUEは、再開IDおよびCNページングID(すなわち、S−TMSIまたはIMSI)の両者を確認する。
2.1 UEは、ライト接続の間にCNページングIDを用いてページングされる場合、アイドルモードに入って、レガシー手順に従う(たとえば、新たな接続RRC Connectionが確立される)。
3GPP TS 36.423(以下に引用)において捕捉される通り、再開IDは、40個のビットから成り、最初の20ビットがUEコンテキストを格納するeNBを示し、最後の20ビットがそのeNB内のUE IDを示す。
eNB内の中断UEコンテキストのアドレス指定には、再開ID情報要素(IE)が用いられる。
RAN2#97の後は、ライト接続と関連する電子メールディスカッション[97#21]が開始された結果、TS 36.331に対するCRが得られた。このCRにおいては、再開IDに関する変更の一部により、ページングメッセージにおける識別情報としての追加がなされることとなった。
ページングメッセージ
リリース13の中断/再開とリリース14のライト接続(LC)との主な違いとして、LCの場合は、UEが中断されていることをコアネットワーク(CN)が意識していない。これは、ページングが必要な場合にUEに到達できるようにすることが無線アクセスネットワーク(RAN)次第であることを意味する。これは、いわゆるRANページングエリアを介して行われるが、そのエリア内では、UEがネットワークに通知することなく自由に移動可能である。UEに到達するため、RANが再開IDを用いてUEをページングし、UEは、再開IDで応答して、競合解消を可能にする(応答するUEがページングされたUEであるようにする)。
5Gとも称する新無線(NR:New Radio)においては、新たなRRC状態すなわちリリース13の中断/再開手順およびリリース14のライト接続機能と共通する複数の機能を有することになる新たなRRC状態、すなわちRRC_INACTIVEを導入することで合意に至っている。
3GG_RAN2#97においては、NRに関して以下の合意が得られている。
非アクティブのULデータに対する潜在的なソリューションの共通態様に関する合意(現在のところ、非アクティブのULデータのサポートは合意されていない)
1a1:RRC_INACTIVEにおけるアップリンクデータ送信に用いられるUE ASコンテキスト識別子は、RRC_INACTIVEからRRC_CONNECTEDへの状態遷移に用いられる識別子と同じであるものとする。
1a2:UE ASコンテキストは、UEがRRC_INACTIVEとなる場合にネットワークにより割り当てられてUE(および、ネットワーク)に格納されるとともに、UEが小さなデータの送信および/またはRRC_CONNECTEDへの遷移を実行しようとする場合にASコンテキストを位置特定するのに用いられる「ASコンテキストID」を介して、ネットワークにおいて位置特定されるとともに識別される。
1c:UE ASコンテキストは、「アンカー」/ソースgNBに格納可能であり、微小データ送信および/またはRRC_INACTIVEからRRC_CONNECTEDへの遷移のトリガーに際して必要な場合に新たなサービングgNBに対してフェッチされ得る。
したがって、UE ASコンテキスト識別子の設計は異なる可能性があるが、UE ASコンテキスト識別子は、再開IDと同様の機能をサーブ可能である。
上掲の通り、接続を再開する従来の技術では通常、再開識別情報がネットワーク上でアンセキュアに送信される。アンセキュアな再開識別情報は、無認可者による傍受および使用によって、無線デバイス、そのユーザ、およびネットワークに関する機密情報が推定される可能性がある。したがって、既存の解決手段では、再開識別情報を用いた接続の再開によるプライバシおよびセキュリティの問題に適切に対処できない。
特定の実施形態によれば、ネットワークノードにおいて用いられる方法が開示される。この方法は、無線デバイスとネットワークとの間の非アクティブ接続の再開と関連付けられた第1の識別子を取得することを含む。この方法は、無線デバイスから第2の識別子を受信することをさらに含む。第2の識別子は、第1の識別子と同じであるか、または、第1の識別子と関連付けられている。この方法は、第2の識別子に基づいてロケーションインジケータを決定することをさらに含む。ロケーションインジケータは、接続と関連付けられた情報をそこから取得するネットワーク内のロケーションを示す。この方法は、ロケーションインジケータにより示されるロケーションから、接続と関連付けられた情報を取得することをさらに含む。この方法は、接続と関連付けられた情報を用いて、無線デバイスとネットワークとの間の接続の再開を容易にすることをさらに含む。
特定の実施形態によれば、ネットワークノードは、1つまたは複数のインターフェース、メモリ、および処理回路を備える。処理回路は、メモリに格納された命令を実行するように構成されている。このネットワークノードは、無線デバイスとネットワークとの間の非アクティブ接続の再開と関連付けられた第1の識別子を取得するように構成されている。第1の識別子は、1つまたは複数のインターフェースを介して取得される。このネットワークノードは、1つまたは複数のインターフェースを介して、第2の識別子を無線デバイスから受信するようにさらに構成されている。第2の識別子は、第1の識別子と同じであるか、または、第1の識別子と関連付けられている。このネットワークノードは、第2の識別子に基づいてロケーションインジケータを決定するようにさらに構成されている。ロケーションインジケータは、接続と関連付けられた情報をそこから取得するネットワーク内のロケーションを示す。このネットワークノードは、ロケーションインジケータにより示されるロケーションから、接続と関連付けられた情報を取得するようにさらに構成されている。処理回路は、接続と関連付けられた情報を用いて、無線デバイスとネットワークとの間の接続の再開を容易にするようにさらに構成されている。
特定の実施形態によれば、コンピュータプログラム製品は、コンピュータ可読プログラムコードを格納する非一時的コンピュータ可読媒体を備える。コンピュータ可読プログラムコードは、無線デバイスから第2の識別子を受信するためのプログラムコードを含む。第2の識別子は、第1の識別子と同じであるか、または、第1の識別子と関連付けられている。コンピュータ可読プログラムコードは、第2の識別子に基づいてロケーションインジケータを決定するためのプログラムコードをさらに含む。ロケーションインジケータは、接続と関連付けられた情報をそこから取得するネットワーク内のロケーションを示す。コンピュータ可読プログラムコードは、第2の識別子に基づいてロケーションインジケータを決定するためのプログラムコードをさらに含む。ロケーションインジケータは、接続と関連付けられた情報をそこから取得するネットワーク内のロケーションを示す。コンピュータ可読プログラムコードは、ロケーションインジケータにより示されるロケーションから、接続と関連付けられた情報を取得するためのプログラムコードをさらに含む。コンピュータ可読プログラムコードは、接続と関連付けられた情報を用いて、無線デバイスとネットワークとの間の接続の再開を容易にするためのプログラムコードをさらに含む。
上述の方法、ネットワークノード、および/またはコンピュータプログラムコードは、以下の任意の1つまたは複数を含めて、他のさまざまな機能を含んでいてもよい。
特定の実施形態において、この方法/ネットワークノード/コンピュータプログラムコードは、ページを無線デバイスに送信することをさらに含む。ページは、第1の識別子を含む。第2の識別子は、ページに応答して受信される。
特定の実施形態において、ロケーションインジケータを決定することは、第2の識別子を含むリクエストを第2のネットワークノードに送信することを含む。ロケーションインジケータを決定することは、第2の識別子を含むリクエストの送信に応答して、ロケーションインジケータを第2のネットワークノードから受信することをさらに含む。
特定の実施形態において、ロケーションインジケータは、第2の識別子とロケーションインジケータとの間のマッピングを含むルックアップテーブルを用いて決定される。
特定の実施形態において、ロケーションインジケータは、第2の識別子を復号することより決定される。
特定の実施形態において、この方法/ネットワークノード/コンピュータプログラムコードは、無線デバイスからの第2の識別子の受信に先立って第1の識別子を生成することをさらに含む。第1の識別子は、ロケーションインジケータに基づいて生成される。
特定の実施形態において、第1の識別子を生成することは、ロケーションインジケータを暗号化することを含む。
特定の実施形態において、第1の識別子を生成することは、ロケーションインジケータと第1の識別子との間のマッピングを含むルックアップテーブルを用いることを含む。
特定の実施形態において、第1の識別子は、ロケーションインジケータに基づいてランダムまたは疑似ランダムに生成される。
特定の実施形態において、この方法/ネットワークノード/コンピュータプログラムコードは、少なくとも第1の識別子を第2のネットワークノードから受信することをさらに含む。第2のネットワークノードは、無線デバイスとの接続を中断している。
特定の実施形態において、この方法/ネットワークノード/コンピュータプログラムコードは、第1の識別子およびロケーションインジケータを第2のネットワークノードから受信することをさらに含む。第2のネットワークノードは、無線デバイスとの接続を中断している。
特定の実施形態において、この方法/ネットワークノード/コンピュータプログラムコードは、無線デバイスにおける非アクティブ化を検出することをさらに含む。この方法/ネットワークノード/コンピュータプログラムコードは、接続を中断する旨のリクエストを無線デバイスに送信することをさらに含む。
特定の実施形態において、接続を中断する旨の無線デバイスへのリクエストは、接続と関連付けられた情報をそこから取得するネットワーク内の第2のロケーションと関連付けられた第3の識別子を含む。
特定の実施形態において、接続を中断する旨の無線デバイスへのリクエストは、中断された接続と関連付けられた情報をそこから取得するネットワーク内の第2のロケーションを示す第2のロケーションインジケータをさらに含む。
特定の実施形態において、この方法/ネットワークノード/コンピュータプログラムコードは、無線デバイスにおける非アクティブ化の検出に応答して、第2のロケーションインジケータを第2のネットワークノードに送信することをさらに含む。この方法/ネットワークノード/コンピュータプログラムコードは、第2のネットワークノードから、第2のロケーションインジケータと関連付けられた第3の識別子を取得することをさらに含む。接続を中断する旨の無線デバイスへのリクエストは、第3の識別子を含む。
特定の実施形態において、この方法/ネットワークノード/コンピュータプログラムコードは、無線デバイスと関連付けられた第3の識別子を割り当てることをさらに含む。接続を中断する旨の無線デバイスへのリクエストは、第3の識別子を含む。
特定の実施形態において、この方法/ネットワークノード/コンピュータプログラムコードは、第2の識別子に基づいて、無線デバイスと関連付けられた第3の識別子を生成することをさらに含み、接続を中断する旨の無線デバイスへのリクエストは、第3の識別子を含む。
特定の実施形態において、ロケーションインジケータは、ユーザ機器ASコンテキストIDを含む。
特定の実施形態において、第1の識別子および第2の識別子はいずれも、プレーンテキスト形態でロケーションインジケータを提供しない。
特定の実施形態において、この方法/ネットワークノード/コンピュータプログラムコードは、ネットワークノードと関連付けられた公開暗号鍵を無線デバイスに送信することをさらに含む。受信された第2の識別子の少なくとも一部は、ネットワークノードと関連付けられた公開暗号鍵により暗号化される。
特定の実施形態によれば、無線デバイスにおいて用いられる方法が開示される。この方法は、第1の識別子を受信することを含む。第1の識別子は、非アクティブな接続の再開と関連付けられている。接続は、無線デバイスとネットワークとの間である。この方法は、第1の識別子と同じであるか、または、第1の識別子と関連付けられている第2の識別子をネットワークノードに送信することをさらに含む。第2の識別子は、接続と関連付けられた情報をそこから取得するネットワーク内のロケーションを示すロケーションインジケータと関連付けられている。この方法は、ロケーションインジケータにより示されるロケーションからネットワークノードが取得する接続と関連付けられた情報を用いて、ネットワークとの接続を再開することをさらに含む。
特定の実施形態によれば、無線デバイスは、1つまたは複数のインターフェース、メモリ、および処理回路を備える。処理回路は、メモリに格納された命令を実行するように構成されている。無線デバイスは、1つまたは複数のインターフェースを介して、第1の識別子を受信するように構成されている。第1の識別子は、非アクティブな接続の再開と関連付けられている。接続は、無線デバイスとネットワークとの間である。無線デバイスは、1つまたは複数のインターフェースを介して、第1の識別子と同じであるか、または、第1の識別子と関連付けられている第2の識別子をネットワークノードに送信するようにさらに構成されている。第2の識別子は、接続と関連付けられた情報をそこから取得するネットワーク内のロケーションを示すロケーションインジケータと関連付けられている。無線デバイスは、ロケーションインジケータにより示されるロケーションからネットワークノードが取得する接続と関連付けられた情報を用いて、ネットワークとの接続を再開するようにさらに構成されている。
特定の実施形態によれば、コンピュータプログラム製品は、コンピュータ可読プログラムコードを格納する非一時的コンピュータ可読媒体を備える。コンピュータ可読プログラムコードは、第1の識別子を受信するためのプログラムコードを含む。第1の識別子は、非アクティブな接続の再開と関連付けられている。接続は、無線デバイスとネットワークとの間である。コンピュータ可読プログラムコードは、第1の識別子と同じであるか、または、第1の識別子と関連付けられている第2の識別子をネットワークノードに送信するためのプログラムコードをさらに含む。第2の識別子は、接続と関連付けられた情報をそこから取得するネットワーク内のロケーションを示すロケーションインジケータと関連付けられている。コンピュータ可読プログラムコードは、ロケーションインジケータにより示されるロケーションからネットワークノードが取得する接続と関連付けられた情報を用いて、ネットワークとの接続を再開するためのプログラムコードをさらに含む。
上述の方法、無線デバイス、および/またはコンピュータプログラムコードは、以下の任意の1つまたは複数を含めて、他のさまざまな機能を含んでいてもよい。
特定の実施形態において、第1の識別子は、ロケーションインジケータに基づいてランダムまたは疑似ランダムに生成される。
特定の実施形態において、この方法/無線デバイス/コンピュータプログラムコードは、無線デバイスの非アクティブ化に応答して、接続を中断する旨のリクエストをネットワークノードから受信することをさらに含む。
特定の実施形態において、接続を中断するネットワークノードからのリクエストは、接続と関連付けられた情報をそこから取得するネットワーク内の第2のロケーションと関連付けられた第3の識別子を含む。
特定の実施形態において、接続を中断する旨の無線デバイスへのリクエストは、接続と関連付けられた情報をそこから取得するネットワーク内の第2のロケーションを示す第2のロケーションインジケータをさらに含む。
特定の実施形態において、ロケーションインジケータは、ユーザ機器ASコンテキストIDを含む。
特定の実施形態において、中断された接続と関連付けられた情報をそこから取得するネットワーク内のロケーションは、無線デバイスが中断された接続を有する第2のネットワークノードのロケーションに対応する。
特定の実施形態において、この方法/無線デバイス/コンピュータプログラムコードは、第1の識別子を用いてロケーションインジケータを取得することをさらに含む。ネットワークノードに送信された第2の識別子は、ロケーションインジケータを含む。
特定の実施形態において、この方法/無線デバイス/コンピュータプログラムコードは、ネットワークノードと関連付けられた公開暗号鍵を受信することをさらに含む。応答をネットワークノードに送信することは、ネットワークノードと関連付けられた公開暗号鍵によって、第2の識別子の少なくとも一部を暗号化することを含む。
特定の実施形態において、第1の識別子および第2の識別子はいずれも、プレーンテキスト形態でロケーションインジケータを提供しない。
特定の実施形態において、第1の識別子を受信することは、第1の識別子を含むページをネットワークノードから受信することを含む。第2の識別子は、ページに応答してネットワークノードに送信される。
特定の実施形態において、接続を中断する旨の無線デバイスへのリクエストは、ロケーションインジケータに基づく第3の識別子を含む。
特定の実施形態において、接続を中断する旨の無線デバイスへのリクエストは、ロケーションインジケータをさらに含む。
本開示の特定の実施形態は、1つまたは複数の技術的利点をもたらし得る。たとえば、特定の実施形態によれば、ネットワークノードは、ユーザ機器に対するページング情報をロケーション情報(たとえば、ユーザ機器コンテキスト識別のロケーション)から分離することによって、ユーザ機器およびその接続に関する機密データをネットワークに曝すことなく、ユーザ機器との接続を再開することができる。ネットワーク上のブロードキャストまたはユーザ機器からネットワークノードへの戻り伝達の場合にページング情報(たとえば、第1の識別子)がロケーション情報を曝さないことから、従来の方法で起こるセキュリティおよびプライバシの問題が防止され得る。別の例として、特定の実施形態によれば、ユーザ機器からの受信識別子に基づいて、ネットワークとユーザ機器との間の接続に関するロケーション情報を読み出すことができる。ユーザ機器からの受信識別子は、ネットワークノードから送信されたページング識別子(たとえば、第1の識別子)であってもよいし、第1の識別子と関連付けられた別の識別子であってもよい。受信識別子は、ネットワークノードが接続に関する必要情報を読み出してユーザ機器との接続を再開できるように、ロケーション情報と関連付けられていてもよい。このように、ネットワークノードは、伝達された識別子自体がロケーション情報を含んでいなくても、接続の再開に成功し得る。さらに別の例として、特定の実施形態によれば、ユーザ機器がアイドルと判定された場合は、接続を中断することができる。ネットワークノードは、接続情報および接続情報のロケーション情報に基づいて識別子を生成するとともに、識別子をユーザ機器に伝達するようにしてもよい。次いで、ネットワーク上の後続の通信における識別子の使用により、接続が再開されてもよい。
当業者には、他の利点も容易に明らかになると考えられる。特定の実施形態は、列挙する利点を有していなくてもよいし、一部を有していてもよいし、すべてを有していてもよい。
開示の実施形態ならびにそれらの機能および利点をより完全に理解できるように、添付の図面と併せて、以下の説明を参照する。
特定の実施形態に係る、ユーザ機器にサーブする例示的な無線アクセスネットワークを示した図である。 特定の実施形態に係る、ユーザ機器のRANエリア内でユーザ機器をページングする例示的な無線アクセスネットワークを示した図である。 第1の組の実施形態に関する無線ネットワーク内の例示的なシグナリング図である。 第2の組の実施形態に関する無線ネットワーク内の例示的なシグナリング図である。 第3の組の実施形態に関する無線ネットワーク内の例示的なシグナリング図である。 第4の組の実施形態に関する無線ネットワーク内の例示的なシグナリング図である。 特定の実施形態に係る、ネットワークアーキテクチャの一実施形態を示したブロック図である。 特定の実施形態に係る、例示的な無線デバイスの模式ブロック図である。 特定の実施形態に係る、ネットワークノードにおける第1の方法のフロー図である。 特定の実施形態に係る、ネットワークノードにおける第1の方法のフロー図である。 特定の実施形態に係る、無線デバイスにおける方法のフロー図である。
LTEライト接続およびRRC_INACTIVEの重要な機能は、設定された「RAN通知エリア」の内側でRANページを開始することにより、RANがUEに到達し得ることである。このRANエリアは、1つまたは複数のノード(eNB/gNB)に関連付けられたセル一覧として設定される。図1は、複数のネットワークノード110(gNB1〜4とも称する)、ユーザ機器(UE)120、およびRANエリア130を備えた例示的な通信ネットワーク100を示している。UE120は、gNB1に関連付けられたすべてのセルならびにgNB2およびgNB3に関連付けられたセルの部分集合から成るRANエリア130で設定される。UEは、設定されたRANエリア130の内側のセル間において、RRC_INACTIVEの状態で自由に移動可能である。
図2は、ページングプロセス中の通信ネットワーク100を示している。RANがRRC_INACTIVEのUE120に到達する必要がある場合は、RANエリア130において、UE120に対するCN/RAN接続を有するノードgNBi(gNB1〜4のうちの1つ)がRANページングを開始する。ソースgNBに関連付けられたセルがソースgNBによって直接ページングされ、他のセルについては、RANエリア中のセルにおいてページングするその他のgNBに対して、ソースgNBがページングメッセージを転送する。たとえば、gNB1は、UE120がRRC_INACTIVEへの遷移前にRRC_CONNECTED状態で接続されたソースノードであってもよい。次いで、gNB1は、gNB1と関連付けられたすべてのセルをページングし、gNB1と関連付けられていないRANエリア130中の他のセルと関連付けられたgNB2およびgNB3にページングメッセージを転送するようにしてもよい。これは、UE120のページングの成功に必須と考えられる。ソースノード(たとえば、gNB1)と関連付けられていないセルをRANエリア130が含み得るためである。また、ページングメッセージの転送には、ページングを行うセルに関する情報を含んでいてもよい。たとえば、ページングするセルをネットワークノードgNB1、gNB2、およびgNB3に決定させ得る情報を含んでいてもよい。これにより、各ネットワークノードと関連付けられている場合であっても、RANエリア130外のセルにおけるネットワークノードのページングを防止可能である。
LTEライト接続と同様に、RRC_INACTIVEページングメッセージは、たとえば以下のように、ページングIDの識別子を含むものとする。
LTEリリース13の中断/再開、LTEリリース14のライト接続においてUEに割り当てられ、NRのRRC_INACTIVEの対象となっている再開IDはいずれも、UEコンテキストを格納するネットワークノードのほか、そのノードにおけるUEコンテキストの識別を目的とする。このため、(36.423の)再開IDは、2つの部分に分割される。
20個の最上位ビットは、再開IDを割り当てたeNBのeNB IDを表す。
20個の最下位ビットは、再開IDを割り当てたeNBに格納されたUEコンテキストを識別する。
この設定に伴う問題は、再開IDが、エンドユーザのプライバシに影響を及ぼす可能性がある再開IDをどのeNBが割り当てたかを明らかにすることである。UEへの暗号化メッセージにおいて再開IDが割り当てられているという事実は、この問題に完全には対処していない。以下に説明する通り、再開IDがプレーンテキストにて与えられるページングまたはUE主導の接続再開において、別の問題が発生するためである。
たとえば、再開IDの従来設定を用いたネットワーク主導のページングでは、ネットワークおよびユーザ機器に関する機密情報が暴露され得る。UEがEMM_REGISTEREDの一方でECM_IDLE/RRC_IDLEの場合、たとえば利用可能なダウンリンクデータまたは着信音声通話が存在する場合は、UEに到達可能となるのはCN次第である。これは、UEが登録されているトラッキングエリアの内側のセルの全部または一部において、S−TMSI(SAE−Temporary Mobile Subscriber Identity)またはIMSI(International Mobile Subscriber Identity)によりCNがUEをページングすることにより行われる。S−TMSIページングの場合、ページング識別情報は、MMEプールエリア内のMME識別情報およびそのMME内のUEコンテキスト識別情報で構成される。MMEプールエリアは、非常に大きくすることも可能であり、場合によっては、全国を網羅し得る。したがって、S−TMSIは、UEが過去に接続されたRANノード(基地局)に関する情報を一切与えない。
リリース14のライト接続およびNRのRRC_INACTIVEにおいては、CN/RAN(S1/NG)接続が維持されることにより、UEがECM_CONNECTEDになるものとCNが仮定することになる。したがって、ダウンリンクデータが到着すると、サービングゲートウェイ(SGW)は、CN/RAN接続を維持するeNB/gNBにデータを転送することになる。そして、接続を再開し得るようにUEの位置特定および問い合わせを行うのは、RAN次第である。
これは、ライト接続においては、RANページングエリアの内側のすべてのセルにおいて再開IDでRANがUEをページングすることにより行われる(RANページングエリアの現在の定義は、UEに提供されるセル一覧またはトラッキングエリア識別子(TAI)リスト全体であるが、新たなブロードキャストRANエリア識別子を導入する提案も存在する)。
UEは、ページを受信した場合、PagingRecordがその格納resumeIdentity(たとえば、再開ID)を含むかを確認し、含む場合は、再開手順を開始する。この手順では、UEがresumeIdentityをRRCConnectionResumeRequestに含めるとともに、受信eNBがresumeIdentityを使用して、UEコンテキストを格納するeNBのほか、そのeNB内のコンテキストを位置特定する。
問題点として、UEコンテキストを格納するeNBの位置特定のほか、RAN内のUEのページングにも同じresumeIdentityが使用される。ページは必然的に、(すべてのUEがresumeIdentityを見て、適合するかを確認する必要があるため)暗号化されずに送信される。これは、如何なる攻撃者であっても、ページを容易に傍受して、ページングされている再開IDを把握することにより、UEコンテキストを格納するeNB/gNBも把握可能であることを意味する。このように、傍受者は、ページングされているUEが過去に接続されたRANノードを把握することができる。
傍受者が領域中の複数セルのページングを監視する場合は、コンテキストが特定のeNB/gNBに格納された場合にUEをページングしているセルを推定することができる。すなわち、RANエリアの代表的な設定を決定するとともに、物理的なロケーションに対して再開IDを適合させることができる。これは通常、ノードの種類に応じて、0.01km〜10kmの面積に対応し得る。このため、UEがページングされている場合は、コンテキストを格納した(UEの過去のロケーションに対応する)eNB/gNBおよびUEのページングも行った他のセルを推定することが可能となる。
ページに応答するUEを(たとえば、信号三角測量により)決定することができるため、過去に接続されたgNBが把握されている場合はUEを追跡可能であり、また、既知の起点/宛先アドレス、移動パターン、ネットワークへの進入点に基づいてそのユーザを把握することも可能と考えられる。
UEがデータ送信およびシグナリングを開始した場合にも同様の問題が発生する。現在のソリューションにより、UEは、新たなRANエリアに進入した場合、データ送信を開始したい場合、またはページに応答する場合に、暗号化されていない再開IDを含むRRCConnectionResumeRequestを送信する。ページングに関して記載したのと同じ理由で、再開IDは、UEが過去に接続されたRANノードの指標を与えることにより、特定のeNB IDを含む再開IDを特定のUEが送信する場合のトラッキングを可能にする。これは、UEがCN IDLEの場合、ネットワークに向けたシグナリングの開始に際してS−TMSIを使用することになるため、問題とはならない。これにより、ネットワークのアーキテクチャが無用に明らかとなり、エンドユーザのプライバシが危険にさらされ、システムのセキュリティが低下することになる。
本開示は、ネットワーク上の接続の再開と関連する上述のプライバシおよびセキュリティの問題を回避する複数の解決手段を考慮する。たとえば、特定の実施形態では、UEコンテキストを格納するノードに関する情報から、接続識別子(たとえば、再開IDおよび/またはUE ASコンテキストID)を分離する。また、特定の実施形態では、LTEライト接続および/またはRRC_INACTIVEにおけるUEのページングに別個の識別子を使用可能である。ページングおよび再開に用いられる識別子は、如何なる傍受UEにも完全にランダムな識別子のように見えるため、UEのトラッキングが大幅に困難なものとなる。本明細書に記載の種々実施形態では、特定ノード(たとえば、eNB ID)とUEシグナリングに用いられる再開IDおよび/またはUE ASコンテキストID(たとえば、ページング・再開ID)との関係が隠される。さらに、特定の実施形態によれば、ネットワーク側では、接続識別子(たとえば、UEが与える再開ID)に基づいて、UEコンテキストを格納するエリアのノードを判定することができる。
以下でさらに詳しく説明する通り、本開示は、ネットワーク上での接続再開のセキュリティおよびプライバシを向上させる複数の実施形態を考慮する。特定の実施形態においては、再開ID等の識別子のほか、識別子のマッピング(たとえば、UEに関するコンテキスト情報の読み出しに使用可能な再開IDおよびロケーション情報)を中央または分散データベースエンティティが割り当てまたは追跡するようにしてもよい。
特定の実施形態において、UEは、第2の識別子を用いることにより、ネットワークとの接続を再開する。第2の識別子は、(たとえば、ページングにおいて)UEに送信されたスクランブル識別子(または、その置換)であってもよい。ネットワークノードは、第2の識別子のスクランブル解除または復号によって、UE主導シグナリングのための第1の識別子またはロケーション情報を読み出すようにしてもよい。
特定の実施形態において、ターゲットセルにおける接続の再開に用いられる識別子(たとえば、再開ID)は、UEのページングに用いられるページングIDから分離されている。3GPPにおける現行の設定において、これらは同一である。この前提に基づいて、複数の実施形態が考えられる。いくつかの実施形態において、ネットワークは、UEに対して2つの識別子(たとえば、再開IDおよびページングIDの両者)をシグナリング(または、設定)する。いくつかの実施形態においては、ネットワークが1つの識別子をシグナリングするものの、その後、ネットワークおよび/またはUEがこの識別子を他方へと変換する。その結果、ページングIDを割り当てるノードからページングIDを切り離すことができるため、ページングIDは、如何なるプライバシ情報も明らかにしないと考えられる。たとえば、ネットワークは、ページングIDによるページングが可能である(疑似ランダム)が、UEは、(コンテキストの格納場所に関する情報を含む)再開IDで応答する。別の例においては、ネットワークがページングIDによりページング可能であり、UEがページングIDで応答し、ページ応答を受信したRANノードがページングIDを再開IDに戻すが、これによって、UEコンテキストを位置特定可能である。再開IDは、ページングのタイミングでソースノードにより提供済みとすることも可能である。
本開示の特定の実施形態は、1つまたは複数の技術的利点をもたらし得る。たとえば、特定の実施形態は、RANがUEをページングする場合またはUEがその接続を再開する場合の情報漏洩の機会を減らすことによって、セキュリティを向上させるとともに、エンドユーザのプライバシの保護に役立ち得る。これは、UEの過去のロケーションに関する情報を提供しないページングおよび再開の無線インターフェースを介して疑似ランダム識別子を使用することにより実現可能である。この情報がなければ、傍受者は、ページングまたは再開されているUEを用意には把握できないため、エンドユーザのプライバシが保証される。さらに、物理ノードにリンク可能な無線インターフェース上での識別子の使用を回避することにより、セキュリティまたは商業的理由で有用となり得る事業者ネットワークの内部構造が保護され得る。
特定の実施形態では、無線インターフェースを介してページングおよび再開シグナリングに用いられるUEコンテキスト識別子において、ノード情報が隠される場合がある。RANノードは、UEに対して、RANにおけるUEのコンテキストの位置特定に用いられる識別子および(たとえば、暗号化できないメッセージの)無線インターフェースシグナリングに用いられる識別子という2つの識別子を維持するようにしてもよい。また、いくつかの実施形態において、UEは、これらの異なる識別子のハンドリングにも関与する。2つの識別子間の変換のための異なる方法については、以下でより詳しく開示する。
本明細書に開示のいずれの実施形態のいずれの機能も、適切な場合、その他任意の実施形態に適用可能であることに留意されたい。同様に、これら実施形態のいずれの利点も、その他の実施形態に適用可能であり、その逆もまた同様である。包含する実施形態の他の目的、機能、および利点については、以下の説明により明らかとなるであろう。
一般に、本明細書において使用するすべての用語は、本明細書において別段の明示的な定義がない限り、当技術分野におけるそれぞれの通常の意味に従って解釈されるものとする。「1つの(a/an/the)要素、装置、構成要素、手段、ステップ等」に関するすべての言及は、別段の明示的な定めのない限り、要素、装置、構成要素、手段、ステップ等の少なくとも1つのインスタンスに言及するものと、オープンに解釈されるものとする。本明細書に開示の任意の方法のステップは、明示的な定めのない限り、開示の厳密な順序で実行する必要はない。
以下、添付の図3〜図11を参照して、本明細書で考えられる実施形態の一部をより詳しく説明する。ただし、他の実施形態も本開示の範囲に含まれ、本明細書に記載の実施形態にのみ本発明が限定されるとは解釈されないものとする。むしろ、これらの実施形態は、本発明に係る概念の範囲を当業者に伝えるために、一例として提供しているに過ぎない。本明細書全体を通して、同じ番号は同じ要素を表す。
LTEにおいて、リリース13の中断/再開およびリリース14のライト接続(LC)の再開IDは、コンテキストを格納するeNBおよびUEに関連付けられた特定のASコンテキストを示すため、40ビット長である。LCにおいて、再開IDは、RANページングエリア(たとえば、UEが設定される一組のセル)の内側でのUEのページングにも使用される。上述の通り、resumeIdentityは、releaseCause rrc−Suspend−v1320またはインジケータrrc−LightConnectionIndication−r14によってRRC_CONNECTEDから解放された場合のUEに割り当てられる。
NRのRRC_INACTIVEにおいて、識別情報は、新たなRRC_SUSPENDメッセージにおいてUEに割り当てられるように提案される。本明細書においては、UEをページングする場合のeNB/gNBを含むresumeIdentityのブロードキャストまたは如何なる送信をも行わずにセキュリティを確保する方法の詳細の一部を記載する。
NRのRRC_INACTIVEに対するresumeIdentityの設計は、未だ合意に至っていない。考え得る解決手段は、LTEと同じ設計を使用することである。ただし、gNB IDの20ビットの数値範囲(〜100万)がネットワークに対して小さすぎる場合(たとえば、数十平方メートルしか網羅しないスモールセルを用いた超高密度ネットワーク(たとえば、屋内)を配置する場合)、基地局の数は、全国的な数値の再利用がなければ、100万を超える可能性もある。あるいは、中央ノードが領域全体でUEコンテキストを保つべき場合は、ユーザIDの20ビット(〜100万)が制約となる可能性もある。ただし、eNB IDとUE IDとの間の明瞭な差別化が緩和される(すなわち、どんな方法であれ、ネットワークが求める計40ビットを使用可能である)場合は、数値範囲が広がる可能性がある。再開IDの設定にかかわらず、本明細書に開示の実施形態のいずれかを適用可能である。
図3〜図6は、UEとネットワークとの間のシグナリング図として、種々の実施形態の4つの例を示している。たとえば、図3〜図6は、ソース次世代ノードB(gNB)(たとえば、図1および図2のgNB1)、第2のgNB2、第3のgNB3、ドメインネームサービス(DNS)機能、サービングゲートウェイ(S−GW)、およびモビリティ管理エンティティ(MME)を備えたネットワークと通信するユーザ機器UEを示している。後述の例において、UEは、過去にソースgNBがサーブしているものの、非アクティブ化または中断状態への設定がなされている。gNB2およびgNB3は、UEのページングエリアにおいて少なくとも1つのセルにサーブする他のネットワークノードであってもよい。
特定の実施形態の説明にこの例示的なネットワーク設定を使用するが、本開示は、如何なる特定のネットワークアーキテクチャにも限定されない。たとえば、gNBまたはエボルブドノードBもしはその他任意のネットワークノード等の異なるネットワークノードがより多く存在していてもよいし、より少なく存在していてもよい。DNS、MME、およびS−GWの機能は、ユーザ機器にサーブするネットワークノードに対して通信可能に結合された任意好適なネットワークシステムにおいて実装されていてもよい。たとえば、これらシステムおよび/または機能のうちの1つまたは複数は、コアネットワーク(CN)ノードにおいて実装されていてもよい。別の例として、これらシステムおよび/または機能のうちの1つまたは複数は、ネットワークに対して通信可能に結合されたサーバにおいて実装されていてもよい。
図3は、第1の組の実施形態に関するシグナリング図を示している。図3は、接続の再開に使用可能なページングIDとUE ASコンテキストIDとの間の関係を格納し得る中央または分散データベースを用いた例示的な一実施形態を示している。特定の実施形態において、UEには、単一の識別子(たとえば、単一の再開ID)が割り当てられている。接続に使用する識別子は、再開IDをUEに割り当てるノード(たとえば、ソースeNB/gNB)とノード(eNB/gNB)が使用する再開IDを追跡するデータベースエンティティ(たとえば、中央DNSサーバ、中央または分散データベース)との間で調整される。再開IDの調整は、異なる方法でサポート可能である。
ノード(たとえば、eNB)は、潜在的にeNB IDおよびUEコンテキストIDで構成されたローカルIDをUEに割り当てる。そして、ノードは、このIDをデータベースエンティティに送信する。データベースエンティティは、一意(グローバル)またはネットワーク全体としてのUE再開IDを割り当てるようにしてもよい。再開IDとしては、各ローカルIDに割り当てられた一意の(疑似)ランダム値も可能であるし、ローカルID(たとえば、スクランブル化または置換ローカルID)を用いて計算された値も可能である。そして、再開IDは、eNBにシグナリングされるとともに、無線インターフェース上でのUEへの割り当て(シグナリング)およびページング、コンテキスト再開での使用が可能である。
あるいは、eNBは、データベースエンティティに問い合わせて、異なるUEへの割り当てに使用することも可能な1つまたは複数の再開IDを要求するようにしてもよい。要求された再開IDが使用されると、eNBは、別の再開IDを要求することも可能である。
上記のいずれの場合も、データベースエンティティは、UEが新たなノードで再開となる場合にUEコンテキストの位置特定を補助できるように、再開IDを格納するノードを追跡するようにしてもよい。
特定の実施形態において、UEは、(たとえば、別のeNBがサーブする)新たなノードで再開を実行する場合、割り当て済みの再開IDを使用するようにしてもよい。新たなノードは、同じデータベースエンティティに問い合わせて、再開IDと関連付けられたローカルIDを取得することにより、UEコンテキストを格納するノード(たとえば、コンテキストを格納するeNBのアドレス)を把握するようにしてもよい。いくつかの実施形態において、UEにサーブするネットワークノード(たとえば、eNB/gNB)は、X2またはXnインターフェースを介して互いに接続可能であるが、UEに割り当てている再開ID(または、再開IDの範囲)に関する情報を交換するようにしてもよい。このように、XnまたはX2を介して接続されたノードの場合は、ルックアップが不要となり得る。また、いくつかの実施形態においては、UEから再開IDを受信するもののソースネットワークノードは把握していないネットワークノードがリクエストをコアネットワークに転送するとともに、たとえばUEコンテキストを格納するソースeNBのアドレスを受信することによって、ソースネットワークノードのアドレスをコアネットワークから受信するようにしてもよい。また、サポートされる再開IDは、CNノードがコンテキストを位置特定できるように、無線アクセスネットワーク(RAN)ノードとCNノードとの間で交換可能である。
特定の実施形態において、UEは、中断された同じノード(たとえば、ソースgNB)への接続を再開するようにしてもよい。ノードは、UEコンテキストを格納するため、再開IDを直接認識可能であるとともに、UEコンテキストがローカルに利用可能であることを把握可能であり、また、データベースエンティティに問い合わせてUEコンテキストを探索する必要がない。
具体的な一例として、UEおよびネットワーク要素は、図3に示すように、以下のような通信を行うようにしてもよい。
0.UEは最初、RRC_INACTIVE(または、何らかの中断状態)である。
1.ソースgNBは、(たとえば、S−GWからのDLデータに応答して)RANエリアにおいてUEをRANページングすべきと決定する。RANエリアは、gNB1(ソースgNB)、gNB2、およびgNB3がサーブするセルを含んでいてもよい。ソースgNBは、UEの接続と関連付けられた再開IDとともにRanPagingRequestを関連するgNBに送信する。
2.関連するgNBはそれぞれ、各セルにおいて、再開IDによりUEをページングする。この具体例においては、UEがgNB3セルのうちの1つであることから、gNB3のみが成功となる。
3.UEは、gNB3へのランダムアクセスプリアンブルによって、gNB3からのページに応答する。
4.gNB3は、ランダムアクセス応答により応答する。
5.UEは、再開IDと関連付けられている第2の識別子を含むRRCConnectionResumeRequestをgNB3に送信する。この具体例において、UEは、応答により再開IDを送信する。UEコンテキストIDが再開IDに含まれないことから、利用可能な機密情報が無認可捕捉を受けることはない。
6.たとえば、gNB3は、UEにサーブする過去のノードでもなければ、ソースgNBからのUEの再開IDを共有しているわけでもないため、再開IDを認識しないことから、再開IDとともにリクエストをDNSサーバ(または、その他何らかのデータベースノードもしくはサーバ)に送信することにより、UE ASコンテキストIDを格納するgNBを決定する。
7.DNSは、再開IDを使用して、UE ASコンテキストIDを取得する。このUE ASコンテキストIDは、gNB3に送られる。たとえば、UE ASコンテキストIDがDNSに格納されていてもよいし、DNSが別のネットワークシステムからUE ASコンテキストIDを読み出すようにしてもよい。
a.特定の実施形態においては、所定のスクランブル化または暗号化機能を用いてUE ASコンテキストIDをスクランブル化することにより、第1の識別子(たとえば、再開ID)が生成される。また、DNSは、受信した再開IDを用いてUE ASコンテキストIDを計算できるように、逆関数を計算可能であってもよい。このように、DNSは、UE ASコンテキストIDを取得可能である。
b.特定の実施形態において、DNSは、提供されたUE ASコンテキストIDの再開IDとのリストマッピングを格納する。これらの再開IDは、UE ASコンテキストIDに作用するスクランブル化機能により導出されてもよいし、UE ASコンテキストIDとは独立に(たとえば、ランダムに)導出することも可能であり、DNSのマッピングのみが2つの間の関係を提供する。
8.gNB3は、UE ASコンテキストIDを使用して、UE ASコンテキストを格納するgNB(この場合は、ソースgNB(gNB1))を位置特定するとともに、UE ASコンテキストIDを含むUEコンテキスト読み出しリクエストをソースgNBに送信する。
a.UE ASコンテキストIDは、UEを識別するUE ID部および接続用のソースノードを識別するネットワークノードIDの両者を含んでいてもよい。特定の実施形態において、gNB3は、UE ASコンテキストIDのUE ID部のみをソースgNBに送信する。このように、UE ASコンテキストIDの必要な部分のみがソースgNBに送信されてもよい。
9.ソースgNB(gNB1)は、UE ASコンテキストを含むUEコンテキスト読み出しリクエストに応答する。
10.gNB3は、MMEに経路切り替えを要求する。
11.MMEは、ベアラを更新する。
12.MMEは、経路切り替え要求確認でgNB3に応答する。
13.gNB3は、RRCConnectionResumeをUEに送信する。
14.UEは、RRCConnectionResumeCompleteでgNBに応答する。
15.UEは、RRC_CONNECTEDになる。
16.gNB3は、gNB1に問い合わせて、古いUEコンテキストの解放を要求する。
a.特定の実施形態において、gNB3は代替として、gNB1における古いUEコンテキストの除去を補助するようにMMEに要求可能である。
17.特定の実施形態において、UEは、しばらくの間、非アクティブになり得る。これに応答して、ネットワークは、UEがRRC_INACTIVEとなるように中断することを決定可能である。本例において、gNB3は、UEが非アクティブになったものと判定するようにしてもよい。UEがRRC_CONNECTEDにおいて別のgNBへのハンドオーバを実行した場合、UEにサーブする新たなgNBは、UEがRRC_INACTIVEとなるように中断すべきかを決定するようにしてもよい。
a.特定の実施形態において、UEは、RRC_INACTIVEに移行して、バッテリの節約あるいはネットワークまたは処理リソースの保護を行う旨を要求することができる。
b.特定の実施形態において、ネットワークは、(UE能力および/またはUE挙動に基づく)統計値を用いて、UE挙動を予測するとともに、非アクティブに移行する旨を決定可能である。
18.gNB3は、UE ASコンテキストに関連付けられた新たなUE ASコンテキストIDを割り当てる。いくつかの実施形態において、UE ASコンテキストIDは、UEに直接送られなくてもよい。gNB3は、スクランブル化リクエストをDNS(または、他のデータベースノードもしくはサーバ)に送信するようにしてもよい。
19.DNSは、UE ASコンテキストIDに関連付けられた再開IDを取得する。
a.特定の実施形態において、DNSは、UE ASコンテキストIDとともに可逆的なスクランブル化関数を入力として、再開IDを出力として使用する。たとえば、UE ASコンテキストIDは、再開IDに対して逆スクランブル化関数を用いることにより取得可能である。
b.特定の実施形態において、DNSは、UE ASコンテキストIDとともに一方向スクランブル化関数(不可逆)を入力として、再開IDを出力として使用する。スクランブル化関数が一方向であるため、DNSは、UE ASコンテキストIDおよび再開IDの両者をルックアップテーブルに格納するようにしてもよい。
c.特定の実施形態において、DNSは、UE ASコンテキストIDとは無関係に(たとえば、ランダムプロセスによって)新たな再開IDを割り当てるとともに、再開IDとUE ASコンテキストIDとの間のマッピングを保存する。
20.DNSサーバは、新たな再開IDでgNB3に応答する。
21.gNB3は、新たな再開IDを含むRRCConnectionSuspendでUEを中断する。UEは、再開IDとUE ASコンテキストIDとの間の関係を認識していなくてもよい。
22.UEは、RRC_INACTIVEになる。
特定の実施形態において、第1の識別子および第2の識別子はいずれも、プレーンテキスト形態でロケーションインジケータを提供しない。たとえば、無線デバイスのページングのためにネットワークノードが送信する第1の識別子は、UE ASコンテキストIDも、無線デバイスコンテキスト情報のロケーションのその他如何なる識別も含んでいなくてもよい。同様に、いくつかの実施形態において、無線デバイスは、プレーンテキスト形態ではロケーションインジケータを含まない可能性がある第1の識別子と同一の第2の識別子で応答するようにしてもよい。いくつかの実施形態において、無線デバイスは、第1の識別子と異なる第2の識別子で応答するようにしてもよいが、依然として、プレーンテキスト形態ではロケーションインジケータを提供しない。たとえば、第2の識別子は、ロケーションインジケータまたはロケーションインジケータの決定に十分な情報を含むスクランブル化または暗号化識別子であってもよい。
図4は、第3の組の実施形態に関するシグナリング図を示している。図4は、(たとえば、ページングにおいて)UEに送信された再開IDのスクランブル化(または、再開IDの置換の実行)およびUE主導シグナリングのための再開IDのスクランブル解除に基づいて接続を再開する例示的な一実施形態を示している。再開IDのUEへのシグナリングの前に、eNB/gNBは、(たとえば、対応する逆関数がF^−1である関数Fを用いて)可逆的に再開IDのスクランブル化(または、再開IDの置換の実行)をするようにしてもよい。いくつかの実施形態においては、ローカルエリアのすべてのeNB/gNBが同じ関数Fおよび同じ再開ID範囲を使用する。これらのeNB/gNBは、厳密に同じ方法で再開IDをスクランブル化するようにしてもよく、たとえばUEが1つまたは複数のセルにおいてスクランブル化再開IDによりページングされる場合、UEは、RRCConnectionResumeRequest中のスクランブル化再開IDで応答する。そして、これらのノードは、逆関数F^−1を用いて再開IDをスクランブル解除することにより、再開IDをUEに割り当てたeNB IDを把握するようにしてもよい。これらの実施形態においては、異なるエリアで異なる関数Fを使用するとともに、この代替または追加として、関数Fを時折変更することにより、関数が攻撃者に知られるのを防止するのが望ましいと考えられる。いくつかの実施形態においては、UEに送られた再開IDのビットの一部を使用して、再開IDが割り当てられた「関数エリア」または使用された関数Fのバージョンを示すのが有益と考えられる。このように、隣接エリアのネットワークノードは依然として、使用された関数Fを把握している場合に、再開IDをスクランブル解除することができる。
特定の実施形態において、ページングノードは、ターゲットノードにプレーンテキストIDを提供するが、IDのスクランブル化方法に関する情報も提供する。ターゲットノードは、同じようにIDをスクランブル化するようにしてもよい。このように、ターゲットノードは、UEからの応答を適合可能である。
特定の実施形態において、各ノードは、それ自身のスクランブル化関数Fおよびスクランブル解除関数F^−1を使用する。UEには、スクランブル化関数Fに関する情報が提供されてもよい(たとえば、個別シグナリングを用いた送信またはブロードキャストが行われるようになっていてもよい)。スクランブル解除関数は、UEに提供されず、ノードにおいてのみ保持されてもよい。たとえば、ネットワークノードは、「スクランブル化」関数FおよびF^−1に対して、公開鍵暗号を使用するようにしてもよい。本例においては、UEに公開鍵が提供され、ネットワークノードが秘密鍵を保持するようにしてもよい。いくつかの実施形態において、スクランブル化またはスクランブル解除の作用は、セル固有のパラメータ(たとえば、セルにおいてブロードキャストされるパラメータ)に基づくことも可能である。これらの実施形態において、UEには、結果的にF(再開ID)となるスクランブル化関数Fを用いたセル中のすべてのページングおよび再開シグナリングに対する暗号化メッセージングによって、再開IDが割り当てられていてもよい。そして、UEは、F(再開ID)を計算し、ページングに用いられるF(再開ID)と比較して、UEがページングされているかを判定するようにしてもよい。また、ネットワークは、対応する逆関数を用いることにより、再開シグナリングに対してUEにより送られたF(再開ID)から、再開IDを計算することができる。このように、ノードまたはセルごとにローカル関数Fが用いられるようになっていてもよい。これを他のノードまたはセルと調整する必要がないのは、スクランブル化が無線インターフェース上でしか行われないためである。ノード間のシグナリングには、プレーンテキスト再開IDを使用可能である。
特定の実施形態において、UEは、中断された同じノード(eNB/gNB)における接続を再開する。この場合、UEには、古いセルでのみ使用されるスクランブル化された不完全な再開IDのほか、他のセルで使用される完全な再開IDが提供されてもよい。不完全な再開IDは、再開IDのUE ID部のみを含み、完全な再開IDと同じスクランブル化関数を使用する。UEがスクランブル化された不完全な再開IDで再開される場合、ノード(たとえば、eNB/gNB)は、そのUEをすでに把握している可能性がある。コンテキストが同じノードに格納されていることを把握しているためである。
具体的な一例として、UEおよびネットワーク要素は、図4に示すように、以下のような通信を行うようにしてもよい。
0.UEは最初、RRC_INACTIVEである。
1.ソースgNBは、(たとえば、DLデータがS−GWから到着した)RANエリアにおいてUEをRANページングすべきと決定する。RANエリアは、gNB1(ソースgNB)、gNB2、およびgNB3を含む。ソースgNBは、UE ASコンテキストIDとともにRanPagingRequestを関連するgNBに送信する。
2.関連するgNBは、予め設定されたスクランブル化関数に基づいて、UE ASコンテキストIDから再開IDを導出する。
a.特定の実施形態において、ネットワークノードが使用するスクランブル化関数は、所定の関数である。いくつかの実施形態において、スクランブル化関数は、規格中の基準に基づく。
b.特定の実施形態において、スクランブル化関数は、公有地モバイルネットワーク(PLMN)ごとに設定されている。
3.関連するgNBは、各セルにおいて、再開IDによりUEをページングする。この図においては、UEがgNB3セルのうちの1つであることから、gNB3のみが成功となる。
4.UEは、gNB3へのランダムアクセスプリアンブルによって、gNB3からのページに応答する。
5.gNB3は、ランダムアクセス応答により応答する。
6.UEは、再開IDを含むRRCConnectionResumeRequestをgNB3に送信する。
7.gNB3は、再開IDを使用して、UE ASコンテキストIDを決定し、次にUE ASコンテキストIDを使用して、UE ASコンテキストを格納するgNB(gNB1)を位置特定する。そして、gNB3は、UE ASコンテキストIDとともにUEコンテキスト読み出しリクエストをソースgNB(gNB1)に送信するようにしてもよい。いくつかの実施形態において、gNB3は、UEが提供する再開IDをスクランブル解除するようにしてもよい。
a.特定の実施形態において、gNB3は、UE ASコンテキストIDのUE ID部のみをソースgNBに送信する。このように、gNB3は、UE ASコンテキストIDのgNB ID部を送信しなくてもよい。この部分は、コンテキストを格納するgNBの識別のみに使用されるためである。
8.ソースgNB(gNB1)は、UE ASコンテキストを含むUEコンテキスト読み出しリクエストに応答する。
9.gNB3は、MMEに経路切り替えを要求する。
10.MMEは、ベアラを更新する。
11.MMEは、経路切り替え要求確認でgNB3に応答する。
12.gNB3は、RRCConnectionResumeをUEに送信する。
13.UEは、RRCConnectionResumeCompleteでgNBに応答する。
14.UEは、RRC_CONNECTEDになる。
15.gNB3は、gNB1に問い合わせて、古いUEコンテキストの解放を要求する。
a.特定の実施形態において、gNB3は代替として、gNB1における古いUEコンテキストの除去を補助するようにMMEに要求可能である。
16.たとえばUEがしばらくの間、非アクティブである場合、ネットワークは、UEがRRC_INACTIVEとなるように中断することを決定可能である。UEがRRC_CONNECTEDにおいて別のgNBへのハンドオーバを実行した場合、新たなgNBは、UEがRRC_INACTIVEとなるように中断すべきかを決定するようにしてもよい。
a.特定の実施形態において、UEは、RRC_INACTIVEに移行して、バッテリの節約あるいはネットワークまたは処理リソースの保護を行う旨を要求することができる。
b.特定の実施形態において、ネットワークは、(UE能力および/またはUE挙動に基づく)統計値を用いて、UE挙動を予測するとともに、非アクティブに移行する旨を決定可能である。
17.gNB3は、UE ASコンテキストに関連付けられた新たなUE ASコンテキストIDを割り当て、以前と同じスクランブル化関数を使用することにより、再開IDを導出する。
18.gNB3は、新たな再開IDを含むRRCConnectionSuspendでUEを中断する。UEは、再開IDとUE ASコンテキストIDとの間の関係を認識しないことになる。
19.UEは、RRC_INACTIVEになる。
図5は、第3の組の実施形態に関するシグナリング図を示している。図5は、UE ASコンテキストIDおよびページングID等の2つの別個の識別子を使用し、UEにIDが1つだけ提供される例示的な一実施形態を示している。特定の実施形態において、RANは、UEがRRC_INACTIVEとなるように中断すべき場合、2つの別個の識別子(たとえば、再開IDおよびUE ASコンテキストID)をUEに割り当てる(これらの識別子は、事前割り当てまたはRRC_INACTIVEへの遷移中の割り当てが可能である)。ただし、再開IDのみがUEに対してシグナリングされ、(疑似)ランダムとすることも可能であるし、UE ASコンテキストIDから計算することも可能である。一方、UE ASコンテキストIDは、読み出されるコンテキストのロケーション(たとえば、gNB ID)およびUE(たとえば、UE ID)を一意に識別するようにしてもよい。
UEがページングされる場合、ソースgNBは、再開IDおよびUE ASコンテキストIDの両者を含むRANページングリクエストをRANエリアのその他のノードに送信するようにしてもよい。そして、ノードは、UEをページングする場合、再開IDのみを用いてページングするようにしてもよく、UEは、再開IDで応答するようにしてもよい。ページングノードは、再開IDおよびUE ASコンテキストIDの両者を受信しているため、UEコンテキストを読み出すべき場合に、その格納場所を位置特定することができる。いくつかの実施形態において、ページングノードは、RANページングリクエストの起点を追跡し、そのマッピングを使用してUEコンテキストの格納場所を位置特定する。
UE主導の再開手順が(疑似)ランダム再開IDと協働するように、ターゲットノード(たとえば、eNB/gNB)は、再開IDとUE ASコンテキストIDとの間のマッピング(すなわち、コンテキストのロケーション)を認識していてもよい。これは、RANエリアの内側のすべてのノードと、場合によりUEにサーブし得るRANエリアの外側のノードとにUEコンテキストを自動入力することによっても可能である。あるいは、再開IDとUE ASコンテキストIDとの間のマッピングは、たとえば図3を参照して上述したのと同様に、ノードに配分可能である。
特定の実施形態において、ターゲットノードは、認識していない再開IDを受信した場合、その隣接ノードに問い合わせるようにしてもよい。ターゲットノードは、単一のステップ(たとえば、すべての隣接ノードに同時に尋ねること)または複数のステップ(たとえば、最も可能性の高い隣接ノードに最初に尋ねた後、2番目に可能性の高いノードに尋ね、以下同様に尋ねること)で隣接ノードに問い合わせるようにしてもよい。ノード(たとえば、eNB/gNB)は、問い合わせた隣接ノードのいずれからも肯定応答を得られていない場合、コンテキストの読み出しの失敗を宣言するようにしてもよい。
具体的な一例として、UEおよびネットワーク要素は、図5に示すように、以下のような通信を行うようにしてもよい。
0.UEは最初、RRC_INACTIVEである。
1.ソースgNBは、(たとえば、DLデータがS−GWから到着した場合)RANエリアにおいてUEをRANページングすべきと決定する。RANエリアは、gNB1(ソースgNB)、gNB2、およびgNB3を含んでいてもよい。ソースgNBは、UE ASコンテキストIDおよび再開IDとともにRanPagingRequestをRANエリアの関連するgNBに送信する。
2.関連するgNBは、各セルにおいて、再開IDによりUEをページングする。この図においては、UEがgNB3セルのうちの1つであることから、gNB3のみが成功となる。
3.UEは、gNB3へのランダムアクセスプリアンブルによって、gNB3からのページに応答する。
4.gNB3は、ランダムアクセス応答により応答する。
5.UEは、再開IDを含むRRCConnectionResumeRequestをgNB3に送信する。
6.gNB3は、再開IDおよびUE ASコンテキストIDをすでに有することから、再開IDを受信する場合にUEコンテキストを含むノードを識別する。そして、gNB3は、UE ASコンテキストIDを含むUEコンテキスト読み出しリクエストを送信する。
a.特定の実施形態において、gNB3は、UE ASコンテキストIDのUE ID部のみをソースgNBに送信する。
7.ソースgNB(gNB1)は、UE ASコンテキストを含むUEコンテキスト読み出しリクエストに応答する。
8.gNB3は、MMEに経路切り替えを要求する。
9.MMEは、ベアラを更新する。
10.MMEは、経路切り替え要求確認でgNB3に応答する。
11.gNB3は、RRCConnectionResumeをUEに送信する。
12.UEは、RRCConnectionResumeCompleteでgNBに応答する。
13.UEは、RRC_CONNECTEDになる。
14.gNB3は、gNB1に問い合わせて、古いUEコンテキストの解放を要求する。
a.特定の実施形態において、gNB3は、gNB1における古いUEコンテキストの除去を補助するようにMMEに要求可能である。
15.UEがしばらくの間、非アクティブである場合、ネットワークは、UEがRRC_INACTIVEとなるように中断することを決定可能である。いくつかの実施形態において、UEは、RRC_INACTIVEへの移行を要求するようにしてもよい。いくつかの実施形態において、ネットワークは、(UE能力および/またはUE挙動に基づく)統計値を用いて、UE挙動を予測するとともに、非アクティブに移行する旨を決定可能である。
16.gNB3は、新たな再開ID(および場合により、新たなUE ASコンテキストID)を割り当てる。
17.gNB3は、新たな再開IDを含むRRCConnectionSuspendでUEを中断する。UEは、再開IDとUE ASコンテキストIDとの間の関係を認識していなくてもよい。
18.UEは、RRC_INACTIVEになる。
図6は、第4の組の実施形態に関するシグナリング図を示している。図6は、(疑似)ランダム再開IDおよびUEコンテキストのロケーションを識別するUE ASコンテキストIDという2つの別個の識別子を使用する例示的な一実施形態を示している。これらの実施形態において、UEがRRC_INACTIVEとなるように中断している場合、両識別子がUEに提供されてもよい。
特定の実施形態においては、暗号化中断メッセージ(たとえば、RRCConnectionSuspend)においてUE ASコンテキストIDがUEに提供されるが、UEは、不可逆的スクランブル化関数Fを用いて、再開IDを計算する。このように、UEは、UEで応答して、接続の再開を確認するようにしてもよい。
特定の実施形態において、UEがページングされる場合、ソースノード(たとえば、eNB/gNB)は、再開IDおよびUE ASコンテキストIDの両者を含むRANページングリクエストをRANエリア中のその他のノードに送信するようにしてもよい。いくつかの実施形態においては、RANページングリクエストが再開IDのみを含み、隣接ノードが再開IDをX2/Xnインターフェースと関連付けることによって、UEコンテキストを格納するノードを位置特定する。いくつかの実施形態においては、RANページングリクエストがUE ASコンテキストIDのみを含み、ターゲットノードが不可逆的スクランブル化関数Fを用いて、再開IDを計算する。
特定の実施形態においては、ノードが(疑似)ランダム再開IDでUEをページングするようにしてもよく、UEは、RRCConnectionResumeRequest中のUE ASコンテキストIDで応答する。そして、ターゲットノードがUE ASコンテキストIDを使用することにより、UEコンテキストを位置特定するようにしてもよい。いくつかの実施形態においては、UEが(疑似)ランダム再開IDで応答し、ターゲットノードが再開IDとUE ASコンテキストIDとの間のマッピング(または、再開IDとソースノードへのX2/Xnインターフェースとの間のマッピング)を使用して、UEコンテキストを位置特定する。
特定の実施形態において、UEは、接続再開を開始するようにしてもよい。このような場合、ネットワークがUEをページングしていない場合(たとえば、UE主導のデータ移行/音声通話またはロケーションエリア更新(RANエリア更新/CNトラッキングエリア更新)の場合)は、UEがRRCConnectionResumeRequest中のUE ASコンテキストIDを使用するようにしてもよく、ターゲットノードがそのIDを使用して、UEコンテキストを位置特定する。
具体的な一例として、UEおよびネットワーク要素は、図6に示すように、以下のような通信を行うようにしてもよい。
0.UEは最初、RRC_INACTIVEである。
1.ソースgNBは、(たとえば、DLデータがS−GWから到着した場合)RANエリアにおいてUEをRANページングすべきと決定する。RANエリアは、gNB1(ソースgNB)、gNB2、およびgNB3を含んでいてもよい。ソースgNBは、UE ASコンテキストIDおよび再開IDとともにRanPagingRequestを関連するgNBに送信するようにしてもよい。
2.関連するgNBは、各セルにおいて、再開IDによりUEをページングする。この図においては、UEがgNB3セルのうちの1つであることから、gNB3のみが成功となる。
3.UEは、gNB3へのランダムアクセスプリアンブルによって、gNB3からのページに応答する。
4.gNB3は、ランダムアクセス応答により応答する。
5.UEは、UE ASコンテキストIDを含むRRCConnectionResumeRequestをgNB3に送信する。本例において、UEは、ページングgNBから送られた第1の識別子と異なる第2の識別子を送信する。
6.gNB3は、再開IDおよびUE ASコンテキストIDをすでに有することから、UE ASコンテキストIDを受信する場合にUEコンテキストを含むノードを識別する。そして、gNB3は、UE ASコンテキストIDを含むUEコンテキスト読み出しリクエストをソースgNB(gNB1)に送信する。
a.特定の実施形態において、gNB3は、UE ASコンテキストIDのUE ID部のみをソースgNBに送信する。
7.gNB1は、UE ASコンテキストを含むUEコンテキスト読み出しリクエストに応答する。
8.gNB3は、MMEに経路切り替えを要求する。
9.MMEは、ベアラを更新する。
10.MMEは、経路切り替え要求確認でgNB3に応答する。
11.gNB3は、RRCConnectionResumeをUEに送信する。
12.UEは、RRCConnectionResumeCompleteでgNBに応答する。
13.UEは、RRC_CONNECTEDになる。
14.gNB3は、gNB1に問い合わせて、古いUEコンテキストの解放を要求する。
a.いくつかの実施形態において、gNB3は、gNB1における古いUEコンテキストの除去を補助するようにMMEに要求可能である。
15.たとえばUEがしばらくの間、非アクティブである場合、ネットワークは、UEがRRC_INACTIVEとなるように中断することを決定可能である。いくつかの実施形態において、UEは、RRC_INACTIVEへの移行を要求するようにしてもよい。いくつかの実施形態において、ネットワークは、(UE能力および/またはUE挙動に基づく)統計値を用いて、UE挙動を予測するとともに、非アクティブに移行する旨を決定可能である。
16.gNB3は、新たな再開ID(および場合により、新たなUE ASコンテキストID)を割り当てる。
17.gNB3は、新たな再開IDおよび最新のUE ASコンテキストIDを含むRRCConnectionSuspendでUEを中断する。この場合、UEは、再開IDとUE ASコンテキストIDとの間の関係を認識することになる。ただし、少なくともUEからページングIDへの応答が同じ識別子(たとえば、UE ASコンテキストIDに対する再開ID)であることから、機密情報も個人情報も伝達されない。
18.UEは、RRC_INACTIVEになる。
上述の解決手段は、任意好適な構成要素を使用する任意適当な種類のシステムにおいて実装され得るが、上述の解決手段の特定の実施形態は、図7に示す例示的な無線通信ネットワーク等の無線ネットワークにおいて実装され得る。図7の例示的な実施形態において、無線通信ネットワークは、通信および他の種類のサービスを1つまたは複数の無線デバイスに与える。図示の実施形態において、無線通信ネットワークは、無線通信ネットワークによって与えられるサービスへの無線デバイスのアクセスおよび/またはそれらサービスの使用を容易にするネットワークノードの1つまたは複数のインスタンスを含む。無線通信ネットワークは、無線デバイス間の通信または無線デバイスと固定電話等の別の通信デバイスとの間の通信をサポートするのに好適な任意の追加要素をさらに含み得る。
ネットワーク220は、1つまたは複数のIPネットワーク、公衆交換電話網(PSTN)、パケットデータネットワーク、光ネットワーク、ワイドエリアネットワーク(WAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)、有線ネットワーク、無線ネットワーク、メトロポリタンエリアネットワーク、およびデバイス間の通信を可能にする他のネットワークを備え得る。
無線通信ネットワークは、任意の種類の通信、電気通信、データ、セルラー、ならびに/または無線ネットワークもしくは他の種類のシステムを表し得る。特定の実施形態において、無線通信ネットワークは、特定の規格または他の種類の所定ルールもしくは手順に従って動作するように設定され得る。したがって、無線通信ネットワークの特定の実施形態は、モバイル通信用グローバルシステム(GSM)、Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)、Long Term Evolution(LTE)、ならびに/または他の好適な2G、3G、4G、もしくは5G規格等の通信規格、IEEE802.11規格等の無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)規格、ならびに/またはWorldwide Interoperability for Microwave Access(WiMax)、Bluetooth、および/もしくはZigBee規格等、その他任意の適当な無線通信規格を実装し得る。
図7は、特定の一実施形態に係る、ネットワークノード200および無線デバイス(WD)210をより詳細に表した無線ネットワークを示す。簡単化のため、図7は、ネットワーク220、ネットワークノード200および200a、ならびにWD210のみを示す。ネットワークノード200は、プロセッサ202、ストレージ203、インターフェース201、およびアンテナ201aを備える。同様に、WD210は、プロセッサ212、ストレージ213、インターフェース211、およびアンテナ211aを備える。これらの構成要素は、無線ネットワークにおける無線接続の提供等、ネットワークノードおよび/または無線デバイスの機能を与えるために協働し得る。異なる実施形態において、無線ネットワークは、任意の数の有線もしくは無線ネットワーク、ネットワークノード、基地局、コントローラ、無線デバイス、中継局、ならびに/または有線もしくは無線接続のいずれかにかかわらず、データおよび/もしくは信号の通信を容易にするかまたはその通信に参加し得る他の任意の構成要素を備え得る。
本明細書において使用する「ネットワークノード」は、無線デバイスならびに/または無線デバイスへの無線アクセスを有効化および/もしくは提供する無線通信ネットワーク中の他の機器との直接的または間接的な通信の可能化、設定、構成、ならびに/または動作可能化のための機器を表す。ネットワークノードの例としては、アクセスポイント(AP)、特に無線アクセスポイントが挙げられるが、これらに限定されない。ネットワークノードは、無線基地局等の基地局(BS)を表し得る。無線基地局の特定例としては、ノードBおよびエボルブドノードB(eNB)が挙げられる。基地局は、基地局が与えるカバレッジの量(または、基地局の送信電力レベル)に基づいて分類可能であり、その場合は、フェムト基地局、ピコ基地局、マイクロ基地局、またはマクロ基地局とも称し得る。「ネットワークノード」には、場合によりリモート無線ヘッド(RRH)と称する集中型デジタルユニットおよび/またはリモートラジオユニット(RRU)等の分散型無線基地局の1つまたは複数(またはすべて)の部分も含む。このようなリモートラジオユニットは、アンテナ統合無線機としてアンテナと統合されていてもよいし、統合されていなくてもよい。分散型無線基地局の部分は、分散型アンテナシステム(DAS)において、ノードと称する場合もある。
特定の非限定的な一例として、基地局は、中継を制御する中継ノードまたは中継ドナーノードであってもよい。
ネットワークノードのさらに別の例としては、マルチ規格無線(MSR)BS等のMSR無線機器、無線ネットワークコントローラ(RNC)もしくは基地局コントローラ(BSC)等のネットワークコントローラ、基地トランシーバ局(BTS)、送信ポイント、送信ノード、マルチセル/マルチキャスト協調エンティティ(MCE)、コアネットワークノード(たとえば、MSC、MME)、O&Mノード、OSSノード、SONノード、測位ノード(たとえば、E−SMLC)、ならびに/またはMDTが挙げられる。ただし、より一般には、無線デバイスに対する無線通信ネットワークへのアクセスの有効化および/もしくは提供または無線通信ネットワークにアクセスした無線デバイスへのサービスの提供の可能化、設定、構成、ならびに/または動作可能化のための任意好適なデバイス(または、デバイス群)をネットワークノードが表し得る。
本明細書において使用する用語「無線ノード」は一般に、それぞれが上述の通り、無線デバイスおよびネットワークノードの両者を表すのに用いられる。
図7において、ネットワークノード200は、プロセッサ202、ストレージ203、インターフェース201、およびアンテナ201aを備える。これらの構成要素は、単一のより大きなボックス内に位置付けられた単一のボックスとして示される。ただし、実際には、単一の図示の構成要素を構成する複数の異なる物理的構成要素をネットワークノードが備え得る(たとえば、インターフェース201は、有線接続のワイヤを結合する端子および無線接続の無線トランシーバを備え得る)。別の例として、ネットワークノード200は、複数の異なる物理的に別個の構成要素が相互作用によってネットワークノード200の機能を与える仮想ネットワークノードであってもよい(たとえば、プロセッサ202は、3つの別個の筐体中に位置付けられた3つの別個のプロセッサを備えていてもよく、各プロセッサは、ネットワークノード200の特定のインスタンスの異なる機能を担当する)。同様に、ネットワークノード200は、複数の物理的に別個の構成要素(たとえば、ノードB構成要素およびRNC構成要素、BTS構成要素およびBSC構成要素等)で構成されていてもよく、それぞれが、それら自体のプロセッサ、ストレージ、およびインターフェース構成要素を有し得る。ネットワークノード200が複数の別個の構成要素(たとえば、BTS構成要素およびBSC構成要素)を備えるいくつかのシナリオでは、別個の構成要素のうちの1つまたは複数がいくつかのネットワークノード間で共有され得る。たとえば、単一のRNCが複数のノードBを制御し得る。このようなシナリオでは、各一意のノードBおよびBSC対が別個のネットワークノードであってもよい。いくつかの実施形態において、ネットワークノード200は、複数の無線アクセス技術(RAT)をサポートするように設定され得る。このような実施形態においては、いくつかの構成要素が(たとえば、異なるRATに対して別個のストレージ203が)複製され、いくつかの構成要素が再利用され得る(たとえば、同じアンテナ201aがRATによって共有され得る)。
プロセッサ202は、単独またはストレージ203等の他のネットワークノード200構成要素との協働でネットワークノード200の機能を与えるように動作可能なマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理ユニット、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、あるいはその他任意の好適なコンピューティングデバイス、リソース、またはハードウェア、ソフトウェア、および/もしくは符号化ロジックの組合せのうちの1つまたは複数の組合せであってもよい。たとえば、プロセッサ202は、ストレージ203に格納された命令を実行し得る。このような機能は、本明細書に開示の機能または利益のうちのいずれかを含めて、本明細書に記載のさまざまな無線機能をWD210等の無線デバイスに提供することを含み得る。
ストレージ203は、永続ストレージ、固体メモリ、リモートでマウントされたメモリ、磁気媒体、光媒体、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、リムーバブル媒体、またはその他任意の好適なローカルもしくはリモートメモリコンポーネント等、任意の形態の揮発性または不揮発性コンピュータ可読メモリを備え得るが、これらに限定されない。ストレージ203は、ネットワークノード200が利用するソフトウェアおよび符号化ロジック等、任意の好適な命令、データ、または情報を格納し得る。ストレージ203は、プロセッサ202により行われる任意の計算および/またはインターフェース201を介して受信される任意のデータを格納するのに使用され得る。
また、ネットワークノード200は、ネットワークノード200、ネットワーク220、および/またはWD210間のシグナリングおよび/またはデータの有線または無線通信において使用され得るインターフェース201を備える。たとえば、インターフェース201は、ネットワークノード200が有線接続を介してネットワーク220からデータを送受信可能となるのに必要となり得る任意のフォーマット、コード化、または変換を実行し得る。また、インターフェース201は、アンテナ201aへの結合またはアンテナ201aの一部化が可能な無線送信機および/または受信機を含み得る。無線機は、無線接続を介して他のネットワークノードまたはWDに送出されるデジタルデータを受信し得る。無線機は、適当なチャネルおよび帯域幅パラメータを有する無線信号へとデジタルデータを変換し得る。そして、無線信号は、アンテナ201aを介して適当な受信側(たとえば、WD210)に送信され得る。
アンテナ201aは、データおよび/または信号を無線で送信および受信し得る任意の種類のアンテナであってもよい。いくつかの実施形態において、アンテナ201aは、たとえば2GHzと66GHzとの間の無線信号を送信/受信するように動作可能な1つまたは複数の無指向性セクタまたはパネルアンテナを備え得る。無指向性アンテナは、任意の方向に無線信号を送信/受信するのに使用され得る。セクタアンテナは、特定のエリア内のデバイスから無線信号を送信/受信するのに使用され得る。パネルアンテナは、比較的直線状に無線信号を送信/受信するのに使用される見通し線アンテナであってもよい。
本明細書おいて使用する「無線デバイス」(WD)は、ネットワークノードおよび/または別の無線デバイスとの無線通信の可能化、設定、構成、ならびに/または動作可能化のためのデバイスを表す。無線で通信することには、空中で情報を伝達するのに好適な電磁信号、電波、赤外線信号、および/または他の種類の信号を使用して無線信号を送信および/または受信することを伴い得る。特定の実施形態において、無線デバイスは、直接的な人間の相互作用なく、情報を送信および/または受信するように設定され得る。たとえば、無線デバイスは、内部もしくは外部イベントによるトリガーまたはネットワークからの要求を受けた場合に、所定のスケジュールでネットワークに情報を送信するように設計され得る。一般に、無線デバイスは、無線通信の可能化、設定、構成、および/または動作可能化のための任意のデバイス(たとえば、無線通信デバイス)を表し得る。無線デバイスの例としては、スマートフォン等のユーザ機器(UE)が挙げられるが、これに限定されない。別の例としては、無線カメラ、無線対応タブレットコンピュータ、ラップトップ埋込み機器(LEE)、ラップトップ搭載機器(LME)、USBドングル、および/または無線顧客構内機器(CPE)が挙げられる。
1つの特定例として、無線デバイスは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)のGSM、UMTS、LTE、および/または5G規格等、3GPPにより公表された1つまたは複数の通信規格による通信用に設定されたUEを表し得る。本明細書において使用する「ユーザ機器」または「UE」は、関連するデバイスを所有および/または作動する人間のユーザという意味での「ユーザ」を有するとは限らない。代わりに、UEは、人間のユーザへの販売または人間のユーザによる作動を意図されるが、特定の人間のユーザと最初には関連付けられない可能性があるデバイスを表し得る。
無線デバイスは、たとえばサイドリンク通信のための3GPP規格を実装することによって、デバイス間(D2D)通信をサポート可能であり、この場合はD2D通信デバイスと称し得る。
さらに別の特定例として、インターネット・オブ・シングス(IoT)のシナリオでは、無線デバイスが監視および/または測定を実施し、そのような監視および/または測定の結果を別の無線デバイスおよび/またはネットワークノードに送信するマシンまたは他のデバイスを表し得る。この場合、無線デバイスは、マシン間(M2M)デバイスであってもよく、3GPPの背景においてマシンタイプ通信(MTC)デバイスと称し得る。1つの特定例として、無線デバイスは、3GPP狭帯域インターネット・オブ・シングス(NB−IoT)規格を実装したUEであってもよい。このようなマシンまたはデバイスの特定例は、センサ、電力計等の計量デバイス、産業用機械類、または家庭用または個人用電気器具(たとえば、冷蔵庫、テレビ、時計等の個人用ウェアラブル)である。他のシナリオでは、動作ステータスまたは動作と関連付けられた他の機能を監視および/または報告し得る車両等の機器を無線デバイスが表し得る。
上述の無線デバイスは、無線接続のエンドポイントを表していてもよく、この場合は無線端末と称し得る。さらに、上述の無線デバイスはモバイルであってもよく、この場合はモバイルデバイスまたはモバイル端末とも称し得る。
図7に示すように、WD210は、如何なる種類の無線エンドポイント、移動局、モバイルフォン、無線ローカルループフォン、スマートフォン、ユーザ機器、デスクトップコンピュータ、PDA、携帯電話、タブレット、ラップトップ、VoIPフォン、またはハンドセットであってもよく、ネットワークノード200および/または他のWD等のネットワークノードとの間でデータおよび/または信号を無線で送受信することができる。WD210は、プロセッサ212、ストレージ213、インターフェース211、およびアンテナ211aを備える。ネットワークノード200と同様に、WD210の構成要素は、単一のより大きなボックス内に位置付けられた単一のボックスとして示される。ただし、実際には、単一の図示の構成要素を構成する複数の異なる物理的構成要素を無線デバイスが備え得る(たとえば、ストレージ213は、複数の個別マイクロチップを備えていてもよく、各マイクロチップが総記憶容量の一部分を表す)。
プロセッサ212は、単独またはストレージ213等の他のWD210構成要素との組合せでWD210の機能を与えるように動作可能なマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理ユニット、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、あるいはその他任意の好適なコンピューティングデバイス、リソース、またはハードウェア、ソフトウェア、および/もしくは符号化ロジックの組合せのうちの1つまたは複数の組合せであってもよい。このような機能は、本明細書に開示の機能または利益のうちのいずれかを含めて、本明細書に記載のさまざまな無線機能を提供することを含み得る。
ストレージ213は、永続ストレージ、固体メモリ、リモートでマウントされたメモリ、磁気媒体、光媒体、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、リムーバブル媒体、またはその他任意の好適なローカルもしくはリモートメモリコンポーネント等、任意の形態の揮発性または不揮発性メモリであってもよいが、これらに限定されない。ストレージ213は、WD210が利用するソフトウェアおよび符号化ロジック等、任意の好適なデータ、命令、または情報を格納し得る。ストレージ213は、プロセッサ212により行われる任意の計算および/またはインターフェース211を介して受信される任意のデータを格納するのに使用され得る。
インターフェース211は、WD210とネットワークノード200との間のシグナリングおよび/またはデータの無線通信において使用され得る。たとえば、インターフェース211は、WD210が有線接続を介してネットワークノード200からデータを送受信可能となるのに必要となり得る任意のフォーマット、コード化、または変換を実行し得る。また、インターフェース211は、アンテナ211aへの結合またはアンテナ201aの一部化が可能な無線送信機および/または受信機を含み得る。無線機は、無線接続を介してネットワークノード201に送出されるデジタルデータを受信し得る。無線機は、適当なチャネルおよび帯域幅パラメータを有する無線信号へとデジタルデータを変換し得る。そして、無線信号は、アンテナ211aを介してネットワークノード200に送信され得る。
アンテナ211aは、データおよび/または信号を無線で送信および受信し得る任意の種類のアンテナであってもよい。いくつかの実施形態において、アンテナ211aは、2GHzと66GHzとの間の無線信号を送信/受信するように動作可能な1つまたは複数の無指向性セクタまたはパネルアンテナを備え得る。簡単化のため、アンテナ211aは、無線信号が使用されている限り、インターフェース211の一部と見なされ得る。
図8は、例示的な無線デバイスであるユーザ機器(UE)300を示す。UE300は、アンテナ305、無線フロントエンド回路310、処理回路315、およびコンピュータ可読記憶媒体330を含む。アンテナ305は、1つまたは複数のアンテナまたはアンテナアレイを含んでいてもよく、無線信号を送信および/または受信するように構成され、無線フロントエンド回路310に接続される。特定の代替実施形態において、無線デバイス300はアンテナ305を含んでいなくてもよく、代わりに、アンテナ305が無線デバイス300から分離され、インターフェースまたはポートを通じて無線デバイス300に接続可能であり得る。
無線フロントエンド回路310は、さまざまなフィルタおよび増幅器を備えていてもよく、アンテナ305および処理回路315に接続され、アンテナ305と処理回路315との間で伝達される信号を調節するように設定される。特定の代替実施形態においては、無線デバイス300が無線フロントエンド回路310を含んでいなくてもよく、代わりに、無線フロントエンド回路310なしで処理回路315がアンテナ305に接続され得る。
処理回路315は、無線周波数(RF)トランシーバ回路、ベースバンド処理回路、およびアプリケーション処理回路のうちの1つまたは複数を含み得る。いくつかの実施形態において、RFトランシーバ回路、ベースバンド処理回路、およびアプリケーション処理回路は、別個のチップセット上に存在していてもよい。代替実施形態においては、ベースバンド処理回路およびアプリケーション処理回路の一部または全部が1つのチップセットとして組み合わされていてもよく、RFトランシーバ回路が別個のチップセット上に存在していてもよい。別の代替実施形態においては、RFトランシーバ回路およびベースバンド処理回路の一部または全部が同じチップセット上に存在していてもよく、アプリケーション処理回路が別個のチップセット上に存在していてもよい。さらに他の代替実施形態においては、RFトランシーバ回路、ベースバンド処理回路、およびアプリケーション処理回路の一部または全部が同じチップセットにおいて組み合わされていてもよい。処理回路315は、たとえば1つまたは複数の中央処理ユニット(CPU)、1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、1つもしくは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)、ならびに/または1つもしくは複数のフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)を含み得る。
特定の実施形態においては、コンピュータ可読記憶媒体330に格納された命令を実行する処理回路315により、無線デバイスが与えるものとして本明細書に記載の機能の一部または全部が提供され得る。代替実施形態においては、コンピュータ可読媒体に格納された命令を配線接続された様態等で実行することなく、上記機能の一部または全部が処理回路315により提供され得る。これら特定の実施形態のいずれにおいても、コンピュータ可読記憶媒体に格納された命令を実行するか否かにかかわらず、処理回路は、上記機能を実行するように設定されていると言える。このような機能によりもたらされる利益は、処理回路315単独またはUE300の他の構成要素に限定されず、全体としての無線デバイスならびに/または一般としてのエンドユーザおよび無線ネットワークにより享受される。
アンテナ305、無線フロントエンド回路310、および/または処理回路315は、無線デバイスが実行するものとして本明細書に記載の任意の受信動作を実行するように設定され得る。任意の情報、データ、および/または信号がネットワークノードおよび/または別の無線デバイスから受信され得る。
処理回路315は、無線デバイスが実行するものとして本明細書に記載の任意の判定動作を実行するように設定され得る。処理回路315が実行する判定には、たとえば処理回路315が取得した情報の他の情報への変換、無線デバイスに格納された情報に対する取得情報もしくは変換情報の比較、ならびに/または取得情報もしくは変換情報に基づく1つもしくは複数の動作の実行によって情報を処理することと、前記処理の結果として判定を下すこととを含み得る。
アンテナ305、無線フロントエンド回路310、および/または処理回路315は、無線デバイスが実行するものとして本明細書に記載の任意の送信動作を実行するように設定され得る。任意の情報、データ、および/または信号がネットワークノードおよび/または別の無線デバイスから送信され得る。
コンピュータ可読記憶媒体330は一般に、コンピュータプログラム、ソフトウェア、ロジック、ルール、コード、テーブル等のうちの1つまたは複数を含むアプリケーション、および/またはプロセッサにより実行可能な他の命令等、命令を記憶するように動作可能である。コンピュータ可読記憶媒体330の例としては、コンピュータメモリ(たとえば、ランダムアクセスメモリ(RAM)もしくはリードオンリーメモリ(ROM))、大容量記憶媒体(たとえば、ハードディスク)、リムーバブル記憶媒体(たとえば、コンパクトディスク(CD)もしくはデジタルビデオディスク(DVD))、ならびに/または処理回路315により使用可能な情報、データ、および/もしくは命令を格納するその他任意の揮発性もしくは不揮発性の非一時的コンピュータ可読および/もしくはコンピュータ実行可能メモリデバイスが挙げられる。いくつかの実施形態においては、処理回路315およびコンピュータ可読記憶媒体330が統合されると見なされ得る。
UE300の代替実施形態には、本明細書に記載の機能および/または上述の解決手段をサポートするのに必要な任意の機能のいずれかを含めて、UEの機能の特定の態様の提供を担い得る図8に示す構成要素以外の付加的な構成要素を含み得る。ほんの一例として、UE300は、入力インターフェース、デバイスおよび回路、ならびに出力インターフェース、デバイスおよび回路を含み得る。入力インターフェース、デバイス、および回路は、UE300への情報の入力を可能にするように設定され、処理回路315が入力情報を処理できるように処理回路315に接続される。たとえば、入力インターフェース、デバイス、および回路には、マイク、近接センサ等のセンサ、キー/ボタン、タッチディスプレイ、1つもしくは複数のカメラ、USBポート、または他の入力要素を含み得る。出力インターフェース、デバイス、および回路は、UE300からの情報の出力を可能にするように設定され、処理回路315がUE300からの出力情報を処理できるように処理回路315に接続される。たとえば、出力インターフェース、デバイス、または回路には、スピーカ、ディスプレイ、振動回路、USBポート、ヘッドフォンインターフェース、または他の出力要素を含み得る。1つまたは複数の入力および出力インターフェース、デバイス、および回路を使用することにより、UE300は、エンドユーザおよび/または無線ネットワークと通信して、エンドユーザおよび/または無線ネットワークが本明細書に記載の機能から利益を得られるようにし得る。
別の例として、UE300は、電力源335を含み得る。電力源335は、電力管理回路を備え得る。電力源335は電源から電力を受電し得るが、この電源は、電力源335に備えられていてもよいし、電力源335の外部であってもよい。たとえば、UE300は、電力源335に接続または統合されたバッテリまたはバッテリパックの形態の電源を備え得る。光起電力デバイス等の他の種類の電力源も使用可能である。別の例として、UE300は、電気ケーブル等の入力回路またはインターフェースを介して(電気コンセント等の)外部電源に接続可能であってもよく、これにより、外部電源は電力源335に電力を供給する。電力源335は、無線フロントエンド回路310、処理回路315、および/またはコンピュータ可読記憶媒体330に接続され、本明細書に記載の機能を実行するための電力をUE300(処理回路315を含む)に供給するように設定され得る。
また、UE300は、たとえばGSM、WCDMA、LTE、NR、Wi−Fi、またはBluetooth無線技術等、無線デバイス300に組み込まれた異なる無線技術のための複数組の処理回路315、コンピュータ可読記憶媒体330、無線回路310、および/またはアンテナ305を含み得る。これらの無線技術は、無線デバイス300内の同一または異なるチップセットおよび他の構成要素に組み込まれ得る。
図9は、本開示の特定の実施形態に係る、ユーザ機器120との接続を再開するためのネットワークノード110における例示的な方法900を示したフローチャート図である。方法900は、ステップ910において開始となり得る。ステップ910において、ネットワークノード110のうちの1つ等のネットワークノードは、第1の識別子を取得するようにしてもよい。第1の識別子は、ユーザ機器とネットワークとの間の非アクティブな接続の再開と関連付けられていてもよい。たとえば、ネットワークノードは、別のネットワークノードから第1の識別子を受信して、UE ASコンテキストIDと関連付けられた再開IDでユーザ機器をページングする。ユーザ機器(UE)は、ネットワークノードのページングエリア内に存在する場合、ページに応答可能である。別の例として、ネットワークノードは、無線デバイスが接続を再開したい旨の判定(たとえば、無線デバイスからの再接続リクエスト)に応答して、別のネットワークノードから第1の識別子を取得するようにしてもよい。
ステップ920において、ネットワークノードは、無線デバイスから第2の識別子を受信するようにしてもよい。第2の識別子は、第1の識別子と同じであってもよいし、第1の識別子と関連付けられていてもよい。たとえば、ネットワークノードが再開IDでページングを行う場合、UEは、再開IDで応答するようにしてもよいし、あるいは、UE ASコンテキストIDまたはネットワークノードがUE ASコンテキストIDを決定し得る別の識別子等、別の識別子で応答するようにしてもよい。別の例として、ネットワークノードは、無線デバイスからの未承認再接続リクエストにおいて、第2の識別子を受信するようにしてもよい。
ステップ930において、ネットワークノードは、第2の識別子に基づいてロケーションインジケータを決定するようにしてもよい。ロケーション識別子は、接続と関連付けられた情報をそこから取得するネットワーク内のロケーションを示していてもよい。たとえば、ネットワークノードは、UE ASコンテキストIDまたはUEとの接続を中断したソースネットワークノードのロケーションを識別するその他何らかの識別情報を決定するようにしてもよい。ソースノードは、ネットワークノードによる接続の再開を可能にする中断接続に関する情報を含んでいてもよい。
ステップ940において、ネットワークノードは、ロケーションインジケータにより示されるロケーションから、接続と関連付けられた情報を取得するようにしてもよい。たとえば、ネットワークノードは、UE ASコンテキストIDから、UEコンテキスト情報のロケーションを決定した後、ロケーションにUEコンテキスト情報を要求するようにしてもよい。特に、ネットワークノードは、UEとの接続を中断したソースネットワークノードであって、UEコンテキスト情報を読み出すように問い合わせ可能なソースネットワークノードを位置特定するようにしてもよい。ステップ950において、ネットワークノードは、接続と関連付けられた情報を用いて、ユーザ機器とネットワークとの間の接続の再開を容易にするようにしてもよい。たとえば、ネットワークノードは、モビリティ管理エンティティに経路切り替えを要求し、読み出した接続情報を用いて、RRCConnectionResume信号をUEに送信するようにしてもよい。このように、ネットワークノードは、ネットワークまたはユーザ機器に関する機密情報も個人情報も無認可者に曝すことなく、UEとの接続を再開することができる。
図10は、本開示の特定の実施形態に係る、ユーザ機器120との接続を再開および中断するためのネットワークノード110における例示的な方法1000を示したフローチャート図である。方法1000は、上述のステップ910、920、930、940、および950に対応するステップ1010、1020、1030、1040、および1050で開始となり得る。ステップ1050の後、ユーザ機器は、アクティブ接続状態となり得る。ステップ1060において、ネットワークノードは、ユーザ機器における非アクティブ化を検出するようにしてもよい。いくつかの実施形態において、ネットワークノードは、非アクティブ(たとえば、RRC_INACTIVE)に移行するUEからのリクエストに基づいて、非アクティブ化を検出するようにしてもよい。いくつかの実施形態において、ネットワークは、(UE能力および/またはUE挙動に基づく)統計値を用いて、UE挙動を予測するとともに、非アクティブに移行する旨を決定可能である。
ユーザ機器における非アクティブ化を検出した後、方法1000は、ステップ1070に移り、接続を中断する旨のリクエストをネットワークノードがユーザ機器に送信する。たとえば、ネットワークノードは、再開IDおよび/またはUE ASコンテキストIDを含むRRCConnectionSuspend信号をUEに送信するようにしてもよい。このように、ユーザ機器は、本明細書に記載の種々実施形態に従って、所要情報による非アクティブ状態への設定により、接続を再開するようにしてもよい。特定の実施形態において、ステップ1070における接続を中断する旨のリクエストには、第3の識別子を含む。第3の識別子は、接続と関連付けられた情報をそこから取得するネットワーク内の第2のロケーションと関連付けられている。たとえば、接続を中断するネットワークノードは、新たな再開ID等の第3の識別子を生成するようにしてもよいし、生成済みであってもよい。第3の識別子は、最初の場所で無線デバイスの接続を中断したのと異なるネットワークノード上で接続が再開された場合に、新たなサービングネットワークノードを含めて、中断される接続の更新接続情報を反映させることになる。たとえば、接続と関連付けられた情報を取得する第2のロケーションは、現時点で接続の中断を要求しているネットワークノードであってもよい。別の例として、第2のロケーションは、新たなネットワークノードに対して通信可能に結合された別のネットワークエンティティ(たとえば、図3に記載のDNS等のデータベースエンティティ)であってもよい。いくつかの実施形態において、接続を中断する旨の無線デバイスへのリクエストは、中断された接続と関連付けられた情報をそこから取得するネットワーク内の第2のロケーションを示す第2のロケーションインジケータをさらに含む。このように、無線デバイスのコンテキスト情報を保護する識別子によって、接続がさらに再開される場合も、無線デバイスとの接続の効率的な再開が依然として可能である。接続のさらなる再開は、本明細書に記載の実施形態のいずれかにより実行されてもよい。
特定の実施形態においては、方法900および/もしくは1000が付加的なステップを含むことならびに/または1つもしくは複数のステップが1つもしくは複数のサブステップもしくは任意選択的なステップを含むことが考えられる。たとえば、特定の実施形態において、ネットワークノードは、無線デバイスの接続の再開の容易化において、第2のネットワークノードと通信するようにしてもよい。第2のネットワークノードは、過去に接続が非アクティブとなる前に接続をハンドリングした基地局等の基地局(たとえば、eNB/gNB)であってもよい。いくつかの実施形態において、無線デバイスおよび中断接続に関するコンテキスト情報は、過去に接続をハンドリングした基地局に格納されてもよいし、そのような基地局から読み出し可能であってもよい。以上から、いくつかの実施形態において、ネットワークノードは、過去に接続をハンドリングした基地局と通信することにより、中断接続のコンテキスト情報または接続の再開に要する情報の取り出しを容易にする情報を読み出すようにしてもよい。別の例として、第2のネットワークノードとしては、たとえばルックアップテーブル等のマッピングに基づいて、第2の識別子およびロケーションインジケータを関連付けるデータベースも可能である。いくつかの実施形態において、ネットワークノードは、第2のネットワークノードにロケーションインジケータを要求して、中断接続と関連付けられた情報を読み出すネットワーク上のロケーションを決定するようにしてもよい。いくつかの実施形態において、ネットワークノードは、ドメインネームサービスデータベースと通信して、ロケーション情報を読み出すようにしてもよい。
特定の実施形態において、ステップ940および/またはステップ1040においてロケーションインジケータを決定することは、第2の識別子(すなわち、第1のネットワークノードがページに応答して無線デバイスから受信した識別子)を含むリクエストを第2のネットワークノードに送信することを含んでいてもよい。第2のネットワークノードは、第2の識別子を含むリクエスト中の情報に基づいて、ロケーションインジケータの読み出しおよび/または生成を行うように構成されていてもよい。第2のネットワークノードは、ロケーションインジケータ(たとえば、UE ASコンテキストID)を要求するネットワークノードに伝達することにより、リクエストに応答するようにしてもよい。ステップ940および/またはステップ1040においてロケーションインジケータを決定することは、第2のネットワークノードからの応答においてロケーションインジケータを受信することをさらに含んでいてもよい。このように、ネットワークノードは、いくつかの実施形態ではネットワークまたはその一部にわたってアクセス可能と考えられる別のネットワークノードから、ロケーションインジケータを決定するようにしてもよい。
特定の実施形態において、方法900および/または方法1000は、無線デバイスからの第2の識別子の受信に先立って第1の識別子を生成するステップをさらに含む。第1の識別子は、ロケーションインジケータに基づいて生成される。たとえば、ネットワークノードは、スクランブル化および/もしくは暗号化関数またはロケーションインジケータを用いて第1の識別子を生成するランダム(または、疑似ランダム)プロセスにより、再開IDを第1の識別子として生成するようにしてもよい。そして、ネットワークノードは、無線デバイスに対して第1の識別子をページングするようにしてもよい。いくつかの実施形態において、第1の識別子を生成することは、ロケーションインジケータを暗号化することを含む。たとえば、ネットワークノードは、公開および秘密鍵暗号化を用いてロケーションインジケータを暗号化するとともに、暗号化したロケーションインジケータを第1の識別子またはその一部として使用するようにしてもよい。いくつかの実施形態において、第1の識別子を生成することは、ロケーションインジケータと第1の識別子との間のマッピングを含むルックアップテーブルを用いることを含む。
特定の実施形態において、方法900および/または方法1000は、無線デバイスからの第2の識別子の受信に先立って、第2のネットワークノードから少なくとも第1の識別子を受信するステップをさらに含む。一例として、第2のネットワークノードは、ネットワークノードが第1の識別子を受信するデータベースを含んでいてもよい。別の例として、第2のネットワークノードは、接続が中断されるまで無線デバイスにサーブしていた基地局(たとえば、eNB/gNB)であってもよい。別の例として、第2のネットワークノードは、無線デバイスまたは無線デバイスにサーブするネットワークノードの接続または接続情報を管理する別のネットワークエンティティであってもよい。第2のネットワークノードは、接続に関する情報(たとえば、コンテキスト情報および/またはコンテキスト情報を格納するロケーションのロケーションインジケータ)を格納済みであってもよい。ネットワークが無線デバイスとの接続の再開を開始する場合、第2のネットワークノードは、その無線デバイスのRANページングエリア内で少なくとも第1の識別子をネットワークノードに伝達するようにしてもよい。あるいは、無線デバイスが接続の再開を開始する場合、ネットワークノードは、他のネットワークノードと通信して、その無線デバイスの第1の識別子を要求するようにしてもよい。たとえば、ネットワークノードは、RANページングエリアを共有するネットワークノードにリクエストを送信するようにしてもよいし、ネットワークデータベース等の別のネットワークエンティティを通じて第1の識別子を要求するようにしてもよい。これに応答して、第2のネットワークノードは、その中断接続の第1の識別子を提供するようにしてもよい。いくつかの実施形態において、ネットワークノードは、第1の識別子に加えて、ロケーションインジケータを第2のネットワークノードから受信するようにしてもよい。
図11は、本開示の特定の実施形態に係る、ネットワーク100上で接続を再開するためのユーザ機器120で用いられる例示的な方法1100を示したフローチャート図である。ステップ1100において、ユーザ機器120は、第1の識別子を受信するようにしてもよい。第1の識別子は、非アクティブな接続の再開と関連付けられている。接続は、無線デバイスとネットワークとの間である。いくつかの実施形態において、方法1100は、ユーザ機器120が非アクティブ状態の場合に開始となり得る。たとえば、ユーザ機器120は、ネットワーク100中のネットワークノード110のうちの1つから、第1の識別子を含むページを受信するようにしてもよい。特定の一例として、ページは、非アクティブ接続の再開IDを含んでいてもよい。いくつかの実施形態において、ユーザ機器は、アクティブ状態で方法1100を開始する。別の例として、ユーザ機器120は、ネットワークノードからの中断リクエストにおいて第1の識別子を取得した後、中断または非アクティブ状態に移行するようになっていてもよい。
ステップ1120において、ユーザ機器120は、第1の識別子と同じであるか、または、第1の識別子と関連付けられている第2の識別子をネットワークノードに送信するようにしてもよい。たとえば、ユーザ機器120は、同じ再開IDでページに応答するようにしてもよいし、UE ASコンテキストIDまたはこれら識別子のいずれかをスクランブル化したもの等、異なる識別子で応答するようにしてもよい。別の例として、ユーザ機器は、リクエストにおいて第2の識別子を送信することにより、ネットワークにおけるページングなく中断接続を再開するようにしてもよい。第2の識別子は、接続と関連付けられた情報をそこから取得するネットワーク内のロケーションを示すロケーションインジケータと関連付けられている。たとえば、第2の識別子は、ネットワーク100においてユーザ機器120が一部を担った接続の接続情報を取得するのに用いられるようになっていてもよい。特に、第2の識別子は、UEコンテキスト情報が位置付けられた場所を決定するとともに、その情報を読み出してユーザ機器120との接続を再開する際に、ネットワークノードの役に立つ可能性がある。
ステップ1130において、ユーザ機器120は、ロケーションインジケータにより示されるロケーションからネットワークノードが取得する接続と関連付けられた情報を用いて、ネットワークと100の接続を再開する。たとえば、本明細書に開示の種々実施形態に記載の通り、ネットワークノードは、第2の識別子を用いて、UEコンテキスト情報を読み出すようにしてもよい。そのUEコンテキスト情報を用いることにより、ネットワークノードは、接続の再開をユーザ機器にシグナリングするようにしてもよい。このように、ユーザ機器120は、ネットワーク100上で接続を確実に再開可能である。
方法1100は、付加的なステップおよび/またはサブステップを含んでいてもよい。特定の実施形態において、方法1100は、無線デバイスの非アクティブ化に応答して、接続を中断する旨のリクエストをネットワークノードから受信することをさらに含む。たとえば、無線デバイスに現在サーブするネットワークノードは、無線デバイスがすでに非アクティブとなっているものと判定するようにしてもよいし、無線デバイスは、目下のところネットワークリソースを必要としない旨をネットワークに伝達するようにしてもよい。これに応答して、ネットワークは、応答を無線デバイスに伝達して、接続を中断するようにしてもよい。たとえば、サービングネットワークノードは、無線デバイスとの接続を中断する旨のリクエストを送信するようにしてもよい。この任意選択的なステップは、ステップ1110の前および/またはステップ1130の後に行われるようになっていてもよい。いくつかの実施形態において、接続を中断するネットワークノードからのリクエストは、接続と関連付けられた情報をそこから取得するネットワーク内の第2のロケーションと関連付けられた第3の識別子を含む。たとえば、ステップ1130の後、無線デバイスは、異なるネットワークノードとの接続を再開済みであってもよい。この新たなネットワークノードは、無線デバイスが非アクティブであるものと後で判定して、その接続の中断を要求するようにしてもよい。このリクエストには、接続に関する更新情報と関連付けられた第3の識別子(新たな再開ID等)を含んでいてもよい。たとえば、第3の識別子は、新たな無線デバイスコンテキスト情報を格納し得る新たなロケーションおよび/またはロケーションのロケーションインジケータと関連付けられていてもよい。いくつかの実施形態において、接続を中断する旨のリクエストは、第2のロケーションインジケータをさらに含む。
特定の実施形態において、方法1110は、公開/秘密鍵暗号化の使用を含む。たとえば、方法1110は、ネットワークノードと関連付けられた公開暗号鍵を無線デバイスが受信するステップをさらに含んでいてもよい。公開暗号鍵は、ロケーションインジケータおよび/または中断接続の接続情報の決定に使用可能なネットワークエンティティと関連付けられた秘密暗号鍵に対応していてもよい。いくつかの実施形態において、ステップ1120の応答をネットワークノードに送信することは、ネットワークノードと関連付けられた公開暗号鍵によって、第2の識別子の少なくとも一部を暗号化することを含む。このように、ユーザ機器は、ネットワーク上で送信される情報を保護して、接続を再開することができる。
本明細書に記載の如何なるステップまたは機能も、特定の実施形態の例示に過ぎない。すべての実施形態が開示のすべてのステップまたは機能を組み込む必要もなければ、本明細書に図示または記載の厳密な順序でステップを実行する必要もない。さらに、いくつかの実施形態には、本明細書に開示のステップのうちの1つまたは複数に固有のステップを含めて、本明細書に例示も記載もされないステップまたは機能を含み得る。
たとえば上記図面のうちの1つまたは複数に例示の構成要素および機器により実行可能なコンピュータプログラム製品を通じて、任意の適当なステップ、方法、または機能が実行され得る。たとえば、ストレージ203は、コンピュータプログラムを格納可能なコンピュータ可読手段を備え得る。コンピュータプログラムには、本明細書に記載の実施形態に係る方法をプロセッサ202(ならびに、インターフェース201およびストレージ203等の動作可能に結合されたエンティティおよびデバイス)に実行させる命令を含み得る。このように、コンピュータプログラムおよび/またはコンピュータプログラム製品は、本明細書に開示の任意のステップを実行する手段を提供し得る。
任意の適当なステップ、方法、または機能が1つまたは複数の機能的モジュールを通じて実行され得る。各機能的モジュールは、ソフトウェア、コンピュータプログラム、サブルーチン、ライブラリ、ソースコード、またはプロセッサ等が実行するその他任意の形態の実行可能命令を備え得る。いくつかの実施形態において、各機能的モジュールは、ハードウェアおよび/またはソフトウェアにて実装され得る。たとえば、場合によりストレージ213および/または203と協働して、1つもしく複数またはすべての機能的モジュールがプロセッサ212および/または202により実装され得る。このように、プロセッサ212および/もしくは202ならびにストレージ213および/もしくは203は、プロセッサ212および/または202がストレージ213および/または203から命令をフェッチして、フェッチした命令を実行することにより、各機能的モジュールが本明細書に開示の任意のステップまたは機能を実行できるように構成され得る。
以上、いくつかの実施形態を参照して、本発明に係る概念の特定の態様を主に説明した。ただし、当業者にはごく当然のことながら、上記開示の実施形態以外の実施形態が等しく可能であり、本発明に係る概念の範囲内にある。同様に、多くの異なる組合せについて論じたものの、すべての考え得る組合せを開示したわけではない。当業者には当然のことながら、他の組合せが存在して、本発明に係る概念の範囲内にある。さらに、当業者が理解する通り、本明細書に開示の実施形態は、そのようなものとして他の規格および通信システムにも適用可能であり、他の機能との関連で開示した特定の図による任意の機能は、その他任意の図面への適用および/または異なる機能との組合せが可能である。
本開示の範囲から逸脱することなく、本明細書に記載のシステムおよび装置に対する改良、追加、または省略が可能である。システムおよび装置の構成要素は、統合されてもよいし、分離されてもよい。さらに、システムおよび装置の動作は、より多数、より少数、または他の構成要素によって実施され得る。さらに、システムおよび装置の動作は、ソフトウェア、ハードウェア、および/または他のロジックを含む任意の好適なロジックを使用して実行され得る。本明細書において使用する「それぞれ」は、集合の各部材または集合の部分集合の各部材を表す。
本開示の範囲から逸脱することなく、本明細書に記載の方法に対する改良、追加、または省略が可能である。これらの方法は、より多数、より少数、または他のステップを含み得る。さらに、ステップは、任意の好適な順序で実行され得る。
本開示を特定の実施形態に関して説明したが、当業者には、これら実施形態の変更および置換が明らかであろう。したがって、これら実施形態の上記説明が本開示を制限することはない。以下の特許請求の範囲によって規定される本開示の主旨および範囲から逸脱することなく、他の変更、置換、および代替が可能である。

Claims (68)

  1. ネットワークノードにおける方法(900)であって、
    無線デバイスとネットワークとの間の非アクティブ接続の再開と関連付けられた第1の識別子を取得すること(910)と、
    前記無線デバイスから第2の識別子を受信すること(920)であり、前記第2の識別子が、前記第1の識別子と同じであるか、または、前記第1の識別子と関連付けられている、第2の識別子を受信すること(920)と、
    前記第2の識別子に基づいてロケーションインジケータを決定すること(930)であり、前記ロケーションインジケータが、前記接続と関連付けられた情報をそこから取得する前記ネットワーク内のロケーションを示す、ロケーションインジケータを決定すること(930)と、
    前記ロケーションインジケータにより示される前記ロケーションから、前記接続と関連付けられた前記情報を取得すること(940)と、
    前記接続と関連付けられた前記情報を用いて、前記無線デバイスと前記ネットワークとの間の前記接続の再開を容易にすること(950)と、
    を含む、方法。
  2. 前記第1の識別子を含むページを前記無線デバイスに送信することをさらに含み、
    前記第2の識別子が前記ページに応答して受信される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ロケーションインジケータを決定することが、
    前記第2の識別子を含むリクエストを第2のネットワークノードに送信することと、
    前記第2の識別子を含む前記リクエストの送信に応答して、前記ロケーションインジケータを前記第2のネットワークノードから受信することと、
    を含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記ロケーションインジケータが、前記第2の識別子と前記ロケーションインジケータとの間のマッピングを含むルックアップテーブルを用いて決定される、請求項1または2に記載の方法。
  5. 前記ロケーションインジケータが、前記第2の識別子を復号することより決定される、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記無線デバイスからの前記第2の識別子の受信に先立って、前記ロケーションインジケータに基づいて生成される前記第1の識別子を生成することをさらに含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記第1の識別子を生成することが、前記ロケーションインジケータを暗号化することを含む、請求項6に記載の方法。
  8. 前記第1の識別子を生成することが、前記ロケーションインジケータと前記第1の識別子との間のマッピングを含むルックアップテーブルを用いることを含む、請求項6に記載の方法。
  9. 前記第1の識別子が、前記ロケーションインジケータに基づいてランダムまたは疑似ランダムに生成される、請求項6に記載の方法。
  10. 少なくとも前記第1の識別子を第2のネットワークノードから受信することをさらに含み、前記第2のネットワークノードが、前記無線デバイスとの前記接続を中断した、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記第1の識別子および前記ロケーションインジケータを第2のネットワークノードから受信することをさらに含み、前記第2のネットワークノードが、前記無線デバイスとの前記接続を中断した、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記無線デバイスにおける非アクティブ化を検出すること(1060)と、
    前記接続を中断する旨のリクエストを前記無線デバイスに送信すること(1070)と
    をさらに含む、請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記接続を中断する旨の前記無線デバイスへの前記リクエストが、前記接続と関連付けられた情報をそこから取得する前記ネットワーク内の第2のロケーションと関連付けられた第3の識別子を含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記接続を中断する旨の前記無線デバイスへの前記リクエストが、前記中断された接続と関連付けられた情報をそこから取得する前記ネットワーク内の前記第2のロケーションを示す第2のロケーションインジケータをさらに含む、請求項13に記載の方法。
  15. 前記無線デバイスにおける非アクティブ化の検出に応答して、前記第2のロケーションインジケータを第2のネットワークノードに送信することと、
    前記第2のネットワークノードから、前記第2のロケーションインジケータと関連付けられた前記第3の識別子を取得することと、
    をさらに含み、
    前記接続を中断する旨の前記無線デバイスへの前記リクエストが、前記第3の識別子を含む、請求項12に記載の方法。
  16. 前記無線デバイスと関連付けられた第3の識別子を割り当てることをさらに含み、前記接続を中断する旨の前記無線デバイスへの前記リクエストが、前記第3の識別子を含む、請求項12に記載の方法。
  17. 前記第2の識別子に基づいて、前記無線デバイスと関連付けられた第3の識別子を生成することをさらに含み、前記接続を中断する旨の前記無線デバイスへの前記リクエストが、前記第3の識別子を含む、請求項12に記載の方法。
  18. 前記ロケーションインジケータが、ユーザ機器ASコンテキストIDを含む、請求項1から17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 前記第1の識別子および前記第2の識別子のいずれも、プレーンテキスト形態で前記ロケーションインジケータを提供しない、請求項1から18のいずれか一項に記載の方法。
  20. 前記ネットワークノードと関連付けられた公開暗号鍵を前記無線デバイスに送信することをさらに含み、
    前記受信された第2の識別子の少なくとも一部が、前記ネットワークノードと関連付けられた前記公開暗号鍵により暗号化される、請求項1から19のいずれか一項に記載の方法。
  21. 1つまたは複数のインターフェース(201)と、
    メモリ(203)と、
    前記メモリに格納された命令を実行するように構成された処理回路(202)と、
    を備えた、ネットワークノード(110、200)であって、
    前記1つまたは複数のインターフェースを介して、無線デバイス(120、210、300)とネットワーク(100)との間の非アクティブ接続の再開と関連付けられた第1の識別子を取得することと、
    前記1つまたは複数のインターフェースを介して、第2の識別子を前記無線デバイスから受信することであり、前記第2の識別子が、前記第1の識別子と同じであるか、または、前記第1の識別子と関連付けられている、第2の識別子を受信することと、
    前記第2の識別子に基づいてロケーションインジケータを決定することであり、前記ロケーションインジケータが、前記接続と関連付けられた情報をそこから取得する前記ネットワーク内のロケーションを示す、ロケーションインジケータを決定することと、
    前記ロケーションインジケータにより示される前記ロケーションから、前記接続と関連付けられた前記情報を取得することと、
    前記接続と関連付けられた前記情報を用いて、前記無線デバイスと前記ネットワークとの間の前記接続の再開を容易にすることと、
    を行うように構成された、ネットワークノード。
  22. 前記1つまたは複数のインターフェースを介して、前記第1の識別子を含むページを前記無線デバイスに送信することを行うようにさらに構成され、
    前記第2の識別子が、前記ページに応答して受信される、請求項21に記載のネットワークノード。
  23. 前記第2の識別子を含むリクエストを第2のネットワークノード(110、200)に送信することと、
    前記第2の識別子を含む前記リクエストの送信に応答して、前記ロケーションインジケータを前記第2のネットワークノードから受信することと、
    行うようにさらに構成された、請求項21または22に記載のネットワークノード。
  24. 前記ロケーションインジケータが、前記第2の識別子と前記ロケーションインジケータとの間のマッピングを含むルックアップテーブルを用いて決定される、請求項21または22に記載のネットワークノード。
  25. 前記ロケーションインジケータが、前記第2の識別子を復号することより決定される、請求項21から24のいずれか一項に記載のネットワークノード。
  26. 前記無線デバイスからの前記第2の識別子の受信に先立って、前記ロケーションインジケータに基づいて生成される前記第1の識別子を生成することを行うようにさらに構成された、請求項21から25のいずれか一項に記載のネットワークノード。
  27. 前記ロケーションインジケータを暗号化することを行うようにさらに構成された、請求項26に記載のネットワークノード。
  28. 前記ロケーションインジケータと前記第1の識別子との間のマッピングを含むルックアップテーブルを用いることを行うようにさらに構成された、請求項26に記載のネットワークノード。
  29. 前記第1の識別子が、前記ロケーションインジケータに基づいてランダムまたは疑似ランダムに生成される、請求項26に記載のネットワークノード。
  30. 少なくとも前記第1の識別子を第2のネットワークノードから受信することを行うようにさらに構成され、前記第2のネットワークノードが、前記無線デバイスとの前記接続を中断した、請求項21から29のいずれか一項に記載のネットワークノード。
  31. 前記第1の識別子および前記ロケーションインジケータを第2のネットワークノードから受信することを行うようにさらに構成され、前記第2のネットワークノードが、前記無線デバイスとの前記接続を中断した、請求項21から29のいずれか一項に記載のネットワークノード。
  32. 前記無線デバイスにおける非アクティブ化を検出することと、
    前記接続を中断する旨のリクエストを前記無線デバイスに送信することと、
    を行うようにさらに構成された、請求項21から31のいずれか一項に記載のネットワークノード。
  33. 前記接続を中断する旨の前記無線デバイスへの前記リクエストが、前記接続と関連付けられた情報をそこから取得する前記ネットワーク内の第2のロケーションと関連付けられた第3の識別子を含む、請求項32に記載のネットワークノード。
  34. 前記接続を中断する旨の前記無線デバイスへの前記リクエストが、前記中断された接続と関連付けられた情報をそこから取得する前記ネットワーク内の前記第2のロケーションを示す第2のロケーションインジケータをさらに含む、請求項33に記載のネットワークノード。
  35. 前記無線デバイスにおける非アクティブ化の検出に応答して、前記第2のロケーションインジケータを第2のネットワークノードに送信することと、
    前記第2のネットワークノードから、前記第2のロケーションインジケータと関連付けられた前記第3の識別子を取得することと、
    を行うようにさらに構成され、
    前記接続を中断する旨の前記無線デバイスへの前記リクエストが、前記第3の識別子を含む、請求項32に記載のネットワークノード。
  36. 前記無線デバイスと関連付けられた第3の識別子を割り当てることを行うようにさらに構成され、前記接続を中断する旨の前記無線デバイスへの前記リクエストが、前記第3の識別子を含む、請求項32に記載のネットワークノード。
  37. 前記第2の識別子に基づいて、前記無線デバイスと関連付けられた第3の識別子を生成することを行うようにさらに構成され、前記接続を中断する旨の前記無線デバイスへの前記リクエストが、前記第3の識別子を含む、請求項32に記載のネットワークノード。
  38. 前記ロケーションインジケータが、ユーザ機器ASコンテキストIDを含む、請求項21から37のいずれか一項に記載のネットワークノード。
  39. 前記第1の識別子および前記第2の識別子のいずれも、プレーンテキスト形態で前記ロケーションインジケータを提供しない、請求項21から38のいずれか一項に記載のネットワークノード。
  40. 前記ネットワークノードと関連付けられた公開暗号鍵を前記無線デバイスに送信することを行うようにさらに構成され、
    前記受信された第2の識別子の少なくとも一部が、前記ネットワークノードと関連付けられた前記公開暗号鍵により暗号化される、請求項21から39のいずれか一項に記載のネットワークノード。
  41. 無線デバイスにおける方法であって、
    前記無線デバイスとネットワークとの間の非アクティブな接続の再開と関連付けられた第1の識別子を受信すること(1110)と、
    前記第1の識別子と同じであるか、または、前記第1の識別子と関連付けられている第2の識別子をネットワークノードに送信すること(1120)であり、前記第2の識別子が、前記接続と関連付けられた情報をそこから取得する前記ネットワーク内のロケーションを示すロケーションインジケータと関連付けられている、第2の識別子を送信すること(1120)と、
    前記ロケーションインジケータにより示される前記ロケーションから前記ネットワークノードが取得する前記接続と関連付けられた前記情報を用いて、前記ネットワークとの前記接続を再開すること(1130)と、
    を含む、方法。
  42. 前記第1の識別子が、前記ロケーションインジケータに基づいてランダムまたは疑似ランダムに生成される、請求項41に記載の方法。
  43. 前記無線デバイスの非アクティブ化に応答して、前記接続を中断する旨のリクエストを受信することをさらに含む、請求項41または42に記載の方法。
  44. 前記接続を中断する旨の前記リクエストが、前記接続と関連付けられた情報をそこから取得する前記ネットワーク内の第2のロケーションと関連付けられた第3の識別子を含む、請求項43に記載の方法。
  45. 前記接続を中断する旨の前記リクエストが、前記接続と関連付けられた情報をそこから取得する前記ネットワーク内の前記第2のロケーションを示す第2のロケーションインジケータをさらに含む、請求項44に記載の方法。
  46. 前記ロケーションインジケータが、ユーザ機器ASコンテキストIDを含む、請求項41から45のいずれか一項に記載の方法。
  47. 前記中断された接続と関連付けられた情報をそこから取得する前記ネットワーク内の前記ロケーションが、前記無線デバイスが中断された接続を有する第2のネットワークノードのロケーションに対応する、請求項41から46のいずれか一項に記載の方法。
  48. 前記第1の識別子を用いて前記ロケーションインジケータを取得することをさらに含み、前記ネットワークノードに送信された前記第2の識別子が、前記ロケーションインジケータを含む、請求項41から47のいずれか一項に記載の方法。
  49. 前記ネットワークノードと関連付けられた公開暗号鍵を受信することをさらに含み、
    前記応答を前記ネットワークノードに送信することが、前記ネットワークノードと関連付けられた前記公開暗号鍵によって、前記第2の識別子の少なくとも一部を暗号化することを含む、請求項41から48のいずれか一項に記載の方法。
  50. 前記第1の識別子および前記第2の識別子のいずれも、プレーンテキスト形態で前記ロケーションインジケータを提供しない、請求項41から49のいずれか一項に記載の方法。
  51. 前記第1の識別子を受信することが、前記第1の識別子を含むページを前記ネットワークノードから受信することを含み、
    前記第2の識別子が、前記ページに応答して前記ネットワークノードに送信される、請求項41から50のいずれか一項に記載の方法。
  52. 前記接続を中断する旨の前記無線デバイスへの前記リクエストが、前記ロケーションインジケータに基づく第3の識別子を含む、請求項43に記載の方法。
  53. 前記接続を中断する旨の前記無線デバイスへの前記リクエストが、前記ロケーションインジケータをさらに含む、請求項52に記載の方法。
  54. 1つまたは複数のインターフェース(211、320、325)と、
    メモリ(213、330)と、
    前記メモリに格納された命令を実行するように構成された処理回路(212、315)と、
    を備えた、無線デバイス(120、210、300)であって、
    前記1つまたは複数のインターフェースを介して、前記無線デバイスとネットワーク(100)との間の非アクティブな接続の再開と関連付けられた第1の識別子を受信することと、
    前記1つまたは複数のインターフェースを介して、前記第1の識別子と同じであるか、または、前記第1の識別子と関連付けられている第2の識別子をネットワークノード(110、200)に送信することであり、前記第2の識別子が、前記接続と関連付けられた情報をそこから取得する前記ネットワーク内のロケーションを示すロケーションインジケータと関連付けられている、第2の識別子を送信することと、
    前記ロケーションインジケータにより示される前記ロケーションから前記ネットワークノードが取得する前記接続と関連付けられた前記情報を用いて、前記ネットワークとの前記接続を再開することと、
    を行うように構成された、無線デバイス。
  55. 前記第1の識別子が、前記ロケーションインジケータに基づいてランダムまたは疑似ランダムに生成される、請求項54に記載の無線デバイス。
  56. 前記無線デバイスの非アクティブ化に応答して、前記接続を中断する旨のリクエストを受信することを行うようにさらに構成された、請求項54または55に記載の無線デバイス。
  57. 前記接続を中断する旨の前記リクエストが、前記接続と関連付けられた情報をそこから取得する前記ネットワーク内の第2のロケーションと関連付けられた第3の識別子を含む、請求項56に記載の無線デバイス。
  58. 前記接続を中断する旨の前記リクエストが、前記接続と関連付けられた情報をそこから取得する前記ネットワーク内の前記第2のロケーションを示す第2のロケーションインジケータをさらに含む、請求項57に記載の無線デバイス。
  59. 前記ロケーションインジケータが、ユーザ機器ASコンテキストIDを含む、請求項54から58のいずれか一項に記載の無線デバイス。
  60. 前記中断された接続と関連付けられた情報をそこから取得する前記ネットワーク内の前記ロケーションが、前記無線デバイスが中断された接続を有する第2のネットワークノード(110、200)のロケーションに対応する、請求項54から59のいずれか一項に記載の無線デバイス。
  61. 前記第1の識別子を用いて前記ロケーションインジケータを取得することを行うようにさらに構成され、前記ネットワークノードに送信された前記第2の識別子が、前記ロケーションインジケータを含む、請求項54から60のいずれか一項に記載の無線デバイス。
  62. 前記ネットワークノードと関連付けられた公開暗号鍵を受信することを行うようにさらに構成され、
    前記応答を前記ネットワークノードに送信することが、前記ネットワークノードと関連付けられた前記公開暗号鍵によって、前記第2の識別子の少なくとも一部を暗号化することを含む、請求項54から61のいずれか一項に記載の無線デバイス。
  63. 前記第1の識別子および前記第2の識別子のいずれも、プレーンテキスト形態で前記ロケーションインジケータを提供しない、請求項54から62のいずれか一項に記載の無線デバイス。
  64. 前記無線デバイスが前記第1の識別子を受信するように構成されることが、前記無線デバイスが、前記第1の識別子を含むページを前記ネットワークノードから受信するように構成されることを含み、
    前記第2の識別子が、前記ページに応答して前記ネットワークノードに送信される、請求項54から63のいずれか一項に記載の無線デバイス。
  65. 前記接続を中断する旨の前記無線デバイス(300)への前記リクエストが、前記ロケーションインジケータに基づく第3の識別子を含む、請求項56に記載の無線デバイス。
  66. 前記接続を中断する旨の前記無線デバイスへの前記リクエストが、前記ロケーションインジケータをさらに含む、請求項65に記載の無線デバイス。
  67. コンピュータ可読プログラムコードを格納する非一時的コンピュータ可読媒体(203)を備えたコンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータ可読プログラムコードが、
    無線デバイスとネットワークとの間の非アクティブ接続の再開と関連付けられた第1の識別子を取得するためのプログラムコードと、
    前記無線デバイスから第2の識別子を受信するためのプログラムコードであり、前記第2の識別子が、前記第1の識別子と同じであるか、または、前記第1の識別子と関連付けられている、第2の識別子を受信するためのプログラムコードと、
    前記第2の識別子に基づいてロケーションインジケータを決定するためのプログラムコードであり、前記ロケーションインジケータが、前記接続と関連付けられた情報をそこから取得する前記ネットワーク内のロケーションを示す、ロケーションインジケータを決定するためのプログラムコードと、
    前記ロケーションインジケータにより示される前記ロケーションから、前記接続と関連付けられた前記情報を取得するためのプログラムコードと、
    前記接続と関連付けられた前記情報を用いて、前記無線デバイスと前記ネットワークとの間の前記接続の再開を容易にするためのプログラムコードと、
    を含む、コンピュータプログラム製品。
  68. コンピュータ可読プログラムコードを格納する非一時的コンピュータ可読媒体(213、330)を備えたコンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータ可読プログラムコードが、
    無線デバイスとネットワークとの間の非アクティブな接続の再開と関連付けられた第1の識別子を受信するためのプログラムコードと、
    前記第1の識別子と同じであるか、または、前記第1の識別子と関連付けられている第2の識別子をネットワークノードに送信するためのプログラムコードであり、前記第2の識別子が、前記接続と関連付けられた情報をそこから取得する前記ネットワーク内のロケーションを示すロケーションインジケータと関連付けられている、第2の識別子を送信するためのプログラムコードと、
    前記ロケーションインジケータにより示される前記ロケーションから前記ネットワークノードが取得する前記接続と関連付けられた前記情報を用いて、前記ネットワークとの前記接続を再開するためのプログラムコードと、
    を含む、コンピュータプログラム製品。
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