JP2020511868A - Rrcメッセージ送信方法及び装置、端末デバイス、及び、アクセスネットワークデバイス - Google Patents

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Abstract

本開示は、RRCメッセージ送信方法及び装置、端末デバイス、及び、アクセスネットワークデバイスを提供し、無線通信技術の分野に属する。第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスに第1の構成情報を送り、第1の構成情報は、マルチパス構成情報及び第1のトリガ条件を含み、マルチパス構成情報は、複数の第2の送信経路の構成情報を含み、各々の第2の送信経路は、端末デバイスと1つの第2のアクセスネットワークデバイスとの間の送信リンク及び第1のアクセスネットワークデバイスと第2のアクセスネットワークデバイスとの間のインターフェイスリンクを含む。端末デバイスと第1のアクセスネットワークデバイスとの間の無線リンクが、第1のトリガ条件を満たすときに、その端末デバイスは、マルチパス構成情報を有効化し、そして、第1の送信経路及び少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を使用することによって、第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信する。本開示によれば、同じRRCメッセージは、複数の送信経路を使用することによって送信されるため、RRCメッセージの信頼性を改善する。

Description

[関連出願への相互参照]
この出願は、2017年3月24日付で中国国家知的財産局に出願された"RRCメッセージ送信方法及び装置、端末デバイス、及び、アクセスネットワークデバイス"と題する中国特許出願第201710183840.X号に基づく優先権を主張し、その特許出願の内容は、それらの全体が参照により本明細書に組み込まれる。
[技術分野]
本開示は、無線通信技術の分野に関し、特に、RRCメッセージ送信方法及び装置、端末デバイス、及びアクセスネットワークデバイスに関する。
ロングタームエボリューション(Long Term Evolution, LTE)、ロングタームエボリューションアドバンスト(LTE-Advanced, LTE-A)、又は第5世代移動体通信技術(fifth generation, 5G)等の無線通信システムにおいて、特に、5G無線通信システムにおいて、モバイルインターネット及びモノのモバイルインターネットは、将来的な通信開発のための主要な推進力となり、生活、労働、レジャー、及び人の移動等の分野に大きな影響を与える。したがって、5G無線通信システムにおいては、サービス要件は、多様化している。現時点において、5G無線通信システムの主要な適用シナリオは、拡張モバイルブロードバンド(enhanced Mobile Broadband, eMBB)、大規模マシン型通信(massive Machine Type Communications, mMTC)、及び、超高信頼性及び低待ち時間通信(Ultra-Reliable and Low Latency Communications, URLLC)を含む。eMBB、mMTC、及びURLLCは、各々が、RRCメッセージ送信の信頼性に関して非常に高い要件を有し、特に、URLLCは、RRCメッセージ送信の信頼性に関してきわめて高い要件を有している。したがって、5G無線通信システムにおいては、RRCメッセージをどのように送信するかが、この業界での焦点となっている。
現時点では、端末デバイスのモビリティの問題を解決するとともに、より高度な帯域幅を端末デバイスに提供するために、端末デバイスと基地局との間にデュアルコネクティビティ(Dual Connectivity, DC)を確立することが可能である、すなわち、その端末デバイスは、同時に2つの基地局にアクセスし、それによって、それらの2つの基地局は、同時に、その端末デバイスにサービスを提供することが可能である。2つの基地局は、それらの2つの基地局の役割に基づいて、それぞれ、マスター基地局及びセカンダリ基地局と称される。端末デバイスが、マスター基地局に無線リソース制御(Radio Resource Control, RRC)メッセージを送信するときに、その端末デバイスは、セカンダリ基地局にRRCメッセージを送信する。セカンダリ基地局は、端末デバイスが送るRRCメッセージを受信し、そして、マスター基地局にそのRRCメッセージを転送する。
端末デバイスとセカンダリ基地局との間の無線リンクの状態が比較的劣悪であるとき、又は、セカンダリ基地局とマスター基地局との間の無線リンクの状態が比較的劣悪であるときに、端末デバイスは、そのマスター基地局にRRCメッセージを送信することができず、その結果、上記のRRCメッセージ送信の信頼性は、結果として劣悪になる。
本開示の複数の実施形態は、RRCメッセージ送信方法及び装置、端末デバイス、及び、アクセスネットワークデバイスを提供して、関連技術において、RRCメッセージ送信の信頼性が低いという問題を解決する。複数の技術的解決方法は、以下のようになる。
第1の態様によれば、本開示のある1つの実施形態は、RRCメッセージ送信方法であって、当該方法は、
第1の送信経路を使用することによって第1のアクセスネットワークデバイスが送る第1の構成情報を端末デバイスによって受信するステップであって、前記第1の構成情報は、マルチパス構成情報及び第1のトリガ条件を含み、前記マルチパス構成情報は、複数の第2の送信経路の構成情報を含み、各々の第2の送信経路は、前記端末デバイスと1つの第2のアクセスネットワークデバイスとの間の送信リンク及び前記第1のアクセスネットワークデバイスと前記第2のアクセスネットワークデバイスとの間のインターフェイスリンクを含み、1つの第2の送信経路の第2のアクセスネットワークデバイスは、他の第2の送信経路の第2のアクセスネットワークデバイスとは異なる、ステップと、
前記端末デバイスと前記第1のアクセスネットワークデバイスとの間の無線リンクが、前記第1のトリガ条件を満たすときに、前記端末デバイスによって、前記マルチパス構成情報を有効化し、そして、前記第1の送信経路及び前記複数の第2の送信経路のうちの少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を使用することによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスに同じ無線リソース制御RRCメッセージを送信するステップと、を含み、前記RRCメッセージは、前記端末デバイスによって生成される、
RRCメッセージ送信方法を提供する。
本開示のこの実施形態においては、端末デバイスは、第1のアクセスネットワークデバイスが送るマルチパス構成情報及び第1のトリガ条件を受信する。端末デバイスが、端末デバイスと第1のアクセスネットワークデバイスとの間の無線リンクが第1のトリガ条件を満たしているということを検出するときに、その端末デバイスは、マルチパス構成情報を有効化し、そして、第1の送信経路及び少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を使用することによって、第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信する。複数の送信経路を使用することによって、第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信するため、RRCメッセージの信頼性を改善する。
ある1つの可能な設計において、前記第1のトリガ条件は、
前記端末デバイスが測定する前記端末デバイスと前記第1のアクセスネットワークデバイスとの間の参照信号受信電力RSRPが、第1のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
前記端末デバイスが測定する前記端末デバイスと前記第1のアクセスネットワークデバイスとの間の参照信号受信品質RSRQが、第2のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
前記端末デバイスが測定する前記端末デバイスと前記第1のアクセスネットワークデバイスとの間の前記無線リンクのチャネル品質インジケータCQIが、第3のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
前記端末デバイスが測定する信号対干渉雑音比SINRが、第4のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
前記端末デバイスが測定する信号対雑音比SNRが、第5のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
前記端末デバイスが統計収集によって取得するハイブリッド自動再送要求HARQ否定応答NACKの数が、第6のあらかじめ設定された値よりも大きい、及び、
前記端末デバイスが統計収集によって取得する自動再送要求ARQ否定応答NACKの数が、第7のあらかじめ設定された値よりも大きい、
という条件のうちの少なくとも1つの条件を含む。
本開示のこの実施形態においては、第1のトリガ条件は、無線リンクの品質を表すいずれかのしきい値であり、それにより、端末デバイスと第1のアクセスネットワークデバイスとの間の同じRRCメッセージの送信をトリガするためのトリガ条件を強化する。
ある1つの可能な設計において、当該方法は、
前記第1のアクセスネットワークデバイスが送るマルチパス指示情報を前記端末デバイスによって受信するステップと、
前記端末デバイスによって、前記マルチパス指示情報に基づいて、前記マルチパス構成情報を有効化し、そして、前記第1の送信経路及び前記複数の第2の送信経路のうちの少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を使用することによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスに同じ無線リソース制御RRCメッセージを送信するステップを実行するステップと、をさらに含む。
本開示のこの実施形態においては、第1のアクセスネットワークデバイスは、マルチパス指示情報を使用することによって、複数の送信経路を使用することにより第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信するように端末デバイスに指示し、それによって、第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスの送信方式を柔軟に制御することが可能である。
ある1つの可能な設計において、前記端末デバイスによって、前記マルチパス構成情報を有効化し、そして、前記第1の送信経路及び前記複数の第2の送信経路のうちの少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を使用することによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスに同じ無線リソース制御RRCメッセージを送信する前記ステップは、
前記端末デバイスによって、前記マルチパス構成情報から、前記少なくとも1つの第2のターゲット送信経路の構成情報を選択するステップと、
前記端末デバイスによって、各々の第2のターゲット送信経路の構成情報に基づいて、各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスへの第2のターゲット送信経路を確立するステップと、
前記端末デバイスによって、前記第1の送信経路を使用することによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスに前記RRCメッセージを送信し、そして、各々の第2のターゲット送信経路を使用することによって、各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信するステップと、を含み、前記RRCメッセージは、各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスが、各々のターゲットインターフェイスリンクを使用することによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを転送するのに使用される。
本開示のこの実施形態においては、端末デバイスは、マルチパス構成情報から第2のターゲット送信経路の構成情報を選択し、それにより、第1のアクセスネットワークデバイスと端末デバイス及び第2のターゲットアクセスネットワークデバイスの各々との間のRRCメッセージ交換を回避する。このことは、RRCメッセージのオーバヘッドを減少させるのみならず、第2のターゲット送信経路の構成情報を取得する効率を改善し、それにより、RRCメッセージの送信効率を改善する。
ある1つの可能な設計において、前記端末デバイスによって、前記マルチパス構成情報から、前記少なくとも1つの第2のターゲット送信経路の構成情報を選択する前記ステップは、
前記端末デバイスによって、前記端末デバイスの送信要件を取得するステップであって、前記送信要件は、送信データの量、フィードバックメカニズム、及び品質要件のうちの少なくとも1つを含む、ステップと、
前記端末デバイスによって、前記送信要件に基づいて、前記端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの数を決定するステップと、
前記端末デバイスによって、前記マルチパス構成情報から、前記数の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスの構成情報を選択するステップと、を含む。本開示のこの実施形態においては、端末デバイスは、送信要件に基づいて、端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの数を決定し、マルチパス構成情報からその数の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスの構成情報を選択し、それによって、必要に応じて第2のターゲットアクセスネットワークデバイスの構成情報を選択することが可能であり、それにより、第2のターゲットアクセスネットワークデバイスの利用を改善する。
ある1つの可能な設計において、前記端末デバイスによって、前記マルチパス構成情報から、前記数の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスの構成情報を選択する前記ステップは、
前記端末デバイスによって、前記マルチパス構成情報の中の各々の第2のアクセスネットワークデバイスの送信品質を決定するステップと、
前記端末デバイスによって、前記マルチパス構成情報の中の各々の第2のアクセスネットワークデバイスの前記送信品質に基づいて、前記マルチパス構成情報から、最良の送信品質を有する前記数の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスの構成情報を選択するステップと、を含む。
本開示のこの実施形態においては、端末デバイスは、各々の第2のアクセスネットワークデバイスの送信品質に基づいて、最良の送信品質を有する第2のターゲットアクセスネットワークデバイスの構成情報を選択し、最良の送信品質を有する第2のターゲットアクセスネットワークデバイスを使用することによって、第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信し、それにより、送信効率を改善する。
ある1つの可能な設計において、前記端末デバイスによって、前記マルチパス構成情報から、前記少なくとも1つの第2のターゲット送信経路の構成情報を選択する前記ステップは、
前記第1のアクセスネットワークデバイスが送る各々の第2のターゲット送信経路の経路識別子を前記端末デバイスによって受信するステップと、
前記端末デバイスによって、前記第2のターゲット送信経路の前記経路識別子に基づいて、前記マルチパス構成情報から、各々の第2のターゲット送信経路の構成情報を選択するステップと、を含む。
本開示のこの実施形態においては、第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスへの選択されるべき第2のターゲット送信経路の経路識別子を示し、それによって、第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスを効率的に制御することが可能であるのみならず、端末デバイスが各々の第2のターゲット送信経路を決定する時間を減少させ、それにより、各々の第2のターゲット送信経路の構成情報の選択の効率を改善する。
ある1つの可能な設計において、当該方法は、
前記端末デバイスによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスが送る調整指標情報を受信するステップであって、前記調整指標情報は、第2の送信経路の更新された構成情報を含む、ステップと、
前記端末デバイスによって、前記調整指標情報に基づいて、前記格納されているマルチパス構成情報を更新するステップと、をさらに含む。
本開示のこの実施形態においては、端末デバイスは、調整指標情報に基づいて、端末デバイスの中に格納されているマルチパス構成情報を更新し、それによって、適時的な方式でそのマルチパス構成情報を更新することが可能である。
ある1つの可能な設計において、前記端末デバイスによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスが送る調整指標情報を受信する前記ステップは、
前記端末デバイスによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスが送る制御情報を受信するステップを含み、前記制御情報は、前記調整指標情報を含み、前記制御情報は、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、メディアアクセス制御制御要素MAC CE、又は、RRC接続再構成メッセージである。
本開示のこの実施形態においては、調整指標情報を搬送するのにPDCCH、MAC CE、又はRRC接続再構成メッセージを使用し、それにより、調整の柔軟性を改善する。加えて、調整指標情報を搬送するのにPDCCH又はMAC CEを使用し、それによって、RRC再構成送信送待ち時間を減少させるのみならず、RRC再構成メッセージのオーバヘッドを減少させる。
第2の態様によれば、本開示のある1つの実施形態は、RRCメッセージ送信方法であって、当該方法は、
第1のアクセスネットワークデバイスが、第1の送信経路を使用することによって、端末デバイスに第1の構成情報を送るステップであって、前記第1の構成情報は、マルチパス構成情報及び第1のトリガ条件を含み、前記マルチパス構成情報は、複数の第2の送信経路の構成情報を含み、各々の第2の送信経路は、前記端末デバイスと1つの第2のアクセスネットワークデバイスとの間の送信リンク及び前記第1のアクセスネットワークデバイスと前記第2のアクセスネットワークデバイスとの間のインターフェイスリンクを含み、1つの第2の送信経路の第2のアクセスネットワークデバイスは、他の第2の送信経路の第2のアクセスネットワークデバイスとは異なる、ステップと、
前記第1の送信経路を使用することによって前記端末デバイスが送信する無線リソース制御RRCメッセージを前記第1のアクセスネットワークデバイスによって受信し、そして、少なくとも1つのターゲットインターフェイスリンクを使用することによって少なくとも1つの第2のターゲットアクセスネットワークデバイスが送信する同じRRCメッセージを受信するステップと、を含み、前記RRCメッセージは、前記端末デバイスによって生成され、前記RRCメッセージは、前記端末デバイスと前記第1のアクセスネットワークデバイスとの間の無線リンクが前記第1のトリガ条件を満たすということを決定するときに、前記端末デバイスによって送信される、
RRCメッセージ送信方法を提供する。
本開示のこの実施形態においては、第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスにマルチパス構成情報及び第1のトリガ条件を送る。端末デバイスが、端末デバイスと第1のアクセスネットワークデバイスとの間の無線リンクが第1のトリガ条件を満たしているということを検出するときに、その端末デバイスは、マルチパス構成情報を有効化し、そして、第1の送信経路及び少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を使用することによって、第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信する。第1のアクセスネットワークデバイスは、複数の送信経路を使用することによって、端末デバイスが送る同じRRCメッセージを受信するため、RRCメッセージの信頼性を改善する。
ある1つの可能な設計において、第1のアクセスネットワークデバイスが、第1の送信経路を使用することによって、端末デバイスに第1の構成情報を送る前記ステップの後に、当該方法は、
前記第1のアクセスネットワークデバイスによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスの状態情報を取得するステップであって、前記状態情報は、残りのリソース情報、負荷情報、及び品質情報のうちの少なくとも1つのタイプを含む、ステップと、
前記状態情報が第2のトリガ条件を満たすときに、前記第1のアクセスネットワークデバイスによって前記端末デバイスに、マルチパス指示情報を送るステップと、をさらに含み、前記マルチパス指示情報は、前記第1の送信経路及び少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を使用することによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信するように前記端末デバイスに指示するのに使用される。
本開示のこの実施形態においては、第1のアクセスネットワークデバイスは、残りのリソース情報、負荷情報、及び品質情報のうちの少なくとも1つのタイプが、第2のトリガ条件を満たすか否かを決定し、そして、残りのリソース情報、負荷情報、及び品質情報のうちの少なくとも1つのタイプが、第2のトリガ条件を満たすときに、端末デバイスにマルチパス指示情報を送信して、複数の送信経路を使用することによって第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信するように端末デバイスに指示してもよく、それによって、第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスの送信方式を柔軟に制御することが可能である。
ある1つの可能な設計において、前記状態情報が前記第2のトリガ条件を満たすときに、当該方法は、
前記第1のアクセスネットワークデバイスによって前記端末デバイスに、各々の第2のターゲット送信経路の経路識別子を送るステップをさらに含み、各々の第2のターゲット送信経路の前記経路識別子は、前記端末デバイスが、前記マルチパス構成情報から前記第2のターゲット送信経路の構成情報を選択するのに使用される。
本開示のこの実施形態においては、第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスへの選択されるべき第2のターゲット送信経路の経路識別子を示し、それによって、第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスを効率的に制御することが可能であるのみならず、端末デバイスが各々の第2のターゲット送信経路を決定する時間を減少させ、それにより、各々の第2のターゲット送信経路の構成情報の選択の効率を改善する。
ある1つの可能な設計において、当該方法は、
前記第1のアクセスネットワークデバイスによって前記端末デバイスに、調整指標情報を送るステップをさらに含み、前記調整指標情報は、第2の送信経路の更新された構成情報を含み、前記調整指標情報は、前記端末デバイスが、前記調整指標情報に基づいて、前記格納されているマルチパス構成情報を更新するのに使用される。
本開示のこの実施形態においては、アクセスネットワークデバイスは、調整指標情報を使用することによって、端末デバイスに格納されているマルチパス構成情報を更新してもよく、それによって、適時的な方式でマルチパス構成情報を更新することが可能である。
ある1つの可能な設計において、前記第1のアクセスネットワークデバイスによって前記端末デバイスに、調整指標情報を送る前記ステップは、
前記第1のアクセスネットワークデバイスによって前記端末デバイスに制御情報を送るステップを含み、前記制御情報は、前記調整指標情報を含み、前記制御情報は、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、メディアアクセス制御制御要素MAC CE、又はRRC接続再構成メッセージである。
本開示のこの実施形態においては、調整指標情報を搬送するのにPDCCH、MAC CE、又はRRC接続再構成メッセージを使用し、それにより、調整の柔軟性を改善する。加えて、調整指標情報を搬送するのにPDCCH又はMAC CEを使用し、それによって、RRC再構成送信送待ち時間を減少させるのみならず、RRC再構成メッセージのオーバヘッドを減少させる。
第3の態様によれば、本開示のある1つの実施形態は、RRCメッセージ送信装置であって、当該装置は、
第1の送信経路を使用することによって第1のアクセスネットワークデバイスが送る第1の構成情報を受信するように構成されるトランシーバーユニットであって、前記第1の構成情報は、マルチパス構成情報及び第1のトリガ条件を含み、前記マルチパス構成情報は、複数の第2の送信経路の構成情報を含み、各々の第2の送信経路は、端末デバイスと1つの第2のアクセスネットワークデバイスとの間の送信リンク及び前記第1のアクセスネットワークデバイスと前記第2のアクセスネットワークデバイスとの間のインターフェイスリンクを含み、1つの第2の送信経路の第2のアクセスネットワークデバイスは、他の第2の送信経路の第2のアクセスネットワークデバイスとは異なる、トランシーバーユニットと、
前記端末デバイスと前記第1のアクセスネットワークデバイスとの間の無線リンクが、前記第1のトリガ条件を満たすときに、前記マルチパス構成情報を有効化し、そして、前記第1の送信経路及び前記複数の第2の送信経路のうちの少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を使用することによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスに同じ無線リソース制御RRCメッセージを送信するように前記トランシーバーユニットを制御する、ように構成される処理ユニットと、を含み、前記RRCメッセージは、前記端末デバイスによって生成される、
RRCメッセージ送信装置を提供する。
ある1つの可能な設計において、前記第1のトリガ条件は、
前記端末デバイスが測定する前記端末デバイスと前記第1のアクセスネットワークデバイスとの間の参照信号受信電力RSRPが、第1のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
前記端末デバイスが測定する前記端末デバイスと前記第1のアクセスネットワークデバイスとの間の参照信号受信品質RSRQが、第2のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
前記端末デバイスが測定する前記端末デバイスと前記第1のアクセスネットワークデバイスとの間の前記無線リンクのチャネル品質インジケータCQIが、第3のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
前記端末デバイスが測定する信号対干渉雑音比SINRが、第4のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
前記端末デバイスが測定する信号対雑音比SNRが、第5のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
前記端末デバイスが統計収集によって取得するハイブリッド自動再送要求HARQ否定応答NACKの数が、第6のあらかじめ設定された値よりも大きい、及び、
前記端末デバイスが統計収集によって取得する自動再送要求ARQ否定応答NACKの数が、第7のあらかじめ設定された値よりも大きい、
という条件のうちの少なくとも1つの条件を含む。
ある1つの可能な設計において、前記トランシーバーユニットは、さらに、前記第1のアクセスネットワークデバイスが送るマルチパス指示情報を受信するように構成され、
前記処理ユニットは、さらに、前記マルチパス指示情報に基づいて、前記マルチパス構成情報を有効化し、そして、前記第1の送信経路及び前記複数の第2の送信経路のうちの少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を使用することによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスに同じ無線リソース制御RRCメッセージを送信するように前記トランシーバーユニットを制御するステップを実行する、ように構成される。
ある1つの可能な設計において、前記処理ユニットは、さらに、前記マルチパス構成情報から、前記少なくとも1つの第2のターゲット送信経路の構成情報を選択するように構成され、
前記処理ユニットは、さらに、各々の第2のターゲット送信経路の構成情報に基づいて、各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスへの第2のターゲット送信経路を確立するように構成され、
前記トランシーバーユニットは、さらに、前記第1の送信経路を使用することによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスに前記RRCメッセージを送信し、そして、各々の第2のターゲット送信経路を使用することによって、各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信する、ように構成され、前記RRCメッセージは、各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスが、各々のターゲットインターフェイスリンクを使用することによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを転送するのに使用される。
ある1つの可能な設計において、前記処理ユニットは、さらに、前記端末デバイスの送信要件を取得し、前記送信要件は、送信データの量、フィードバックメカニズム、及び品質要件のうちの少なくとも1つを含み、前記送信要件に基づいて、前記端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの数を決定し、そして、前記マルチパス構成情報から、前記数の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスの構成情報を選択する、ように構成される。
ある1つの可能な設計において、前記処理ユニットは、さらに、前記マルチパス構成情報の中の各々の第2のアクセスネットワークデバイスの送信品質を決定し、そして、前記マルチパス構成情報の中の各々の第2のアクセスネットワークデバイスの前記送信品質に基づいて、前記マルチパス構成情報から、最良の送信品質を有する前記数の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスの構成情報を選択する、ように構成される。
ある1つの可能な設計において、前記トランシーバーユニットは、さらに、前記第1のアクセスネットワークデバイスが送る各々の第2のターゲット送信経路の経路識別子を受信するように構成され、
前記処理ユニットは、さらに、前記第2のターゲット送信経路の前記経路識別子に基づいて、前記マルチパス構成情報から、各々の第2のターゲット送信経路の構成情報を選択するように構成される。
ある1つの可能な設計において、当該装置は、
前記トランシーバーユニットが、さらに、前記第1のアクセスネットワークデバイスが送る調整指標情報を受信するように構成され、前記調整指標情報は、第2の送信経路の更新された構成情報を含む、こと、及び、
前記処理ユニットが、さらに、前記調整指標情報に基づいて、前記格納されているマルチパス構成情報を更新するように構成される、こと、をさらに含む。
ある1つの可能な設計において、前記トランシーバーユニットは、さらに、前記第1のアクセスネットワークデバイスが送る制御情報を受信するように構成され、前記制御情報は、前記調整指標情報を含み、前記制御情報は、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、メディアアクセス制御制御要素MAC CE、又は、RRC接続再構成メッセージである。
第4の態様によれば、本開示のある1つの実施形態は、RRCメッセージ送信装置であって、当該装置は、
第1の構成情報を送る決定するように構成される処理ユニットであって、前記第1の構成情報は、マルチパス構成情報及び第1のトリガ条件を含み、前記マルチパス構成情報は、複数の第2の送信経路の構成情報を含み、各々の第2の送信経路は、前記端末デバイスと1つの第2のアクセスネットワークデバイスとの間の送信リンク及び第1のアクセスネットワークデバイスと前記第2のアクセスネットワークデバイスとの間のインターフェイスリンクを含み、1つの第2の送信経路の第2のアクセスネットワークデバイスは、他の第2の送信経路の第2のアクセスネットワークデバイスとは異なる、処理ユニットと、
第1の送信経路を使用することによって、前記端末デバイスに前記第1の構成情報を送るように構成されるトランシーバーユニットと、を含み、
前記トランシーバーユニットは、さらに、前記第1の送信経路を使用することによって前記端末デバイスが送信する無線リソース制御RRCメッセージを受信し、そして、少なくとも1つのターゲットインターフェイスリンクを使用することによって少なくとも1つの第2のターゲットアクセスネットワークデバイスが送信する同じRRCメッセージを受信する、ように構成され、前記RRCメッセージは、前記端末デバイスによって生成され、前記RRCメッセージは、前記端末デバイスと前記第1のアクセスネットワークデバイスとの間の無線リンクが前記第1のトリガ条件を満たすということを決定するときに、前記端末デバイスによって送信される、
RRCメッセージ送信装置を提供する。
ある1つの可能な設計において、当該装置は、
前記処理ユニットが、さらに、前記第1のアクセスネットワークデバイスの状態情報を取得するように構成され、前記状態情報は、残りのリソース情報、負荷情報、及び品質情報のうちの少なくとも1つのタイプを含む、ことと、
前記トランシーバーユニットが、さらに、前記状態情報が第2のトリガ条件を満たすときに、前記端末デバイスにマルチパス指示情報を送るように構成され、前記マルチパス指示情報は、前記第1の送信経路及び少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を使用することによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信するように前記端末デバイスに指示するのに使用される、ことと、をさらに含む。
ある1つの可能な設計において、前記トランシーバーユニットは、さらに、前記状態情報が前記第2のトリガ条件を満たすときに、前記端末デバイスに各々の第2のターゲット送信経路の経路識別子を送るように構成され、各々の第2のターゲット送信経路の前記経路識別子は、前記端末デバイスが、前記マルチパス構成情報から前記第2のターゲット送信経路の構成情報を選択するのに使用される。
ある1つの可能な設計において、前記トランシーバーユニットは、さらに、前記端末デバイスに調整指標情報を送るように構成され、前記調整指標情報は、第2の送信経路の更新された構成情報を含み、前記調整指標情報は、前記端末デバイスが、前記調整指標情報に基づいて、前記格納されているマルチパス構成情報を更新するのに使用される。
ある1つの可能な設計において、前記トランシーバーユニットは、さらに、前記端末デバイスに制御情報を送るように構成され、前記制御情報は、前記調整指標情報を含み、前記制御情報は、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、メディアアクセス制御制御要素MAC CE、又はRRC接続再構成メッセージである。
第5の態様によれば、本開示のある1つの実施形態は、端末デバイスであって、当該端末デバイスは、
第1の送信経路を使用することによって第1のアクセスネットワークデバイスが送る第1の構成情報を受信するように構成されるトランシーバーであって、前記第1の構成情報は、マルチパス構成情報及び第1のトリガ条件を含み、前記マルチパス構成情報は、複数の第2の送信経路の構成情報を含み、各々の第2の送信経路は、当該端末デバイスと1つの第2のアクセスネットワークデバイスとの間の送信リンク及び前記第1のアクセスネットワークデバイスと前記第2のアクセスネットワークデバイスとの間のインターフェイスリンクを含み、1つの第2の送信経路の第2のアクセスネットワークデバイスは、他の第2の送信経路の第2のアクセスネットワークデバイスとは異なる、トランシーバーと、
当該端末デバイスと前記第1のアクセスネットワークデバイスとの間の無線リンクが、前記第1のトリガ条件を満たすときに、当該端末デバイスによって、前記マルチパス構成情報を有効化し、そして、前記第1の送信経路及び前記複数の第2の送信経路のうちの少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を使用することによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスに同じ無線リソース制御RRCメッセージを送信する、ように構成されるプロセッサと、を含み、前記RRCメッセージは、当該端末デバイスによって生成される、
端末デバイスを提供する。
ある1つの可能な設計において、前記第1のトリガ条件は、
当該端末デバイスが測定する当該端末デバイスと前記第1のアクセスネットワークデバイスとの間の参照信号受信電力RSRPが、第1のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
当該端末デバイスが測定する当該端末デバイスと前記第1のアクセスネットワークデバイスとの間の参照信号受信品質RSRQが、第2のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
当該端末デバイスが測定する当該端末デバイスと前記第1のアクセスネットワークデバイスとの間の前記無線リンクのチャネル品質インジケータCQIが、第3のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
当該端末デバイスが測定する信号対干渉雑音比SINRが、第4のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
当該端末デバイスが測定する信号対雑音比SNRが、第5のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
当該端末デバイスが統計収集によって取得するハイブリッド自動再送要求HARQ否定応答NACKの数が、第6のあらかじめ設定された値よりも大きい、及び、
当該端末デバイスが統計収集によって取得する自動再送要求ARQ否定応答NACKの数が、第7のあらかじめ設定された値よりも大きい、
という条件のうちの少なくとも1つの条件を含む。
ある1つの可能な設計において、前記トランシーバーは、さらに、前記第1のアクセスネットワークデバイスが送るマルチパス指示情報を受信するように構成され、
前記トランシーバーは、さらに、前記マルチパス指示情報に基づいて、前記マルチパス構成情報を有効化し、そして、前記第1の送信経路及び前記複数の第2の送信経路のうちの少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を使用することによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスに同じ無線リソース制御RRCメッセージを送信するステップを実行する、ように構成される。
ある1つの可能な設計において、前記プロセッサは、前記マルチパス構成情報から、前記少なくとも1つの第2のターゲット送信経路の構成情報を選択するように構成され、
前記プロセッサは、さらに、各々の第2のターゲット送信経路の構成情報に基づいて、各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスへの第2のターゲット送信経路を確立するように構成され、
前記トランシーバーは、さらに、前記第1の送信経路を使用することによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスに前記RRCメッセージを送信し、そして、各々の第2のターゲット送信経路を使用することによって、各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信する、ように構成され、前記RRCメッセージは、各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスが、各々のターゲットインターフェイスリンクを使用することによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを転送するのに使用される。
ある1つの可能な設計において、前記プロセッサは、さらに、当該端末デバイスの送信要件を取得し、前記送信要件は、送信データの量、フィードバックメカニズム、及び品質要件のうちの少なくとも1つを含み、前記送信要件に基づいて、当該端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの数を決定し、そして、前記マルチパス構成情報から、前記数の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスの構成情報を選択する、ように構成される。
ある1つの可能な設計において、前記プロセッサは、さらに、前記マルチパス構成情報の中の各々の第2のアクセスネットワークデバイスの送信品質を決定し、そして、前記マルチパス構成情報の中の各々の第2のアクセスネットワークデバイスの前記送信品質に基づいて、前記マルチパス構成情報から、最良の送信品質を有する前記数の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスの構成情報を選択する、ように構成される。ある1つの可能な設計において、前記トランシーバーは、さらに、前記第1のアクセスネットワークデバイスが送る各々の第2のターゲット送信経路の経路識別子を受信するように構成され、
前記プロセッサは、さらに、前記第2のターゲット送信経路の前記経路識別子に基づいて、前記マルチパス構成情報から、各々の第2のターゲット送信経路の構成情報を選択するように構成される。
ある1つの可能な設計において、前記トランシーバーは、さらに、前記第1のアクセスネットワークデバイスが送る調整指標情報を受信するように構成され、前記調整指標情報は、第2の送信経路の更新された構成情報を含み、
前記プロセッサは、さらに、前記調整指標情報に基づいて、前記格納されているマルチパス構成情報を更新するように構成される。
ある1つの可能な設計において、前記トランシーバーユニットは、さらに、前記第1のアクセスネットワークデバイスが送る制御情報を受信するように構成され、前記制御情報は、前記調整指標情報を含み、前記制御情報は、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、メディアアクセス制御制御要素MAC CE、又は、RRC接続再構成メッセージである。
第6の態様によれば、本開示のある1つの実施形態は、アクセスネットワークデバイスであって、当該アクセスネットワークデバイスは、
第1の構成情報を送る決定するように構成されるプロセッサであって、前記第1の構成情報は、マルチパス構成情報及び第1のトリガ条件を含み、前記マルチパス構成情報は、複数の第2の送信経路の構成情報を含み、各々の第2の送信経路は、前記端末デバイスと1つの第2のアクセスネットワークデバイスとの間の送信リンク及び第1のアクセスネットワークデバイスと前記第2のアクセスネットワークデバイスとの間のインターフェイスリンクを含み、1つの第2の送信経路の第2のアクセスネットワークデバイスは、他の第2の送信経路の第2のアクセスネットワークデバイスとは異なる、プロセッサと、
第1の送信経路を使用することによって、前記端末デバイスに前記第1の構成情報を送るように構成されるトランシーバーと、を含み、
前記トランシーバーは、さらに、前記第1の送信経路を使用することによって前記端末デバイスが送信する無線リソース制御RRCメッセージを受信し、そして、少なくとも1つのターゲットインターフェイスリンクを使用することによって少なくとも1つの第2のターゲットアクセスネットワークデバイスが送信する同じRRCメッセージを受信する、ように構成され、前記RRCメッセージは、前記端末デバイスによって生成され、前記RRCメッセージは、前記端末デバイスと前記第1のアクセスネットワークデバイスとの間の無線リンクが前記第1のトリガ条件を満たすということを決定するときに、前記端末デバイスによって送信される、
アクセスネットワークデバイスを提供する。
ある1つの可能な設計において、前記プロセッサは、さらに、前記第1のアクセスネットワークデバイスの状態情報を取得するように構成され、前記状態情報は、残りのリソース情報、負荷情報、及び品質情報のうちの少なくとも1つのタイプを含み、
前記トランシーバーは、さらに、前記状態情報が第2のトリガ条件を満たすときに、前記端末デバイスにマルチパス指示情報を送るように構成され、前記マルチパス指示情報は、前記第1の送信経路及び少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を使用することによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信するように前記端末デバイスに指示するのに使用される。
ある1つの可能な設計において、前記トランシーバーは、さらに、前記状態情報が前記第2のトリガ条件を満たすときに、前記端末デバイスに各々の第2のターゲット送信経路の経路識別子を送るように構成され、各々の第2のターゲット送信経路の前記経路識別子は、前記端末デバイスが、前記マルチパス構成情報から前記第2のターゲット送信経路の構成情報を選択するのに使用される。
ある1つの可能な設計において、前記トランシーバーは、さらに、前記端末デバイスに調整指標情報を送るように構成され、前記調整指標情報は、第2の送信経路の更新された構成情報を含み、前記調整指標情報は、前記端末デバイスが、前記調整指標情報に基づいて、前記格納されているマルチパス構成情報を更新するのに使用される。
ある1つの可能な設計において、前記トランシーバーは、さらに、前記端末デバイスに制御情報を送るように構成され、前記制御情報は、前記調整指標情報を含み、前記制御情報は、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、メディアアクセス制御制御要素MAC CE、又はRRC接続再構成メッセージである。
第7の態様によれば、本開示のある1つの実施形態は、端末デバイスに適用されるシステムチップを提供する。そのチップは、入力/出力インターフェイス、少なくとも1つのプロセッサ、メモリ、及びバスを含む。入力/出力インターフェイスは、バスを使用することによって、少なくとも1つのプロセッサ及びメモリに接続される。入力/出力インターフェイスは、端末デバイスがアクセスネットワークデバイスと通信するのに使用される。少なくとも1つのプロセッサは、メモリの中に格納されている命令を実行し、それによって、端末デバイスは、第1の態様又は第1の態様の複数の可能な実装のうちのいずれか1つによって提供されるRRCメッセージ送信方法を実行する。
第8の態様によれば、本開示のある1つの実施形態は、アクセスネットワークデバイスに適用されるシステムチップを提供する。そのチップは、入力/出力インターフェイス、少なくとも1つのプロセッサ、メモリ、及びバスを含む。入力/出力インターフェイスは、バスを使用することによって、少なくとも1つのプロセッサ及びメモリに接続される。入力/出力インターフェイスは、アクセスネットワークデバイスが端末デバイスと通信するのに使用される。少なくとも1つのプロセッサは、メモリの中に格納されている命令を実行し、それによって、アクセスネットワークデバイスは、第2の態様又は第2の態様の複数の可能な実装のうちのいずれか1つによって提供されるRRCメッセージ送信方法を実行する。
第9の態様によれば、本開示のある1つの実施形態は、コンピュータ記憶媒体を提供し、そのコンピュータ記憶媒体は、端末デバイスが使用するコンピュータソフトウェア命令を格納するように構成され、そのコンピュータ記憶媒体は、プログラムを含み、そのプログラムは、端末デバイスが上記の複数の態様を実行するように設計される。
第10の態様によれば、本開示のある1つの実施形態は、コンピュータ記憶媒体を提供し、そのコンピュータ記憶媒体は、アクセスネットワークデバイスが使用するコンピュータソフトウェア命令を格納するように構成され、そのコンピュータ記憶媒体は、プログラムを含み、そのプログラムは、アクセスネットワークデバイスが上記の複数の態様を実行するように設計される。
本開示の上記の複数の実施形態の第2の態様乃至第10の態様において得られる技術的効果は、第1の態様において、対応する技術的手段を使用することによって得られる効果と同様であり、本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。
本開示の複数の実施形態によって提供される複数の技術的解決方法は、以下の有益な効果をもたらす。本開示のそれらの複数の実施形態において、端末デバイスは、第1のアクセスネットワークデバイスが送るマルチパス構成情報及び第1のトリガ条件を受信する。端末デバイスが、端末デバイスと第1のアクセスネットワークデバイスとの間の無線リンクが、第1のトリガ条件を満たしているということを検出するときに、その端末デバイスは、マルチパス構成情報を有効化し、そして、第1の送信経路及び少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を使用することによって、第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信する。複数の送信経路を使用することによって、第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信するため、RRCメッセージの信頼性を改善する。
本開示のある1つの実施形態にしたがったRRCメッセージ送信システムの構成図である。 本開示のある1つの実施形態にしたがった端末デバイスの概略的な構成図である。 本開示のある1つの実施形態にしたがった第1のアクセスネットワークデバイスの概略的な構成図である。 本開示のある1つの実施形態にしたがったRRCメッセージ送信のシグナリング対話図である。 本開示のある1つの実施形態にしたがった他のタイプのRRCメッセージ送信のシグナリング対話図である。 本開示のある1つの実施形態にしたがった他のタイプのRRCメッセージ送信のシグナリング対話図である。 本開示のある1つの実施形態にしたがった他のタイプのRRCメッセージ送信のシグナリング対話図である。 本開示のある1つの実施形態にしたがったマルチパス構成情報を更新するための方法のフローチャートである。 本開示のある1つの実施形態にしたがったRRCメッセージ送信装置の概略的な構成図である。 本開示のある1つの実施形態にしたがった他のRRCメッセージ送信装置の概略的な構成図である。 本開示のある1つの実施形態にしたがったシステムチップの概略的な構成図である。 本開示のある1つの実施形態にしたがった他のシステムチップの概略的な構成図である。
以下の記載は、さらに、複数の添付の図面を参照して、本開示の複数の実装を詳細に説明する。
図1を参照すると、本開示のある1つの実施形態は、RRCメッセージを送信するためのある1つのシステムアーキテクチャを提供する。そのシステムアーキテクチャは、端末デバイス10、第1のアクセスネットワークデバイス20、及び複数の第2のアクセスネットワークデバイス30を含む。第1の送信経路は、端末デバイス10と第1のアクセスネットワークデバイス20との間に確立される。インターフェイスリンクは、第1のアクセスネットワークデバイス20と各々の第2のアクセスネットワークデバイス30との間に確立される。そのインターフェイスリンクは、X2インターフェイスリンクであってもよい。
第1のアクセスネットワークデバイス20は、第1の構成情報を取得する。その第1の構成情報は、マルチパス構成情報及び第1のトリガ条件を含む。マルチパス構成情報は、複数の第2の送信経路の構成情報を含む。各々の第2の送信経路は、端末デバイス10と1つの第2のアクセスネットワークデバイス30との間の送信リンク及び第1のアクセスネットワークデバイス20と各々の第2のアクセスネットワークデバイス30との間のインターフェイスリンクを含む。1つの第2の送信経路の第2のアクセスネットワークデバイスは、他の第2の送信経路の第2のアクセスネットワークデバイスとは異なる。第2の送信経路の構成情報は、第2のアクセスネットワークデバイス30のデバイス識別子、第2のアクセスネットワークデバイス30の構成情報、端末デバイス10と第2のアクセスネットワークデバイス30との間で確立される送信経路に対応するリソース指標情報、及び、共有されているコンテキスト指標情報のうちの1つ又は複数を含む。第1のアクセスネットワークデバイス20は、端末デバイス10に第1の構成情報を送る。端末デバイス10は、第1のアクセスネットワークデバイス20が送る第1の構成情報を受信し、そして、第1の構成情報を格納する。
本開示のこの実施形態によって提供されるRRCメッセージ送信は、端末デバイス10がアップリンクにおいて第1のアクセスネットワークデバイス20にRRCメッセージを送信する場合に適用可能であり、また、第1のアクセスネットワークデバイス20がダウンリンクにおいて端末デバイス10にRRCメッセージを送信する場合に適用可能である。加えて、端末デバイス10は、マルチパス構成情報を能動的に有効化し、そして、マルチパス送信によって第1のアクセスネットワークデバイス20に同じRRCメッセージを送信してもよく、又は、第1のアクセスネットワークデバイス20は、マルチパス構成情報を有効化し、そして、マルチパス送信によって第1のアクセスネットワークデバイス20に同じRRCメッセージを送信するように、端末デバイス10に指示してもよい。マルチパス送信は、複数の送信経路を使用することによって、同じ受信デバイスに同じメッセージを送信することを意味する。アップリンク送信の場合には、RRCメッセージは、端末デバイス10によって生成される。ダウンリンク送信の場合には、RRCメッセージは、第1のアクセスネットワークデバイス20によって生成される。
端末デバイス10がマルチパス構成情報を能動的に有効化するときに、その端末デバイス10は、端末デバイス10と第1のアクセスネットワークデバイス20との間の無線リンクの品質を検出する。端末デバイス10と第1のアクセスネットワークデバイス20との間の無線リンクの品質が比較的低いということを検出するときに、その端末デバイス10は、マルチパス構成情報を有効化する。第1のアクセスネットワークデバイス20が、マルチパス構成情報を有効化するように端末デバイス10に指示するときに、第1のアクセスネットワークデバイス20は、残りのリソースの量が比較的少ない状況、負荷が比較的高い状況、又は、第1のアクセスネットワークデバイス20と端末デバイス10との間の無線リンクの品質が比較的低い状況の下では、マルチパス構成情報を有効化するように端末デバイス10に指示してもよい。
本開示のこの実施形態は、主として、LTE、LTE-A、又は5G等の無線通信システムに適用され、主として、高周波(high frequency)セル、URLLC、又は無線通信システムにおいてRRCメッセージの信頼性に対する比較的高い要求が存在する他の通信シナリオに適用される。
端末デバイス10は、ユーザ機器(User Equipment, UE)であってもよく、アクセスネットワークデバイスは、基地局、モビリティ管理エンティティ(Mobility Management Entity, MME)、又はサービスゲートウェイ(Serving GateWay, S-GW)等であってもよい。本開示のこの実施形態においては、説明のためのある1つの例として、アクセスネットワークデバイスが基地局であるということを使用する。この場合には、第1のアクセスネットワークデバイス20は、マスター基地局であってもよく、第2のアクセスネットワークデバイス30は、セカンダリ基地局であってもよい。
図2を参照すると、本開示のある1つの実施形態は、端末デバイス10を提供する。端末デバイス10は、トランシーバー101、プロセッサ102、メモリ103、及びバス104を含む。トランシーバー101、プロセッサ102、及びメモリ103は、バス104を使用することによって互いに通信する。トランシーバー101は、端末デバイス10が第1のアクセスネットワークデバイス20及び第2のアクセスネットワークデバイスと個別に通信するのに使用される。メモリ103は、第1の構成情報及び命令を格納するように構成される。その命令は、コンピュータ動作命令を含む。プロセッサ102は、メモリ103の中に格納されている命令を実行し、それによって、端末デバイス10は、以下のRRCメッセージ送信方法を実行する。
図3を参照すると、本開示のある1つの実施形態は、第1のアクセスネットワークデバイス20を提供する。第1のアクセスネットワークデバイス20は、トランシーバー201、プロセッサ202、メモリ203、及びバス204を含む。トランシーバー201、プロセッサ202、及びメモリ203は、バス204を使用することによって互いに通信する。トランシーバー201は、第1のアクセスネットワークデバイス20が端末デバイス10及び第2のアクセスネットワークデバイスと個別に通信するのに使用される。メモリ203は、命令を格納するように構成される。その命令は、コンピュータ動作命令を含む。プロセッサ202は、メモリ203に格納されている命令を実行し、それによって、第1のアクセスネットワークデバイス20は、以下のRRCメッセージ送信方法を実行する。
本開示のある1つの実施形態は、RRCメッセージ送信方法を提供する。本開示のこの実施形態においては、説明のために、アップリンクにおいてRRCメッセージを送信し、端末デバイスが、マルチパス構成情報を能動的に有効化し、マルチパス送信によって第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信するという以下の例を使用する。図4を参照すると、その方法は、以下のステップを含む。
ステップ401: 第1のアクセスネットワークデバイスは、第1の構成情報を決定し、そして、第1の送信経路を使用することによって、端末デバイスに第1の構成情報を送る。
第1の構成情報は、マルチパス構成情報及び第1のトリガ条件を含む。マルチパス構成情報は、少なくとも1つの第2の送信経路の構成情報を含む。各々の第2の送信経路は、端末デバイスと1つの第2のアクセスネットワークデバイスとの間の送信リンク及び第1のアクセスネットワークデバイスと第2のアクセスネットワークデバイスとの間のインターフェイスリンクを含む。1つの第2の送信経路の第2のアクセスネットワークデバイスは、他の第2の送信経路の第2のアクセスネットワークデバイスとは異なる。第2の送信経路の構成情報は、第2のアクセスネットワークデバイスのデバイス識別子、第2のアクセスネットワークデバイスの構成情報、端末デバイスと第2のアクセスネットワークデバイスとの間で確立される送信経路に対応するリソース指標情報、及び、共有されているコンテキスト指標情報のうちの1つ又は複数を含む。第1のアクセスネットワークデバイスと第2のアクセスネットワークデバイスとの間のインターフェイスリンクは、X2プロトコルを使用することによって確立されるX2インターフェイスリンクであってもよい。
本開示のこの実施形態において、端末デバイスは、マルチパス構成情報を有効化し、そして、マルチパス送信によって第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信する。端末デバイスがマルチパス送信能力を有するときにのみ、その端末デバイスは、本開示のこの実施形態によって提供されるRRCメッセージ送信方法を実行することが可能である。したがって、このステップの前に、第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスがマルチパス送信能力を有しているか否かを決定する。端末デバイスがマルチパス送信能力を有している場合に、第1のアクセスネットワークデバイスは、マルチパス構成情報を決定し、そして、第1の構成情報を使用することによって、端末デバイスに第1の構成情報を送る。
第1のアクセスネットワークデバイスが、端末デバイスがマルチパス送信能力を有しているか否かを決定するステップは、以下の通りであってもよい。
端末デバイスは、第1のアクセスネットワークデバイスに能力指標情報を送り、その能力指標情報は、その端末デバイスがマルチパス送信能力を有しているか否かを示すのに使用され、その第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスが送る能力指標情報を受信し、そして、その能力指標情報に基づいて、その端末デバイスがマルチパス送信能力を有しているか否かを決定する。
例えば、端末デバイスがマルチパス送信能力を有している場合には、能力指標情報は、1である。端末デバイスがマルチパス送信能力を有していない場合には、能力指標情報は、0である。第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスが送る能力指標情報を受信する。能力指標情報が1である場合には、第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスがマルチパス送信能力を有しているということを決定し、能力指標情報が0である場合には、第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスがマルチパス送信能力を有していないということを決定する。
第1のアクセスネットワークデバイスがマルチパス構成情報を決定するステップは、以下の通りであってもよい。
第1のアクセスネットワークデバイスは、第1のアクセスネットワークデバイスとの複数のインターフェイスリンクを確立する複数の第2のアクセスネットワークデバイスのデバイス識別子を決定し、各々の第2のアクセスネットワークデバイスのデバイス識別子に基づいて、複数の第2の送信経路の構成情報を取得し、そして、それらの複数の第2の送信経路の構成情報を組み合わせて、マルチパス構成情報とする。
第2のアクセスネットワークデバイスのデバイス識別子は、第2のアクセスネットワークデバイスの番号又は位置等であってもよい。本開示のこの実施形態においては、第2のアクセスネットワークデバイスのデバイス識別子には、いかなる特定の限定も課されない。
第1の構成情報は、複数の部分のマルチパス構成情報、及びそれらの複数の部分のうちの各々の部分のマルチパス構成情報に対応する第1のトリガ条件を含んでもよいということに留意すべきである。
ステップ402: 端末デバイスは、第1の送信経路を使用することによって第1のアクセスネットワークデバイスが送る第1の構成情報を受信し、そして、その第1の構成情報を格納する。
マルチパス送信によってRRCメッセージを送信するときに、第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスに第1の構成情報を一度のみ送る必要があり、そして、その後、その端末デバイスは、マルチパス構成情報を直接的に有効化して、RRCメッセージを送信するということに留意すべきである。したがって、ステップ401及びステップ402を一度のみ実行する必要がある。その後、RRCメッセージを送信するときに、ステップ401及びステップ402を繰り返す必要はなく、ステップ403を直接的に実行する。
端末デバイスが第1の構成情報を格納した後に、その端末デバイスは、端末デバイスと第1のアクセスネットワークデバイスとの間の無線リンクが第1のトリガ条件を満たすか否かを決定する。端末デバイスと第1のアクセスネットワークデバイスとの間の無線リンクが第1のトリガ条件を満たすときに、ステップ403が実行される。
ステップ403: 端末デバイスと第1のアクセスネットワークデバイスとの間の無線リンクが、第1のトリガ条件を満たすときに、その端末デバイスは、マルチパス構成情報から、少なくとも1つの第2のターゲット送信経路の構成情報を選択する。
第1のトリガ条件は、
端末デバイスが測定する端末デバイスと第1のアクセスネットワークデバイスとの間の参照信号受信電力(Reference Signal Received Power, RSRP)が、第1のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
端末デバイスが測定する端末デバイスと第1のアクセスネットワークデバイスとの間の参照信号受信品質(Reference Signal Received Quality, RSRQ)が、第2のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
端末デバイスが測定する端末デバイスと第1のアクセスネットワークデバイスとの間の無線リンクのチャネル品質インジケータ(Channel Quality Indicator, CQI)が、第3のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
端末デバイスが測定する信号対干渉雑音比(Signal Interference Noise Rate, SINR)が、第4のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
端末デバイスが測定する信号対雑音比(Signal Noise Rate, SNR)が、第5のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
端末デバイスが統計収集によって取得するハイブリッド自動再送要求(Hybrid Automatic Retransmission Request, HARQ)否定応答(Non ACKnowledgement, NACK)の数が、第6のあらかじめ設定された値よりも大きい、及び、
端末デバイスが統計収集によって取得する自動再送要求(Automatic Retransmission Request, ARQ)NACKの数が、第7のあらかじめ設定された値よりも大きい、
という条件のうちの少なくとも1つの条件を含んでもよい。
必要に応じて、第1のあらかじめ設定された値、第2のあらかじめ設定された値、第3のあらかじめ設定された値、第4のあらかじめ設定された値、第5のあらかじめ設定された値、第6のあらかじめ設定された値、及び第7のあらかじめ設定された値の各々を設定し及び変更してもよい。本開示のこの実施形態においては、第1のあらかじめ設定された値、第2のあらかじめ設定された値、第3のあらかじめ設定された値、第4のあらかじめ設定された値、第5のあらかじめ設定された値、第6のあらかじめ設定された値、及び第7のあらかじめ設定された値の各々にはいかなる特定の限定も課されない。
端末デバイスが、マルチパス構成情報から、少なくとも1つの第2のターゲット送信経路の構成情報を選択するときに、その端末デバイスは、端末デバイスの送信要件及び各々の第2の送信経路の送信品質に基づいて、マルチパス構成情報から、少なくとも1つの第2のターゲット送信経路の構成情報を選択してもよい。このことは、以下の第1の実装である。第1のアクセスネットワークデバイスが、代替的に、端末デバイスに、有効化される第2のターゲット送信経路を示してもよいということは、以下の第2の実装である。
第1の実装において、端末デバイスが、マルチパス構成情報から、少なくとも1つの第2のターゲット送信経路の構成情報を選択するステップは、以下のステップを含む以下のステップ4031乃至ステップ4033を使用することによって実装されてもよい。
ステップ4031: 端末デバイスは、端末デバイスの送信要件を取得し、送信要件は、送信データの量、フィードバックメカニズム、及び品質要件のうちの少なくとも1つを含む。
送信要件は、送信データの量、フィードバックメカニズム、及び品質要件のうちの1つ又は複数を含んでもよい。本開示のこの実施形態においては、送信要件にはいかなる特定の限定も課されない。フィードバックメカニズムは、自動再送要求ARQプロトコル、順方向誤り訂正(Forward Error Correction, FEC)、又はHARQ等であってもよい。品質要件は、RRCメッセージを送信するために必要なサービス品質(Quality of Service, QoS)の値であってもよい。
ステップ4032: 端末デバイスは、送信要件に基づいて、端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの数を決定する。
端末デバイスは、送信要件とアクセスネットワークデバイスの数との間の対応関係を格納する。それに応じて、このステップは、以下のようであってもよい。
端末デバイスは、送信要件に基づいて、送信要件とアクセスネットワークデバイスの数との間の対応関係から、端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの数を決定する。
送信要件が送信データの量を含むときに、端末デバイスは、送信データの量とアクセスネットワークデバイスの数との間の対応関係を格納する。それに応じて、このステップは、以下のようであってもよい。
端末デバイスは、送信データの量に基づいて、送信データの量とアクセスネットワークデバイスの数との間の対応関係から、端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの数を決定する。
例えば、送信データの量が5Mであるときに、端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの数は、1であり、又は、送信データの量が1Gであるときに、端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの数は、3である。
このステップにおいて、送信データの量とアクセスネットワークデバイスの数との間の対応関係が占有するメモリ量を削減するために、端末デバイスは、送信データの量とアクセスネットワークデバイスの数との間の対応関係を格納しなくてもよく、送信データの量の範囲とアクセスネットワークデバイスの数との間の対応関係を格納してもよい。それに応じて、このステップは、以下のようであってもよい。
端末デバイスは、送信データの量に基づいて、送信データの量が属する送信データの量の範囲を決定し、そして、その送信データの量の範囲に基づいて、送信データの量の範囲とアクセスネットワークデバイスの数との間の対応関係から、端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの数を決定する。
送信要件がフィードバックメカニズムであるときに、端末デバイスは、フィードバックメカニズムとアクセスネットワークデバイスの数との間の対応関係を格納する。それに応じて、このステップは、以下のようであってもよい。
端末デバイスは、フィードバックメカニズムに基づいて、フィードバックメカニズムとアクセスネットワークデバイスの数との間の対応関係から、端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの数を決定する。
例えば、フィードバックメカニズムがARQであるときに、端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの数は、3であり、フィードバックメカニズムがFECであるときに、端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの数は、1であり、又は、フィードバックメカニズムがHARQであるときに、端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの数は、2である。
送信要件が品質要件であるときに、端末デバイスは、QoS値とアクセスネットワークデバイスの数との間の対応関係を格納する。それに応じて、このステップは、以下のようであってもよい。
端末デバイスは、端末デバイスが必要とするQoS値に基づいて、QoS値とアクセスネットワークデバイスの数との間の対応関係から、端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの数を決定する。
例えば、端末デバイスが必要とするQoS値が10であるときに、端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの数は、2であり、又は、端末デバイスが必要とするQoS値が20であるときに、端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの数は、4である。
このステップにおいて、端末デバイスは、送信要件に基づいて、端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの数を決定しなくてもよいということに留意すべきである。むしろ、第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの数をその端末デバイスに通知する。この場合には、ステップ3031及びステップ3032は、以下のステップと置き換えられてもよい。
第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの数を決定し、端末デバイスにその数を送信し、そして、その端末デバイスは、第1のアクセスネットワークデバイスが送信するその数を受信する。
第1のアクセスネットワークデバイスが、端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの数を決定するステップは、以下のようであってもよい。
第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスの送信要件に基づいて、端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの数を決定し、このステップは、端末デバイスが、送信要件に基づいて、端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの数を決定する実装と同じ実装であり、本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない、又は、
第1のアクセスネットワークデバイスは、前もって、端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの数を構成し、そして、端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスのその構成された数を直接的に取得してもよく、又は、
第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスと第1のアクセスネットワークデバイスとの間の無線リンクの品質情報に基づいて、端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの数を決定する。
品質情報は、RSRP、RSRQ、CQI、SINR、SNR、HARQ NACK、ARQ NACKのうちの1つ又は複数を含む。
ステップ4033: 端末デバイスは、マルチパス構成情報から、その数の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスの構成情報を選択する。
このステップにおいては、端末デバイスは、マルチパス構成情報から、その数の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスの構成情報をランダムに選択してもよい。RRCメッセージ送信の信頼性をさらに改善するために、このステップにおいては、端末デバイスは、さらに、マルチパス構成情報の中の各々の第2のアクセスネットワークデバイスの送信品質に基づいて、マルチパス構成情報から、その数の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスの構成情報を選択してもよい。このステップは、具体的には、以下のステップを含む以下のステップ4033-1及び4033-2を使用することによって実装されてもよい。
ステップ4033-1: 端末デバイスは、マルチパス構成情報における各々の第2のアクセスネットワークデバイスの送信品質を決定する。
端末デバイスが各々の第2のアクセスネットワークデバイスの送信品質を決定することは、第2のアクセスネットワークデバイスの品質パラメータに基づいて、各々の第2のアクセスネットワークデバイスの送信品質を決定することを含む。
送信品質パラメータは、パケット損失率、送信待ち時間、RSRP、RSRQ、CQI、SINR、SNR、HARQ NACK、及びARQ NACKのうちの1つ又は複数を含む。パケット損失率、送信待ち時間、HARQ NACK、及びARQ NACK等の品質パラメータがより大きくなる場合には、送信品質は、より低くなる。パケット損失率、送信待ち時間、HARQ NACK、及びARQ NACK等の品質パラメータがより小さくなる場合には、送信品質は、より良好となる。RSRP、RSRQ、CQI、SINR、及びSNR等の品質パラメータがより大きくなる場合には、送信品質は、より良好となる。RSRP、RSRQ、CQI、SINR、及びSNR等の品質パラメータがより小さくなる場合には、送信品質は、より低くなる。したがって、計算を容易にするために、パケット損失率、送信待ち時間、HARQ NACK、及びARQ NACKを第1のタイプの品質パラメータと称し、RSRP、RSRQ、CQI、SINR、及びSNRを第2のタイプの品質パラメータと称する。それに応じて、端末デバイスが、第2のアクセスネットワークデバイスの品質パラメータに基づいて、各々の第2のアクセスネットワークデバイスの送信品質を決定するステップは、以下のようであってもよい。
端末デバイスは、各々の第2のアクセスネットワークデバイスの第2のタイプの品質パラメータのパラメータ値の総和を決定して、第1のパラメータ値を取得し、第1のタイプの品質パラメータのパラメータ値の総和を決定して、第2のパラメータ値を取得し、そして、各々の第2のアクセスネットワークデバイスの送信品質として、第1のパラメータ値と第2のパラメータ値との間の差を決定する。
ステップ4033-2: 端末デバイスは、マルチパス構成情報の中の各々の第2のアクセスネットワークデバイスの送信品質に基づいて、マルチパス構成情報から、最も良好な送信品質を有する数の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスの構成情報を選択する。
端末デバイスは、マルチパス構成情報の中の各々の第2のアクセスネットワークデバイスの送信品質に基づいて、マルチパス構成情報から、最も良好な送信品質を有する数の第2のアクセスネットワークデバイスの構成情報を選択し、それらの選択された第2のアクセスネットワークデバイスは、第2のターゲットアクセスネットワークデバイスと称される。
第2の実装において、端末デバイスが、マルチパス構成情報から少なくとも1つの第2のターゲット送信経路の構成情報を選択するステップは、以下のステップを含む以下のステップ(A)及び(B)を使用することによって実装されてもよい。
ステップ(A): 端末デバイスは、第1のアクセスネットワークデバイスが送る各々の第2のターゲット送信経路の経路識別子を受信する。
第1のアクセスネットワークデバイスは、マルチパス構成情報において、各々の第2の送信経路の送信品質を決定し、各々の第2の送信経路の送信品質に基づいて、少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を決定し、そして、端末デバイスに各々の第2のターゲット送信経路の経路識別子を送る。端末デバイスは、第1のアクセスネットワークデバイスが送る各々の第2のターゲット送信経路の経路識別子を受信する。
第2のターゲット送信経路の経路識別子は、第2のターゲット送信経路の名称、番号、パターン(pattern)、又はインデックス(index)であってもよい。加えて、第1のアクセスネットワークデバイスは、代替的に、情報のいずれかの部分に各々の第2のターゲット送信経路の経路識別子を追加してもよい。例えば、端末デバイスが第1の指標情報に各々の第2のターゲット送信経路の経路識別子を追加する場合には、このステップは、以下のようであってもよい。
第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスに第1の指標情報を送り、その第1の指標情報は、端末デバイスに、各々の有効化される第2のターゲット送信経路の経路識別子を示すのに使用される。端末デバイスは、第1のアクセスネットワークデバイスが送る第1の指標情報を受信し、そして、第1の指標情報に基づいて、各々の第2のターゲット送信経路の経路識別子を決定する。
例えば、第1のアクセスネットワークデバイスが、端末デバイスに2つの第2のターゲット送信経路の経路識別子を送る場合に、第1のアクセスネットワークデバイスは、1ビットのpatternを使用することによって、各々の第2のターゲット送信経路の経路識別子を示してもよく、2つの第2のターゲット送信経路の経路識別子を示すのにそれぞれ0及び1を使用する。
他の例では、第1のアクセスネットワークデバイスが、端末デバイスに4つの第2のターゲット送信経路の経路識別子を送る場合に、第1のアクセスネットワークデバイスは、2ビットのpatternを使用することによって、各々の第2のターゲット送信経路の経路識別子を示してもよく、4つの第2のターゲット送信経路の経路識別子を示すのにそれぞれ00、01、10、及び11を使用する。
ビットオーバヘッドを減少させるために、第1のアクセスネットワークデバイスは、第1の指標情報の中の複数の異なる選択(choices)に基づいて、表現のためのindexを使用してもよい。
ステップ(B): 端末デバイスは、第2のターゲット送信経路の経路識別子に基づいて、マルチパス構成情報から、各々の第2のターゲット送信経路の構成情報を選択する。
第1の構成情報が、複数のマルチパス構成情報及びそれらの複数のマルチパス構成情報の各々に対応する第1のトリガ条件を含む場合に、このステップにおいて、端末デバイスと第1のアクセスネットワークデバイスとの間の無線リンクが満たす第1のトリガ条件を決定するときに、端末デバイスは、第1のトリガ条件に対応するマルチパス構成情報を有効化するということに留意すべきである。代替的に、第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスに、マルチパス構成情報の有効化されるセットを示してもよい。
ステップ404: 端末デバイスは、各々の第2のターゲット送信経路の構成情報に基づいて、各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスへの第2のターゲット送信経路を確立する。
各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスについて、第2のターゲットアクセスネットワークデバイスに対応する第2のターゲット送信経路は、第2のターゲットアクセスネットワークデバイスと端末デバイスとの間の送信経路及び第2のターゲット送信経路と第1のアクセスネットワークデバイスとの間のインターフェイスリンクを含む。それに応じて、このステップは、以下のようであってもよい。
各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスについて、端末デバイスは、第2のターゲットアクセスネットワークデバイスに第2のターゲット送信経路の構成情報を送り、第2のターゲットアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスが送る第2のターゲット送信経路の構成情報を受信し、そして、第2のターゲット送信経路の構成情報に基づいて、端末デバイスとの間の送信経路及び第1のアクセスネットワークデバイスとの間のインターフェイスリンクをそれぞれ確立する。
ステップ405: 端末デバイスは、第1の送信経路を使用することによって、第1のアクセスネットワークデバイスにRRCメッセージを送信し、そして、各々の第2のターゲット送信経路を使用することによって、各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信する。
ステップ405a: 端末デバイスは、第1の送信経路を使用することによって、第1のアクセスネットワークデバイスにRRCメッセージを送信する。
ステップ405b: 端末デバイスは、各々の第2のターゲット送信経路を使用することによって、各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信する。
ステップ406: 各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスは、各々の第2のターゲット送信経路を使用することによって端末デバイスが送信する同じRRCメッセージを受信し、そして、各々のターゲットインターフェイスリンクを使用することによって第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを転送する。
第1のアクセスネットワークデバイスは、第1の送信経路を使用することによって端末デバイスが送信するRRCメッセージを受信し、そして、各々のターゲットインターフェイスリンクを使用することによって、各々の第2のターゲットアクセスデバイスが転送する同じRRCメッセージを受信する。
端末デバイスと第1のアクセスネットワークデバイスとの間のデータは、すべて、第1の送信経路を使用することによって送信され、端末デバイスと第2のターゲットアクセスネットワークデバイスとの間のデータは、すべて、第2のターゲット送信経路を使用することによって送信されるということに留意すべきである。
本開示のこの実施形態においては、RRCメッセージがアップリンクにおいて送信されるときに、第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスにマルチパス構成情報及び第1のトリガ条件を送る。端末デバイスが、端末デバイスと第1のアクセスネットワークデバイスとの間の無線リンクが第1のトリガ条件を満たしているということを検出するときに、その端末デバイスは、マルチパス構成情報を有効化し、そして、第1の送信経路及び少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を使用することによって、第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信する。複数の送信経路を使用することによって、第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信するため、RRCメッセージの信頼性を改善する。
本開示のある1つの実施形態は、RRCメッセージ送信方法を提供する。本開示のこの実施形態においては、説明のために、アップリンクにおいてRRCメッセージを送信し、第1のアクセスネットワークデバイスは、マルチパス構成情報を有効化し、そして、マルチパス送信によって第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信するように、端末デバイスに指示する、以下の例を使用する。図5を参照すると、その方法は、以下のステップを含む。
ステップ501: 第1のアクセスネットワークデバイスは、第1の構成情報を決定し、そして、第1の送信経路を使用することによって、端末デバイスに第1の構成情報を送る。
このステップは、ステップ401と同じである。本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。
ステップ502: 端末デバイスは、第1の送信経路を使用することによって第1のアクセスネットワークデバイスが送る第1の構成情報を受信し、そして、その第1の構成情報を格納する。
このステップは、ステップ402と同じである。本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。ステップ503: 第1のアクセスネットワークデバイスは、第1のアクセスネットワークデバイスの状態情報を取得し、その状態情報は、残りのリソース情報、負荷情報、及び品質情報のうちの少なくとも1つのタイプを含む。
端末デバイスが、第1のアクセスネットワークデバイスにRRCメッセージを送信するとき又はその前に、第1のアクセスネットワークデバイスは、残りのリソースの量が比較的少ない状況、負荷が比較的高い状況、又は、第1のアクセスネットワークデバイスと端末デバイスとの間の無線リンクの品質が比較的低い状況の下では、マルチパス構成情報を有効化するように端末デバイスに指示してもよい。したがって、状態情報は、残りのリソース情報、負荷情報、及び品質情報のうちの1つ又は複数を含んでもよい。残りのリソース情報は、残りのリソースブロック(Resource Block, RB)の数であってもよい。負荷情報は、端末の数又は確立された第1の送信経路の数であってもよい。品質情報は、第1のアクセスネットワークデバイスと端末デバイスとの間の無線リンクの品質情報であり、品質情報は、RSRP、RSRQ、CQI、SINR、SNR、HARQ NACK、及びARQ NACKのうちの1つ又は複数を含む。
ステップ504: 状態情報が第2のトリガ条件を満たすときに、第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスにマルチパス指示情報を送る。
第2のトリガ条件は、残りのリソースしきい値、負荷しきい値、及び品質しきい値のうちの少なくとも1つを含む、すなわち、第2のトリガ条件は、残りのリソースしきい値、負荷しきい値、及び品質しきい値のうちの1つ又は複数を含む。状態情報が残りのリソース情報を含むときに、第2のトリガ条件は、残りのリソースしきい値を含み、状態情報が負荷情報を含むときに、第2のトリガ条件は、負荷しきい値を含み、又は、状態情報が品質情報を含むときに、第2のトリガ条件は、品質しきい値を含む。それに応じて、第2のトリガ条件は、
第1のアクセスネットワークデバイスの残りのRBの現在の数が、第8のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
第1のアクセスネットワークデバイスのアクセスされた端末デバイスの数が、第9のあらかじめ設定された値よりも大きい、
第1のアクセスネットワークデバイスの確立された第1の送信経路の数が、第10のあらかじめ設定された値よりも大きい、
第1のアクセスネットワークデバイスと端末デバイスとの間のRSRPが、第11のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
第1のアクセスネットワークデバイスと端末デバイスとの間のRSRQが、第12のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
第1のアクセスネットワークデバイスと端末デバイスとの間の無線リンクのCQIが、第13のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
第1のアクセスネットワークデバイスのSINRが、第14のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
第1のアクセスネットワークデバイスのSNRが、第15のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
第1のアクセスネットワークデバイスのHARQ NACKの数が、第16のあらかじめ設定された値よりも大きい、及び、
第1のアクセスネットワークデバイスのARQ NACKの数が、第17のあらかじめ設定された値よりも大きい、
という条件のうちの少なくとも1つの条件を含んでもよい。
第1のアクセスネットワークデバイスは、第1のアクセスネットワークデバイスと端末デバイスとの間のRSRP、RSRQ、CQI、SINR、SNR、HARQ NACK、ARQ NACKを測定してもよく、又は、第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスが報告する第1のアクセスネットワークデバイスと端末デバイスとの間のRSRP、RSRQ、CQI、SINR、SNR、HARQ NACK、ARQ NACKを受信してもよい。本開示のこの実施形態において、第1のアクセスネットワークデバイスが、第1のアクセスネットワークデバイスと端末デバイスとの間のRSRP、RSRQ、CQI、SINR、SNR、HARQ NACK、及びARQ NACKを取得する方式に対して、いかなる特定の限定も課されない。
ステップ505: 端末デバイスは、第1のアクセスネットワークデバイスが送るマルチパス指示情報を受信し、そして、マルチパス指示情報に基づいて、マルチパス構成情報から、少なくとも1つの第2のターゲット送信経路の構成情報を選択する。
マルチパス指示情報は、マルチパス構成情報を有効化し、そして、第1の送信経路及び複数の第2の送信経路のうちの少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を使用することによって、第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信するように端末デバイスに指示するのに使用される。
本開示のこの実施形態において、第1のアクセスネットワークデバイスは、さらに、端末デバイスに、有効化される第2のアクセスネットワークデバイスを示してもよい。この場合には、マルチパス指示情報は、各々の第2のターゲット送信経路の経路識別子をさらに含む。マルチパス指示情報が、各々の第2のターゲット送信経路の経路識別子を含まない場合には、このステップは、ステップ403の第1の実装と同じである。マルチパス指示情報が、各々の第2のターゲット送信経路の経路識別子を含む場合には、このステップは、ステップ403の第2の実装と同じである。本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。ステップ506: 端末デバイスは、各々の第2のターゲット送信経路の構成情報に基づいて、各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスへの第2のターゲット送信経路を確立する。
このステップは、ステップ404と同じである。本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。
ステップ507: 端末デバイスは、第1の送信経路を使用することによって、第1のアクセスネットワークデバイスにRRCメッセージを送信し、そして、各々の第2のターゲット送信経路を使用することによって、各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信する。
ステップ507a: 端末デバイスは、第1の送信経路を使用することによって、第1のアクセスネットワークデバイスにRRCメッセージを送信する。
ステップ507b: 端末デバイスは、各々の第2のターゲット送信経路を使用することによって、各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信する。
ステップ508: 各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスは、各々の第2のターゲット送信経路を使用することによって端末デバイスが送信する同じRRCメッセージを受信し、そして、各々のターゲットインターフェイスリンクを使用することによって、第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを転送する。
第1のアクセスネットワークデバイスは、第1の送信経路を使用することによって端末デバイスが送信するRRCメッセージを受信し、第1のアクセスネットワークデバイスは、各々のターゲットインターフェイスリンクを使用することによって各々の第2のターゲットアクセスデバイスが転送する同じRRCメッセージを受信する。
端末デバイスと第1のアクセスネットワークデバイスとの間のデータは、すべて、第1の送信経路を使用することによって送信され、端末デバイスと第2のターゲットアクセスネットワークデバイスとの間のデータは、すべて、第2のターゲット送信経路を使用することによって送信されるということに留意すべきである。
本開示のこの実施形態においては、RRCメッセージがアップリンクにおいて送信されるときに、第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスにマルチパス構成情報及び第1のトリガ条件を送る。第1のアクセスネットワークデバイスの状態情報が第2のトリガ条件を満たしているということを決定するときに、第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスにマルチパス指示情報を送信する。そのマルチパス指示情報に基づいて、端末デバイスは、マルチパス構成情報を有効化し、そして、第1の送信経路及び少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を使用することによって、第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信する。複数の送信経路を使用することによって、第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信するため、RRCメッセージの信頼性を改善する。
本開示のある1つの実施形態は、RRCメッセージ送信方法を提供する。本開示のこの実施形態においては、説明のために、ダウンリンクにおいてRRCメッセージを送信し、端末デバイスは、マルチパス構成情報を能動的に有効化し、そして、マルチパス送信によって第1のアクセスネットワークデバイスが送信する同じRRCメッセージを受信する、以下の例を使用する。図6を参照すると、その方法は、以下のステップを含む。
ステップ601: 第1のアクセスネットワークデバイスは、第1の構成情報を決定し、そして、第1の送信経路を使用することによって、端末デバイスに第1の構成情報を送る。
このステップは、ステップ401と同じである。本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。
ステップ602: 端末デバイスは、第1の送信経路を使用することによって第1のアクセスネットワークデバイスが送る第1の構成情報を受信し、そして、その第1の構成情報を格納する。
このステップは、ステップ401と同じである。本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。
ステップ603: 端末デバイスと第1のアクセスネットワークデバイスとの間の無線リンクが、第1のトリガ条件を満たすときに、その端末デバイスは、マルチパス構成情報から、少なくとも1つの第2のターゲット送信経路の構成情報を選択する。
このステップは、ステップ401と同じである。本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。
ステップ604: 端末デバイスは、各々の第2のターゲット送信経路の構成情報に基づいて、各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスへの第2のターゲット送信経路を確立する。
このステップは、ステップ401と同じである。本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。
ステップ605: 第1のアクセスネットワークデバイスは、第1の送信経路を使用することによって、端末デバイスにRRCメッセージを送信する。
ステップ606: 第1のアクセスネットワークデバイスは、第1のアクセスネットワークデバイスと第2のターゲットアクセスネットワークデバイスとの間のターゲットインターフェイスリンクを使用することによって、各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信する。
ステップ607: 各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスは、第2のターゲットアクセスネットワークデバイスと端末デバイスとの間の送信経路を使用することによって、端末デバイスに同じRRCメッセージを送信する。
端末デバイスは、第1の送信経路を使用することによって、第1のアクセスネットワークデバイスが送信するRRCメッセージを受信し、そして、第2の送信経路を使用することによって、各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスが送信する同じRRCメッセージを受信する。
ダウンリンクにおいて送信されるRRCメッセージは、第1のアクセスネットワークデバイスによって生成されるということに留意すべきである。
本開示のこの実施形態においては、RRCメッセージがダウンリンクにおいて送信されるときに、第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスにマルチパス構成情報及び第1のトリガ条件を送る。端末デバイスが、端末デバイスと第1のアクセスネットワークデバイスとの間の無線リンクが第1のトリガ条件を満たしているということを検出するときに、その端末デバイスは、マルチパス構成情報を有効化し、そして、第1の送信経路及び少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を使用することによって、第1のアクセスネットワークデバイスが送信する同じRRCメッセージを受信する。複数の送信経路を使用することによって、第1のアクセスネットワークデバイスが送信する同じRRCメッセージを受信するため、RRCメッセージの信頼性を改善する。
本開示のある1つの実施形態は、RRCメッセージ送信方法を提供する。本開示のこの実施形態においては、説明のために、ダウンリンクにおいてRRCメッセージを送信し、第1のアクセスネットワークデバイスは、マルチパス構成情報を有効化し、そして、マルチパス送信によって、第1のアクセスネットワークデバイスが送信する同じRRCメッセージを受信するように、端末デバイスに指示する、以下の例を使用する。図7を参照すると、その方法は、以下のステップを含む。
ステップ701: 第1のアクセスネットワークデバイスは、第1の構成情報を決定し、そして、第1の送信経路を使用することによって、端末デバイスに第1の構成情報を送る。
ステップ702: 端末デバイスは、第1の送信経路を使用することによって第1のアクセスネットワークデバイスが送る第1の構成情報を受信し、そして、その第1の構成情報を格納する。
ステップ703: 第1のアクセスネットワークデバイスは、第1のアクセスネットワークデバイスの状態情報を取得し、その状態情報は、残りのリソース情報、負荷情報、及び品質情報のうちの少なくとも1つのタイプを含む。
ステップ704: 状態情報が第2のトリガ条件を満たすときに、第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスにマルチパス指示情報を送る。
ステップ705: 端末デバイスは、第1のアクセスネットワークデバイスが送るマルチパス指示情報を受信し、そして、マルチパス指示情報に基づいて、マルチパス構成情報から、少なくとも1つの第2のターゲット送信経路の構成情報を選択する。
ステップ706: 端末デバイスは、各々の第2のターゲット送信経路の構成情報に基づいて、各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスへの第2のターゲット送信経路を確立する。
ステップ707: 第1のアクセスネットワークデバイスは、第1の送信経路を使用することによって、端末デバイスにRRCメッセージを送信する。
ステップ708: 第1のアクセスネットワークデバイスは、第1のアクセスネットワークデバイスと第2のターゲットアクセスネットワークデバイスとの間のターゲットインターフェイスリンクを使用することによって、各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信する。
ステップ709: 各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスは、第2のターゲットアクセスネットワークデバイスと端末デバイスとの間の送信経路を使用することによって、端末デバイスに同じRRCメッセージを送信する。
端末デバイスは、第1の送信経路を使用することによって第1のアクセスネットワークデバイスが送信するRRCメッセージを受信し、そして、第2の送信経路を使用することによって各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスが送信する同じRRCメッセージを受信する。
本開示のこの実施形態においては、RRCメッセージがダウンリンクにおいて送信されるときに、第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスにマルチパス構成情報及び第1のトリガ条件を送る。第1のアクセスネットワークデバイスの状態情報が第2のトリガ条件を満たしているということを決定するときに、第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスにマルチパス指示情報を送る。そのマルチパス指示情報に基づいて、端末デバイスは、マルチパス構成情報を有効化し、そして、第1の送信経路及び少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を使用することによって、第1のアクセスネットワークデバイスが送信する同じRRCメッセージを受信する。複数の送信経路を使用することによって、第1のアクセスネットワークデバイスが送信する同じRRCメッセージを受信するため、RRCメッセージの信頼性を改善する。
本開示のある1つの実施形態において、第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスにおけるマルチパス構成情報及び第1のトリガ条件を構成する。第1のアクセスネットワークデバイスは、本開示のこの実施形態によって提供される方法を使用することによって、マルチパス構成情報を更新してもよい。図8を参照すると、その方法は、以下のステップを含む。
ステップ801: 第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスに調整指標情報を送り、その調整指標情報は、第2の送信経路の更新された構成情報を含む。
調整指標情報は、マルチパス構成情報に第2の送信経路の構成情報を追加するのに使用されるか、又は、マルチパス構成情報の中の第2の送信経路の構成情報を修正するのに使用されるか、又は、マルチパス構成情報の中の第2の送信経路の構成情報を削除するのに使用されてもよい。
調整指標情報が、マルチパス構成情報に第2の送信経路の構成情報を追加するのに使用される場合、及び、マルチパス構成情報の中の第2の送信経路の構成情報を修正するのに使用される場合には、調整指標情報は、第2の送信経路の更新された構成情報を含む必要があるのみならず、第2の送信経路の更新された経路識別子を含む必要がある。調整指標情報が、マルチパス構成情報の中の第2の送信経路の構成情報を削除するのに使用される場合には、調整指標情報は、第2の送信経路の更新された構成情報を含まなくてもよく、第2の送信経路の更新された経路識別子のみを含む。
第1のアクセスネットワークデバイスが、さらに、マルチパス構成情報の中の第1のトリガ条件を修正することを必要とする場合には、調整指標情報は、更新された第1のトリガ条件をさらに含む。
制御情報の中で調整指標情報を搬送してもよいということに留意すべきである。この場合には、このステップは、以下のようであってもよい。
第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスに制御情報を送り、制御情報は、調整指標情報を含み、調整指標情報は、第2の送信経路の更新された構成情報を含む。
制御情報は、物理ダウンリンク制御チャネル(Physical Downlink Control Channel, PDCCH)、メディアアクセス制御制御要素(Medium Access Control Control Element, MAC CE)、又はRRC接続再構成メッセージであってもよい。
第1のアクセスネットワークデバイスは、制御情報の中のpatternを使用することによって、第2の送信経路の更新された経路識別子を示してもよく、又は、複数の異なるchoicesに基づいて、indexを使用することによって、第2の送信経路の更新された経路識別子を示してもよいということに留意すべきである。
第1のアクセスネットワークデバイスが、制御情報の中のpatternを使用することによって、第2の送信経路の更新された経路識別子を示すときに、マルチパス構成情報が、2つの第2の送信経路の構成情報を含む場合には、第2の送信経路の更新された経路識別子を示すのに、1ビットの制御情報を使用してもよく、0及び1は、それぞれ、マルチパス構成情報の中の1番目の第2の送信経路及び2番目の第2の送信経路を示す。
マルチパス構成情報が、4つの第2の送信経路の構成情報を含む場合には、2ビットの制御情報は、第2の送信経路の更新された経路識別子を示すのに使用されてもよく、00、01、10、及び11は、それぞれ、マルチパス構成情報の中の1番目の第2の送信経路、2番目の第2の送信経路、3番目の第2の送信経路、及び4番目の第2の送信経路を示す。
マルチパス構成情報が、4つよりも多くの第2の送信経路の構成情報を含む場合には、3ビット、4ビット、又はより多くのビットの制御情報を使用して、第2の送信経路の更新された経路識別子を示してもよい。ステップ802: 端末デバイスは、第1のアクセスネットワークデバイスが送る調整指標情報を受信し、そして、その調整指標情報に基づいて、格納されているマルチパス構成情報を更新する。
調整指標情報が、マルチパス構成情報に、第2の送信経路の構成情報を追加するのに使用されるときには、端末デバイスは、そのマルチパス構成情報に、調整指標情報の中の第2の送信経路の構成情報を追加する。
調整指標情報が、マルチパス構成情報の中の第2の送信経路の構成情報を修正するのに使用されるときには、端末デバイスは、マルチパス構成情報の中の第2の送信経路の更新された構成情報を、調整指標情報の中の第2の送信経路の構成情報へと修正する。
調整指標情報が、マルチパス構成情報の中の第2の送信経路の構成情報を削除するのに使用されるときには、端末デバイスは、マルチパス構成情報の中の第2の送信経路の更新された構成情報を削除する。
調整指標情報が、更新された第1のトリガ条件をさらに含む場合には、端末デバイスは、調整指標情報に基づいて、格納されている第1のトリガ条件を更新するということに留意すべきである。
本開示のこの実施形態においては、第1のアクセスネットワークデバイスは、調整指標情報を使用することによって、端末デバイスの中に格納されているマルチパス構成情報を更新してもよく、それによって、マルチパス構成情報は、適時的な方式で更新される。加えて、第1のアクセスネットワークデバイスは、PDCCH又はMAC CEに調整指標情報を追加してもよく、それによって、調整の柔軟性を増加させるのみならず、RRC再構成の待ち時間を減少させるとともに、RRC再構成メッセージのオーバヘッドを減少させる。
本開示のある1つの実施形態は、RRCメッセージ送信装置を提供する。その装置は、端末デバイスに適用され、上記の端末デバイスが実行する複数のステップを実行するように構成される。図9を参照すると、その装置は、トランシーバーユニット901及び処理ユニット902を含む。
トランシーバーユニット901は、第1の送信経路を使用することによって第1のアクセスネットワークデバイスが送る第1の構成情報を受信するステップ402と、第1のアクセスネットワークデバイスが送るマルチパス指示情報を受信するステップ405、ステップ502、ステップ505、ステップ506、ステップ507、ステップ602、ステップ605、ステップ702、ステップ704、ステップ705、及びステップ705と、ステップ802と、それらの選択的な解決方法と、を実行するように構成される。
処理ユニット902は、第1の構成情報を格納するステップ402と、状態情報が第2のトリガ条件を満たすか否かを決定するステップ403、ステップ404、ステップ603、ステップ604、ステップ703、及びステップ704と、マルチパス指示情報に基づいて、マルチパス構成情報から、少なくとも1つの第2のターゲット送信経路の構成情報を選択するステップ705と、ステップ706と、それらの選択的な解決方法と、を実行するように構成される。
本開示のこの実施形態においては、RRCメッセージがアップリンクにおいて送信されるときに、第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスにマルチパス構成情報及び第1のトリガ条件を送る。端末デバイスが、端末デバイスと第1のアクセスネットワークデバイスとの間の無線リンクが第1のトリガ条件を満たすということを検出するときに、その端末デバイスは、マルチパス構成情報を有効化し、そして、第1の送信経路及び少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を使用することによって、第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信する。複数の送信経路を使用することによって、第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信するため、RRCメッセージの信頼性を改善する。
本開示のある1つの実施形態は、RRCメッセージ送信装置を提供する。その装置は、第1のアクセスネットワークデバイスに適用され、上記のアクセスネットワークデバイスが実行する複数のステップを実行するように構成される。図10を参照すると、その装置は、トランシーバーユニット1001及び処理ユニット1002を含む。
トランシーバーユニット1001は、第1の送信経路を使用することによって、端末デバイスに第1の構成情報を送るステップ401と、第1の送信経路を使用することによって、端末デバイスに第1の構成情報を送るステップ501と、端末デバイスにマルチパス指示情報を送るステップ504と、第1の送信経路を使用することによって、端末デバイスに第1の構成情報を送るステップ601と、第1の送信経路を使用することによって、端末デバイスに第1の構成情報を送るステップ605、ステップ606、及びステップ701と、ステップ707と、ステップ708と、ステップ801と、それらの選択的な解決方法と、を実行するように構成されている。
処理ユニット1002は、第1の構成情報を決定するステップ401と、第1の構成情報を決定するステップ501と、状態情報が第2のトリガ条件を満たすか否かを決定するステップ503及びステップ504と、第1の構成情報を決定するステップ601と、第1の構成情報を決定するステップ701と、それらの選択的な解決方法と、を実行するように構成される。
本開示のこの実施形態においては、RRCメッセージがアップリンクにおいて送信されるときに、第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスにマルチパス構成情報及び第1のトリガ条件を送る。端末デバイスが、端末デバイスと第1のアクセスネットワークデバイスとの間の無線リンクが第1のトリガ条件を満たすということを検出するときに、その端末デバイスは、マルチパス構成情報を有効化し、そして、第1の送信経路及び少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を使用することによって、第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信する。複数の送信経路を使用することによって、第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信するため、RRCメッセージの信頼性を改善する。
上記の複数の実施形態によって提供されているRRCメッセージ送信装置が、RRCメッセージを送信するときに、上記の複数の機能モジュールの分割は、説明のためのある1つの例としてのみ使用されているということに留意すべきである。実際の応用の際には、上記の複数の機能は、複数の異なる機能モジュールに割り当てられ、そして、必要に応じて実装されてもよい、すなわち、ある1つのデバイスの内部構造を複数の異なる機能モジュールに分割して、上記で説明されている複数の機能のすべて又は一部を実装してもよい。加えて、上記の複数の実施形態によって提供されるRRCメッセージ送信装置及びRRCメッセージ送信方法の実施形態は、同じ概念に属している。具体的な実装プロセスについては、方法の実施形態を参照すべきである。本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。
本開示のある1つの実施形態は、端末デバイスに適用されるシステムチップを提供する。図11を参照すると、システムチップは、入力/出力インターフェイス1101、少なくとも1つのプロセッサ1102、メモリ1103、及びバス1104を含む。入力/出力インターフェイス1101は、バス1104を使用することによって、少なくとも1つのプロセッサ1102及びメモリ1103に接続される。入力/出力インターフェイス1101は、端末デバイスが第1のアクセスネットワークデバイス及び第2のアクセスネットワークデバイスと通信するのに使用される。少なくとも1つのプロセッサ1102は、メモリ1103の中に格納されている命令を実行し、それによって、端末デバイスは、上記のRRCメッセージ送信方法を実行する。
本開示のある1つの実施形態は、第1のアクセスネットワークデバイスに適用されるシステムチップを提供する。図12を参照すると、システムチップは、入力/出力インターフェイス1201、少なくとも1つのプロセッサ1202、メモリ1203、及びバス1204を含む。入力/出力インターフェイス1201は、バス1204を使用することによって、少なくとも1つのプロセッサ1202及びメモリ1203に接続される。入力/出力インターフェイス1201は、端末デバイスが第1のアクセスネットワークデバイス及び第2のアクセスネットワークデバイスと通信するのに使用される。少なくとも1つのプロセッサ1202は、メモリ1203の中に格納されている命令を実行し、それによって、第1のアクセスネットワークデバイスは、上記のRRCメッセージ送信方法を実行する。
本開示の中の"及び/又は"の語は、複数の関連する対象物を説明するための関連性関係を説明しているにすぎず、3つの関係が存在してもよいということを表している。例えば、A及び/又はBは、Aのみが存在する、A及びBの双方が存在する、及び、Bのみが存在する、という3つの場合を表していてもよい。加えて、本明細書の中の記号"/"は、通常、複数の関連する対象物の間の"又は"の関係を示している。
当業者は、関連するハードウェアに命令を実行させるプログラム又はハードウェアによって、複数の実施形態の複数のステップのすべて又は一部を実装してもよいということを理解することが可能である。プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に格納されてもよい。記憶媒体は、読み出し専用メモリ、磁気ディスク、又は光ディスクを含んでもよい。
上記の説明は、本開示の代替的な実施形態であるにすぎず、本開示を限定することを意図してはいない。本開示の趣旨及び原理から離れることなく行われるいずれかの修正、等価な置換、又は改良は、本開示の保護の範囲に属するべきである。
上記の複数の選択的な技術的解決方法のすべてを無作為に組み合わせて、本開示の選択的な実施形態を形成してもよい。本明細書においては、詳細は説明されない。

[関連出願への相互参照]
この出願は、2017年3月24日付で中国国家知的財産局に出願された"RRCメッセージ送信方法及び装置、端末デバイス、及び、アクセスネットワークデバイス"と題する中国特許出願第201710183840.X号に基づく優先権を主張し、その特許出願の内容は、それらの全体が参照により本明細書に組み込まれる。
[技術分野]
本開示は、無線通信技術の分野に関し、特に、RRCメッセージ送信方法及び装置、端末デバイス、及びアクセスネットワークデバイスに関する。
ロングタームエボリューション(Long Term Evolution, LTE)、ロングタームエボリューションアドバンスト(LTE-Advanced, LTE-A)、又は第5世代移動体通信技術(fifth generation, 5G)等の無線通信システムにおいて、特に、5G無線通信システムにおいて、モバイルインターネット及びモノのモバイルインターネットは、将来的な通信開発のための主要な推進力となり、生活、労働、レジャー、及び人の移動等の分野に大きな影響を与える。したがって、5G無線通信システムにおいては、サービス要件は、多様化している。現時点において、5G無線通信システムの主要な適用シナリオは、拡張モバイルブロードバンド(enhanced Mobile Broadband, eMBB)、大規模マシン型通信(massive Machine Type Communications, mMTC)、及び、超高信頼性及び低待ち時間通信(Ultra-Reliable and Low Latency Communications, URLLC)を含む。eMBB、mMTC、及びURLLCは、各々が、RRCメッセージ送信の信頼性に関して非常に高い要件を有し、特に、URLLCは、RRCメッセージ送信の信頼性に関してきわめて高い要件を有している。したがって、5G無線通信システムにおいては、RRCメッセージをどのように送信するかが、この業界での焦点となっている。
現時点では、端末デバイスのモビリティの問題を解決するとともに、より高度な帯域幅を端末デバイスに提供するために、端末デバイスと基地局との間にデュアルコネクティビティ(Dual Connectivity, DC)を確立することが可能である、すなわち、その端末デバイスは、同時に2つの基地局にアクセスし、それによって、それらの2つの基地局は、同時に、その端末デバイスにサービスを提供することが可能である。2つの基地局は、それらの2つの基地局の役割に基づいて、それぞれ、マスター基地局及びセカンダリ基地局と称される。端末デバイスが、マスター基地局に無線リソース制御(Radio Resource Control, RRC)メッセージを送信するときに、その端末デバイスは、セカンダリ基地局にRRCメッセージを送信する。セカンダリ基地局は、端末デバイスが送るRRCメッセージを受信し、そして、マスター基地局にそのRRCメッセージを転送する。
端末デバイスとセカンダリ基地局との間の無線リンクの状態が比較的劣悪であるとき、又は、セカンダリ基地局とマスター基地局との間の無線リンクの状態が比較的劣悪であるときに、端末デバイスは、そのマスター基地局にRRCメッセージを送信することができず、その結果、上記のRRCメッセージ送信の信頼性は、結果として劣悪になる。
本開示の複数の実施形態は、RRCメッセージ送信方法及び装置、端末デバイス、及び、アクセスネットワークデバイスを提供して、関連技術において、RRCメッセージ送信の信頼性が低いという問題を解決する。複数の技術的解決方法は、以下のようになる。
第1の態様によれば、本開示のある1つの実施形態は、RRCメッセージ送信方法であって、当該方法は、
第1の送信経路を使用することによって第1のアクセスネットワークデバイスが送る第1の構成情報を端末デバイスによって受信するステップであって、前記第1の構成情報は、マルチパス構成情報及び第1のトリガ条件を含み、前記マルチパス構成情報は、複数の第2の送信経路の構成情報を含み、各々の第2の送信経路は、前記端末デバイスと1つの第2のアクセスネットワークデバイスとの間の送信リンク及び前記第1のアクセスネットワークデバイスと前記第2のアクセスネットワークデバイスとの間のインターフェイスリンクを含み、1つの第2の送信経路の第2のアクセスネットワークデバイスは、他の第2の送信経路の第2のアクセスネットワークデバイスとは異なる、ステップと、
前記端末デバイスと前記第1のアクセスネットワークデバイスとの間の無線リンクが、前記第1のトリガ条件を満たすときに、前記端末デバイスによって、前記マルチパス構成情報を有効化し、そして、前記第1の送信経路及び前記複数の第2の送信経路のうちの少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を使用することによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスに同じ無線リソース制御RRCメッセージを送信するステップと、を含み、前記RRCメッセージは、前記端末デバイスによって生成される、
RRCメッセージ送信方法を提供する。
本開示のこの実施形態においては、端末デバイスは、第1のアクセスネットワークデバイスが送るマルチパス構成情報及び第1のトリガ条件を受信する。端末デバイスが、端末デバイスと第1のアクセスネットワークデバイスとの間の無線リンクが第1のトリガ条件を満たしているということを検出するときに、その端末デバイスは、マルチパス構成情報を有効化し、そして、第1の送信経路及び少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を使用することによって、第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信する。複数の送信経路を使用することによって、第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信するため、RRCメッセージの信頼性を改善する。
ある1つの可能な設計において、前記第1のトリガ条件は、
前記端末デバイスが測定する前記端末デバイスと前記第1のアクセスネットワークデバイスとの間の参照信号受信電力RSRPが、第1のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
前記端末デバイスが測定する前記端末デバイスと前記第1のアクセスネットワークデバイスとの間の参照信号受信品質RSRQが、第2のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
前記端末デバイスが測定する前記端末デバイスと前記第1のアクセスネットワークデバイスとの間の前記無線リンクのチャネル品質インジケータCQIが、第3のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
前記端末デバイスが測定する信号対干渉雑音比SINRが、第4のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
前記端末デバイスが測定する信号対雑音比SNRが、第5のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
前記端末デバイスが統計収集によって取得するハイブリッド自動再送要求HARQ否定応答NACKの数が、第6のあらかじめ設定された値よりも大きい、及び、
前記端末デバイスが統計収集によって取得する自動再送要求ARQ否定応答NACKの数が、第7のあらかじめ設定された値よりも大きい、
という条件のうちの少なくとも1つの条件を含む。
本開示のこの実施形態においては、第1のトリガ条件は、無線リンクの品質を表すいずれかのしきい値であり、それにより、端末デバイスと第1のアクセスネットワークデバイスとの間の同じRRCメッセージの送信をトリガするためのトリガ条件を強化する。
ある1つの可能な設計において、当該方法は、
前記第1のアクセスネットワークデバイスが送るマルチパス指示情報を前記端末デバイスによって受信するステップと、
前記端末デバイスによって、前記マルチパス指示情報に基づいて、前記マルチパス構成情報を有効化し、そして、前記第1の送信経路及び前記複数の第2の送信経路のうちの少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を使用することによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスに同じ無線リソース制御RRCメッセージを送信するステップを実行するステップと、をさらに含む。
本開示のこの実施形態においては、第1のアクセスネットワークデバイスは、マルチパス指示情報を使用することによって、複数の送信経路を使用することにより第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信するように端末デバイスに指示し、それによって、第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスの送信方式を柔軟に制御することが可能である。
ある1つの可能な設計において、前記端末デバイスによって、前記マルチパス構成情報を有効化し、そして、前記第1の送信経路及び前記複数の第2の送信経路のうちの少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を使用することによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスに同じ無線リソース制御RRCメッセージを送信する前記ステップは、
前記端末デバイスによって、前記マルチパス構成情報から、前記少なくとも1つの第2のターゲット送信経路の構成情報を選択するステップと、
前記端末デバイスによって、各々の第2のターゲット送信経路の構成情報に基づいて、各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスへの第2のターゲット送信経路を確立するステップと、
前記端末デバイスによって、前記第1の送信経路を使用することによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスに前記RRCメッセージを送信し、そして、各々の第2のターゲット送信経路を使用することによって、各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信するステップと、を含み、前記RRCメッセージは、各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスが、各々のターゲットインターフェイスリンクを使用することによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを転送するのに使用される。
本開示のこの実施形態においては、端末デバイスは、マルチパス構成情報から第2のターゲット送信経路の構成情報を選択し、それにより、第1のアクセスネットワークデバイスと端末デバイス及び第2のターゲットアクセスネットワークデバイスの各々との間のRRCメッセージ交換を回避する。このことは、RRCメッセージのオーバヘッドを減少させるのみならず、第2のターゲット送信経路の構成情報を取得する効率を改善し、それにより、RRCメッセージの送信効率を改善する。
ある1つの可能な設計において、前記端末デバイスによって、前記マルチパス構成情報から、前記少なくとも1つの第2のターゲット送信経路の構成情報を選択する前記ステップは、
前記端末デバイスによって、前記端末デバイスの送信要件を取得するステップであって、前記送信要件は、送信データの量、フィードバックメカニズム、及び品質要件のうちの少なくとも1つを含む、ステップと、
前記端末デバイスによって、前記送信要件に基づいて、前記端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの数を決定するステップと、
前記端末デバイスによって、前記マルチパス構成情報から、前記数の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスの構成情報を選択するステップと、を含む。本開示のこの実施形態においては、端末デバイスは、送信要件に基づいて、端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの数を決定し、マルチパス構成情報からその数の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスの構成情報を選択し、それによって、必要に応じて第2のターゲットアクセスネットワークデバイスの構成情報を選択することが可能であり、それにより、第2のターゲットアクセスネットワークデバイスの利用を改善する。
ある1つの可能な設計において、前記端末デバイスによって、前記マルチパス構成情報から、前記数の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスの構成情報を選択する前記ステップは、
前記端末デバイスによって、前記マルチパス構成情報の中の各々の第2のアクセスネットワークデバイスの送信品質を決定するステップと、
前記端末デバイスによって、前記マルチパス構成情報の中の各々の第2のアクセスネットワークデバイスの前記送信品質に基づいて、前記マルチパス構成情報から、最良の送信品質を有する前記数の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスの構成情報を選択するステップと、を含む。
本開示のこの実施形態においては、端末デバイスは、各々の第2のアクセスネットワークデバイスの送信品質に基づいて、最良の送信品質を有する第2のターゲットアクセスネットワークデバイスの構成情報を選択し、最良の送信品質を有する第2のターゲットアクセスネットワークデバイスを使用することによって、第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信し、それにより、送信効率を改善する。
ある1つの可能な設計において、前記端末デバイスによって、前記マルチパス構成情報から、前記少なくとも1つの第2のターゲット送信経路の構成情報を選択する前記ステップは、
前記第1のアクセスネットワークデバイスが送る各々の第2のターゲット送信経路の経路識別子を前記端末デバイスによって受信するステップと、
前記端末デバイスによって、前記第2のターゲット送信経路の前記経路識別子に基づいて、前記マルチパス構成情報から、各々の第2のターゲット送信経路の構成情報を選択するステップと、を含む。
本開示のこの実施形態においては、第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスへの選択されるべき第2のターゲット送信経路の経路識別子を示し、それによって、第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスを効率的に制御することが可能であるのみならず、端末デバイスが各々の第2のターゲット送信経路を決定する時間を減少させ、それにより、各々の第2のターゲット送信経路の構成情報の選択の効率を改善する。
ある1つの可能な設計において、当該方法は、
前記端末デバイスによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスが送る調整指標情報を受信するステップであって、前記調整指標情報は、第2の送信経路の更新された構成情報を含む、ステップと、
前記端末デバイスによって、前記調整指標情報に基づいて、前記格納されているマルチパス構成情報を更新するステップと、をさらに含む。
本開示のこの実施形態においては、端末デバイスは、調整指標情報に基づいて、端末デバイスの中に格納されているマルチパス構成情報を更新し、それによって、適時的な方式でそのマルチパス構成情報を更新することが可能である。
ある1つの可能な設計において、前記端末デバイスによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスが送る調整指標情報を受信する前記ステップは、
前記端末デバイスによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスが送る制御情報を受信するステップを含み、前記制御情報は、前記調整指標情報を含み、前記制御情報は、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、メディアアクセス制御制御要素MAC CE、又は、RRC接続再構成メッセージである。
本開示のこの実施形態においては、調整指標情報を搬送するのにPDCCH、MAC CE、又はRRC接続再構成メッセージを使用し、それにより、調整の柔軟性を改善する。加えて、調整指標情報を搬送するのにPDCCH又はMAC CEを使用し、それによって、RRC再構成送信送待ち時間を減少させるのみならず、RRC再構成メッセージのオーバヘッドを減少させる。
第2の態様によれば、本開示のある1つの実施形態は、RRCメッセージ送信方法であって、当該方法は、
第1のアクセスネットワークデバイスが、第1の送信経路を使用することによって、端末デバイスに第1の構成情報を送るステップであって、前記第1の構成情報は、マルチパス構成情報及び第1のトリガ条件を含み、前記マルチパス構成情報は、複数の第2の送信経路の構成情報を含み、各々の第2の送信経路は、前記端末デバイスと1つの第2のアクセスネットワークデバイスとの間の送信リンク及び前記第1のアクセスネットワークデバイスと前記第2のアクセスネットワークデバイスとの間のインターフェイスリンクを含み、1つの第2の送信経路の第2のアクセスネットワークデバイスは、他の第2の送信経路の第2のアクセスネットワークデバイスとは異なる、ステップと、
前記第1の送信経路を使用することによって前記端末デバイスが送信する無線リソース制御RRCメッセージを前記第1のアクセスネットワークデバイスによって受信し、そして、少なくとも1つのターゲットインターフェイスリンクを使用することによって少なくとも1つの第2のターゲットアクセスネットワークデバイスが送信する同じRRCメッセージを受信するステップと、を含み、前記RRCメッセージは、前記端末デバイスによって生成され、前記RRCメッセージは、前記端末デバイスと前記第1のアクセスネットワークデバイスとの間の無線リンクが前記第1のトリガ条件を満たすということを決定するときに、前記端末デバイスによって送信される、
RRCメッセージ送信方法を提供する。
本開示のこの実施形態においては、第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスにマルチパス構成情報及び第1のトリガ条件を送る。端末デバイスが、端末デバイスと第1のアクセスネットワークデバイスとの間の無線リンクが第1のトリガ条件を満たしているということを検出するときに、その端末デバイスは、マルチパス構成情報を有効化し、そして、第1の送信経路及び少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を使用することによって、第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信する。第1のアクセスネットワークデバイスは、複数の送信経路を使用することによって、端末デバイスが送る同じRRCメッセージを受信するため、RRCメッセージの信頼性を改善する。
ある1つの可能な設計において、第1のアクセスネットワークデバイスが、第1の送信経路を使用することによって、端末デバイスに第1の構成情報を送る前記ステップの後に、当該方法は、
前記第1のアクセスネットワークデバイスによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスの状態情報を取得するステップであって、前記状態情報は、残りのリソース情報、負荷情報、及び品質情報のうちの少なくとも1つのタイプを含む、ステップと、
前記状態情報が第2のトリガ条件を満たすときに、前記第1のアクセスネットワークデバイスによって前記端末デバイスに、マルチパス指示情報を送るステップと、をさらに含み、前記マルチパス指示情報は、前記第1の送信経路及び少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を使用することによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信するように前記端末デバイスに指示するのに使用される。
本開示のこの実施形態においては、第1のアクセスネットワークデバイスは、残りのリソース情報、負荷情報、及び品質情報のうちの少なくとも1つのタイプが、第2のトリガ条件を満たすか否かを決定し、そして、残りのリソース情報、負荷情報、及び品質情報のうちの少なくとも1つのタイプが、第2のトリガ条件を満たすときに、端末デバイスにマルチパス指示情報を送信して、複数の送信経路を使用することによって第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信するように端末デバイスに指示してもよく、それによって、第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスの送信方式を柔軟に制御することが可能である。
ある1つの可能な設計において、前記状態情報が前記第2のトリガ条件を満たすときに、当該方法は、
前記第1のアクセスネットワークデバイスによって前記端末デバイスに、各々の第2のターゲット送信経路の経路識別子を送るステップをさらに含み、各々の第2のターゲット送信経路の前記経路識別子は、前記端末デバイスが、前記マルチパス構成情報から前記第2のターゲット送信経路の構成情報を選択するのに使用される。
本開示のこの実施形態においては、第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスへの選択されるべき第2のターゲット送信経路の経路識別子を示し、それによって、第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスを効率的に制御することが可能であるのみならず、端末デバイスが各々の第2のターゲット送信経路を決定する時間を減少させ、それにより、各々の第2のターゲット送信経路の構成情報の選択の効率を改善する。
ある1つの可能な設計において、当該方法は、
前記第1のアクセスネットワークデバイスによって前記端末デバイスに、調整指標情報を送るステップをさらに含み、前記調整指標情報は、第2の送信経路の更新された構成情報を含み、前記調整指標情報は、前記端末デバイスが、前記調整指標情報に基づいて、前記格納されているマルチパス構成情報を更新するのに使用される。
本開示のこの実施形態においては、アクセスネットワークデバイスは、調整指標情報を使用することによって、端末デバイスに格納されているマルチパス構成情報を更新してもよく、それによって、適時的な方式でマルチパス構成情報を更新することが可能である。
ある1つの可能な設計において、前記第1のアクセスネットワークデバイスによって前記端末デバイスに、調整指標情報を送る前記ステップは、
前記第1のアクセスネットワークデバイスによって前記端末デバイスに制御情報を送るステップを含み、前記制御情報は、前記調整指標情報を含み、前記制御情報は、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、メディアアクセス制御制御要素MAC CE、又はRRC接続再構成メッセージである。
本開示のこの実施形態においては、調整指標情報を搬送するのにPDCCH、MAC CE、又はRRC接続再構成メッセージを使用し、それにより、調整の柔軟性を改善する。加えて、調整指標情報を搬送するのにPDCCH又はMAC CEを使用し、それによって、RRC再構成送信送待ち時間を減少させるのみならず、RRC再構成メッセージのオーバヘッドを減少させる。
第3の態様によれば、本開示のある1つの実施形態は、RRCメッセージ送信装置であって、当該装置は、
第1の送信経路を使用することによって第1のアクセスネットワークデバイスが送る第1の構成情報を受信するように構成されるトランシーバーユニットであって、前記第1の構成情報は、マルチパス構成情報及び第1のトリガ条件を含み、前記マルチパス構成情報は、複数の第2の送信経路の構成情報を含み、各々の第2の送信経路は、端末デバイスと1つの第2のアクセスネットワークデバイスとの間の送信リンク及び前記第1のアクセスネットワークデバイスと前記第2のアクセスネットワークデバイスとの間のインターフェイスリンクを含み、1つの第2の送信経路の第2のアクセスネットワークデバイスは、他の第2の送信経路の第2のアクセスネットワークデバイスとは異なる、トランシーバーユニットと、
前記端末デバイスと前記第1のアクセスネットワークデバイスとの間の無線リンクが、前記第1のトリガ条件を満たすときに、前記マルチパス構成情報を有効化し、そして、前記第1の送信経路及び前記複数の第2の送信経路のうちの少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を使用することによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスに同じ無線リソース制御RRCメッセージを送信するように前記トランシーバーユニットを制御する、ように構成される処理ユニットと、を含み、前記RRCメッセージは、前記端末デバイスによって生成される、
RRCメッセージ送信装置を提供する。
ある1つの可能な設計において、前記第1のトリガ条件は、
前記端末デバイスが測定する前記端末デバイスと前記第1のアクセスネットワークデバイスとの間の参照信号受信電力RSRPが、第1のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
前記端末デバイスが測定する前記端末デバイスと前記第1のアクセスネットワークデバイスとの間の参照信号受信品質RSRQが、第2のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
前記端末デバイスが測定する前記端末デバイスと前記第1のアクセスネットワークデバイスとの間の前記無線リンクのチャネル品質インジケータCQIが、第3のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
前記端末デバイスが測定する信号対干渉雑音比SINRが、第4のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
前記端末デバイスが測定する信号対雑音比SNRが、第5のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
前記端末デバイスが統計収集によって取得するハイブリッド自動再送要求HARQ否定応答NACKの数が、第6のあらかじめ設定された値よりも大きい、及び、
前記端末デバイスが統計収集によって取得する自動再送要求ARQ否定応答NACKの数が、第7のあらかじめ設定された値よりも大きい、
という条件のうちの少なくとも1つの条件を含む。
ある1つの可能な設計において、前記トランシーバーユニットは、さらに、前記第1のアクセスネットワークデバイスが送るマルチパス指示情報を受信するように構成され、
前記処理ユニットは、さらに、前記マルチパス指示情報に基づいて、前記マルチパス構成情報を有効化し、そして、前記第1の送信経路及び前記複数の第2の送信経路のうちの少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を使用することによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスに同じ無線リソース制御RRCメッセージを送信するように前記トランシーバーユニットを制御するステップを実行する、ように構成される。
ある1つの可能な設計において、前記処理ユニットは、さらに、前記マルチパス構成情報から、前記少なくとも1つの第2のターゲット送信経路の構成情報を選択するように構成され、
前記処理ユニットは、さらに、各々の第2のターゲット送信経路の構成情報に基づいて、各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスへの第2のターゲット送信経路を確立するように構成され、
前記トランシーバーユニットは、さらに、前記第1の送信経路を使用することによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスに前記RRCメッセージを送信し、そして、各々の第2のターゲット送信経路を使用することによって、各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信する、ように構成され、前記RRCメッセージは、各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスが、各々のターゲットインターフェイスリンクを使用することによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを転送するのに使用される。
ある1つの可能な設計において、前記処理ユニットは、さらに、前記端末デバイスの送信要件を取得し、前記送信要件は、送信データの量、フィードバックメカニズム、及び品質要件のうちの少なくとも1つを含み、前記送信要件に基づいて、前記端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの数を決定し、そして、前記マルチパス構成情報から、前記数の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスの構成情報を選択する、ように構成される。
ある1つの可能な設計において、前記処理ユニットは、さらに、前記マルチパス構成情報の中の各々の第2のアクセスネットワークデバイスの送信品質を決定し、そして、前記マルチパス構成情報の中の各々の第2のアクセスネットワークデバイスの前記送信品質に基づいて、前記マルチパス構成情報から、最良の送信品質を有する前記数の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスの構成情報を選択する、ように構成される。
ある1つの可能な設計において、前記トランシーバーユニットは、さらに、前記第1のアクセスネットワークデバイスが送る各々の第2のターゲット送信経路の経路識別子を受信するように構成され、
前記処理ユニットは、さらに、前記第2のターゲット送信経路の前記経路識別子に基づいて、前記マルチパス構成情報から、各々の第2のターゲット送信経路の構成情報を選択するように構成される。
ある1つの可能な設計において、当該装置は、
前記トランシーバーユニットが、さらに、前記第1のアクセスネットワークデバイスが送る調整指標情報を受信するように構成され、前記調整指標情報は、第2の送信経路の更新された構成情報を含む、こと、及び、
前記処理ユニットが、さらに、前記調整指標情報に基づいて、前記格納されているマルチパス構成情報を更新するように構成される、こと、をさらに含む。
ある1つの可能な設計において、前記トランシーバーユニットは、さらに、前記第1のアクセスネットワークデバイスが送る制御情報を受信するように構成され、前記制御情報は、前記調整指標情報を含み、前記制御情報は、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、メディアアクセス制御制御要素MAC CE、又は、RRC接続再構成メッセージである。
第4の態様によれば、本開示のある1つの実施形態は、RRCメッセージ送信装置であって、当該装置は、
第1の構成情報を送る決定するように構成される処理ユニットであって、前記第1の構成情報は、マルチパス構成情報及び第1のトリガ条件を含み、前記マルチパス構成情報は、複数の第2の送信経路の構成情報を含み、各々の第2の送信経路は、前記端末デバイスと1つの第2のアクセスネットワークデバイスとの間の送信リンク及び第1のアクセスネットワークデバイスと前記第2のアクセスネットワークデバイスとの間のインターフェイスリンクを含み、1つの第2の送信経路の第2のアクセスネットワークデバイスは、他の第2の送信経路の第2のアクセスネットワークデバイスとは異なる、処理ユニットと、
第1の送信経路を使用することによって、前記端末デバイスに前記第1の構成情報を送るように構成されるトランシーバーユニットと、を含み、
前記トランシーバーユニットは、さらに、前記第1の送信経路を使用することによって前記端末デバイスが送信する無線リソース制御RRCメッセージを受信し、そして、少なくとも1つのターゲットインターフェイスリンクを使用することによって少なくとも1つの第2のターゲットアクセスネットワークデバイスが送信する同じRRCメッセージを受信する、ように構成され、前記RRCメッセージは、前記端末デバイスによって生成され、前記RRCメッセージは、前記端末デバイスと前記第1のアクセスネットワークデバイスとの間の無線リンクが前記第1のトリガ条件を満たすということを決定するときに、前記端末デバイスによって送信される、
RRCメッセージ送信装置を提供する。
ある1つの可能な設計において、当該装置は、
前記処理ユニットが、さらに、前記第1のアクセスネットワークデバイスの状態情報を取得するように構成され、前記状態情報は、残りのリソース情報、負荷情報、及び品質情報のうちの少なくとも1つのタイプを含む、ことと、
前記トランシーバーユニットが、さらに、前記状態情報が第2のトリガ条件を満たすときに、前記端末デバイスにマルチパス指示情報を送るように構成され、前記マルチパス指示情報は、前記第1の送信経路及び少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を使用することによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信するように前記端末デバイスに指示するのに使用される、ことと、をさらに含む。
ある1つの可能な設計において、前記トランシーバーユニットは、さらに、前記状態情報が前記第2のトリガ条件を満たすときに、前記端末デバイスに各々の第2のターゲット送信経路の経路識別子を送るように構成され、各々の第2のターゲット送信経路の前記経路識別子は、前記端末デバイスが、前記マルチパス構成情報から前記第2のターゲット送信経路の構成情報を選択するのに使用される。
ある1つの可能な設計において、前記トランシーバーユニットは、さらに、前記端末デバイスに調整指標情報を送るように構成され、前記調整指標情報は、第2の送信経路の更新された構成情報を含み、前記調整指標情報は、前記端末デバイスが、前記調整指標情報に基づいて、前記格納されているマルチパス構成情報を更新するのに使用される。
ある1つの可能な設計において、前記トランシーバーユニットは、さらに、前記端末デバイスに制御情報を送るように構成され、前記制御情報は、前記調整指標情報を含み、前記制御情報は、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、メディアアクセス制御制御要素MAC CE、又はRRC接続再構成メッセージである。
第5の態様によれば、本開示のある1つの実施形態は、端末デバイスであって、当該端末デバイスは、
第1の送信経路を使用することによって第1のアクセスネットワークデバイスが送る第1の構成情報を受信するように構成されるトランシーバーであって、前記第1の構成情報は、マルチパス構成情報及び第1のトリガ条件を含み、前記マルチパス構成情報は、複数の第2の送信経路の構成情報を含み、各々の第2の送信経路は、当該端末デバイスと1つの第2のアクセスネットワークデバイスとの間の送信リンク及び前記第1のアクセスネットワークデバイスと前記第2のアクセスネットワークデバイスとの間のインターフェイスリンクを含み、1つの第2の送信経路の第2のアクセスネットワークデバイスは、他の第2の送信経路の第2のアクセスネットワークデバイスとは異なる、トランシーバーと、
当該端末デバイスと前記第1のアクセスネットワークデバイスとの間の無線リンクが、前記第1のトリガ条件を満たすときに、当該端末デバイスによって、前記マルチパス構成情報を有効化し、そして、前記第1の送信経路及び前記複数の第2の送信経路のうちの少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を使用することによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスに同じ無線リソース制御RRCメッセージを送信する、ように構成されるプロセッサと、を含み、前記RRCメッセージは、当該端末デバイスによって生成される、
端末デバイスを提供する。
ある1つの可能な設計において、前記第1のトリガ条件は、
当該端末デバイスが測定する当該端末デバイスと前記第1のアクセスネットワークデバイスとの間の参照信号受信電力RSRPが、第1のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
当該端末デバイスが測定する当該端末デバイスと前記第1のアクセスネットワークデバイスとの間の参照信号受信品質RSRQが、第2のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
当該端末デバイスが測定する当該端末デバイスと前記第1のアクセスネットワークデバイスとの間の前記無線リンクのチャネル品質インジケータCQIが、第3のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
当該端末デバイスが測定する信号対干渉雑音比SINRが、第4のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
当該端末デバイスが測定する信号対雑音比SNRが、第5のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
当該端末デバイスが統計収集によって取得するハイブリッド自動再送要求HARQ否定応答NACKの数が、第6のあらかじめ設定された値よりも大きい、及び、
当該端末デバイスが統計収集によって取得する自動再送要求ARQ否定応答NACKの数が、第7のあらかじめ設定された値よりも大きい、
という条件のうちの少なくとも1つの条件を含む。
ある1つの可能な設計において、前記トランシーバーは、さらに、前記第1のアクセスネットワークデバイスが送るマルチパス指示情報を受信するように構成され、
前記トランシーバーは、さらに、前記マルチパス指示情報に基づいて、前記マルチパス構成情報を有効化し、そして、前記第1の送信経路及び前記複数の第2の送信経路のうちの少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を使用することによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスに同じ無線リソース制御RRCメッセージを送信するステップを実行する、ように構成される。
ある1つの可能な設計において、前記プロセッサは、前記マルチパス構成情報から、前記少なくとも1つの第2のターゲット送信経路の構成情報を選択するように構成され、
前記プロセッサは、さらに、各々の第2のターゲット送信経路の構成情報に基づいて、各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスへの第2のターゲット送信経路を確立するように構成され、
前記トランシーバーは、さらに、前記第1の送信経路を使用することによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスに前記RRCメッセージを送信し、そして、各々の第2のターゲット送信経路を使用することによって、各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信する、ように構成され、前記RRCメッセージは、各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスが、各々のターゲットインターフェイスリンクを使用することによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを転送するのに使用される。
ある1つの可能な設計において、前記プロセッサは、さらに、当該端末デバイスの送信要件を取得し、前記送信要件は、送信データの量、フィードバックメカニズム、及び品質要件のうちの少なくとも1つを含み、前記送信要件に基づいて、当該端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの数を決定し、そして、前記マルチパス構成情報から、前記数の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスの構成情報を選択する、ように構成される。
ある1つの可能な設計において、前記プロセッサは、さらに、前記マルチパス構成情報の中の各々の第2のアクセスネットワークデバイスの送信品質を決定し、そして、前記マルチパス構成情報の中の各々の第2のアクセスネットワークデバイスの前記送信品質に基づいて、前記マルチパス構成情報から、最良の送信品質を有する前記数の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスの構成情報を選択する、ように構成される。ある1つの可能な設計において、前記トランシーバーは、さらに、前記第1のアクセスネットワークデバイスが送る各々の第2のターゲット送信経路の経路識別子を受信するように構成され、
前記プロセッサは、さらに、前記第2のターゲット送信経路の前記経路識別子に基づいて、前記マルチパス構成情報から、各々の第2のターゲット送信経路の構成情報を選択するように構成される。
ある1つの可能な設計において、前記トランシーバーは、さらに、前記第1のアクセスネットワークデバイスが送る調整指標情報を受信するように構成され、前記調整指標情報は、第2の送信経路の更新された構成情報を含み、
前記プロセッサは、さらに、前記調整指標情報に基づいて、前記格納されているマルチパス構成情報を更新するように構成される。
ある1つの可能な設計において、前記トランシーバーユニットは、さらに、前記第1のアクセスネットワークデバイスが送る制御情報を受信するように構成され、前記制御情報は、前記調整指標情報を含み、前記制御情報は、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、メディアアクセス制御制御要素MAC CE、又は、RRC接続再構成メッセージである。
第6の態様によれば、本開示のある1つの実施形態は、アクセスネットワークデバイスであって、当該アクセスネットワークデバイスは、
第1の構成情報を送る決定するように構成されるプロセッサであって、前記第1の構成情報は、マルチパス構成情報及び第1のトリガ条件を含み、前記マルチパス構成情報は、複数の第2の送信経路の構成情報を含み、各々の第2の送信経路は、前記端末デバイスと1つの第2のアクセスネットワークデバイスとの間の送信リンク及び第1のアクセスネットワークデバイスと前記第2のアクセスネットワークデバイスとの間のインターフェイスリンクを含み、1つの第2の送信経路の第2のアクセスネットワークデバイスは、他の第2の送信経路の第2のアクセスネットワークデバイスとは異なる、プロセッサと、
第1の送信経路を使用することによって、前記端末デバイスに前記第1の構成情報を送るように構成されるトランシーバーと、を含み、
前記トランシーバーは、さらに、前記第1の送信経路を使用することによって前記端末デバイスが送信する無線リソース制御RRCメッセージを受信し、そして、少なくとも1つのターゲットインターフェイスリンクを使用することによって少なくとも1つの第2のターゲットアクセスネットワークデバイスが送信する同じRRCメッセージを受信する、ように構成され、前記RRCメッセージは、前記端末デバイスによって生成され、前記RRCメッセージは、前記端末デバイスと前記第1のアクセスネットワークデバイスとの間の無線リンクが前記第1のトリガ条件を満たすということを決定するときに、前記端末デバイスによって送信される、
アクセスネットワークデバイスを提供する。
ある1つの可能な設計において、前記プロセッサは、さらに、前記第1のアクセスネットワークデバイスの状態情報を取得するように構成され、前記状態情報は、残りのリソース情報、負荷情報、及び品質情報のうちの少なくとも1つのタイプを含み、
前記トランシーバーは、さらに、前記状態情報が第2のトリガ条件を満たすときに、前記端末デバイスにマルチパス指示情報を送るように構成され、前記マルチパス指示情報は、前記第1の送信経路及び少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を使用することによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信するように前記端末デバイスに指示するのに使用される。
ある1つの可能な設計において、前記トランシーバーは、さらに、前記状態情報が前記第2のトリガ条件を満たすときに、前記端末デバイスに各々の第2のターゲット送信経路の経路識別子を送るように構成され、各々の第2のターゲット送信経路の前記経路識別子は、前記端末デバイスが、前記マルチパス構成情報から前記第2のターゲット送信経路の構成情報を選択するのに使用される。
ある1つの可能な設計において、前記トランシーバーは、さらに、前記端末デバイスに調整指標情報を送るように構成され、前記調整指標情報は、第2の送信経路の更新された構成情報を含み、前記調整指標情報は、前記端末デバイスが、前記調整指標情報に基づいて、前記格納されているマルチパス構成情報を更新するのに使用される。
ある1つの可能な設計において、前記トランシーバーは、さらに、前記端末デバイスに制御情報を送るように構成され、前記制御情報は、前記調整指標情報を含み、前記制御情報は、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、メディアアクセス制御制御要素MAC CE、又はRRC接続再構成メッセージである。
第7の態様によれば、本開示のある1つの実施形態は、端末デバイスに適用されるシステムチップを提供する。そのチップは、入力/出力インターフェイス、少なくとも1つのプロセッサ、メモリ、及びバスを含む。入力/出力インターフェイスは、バスを使用することによって、少なくとも1つのプロセッサ及びメモリに接続される。入力/出力インターフェイスは、端末デバイスがアクセスネットワークデバイスと通信するのに使用される。少なくとも1つのプロセッサは、メモリの中に格納されている命令を実行し、それによって、端末デバイスは、第1の態様又は第1の態様の複数の可能な実装のうちのいずれか1つによって提供されるRRCメッセージ送信方法を実行する。
第8の態様によれば、本開示のある1つの実施形態は、アクセスネットワークデバイスに適用されるシステムチップを提供する。そのチップは、入力/出力インターフェイス、少なくとも1つのプロセッサ、メモリ、及びバスを含む。入力/出力インターフェイスは、バスを使用することによって、少なくとも1つのプロセッサ及びメモリに接続される。入力/出力インターフェイスは、アクセスネットワークデバイスが端末デバイスと通信するのに使用される。少なくとも1つのプロセッサは、メモリの中に格納されている命令を実行し、それによって、アクセスネットワークデバイスは、第2の態様又は第2の態様の複数の可能な実装のうちのいずれか1つによって提供されるRRCメッセージ送信方法を実行する。
第9の態様によれば、本開示のある1つの実施形態は、コンピュータ記憶媒体を提供し、そのコンピュータ記憶媒体は、端末デバイスが使用するコンピュータソフトウェア命令を格納するように構成され、そのコンピュータ記憶媒体は、プログラムを含み、そのプログラムは、端末デバイスが上記の複数の態様を実行するように設計される。
第10の態様によれば、本開示のある1つの実施形態は、コンピュータ記憶媒体を提供し、そのコンピュータ記憶媒体は、アクセスネットワークデバイスが使用するコンピュータソフトウェア命令を格納するように構成され、そのコンピュータ記憶媒体は、プログラムを含み、そのプログラムは、アクセスネットワークデバイスが上記の複数の態様を実行するように設計される。
本開示の上記の複数の実施形態の第2の態様乃至第10の態様において得られる技術的効果は、第1の態様において、対応する技術的手段を使用することによって得られる効果と同様であり、本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。
本開示の複数の実施形態によって提供される複数の技術的解決方法は、以下の有益な効果をもたらす。本開示のそれらの複数の実施形態において、端末デバイスは、第1のアクセスネットワークデバイスが送るマルチパス構成情報及び第1のトリガ条件を受信する。端末デバイスが、端末デバイスと第1のアクセスネットワークデバイスとの間の無線リンクが、第1のトリガ条件を満たしているということを検出するときに、その端末デバイスは、マルチパス構成情報を有効化し、そして、第1の送信経路及び少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を使用することによって、第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信する。複数の送信経路を使用することによって、第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信するため、RRCメッセージの信頼性を改善する。
本開示のある1つの実施形態にしたがったRRCメッセージ送信システムの構成図である。 本開示のある1つの実施形態にしたがった端末デバイスの概略的な構成図である。 本開示のある1つの実施形態にしたがった第1のアクセスネットワークデバイスの概略的な構成図である。 本開示のある1つの実施形態にしたがったRRCメッセージ送信のシグナリング対話図である。 本開示のある1つの実施形態にしたがった他のタイプのRRCメッセージ送信のシグナリング対話図である。 本開示のある1つの実施形態にしたがった他のタイプのRRCメッセージ送信のシグナリング対話図である。 本開示のある1つの実施形態にしたがった他のタイプのRRCメッセージ送信のシグナリング対話図である。 本開示のある1つの実施形態にしたがったマルチパス構成情報を更新するための方法のフローチャートである。 本開示のある1つの実施形態にしたがったRRCメッセージ送信装置の概略的な構成図である。 本開示のある1つの実施形態にしたがった他のRRCメッセージ送信装置の概略的な構成図である。 本開示のある1つの実施形態にしたがったシステムチップの概略的な構成図である。 本開示のある1つの実施形態にしたがった他のシステムチップの概略的な構成図である。
以下の記載は、さらに、複数の添付の図面を参照して、本開示の複数の実装を詳細に説明する。
図1を参照すると、本開示のある1つの実施形態は、RRCメッセージを送信するためのある1つのシステムアーキテクチャを提供する。そのシステムアーキテクチャは、端末デバイス10、第1のアクセスネットワークデバイス20、及び複数の第2のアクセスネットワークデバイス30を含む。第1の送信経路は、端末デバイス10と第1のアクセスネットワークデバイス20との間に確立される。インターフェイスリンクは、第1のアクセスネットワークデバイス20と各々の第2のアクセスネットワークデバイス30との間に確立される。そのインターフェイスリンクは、X2インターフェイスリンクであってもよい。
第1のアクセスネットワークデバイス20は、第1の構成情報を取得する。その第1の構成情報は、マルチパス構成情報及び第1のトリガ条件を含む。マルチパス構成情報は、複数の第2の送信経路の構成情報を含む。各々の第2の送信経路は、端末デバイス10と1つの第2のアクセスネットワークデバイス30との間の送信リンク及び第1のアクセスネットワークデバイス20と各々の第2のアクセスネットワークデバイス30との間のインターフェイスリンクを含む。1つの第2の送信経路の第2のアクセスネットワークデバイスは、他の第2の送信経路の第2のアクセスネットワークデバイスとは異なる。第2の送信経路の構成情報は、第2のアクセスネットワークデバイス30のデバイス識別子、第2のアクセスネットワークデバイス30の構成情報、端末デバイス10と第2のアクセスネットワークデバイス30との間で確立される送信経路に対応するリソース指標情報、及び、共有されているコンテキスト指標情報のうちの1つ又は複数を含む。第1のアクセスネットワークデバイス20は、端末デバイス10に第1の構成情報を送る。端末デバイス10は、第1のアクセスネットワークデバイス20が送る第1の構成情報を受信し、そして、第1の構成情報を格納する。
本開示のこの実施形態によって提供されるRRCメッセージ送信は、端末デバイス10がアップリンクにおいて第1のアクセスネットワークデバイス20にRRCメッセージを送信する場合に適用可能であり、また、第1のアクセスネットワークデバイス20がダウンリンクにおいて端末デバイス10にRRCメッセージを送信する場合に適用可能である。加えて、端末デバイス10は、マルチパス構成情報を能動的に有効化し、そして、マルチパス送信によって第1のアクセスネットワークデバイス20に同じRRCメッセージを送信してもよく、又は、第1のアクセスネットワークデバイス20は、マルチパス構成情報を有効化し、そして、マルチパス送信によって第1のアクセスネットワークデバイス20に同じRRCメッセージを送信するように、端末デバイス10に指示してもよい。マルチパス送信は、複数の送信経路を使用することによって、同じ受信デバイスに同じメッセージを送信することを意味する。アップリンク送信の場合には、RRCメッセージは、端末デバイス10によって生成される。ダウンリンク送信の場合には、RRCメッセージは、第1のアクセスネットワークデバイス20によって生成される。
端末デバイス10がマルチパス構成情報を能動的に有効化するときに、その端末デバイス10は、端末デバイス10と第1のアクセスネットワークデバイス20との間の無線リンクの品質を検出する。端末デバイス10と第1のアクセスネットワークデバイス20との間の無線リンクの品質が比較的低いということを検出するときに、その端末デバイス10は、マルチパス構成情報を有効化する。第1のアクセスネットワークデバイス20が、マルチパス構成情報を有効化するように端末デバイス10に指示するときに、第1のアクセスネットワークデバイス20は、残りのリソースの量が比較的少ない状況、負荷が比較的高い状況、又は、第1のアクセスネットワークデバイス20と端末デバイス10との間の無線リンクの品質が比較的低い状況の下では、マルチパス構成情報を有効化するように端末デバイス10に指示してもよい。
本開示のこの実施形態は、主として、LTE、LTE-A、又は5G等の無線通信システムに適用され、主として、高周波(high frequency)セル、URLLC、又は無線通信システムにおいてRRCメッセージの信頼性に対する比較的高い要求が存在する他の通信シナリオに適用される。
端末デバイス10は、ユーザ機器(User Equipment, UE)であってもよく、アクセスネットワークデバイスは、基地局、モビリティ管理エンティティ(Mobility Management Entity, MME)、又はサービスゲートウェイ(Serving GateWay, S-GW)等であってもよい。本開示のこの実施形態においては、説明のためのある1つの例として、アクセスネットワークデバイスが基地局であるということを使用する。この場合には、第1のアクセスネットワークデバイス20は、マスター基地局であってもよく、第2のアクセスネットワークデバイス30は、セカンダリ基地局であってもよい。
図2を参照すると、本開示のある1つの実施形態は、端末デバイス10を提供する。端末デバイス10は、トランシーバー101、プロセッサ102、メモリ103、及びバス104を含む。トランシーバー101、プロセッサ102、及びメモリ103は、バス104を使用することによって互いに通信する。トランシーバー101は、端末デバイス10が第1のアクセスネットワークデバイス20及び第2のアクセスネットワークデバイスと個別に通信するのに使用される。メモリ103は、第1の構成情報及び命令を格納するように構成される。その命令は、コンピュータ動作命令を含む。プロセッサ102は、メモリ103の中に格納されている命令を実行し、それによって、端末デバイス10は、以下のRRCメッセージ送信方法を実行する。
図3を参照すると、本開示のある1つの実施形態は、第1のアクセスネットワークデバイス20を提供する。第1のアクセスネットワークデバイス20は、トランシーバー201、プロセッサ202、メモリ203、及びバス204を含む。トランシーバー201、プロセッサ202、及びメモリ203は、バス204を使用することによって互いに通信する。トランシーバー201は、第1のアクセスネットワークデバイス20が端末デバイス10及び第2のアクセスネットワークデバイスと個別に通信するのに使用される。メモリ203は、命令を格納するように構成される。その命令は、コンピュータ動作命令を含む。プロセッサ202は、メモリ203に格納されている命令を実行し、それによって、第1のアクセスネットワークデバイス20は、以下のRRCメッセージ送信方法を実行する。
本開示のある1つの実施形態は、RRCメッセージ送信方法を提供する。本開示のこの実施形態においては、説明のために、アップリンクにおいてRRCメッセージを送信し、端末デバイスが、マルチパス構成情報を能動的に有効化し、マルチパス送信によって第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信するという以下の例を使用する。図4を参照すると、その方法は、以下のステップを含む。
ステップ401: 第1のアクセスネットワークデバイスは、第1の構成情報を決定し、そして、第1の送信経路を使用することによって、端末デバイスに第1の構成情報を送る。
第1の構成情報は、マルチパス構成情報及び第1のトリガ条件を含む。マルチパス構成情報は、少なくとも1つの第2の送信経路の構成情報を含む。各々の第2の送信経路は、端末デバイスと1つの第2のアクセスネットワークデバイスとの間の送信リンク及び第1のアクセスネットワークデバイスと第2のアクセスネットワークデバイスとの間のインターフェイスリンクを含む。1つの第2の送信経路の第2のアクセスネットワークデバイスは、他の第2の送信経路の第2のアクセスネットワークデバイスとは異なる。第2の送信経路の構成情報は、第2のアクセスネットワークデバイスのデバイス識別子、第2のアクセスネットワークデバイスの構成情報、端末デバイスと第2のアクセスネットワークデバイスとの間で確立される送信経路に対応するリソース指標情報、及び、共有されているコンテキスト指標情報のうちの1つ又は複数を含む。第1のアクセスネットワークデバイスと第2のアクセスネットワークデバイスとの間のインターフェイスリンクは、X2プロトコルを使用することによって確立されるX2インターフェイスリンクであってもよい。
本開示のこの実施形態において、端末デバイスは、マルチパス構成情報を有効化し、そして、マルチパス送信によって第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信する。端末デバイスがマルチパス送信能力を有するときにのみ、その端末デバイスは、本開示のこの実施形態によって提供されるRRCメッセージ送信方法を実行することが可能である。したがって、このステップの前に、第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスがマルチパス送信能力を有しているか否かを決定する。端末デバイスがマルチパス送信能力を有している場合に、第1のアクセスネットワークデバイスは、マルチパス構成情報を決定し、そして、第1の構成情報を使用することによって、端末デバイスに第1の構成情報を送る。
第1のアクセスネットワークデバイスが、端末デバイスがマルチパス送信能力を有しているか否かを決定するステップは、以下の通りであってもよい。
端末デバイスは、第1のアクセスネットワークデバイスに能力指標情報を送り、その能力指標情報は、その端末デバイスがマルチパス送信能力を有しているか否かを示すのに使用され、その第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスが送る能力指標情報を受信し、そして、その能力指標情報に基づいて、その端末デバイスがマルチパス送信能力を有しているか否かを決定する。
例えば、端末デバイスがマルチパス送信能力を有している場合には、能力指標情報は、1である。端末デバイスがマルチパス送信能力を有していない場合には、能力指標情報は、0である。第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスが送る能力指標情報を受信する。能力指標情報が1である場合には、第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスがマルチパス送信能力を有しているということを決定し、能力指標情報が0である場合には、第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスがマルチパス送信能力を有していないということを決定する。
第1のアクセスネットワークデバイスがマルチパス構成情報を決定するステップは、以下の通りであってもよい。
第1のアクセスネットワークデバイスは、第1のアクセスネットワークデバイスとの複数のインターフェイスリンクを確立する複数の第2のアクセスネットワークデバイスのデバイス識別子を決定し、各々の第2のアクセスネットワークデバイスのデバイス識別子に基づいて、複数の第2の送信経路の構成情報を取得し、そして、それらの複数の第2の送信経路の構成情報を組み合わせて、マルチパス構成情報とする。
第2のアクセスネットワークデバイスのデバイス識別子は、第2のアクセスネットワークデバイスの番号又は位置等であってもよい。本開示のこの実施形態においては、第2のアクセスネットワークデバイスのデバイス識別子には、いかなる特定の限定も課されない。
第1の構成情報は、複数の部分のマルチパス構成情報、及びそれらの複数の部分のうちの各々の部分のマルチパス構成情報に対応する第1のトリガ条件を含んでもよいということに留意すべきである。
ステップ402: 端末デバイスは、第1の送信経路を使用することによって第1のアクセスネットワークデバイスが送る第1の構成情報を受信し、そして、その第1の構成情報を格納する。
マルチパス送信によってRRCメッセージを送信するときに、第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスに第1の構成情報を一度のみ送る必要があり、そして、その後、その端末デバイスは、マルチパス構成情報を直接的に有効化して、RRCメッセージを送信するということに留意すべきである。したがって、ステップ401及びステップ402を一度のみ実行する必要がある。その後、RRCメッセージを送信するときに、ステップ401及びステップ402を繰り返す必要はなく、ステップ403を直接的に実行する。
端末デバイスが第1の構成情報を格納した後に、その端末デバイスは、端末デバイスと第1のアクセスネットワークデバイスとの間の無線リンクが第1のトリガ条件を満たすか否かを決定する。端末デバイスと第1のアクセスネットワークデバイスとの間の無線リンクが第1のトリガ条件を満たすときに、ステップ403が実行される。
ステップ403: 端末デバイスと第1のアクセスネットワークデバイスとの間の無線リンクが、第1のトリガ条件を満たすときに、その端末デバイスは、マルチパス構成情報から、少なくとも1つの第2のターゲット送信経路の構成情報を選択する。
第1のトリガ条件は、
端末デバイスが測定する端末デバイスと第1のアクセスネットワークデバイスとの間の参照信号受信電力(Reference Signal Received Power, RSRP)が、第1のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
端末デバイスが測定する端末デバイスと第1のアクセスネットワークデバイスとの間の参照信号受信品質(Reference Signal Received Quality, RSRQ)が、第2のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
端末デバイスが測定する端末デバイスと第1のアクセスネットワークデバイスとの間の無線リンクのチャネル品質インジケータ(Channel Quality Indicator, CQI)が、第3のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
端末デバイスが測定する信号対干渉雑音比(Signal Interference Noise Rate, SINR)が、第4のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
端末デバイスが測定する信号対雑音比(Signal Noise Rate, SNR)が、第5のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
端末デバイスが統計収集によって取得するハイブリッド自動再送要求(Hybrid Automatic Retransmission Request, HARQ)否定応答(Negative ACKnowledgement, NACK)の数が、第6のあらかじめ設定された値よりも大きい、及び、
端末デバイスが統計収集によって取得する自動再送要求(Automatic Retransmission Request, ARQ)NACKの数が、第7のあらかじめ設定された値よりも大きい、
という条件のうちの少なくとも1つの条件を含んでもよい。
必要に応じて、第1のあらかじめ設定された値、第2のあらかじめ設定された値、第3のあらかじめ設定された値、第4のあらかじめ設定された値、第5のあらかじめ設定された値、第6のあらかじめ設定された値、及び第7のあらかじめ設定された値の各々を設定し及び変更してもよい。本開示のこの実施形態においては、第1のあらかじめ設定された値、第2のあらかじめ設定された値、第3のあらかじめ設定された値、第4のあらかじめ設定された値、第5のあらかじめ設定された値、第6のあらかじめ設定された値、及び第7のあらかじめ設定された値の各々にはいかなる特定の限定も課されない。
端末デバイスが、マルチパス構成情報から、少なくとも1つの第2のターゲット送信経路の構成情報を選択するときに、その端末デバイスは、端末デバイスの送信要件及び各々の第2の送信経路の送信品質に基づいて、マルチパス構成情報から、少なくとも1つの第2のターゲット送信経路の構成情報を選択してもよい。このことは、以下の第1の実装である。第1のアクセスネットワークデバイスが、代替的に、端末デバイスに、有効化される第2のターゲット送信経路を示してもよいということは、以下の第2の実装である。
第1の実装において、端末デバイスが、マルチパス構成情報から、少なくとも1つの第2のターゲット送信経路の構成情報を選択するステップは、以下のステップを含む以下のステップ4031乃至ステップ4033を使用することによって実装されてもよい。
ステップ4031: 端末デバイスは、端末デバイスの送信要件を取得し、送信要件は、送信データの量、フィードバックメカニズム、及び品質要件のうちの少なくとも1つを含む。
送信要件は、送信データの量、フィードバックメカニズム、及び品質要件のうちの1つ又は複数を含んでもよい。本開示のこの実施形態においては、送信要件にはいかなる特定の限定も課されない。フィードバックメカニズムは、自動再送要求ARQプロトコル、順方向誤り訂正(Forward Error Correction, FEC)、又はHARQ等であってもよい。品質要件は、RRCメッセージを送信するために必要なサービス品質(Quality of Service, QoS)の値であってもよい。
ステップ4032: 端末デバイスは、送信要件に基づいて、端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの数を決定する。
端末デバイスは、送信要件とアクセスネットワークデバイスの数との間の対応関係を格納する。それに応じて、このステップは、以下のようであってもよい。
端末デバイスは、送信要件に基づいて、送信要件とアクセスネットワークデバイスの数との間の対応関係から、端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの数を決定する。
送信要件が送信データの量を含むときに、端末デバイスは、送信データの量とアクセスネットワークデバイスの数との間の対応関係を格納する。それに応じて、このステップは、以下のようであってもよい。
端末デバイスは、送信データの量に基づいて、送信データの量とアクセスネットワークデバイスの数との間の対応関係から、端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの数を決定する。
例えば、送信データの量が5Mであるときに、端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの数は、1であり、又は、送信データの量が1Gであるときに、端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの数は、3である。
このステップにおいて、送信データの量とアクセスネットワークデバイスの数との間の対応関係が占有するメモリ量を削減するために、端末デバイスは、送信データの量とアクセスネットワークデバイスの数との間の対応関係を格納しなくてもよく、送信データの量の範囲とアクセスネットワークデバイスの数との間の対応関係を格納してもよい。それに応じて、このステップは、以下のようであってもよい。
端末デバイスは、送信データの量に基づいて、送信データの量が属する送信データの量の範囲を決定し、そして、その送信データの量の範囲に基づいて、送信データの量の範囲とアクセスネットワークデバイスの数との間の対応関係から、端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの数を決定する。
送信要件がフィードバックメカニズムであるときに、端末デバイスは、フィードバックメカニズムとアクセスネットワークデバイスの数との間の対応関係を格納する。それに応じて、このステップは、以下のようであってもよい。
端末デバイスは、フィードバックメカニズムに基づいて、フィードバックメカニズムとアクセスネットワークデバイスの数との間の対応関係から、端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの数を決定する。
例えば、フィードバックメカニズムがARQであるときに、端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの数は、3であり、フィードバックメカニズムがFECであるときに、端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの数は、1であり、又は、フィードバックメカニズムがHARQであるときに、端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの数は、2である。
送信要件が品質要件であるときに、端末デバイスは、QoS値とアクセスネットワークデバイスの数との間の対応関係を格納する。それに応じて、このステップは、以下のようであってもよい。
端末デバイスは、端末デバイスが必要とするQoS値に基づいて、QoS値とアクセスネットワークデバイスの数との間の対応関係から、端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの数を決定する。
例えば、端末デバイスが必要とするQoS値が10であるときに、端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの数は、2であり、又は、端末デバイスが必要とするQoS値が20であるときに、端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの数は、4である。
このステップにおいて、端末デバイスは、送信要件に基づいて、端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの数を決定しなくてもよいということに留意すべきである。むしろ、第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの数をその端末デバイスに通知する。この場合には、ステップ3031及びステップ3032は、以下のステップと置き換えられてもよい。
第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの数を決定し、端末デバイスにその数を送信し、そして、その端末デバイスは、第1のアクセスネットワークデバイスが送信するその数を受信する。
第1のアクセスネットワークデバイスが、端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの数を決定するステップは、以下のようであってもよい。
第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスの送信要件に基づいて、端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの数を決定し、このステップは、端末デバイスが、送信要件に基づいて、端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの数を決定する実装と同じ実装であり、本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない、又は、
第1のアクセスネットワークデバイスは、前もって、端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの数を構成し、そして、端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスのその構成された数を直接的に取得してもよく、又は、
第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスと第1のアクセスネットワークデバイスとの間の無線リンクの品質情報に基づいて、端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの数を決定する。
品質情報は、RSRP、RSRQ、CQI、SINR、SNR、HARQ NACK、ARQ NACKのうちの1つ又は複数を含む。
ステップ4033: 端末デバイスは、マルチパス構成情報から、その数の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスの構成情報を選択する。
このステップにおいては、端末デバイスは、マルチパス構成情報から、その数の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスの構成情報をランダムに選択してもよい。RRCメッセージ送信の信頼性をさらに改善するために、このステップにおいては、端末デバイスは、さらに、マルチパス構成情報の中の各々の第2のアクセスネットワークデバイスの送信品質に基づいて、マルチパス構成情報から、その数の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスの構成情報を選択してもよい。このステップは、具体的には、以下のステップを含む以下のステップ4033-1及び4033-2を使用することによって実装されてもよい。
ステップ4033-1: 端末デバイスは、マルチパス構成情報における各々の第2のアクセスネットワークデバイスの送信品質を決定する。
端末デバイスが各々の第2のアクセスネットワークデバイスの送信品質を決定することは、第2のアクセスネットワークデバイスの品質パラメータに基づいて、各々の第2のアクセスネットワークデバイスの送信品質を決定することを含む。
送信品質パラメータは、パケット損失率、送信待ち時間、RSRP、RSRQ、CQI、SINR、SNR、HARQ NACK、及びARQ NACKのうちの1つ又は複数を含む。パケット損失率、送信待ち時間、HARQ NACK、及びARQ NACK等の品質パラメータがより大きくなる場合には、送信品質は、より低くなる。パケット損失率、送信待ち時間、HARQ NACK、及びARQ NACK等の品質パラメータがより小さくなる場合には、送信品質は、より良好となる。RSRP、RSRQ、CQI、SINR、及びSNR等の品質パラメータがより大きくなる場合には、送信品質は、より良好となる。RSRP、RSRQ、CQI、SINR、及びSNR等の品質パラメータがより小さくなる場合には、送信品質は、より低くなる。したがって、計算を容易にするために、パケット損失率、送信待ち時間、HARQ NACK、及びARQ NACKを第1のタイプの品質パラメータと称し、RSRP、RSRQ、CQI、SINR、及びSNRを第2のタイプの品質パラメータと称する。それに応じて、端末デバイスが、第2のアクセスネットワークデバイスの品質パラメータに基づいて、各々の第2のアクセスネットワークデバイスの送信品質を決定するステップは、以下のようであってもよい。
端末デバイスは、各々の第2のアクセスネットワークデバイスの第2のタイプの品質パラメータのパラメータ値の総和を決定して、第1のパラメータ値を取得し、第1のタイプの品質パラメータのパラメータ値の総和を決定して、第2のパラメータ値を取得し、そして、各々の第2のアクセスネットワークデバイスの送信品質として、第1のパラメータ値と第2のパラメータ値との間の差を決定する。
ステップ4033-2: 端末デバイスは、マルチパス構成情報の中の各々の第2のアクセスネットワークデバイスの送信品質に基づいて、マルチパス構成情報から、最も良好な送信品質を有する数の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスの構成情報を選択する。
端末デバイスは、マルチパス構成情報の中の各々の第2のアクセスネットワークデバイスの送信品質に基づいて、マルチパス構成情報から、最も良好な送信品質を有する数の第2のアクセスネットワークデバイスの構成情報を選択し、それらの選択された第2のアクセスネットワークデバイスは、第2のターゲットアクセスネットワークデバイスと称される。
第2の実装において、端末デバイスが、マルチパス構成情報から少なくとも1つの第2のターゲット送信経路の構成情報を選択するステップは、以下のステップを含む以下のステップ(A)及び(B)を使用することによって実装されてもよい。
ステップ(A): 端末デバイスは、第1のアクセスネットワークデバイスが送る各々の第2のターゲット送信経路の経路識別子を受信する。
第1のアクセスネットワークデバイスは、マルチパス構成情報において、各々の第2の送信経路の送信品質を決定し、各々の第2の送信経路の送信品質に基づいて、少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を決定し、そして、端末デバイスに各々の第2のターゲット送信経路の経路識別子を送る。端末デバイスは、第1のアクセスネットワークデバイスが送る各々の第2のターゲット送信経路の経路識別子を受信する。
第2のターゲット送信経路の経路識別子は、第2のターゲット送信経路の名称、番号、パターン(pattern)、又はインデックス(index)であってもよい。加えて、第1のアクセスネットワークデバイスは、代替的に、情報のいずれかの部分に各々の第2のターゲット送信経路の経路識別子を追加してもよい。例えば、端末デバイスが第1の指標情報に各々の第2のターゲット送信経路の経路識別子を追加する場合には、このステップは、以下のようであってもよい。
第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスに第1の指標情報を送り、その第1の指標情報は、端末デバイスに、各々の有効化される第2のターゲット送信経路の経路識別子を示すのに使用される。端末デバイスは、第1のアクセスネットワークデバイスが送る第1の指標情報を受信し、そして、第1の指標情報に基づいて、各々の第2のターゲット送信経路の経路識別子を決定する。
例えば、第1のアクセスネットワークデバイスが、端末デバイスに2つの第2のターゲット送信経路の経路識別子を送る場合に、第1のアクセスネットワークデバイスは、1ビットのpatternを使用することによって、各々の第2のターゲット送信経路の経路識別子を示してもよく、2つの第2のターゲット送信経路の経路識別子を示すのにそれぞれ0及び1を使用する。
他の例では、第1のアクセスネットワークデバイスが、端末デバイスに4つの第2のターゲット送信経路の経路識別子を送る場合に、第1のアクセスネットワークデバイスは、2ビットのpatternを使用することによって、各々の第2のターゲット送信経路の経路識別子を示してもよく、4つの第2のターゲット送信経路の経路識別子を示すのにそれぞれ00、01、10、及び11を使用する。
ビットオーバヘッドを減少させるために、第1のアクセスネットワークデバイスは、第1の指標情報の中の複数の異なる選択(choices)に基づいて、表現のためのindexを使用してもよい。
ステップ(B): 端末デバイスは、第2のターゲット送信経路の経路識別子に基づいて、マルチパス構成情報から、各々の第2のターゲット送信経路の構成情報を選択する。
第1の構成情報が、複数のマルチパス構成情報及びそれらの複数のマルチパス構成情報の各々に対応する第1のトリガ条件を含む場合に、このステップにおいて、端末デバイスと第1のアクセスネットワークデバイスとの間の無線リンクが満たす第1のトリガ条件を決定するときに、端末デバイスは、第1のトリガ条件に対応するマルチパス構成情報を有効化するということに留意すべきである。代替的に、第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスに、マルチパス構成情報の有効化されるセットを示してもよい。
ステップ404: 端末デバイスは、各々の第2のターゲット送信経路の構成情報に基づいて、各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスへの第2のターゲット送信経路を確立する。
各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスについて、第2のターゲットアクセスネットワークデバイスに対応する第2のターゲット送信経路は、第2のターゲットアクセスネットワークデバイスと端末デバイスとの間の送信経路及び第2のターゲットアクセスネットワークデバイスと第1のアクセスネットワークデバイスとの間のインターフェイスリンクを含む。それに応じて、このステップは、以下のようであってもよい。
各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスについて、端末デバイスは、第2のターゲットアクセスネットワークデバイスに第2のターゲット送信経路の構成情報を送り、第2のターゲットアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスが送る第2のターゲット送信経路の構成情報を受信し、そして、第2のターゲット送信経路の構成情報に基づいて、端末デバイスとの間の送信経路及び第1のアクセスネットワークデバイスとの間のインターフェイスリンクをそれぞれ確立する。
ステップ405: 端末デバイスは、第1の送信経路を使用することによって、第1のアクセスネットワークデバイスにRRCメッセージを送信し、そして、各々の第2のターゲット送信経路を使用することによって、各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信する。
ステップ405a: 端末デバイスは、第1の送信経路を使用することによって、第1のアクセスネットワークデバイスにRRCメッセージを送信する。
ステップ405b: 端末デバイスは、各々の第2のターゲット送信経路を使用することによって、各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信する。
ステップ406: 各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスは、各々の第2のターゲット送信経路を使用することによって端末デバイスが送信する同じRRCメッセージを受信し、そして、各々のターゲットインターフェイスリンクを使用することによって第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを転送する。
第1のアクセスネットワークデバイスは、第1の送信経路を使用することによって端末デバイスが送信するRRCメッセージを受信し、そして、各々のターゲットインターフェイスリンクを使用することによって、各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスが転送する同じRRCメッセージを受信する。
端末デバイスと第1のアクセスネットワークデバイスとの間のデータは、すべて、第1の送信経路を使用することによって送信され、端末デバイスと第2のターゲットアクセスネットワークデバイスとの間のデータは、すべて、第2のターゲット送信経路を使用することによって送信されるということに留意すべきである。
本開示のこの実施形態においては、RRCメッセージがアップリンクにおいて送信されるときに、第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスにマルチパス構成情報及び第1のトリガ条件を送る。端末デバイスが、端末デバイスと第1のアクセスネットワークデバイスとの間の無線リンクが第1のトリガ条件を満たしているということを検出するときに、その端末デバイスは、マルチパス構成情報を有効化し、そして、第1の送信経路及び少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を使用することによって、第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信する。複数の送信経路を使用することによって、第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信するため、RRCメッセージの信頼性を改善する。
本開示のある1つの実施形態は、RRCメッセージ送信方法を提供する。本開示のこの実施形態においては、説明のために、アップリンクにおいてRRCメッセージを送信し、第1のアクセスネットワークデバイスは、マルチパス構成情報を有効化し、そして、マルチパス送信によって第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信するように、端末デバイスに指示する、以下の例を使用する。図5を参照すると、その方法は、以下のステップを含む。
ステップ501: 第1のアクセスネットワークデバイスは、第1の構成情報を決定し、そして、第1の送信経路を使用することによって、端末デバイスに第1の構成情報を送る。
このステップは、ステップ401と同じである。本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。
ステップ502: 端末デバイスは、第1の送信経路を使用することによって第1のアクセスネットワークデバイスが送る第1の構成情報を受信し、そして、その第1の構成情報を格納する。
このステップは、ステップ402と同じである。本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。ステップ503: 第1のアクセスネットワークデバイスは、第1のアクセスネットワークデバイスの状態情報を取得し、その状態情報は、残りのリソース情報、負荷情報、及び品質情報のうちの少なくとも1つのタイプを含む。
端末デバイスが、第1のアクセスネットワークデバイスにRRCメッセージを送信するとき又はその前に、第1のアクセスネットワークデバイスは、残りのリソースの量が比較的少ない状況、負荷が比較的高い状況、又は、第1のアクセスネットワークデバイスと端末デバイスとの間の無線リンクの品質が比較的低い状況の下では、マルチパス構成情報を有効化するように端末デバイスに指示してもよい。したがって、状態情報は、残りのリソース情報、負荷情報、及び品質情報のうちの1つ又は複数を含んでもよい。残りのリソース情報は、残りのリソースブロック(Resource Block, RB)の数であってもよい。負荷情報は、端末の数又は確立された第1の送信経路の数であってもよい。品質情報は、第1のアクセスネットワークデバイスと端末デバイスとの間の無線リンクの品質情報であり、品質情報は、RSRP、RSRQ、CQI、SINR、SNR、HARQ NACK、及びARQ NACKのうちの1つ又は複数を含む。
ステップ504: 状態情報が第2のトリガ条件を満たすときに、第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスにマルチパス指示情報を送る。
第2のトリガ条件は、残りのリソースしきい値、負荷しきい値、及び品質しきい値のうちの少なくとも1つを含む、すなわち、第2のトリガ条件は、残りのリソースしきい値、負荷しきい値、及び品質しきい値のうちの1つ又は複数を含む。状態情報が残りのリソース情報を含むときに、第2のトリガ条件は、残りのリソースしきい値を含み、状態情報が負荷情報を含むときに、第2のトリガ条件は、負荷しきい値を含み、又は、状態情報が品質情報を含むときに、第2のトリガ条件は、品質しきい値を含む。それに応じて、第2のトリガ条件は、
第1のアクセスネットワークデバイスの残りのRBの現在の数が、第8のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
第1のアクセスネットワークデバイスのアクセスされた端末デバイスの数が、第9のあらかじめ設定された値よりも大きい、
第1のアクセスネットワークデバイスの確立された第1の送信経路の数が、第10のあらかじめ設定された値よりも大きい、
第1のアクセスネットワークデバイスと端末デバイスとの間のRSRPが、第11のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
第1のアクセスネットワークデバイスと端末デバイスとの間のRSRQが、第12のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
第1のアクセスネットワークデバイスと端末デバイスとの間の無線リンクのCQIが、第13のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
第1のアクセスネットワークデバイスのSINRが、第14のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
第1のアクセスネットワークデバイスのSNRが、第15のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
第1のアクセスネットワークデバイスのHARQ NACKの数が、第16のあらかじめ設定された値よりも大きい、及び、
第1のアクセスネットワークデバイスのARQ NACKの数が、第17のあらかじめ設定された値よりも大きい、
という条件のうちの少なくとも1つの条件を含んでもよい。
第1のアクセスネットワークデバイスは、第1のアクセスネットワークデバイスと端末デバイスとの間のRSRP、RSRQ、CQI、SINR、SNR、HARQ NACK、ARQ NACKを測定してもよく、又は、第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスが報告する第1のアクセスネットワークデバイスと端末デバイスとの間のRSRP、RSRQ、CQI、SINR、SNR、HARQ NACK、ARQ NACKを受信してもよい。本開示のこの実施形態において、第1のアクセスネットワークデバイスが、第1のアクセスネットワークデバイスと端末デバイスとの間のRSRP、RSRQ、CQI、SINR、SNR、HARQ NACK、及びARQ NACKを取得する方式に対して、いかなる特定の限定も課されない。
ステップ505: 端末デバイスは、第1のアクセスネットワークデバイスが送るマルチパス指示情報を受信し、そして、マルチパス指示情報に基づいて、マルチパス構成情報から、少なくとも1つの第2のターゲット送信経路の構成情報を選択する。
マルチパス指示情報は、マルチパス構成情報を有効化し、そして、第1の送信経路及び複数の第2の送信経路のうちの少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を使用することによって、第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信するように端末デバイスに指示するのに使用される。
本開示のこの実施形態において、第1のアクセスネットワークデバイスは、さらに、端末デバイスに、有効化される第2のアクセスネットワークデバイスを示してもよい。この場合には、マルチパス指示情報は、各々の第2のターゲット送信経路の経路識別子をさらに含む。マルチパス指示情報が、各々の第2のターゲット送信経路の経路識別子を含まない場合には、このステップは、ステップ403の第1の実装と同じである。マルチパス指示情報が、各々の第2のターゲット送信経路の経路識別子を含む場合には、このステップは、ステップ403の第2の実装と同じである。本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。ステップ506: 端末デバイスは、各々の第2のターゲット送信経路の構成情報に基づいて、各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスへの第2のターゲット送信経路を確立する。
このステップは、ステップ404と同じである。本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。
ステップ507: 端末デバイスは、第1の送信経路を使用することによって、第1のアクセスネットワークデバイスにRRCメッセージを送信し、そして、各々の第2のターゲット送信経路を使用することによって、各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信する。
ステップ507a: 端末デバイスは、第1の送信経路を使用することによって、第1のアクセスネットワークデバイスにRRCメッセージを送信する。
ステップ507b: 端末デバイスは、各々の第2のターゲット送信経路を使用することによって、各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信する。
ステップ508: 各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスは、各々の第2のターゲット送信経路を使用することによって端末デバイスが送信する同じRRCメッセージを受信し、そして、各々のターゲットインターフェイスリンクを使用することによって、第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを転送する。
第1のアクセスネットワークデバイスは、第1の送信経路を使用することによって端末デバイスが送信するRRCメッセージを受信し、第1のアクセスネットワークデバイスは、各々のターゲットインターフェイスリンクを使用することによって各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスが転送する同じRRCメッセージを受信する。
端末デバイスと第1のアクセスネットワークデバイスとの間のデータは、すべて、第1の送信経路を使用することによって送信され、端末デバイスと第2のターゲットアクセスネットワークデバイスとの間のデータは、すべて、第2のターゲット送信経路を使用することによって送信されるということに留意すべきである。
本開示のこの実施形態においては、RRCメッセージがアップリンクにおいて送信されるときに、第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスにマルチパス構成情報及び第1のトリガ条件を送る。第1のアクセスネットワークデバイスの状態情報が第2のトリガ条件を満たしているということを決定するときに、第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスにマルチパス指示情報を送信する。そのマルチパス指示情報に基づいて、端末デバイスは、マルチパス構成情報を有効化し、そして、第1の送信経路及び少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を使用することによって、第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信する。複数の送信経路を使用することによって、第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信するため、RRCメッセージの信頼性を改善する。
本開示のある1つの実施形態は、RRCメッセージ送信方法を提供する。本開示のこの実施形態においては、説明のために、ダウンリンクにおいてRRCメッセージを送信し、端末デバイスは、マルチパス構成情報を能動的に有効化し、そして、マルチパス送信によって第1のアクセスネットワークデバイスが送信する同じRRCメッセージを受信する、以下の例を使用する。図6を参照すると、その方法は、以下のステップを含む。
ステップ601: 第1のアクセスネットワークデバイスは、第1の構成情報を決定し、そして、第1の送信経路を使用することによって、端末デバイスに第1の構成情報を送る。
このステップは、ステップ401と同じである。本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。
ステップ602: 端末デバイスは、第1の送信経路を使用することによって第1のアクセスネットワークデバイスが送る第1の構成情報を受信し、そして、その第1の構成情報を格納する。
このステップは、ステップ402と同じである。本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。
ステップ603: 端末デバイスと第1のアクセスネットワークデバイスとの間の無線リンクが、第1のトリガ条件を満たすときに、その端末デバイスは、マルチパス構成情報から、少なくとも1つの第2のターゲット送信経路の構成情報を選択する。
このステップは、ステップ403と同じである。本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。
ステップ604: 端末デバイスは、各々の第2のターゲット送信経路の構成情報に基づいて、各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスへの第2のターゲット送信経路を確立する。
このステップは、ステップ404と同じである。本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。
ステップ605: 第1のアクセスネットワークデバイスは、第1の送信経路を使用することによって、端末デバイスにRRCメッセージを送信する。
ステップ606: 第1のアクセスネットワークデバイスは、第1のアクセスネットワークデバイスと第2のターゲットアクセスネットワークデバイスとの間のターゲットインターフェイスリンクを使用することによって、各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信する。
ステップ607: 各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスは、第2のターゲットアクセスネットワークデバイスと端末デバイスとの間の送信経路を使用することによって、端末デバイスに同じRRCメッセージを送信する。
端末デバイスは、第1の送信経路を使用することによって、第1のアクセスネットワークデバイスが送信するRRCメッセージを受信し、そして、第2の送信経路を使用することによって、各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスが送信する同じRRCメッセージを受信する。
ダウンリンクにおいて送信されるRRCメッセージは、第1のアクセスネットワークデバイスによって生成されるということに留意すべきである。
本開示のこの実施形態においては、RRCメッセージがダウンリンクにおいて送信されるときに、第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスにマルチパス構成情報及び第1のトリガ条件を送る。端末デバイスが、端末デバイスと第1のアクセスネットワークデバイスとの間の無線リンクが第1のトリガ条件を満たしているということを検出するときに、その端末デバイスは、マルチパス構成情報を有効化し、そして、第1の送信経路及び少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を使用することによって、第1のアクセスネットワークデバイスが送信する同じRRCメッセージを受信する。複数の送信経路を使用することによって、第1のアクセスネットワークデバイスが送信する同じRRCメッセージを受信するため、RRCメッセージの信頼性を改善する。
本開示のある1つの実施形態は、RRCメッセージ送信方法を提供する。本開示のこの実施形態においては、説明のために、ダウンリンクにおいてRRCメッセージを送信し、第1のアクセスネットワークデバイスは、マルチパス構成情報を有効化し、そして、マルチパス送信によって、第1のアクセスネットワークデバイスが送信する同じRRCメッセージを受信するように、端末デバイスに指示する、以下の例を使用する。図7を参照すると、その方法は、以下のステップを含む。
ステップ701: 第1のアクセスネットワークデバイスは、第1の構成情報を決定し、そして、第1の送信経路を使用することによって、端末デバイスに第1の構成情報を送る。
ステップ702: 端末デバイスは、第1の送信経路を使用することによって第1のアクセスネットワークデバイスが送る第1の構成情報を受信し、そして、その第1の構成情報を格納する。
ステップ703: 第1のアクセスネットワークデバイスは、第1のアクセスネットワークデバイスの状態情報を取得し、その状態情報は、残りのリソース情報、負荷情報、及び品質情報のうちの少なくとも1つのタイプを含む。
ステップ704: 状態情報が第2のトリガ条件を満たすときに、第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスにマルチパス指示情報を送る。
ステップ705: 端末デバイスは、第1のアクセスネットワークデバイスが送るマルチパス指示情報を受信し、そして、マルチパス指示情報に基づいて、マルチパス構成情報から、少なくとも1つの第2のターゲット送信経路の構成情報を選択する。
ステップ706: 端末デバイスは、各々の第2のターゲット送信経路の構成情報に基づいて、各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスへの第2のターゲット送信経路を確立する。
ステップ707: 第1のアクセスネットワークデバイスは、第1の送信経路を使用することによって、端末デバイスにRRCメッセージを送信する。
ステップ708: 第1のアクセスネットワークデバイスは、第1のアクセスネットワークデバイスと第2のターゲットアクセスネットワークデバイスとの間のターゲットインターフェイスリンクを使用することによって、各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信する。
ステップ709: 各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスは、第2のターゲットアクセスネットワークデバイスと端末デバイスとの間の送信経路を使用することによって、端末デバイスに同じRRCメッセージを送信する。
端末デバイスは、第1の送信経路を使用することによって第1のアクセスネットワークデバイスが送信するRRCメッセージを受信し、そして、第2の送信経路を使用することによって各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスが送信する同じRRCメッセージを受信する。
本開示のこの実施形態においては、RRCメッセージがダウンリンクにおいて送信されるときに、第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスにマルチパス構成情報及び第1のトリガ条件を送る。第1のアクセスネットワークデバイスの状態情報が第2のトリガ条件を満たしているということを決定するときに、第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスにマルチパス指示情報を送る。そのマルチパス指示情報に基づいて、端末デバイスは、マルチパス構成情報を有効化し、そして、第1の送信経路及び少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を使用することによって、第1のアクセスネットワークデバイスが送信する同じRRCメッセージを受信する。複数の送信経路を使用することによって、第1のアクセスネットワークデバイスが送信する同じRRCメッセージを受信するため、RRCメッセージの信頼性を改善する。
本開示のある1つの実施形態において、第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスにおけるマルチパス構成情報及び第1のトリガ条件を構成する。第1のアクセスネットワークデバイスは、本開示のこの実施形態によって提供される方法を使用することによって、マルチパス構成情報を更新してもよい。図8を参照すると、その方法は、以下のステップを含む。
ステップ801: 第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスに調整指標情報を送り、その調整指標情報は、第2の送信経路の更新された構成情報を含む。
調整指標情報は、マルチパス構成情報に第2の送信経路の構成情報を追加するのに使用されるか、又は、マルチパス構成情報の中の第2の送信経路の構成情報を修正するのに使用されるか、又は、マルチパス構成情報の中の第2の送信経路の構成情報を削除するのに使用されてもよい。
調整指標情報が、マルチパス構成情報に第2の送信経路の構成情報を追加するのに使用される場合、及び、マルチパス構成情報の中の第2の送信経路の構成情報を修正するのに使用される場合には、調整指標情報は、第2の送信経路の更新された構成情報を含む必要があるのみならず、第2の送信経路の更新された経路識別子を含む必要がある。調整指標情報が、マルチパス構成情報の中の第2の送信経路の構成情報を削除するのに使用される場合には、調整指標情報は、第2の送信経路の更新された構成情報を含まなくてもよく、第2の送信経路の更新された経路識別子のみを含む。
第1のアクセスネットワークデバイスが、さらに、マルチパス構成情報の中の第1のトリガ条件を修正することを必要とする場合には、調整指標情報は、更新された第1のトリガ条件をさらに含む。
制御情報の中で調整指標情報を搬送してもよいということに留意すべきである。この場合には、このステップは、以下のようであってもよい。
第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスに制御情報を送り、制御情報は、調整指標情報を含み、調整指標情報は、第2の送信経路の更新された構成情報を含む。
制御情報は、物理ダウンリンク制御チャネル(Physical Downlink Control Channel, PDCCH)、メディアアクセス制御制御要素(Medium Access Control Control Element, MAC CE)、又はRRC接続再構成メッセージであってもよい。
第1のアクセスネットワークデバイスは、制御情報の中のpatternを使用することによって、第2の送信経路の更新された経路識別子を示してもよく、又は、複数の異なるchoicesに基づいて、indexを使用することによって、第2の送信経路の更新された経路識別子を示してもよいということに留意すべきである。
第1のアクセスネットワークデバイスが、制御情報の中のpatternを使用することによって、第2の送信経路の更新された経路識別子を示すときに、マルチパス構成情報が、2つの第2の送信経路の構成情報を含む場合には、第2の送信経路の更新された経路識別子を示すのに、1ビットの制御情報を使用してもよく、0及び1は、それぞれ、マルチパス構成情報の中の1番目の第2の送信経路及び2番目の第2の送信経路を示す。
マルチパス構成情報が、4つの第2の送信経路の構成情報を含む場合には、2ビットの制御情報は、第2の送信経路の更新された経路識別子を示すのに使用されてもよく、00、01、10、及び11は、それぞれ、マルチパス構成情報の中の1番目の第2の送信経路、2番目の第2の送信経路、3番目の第2の送信経路、及び4番目の第2の送信経路を示す。
マルチパス構成情報が、4つよりも多くの第2の送信経路の構成情報を含む場合には、3ビット、4ビット、又はより多くのビットの制御情報を使用して、第2の送信経路の更新された経路識別子を示してもよい。ステップ802: 端末デバイスは、第1のアクセスネットワークデバイスが送る調整指標情報を受信し、そして、その調整指標情報に基づいて、格納されているマルチパス構成情報を更新する。
調整指標情報が、マルチパス構成情報に、第2の送信経路の構成情報を追加するのに使用されるときには、端末デバイスは、そのマルチパス構成情報に、調整指標情報の中の第2の送信経路の構成情報を追加する。
調整指標情報が、マルチパス構成情報の中の第2の送信経路の構成情報を修正するのに使用されるときには、端末デバイスは、マルチパス構成情報の中の第2の送信経路の更新された構成情報を、調整指標情報の中の第2の送信経路の構成情報へと修正する。
調整指標情報が、マルチパス構成情報の中の第2の送信経路の構成情報を削除するのに使用されるときには、端末デバイスは、マルチパス構成情報の中の第2の送信経路の更新された構成情報を削除する。
調整指標情報が、更新された第1のトリガ条件をさらに含む場合には、端末デバイスは、調整指標情報に基づいて、格納されている第1のトリガ条件を更新するということに留意すべきである。
本開示のこの実施形態においては、第1のアクセスネットワークデバイスは、調整指標情報を使用することによって、端末デバイスの中に格納されているマルチパス構成情報を更新してもよく、それによって、マルチパス構成情報は、適時的な方式で更新される。加えて、第1のアクセスネットワークデバイスは、PDCCH又はMAC CEに調整指標情報を追加してもよく、それによって、調整の柔軟性を増加させるのみならず、RRC再構成の待ち時間を減少させるとともに、RRC再構成メッセージのオーバヘッドを減少させる。
本開示のある1つの実施形態は、RRCメッセージ送信装置を提供する。その装置は、端末デバイスに適用され、上記の端末デバイスが実行する複数のステップを実行するように構成される。図9を参照すると、その装置は、トランシーバーユニット901及び処理ユニット902を含む。
トランシーバーユニット901は、第1の送信経路を使用することによって第1のアクセスネットワークデバイスが送る第1の構成情報を受信するステップ402と、第1のアクセスネットワークデバイスが送るマルチパス指示情報を受信するステップ405、ステップ502、ステップ505、ステップ506、ステップ507、ステップ602、ステップ605、ステップ702、ステップ704、ステップ705、及びステップ705と、ステップ802と、それらの選択的な解決方法と、を実行するように構成される。
処理ユニット902は、第1の構成情報を格納するステップ402と、状態情報が第2のトリガ条件を満たすか否かを決定するステップ403、ステップ404、ステップ603、ステップ604、ステップ703、及びステップ704と、マルチパス指示情報に基づいて、マルチパス構成情報から、少なくとも1つの第2のターゲット送信経路の構成情報を選択するステップ705と、ステップ706と、それらの選択的な解決方法と、を実行するように構成される。
本開示のこの実施形態においては、RRCメッセージがアップリンクにおいて送信されるときに、第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスにマルチパス構成情報及び第1のトリガ条件を送る。端末デバイスが、端末デバイスと第1のアクセスネットワークデバイスとの間の無線リンクが第1のトリガ条件を満たすということを検出するときに、その端末デバイスは、マルチパス構成情報を有効化し、そして、第1の送信経路及び少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を使用することによって、第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信する。複数の送信経路を使用することによって、第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信するため、RRCメッセージの信頼性を改善する。
本開示のある1つの実施形態は、RRCメッセージ送信装置を提供する。その装置は、第1のアクセスネットワークデバイスに適用され、上記のアクセスネットワークデバイスが実行する複数のステップを実行するように構成される。図10を参照すると、その装置は、トランシーバーユニット1001及び処理ユニット1002を含む。
トランシーバーユニット1001は、第1の送信経路を使用することによって、端末デバイスに第1の構成情報を送るステップ401と、第1の送信経路を使用することによって、端末デバイスに第1の構成情報を送るステップ501と、端末デバイスにマルチパス指示情報を送るステップ504と、第1の送信経路を使用することによって、端末デバイスに第1の構成情報を送るステップ601と、第1の送信経路を使用することによって、端末デバイスに第1の構成情報を送るステップ605、ステップ606、及びステップ701と、ステップ707と、ステップ708と、ステップ801と、それらの選択的な解決方法と、を実行するように構成されている。
処理ユニット1002は、第1の構成情報を決定するステップ401と、第1の構成情報を決定するステップ501と、状態情報が第2のトリガ条件を満たすか否かを決定するステップ503及びステップ504と、第1の構成情報を決定するステップ601と、第1の構成情報を決定するステップ701と、それらの選択的な解決方法と、を実行するように構成される。
本開示のこの実施形態においては、RRCメッセージがアップリンクにおいて送信されるときに、第1のアクセスネットワークデバイスは、端末デバイスにマルチパス構成情報及び第1のトリガ条件を送る。端末デバイスが、端末デバイスと第1のアクセスネットワークデバイスとの間の無線リンクが第1のトリガ条件を満たすということを検出するときに、その端末デバイスは、マルチパス構成情報を有効化し、そして、第1の送信経路及び少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を使用することによって、第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信する。複数の送信経路を使用することによって、第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信するため、RRCメッセージの信頼性を改善する。
上記の複数の実施形態によって提供されているRRCメッセージ送信装置が、RRCメッセージを送信するときに、上記の複数の機能モジュールの分割は、説明のためのある1つの例としてのみ使用されているということに留意すべきである。実際の応用の際には、上記の複数の機能は、複数の異なる機能モジュールに割り当てられ、そして、必要に応じて実装されてもよい、すなわち、ある1つのデバイスの内部構造を複数の異なる機能モジュールに分割して、上記で説明されている複数の機能のすべて又は一部を実装してもよい。加えて、上記の複数の実施形態によって提供されるRRCメッセージ送信装置及びRRCメッセージ送信方法の実施形態は、同じ概念に属している。具体的な実装プロセスについては、方法の実施形態を参照すべきである。本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。
本開示のある1つの実施形態は、端末デバイスに適用されるシステムチップを提供する。図11を参照すると、システムチップは、入力/出力インターフェイス1101、少なくとも1つのプロセッサ1102、メモリ1103、及びバス1104を含む。入力/出力インターフェイス1101は、バス1104を使用することによって、少なくとも1つのプロセッサ1102及びメモリ1103に接続される。入力/出力インターフェイス1101は、端末デバイスが第1のアクセスネットワークデバイス及び第2のアクセスネットワークデバイスと通信するのに使用される。少なくとも1つのプロセッサ1102は、メモリ1103の中に格納されている命令を実行し、それによって、端末デバイスは、上記のRRCメッセージ送信方法を実行する。
本開示のある1つの実施形態は、第1のアクセスネットワークデバイスに適用されるシステムチップを提供する。図12を参照すると、システムチップは、入力/出力インターフェイス1201、少なくとも1つのプロセッサ1202、メモリ1203、及びバス1204を含む。入力/出力インターフェイス1201は、バス1204を使用することによって、少なくとも1つのプロセッサ1202及びメモリ1203に接続される。入力/出力インターフェイス1201は、端末デバイスが第1のアクセスネットワークデバイス及び第2のアクセスネットワークデバイスと通信するのに使用される。少なくとも1つのプロセッサ1202は、メモリ1203の中に格納されている命令を実行し、それによって、第1のアクセスネットワークデバイスは、上記のRRCメッセージ送信方法を実行する。
本開示の中の"及び/又は"の語は、複数の関連する対象物を説明するための関連性関係を説明しているにすぎず、3つの関係が存在してもよいということを表している。例えば、A及び/又はBは、Aのみが存在する、A及びBの双方が存在する、及び、Bのみが存在する、という3つの場合を表していてもよい。加えて、本明細書の中の記号"/"は、通常、複数の関連する対象物の間の"又は"の関係を示している。
当業者は、関連するハードウェアに命令を実行させるプログラム又はハードウェアによって、複数の実施形態の複数のステップのすべて又は一部を実装してもよいということを理解することが可能である。プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に格納されてもよい。記憶媒体は、読み出し専用メモリ、磁気ディスク、又は光ディスクを含んでもよい。
上記の説明は、本開示の代替的な実施形態であるにすぎず、本開示を限定することを意図してはいない。本開示の趣旨及び原理から離れることなく行われるいずれかの修正、等価な置換、又は改良は、本開示の保護の範囲に属するべきである。
上記の複数の選択的な技術的解決方法のすべてを無作為に組み合わせて、本開示の選択的な実施形態を形成してもよい。本明細書においては、詳細は説明されない。
本発明のある1つの例にしたがって、この出願は、さらに、以下の実施形態を提供する。
実施形態1:
RRCメッセージ送信方法であって、当該方法は、
第1の送信経路を使用することによって第1のアクセスネットワークデバイスが送る第1の構成情報を端末デバイスによって受信するステップであって、前記第1の構成情報は、マルチパス構成情報及び第1のトリガ条件を含み、前記マルチパス構成情報は、複数の第2の送信経路の構成情報を含み、各々の第2の送信経路は、前記端末デバイスと1つの第2のアクセスネットワークデバイスとの間の送信リンク及び前記第1のアクセスネットワークデバイスと前記第2のアクセスネットワークデバイスとの間のインターフェイスリンクを含み、1つの第2の送信経路の第2のアクセスネットワークデバイスは、他の第2の送信経路の第2のアクセスネットワークデバイスとは異なる、ステップと、
前記端末デバイスと前記第1のアクセスネットワークデバイスとの間の無線リンクが、前記第1のトリガ条件を満たすときに、前記端末デバイスによって、前記マルチパス構成情報を有効化し、そして、前記第1の送信経路及び前記複数の第2の送信経路のうちの少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を使用することによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスに同じ無線リソース制御(RRC)メッセージを送信するステップと、を含み、前記RRCメッセージは、前記端末デバイスによって生成される、
方法。
実施形態2: 前記第1のトリガ条件は、
前記端末デバイスが測定する前記端末デバイスと前記第1のアクセスネットワークデバイスとの間の参照信号受信電力(RSRP)が、第1のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
前記端末デバイスが測定する前記端末デバイスと前記第1のアクセスネットワークデバイスとの間の参照信号受信品質(RSRQ)が、第2のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
前記端末デバイスが測定する前記端末デバイスと前記第1のアクセスネットワークデバイスとの間の前記無線リンクのチャネル品質インジケータ(CQI)が、第3のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
前記端末デバイスが測定する信号対干渉雑音比(SINR)が、第4のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
前記端末デバイスが測定する信号対雑音比(SNR)が、第5のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
前記端末デバイスが統計収集によって取得するハイブリッド自動再送要求(HARQ)否定応答(NACK)の数が、第6のあらかじめ設定された値よりも大きい、及び、
前記端末デバイスが統計収集によって取得する自動再送要求(ARQ)否定応答(NACK)の数が、第7のあらかじめ設定された値よりも大きい、
という条件のうちの少なくとも1つの条件を含む、実施形態1に記載の方法。
実施形態3: 当該方法は、
前記第1のアクセスネットワークデバイスが送るマルチパス指示情報を前記端末デバイスによって受信するステップと、
前記端末デバイスによって、前記マルチパス指示情報に基づいて、前記マルチパス構成情報を有効化し、そして、前記第1の送信経路及び前記複数の第2の送信経路のうちの少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を使用することによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスに同じ無線リソース制御(RRC)メッセージを送信するステップを実行するステップと、をさらに含む、実施形態1に記載の方法。
実施形態4: 前記端末デバイスによって、前記マルチパス構成情報を有効化し、そして、前記第1の送信経路及び前記複数の第2の送信経路のうちの少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を使用することによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスに同じ無線リソース制御(RRC)メッセージを送信する前記ステップは、
前記端末デバイスによって、前記マルチパス構成情報から、前記少なくとも1つの第2のターゲット送信経路の構成情報を選択するステップと、
前記端末デバイスによって、各々の第2のターゲット送信経路の構成情報に基づいて、各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスへの第2のターゲット送信経路を確立するステップと、
前記端末デバイスによって、前記第1の送信経路を使用することによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスに前記RRCメッセージを送信し、そして、各々の第2のターゲット送信経路を使用することによって、各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信するステップと、を含み、前記RRCメッセージは、各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスが、各々のターゲットインターフェイスリンクを使用することによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを転送するのに使用される、実施形態1に記載の方法。
実施形態5: 前記端末デバイスによって、前記マルチパス構成情報から、前記少なくとも1つの第2のターゲット送信経路の構成情報を選択する前記ステップは、
前記端末デバイスによって、前記端末デバイスの送信要件を取得するステップであって、前記送信要件は、送信データの量、フィードバックメカニズム、及び品質要件のうちの少なくとも1つを含む、ステップと、
前記端末デバイスによって、前記送信要件に基づいて、前記端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの数を決定するステップと、
前記端末デバイスによって、前記マルチパス構成情報から、前記数の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスの構成情報を選択するステップと、を含む、実施形態4に記載の方法。
実施形態6: 前記端末デバイスによって、前記送信要件に基づいて、前記端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの数を決定する前記ステップは、
前記端末デバイスによって、前記送信要件に基づいて、送信要件とアクセスネットワークデバイスの数との間の対応関係から、前記端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの前記数を決定するステップを含む、実施形態5に記載の方法。
実施形態7: 前記端末デバイスによって、前記マルチパス構成情報から、前記数の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスの構成情報を選択する前記ステップは、
前記端末デバイスによって、前記マルチパス構成情報の中の各々の第2のアクセスネットワークデバイスの送信品質を決定するステップと、
前記端末デバイスによって、前記マルチパス構成情報の中の各々の第2のアクセスネットワークデバイスの前記送信品質に基づいて、前記マルチパス構成情報から、最良の送信品質を有する前記数の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスの構成情報を選択するステップと、を含む、実施形態5に記載の方法。
実施形態8: 前記端末デバイスによって、前記マルチパス構成情報から、前記少なくとも1つの第2のターゲット送信経路の構成情報を選択する前記ステップは、
前記第1のアクセスネットワークデバイスが送る各々の第2のターゲット送信経路の経路識別子を前記端末デバイスによって受信するステップと、
前記端末デバイスによって、前記第2のターゲット送信経路の前記経路識別子に基づいて、前記マルチパス構成情報から、各々の第2のターゲット送信経路の構成情報を選択するステップと、を含む、実施形態4に記載の方法。
実施形態9: 当該方法は、
前記端末デバイスによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスが送る調整指標情報を受信するステップであって、前記調整指標情報は、第2の送信経路の更新された構成情報を含む、ステップと、
前記端末デバイスによって、前記調整指標情報に基づいて、前記格納されているマルチパス構成情報を更新するステップと、をさらに含む、実施形態1乃至8のうちのいずれか1つに記載の方法。
実施形態10: 前記端末デバイスによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスが送る調整指標情報を受信する前記ステップは、
前記端末デバイスによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスが送る制御情報を受信するステップを含み、前記制御情報は、前記調整指標情報を含み、前記制御情報は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)、メディアアクセス制御制御要素(MAC CE)、又は、RRC接続再構成メッセージである、実施形態9に記載の方法。
実施形態11: RRCメッセージ送信方法であって、当該方法は、
第1のアクセスネットワークデバイスが、第1の送信経路を使用することによって、端末デバイスに第1の構成情報を送るステップであって、前記第1の構成情報は、マルチパス構成情報及び第1のトリガ条件を含み、前記マルチパス構成情報は、複数の第2の送信経路の構成情報を含み、各々の第2の送信経路は、前記端末デバイスと1つの第2のアクセスネットワークデバイスとの間の送信リンク及び前記第1のアクセスネットワークデバイスと前記第2のアクセスネットワークデバイスとの間のインターフェイスリンクを含み、1つの第2の送信経路の第2のアクセスネットワークデバイスは、他の第2の送信経路の第2のアクセスネットワークデバイスとは異なる、ステップと、
前記第1の送信経路を使用することによって前記端末デバイスが送信する無線リソース制御(RRC)メッセージを前記第1のアクセスネットワークデバイスによって受信し、そして、少なくとも1つのターゲットインターフェイスリンクを使用することによって少なくとも1つの第2のターゲットアクセスネットワークデバイスが送信する同じRRCメッセージを受信するステップと、を含み、前記RRCメッセージは、前記端末デバイスによって生成され、前記RRCメッセージは、前記端末デバイスと前記第1のアクセスネットワークデバイスとの間の無線リンクが前記第1のトリガ条件を満たすということを決定するときに、前記端末デバイスによって送信される、
方法。
実施形態12: 第1のアクセスネットワークデバイスが、第1の送信経路を使用することによって、端末デバイスに第1の構成情報を送る前記ステップの後に、当該方法は、
前記第1のアクセスネットワークデバイスによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスの状態情報を取得するステップであって、前記状態情報は、残りのリソース情報、負荷情報、及び品質情報のうちの少なくとも1つのタイプを含む、ステップと、
前記状態情報が第2のトリガ条件を満たすときに、前記第1のアクセスネットワークデバイスによって前記端末デバイスに、マルチパス指示情報を送るステップと、をさらに含み、前記マルチパス指示情報は、前記第1の送信経路及び少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を使用することによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信するように前記端末デバイスに指示するのに使用される、実施形態11に記載の方法。
実施形態13: 前記状態情報が前記第2のトリガ条件を満たすときに、当該方法は、
前記第1のアクセスネットワークデバイスによって前記端末デバイスに、各々の第2のターゲット送信経路の経路識別子を送るステップをさらに含み、各々の第2のターゲット送信経路の前記経路識別子は、前記端末デバイスが、前記マルチパス構成情報から前記第2のターゲット送信経路の構成情報を選択するのに使用される、実施形態11に記載の方法。
実施形態14: 当該方法は、
前記第1のアクセスネットワークデバイスによって前記端末デバイスに、調整指標情報を送るステップをさらに含み、前記調整指標情報は、第2の送信経路の更新された構成情報を含み、前記調整指標情報は、前記端末デバイスが、前記調整指標情報に基づいて、前記格納されているマルチパス構成情報を更新するのに使用される、実施形態11乃至13のうちのいずれか1つに記載の方法。
実施形態15: 前記第1のアクセスネットワークデバイスによって前記端末デバイスに、調整指標情報を送る前記ステップは、
前記第1のアクセスネットワークデバイスによって前記端末デバイスに制御情報を送るステップを含み、前記制御情報は、前記調整指標情報を含み、前記制御情報は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)、メディアアクセス制御制御要素(MAC CE)、又はRRC接続再構成メッセージである、実施形態14に記載の方法。
実施形態16: RRCメッセージ送信装置であって、当該装置は、
第1の送信経路を使用することによって第1のアクセスネットワークデバイスが送る第1の構成情報を受信するように構成されるトランシーバーユニットであって、前記第1の構成情報は、マルチパス構成情報及び第1のトリガ条件を含み、前記マルチパス構成情報は、複数の第2の送信経路の構成情報を含み、各々の第2の送信経路は、端末デバイスと1つの第2のアクセスネットワークデバイスとの間の送信リンク及び前記第1のアクセスネットワークデバイスと前記第2のアクセスネットワークデバイスとの間のインターフェイスリンクを含み、1つの第2の送信経路の第2のアクセスネットワークデバイスは、他の第2の送信経路の第2のアクセスネットワークデバイスとは異なる、トランシーバーユニットと、
前記端末デバイスと前記第1のアクセスネットワークデバイスとの間の無線リンクが、前記第1のトリガ条件を満たすときに、前記マルチパス構成情報を有効化し、そして、前記第1の送信経路及び前記複数の第2の送信経路のうちの少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を使用することによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスに同じ無線リソース制御(RRC)メッセージを送信するように前記トランシーバーユニットを制御する、ように構成される処理ユニットと、を含み、前記RRCメッセージは、前記端末デバイスによって生成される、
装置。
実施形態17: 前記第1のトリガ条件は、
前記端末デバイスが測定する前記端末デバイスと前記第1のアクセスネットワークデバイスとの間の参照信号受信電力(RSRP)が、第1のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
前記端末デバイスが測定する前記端末デバイスと前記第1のアクセスネットワークデバイスとの間の参照信号受信品質(RSRQ)が、第2のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
前記端末デバイスが測定する前記端末デバイスと前記第1のアクセスネットワークデバイスとの間の前記無線リンクのチャネル品質インジケータ(CQI)が、第3のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
前記端末デバイスが測定する信号対干渉雑音比(SINR)が、第4のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
前記端末デバイスが測定する信号対雑音比(SNR)が、第5のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
前記端末デバイスが統計収集によって取得するハイブリッド自動再送要求(HARQ)否定応答(NACK)の数が、第6のあらかじめ設定された値よりも大きい、及び、
前記端末デバイスが統計収集によって取得する自動再送要求(ARQ)否定応答(NACK)の数が、第7のあらかじめ設定された値よりも大きい、
という条件のうちの少なくとも1つの条件を含む、実施形態16に記載の装置。
実施形態18: 前記トランシーバーユニットは、さらに、前記第1のアクセスネットワークデバイスが送るマルチパス指示情報を受信するように構成され、
前記処理ユニットは、さらに、前記マルチパス指示情報に基づいて、前記マルチパス構成情報を有効化し、そして、前記第1の送信経路及び前記複数の第2の送信経路のうちの少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を使用することによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスに同じ無線リソース制御(RRC)メッセージを送信するように前記トランシーバーユニットを制御するステップを実行する、ように構成される、実施形態16に記載の装置。
実施形態19: 前記処理ユニットは、さらに、前記マルチパス構成情報から、前記少なくとも1つの第2のターゲット送信経路の構成情報を選択するように構成され、
前記処理ユニットは、さらに、各々の第2のターゲット送信経路の構成情報に基づいて、各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスへの第2のターゲット送信経路を確立するように構成され、
前記トランシーバーユニットは、さらに、前記第1の送信経路を使用することによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスに前記RRCメッセージを送信し、そして、各々の第2のターゲット送信経路を使用することによって、各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信する、ように構成され、前記RRCメッセージは、各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスが、各々のターゲットインターフェイスリンクを使用することによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを転送するのに使用される、実施形態16に記載の装置。
実施形態20: 前記処理ユニットは、さらに、前記端末デバイスの送信要件を取得し、前記送信要件は、送信データの量、フィードバックメカニズム、及び品質要件のうちの少なくとも1つを含み、前記送信要件に基づいて、前記端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの数を決定し、そして、前記マルチパス構成情報から、前記数の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスの構成情報を選択する、ように構成される、実施形態16に記載の装置。
実施形態21: 前記処理ユニットが、さらに、前記送信要件に基づいて、前記端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの数を決定するように構成されることは、
前記送信要件に基づいて、送信要件とアクセスネットワークデバイスの数との間の対応関係から、前記端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの前記数を決定することを含む、実施形態20に記載の装置。
実施形態22: 前記処理ユニットは、さらに、前記マルチパス構成情報の中の各々の第2のアクセスネットワークデバイスの送信品質を決定し、そして、前記マルチパス構成情報の中の各々の第2のアクセスネットワークデバイスの前記送信品質に基づいて、前記マルチパス構成情報から、最良の送信品質を有する前記数の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスの構成情報を選択する、ように構成される、実施形態20に記載の装置。
実施形態23: 前記トランシーバーユニットは、さらに、前記第1のアクセスネットワークデバイスが送る各々の第2のターゲット送信経路の経路識別子を受信するように構成され、
前記処理ユニットは、さらに、前記第2のターゲット送信経路の前記経路識別子に基づいて、前記マルチパス構成情報から、各々の第2のターゲット送信経路の構成情報を選択するように構成される、実施形態19に記載の装置。
実施形態24: 当該装置は、
前記トランシーバーユニットが、さらに、前記第1のアクセスネットワークデバイスが送る調整指標情報を受信するように構成され、前記調整指標情報は、第2の送信経路の更新された構成情報を含む、こと、及び、
前記処理ユニットが、さらに、前記調整指標情報に基づいて、前記格納されているマルチパス構成情報を更新するように構成される、こと、をさらに含む、実施形態16乃至23のうちのいずれか1つに記載の装置。
実施形態25: 前記トランシーバーユニットは、さらに、前記第1のアクセスネットワークデバイスが送る制御情報を受信するように構成され、前記制御情報は、前記調整指標情報を含み、前記制御情報は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)、メディアアクセス制御制御要素(MAC CE)、又は、RRC接続再構成メッセージである、実施形態24に記載の装置。
実施形態26: RRCメッセージ送信装置であって、当該装置は、
第1の構成情報を送る決定するように構成される処理ユニットであって、前記第1の構成情報は、マルチパス構成情報及び第1のトリガ条件を含み、前記マルチパス構成情報は、複数の第2の送信経路の構成情報を含み、各々の第2の送信経路は、前記端末デバイスと1つの第2のアクセスネットワークデバイスとの間の送信リンク及び第1のアクセスネットワークデバイスと前記第2のアクセスネットワークデバイスとの間のインターフェイスリンクを含み、1つの第2の送信経路の第2のアクセスネットワークデバイスは、他の第2の送信経路の第2のアクセスネットワークデバイスとは異なる、処理ユニットと、
第1の送信経路を使用することによって、前記端末デバイスに前記第1の構成情報を送るように構成されるトランシーバーユニットと、を含み、
前記トランシーバーユニットは、さらに、前記第1の送信経路を使用することによって前記端末デバイスが送信する無線リソース制御(RRC)メッセージを受信し、そして、少なくとも1つのターゲットインターフェイスリンクを使用することによって少なくとも1つの第2のターゲットアクセスネットワークデバイスが送信する同じRRCメッセージを受信する、ように構成され、前記RRCメッセージは、前記端末デバイスによって生成され、前記RRCメッセージは、前記端末デバイスと前記第1のアクセスネットワークデバイスとの間の無線リンクが前記第1のトリガ条件を満たすということを決定するときに、前記端末デバイスによって送信される、
装置。
実施形態27: 前記処理ユニットは、さらに、前記第1のアクセスネットワークデバイスの状態情報を取得するように構成され、前記状態情報は、残りのリソース情報、負荷情報、及び品質情報のうちの少なくとも1つのタイプを含み、
前記トランシーバーユニットは、さらに、前記状態情報が第2のトリガ条件を満たすときに、前記端末デバイスにマルチパス指示情報を送るように構成され、前記マルチパス指示情報は、前記第1の送信経路及び少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を使用することによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信するように前記端末デバイスに指示するのに使用される、実施形態26に記載の装置。
実施形態28: 前記トランシーバーユニットは、さらに、前記状態情報が前記第2のトリガ条件を満たすときに、前記端末デバイスに各々の第2のターゲット送信経路の経路識別子を送るように構成され、各々の第2のターゲット送信経路の前記経路識別子は、前記端末デバイスが、前記マルチパス構成情報から前記第2のターゲット送信経路の構成情報を選択するのに使用される、実施形態27に記載の装置。
実施形態29: 前記トランシーバーユニットは、さらに、前記端末デバイスに調整指標情報を送るように構成され、前記調整指標情報は、第2の送信経路の更新された構成情報を含み、前記調整指標情報は、前記端末デバイスが、前記調整指標情報に基づいて、前記格納されているマルチパス構成情報を更新するのに使用される、実施形態26乃至28のうちのいずれか1つに記載の装置。
実施形態30: 前記トランシーバーユニットは、さらに、前記端末デバイスに制御情報を送るように構成され、前記制御情報は、前記調整指標情報を含み、前記制御情報は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)、メディアアクセス制御制御要素(MAC CE)、又はRRC接続再構成メッセージである、実施形態29に記載の装置。
実施形態31: 端末デバイスであって、当該端末デバイスは、
第1の送信経路を使用することによって第1のアクセスネットワークデバイスが送る第1の構成情報を受信するように構成されるトランシーバーであって、前記第1の構成情報は、マルチパス構成情報及び第1のトリガ条件を含み、前記マルチパス構成情報は、複数の第2の送信経路の構成情報を含み、各々の第2の送信経路は、当該端末デバイスと1つの第2のアクセスネットワークデバイスとの間の送信リンク及び前記第1のアクセスネットワークデバイスと前記第2のアクセスネットワークデバイスとの間のインターフェイスリンクを含み、1つの第2の送信経路の第2のアクセスネットワークデバイスは、他の第2の送信経路の第2のアクセスネットワークデバイスとは異なる、トランシーバーと、
当該端末デバイスと前記第1のアクセスネットワークデバイスとの間の無線リンクが、前記第1のトリガ条件を満たすときに、前記マルチパス構成情報を有効化し、そして、前記第1の送信経路及び前記複数の第2の送信経路のうちの少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を使用することによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスに同じ無線リソース制御(RRC)メッセージを送信するように前記トランシーバーを制御する、ように構成されるプロセッサと、を含み、前記RRCメッセージは、当該端末デバイスによって生成される、
端末デバイス。
実施形態32: アクセスネットワークデバイスであって、当該アクセスネットワークデバイスは、
第1の構成情報を送る決定するように構成されるプロセッサであって、前記第1の構成情報は、マルチパス構成情報及び第1のトリガ条件を含み、前記マルチパス構成情報は、複数の第2の送信経路の構成情報を含み、各々の第2の送信経路は、前記端末デバイスと1つの第2のアクセスネットワークデバイスとの間の送信リンク及び第1のアクセスネットワークデバイスと前記第2のアクセスネットワークデバイスとの間のインターフェイスリンクを含み、1つの第2の送信経路の第2のアクセスネットワークデバイスは、他の第2の送信経路の第2のアクセスネットワークデバイスとは異なる、プロセッサと、
第1の送信経路を使用することによって、前記端末デバイスに前記第1の構成情報を送るように構成されるトランシーバーと、を含み、
前記トランシーバーは、さらに、前記第1の送信経路を使用することによって前記端末デバイスが送信する無線リソース制御(RRC)メッセージを受信し、そして、少なくとも1つのターゲットインターフェイスリンクを使用することによって少なくとも1つの第2のターゲットアクセスネットワークデバイスが送信する同じRRCメッセージを受信する、ように構成され、前記RRCメッセージは、前記端末デバイスによって生成され、前記RRCメッセージは、前記端末デバイスと前記第1のアクセスネットワークデバイスとの間の無線リンクが前記第1のトリガ条件を満たすということを決定するときに、前記端末デバイスによって送信される、
アクセスネットワークデバイス。

Claims (32)

  1. RRCメッセージ送信方法であって、当該方法は、
    第1の送信経路を使用することによって第1のアクセスネットワークデバイスが送る第1の構成情報を端末デバイスによって受信するステップであって、前記第1の構成情報は、マルチパス構成情報及び第1のトリガ条件を含み、前記マルチパス構成情報は、複数の第2の送信経路の構成情報を含み、各々の第2の送信経路は、前記端末デバイスと1つの第2のアクセスネットワークデバイスとの間の送信リンク及び前記第1のアクセスネットワークデバイスと前記第2のアクセスネットワークデバイスとの間のインターフェイスリンクを含み、1つの第2の送信経路の第2のアクセスネットワークデバイスは、他の第2の送信経路の第2のアクセスネットワークデバイスとは異なる、ステップと、
    前記端末デバイスと前記第1のアクセスネットワークデバイスとの間の無線リンクが、前記第1のトリガ条件を満たすときに、前記端末デバイスによって、前記マルチパス構成情報を有効化し、そして、前記第1の送信経路及び前記複数の第2の送信経路のうちの少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を使用することによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスに同じ無線リソース制御RRCメッセージを送信するステップと、を含み、前記RRCメッセージは、前記端末デバイスによって生成される、
    方法。
  2. 前記第1のトリガ条件は、
    前記端末デバイスが測定する前記端末デバイスと前記第1のアクセスネットワークデバイスとの間の参照信号受信電力RSRPが、第1のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
    前記端末デバイスが測定する前記端末デバイスと前記第1のアクセスネットワークデバイスとの間の参照信号受信品質RSRQが、第2のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
    前記端末デバイスが測定する前記端末デバイスと前記第1のアクセスネットワークデバイスとの間の前記無線リンクのチャネル品質インジケータCQIが、第3のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
    前記端末デバイスが測定する信号対干渉雑音比SINRが、第4のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
    前記端末デバイスが測定する信号対雑音比SNRが、第5のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
    前記端末デバイスが統計収集によって取得するハイブリッド自動再送要求HARQ否定応答NACKの数が、第6のあらかじめ設定された値よりも大きい、及び、
    前記端末デバイスが統計収集によって取得する自動再送要求ARQ否定応答NACKの数が、第7のあらかじめ設定された値よりも大きい、
    という条件のうちの少なくとも1つの条件を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 当該方法は、
    前記第1のアクセスネットワークデバイスが送るマルチパス指示情報を前記端末デバイスによって受信するステップと、
    前記端末デバイスによって、前記マルチパス指示情報に基づいて、前記マルチパス構成情報を有効化し、そして、前記第1の送信経路及び前記複数の第2の送信経路のうちの少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を使用することによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスに同じ無線リソース制御RRCメッセージを送信するステップを実行するステップと、をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記端末デバイスによって、前記マルチパス構成情報を有効化し、そして、前記第1の送信経路及び前記複数の第2の送信経路のうちの少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を使用することによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスに同じ無線リソース制御RRCメッセージを送信する前記ステップは、
    前記端末デバイスによって、前記マルチパス構成情報から、前記少なくとも1つの第2のターゲット送信経路の構成情報を選択するステップと、
    前記端末デバイスによって、各々の第2のターゲット送信経路の構成情報に基づいて、各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスへの第2のターゲット送信経路を確立するステップと、
    前記端末デバイスによって、前記第1の送信経路を使用することによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスに前記RRCメッセージを送信し、そして、各々の第2のターゲット送信経路を使用することによって、各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信するステップと、を含み、前記RRCメッセージは、各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスが、各々のターゲットインターフェイスリンクを使用することによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを転送するのに使用される、請求項1に記載の方法。
  5. 前記端末デバイスによって、前記マルチパス構成情報から、前記少なくとも1つの第2のターゲット送信経路の構成情報を選択する前記ステップは、
    前記端末デバイスによって、前記端末デバイスの送信要件を取得するステップであって、前記送信要件は、送信データの量、フィードバックメカニズム、及び品質要件のうちの少なくとも1つを含む、ステップと、
    前記端末デバイスによって、前記送信要件に基づいて、前記端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの数を決定するステップと、
    前記端末デバイスによって、前記マルチパス構成情報から、前記数の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスの構成情報を選択するステップと、を含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記端末デバイスによって、前記送信要件に基づいて、前記端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの数を決定する前記ステップは、
    前記端末デバイスによって、前記送信要件に基づいて、送信要件とアクセスネットワークデバイスの数との間の対応関係から、前記端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの前記数を決定するステップを含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記端末デバイスによって、前記マルチパス構成情報から、前記数の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスの構成情報を選択する前記ステップは、
    前記端末デバイスによって、前記マルチパス構成情報の中の各々の第2のアクセスネットワークデバイスの送信品質を決定するステップと、
    前記端末デバイスによって、前記マルチパス構成情報の中の各々の第2のアクセスネットワークデバイスの前記送信品質に基づいて、前記マルチパス構成情報から、最良の送信品質を有する前記数の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスの構成情報を選択するステップと、を含む、請求項5に記載の方法。
  8. 前記端末デバイスによって、前記マルチパス構成情報から、前記少なくとも1つの第2のターゲット送信経路の構成情報を選択する前記ステップは、
    前記第1のアクセスネットワークデバイスが送る各々の第2のターゲット送信経路の経路識別子を前記端末デバイスによって受信するステップと、
    前記端末デバイスによって、前記第2のターゲット送信経路の前記経路識別子に基づいて、前記マルチパス構成情報から、各々の第2のターゲット送信経路の構成情報を選択するステップと、を含む、請求項4に記載の方法。
  9. 当該方法は、
    前記端末デバイスによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスが送る調整指標情報を受信するステップであって、前記調整指標情報は、第2の送信経路の更新された構成情報を含む、ステップと、
    前記端末デバイスによって、前記調整指標情報に基づいて、前記格納されているマルチパス構成情報を更新するステップと、をさらに含む、請求項1乃至8のうちのいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記端末デバイスによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスが送る調整指標情報を受信する前記ステップは、
    前記端末デバイスによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスが送る制御情報を受信するステップを含み、前記制御情報は、前記調整指標情報を含み、前記制御情報は、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、メディアアクセス制御制御要素MAC CE、又は、RRC接続再構成メッセージである、請求項9に記載の方法。
  11. RRCメッセージ送信方法であって、当該方法は、
    第1のアクセスネットワークデバイスが、第1の送信経路を使用することによって、端末デバイスに第1の構成情報を送るステップであって、前記第1の構成情報は、マルチパス構成情報及び第1のトリガ条件を含み、前記マルチパス構成情報は、複数の第2の送信経路の構成情報を含み、各々の第2の送信経路は、前記端末デバイスと1つの第2のアクセスネットワークデバイスとの間の送信リンク及び前記第1のアクセスネットワークデバイスと前記第2のアクセスネットワークデバイスとの間のインターフェイスリンクを含み、1つの第2の送信経路の第2のアクセスネットワークデバイスは、他の第2の送信経路の第2のアクセスネットワークデバイスとは異なる、ステップと、
    前記第1の送信経路を使用することによって前記端末デバイスが送信する無線リソース制御RRCメッセージを前記第1のアクセスネットワークデバイスによって受信し、そして、少なくとも1つのターゲットインターフェイスリンクを使用することによって少なくとも1つの第2のターゲットアクセスネットワークデバイスが送信する同じRRCメッセージを受信するステップと、を含み、前記RRCメッセージは、前記端末デバイスによって生成され、前記RRCメッセージは、前記端末デバイスと前記第1のアクセスネットワークデバイスとの間の無線リンクが前記第1のトリガ条件を満たすということを決定するときに、前記端末デバイスによって送信される、
    方法。
  12. 第1のアクセスネットワークデバイスが、第1の送信経路を使用することによって、端末デバイスに第1の構成情報を送る前記ステップの後に、当該方法は、
    前記第1のアクセスネットワークデバイスによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスの状態情報を取得するステップであって、前記状態情報は、残りのリソース情報、負荷情報、及び品質情報のうちの少なくとも1つのタイプを含む、ステップと、
    前記状態情報が第2のトリガ条件を満たすときに、前記第1のアクセスネットワークデバイスによって前記端末デバイスに、マルチパス指示情報を送るステップと、をさらに含み、前記マルチパス指示情報は、前記第1の送信経路及び少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を使用することによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信するように前記端末デバイスに指示するのに使用される、請求項11に記載の方法。
  13. 前記状態情報が前記第2のトリガ条件を満たすときに、当該方法は、
    前記第1のアクセスネットワークデバイスによって前記端末デバイスに、各々の第2のターゲット送信経路の経路識別子を送るステップをさらに含み、各々の第2のターゲット送信経路の前記経路識別子は、前記端末デバイスが、前記マルチパス構成情報から前記第2のターゲット送信経路の構成情報を選択するのに使用される、請求項11に記載の方法。
  14. 当該方法は、
    前記第1のアクセスネットワークデバイスによって前記端末デバイスに、調整指標情報を送るステップをさらに含み、前記調整指標情報は、第2の送信経路の更新された構成情報を含み、前記調整指標情報は、前記端末デバイスが、前記調整指標情報に基づいて、前記格納されているマルチパス構成情報を更新するのに使用される、請求項11乃至13のうちのいずれか1項に記載の方法。
  15. 前記第1のアクセスネットワークデバイスによって前記端末デバイスに、調整指標情報を送る前記ステップは、
    前記第1のアクセスネットワークデバイスによって前記端末デバイスに制御情報を送るステップを含み、前記制御情報は、前記調整指標情報を含み、前記制御情報は、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、メディアアクセス制御制御要素MAC CE、又はRRC接続再構成メッセージである、請求項14に記載の方法。
  16. RRCメッセージ送信装置であって、当該装置は、
    第1の送信経路を使用することによって第1のアクセスネットワークデバイスが送る第1の構成情報を受信するように構成されるトランシーバーユニットであって、前記第1の構成情報は、マルチパス構成情報及び第1のトリガ条件を含み、前記マルチパス構成情報は、複数の第2の送信経路の構成情報を含み、各々の第2の送信経路は、端末デバイスと1つの第2のアクセスネットワークデバイスとの間の送信リンク及び前記第1のアクセスネットワークデバイスと前記第2のアクセスネットワークデバイスとの間のインターフェイスリンクを含み、1つの第2の送信経路の第2のアクセスネットワークデバイスは、他の第2の送信経路の第2のアクセスネットワークデバイスとは異なる、トランシーバーユニットと、
    前記端末デバイスと前記第1のアクセスネットワークデバイスとの間の無線リンクが、前記第1のトリガ条件を満たすときに、前記マルチパス構成情報を有効化し、そして、前記第1の送信経路及び前記複数の第2の送信経路のうちの少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を使用することによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスに同じ無線リソース制御RRCメッセージを送信するように前記トランシーバーユニットを制御する、ように構成される処理ユニットと、を含み、前記RRCメッセージは、前記端末デバイスによって生成される、
    装置。
  17. 前記第1のトリガ条件は、
    前記端末デバイスが測定する前記端末デバイスと前記第1のアクセスネットワークデバイスとの間の参照信号受信電力RSRPが、第1のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
    前記端末デバイスが測定する前記端末デバイスと前記第1のアクセスネットワークデバイスとの間の参照信号受信品質RSRQが、第2のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
    前記端末デバイスが測定する前記端末デバイスと前記第1のアクセスネットワークデバイスとの間の前記無線リンクのチャネル品質インジケータCQIが、第3のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
    前記端末デバイスが測定する信号対干渉雑音比SINRが、第4のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
    前記端末デバイスが測定する信号対雑音比SNRが、第5のあらかじめ設定された値よりも大きくはない、
    前記端末デバイスが統計収集によって取得するハイブリッド自動再送要求HARQ否定応答NACKの数が、第6のあらかじめ設定された値よりも大きい、及び、
    前記端末デバイスが統計収集によって取得する自動再送要求ARQ否定応答NACKの数が、第7のあらかじめ設定された値よりも大きい、
    という条件のうちの少なくとも1つの条件を含む、請求項16に記載の装置。
  18. 前記トランシーバーユニットは、さらに、前記第1のアクセスネットワークデバイスが送るマルチパス指示情報を受信するように構成され、
    前記処理ユニットは、さらに、前記マルチパス指示情報に基づいて、前記マルチパス構成情報を有効化し、そして、前記第1の送信経路及び前記複数の第2の送信経路のうちの少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を使用することによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスに同じ無線リソース制御RRCメッセージを送信するように前記トランシーバーユニットを制御するステップを実行する、ように構成される、請求項16に記載の装置。
  19. 前記処理ユニットは、さらに、前記マルチパス構成情報から、前記少なくとも1つの第2のターゲット送信経路の構成情報を選択するように構成され、
    前記処理ユニットは、さらに、各々の第2のターゲット送信経路の構成情報に基づいて、各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスへの第2のターゲット送信経路を確立するように構成され、
    前記トランシーバーユニットは、さらに、前記第1の送信経路を使用することによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスに前記RRCメッセージを送信し、そして、各々の第2のターゲット送信経路を使用することによって、各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信する、ように構成され、前記RRCメッセージは、各々の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスが、各々のターゲットインターフェイスリンクを使用することによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを転送するのに使用される、請求項16に記載の装置。
  20. 前記処理ユニットは、さらに、前記端末デバイスの送信要件を取得し、前記送信要件は、送信データの量、フィードバックメカニズム、及び品質要件のうちの少なくとも1つを含み、前記送信要件に基づいて、前記端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの数を決定し、そして、前記マルチパス構成情報から、前記数の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスの構成情報を選択する、ように構成される、請求項16に記載の装置。
  21. 前記処理ユニットが、さらに、前記送信要件に基づいて、前記端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの数を決定するように構成されることは、
    前記送信要件に基づいて、送信要件とアクセスネットワークデバイスの数との間の対応関係から、前記端末デバイスが必要とする第2のアクセスネットワークデバイスの前記数を決定することを含む、請求項20に記載の装置。
  22. 前記処理ユニットは、さらに、前記マルチパス構成情報の中の各々の第2のアクセスネットワークデバイスの送信品質を決定し、そして、前記マルチパス構成情報の中の各々の第2のアクセスネットワークデバイスの前記送信品質に基づいて、前記マルチパス構成情報から、最良の送信品質を有する前記数の第2のターゲットアクセスネットワークデバイスの構成情報を選択する、ように構成される、請求項20に記載の装置。
  23. 前記トランシーバーユニットは、さらに、前記第1のアクセスネットワークデバイスが送る各々の第2のターゲット送信経路の経路識別子を受信するように構成され、
    前記処理ユニットは、さらに、前記第2のターゲット送信経路の前記経路識別子に基づいて、前記マルチパス構成情報から、各々の第2のターゲット送信経路の構成情報を選択するように構成される、請求項19に記載の装置。
  24. 当該装置は、
    前記トランシーバーユニットが、さらに、前記第1のアクセスネットワークデバイスが送る調整指標情報を受信するように構成され、前記調整指標情報は、第2の送信経路の更新された構成情報を含む、こと、及び、
    前記処理ユニットが、さらに、前記調整指標情報に基づいて、前記格納されているマルチパス構成情報を更新するように構成される、こと、をさらに含む、請求項16乃至23のうちのいずれか1項に記載の装置。
  25. 前記トランシーバーユニットは、さらに、前記第1のアクセスネットワークデバイスが送る制御情報を受信するように構成され、前記制御情報は、前記調整指標情報を含み、前記制御情報は、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、メディアアクセス制御制御要素MAC CE、又は、RRC接続再構成メッセージである、請求項24に記載の装置。
  26. RRCメッセージ送信装置であって、当該装置は、
    第1の構成情報を送る決定するように構成される処理ユニットであって、前記第1の構成情報は、マルチパス構成情報及び第1のトリガ条件を含み、前記マルチパス構成情報は、複数の第2の送信経路の構成情報を含み、各々の第2の送信経路は、前記端末デバイスと1つの第2のアクセスネットワークデバイスとの間の送信リンク及び第1のアクセスネットワークデバイスと前記第2のアクセスネットワークデバイスとの間のインターフェイスリンクを含み、1つの第2の送信経路の第2のアクセスネットワークデバイスは、他の第2の送信経路の第2のアクセスネットワークデバイスとは異なる、処理ユニットと、
    第1の送信経路を使用することによって、前記端末デバイスに前記第1の構成情報を送るように構成されるトランシーバーユニットと、を含み、
    前記トランシーバーユニットは、さらに、前記第1の送信経路を使用することによって前記端末デバイスが送信する無線リソース制御RRCメッセージを受信し、そして、少なくとも1つのターゲットインターフェイスリンクを使用することによって少なくとも1つの第2のターゲットアクセスネットワークデバイスが送信する同じRRCメッセージを受信する、ように構成され、前記RRCメッセージは、前記端末デバイスによって生成され、前記RRCメッセージは、前記端末デバイスと前記第1のアクセスネットワークデバイスとの間の無線リンクが前記第1のトリガ条件を満たすということを決定するときに、前記端末デバイスによって送信される、
    装置。
  27. 前記処理ユニットは、さらに、前記第1のアクセスネットワークデバイスの状態情報を取得するように構成され、前記状態情報は、残りのリソース情報、負荷情報、及び品質情報のうちの少なくとも1つのタイプを含み、
    前記トランシーバーユニットは、さらに、前記状態情報が第2のトリガ条件を満たすときに、前記端末デバイスにマルチパス指示情報を送るように構成され、前記マルチパス指示情報は、前記第1の送信経路及び少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を使用することによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスに同じRRCメッセージを送信するように前記端末デバイスに指示するのに使用される、請求項26に記載の装置。
  28. 前記トランシーバーユニットは、さらに、前記状態情報が前記第2のトリガ条件を満たすときに、前記端末デバイスに各々の第2のターゲット送信経路の経路識別子を送るように構成され、各々の第2のターゲット送信経路の前記経路識別子は、前記端末デバイスが、前記マルチパス構成情報から前記第2のターゲット送信経路の構成情報を選択するのに使用される、請求項27に記載の装置。
  29. 前記トランシーバーユニットは、さらに、前記端末デバイスに調整指標情報を送るように構成され、前記調整指標情報は、第2の送信経路の更新された構成情報を含み、前記調整指標情報は、前記端末デバイスが、前記調整指標情報に基づいて、前記格納されているマルチパス構成情報を更新するのに使用される、請求項26乃至28のうちのいずれか1項に記載の装置。
  30. 前記トランシーバーユニットは、さらに、前記端末デバイスに制御情報を送るように構成され、前記制御情報は、前記調整指標情報を含み、前記制御情報は、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、メディアアクセス制御制御要素MAC CE、又はRRC接続再構成メッセージである、請求項29に記載の装置。
  31. 端末デバイスであって、当該端末デバイスは、
    第1の送信経路を使用することによって第1のアクセスネットワークデバイスが送る第1の構成情報を受信するように構成されるトランシーバーであって、前記第1の構成情報は、マルチパス構成情報及び第1のトリガ条件を含み、前記マルチパス構成情報は、複数の第2の送信経路の構成情報を含み、各々の第2の送信経路は、当該端末デバイスと1つの第2のアクセスネットワークデバイスとの間の送信リンク及び前記第1のアクセスネットワークデバイスと前記第2のアクセスネットワークデバイスとの間のインターフェイスリンクを含み、1つの第2の送信経路の第2のアクセスネットワークデバイスは、他の第2の送信経路の第2のアクセスネットワークデバイスとは異なる、トランシーバーと、
    当該端末デバイスと前記第1のアクセスネットワークデバイスとの間の無線リンクが、前記第1のトリガ条件を満たすときに、前記マルチパス構成情報を有効化し、そして、前記第1の送信経路及び前記複数の第2の送信経路のうちの少なくとも1つの第2のターゲット送信経路を使用することによって、前記第1のアクセスネットワークデバイスに同じ無線リソース制御RRCメッセージを送信するように前記トランシーバーを制御する、ように構成されるプロセッサと、を含み、前記RRCメッセージは、当該端末デバイスによって生成される、
    端末デバイス。
  32. アクセスネットワークデバイスであって、当該アクセスネットワークデバイスは、
    第1の構成情報を送る決定するように構成されるプロセッサであって、前記第1の構成情報は、マルチパス構成情報及び第1のトリガ条件を含み、前記マルチパス構成情報は、複数の第2の送信経路の構成情報を含み、各々の第2の送信経路は、前記端末デバイスと1つの第2のアクセスネットワークデバイスとの間の送信リンク及び第1のアクセスネットワークデバイスと前記第2のアクセスネットワークデバイスとの間のインターフェイスリンクを含み、1つの第2の送信経路の第2のアクセスネットワークデバイスは、他の第2の送信経路の第2のアクセスネットワークデバイスとは異なる、プロセッサと、
    第1の送信経路を使用することによって、前記端末デバイスに前記第1の構成情報を送るように構成されるトランシーバーと、を含み、
    前記トランシーバーは、さらに、前記第1の送信経路を使用することによって前記端末デバイスが送信する無線リソース制御RRCメッセージを受信し、そして、少なくとも1つのターゲットインターフェイスリンクを使用することによって少なくとも1つの第2のターゲットアクセスネットワークデバイスが送信する同じRRCメッセージを受信する、ように構成され、前記RRCメッセージは、前記端末デバイスによって生成され、前記RRCメッセージは、前記端末デバイスと前記第1のアクセスネットワークデバイスとの間の無線リンクが前記第1のトリガ条件を満たすということを決定するときに、前記端末デバイスによって送信される、
    アクセスネットワークデバイス。

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