JP2020511288A - 低侵襲骨組織手術器具 - Google Patents

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Abstract

本出願は低侵襲骨組織手術器具を開示している。刃物(1)と、スリーブ(2)と駆動制御システム(5)とを含む低侵襲骨組織手術器具であって、刃物(1)がヘッド(11)と螺旋搬送部(12)を含み、螺旋搬送部(12)の表面には雄ねじが設けられ、スリーブ(2)が刃物(1)に外挿され、ヘッド(11)と螺旋搬送部(12)の表面の少なくとも一部のねじがスリーブ(2)から露出し、駆動制御システム(5)が作動させるように刃物(1)を駆動制御する。低侵襲骨組織手術器具は微細の皮膚切り欠き及び微細の骨窓のみで、海綿骨を骨屑に切削しまたは研削してから、ねじ通路を介して伝送し、切削されまたは研削された骨質の特定方向転送を実現し、操作が便利で、迅速で、骨切り手術過程において、患者に対する傷を大幅に低減させ、後遺症の発生を減少させ、手術の安全性を向上させる。

Description

本発明は医療機器に関わり、特に、骨組織に対して切削(研削)操作を実施し、及び切削(研削)された海綿骨粒子に対して特定方向伝送を行うための低侵襲の電動(または気動)の骨組織手術器具に関わる。
骨移植術は手術を介して骨組織を患者体内の、補強または融合を必要とする骨骼の欠損部位に移植し、一般的には骨質の欠損、骨折の不全治、骨疾患または骨腫瘍除去後の空洞充填、脊柱及び関節融合などの場合に適用される。
臨床で通常の自家骨移植は、例えば、組織の適合性がよく、移植拒絶反応がなく、骨誘導の作用が強いなど多くの利点を有し、優れた骨の融合を促進する効果を備える。自家骨移植において、通常の採骨部位は、腸骨、脛骨、腓骨上段及び肋骨などの部位を含み、自家骨移植は、患者自身のこれらの部位の骨質を取り、処理して、再び患者の骨質欠損の部位に移植する。自家腸骨を取って移植することを例として、現在、一般的には数センチ長さの皮膚軟組織の切り欠き、及び広幅の骨膜剥離をしなければならなくて、そして骨ノミによって、腸骨に窓を開け、または直接的に腸骨を採取する。
ただし、このような採骨方法を利用すれば、腸骨を切り取る過程において、大腿外側皮神経損傷の発生率が高く、患者の大腿前外側領域には痺れ、痛み、焼けまたは凝りが発生する恐れがある。切り取られる骨のブロックが大きいほど、相応的な切り欠きが大きくなり、神経損傷の発生率が高くなる。また、採骨領域が痛み、採骨領域が骨折し、血腫し、感染し、腹壁ヘルニア及び鼠蹊部の神経損傷が発生しやすい。
従来技術の欠陥を克服し、従来の採骨方法の切り欠きが大きく、採骨が不便で、患者を傷つけて、後遺症を残しやすいという技術問題を解決するために、本発明は、微細の皮膚切り欠き及び微細の骨窓のみ(数ミリの直径)で、海綿骨を骨屑に切削し(または研削し)てから、ねじ通路を介して伝送し、切削(または研削)された骨質に対して特定方向転送を行って、操作が便利で、手術の操作が迅速で、手術過程において患者に対する傷を大幅に低減させ、後遺症の発生を減少させ、手術の安全性を向上させるという目的を実現するための低侵襲骨組織手術器具を提供する。
前記目的を実現するために、本発明は以下の技術案を採用する、即ち、
刃物と、スリーブと、駆動制御システムとを含む低侵襲骨組織手術器具であって、前記刃物がヘッドと螺旋搬送部を含み、前記螺旋搬送部の表面には雄ねじが設けられ、スリーブが刃物に外挿され、ヘッドと螺旋搬送部の表面の少なくとも一部のねじがスリーブから露出し、駆動制御システムが、刃物を作動させるように駆動制御し、ヘッドの螺旋搬送部との連合作用によって、骨質の切削または研削、及び特定方向転送を同時に実現する。
本発明において、ヘッドの形状は球状、楕球状、傘状、半球状、半楕球状、半球状+円柱状、半楕球状+円柱状、錐形または円柱状及び、骨質との接触が鈍い接触面である他のヘッドにおける一つである。
さらに、本発明の実施形態として、本発明の実施例において、前記ヘッドは骨組織の骨質との接触面が鈍い接触面である。
さらに、本発明の実施形態として、本発明の実施例において、前記ヘッドは刃立てられていない鈍いヘッドである。
さらに、本発明の実施形態として、本発明の実施例において、前記ヘッドは刃立てられていない鈍いヘッドである場合に、螺旋搬送部の前端によって骨組織を切断する。螺旋搬送部の前端におけるヘッドに近接する箇所には、骨組織を切断する少なくとも一つの螺旋状のベーンが設けられる。
さらに、本発明の実施形態として、本発明の実施例において、前記刃立てられていないヘッドの表面は滑面またはつや消し面である。
さらに、本発明の実施形態として、本発明の実施例において、前記ヘッドには刃が設けられ、ヘッドの端部の中心は鈍面である。
さらに、本発明の実施形態として、本発明の実施例において、前記ヘッドには刃が設けられ、刃が浅い刃または鈍い刃口である。
前記螺旋搬送部の表面には雄ねじが設けられる。具体的には、本発明において、より形象的に表徴するために、前記雄ねじの構成を複数の螺旋状のベーンと螺旋溝に細分化する。前記螺旋搬送部には複数の螺旋状のベーンが設けられ、螺旋状のベーンと螺旋搬送部の本体との間には螺旋溝が形成される。
さらに、前記螺旋搬送部のピッチは1〜30mmである。
さらに、前記螺旋搬送部の螺旋角は10〜89°である。
さらに、本発明の実施形態として、本発明の実施例において、前記螺旋搬送部におけるヘッド部位に近接する1番目の螺旋状のベーンがヘッドに接続される。
さらに、本発明の実施形態として、本発明の実施例において、前記螺旋搬送部におけるヘッド部位に近接する1番目の螺旋状のベーンとヘッドとの間は一定の距離を有し、前記距離は、取られた骨組織が螺旋搬送部の螺旋溝に沿って円滑に後ろに搬送されるように保証し得る。
さらに、本発明の実施形態として、本発明の実施例において、前記スリーブの横断面の直径はヘッドの位置から、ヘッドから離れた方向に漸増する。無論、本発明の他の実施例において、スリーブは直筒モードを採用してもよく、即ち、スリーブの横断面の直径はヘッドの位置から、ヘッドから離れた方向に、そのまま保持される。
前記スリーブは第1部分と第2部分という両部分に分けられ、第1部分がヘッドに近接し、第2部分がヘッドから離れ、第2部分の横断面の直径が第1部分の横断面の直径より大きく、前記スリーブの第2部分と第1部分との接続箇所には安全深度制限段差が設けられる。
前記スリーブの横断面の直径はヘッドの位置から、ヘッドから離れた方向に漸増し、スリーブの前端面には面取が設けられ、または前端面が斜面として配置され、前記スリーブの前端面の縁部分が後ろに収縮され、または前縁は後ろに向いて厚さが漸増する。
さらに、本発明の実施形態として、本発明の実施例において、前記低侵襲電動採骨器にはさらに安全圧力制限装置が設けられる。
さらに、本発明の実施形態として、本発明の実施例において、前記安全圧力制限装置はバネであり、ヘッドの前端圧力が所定範囲を超えると、バネが圧縮されまたは弾み、回転停止するようにモータを制御する。
さらに、本発明の実施形態として、本発明の実施例において、前記安全圧力制限装置は電流検出装置であり、モータの電流を検出し、電流が所定範囲を超えてまたは所定範囲未満になる場合に、回転停止するようにモータを制御する。
さらに、本発明の実施形態として、本発明の実施例において、前記安全圧力制限装置は圧力センサーであり、ヘッドの前端圧力が所定範囲を超えてまたは所定範囲未満になる場合に、回転停止するようにモータを制御する。
従来技術に比べると、本発明は以下の利点を有する。
本発明の低侵襲骨組織手術器具の基本的な作動原理は以下の通り、即ち、モータによって、回転するように腸骨、脛骨の骨端などの海綿骨の内部に入るように刃物を駆動し、海綿骨を切削し(または研削)、そして、骨質が刃物の螺旋搬送部を介して、固形物(骨質粒子)の特定方向の迅速伝送機能を実現する。
具体的な操作過程は以下の通り、即ち、まず手術部位の皮膚、例えば腸骨、脛骨の両端などで低侵襲の切り欠きを作り、そして、手術部位で穿刺穴開け器(またはドリル)によって、皮質骨に穴を開け、本発明の低侵襲骨組織手術器具のヘッドを穴の内部に押し込み、低侵襲骨組織手術器具をオンにして、刃物がモータ(または気動)の駆動で、骨質を切削し(または研削し)、切られた粒状または泥状の骨質が、ヘッドの後ろに接続される螺旋搬送部を介して迅速の特定方向伝送を行って、手術が完成されると、低侵襲骨組織手術器具をオフにして、ヘッドを引き抜く。特定方向伝送される粒状または泥状の骨質は、異なる方式で収集されてもよく、患者の自家骨移植手術に用いられる。本発明の細い直径のスリーブ及びヘッドを採用すれば、低侵襲切り欠きで、海綿骨の骨骼を切削し(または研削し)、手術の外傷が小さく、手術の効果が優れる。
本発明によって手術操作をすれば、低侵襲骨組織手術器具の頭部が小さい(ヘッドの頭部直径が数ミリである)から、低侵襲切り欠きで低侵襲の手術操作を便利にして、患者の体には一つの微細の皮膚切り欠き及び微細の骨窓のみがあればよく、骨質を粒状または泥状の砕けた骨質に切削し(または研削し)、ヘッドに接続される螺旋搬送部を介して迅速の特定方向伝送を行う。異なる収集方式が自家骨移植手術に適用される。操作が迅速で、便利で、外傷が小さく、手術の効果が優れる。微細の手術切り欠きは、大腿外側皮神経損傷というリスクを大幅に低減させ、手術領域の痛み、骨折と腹壁ヘルニアの発生率を低減させ、手術部位の術後の感染率を大幅に低減させる。本発明の低侵襲骨組織手術器具は、操作が簡単で、時間と労力を節約し、貴重な手術時間を節約し、臨床の手術操作を大幅に便利にする。
本発明の前記及び他の目的、特徴と利点がより明らかに、且つ分かりやすくなるために、以下に好適な実施例を挙げて、図面を結合して、詳しく説明している。
本発明の実施例における低侵襲骨組織手術器具の構成模式図である。 本発明の他の実施例における低侵襲骨組織手術器具の刃物構成模式図である。 本発明の実施例1における低侵襲骨組織手術器具の刃物構成模式図である。 本発明の実施例2における低侵襲骨組織手術器具の刃物のヘッド構成模式図である。 本発明の実施例3における低侵襲骨組織手術器具の刃物のヘッド構成模式図である。 本発明の実施例4における低侵襲骨組織手術器具の刃物のヘッド構成模式図である。 本発明の実施例5における低侵襲骨組織手術器具の刃物のヘッド構成模式図である。 本発明の実施例6における低侵襲骨組織手術器具の刃物のヘッド構成模式図である。 本発明の実施例7における低侵襲骨組織手術器具の刃物のヘッド構成模式図である。 本発明の実施例8における低侵襲骨組織手術器具の刃物のヘッド構成模式図である。
[実施例]
図1は本発明の実施例における低侵襲骨組織手術器具の構成模式図である。図1に示すように、本発明の低侵襲骨組織手術器具は刃物1と、スリーブ2と、材料収集装置3と駆動制御システム5を含む。
図2は本発明の他の実施例における低侵襲骨組織手術器具の刃物構成模式図である。図2に示すように、前記刃物1はヘッド11と螺旋搬送部12を含む。
前記ヘッド11は主に刃物を骨組織に突っ込むようにガイドするという作用を果たし、ヘッド11は研削ヘッドまたはドリルなどであってもよい。ヘッド11は小径の刃立てられていない鈍いヘッドであってもよく、複数の刃が設けられてもよい。
ヘッド11の形状と表面特性の設計に対して、必要に応じて異なる設計を行っても良い。本発明において、ヘッド11は回転切断をよりよく実現するために、ヘッドの形状は一般的には中心対称形である。具体的には、ヘッドの形状に対して、球状、楕球状、傘状、半球状、半楕球状、半球状+円柱状、半楕球状+円柱状、錐形または円柱状及び骨質との接触が鈍い接触面である他のヘッドを選択してもよい。
ヘッド11は小径の、刃立てられていない鈍いヘッドであれば、鈍いヘッドの横断面の最も広い箇所の適切な幅は、一般的には1.2〜15mmである。
ヘッド11の表面は滑面またはつや消し面であってもよい。
ヘッド11には刃が設けられてもよく、前記刃は中心対称の螺旋刃またはヘッドの表面が不規則に配置される横刃、縦刃、斜刃などであってもよい。ヘッド11の刃は直歯、螺旋歯または斜歯であってもよい。皮骨質を損傷することを避けるために、刃を配置する場合に、好ましくは浅い刃または鈍い刃口である。
螺旋搬送部12はヘッド11の後方に配置され、ヘッド11と同軸になる。図2は本発明の実施例における低侵襲骨組織手術器具の刃物構成模式図である。図2に示すように、前記螺旋搬送部12は、刃物1には複数の螺旋状のベーン121が設けられ、複数の螺旋溝122が形成される。ヘッド11によって取られた海綿骨は螺旋搬送部12を介して後ろに搬送される。螺旋搬送部12の螺旋の長さは実際の必要に応じて配置されてもよい。
ヘッド11の刃を立てる場合に、螺旋搬送部12は主に切断後の骨組織の搬送作動を負う。ヘッド11は刃立てられていない鈍いヘッドである場合に、骨組織の切断は主に螺旋搬送部12によって完成され、螺旋搬送部12の前端の、ヘッド11に近接する箇所には少なくとも骨組織を切断し得る一つの螺旋状のベーン121が設けられる。
螺旋搬送部12のヘッド部位に近接する1番目の螺旋状のベーン121がヘッド11に接続され、またはヘッド11との間には一定の距離を有し、適度な距離を設定することで、取られた骨組織が螺旋搬送部12の螺旋溝122に沿って円滑に後ろに搬送されるように保証する。
本実施例において、螺旋搬送部12の螺旋状のベーン121の厚さが小さく、螺旋溝122の溝幅が大きく、取られた骨組織は螺旋溝122を介して搬送される。
具体的には、本発明のヘッド11は海綿骨を砕くように回転し、螺旋搬送部12は海綿骨を後方に転送する。螺旋搬送部12が回転すると、材料の重力、及び材料と螺旋搬送部12の螺旋溝122の溝壁及び位置決めスリーブ2の内壁とで発生された摩擦力によって、材料が螺旋状のベーン121のプッシュで、螺旋溝122の溝底に沿って後ろに移動しなければならない。材料の中間段における搬送は、主に後ろで前進する材料のスラストに依存するから、材料の螺旋搬送部12の搬送通路における搬送は、スリップ運動である。材料が螺旋状のベーン121とともに回転しておらず、回転する螺旋状のベーン121は押し進めるように材料を搬送し、鍵となるのは、材料自身の重力、及び位置決めスリーブ2の材料に対する摩擦力、刃物1が前に押し進める際の海綿骨に対する押圧の逆圧力である。
前記材料及び以下に言及される材料は、いずれも低侵襲骨組織手術器具の刃物によって取られる海綿骨である。
材料の即時伝送を実現するために、本発明は大量の実験によって証明するように、螺旋搬送部12のピッチが1〜30mmであり、螺旋角が10°〜89°である。
スリーブ2は刃物1の外に配され、作動している際に、ヘッド11と螺旋搬送部12の表面の少なくとも一部のねじがスリーブ2から露出する。一般には、螺旋搬送部12は少なくともスリーブ2から半本のねじを露出し、ここで、主に刃立てられていないヘッド11が螺旋搬送部12の螺旋状のベーン121によって切断することを満たすために、少なくとも一部のねじがスリーブ2から露出する限り実現される。ただし、露出するねじまたは螺旋状のベーンが多すぎるとよくない。なぜならば、切断された骨組織が円滑に後ろに搬送されるように保証しなければならないからである。
前記スリーブ2は第1部分21と第2部分22という両部分に分けられ、第1部分21がヘッド11に近接し、第2部分22がヘッド11から離れる。第2部分22の横断面の直径が第1部分21の横断面の直径より大きい。前記スリーブの第2部分22と第1部分21との接続箇所には安全深度制限段差221が設けられる。該安全深度制限段差221の配置は、刃物1の骨内部に進入する深度を制限し、皮質骨を刺し通すなどの危険を防止する。
前記スリーブ2の内部は中空構成であり、スリーブの横断面の直径がヘッド11の位置から、ヘッド11から離れた方向に漸増し、スリーブ2の横断面の直径が前端から後端(ヘッド11の位置を前端とする)に漸増し、直径の増加は材料搬送の抵抗力を減少させ、より即時で、効果的に材料を搬送する。
抵抗力をさらに減少させるために、スリーブ2の前端面には面取が設けられ、または前端面が斜面として配置され、前記スリーブ2の前端面の縁部分が後ろに収縮され、または前縁は後ろに向いて厚さが漸増する。
材料収集装置3はスリーブ2に接続され、一つの空洞が設けられ、前記空洞がスリーブ2の中空洞体に接続され、螺旋搬送部12によって搬送された材料が材料収集装置3で一時的に貯蔵され、所定値の骨組織を一度に取り出した後に、材料収集装置3を取り外し、骨組織を取り出す。
駆動制御システム5は作動させるように、刃物1を駆動制御する。主にモータと制御システムを含む。本発明はさらに、共同に回転することでトルクを転送するように、モータの出力軸と刃物1の回転軸を連結するためのカップリング4が設けられる。
また、前記低侵襲骨組織手術器具にはさらに安全圧力制限装置6が設けられ、本発明の実施例において、前記安全圧力制限装置6はバネであり、ヘッドの前端圧力が所定範囲を超えてまたは所定範囲以下になれば、バネが圧縮されまたは弾み、回転停止するようにモータを制御する。安全圧力制限装置6は図示の位置または刃物とモータとの間、或いは刃物の内部にあってもよい。
本発明の実施例において、前記安全圧力制限装置6は圧力センサーであり、ヘッド11の前端圧力が所定範囲を超えてまたは所定範囲以下になれば、回転停止するようにモータを制御することで、ヘッド11が続いて前進しないように阻止する。
本発明の実施例において、電流制御システムを採用してもよく、電流が所定範囲を超えてまたは所定範囲以下になる場合に、回転停止するようにモータを制御することで、ヘッド11が続いて前進しないように阻止する。
該安全圧力制限装置6の配置は、ヘッド11が皮質骨を刺し通さないことをさらに保証する。
[実施例1]
図3は本発明の実施例1における低侵襲骨組織手術器具の刃物構成模式図である。図3に示すように、本実施例のヘッドは刃立てられておらず、直径が小さく、螺旋搬送部の基体の直径と同じまたは僅かに小さい。螺旋搬送部の螺旋状のベーンの回転方向が図2と反対し、本実施例において、ヘッドは刃立てられていないから、この場合、螺旋搬送部の第1本の螺旋状のベーンによって、骨組織に対する切断を実現する。
[実施例2]
図4は本発明実施例2における刃物のヘッド構成模式図である。ヘッド11には複数の螺旋刃111が設けられ、各々螺旋刃111がいずれもヘッド11の端面の中心までに立てられていない。つまり、ヘッド11の端部の中心は鈍面であり、刃立てられていない。これは本発明の重要な発明点であり、ヘッドはヘッド11の端部の中心までに刃立てられていないことは、ヘッド11の端部にはいずれも一定のサイズの鈍面が設けられることを保証し、これによって、刃物が手術過程において、皮質骨が刺し通されていないように保護するという作用を備える。
ヘッド11の螺旋刃111の前端はいずれも鋭角である。本発明は自家骨移植手術の特徴に対して、ヘッド11がいずれも小径のヘッドであるように配置される。螺旋刃111の前端が完全鋭角であることは、ヘッド11の端部が海綿骨に対して一定の穿刺能力を有するように保証する。ただし、皮質骨の硬さは海綿骨より遥かに大きいから、刃物が手術過程において、海綿骨を刺し通すように手術すると同時に、皮質骨を刺し通さないことを保証する。
[実施例3]
図5は本発明実施例3における低侵襲骨組織手術器具の刃物のヘッド構成模式図である。図5に示すように、本実施例のヘッドの形状は円球状であり、複数の螺旋刃が設けられ、前記螺旋刃が斜刃であり、各々の螺旋刃がいずれもヘッドの端面の中心までに立てられていない。
[実施例4]
図6は本発明の実施例4における低侵襲骨組織手術器具の刃物のヘッド構成模式図である。図6に示すように、本実施例のヘッドの形状は略楕球状であり、ヘッドに単一の刃が設けられ、前記刃が縦方向に配置される。ヘッドの前端及び骨組織と接触する他の面がいずれも鈍い接触面である。
[実施例5]
図7は本発明の実施例5における低侵襲骨組織手術器具の刃物のヘッド構成模式図である。図7に示すように、本実施例のヘッドの形状は円球状であり、刃立てられず、表面が粗いつや消し面、または滑面であってもよい。同一タイプの刃立てのヘッドより、ヘッドの直径が僅かに小さい。
[実施例6]
図8は本発明の実施例6における低侵襲骨組織手術器具の刃物のヘッド構成模式図である。図8に示すように、本実施例のヘッドの形状は略円柱状であり、ヘッドの表面には複数の直刃である刃が設けられる。各刃がいずれもヘッドの端面の中心までに刃立てられていない。
[実施例7]
図9は本発明の実施例7における低侵襲骨組織手術器具の刃物のヘッド構成模式図である。本実施例のヘッドの形状は円柱状であり、ヘッド表面には複数の刃が設けられ、前記刃が鈍い刃口である。
[実施例8]
図10は本発明の実施例8における低侵襲骨組織手術器具の刃物のヘッド構成模式図である。本実施例のヘッドの形状は円柱状であり、刃立てられていない。表面が粗いつや消し面、または滑面であってもよい。
本発明は好適な実施例によって以上のように開示されたが、本発明を限定しておらず、当業者であれば、本発明の精神と範囲から逸脱しない限り、いくつかの改良と修飾を行ってもよいから、本発明の保護範囲は、請求項の保護を請求する範囲を基準とすべきである。

Claims (10)

  1. 刃物と、スリーブと駆動制御システムとを含む低侵襲骨組織手術器具であって、前記刃物がヘッドと螺旋搬送部を含み、前記螺旋搬送部の表面には雄ねじが設けられ、スリーブが刃物に外挿され、ヘッドと螺旋搬送部の表面の少なくとも一部のねじがスリーブから露出し、駆動制御システムが、刃物を作動させるように駆動制御することを特徴とする低侵襲骨組織手術器具。
  2. 前記ヘッドは骨組織の骨質との接触面が鈍い接触面であることを特徴とする請求項1に記載の低侵襲骨組織手術器具。
  3. 前記ヘッドは刃立てられていない鈍いヘッドであることを特徴とする請求項1に記載の低侵襲骨組織手術器具。
  4. 前記刃物は螺旋搬送部の前端によって骨組織を切断し、螺旋搬送部の前端におけるヘッドに近接する箇所には、骨組織を切断し得る少なくとも一つの螺旋状のベーンが設けられることを特徴とする請求項3に記載の低侵襲骨組織手術器具。
  5. 前記ヘッドには刃が設けられ、ヘッドの端部の中心は鈍面であることを特徴とする請求項1に記載の低侵襲骨組織手術器具。
  6. 前記ヘッドには刃が設けられ、刃が浅い刃または鈍い刃口であることを特徴とする請求項1に記載の低侵襲骨組織手術器具。
  7. 前記螺旋搬送部には複数の螺旋状のベーンが設けられ、螺旋状のベーンと螺旋搬送部の本体との間には螺旋溝が形成され、前記螺旋搬送部におけるヘッド部位に近接する1番目の螺旋状のベーンが、ヘッドに接続され、またはヘッドとの間には一定の距離を有し、前記距離は、取られた骨組織が螺旋搬送部の螺旋溝に沿って円滑に後ろに搬送されるように保証し得ることを特徴とする請求項1に記載の低侵襲骨組織手術器具。
  8. 前記スリーブの内部は中空構成であり、スリーブは第1部分と第2部分という両部分に分けられ、第1部分がヘッドに近接し、第2部分がヘッドから離れ、第2部分の横断面の直径が第1部分の横断面の直径より大きく、前記スリーブの第2部分と第1部分との接続箇所には安全深度制限段差が設けられることを特徴とする請求項1に記載の低侵襲骨組織手術器具。
  9. 前記スリーブの横断面の直径はヘッドの位置から、ヘッドから離れた方向に漸増し、スリーブの前端面には面取が設けられ、または前端面が斜面として配置され、前記スリーブの前端面の縁部分が後ろに収縮され、または前縁は後ろに向いて厚さが漸増することを特徴とする請求項8に記載の低侵襲骨組織手術器具。
  10. 前記低侵襲骨組織手術器具にはさらに安全圧力制限装置が設けられ、以下のいずれかの一つであり、即ち、
    バネであって、ヘッドの前端圧力が所定範囲を超えてまたは所定範囲未満になれば、バネが圧縮されまたは弾み、回転停止するようにモータを制御し、
    または、電流検出装置であって、モータの電流を検出し、電流が所定範囲を超えてまたは所定範囲未満になれば、回転停止するようにモータを制御し、
    または、圧力センサーであって、ヘッドの前端圧力が所定範囲を超えてまたは所定範囲未満になれば、回転停止するようにモータを制御することを特徴とする請求項1に記載の低侵襲骨組織手術器具。
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