JP2020506582A - ダウンリンク測定基準信号のリソースを構成する方法および装置 - Google Patents

ダウンリンク測定基準信号のリソースを構成する方法および装置 Download PDF

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Abstract

ダウンリンク測定基準信号のリソース構成情報を送信するために基地局によって必要とされるオーバーヘッドが比較的高いという従来技術の問題を解決するために、ダウンリンク測定基準信号のリソースを構成する方法および装置が開示される。方法では、基地局は、基本パターンまたは利用可能リソースに基づいて決定されたリソースプールの構成情報を使用して端末デバイスにリソースプールを通知することができ、その結果、ダウンリンク測定基準信号のリソース構成が実施され、従来のビットマップを使用してダウンリンク測定基準信号のリソース構成を端末デバイスに通知する必要がない。したがって、ダウンリンク測定基準信号のリソース構成情報についてのオーバーヘッドが削減される。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる、2017年1月6日に中国特許庁に出願された「METHOD FOR CONFIGURING RESOURCE OF DOWNLINK MEASUREMENT REFERENCE SIGNAL AND APPARATUS」なる名称の中国特許出願第201710011425.6号に基づく優先権を主張する。
本出願は、通信技術の分野に関し、特に、ダウンリンク測定基準信号のリソースを構成する方法および装置に関する。
多入力多出力(Multiple−Input Multiple−Output、MIMO)技術は、通信システムの伝送品質および効率を向上させるための物理レイヤマルチアンテナ技術として使用され、新世代通信システムにおいて広く適用されている。現在、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)システムは、送信ダイバーシティ、空間多重化、およびビームフォーミング(Beam Forming、BF)などの複数のMIMO技術をサポートし、より多くのアンテナポート(たとえば、8個のアンテナポート、16個のアンテナポート、または32個のアンテナポート)をサポートする。
MIMO技術をサポートするために、通信システムにおけるパイロット信号解決策は適応的に変化する。通信システムのダウンリンクMIMOでは、ダウンリンクパイロット信号(またはダウンリンク基準信号と呼ばれる)は、ダウンリンク測定基準信号(たとえば、チャネル状態情報基準信号(Channel State Information−Reference Signal、CSI−RS))測定パイロットを含む。
従来のCSI−RS伝送プロセスは以下の通りである:基地局は、CSI−RSリソース構成情報を端末デバイスに送信し、端末デバイスは、CSI−RSリソース構成情報に基づいて、CSI−RSを送信するために基地局によって使用され得るリソース(すなわち、CRI−RSリソース)を決定し、CSI−RSリソース上で、基地局によって送信されたCSI−RSを検出する。このようにして、端末デバイスは、受信されたCSI−RSに基づいて、チャネル情報(たとえば、チャネル品質インジケータ(Channel Quality Indicator、CQI)およびプリコーディングマトリクスインジケータ(Precoding Matrix Indicator、PMI))を測定することができる。
CSI−RS伝送方法では、CSI−RSリソース構成情報は、一般に、ビットマップ(bitmap)の形式で表される。1つのサブフレームは168(12*14=168)個のリソース要素(Resource Element、RE)を含み、サブフレーム内の各REは、REが利用可能なCSI−RSリソースであるかどうかを示すために1ビット(bit)を必要とするので、ビットマップは、一般に、168bitsを必要とする。
上記の説明から、基地局によって送信されるCSI−RSリソース構成情報(すなわち、ビットマップ)は、一般に、168bitsを必要とし、明らかに、CSI−RSリソース構成情報を送信するために基地局によって必要とされるオーバーヘッドは比較的高いことが分かる。
本出願は、ダウンリンク測定基準信号のリソース構成情報を送信するために基地局によって必要とされるオーバーヘッドが比較的高いという従来技術の問題を解決するために、ダウンリンク測定基準信号のリソースを構成する方法および装置を提供する。
本出願で提供される具体的な技術的解決策は、以下の通りである。
第1の態様によれば、本出願の一実施形態は、ダウンリンク測定基準信号のリソースを構成する方法を提供し、方法は以下のステップを含む。
基地局は、予め設定された基本パターンまたは予め設定された利用可能リソースに基づいて、リソースプールの構成情報を決定し、決定されたリソースプールの構成情報を端末デバイスに送信する。リソースプールは、ダウンリンク測定基準信号を伝送するために使用され得る少なくとも1つのリソースを含み、基本パターンは少なくとも1群の基本要素を含み、基本要素は時間領域方向または周波数領域方向に隣接する2つのリソース要素を含む。
上記の方法によれば、基地局は、予め設定された基本パターンまたは利用可能リソースに基づいて決定されたリソースプールの構成情報を端末デバイスに送信し、その結果、端末デバイスは、ローカルに予め設定された基本パターンまたは利用可能リソースに基づいて、および、構成情報に基づいて、リソースプールを決定することができる。リソースプールは、ダウンリンク測定基準信号を伝送するために使用され得る少なくとも1つのリソースを含む。基地局は、基本パターンまたは利用可能リソースに基づいて決定されたリソースプールの構成情報を使用して端末デバイスにリソースプールを通知することができ、その結果、ダウンリンク測定基準信号のリソース構成が実施され、従来のビットマップを使用してダウンリンク測定基準信号のリソース構成を端末デバイスに通知する必要がない。したがって、ダウンリンク測定基準信号のリソース構成情報についてのオーバーヘッドが削減される。
可能な設計では、基本パターンまたは利用可能リソースは、基地局および端末デバイスによって合意されているか、またはプロトコル内で規定されている。
上記の方法によれば、基地局が、基本パターンまたは利用可能リソースに基づいて決定された構成情報を端末デバイスに送信した後に、基本パターンまたは利用可能リソースに基づいて、および、構成情報に基づいて、端末デバイスによって決定されたリソースプールは、基地局によって決定されたリソースプールと一致する。
可能な設計では、基地局および端末デバイスは、複数の基本パターンについて予め合意することができ、構成情報を決定する前に、基地局は、複数の基本パターンから1つの基本パターンを選択し、選択された基本パターンの識別子情報を端末デバイスに送信する。
上記の方法によれば、基地局および端末デバイスが複数の基本パターンについて合意すると、現在のリソース構成内で使用される基本パターンが決定される。
可能な設計では、基地局は、以下の2つの方式でリソースプールの構成情報を決定する。
第1の方式では、基地局は、ユーザによって入力されたリソースプールの構成情報を受信するか、またはリソースプールの指定された構成情報を取得する。
第2の方式では、基地局は、リソースプールの構成情報であり、基本パターンについて記憶された構成情報を取得する。
上記の方法によれば、基地局は、リソースプールの構成情報を柔軟に決定することができる。
可能な設計では、基地局がリソースプールの構成情報を決定した後に、基地局は、基本パターンおよび構成情報に基づいてリソースプールを決定する。
上記の方法によれば、基地局はリソースプールを決定することができ、その結果、基地局は、リソースプールからターゲットリソースを選択して、ダウンリンク測定基準信号を伝送することができる。
可能な設計では、構成情報は目標倍数および偏移値を含み、目標倍数は0に等しくない整数であり、偏移値は0に等しくない整数である。
上記の方法によれば、リソースプールの構成情報は、目標倍数および偏移値などのいくつかの情報を含むので、リソースプールの構成情報が必要とするデータ量は比較的少ない。168bitsのビットマップが通常必要とされる従来技術と比較して、リソースプールの構成情報のデータ量は大幅に削減される。明らかに、上記の方法によれば、ダウンリンク測定基準信号のリソース構成情報についてのオーバーヘッドを大幅に削減することができる。
可能な設計では、上記の設計におけるリソースプールの構成情報の内容に基づいて、基地局は、以下のステップを使用することにより、基本パターンおよび構成情報に基づいてリソースプールを決定することができる。
基地局は、基本リソースプールを取得するために、基本パターン内のリソースを時間領域方向または周波数領域方向に目標倍数だけ拡張し、次いで、リソースプールを取得するために、基本リソースプールが時間領域方向および/または周波数領域方向に偏移値に基づいて偏移することを可能にする。
上記の方法によれば、基地局は、リソースプールを取得するために、構成情報に基づいて基本パターンに対して拡張処理および偏移処理を実行することができる。
可能な設計では、構成情報は、第1の目標倍数、第2の目標倍数、および偏移値を含み、第1の目標倍数および第2の目標倍数は両方とも0に等しくない整数であり、偏移値は0に等しくない整数である。
上記の方法によれば、リソースプールの構成情報は、目標倍数および偏移値などのいくつかの情報を含むので、リソースプールの構成情報が必要とするデータ量は比較的少ない。168bitsのビットマップが通常必要とされる従来技術と比較して、リソースプールの構成情報のデータ量は大幅に削減される。明らかに、上記の方法によれば、ダウンリンク測定基準信号のリソース構成情報についてのオーバーヘッドを大幅に削減することができる。
可能な設計では、上記の設計におけるリソースプールの構成情報の内容に基づいて、基地局は、以下のステップを使用することにより、基本パターンおよび構成情報に基づいてリソースプールを決定することができる。
基地局は、第1の基本リソースプールを取得するために、基本パターン内のリソースを第1の方向に第1の目標倍数だけ拡張し、第2の基本リソースプールを取得するために、第1の基本リソースプールを第2の方向に第2の目標倍数だけ拡張することを続け、最後に、リソースプールを取得するために、第2の基本リソースプールが時間領域方向および/または周波数領域方向に偏移値に基づいて偏移することを可能にし、第1の方向は、時間領域方向または周波数領域方向であり、第2の方向は、時間領域方向および周波数領域方向のうちの第1の方向以外の他の方向である。
上記の方法によれば、基地局は、リソースプールを取得するために、構成情報に基づいて基本パターンに対して拡張処理および偏移処理を実行することができる。
可能な設計では、上記の設計における構成情報内の目標倍数、第1の目標倍数、または第2の目標倍数の正の値または負の値は、拡張方向および/または拡張の前後に取得された位置間の関係を示すことができる。同様に、偏移値の正の値または負の値は、偏移方向および/または偏移の前後に取得された位置間の関係を示すことができる。
上記の方法によれば、基地局は、リソースプールを正確に取得するために、構成情報内の拡張倍数および偏移値に基づいて、ならびに、示された方向に従って、基本パターンに対して拡張処理および偏移処理を実行することができる。
可能な設計では、利用可能リソースは、サブフレーム内でダウンリンク測定基準信号を伝送するために使用され得るすべてのリソースを含み、リソースプールの構成情報は、利用可能リソース内のリソースプールの位置を示すために使用される。
上記のケースでは、リソースプールの構成情報は、利用可能リソース内のリソースプールの位置を示すために使用され、利用可能リソース内のリソースの数Mは、サブフレーム全体に含まれるリソースの数168より小さい。したがって、リソースプールの構成情報に使用されるデータ量は、概してMbitsであり、リソースプールの構成情報が必要とするデータ量は比較的少ない。168bitsのビットマップが通常必要とされる従来技術と比較して、リソースプールの構成情報のデータ量は大幅に削減される。明らかに、上記の方法によれば、ダウンリンク測定基準信号のリソース構成情報についてのオーバーヘッドを大幅に削減することができる。
可能な設計では、上記の実施形態における構成情報の内容に基づいて、このケースでは、基地局は以下のステップを使用することにより、利用可能リソースに基づいてリソースプールの構成情報を決定する。
基地局は、利用可能リソース内のリソースプールを決定し、次いで、利用可能リソース内のリソースプールの位置に基づいてリソースプールの構成情報を決定する。
上記の方法によれば、基地局は、利用可能リソースについての構成情報を決定することができる。
可能な設計では、上記の2つの可能な設計に基づいて、リソースプールの構成情報はビットマップbitmapである。
上記の方法によれば、端末デバイスは、リソースプールの構成情報に基づいて、合意された利用可能リソース内のリソースプールを決定することができる。
第2の態様によれば、本出願の一実施形態は、ダウンリンク測定基準信号のリソースを構成する方法をさらに提供し、方法は以下のステップを含む。
基地局によって送信されたリソースプールの構成情報を受信した後に、端末デバイスは、予め設定された基本パターンまたは予め設定された利用可能リソースに基づいて、および、構成情報に基づいて、リソースプールを決定する。リソースプールは、ダウンリンク測定基準信号を伝送するために使用され得る少なくとも1つのリソースを含み、基本パターンは少なくとも1群の基本要素を含み、基本要素は時間領域方向または周波数領域方向に隣接する2つのリソース要素を含む。
上記の方法によれば、予め設定された基本パターンまたは利用可能リソースに基づいて基地局によって決定されたリソースプールの構成情報を受信した後に、端末デバイスは、ローカルに予め設定された基本パターンまたは利用可能リソースに基づいて、および、構成情報に基づいて、リソースプールを決定することができる。リソースプールは、ダウンリンク測定基準信号を伝送するために使用され得る少なくとも1つのリソースを含む。基地局は、基本パターンまたは利用可能リソースに基づいて決定されたリソースプールの構成情報を使用して端末デバイスにリソースプールを通知することができ、その結果、ダウンリンク測定基準信号のリソース構成が実施され、従来のビットマップを使用してダウンリンク測定基準信号のリソース構成を端末デバイスに通知する必要がない。したがって、ダウンリンク測定基準信号のリソース構成情報についてのオーバーヘッドが削減される。
可能な設計では、基本パターンまたは利用可能リソースは、基地局および端末デバイスによって合意されているか、またはプロトコル内で規定されている。
上記の方法によれば、基本パターンまたは利用可能リソースに基づいて、および、構成情報に基づいて、端末デバイスによって決定されたリソースプールは、基地局によって決定されたリソースプールと一致することを保証することができる。
可能な設計では、構成情報は目標倍数および偏移値を含み、目標倍数は0に等しくない整数であり、偏移値は0に等しくない整数である。
上記の方法によれば、リソースプールの構成情報は、目標倍数および偏移値などのいくつかの情報を含むので、リソースプールの構成情報が必要とするデータ量は比較的少ない。168bitsのビットマップが通常必要とされる従来技術と比較して、リソースプールの構成情報のデータ量は大幅に削減される。明らかに、上記の方法によれば、ダウンリンク測定基準信号のリソース構成情報についてのオーバーヘッドを大幅に削減することができる。
可能な設計では、上記の設計におけるリソースプールの構成情報の内容に基づいて、端末デバイスは、以下のステップを使用することにより、基本パターンおよび構成情報に基づいてリソースプールを決定することができる。
端末デバイスは、基本リソースプールを取得するために、基本パターン内のリソースを時間領域方向または周波数領域方向に目標倍数だけ拡張し、次いで、リソースプールを取得するために、基本リソースプールが時間領域方向および/または周波数領域方向に偏移値に基づいて偏移することを可能にする。
上記の方法によれば、端末デバイスは、リソースプールを取得するために、構成情報に基づいて基本パターンに対して拡張処理および偏移処理を実行することができる。
可能な設計では、構成情報は、第1の目標倍数、第2の目標倍数、および偏移値を含み、第1の目標倍数および第2の目標倍数は両方とも0に等しくない整数であり、偏移値は0に等しくない整数である。
上記の方法によれば、リソースプールの構成情報は、目標倍数および偏移値などのいくつかの情報を含むので、リソースプールの構成情報が必要とするデータ量は比較的少ない。168bitsのビットマップが通常必要とされる従来技術と比較して、リソースプールの構成情報のデータ量は大幅に削減される。明らかに、上記の方法によれば、ダウンリンク測定基準信号のリソース構成情報についてのオーバーヘッドを大幅に削減することができる。
可能な設計では、上記の設計におけるリソースプールの構成情報の内容に基づいて、端末デバイスは、以下のステップを使用することにより、基本パターンおよび構成情報に基づいてリソースプールを決定することができる。
端末デバイスは、第1の基本リソースプールを取得するために、基本パターン内のリソースを第1の方向に第1の目標倍数だけ拡張し、第2の基本リソースプールを取得するために第1の基本リソースプールを第2の方向に、第2の目標倍数だけ拡張することを続け、最後に、リソースプールを取得するために第2の基本リソースプールが時間領域方向および/または周波数領域方向に偏移値に基づいて偏移することを可能にし、第1の方向は、時間領域方向または周波数領域方向であり、第2の方向は、時間領域方向および周波数領域方向のうちの第1の方向以外の他の方向である。
上記の方法によれば、端末デバイスは、リソースプールを取得するために、構成情報に基づいて基本パターンに対して拡張処理および偏移処理を実行することができる。
可能な設計では、上記の設計における構成情報内の目標倍数、第1の目標倍数、または第2の目標倍数の正の値または負の値は、拡張方向および/または拡張の前後に取得された位置間の関係を示すことができる。同様に、偏移値の正の値または負の値は、偏移方向および/または偏移の前後に取得された位置間の関係を示すことができる。
上記の方法によれば、端末デバイスは、リソースプールを正確に取得するために、構成情報内の拡張倍数の正の値または負の値および偏移値の正の値または負の値に基づいて、ならびに、示された方向に従って、基本パターンに対して拡張処理および偏移処理を実行することができる。
可能な設計では、利用可能リソースは、サブフレーム内でダウンリンク測定基準信号を伝送するために使用され得るすべてのリソースを含み、リソースプールの構成情報は、利用可能リソース内のリソースプールの位置を示すために使用される。
上記のケースでは、リソースプールの構成情報は、利用可能リソース内のリソースプールの位置を示すために使用され、利用可能リソース内のリソースの数Mは、サブフレーム全体に含まれるリソースの数168より小さい。したがって、リソースプールの構成情報に使用されるデータ量は、概してMbitsであり、リソースプールの構成情報が必要とするデータ量は比較的少ない。168bitsのビットマップが通常必要とされる従来技術と比較して、リソースプールの構成情報のデータ量は大幅に削減される。明らかに、上記の方法によれば、ダウンリンク測定基準信号のリソース構成情報についてのオーバーヘッドを大幅に削減することができる。
可能な設計では、上記の設計に基づいて、リソースプールの構成情報はビットマップbitmapである。
上記の方法によれば、端末デバイスは、リソースプールの構成情報に基づいて、合意された利用可能リソース内のリソースプールを決定することができる。
可能な設計では、端末デバイスは、リソースプールと2つの情報:リソースプールの基本パターンおよび構成情報との間の対応関係を記憶し、端末デバイスは、対応関係に基づいて、基地局と合意された基本パターンおよび受信されたリソースプールの構成情報に対応するリソースプールを直接決定することができる。
上記の方法によれば、端末デバイスおよび基地局が基本パターンについて合意すると、端末デバイスは、予め設定された基本パターンおよび構成情報に基づいてリソースプールを決定することができる。
第3の態様によれば、本出願の一実施形態は基地局をさらに提供する。基地局は、上記の方法例における基地局の挙動を実施する機能を有する。機能は、ハードウェアによって実装されてもよく、ハードウェアが対応するソフトウェアを実行することによって実装されてもよい。ハードウェアまたはソフトウェアは、機能に対応する1つまたは複数のモジュールを含む。
可能な設計では、基地局の構造は処理ユニットおよび送信ユニットを含む。ユニットは方法例における対応する機能を実行することができる。詳細については、方法例の詳細説明を参照されたく、詳細は本明細書では再び記載されない。
可能な設計では、基地局の構造は送受信器、プロセッサ、バス、およびメモリを含む。送受信器は端末デバイスと通信し対話するように構成され、プロセッサは上記の方法における対応する機能を実行する際に基地局をサポートするように構成される。メモリはプロセッサに結合され、基地局に必要なプログラム命令およびデータを記憶する。
第4の態様によれば、本発明の一実施形態は端末デバイスをさらに提供する。端末デバイスは、上記の方法例における端末デバイスの挙動を実施する機能を有する。機能は、ハードウェアによって実装されてもよく、ハードウェアが対応するソフトウェアを実行することによって実装されてもよい。ハードウェアまたはソフトウェアは、機能に対応する1つまたは複数のモジュールを含む。
可能な設計では、端末デバイスの構造は受信ユニットおよび処理ユニットを含む。ユニットは方法例における対応する機能を実行することができる。詳細については、方法例の詳細説明を参照されたく、詳細は本明細書では再び記載されない。
可能な設計では、端末デバイスの構造は送受信器、プロセッサ、バス、およびメモリを含む。送受信器は基地局と通信し対話するように構成され、プロセッサは上記の方法における対応する機能を実行する際に端末デバイスをサポートするように構成される。メモリはプロセッサに結合され、端末デバイスに必要なプログラム命令およびデータを記憶する。
第5の態様によれば、本出願の一実施形態は通信システムをさらに提供する。通信システムは基地局および端末デバイスを含む。
第6の態様によれば、本出願の一実施形態は、コンピュータ実行可能命令を記憶する第1の非一時的コンピュータ記憶媒体をさらに提供する。コンピュータ実行可能命令は、基地局により、本出願におけるダウンリンク測定基準信号のリソースを構成する方法を実行するために使用される。
第7の態様によれば、本出願の一実施形態は、コンピュータ実行可能命令を記憶する第2の非一時的コンピュータ記憶媒体をさらに提供する。コンピュータ実行可能命令は、端末デバイスにより、本出願におけるダウンリンク測定基準信号のリソースを構成する方法を実行するために使用される。
第8の態様によれば、本出願の一実施形態は、第1のコンピュータプログラム製品をさらに提供する。コンピュータプログラム製品は、上記の第1の非一時的コンピュータ記憶媒体に記憶されたコンピュータプログラムを含む。コンピュータプログラムはプログラム命令を含む。プログラム命令がコンピュータによって実行されると、コンピュータは、本出願におけるダウンリンク測定基準信号のリソースを構成する方法を実行する。
第9の態様によれば、本出願の一実施形態は、第2のコンピュータプログラム製品をさらに提供する。コンピュータプログラム製品は、上記の第2の非一時的コンピュータ記憶媒体に記憶されたコンピュータプログラムを含む。コンピュータプログラムはプログラム命令を含む。プログラム命令がコンピュータによって実行されると、コンピュータは、本出願におけるダウンリンク測定基準信号のリソースを構成する方法を実行する。
本出願の実施形態では、基地局は、予め設定された基本パターンまたは利用可能リソースに基づいて決定されたリソースプールの構成情報を端末デバイスに送信し、その結果、端末デバイスは、ローカルに予め設定された基本パターンまたは利用可能リソースに基づいて、および、構成情報に基づいてリソースプールを決定することができる。リソースプールは、ダウンリンク測定基準信号を伝送するために使用され得る少なくとも1つのリソースを含む。基地局は、基本パターンまたは利用可能リソースに基づいて決定されたリソースプールの構成情報を使用して端末デバイスにリソースプールを通知することができ、その結果、ダウンリンク測定基準信号のリソース構成が実施され、従来のビットマップを使用してダウンリンク測定基準信号のリソース構成を端末デバイスに通知する必要がない。したがって、ダウンリンク測定基準信号のリソース構成情報についてのオーバーヘッドが削減される。
本出願の一実施形態による、第1の基本パターンの一例の図である。 本出願の一実施形態による、第2の基本パターンの一例の図である。 本出願の一実施形態による、第3の基本パターンの一例の図である。 本出願の一実施形態による、第4の基本パターンの一例の図である。 本出願の一実施形態による、利用可能リソースの一例の図である。 本出願の一実施形態による、通信システムのアーキテクチャ図である。 本出願の一実施形態による、ダウンリンク測定基準信号のリソースを構成する方法のフローチャートである。 本出願の一実施形態による、基本パターンを拡張する一例の図である。 本出願の一実施形態による、リソースプールを決定する第1の例の図である。 本出願の一実施形態による、リソースプールを決定する第2の例の図である。 本出願の一実施形態による、リソースプールを決定する第3の例の図である。 本出願の一実施形態による、リソースプールを決定する第4の例の図である。 本出願の一実施形態による、リソースプールを決定する第5の例の図である。 本出願の一実施形態による、基地局の構造図である。 本出願の一実施形態による、端末デバイスの構造図である。 本出願の一実施形態による、別の基地局の構造図である。 本出願の一実施形態による、別の端末デバイスの構造図である。
以下で、添付図面を参照して本出願を詳細にさらに記載する。
本出願の実施形態は、ダウンリンク測定基準信号のリソース構成情報を送信するために基地局によって必要とされるオーバーヘッドが比較的高いという従来技術の問題を解決するために、ダウンリンク測定基準信号のリソースを構成する方法および装置を提供する。本出願における方法および装置は、同じ発明概念に基づいている。方法および装置の問題解決原理は同様なので、装置および方法の実装形態に対して相互参照が行われてもよく、繰り返し部分は本明細書では記載されない。
本出願の実施形態では、基地局は、予め設定された基本パターンまたは予め設定された利用可能リソースに基づいて決定されたリソースプールの構成情報を端末デバイスに送信し、その結果、端末デバイスは、ローカルに予め設定された基本パターンまたは利用可能リソースに基づいて、および、構成情報に基づいて、リソースプールを決定することができる。リソースプールは、ダウンリンク測定基準信号を伝送するために使用され得る少なくとも1つのリソースを含む。基地局は、基本パターンまたは利用可能リソースに基づいて決定されたリソースプールの構成情報を使用して端末デバイスにリソースプールを通知することができ、その結果、ダウンリンク測定基準信号のリソース構成が実施され、従来のビットマップを使用してダウンリンク測定基準信号のリソース構成を端末デバイスに通知する必要がない。したがって、ダウンリンク測定基準信号のリソース構成情報についてのオーバーヘッドが削減される。
当業者がより良く理解するのを助けるために、以下で本出願におけるいくつかの用語を記載する。
(1).本出願の実施形態における基地局は、ワイヤレスネットワークに端末デバイスを接続するデバイスであり、発展型ノードB(evolved Node B、eNB)、無線ネットワークコントローラ(radio network controller、RNC)、ノードB(Node B、NB)、基地局コントローラ(Base Station Controller、BSC)、送受信器基地局(Base Transceiver Station、BTS)、ホームノードB(たとえば、Home evolved NodeBまたはHome Node B、HNB)、ベースバンドユニット(BaseBand Unit、BBU)、およびアクセスポイント(Access Point、AP)を含むが、それらに限定されない。
(2).本出願における端末デバイスは、ユーザ機器(User Equipment、UE)とも呼ばれ、音声および/またはデータの接続性をユーザに提供するデバイス、たとえば、ワイヤレス接続機能を有するハンドヘルドデバイス、車載デバイス、ウェアラブルデバイス、コンピューティングデバイス、もしくは移動局(Mobile Station、MS)、またはワイヤレスモデムに接続された別の処理デバイス、ならびに無線アクセスネットワークを介して1つまたは複数のコアネットワークと通信するモバイル端末である。
(4).本出願におけるリソースは1つのサブフレーム内のリソースである。LTEシステムでは、1つのサブフレームは14個の時間領域位置(時間シンボル)を含み、12個の周波数領域位置(サブキャリア)を含み、最小リソース粒度(すなわち、リソース単位)はREである。サブフレームが上記の分割方式を使用するとき、1つのリソースは1つのREである。理解および描画を容易にするために、本出願における説明用の一例として、上記のリソース分割方式のみが使用される。
(5).本出願における基本パターンは、少なくとも1群の基本要素を含み、基本要素は、時間領域方向または周波数領域方向に隣接する2つのリソース要素、すなわち2つのREを含む。基本パターンは、リソースプールを決定するために基地局および/または端末デバイスによって使用される基準である。具体的には、リソースプールが決定されているとき、基本パターン内のリソースは、リソースプールを取得するために、リソースプールの構成情報に基づいて処理(たとえば、拡張および/または偏移)されてもよい。
基本パターンは、様々なアプリケーションシナリオまたはサービス要件に基づいて設定されてもよい。
たとえば、基本パターンの柔軟性を改善するために、基本パターンは、図1に示されたように、ただ1群の基本要素を含んでもよい。
別の例では、チャネル情報測定機能を実施するために、基本パターン内のリソースは、図2に示されたように、同じ時間領域位置にある。
さらに別の例では、ビーム掃引機能を実施するために、基本パターン内のリソースは、図3に示されたように、複数の時間領域位置を占め、1つまたは2つの周波数領域位置を占める必要がある。
さらに別の例では、基本パターンは、図4に示されたように、復調基準信号(Demodulation Reference Symbol、DMRS)の基本パターンと同様である。
図1〜図4の基本パターンの各々において、同じ番号を使用して識別されるリソースは同じ基本要素であることに留意されたい。加えて、本出願における基本パターンは、図1〜図4の4つの基本パターンに限定されず、上記の基本パターンは本出願における説明用の例として使用されるにすぎない。
(6).本出願における利用可能リソースは、プロトコルで規定されているか、または基地局および端末デバイスによって合意されているリソースである。言い換えれば、基地局および端末デバイスは両方とも、利用可能リソースのリソース位置を決定することができる。利用可能リソースは、図5に示されたように、サブフレーム内でダウンリンク測定基準信号を伝送するために使用され得るすべてのリソースを含んでもよく、基地局は、利用可能リソースの中でダウンリンク測定基準信号用のリソースプールを選択することができる。
(7).本出願におけるダウンリンク測定基準信号は、基地局によって端末デバイスに送信されるダウンリンクパイロット信号、たとえば、CSI−RSである。端末デバイスは、ダウンリンク測定基準信号に基づいて様々なチャネル情報(たとえば、CQIまたはPMI)を測定する。
(8).「および/または」という用語は、関連するオブジェクトを記述するための関連付け関係を記述し、3つの関係が存在する場合があることを表す。たとえば、Aおよび/またはBは、以下の3つのケースを表すことができる:Aのみが存在する、AとBの両方が存在する、およびBのみが存在する。文字「/」は、概して、関連するオブジェクト間の「または」関係を示す。
加えて、本出願の説明では、「第1」および「第2」などの用語は単に区別するために使用され、相対的な重要性を示すかまたは暗示するものとして理解されるべきではなく、順番を示すかまたは暗示するものとして理解されるべきではない。
本出願の実施形態で提供されるダウンリンク測定基準信号のリソースを構成する方法は、図6の通信システムに適用可能である。システムは基地局101および端末デバイス102を含む。
ダウンリンク測定基準信号のリソースを構成するプロセスでは、
基地局は、予め設定された基本パターンまたは予め設定された利用可能リソースに基づいてリソースプールの構成情報を決定し、構成情報を端末デバイスに送信し、
端末デバイスは、受信されたリソースプールの構成情報および予め設定された基本パターンまたは利用可能リソースに基づいてリソースプールを決定するように構成される。
上記の解決策によれば、基地局は、基本パターンまたは利用可能リソースに基づいて決定されたリソースプールの構成情報を使用して端末デバイスにリソースプールを通知することができ、その結果、ダウンリンク測定基準信号のリソース構成が実施され、従来のビットマップを使用してダウンリンク測定基準信号のリソース構成を端末デバイスに通知する必要がない。したがって、ダウンリンク測定基準信号のリソース構成情報についてのオーバーヘッドが削減される。
ダウンリンク測定基準信号のリソースを構成するプロセスの後に、基地局は、リソースプールの基本パターンおよび構成情報に基づいてリソースプールを決定するか、または利用可能リソースの中でリソースプールを決定し、リソースプールから、ダウンリンク測定基準信号を伝送するために使用されるターゲットリソースを選択し、ターゲットリソースを使用してダウンリンク測定基準信号を伝送することができる。
任意選択で、端末デバイスは、リソースプール内のリソースに対して監視を実行して、ダウンリンク測定基準信号を受信することができる。
任意選択で、ターゲットリソースを決定した後に、基地局は、ターゲットリソースの構成情報を端末デバイスに送信し、ターゲットリソースの構成情報は、リソースプール内のターゲットリソースの位置を示すために使用される。端末デバイスは、ターゲットリソースの構成情報に基づいて、リソースプール内のターゲットリソースを決定する。端末デバイスは、ターゲットリソースに対する監視を実行して、ダウンリンク測定基準信号を受信する。
ダウンリンク測定基準信号を受信した後に、端末デバイスは、従来の測定技術を使用することにより、ダウンリンク測定基準信号に基づいてチャネル情報測定を実行することができる。
基地局は、ターゲットリソースの構成情報を端末デバイスに送信し、その結果、端末デバイスは、リソースプール内のターゲットリソースを正確に決定して、リソースプール内のすべてのリソースに対する監視を実行することを回避することができ、それにより、端末デバイスの電力消費が削減される。加えて、ターゲットリソースの構成情報は、リソースプール内のターゲットリソースの位置を示すだけでよく、サブフレーム全体におけるターゲットリソースの位置を示す必要がないので、それにより、ターゲットリソースの構成情報によって必要とされるデータ量が大幅に削減される。したがって、上記の方法によれば、ダウンリンク測定基準信号のターゲットリソースの構成情報についてのオーバーヘッドを削減することができる。
本出願の実施形態の技術的解決策をより明確に記載するために、以下で、図7を参照して、本出願の実施形態におけるダウンリンク測定基準信号のリソースを構成する方法のプロセスを記載する。方法は図6の通信システムに適用される。図7に示されたように、方法の処理プロセスは以下のステップを含む。
S701.基地局が、予め設定された基本パターンまたは予め設定された利用可能リソースに基づいて、リソースプールの構成情報を決定する。
リソースプールは、ダウンリンク測定基準信号を伝送するために使用され得る少なくとも1つのリソースを含み、基本パターンは少なくとも1群の基本要素を含み、基本要素は時間領域方向または周波数領域方向に隣接する2つのリソース要素を含む。リソースプールは、サブフレーム内でダウンリンク測定基準信号を伝送するために使用され得るすべてのリソースを含む。
任意選択で、基本パターンまたは利用可能リソースは、基地局および端末デバイスによって合意されているか、またはプロトコル内で合意されている。
任意選択で、基地局および端末デバイスは、複数の基本パターン、たとえば、図1から図4の4つの基本パターンについて予め合意することができ、次いで、基地局および端末デバイスは、複数の基本パターンのうちの具体的に使用される基本パターンについてさらに合意する必要がある。具体的な合意処理は以下の通りである。基地局は、複数の基本パターンから1つの基本パターンを選択し、その基本パターンの識別情報を端末デバイスに送信する。
任意選択で、基地局は、S702を実行するときに選択された基本パターンの識別子情報を送信してもよく、またはリソースプールの構成情報を決定する前に基本パターンの識別子情報を送信してもよい。
任意選択で、基本パターンが基地局内で予め設定されると、基地局により、リソースプールの構成情報を決定するステップは、
基地局により、ユーザによって入力されたリソースプールの構成情報を受信するか、もしくはリソースプールの指定された構成情報を取得するステップ、または
基地局により、リソースプールの構成情報であり、基本パターンについて記憶された構成情報を取得するステップを含む。
任意選択で、上記のケースでは、リソースプールの構成情報は、拡張処理用の倍数および偏移値などの情報を含む。拡張倍数は0に等しくない整数であり、偏移値は0に等しくない整数である。このようにして、基地局および端末デバイスは、リソースプールを取得するために、拡張倍数および偏移値に基づいて基本パターン内のリソースに対して拡張処理および偏移処理を実行することができる。
上記のケースでは、リソースプールの構成情報は、目標倍数および偏移値などのいくつかの情報を含むので、リソースプールの構成情報が必要とするデータ量は比較的少ない。168bitsのビットマップが通常必要とされる従来技術と比較して、リソースプールの構成情報のデータ量は大幅に削減される。明らかに、上記の方法によれば、ダウンリンク測定基準信号のリソース構成情報についてのオーバーヘッドを大幅に削減することができる。
任意選択で、利用可能リソースが基地局内で予め設定されると、基地局により、リソースプールの構成情報を決定するステップは、
基地局により、利用可能リソース内でリソースプールを決定するステップと、
基地局により、利用可能リソース内のリソースプールの位置に基づいて、リソースプールの構成情報を決定するステップとを含む。
任意選択で、リソースプールの構成情報は、利用可能リソース内のリソースプールの位置を示すために使用される。このようにして、端末デバイスは、リソースプールの構成情報に基づいて、合意された利用可能リソース内のリソースプールを決定することができる。
任意選択で、リソースプールの構成情報はビットマップの形式で表されてもよく、ビットマップは、利用可能リソース内の各REがリソースプール内のリソースであるかどうかを示すだけでよい。たとえば、利用可能リソースが図5に示され、利用可能リソースの中で基地局によって選択されたリソースプールが17、18、20、および21の番号が付けられたリソースを含むとき、そのリソースプールの構成情報(ビットマップ)の値は、00000000000000001101100000000000である。
上記のケースでは、リソースプールの構成情報は、利用可能リソース内のリソースプールの位置を示すために使用され、利用可能リソース内のリソースの数Mは、サブフレーム全体に含まれるリソースの数168より小さい。したがって、リソースプールの構成情報に使用されるデータ量は、概してMbitsであり、リソースプールの構成情報が必要とするデータ量は比較的少ない。168bitsのビットマップが通常必要とされる従来技術と比較して、リソースプールの構成情報のデータ量は大幅に削減される。明らかに、上記の方法によれば、ダウンリンク測定基準信号のリソース構成情報についてのオーバーヘッドを大幅に削減することができる。
S702.基地局がリソースプールの構成情報を端末デバイスに送信する。
任意選択で、基地局は、リソースプールの構成情報を物理レイヤシグナリングまたは上位レイヤシグナリングに追加し、物理レイヤ信号または上位レイヤシグナリングを端末デバイスに送信することができる。
S703.端末デバイスが、予め設定された基本パターンまたは利用可能リソースに基づいて、および、構成情報に基づいて、リソースプールを決定する。
S701における基本パターンの説明から、端末デバイスおよび基地局が基本パターンについて合意すると、構成情報は拡張倍数および偏移値を含むことが分かる。拡張倍数は0に等しくない整数であり、偏移値は0に等しくない整数である。
リソースの位置は、2つの方向:時間領域方向および周波数領域方向を含む。したがって、拡張倍数および偏移値は、各々が指向性を有する。これに基づいて、拡張倍数は以下の2つの方式で実装されてもよい。
第1の方式では、拡張倍数は、上記2つの方向のうちの第1の指定された方向の目標倍数である。第1の指定された方向は、基本パターンについて設定または合意されている。
第2の方式では、拡張倍数は、第1の方向の第1の目標倍数および第2の方向の第2の目標倍数を含む。第1の方向は、時間領域方向または周波数領域方向であり、第2の方向は、時間領域方向および周波数領域方向のうちの第1の方向以外の他の方向である。
同様に、偏移値も以下の2つの方式で実装されてもよい。
第1の方式では、偏移値は、上記2つの方向のうちの第2の指定された方向の偏移値である。第2の指定された方向は、基本パターンについて設定または合意されている。
第2の方式では、偏移値は、第3の方向の第1の偏移値および第4の方向の第2の偏移値を含む。第3の方向は、時間領域方向または周波数領域方向であり、第4の方向は、時間領域方向および周波数領域方向のうちの第1の方向以外の他の方向である。
任意選択で、様々なタイプの基本パターンについて指定または合意された拡張方向および偏移方向が以下の表1に示されている。
表では、「水平方向」はリソースの時間領域方向を示し、「長手方向」はリソースの周波数領域方向を示すことに留意されたい。
加えて、基地局および端末デバイスは、拡張方向および偏移方向について合意するだけでなく、拡張の前後に取得された位置間の関係、および偏移の前後に取得された位置間の関係についても合意する必要がある。たとえば、図2の基本パターンに対して、リソースが2倍のリソースに拡張された場合、基地局は、図8に示されたように、時間領域方向の右方向に基本パターン内のリソースを2倍のリソースに拡張する。確かに、基地局が拡張処理を実行するとき、拡張は時間領域方向の左方向に実行されてもよく、または周波数領域方向の上方向もしくは下方向に実行されてもよい。偏移処理中の偏移の前後に取得された位置間の関係は、拡張の前後に取得された位置間の関係と同様であり、詳細は本明細書では再び記載されない。
拡張倍数および偏移値は、各々が正の整数であっても負の整数であってもよい。任意選択で、拡張倍数が正の整数であるとき、基地局および端末デバイスは、拡張方向、および拡張の前後に取得された位置間の関係について合意する必要がある。任意選択で、拡張倍数が正の整数または負の整数であるとき、基地局および端末デバイスは、拡張倍数の正の値または負の値を使用することにより、合意された拡張方向および/または拡張の前後に取得された位置間の合意された関係を示すことができる。
同様に、偏移値が正の整数であるとき、基地局および端末デバイスは、偏移方向、および偏移の前後に取得された位置間の関係について合意する必要がある。任意選択で、偏移値が正の整数または負の整数であるとき、基地局および端末デバイスは、偏移値の正の値または負の値を使用することにより、合意された偏移方向および/または偏移の前後に取得された位置間の合意された関係を示すことができる。
構成情報内の拡張倍数が上記の第1の方式で実装されるとき、
端末デバイスにより、基本パターンおよび構成情報に基づいてリソースプールを決定するステップは、
端末デバイスにより、基本リソースプールを取得するために、基本パターン内のリソースを時間領域方向または周波数領域方向(すなわち、第1の指定された方向)に目標倍数だけ拡張するステップと、
端末デバイスにより、リソースプールを取得するために、基本リソースプールが時間領域方向および/または周波数領域方向(偏移値が上記の第1のケースで実装されるとき、偏移方向は第2の指定された方向であり、偏移値が上記の第2のケースで実装されるとき、2つの偏移方向が存在する)に偏移値に基づいて偏移することを可能にするステップとを含む。
例1では、図9に示されたように、基地局および端末デバイスによって合意された基本パターンが図2の基本パターンであり、リソースプールの構成情報内で、目標倍数が1であり、偏移値が1であるとき、端末デバイスにより、リソースプールを決定するプロセスは、
端末デバイスにより、基本リソースプールを取得するために、基本パターン内のリソースを、合意された拡張方向(時間領域方向、右方向)に2倍のリソースに拡張するステップと、
次いで、基地局により、最終的なリソースプールを取得するために、基本リソースプールが、合意された偏移方向(時間領域方向、右方向)に基づいて、1つの時間領域位置だけ偏移することを可能にするステップとを含む。
例2では、図10に示されたように、基地局および端末デバイスによって合意された基本パターンが図3の基本パターンであり、リソースプールの構成情報内で、目標倍数が1であり、偏移値が時間領域方向の第1の偏移値1および周波数領域方向の第2の偏移値2を含むとき、端末デバイスにより、リソースプールを決定するプロセスは、
端末デバイスにより、基本リソースプールを取得するために、基本パターン内のリソースを、合意された拡張方向(周波数領域方向、下方向)に2倍のリソースに拡張するステップと、
次いで、基地局により、最終的なリソースプールを取得するために、基本リソースプールが、時間領域方向(右方向)に1つの時間領域位置だけ、周波数領域方向(下方向)に2つの周波数領域位置だけ、偏移することを可能にするステップとを含む。本出願のこの実施形態は、時間領域方向および周波数領域方向における偏移処理の順番を限定しないことに留意されたい。
例3では、図11に示されたように、基地局および端末デバイスによって合意された基本パターンが図4の基本パターンであり、リソースプールの構成情報内で、目標倍数が1であり、偏移値が2であるとき、端末デバイスにより、リソースプールを決定するプロセスは、
端末デバイスにより、基本リソースプールを取得するために、基本パターン内のリソースを、合意された拡張方向(時間領域方向、左方向)に2倍のリソースに拡張するステップと、
次いで、基地局により、最終的なリソースプールを取得するために、基本リソースプールが、合意された偏移方向(時間領域方向、左方向)に基づいて、1つの時間領域位置だけ偏移することを可能にするステップとを含む。
構成情報内の拡張倍数が上記の第2の方式で実装されるとき、
端末デバイスにより、基本パターンおよび構成情報に基づいてリソースプールを決定するステップは、
端末デバイスにより、第1の基本リソースプールを取得するために、基本パターン内のリソースを第1の方向に第1の目標倍数だけ拡張するステップと、
端末デバイスにより、第2の基本リソースプールを取得するために、第1の基本リソースプールを第2の方向に第2の目標倍数だけ拡張することを続けるステップと、
端末デバイスにより、リソースプールを取得するために、第2の基本リソースプールが時間領域方向および/または周波数領域方向に偏移値に基づいて偏移することを可能にするステップとを含む。
例4では、図12に示されたように、基地局および端末デバイスによって合意された基本パターンが図1の基本パターンであり、リソースプールの構成情報内で、目標倍数が時間領域方向の第1の目標倍数1および周波数領域方向の第2の目標倍数3を含み、偏移値が時間領域方向の第1の偏移値4および周波数領域方向の第2の偏移値3を含むとき、端末デバイスにより、リソースプールを決定するプロセスは、
端末デバイスにより、第1の基本リソースプールを取得するために、基本パターン内のリソースを時間領域方向(右方向)に2倍のリソースに拡張するステップと、
端末デバイスにより、第2の基本リソースプールを取得するために、第1の基本リソースプール内のリソースを周波数領域方向(上方向)に4倍のリソースに拡張することを続けるステップと、
次いで、基地局により、最終的なリソースプールを取得するために、第2の基本リソースプールが、時間領域方向(右方向)に4つの時間領域位置だけ、周波数領域方向(上方向)に3つの周波数領域位置だけ、偏移することを可能にするステップとを含む。
本出願のこの実施形態は、時間領域方向および周波数領域方向における拡張処理および偏移処理の順番を限定しないことに留意されたい。
任意選択で、端末デバイスが、リソースプールと2つの情報:リソースプールの基本パターンおよび構成情報との間の対応関係を記憶するシナリオでは、端末デバイスはさらに、対応関係に基づいて、基地局と合意された基本パターンおよび受信されたリソースプールの構成情報に対応するリソースプールを直接決定することができる。
上記の方法によれば、端末デバイスおよび基地局が基本パターンについて合意すると、端末デバイスは、予め設定された基本パターンおよび構成情報に基づいてリソースプールを決定することができる。
S701の利用可能リソースの説明から、端末デバイスおよび基地局が利用可能リソースについて合意すると、構成情報は利用可能リソース内のリソースプールの位置を示すことができることが分かる。このようにして、構成情報を受信した後に、端末デバイスは、構成情報に基づいて利用可能リソース内内リソースプールを決定することができる。
例5では、図13に示されたように、利用可能リソースが図5の利用可能リソースであり、リソースプールの構成情報がビットマップの形式であり、値が00000000000000001101100000000000であるとき、端末デバイスは、その値に基づいて、17、18、20、および21の番号が付けられたリソースがリソースプール内のリソースであると判断することができる。
上記の方法によれば、端末デバイスおよび基地局が利用可能リソースについて合意すると、端末デバイスは、予め設定された利用可能リソースおよび構成情報に基づいてリソースプールを決定することができる。
本出願におけるダウンリンク測定基準信号送信方法によれば、基地局は、予め設定された基本パターンまたは利用可能リソースに基づいて決定されたリソースプールの構成情報を端末デバイスに送信し、その結果、端末デバイスは、ローカルに予め設定された基本パターンまたは利用可能リソースに基づいて、および、構成情報に基づいて、リソースプールを決定することができる。リソースプールは、ダウンリンク測定基準信号を伝送するために使用され得る少なくとも1つのリソースを含む。基地局は、基本パターンまたは利用可能リソースに基づいて決定されたリソースプールの構成情報を使用して端末デバイスにリソースプールを通知することができ、その結果、ダウンリンク測定基準信号のリソース構成が実施され、従来のビットマップを使用してダウンリンク測定基準信号のリソース構成を端末デバイスに通知する必要がない。したがって、ダウンリンク測定基準信号のリソース構成情報についてのオーバーヘッドが削減される。
通信システム内の基地局および端末デバイスが上記の実施形態におけるダウンリンク測定基準信号のリソース構成を使用した後に、基地局および端末デバイスは、以下の2つのケースを含む、ダウンリンク測定基準信号送信プロセスを実行することができる。
第1のケースでは、基地局と端末デバイスは基本パターンについて合意する。
S701においてリソースプールの構成情報を決定した後に、基地局は、リソースプールの基本パターンおよび構成情報に基づいてリソースプールを決定する。基地局により、リソースプールを決定する具体的なプロセスについては、端末デバイスにより、S703においてリソースプールを決定するプロセスを参照されたく、詳細は本明細書では再び記載されない。
基地局はリソースプールからターゲットリソースを選択する。
基地局は、ターゲットリソースを使用してダウンリンク測定基準信号を伝送する。S703においてリソースプールを決定した後に、端末デバイスは、リソースプール内のすべてのリソースに対して監視を実行して、ダウンリンク測定基準信号を受信することができる。
あるいは、基地局は、ターゲットリソースの構成情報を端末デバイスに送信し、ターゲットリソースの構成情報は、リソースプール内のターゲットリソースの位置を示すために使用される。端末デバイスは、ターゲットリソースの構成情報に基づいて、S703において決定されたリソースプール内のターゲットリソースを決定し、そのターゲットリソースに対して監視を実行して、ダウンリンク測定基準信号を受信する。
第2のケースでは、基地局および端末デバイスは利用可能リソースについて合意する。
基地局は、S701においてリソースプールの構成情報を決定するプロセスにおいて、利用可能リソースの中のリソースプールを選択する。
その後、基地局がリソースプールからターゲットリソースを選択し、ダウンリンク測定基準信号を伝送するプロセスは、第1の方法におけるプロセスと同じであり、詳細は本明細書では再び記載されない。
上記の方法によれば、ダウンリンク測定基準信号のリソースを構成した後に、基地局および端末デバイスはダウンリンク測定基準信号を伝送する。
上記の実施形態に基づいて、本出願の一実施形態は基地局を提供する。基地局は、図6の通信システムに適用され、図7のダウンリンク測定基準信号のリソースを構成する方法を実施するように構成される。図14に示されたように、基地局1400は処理ユニット1401および送信ユニット1402を含む。
処理ユニット1401は、予め設定された基本パターンまたは予め設定された利用可能リソースに基づいてリソースプールの構成情報を決定するように構成され、リソースプールは、ダウンリンク測定基準信号を伝送するために使用され得る少なくとも1つのリソースを含み、基本パターンは少なくとも1群の基本要素を含み、基本要素は時間領域方向または周波数領域方向に隣接する2つのリソース要素を含む。
送信ユニット1402は、リソースプールの構成情報を端末デバイスに送信するように構成される。
任意選択で、基本パターンまたは利用可能リソースは、基地局および端末デバイスによって合意されている。
任意選択で、処理ユニット1401は、
リソースプールの構成情報を決定した後に、基本パターンおよび構成情報に基づいてリソースプールを決定するようにさらに構成される。
任意選択で、構成情報は目標倍数および偏移値を含み、目標倍数は0に等しくない整数であり、偏移値は0に等しくない整数である。
基本パターンおよび構成情報に基づいてリソースプールを決定するとき、処理ユニット1401は、具体的に、
基本リソースプールを取得するために、基本パターン内のリソースを時間領域方向または周波数領域方向に目標倍数だけ拡張し、
リソースプールを取得するために、基本リソースプールが時間領域方向および/または周波数領域方向に偏移値に基づいて偏移することを可能にするように構成される。
任意選択で、構成情報は、第1の目標倍数、第2の目標倍数、および偏移値を含み、第1の目標倍数および第2の目標倍数は両方とも0に等しくない整数であり、偏移値は0に等しくない整数である。
基本パターンおよび構成情報に基づいてリソースプールを決定するとき、処理ユニット1401は、具体的に、
第1の基本リソースプールを取得するために、基本パターン内のリソースを第1の方向に第1の目標倍数だけ拡張し、
第2の基本リソースプールを取得するために、第1の基本リソースプールを第2の方向に第2の目標倍数だけ拡張することを続け、第1の方向が時間領域方向または周波数領域方向であり、第2の方向が、時間領域方向および周波数領域方向のうちの第1の方向以外の他の方向であり、
リソースプールを取得するために、第2の基本リソースプールが時間領域方向および/または周波数領域方向に偏移値に基づいて偏移することを可能にするように構成される。
任意選択で、利用可能リソースは、サブフレーム内でダウンリンク測定基準信号を伝送するために使用され得るすべてのリソースを含み、リソースプールの構成情報は、利用可能リソース内のリソースプールの位置を示すために使用される。
利用可能リソースに基づいてリソースプールの構成情報を決定するとき、処理ユニット1401は、具体的に、
利用可能リソース内のリソースプールを決定し、
利用可能リソース内のリソースプールの位置に基づいて、リソースプールの構成情報を決定するように構成される。
任意選択で、リソースプールの構成情報はビットマップbitmapである。
本出願のこの実施形態では、基地局は、予め設定された基本パターンまたは利用可能リソースに基づいて決定されたリソースプールの構成情報を端末デバイスに送信し、その結果、端末デバイスは、ローカルに予め設定された基本パターンまたは利用可能リソースに基づいて、および、構成情報に基づいて、リソースプールを決定することができる。リソースプールは、ダウンリンク測定基準信号を伝送するために使用され得る少なくとも1つのリソースを含む。基地局は、基本パターンまたは利用可能リソースに基づいて決定されたリソースプールの構成情報を使用して端末デバイスにリソースプールを通知することができ、その結果、ダウンリンク測定基準信号のリソース構成が実施され、従来のビットマップを使用してダウンリンク測定基準信号のリソース構成を端末デバイスに通知する必要がない。したがって、ダウンリンク測定基準信号のリソース構成情報についてのオーバーヘッドが削減される。
上記の実施形態に基づいて、本出願の一実施形態は端末デバイスを提供する。端末デバイスは、図6の通信システムに適用され、図7のダウンリンク測定基準信号のリソースを構成する方法を実施するように構成される。図15に示されたように、端末デバイス1500は受信ユニット1501および処理ユニット1502を含む。
受信ユニット1501は、基地局によって送信されたリソースプールの構成情報を受信するように構成され、リソースプールは、ダウンリンク測定基準信号を伝送するために使用され得る少なくとも1つのリソースを含む。
処理ユニット1502は、予め設定された基本パターンまたは予め設定された利用可能リソースに基づいて、および、構成情報に基づいて、リソースプールを決定するように構成され、基本パターンは少なくとも1群の基本要素を含み、基本要素は時間領域方向または周波数領域方向に隣接する2つのリソース要素を含む。
任意選択で、基本パターンまたは利用可能リソースは、基地局および端末デバイスによって合意されている。
任意選択で、構成情報は目標倍数および偏移値を含み、目標倍数は0に等しくない整数であり、偏移値は0に等しくない整数である。
基本パターンおよび構成情報に基づいてリソースプールを決定するとき、処理ユニット1502は、具体的に、
基本リソースプールを取得するために、基本パターン内のリソースを時間領域方向または周波数領域方向に目標倍数だけ拡張し、
リソースプールを取得するために、基本リソースプールが時間領域方向および/または周波数領域方向に偏移値に基づいて偏移することを可能にするように構成される。
任意選択で、構成情報は、第1の目標倍数、第2の目標倍数、および偏移値を含み、第1の目標倍数および第2の目標倍数は両方とも0に等しくない整数であり、偏移値は0に等しくない整数である。
基本パターンおよび構成情報に基づいてリソースプールを決定するとき、処理ユニット1502は、具体的に、
第1の基本リソースプールを取得するために、基本パターン内のリソースを第1の方向に第1の目標倍数だけ拡張し、
第2の基本リソースプールを取得するために、第1の基本リソースプールを第2の方向に第2の目標倍数だけ拡張することを続け、第1の方向は、時間領域方向または周波数領域方向であり、第2の方向は、時間領域方向および周波数領域方向のうちの第1の方向以外の他の方向であり、
リソースプールを取得するために、第2の基本リソースプールが時間領域方向および/または周波数領域方向に偏移値に基づいて偏移することを可能にするように構成される。
任意選択で、利用可能リソースは、サブフレーム内でダウンリンク測定基準信号を伝送するために使用され得るすべてのリソースを含み、リソースプールの構成情報は、利用可能リソース内のリソースプールの位置を示すために使用される。
任意選択で、リソースプールの構成情報はビットマップbitmapである。
本出願のこの実施形態では、予め設定された基本パターンまたは利用可能リソースに基づいて基地局によって決定されたリソースプールの構成情報を受信した後に、端末デバイスは、ローカルに予め設定された基本パターンまたは利用可能リソースに基づいて、および、構成情報に基づいて、リソースプールを決定することができる。リソースプールは、ダウンリンク測定基準信号を伝送するために使用され得る少なくとも1つのリソースを含む。基地局は、基本パターンまたは利用可能リソースに基づいて決定されたリソースプールの構成情報を使用して端末デバイスにリソースプールを通知することができ、その結果、ダウンリンク測定基準信号のリソース構成が実施され、従来のビットマップを使用してダウンリンク測定基準信号のリソース構成を端末デバイスに通知する必要がない。したがって、ダウンリンク測定基準信号のリソース構成情報についてのオーバーヘッドが削減される。
本発明の実施形態におけるユニット分割は一例であり、論理的な機能分割にすぎないことに留意されたい。実際の実装形態では、別の分割方式が使用されてもよい。本出願の実施形態における機能ユニットは1つの処理ユニットに統合されてもよく、または、ユニットの各々は物理的に単独で存在してもよく、または2つ以上のユニットが1つのユニットに統合されてもよい。統合ユニットは、ハードウェアの形態で実装されてもよく、ソフトウェア機能ユニットの形態で実装されてもよい。
統合ユニットがソフトウェア機能ユニットの形態で実装され、独立した製品として販売または使用されるとき、統合ユニットはコンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよい。そのような理解に基づいて、本出願の技術的解決策は本質的に、または従来技術に寄与する部分は、または技術的解決策のうちのすべてもしくは一部は、ソフトウェア製品の形態で実装されてもよい。コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶され、本出願の実施形態に記載された方法のステップのうちのすべてまたは一部を実行するように、(パーソナルコンピュータ、サーバ、もしくはネットワークデバイスであってもよい)コンピュータデバイスまたはプロセッサ(processor)に命令するためのいくつかの命令を含む。上記の記憶媒体には、USBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、読取り専用メモリ(ROM、Read−Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM、Random Access Memory)、磁気ディスク、または光ディスクなどの、プログラムコードを記憶することができる任意の媒体が含まれる。
上記の実施形態に基づいて、本出願の一実施形態は、図7のダウンリンク測定基準信号のリソースを構成する方法を実施するように構成され、図14の基地局1400の機能を有する基地局をさらに提供する。図16に示されたように、基地局1600は、送受信器1601、プロセッサ1602、バス1603、およびメモリ1604を含む。
送受信器1601、プロセッサ1602、およびメモリ1604は、バス1603を使用して互いに接続されてもよい。バス1603は、周辺構成要素相互接続(peripheral component interconnect、PCI)バス、拡張業界標準アーキテクチャ(extended industry standard architecture、EISA)バスなどであってもよい。バスは、アドレスバス、データバス、制御バスなどに分類されてもよい。表現を容易にするために、図16ではバスを表すためにただ1つの太線が使用されているが、これは、ただ1つのバスまたはただ1つのタイプのバスしか存在しないことを意味しない。
送受信器1601は、端末デバイスと通信し対話するように構成される。
プロセッサ1602は、
予め設定された基本パターンまたは予め設定された利用可能リソースに基づいてリソースプールの構成情報を決定するステップであって、リソースプールが、ダウンリンク測定基準信号を伝送するために使用され得る少なくとも1つのリソースを含み、基本パターンが少なくとも1群の基本要素を含み、基本要素が時間領域方向または周波数領域方向に隣接する2つのリソース要素を含む、ステップと、
リソースプールの構成情報を端末デバイスに送信するステップとを含む、図7のダウンリンク測定基準信号のリソースを構成する方法を実施するように構成される。
任意選択で、基本パターンまたは利用可能リソースは、基地局および端末デバイスによって合意されている。
任意選択で、プロセッサ1602は、
リソースプールの構成情報を決定した後に、基本パターンおよび構成情報に基づいてリソースプールを決定するようにさらに構成される。
任意選択で、構成情報は目標倍数および偏移値を含み、目標倍数は0に等しくない整数であり、偏移値は0に等しくない整数である。
基本パターンおよび構成情報に基づいてリソースプールを決定するとき、プロセッサ1602は、具体的に、
基本リソースプールを取得するために、基本パターン内のリソースを時間領域方向または周波数領域方向に目標倍数だけ拡張し、
リソースプールを取得するために、基本リソースプールが時間領域方向および/または周波数領域方向に偏移値に基づいて偏移することを可能にするように構成される。
任意選択で、構成情報は、第1の目標倍数、第2の目標倍数、および偏移値を含み、第1の目標倍数および第2の目標倍数は両方とも0に等しくない整数であり、偏移値は0に等しくない整数である。
基本パターンおよび構成情報に基づいてリソースプールを決定するとき、プロセッサ1602は、具体的に、
第1の基本リソースプールを取得するために、基本パターン内のリソースを第1の方向に第1の目標倍数だけ拡張し、
第2の基本リソースプールを取得するために、第1の基本リソースプールを第2の方向に第2の目標倍数だけ拡張することを続け、第1の方向は、時間領域方向または周波数領域方向であり、第2の方向は、時間領域方向および周波数領域方向のうちの第1の方向以外の他の方向であり、
リソースプールを取得するために、第2の基本リソースプールが時間領域方向および/または周波数領域方向に偏移値に基づいて偏移することを可能にするように構成される。
任意選択で、利用可能リソースは、サブフレーム内でダウンリンク測定基準信号を伝送するために使用され得るすべてのリソースを含み、リソースプールの構成情報は、利用可能リソース内のリソースプールの位置を示すために使用される。
利用可能リソースに基づいてリソースプールの構成情報を決定するとき、プロセッサ1602は、具体的に、
利用可能リソース内のリソースプールを決定し、
利用可能リソース内のリソースプールの位置に基づいて、リソースプールの構成情報を決定するように構成される。
任意選択で、リソースプールの構成情報はビットマップbitmapである。
メモリ1604は、プログラムなどを記憶するように構成される。具体的には、プログラムはプログラムコードを含んでもよく、プログラムコードはコンピュータ動作命令を含む。メモリ1604は、ランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)を含んでもよく、不揮発性メモリ(non−volatile memory)、たとえば、少なくとも1つの磁気メモリを含んでもよい。プロセッサ1602は、メモリ1604に記憶されたアプリケーションプログラムを実行して、上記の機能を実施し、図7のダウンリンク測定基準信号のリソースを構成する方法を実施する。
本出願のこの実施形態では、基地局は、予め設定された基本パターンまたは利用可能リソースに基づいて決定されたリソースプールの構成情報を端末デバイスに送信し、その結果、端末デバイスは、ローカルに予め設定された基本パターンまたは利用可能リソースに基づいて、および、構成情報に基づいて、リソースプールを決定することができる。リソースプールは、ダウンリンク測定基準信号を伝送するために使用され得る少なくとも1つのリソースを含む。基地局は、基本パターンまたは利用可能リソースに基づいて決定されたリソースプールの構成情報を使用して端末デバイスにリソースプールを通知することができ、その結果、ダウンリンク測定基準信号のリソース構成が実施され、従来のビットマップを使用してダウンリンク測定基準信号のリソース構成を端末デバイスに通知する必要がない。したがって、ダウンリンク測定基準信号のリソース構成情報についてのオーバーヘッドが削減される。
上記の実施形態に基づいて、本出願の一実施形態は端末デバイスを提供する。端末デバイスは、図6の通信システムに適用され、図7のダウンリンク測定基準信号のリソースを構成する方法を実施するように構成される。図15に示されたように、端末デバイス1500は受信ユニット1501および処理ユニット1502を含む。
上記の実施形態に基づいて、本出願の一実施形態は、図7のダウンリンク測定基準信号のリソースを構成する方法を実施するように構成され、図15の端末デバイス1500の機能を有する端末デバイスをさらに提供する。図17に示されたように、端末デバイスは、送受信器1701、プロセッサ1702、バス1703、およびメモリ1704を有する。
送受信器1701、プロセッサ1702、およびメモリ1704は、バス1703を使用して互いに接続される。バス1703は、PCIバス、EISAバスなどであってもよい。バスは、アドレスバス、データバス、制御バスなどに分類されてもよい。表現を容易にするために、図17ではバスを表すためにただ1つの太線が使用されているが、これは、ただ1つのバスまたはただ1つのタイプのバスしか存在しないことを意味しない。
送受信器1701は、基地局と通信し対話するように構成される。
プロセッサ1702は、
基地局によって送信されたリソースプールの構成情報を受信するステップであって、リソースプールが、ダウンリンク測定基準信号を伝送するために使用され得る少なくとも1つのリソースを含む、ステップと、
予め設定された基本パターンまたは予め設定された利用可能リソースに基づいて、および、構成情報に基づいて、リソースプールを決定するステップであって、基本パターンが少なくとも1群の基本要素を含み、基本要素が時間領域方向または周波数領域方向に隣接する2つのリソース要素を含む、ステップとを含む、図7のダウンリンク測定基準信号のリソースを構成する方法を実施するように構成される。
任意選択で、基本パターンまたは利用可能リソースは、基地局および端末デバイスによって合意されている。
任意選択で、構成情報は目標倍数および偏移値を含み、目標倍数は0に等しくない整数であり、偏移値は0に等しくない整数である。
基本パターンおよび構成情報に基づいてリソースプールを決定するとき、プロセッサ1702は、具体的に、
基本リソースプールを取得するために、基本パターン内のリソースを時間領域方向または周波数領域方向に目標倍数だけ拡張し、
リソースプールを取得するために、基本リソースプールが時間領域方向および/または周波数領域方向に偏移値に基づいて偏移することを可能にするように構成される。
任意選択で、構成情報は、第1の目標倍数、第2の目標倍数、および偏移値を含み、第1の目標倍数および第2の目標倍数は両方とも0に等しくない整数であり、偏移値は0に等しくない整数である。
基本パターンおよび構成情報に基づいてリソースプールを決定するとき、プロセッサ1702は、具体的に、
第1の基本リソースプールを取得するために、基本パターン内のリソースを第1の方向に第1の目標倍数だけ拡張し、
第2の基本リソースプールを取得するために、第1の基本リソースプールを第2の方向に第2の目標倍数だけ拡張することを続ける、第1の方向は、時間領域方向または周波数領域方向であり、第2の方向は、時間領域方向および周波数領域方向のうちの第1の方向以外の他の方向であり、
リソースプールを取得するために、第2の基本リソースプールが時間領域方向および/または周波数領域方向に偏移値に基づいて偏移することを可能にするように構成される。
任意選択で、利用可能リソースは、サブフレーム内でダウンリンク測定基準信号を伝送するために使用され得るすべてのリソースを含み、リソースプールの構成情報は、利用可能リソース内のリソースプールの位置を示すために使用される。
任意選択で、リソースプールの構成情報はビットマップbitmapである。
メモリ1704は、プログラムなどを記憶するように構成される。具体的には、プログラムはプログラムコードを含んでもよく、プログラムコードはコンピュータ動作命令を含む。メモリ1704は、RAMを含んでもよく、不揮発性メモリ、たとえば、少なくとも1つの磁気メモリを含んでもよい。プロセッサ1702は、メモリ1704に記憶されたアプリケーションプログラムを実行して、上記の機能を実施し、図7のダウンリンク測定基準信号のリソースを構成する方法を実施する。
本出願のこの実施形態では、予め設定された基本パターンまたは利用可能リソースに基づいて基地局によって決定されたリソースプールの構成情報を受信した後に、端末デバイスは、ローカルに予め設定された基本パターンまたは利用可能リソースに基づいて、および、構成情報に基づいて、リソースプールを決定することができる。リソースプールは、ダウンリンク測定基準信号を伝送するために使用され得る少なくとも1つのリソースを含む。基地局は、基本パターンまたは利用可能リソースに基づいて決定されたリソースプールの構成情報を使用して端末デバイスにリソースプールを通知することができ、その結果、ダウンリンク測定基準信号のリソース構成が実施され、従来のビットマップを使用してダウンリンク測定基準信号のリソース構成を端末デバイスに通知する必要がない。したがって、ダウンリンク測定基準信号のリソース構成情報についてのオーバーヘッドが削減される。
要約すれば、本出願の実施形態におけるダウンリンク測定基準信号のリソースを構成する方法および装置によれば、基地局は、予め設定された基本パターンまたは利用可能リソースに基づいて決定されたリソースプールの構成情報を端末デバイスに送信し、その結果、端末デバイスは、ローカルに予め設定された基本パターンまたは利用可能リソースに基づいて、および、構成情報に基づいて、リソースプールを決定することができる。リソースプールは、ダウンリンク測定基準信号を伝送するために使用され得る少なくとも1つのリソースを含む。基地局は、基本パターンまたは利用可能リソースに基づいて決定されたリソースプールの構成情報を使用して端末デバイスにリソースプールを通知することができ、その結果、ダウンリンク測定基準信号のリソース構成が実施され、従来のビットマップを使用してダウンリンク測定基準信号のリソース構成を端末デバイスに通知する必要がない。したがって、ダウンリンク測定基準信号のリソース構成情報についてのオーバーヘッドが削減される。
本発明の実施形態は、方法、システム、またはコンピュータプログラム製品として提供されてもよいことを当業者なら理解されよう。したがって、本発明は、ハードウェアのみの実施形態、ソフトウェアのみの実施形態、またはソフトウェアとハードウェアの組合せを有する実施形態の形態を使用してもよい。その上、本発明は、コンピュータ使用可能プログラムコードを含む、(限定はしないが、磁気ディスクメモリ、CD−ROM、および光メモリを含む)1つまたは複数のコンピュータ使用可能記憶媒体に実装されたコンピュータプログラム製品の形態を使用してもよい。
本発明は、本発明の実施形態による、方法、デバイス(システム)、およびコンピュータプログラム製品のフローチャートおよび/またはブロック図を参照して記載されている。コンピュータプログラム命令は、フローチャートおよび/またはブロック図の各プロセスおよび/または各ブロック、ならびにフローチャートおよび/またはブロック図のプロセスおよび/またはブロックの組合せを実装するために使用されてもよいことを理解されたい。これらのコンピュータプログラム命令は、機械を生成するために、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、組込み型プロセッサ、または任意の他のプログラマブルデータ処理デバイスのプロセッサに提供されてもよく、その結果、コンピュータまたは任意の他のプログラマブルデータ処理デバイスのプロセッサによって実行される命令は、フローチャートの1つもしくは複数のプロセス内、および/またはブロック図の1つもしくは複数のブロック内の決定の機能を実装するための装置を生成する。
これらのコンピュータプログラム命令は、決定の方式で動作するようにコンピュータまたは任意の他のプログラマブルデータ処理デバイスに命令することができるコンピュータ可読メモリに記憶されてもよく、その結果、コンピュータ可読メモリに記憶された命令は、命令装置を含む人工物を生成する。命令装置は、フローチャートの1つもしくは複数のプロセス内、および/またはブロック図の1つもしくは複数のブロック内の決定の機能を実装する。
これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータまたは別のプログラマブルデータ処理デバイスにロードされてもよく、その結果、一連の動作およびステップは、コンピュータまたは別のプログラマブルデバイス上で実行されて、コンピュータ実装処理が生成される。したがって、コンピュータまたは別のプログラマブルデバイス上で実行される命令は、フローチャートの1つもしくは複数のプロセス内、および/またはブロック図の1つもしくは複数のブロック内の決定の機能を実装するためのステップを提供する。
本出願のいくつかの好ましい実施形態が記載されたが、当業者は、基本的な発明構想を知ると、これらの実施形態に対して変更および修正を行うことができる。したがって、以下の特許請求の範囲は、本出願の範囲内に入る好ましい実施形態ならびにすべての変更および修正を包含するものとして解釈されるものである。
明らかに、当業者は、本発明の実施形態の趣旨および範囲から逸脱することなく、本発明の実施形態に対して様々な修正および変形を行うことができる。本出願は、以下の特許請求の範囲およびそれらの等価な技術によって規定される保護範囲内に入るという条件で、これらの修正および変形を包含するものである。
101 基地局
102 端末デバイス
1400 基地局
1401 処理ユニット
1402 送信ユニット
1500 端末デバイス
1501 受信ユニット
1502 処理ユニット
1600 基地局
1601 送受信器
1602 プロセッサ
1603 バス
1604 メモリ
1700 端末デバイス
1701 送受信器
1702 プロセッサ
1703 バス
1704 メモリ
関連出願の相互参照
本出願は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる、2017年1月6日に出願された「METHOD FOR CONFIGURING RESOURCE OF DOWNLINK MEASUREMENT REFERENCE SIGNAL AND APPARATUS」なる名称の中国特許出願第201710011425.6号に基づく優先権を主張する。
MIMO技術をサポートするために、通信システムにおけるパイロット信号解決策は適応的に変化する。通信システムのダウンリンクMIMOでは、ダウンリンクパイロット信号(またはダウンリンク基準信号と呼ばれる)は、ダウンリンク測定基準信号(たとえば、チャネル状態情報基準信号(Channel State Information−Reference Signal、CSI−RS))を含む。
従来のCSI−RS伝送プロセスは以下の通りである:基地局は、CSI−RSリソース構成情報を端末デバイスに送信し、端末デバイスは、CSI−RSリソース構成情報に基づいて、CSI−RSを送信するために基地局によって使用され得るリソース(すなわち、CSI−RSリソース)を決定し、CSI−RSリソース上で、基地局によって送信されたCSI−RSを検出する。このようにして、端末デバイスは、受信されたCSI−RSに基づいて、チャネル情報(たとえば、チャネル品質インジケータ(Channel Quality Indicator、CQI)およびプリコーディングマトリクスインジケータ(Precoding Matrix Indicator、PMI))を測定することができる。
(1).本出願の実施形態における基地局は、ワイヤレスネットワークに端末デバイスを接続するデバイスであり、発展型ノードB(evolved NodeB、eNB)、無線ネットワークコントローラ(radio network controller、RNC)、ノードB(NodeB、NB)、基地局コントローラ(Base Station Controller、BSC)、送受信器基地局(Base Transceiver Station、BTS)、ホームノードB(たとえば、Home evolved NodeBまたはHome NodeB、HNB)、ベースバンドユニット(BaseBand Unit、BBU)、およびアクセスポイント(Access Point、AP)を含むが、それらに限定されない。
3).本出願におけるリソースは1つのサブフレーム内のリソースである。LTEシステムでは、1つのサブフレームは14個の時間領域位置(時間シンボル)を含み、12個の周波数領域位置(サブキャリア)を含み、最小リソース粒度(すなわち、リソース単位)はREである。サブフレームが上記の分割方式を使用するとき、1つのリソースは1つのREである。理解および描画を容易にするために、本出願における説明用の一例として、上記のリソース分割方式のみが使用される。
4).本出願における基本パターンは、少なくとも1群の基本要素を含み、基本要素は、時間領域方向または周波数領域方向に隣接する2つのリソース要素、すなわち2つのREを含む。基本パターンは、リソースプールを決定するために基地局および/または端末デバイスによって使用される基準である。具体的には、リソースプールが決定されているとき、基本パターン内のリソースは、リソースプールを取得するために、リソースプールの構成情報に基づいて処理(たとえば、拡張および/または偏移)されてもよい。
さらに別の例では、基本パターンは、図4に示されたように、復調基準信号(Demodulation Reference Signal、DMRS)の基本パターンと同様である。
5).本出願における利用可能リソースは、プロトコルで規定されているか、または基地局および端末デバイスによって合意されているリソースである。言い換えれば、基地局および端末デバイスは両方とも、利用可能リソースのリソース位置を決定することができる。利用可能リソースは、図5に示されたように、サブフレーム内でダウンリンク測定基準信号を伝送するために使用され得るすべてのリソースを含んでもよく、基地局は、利用可能リソースの中でダウンリンク測定基準信号用のリソースプールを選択することができる。
6).本出願におけるダウンリンク測定基準信号は、基地局によって端末デバイスに送信されるダウンリンクパイロット信号、たとえば、CSI−RSである。端末デバイスは、ダウンリンク測定基準信号に基づいて様々なチャネル情報(たとえば、CQIまたはPMI)を測定する。
7).「および/または」という用語は、関連するオブジェクトを記述するための関連付け関係を記述し、3つの関係が存在する場合があることを表す。たとえば、Aおよび/またはBは、以下の3つのケースを表すことができる:Aのみが存在する、AとBの両方が存在する、およびBのみが存在する。文字「/」は、概して、関連するオブジェクト間の「または」関係を示す。
第2の方式では、偏移値は、第3の方向の第1の偏移値および第4の方向の第2の偏移値を含む。第3の方向は、時間領域方向または周波数領域方向であり、第4の方向は、時間領域方向および周波数領域方向のうちの第3の方向以外の他の方向である。
構成情報内の拡張倍数が上記の第1の方式で実装されるとき、
端末デバイスにより、基本パターンおよび構成情報に基づいてリソースプールを決定するステップは、
端末デバイスにより、基本リソースプールを取得するために、基本パターン内のリソースを時間領域方向または周波数領域方向(すなわち、第1の指定された方向)に目標倍数だけ拡張するステップと、
端末デバイスにより、リソースプールを取得するために、基本リソースプールが時間領域方向および/または周波数領域方向(偏移値が上記の第1の方式で実装されるとき、偏移方向は第2の指定された方向であり、偏移値が上記の第2の方式で実装されるとき、2つの偏移方向が存在する)に偏移値に基づいて偏移することを可能にするステップとを含む。
例3では、図11に示されたように、基地局および端末デバイスによって合意された基本パターンが図4の基本パターンであり、リソースプールの構成情報内で、目標倍数が1であり、偏移値が2であるとき、端末デバイスにより、リソースプールを決定するプロセスは、
端末デバイスにより、基本リソースプールを取得するために、合意された拡張方向(時間領域方向、左方向)に基本パターン内のリソースを2倍のリソースに拡張するステップと、
次いで、基地局により、最終的なリソースプールを取得するために、合意された偏移方向(時間領域方向、左方向)に基づいて、基本リソースプールが2つの時間領域位置だけ偏移することを可能にするステップとを含む。
本出願におけるダウンリンク測定基準信号のリソースを構成する方法によれば、基地局は、予め設定された基本パターンまたは利用可能リソースに基づいて決定されたリソースプールの構成情報を端末デバイスに送信し、その結果、端末デバイスは、ローカルに予め設定された基本パターンまたは利用可能リソースに基づいて、および、構成情報に基づいて、リソースプールを決定することができる。リソースプールは、ダウンリンク測定基準信号を伝送するために使用され得る少なくとも1つのリソースを含む。基地局は、基本パターンまたは利用可能リソースに基づいて決定されたリソースプールの構成情報を使用して端末デバイスにリソースプールを通知することができ、その結果、ダウンリンク測定基準信号のリソース構成が実施され、従来のビットマップを使用してダウンリンク測定基準信号のリソース構成を端末デバイスに通知する必要がない。したがって、ダウンリンク測定基準信号のリソース構成情報についてのオーバーヘッドが削減される。
その後、基地局がリソースプールからターゲットリソースを選択し、ダウンリンク測定基準信号を伝送するプロセスは、第1のケースにおけるプロセスと同じであり、詳細は本明細書では再び記載されない。
本出願のいくつかの実施形態が記載されたが、当業者は、基本的な発明構想を知ると、これらの実施形態に対して変更および修正を行うことができる。したがって、以下の特許請求の範囲は、本出願の範囲内に入る好ましい実施形態ならびにすべての変更および修正を包含するものとして解釈されるものである。

Claims (26)

  1. ダウンリンク測定基準信号のリソースを構成する方法であって、
    基地局により、予め設定された基本パターンまたは予め設定された利用可能リソースに基づいてリソースプールの構成情報を決定するステップであって、前記リソースプールは、ダウンリンク測定基準信号を伝送するために使用され得る少なくとも1つのリソースを含み、前記基本パターンは、少なくとも1群の基本要素を含み、前記基本要素は、時間領域方向または周波数領域方向に隣接する2つのリソース要素を含む、ステップと、
    前記基地局により、前記リソースプールの前記構成情報を前記端末デバイスに送信するステップと
    を含む、方法。
  2. 前記基本パターンまたは前記利用可能リソースは、前記基地局および前記端末デバイスによって合意されている、請求項1に記載の方法。
  3. 基地局により、前記リソースプールの構成情報を決定する前記ステップの後に、前記方法は、
    前記基地局により、前記基本パターンおよび前記構成情報に基づいて前記リソースプールを決定するステップをさらに含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記構成情報は目標倍数および偏移値を含み、前記目標倍数は0に等しくない整数であり、前記偏移値は0に等しくない整数であり、
    前記基地局により、前記基本パターンおよび前記構成情報に基づいて前記リソースプールを決定する前記ステップは、
    前記基地局により、基本リソースプールを取得するために、前記基本パターン内のリソースを前記時間領域方向または前記周波数領域方向に前記目標倍数だけ拡張するステップと、
    前記基地局により、前記リソースプールを取得するために、前記基本リソースプールが前記時間領域方向および/または前記周波数領域方向に前記偏移値に基づいて偏移することを可能にするステップとを含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記構成情報は第1の目標倍数、第2の目標倍数、および偏移値を含み、前記第1の目標倍数および前記第2の目標倍数は両方とも0に等しくない整数であり、前記偏移値は0に等しくない整数であり、
    前記基地局により、前記基本パターンおよび前記構成情報に基づいて前記リソースプールを決定する前記ステップは、
    前記基地局により、第1の基本リソースプールを取得するために、前記基本パターン内のリソースを第1の方向に前記第1の目標倍数だけ拡張するステップと、
    第2の基本リソースプールを取得するために、前記第1の基本リソースプールを第2の方向に前記第2の目標倍数だけ拡張することを続けるステップであって、前記第1の方向は、前記時間領域方向または前記周波数領域方向であり、前記第2の方向は、前記時間領域方向および前記周波数領域方向のうちの前記第1の方向以外の他の方向である、ステップと
    前記基地局により、前記リソースプールを取得するために、前記第2の基本リソースプールが前記時間領域方向および/または前記周波数領域方向に前記偏移値に基づいて偏移することを可能にするステップとを含む、請求項3に記載の方法。
  6. 前記利用可能リソースは、サブフレーム内で前記ダウンリンク測定基準信号を伝送するために使用され得るすべてのリソースを含み、前記リソースプールの前記構成情報は、前記利用可能リソース内の前記リソースプールの位置を示すために使用され、
    基地局により、前記利用可能リソースに基づいて前記リソースプールの構成情報を決定する前記ステップは、
    前記基地局により、前記利用可能リソース内の前記リソースプールを決定するステップと、
    前記基地局により、前記利用可能リソース内の前記リソースプールの前記位置に基づいて、前記リソースプールの前記構成情報を決定するステップとを含む、請求項1または2に記載の方法。
  7. 前記リソースプールの前記構成情報はbitmapである、請求項6に記載の方法。
  8. ダウンリンク測定基準信号のリソースを構成する方法であって、
    端末デバイスにより、基地局によって送信されたリソースプールの構成情報を受信するステップであって、前記リソースプールは、ダウンリンク測定基準信号を伝送するために使用され得る少なくとも1つのリソースを含む、ステップと、
    前記端末デバイスにより、予め設定された基本パターンまたは予め設定された利用可能リソースに基づいて、および、前記構成情報に基づいて、前記リソースプールを決定するステップであって、前記基本パターンは少なくとも1群の基本要素を含み、前記基本要素は時間領域方向または周波数領域方向に隣接する2つのリソース要素を含む、ステップと
    を含む、方法。
  9. 前記基本パターンまたは前記利用可能リソースは、前記基地局および前記端末デバイスによって合意されている、請求項8に記載の方法。
  10. 前記構成情報は目標倍数および偏移値を含み、前記目標倍数は0に等しくない整数であり、前記偏移値は0に等しくない整数であり、
    前記端末デバイスにより、前記基本パターンおよび前記構成情報に基づいて前記リソースプールを決定する前記ステップが、
    前記端末デバイスにより、基本リソースプールを取得するために、前記目標倍数だけ前記時間領域方向または前記周波数領域方向に前記基本パターン内のリソースを拡張するステップと、
    前記端末デバイスにより、前記リソースプールを取得するために、前記基本リソースプールが前記時間領域方向および/または前記周波数領域方向に前記偏移値に基づいて偏移することを可能にするステップとを含む、請求項8または9に記載の方法。
  11. 前記構成情報は第1の目標倍数、第2の目標倍数、および偏移値を含み、前記第1の目標倍数および前記第2の目標倍数は両方とも0に等しくない整数であり、前記偏移値は0に等しくない整数であり、
    前記端末デバイスにより、前記基本パターンおよび前記構成情報に基づいて前記リソースプールを決定する前記ステップは、
    前記端末デバイスにより、第1の基本リソースプールを取得するために、前記第1の目標倍数だけ第1の方向に前記基本パターン内のリソースを拡張するステップと、
    第2の基本リソースプールを取得するために、前記第1の基本リソースプールを第2の方向に前記第2の目標倍数だけ拡張することを続けるステップであって、前記第1の方向は、前記時間領域方向または前記周波数領域方向であり、前記第2の方向は、前記時間領域方向および前記周波数領域方向のうちの前記第1の方向以外の他の方向である、ステップと
    前記端末デバイスにより、前記リソースプールを取得するために、前記第2の基本リソースプールが前記時間領域方向および/または前記周波数領域方向に前記偏移値に基づいて偏移することを可能にするステップとを含む、請求項8または9に記載の方法。
  12. 前記利用可能リソースは、サブフレーム内で前記ダウンリンク測定基準信号を伝送するために使用され得るすべてのリソースを含み、前記リソースプールの前記構成情報は、前記利用可能リソース内の前記リソースプールの位置を示すために使用される、請求項8または9に記載の方法。
  13. 前記リソースプールの前記構成情報はbitmapである、請求項12に記載の方法。
  14. 予め設定された基本パターンまたは予め設定された利用可能リソースに基づいてリソースプールの構成情報を決定するように構成された処理ユニットであって、前記リソースプールは、ダウンリンク測定基準信号を伝送するために使用され得る少なくとも1つのリソースを含み、前記基本パターンは、少なくとも1群の基本要素を含み、前記基本要素は、時間領域方向または周波数領域方向に隣接する2つのリソース要素を含む、処理ユニットと、
    前記リソースプールの前記構成情報を前記端末デバイスに送信するように構成された送信ユニットと
    を含む、基地局。
  15. 前記基本パターンまたは前記利用可能リソースは、前記基地局および前記端末デバイスによって合意されている、請求項14に記載の基地局。
  16. 前記処理ユニットは、
    前記リソースプールの前記構成情報を決定した後に、前記基本パターンおよび前記構成情報に基づいて前記リソースプールを決定するようにさらに構成される、請求項14または15に記載の基地局。
  17. 前記構成情報は目標倍数および偏移値を含み、前記目標倍数は0に等しくない整数であり、前記偏移値は0に等しくない整数であり、
    前記基本パターンおよび前記構成情報に基づいて前記リソースプールを決定するときに、前記処理ユニットは、具体的に、
    基本リソースプールを取得するために、前記目標倍数だけ前記時間領域方向または前記周波数領域方向に前記基本パターン内のリソースを拡張し、
    前記リソースプールを取得するために、前記基本リソースプールが前記時間領域方向および/または前記周波数領域方向に前記偏移値に基づいて偏移することを可能にするように構成される、請求項16に記載の基地局。
  18. 前記構成情報は第1の目標倍数、第2の目標倍数、および偏移値を含み、前記第1の目標倍数および前記第2の目標倍数は両方とも0に等しくない整数であり、前記偏移値は0に等しくない整数であり、
    前記基本パターンおよび前記構成情報に基づいて前記リソースプールを決定するときに、前記処理ユニットは、具体的に、
    第1の基本リソースプールを取得するために、前記基本パターン内のリソースを第1の方向に前記第1の目標倍数だけ拡張し、
    第2の基本リソースプールを取得するために、前記第1の基本リソースプールを第2の方向に前記第2の目標倍数だけ拡張することを続ける、前記第1の方向は、前記時間領域方向または前記周波数領域方向であり、前記第2の方向は、前記時間領域方向および前記周波数領域方向のうちの前記第1の方向以外の他の方向であり、
    前記リソースプールを取得するために、前記第2の基本リソースプールが前記時間領域方向および/または前記周波数領域方向に前記偏移値に基づいて偏移することを可能にするように構成される、請求項16に記載の基地局。
  19. 前記利用可能リソースは、サブフレーム内で前記ダウンリンク測定基準信号を伝送するために使用され得るすべてのリソースを含み、前記リソースプールの前記構成情報は、前記利用可能リソース内の前記リソースプールの位置を示すために使用され、
    前記利用可能リソースに基づいて前記リソースプールの前記構成情報を決定するときに、前記処理ユニットは、具体的に、
    前記利用可能リソース内の前記リソースプールを決定し、
    前記利用可能リソース内の前記リソースプールの前記位置に基づいて、前記リソースプールの前記構成情報を決定するように構成される、請求項14または15に記載の基地局。
  20. 前記リソースプールの前記構成情報はbitmapである、請求項19に記載の基地局。
  21. 基地局によって送信されたリソースプールの構成情報を受信するように構成された受信ユニットであって、前記リソースプールは、ダウンリンク測定基準信号を伝送するために使用され得る少なくとも1つのリソースを含む、受信ユニットと、
    予め設定された基本パターンまたは予め設定された利用可能リソースに基づいて、および、前記構成情報に基づいて、前記リソースプールを決定するように構成された処理ユニットであって、前記基本パターンは少なくとも1群の基本要素を含み、前記基本要素は時間領域方向または周波数領域方向に隣接する2つのリソース要素を含む、処理ユニットと
    を含む、端末デバイス。
  22. 前記基本パターンまたは前記利用可能リソースは、前記基地局および前記端末デバイスによって合意されている、請求項21に記載の端末デバイス。
  23. 前記構成情報は目標倍数および偏移値を含み、前記目標倍数は0に等しくない整数であり、前記偏移値は0に等しくない整数であり、
    前記基本パターンおよび前記構成情報に基づいて前記リソースプールを決定するときに、前記処理ユニットは、具体的に、
    基本リソースプールを取得するために、前記目標倍数だけ前記時間領域方向または前記周波数領域方向に前記基本パターン内のリソースを拡張し、
    前記リソースプールを取得するために、前記基本リソースプールが前記時間領域方向および/または前記周波数領域方向に前記偏移値に基づいて偏移することを可能にするように構成される、請求項21または22に記載の端末デバイス。
  24. 前記構成情報は第1の目標倍数、第2の目標倍数、および偏移値を含み、前記第1の目標倍数および前記第2の目標倍数は両方とも0に等しくない整数であり、前記偏移値は0に等しくない整数であり、
    前記基本パターンおよび前記構成情報に基づいて前記リソースプールを決定するときに、前記処理ユニットは、具体的に、
    第1の基本リソースプールを取得するために、前記第1の目標倍数だけ第1の方向に前記基本パターン内のリソースを拡張し、
    第2の基本リソースプールを取得するために、前記第1の基本リソースプールを第2の方向に前記第2の目標倍数だけ拡張することを続ける、前記第1の方向は、前記時間領域方向または前記周波数領域方向であり、前記第2の方向は、前記時間領域方向および前記周波数領域方向のうちの前記第1の方向以外の他の方向であり、
    前記リソースプールを取得するために、前記第2の基本リソースプールが前記時間領域方向および/または前記周波数領域方向に前記偏移値に基づいて偏移することを可能にするように構成される、請求項21または22に記載の端末デバイス。
  25. 前記利用可能リソースは、サブフレーム内で前記ダウンリンク測定基準信号を伝送するために使用され得るすべてのリソースを含み、前記リソースプールの前記構成情報は、前記利用可能リソース内の前記リソースプールの位置を示すために使用される、請求項21または22に記載の端末デバイス。
  26. 前記リソースプールの前記構成情報はbitmapである、請求項25に記載の端末デバイス。
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