本願の実施例は通信分野に関し、より具体的には、通信方法、端末機器及びネットワーク機器に関する。
移動通信技術が発展しているに伴い、第五世代移動通信(fifth Generation、5G)システムでは、リソースの利用効率を向上させるために、低遅延通信が要求されるサービスとして、例えば、超高信頼・低遅延通信(Ultra Reliable Low Latency Communication、URLLC)サービスは、元々高度化モバイルブロードバンド(elvolved Mobile Broad Band、eMBB)サービスに割り当てられたリソースをプリエンプトしてデータを伝送することができる。このため、元々eMBBサービスに割り当てられたリソースが他のサービスにプリエンプトされることをどのようにして注意させるかは研究する必要がある問題である。
本願は、占用されたeMBBリソースを指示する通信方法、端末機器及びネットワーク機器を提供する。
第1態様にて提供される通信方法は、端末機器が予め配置されたタイマーを起動させることと、前記端末機器が前記タイマーのタイミング時間長範囲内に、予め配置された目標周波数領域傍受エリアで、高度化モバイルブロードバンドサービスのeMBBサービスのスケジューリングに用いられる時間周波数リソースであるeMBBリソースにおける前記eMBBサービスと異なる他のサービスに占用されたリソースを指示するために用いられる前記ネットワーク機器から送信されたリソース占用指示情報を傍受することとを含む。
ここで、他のサービスは、低遅延通信が要求されるサービスであってもよく、例えば、URLLCサービスが挙げられる。
端末機器は、タイマーのタイミング時間長範囲内にリソース指示情報を傍受することにより、端末機器のeMBBリソースが他のサービスに占用されるか否かを確定でき、これによって端末機器はeMBBリソースが占用される場合、回避対策をとることができる。また、端末機器はタイミング時間長内にしか指示情報を傍受しないため、端末機器の傍受時間を低減し、端末機器の傍受効率を向上させる。
第1態様において、第1態様の一部実現形態によれば、端末機器が予め配置されたタイマーを起動させることは、前記タイマーのトリガスレッショルドに達する場合、前記端末機器が前記タイマーを起動させることを含む。
トリガスレッショルドを設定することにより、タイマーの起動を柔軟に制御でき、さらに端末機器が何時からリソース占用指示情報を傍受し開始するかを柔軟に制御できる。
第1態様において、第1態様の一部実現形態によれば、前記方法はさらに、前記端末機器が前記タイマーのトリガスレッショルドを配置するために用いられる前記ネットワーク機器から送信された第1指示情報を受信することを含む。
指示情報によりタイマーのトリガスレッショルドを動的に配置できる。また、通信プロセスにおいて、事前に配置されたトリガスレッショルドが要求を満たすことができない場合は、指示情報により、新しいタイマーのトリガスレッショルドを配置できる。
第1態様において、第1態様の一部実現形態によれば、前記タイマーのトリガスレッショルドは前記端末機器が下り制御シグナリングを復調し開始することであり、前記タイマーのトリガスレッショルドに達する場合、前記端末機器が前記タイマーを起動させることは、前記端末機器が下り制御シグナリングを復調し開始すると、前記端末機器が前記タイマーを起動させることを含む。
第1態様において、第1態様の一部実現形態によれば、前記タイマーのトリガスレッショルドは前記端末機器による下りデータ受信がプリセット時間を超えることであり、前記タイマーのトリガスレッショルドに達する場合、前記端末機器が前記タイマーを起動させることは、前記端末機器による下りデータ受信がプリセット時間を超えると、前記端末機器が前記タイマーを起動させることを含む。
第1態様において、第1態様の一部実現形態によれば、前記方法はさらに、前記端末機器が前記タイマーのタイミング時間長を指示するために用いられる前記ネットワーク機器の第2指示情報を受信することを含む。
指示情報によりタイマーのタイミング時間長を柔軟に配置できる。例えば、ネットワーク機器は第2指示情報によりタイマーに1つの初期タイミング時間長を配置でき、そして、ネットワーク機器は端末機器のeMBBリソースが占用される場合に応じて、端末機器へ第2指示情報を再送信し、タイマーに新しいタイミング時間長を配置することができる。
第1態様において、第1態様の一部実現形態によれば、前記方法はさらに、前記端末機器が目標周波数領域傍受エリアのシステム周波数領域リソースエリアにおける位置を指示するために用いられる前記ネットワーク機器から送信された第3指示情報を受信することを含む。
第3指示情報により目標傍受エリアのある位置を柔軟に配置できる。目標傍受エリアのある位置を変更する必要がある場合は、第3指示情報を再送信することにより新しい目標傍受エリアを配置することができる。
第1態様において、第1態様の一部実現形態によれば、前記方法はさらに、前記端末機器が前記目標周波数領域傍受エリアで前記リソース占用指示情報を傍受した場合、前記端末機器が前記リソース占用指示情報に基づいて前記端末機器のeMBBリソース中で前記他のサービスに占用された第1リソースを確定することを含む。
端末機器はリソース占用指示情報を傍受した後、占用されたeMBBリソースを確定でき、これによって端末機器はいくつかの回避対策をとることができ、例えば、復調エラーが現れないように、端末機器は占用されたeMBBリソース上で受信したeMBBサービスのデータを復調しない。
第1態様において、第1態様の一部実現形態によれば、前記リソース占用指示情報はさらに、前記他のサービスのサービス情報を指示するために用いられ、前記方法はさらに、前記端末機器が前記他のサービスのサービス情報に基づいて、前記第1リソース中で受信したeMBBサービスのデータを復調することを含む。
端末機器は他のサービスのサービス情報を参照してeMBBサービスのデータに対して確実に復調することができる。これは、端末機器が占用されたeMBBリソースがどのようなサービスに占用されるかを知った後、これらのサービスによるeMBBサービスに対する影響を判定でき、さらにこれらのサービスによるeMBBサービスに対する影響を参照してeMBBサービスのデータを復調することができるためである。
第1態様において、第1態様の一部実現形態によれば、前記サービス情報は前記他のサービスのデータ伝送フォーマット、変調符号化方式、データ伝送のパワー情報のうちの少なくとも1種を含む。
第1態様において、第1態様の一部実現形態によれば、前記リソース占用指示情報は前記他のサービスに占用されたリソースのあるエリアを指示するために用いられる。
リソース占用指示情報は、少ないビットだけで、占用されたリソースの指示を実現でき、シグナリングオーバーヘッドを節約できる。
第1態様において、第1態様の一部実現形態によれば、前記リソース占用指示情報は前記他のサービスに占用されたリソースに含まれる時間周波数リソースブロックを指示するために用いられる。
リソース占用指示情報は、占用されたリソースが具体的にどのような時間周波数リソースブロックを含むかを直接指示でき、占用されたリソースに対する精確な指示を実現する。
第1態様において、第1態様の一部実現形態によれば、前記目標周波数領域傍受エリアは前記eMBBリソースのあるリソースエリア外にある。
第1態様において、第1態様の一部実現形態によれば、前記目標周波数領域傍受エリアは前記eMBBリソースのあるリソースエリア内にある。
第1態様において、第1態様の一部実現形態によれば、前記端末機器は前記タイマーを再起動させ、前記端末機器は前記タイマーのタイミング時間長範囲内に、前記目標周波数領域傍受エリアで、前記ネットワーク機器から送信されたリソース占用指示情報を再度傍受する。
第1態様において、第1態様の一部実現形態によれば、前記端末機器は前記ネットワーク機器へ前記端末機器のサービス情報、能力情報及びキャッシュ情報のうちの少なくとも1種を送信する。
第2態様にて提供される通信方法は、ネットワーク機器が高度化モバイルブロードバンドサービスのeMBBサービスのスケジューリングに用いられる時間周波数リソースであるeMBBリソースにおける前記eMBBサービスと異なる他のサービスに占用されたリソースを指示するために用いられるリソース占用指示情報を確定することと、前記ネットワーク機器が端末機器に予め配置されたタイマーのタイミング時間長範囲内に、前記目標周波数領域傍受エリアの周波数領域リソース上で、前記端末機器へ前記リソース占用指示情報を送信することとを含む。
上記の他のサービスは、低遅延通信が要求されるサービスであってもよく、例えば、URLLCサービスが挙げられる。
ネットワーク機器は、タイマーの時間長範囲内に、目標周波数領域傍受エリアで、端末機器へリソース占用指示情報を送信することにより、端末機器がリソース占用指示情報を受信した後にeMBBリソースが他のサービスに占用されると確定でき、さらに回避対策をとることができるようにさせる。また、ネットワーク機器がタイミング時間長内にしかリソース占用指示情報を送信しないため、端末機器の傍受時間を間接的に低減し、端末機器の傍受効率を向上させる。
第2態様において、第2態様の一部実現形態によれば、前記方法はさらに、前記ネットワーク機器が前記端末機器へ、前記タイマーのトリガスレッショルドを指示するために用いられる第1指示情報を送信することを含む。
ネットワーク機器は第1指示情報により端末機器にタイマーのトリガスレッショルドを柔軟に配置できる。
第2態様において、第2態様の一部実現形態によれば、前記タイマーのトリガスレッショルドは前記端末機器が下り制御シグナリングを復調し開始することである。
第2態様において、第2態様の一部実現形態によれば、前記タイマーのトリガスレッショルドは前記端末機器による下りデータ受信がプリセット時間を超えることである。
第2態様において、第2態様の一部実現形態によれば、前記方法はさらに、前記ネットワーク機器が前記端末機器へ、前記タイマーのタイミング時間長を指示するために用いられる第2指示情報を送信することを含む。
ネットワーク機器は指示情報によりタイマーのタイミング時間長を柔軟に配置できる。具体的には、ネットワーク機器は第2指示情報によりタイマーに1つの初期タイミング時間長を配置でき、そして、ネットワーク機器は端末機器のeMBBリソースが占用される場合に応じて、端末機器へ第2指示情報を再送信し、タイマーに新しいタイミング時間長を配置することができる。
第2態様において、第2態様の一部実現形態によれば、前記方法はさらに、前記ネットワーク機器が前記端末機器へ、目標周波数領域傍受エリアのシステム周波数領域リソースエリアにおける位置を指示するために用いられる第3指示情報を送信することを含む。
ネットワーク機器は第3指示情報により目標傍受エリアのある位置を柔軟に配置できる。目標傍受エリアのある位置を変更する必要がある場合、第3指示情報を再送信することにより新しい目標傍受エリアを配置することができる。
第2態様において、第2態様の一部実現形態によれば、前記リソース占用指示情報はさらに、前記他のサービスのサービス情報を指示するために用いられる。
第2態様において、第2態様の一部実現形態によれば、前記サービス情報は、前記他のサービスのデータ伝送フォーマット、変調符号化方式、データ伝送のパワー情報のうちの少なくとも1種を含む。
第2態様において、第2態様の一部実現形態によれば、前記リソース占用指示情報は前記他のサービスに占用されたリソースのあるエリアを指示するために用いられる。
第2態様において、第2態様の一部実現形態によれば、前記リソース占用指示情報は前記他のサービスに占用されたリソースに含まれる時間周波数リソースブロックを指示するために用いられる。
第2態様において、第2態様の一部実現形態によれば、前記目標周波数領域傍受エリアは前記eMBBリソースのあるリソースエリア外にある。
第2態様において、第2態様の一部実現形態によれば、前記目標周波数領域傍受エリアは前記eMBBリソースのあるリソースエリア内にある。
第3態様にて提供される端末機器は、第1態様又はその各種実現形態における方法を実行するために用いられるモジュールを含む。
第4態様にて提供されるネットワーク機器は、第2態様又はその実現形態における方法を実行するために用いられるモジュールを含む。
第5態様にて提供されるコンピュータ読み取り可能な媒体は、端末機器が実行するために用いられるプログラムコードを記憶し、前記プログラムコードは第1態様又はその実現形態における方法を実行するために用いられるコマンドを含む。
第6態様にて提供されるコンピュータ読み取り可能な媒体は、ネットワーク機器が実行するために用いられるプログラムコードを記憶し、前記プログラムコードは第2態様又はその実現形態における方法を実行するために用いられるコマンドを含む。
第7態様にて提供されるシステムチップは、入力インタフェース、出力インタフェース、プロセッサ及びメモリを含み、該プロセッサは該メモリにおけるコードを実行するために用いられ、該コードが実行されると、該プロセッサは前述した第1態様及び各実現形態における方法を実現できる。
第8態様にて提供されるシステムチップは、入力インタフェース、出力インタフェース、プロセッサ及びメモリを含み、該プロセッサは該メモリにおけるコードを実行するために用いられ、該コードが実行されると、該プロセッサは前述した第2態様及び各実現形態における方法を実現できる。
本願の実施例の可能な応用シナリオを示す図である。
本願の実施例に係る通信方法を模式的に示すフローチャートである。
本願の実施例に係るタイマーを示す図である。
本願の実施例に係るタイマー及び傍受エリアを示す図である。
本願の実施例に係るタイマー及び傍受エリアを示す図である。
本願の実施例に係るタイマー及び傍受エリアを示す図である。
本願の実施例に係る通信方法を模式的に示すフローチャートである。
本願の実施例に係る端末機器を模式的に示すブロック図である。
本願の実施例に係るネットワーク機器を模式的に示すブロック図である。
本願の実施例に係る端末機器を模式的に示すブロック図である。
本願の実施例に係るネットワーク機器を模式的に示すブロック図である。
本願の実施例に係るシステムチップを模式的に示すブロック図である。
以下、本願の実施例の図面を参照して、本願の実施例における技術的解決手段について説明する。
本願の実施例の技術的解決手段は、様々な通信システムに用いることができ、例えば、グローバル移動通信(Global System of Mobile communication、GSM)システム、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access、CDMA)システム、広帯域符号分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access、 WCDMA)システム、汎用パケット無線サービス(General Packet Radio Service、GPRS)、ロングタームエボリューション(LonG Term Evolution、LTE)システム、LTE周波数分割複信(Frequency Division Duplex、FDD)システム、LTE時分割複信(Time Division Duplex、TDD)、ユニバーサル移動通信システム(Universal Mobile Telecommunication System、UMTS)、ワイマックス(Worldwide Interoperability for Microwave Access、WiMAX)通信システム、又は将来の5Gシステム等が挙げられる。
図1は本願の実施例に用いられる無線通信システム100を示す。該無線通信システム100は、ネットワーク機器110を含んでもよい。ネットワーク機器100は端末機器と通信可能な機器であってもよい。ネットワーク機器100は、特定の地理上の地域に通信カバレッジを提供でき、該カバレッジ地域内の端末機器(例えばUE)と通信できる。選択可能なものとして、該ネットワーク機器100は、GSMシステム又はCDMAシステムにおける基地局(Base Transceiver Station、BTS)であってもよく、WCDMAシステムにおける基地局(NodeB、NB)であってもよく、LTEシステムにおける発展型基地局(Evolutional Node B、eNB又はeNodeB)であってもよく、又はクラウド無線アクセスネットワーク(Cloud Radio Access Network、CRAN)における無線コントローラであってもよく、又は、該ネットワーク機器は中継局、アクセスポイント、車載機器、ウェアラブル機器、将来の5Gネットワークにおけるネットワーク側機器又は将来に発展していく地上波公共移動通信ネットワーク(Public Land Mobile Network、PLMN)におけるネットワーク機器等であってもよい。
該無線通信システム100はさらに、ネットワーク機器110のカバレッジ範囲内に位置する少なくとも1つの端末機器120を含む。端末機器120は移動型でも固定型でもよい。選択可能なものとして、端末機器120はアクセス端末、ユーザー機器(User Equipment、UE)、ユーザー単位、加入者局、移動局、モバイルステーション、遠隔局、遠隔端末、移動機器、ユーザー端末、端末、無線通信機器、ユーザーエージェント又はユーザー装置であってもよい。アクセス端末は携帯電話、コードレス電話、セッション確立プロトコル(Session Initiation Protocol、SIP)電話、無線ローカルループ(Wireless Local Loop、WLL)ステーション、パーソナルデジタルアシスタント(Personal DiGital Assistant、PDA)、無線通信機能を有するハンドヘルド機器、コンピューティング機器又は無線モデムに接続される他の処理機器、車載機器、ウェアラブル機器、将来の5Gネットワークにおける端末機器又は将来に発展していくPLMNにおける端末機器等であってもよい。
選択可能なものとして、5Gシステム又はネットワークは新たな無線(New Radio、NR)システム又はネットワークとも呼ばれる。
図2は本願の実施例に係る通信方法を模式的に示すフローチャートである。図2の方法200は210と220を含む。
210、端末機器は予め配置されたタイマーを起動させる。
上記タイマーは、ネットワーク機器が端末機器に予め配置したものであってもよい。例えば、上記タイマーは、ネットワーク機器が端末機器へリソース占用指示情報を送信する前に端末機器に配置したものであってもよい。
選択可能なものとして、端末機器は上記タイマーのトリガスレッショルドに達する場合、上記タイマーを起動させてもよい。
上記のタイマーのトリガスレッショルドは、ネットワーク機器から送信された指示情報を受信することによって確定できる。具体的には、端末機器は前記タイマーのトリガスレッショルドを配置するために用いられるネットワーク機器から送信された第1指示情報を受信する。
また、上記のタイマーのトリガスレッショルドは、ネットワーク機器が端末機器にタイマーを配置すると同時に配置するものであってもよく、又は、ネットワーク機器は端末機器にタイマーを配置する時にタイマーに1つの初期トリガスレッショルドを配置し、そして、ネットワーク機器が新しい指示情報によって端末機器に新しいトリガスレッショルドを配置するようにしてもよい。
選択可能なものとして、上記のタイマーのトリガスレッショルドは、時間トリガスレッショルドであってもよいし、イベントトリガスレッショルドであってもよい。時間トリガスレッショルドとは所定の時間に達すると端末機器がタイマーを起動させることであり、イベントトリガスレッショルドとは特定のイベントが発生すると端末機器もタイマーを起動させることである。
具体的には、上記のタイマーのトリガスレッショルドは端末機器が(ネットワーク機器から送信された)下り制御シグナリングを復調し開始することであってもよい。つまり、端末機器が下り制御シグナリングを復調し開始すると、タイマーが起動する。又は、上記のタイマーのトリガスレッショルドは端末機器が下り制御シグナリングの復調に成功することであってもよく、つまり、端末機器が下り制御シグナリングの復調に成功すると、タイマーが起動する。
また、上記のタイマーのトリガスレッショルドは、端末機器がN(Nは1以上の整数である)番目のデータ符号を復調し開始することであってもよい。端末機器がN番目のデータ符号を復調し開始する場合にも、タイマーが起動される。
また、上記のタイマーのトリガスレッショルドは、端末機器による下りデータ受信がプリセット時間を超えることであってもよい。端末機器による下りデータ受信がプリセット時間を超えた場合にも、タイマーが端末機器によって起動される。
下りデータ受信がプリセット時間を超えることは、端末機器が下りデータを受信し開始してから端末機器が該下りデータを受信したまでプリセット時間を超えることであってもよい。
上記タイマーは1つであってもよいし、複数であってもよく、つまり、ネットワーク機器は1つの端末機器に1つ又は複数のタイマーを配置してもよい。上記タイマーが複数である場合は、これらの複数のタイマーの起動時刻が異なってもよい。
図3に示すように、端末機器に2つのタイマーが予め配置されており、これらの2つのタイマーはそれぞれタイマー1とタイマー2である。タイマー1の起動時刻がタイマー2の起動時刻より早く、タイマー1のタイミング時間長は2つの時間領域ユニットであり、タイマー2のタイミング時間長は3つの時間領域ユニットである。端末機器が下り制御情報の復調に成功すると、タイマー1のトリガスレッショルドがトリガされ、この時、端末機器はタイマー1を起動させる。端末機器が下り制御情報の復調に成功して、4つの時間領域ユニットが経つと、タイマー2がトリガされ、この時、端末機器はタイマー2を起動させる。
220、端末機器はタイマーのタイミング時間長範囲内に、予め配置された目標周波数領域傍受エリアで、高度化モバイルブロードバンドサービスのeMBBサービスのスケジューリングに用いられる時間周波数リソースであるeMBBリソースにおける前記eMBBサービスと異なる他のサービスに占用されたリソースを指示するために用いられる前記ネットワーク機器から送信されたリソース占用指示情報を傍受する。
上記の他のサービスは低遅延通信が要求されるサービスであってもよく、例えば、URLLCサービスが挙げられる。
端末機器がURLLCサービスとeMBBサービスが同時に存在する端末機器である場合、該端末機器のURLLCサービスは、該端末機器に予め割り当てられたeMBBサービスのeMBBリソースをプリエンプトしてURLLCサービスのデータを伝送することができる。
上記のタイマーのタイミング時間長は、タイマーの起動からタイマーの失効までの時間長であってもよく、つまり、タイマーが起動すると、端末機器はリソース占用指示情報を傍受し、タイマーが失効すると、端末機器はリソース占用指示情報の傍受を停止する。
選択可能なものとして、端末機器は、上記タイマーのタイミング時間長を指示するために用いられるネットワーク機器から送信された第2指示情報を受信し、該第2指示情報によって上記のタイマーのタイミング時間長を確定することができる。
つまり、ネットワーク機器は上記第2指示情報により、端末機器にタイマーのタイミング時間長を配置できる。
選択可能なものとして、端末機器は、システム周波数領域リソースエリアにおける目標周波数領域傍受エリアの位置を指示するために用いられるネットワーク機器から送信された第3指示情報を受信し、該第3指示情報によって目標周波数領域傍受エリアを確定することができる。
選択可能なものとして、図2の方法200はさらに、端末機器が上記タイマーを再起動させ、該端末機器が上記タイマーのタイミング時間長範囲内に、目標周波数領域傍受エリアで、ネットワーク機器から送信されたリソース占用指示情報を再度傍受することを含む。
場合によって、端末機器はタイマーを再起動させ、タイマーの計時時間範囲内にリソース占用指示情報を再度傍受する必要がある。
例えば、タイマーのタイミング時間長が2msであれば、端末機器は計時時間がもうすぐ2msに達してはじめてリソース占用指示情報を受信し開始するが、タイマーの計時時間がもうすぐ2msに達するため、端末機器は該リソース占用指示情報を順調に受信できないようになる可能性があり、該端末機器が該リソース占用指示情報を受信できることを保証するために、端末機器はタイマーを再起動させる必要があり、これによって、該リソース占用指示情報に対する順調な受信を実現する。
また、場合によって、端末機器が1つのリソース占用指示情報を受信すれば、該端末機器のeMBBリソースが占用されると意味し、この時、該端末機器のeMBBリソースが他のサービスに占用される可能性が大きいため、該端末機器は他のリソース占用指示情報を受信する可能性もあり、端末機器が他の機器のリソース占用指示情報を受信できることを保証するために、端末機器はタイマーを再起動させ、リソース占用指示情報を傍受し続ける必要もある。
なお、上記目標周波数領域傍受エリアとタイマーが対応付けられ、各タイマーが1つの目標周波数領域傍受エリアに対応し、異なるタイマーに対応する目標周波数領域傍受エリアは同じであってもよいし、異なってもよい。また、該目標周波数領域傍受エリアはeMBBスケジューリングリソースのあるリソースエリアに位置してもよいし、eMBBスケジューリングリソース以外のリソースのあるリソースエリアに位置してもよい。
また、目標周波数領域傍受エリアは端末機器がリソース占用指示情報を受信するエリアに過ぎず、一般的に、該目標周波数領域傍受エリアは端末機器の最終的に他のサービスに占用されたリソースのあるエリアと異なる。
図4に示すように、端末機器にはタイマー1とタイマー2が配置されており、リソースエリア1は端末機器が下り制御情報を受信する時間周波数リソースのあるエリアであり、端末機器が下り制御情報の復調に成功するとタイマー1が起動し、端末機器が下り制御情報の復調に成功して4つの時間領域ユニットが経つと、タイマー2が起動する。ここで、タイマー1は傍受エリア1に対応し、タイマー2は傍受エリア2に対応し、傍受エリア1と傍受エリア2はいずれもeMBBスケジューリングリソースのあるエリア内に位置する。
図5は図4と比較すると、2つのタイマーのトリガスレッショルドが同じであるが、タイマー1に対応する傍受エリア1及びタイマー2に対応する傍受エリア2はいずれもeMBBスケジューリングリソース以外のリソースのあるリソースエリアに位置する。
なお、図4及び図5におけるタイマーと傍受エリアとの対応関係は2種の具体的な場合に過ぎず、実際には、タイマー1及びタイマー2に対応する傍受エリアはさらにeMBBスケジューリングリソースのあるエリア内及びeMBBスケジューリングリソースのあるエリア外にそれぞれ位置してもよい。
本願の実施例では、端末機器は、タイマーのタイミング時間長範囲内にリソース指示情報を傍受することにより、端末機器のeMBBリソースが他のサービスに占用されるか否かを確定でき、これによって端末機器はeMBBリソースが占用される場合、回避対策をとることができる。また、端末機器はタイミング時間長内にしか指示情報を傍受しないため、端末機器の傍受時間を低減し、端末機器の傍受効率を向上させる。
選択可能なものとして、一実施例として、前記端末機器は前記ネットワーク機器へ前記端末機器のサービス情報、能力情報及びキャッシュ情報のうちの少なくとも1種を送信する。
上記サービス情報は端末機器のサービスタイプを指示する情報であってもよく、上記能力情報は端末機器のデータ処理能力を指示する情報であってもよく、上記キャッシュ情報は端末機器のキャッシュの大きさを指示する情報であってもよい。
ネットワーク機器は複数の端末機器の情報を受信した後、複数の端末に対して優先級を区別できる。例えば、eMBBサービスとURLLCサービスが同時に存在する端末機器の優先級は比較的低く、eMBBサービスだけが存在する端末機器の優先級は比較的高く、データ処理能力が高い端末機器の優先級は比較的高く、キャッシュが小さい端末機器の優先級が比較的高い。
優先級が比較的高い端末機器はeMBBリソースが占用された後に該端末機器に対する影響が比較的小さい。このため、ネットワーク機器はURLLCサービスの要請を受信した後に優先級が比較的高い端末機器のeMBBリソースをURLLCサービスに割り当てる。
ネットワーク機器は優先級が比較的高い端末機器にタイマー及びタイマーに対応する傍受エリアを優先的に配置し、これによって、ネットワーク機器は、URLLCサービスの要請を受信した後、端末に予め配置されたタイマー及びタイマーに対応する傍受エリアに基づいて、タイマーの計時時間範囲内に、傍受エリアに含まれる周波数領域リソース上で、タイマーが配置された端末機器へリソース占用指示情報を送信することができる。
選択可能なものとして、一実施例として、図2の方法200はさらに以下を含む。
端末機器が目標周波数領域傍受エリアでリソース占用指示情報を傍受した場合、端末機器は該リソース占用指示情報に基づいて、端末機器のeMBBリソース中で他のサービスに占用された第1リソースを確定する。
端末機器はリソース占用指示情報を傍受した後、占用されたeMBBリソースを確定でき、これによって端末機器はいくつかの回避対策をとることができ、例えば、復調エラーが現れないように、端末機器は占用されたeMBBリソース上で受信したeMBBサービスのデータを復調しない。
図6に示すように、タイマー1を例とし、タイマー1に対応する傍受エリア1は、eMBBスケジューリングリソースのあるエリア内にあり、端末機器は、傍受エリア1でネットワーク機器から送信されたリソース占用指示情報を傍受した後に、該リソース占用指示情報に基づいて占用された第1リソースを確定し、第1リソースのあるエリアは図6に示すとおりである。
選択可能なものとして、一実施例として、上記リソース占用指示情報はさらに、他のサービスのサービス情報を指示するために用いられる。図2の方法200はさらに、端末機器が他のサービスのサービス情報に基づいて、第1リソース中で受信したeMBBサービスのデータを復調することを含む。
上記の他のサービスのサービス情報は、他のサービスのデータ伝送フォーマット、変調符号化方式、データ伝送のパワー情報のうちの少なくとも1種を含んでもよい。
選択可能なものとして、上記リソース占用指示情報はeMBBリソースにおける他のサービスに占用されたリソースを指示する場合、他のサービスに占用されたリソースのあるエリアのみを指示してもよい。これによって、リソース占用指示情報は、少ないビットだけで、占用されたリソースの指示を実現でき、シグナリングオーバーヘッドを節約できる。
選択可能なものとして、上記リソース占用指示情報はeMBBリソースにおける他のサービスに占用されたリソースを指示する場合、さらに、他のサービスに占用されたリソースに含まれる時間周波数リソースブロックを直接指示してもよい。つまり、リソース占用指示情報は、他のサービスに占用されたリソースが具体的にどのような時間周波数リソースブロックを含むかを直接指示し、端末機器の他のサービスに占用されたリソースをより精確に指示でき、これによって端末機器は占用されたリソースに基づいて、合理的な回避対策をとることができる。
選択可能なものとして、上記目標周波数領域傍受エリアは、eMBBリソースのあるリソースエリア内に位置してもよいし、eMBBリソースのあるリソースエリア外に位置してもよい。
以上、図2−図6を参照して、端末機器の角度から、本願の実施例に係る通信方法について詳細に説明し、以下、図7を参照して、ネットワーク機器の角度から、本願の実施例に係る通信方法について説明する。なお、図7におけるネットワーク機器の角度から説明される本願の実施例に係る通信方法は、図2−図6における端末機器の角度から説明される本願の実施例に係る通信方法に対応し、簡単にするため、以下、重複する説明については適宜省略する。
図7は本願の実施例に係る通信方法を模式的に示すフローチャートである。図7の方法700は以下を含む。
710、ネットワーク機器が、高度化モバイルブロードバンドサービスのeMBBサービスのスケジューリングに用いられる時間周波数リソースであるeMBBリソースにおける前記eMBBサービスと異なる他のサービスに占用されたリソースを指示するために用いられるリソース占用指示情報を確定する。
720、前記ネットワーク機器が、端末機器に予め配置されたタイマーのタイミング時間長範囲内に、前記目標周波数領域傍受エリアの周波数領域リソース上で、前記端末機器へ前記リソース占用指示情報を送信する。
本願の実施例では、ネットワーク機器は、タイマーの時間長範囲内に、目標周波数領域傍受エリアで、端末機器へリソース占用指示情報を送信することにより、端末機器がリソース占用指示情報を受信した後にeMBBリソースが他のサービスに占用されると確定でき、さらに回避対策をとることができるようにさせる。また、ネットワーク機器がタイミング時間長内にしかリソース占用指示情報を送信しないため、端末機器の傍受時間を間接的に低減し、端末機器の傍受効率を向上させる。
選択可能なものとして、一実施例として、図7の方法700はさらに、前記ネットワーク機器が前記端末機器へ、前記タイマーのトリガスレッショルドを指示するために用いられる第1指示情報を送信することを含む。
選択可能なものとして、一実施例として、前記タイマーのトリガスレッショルドは前記端末機器が下り制御シグナリングを復調し開始することである。
選択可能なものとして、一実施例として、前記タイマーのトリガスレッショルドは前記端末機器による下りデータ受信がプリセット時間を超えることである。
選択可能なものとして、一実施例として、前記方法はさらに、前記ネットワーク機器が前記端末機器へ、前記タイマーのタイミング時間長を指示するために用いられる第2指示情報を送信することを含む。
選択可能なものとして、一実施例として、図7の方法700はさらに、前記ネットワーク機器が前記端末機器へ、目標周波数領域傍受エリアのシステム周波数領域リソースエリアにおける位置を指示するために用いられる第3指示情報を送信することを含む。
選択可能なものとして、一実施例として、前記リソース占用指示情報はさらに、前記他のサービスのサービス情報を指示するために用いられる。
選択可能なものとして、一実施例として、前記サービス情報は、前記他のサービスのデータ伝送フォーマット、変調符号化方式、データ伝送のパワー情報のうちの少なくとも1種を含む。
選択可能なものとして、一実施例として、前記リソース占用指示情報は前記他のサービスに占用されたリソースのあるエリアを指示するために用いられる。
選択可能なものとして、一実施例として、前記リソース占用指示情報は前記他のサービスに占用されたリソースに含まれる時間周波数リソースブロックを指示するために用いられる。
選択可能なものとして、一実施例として、前記目標周波数領域傍受エリアは前記eMBBリソースのあるリソースエリア外にある。
選択可能なものとして、一実施例として、前記目標周波数領域傍受エリアは前記eMBBリソースのあるリソースエリア内にある。
以上、図2−図7を参照して、本願の実施例による通信方法について詳細に説明し、以下、図8−図11を参照して、本願の実施例に係る端末機器とネットワーク機器について説明する。
なお、図8−図11に説明される端末機器とネットワーク機器は、図2−図7に説明される通信方法の各ステップを実現でき、簡単にするために、重複する説明については適宜省略する。
図8は本願の実施例に係る端末機器を模式的に示すブロック図である。図8の端末機器800は処理モジュール810と受信モジュール820を含む。
処理モジュール810は、予め配置されたタイマーを起動させるために用いられる。
受信モジュール820は、タイマーのタイミング時間長範囲内に、予め配置された目標周波数領域傍受エリアで、eMBBサービスのスケジューリングに用いられる時間周波数リソースであるeMBBリソースにおける前記eMBBサービスと異なる他のサービスに占用されたリソースを指示するために用いられる前記ネットワーク機器から送信されたリソース占用指示情報を傍受するために用いられる。
選択可能なものとして、一実施例として、処理モジュール810は具体的に、前記タイマーのトリガスレッショルドに達する場合、前記タイマーを起動させるために用いられる。
選択可能なものとして、一実施例として、受信モジュール820はさらに、前記タイマーのトリガスレッショルドを配置するために用いられる前記ネットワーク機器から送信された第1指示情報を受信するために用いられる。
選択可能なものとして、一実施例として、前記タイマーのトリガスレッショルドは、前記端末機器800が下り制御シグナリングを復調し開始することであり、前記処理モジュール810は具体的に、前記端末機器800が下り制御シグナリングを復調し開始すると、前記タイマーを起動させるために用いられる。
選択可能なものとして、一実施例として、前記タイマーのトリガスレッショルドは、前記端末機器800による下りデータ受信がプリセット時間を超えることであり、前記処理モジュール810は具体的に、前記端末機器800による下りデータ受信がプリセット時間を超えると、前記タイマーを起動させるために用いられる。
選択可能なものとして、一実施例として、前記受信モジュール820はさらに、前記タイマーのタイミング時間長を指示するために用いられる前記ネットワーク機器の第2指示情報を受信するために用いられる。
選択可能なものとして、一実施例として、前記受信モジュール820はさらに、目標周波数領域傍受エリアのシステム周波数領域リソースエリアにおける位置を指示するために用いられる前記ネットワーク機器から送信された第3指示情報を受信するために用いられる。
選択可能なものとして、一実施例として、前記処理モジュール810は具体的に、前記目標周波数領域傍受エリアで前記リソース占用指示情報が傍受された場合、前記リソース占用指示情報に基づいて、前記端末機器800のeMBBリソース中で前記他のサービスに占用された第1リソースを確定するために用いられる。
選択可能なものとして、一実施例として、前記リソース占用指示情報はさらに、前記他のサービスのサービス情報を指示するために用いられ、前記処理モジュール810はさらに、前記他のサービスのサービス情報に基づいて、前記第1リソース中で受信したeMBBサービスのデータを復調するために用いられる。
選択可能なものとして、一実施例として、前記サービス情報は、前記他のサービスのデータ伝送フォーマット、変調符号化方式、データ伝送のパワー情報のうちの少なくとも1種を含む。
選択可能なものとして、一実施例として、前記リソース占用指示情報は前記他のサービスに占用されたリソースのあるエリアを指示するために用いられる。
選択可能なものとして、一実施例として、前記リソース占用指示情報は前記他のサービスに占用されたリソースに含まれる時間周波数リソースブロックを指示するために用いられる。
選択可能なものとして、一実施例として、前記目標周波数領域傍受エリアは前記eMBBリソースのあるリソースエリア外にある。
選択可能なものとして、一実施例として、前記目標周波数領域傍受エリアは前記eMBBリソースのあるリソースエリア内にある。
図9は本願の実施例に係るネットワーク機器を模式的に示すブロック図である。図9のネットワーク機器900は処理モジュール910と送信モジュール920を含む。
処理モジュール910は、eMBBサービスのスケジューリングに用いられる時間周波数リソースであるeMBBリソースにおける前記eMBBサービスと異なる他のサービスに占用されたリソースを指示するために用いられるリソース占用指示情報を確定するために用いられる。
送信モジュール920は、端末機器に予め配置されたタイマーのタイミング時間長範囲内に、前記目標周波数領域傍受エリアの周波数領域リソース上で、前記端末機器へリソース占用指示情報を送信するために用いられる。
選択可能なものとして、一実施例として、前記送信モジュール920はさらに、前記タイマーのトリガスレッショルドを指示するために用いられる第1指示情報を前記端末機器へ送信するために用いられる。
選択可能なものとして、一実施例として、前記タイマーのトリガスレッショルドは前記端末機器が下り制御シグナリングを復調し開始することである。
選択可能なものとして、一実施例として、前記タイマーのトリガスレッショルドは前記端末機器による下りデータ受信がプリセット時間を超えることである。
選択可能なものとして、一実施例として、前記送信モジュール920はさらに、前記端末機器へ前記タイマーのタイミング時間長を指示するために用いられる第2指示情報を送信するために用いられる。
選択可能なものとして、一実施例として、前記送信モジュール920はさらに、前記端末機器へ目標周波数領域傍受エリアのシステム周波数領域リソースエリアにおける位置を指示するために用いられる第3指示情報を送信するために用いられる。
選択可能なものとして、一実施例として、前記リソース占用指示情報はさらに、前記他のサービスのサービス情報を指示するために用いられる。
選択可能なものとして、一実施例として、前記サービス情報は、前記他のサービスのデータ伝送フォーマット、変調符号化方式、データ伝送のパワー情報のうちの少なくとも1種を含む。
選択可能なものとして、一実施例として、前記リソース占用指示情報は前記他のサービスに占用されたリソースのあるエリアを指示するために用いられる。
選択可能なものとして、一実施例として、前記リソース占用指示情報は前記他のサービスに占用されたリソースに含まれる時間周波数リソースブロックを指示するために用いられる。
選択可能なものとして、一実施例として、前記目標周波数領域傍受エリアは前記eMBBリソースのあるリソースエリア外にある。
選択可能なものとして、一実施例として、前記目標周波数領域傍受エリアは前記eMBBリソースのあるリソースエリア内にある。
図10は本願の実施例に係る端末機器を模式的に示すブロック図である。図10の端末機器1000はプロセッサ1010と送受信器1020を含む。
プロセッサ1010は、予め配置されたタイマーを起動させるために用いられる。
送受信器1020は、前記タイマーのタイミング時間長範囲内に、予め配置された目標周波数領域傍受エリアで、eMBBサービスのスケジューリングに用いられる時間周波数リソースであるeMBBリソースにおける前記eMBBサービスと異なる他のサービスに占用されたリソースを指示するために用いられる前記ネットワーク機器から送信されたリソース占用指示情報を傍受するために用いられる。
選択可能なものとして、一実施例として、前記プロセッサ1010は具体的に、前記タイマーのトリガスレッショルドに達する場合、前記タイマーを起動させるために用いられる。
選択可能なものとして、一実施例として、前記送受信器1020はさらに、前記タイマーのトリガスレッショルドを配置するために用いられる前記ネットワーク機器から送信された第1指示情報を受信するために用いられる。
選択可能なものとして、一実施例として、前記タイマーのトリガスレッショルドは、前記端末機器1000が下り制御シグナリングを復調し開始することであり、前記プロセッサ1010は具体的に、前記端末機器1000が下り制御シグナリングを復調し開始すると、前記タイマーを起動させるために用いられる。
選択可能なものとして、一実施例として、前記タイマーのトリガスレッショルドは、前記端末機器1000による下りデータ受信がプリセット時間を超えることであり、前記プロセッサ1010は具体的に、前記端末機器1000による下りデータ受信がプリセット時間を超えると、前記タイマーを起動させるために用いられる。
選択可能なものとして、一実施例として、前記送受信器1020はさらに、前記タイマーのタイミング時間長を指示するために用いられる前記ネットワーク機器の第2指示情報を受信するために用いられる。
選択可能なものとして、一実施例として、前記送受信器1020はさらに、目標周波数領域傍受エリアのシステム周波数領域リソースエリアにおける位置を指示するために用いられる前記ネットワーク機器から送信された第3指示情報を受信するために用いられる。
選択可能なものとして、一実施例として、前記プロセッサ1010は具体的に、前記目標周波数領域傍受エリアで前記リソース占用指示情報が傍受された場合、前記リソース占用指示情報に基づいて、前記端末機器1000のeMBBリソース中で前記他のサービスに占用された第1リソースを確定するために用いられる。
選択可能なものとして、一実施例として、前記リソース占用指示情報はさらに、前記他のサービスのサービス情報を指示するために用いられ、前記プロセッサ1010はさらに、前記他のサービスのサービス情報に基づいて、前記第1リソース中で受信したeMBBサービスのデータを復調するために用いられる。
選択可能なものとして、一実施例として、前記サービス情報は、前記他のサービスのデータ伝送フォーマット、変調符号化方式、データ伝送のパワー情報のうちの少なくとも1種を含む。
選択可能なものとして、一実施例として、前記リソース占用指示情報は前記他のサービスに占用されたリソースのあるエリアを指示するために用いられる。
選択可能なものとして、一実施例として、前記リソース占用指示情報は前記他のサービスに占用されたリソースに含まれる時間周波数リソースブロックを指示するために用いられる。
選択可能なものとして、一実施例として、前記目標周波数領域傍受エリアは前記eMBBリソースのあるリソースエリア外にある。
選択可能なものとして、一実施例として、前記目標周波数領域傍受エリアは前記eMBBリソースのあるリソースエリア内にある。
図11は本願の実施例に係るネットワーク機器を模式的に示すブロック図である。図11のネットワーク機器1100はプロセッサ1110と送受信器1120を含む。
プロセッサ1110は、eMBBサービスのスケジューリングに用いられる時間周波数リソースであるeMBBリソースにおける前記eMBBサービスと異なる他のサービスに占用されたリソースを指示するために用いられるリソース占用指示情報を確定するために用いられる。
送受信器1120は、端末機器に予め配置されたタイマーのタイミング時間長範囲内に、前記目標周波数領域傍受エリアの周波数領域リソース上で、前記端末機器へリソース占用指示情報を送信するために用いられる。
選択可能なものとして、一実施例として、前記送受信器1120はさらに、前記タイマーのトリガスレッショルドを指示するために用いられる第1指示情報を前記端末機器へ送信するために用いられる。
選択可能なものとして、一実施例として、前記タイマーのトリガスレッショルドは前記端末機器が下り制御シグナリングを復調し開始することである。
選択可能なものとして、一実施例として、前記タイマーのトリガスレッショルドは前記端末機器による下りデータ受信がプリセット時間を超えることである。
選択可能なものとして、一実施例として、前記送受信器1120はさらに、前記端末機器へ前記タイマーのタイミング時間長を指示するために用いられる第2指示情報を送信するために用いられる。
選択可能なものとして、一実施例として、前記送受信器1120はさらに、前記端末機器へ目標周波数領域傍受エリアのシステム周波数領域リソースエリアにおける位置を指示するために用いられる第3指示情報を送信するために用いられる。
選択可能なものとして、一実施例として、前記リソース占用指示情報はさらに、前記他のサービスのサービス情報を指示するために用いられる。
選択可能なものとして、一実施例として、前記サービス情報は、前記他のサービスのデータ伝送フォーマット、変調符号化方式、データ伝送のパワー情報のうちの少なくとも1種を含む。
選択可能なものとして、一実施例として、前記リソース占用指示情報は前記他のサービスに占用されたリソースのあるエリアを指示するために用いられる。
選択可能なものとして、一実施例として、前記リソース占用指示情報は前記他のサービスに占用されたリソースに含まれる時間周波数リソースブロックを指示するために用いられる。
選択可能なものとして、一実施例として、前記目標周波数領域傍受エリアは前記eMBBリソースのあるリソースエリア外にある。
選択可能なものとして、一実施例として、前記目標周波数領域傍受エリアは前記eMBBリソースのあるリソースエリア内にある。
図12は本願の実施例に係るシステムチップの構成を模式的に示す図である。図12のシステムチップ1200は、入力インタフェース1201、出力インタフェース1202、前記プロセッサ1203及びメモリ1204を含み、前記プロセッサ1203とメモリ1204との間はバス1205によって接続され、前記プロセッサ1203は前記メモリ1204におけるコードを実行するために用いられる。
選択可能なものとして、前記コードが実行される時、前記プロセッサ1203は本願の方法の実施例における端末機器によって実行される方法を実現する。簡単にするために、ここで説明を省略する。
選択可能なものとして、前記コードが実行される時、前記プロセッサ1203は方法の実施例におけるネットワーク機器によって実行される方法を実現する。簡単にするために、ここで説明を省略する。
当業者であれば、本明細書に開示されている実施例に説明される各例のユニット及びアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、又はコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアとの組み合わせによって実現できることを認識し得る。これらの機能がハードウェアで実行するか、又はソフトウェアで実行するかは、技術的解決手段の特定の応用及び設計規約によって決められる。当業者は、説明される機能を実現するように、それぞれの特定の応用に対して異なる方法を用いてもよいが、これは本願の範囲を超えると考えられるべきではない。
当業者であれば明確に把握し得るように、説明を便利且つ簡単にするために、以上説明されるシステム、装置及びユニットの具体的な動作プロセスについては、前述した方法の実施例における対応するプロセスを参照してもよく、ここで説明を省略する。
なお、本願にて提供されるいくつかの実施例では、開示されているシステム、装置及び方法は、他の方式によって実現できる。例えば、以上説明される装置の実施例は例として提示したものであり、例えば、前記ユニットは論理的機能によって区別したものであるが、実際に実現する際に、別の区別方式を用いてもよく、例えば、複数のユニットや構成要素は組み合わせたり別のシステムに集積したりしてもよく、又は、いくつかの特徴は無視したり実行しなかったりしてもよい。また、表示又は検討される相互間のカップリング、直接カップリング、又は通信接続は、いくつかのインタフェース、装置又はユニットによる間接カップリング又は通信接続であってもよく、電気的、機械的又は他の形式によるものであってもよい。
分離した部材として説明された前記ユニットは物理的に分離しているものであってもよいしそうでなくてもよく、ユニットとして表示されたユニットは物理的ユニットであってもよいしそうでなくてもよく、即ち、1つの場所に位置してもよく、複数のネットワークユニットに分散してもよい。実際のニーズに基づいて、そのうち一部又はすべてのユニットを用いて本実施例の態様の目的を実現してもよい。
また、本願の実施例における各機能ユニットは1つの処理ユニットに集積してもよく、各ユニットは単独な物理的存在としてもよく、2つ以上のユニットは1つのユニットに集積してもよい。
前記機能はソフトウェア機能ユニットの形態として実現して独立した製品として販売又は使用する場合、1つのコンピュータの読み取り可能な記憶媒体に記憶してもよい。
このような理解に基づいて、本願の技術的解決手段の本質又は従来技術に寄与する部分又は該技術的解決手段の部分はソフトウェア製品の形態で具現化してもよく、該コンピュータソフトウェア製品は1つの記憶媒体に記憶され、複数のコマンドを含むことにより、1台のコンピュータ機器(パーソナルコンピュータ、サーバー、又はネットワーク機器等であってもよい)に本願の実施例に記載の方法のすべて又は一部のステップを実行させる。前記記憶媒体は、USBメモリ、リムーバブルハードディスク、リードオンリーメモリ(ROM、Read−Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM、Random Access Memory)、磁気ディスク又は光ディスク等、プログラムコードを記憶できる様々な媒体を含む。
以上の内容は、本願の具体的な実施形態に過ぎず、本願の範囲はこれに制限されるものではなく、当業者であれば、本願にて開示されている技術的範囲内に、想到し得る変化や置換はいずれも本願の保護範囲に属する。このため、本願の範囲は特許請求の範囲に示される。
本願の実施例は通信分野に関し、より具体的には、通信方法、端末機器及びネットワーク機器に関する。
移動通信技術が発展しているに伴い、第五世代移動通信(fifth Generation、5G)システムでは、リソースの利用効率を向上させるために、低遅延通信が要求されるサービスとして、例えば、超高信頼・低遅延通信(Ultra Reliable Low Latency Communication、URLLC)サービスは、元々高度化モバイルブロードバンド(elvolved Mobile Broad Band、eMBB)サービスに割り当てられたリソースをプリエンプトしてデータを伝送することができる。このため、元々eMBBサービスに割り当てられたリソースが他のサービスにプリエンプトされることをどのようにして注意させるかは研究する必要がある問題である。
本願は、占用されたeMBBリソースを指示する通信方法、端末機器及びネットワーク機器を提供する。
第1態様にて提供される通信方法は、端末機器が予め配置されたタイマーを起動させることと、前記端末機器が前記タイマーのタイミング時間長範囲内に、予め配置された目標周波数領域傍受エリアで、高度化モバイルブロードバンドサービスのeMBBサービスのスケジューリングに用いられる時間周波数リソースであるeMBBリソースにおける前記eMBBサービスと異なる他のサービスに占用されたリソースを指示するために用いられる前記ネットワーク機器から送信されたリソース占用指示情報を傍受することとを含む。
ここで、他のサービスは、低遅延通信が要求されるサービスであってもよく、例えば、URLLCサービスが挙げられる。
端末機器は、タイマーのタイミング時間長範囲内にリソース指示情報を傍受することにより、端末機器のeMBBリソースが他のサービスに占用されるか否かを確定でき、これによって端末機器はeMBBリソースが占用される場合、回避対策をとることができる。また、端末機器はタイミング時間長内にしか指示情報を傍受しないため、端末機器の傍受時間を低減し、端末機器の傍受効率を向上させる。
第1態様において、第1態様の一部実現形態によれば、端末機器が予め配置されたタイマーを起動させることは、前記タイマーのトリガスレッショルドに達する場合、前記端末機器が前記タイマーを起動させることを含む。
トリガスレッショルドを設定することにより、タイマーの起動を柔軟に制御でき、さらに端末機器が何時からリソース占用指示情報を傍受し開始するかを柔軟に制御できる。
第1態様において、第1態様の一部実現形態によれば、前記方法はさらに、前記端末機器が前記タイマーのトリガスレッショルドを配置するために用いられる前記ネットワーク機器から送信された第1指示情報を受信することを含む。
指示情報によりタイマーのトリガスレッショルドを動的に配置できる。また、通信プロセスにおいて、事前に配置されたトリガスレッショルドが要求を満たすことができない場合は、指示情報により、新しいタイマーのトリガスレッショルドを配置できる。
第1態様において、第1態様の一部実現形態によれば、前記タイマーのトリガスレッショルドは前記端末機器が下り制御シグナリングを復調し開始することであり、前記タイマーのトリガスレッショルドに達する場合、前記端末機器が前記タイマーを起動させることは、前記端末機器が下り制御シグナリングを復調し開始すると、前記端末機器が前記タイマーを起動させることを含む。
第1態様において、第1態様の一部実現形態によれば、前記タイマーのトリガスレッショルドは前記端末機器による下りデータ受信がプリセット時間を超えることであり、前記タイマーのトリガスレッショルドに達する場合、前記端末機器が前記タイマーを起動させることは、前記端末機器による下りデータ受信がプリセット時間を超えると、前記端末機器が前記タイマーを起動させることを含む。
第1態様において、第1態様の一部実現形態によれば、前記方法はさらに、前記端末機器が前記タイマーのタイミング時間長を指示するために用いられる前記ネットワーク機器の第2指示情報を受信することを含む。
指示情報によりタイマーのタイミング時間長を柔軟に配置できる。例えば、ネットワーク機器は第2指示情報によりタイマーに1つの初期タイミング時間長を配置でき、そして、ネットワーク機器は端末機器のeMBBリソースが占用される場合に応じて、端末機器へ第2指示情報を再送信し、タイマーに新しいタイミング時間長を配置することができる。
第1態様において、第1態様の一部実現形態によれば、前記方法はさらに、前記端末機器が目標周波数領域傍受エリアのシステム周波数領域リソースエリアにおける位置を指示するために用いられる前記ネットワーク機器から送信された第3指示情報を受信することを含む。
第3指示情報により目標傍受エリアのある位置を柔軟に配置できる。目標傍受エリアのある位置を変更する必要がある場合は、第3指示情報を再送信することにより新しい目標傍受エリアを配置することができる。
第1態様において、第1態様の一部実現形態によれば、前記方法はさらに、前記端末機器が前記目標周波数領域傍受エリアで前記リソース占用指示情報を傍受した場合、前記端末機器が前記リソース占用指示情報に基づいて前記端末機器のeMBBリソース中で前記他のサービスに占用された第1リソースを確定することを含む。
端末機器はリソース占用指示情報を傍受した後、占用されたeMBBリソースを確定でき、これによって端末機器はいくつかの回避対策をとることができ、例えば、復調エラーが現れないように、端末機器は占用されたeMBBリソース上で受信したeMBBサービスのデータを復調しない。
第1態様において、第1態様の一部実現形態によれば、前記リソース占用指示情報はさらに、前記他のサービスのサービス情報を指示するために用いられ、前記方法はさらに、前記端末機器が前記他のサービスのサービス情報に基づいて、前記第1リソース中で受信したeMBBサービスのデータを復調することを含む。
端末機器は他のサービスのサービス情報を参照してeMBBサービスのデータに対して確実に復調することができる。これは、端末機器が占用されたeMBBリソースがどのようなサービスに占用されるかを知った後、これらのサービスによるeMBBサービスに対する影響を判定でき、さらにこれらのサービスによるeMBBサービスに対する影響を参照してeMBBサービスのデータを復調することができるためである。
第1態様において、第1態様の一部実現形態によれば、前記サービス情報は前記他のサービスのデータ伝送フォーマット、変調符号化方式、データ伝送のパワー情報のうちの少なくとも1種を含む。
第1態様において、第1態様の一部実現形態によれば、前記リソース占用指示情報は前記他のサービスに占用されたリソースのあるエリアを指示するために用いられる。
リソース占用指示情報は、少ないビットだけで、占用されたリソースの指示を実現でき、シグナリングオーバーヘッドを節約できる。
第1態様において、第1態様の一部実現形態によれば、前記リソース占用指示情報は前記他のサービスに占用されたリソースに含まれる時間周波数リソースブロックを指示するために用いられる。
リソース占用指示情報は、占用されたリソースが具体的にどのような時間周波数リソースブロックを含むかを直接指示でき、占用されたリソースに対する精確な指示を実現する。
第1態様において、第1態様の一部実現形態によれば、前記目標周波数領域傍受エリアは前記eMBBリソースのあるリソースエリア外にある。
第1態様において、第1態様の一部実現形態によれば、前記目標周波数領域傍受エリアは前記eMBBリソースのあるリソースエリア内にある。
第1態様において、第1態様の一部実現形態によれば、前記端末機器は前記タイマーを再起動させ、前記端末機器は前記タイマーのタイミング時間長範囲内に、前記目標周波数領域傍受エリアで、前記ネットワーク機器から送信されたリソース占用指示情報を再度傍受する。
第1態様において、第1態様の一部実現形態によれば、前記端末機器は前記ネットワーク機器へ前記端末機器のサービス情報、能力情報及びキャッシュ情報のうちの少なくとも1種を送信する。
第2態様にて提供される通信方法は、ネットワーク機器が高度化モバイルブロードバンドサービスのeMBBサービスのスケジューリングに用いられる時間周波数リソースであるeMBBリソースにおける前記eMBBサービスと異なる他のサービスに占用されたリソースを指示するために用いられるリソース占用指示情報を確定することと、前記ネットワーク機器が端末機器に予め配置されたタイマーのタイミング時間長範囲内に、目標周波数領域傍受エリアの周波数領域リソース上で、前記端末機器へ前記リソース占用指示情報を送信することとを含む。
上記の他のサービスは、低遅延通信が要求されるサービスであってもよく、例えば、URLLCサービスが挙げられる。
ネットワーク機器は、タイマーの時間長範囲内に、目標周波数領域傍受エリアで、端末機器へリソース占用指示情報を送信することにより、端末機器がリソース占用指示情報を受信した後にeMBBリソースが他のサービスに占用されると確定でき、さらに回避対策をとることができるようにさせる。また、ネットワーク機器がタイミング時間長内にしかリソース占用指示情報を送信しないため、端末機器の傍受時間を間接的に低減し、端末機器の傍受効率を向上させる。
第2態様において、第2態様の一部実現形態によれば、前記方法はさらに、前記ネットワーク機器が前記端末機器へ、前記タイマーのトリガスレッショルドを指示するために用いられる第1指示情報を送信することを含む。
ネットワーク機器は第1指示情報により端末機器にタイマーのトリガスレッショルドを柔軟に配置できる。
第2態様において、第2態様の一部実現形態によれば、前記タイマーのトリガスレッショルドは前記端末機器が下り制御シグナリングを復調し開始することである。
第2態様において、第2態様の一部実現形態によれば、前記タイマーのトリガスレッショルドは前記端末機器による下りデータ受信がプリセット時間を超えることである。
第2態様において、第2態様の一部実現形態によれば、前記方法はさらに、前記ネットワーク機器が前記端末機器へ、前記タイマーのタイミング時間長を指示するために用いられる第2指示情報を送信することを含む。
ネットワーク機器は指示情報によりタイマーのタイミング時間長を柔軟に配置できる。具体的には、ネットワーク機器は第2指示情報によりタイマーに1つの初期タイミング時間長を配置でき、そして、ネットワーク機器は端末機器のeMBBリソースが占用される場合に応じて、端末機器へ第2指示情報を再送信し、タイマーに新しいタイミング時間長を配置することができる。
第2態様において、第2態様の一部実現形態によれば、前記方法はさらに、前記ネットワーク機器が前記端末機器へ、目標周波数領域傍受エリアのシステム周波数領域リソースエリアにおける位置を指示するために用いられる第3指示情報を送信することを含む。
ネットワーク機器は第3指示情報により目標傍受エリアのある位置を柔軟に配置できる。目標傍受エリアのある位置を変更する必要がある場合、第3指示情報を再送信することにより新しい目標傍受エリアを配置することができる。
第2態様において、第2態様の一部実現形態によれば、前記リソース占用指示情報はさらに、前記他のサービスのサービス情報を指示するために用いられる。
第2態様において、第2態様の一部実現形態によれば、前記サービス情報は、前記他のサービスのデータ伝送フォーマット、変調符号化方式、データ伝送のパワー情報のうちの少なくとも1種を含む。
第2態様において、第2態様の一部実現形態によれば、前記リソース占用指示情報は前記他のサービスに占用されたリソースのあるエリアを指示するために用いられる。
第2態様において、第2態様の一部実現形態によれば、前記リソース占用指示情報は前記他のサービスに占用されたリソースに含まれる時間周波数リソースブロックを指示するために用いられる。
第2態様において、第2態様の一部実現形態によれば、前記目標周波数領域傍受エリアは前記eMBBリソースのあるリソースエリア外にある。
第2態様において、第2態様の一部実現形態によれば、前記目標周波数領域傍受エリアは前記eMBBリソースのあるリソースエリア内にある。
第3態様にて提供される端末機器は、第1態様又はその各種実現形態における方法を実行するために用いられるモジュールを含む。
第4態様にて提供されるネットワーク機器は、第2態様又はその実現形態における方法を実行するために用いられるモジュールを含む。
第5態様にて提供されるコンピュータ読み取り可能な媒体は、端末機器が実行するために用いられるプログラムコードを記憶し、前記プログラムコードは第1態様又はその実現形態における方法を実行するために用いられるコマンドを含む。
第6態様にて提供されるコンピュータ読み取り可能な媒体は、ネットワーク機器が実行するために用いられるプログラムコードを記憶し、前記プログラムコードは第2態様又はその実現形態における方法を実行するために用いられるコマンドを含む。
第7態様にて提供されるシステムチップは、入力インタフェース、出力インタフェース、プロセッサ及びメモリを含み、該プロセッサは該メモリにおけるコードを実行するために用いられ、該コードが実行されると、該プロセッサは前述した第1態様及び各実現形態における方法を実現できる。
第8態様にて提供されるシステムチップは、入力インタフェース、出力インタフェース、プロセッサ及びメモリを含み、該プロセッサは該メモリにおけるコードを実行するために用いられ、該コードが実行されると、該プロセッサは前述した第2態様及び各実現形態における方法を実現できる。
本願の実施例の可能な応用シナリオを示す図である。
本願の実施例に係る通信方法を模式的に示すフローチャートである。
本願の実施例に係るタイマーを示す図である。
本願の実施例に係るタイマー及び傍受エリアを示す図である。
本願の実施例に係るタイマー及び傍受エリアを示す図である。
本願の実施例に係るタイマー及び傍受エリアを示す図である。
本願の実施例に係る通信方法を模式的に示すフローチャートである。
本願の実施例に係る端末機器を模式的に示すブロック図である。
本願の実施例に係るネットワーク機器を模式的に示すブロック図である。
本願の実施例に係る端末機器を模式的に示すブロック図である。
本願の実施例に係るネットワーク機器を模式的に示すブロック図である。
本願の実施例に係るシステムチップを模式的に示すブロック図である。
以下、本願の実施例の図面を参照して、本願の実施例における技術的解決手段について説明する。
本願の実施例の技術的解決手段は、様々な通信システムに用いることができ、例えば、グローバル移動通信(Global System of Mobile communication、GSM)システム、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access、CDMA)システム、広帯域符号分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access、 WCDMA)システム、汎用パケット無線サービス(General Packet Radio Service、GPRS)、ロングタームエボリューション(LonG Term Evolution、LTE)システム、LTE周波数分割複信(Frequency Division Duplex、FDD)システム、LTE時分割複信(Time Division Duplex、TDD)、ユニバーサル移動通信システム(Universal Mobile Telecommunication System、UMTS)、ワイマックス(Worldwide Interoperability for Microwave Access、WiMAX)通信システム、又は将来の5Gシステム等が挙げられる。
図1は本願の実施例に用いられる無線通信システム100を示す。該無線通信システム100は、ネットワーク機器110を含んでもよい。ネットワーク機器110は端末機器と通信可能な機器であってもよい。ネットワーク機器110は、特定の地理上の地域に通信カバレッジを提供でき、該カバレッジ地域内の端末機器(例えばUE)と通信できる。一実施例として、該ネットワーク機器110は、GSMシステム又はCDMAシステムにおける基地局(Base Transceiver Station、BTS)であってもよく、WCDMAシステムにおける基地局(NodeB、NB)であってもよく、LTEシステムにおける発展型基地局(Evolutional Node B、eNB又はeNodeB)であってもよく、又はクラウド無線アクセスネットワーク(Cloud Radio Access Network、CRAN)における無線コントローラであってもよく、又は、該ネットワーク機器は中継局、アクセスポイント、車載機器、ウェアラブル機器、将来の5Gネットワークにおけるネットワーク側機器又は将来に発展していく地上波公共移動通信ネットワーク(Public Land Mobile Network、PLMN)におけるネットワーク機器等であってもよい。
該無線通信システム100はさらに、ネットワーク機器110のカバレッジ範囲内に位置する少なくとも1つの端末機器120を含む。端末機器120は移動型でも固定型でもよい。一実施例として、端末機器120はアクセス端末、ユーザー機器(User Equipment、UE)、ユーザー単位、加入者局、移動局、モバイルステーション、遠隔局、遠隔端末、移動機器、ユーザー端末、端末、無線通信機器、ユーザーエージェント又はユーザー装置であってもよい。アクセス端末は携帯電話、コードレス電話、セッション確立プロトコル(Session Initiation Protocol、SIP)電話、無線ローカルループ(Wireless Local Loop、WLL)ステーション、パーソナルデジタルアシスタント(Personal DiGital Assistant、PDA)、無線通信機能を有するるハンドヘルド機器、コンピューティング機器又は無線モデムに接続される他の処理機器、車載機器、ウェアラブル機器、将来の5Gネットワークにおける端末機器又は将来に発展していくPLMNにおける端末機器等であってもよい。
一実施例として、5Gシステム又はネットワークは新たな無線(New Radio、NR)システム又はネットワークとも呼ばれる。
図2は本願の実施例に係る通信方法を模式的に示すフローチャートである。図2の方法200は210と220を含む。
210、端末機器は予め配置されたタイマーを起動させる。
上記タイマーは、ネットワーク機器が端末機器に予め配置したものであってもよい。例えば、上記タイマーは、ネットワーク機器が端末機器へリソース占用指示情報を送信する前に端末機器に配置したものであってもよい。
一実施例として、端末機器は上記タイマーのトリガスレッショルドに達する場合、上記タイマーを起動させてもよい。
上記のタイマーのトリガスレッショルドは、ネットワーク機器から送信された指示情報を受信することによって確定できる。具体的には、端末機器は前記タイマーのトリガスレッショルドを配置するために用いられるネットワーク機器から送信された第1指示情報を受信する。
また、上記のタイマーのトリガスレッショルドは、ネットワーク機器が端末機器にタイマーを配置すると同時に配置するものであってもよく、又は、ネットワーク機器は端末機器にタイマーを配置する時にタイマーに1つの初期トリガスレッショルドを配置し、そして、ネットワーク機器が新しい指示情報によって端末機器に新しいトリガスレッショルドを配置するようにしてもよい。
一実施例として、上記のタイマーのトリガスレッショルドは、時間トリガスレッショルドであってもよいし、イベントトリガスレッショルドであってもよい。時間トリガスレッショルドとは所定の時間に達すると端末機器がタイマーを起動させることであり、イベントトリガスレッショルドとは特定のイベントが発生すると端末機器もタイマーを起動させることである。
具体的には、上記のタイマーのトリガスレッショルドは端末機器が(ネットワーク機器から送信された)下り制御シグナリングを復調し開始することであってもよい。つまり、端末機器が下り制御シグナリングを復調し開始すると、タイマーが起動する。又は、上記のタイマーのトリガスレッショルドは端末機器が下り制御シグナリングの復調に成功することであってもよく、つまり、端末機器が下り制御シグナリングの復調に成功すると、タイマーが起動する。
また、上記のタイマーのトリガスレッショルドは、端末機器がN(Nは1以上の整数である)番目のデータ符号を復調し開始することであってもよい。端末機器がN番目のデータ符号を復調し開始する場合にも、タイマーが起動される。
また、上記のタイマーのトリガスレッショルドは、端末機器による下りデータ受信がプリセット時間を超えることであってもよい。端末機器による下りデータ受信がプリセット時間を超えた場合にも、タイマーが端末機器によって起動される。
下りデータ受信がプリセット時間を超えることは、端末機器が下りデータを受信し開始してから端末機器が該下りデータを受信したまでプリセット時間を超えることであってもよい。
上記タイマーは1つであってもよいし、複数であってもよく、つまり、ネットワーク機器は1つの端末機器に1つ又は複数のタイマーを配置してもよい。上記タイマーが複数である場合は、これらの複数のタイマーの起動時刻が異なってもよい。
図3に示すように、端末機器に2つのタイマーが予め配置されており、これらの2つのタイマーはそれぞれタイマー1とタイマー2である。タイマー1の起動時刻がタイマー2の起動時刻より早く、タイマー1のタイミング時間長は2つの時間領域ユニットであり、タイマー2のタイミング時間長は3つの時間領域ユニットである。端末機器が下り制御情報の復調に成功すると、タイマー1のトリガスレッショルドがトリガされ、この時、端末機器はタイマー1を起動させる。端末機器が下り制御情報の復調に成功して、4つの時間領域ユニットが経つと、タイマー2がトリガされ、この時、端末機器はタイマー2を起動させる。
220、端末機器はタイマーのタイミング時間長範囲内に、予め配置された目標周波数領域傍受エリアで、高度化モバイルブロードバンドサービスのeMBBサービスのスケジューリングに用いられる時間周波数リソースであるeMBBリソースにおける前記eMBBサービスと異なる他のサービスに占用されたリソースを指示するために用いられるネットワーク機器から送信されたリソース占用指示情報を傍受する。
上記の他のサービスは低遅延通信が要求されるサービスであってもよく、例えば、URLLCサービスが挙げられる。
端末機器がURLLCサービスとeMBBサービスが同時に存在する端末機器である場合、該端末機器のURLLCサービスは、該端末機器に予め割り当てられたeMBBサービスのeMBBリソースをプリエンプトしてURLLCサービスのデータを伝送することができる。
上記のタイマーのタイミング時間長は、タイマーの起動からタイマーの失効までの時間長であってもよく、つまり、タイマーが起動すると、端末機器はリソース占用指示情報を傍受し、タイマーが失効すると、端末機器はリソース占用指示情報の傍受を停止する。
一実施例として、端末機器は、上記タイマーのタイミング時間長を指示するために用いられるネットワーク機器から送信された第2指示情報を受信し、該第2指示情報によって上記のタイマーのタイミング時間長を確定することができる。
つまり、ネットワーク機器は上記第2指示情報により、端末機器にタイマーのタイミング時間長を配置できる。
一実施例として、端末機器は、システム周波数領域リソースエリアにおける前記目標周波数領域傍受エリアの位置を指示するために用いられるネットワーク機器から送信された第3指示情報を受信し、該第3指示情報によって目標周波数領域傍受エリアを確定することができる。
一実施例として、図2の方法200はさらに、端末機器が上記タイマーを再起動させ、該端末機器が上記タイマーのタイミング時間長範囲内に、目標周波数領域傍受エリアで、ネットワーク機器から送信されたリソース占用指示情報を再度傍受することを含む。
場合によって、端末機器はタイマーを再起動させ、タイマーの計時時間範囲内にリソース占用指示情報を再度傍受する必要がある。
例えば、タイマーのタイミング時間長が2msであれば、端末機器は計時時間がもうすぐ2msに達してはじめてリソース占用指示情報を受信し開始するが、タイマーの計時時間がもうすぐ2msに達するため、端末機器は該リソース占用指示情報を順調に受信できないようになる可能性があり、該端末機器が該リソース占用指示情報を受信できることを保証するために、端末機器はタイマーを再起動させる必要があり、これによって、該リソース占用指示情報に対する順調な受信を実現する。
また、場合によって、端末機器が1つのリソース占用指示情報を受信すれば、該端末機器のeMBBリソースが占用されると意味し、この時、該端末機器のeMBBリソースが他のサービスに占用される可能性が大きいため、該端末機器は他のリソース占用指示情報を受信する可能性もあり、端末機器が他の機器のリソース占用指示情報を受信できることを保証するために、端末機器はタイマーを再起動させ、リソース占用指示情報を傍受し続ける必要もある。
なお、上記目標周波数領域傍受エリアとタイマーが対応付けられ、各タイマーが1つの目標周波数領域傍受エリアに対応し、異なるタイマーに対応する目標周波数領域傍受エリアは同じであってもよいし、異なってもよい。また、該目標周波数領域傍受エリアはeMBBスケジューリングリソースのあるリソースエリアに位置してもよいし、eMBBスケジューリングリソース以外のリソースのあるリソースエリアに位置してもよい。
また、目標周波数領域傍受エリアは端末機器がリソース占用指示情報を受信するエリアに過ぎず、一般的に、該目標周波数領域傍受エリアは端末機器の最終的に他のサービスに占用されたリソースのあるエリアと異なる。
図4に示すように、端末機器にはタイマー1とタイマー2が配置されており、リソースエリア1は端末機器が下り制御情報を受信する時間周波数リソースのあるエリアであり、端末機器が下り制御情報の復調に成功するとタイマー1が起動し、端末機器が下り制御情報の復調に成功して4つの時間領域ユニットが経つと、タイマー2が起動する。ここで、タイマー1は傍受エリア1に対応し、タイマー2は傍受エリア2に対応し、傍受エリア1と傍受エリア2はいずれもeMBBスケジューリングリソースのあるエリア内に位置する。
図5は図4と比較すると、2つのタイマーのトリガスレッショルドが同じであるが、タイマー1に対応する傍受エリア1及びタイマー2に対応する傍受エリア2はいずれもeMBBスケジューリングリソース以外のリソースのあるリソースエリアに位置する。
なお、図4及び図5におけるタイマーと傍受エリアとの対応関係は2種の具体的な場合に過ぎず、実際には、タイマー1及びタイマー2に対応する傍受エリアはさらにeMBBスケジューリングリソースのあるエリア内及びeMBBスケジューリングリソースのあるエリア外にそれぞれ位置してもよい。
本願の実施例では、端末機器は、タイマーのタイミング時間長範囲内にリソース指示情報を傍受することにより、端末機器のeMBBリソースが他のサービスに占用されるか否かを確定でき、これによって端末機器はeMBBリソースが占用される場合、回避対策をとることができる。また、端末機器はタイミング時間長内にしか指示情報を傍受しないため、端末機器の傍受時間を低減し、端末機器の傍受効率を向上させる。
一実施例として、前記端末機器は前記ネットワーク機器へ前記端末機器のサービス情報、能力情報及びキャッシュ情報のうちの少なくとも1種を送信する。
上記サービス情報は端末機器のサービスタイプを指示する情報であってもよく、上記能力情報は端末機器のデータ処理能力を指示する情報であってもよく、上記キャッシュ情報は端末機器のキャッシュの大きさを指示する情報であってもよい。
ネットワーク機器は複数の端末機器の情報を受信した後、複数の端末に対して優先級を区別できる。例えば、eMBBサービスとURLLCサービスが同時に存在する端末機器の優先級は比較的低く、eMBBサービスだけが存在する端末機器の優先級は比較的高く、データ処理能力が高い端末機器の優先級は比較的高く、キャッシュが小さい端末機器の優先級が比較的高い。
優先級が比較的高い端末機器はeMBBリソースが占用された後に該端末機器に対する影響が比較的小さい。このため、ネットワーク機器はURLLCサービスの要請を受信した後に優先級が比較的高い端末機器のeMBBリソースをURLLCサービスに割り当てる。
ネットワーク機器は優先級が比較的高い端末機器にタイマー及びタイマーに対応する傍受エリアを優先的に配置し、これによって、ネットワーク機器は、URLLCサービスの要請を受信した後、端末機器に予め配置されたタイマー及びタイマーに対応する傍受エリアに基づいて、タイマーの計時時間範囲内に、傍受エリアに含まれる周波数領域リソース上で、タイマーが配置された端末機器へリソース占用指示情報を送信することができる。
一実施例として、図2の方法200はさらに以下を含む。
端末機器が目標周波数領域傍受エリアでリソース占用指示情報を傍受した場合、端末機器は該リソース占用指示情報に基づいて、端末機器のeMBBリソース中で他のサービスに占用された第1リソースを確定する。
端末機器はリソース占用指示情報を傍受した後、占用されたeMBBリソースを確定でき、これによって端末機器はいくつかの回避対策をとることができ、例えば、復調エラーが現れないように、端末機器は占用されたeMBBリソース上で受信したeMBBサービスのデータを復調しない。
図6に示すように、タイマー1を例とし、タイマー1に対応する傍受エリア1は、eMBBスケジューリングリソースのあるエリア内にあり、端末機器は、傍受エリア1でネットワーク機器から送信されたリソース占用指示情報を傍受した後に、該リソース占用指示情報に基づいて占用された第1リソースを確定し、第1リソースのあるエリアは図6に示すとおりである。
一実施例として、上記リソース占用指示情報はさらに、他のサービスのサービス情報を指示するために用いられる。図2の方法200はさらに、端末機器が他のサービスのサービス情報に基づいて、第1リソース中で受信したeMBBサービスのデータを復調することを含む。
上記の他のサービスのサービス情報は、他のサービスのデータ伝送フォーマット、変調符号化方式、データ伝送のパワー情報のうちの少なくとも1種を含んでもよい。
一実施例として、上記リソース占用指示情報はeMBBリソースにおける他のサービスに占用されたリソースを指示する場合、他のサービスに占用されたリソースのあるエリアのみを指示してもよい。これによって、リソース占用指示情報は、少ないビットだけで、占用されたリソースの指示を実現でき、シグナリングオーバーヘッドを節約できる。
一実施例として、上記リソース占用指示情報はeMBBリソースにおける他のサービスに占用されたリソースを指示する場合、さらに、他のサービスに占用されたリソースに含まれる時間周波数リソースブロックを直接指示してもよい。つまり、リソース占用指示情報は、他のサービスに占用されたリソースが具体的にどのような時間周波数リソースブロックを含むかを直接指示し、端末機器の他のサービスに占用されたリソースをより精確に指示でき、これによって端末機器は占用されたリソースに基づいて、合理的な回避対策をとることができる。
一実施例として、上記目標周波数領域傍受エリアは、eMBBリソースのあるリソースエリア内に位置してもよいし、eMBBリソースのあるリソースエリア外に位置してもよい。
以上、図2−図6を参照して、端末機器の角度から、本願の実施例に係る通信方法について詳細に説明し、以下、図7を参照して、ネットワーク機器の角度から、本願の実施例に係る通信方法について説明する。なお、図7におけるネットワーク機器の角度から説明される本願の実施例に係る通信方法は、図2−図6における端末機器の角度から説明される本願の実施例に係る通信方法に対応し、簡単にするため、以下、重複する説明については適宜省略する。
図7は本願の実施例に係る通信方法を模式的に示すフローチャートである。図7の方法700は以下を含む。
710、ネットワーク機器が、高度化モバイルブロードバンドサービスのeMBBサービスのスケジューリングに用いられる時間周波数リソースであるeMBBリソースにおける前記eMBBサービスと異なる他のサービスに占用されたリソースを指示するために用いられるリソース占用指示情報を確定する。
720、前記ネットワーク機器が、端末機器に予め配置されたタイマーのタイミング時間長範囲内に、目標周波数領域傍受エリアの周波数領域リソース上で、前記端末機器へ前記リソース占用指示情報を送信する。
本願の実施例では、ネットワーク機器は、タイマーの時間長範囲内に、目標周波数領域傍受エリアで、端末機器へリソース占用指示情報を送信することにより、端末機器がリソース占用指示情報を受信した後にeMBBリソースが他のサービスに占用されると確定でき、さらに回避対策をとることができるようにさせる。また、ネットワーク機器がタイミング時間長内にしかリソース占用指示情報を送信しないため、端末機器の傍受時間を間接的に低減し、端末機器の傍受効率を向上させる。
一実施例として、一実施例として、図7の方法700はさらに、前記ネットワーク機器が前記端末機器へ、前記タイマーのトリガスレッショルドを指示するために用いられる第1指示情報を送信することを含む。
一実施例として、一実施例として、前記タイマーのトリガスレッショルドは前記端末機器が下り制御シグナリングを復調し開始することである。
一実施例として、一実施例として、前記タイマーのトリガスレッショルドは前記端末機器による下りデータ受信がプリセット時間を超えることである。
一実施例として、一実施例として、前記方法はさらに、前記ネットワーク機器が前記端末機器へ、前記タイマーのタイミング時間長を指示するために用いられる第2指示情報を送信することを含む。
一実施例として、一実施例として、図7の方法700はさらに、前記ネットワーク機器が前記端末機器へ、目標周波数領域傍受エリアのシステム周波数領域リソースエリアにおける位置を指示するために用いられる第3指示情報を送信することを含む。
一実施例として、一実施例として、前記リソース占用指示情報はさらに、前記他のサービスのサービス情報を指示するために用いられる。
一実施例として、一実施例として、前記サービス情報は、前記他のサービスのデータ伝送フォーマット、変調符号化方式、データ伝送のパワー情報のうちの少なくとも1種を含む。
一実施例として、一実施例として、前記リソース占用指示情報は前記他のサービスに占用されたリソースのあるエリアを指示するために用いられる。
一実施例として、一実施例として、前記リソース占用指示情報は前記他のサービスに占用されたリソースに含まれる時間周波数リソースブロックを指示するために用いられる。
一実施例として、一実施例として、前記目標周波数領域傍受エリアは前記eMBBリソースのあるリソースエリア外にある。
一実施例として、一実施例として、前記目標周波数領域傍受エリアは前記eMBBリソースのあるリソースエリア内にある。
以上、図2−図7を参照して、本願の実施例による通信方法について詳細に説明し、以下、図8−図11を参照して、本願の実施例に係る端末機器とネットワーク機器について説明する。
なお、図8−図11に説明される端末機器とネットワーク機器は、図2−図7に説明される通信方法の各ステップを実現でき、簡単にするために、重複する説明については適宜省略する。
図8は本願の実施例に係る端末機器を模式的に示すブロック図である。図8の端末機器800は処理モジュール810と受信モジュール820を含む。
処理モジュール810は、予め配置されたタイマーを起動させるために用いられる。
受信モジュール820は、タイマーのタイミング時間長範囲内に、予め配置された目標周波数領域傍受エリアで、eMBBサービスのスケジューリングに用いられる時間周波数リソースであるeMBBリソースにおける前記eMBBサービスと異なる他のサービスに占用されたリソースを指示するために用いられるネットワーク機器から送信されたリソース占用指示情報を傍受するために用いられる。
一実施例として、処理モジュール810は具体的に、前記タイマーのトリガスレッショルドに達する場合、前記タイマーを起動させるために用いられる。
一実施例として、受信モジュール820はさらに、前記タイマーのトリガスレッショルドを配置するために用いられる前記ネットワーク機器から送信された第1指示情報を受信するために用いられる。
一実施例として、前記タイマーのトリガスレッショルドは、前記端末機器800が下り制御シグナリングを復調し開始することであり、前記処理モジュール810は具体的に、前記端末機器800が下り制御シグナリングを復調し開始すると、前記タイマーを起動させるために用いられる。
一実施例として、前記タイマーのトリガスレッショルドは、前記端末機器800による下りデータ受信がプリセット時間を超えることであり、前記処理モジュール810は具体的に、前記端末機器800による下りデータ受信がプリセット時間を超えると、前記タイマーを起動させるために用いられる。
一実施例として、前記受信モジュール820はさらに、前記タイマーのタイミング時間長を指示するために用いられる前記ネットワーク機器の第2指示情報を受信するために用いられる。
一実施例として、前記受信モジュール820はさらに、目標周波数領域傍受エリアのシステム周波数領域リソースエリアにおける位置を指示するために用いられる前記ネットワーク機器から送信された第3指示情報を受信するために用いられる。
一実施例として、前記処理モジュール810は具体的に、前記目標周波数領域傍受エリアで前記リソース占用指示情報が傍受された場合、前記リソース占用指示情報に基づいて、前記端末機器800のeMBBリソース中で前記他のサービスに占用された第1リソースを確定するために用いられる。
一実施例として、前記リソース占用指示情報はさらに、前記他のサービスのサービス情報を指示するために用いられ、前記処理モジュール810はさらに、前記他のサービスのサービス情報に基づいて、前記第1リソース中で受信したeMBBサービスのデータを復調するために用いられる。
一実施例として、前記サービス情報は、前記他のサービスのデータ伝送フォーマット、変調符号化方式、データ伝送のパワー情報のうちの少なくとも1種を含む。
一実施例として、前記リソース占用指示情報は前記他のサービスに占用されたリソースのあるエリアを指示するために用いられる。
一実施例として、前記リソース占用指示情報は前記他のサービスに占用されたリソースに含まれる時間周波数リソースブロックを指示するために用いられる。
一実施例として、前記目標周波数領域傍受エリアは前記eMBBリソースのあるリソースエリア外にある。
一実施例として、前記目標周波数領域傍受エリアは前記eMBBリソースのあるリソースエリア内にある。
図9は本願の実施例に係るネットワーク機器を模式的に示すブロック図である。図9のネットワーク機器900は処理モジュール910と送信モジュール920を含む。
処理モジュール910は、eMBBサービスのスケジューリングに用いられる時間周波数リソースであるeMBBリソースにおける前記eMBBサービスと異なる他のサービスに占用されたリソースを指示するために用いられるリソース占用指示情報を確定するために用いられる。
送信モジュール920は、端末機器に予め配置されたタイマーのタイミング時間長範囲内に、前記目標周波数領域傍受エリアの周波数領域リソース上で、前記端末機器へ前記リソース占用指示情報を送信するために用いられる。
一実施例として、前記送信モジュール920はさらに、前記タイマーのトリガスレッショルドを指示するために用いられる第1指示情報を前記端末機器へ送信するために用いられる。
一実施例として、前記タイマーのトリガスレッショルドは前記端末機器が下り制御シグナリングを復調し開始することである。
一実施例として、前記タイマーのトリガスレッショルドは前記端末機器による下りデータ受信がプリセット時間を超えることである。
一実施例として、前記送信モジュール920はさらに、前記端末機器へ前記タイマーのタイミング時間長を指示するために用いられる第2指示情報を送信するために用いられる。
一実施例として、前記送信モジュール920はさらに、前記端末機器へ目標周波数領域傍受エリアのシステム周波数領域リソースエリアにおける位置を指示するために用いられる第3指示情報を送信するために用いられる。
一実施例として、前記リソース占用指示情報はさらに、前記他のサービスのサービス情報を指示するために用いられる。
一実施例として、前記サービス情報は、前記他のサービスのデータ伝送フォーマット、変調符号化方式、データ伝送のパワー情報のうちの少なくとも1種を含む。
一実施例として、前記リソース占用指示情報は前記他のサービスに占用されたリソースのあるエリアを指示するために用いられる。
一実施例として、前記リソース占用指示情報は前記他のサービスに占用されたリソースに含まれる時間周波数リソースブロックを指示するために用いられる。
一実施例として、前記目標周波数領域傍受エリアは前記eMBBリソースのあるリソースエリア外にある。
一実施例として、前記目標周波数領域傍受エリアは前記eMBBリソースのあるリソースエリア内にある。
図10は本願の実施例に係る端末機器を模式的に示すブロック図である。図10の端末機器1000はプロセッサ1010と送受信器1020を含む。
プロセッサ1010は、予め配置されたタイマーを起動させるために用いられる。
送受信器1020は、前記タイマーのタイミング時間長範囲内に、予め配置された目標周波数領域傍受エリアで、eMBBサービスのスケジューリングに用いられる時間周波数リソースであるeMBBリソースにおける前記eMBBサービスと異なる他のサービスに占用されたリソースを指示するために用いられるネットワーク機器から送信されたリソース占用指示情報を傍受するために用いられる。
一実施例として、前記プロセッサ1010は具体的に、前記タイマーのトリガスレッショルドに達する場合、前記タイマーを起動させるために用いられる。
一実施例として、前記送受信器1020はさらに、前記タイマーのトリガスレッショルドを配置するために用いられる前記ネットワーク機器から送信された第1指示情報を受信するために用いられる。
一実施例として、前記タイマーのトリガスレッショルドは、前記端末機器1000が下り制御シグナリングを復調し開始することであり、前記プロセッサ1010は具体的に、前記端末機器1000が下り制御シグナリングを復調し開始すると、前記タイマーを起動させるために用いられる。
一実施例として、前記タイマーのトリガスレッショルドは、前記端末機器1000による下りデータ受信がプリセット時間を超えることであり、前記プロセッサ1010は具体的に、前記端末機器1000による下りデータ受信がプリセット時間を超えると、前記タイマーを起動させるために用いられる。
一実施例として、前記送受信器1020はさらに、前記タイマーのタイミング時間長を指示するために用いられる前記ネットワーク機器の第2指示情報を受信するために用いられる。
一実施例として、前記送受信器1020はさらに、目標周波数領域傍受エリアのシステム周波数領域リソースエリアにおける位置を指示するために用いられる前記ネットワーク機器から送信された第3指示情報を受信するために用いられる。
一実施例として、前記プロセッサ1010は具体的に、前記目標周波数領域傍受エリアで前記リソース占用指示情報が傍受された場合、前記リソース占用指示情報に基づいて、前記端末機器1000のeMBBリソース中で前記他のサービスに占用された第1リソースを確定するために用いられる。
一実施例として、前記リソース占用指示情報はさらに、前記他のサービスのサービス情報を指示するために用いられ、前記プロセッサ1010はさらに、前記他のサービスのサービス情報に基づいて、前記第1リソース中で受信したeMBBサービスのデータを復調するために用いられる。
一実施例として、前記サービス情報は、前記他のサービスのデータ伝送フォーマット、変調符号化方式、データ伝送のパワー情報のうちの少なくとも1種を含む。
一実施例として、前記リソース占用指示情報は前記他のサービスに占用されたリソースのあるエリアを指示するために用いられる。
一実施例として、前記リソース占用指示情報は前記他のサービスに占用されたリソースに含まれる時間周波数リソースブロックを指示するために用いられる。
一実施例として、前記目標周波数領域傍受エリアは前記eMBBリソースのあるリソースエリア外にある。
一実施例として、前記目標周波数領域傍受エリアは前記eMBBリソースのあるリソースエリア内にある。
図11は本願の実施例に係るネットワーク機器を模式的に示すブロック図である。図11のネットワーク機器1100はプロセッサ1110と送受信器1120を含む。
プロセッサ1110は、eMBBサービスのスケジューリングに用いられる時間周波数リソースであるeMBBリソースにおける前記eMBBサービスと異なる他のサービスに占用されたリソースを指示するために用いられるリソース占用指示情報を確定するために用いられる。
送受信器1120は、端末機器に予め配置されたタイマーのタイミング時間長範囲内に、前記目標周波数領域傍受エリアの周波数領域リソース上で、前記端末機器へ前記リソース占用指示情報を送信するために用いられる。
一実施例として、前記送受信器1120はさらに、前記タイマーのトリガスレッショルドを指示するために用いられる第1指示情報を前記端末機器へ送信するために用いられる。
一実施例として、前記タイマーのトリガスレッショルドは前記端末機器が下り制御シグナリングを復調し開始することである。
一実施例として、前記タイマーのトリガスレッショルドは前記端末機器による下りデータ受信がプリセット時間を超えることである。
一実施例として、前記送受信器1120はさらに、前記端末機器へ前記タイマーのタイミング時間長を指示するために用いられる第2指示情報を送信するために用いられる。
一実施例として、前記送受信器1120はさらに、前記端末機器へ目標周波数領域傍受エリアのシステム周波数領域リソースエリアにおける位置を指示するために用いられる第3指示情報を送信するために用いられる。
一実施例として、前記リソース占用指示情報はさらに、前記他のサービスのサービス情報を指示するために用いられる。
一実施例として、前記サービス情報は、前記他のサービスのデータ伝送フォーマット、変調符号化方式、データ伝送のパワー情報のうちの少なくとも1種を含む。
一実施例として、前記リソース占用指示情報は前記他のサービスに占用されたリソースのあるエリアを指示するために用いられる。
一実施例として、前記リソース占用指示情報は前記他のサービスに占用されたリソースに含まれる時間周波数リソースブロックを指示するために用いられる。
一実施例として、前記目標周波数領域傍受エリアは前記eMBBリソースのあるリソースエリア外にある。
一実施例として、前記目標周波数領域傍受エリアは前記eMBBリソースのあるリソースエリア内にある。
図12は本願の実施例に係るシステムチップの構成を模式的に示す図である。図12のシステムチップ1200は、入力インタフェース1201、出力インタフェース1202、プロセッサ1203及びメモリ1204を含み、前記プロセッサ1203とメモリ1204との間はバス1205によって接続され、前記プロセッサ1203は前記メモリ1204におけるコードを実行するために用いられる。
一実施例として、前記コードが実行される時、前記プロセッサ1203は本願の方法の実施例における端末機器によって実行される方法を実現する。簡単にするために、ここで説明を省略する。
一実施例として、前記コードが実行される時、前記プロセッサ1203は方法の実施例におけるネットワーク機器によって実行される方法を実現する。簡単にするために、ここで説明を省略する。
当業者であれば、本明細書に開示されている実施例に説明される各例のユニット及びアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、又はコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアとの組み合わせによって実現できることを認識し得る。これらの機能がハードウェアで実行するか、又はソフトウェアで実行するかは、技術的解決手段の特定の応用及び設計規約によって決められる。当業者は、説明される機能を実現するように、それぞれの特定の応用に対して異なる方法を用いてもよいが、これは本願の範囲を超えると考えられるべきではない。
当業者であれば明確に把握し得るように、説明を便利且つ簡単にするために、以上説明されるシステム、装置及びユニットの具体的な動作プロセスについては、前述した方法の実施例における対応するプロセスを参照してもよく、ここで説明を省略する。
なお、本願にて提供されるいくつかの実施例では、開示されているシステム、装置及び方法は、他の方式によって実現できる。例えば、以上説明される装置の実施例は例として提示したものであり、例えば、前記ユニットは論理的機能によって区別したものであるが、実際に実現する際に、別の区別方式を用いてもよく、例えば、複数のユニットや構成要素は組み合わせたり別のシステムに集積したりしてもよく、又は、いくつかの特徴は無視したり実行しなかったりしてもよい。また、表示又は検討される相互間のカップリング、直接カップリング、又は通信接続は、いくつかのインタフェース、装置又はユニットによる間接カップリング又は通信接続であってもよく、電気的、機械的又は他の形式によるものであってもよい。
分離した部材として説明された前記ユニットは物理的に分離しているものであってもよいしそうでなくてもよく、ユニットとして表示されたユニットは物理的ユニットであってもよいしそうでなくてもよく、即ち、1つの場所に位置してもよく、複数のネットワークユニットに分散してもよい。実際のニーズに基づいて、そのうち一部又はすべてのユニットを用いて本実施例の態様の目的を実現してもよい。
また、本願の実施例における各機能ユニットは1つの処理ユニットに集積してもよく、各ユニットは単独な物理的存在としてもよく、2つ以上のユニットは1つのユニットに集積してもよい。
前記機能はソフトウェア機能ユニットの形態として実現して独立した製品として販売又は使用する場合、1つのコンピュータの読み取り可能な記憶媒体に記憶してもよい。
このような理解に基づいて、本願の技術的解決手段の本質又は従来技術に寄与する部分又は該技術的解決手段の部分はソフトウェア製品の形態で具現化してもよく、該コンピュータソフトウェア製品は1つの記憶媒体に記憶され、複数のコマンドを含むことにより、1台のコンピュータ機器(パーソナルコンピュータ、サーバー、又はネットワーク機器等であってもよい)に本願の実施例に記載の方法のすべて又は一部のステップを実行させる。前記記憶媒体は、USBメモリ、リムーバブルハードディスク、リードオンリーメモリ(ROM、Read−Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM、Random Access Memory)、磁気ディスク又は光ディスク等、プログラムコードを記憶できる様々な媒体を含む。
以上の内容は、本願の具体的な実施形態に過ぎず、本願の範囲はこれに制限されるものではなく、当業者であれば、本願にて開示されている技術的範囲内に、想到し得る変化や置換はいずれも本願の保護範囲に属する。このため、本願の範囲は特許請求の範囲に示される。