JP2020500760A5 - - Google Patents
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Description
本発明は、回転ディスプレイに関し、特に、乗物用の回転ディスプレイに関し、特に、ただし、限定するものではないが、自動車のインストルメント・パネルの回転ディスプレイに関する。
インストルメント・パネル(instrument panels)(IPs)は、運転者または同乗者に対して情報をディスプレイ表示し、また、使用者から入力を受け付けるために備えられている。多数の異なるオプション/イメージをディスプレイ表示するために、多くの最近のインストルメント・パネルは、LCDスクリーンのような、ディスプレイ・スクリーンを含んでいる。いくつかのインストルメント・パネルは、タッチ・スクリーンを含み、この場合、より多くの情報をディスプレイ表示するために、ときには、複数のインターフェイス・ウィンドウ(例:ラジオの設定画面と、衛星ナビゲーション画面)を同時にディスプレイ表示するために、スクリーンの大きさがどんどん大きくなる傾向がある。
タッチ・スクリーンは、横方向/縦方向に、また、軸方向(すなわち、インストルメント・パネル内での前後)に動かないことで、使用時に信頼性を与えるために、一般的に、単一の固定位置に固定されている(hard-mounted)。横方向/縦方向に動くと、使用者が押すことを意図した位置の正確さに影響しかねない。軸方向に動くと、触覚感度を低下させ、質の低い質感を与える可能性がある。
しかしながら、タッチ感応式でないディスプレイ・スクリーンを可動式に取り付けることが可能であった。例えば、欧州特許第0551078号明細書(特許文献1)には、ケーシングの外に展開されるテレビジョン・スクリーンが開示されている。ロールス・ロイス社のファントム(Phantom)は、時計面を有するパネルを含み、パネルを回転させると、ディスプレイ・スクリーンが現れるインストルメント・パネルを備えている。
ロールス・ロイスが備えている時計面のみを有する最小限のパネルは、高級感のマーク(mark of luxury)と考えられており、ディスプレイ・スクリーンの不使用時に雑然としていない表面をもたらす。
インストルメント・パネルが雑然としている度合いが低いと(特に、良く知られた高級感のマーカ(例えば、小さく均一な隙間、面一の表面、素材の統一感等)との組み合わせで)高級感につながり、大型のタッチ感応式ディスプレイ・スクリーンは、現代感(modernity)につながる、と考えられている。他方、ダイアル(特に、ストップウォッチのような機械的なダイアル)やレーシングカーに見られる油圧計、油温計、水温計、真空計、ターボ・ブースト計等の追加的なゲージは、スポーティ感(sportiness)につながる。結果として、運転者/同乗者に対して伝えたい印象によって、様々な車において、様々なインテリアが採用されている。
本発明の目的は、インストルメント・パネル用の改良したディスプレイ機構、及び、ディスプレイ機構を備えた改良したインストルメント・パネルを提供することである。
本発明の第1の態様によれば、少なくとも3つのディスプレイ表面(display surfaces)を備えたインストルメント・パネル用回転ディスプレイ機構であって、第1のディスプレイ表面は、タッチ感応式ディスプレイ・スクリーン(touch sensitive display screen)を有し、第2のディスプレイ表面は、少なくとも1つのダイアル(dial)またはゲージ(gauge)を有し、第3のディスプレイ表面は、トリム・エレメント(trim element)を有することを特徴とする回転ディスプレイ機構を提供する。
このような機構は、(タッチスクリーンを通じて)現代感、(複数のダイアル/複数のゲージを通じて)スポーティ感、(周囲の素材や仕上げ材(finishes)と一体化する1以上のトリム・エレメント(好ましくは「のみ」)を有する表面を提供することを通じて)高級感のいずれか1つのホールマーク(hallmarks)を演出することが可能である。したがって、現代的な高級自動車にとって理想的であり、さらに、この特性のうちの1つを有さない乗物に、より大きな高級感/スポーティ感/現代感を与えるのに有用である。
さらに、回転ディスプレイ機構は、特定の購入者に、クラシックなジェームズ・ボンド映画(James Bond movies)の回転ナンバープレートを思い出させ、客人を"驚かせ、また、喜ばせる"ことになる可能性がある。
第3のディスプレイ表面は、(例えば木材や皮革材の)ベニヤ(veneers)、金属装飾(metallic embellishers)及び/またはロゴ等のトリム・エレメントのみを有していてもよい。第3のディスプレイ表面は、ディスプレイ・スクリーン、ダイアル、または、ゲージを含まない。第3のディスプレイ表面の1以上のトリム・エレメントは、インストルメント・パネルの類似の外観(like feature)と調和する、及び/または、合ってもよい。例えば、木目(wood grain)が調和するかもしれない、及び/または、IPの類似の外観と調和する(例えば、ブライトウェア(brightware)製)ストリップのような装飾が第3の表面を横切って延びていてもよい。
第2のディスプレイ表面は、複数のダイアルまたは複数のゲージを含んでいてもよい。複数のダイアルまたは複数のゲージは、ストップウォッチ(stop watch)、油圧計(gauge for oil pressure)、油温計(gauge for oil temperature)、水温計(gauge for water temperature)、真空計(gauge for vacuum performance)、Gフォース計(gauge for G-force)、ターボ・ブースト計(gauge for turbo boost performance)のうちいずれか1つ以上を含んでもよい。
本発明の第2の態様によれば、ディスプレイを展開可能な開口部(aperture)を有するインストルメント・パネルであって、インストルメント・パネルは、さらに、回転ディスプレイ機構を備えており、回転ディスプレイ機構は、回転支持体(rotatable support)によって支持された少なくとも2つのディスプレイ表面を有しており、回転支持体は、マウントに対して回転するように取り付けられ、マウントは、インストルメント・パネルの開口部から離れるように、また、近づくように移動可能であり、この構成により、使用時には、ディスプレイ表面のそれぞれを、開口部内に配置することができ、1つのディスプレイ表面から他のディスプレイ表面に変更する際には、マウントがインストルメント・パネルの開口部から離され、回転支持体が回転させられ、その次に他のディスプレイ表面を開口部内に位置合わせさせる(align)ようにインストルメント・パネルの開口部に向かってマウントが戻されるインストルメント・パネルを提供する。
ディスプレイを展開すると、1つのまたは各ディスプレイ表面がインストルメント・パネルの正面(特に、開口部と隣接する正面の領域)と面一(flush)になってもよい。したがって、開口部からマウントを離す動きは、展開された1つのまたは各ディスプレイ表面を、開口部と隣接する領域のインストルメント・パネルの正面から後退させ、面一ではない状態にすることになる。
回転ディスプレイ機構は、少なくとも3つのディスプレイ表面を有していてもよく、追加的にさらに、例えば、4面,5面または6面を有していてもよい。
1つのディスプレイ表面から他のディスプレイ表面のそれぞれに変更するため、回転ディスプレイ機構のマウントは、インストルメント・パネルから離され、回転支持体が回転させられ、他のディスプレイ表面を開口部内に整合させるようにインストルメント・パネルの開口部に向かってマウントが戻されるようになっていてもよい。
マウントは、インストルメント・パネルから離れ、且つ、向かって揺動するように、揺動運動可能に取り付けられていてもよい(pivotally mounted)。
アクチュエータ(例えば、ウォーム駆動(worm drive)のようなリニア・アクチュエータ(linear actuator))がハウジングに取り付けられ、インストルメント・パネルからマウントを離すように動作可能であってもよい。
アクチュエータ(例えば、モータのようなロータリ・アクチュエータ)がハウジングに取り付けられ、例えば、ベルトを介して、回転支持体を回転可能であってもよい。
モータは、回転支持体を両方向に回転させることができてもよい。これにより、完全な360°回転をせずに、終端位置(extreme position)の間を動かすことが可能になる。例えば、3つの各面にディスプレイ表面を有する三角形状の支持体の場合、240°回転させることで、2つの終端位置(中央位置からそれぞれ120°の位置)の間を動くことができる。
完全な360°回転手段を必要としないことで、回転接続(rotary connection)が不要となり、配線が比較的単純となる。
回転ディスプレイ機構は、第1の態様の回転ディスプレイ機構であってもよい。本発明の第1の態様の任意の特徴はいずれも、本発明の第2の態様に付与することができる。
回転ディスプレイ機構は、ディスプレイ表面を開口部に位置合わせさせるように構成された複数の位置合わせ手段(alignment means)を備えていてもよい。
複数の位置合わせ手段は、インストルメント・パネルに対する相対的な位置に固定された位置合わせ面と当接するために配置された回転支持体に設けられた位置合わせ面を有していてもよい。
例えば、複数の位置合わせ手段は、ディスプレイ表面のそれぞれに関連付けられ、回転支持体の回転軸の方向に延び、且つ、位置合わせ面を有する1以上の突出部(projection)を有していてもよい。突出部のそれぞれは、ディスプレイ表面が開口部内に配置されているときに、固定位置にあるハウジングの被位置合わせ面(alignment surface)と当接し、回転位置にあるハウジングの被位置合わせ面から間隔をあけて配置されていてもよい。
回転支持体は、少なくとも一方に複数の位置合わせ手段が配置されている2つの対向する端面部(two opposing end faces)と、複数のディスプレイ表面が配置されている複数のディスプレイ面とを有するプリズム(prism)であってもよい。プリズムは、3つのディスプレイ面を有する三角形状であってもよい。
複数の位置合わせ手段は、2つの対向する端面部の両方に配置されていてもよい。
対向する端面部のそれぞれに、ディスプレイ表面のそれぞれと関連付けられた少なくとも2つの突出部が設けられていてもよい(すなわち、ディスプレイ表面のそれぞれと少なくとも4つの突出部が関連付けられている)。
回転支持体が、次に開口部に他のディスプレイ表面を位置合わせするために、インストルメント・パネルに向かって戻るように動かされると、その位置に強固に固定されているかのように強い結合を形成するため、オーバードライブされてもよい(overdriven)。
第1のディスプレイ表面は、回転支持体の複数のラグ(lugs)を通じて延びる、ねじ締結部材(screw fasteners)によって回転支持体に締結されていてもよい。
第2のディスプレイ表面及び/または第3のディスプレイ表面は、回転支持体に対してクリップ留め(clipped)、または、接着されていてもよい。この構成によって、使用者によって押されるタッチスクリーン・デバイスの締結は強固である。その一方で、押されない他のディスプレイ表面の締結は弱いが、道具を使用せずに外側から固定作業を行うことができ、ゆえに外から見える締結具がない。
本発明をはっきりと理解するために、本発明の実施の態様を、例として、添付の図を参照して示す:
図面、特に図1乃至図3を参照して、自動車用のインストルメント・パネル10を提供する。インストルメント・パネル(IP)は、フロントガラス(windscreen)(図示せず)まで延びるほぼ(しかし完全ではない)水平な水平面11と、オーバーハング(overhang)13の下の略水平面11から延び、運転者/同乗者がより見やすくなるように傾斜している、略垂直であるが傾斜した傾斜面12とを含む。従来のように、インストルメント・パネルは、入力デバイスを備えている。本例では、入力デバイスは、(3つの)ノブ14と、ボタン15の形態である。
もちろん、IPのこの正確な配置は決して不可欠ではなく、IP10の形状/配向及び入力デバイス14、15の選択は、主として、スタイルの問題であることを当業者は理解するであろう。
IP10は、開口部16も有している。回転ディスプレイ機構(rotatable display mechanism)17は、開口部16の背後に配置されている。回転ディスプレイ機構は、3つのディスプレイ表面1,2,3を備えている。ディスプレイ表面は、開口部16内にぴったりと配置される大きさになっており、ディスプレイ位置(display position)に配置された場合、IP10の傾斜面12と面一になっている。
図1で見えている第1のディスプレイ表面1は、図4,図8,図9及び図12に示したタッチ・スクリーン・デバイス18のタッチ感応式ディスプレイ・スクリーンである。
図2及び図5で見えている第2のディスプレイ表面2は、複数のダイアル/複数のゲージ(dials/gauges)19,20,21を含む。本実施の形態では、ストップウォッチ21、油温計20、ターボブースト計19を含む、計3つのダイアル/ゲージ19,20,21を備えている。もちろん必ずしも3つのダイアル/ゲージ19,20,21を備えていなくてもよく、1つや2つを省略してもよい。同様に、代わりの/追加の、ダイアル/ゲージを備えていてもよい。この場合、ダイアル/ゲージ19,20,21は、ストップウォッチ、油圧計、油温計、水温計、真空計、Gフォース計、ターボ・ブースト計の中から選択されてもよい。
図3及び図6で見えている第3のディスプレイ表面3は、トリム・エレメントのみを備えている。トリム・エレメントは、開口部16を囲むIP10の表面と調和がとれるようにデザインされている。したがって、例えば、本実施の形態では、IPの隣接するパネルと調和するパターンを有し、水平方向に延びる金属製ストリップの装飾(horizontally extending strip of metal embellisher)の形態の装飾によって分割された木材によるベニヤ(veneers in wood)22,23を備えている。第3のディスプレイ表面は、ロゴ(図示せず)のための理想的な場所でもある。第3のディスプレイ表面は、ディスプレイ・スクリーン、ダイアル、または、ゲージのいずれも含んでいない。水平方向に延びる装飾24の端部は、IP10を水平方向に延びる似たストリップ25と正確に並ぶ。
本実施の形態では、第2のディスプレイ表面2もダイアル/ゲージ19,20,21を囲み、開口部16を囲むIP10の表面と調和するトリム・エレメント41を備えている。
特に図4乃至図9及び図12に示すように、ディスプレイ表面1,2,3のそれぞれは、回転支持体26のディスプレイ面(display face)の1つに備えられている。回転支持体26は、ほぼ三角形状であり、2つの対向するほぼ三角形状の端面部(end faces)27,28と、三角形状の端面部の平行する縁部の間を延びる3つのディスプレイ面とを有している。回転支持体26の内側は空洞であり、本実施の形態では、ディスプレイ面の2つは開口している(open)。対向する三角形状の端面部27,28の頂部の間には3つの支柱(struts)29が延びており、このうち2つの支柱は、閉口したディスプレイ面(closed display face)30と一体に形成されている。
閉口したディスプレイ面30は、第3のディスプレイ表面3を支持している。図12に示すように、一体化された装飾(embellisher)24が突出し、また、裏面に形成された締結部32,33によってベニヤ22,23を(装飾24によって分割されている)パネルに締結するための開口部を有するベニヤ・パネル・コネクタ(veneer panel connector)31を備えている。ベニヤ・パネル・コネクタは、略平らであり、裏面には、閉口したディスプレイ面30に形成された複数の開口部35に通してクリップ留めするための複数のクリップ部34が備えられている。
このコネクタ31によって、回転支持体26から離れた場所で第3のディスプレイ表面3を形成し、後ほど取り付けることが可能となる。もちろん、コネクタ31を用いずに閉口したディスプレイ表面30にトリム・エレメントを直接取り付けることも可能であろう。また、閉口したディスプレイ表面30が開口していたとしても、当業者であれば、回転支持体26に取り付けるための手段を構成することが可能であろう。
また、電子制御ユニット(electronic control unit)(ECU)36は、図12に示しているが、回転支持体26には取り付けられておらず、本実施の形態では、箱体(box)37内に備えられている。電子制御ユニット36は、図示しない入力信号、タッチスクリーン・デバイス18及びアクチュエータ(後述)に対して電気的に接続されている。
タッチスクリーン・デバイス18は、回転支持体26の開口したディスプレイ面の1つに備えられている。タッチスクリーン・デバイス18は、閉口したディスプレイ面と対向する支柱29から延びる複数のラグ39に形成された複数の開口部に通した締結具38によって位置に固定されている。タッチスクリーン・デバイス18は、使用時に押されるものであるため、(本実施の形態では)6つのねじによって回転支持体26に対してしっかりと固定されている。
第3のディスプレイ表面3と同様、ダイヤル/ゲージ19を備えた第2のディスプレイ表面2も、コネクタ40を備えている。コネクタ40の裏側には、開口部を通して見えるように、ダイヤル/ゲージ19,20,21が取り付けられ、且つ、表側には、ダイヤル/ゲージ19,20,21を囲むトリム・エレメント41が取り付けられている。
コネクタ31と同様、コネクタ40も、(第1のディスプレイ表面1を取り付けた後に)第2のディスプレイ表面2を所定の位置にクリップ留めするためのクリップ部42を備えている。
この特定の実施の形態はまた、(図11に示す)インフィル・パネル(infill panel)60を備えている。インフィル・パネル60は、第2のディスプレイ表面2及び第3のディスプレイ表面3を取り付けた後に回転支持体にクリップ留めし、回転支持体26が回転した際に整って見えるようにその間の隙間(gap)を塞ぐものである。
端面部28,29のそれぞれには、複数の孔(apertures)43が形成されており、ファン44(図11参照)がこの孔を通して、回転支持体26内の空気を循環させる。本実施の形態では、2つのファン44と、各ファン44のための複数の孔を備えているが、ファン1つでも十分なこともあり、また、ファンが不要な場合もある。
両端面部27,28は、ディスプレイ表面1,2,3の間の中央部に配置された開口部45を備えている。回転支持体の中に電気的な/機械的なケーブル(図示せず)を通し、且つ、ダイヤル/ゲージ19,20,21及びタッチスクリーン・デバイス18に接続するために、開口部の一方(図11及び図12の左側)は、他方よりも大きい。
図11に最もよく示すだけでなく、図8及び図9にも示すように(この図では、背後の部材が見えるように、特定の機構は点線で示してある)、孔45には、(例えば、締りばめ(interference fit)によって)ベアリング・インサート46a,46bが取り付けられ、回転支持体26に対して所定の位置に固定されている。ベアリング・インサート46a,46bは、ベアリングのインナー・リング46を支持し、ベアリングのアウター・リングは、回動可能なアーム部48a,48bを備えたマウントの孔に取り付けられている。結果として、回動支持体26は、マウントに対して相対的に回転可能である。
一方の側(図11の左側)では、ベアリング・インサート46bは、回転スイッチ・キャリア49に取り付けられており、本実施の形態では、回転スイッチ・キャリア49は、環状であり(これにより、回転支持体26内にケーブルが入る)、また、マイクロ・スイッチ50を支持している。他方の側(図11の右側)では、ベアリング・インサート46aは、スピンドルを備えている。スピンドルは、アーム部48a内の孔を通って、ベルト駆動プーリ(belt-driven pulley)51に取り付けられ、同調して回転可能である。
ベルト駆動プーリ51は、ベルト52を介して被作動プーリ(actuated pulley)53に接続されている。被駆動プーリ53は、アーム部48aの遠隔端部(remote end)の1つ(アーム部48aの孔部の上方及び後方)に回転可能に取り付けられている。被作動プーリ53は、モータ54の形態のロータリ・アクチュエータによって回転されている。モータ54は、ギアボックス・ハウジング56内でギアボックス・ホイール57と接続されたギアボックス・ウォーム55を駆動し、被作動プーリ53に適切なトルクを与え、回転支持体26を回転させる。
マウントは、さらに、アーム部48a,48bの端部の1つ(上方且つ後方の端部)の間に取り付けられたクロス部材(cross member)58を備えている。アーム部48a、48bの反対側の端部(下方且つ前方の端部)において、それらは回転軸(axle)59によって接続されている。
図4乃至図9、そして、特に図10に示すように、回転ディスプレイ機構は、ハウジング(または、ケーシング)61を備えている。ハウジング61は、ディスプレイ表面1,2,3を支持する回転支持体26のハウジングに対する動きが、IP10内の開口部16に対する対応する動きになるよう、常に同じ相対位置に移動するという反復可能な結果を伴って、IP10とのしっかりとした接続関係を提供するため、乗物の所定の位置に固定されるようになっている。
ハウジング61は、メイン・ボディ(main body)62、一対の端部キャップ(end caps)63、及び、ブラケット(bracket)64から構成されている。メイン・ボディ62は、C形断面を有し、空気が循環する複数の孔を有する、湾曲した板状である。
ハウジング61のメイン・ボディ62は、回転支持体26がハウジング61に対して前後に揺動(pivot)できるように、回転支持体26の背後の周囲に延び、且つ、回転支持体26と間隔をあけて配置されている。ハウジングのメイン・ボディ62の前方、最下部には、回転軸59がIP10を横切って横方向に延びる軸周りに回転するのを支持する一対のベアリング69が配置されている。回転軸59が回転することで、アーム部48a,48bが、回転軸59の軸周りを前後に揺動し、IP10の開口部16に向かって、また、開口部16から離れるように、ディスプレイ表面1,2,3が取り付けられた回転支持体26を移動させる。
端部キャップ63も板状であり、メイン・ボディ62の両端部に(本実施の形態では、複数の締結具66によって)取り付けられている。端部キャップには、複数の貫通孔が形成されており、特に、それぞれ1つの大きな孔部67を有している。ハウジング61の外側に回動可能なアーム部48a,48bを取り付けられるように、孔部67を通じて、ベアリング・インサート46a,46bが延びている。端部キャップ63は、比較的大きな孔部68も有している。この領域には、気流を妨げないように、アーム部48a,48bに対して、ファン44が取り付けられている。
ブラケット64は、端部キャップ63,64と接続された下部レール(lower rail)65を有し、使用時に図示しない乗物のボディに取り付けられている略U字形の部材である。下部レール65の両遠位端(distal ends)からは、上方に(そして後方に)リム(limb)70が延びている。IP10の開口部にハウジング61(ゆえに、回転支持体26に取り付けられたディスプレイ表面1,2,3)をぴったりと合わせるため、リム70も使用時には図示しない乗物のボディに取り付けられ、また、位置調整部材(positional adjusters)71を介して端部キャップに接続されている。
ハウジング61の後方からメイン・ボディ62の頂部に向かう部分には、回転支持体26を前後に揺動させるためにクロス部材58(ゆえに、アーム部48a,48bの頂部)を前後に押すリニア・アクチュエータが配置されている。
図7,図10,図11に最もよく示すように、本実施の形態のリニア・アクチュエータは、モータ27の形態である。モータは、駆動ねじ75と接続されたギアボックス・ホイール74を回転させるためにギアボックス・ウォーム73を駆動する。ねじ75が回転することで前後に動くように、ねじ75には、キャプティブ・ウォーム・ナット(captive worm nut)76が備えられている。
キャプティブ・ナット76は、次に、駆動リンク支持部78に支持されたハウジング61に対して回動可能に取り付けられている従動リンク(driven link)77に接続されている。従動リンク77は、次に、従動リンク支持部80を介してクロス部材58に取り付けられた駆動リンク79と接続されている。
リニア・アクチュエータが駆動すると、回転支持体26が図8に示した前方位置と、図9に示した後方位置の間を動く。図8に示した前方位置では、ディスプレイ表面1,2,3がIP10と面一であり、図9に示した後方位置では、ハウジング61の後方に向かって回転支持体26がIP10から離れた状態である。
ディスプレイ表面1,2,3のそれぞれが、IP10の傾斜面12の前方と常に完全に面一になっていることを確実にするために、回転ディスプレイ機構17は、開口部内にディスプレイ表面1,2,3を位置合わせするように構成された位置合わせ手段(alignment means)を有している。
本実施の形態では、位置合わせ手段は、インストルメント・パネル内の相対位置に固定されたハウジング61上の位置合わせ面81と当接するように構成された回転支持体上の位置合わせ面(aligning surface)を有している。
本実施の形態のハウジング61の位置合わせ面81は、端部キャップ63の孔部67の前方部にIPの傾斜面12と平行に延びる平面として備えられている。
回転支持体26の位置合わせ面は、回転支持体の端面部27,28に配置された複数の突出部82によって規定されている。複数の突出部82は、回転支持体の回転軸の方向に延び、且つ、対応する孔部67内に突出している。
各ディスプレイ表面1,2,3に対応して、各端面部の2つの突出部82が関連付けられている。結果として、各ディスプレイ表面1,2,3は、関連付けられた4つの突出部82を有し、各端面部は、関連付けられた6つの突出部82を有している。したがって、合計12個の突出部があることになる。対応するディスプレイ表面1,2,3がディスプレイ位置に前方に揺動すると、対応する突出部82の位置合わせ面がハウジング61の位置合わせ面81を支持する(bear upon)。
本実施の形態では、位置合わせ面81は、略平らであり、傾斜面12と平行になっている。複数の突出部82は、似たように構成されており、位置合わせ面と位置合わせ面の間の線が対応するディスプレイ表面1,2,3と平行になっている。複数の突出部は、突出部82が孔部67の位置合わせ面を支持するように回転支持体26がリニア・アクチュエータによって前方に押された場合に、ディスプレイ表面1,2,3の角部分を押したとしても、揺れてハウジング61内に押し戻されないように、適度な間隔をあけて配置されている。
もちろん、当業者であれば、突出部とハウジング61の位置合わせ面81が、必ずしも傾斜面12と平行でなく、両方とも同程度平行からずれていてもよいことは理解するであろう。しかしながら、関係性を安定させるため、平行であることが好ましい。
使用時には、回転ディスプレイ機構17は、三角形状の端面部28の大きな孔部45を通して延びるケーブルをダイアル/ゲージ19,20,21及びディスプレイ・スクリーン18に接続し、回転支持体にタッチスクリーン・デバイス18をねじ留めし、対応するコネクタ31,40を介して第2及び第3のディスプレイ表面2,3を組み立ててクリップ留めする。それからインフィル・パネル60を所定の位置にクリップ留めし、ベアリング・インサート46a,46b及びベアリング47を所定の位置に配置する。それからECU36をボックス37内で配線し、ベアリング47が端部キャップ63を通って延びるようにハウジング61内に回転支持体を導入する。次に、端部キャップ63の外側にファン44を支持するアーム部48a,48bを対応するベアリング47に取り付ける前に、ハウジングのメイン・ボディ61に端部キャップ63を取り付ける。
それからアーム部48a,48bを揺動させ、回転支持体26が回転することを許容するように、リニア・アクチュエータ及びロータリ・アクチュエータと、これらの関連する駆動部品(drive-components)を取り付ける。それから、ブラケット65を介して、自動車のボディにハウジング61を取り付け、ハウジングの位置合わせ面81と突出部82を当接させると、ディスプレイ表面1,2または3が、傾斜面12と面一で開口部16の中央部にくるように、位置調整部材71で位置調整をする。
キャリア40に配置されたマイクロ・スイッチ50は、回転支持体26が後方に揺動した場合にのみロータリ・アクチュエータが作動するように、いつ回転支持体26がディスプレイ位置に前方に揺動したのか、また、いつ後方に揺動したのかを判定するように配置されている。それから、ECU、タッチ・スクリーン18、及びダイアル/ゲージ19,20,21を適切なソース(例えば、セントラルECU及び/またはIP上の入力部14,15、または、ダイアル/ゲージ19,20,21の場合には、適切な測定機器)に対して接続する。
これにより、第1のディスプレイ表面1、第2のディスプレイ表面2、及び、第3のディスプレイ表面3は、自在にディスプレイすることができる。アーム部を後方に揺動させて、ゆえに回転支持体を図1,図2,図3及び図9に示した位置から図9に示した位置に動かし、それから(リニア・アクチュエータを用いて)揺動させて戻す前に、各位置合わせ面81,82が接触するまで、異なる表面1,2,3が正面を向くようにロータリ・アクチュエータを用いて回転させることで、展開されたディスプレイ表面1,2,3とそれを囲むIP10の固定された表面との間に、精密且つ最小限の隙間があいた状態で、新たなディスプレイ表面が開口部16内に提供される。後方に揺動させることで、回転時に互いに干渉しないように、孔部67の位置合わせ面81から突出部82が十分に離される。
IPの1以上の入力部14,15を使用してアクティブな面を選択することに加えて、または、その代わりに、乗物制御システムによって指示された場合に、タッチスクリーン表面1が自動的に現れることが好ましい。例えば、乗物を起動したことに対する応答として、または、後退時カメラからの映像を見せるために、後退ギアを選択したことに対する応答として、タッチスクリーン表面1が展開されてもよい。
開口部16から後方に揺動させることにより、十分な運動学的なクリアランス(kinematic clearance)を提供しながら、タイトな(tight)、整った(cosmetic)隙間を提供することができる。揺動させることと、回転させることに別々のアクチュエータを利用することもまた、ハイレベルな位置制御を得ることに役立つ。
タッチスクリーン・デバイス18のタッチ感応式ディスプレイ・スクリーンである第1のディスプレイ表面1は、基準(nominal)(中間)位置としてセットされている。回転支持体を、一方向に(頂部を下に)120°回転させることで第2のディスプレイ表面2のダイアル/ゲージ19,20,21がディスプレイされ、回転支持体を反対方向に(底部を上に)120°回転させることで図3及び図6に示した、開口部16を囲むIP10の表面と調和するようにデザインされたトリム・エレメントのみを備えた第3のディスプレイ表面3がディスプレイされる。ケーブルが絡まることを防ぐため(または、さらに複雑な回転接続を必要としないようにするため)、回転支持体は、無限には回転しない。
滑らかさと高級感を演出するために、第3のディスプレイ表面3が、車がスイッチオフされていたり、タッチスクリーンが選択されていない場合のニュートラルな表面であってもよい。そして、必要に応じてタッチスクリーン18が自動的に展開し、ダイアル/ゲージ19,20,21は、"スポーツ"モードや"レース"モードを選択したことに対する応答、または、手動で第2のディスプレイ表面2を選択した場合のみディスプレイされるようになっていてもよい。
物理的な端部位置間(physical end positions)の演算した中間点(calculated mid-point)に基づいて、物理的な端部停止位置/制限位置(physical end stop/limit)を用いずに、正確に回転端部位置を得るために、ホール・センサ(図示せず)は、ロータリ・アクチュエータの回転をカウントする。
精密な位置は、位置合わせ手段を用いて得られる。システムが位置に関してのみ回転制御に頼っていたならば、回転システムにどんな遊びがあっても自由に回転できるであろう(モータ54と支持体26との間に介在する部品の数によると、この遊びはかなりのものとなる可能性がある)。その結果、前後に回動すること、及び、位置合わせ手段のおかげで、システムは、タッチスクリーン18を使用している間安定しており、また、開口部16を囲むIP10と正確に位置合わせされている。
各展開位置において、リニア・アクチュエータは、突出部82の位置合わせ面を開口部67の位置合わせ面81に対して押すために、制御量だけオーバードライブされる。
上記実施の態様は、例示としてのみ説明されている。添付の請求の範囲に定めたように、本発明の範囲を逸脱することなく、多くの変形例が可能である。
Claims (28)
- 少なくとも3つのディスプレイ表面を備えたインストルメント・パネル用回転ディスプレイ機構であって、
第1のディスプレイ表面は、タッチ感応式ディスプレイ・スクリーンを有し、
第2のディスプレイ表面は、少なくとも1つのダイアルまたはゲージを有し、
第3のディスプレイ表面は、トリム・エレメントを有することを特徴とする回転ディスプレイ機構。 - 前記第3のディスプレイ表面は、前記トリム・エレメントのみを有する請求項1に記載の回転ディスプレイ機構。
- 前記第3のディスプレイ表面の1以上のトリム・エレメントは、インストルメント・パネルの類似の外観と調和する、及び/または、合う請求項1または2に記載の回転ディスプレイ機構。
- 前記第2のディスプレイ表面は、複数のダイアルまたは複数のゲージを含む請求項1乃至3のいずれか1項に記載の回転ディスプレイ機構。
- 前記少なくとも1つのダイアル若しくはゲージ、または、前記複数のダイアル若しくは複数のゲージは、ストップウォッチ、油圧計、油温計、水温計、真空計、Gフォース計、ターボ・ブースト計の中から選択される請求項1乃至4のいずれか1項に記載の回転ディスプレイ機構。
- ディスプレイを展開可能な開口部を有するインストルメント・パネルであって、
前記インストルメント・パネルは、さらに、回転ディスプレイ機構を備えており、
前記回転ディスプレイ機構は、回転支持体によって支持された少なくとも2つのディスプレイ表面を有しており、
前記回転支持体は、マウントに対して回転するように取り付けられ、
前記マウントは、前記インストルメント・パネルの前記開口部から離れるように、また、近づくように移動可能であり、
上記構成により、使用時には、前記ディスプレイ表面のそれぞれを、前記開口部内に配置することができ、
1つのディスプレイ表面から他のディスプレイ表面に変更する際には、前記マウントが前記インストルメント・パネルの前記開口部から離され、前記回転支持体が回転させられ、その次に他のディスプレイ表面を前記開口部内に位置合わせさせるように前記インストルメント・パネルの前記開口部に向かって前記マウントが戻されることを特徴とするインストルメント・パネル。 - 前記回転ディスプレイ機構は、少なくとも3つのディスプレイ表面を有している請求項6に記載のインストルメント・パネル。
- 1つのディスプレイ表面から他のディスプレイ表面のそれぞれに変更することを許容するために、前記回転ディスプレイ機構の前記マウントは、前記インストルメント・パネルから離され、前記回転支持体が回転させられ、他のディスプレイ表面を前記開口部内に整合させるように前記インストルメント・パネルの前記開口部に向かって前記マウントが戻されることを特徴とする請求項6または7に記載のインストルメント・パネル。
- 前記回転ディスプレイ機構の前記マウントは、前記インストルメント・パネルから離れ、且つ、前記インストルメント・パネルに向かって揺動するように、揺動運動可能に取り付けられている請求項6乃至8のいずれか1項に記載のインストルメント・パネル。
- 前記回転ディスプレイ機構は、前記ハウジングに取り付けられ、前記インストルメント・パネルから前記マウントを離すように動作可能なリニア・アクチュエータを備えている請求項6乃至9のいずれか1項に記載のインストルメント・パネル。
- 前記リニア・アクチュエータは、ウォーム駆動である請求項10に記載のインストルメント・パネル。
- 前記回転ディスプレイ機構は、前記ハウジングに取り付けられ、前記回転支持体を回転可能なロータリ・アクチュエータを備えている請求項6乃至11のいずれか1項に記載のインストルメント・パネル。
- 前記ロータリ・アクチュエータは、ベルトを介して前記回転支持体を回転させるように動作するモータである請求項12に記載のインストルメント・パネル。
- 前記ロータリ・アクチュエータは、前記回転支持体を両方向に回転させることができる請求項12または13に記載のインストルメント・パネル。
- 前記回転ディスプレイ機構は、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の回転ディスプレイ機構である請求項6乃至14のいずれか1項に記載のインストルメント・パネル。
- 前記回転ディスプレイ機構は、前記ディスプレイ表面を前記開口部に位置合わせさせるように構成された複数の位置合わせ手段を備えている請求項6乃至15のいずれか1項に記載のインストルメント・パネル。
- 前記複数の位置合わせ手段は、前記インストルメント・パネルに対する相対的な位置に固定された位置合わせ面と当接するために配置された前記回転支持体に設けられた位置合わせ面を有している請求項16に記載のインストルメント・パネル。
- 前記複数の位置合わせ手段は、前記ディスプレイ表面のそれぞれに関連付けられ、前記回転支持体の回転軸の方向に延び、且つ、前記ディスプレイ表面が前記開口部内に配置されているときに、固定位置にあるハウジングの被位置合わせ面と当接するように配置された位置合わせ面を有する1以上の突出部を有しており、
前記突出部のそれぞれは、回転位置にある前記ハウジングの前記被位置合わせ面から間隔をあけて配置されている請求項17に記載のインストルメント・パネル。 - 前記回転支持体は、少なくとも一方に複数の位置合わせ手段が配置されている2つの対向する端面部と、前記複数のディスプレイ表面が配置されている複数のディスプレイ面とを有するプリズムである請求項6乃至18のいずれか1項に記載のインストルメント・パネル。
- 前記複数の位置合わせ手段は、前記2つの対向する端面部の両方に配置されている請求項19に記載のインストルメント・パネル。
- 前記対向する端面部のそれぞれに、前記ディスプレイ表面のそれぞれと関連付けられた少なくとも2つの突出部が設けられている請求項16乃至20のいずれか1項に記載のインストルメント・パネル。
- 前記回転支持体は、3つのディスプレイ面を有する三角柱である請求項6乃至20のいずれか1項に記載のインストルメント・パネル。
- 前記回転支持体が、次に前記開口部に他のディスプレイ表面を位置合わせするために、前記インストルメント・パネルに向かって戻るように動かされると、オーバードライブされる請求項6乃至20のいずれか1項に記載のインストルメント・パネル。
- 前記第1のディスプレイ表面は、ねじ締結部材によって前記回転支持体に締結されている請求項1乃至5のいずれか1項に記載の回転ディスプレイ機構、または、請求項6乃至22のいずれか1項に記載のインストルメント・パネル。
- 前記第2のディスプレイ表面及び/または前記第3のディスプレイ表面は、前記回転支持体に対してクリップ留め、または、接着されている請求項1乃至5のいずれか1項に記載の回転ディスプレイ機構、または、請求項6乃至22のいずれか1項に記載のインストルメント・パネル。
- 請求項1乃至25のいずれか1項に記載の回転ディスプレイ機構及び/または機器パネルを備えた乗物。
- 自動車である請求項26に記載の乗物。
- 添付の図面を参照して本明細書に実質的に記載された回転ディスプレイ機構または機器パネル。
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