JP2020203420A - Dnaプロフィール表示体及びdnaプロフィールの表示方法 - Google Patents

Dnaプロフィール表示体及びdnaプロフィールの表示方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2020203420A
JP2020203420A JP2019111922A JP2019111922A JP2020203420A JP 2020203420 A JP2020203420 A JP 2020203420A JP 2019111922 A JP2019111922 A JP 2019111922A JP 2019111922 A JP2019111922 A JP 2019111922A JP 2020203420 A JP2020203420 A JP 2020203420A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
str
profile
display unit
displayed
dna
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019111922A
Other languages
English (en)
Inventor
起範 金
Ki-Bom Kim
起範 金
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2019111922A priority Critical patent/JP2020203420A/ja
Publication of JP2020203420A publication Critical patent/JP2020203420A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Credit Cards Or The Like (AREA)
  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
  • Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)

Abstract

【課題】個人情報を開示しない範囲で個人と個人の続柄を表示したDNAプロフィール表示体及びDNAプロフィールの表示方法の提供。【解決手段】個人のDNAプロフィールは、STRプロファイルと、STRマーカーとのを対応付けることよって確定する。DNAプロフィール表示体である鑑定書101には、STRプロファイル111の少なくとも一部が予め定められた所定の順序又は無作為で表示されているが、STRマーカーは表示されていない。又、個人のDNAプロフィールを色又は形により見分けることで、個人情報のDNAプロフィールを開示せず、個人と個人の続柄とを示す方法を提供する。これにより、視覚的にDNAプロフィールの繋がりを表現することができる。【選択図】図3

Description

本発明はDNAプロフィール表示体及びDNAプロフィールの表示方法に関する。
従来より、個人を特定するための情報としてDNAプロフィールがある。遺伝子の物質的な本体はDNA(deoxyribonucleic acid)であって人間の体を形づくる細胞のすべてに存在し、糖、リン酸、及びアデニン(A)、チミン(T)、グアニン(G)、シトシン(C)という4種類の塩基から構成される。この4種類の塩基の組み合わせは遺伝情報となって、親から子へ、さらに子から孫へと受け継がれる。
DNAの中には、1−5塩基程度の長さの同じ塩基配列が繰り返し並んでいる領域が多数存在しており、この反復数はショートタンデムリピート(Short Tandem Repeat)と呼ばれる。このショートタンデムリピート(STRプロファイル)を特許文献1の技術で測定することにより、個人のDNA型鑑定や親子鑑定を行うSTR法が知られている。STR法では、遺伝子座であるSTRマーカーと、STRプロファイルと、を対応づけることにより、個人のDNAプロフィールが確定する。
個人のDNA鑑定では、被験者のDNAプロフィールと、検体である毛髪等のDNAプロフィールとを比較することで、検体が被験者ものであるかを鑑定している。親子鑑定では、子はSTRプロファイルの情報を生物学的父親と生物学的母親から確実に受け継ぐこととなっており、3者におけるSTRプロファイルの関係性を調べることで親子関係を認定している。
特開2007−267644号
STR法によって得られたDNAプロフィールは個人を特定することができる個人情報であり、個人情報保護法に定める個人情報に該当する。近年のプライバシー意識の高まりから、個人情報を誰もが閲覧できる状態に置くことに抵抗がある一般消費者が多い。また、親子鑑定の鑑定結果においても、一見して父親、母親、及び子のDNAプロフィールが把握されてしまうため、外部に漏れないように厳重に管理する必要があった。
他方、親子鑑定では親子であることの証明としてSTR法によるDNA型鑑定を行っており、この鑑定結果を用いて新たな商品開発が進められている。当該商品においては、血縁関係にあることの証を示す内容であるDNAプロフィールを表示することが望ましいが、個人情報保護法の観点から、全てのDNAプロフィールを表示することは難しい。また、商品に全てのDNAプロフィールが表示されることは親子鑑定の当事者においても拒否感がある可能性が高い。
同様に、個人においても、例えば、自らが生きた証として墓石等にDNAプロフィールそのものを刻印することがあるが、これも個人情報がすべて開示されてしまうこととなり望ましい状態とは言えなかった。
そこで、本発明は、個人情報を開示しない範囲で個人と個人の続柄を表示したDNAプロフィール表示体及びDNAプロフィールの表示方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために第1の発明は、被験者のDNAプロフィールの一部を表示するDNAプロフィール表示体であって、前記被験者の前記DNAプロフィールは、STRマーカーと、STRプロファイルと、を互いに対応付けることにより確定するものであって、前記STRプロファイルの少なくとも一部を表示する表示部を有し、前記表示部に表示された前記STRプロファイルは、前記STRマーカーの位置関係に対応するように予め定められた所定の順序で、又は無作為で表示され、前記表示部には、前記STRマーカーが表示されていないことを特徴とするDNAプロフィール表示体を提供している。
第2の発明では、第1の発明に記載されたDNAプロフィール表示体であって、前記STRマーカーに対応する前記STRプロファイルの少なくとも一部を表示する第1表示部と、前記特定STRマーカーに対応する比較STRプロファイルを表示する第2表示部と、を有し、前記STRプロファイルは、特定STRを有し、前記比較STRプロファイルに前記特定STRと一致する比較STRが存在する場合には、前記第1表示部において、前記特定STRは前記比較STRと視覚的対応付けによって表示され、前記第2表示部において、前記比較STRは前記特定STRと視覚的対応付けによって表示され、前記比較STRプロファイルに前記一致STRが存在しない場合には、前記比較STRプロファイルと、前記STRプロファイルとは、異なる視覚的対応付けによって表示され、前記第1表示部及び前記第2表示部には前記STRマーカー及び前記特定STRマーカーは表示されないことを特徴としている。
ここで言う「視覚的対応付けによって表示」とは、例えば、特定STRと対応する一致STRとにおいて、文字色、フォント、飾り文字、文字サイズなどが共通であることをいい、「異なる視覚的対応付けによって表示」とは、比較STRプロファイルとSTRプロファイルとにおいて、文字色、フォント、飾り文字、文字サイズなどが異なることをいう。
第3の発明では、第1の発明に記載されたDNAプロフィール表示体であって、前記被験者と続柄関係にある少なくとも1人の関係者の前記STRプロファイルである続柄STRプロファイルの少なくとも一部を表示する関係者表示部をさらに有し、前記被験者の前記STRプロファイルと、前記続柄STRプロファイルと、は予め定められた所定の順序で、又は無作為で表示され、前記被験者の前記STRプロファイルが前記被験者から前記関係者に遺伝した特定STRを有するとともに前記続柄STRプロファイルは、前記被験者から前記関係者に遺伝した遺伝STRを有している場合には、前記表示部において、前記特定STRは前記遺伝STRと視覚的対応付けによって表示されるとともに、前記血縁者表示部において、前記遺伝STRは前記特定STRと視覚的対応付けによって表示され、前記被験者の前記STRプロファイルは前記特定STRを有しておらず、且つ前記続柄STRプロファイルは前記遺伝STRを有していない場合には、前記STRプロファイルと前記続柄STRプロファイルは異なる視覚的対応付けによって表示され、前記表示部及び前記関係者表示部には、前記STRマーカーが表示されていないことを特徴としている。
第4の発明では、第1の発明から第3の発明のいずれかに記載されたDNAプロフィール表示体であって、前記表示部には識別情報が表示され、前記識別情報に基づいて、前記STRプロファイルと、前記STRマーカーと、の対応付けにより前記被験者のDNAプロフィールを特定可能であることを特徴としている。
第5の発明では、被験者のDNAプロフィールを表示するDNAプロフィールの表示方法であって、前記被験者の前記DNAプロフィールは、STRマーカーと、STRプロファイルと、を互いに対応付けることにより確定するものであって、前記STRプロファイルの少なくとも一部を表示し、前記STRマーカーは表示しないことを特徴とするDNAプロフィールの表示方法を提供している。
第1の発明によると、表示部にはSTRプロファイルの少なくとも一部が表示されるがSTRマーカーは表示されていないため、表示部からはSTRプロファイルとSTRマーカーとの対応関係が不明である。これにより、個人の全てのDNAプロフィールを公開することなく、DNAプロフィールの一部をDNAプロフィール表示体に表示することができる。
個人の特定を目的として行われるSTR解析結果を表示する従来の表記方法では、個人の15種類前後のSTRマーカーとSTRプロファイルとを並べて表記するため、一見して全てのDNAプロフィールが把握されてしまう。よって、個人情報の扱いとなり公表することができない。しかし、本件発明によるDNAプロフィール表示体ではSTRマーカーを表示していないため、個人情報の流出を抑制することができる。さらに、STRプロファイルはSTRマーカーと対応付けて、予め定められた所定の順序で又は無作為で表示されているため、STRプロファイルと、別途用意したSTRマーカーと、を対応付けることにより、DNAプロフィールを特定することができる。
第2の発明によると、第1表示部と第2表示部において特定STRと一致STRとが視覚的対応付けによって表示されているため、一見して第1表示部に表示されているSTRプロファイルと第2表示部に表示されている比較STRプロファイルとの一致性を把握することができる。例えば、個人のDNAプロフィールと、ある毛髪などから採取されたDNAプロフィールと、を比較して当該毛髪が個人のDNAプロフィールと一致するか否か等の報告書を作成する際、本件発明ではSTRマーカーが表示されていないためDNAプロフィールをすべて明らかにすることなくSTRプロファイルの一致性を確認することができる。
第3の発明によると、表示部では特定STRと遺伝STRとが視覚的対応付けによって表示されるとともに関係者表示部では遺伝STRと特定STRとが視覚的対応付けによって表示されるため、一見して被験者と関係者とが続柄関係にあることがわかる。これにより、続柄関係にあるというDNA型鑑定の結果を、DNAプロフィール表示体として、アルバム、家系図、インテリア用品、ファッションアイテム、被服、時計、墓石、名刺等に表示することができる。さらに、特定STR及び遺伝STRが存在しない場合にはSTRプロファイルと続柄STRプロファイルとが異なる視覚的対応付けによって表示されるため、一見して被験者と関係者とが血縁関係にないことが把握される。
第4の発明によると、表示部に識別情報が表示されているため、たとえDNAプロフィール表示体にSTRマーカーが表示されていなくても、識別情報に基づいてSTRマーカーに関する情報と組み合わせることで、被験者のDNAフィールを再構築することができ、被験者のDNAプロフィールを確認することができる。
第5の発明によると、STRプロファイルの少なくとも一部が表示されるがSTRマーカーは表示されないため、STRプロファイルとSTRマーカーとの対応関係が不明である。これにより、個人の全てのDNAプロフィールを公開することなく、DNAプロフィールをDNAプロフィール表示体に表示する方法を提供することができる。
本発明によると個人情報を開示しない範囲で個人と個人の続柄を表示したDNAプロフィール表示体及びDNAプロフィールの表示方法することができる。
本発明の第1実施の形態によるDNAプロフィール表示体の親子鑑定レポート。 本発明の第1の実施の形態によるDNAプロフィール表示体。 本発明の第2の実施の形態によるDNAプロフィール表示体。 本発明の第3の実施の形態によるDNAプロフィール表示体。 本発明の第4の実施の形態によるDNAプロフィール表示体。
本発明の第1の実施の形態によるDNAプロフィール表示体及びDNAプロフィール表示方法を図1及び図2に基づいて説明する。図1は、STR法によって得られた親子鑑定レポート10である。
本実施の形態における親子鑑定では、DNAマーカーであるSTR(縦列型反復配列)を用いる。DNAマーカーとは個体間の差異を調べることができる特定のDNA配列を示し、STRとは各人が特異的に持つ2〜5塩基の単純な繰り返しからなるDNAの領域である。
親子鑑定では、父親1と、母親2と、子3と、の各人の口腔上皮、血液、精液、毛髪、歯ブラシ、爪、耳垢などから得られたDNAを用いて、被験者同士のSTRパターンを比較解析することにより、図1に示す親子鑑定レポート10を得る。父親1及び母親は本発明の被験者に相当し、子3は本発明の関係者に相当する。場合によっては父親と子3だけ、又は母親と子だけの検査も可能である。
親子鑑定レポート10では、STRマーカー4と、父親1の第1STRプロファイル11と、母親2の第2STRプロファイル21と、子3の第3STRプロファイル31と、が互いに対応付けて表示される。STRマーカー4とは遺伝子座(Locus)に関する情報であって、STRプロファイルとはSTRマーカー4におけるDNAの繰り返し回数である。STRプロファイルは、一般に1〜40の範囲の数値となっている。No.1のSTRマーカー4であるD3S1358においては、父親1の第1STRプロファイル11である14/16型を自己の父親と母親から受け継いでいる。同様に、母親2の第2STRプロファイル21である15/17型を父親と母親から受け継いでいる。第1STRプロファイル11及び第2STRプロファイル21は本発明のSTRプロファイルに相当し、第3STRプロファイル31は本発明の続柄STRプロファイルに相当する。
子3におけるSTRマーカー4のD3S1358では、第3STRプロファイル31である16/17型は、父親1の第1STRプロファイル11の14/16型からアリル「16」を受け継ぎ、母親2の第2STRプロファイル21の15/17型からアリル「17」を受け継いでいる。STRマーカー4のvWAにおいては、子3の第3STRプロファイル31である8/13型は、父親1の第1STRプロファイル11の8/11型からアリル「8」を受け継ぎ、母親2の第2STRプロファイル21の10/13型からアリル「13」を受け継いでいる。
STRマーカー4のD16S539においては、子3の第3STRプロファイル31の10/15型は、父親1の第1STRプロファイル11の10/13型からアリル「10」を受け継ぎ、母親2の第2STRプロファイル21の14/15型からアリル「15」を受け継いでいる。STRマーカー4のCSF1POでは、子3の第3STRプロファイル31の21/25型は、父親1の第1STRプロファイル11の21/24型からアリル「21」を受け継ぎ、母親2の第2STRプロファイル21の25/26型からアリル「25」を受け継いでいる。
第1STRプロファイル11の2つのアリルのうち子3に遺伝したアリルを第1特定STR11Aとし、第2STRプロファイル21の2つのアリルのうち子3に遺伝したアリルを第2特定STR21Aとし、第3STRプロファイル31の2つのアリルのうち父親1から受け継いだアリルを第1遺伝STR31Aとし、母親2から受け継いだアリルを第2遺伝STR31Bとする。例えば、STRマーカー4のD3S1358においては、第1STRプロファイル11のうち子3に遺伝したアリル「16」が第1特定STR11Aとなり、第2STRプロファイル21のうち子3に遺伝したアリル「17」が第2特定STR21Aとなり、第3STRプロファイル31のうち父親1から遺伝したアリル「16」が第1遺伝STR31Aとなり、第3STRプロファイル31のうち母親2から遺伝したアリル「17」が第2遺伝STR31Bとなる。第1特定STR11A及び第2特定STR21Aは本発明の特定STRに相当し、第1遺伝STR31A及び第2遺伝STR31Bは本発明の遺伝STRに相当する。
このように、No1〜15までのすべてのSTRマーカー4において、子3は父親1及び母親2からいずれかのアリルを受け継いでいることから、被験者同士のSTRプロフィールを用いて計算された父権肯定確率は99.999%となっている。親子鑑定レポート10では、STRマーカー4と父親1の第1STRプロファイル11とを対応付けることにより父親1のDNAプロフィールとなり、STRマーカー4と母親2の第2STRプロファイル21とを対応付けることより母親2のDNAプロフィールとなり、STRマーカー4と子3の第3STRプロファイル31とを対応付けることにより子3のDNAプロフィールとなる。これらのSTRマーカー4と第1STRプロファイル11、第2STRプロファイル21、及び第3STRプロファイル31とを組み合わせたDNAプロフィールは、個人情報保護法に定める個人情報の対象となるため、取扱いに留意する必要がある。
No.16のSTRマーカー4は性別を表しており、父親1は男性、母親2は女性、子3も女性であることを示している。
図2に、親子鑑定レポート10に基づいて作成した家系図5を示す。家系図5では、父親1の情報を表示する父親表示部51と、母親2の情報を表示する母親表示部52と、子3の情報を表示する子表示部53と、を有している。父親表示部51は、父親1の写真51Aと、第1STRプロファイル11の一部が表示される第1STR表示部54と、第1識別情報61と、を備えている。家系図5は本発明のDNAプロフィール表示体に相当し、家系図5に表示する表示方法が本発明のDNAプロフィールの表示方法に相当する。父親表示部51及び母親表示部52は表示部に相当し、子表示部53は関係者表示部に相当する。
第1STR表示部54に表示される第1STRプロファイル11は、親子鑑定レポート10において灰色で塗られたNo.1〜4のSTRマーカー4に対応する第1STRプロファイル11を、中央にDNAの螺旋のイラストを挟むようにして表示している。換言すると、第1行目の「14」及び「16」は、親子鑑定レポート10のSTRマーカー4のD3S1358に対応しており、2行目の「8」及び「11」はSTRマーカー4のvWAに対応している。第1STR表示部54では、父親1の第1STRプロファイル11に関する情報を表示するがSTRマーカー4に関する情報は一切表示されていないため、この数値がどのSTRマーカー4に対応しているのかが不明である。また、各STRプロファイルの数値は一般に1〜40の範囲を取るため、各数値がどのSTRマーカー4に対応するかは数値の大小みでは判断することができない。従って、第1STR表示部54に表示された情報は単なる数値の羅列であって父親1の個人情報には該当しない。
第1STR表示部54に表示された第1STRプロファイル11は、子3に遺伝されたアリルである複数の第1特定STR11Aを備えている。例えば、一番上の行の数値である「14」及び「16」のうち、「16」が子3に遺伝していることから、「16」が第1特定STR11Aとなる。同様に、二番目の行の数値である「8」と「11」のうち、「8」が子3に遺伝していることから、「8」が第1特定STR11Aとなる。このように、第1STR表示部54の数値と親子鑑定レポート10とを対応付けると、一つの行に第1特定STR11Aが存在している。
第1STR表示部54では、第1STRプロファイル11の数値は第1特定STR11Aを含むすべてが黒色で表されている。第1識別情報61は、第1STR表示部54の下方に表示されている。
母親表示部52は、母親2の写真52Aと、第2STRプロファイル21の一部が表示される第2STR表示部55と、第2識別情報62と、を備えている。第2STR表示部55に表示される第2STRプロファイル21は、親子鑑定レポート10において灰色で塗られたNo.1〜4のSTRマーカー4に対応する第2STRプロファイル21を、中央にDNAの螺旋のイラストを挟むようにして表示している。換言すると、第1行目の「15」及び「17」は、親子鑑定レポート10のSTRマーカー4のD3S1358に対応しており、2行目の「10」及び「13」はSTRマーカー4のvWAに対応している。第2STR表示部55においても、母親2の第2STRプロファイル21に関する情報を表示するがSTRマーカー4に関する情報は一切表示されていないため、この数値がどのSTRマーカー4に対応しているのかが不明である。従って、第2STR表示部55に表示された情報は単なる数値の羅列であって母親2の個人情報には該当しない。
第2STR表示部55に表示された第2STRプロファイル21は、子3に遺伝されたアリルである複数の第2特定STR21Aを有している。例えば、一番上の行の数値である「15」及び「17」のうち、「17」が子3に遺伝していることから、「17」が第2特定STR21Aとなる。同様に、二番目の行の数値である「10」と「13」のうち、「13」が子3に遺伝していることから、「13」が第2特定STR21Aとなる。このように、第2STR表示部55の数値と親子鑑定レポート10と対応付けると、一つの行に第2特定STR21Aが存在している。
第2STRプロファイル21では、第2特定STR21Aを含むすべてのアリルが灰色で表されている。第2識別情報62は、第2STR表示部55の下方に表示されている。
子表示部53は、子3の写真53Aと、第3STRプロファイル31の一部が表示される第3STR表示部56と、第3識別情報63と、を備えている。第3STR表示部56に表示される第3STRプロファイル31は、親子鑑定レポート10において灰色で塗られたNo.1〜4のSTRマーカー4に対応する第3STRプロファイル31を、中央にDNAの螺旋のイラストを挟むようにして表示している。
第3STR表示部56において、第1特定STR11Aに対応する第1遺伝STR31Aが第1特定STR11Aと同一の黒色で表され、第2特定STR21Aに対応する第2遺伝STR31Bが第2特定STR21Aと同一の灰色で表されている。例えば、一番上の行の数値である「16」及び「17」のうち、「16」は父親1の第1特定STR11Aから受け継いだものであるため第1遺伝STR31Aとなって黒で表記され、「17」は母親2の第2特定STR21Aから受け継いだものであるため第2遺伝STR31Bとって灰色で表記される。同様に、二番目の行の数値である「8」と「13」のうち、「8」は父親1の第1特定STR11Aから受け継いだものであるため第1遺伝STR31Aとなって黒で表記され、「13」は母親2から受け継いだものであるため第2遺伝STR31Bとなって灰色で表記される。このように、第3STR表示部56の数値と親子鑑定レポート10と対応付けると、一つの行に第1遺伝STR31A及び第2遺伝STR31Bが存在している。なお、親子鑑定レポート10の結果に基づいて、第1遺伝STR31A及び第2遺伝STR31Bの有無は決定される。
第3STR表示部56においても、子3の第3STRプロファイル31に関する情報を表示するがSTRマーカー4に関する情報は一切表示されていないため、この数値がどのSTRマーカー4に対応しているのかが不明である。従って、第3STR表示部56に表示された情報は単なる数値の羅列であって子3の個人情報には該当しない。第3識別情報63は、第3STRプロファイル31の下方に表示されている。
家系図5に記載された第1識別情報61、第2識別情報62、及び第3識別情報63に基づいて、別途PC端末等に保存されているSTRマーカー4に関する情報と各STRプロファイルとを照合することにより、父親1、母親2、及び子3のDNAプロフィールを再構築することができる。これにより、第1識別情報61、第2識別情報62、及び第3識別情報63に基づいて、親子鑑定レポート10を再出力することができる。識別情報6は、複数の文字列や数字、記号などの組み合わせであってもよく、QRコード(登録商標)のように画像イメージであってもよい。第1識別情報61、第2識別情報62、及び第3識別情報63は、本発明の識別情報に相当する。
このような構成によると、父親表示部51、母親表示部52、又は子表示部53には第1STRプロファイル11、第2STRプロファイル21、又は第3STRプロファイル31の少なくとも一部が表示されるがSTRマーカー4は表示されていないため、各STRプロファイルとSTRマーカー4との対応関係が不明である。これにより、個人の全てのDNAプロフィールを公開することなく、DNAプロフィールの一部を家系図5に表示することができる。
個人の特定を目的として行われるSTR解析結果を表示する従来の表記方法では、個人の15種類前後のSTRマーカーとSTRプロファイルとを並べて表記するため、一見して全てのDNAプロフィールが把握されてしまう。よって、個人情報の扱いとなり公表することができない。しかし、本件発明による家系図5ではSTRマーカー4を表示していないため、個人情報の流出を抑制することができる。さらに、第1STRプロファイル11、第2STRプロファイル21、又は第3STRプロファイル31の少なくとも一部が表示されているため、第1識別情報61、第2識別情報62、及び第3識別情報63に基づいて、各STRプロファイルに別途用意したSTRマーカー4を対応付けることにより、父親1、母親2、又は子3のDNAプロフィールを特定することができる。
このような構成によると、第1特定STR11Aと第1遺伝STR31Aは数字が一致するとともに第2特定STR21Aと第2遺伝STR31Bは数字が一致しているため、一見して父親1及び母親2と、子3と、が親子関係にあることが把握できる。
このような構成によると、父親表示部51では第1特定STR11Aが第1遺伝STR31Aと同色の黒色で表示され、母親表示部52では第2特定STR21Aが第2遺伝STR31Bと同一色の灰色で表示されるため、一見して父親1及び母親2と子3とが親子関係にあることがわかる。同様に、子表示部53では第1遺伝STR31Aが第1特定STR11Aと同一色の黒色で表示されるとともに第2遺伝STR31Bが第2特定STR21Aと同一色の灰色で表示されるため、一見して子3が父親1及び母親2と親子関係にあることがわかる。これにより、各人の続柄を示すDNA型鑑定の結果を、DNAプロフィール表示体として、家系図5に表示することができる。
このような構成によると、父親表示部51、母親表示部52、及び子表示部53に第1識別情報61、第2識別情報62、及び第3識別情報63がそれぞれ表示されているため、たとえ家系図5にSTRマーカー4が表示されていなくても、各識別情報に基づいてSTRマーカー4に関する情報と組み合わせることで、父親1、母親2、及び子3のDNAプロフィールを再構築することができ、各人の続柄関係を確認することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について、図3を参照して説明する。上述の実施の形態と略同一の構成については、同一の符号を付し説明を省略する。
第2の実施の形態のDNAプロフィール表示体は同一人鑑定の鑑定書101であって、被験者の情報を表示する第1表示部151と、検体に関する情報を表示する第2表示部152と、を有している。鑑定書101は、被験者のDNAプロフィールと、口腔上皮、血液、精液、毛髪、歯ブラシ、爪、耳垢などの検体から検出されたDNAプロフィールが一致しているか否かを判定するための書類である。
第1表示部151は、被験者の写真51Aと、STRプロファイル111の一部が表示される第1STR表示部154と、第4識別情報161と、を備えている。STRプロファイル111は第1STRプロファイル11と略同一の構成となっており、図1におけるNo.1から4のSTRマーカー4に対応するSTRプロファイル111が表示される。図1におけるNo.1から4のSTRマーカー4は、本発明の特定STRマーカーに相当する。つまり、特定STRマーカーとは、DNAプロフィール表示体に表示されているSTRプロファイルに対応するSTRマーカーのことである。
第1STR表示部154に表示されているSTRプロファイル111のうち、第2表示部152の表示と一致するものは特定STR111Aとなる。第1STR表示部154に表示されているすべてのSTRプロファイル111が第2表示部152の表示と一致しているため、すべてのSTRプロファイル111が特定STR111Aとなり、一致率は99.999%となる。
第2表示部152は、検体の写真152Aと、比較STRプロファイル121の一部が表示される第2STR表示部155と、第5識別情報162と、を備えている。比較STRプロファイル121は、STRプロファイル111の対応するSTRマーカー4、具体的には、図1におけるNo.1から4のSTRマーカー4に対応するSTRプロファイルである。つまり、STRプロファイル111及び比較STRプロファイル121は、いずれも特定STRマーカーであるNo.1からNo.4のSTRマーカー4に対応している。第4識別情報161及び第5識別情報162は、本発明の識別情報に相当する。
第2STR表示部155に表示されている比較STRプロファイル121のうち、STRプロファイル111と一致するものは一致STR121Aとなる。第2STR表示部155に表示されているすべての比較STRプロファイル121がSTRプロファイル111の特定STR111Aと一致しているため、すべての比較STRプロファイル121が一致STR121Aとなる。第1表示部151において特定STR111Aは一致STR121Aと同じ黒色で表記され、第2表示部152において一致STR121Aは特定STR111Aと同じ黒色で表記される。なお、比較STRプロファイル121のうちSTRプロファイル111と一致する一致STRが存在しない場合、つまり検体が被験者のものではない場合には、比較STRプロファイル121とSTRプロファイル111とは異なる色で表示される。
このような構成によると、第1表示部151と第2表示部152において特定STR111Aと一致STR121Aとが視覚的対応付けによって黒色で表示されているため、一見して第1表示部151に表示されているSTRプロファイル111と第2表示部152に表示されている比較STRプロファイル121との一致性を把握することができる。例えば、鑑定書101を作成する際、STRマーカー4及び特定STRマーカーが表示されていないためDNAプロフィールをすべて明らかにすることなくSTRプロファイルの一致性を確認することができる。また、第1表示部151及び第2表示部152には、それぞれ第4識別情報161と、第5識別情報162と、が表示されているため、たとえ鑑定書101にSTRマーカー4が表示されていなくても、各識別情報に基づいてSTRマーカー4に関する情報と組み合わせることで、それぞれのDNAプロフィールを再構築することができる。
次に、本発明の第3の実施の形態について、図4を参照して説明する。上述の実施の形態と略同一の構成については、同一の符号を付し、説明を省略する。
第3の実施の形態のDNAプロフィール表示体は墓石201であって、故人のDNAプロフィールが刻印される表示部251を有している。表示部251は、故人のDNAプロフィールであるSTRプロファイル211の少なくとも一部を表示するSTR表示部254を備えていて、STR表示部254の下部に第6識別情報261が刻印されている。STRプロファイル211の表記方法は、第1の実施の形態の第1STRプロファイル11と略同一である。故人は、本発明の被験者に相当する。
墓石201には、STRプロファイル211の一部が表示されているがSTRプロファイル211に対応するSTRマーカーは表示されていない。
このような構成によると、墓石201の表示部251には故人のSTRプロファイル211の少なくとも一部が表示されるがSTRマーカーは表示されていないため、表示部251からはSTRプロファイル211とSTRマーカーとの対応関係が不明である。これにより、故人の全てのDNAプロフィールを公開することなく、DNAプロフィールを墓石201に表示することができる。また、第6識別情報261に基づいて、故人のDNAプロフィールを再構築することができる。
次に、本発明の第4の実施の形態について、図5を参照して説明する。上述の実施の形態と略同一の構成については、同一の符号を付し、説明を省略する。
第4の実施の形態のDNAプロフィール表示体は名刺301であって、個人のDNAプロフィールが印刷される表示部351を有している。表示部351は、個人のDNAプロフィールであるSTRプロファイル311の少なくとも一部を表示するSTR表示部354と、STR表示部354の下部に表示された第7識別情報361と、を備えている。STRプロファイル311の表記方法は、第1の実施の形態の第1STRプロファイル11と略同一となっている。個人は、本発明の被験者に相当する。
名刺301には、STRプロファイル311の一部が表示されているがSTRプロファイル311に対応するSTRマーカーは表示されていない。
このような構成によると、名刺301の表示部351には個人のSTRプロファイル311の少なくとも一部が表示されるがSTRマーカーは表示されていないため、表示部351からはSTRプロファイル311とSTRマーカーとの対応関係が不明である。これにより、個人の全てのDNAプロフィールを公開することなく、DNAプロフィールを名刺301に表示することができる。また、第7識別情報361に基づいて、個人のDNAプロフィールを再構築することができる。
本発明によるDNAプロフィール表示体及びDNAプロフィールの表示方法は、上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明の要旨の範囲内で種々の変更が可能である。
上述の実施の形態では、被験者を父親1、母親2、子3、として親子鑑定を行い、この親子鑑定レポート10に基づいて家系図5を作成したが、これに限定されない。例えば、被験者を祖父、祖母、孫として、続柄関係の鑑定を行い、当該鑑定結果を基にDNAプロフィール表示体を製作してもよい。
上述の実施の形態では、被験者を3人としが、これに限定されず2人又は4人以上であってもよい。例えば、祖父、祖母、父親、母親、子供、など3代以上にわたる家系図を作成してもよい。さらに、兄弟のみの家系図を作成してもよい。
上述の実施の形態では、第1特定STR11A及び第1遺伝STR31Aを黒色とし第2特定STR21A及び第2遺伝STR31Bを灰色としたが、これに限定されない。例えば、色を変えるだけでなく、フォントを変える、文字サイズを変える、丸や四角で囲む、飾り文字など、両者の対応関係が視覚的に明確であればよい。また、特定STR111A及び一致STR121Aにおいても、同様に両者の対応関係が視覚的に明確であればよい。
上述の実施の形態では、遺伝子表示体の一例として家系図5、鑑定書101、墓石201、及び名刺301を用いたが、これに限定されない。例えば、アルバム、インテリア用品、ファッションアイテム、被服、時計、雑貨、タトゥー等であってもよい。インテリア用品では、複数の卵形オブジェから構成され、それぞれの卵形オブジェが父親、母親、子供に相当し、当該卵型オブジェにそれぞれのSTRプロファイルを表示してもよい。
上述の実施の形態では、家系図5の父親表示部51、母親表示部52、及び子表示部53、図3の第1表示部151、検体の第2表示部152、墓石201の表示部251、及び名刺301の表示部351には4行のSTRプロファイルが表示されたが、これに限定されず、任意の行数を表示することができる。
上述の実施の形態では、第1STRプロファイル11、第2STRプロファイル21、及び第3STRプロファイル31を親子鑑定レポート10のSTRマーカー4に対応する順番で表記したが、これに限定されない。例えば、各STRプロファイルを無作為に抽出し任意の順序で表記してもよい。この場合においても、識別情報6が表記されていることから、個人のDNAプロフィールを特定することができる。他の実施の形態においても、同様に、STRプロファイルを無作為に抽出しランダムに表記してもよい。
1 父親
2 母親
3 子
4 STRマーカー
5 家系図
6 識別情報
11、211、311 第1STRプロファイル
11A 第1特定STR
21 第2STRプロファイル
21A 第2特定STR
31 第3STRプロファイル
31A 第1遺伝STR
31B 第2遺伝STR
51 父親表示部
52 母親表示部
53 子表示部
61 第1識別情報
62 第2識別情報
63 第3識別情報
64 第4識別情報
65 第5識別情報
101 鑑定書
111 STRプロファイル
111A 特定STR
121 比較STRプロファイル
121A 一致STR
151 第1表示部
152 第2表示部
201 墓石
301 名刺
251、351 表示部

Claims (5)

  1. 被験者のDNAプロフィールの一部を表示するDNAプロフィール表示体であって、
    前記被験者の前記DNAプロフィールは、STRマーカーと、STRプロファイルと、を互いに対応付けることにより確定するものであって、
    前記STRプロファイルの少なくとも一部を表示する表示部を有し、
    前記表示部に表示された前記STRプロファイルは、前記STRマーカーの位置関係に対応するように予め定められた所定の順序で、又は無作為で表示され、
    前記表示部には、前記STRマーカーが表示されていないことを特徴とするDNAプロフィール表示体。
  2. 前記STRマーカーに対応する前記STRプロファイルの少なくとも一部を表示する第1表示部と、
    特定STRマーカーに対応する比較STRプロファイルの少なくとも一部を表示する第2表示部と、を有し、
    前記STRプロファイルは、特定STRを有し、
    前記比較STRプロファイルに前記特定STRと一致する一致STRが存在する場合には、
    前記第1表示部において、前記特定STRは前記一致STRと視覚的対応付けによって表示され、
    前記第2表示部において、前記一致STRは前記特定STRと視覚的対応付けによって表示され、
    前記比較STRプロファイルに前記一致STRが存在しない場合には、前記比較STRプロファイルと、前記STRプロファイルとは、異なる視覚的対応付けによって表示され、
    前記第1表示部及び前記第2表示部には前記STRマーカー及び前記特定STRマーカーは表示されないことを特徴とする請求項1に記載のDNAプロフィール表示体。
  3. 前記被験者と続柄関係にある少なくとも1人の関係者の前記STRプロファイルである続柄STRプロファイルの少なくとも一部を表示する関係者表示部をさらに有し、
    前記被験者の前記STRプロファイルと、前記続柄STRプロファイルと、は予め定められた所定の順序で、又は無作為で表示され、
    前記被験者の前記STRプロファイルが前記被験者から前記関係者に遺伝した特定STRを有するとともに前記続柄STRプロファイルが前記被験者から前記関係者に遺伝した遺伝STRを有している場合には、前記表示部において、前記特定STRは前記遺伝STRと視覚的対応付けによって表示されるとともに、前記関係者表示部において、前記遺伝STRは前記特定STRと視覚的対応付けによって表示され、
    前記被験者の前記STRプロファイルは前記特定STRを有しておらず、且つ前記続柄STRプロファイルは前記遺伝STRを有していない場合には、前記STRプロファイルと前記続柄STRプロファイルは異なる視覚的対応付けによって表示され、
    前記表示部及び前記関係者表示部には、前記STRマーカーが表示されていないことを特徴とする請求項1に記載のDNAプロフィール表示体。
  4. 前記表示部には識別情報が表示され、
    前記識別情報に基づいて、前記STRプロファイルと、前記STRマーカーと、の対応付けにより前記被験者の前記DNAプロフィールを特定可能であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のDNAプロフィール表示体。
  5. 被験者のDNAプロフィールを表示するDNAプロフィールの表示方法であって、
    前記被験者の前記DNAプロフィールは、STRマーカーと、STRプロファイルと、を互いに対応付けることにより確定するものであって、
    前記STRプロファイルの少なくとも一部を表示し、前記STRマーカーは表示しないことを特徴とするDNAプロフィールの表示方法。
JP2019111922A 2019-06-17 2019-06-17 Dnaプロフィール表示体及びdnaプロフィールの表示方法 Pending JP2020203420A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019111922A JP2020203420A (ja) 2019-06-17 2019-06-17 Dnaプロフィール表示体及びdnaプロフィールの表示方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019111922A JP2020203420A (ja) 2019-06-17 2019-06-17 Dnaプロフィール表示体及びdnaプロフィールの表示方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020203420A true JP2020203420A (ja) 2020-12-24

Family

ID=73837796

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019111922A Pending JP2020203420A (ja) 2019-06-17 2019-06-17 Dnaプロフィール表示体及びdnaプロフィールの表示方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020203420A (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004318341A (ja) * 2003-04-14 2004-11-11 Yasuaki Okuda 系譜的未来の命・社会へのメッセージバンクシステム及び系譜的メッセージ保存管理方法
JP2005307216A (ja) * 2005-05-09 2005-11-04 Ntt Data Technology Corp 合成dnaインク
JP2007179500A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Ntt Data Corp 匿名化識別情報生成システム、及び、プログラム。
JP2008237202A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Shigeo Iida Dna表示物、およびその製造に使用する細胞採取ツール
JP3195185U (ja) * 2014-10-21 2015-01-08 有限会社 知究 毛髪保存icカード
JP3207447U (ja) * 2016-08-30 2016-11-10 有限会社 知究 遺伝子情報保存icカード
WO2017146229A1 (ja) * 2016-02-26 2017-08-31 日本電気株式会社 情報処理装置、容疑者情報生成方法及びプログラム
JP2018160005A (ja) * 2017-03-22 2018-10-11 松島 如戒 情報閲覧システム

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004318341A (ja) * 2003-04-14 2004-11-11 Yasuaki Okuda 系譜的未来の命・社会へのメッセージバンクシステム及び系譜的メッセージ保存管理方法
JP2005307216A (ja) * 2005-05-09 2005-11-04 Ntt Data Technology Corp 合成dnaインク
JP2007179500A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Ntt Data Corp 匿名化識別情報生成システム、及び、プログラム。
JP2008237202A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Shigeo Iida Dna表示物、およびその製造に使用する細胞採取ツール
JP3195185U (ja) * 2014-10-21 2015-01-08 有限会社 知究 毛髪保存icカード
WO2017146229A1 (ja) * 2016-02-26 2017-08-31 日本電気株式会社 情報処理装置、容疑者情報生成方法及びプログラム
JP3207447U (ja) * 2016-08-30 2016-11-10 有限会社 知究 遺伝子情報保存icカード
JP2018160005A (ja) * 2017-03-22 2018-10-11 松島 如戒 情報閲覧システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Verhallen et al. General and specific factors in the processing of faces
Thomas et al. Y chromosomes traveling south: the Cohen modal haplotype and the origins of the Lemba—the “Black Jews of Southern Africa”
US20190206514A1 (en) Family inheritance
Guo et al. Genetic bio-ancestry and social construction of racial classification in social surveys in the contemporary United States
Relethford Human population genetics
Moriarty et al. Inequalities in quality of life among older people from different ethnic groups
Graves Jr Why the nonexistence of biological races does not mean the nonexistence of racism
Gould et al. The influence of demographic factors on functional capacity and everyday functional outcomes in schizophrenia
Hinzman et al. Conceptual and visual representations of racial categories: Distinguishing subtypes from subgroups
Bardill Native American DNA: Ethical, legal, and social implications of an evolving concept
Slabbert et al. Ethical, legal and social implications of forensic molecular phenotyping in South Africa
Vincent WHAT IS AT STAKE IN THE ‘WAR ON ANTI-AGEING MEDICINE’? S. Jay Olshansky, Leonard Hayflick and Bruce A. Carnes, No truth to the fountain of youth, Scientific American, 286, 6 (2002): 92–5. Robert H. Binstock, The war on ‘anti-aging medicine’, The Gerontologist, 43, 1 (2003): 4–14. Harry Moody, Who's afraid of life extension? Generations, special edition on Anti-Aging: Are You For It Or Against It? 25, 4 (2002): 33–7.
Odeh et al. Cues they use: Clinicians' endorsement of risk cues in predictions of dangerousness
Prior et al. Making risk visible: the role of images in the assessment of (cancer) genetic risk
JP2020203420A (ja) Dnaプロフィール表示体及びdnaプロフィールの表示方法
De Paor Genetics, disability and the law: Towards an EU legal framework
Aqil et al. A paleogenome from a Holocene individual supports genetic continuity in Southeast Alaska
Canapary et al. Assessing risk for completed suicide in patients with alcohol dependence: Clinicians' views of critical factors.
Zack Philosophical aspects of the ‘AAA statement on “race”’
Whitmarsh Hyperdiagnostics: Postcolonial utopics of race-based biomedicine
Shahdaa et al. Consultation–liaison psychiatric services in Dubai, UAE: a descriptive analysis study
Newson The nature and significance of behavioural genetic information
Zwir Nawrocki et al. Uncovering the complex genetics of human character
Namdar et al. Correlation between Spiritual Leadership and Occupational Conflict
Planansky Schizoidness in twins

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220511

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230310

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20230327

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20230912