JP2020201409A - 映像出力装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザーが、OSDの構成物を見づらく感じることを防止すること。【解決手段】BDプレーヤー1は、CPU2を備える。CPU2は、接続されているTVの最大水平画像サイズと、最大垂直画像サイズと、表示装置に出力する映像の解像度及びアスペクト比と、に基づいて、出力するOSDの構成物の解像度を決定する。CPU2は、接続されているTVの最大水平画像サイズと、最大垂直画像サイズとを、接続されているTVのEDIDを読み込んで取得する。【選択図】図1
Description
本発明は、OSD(On-screen display:オンスクリーン)を出力する映像出力装置に関する。
DVDプレーヤー、Blu-ray(登録商標)(以下、「BD」という。)プレーヤー、STB(Set Top Box:セットトップボックス)、ネットワークプレーヤー等のソース機器、AVレシーバー等のリピータ機器は、TV等の表示装置に、OSD(On-screen display)を出力する(例えば、特許文献1、2参照。)。これらの機器から出力されるOSDに表示される文字・絵・記号は、出力される映像の解像度によって、表示サイズが異なる。又は、OSDに表示される文字・絵・記号は、完全に固定のサイズ(ピクセル数)で表示されることが多い。シンク機器として使用されるTVの画面サイズが比較的小さい場合、大きな画面サイズのTVに比べて、OSD上の文字等が小さく表示されるため、ユーザーにとって、文字等が見づらく感じることがある。
上述したように、OSD上の文字等の構成物が小さく表示されるため、ユーザーが、構成物を見づらく感じることがあるという問題がある。
本発明の目的は、ユーザーが、OSDの構成物を見づらく感じることを防止することである。
第1の発明の映像出力装置は、接続されている表示装置の最大水平画像サイズと、最大垂直画像サイズと、表示装置に出力する映像の解像度及びアスペクト比と、に基づいて、出力するOSDの構成物の解像度を決定する制御部を備えることを特徴とする。
本発明では、制御部は、接続されている表示装置の最大水平画像サイズと、最大垂直画像サイズと、表示装置に出力する映像の解像度及びアスペクト比と、に基づいて、出力するOSDの構成物の解像度を決定する。これにより、ユーザーが、OSDの構成物を見づらく感じることが防止される。
第2の発明の映像出力装置は、第1の発明の映像出力装置において、前記制御部は、接続されている表示装置の最大水平画像サイズと、最大垂直画像サイズとを、接続されている表示装置のEDIDを読み込んで取得することを特徴とする。
第3の発明の映像出力装置は、第1又は第2の発明の映像出力装置において、前記制御部は、出力するOSDの構成物の解像度を決定するための、リファレンス情報を記憶していることを特徴とする。
第4の発明の映像出力装置は、第3の発明の映像出力装置において、リファレンス情報は、表示装置の画面の水平方向サイズ、垂直方向サイズ、及び、OSDの構成物のサイズから構成されることを特徴とする。
第5の発明の映像出力装置は、第3又は第4の発明の映像出力装置において、前記制御部は、表示装置のサイズごとに、リファレンス情報を記憶していることを特徴とする。
第6の発明の映像出力装置は、第3〜第5のいずれかの発明の映像出力装置において、前記制御部は、出力するOSDの構成物の解像度を決定するときに、接続されている表示装置の最大水平画像サイズと、最大垂直画像サイズと、に最も近いリファレンス情報を選択することを特徴とする。
第7の発明の映像出力装置は、第6の発明の映像出力装置において、前記制御部は、接続されている表示装置の画面の水平方向サイズと、リファレンス情報を構成する表示装置の画面の水平方向サイズと、の差の絶対値と、接続されている表示装置の画面の垂直方向サイズと、リファレンス情報を構成する表示装置の画面の垂直方向サイズと、の差の絶対値と、の和が最も小さくなる、リファレンス情報を選択することを特徴とする。
第8の発明の映像出力装置は、第7の発明の映像出力装置において、前記制御部は、2つのリファレンス情報において、絶対値の和が等しい場合、サイズの小さい画面に対応するリファレンス情報を選択することをと特徴とする。
第9の発明の映像出力装置は、第6〜第8のいずれかの発明の映像出力装置において、前記制御部は、選択したリファレンス情報を構成する、OSDの構成物のサイズと、表示装置の画面の垂直方向サイズと、表示装置に出力する映像の垂直方向の解像度と、に基づいて、基準となるOSDの構成物の解像度を決定することを特徴とする。
第10の発明の映像出力装置は、第9の発明の映像出力装置において、前記制御部は、選択したリファレンス情報を構成する、OSDの構成物のサイズに、表示装置に出力する映像の垂直方向の解像度を乗じた値を、選択したリファレンス情報を構成する、表示装置の画面の垂直方向サイズで除することで、基準となるOSDの構成物の解像度を決定することを特徴とする。
第11の発明の映像出力装置は、第9又は第10の発明の映像出力装置において、前記制御部は、基準となるOSDの構成物の解像度に、選択したリファレンス情報を構成する、表示装置の画面の水平方向サイズを、接続されている表示装置の画面の水平方向のサイズで除した値を乗じることで、出力するOSDの構成物の、水平方向の解像度を決定することを特徴とする。
第12の発明の映像出力装置は、第9又は第10の発明の映像出力装置において、前記制御部は、基準となるOSDの構成物の解像度に、選択したリファレンス情報を構成する、表示装置の画面の垂直方向サイズを、接続されている表示装置の画面の垂直方向のサイズで除した値を乗じることで、出力するOSDの構成物の、垂直方向の解像度を決定することを特徴とする。
第13の発明の映像出力装置は、第11の発明の映像出力装置において、前記制御部は、決定したOSDの構成物の垂直方向の解像度が、記憶している垂直方向の解像度よりも小さい場合、記憶している垂直方向の解像度を、出力するOSDの構成物の垂直方向の解像度に決定することを特徴とする。
第14の発明の映像出力装置は、第13の発明の映像出力装置において、前記制御部は、決定したOSDの構成物の垂直方向の解像度に、出力する映像のアスペクト比を、接続されている表示装置の画面のアスペクト比で除した値を乗じることを特徴とする。
第15の発明の映像出力装置は、第12の発明の映像出力装置において、前記制御部は、決定したOSDの構成物の水平方向の解像度が、記憶している水平方向の解像度よりも小さい場合、記憶している水平方向の解像度を、出力するOSDの構成物の水平方向の解像度に決定することを特徴とする。
第16の発明の映像出力装置は、第11又は第12の発明の映像出力装置において、前記制御部は、表示装置に出力する映像のアスペクト比と、接続されている表示装置の画面のアスペクト比と、が異なる場合、出力するOSDの構成物の、水平方向の解像度を補正することを特徴とする。
第17の発明の映像出力装置は、第1〜第3のいずれかの発明の映像出力装置において、前記制御部は、接続されている表示装置の最大水平画像サイズ、最大垂直画像サイズのいずれかを取得できなかった場合、又は、比較対象のリファレンス情報が存在しなかった場合、記憶している垂直方向の解像度を、出力するOSDの構成物の垂直方向の解像度に決定し、記憶している水平方向の解像度を、出力するOSDの構成物の水平方向の解像度に決定することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザーが、OSDの構成物を見づらく感じることが防止される。
以下、本発明の実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係るBD(Blu-ray(登録商標) Disc)プレーヤーの構成を示すブロック図である。BDプレーヤー1(映像出力装置)は、CPU2、操作部3、再生部4、映像処理部5、OSD処理部6、信号送信部7を備える。CPU(Central Processing Unit)2(制御部)は、BDプレーヤー1を構成する各部を制御する。操作部3は、ユーザー操作を受け付けるためのものであり、BDプレーヤー1の筐体に設けられた操作ボタンやリモートコントローラーである。再生部4は、例えば、BD8からデジタル映像信号を読み取って再生する。OSD(On-screen Display)処理部6は、OSDを生成する。信号送信部7は、デジタル映像信号を、接続されているTV(表示装置)に送信する。
図1は、本発明の第1実施形態に係るBD(Blu-ray(登録商標) Disc)プレーヤーの構成を示すブロック図である。BDプレーヤー1(映像出力装置)は、CPU2、操作部3、再生部4、映像処理部5、OSD処理部6、信号送信部7を備える。CPU(Central Processing Unit)2(制御部)は、BDプレーヤー1を構成する各部を制御する。操作部3は、ユーザー操作を受け付けるためのものであり、BDプレーヤー1の筐体に設けられた操作ボタンやリモートコントローラーである。再生部4は、例えば、BD8からデジタル映像信号を読み取って再生する。OSD(On-screen Display)処理部6は、OSDを生成する。信号送信部7は、デジタル映像信号を、接続されているTV(表示装置)に送信する。
CPU2は、TVから読み込むEDID(Extended Display Identification Data)に含まれる以下の情報(1)、(2)を参照し、出力する映像の解像度・アスペクト比の情報とあわせて、出力すべきOSDの文字・絵・記号の解像度(水平方向・垂直方向のピクセル数)を決定する。
(1)最大水平画像サイズ
(The Maximum Horizontal Image Size(センチメートル))
(2)最大垂直画像サイズ
(The Maximum Vertical Image Size(センチメートル))
なお、(1)は、EDIDオフセット0x15であり、(2)は、EDIDオフセット0x16である。
すなわち、CPU2は、TVの最大水平画像サイズと、最大垂直画像サイズと、TVに出力する映像の解像度及びアスペクト比と、に基づいて、出力するOSDの文字・絵・記号の解像度を決定する。なお、本実施形態では、OSD上の文字・絵・記号を、「構成物」という場合もある。
(1)最大水平画像サイズ
(The Maximum Horizontal Image Size(センチメートル))
(2)最大垂直画像サイズ
(The Maximum Vertical Image Size(センチメートル))
なお、(1)は、EDIDオフセット0x15であり、(2)は、EDIDオフセット0x16である。
すなわち、CPU2は、TVの最大水平画像サイズと、最大垂直画像サイズと、TVに出力する映像の解像度及びアスペクト比と、に基づいて、出力するOSDの文字・絵・記号の解像度を決定する。なお、本実施形態では、OSD上の文字・絵・記号を、「構成物」という場合もある。
最終的に、TV画面に表示するOSDサイズ(ピクセル数)を求めるためのリファレンスとして、CPU2は、ユーザーが快適に文字・絵・記号を視認するための基準となるサイズ(メートル)を予め保持(記憶)している。この情報は、以下の3つの設定値で構成される。
Bh 基準となるTV画面の水平方向サイズ(メートル)
Bv 基準となるTV画面の垂直方向サイズ(メートル)
Bs 映像を一般的な視聴距離(3メートルなど)で視聴する場合の文字サイズ(メートル)
なお、Bsにおいて、縦横の長さは、等しいものと仮定する。
すなわち、CPU2は、出力するOSDの構成物の解像度を決定するための、リファレンス情報(Bh、Bv、Bs)を記憶している。
Bh 基準となるTV画面の水平方向サイズ(メートル)
Bv 基準となるTV画面の垂直方向サイズ(メートル)
Bs 映像を一般的な視聴距離(3メートルなど)で視聴する場合の文字サイズ(メートル)
なお、Bsにおいて、縦横の長さは、等しいものと仮定する。
すなわち、CPU2は、出力するOSDの構成物の解像度を決定するための、リファレンス情報(Bh、Bv、Bs)を記憶している。
ターゲットとするサイズの計算精度を高めるため、CPU2は、基準となる画面サイズ、及び、文字(構成物)サイズを、図2の参照テーブルに示すように、代表的な画面サイズ(インチ)ごとに保持(記憶)している(例えば、40インチ、50インチ、60インチ、65インチ、70インチなど)。なお、この基準となる値は、数インチの間隔で保持されるのが好ましい。ユーザーにとって最適な視聴距離は、厳密には、TVによって様々であるが、一般的な視聴距離は、TVの垂直方向のサイズ(高さ)の1.5〜3倍程度である。
Bsは、図2に示す各々のサイズのTVを、ユーザーが一般的な視聴距離で見る場合に、概ね見やすいと考えられる文字の大きさを表す。CPU2は、Bh、Bv、Bsの値を、画面サイズ(インチ)ごとに、リファレンスとして保持(記憶)する。
ここで、各種変数を以下のとおり、定義する。
Eh EDIDから読み込んだ「最大水平画像サイズ(The Maximum Horizontal Image Size)」の値(センチメートル)
Ev EDIDから読み込んだ「最大垂直画像サイズ(The Maximum Vertical Image Size)」の値(センチメートル)
Mh 接続されたTVの画面の水平方向サイズ(メートル)
Mv 接続されたTVの画面の垂直方向サイズ(メートル)
Ma 接続されたTVの画面のアスペクト比
Rh BDプレーヤーから出力される映像の水平方向の解像度(ピクセル)
Rv BDプレーヤーから出力される映像の垂直方向の解像度(ピクセル)
Ra BDプレーヤーから出力される映像のアスペクト比
Dr 接続されたTVの水平・垂直方向サイズと基準データとの差異(メートル)
Ph 接続されたTV画面に表示する文字・絵・記号の水平方向の解像度(ピクセル)
Pv 接続されたTV画面に表示する文字・絵・記号の垂直方向の解像度(ピクセル)
Eh EDIDから読み込んだ「最大水平画像サイズ(The Maximum Horizontal Image Size)」の値(センチメートル)
Ev EDIDから読み込んだ「最大垂直画像サイズ(The Maximum Vertical Image Size)」の値(センチメートル)
Mh 接続されたTVの画面の水平方向サイズ(メートル)
Mv 接続されたTVの画面の垂直方向サイズ(メートル)
Ma 接続されたTVの画面のアスペクト比
Rh BDプレーヤーから出力される映像の水平方向の解像度(ピクセル)
Rv BDプレーヤーから出力される映像の垂直方向の解像度(ピクセル)
Ra BDプレーヤーから出力される映像のアスペクト比
Dr 接続されたTVの水平・垂直方向サイズと基準データとの差異(メートル)
Ph 接続されたTV画面に表示する文字・絵・記号の水平方向の解像度(ピクセル)
Pv 接続されたTV画面に表示する文字・絵・記号の垂直方向の解像度(ピクセル)
変数の性質上、以下の関係が成立する。
Mh = Eh / 100 長さの単位をセンチメートルからメートルに変換
Mv = Ev / 100 長さの単位をセンチメートルからメートルに変換
Ma = Mh / Mv 接続されたTV画面のアスペクト比を算出
Ra = Rh / Rv BDプレーヤーから出力される映像のアスペクト比を算出
Mh = Eh / 100 長さの単位をセンチメートルからメートルに変換
Mv = Ev / 100 長さの単位をセンチメートルからメートルに変換
Ma = Mh / Mv 接続されたTV画面のアスペクト比を算出
Ra = Rh / Rv BDプレーヤーから出力される映像のアスペクト比を算出
ユーザーが、一般的な視聴距離をとって、xxインチのTVの映像を見る場合、最低でも、yyのサイズでOSDを表示しなければ文字などが見づらい、という考え方に基づき、CPU2は、リファレンスの値を、保持(記憶)している。xx、yyとBh、Bv、Bsの関係は、以下のとおりとなる。
xx = 1.00 / 2.54 * (Bh2 + Bv2)1/2
yy = Bs
xx = 1.00 / 2.54 * (Bh2 + Bv2)1/2
yy = Bs
TV画面に表示する文字・絵・記号の解像度Ph、Pvは、以下のステップで求められる。
(ステップ1)
CPU2は、接続されたTVのEDIDから読み込んだ「最大水平画像サイズ(The Maximum Horizontal Image Size)」と「最大垂直画像サイズ(The Maximum Vertical Image Size)」に最も近いBh、Bv、Bsの組み合わせを選択する。具体的には、CPU2は、Mh、Mvに対して、以下の計算式によって求められるDrの値が最も小さくなるBh、Bvを求める。隣り合う2組のBh、BrでDrの値が等しくなる場合、CPU2は、インチ数が小さい方の基準データ(リファレンス)を採用(選択)する。
Dr = abs(Mh − Bh) + abs(Mv − Bv)
なお、「abs」は、絶対値を示す。
(ステップ1)
CPU2は、接続されたTVのEDIDから読み込んだ「最大水平画像サイズ(The Maximum Horizontal Image Size)」と「最大垂直画像サイズ(The Maximum Vertical Image Size)」に最も近いBh、Bv、Bsの組み合わせを選択する。具体的には、CPU2は、Mh、Mvに対して、以下の計算式によって求められるDrの値が最も小さくなるBh、Bvを求める。隣り合う2組のBh、BrでDrの値が等しくなる場合、CPU2は、インチ数が小さい方の基準データ(リファレンス)を採用(選択)する。
Dr = abs(Mh − Bh) + abs(Mv − Bv)
なお、「abs」は、絶対値を示す。
(ステップ2)
CPU2は、基準となるTVにおいて、出力される映像の垂直方向の解像度Rvから、基準TVにおいて出力されると想定される文字の解像度Bp(基準となるOSDの構成物の解像度)を算出する。
Bv / Rv = Bs / Bp より Bp = Bs * Rv / Bv
CPU2は、基準となるTVにおいて、出力される映像の垂直方向の解像度Rvから、基準TVにおいて出力されると想定される文字の解像度Bp(基準となるOSDの構成物の解像度)を算出する。
Bv / Rv = Bs / Bp より Bp = Bs * Rv / Bv
(ステップ3)
CPU2は、接続されたTVの画面に表示すべき文字の解像度Ph、Pvを求める。CPU2は、出力される映像のアスペクト比が接続されたTVの画面と異なる場合、水平方向の文字の解像度を補正する。TVのアスペクト比よりも横長の映像が入力された場合(Ra > Ma)、OSDの構成物の水平方向が圧縮されて表示されてしまうため、長さとして、水平方向に短くなる割合だけ補正する。この補正は、Ra / Maを乗じることによって行われる。
<ケース1>
Eh * Ev = 0でない場合
Ph = Bp * (Bh / Mh) * (Ra / Ma) = (Bs * Rv / Bv) * (Bh / Mh) * (Rh / Rv) * (Mv / Mh) = (100 * Bs * Bh * Rh * Ev) / (Bv * Eh2)
Pv = BP * (Bv / Mv) = (Bs * Rv / Bv) * (Bv / Mv) = (100 * Bs * Rv) / Ev
CPU2は、接続されたTVの画面に表示すべき文字の解像度Ph、Pvを求める。CPU2は、出力される映像のアスペクト比が接続されたTVの画面と異なる場合、水平方向の文字の解像度を補正する。TVのアスペクト比よりも横長の映像が入力された場合(Ra > Ma)、OSDの構成物の水平方向が圧縮されて表示されてしまうため、長さとして、水平方向に短くなる割合だけ補正する。この補正は、Ra / Maを乗じることによって行われる。
<ケース1>
Eh * Ev = 0でない場合
Ph = Bp * (Bh / Mh) * (Ra / Ma) = (Bs * Rv / Bv) * (Bh / Mh) * (Rh / Rv) * (Mv / Mh) = (100 * Bs * Bh * Rh * Ev) / (Bv * Eh2)
Pv = BP * (Bv / Mv) = (Bs * Rv / Bv) * (Bv / Mv) = (100 * Bs * Rv) / Ev
ただし、上記で求められたPh、Pvが出力解像度に対応したデフォルトの表示解像度(CPU2がデフォルトで保持)よりも小さい場合、CPU2は、デフォルトの解像度で表示する。これは、デフォルトよりも小さいサイズで表示されると、文字等が小さいため、意味がないためである。すなわち、
(100 * Bs * Bh * Rh * Ev) / (Bv * Eh2) < Default H(Rh, Rv) 又は
(100 * Bs * Rv) / Ev < Default V(Rh, Rv)の場合
Ph = Default H(Rh, Rv) CPU2がデフォルトで保持している水平方向の解像度(ピクセル)
Pv = Default V(Rh, RV) CPU2がデフォルトで保持している垂直方向の解像度(ピクセル)
また、出力解像度Rh、Rvに対応する、画面上に表示可能な文字の解像度の上限をPmaxとするとき、CPU2は、Ph > Pmax 又は Pv > Pmax の場合、Ph、Pvをともに、Pmaxに再設定する。
(100 * Bs * Bh * Rh * Ev) / (Bv * Eh2) < Default H(Rh, Rv) 又は
(100 * Bs * Rv) / Ev < Default V(Rh, Rv)の場合
Ph = Default H(Rh, Rv) CPU2がデフォルトで保持している水平方向の解像度(ピクセル)
Pv = Default V(Rh, RV) CPU2がデフォルトで保持している垂直方向の解像度(ピクセル)
また、出力解像度Rh、Rvに対応する、画面上に表示可能な文字の解像度の上限をPmaxとするとき、CPU2は、Ph > Pmax 又は Pv > Pmax の場合、Ph、Pvをともに、Pmaxに再設定する。
<ケース2>
Eh * Ev = 0である場合
Ph = Default H(Rh, Rv) CPU2がデフォルトで保持している水平方向の解像度(ピクセル)
Pv = Default V(Rh, Rv) CPU2がデフォルトで保持している垂直方向の解像度(ピクセル)
「ケース2」は、TVのEDIDからサイズ情報を取得できなかった場合、又は、比較すべきリファレンス情報が存在しなかった場合(例えば、接続されたTVの画面サイズが非常に大きい場合)を示す。なお、上記の「ステップ1」でDrが求められるとき、最も大きなBh、Bvの組の場合に、Drが最小となる。ここで、Drの最小値がある一定の閾値を超える場合、基準データとの乖離が大きくなるため、CPU2は、「基準データなし」と判定してもよい。
Eh * Ev = 0である場合
Ph = Default H(Rh, Rv) CPU2がデフォルトで保持している水平方向の解像度(ピクセル)
Pv = Default V(Rh, Rv) CPU2がデフォルトで保持している垂直方向の解像度(ピクセル)
「ケース2」は、TVのEDIDからサイズ情報を取得できなかった場合、又は、比較すべきリファレンス情報が存在しなかった場合(例えば、接続されたTVの画面サイズが非常に大きい場合)を示す。なお、上記の「ステップ1」でDrが求められるとき、最も大きなBh、Bvの組の場合に、Drが最小となる。ここで、Drの最小値がある一定の閾値を超える場合、基準データとの乖離が大きくなるため、CPU2は、「基準データなし」と判定してもよい。
ここまでにおいては、OSDの構成物のピクセル数が求められている。以下、OSDの表現形式(ラスタ形式/ベクタ形式)に応じた表示パラメータの算出について説明する。
(ラスタ形式(ビットマップ形式))
図4に示すように、ドット角dの文字を拡大率eで表示するとき、CPU2は、d * e ≧ Ph かつ d * e ≧ Pv を満たす最小のd 又は e (>1)を求める。すなわち、以下に従って、d 及び eを決定する。d ≧ Ph かつ d ≧ Pvを満たすdが存在し、このうち最も小さいものをdnとすると、d = dn、e = 1を設定する。d ≧ Ph かつ d ≧ Pvを満たすdが存在しない場合、存在する最も大きなd(= dm)に対して、dm * e ≧ Ph かつ dm * e ≧ Pvを満たす最小のe (=em > 1)を求める。すなわち、d = dm、e = emを設定する。
図4に示すように、ドット角dの文字を拡大率eで表示するとき、CPU2は、d * e ≧ Ph かつ d * e ≧ Pv を満たす最小のd 又は e (>1)を求める。すなわち、以下に従って、d 及び eを決定する。d ≧ Ph かつ d ≧ Pvを満たすdが存在し、このうち最も小さいものをdnとすると、d = dn、e = 1を設定する。d ≧ Ph かつ d ≧ Pvを満たすdが存在しない場合、存在する最も大きなd(= dm)に対して、dm * e ≧ Ph かつ dm * e ≧ Pvを満たす最小のe (=em > 1)を求める。すなわち、d = dm、e = emを設定する。
(ベクタ形式)
図5に示すように、文字サイズSにおける水平/垂直方向の解像度をPsとするとき、CPU2は、Ps ≧ Pvを満たす最小のSを求める。
図5に示すように、文字サイズSにおける水平/垂直方向の解像度をPsとするとき、CPU2は、Ps ≧ Pvを満たす最小のSを求める。
(第2実施形態)
図6は、本発明の第2実施形態に係るAVレシーバー11の構成を示すブロック図である。図6に示すように、AVレシーバー11(映像出力装置)は、CPU12、操作部13、信号受信部14、映像処理部15、OSD処理部16、信号送信部17を備える。信号受信部14を除き、CPU12、操作部13、映像処理部15、OSD処理部16、信号送信部17は、OSDを出力するに関し、第1実施形態に係るCPU2、操作部3、映像処理部5、OSD処理部6、信号送信部7と同様であるため、説明を省略する。
図6は、本発明の第2実施形態に係るAVレシーバー11の構成を示すブロック図である。図6に示すように、AVレシーバー11(映像出力装置)は、CPU12、操作部13、信号受信部14、映像処理部15、OSD処理部16、信号送信部17を備える。信号受信部14を除き、CPU12、操作部13、映像処理部15、OSD処理部16、信号送信部17は、OSDを出力するに関し、第1実施形態に係るCPU2、操作部3、映像処理部5、OSD処理部6、信号送信部7と同様であるため、説明を省略する。
AVレシーバー11には、例えば、BDプレーヤーが接続されている。信号受信部14は、BDプレーヤーから出力されるデジタル映像信号を受信する。
第1実施形態では、図7(a)に示すように、BDプレーヤー1とTV101とが直接接続されている。BDプレーヤー1で再生されるコンテンツの映像信号に、OSDが重畳されて、TV101に出力される。第2実施形態では、図7(b)に示すように、BDプレーヤー1とTV101との間に、AVレシーバー11が接続されている。AVレシーバー11は、BDプレーヤー1から出力される映像信号をリピートするとき、映像信号にOSDを重畳して、TV101に出力する。
第1及び第2実施形態において、50型のTVで、ユーザーが4K映像を視聴する場合を例にし、OSDの文字サイズをお止める。TVのEDIDに記述されている、最大水平画像サイズ(The Maximum Horizontal Image Size)、最大垂直画像サイズ(The Maximum Vertical Image Size)は、それぞれ、例えば、0x6E、0x3Eである。これより、Eh = 100、Ev = 62、Mh = 1.10、Mv = 0.62である。
(ステップ1)
Dr = abs(1.10 − Bh) + abs(0.62 − Bv)
上記Drの値が最も小さくなるのは、Bh = 1.105、Bv = 0.622の場合となるので、このときのBsは、図2に示す参照テーブルより、Bs = 0.018となる。
Dr = abs(1.10 − Bh) + abs(0.62 − Bv)
上記Drの値が最も小さくなるのは、Bh = 1.105、Bv = 0.622の場合となるので、このときのBsは、図2に示す参照テーブルより、Bs = 0.018となる。
(ステップ2・3)
Ph = (100 * Bs * Bh * Rh * Ev) / (Bv * Eh2)
= (100 * 0.018 * 1.105 * 3840 * 62) / (0.622 * 1102)
≒ 62.919
Pv = (100 * Bs * Rv) / Ev = (100 * 0.018 * 2160) / 62
≒ 62.710
ラスタ形式で、16ドット角の文字を表示させる場合、d = 16となるから、16 * e ≧ 62.919 (> 62.710)を満たす最小のeは、 e = 3.932となる。
Ph = (100 * Bs * Bh * Rh * Ev) / (Bv * Eh2)
= (100 * 0.018 * 1.105 * 3840 * 62) / (0.622 * 1102)
≒ 62.919
Pv = (100 * Bs * Rv) / Ev = (100 * 0.018 * 2160) / 62
≒ 62.710
ラスタ形式で、16ドット角の文字を表示させる場合、d = 16となるから、16 * e ≧ 62.919 (> 62.710)を満たす最小のeは、 e = 3.932となる。
以上説明したように、本実施形態では、CPU2、12は、接続されているTVの最大水平画像サイズと、最大垂直画像サイズと、TVに出力する映像の解像度及びアスペクト比と、に基づいて、出力するOSDの構成物(文字、絵、記号)の解像度を決定する。これにより、ユーザーが、OSDの構成物(文字、絵、記号)を見づらく感じることが防止される。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明を適用可能な形態は、上述の実施形態には限られるものではなく、以下に例示するように、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることが可能である。
上述の実施形態においては、映像出力装置として、BDプレーヤー(ソース機器)、AVレシーバー(リピーター機器)を例示した。これに限らず、他の映像処理装置であってもよい。
本発明は、OSD(On-screen display:オンスクリーン)を出力する映像出力装置に好適に採用され得る。
1 BDプレーヤー(映像出力装置)
2 CPU(制御部)
3 操作部
4 再生部
5 映像処理部
6 OSD処理部
7 信号送信部
11 AVレシーバー(映像出力装置)
12 CPU(制御部)
13 操作部
14 信号受信部
15 映像処理部
16 OSD処理部
17 信号送信部
2 CPU(制御部)
3 操作部
4 再生部
5 映像処理部
6 OSD処理部
7 信号送信部
11 AVレシーバー(映像出力装置)
12 CPU(制御部)
13 操作部
14 信号受信部
15 映像処理部
16 OSD処理部
17 信号送信部
Claims (17)
- 接続されている表示装置の最大水平画像サイズと、最大垂直画像サイズと、表示装置に出力する映像の解像度及びアスペクト比と、に基づいて、出力するOSDの構成物の解像度を決定する制御部を備えることを特徴とする映像出力装置。
- 前記制御部は、接続されている表示装置の最大水平画像サイズと、最大垂直画像サイズとを、接続されている表示装置のEDIDを読み込んで取得することを特徴とする請求項1に記載の映像出力装置。
- 前記制御部は、出力するOSDの構成物の解像度を決定するための、リファレンス情報を記憶していることを特徴とする請求項1又は2に記載の映像出力装置。
- リファレンス情報は、表示装置の画面の水平方向サイズ、垂直方向サイズ、及び、OSDの構成物のサイズから構成されることを特徴とする請求項3に記載の映像出力装置。
- 前記制御部は、表示装置のサイズごとに、リファレンス情報を記憶していることを特徴とする請求項3又は4に記載の映像出力装置。
- 前記制御部は、出力するOSDの構成物の解像度を決定するときに、接続されている表示装置の最大水平画像サイズと、最大垂直画像サイズと、に最も近いリファレンス情報を選択することを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の映像出力装置。
- 前記制御部は、
接続されている表示装置の画面の水平方向サイズと、リファレンス情報を構成する表示装置の画面の水平方向サイズと、の差の絶対値と、
接続されている表示装置の画面の垂直方向サイズと、リファレンス情報を構成する表示装置の画面の垂直方向サイズと、の差の絶対値と、の和が最も小さくなる、リファレンス情報を選択することを特徴とする請求項6に記載の映像出力装置。 - 前記制御部は、2つのリファレンス情報において、絶対値の和が等しい場合、サイズの小さい画面に対応するリファレンス情報を選択することを特徴とする請求項7に記載の映像出力装置。
- 前記制御部は、選択したリファレンス情報を構成する、OSDの構成物のサイズと、表示装置の画面の垂直方向サイズと、表示装置に出力する映像の垂直方向の解像度と、に基づいて、基準となるOSDの構成物の解像度を決定することを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の映像出力装置。
- 前記制御部は、選択したリファレンス情報を構成する、OSDの構成物のサイズに、表示装置に出力する映像の垂直方向の解像度を乗じた値を、選択したリファレンス情報を構成する、表示装置の画面の垂直方向サイズで除することで、基準となるOSDの構成物の解像度を決定することを特徴とする請求項9に記載の映像出力装置。
- 前記制御部は、
基準となるOSDの構成物の解像度に、
選択したリファレンス情報を構成する、表示装置の画面の水平方向サイズを、接続されている表示装置の画面の水平方向のサイズで除した値を乗じることで、
出力するOSDの構成物の、水平方向の解像度を決定することを特徴とする請求項9又は10に記載の映像出力装置。 - 前記制御部は、
基準となるOSDの構成物の解像度に、
選択したリファレンス情報を構成する、表示装置の画面の垂直方向サイズを、接続されている表示装置の画面の垂直方向のサイズで除した値を乗じることで、
出力するOSDの構成物の、垂直方向の解像度を決定することを特徴とする請求項9又は10に記載の映像出力装置。 - 前記制御部は、決定したOSDの構成物の垂直方向の解像度が、記憶している垂直方向の解像度よりも小さい場合、記憶している垂直方向の解像度を、出力するOSDの構成物の垂直方向の解像度に決定することを特徴とする請求項11に記載の映像出力装置。
- 前記制御部は、決定したOSDの構成物の垂直方向の解像度に、出力する映像のアスペクト比を、接続されている表示装置の画面のアスペクト比で除した値を乗じることを特徴とする請求項13に記載の映像出力装置。
- 前記制御部は、決定したOSDの構成物の水平方向の解像度が、記憶している水平方向の解像度よりも小さい場合、記憶している水平方向の解像度を、出力するOSDの構成物の水平方向の解像度に決定することを特徴とする請求項12に記載の映像出力装置。
- 前記制御部は、表示装置に出力する映像のアスペクト比と、接続されている表示装置の画面のアスペクト比と、が異なる場合、出力するOSDの構成物の、水平方向の解像度を補正することを特徴とする請求項11又は12に記載の映像出力装置。
- 前記制御部は、接続されている表示装置の最大水平画像サイズ、最大垂直画像サイズのいずれかを取得できなかった場合、又は、比較対象のリファレンス情報が存在しなかった場合、
記憶している垂直方向の解像度を、出力するOSDの構成物の垂直方向の解像度に決定し、
記憶している水平方向の解像度を、出力するOSDの構成物の水平方向の解像度に決定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の映像出力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019108866A JP2020201409A (ja) | 2019-06-11 | 2019-06-11 | 映像出力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019108866A JP2020201409A (ja) | 2019-06-11 | 2019-06-11 | 映像出力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020201409A true JP2020201409A (ja) | 2020-12-17 |
Family
ID=73743692
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019108866A Pending JP2020201409A (ja) | 2019-06-11 | 2019-06-11 | 映像出力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020201409A (ja) |
-
2019
- 2019-06-11 JP JP2019108866A patent/JP2020201409A/ja active Pending
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