JP2020191613A - Information processing device and program - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、情報処理装置及びプログラムに関し、特に電子ファイルに対するウィルススキャンを行う技術に関する。 The present invention relates to an information processing device and a program, and more particularly to a technique for scanning an electronic file for a virus.
MFP(Multifunction Peripherals)などの情報処理装置は、ネットワークを介して様々な電子ファイルを送受信することができる。この種の情報処理装置がコンピュータウィルス(以下、単に「ウィルス」という。)に感染してしまうと、ネットワークに接続されている他の機器にもウィルス感染が蔓延してしまう可能性がある。これを防止するため、近年は、MFPなどの情報処理装置に対してウィルス検出用のソフトウェアをインストールしておくことで、電子ファイルにウィルスが含まれるか否かを検証するウィルススキャンを実行できるようにしている。 Information processing devices such as MFPs (Multifunction Peripherals) can send and receive various electronic files via a network. When this type of information processing device is infected with a computer virus (hereinafter, simply referred to as "virus"), the virus infection may spread to other devices connected to the network. In order to prevent this, in recent years, by installing virus detection software on information processing devices such as MFPs, it has become possible to execute virus scans that verify whether or not electronic files contain viruses. I have to.
情報処理装置において実行可能なウィルススキャンには、2つの種類がある。第1のウィルススキャンは、情報処理装置の内部に記憶されている複数の電子ファイルの全てを対象として定期的に行われるウィルススキャンである。第1のウィルススキャンでは、1ファイルずつ順にスキャン処理を実行していくため、ウィルススキャンが終了するまでに一定の時間を要する。また、第1のウィルススキャンの実行中は、情報処理装置におけるCPU負荷が一時的に上昇することになる。これに対し、第2のウィルススキャンは、ネットワークを介して電子ファイルが受信されたとき、又は、ネットワークを介して電子ファイルの送信が行われるときに、当該電子ファイルを対象として行われるウィルススキャンである。この第2のウィルススキャンにより、情報処理装置は、電子ファイルの受信時又は電子ファイルの送信時に当該電子ファイルにウィルスが含まれているか否かをリアルタイムで検証することができる。第2のウィルススキャンは、情報処理装置において印刷ジョブなどのジョブを実行するタイミングで行われるため、迅速にスキャン処理を終了させる必要がある。 There are two types of virus scans that can be performed in an information processing device. The first virus scan is a virus scan that is periodically performed for all of a plurality of electronic files stored inside the information processing apparatus. In the first virus scan, since the scan process is executed one by one in order, it takes a certain time to complete the virus scan. Further, during the execution of the first virus scan, the CPU load on the information processing device temporarily increases. On the other hand, the second virus scan is a virus scan performed on the electronic file when the electronic file is received via the network or when the electronic file is transmitted via the network. is there. By this second virus scan, the information processing apparatus can verify in real time whether or not the electronic file contains a virus when the electronic file is received or transmitted. Since the second virus scan is performed at the timing of executing a job such as a print job in the information processing apparatus, it is necessary to finish the scan process quickly.
ところが、情報処理装置において定期的に行われる第1のウィルススキャンが実行されているときに、情報処理装置がネットワークを介して電子ファイルを受信した場合、第1のウィルススキャンによってCPU負荷が上昇しているため、第2のウィルススキャンの処理効率が低下し、受信した電子ファイルに対するスキャン処理を迅速に行うことができなくなる。そのため、情報処理装置において印刷ジョブなどのジョブの実行効率が低下するという問題がある。 However, if the information processing device receives an electronic file via the network while the first virus scan, which is periodically performed in the information processing device, is being executed, the CPU load increases due to the first virus scan. Therefore, the processing efficiency of the second virus scan is lowered, and the scan process for the received electronic file cannot be performed quickly. Therefore, there is a problem that the execution efficiency of a job such as a print job is lowered in the information processing apparatus.
一方、従来、ネットワークを介して伝送されるデータを監視し、所定のデータの単位時間あたりのデータ量と閾値とを比較してウィルススキャンを実行するか否かを判断するようにしたウィルススキャン装置が提案されている(例えば特許文献1)。このウィルススキャン装置は、単位時間あたりのデータ量と閾値とを比較した結果、データ量が閾値よりも多いときにウィルススキャンを実行しないようにして他の優先すべき処理を行うようにしている。 On the other hand, conventionally, a virus scanning device that monitors data transmitted via a network and compares the amount of data per unit time of predetermined data with a threshold value to determine whether or not to execute a virus scanning. Has been proposed (for example, Patent Document 1). As a result of comparing the amount of data per unit time with the threshold value, this virus scanning device prevents the virus scanning from being executed when the amount of data exceeds the threshold value and performs other priority processing.
しかしながら、従来のウィルススキャン装置は、ネットワークを介して伝送されるデータ量が少ないときにはウィルススキャンの実行を継続するため、高負荷状態のままで他の処理を行うことになる。そのため、第1のウィルススキャンを実行中に、第2のウィルススキャンを行う場合には、依然として第2のウィルススキャンの実行効率が低下し、ジョブの実行効率を向上させることができないという問題がある。 However, since the conventional virus scanning device continues the execution of the virus scanning when the amount of data transmitted via the network is small, other processing is performed while the load is high. Therefore, when the second virus scan is performed while the first virus scan is being executed, there is a problem that the execution efficiency of the second virus scan is still lowered and the job execution efficiency cannot be improved. ..
本発明は、上記従来の問題点を解決するためになされたものであり、第1のウィルススキャンの実行中において第2のウィルススキャンを迅速に実行させるようにして処理効率を向上させるようにした情報処理装置及びプログラムを提供することを目的とする。 The present invention has been made to solve the above-mentioned conventional problems, and the processing efficiency is improved by promptly executing the second virus scan during the execution of the first virus scan. An object of the present invention is to provide an information processing device and a program.
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、情報処理装置であって、電子ファイルを記憶する記憶手段と、外部装置との間で電子ファイルの入出力を行う入出力手段と、前記記憶手段に記憶されている複数の電子ファイルを対象として定期的に第1のウィルススキャンを実行すると共に、前記入出力手段を介して電子ファイルの入出力が行われるときに当該電子ファイルを対象として第2のウィルススキャンを実行するウィルススキャン実行手段と、前記ウィルススキャン実行手段を制御するウィルススキャン制御手段と、を備え、前記ウィルススキャン制御手段は、前記ウィルススキャン実行手段において前記第1のウィルススキャンが実行されている状態で前記第2のウィルススキャンを実行させるとき、前記第2のウィルススキャンの実行優先度を前記第1のウィルススキャンよりも高く設定することを特徴とする構成である。
In order to achieve the above object, the invention according to
請求項2に係る発明は、請求項1の情報処理装置において、前記ウィルススキャン実行手段は、前記第1のウィルススキャンを実行するとき、所定のスキャン間隔で一の電子ファイルごとに順にスキャン処理を行うように構成され、前記ウィルススキャン制御手段は、前記ウィルススキャン実行手段において前記第1のウィルススキャンが実行されている状態で前記第2のウィルススキャンを実行させるとき、前記第1のウィルススキャンのスキャン間隔を初期間隔よりも長い間隔に設定することを特徴とする構成である。 According to the second aspect of the present invention, in the information processing apparatus of the first aspect, when the virus scan executing means executes the first virus scan, the virus scan execution means sequentially scans each electronic file at a predetermined scan interval. When the virus scan control means executes the second virus scan while the first virus scan is being executed by the virus scan execution means, the virus scan control means of the first virus scan is performed. The configuration is characterized in that the scan interval is set to be longer than the initial interval.
請求項3に係る発明は、請求項2の情報処理装置において、前記ウィルススキャン実行手段は、複数の電子ファイルを対象として前記第2のウィルススキャンを実行するとき、所定のスキャン間隔で一の電子ファイルごとに順にスキャン処理を行うように構成され、前記ウィルススキャン制御手段は、前記ウィルススキャン実行手段において前記第1のウィルススキャンが実行されている状態で複数のファイルを対象とする前記第2のウィルススキャンを実行させるとき、前記第2のウィルススキャンのスキャン間隔を前記第1のウィルススキャンのスキャン間隔よりも短い間隔に設定することを特徴とする構成である。
The invention according to
請求項4に係る発明は、請求項2又は3の情報処理装置において、前記ウィルススキャン制御手段は、前記ウィルススキャン実行手段において前記第1のウィルススキャンが実行されている状態で前記第2のウィルススキャンを実行させるとき、前記第2のウィルススキャンの対象となる電子ファイルのファイル形式、ファイル数又はファイルサイズに応じて前記第1のウィルススキャンのスキャン間隔を変更することを特徴とする構成である。
The invention according to claim 4 is the information processing apparatus according to
請求項5に係る発明は、請求項2乃至4のいずれかの情報処理装置において、前記ウィルススキャン制御手段は、前記ウィルススキャン実行手段において前記第2のウィルススキャンが終了した後に前記第1のウィルススキャンのスキャン間隔を前記初期間隔に戻すことを特徴とする構成である。
The invention according to claim 5 is the information processing apparatus according to any one of
請求項6に係る発明は、請求項2乃至5のいずれかの情報処理装置において、前記ウィルススキャン制御手段は、前記ウィルススキャン実行手段において前記第2のウィルススキャンが終了した後、予め定められた条件が成立するまで、前記第1のウィルススキャンのスキャン間隔を前記初期間隔よりも長い間隔で保持することを特徴とする構成である。
The invention according to claim 6 is the information processing apparatus according to
請求項7に係る発明は、請求項6の情報処理装置において、前記条件には、前記第1のウィルススキャンのスキャン間隔を前記初期間隔に戻す時刻が定められており、前記ウィルススキャン制御手段は、前記ウィルススキャン実行手段において前記第2のウィルススキャンが終了した後、現在時刻が前記条件に定められている時刻を経過したときに、前記第1のウィルススキャンのスキャン間隔を前記初期間隔に戻すことを特徴とする構成である。 According to the invention of claim 7, in the information processing apparatus of claim 6, a time for returning the scan interval of the first virus scan to the initial interval is defined in the conditions, and the virus scan control means When the current time elapses after the second virus scan is completed in the virus scan executing means, the scan interval of the first virus scan is returned to the initial interval. It is a configuration characterized by that.
請求項8に係る発明は、請求項6の情報処理装置において、前記条件には、通電状態が省電力状態へ移行することが定められており、前記ウィルススキャン制御手段は、前記ウィルススキャン実行手段において前記第2のウィルススキャンが終了した後、通電状態が前記省電力状態へ移行するときに、前記第1のウィルススキャンのスキャン間隔を前記初期間隔に戻すことを特徴とする構成である。
The invention according to
請求項9に係る発明は、請求項2乃至8のいずれかの情報処理装置において、前記入出力手段による電子ファイルの入出力を含むジョブの実行を制御するジョブ制御手段、を更に備え、前記ウィルススキャン制御手段は、前記ウィルススキャン実行手段において前記第1のウィルススキャンが実行されている状態で前記第2のウィルススキャンを実行させるとき、前記ジョブ制御手段によって実行されるジョブに特定の処理の実行が含まれているか否かを判定し、前記特定の処理の実行が含まれている場合には前記特定の処理の実行が含まれていない場合よりも前記第1のウィルススキャンのスキャン間隔を更に長く設定することを特徴とする構成である。
The invention according to claim 9 further includes, in the information processing apparatus according to any one of
請求項10に係る発明は、請求項9の情報処理装置において、前記特定の処理は、電子ファイルに対する画像処理であることを特徴とする構成である。
The invention according to
請求項11に係る発明は、請求項9の情報処理装置において、前記特定の処理は、電子ファイルに基づく印刷出力であることを特徴とする構成である。
The invention according to
請求項12に係る発明は、請求項9乃至11のいずれかの情報処理装置において、前記ウィルススキャン制御手段は、前記ウィルススキャン実行手段において前記第1のウィルススキャンが実行されている状態で前記第2のウィルススキャンを実行させるとき、前記ジョブ制御手段によって実行されるジョブの種類に応じて前記第1のウィルススキャンのスキャン間隔を変更することを特徴とする構成である。
The invention according to
請求項13に係る発明は、請求項2乃至12のいずれかの情報処理装置において、前記ウィルススキャン制御手段は、前記ウィルススキャン実行手段において前記第1のウィルススキャンが実行されるとき、所定時間内に前記第2のウィルススキャンの対象となった電子ファイルを前記第1のウィルススキャンの対象から除外することを特徴とする構成である。
The invention according to
請求項14に係る発明は、請求項2乃至13のいずれかの情報処理装置において、前記ウィルススキャン制御手段は、前記ウィルススキャン実行手段において前記第2のウィルススキャンが実行されるとき、所定時間内に前記第1のウィルススキャンの対象となった電子ファイルを前記第2のウィルススキャンの対象から除外することを特徴とする構成である。
The invention according to
請求項15に係る発明は、電子ファイルを記憶する記憶手段と、外部装置との間で電子ファイルの入出力を行う入出力手段と、前記記憶手段に記憶されている複数の電子ファイルを対象として定期的に第1のウィルススキャンを実行すると共に、前記入出力手段を介して電子ファイルの入出力が行われるときに当該電子ファイルを対象として第2のウィルススキャンを実行するウィルススキャン実行手段と、を有する情報処理装置において実行されるプログラムであって、前記情報処理装置を、前記ウィルススキャン実行手段を制御するウィルススキャン制御手段、として機能させ、前記ウィルススキャン制御手段は、前記ウィルススキャン実行手段において前記第1のウィルススキャンが実行されている状態で前記第2のウィルススキャンを実行させるとき、前記第2のウィルススキャンの実行優先度を前記第1のウィルススキャンよりも高く設定することを特徴とする構成である。
The invention according to
請求項16に係る発明は、請求項15のプログラムにおいて、前記ウィルススキャン実行手段は、前記第1のウィルススキャンを実行するとき、所定のスキャン間隔で一の電子ファイルごとに順にスキャン処理を行うように構成され、前記ウィルススキャン制御手段は、前記ウィルススキャン実行手段において前記第1のウィルススキャンが実行されている状態で前記第2のウィルススキャンを実行させるとき、前記第1のウィルススキャンのスキャン間隔を初期間隔よりも長い間隔に設定することを特徴とする構成である。 According to a sixteenth aspect of the present invention, in the program of the fifteenth aspect, when the virus scan executing means executes the first virus scan, the virus scan execution means performs a scan process for each electronic file in order at a predetermined scan interval. When the second virus scan is executed in the state where the first virus scan is being executed by the virus scan executing means, the virus scan control means is configured at the scan interval of the first virus scan. Is set to an interval longer than the initial interval.
請求項17に係る発明は、請求項16のプログラムにおいて、前記ウィルススキャン実行手段は、複数の電子ファイルを対象として前記第2のウィルススキャンを実行するとき、所定のスキャン間隔で一の電子ファイルごとに順にスキャン処理を行うように構成され、前記ウィルススキャン制御手段は、前記ウィルススキャン実行手段において前記第1のウィルススキャンが実行されている状態で複数のファイルを対象とする前記第2のウィルススキャンを実行させるとき、前記第2のウィルススキャンのスキャン間隔を前記第1のウィルススキャンのスキャン間隔よりも短い間隔に設定することを特徴とする構成である。
According to the invention of
請求項18に係る発明は、請求項16又は17のプログラムにおいて、前記ウィルススキャン制御手段は、前記ウィルススキャン実行手段において前記第1のウィルススキャンが実行されている状態で前記第2のウィルススキャンを実行させるとき、前記第2のウィルススキャンの対象となる電子ファイルのファイル形式、ファイル数又はファイルサイズに応じて前記第1のウィルススキャンのスキャン間隔を変更することを特徴とする構成である。
According to the invention of
請求項19に係る発明は、請求項16乃至18のいずれかのプログラムにおいて、前記ウィルススキャン制御手段は、前記ウィルススキャン実行手段において前記第2のウィルススキャンが終了した後に前記第1のウィルススキャンのスキャン間隔を前記初期間隔に戻すことを特徴とする構成である。
The invention according to
請求項20に係る発明は、請求項16乃至19のいずれかのプログラムにおいて、前記ウィルススキャン制御手段は、前記ウィルススキャン実行手段において前記第2のウィルススキャンが終了した後、予め定められた条件が成立するまで、前記第1のウィルススキャンのスキャン間隔を前記初期間隔よりも長い間隔で保持することを特徴とする構成である。
The invention according to
請求項21に係る発明は、請求項20のプログラムにおいて、前記条件には、前記第1のウィルススキャンのスキャン間隔を前記初期間隔に戻す時刻が定められており、前記ウィルススキャン制御手段は、前記ウィルススキャン実行手段において前記第2のウィルススキャンが終了した後、現在時刻が前記条件に定められている時刻を経過したときに、前記第1のウィルススキャンのスキャン間隔を前記初期間隔に戻すことを特徴とする構成である。
According to the invention of
請求項22に係る発明は、請求項20のプログラムにおいて、前記条件には、通電状態が省電力状態へ移行することが定められており、前記ウィルススキャン制御手段は、前記ウィルススキャン実行手段において前記第2のウィルススキャンが終了した後、通電状態が前記省電力状態へ移行するときに、前記第1のウィルススキャンのスキャン間隔を前記初期間隔に戻すことを特徴とする構成である。
The invention according to
請求項23に係る発明は、請求項16乃至22のいずれかのプログラムにおいて、前記情報処理装置を、前記入出力手段による電子ファイルの入出力を含むジョブの実行を制御するジョブ制御手段、として更に機能させ、前記ウィルススキャン制御手段は、前記ウィルススキャン実行手段において前記第1のウィルススキャンが実行されている状態で前記第2のウィルススキャンを実行させるとき、前記ジョブ制御手段によって実行されるジョブに特定の処理の実行が含まれているか否かを判定し、前記特定の処理の実行が含まれている場合には前記特定の処理の実行が含まれていない場合よりも前記第1のウィルススキャンのスキャン間隔を更に長く設定することを特徴とする構成である。
The invention according to claim 23 further comprises the information processing apparatus as a job control means for controlling execution of a job including input / output of an electronic file by the input / output means in any of the programs of
請求項24に係る発明は、請求項23のプログラムにおいて、前記特定の処理は、電子ファイルに対する画像処理であることを特徴とする構成である。 The invention according to claim 24 is characterized in that, in the program of claim 23, the specific processing is image processing for an electronic file.
請求奥25に係る発明は、請求項23のプログラムにおいて、前記特定の処理は、電子ファイルに基づく印刷出力であることを特徴とする構成である。 The invention according to claim 25 is characterized in that, in the program of claim 23, the specific process is a print output based on an electronic file.
請求項26に係る発明は、請求項23乃至25のいずれかのプログラムにおいて、前記ウィルススキャン制御手段は、前記ウィルススキャン実行手段において前記第1のウィルススキャンが実行されている状態で前記第2のウィルススキャンを実行させるとき、前記ジョブ制御手段によって実行されるジョブの種類に応じて前記第1のウィルススキャンのスキャン間隔を変更することを特徴とする構成である。 The invention according to claim 26 is the second aspect of the program according to any one of claims 23 to 25, wherein the virus scan control means is in a state where the first virus scan is executed by the virus scan execution means. When the virus scan is executed, the scan interval of the first virus scan is changed according to the type of the job executed by the job control means.
請求項27に係る発明は、請求項16乃至26のいずれかのプログラムにおいて、前記ウィルススキャン制御手段は、前記ウィルススキャン実行手段において前記第1のウィルススキャンが実行されるとき、所定時間内に前記第2のウィルススキャンの対象となった電子ファイルを前記第1のウィルススキャンの対象から除外することを特徴とする構成である。
The invention according to
請求項28に係る発明は、請求項16乃至27のいずれかのプログラムにおいて、前記ウィルススキャン制御手段は、前記ウィルススキャン実行手段において前記第2のウィルススキャンが実行されるとき、所定時間内に前記第1のウィルススキャンの対象となった電子ファイルを前記第2のウィルススキャンの対象から除外することを特徴とする構成である。
The invention according to
本発明によれば、定期的に行われる第1のウィルススキャンの実行中において第2のウィルススキャンを実行させるとき、第2のウィルススキャンの実行優先度を第1のウィルススキャンよりも高くすることで第2のウィルススキャンを迅速に行うことができるようになり、処理効率を向上させることができる。 According to the present invention, when the second virus scan is executed during the execution of the first virus scan which is performed periodically, the execution priority of the second virus scan is set higher than that of the first virus scan. The second virus scan can be performed quickly, and the processing efficiency can be improved.
以下、本発明に関する好ましい実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。尚、以下に説明する実施形態において互いに共通する要素には同一符号を付しており、それらについての重複する説明は省略する。 Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. In the embodiments described below, the elements common to each other are designated by the same reference numerals, and duplicate description thereof will be omitted.
図1は、本発明の一実施形態である情報処理装置1を含むネットワークシステムの一構成例を示す図である。このネットワークシステムは、MFPなどで構成される情報処理装置1と、パーソナルコンピュータ(PC)などの外部端末3と、サーバー4とを備え、これらがLAN(Local Area Network)などのネットワーク2を介して相互にデータ通信を行うことができる構成である。尚、ネットワーク2には、インターネットなどの外部ネットワークが含まれていても良い。
FIG. 1 is a diagram showing a configuration example of a network system including an
情報処理装置1は、画像スキャン機能、プリント機能、コピー機能、FAX機能などの複数の機能を備えており、これら各機能を動作させてユーザーによって指定されたジョブを実行する。例えば、情報処理装置1は、ネットワーク2を介して印刷対象となる電子ファイル(以下、単に「ファイル」という。)を含む印刷ジョブを受信すると、その印刷ジョブに含まれる電子ファイルに基づいて印刷出力を行うことができる。また、情報処理装置1は、画像スキャン機能で原稿の画像を読み取り、画像データを生成すると、その画像データを、ネットワーク2を介して外部端末3などへ送信することができる。さらに、情報処理装置1は、各種ファイルを内部に保存しておくも可能であり、外部端末3などから受信するファイルや、画像スキャン機能で生成されるファイル(画像データ)などを記憶しておくことができる。
The
また、情報処理装置1は、ファイルにウィルスが含まれているか否かを検証するウィルススキャン機能を備えている。情報処理装置1は、そのウィルススキャン機能を定期的に動作させ、内部に保存されている複数のファイルにウィルスが含まれているか否かを検証する。このように情報処理装置1において定期的に実行されるウィルススキャンを「第1のウィルススキャン」という。
In addition, the
また、情報処理装置1は、ネットワーク2を介してファイルを受信した場合、或いは、ネットワーク2を介して外部にファイルを送信する場合に、ウィルススキャン機能を動作させ、そのファイルにウィルスが含まれているか否かを検証する。このように情報処理装置1においてファイルの入出力が行われるときに実行されるウィルススキャンを「第2のウィルススキャン」という。例えば、ネットワーク2を介して印刷ジョブを受信した場合、情報処理装置1は、その印刷ジョブに基づく印刷出力を開始する前に、その印刷ジョブ含まれるファイルに対して第2のウィルススキャンを実行する。尚、情報処理装置1は、USBメモリなどの外部装置からファイルを取得した場合、或いは、USBメモリなどの外部装置に対してファイルを直接出力する場合にも、第2のウィルススキャンを実行することができる。
Further, the
外部端末3は、情報処理装置1とネットワーク2を介してファイルの送受信を行うことができる。例えば、ユーザーが外部端末3を操作することによって外部端末3に保存されているファイルを印刷対象として指定し、印刷ジョブの送信を指示すると、外部端末3は、ユーザーによって指定されたファイルを含む印刷ジョブを生成して情報処理装置1へ送信する。また、外部端末3は、情報処理装置1から送信される画像ファイルなどのファイルを受信することも可能であり、情報処理装置1から受信するファイルを記憶する。
The
サーバー4は、例えばインターネット上のクラウドに設置されるサーバーであり、例えばウィルスを定義した定義ファイルを保持しており、情報処理装置1などにその定義ファイルを提供することができる。この定義ファイルは、情報処理装置1において実行されるウィルススキャンでウィルスを検出するため参照されるファイルである。サーバー4は、この定義ファイルを定期的に更新し、情報処理装置1からの要求に応じて最新の定義ファイルを情報処理装置1へ提供することができる。
The server 4 is, for example, a server installed in a cloud on the Internet, holds a definition file for defining a virus, and can provide the definition file to an
本実施形態の情報処理装置1は、サーバー4において保持されている定義ファイルが更新された場合、最新の定義ファイルをサーバー4から取得して保存する。そして第1のウィルススキャン又は第2のウィルススキャンを実行する際に、情報処理装置1は、その最新の定義ファイルを参照してスキャン対象であるファイルにウィルスが含まれているか否かを検証する。
When the definition file held in the server 4 is updated, the
特に、本実施形態の情報処理装置1は、第1のウィルススキャンを実行している状態で第2のウィルススキャンを実行するとき、第2のウィルススキャンの実行優先度を、第1のウィルススキャンよりも高く設定して第2のウィルススキャンの実行を開始する。そのため、第1のウィルススキャンの実行によって高負荷状態となっている場合であっても、情報処理装置1は、第2のウィルススキャンを第1のウィルススキャンよりも優先的に実行させることができ、第2のウィルススキャンを効率的に行うことが可能である。以下、このような情報処理装置1について詳しく説明する。
In particular, when the
図2は、情報処理装置1のハードウェア構成の一例を示す図である。情報処理装置1は、そのハードウェア構成として、制御部10と、記憶部13と、操作パネル14と、通信インタフェース17と、接続インタフェース18と、スキャナ部20と、プリンタ部21と、FAX部22とを備えている。
FIG. 2 is a diagram showing an example of the hardware configuration of the
制御部10は、CPU11とメモリ12とを備えており、各部の動作を制御する。例えば、制御部10は、情報処理装置1におけるジョブの実行を制御するように構成される。また、制御部10は、ファイルに対するウィルススキャンを実行する。CPU11は、記憶部13に記憶されている各種プログラムを実行することにより、ジョブの実行制御とウィルススキャンとを行う。メモリ12は、CPU11が各種プログラムに基づく処理を実行する際に一時的なデータなどを記憶するためのものである。
The
記憶部13は、例えばハードディスクドライブ(HDD)などで構成される不揮発性の記憶手段である。記憶部13には、CPU11によって実行されるプログラム27と、ウィルススキャンプログラム28とが予め記憶されている。例えば、プログラム27は、情報処理装置1に予めインストールされている基本プログラムである。また、ウィルススキャンプログラム28は、例えばサーバー4からダウンロードされ、情報処理装置1に予めインストールされたものである。
The
また、記憶部13には、ファイル8を記憶しておくための記憶領域である少なくとも1つのBOX29が設けられる。BOX29に記憶されるファイル8には、画像ファイルやテキストファイル、文書ファイル、表計算ファイルなどの様々なファイル形式のものが含まれる。
Further, the
操作パネル14は、ユーザーが情報処理装置1を操作する際のユーザーインタフェースとなるものである。操作パネル14は、ユーザーが操作可能な操作画面を表示する表示部15と、ユーザーの操作を受け付ける操作部16とを備えている。例えば表示部15は、カラー液晶ディスプレイなどで構成される。操作部16は、タッチパネルキーや押しボタンキーなどで構成される。ユーザーは、この操作パネル14を操作することにより、情報処理装置1に対して印刷ジョブや画像スキャンジョブなどの実行を指示することも可能である。
The
通信インタフェース17は、情報処理装置1をネットワーク2に接続し、外部端末3やサーバー4などと通信を行うためのものである。通信インタフェース17は、ネットワーク2を介して外部端末3などの外部装置とファイルの入出力を行うための入出力手段のひとつである。
The
接続インタフェース18は、例えばUSBメモリなどの外部装置を接続するためのインタフェースである。接続インタフェース18も、USBメモリなどの外部装置とファイルの入出力を行うための入出力手段のひとつである。
The
スキャナ部20は、ユーザーによって画像スキャン機能又はコピー機能が選択された場合に動作し、ユーザーによってセットされる原稿を光学的に読み取って原稿の画像データを生成する処理部である。プリンタ部21は、印刷出力を行う機構を有しており、制御部10から出力される印刷データに基づいて印刷用紙などのシートに画像形成を行って印刷出力を行う。FAX部22は、図示を省略する公衆電話網を介してFAXデータの送受信を行うものである。
The
次に図3は、制御部10の機能構成の一例を示す図である。制御部10のCPU11は、記憶部13に記憶されているウィルススキャンプログラム28を読み出して実行することにより、制御部10をウィルススキャン実行部30として機能させる。また、制御部10のCPU11は、記憶部13に記憶されているプログラム27を読み出して実行することにより、制御部10を動作制御部40として機能させる。
Next, FIG. 3 is a diagram showing an example of the functional configuration of the
ウィルススキャン実行部30は、情報処理装置1においてファイルに対するウィルススキャンを実行する処理部である。ウィルススキャン実行部30は、例えばサーバー4からウィルスが定義されている最新の定義ファイルを取得し、その定義ファイルに基づいてウィルススキャンを実行する。すなわち、ウィルススキャン実行部30は、ウィルススキャンを実行することにより、定義ファイルに定義されているウィルスがスキャン対象であるファイルに含まれているか否かを検証する。このウィルススキャン実行部30は、第1スキャン実行部31と、第2スキャン実行部32とを有している。
The virus
第1スキャン実行部31は、情報処理装置1の記憶部13に記憶されている複数のファイル8を対象として定期的に第1のウィルススキャンを実行する処理部である。第1スキャン実行部31は、ユーザーによって予め指定されている定期スキャンのタイミングになると、自動的に第1のウィルススキャンの実行を開始する。すなわち、第1スキャン実行部31は、記憶部13に記憶されている複数のファイルをスキャン対象として設定し、所定のスキャン間隔で1ファイルずつ順にスキャン処理を行っていく。
The first
これに対し、第2スキャン実行部32は、通信インタフェース17又は接続インタフェース18を介してファイルの入力又は出力が行われる場合に、その入力ファイル又は出力ファイルを対象としてリアルタイムに第2のウィルススキャンを実行する処理部である。すなわち、第2スキャン実行部32は、情報処理装置1によって外部からファイルが取得されたタイミングで、或いは、情報処理装置1によって内部のファイルが外部へ出力されるタイミングで、第2のウィルススキャンを実行する。
On the other hand, when the file is input or output via the
動作制御部40は、情報処理装置1の各部の動作を統括的に制御すると共に、上述したウィルススキャン実行部30の動作を制御する。この動作制御部40は、ジョブ制御部41と、ウィルススキャン制御部42とを備えている。
The
ジョブ制御部41は、操作パネル14、通信インタフェース17及び接続インタフェース18を監視し、ユーザーによって指定されたジョブを受け付け、ジョブの実行を制御する。例えば、ネットワーク2を介して外部端末3からジョブを受信した場合、ジョブ制御部41は、受信したジョブに基づく処理を実行する。ネットワーク2を介して受信したジョブが印刷ジョブである場合、ジョブ制御部41は、印刷ジョブに含まれる印刷対象ファイルを抽出し、その印刷対象ファイルをウィルススキャン制御部42へ出力することにより、ウィルススキャンを行わせる。そして印刷対象ファイルに対するウィルススキャンが終了すると、ジョブ制御部41は、印刷対象ファイルに基づいて印刷データを生成するための画像処理を行う。この画像処理では、例えば、印刷対象ファイルに含まれる文字や画像などをラスターイメージに変換する画像処理が行われる。したがって、ジョブ制御部41が画像処理を行うことにより、印刷対象ファイルが印刷データに変換される。そしてジョブ制御部41は、印刷対象ファイルから生成した印刷データに基づいてプリンタ部21を駆動することにより、受信した印刷対象ファイルに基づく印刷出力を行う。このようにジョブ制御部41は、外部端末3からファイルを含むジョブを受信すると、まず受信したファイルに対するウィルススキャンを行わせ、ウィルススキャンが終了した後にジョブの実行を制御する。
The
また、ユーザーによって指定されたジョブがBOX29内のファイル8を外部端末3へ送信するジョブである場合、ジョブ制御部41は、BOX29から送信対象となるファイル8を読み出し、そのファイル8をウィルススキャン制御部42へ出力することにより、ウィルススキャンを行わせる。つまり、ジョブ制御部41は、通信インタフェース17を介して外部端末3へファイル8を送信する前に、ファイル8に対するウィルススキャンを行わせ、ウィルススキャンが終了してファイル8にウィルスが含まれないことを確認した後に外部端末3への送信処理を実行する。
When the job specified by the user is a job for transmitting the
ウィルススキャン制御部42は、ウィルススキャン実行部30を制御する処理部である。例えば、ウィルススキャン制御部42は、情報処理装置1において定期的に行う第1のウィルススキャンの実行タイミングを管理しており、第1のウィルススキャンの実行タイミングになるとウィルススキャン実行部30に第1のウィルススキャンの実行開始を指示する。このとき、ウィルススキャン制御部42は、第1のウィルススキャンでスキャン対象とするファイルのファイルリストを作成し、そのファイルリストをウィルススキャン実行部30へ出力する。例えば、ウィルススキャン制御部42は、記憶部13のBOX29に保存されている各ファイル8へのパスを記録したファイルリストを作成する。
The virus
ウィルススキャン実行部30は、ウィルススキャン制御部42から第1のウィルススキャンの実行開始が指示されると、第1スキャン実行部31を機能させ、第1スキャン実行部31による第1のウィルススキャンの実行を開始する。第1スキャン実行部31は、第1のウィルススキャンの実行を開始するとき、1ファイルごとに行うスキャン処理の間隔(スキャン間隔)を初期間隔(デフォルト値)に設定し、ウィルススキャン制御部42から出力されたファイルリストに基づき、第1のウィルススキャンの実行を開始する。例えば、第1スキャン実行部31は、ファイルリストの先頭に記録されているファイルから順にスキャン処理の実行を開始する。
When the virus
また、ウィルススキャン制御部42は、ジョブ制御部41が外部装置からファイルを取得した場合、或いは、ジョブ制御部41が外部への送信対象となるファイルを取得した場合に、ウィルススキャン実行部30に第2のウィルススキャンの実行を指示する。すなわち、ウィルススキャン制御部42は、ジョブ制御部41が取得したファイルをウィルススキャン実行部30へ出力し、そのファイルに対する第2のウィルススキャンを実行させるのである。
Further, the virus
ウィルススキャン実行部30は、ウィルススキャン制御部42から第2のウィルススキャンの実行が指示されると、第2スキャン実行部32を機能させ、第2スキャン実行部32による第2のウィルススキャンの実行を開始する。第2スキャン実行部32は、第2のウィルススキャンの実行を開始するとき、ウィルススキャン制御部42から出力されるファイルを対象としてスキャン処理を実行する。また、ウィルススキャン制御部42から複数のファイルが出力される場合、第2スキャン実行部32は、それら複数のファイルを対象として、第2のウィルススキャンを実行する。このとき、第2スキャン実行部32は、それら複数のファイルを所定のスキャン間隔で1ファイルずつ読み出して順にスキャン処理を行っていく。
When the virus
図4は、第1スキャン実行部31によって行われる第1のウィルススキャンSC1の一例を示す図である。第1スキャン実行部31は、ウィルススキャン制御部42からの指示に基づいて第1のウィルススキャンSC1を実行するとき、1ファイルごとのスキャン処理を行うスキャン間隔を初期間隔Taに設定する。この初期間隔Taは、1つのファイルに対するスキャン処理を行うことが可能な間隔として予め設定される。そして第1スキャン実行部31は、初期間隔Taとして設定されたスキャン間隔が経過する度に、ファイルリストに記録されているファイルに対して順にアクセスし、1ファイルごとにスキャン処理を実行していく。例えば、タイミングT10で最初のファイル(例えば「File1」)に対するスキャン処理を開始すると、そのスキャン処理はスキャン間隔の範囲内で終了する。つまり、「File1」に対するスキャン処理は、スキャン間隔が経過する前のタイミングT11で終了するのである。その後、第1スキャン実行部31は、初期間隔Taとして設定されたスキャン間隔が経過するまで待機し、スキャン間隔が経過したタイミングT20で次のファイル(例えば「File2」)に対するスキャン処理を開始する。
FIG. 4 is a diagram showing an example of the first virus scan SC1 performed by the first
このように第1スキャン実行部31は、第1のウィルススキャンSC1の実行を開始すると、予め設定されたスキャン間隔で1ファイルずつ順にスキャン処理を行っていく。スキャン間隔は、1ファイル分のスキャン処理を行う時間よりも長い時間に設定される。言い換えると、第1のウィルススキャンの実行中において、1ファイル分のスキャン処理が終了すると、次のファイルのスキャン処理が開始されるまでに一定時間以上の待機時間Tpが生じるようにスキャン間隔が設定される。このように1ファイルごとのスキャン処理が行われる間に待機時間Tpが設けられることにより、第1のウィルススキャンSC1の実行によってCPU11の負荷が著しく上昇してしまうことを抑制することができる。ただし、第1のウィルススキャンSC1の実行中は、1ファイルごとのスキャン処理が一定のスキャン間隔で繰り返し行われるため、CPU11の負荷が一定の状態まで上昇することは否めない。
In this way, when the first
ウィルススキャン実行部30は、1ファイル分のスキャン処理が終了した後の待機時間Tpにおいて、ウィルススキャン制御部42からの第2のウィルススキャンの実行指示を受け付けることができる。その待機時間Tpにおいて第2のウィルススキャンの実行指示を受け付けた場合、ウィルススキャン実行部30は、第1のウィルススキャンSC1の実行中に、第2のウィルススキャンを割り込み実行する。
The virus
例えば図4に示すタイミングTrでジョブ制御部41が外部からファイルを受信した場合を仮定する。この場合、ウィルススキャン制御部42は、外部から受信したファイルをタイミングTrでウィルススキャン実行部30へ出力し、そのファイルに対する第2のウィルススキャンの実行を指示する。また、ウィルススキャン制御部42は、ウィルススキャン実行部30に対して第2のウィルススキャンの実行を指示するとき、第1のウィルススキャンが実行中であるか否かを判断する。その結果、第1のウィルススキャンが実行中である場合、ウィルススキャン制御部42は、ウィルススキャン実行部30に対し、第1のウィルススキャンSC1よりも第2のウィルススキャンを優先的に実行するように指示する。具体的に説明すると、ウィルススキャン制御部42は、ウィルススキャン実行部30に対し、第1のウィルススキャンSC1におけるスキャン間隔を初期間隔Taよりも長い間に設定し、その状態で第2のウィルススキャンを割り込み実行するように指示する。
For example, it is assumed that the
そしてウィルススキャン実行部30は、タイミングTrで第2スキャン実行部32を機能させ、第2スキャン実行部32による第2のウィルススキャンの実行を開始するとき、ウィルススキャン制御部42による設定に基づき、第1のウィルススキャンSC1のスキャン間隔を初期間隔Taよりも長い間隔に変更する。
Then, when the virus
図5は、第1のウィルススキャンSC1の実行中に開始される第2のウィルススキャンSC2の一例を示す図である。上述のように第1のウィルススキャンSC1の実行中であるタイミングTrでジョブ制御部41が外部からファイルを受信した場合、ウィルススキャン制御部42は、タイミングTrでウィルススキャン実行部30に受信ファイルを対象にした第2のウィルススキャンSC2の実行を指示する。このとき、ウィルススキャン制御部42は、第1のウィルススキャンSC1のスキャン間隔を初期間隔Taよりも長い間隔に設定する。
FIG. 5 is a diagram showing an example of a second virus scan SC2 started during execution of the first virus scan SC1. As described above, when the
ウィルススキャン実行部30は、ウィルススキャン制御部42からの指示に基づき、タイミングTrに略等しいタイミングT80で受信ファイル(例えば「FileX」)を対象とした第2のウィルススキャンSC2を開始する。このとき、ウィルススキャン実行部30は、ウィルススキャン制御部42による設定に基づき、第1スキャン実行部31において実行されている第1のウィルススキャンSC1のスキャン間隔を初期間隔Taよりも長い間隔Tbに変更する。その結果、第1のウィルススキャンSC1において次のファイル(例えば「File4」)に対するスキャン処理が開始されるまでの待機時間Tpがそれ以前よりも長い時間に変更される。これにより、受信ファイルに対する第2のウィルススキャンSC2の実行中に、第1のウィルススキャンSC1のスキャン処理が開始される可能性を低減することができる。すなわち、ウィルススキャン実行部30は、第1のウィルススキャンSC1によるCPU11の負荷を低減させた状態で第2のウィルススキャンSC2を実行するのである。そのため、受信ファイルに対する第2のウィルススキャンSC2を従来よりも効率的に行うことができるようになる。
Based on the instruction from the virus
これに対し、例えば第1のウィルススキャンSC1のスキャン間隔を初期間隔Taのままで第2のウィルススキャンSC2を開始すると、第2のウィルススキャンSC2の実行中に第1のウィルススキャンSC1による次のファイルに対するスキャン処理が自動的に開始されることになる。この場合、第1のウィルススキャンSC1と第2のウィルススキャンSC2との双方が同時並列的に進行することになるため、CPU11の負荷が著しく上昇し、受信ファイルに対する第2のウィルススキャンSC2の終了タイミングT81が遅くなる。そのような事態を避けるべく、本実施形態では、第2のウィルススキャンSC2を実行するときには、第1のウィルススキャンSC1によるスキャン間隔を広げることで第1のウィルススキャンSC1のCPU占有率を低下させ、第2のウィルススキャンSC2を効率的に実行できるようにしているのである。
On the other hand, for example, when the second virus scan SC2 is started with the scan interval of the first virus scan SC1 as the initial interval Ta, the next virus scan SC1 by the first virus scan SC1 is executed during the execution of the second virus scan SC2. The scanning process for the file will start automatically. In this case, since both the first virus scan SC1 and the second virus scan SC2 proceed in parallel at the same time, the load on the
したがって、例えば受信ファイルが印刷ジョブに含まれるファイルである場合、第2のウィルススキャンSC2を短時間で終了させることができるため、ジョブ制御部41が速やかに印刷ジョブの実行を開始することが可能である。つまり、第1のウィルススキャンSC1の実行中であっても、情報処理装置1は、外部から受信した印刷ジョブに基づく印刷出力を早期に開始することができるという利点がある。
Therefore, for example, when the received file is a file included in the print job, the second virus scan SC2 can be completed in a short time, so that the
図6は、図5とは異なるタイミングTrでジョブ制御部41がファイルを取得した場合を示す図である。例えば図6(a)に示すように、第1のウィルススキャンSC1において3番目のファイル(例えば「File3」)を対象とするスキャン処理が行われているタイミングTrで、ジョブ制御部41が、外部からファイルを取得したと仮定する。この場合、ジョブ制御部41がファイルを取得したタイミングTrでは、第1のウィルススキャンSC1によりCPU11が高負荷状態となっている。そのため、ウィルススキャン実行部30は、ウィルススキャン制御部42から出力される第2のウィルススキャンSC2の実行指示を直ちに受け付けることができない。このような場合、ウィルススキャン実行部30は、3番目のファイル(「File3」)に対するスキャン処理が終了したタイミングT31で第2のウィルススキャンSC2の実行指示を受け付ける。そしてウィルススキャン実行部30は、ウィルススキャン制御部42による設定に基づき、第1のウィルススキャンSC1のスキャン間隔を初期間隔Taよりも長い間隔Tbに変更する。
FIG. 6 is a diagram showing a case where the
そのため、図6(b)に示すように情報処理装置1において第2のウィルススキャンSC2が開始されるタイミングT80は、ファイルを受信したタイミングTrよりも若干遅れることになるものの、第1のウィルススキャンSC1によるCPU11の負荷を低減させた状態で第2のウィルススキャンSC2を実行することができる。それ故、第2のウィルススキャンSC2を効率的に行うことができるのである。したがって、第1のウィルススキャンSC1によるスキャン処理の実行中にジョブ制御部41が外部から印刷ジョブを受信した場合であっても、情報処理装置1は、外部から受信した印刷ジョブに基づく印刷出力を早期に開始することができるという利点がある。
Therefore, as shown in FIG. 6B, the timing T80 at which the second virus scan SC2 is started in the
ここで、ウィルススキャン制御部42が第1のウィルススキャンSC1のスキャン間隔を変更する幾つかの例について説明する。図7及び図8は、ウィルススキャン制御部42によって設定変更される第1のウィルススキャンのスキャン間隔の幾つかの例を示す図である。
Here, some examples in which the virus
まず、ウィルススキャン制御部42は、第2のウィルススキャンSC2の対象となるファイルのファイル形式又はファイルサイズに応じて第1のウィルススキャンSC1のスキャン間隔を設定することができる。図7(a)は、ファイル形式又はファイルサイズに応じたスキャン間隔の変更例を示している。例えば、第2のウィルススキャンSC2の対象となるファイルのファイル形式がテキストファイルや文書ファイルである場合、第2のウィルススキャンSC2を比較的効率的に行うことができる。これに対し、第2のウィルススキャンSC2の対象となるファイルが画像ファイルや表計算ファイルである場合、第2のウィルススキャンSC2によるスキャン処理は、テキストファイルや文書ファイルに比べると時間がかかる。そのため、ウィルススキャン制御部42は、ウィルススキャン実行部30に第2のウィルススキャンSC2を実行させるとき、第2のウィルススキャンSC2の対象となるファイルのファイル形式を判別し、スキャン処理に時間がかかるファイル形式であれば、スキャン処理に時間がかからないファイル形式の場合よりも第1のウィルススキャンSC1のスキャン間隔を長く設定する。例えば図7(a)に示すように、ウィルススキャン実行部30においてスキャン処理に比較的長時間がかかるファイル形式のファイルに対して第2のウィルススキャンSC2が行われる場合には、スキャン処理を比較的短時間で完了させることができるファイル形式のファイルに対して第2のウィルススキャンSC2が行われる場合よりも、第1のウィルススキャンSC1のスキャン間隔が長い間隔Tcに変更される。そのため、第2のウィルススキャンSC2がの実行中に、第1のウィルススキャンSC1において次のファイルに対するスキャン処理が開始される可能性を低減することができ、第2のウィルススキャンSC2を効率的に実行することができる。
First, the virus
また、ウィルススキャン制御部42は、第2のウィルススキャンSC2の対象となるファイルの数に応じて第1のウィルススキャンSC1のスキャン間隔を設定することができる。図7(b)は、ファイルの数に応じたスキャン間隔の変更例を示している。第2のウィルススキャンSC2の対象に複数のファイルが含まれる場合、第2のウィルススキャンSC2では、第1のウィルススキャンSC1の場合と同様に、複数のファイルのうちから予め指定されたスキャン間隔Tsで1ファイルずつ順に読み出して繰り返しスキャン処理が行われる。例えば、第2のウィルススキャンSC2の対象として2つのファイルが含まれる場合、図7(b)に示すように、タイミングT80で第2のウィルススキャンSC2が開始されると、最初のファイル(例えば「FileX」)に対するスキャン処理が行われる。FileXに対するスキャン処理がタイミングT81で終了すると、第2のウィルススキャンSC2は、スキャン間隔Tsが経過するまで待機状態となる。そして予め指定されたスキャン間隔Tsが経過したタイミングT82で次のファイル(例えば「FileY」)に対するスキャン処理が行われる。このように第2のウィルススキャンSC2の対象に複数のファイルが含まれる場合、第2のウィルススキャンSC2が完了するまでに要する時間が長くなる。そのため、ウィルススキャン制御部42は、ウィルススキャン実行部30に第2のウィルススキャンSC2を実行させるとき、第2のウィルススキャンSC2の対象となるファイルの数を検出し、そのファイルの数に応じて第1のウィルススキャンSC1のスキャン間隔を長く設定する。例えば図7(b)に示すように、第2のウィルススキャンSC2の対象となるファイルの数が「2」である場合には、ファイルの数が「1」の場合よりも、第1のウィルススキャンSC1のスキャン間隔を長い間隔Tdに設定する。そのため、2つのファイルに対する第2のウィルススキャンSC2の実行中に、第1のウィルススキャンSC1において次のファイルに対するスキャン処理が開始される可能性を低減することができ、第2のウィルススキャンSC2を効率的に実行することができる。
Further, the virus
また、ウィルススキャン制御部42は、第2のウィルススキャンSC2の対象に複数のファイルが含まれる場合、第2のウィルススキャンSC2のスキャン間隔Tsを第1のウィルススキャンSC1のスキャン間隔Tdよりも短い間隔に設定することが好ましい。つまり、ウィルススキャン制御部42は、第2のウィルススキャンSC2のCPU占有率が第1のウィルススキャンSC1のCPU占有率よりも高くなるように設定変更するのである。これにより、第1のウィルススキャンSC1の実行中に、複数のファイルを対象とする第2のウィルススキャンSC2を行うとき、第2のウィルススキャンSC2を効率的に実行することができるようになる。したがって、第1のウィルススキャンSC1の実行中、ジョブ制御部41が外部から複数のファイルを含む印刷ジョブを受信した場合であっても、情報処理装置1は、外部から受信した印刷ジョブに基づく印刷出力を早期に開始することができるという利点がある。さらに、ウィルススキャン制御部42は、第2のウィルススキャンSC2のスキャン間隔Tsを設定するときには、第1のウィルススキャンSC1において始めに設定される初期間隔Taよりも短い間隔に設定するようにしても良い。第2のウィルススキャンSC2のスキャン間隔Tsを初期間隔Taよりも短い間隔に設定することにより、第2のウィルススキャンSC2を更に効率的に実行できるようになる。
Further, when the target of the second virus scan SC2 includes a plurality of files, the virus
また、ウィルススキャン制御部42は、ウィルススキャン実行部30に第2のウィルススキャンSC2を実行させるとき、ジョブ制御部41によってその後に実行されるジョブに特定の処理の実行が含まれるか否かを判定する。特定の処理とは、CPU11に比較的大きな負荷をかけて行う処理であり、例えば印刷対象ファイルに基づいて印刷データを生成する処理などが挙げられる。ウィルススキャン制御部42は、ジョブ制御部41によって実行されるジョブに特定の処理が含まれると判定した場合、特定の処理が含まれていない場合よりも第1のウィルススキャンSC1のスキャン間隔をさらに長い間隔に設定する。
Further, when the virus
図8は、特定の処理が含まれるジョブが実行されるときのウィルススキャンの一例を示す図である。ジョブ制御部41がネットワーク2を介して外部から印刷ジョブを受信した場合、ウィルススキャン制御部42は、印刷ジョブに含まれるファイルをウィルススキャン実行部30へ出力し、第2のウィルススキャンSC2を実行させる。このとき、ウィルススキャン制御部42は、ジョブ制御部41によって行われるジョブに特定の処理が含まれるか否かを判定する。印刷ジョブの場合、ジョブ制御部41は、第2のウィルススキャンSC2が終了した後に印刷ジョブを実行するためのジョブプロセスJBPを開始する。このジョブプロセスJBPには、印刷対象ファイルに基づいて印刷データを生成するプロセスP1と、印刷データに基づいて印刷出力を制御するプロセスP2とが含まれる。プロセスP1は、特定の処理に相当する処理である。そのため、ウィルススキャン制御部42は、ジョブ制御部41によって行われるジョブに特定の処理が含まれると判定し、第1のウィルススキャンSC1のスキャン間隔を特定の処理が含まれないときのスキャン間隔よりも更に長い間隔Teに設定する。このとき、ウィルススキャン制御部42は、特定の処理に相当するプロセスP1が終了する時間を予測し、ジョブ制御部41によってプロセスP1が行われている期間においては第1のウィルススキャンSC1が再開されないように第1のウィルススキャンSC1のスキャン間隔Teを設定するようにしても良い。
FIG. 8 is a diagram showing an example of a virus scan when a job including a specific process is executed. When the
また、ウィルススキャン制御部42は、図8に示すようにジョブプロセスJBPがファイルに基づく印刷出力を行うプロセスである場合、そのようなジョブプロセスJBPの全体を特定の処理としてスキャン間隔Teを設定するようにしても良い。この場合、ウィルススキャン制御部42は、ジョブ制御部41によって行われるジョブプロセスJBPの全てが終了する時間(タイミングT81)を予測し、ジョブプロセスJBPが行われている期間においては第1のウィルススキャンSC1が再開されないように第1のウィルススキャンSC1のスキャン間隔を十分に長く設定するようにしても良い。
Further, when the job process JBP is a process that performs print output based on a file as shown in FIG. 8, the virus
このようにジョブ制御部41によって行われるジョブプロセスJBPに特定の処理が含まれている場合に、第1のウィルススキャンSC1のスキャン間隔を更に長い間隔Teに設定することで、CPU11に比較的大きな負荷がかかる特定の処理を効率的に行うことができるようになる。そのため、情報処理装置1におけるジョブの実行効率を更に向上させることができるという利点がある。
When the job process JBP performed by the
また、ウィルススキャン制御部42は、ウィルススキャン実行部30に第2のウィルススキャンSC2を実行させるとき、ジョブ制御部41によって実行されるジョブの種類を判定し、ジョブの種類に応じて第1のウィルススキャンSC1のスキャン間隔を広げる幅を変更するようにしても良い。例えば、ウィルススキャン制御部42は、ジョブ制御部41によって印刷ジョブが実行されるときには、画像スキャンジョブのときよりも第1のウィルススキャンSC1のスキャン間隔を広げるようにしても良い。
Further, when the virus
また、ウィルススキャン制御部42は、第2のウィルススキャンSC2を実行させるときに第1のウィルススキャンSC1のスキャン間隔を変更した場合、ウィルススキャン実行部30によって第2のウィルススキャンSC2が終了した後に第1のウィルススキャンのスキャン間隔を元の初期間隔Taに戻す。これにより、第1のウィルススキャンSC1は、短いスキャン間隔で複数のファイルに対するスキャン処理を繰り返し実行する状態に戻る。そのため、第1のウィルススキャンSC1によるCPU占有率が再び上昇し、ウィルススキャン実行部30による第1のウィルススキャンSC1が効率的に行われる。
Further, when the virus
ただし、第2のウィルススキャンSC2が終了した後、第1のウィルススキャンSC1のスキャン間隔を元の初期間隔Taに戻すタイミングは適宜選択することが可能である。例えば、ユーザーが予めウィルススキャン制御部42に対して第1のウィルススキャンSC1のスキャン間隔を初期間隔Taに戻す条件を設定しておくようにしても良い。そのような条件が設定されている場合、ウィルススキャン制御部42は、第2のウィルススキャンSC2が終了した後、ユーザーによって予め設定された条件が成立しているか否かを判断する。そして予め設定された条件が成立していない場合、ウィルススキャン制御部42は、第1のウィルススキャンSC1のスキャン間隔を変更した状態のままで保持し、その後、条件が成立したか否かを繰り返し判断する。第1のウィルススキャンSC1のスキャン間隔を変更した状態のままで保持することにより、例えばジョブ制御部41がその後にジョブを受け付けたときにそのジョブを効率的に行うことができるという利点がある。一方、予め設定された条件が成立していると判断すると、ウィルススキャン制御部42は、そのタイミングで、第1のウィルススキャンSC1のスキャン間隔を元の初期間隔Taに戻す。
However, after the second virus scan SC2 is completed, the timing for returning the scan interval of the first virus scan SC1 to the original initial interval Ta can be appropriately selected. For example, the user may set in advance a condition for the virus
上記のような条件としては、例えば時刻がある。すなわち、ユーザーは、操作パネル14などを介してウィルススキャン制御部42に予め第1のウィルススキャンSC1のスキャン間隔を元の初期間隔Taに戻す時刻を定めておくのである。この場合、ウィルススキャン制御部42は、第1のウィルススキャンSC1のスキャン間隔を初期間隔Taよりも長い間隔に変更した後、第2のウィルススキャンSC2が終了すると、現在時刻が条件として予め定められている時刻を経過しているか否かを判断する。現在時刻が条件として予め定められている時刻を経過している場合、ウィルススキャン制御部42は、第1のウィルススキャンSC1のスキャン間隔を元の初期間隔Taに戻す。言い換えると、ウィルススキャン制御部42は、条件として予め定められている時刻を経過していないときには第1のウィルススキャンSC1のスキャン間隔を変更した状態のままで保持するのである。例えば、スキャン間隔を戻す時刻として深夜の時間帯を設定しておけば、情報処理装置1の利用者が比較的多い昼間の時間帯では、第1のウィルススキャンSC1によるCPU占有率を低下させて、ジョブの実行効率を低下させないように維持することができる。そして情報処理装置1の利用者が比較的少ない深夜の時間帯では、第1のウィルススキャンSC1によるCPU占有率を上昇させて第1のウィルススキャンSC1を効率的に完了させることができる。
The above conditions include, for example, time. That is, the user sets in advance the time for returning the scan interval of the first virus scan SC1 to the original initial interval Ta in the virus
また、上記のような条件として、例えば情報処理装置1の通電状態が通常通電状態から省電力状態へ移行するタイミングがある。すなわち、ユーザーは、操作パネル14などを介してウィルススキャン制御部42に予め第1のウィルススキャンSC1のスキャン間隔を元の初期間隔Taに戻すタイミングとして、通電状態が省電力状態へ移行するタイミングを定めておくのである。この場合、ウィルススキャン制御部42は、第1のウィルススキャンSC1のスキャン間隔を初期間隔Taよりも長い間隔に変更した後、第2のウィルススキャンSC2が終了すると、情報処理装置1の通電状態を監視し、通常通電状態から省電力状態へ移行するタイミングであるか否かを判断する。例えば、情報処理装置1は、ユーザーに利用されない状態が所定時間以上継続すると、通電状態を、通常通電状態から省電力状態へ移行させる。省電力状態では、例えば操作パネル14の表示部15に対する給電が停止されるため、消費電力を抑えることができる。ただし、省電力状態では、制御部10に対する給電は継続されるため、ウィルススキャン実行部30は第1のウィルススキャンSC1を実行することができる。そのため、ウィルススキャン制御部42は、情報処理装置1の通電状態が省電力状態へ移行するタイミングで、第1のウィルススキャンSC1のスキャン間隔を元の初期間隔Taに戻し、ユーザーによって使用されていない状態のときに第1のウィルススキャンSC1を効率的に実行させるのである。
Further, as the above-mentioned condition, for example, there is a timing when the energized state of the
また、上記の他にも、第1のウィルススキャンSC1のスキャン間隔を初期間隔Taに戻す条件として、例えば操作パネル14がユーザーに操作されていない条件などが設定されていても良い。
In addition to the above, as a condition for returning the scan interval of the first virus scan SC1 to the initial interval Ta, for example, a condition that the
また、ウィルススキャン制御部42は、第2のウィルススキャンSC2が終了したときに上述した条件が成立している場合であっても、ジョブ制御部41によるジョブプロセスが継続的に行われる場合には、そのようなジョブプロセスが終了するまで第1のウィルススキャンSC1のスキャン間隔を元の初期間隔Taに戻さないようにしても良い。
Further, the virus
また、ウィルススキャン制御部42は、ウィルススキャン実行部30において第1のウィルススキャンSC1が実行中であるとき、所定時間内に第2のウィルススキャンSC2の対象となったファイルを第1のウィルススキャンSC1の対象から除外するようにしても良い。例えば、第1のウィルススキャンSC1の実行を開始した後、ジョブ制御部41によってBOX29内のファイル8が外部への送信対象ファイルとして読み出され、そのファイル8に対する第2のウィルススキャンSC2が第1のウィルススキャンSC1よりも先に行われることがある。そのような場合、ウィルススキャン制御部42は、第2のウィルススキャンSC2で既にスキャン処理が行われたファイル8を第1のウィルススキャンSC1の対象から除外するのである。具体的に説明すると、ウィルススキャン制御部42は、第2のウィルススキャンSC2の終了後に第1のウィルススキャンSC1の対象となるファイルリストを再構築し、その再構築したファイルリストをウィルススキャン実行部30へ出力して第1のウィルススキャンSC1で参照されるファイルリストを更新する。これにより、第2のウィルススキャンSC2で先にスキャン処理が行われたファイル8に対する第1のウィルススキャンSC1をスキップさせることができるようになる。
Further, the virus
また、ウィルススキャン制御部42は、ウィルススキャン実行部30に第2のウィルススキャンSC2を実行させるとき、所定時間内に第1のウィルススキャンSC1の対象となったファイル8を第2のウィルススキャンSC2の対象から除外するようにしても良い。例えば、第1のウィルススキャンSC1が実行されているとき、ジョブ制御部41によってBOX29から第1のウィルススキャンSC1で既にスキャン処理が行われたファイル8が読み出された場合、ウィルススキャン制御部42は、そのファイル8を第2のウィルススキャンSC2の対象から除外することで第2のウィルススキャンSC2をスキップさせることができるようになる。
Further, when the virus
尚、所定時間内にウィルススキャンの対象となったか否かの判断は、例えば、定義ファイルが更新されてからウィルススキャンが行われたか否かを基準として行うようにしても良い。 It should be noted that the determination as to whether or not the virus scan has been performed within the predetermined time may be performed based on, for example, whether or not the virus scan is performed after the definition file is updated.
次に上記のように構成される情報処理装置1の動作について説明する。図9は、情報処理装置1において行われる処理手順の一例を示すフローチャートである。この処理は、主として、上述した動作制御部40のウィルススキャン制御部42によって行われる処理である。ウィルススキャン制御部42は、情報処理装置1に電源が投入されている間、図9に示す処理を繰り返し実行する。
Next, the operation of the
ウィルススキャン制御部42は、この処理を開始すると、まず予め指定されている定期スキャンのタイミングであるか否かを判断する(ステップS10)。定期スキャンのタイミングである場合(ステップS10でYES)、ウィルススキャン制御部42は、第1のウィルススキャンSC1の対象とするファイルのファイルリストを作成する(ステップS11)。そしてウィルススキャン制御部42は、ウィルススキャン実行部30に対して第1のウィルススキャンSC1の実行命令を出力する(ステップS12)。これにより、ウィルススキャン実行部30が第1スキャン実行部31を動作させ、第1のウィルススキャンSC1のスキャン間隔を初期間隔Taに設定して第1のウィルススキャンSC1の実行を開始する。尚、定期スキャンのタイミングでない場合(ステップS10でNO)、ステップS11,S12の処理はスキップする。
When the virus
次にウィルススキャン制御部42は、ジョブ制御部41によってファイルが取得されたか否を判断する(ステップS13)。例えば、ジョブ制御部41が通信インタフェース17又は接続インタフェース18を介してファイルを取得した場合、或いは、ジョブ制御部41がBOX29から外部への出力対象となるファイルを取得した場合、ステップS13においてYESと判断される。ジョブ制御部41によってファイルが取得された場合、ウィルススキャン制御部42は、ジョブ制御部41によって取得されたファイルに対するウィルススキャンが所定時間内に既に実行されているか否かを判断する(ステップS14)。取得されたファイルに対するウィルススキャンが実行済みである場合(ステップS14でYES)、ステップS15〜S21の処理はスキップする。例えば、ジョブ制御部41によって取得されたファイルがBOX29から取得されたファイルであり、そのファイルを対象として所定時間内にウィルススキャンが実行されている場合、ステップS15〜S21の処理は行われない。
Next, the virus
これに対し、ジョブ制御部41によって取得されたファイルに対するウィルススキャンが実行済みでない場合(ステップS14でNO)、ウィルススキャン制御部42は、ウィルススキャン実行部30に対して第2のウィルススキャンSC2の実行命令を出力する(ステップS15)。これにより、ウィルススキャン実行部30において第2のウィルススキャンSC2の実行が開始される。
On the other hand, when the virus scan for the file acquired by the
また、ウィルススキャン制御部42は、第2のウィルススキャンSC2の実行命令を出力すると、第1のウィルススキャンSC1の実行中であるか否かを判断する(ステップS16)。第1のウィルススキャンSC1が実行中である場合(ステップS16でYES)、ウィルススキャン制御部42は、第1のウィルススキャンSC1のスキャン間隔を決定する(ステップS17)。このとき、ウィルススキャン制御部42は、第2のウィルススキャンSC2の対象となるファイルのファイル形式、ファイル数、ファイルサイズなどに基づいて第1のウィルススキャンSC1のスキャン間隔を初期間隔Taよりも長い間隔に決定する。また、ウィルススキャン制御部42は、ジョブ制御部41によって行われるジョブに特定の処理が含まれるか否か、或いは、ジョブの種類などに応じて第1のウィルススキャンSC1のスキャン間隔をさらに長くなるように調整しても良い。次に、ウィルススキャン制御部42は、第2のウィルススキャンSC2の対象として複数のファイルが含まれるか否かを判断し、複数のファイルが含まれる場合には第2のウィルススキャンSC2のスキャン間隔を決定する(ステップS18)。例えば、ウィルススキャン制御部42は、第2のウィルススキャンSC2のスキャン間隔を初期間隔Taよりも短い間隔に決定する。そしてウィルススキャン制御部42は、ステップS17,S18で決定したスキャン間隔に基づいてウィルススキャン実行部30にスキャン間隔変更命令を出力する(ステップS19)。これにより、ウィルススキャン実行部30は、第1のウィルススキャンSC1のスキャン間隔を初期間隔Taよりも長い間隔に変更し、第2のウィルススキャンSC2のスキャン間隔を初期間隔Taよりも短い間隔に変更する。したがって、CPU11における第1のウィルススキャンSC1の占有率が低下し、第2のウィルススキャンSC2の占有率を第1のウィルススキャンSC1の占有率よりも上げることができる。尚、第1のウィルススキャンSC1が実行中でない場合(ステップS16でNO)、ステップS17〜S19の処理はスキップする。
Further, when the virus
続いてウィルススキャン制御部42は、第2のウィルススキャンSC2の実行が終了するまで待機する(ステップS20)。第2のウィルススキャンSC2が終了すると(ステップS20でYES)、ウィルススキャン制御部42は、第1のウィルススキャンSC1のためのファイルリストを再構築し、そのファイルリストをウィルススキャン実行部30へ出力する(ステップS21)。尚、ステップS21の処理は、第1のウィルススキャンSC1が実行中でないときには省略しても良い。
Subsequently, the virus
次にウィルススキャン制御部42は、第1のウィルススキャンSC1のスキャン間隔を変更した状態であるか否かを判断する(ステップS22)。スキャン間隔を変更した状態である場合(ステップS22でYES)、ウィルススキャン制御部42は、予め定められた条件が成立しているか否かを判断する(ステップS23)。その結果、予め定められた条件が成立している場合(ステップS23でYES)、ウィルススキャン制御部42は、ウィルススキャン実行部30に対してスキャン間隔復帰命令を出力する(ステップS24)。これにより、第1のウィルススキャンSC1のスキャン間隔が初期間隔Taに戻る。尚、スキャン間隔を変更した状態でない場合(ステップS22でNO)、或いは、予め定められた条件が成立していない場合(ステップS23でNO)、ステップS24の処理はスキップする。以上で、ウィルススキャン制御部42の処理が終了する。
Next, the virus
上記のような処理がウィルススキャン制御部42によって繰り返し実行されることにより、第1のウィルススキャンSC1の実行中に第2のウィルススキャンSC2を実行させるときには、第2のウィルススキャンSC2の実行優先度を第1のウィルススキャンSC1よりも高く設定し、第2のウィルススキャンSC2を効率的に実行させることができる。
When the second virus scan SC2 is executed during the execution of the first virus scan SC1 by repeatedly executing the above processing by the virus
以上のように本実施形態の情報処理装置1は、第1のウィルススキャンSC1が実行されている状態で第2のウィルススキャンSC2を実行させるとき、第2のウィルススキャンSC2の実行優先度を第1のウィルススキャンSC1よりも高く設定することにより、第2のウィルススキャンSC2を効率的に行うことが可能である。例えば、本実施形態では、ウィルススキャン制御部42が、第1のウィルススキャンSC1が実行されている状態で第2のウィルススキャンSC2を実行させるとき、第1のウィルススキャンSC1のスキャン間隔を初期間隔Taよりも長い間隔に設定することで、第1のウィルススキャンSC1のCPU占有率を低下させ、CPU11の負荷を低減させた状態で第2のウィルススキャンSC2を実行させるようにしている。したがって、本実施形態の情報処理装置1は、第1のウィルススキャンSC1の実行中に第2のウィルススキャンSC2を実行する場合であっても、第2のウィルススキャンSC2を効率的に行うことが可能となり、速やかにジョブの実行を行うことができるという利点がある。
As described above, when the
(変形例)
以上、本発明に関する幾つかの好ましい実施形態について説明した。しかし、本発明は、上記各実施形態において説明した内容のものに限られるものではなく、種々の変形例が適用可能である。
(Modification example)
So far, some preferred embodiments of the present invention have been described. However, the present invention is not limited to the contents described in each of the above embodiments, and various modifications can be applied.
例えば、上記実施形態では、情報処理装置1が、画像スキャン機能、プリント機能、コピー機能、FAX機能などの複数の機能を有するMFPによって構成される場合を例示した。しかし、情報処理装置1は、MFPに限られるものではない。例えば、情報処理装置1は、プリント機能のみを備えたプリンタ、画像スキャン機能のみを備えたスキャナー、FAX機能のみを備えたFAX装置などであっても構わない。また、情報処理装置1は、一般的なパーソナルコンピュータなどで構成されるものであっても構わない。
For example, in the above embodiment, the case where the
また、上記実施形態では、一例として、ウィルススキャン制御部42が、1つのファイルに対するスキャン処理を開始してから次のファイルのスキャン処理を開始するまでのスキャン間隔を変更する場合を説明した。しかし、ウィルススキャン制御部42が変更するスキャン間隔は必ずしも上述した間隔に限られない。例えば、ウィルススキャン制御部42は、上述した待機時間Tpを変更することにより、スキャン間隔を変更するようにしても良い。
Further, in the above embodiment, as an example, the case where the virus
また、上記実施形態では、制御部10のCPU11によって実行されるプログラム27が予め記憶部13に記憶されている場合を例示した。しかし、プログラム27、例えば通信インタフェース17を介して情報処理装置1にインストールされるものであっても構わない。この場合、プログラム27は、インターネットなどを介してダウンロード可能な態様で提供される。また、これに限らず、プログラム27、例えば接続インタフェース18を介して情報処理装置1にインストールされるものであっても構わない。この場合、プログラム27は、CD−ROMやUSBメモリなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録された態様で提供される。
Further, in the above embodiment, the case where the
1 情報処理装置
10 制御部
13 記憶部(記憶手段)
17 通信インタフェース(入出力手段)
18 接続インタフェース(入出力手段)
30 ウィルススキャン実行部(ウィルススキャン実行手段)
41 ジョブ制御部(ジョブ制御手段)
42 ウィルススキャン制御部(ウィルススキャン制御手段)
SC1 第1のウィルススキャン
SC2 第2のウィルススキャン
1
17 Communication interface (input / output means)
18 Connection interface (input / output means)
30 Virus scan execution unit (virus scan execution means)
41 Job control unit (job control means)
42 Virus scan control unit (virus scan control means)
SC1 1st virus scan SC2 2nd virus scan
Claims (28)
外部装置との間で電子ファイルの入出力を行う入出力手段と、
前記記憶手段に記憶されている複数の電子ファイルを対象として定期的に第1のウィルススキャンを実行すると共に、前記入出力手段を介して電子ファイルの入出力が行われるときに当該電子ファイルを対象として第2のウィルススキャンを実行するウィルススキャン実行手段と、
前記ウィルススキャン実行手段を制御するウィルススキャン制御手段と、
を備え、
前記ウィルススキャン制御手段は、前記ウィルススキャン実行手段において前記第1のウィルススキャンが実行されている状態で前記第2のウィルススキャンを実行させるとき、前記第2のウィルススキャンの実行優先度を前記第1のウィルススキャンよりも高く設定することを特徴とする情報処理装置。 A storage means for storing electronic files and
Input / output means for inputting / outputting electronic files to / from an external device,
A first virus scan is periodically performed on a plurality of electronic files stored in the storage means, and the electronic files are targeted when the electronic files are input / output via the input / output means. As a virus scan execution means that executes a second virus scan,
A virus scan control means that controls the virus scan execution means,
With
When the virus scan control means executes the second virus scan while the first virus scan is being executed by the virus scan execution means, the virus scan control means sets the execution priority of the second virus scan to the first. An information processing device characterized in that it is set higher than the virus scan of 1.
前記ウィルススキャン制御手段は、前記ウィルススキャン実行手段において前記第1のウィルススキャンが実行されている状態で前記第2のウィルススキャンを実行させるとき、前記第1のウィルススキャンのスキャン間隔を初期間隔よりも長い間隔に設定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 When the first virus scan is executed, the virus scan executing means is configured to sequentially perform a scan process for each electronic file at a predetermined scan interval.
When the virus scan control means executes the second virus scan while the first virus scan is being executed by the virus scan execution means, the scan interval of the first virus scan is set from the initial interval. The information processing apparatus according to claim 1, wherein the information processing apparatus is also set at a long interval.
前記ウィルススキャン制御手段は、前記ウィルススキャン実行手段において前記第1のウィルススキャンが実行されている状態で複数のファイルを対象とする前記第2のウィルススキャンを実行させるとき、前記第2のウィルススキャンのスキャン間隔を前記第1のウィルススキャンのスキャン間隔よりも短い間隔に設定することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。 When the second virus scan is executed on a plurality of electronic files, the virus scan executing means is configured to sequentially perform a scan process for each electronic file at a predetermined scan interval.
When the virus scan control means executes the second virus scan targeting a plurality of files while the first virus scan is being executed by the virus scan execution means, the second virus scan The information processing apparatus according to claim 2, wherein the scan interval is set to be shorter than the scan interval of the first virus scan.
前記ウィルススキャン制御手段は、前記ウィルススキャン実行手段において前記第2のウィルススキャンが終了した後、現在時刻が前記条件に定められている時刻を経過したときに、前記第1のウィルススキャンのスキャン間隔を前記初期間隔に戻すことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。 The conditions define a time for returning the scan interval of the first virus scan to the initial interval.
The virus scan control means has a scan interval of the first virus scan when the current time elapses after the second virus scan is completed in the virus scan execution means. The information processing apparatus according to claim 6, wherein the information processing apparatus is returned to the initial interval.
前記ウィルススキャン制御手段は、前記ウィルススキャン実行手段において前記第2のウィルススキャンが終了した後、通電状態が前記省電力状態へ移行するときに、前記第1のウィルススキャンのスキャン間隔を前記初期間隔に戻すことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。 The above conditions stipulate that the energized state shifts to the power saving state.
The virus scan control means sets the scan interval of the first virus scan as the initial interval when the energized state shifts to the power saving state after the second virus scan is completed in the virus scan executing means. The information processing apparatus according to claim 6, wherein the information processing apparatus is returned to.
を更に備え、
前記ウィルススキャン制御手段は、前記ウィルススキャン実行手段において前記第1のウィルススキャンが実行されている状態で前記第2のウィルススキャンを実行させるとき、前記ジョブ制御手段によって実行されるジョブに特定の処理の実行が含まれているか否かを判定し、前記特定の処理の実行が含まれている場合には前記特定の処理の実行が含まれていない場合よりも前記第1のウィルススキャンのスキャン間隔を更に長く設定することを特徴とする請求項2乃至8のいずれかに記載の情報処理装置。 A job control means that controls the execution of a job including input / output of an electronic file by the input / output means.
With more
When the virus scan control means executes the second virus scan while the first virus scan is being executed by the virus scan execution means, the virus scan control means specifies a process specific to the job executed by the job control means. It is determined whether or not the execution of the specific process is included, and when the execution of the specific process is included, the scan interval of the first virus scan is higher than when the execution of the specific process is not included. The information processing apparatus according to any one of claims 2 to 8, wherein the information processing apparatus is set to be longer.
外部装置との間で電子ファイルの入出力を行う入出力手段と、
前記記憶手段に記憶されている複数の電子ファイルを対象として定期的に第1のウィルススキャンを実行すると共に、前記入出力手段を介して電子ファイルの入出力が行われるときに当該電子ファイルを対象として第2のウィルススキャンを実行するウィルススキャン実行手段と、
を有する情報処理装置において実行されるプログラムであって、前記情報処理装置を、
前記ウィルススキャン実行手段を制御するウィルススキャン制御手段、
として機能させ、
前記ウィルススキャン制御手段は、前記ウィルススキャン実行手段において前記第1のウィルススキャンが実行されている状態で前記第2のウィルススキャンを実行させるとき、前記第2のウィルススキャンの実行優先度を前記第1のウィルススキャンよりも高く設定することを特徴とするプログラム。 A storage means for storing electronic files and
Input / output means for inputting / outputting electronic files to / from an external device,
A first virus scan is periodically performed on a plurality of electronic files stored in the storage means, and the electronic files are targeted when the electronic files are input / output via the input / output means. As a virus scan execution means that executes a second virus scan,
A program executed in an information processing device having the above-mentioned information processing device.
A virus scan control means that controls the virus scan execution means,
To function as
When the virus scan control means executes the second virus scan while the first virus scan is being executed by the virus scan execution means, the execution priority of the second virus scan is set to the first. A program characterized by being set higher than 1 virus scan.
前記ウィルススキャン制御手段は、前記ウィルススキャン実行手段において前記第1のウィルススキャンが実行されている状態で前記第2のウィルススキャンを実行させるとき、前記第1のウィルススキャンのスキャン間隔を初期間隔よりも長い間隔に設定することを特徴とする請求項15に記載のプログラム。 When the first virus scan is executed, the virus scan executing means is configured to sequentially perform a scan process for each electronic file at a predetermined scan interval.
When the virus scan control means executes the second virus scan while the first virus scan is being executed by the virus scan execution means, the scan interval of the first virus scan is set from the initial interval. The program according to claim 15, wherein the virus is also set at a long interval.
前記ウィルススキャン制御手段は、前記ウィルススキャン実行手段において前記第1のウィルススキャンが実行されている状態で複数のファイルを対象とする前記第2のウィルススキャンを実行させるとき、前記第2のウィルススキャンのスキャン間隔を前記第1のウィルススキャンのスキャン間隔よりも短い間隔に設定することを特徴とする請求項16に記載のプログラム。 When the second virus scan is executed on a plurality of electronic files, the virus scan executing means is configured to sequentially perform a scan process for each electronic file at a predetermined scan interval.
When the virus scan control means executes the second virus scan targeting a plurality of files while the first virus scan is being executed by the virus scan execution means, the second virus scan 16. The program according to claim 16, wherein the scan interval is set to be shorter than the scan interval of the first virus scan.
前記ウィルススキャン制御手段は、前記ウィルススキャン実行手段において前記第2のウィルススキャンが終了した後、現在時刻が前記条件に定められている時刻を経過したときに、前記第1のウィルススキャンのスキャン間隔を前記初期間隔に戻すことを特徴とする請求項20に記載のプログラム。 The conditions define a time for returning the scan interval of the first virus scan to the initial interval.
The virus scan control means has a scan interval of the first virus scan when the current time elapses after the second virus scan is completed in the virus scan execution means. 20 is the program according to claim 20, wherein the virus returns to the initial interval.
前記ウィルススキャン制御手段は、前記ウィルススキャン実行手段において前記第2のウィルススキャンが終了した後、通電状態が前記省電力状態へ移行するときに、前記第1のウィルススキャンのスキャン間隔を前記初期間隔に戻すことを特徴とする請求項20に記載のプログラム。 The above conditions stipulate that the energized state shifts to the power saving state.
The virus scan control means sets the scan interval of the first virus scan as the initial interval when the energized state shifts to the power saving state after the second virus scan is completed in the virus scan executing means. 20. The program of claim 20, wherein the return to.
前記入出力手段による電子ファイルの入出力を含むジョブの実行を制御するジョブ制御手段、
として更に機能させ、
前記ウィルススキャン制御手段は、前記ウィルススキャン実行手段において前記第1のウィルススキャンが実行されている状態で前記第2のウィルススキャンを実行させるとき、前記ジョブ制御手段によって実行されるジョブに特定の処理の実行が含まれているか否かを判定し、前記特定の処理の実行が含まれている場合には前記特定の処理の実行が含まれていない場合よりも前記第1のウィルススキャンのスキャン間隔を更に長く設定することを特徴とする請求項16乃至22のいずれかに記載のプログラム。 The information processing device
A job control means that controls the execution of a job including input / output of an electronic file by the input / output means.
To further function as
When the virus scan control means executes the second virus scan while the first virus scan is being executed by the virus scan execution means, the virus scan control means specifies a process specific to the job executed by the job control means. It is determined whether or not the execution of the specific process is included, and when the execution of the specific process is included, the scan interval of the first virus scan is higher than when the execution of the specific process is not included. The program according to any one of claims 16 to 22, wherein the virus is set to be longer.
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