JP2020190042A - 縫製物全体柄の事前設定及び部位、裁断、合印、目打ちによる柄のデザインシステム。 - Google Patents
縫製物全体柄の事前設定及び部位、裁断、合印、目打ちによる柄のデザインシステム。 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】縫製する製品において、柄合わせをするには余分な布を使用し無駄が多く、手芸で縫製するには無地や柄物の布を希望する縫製物のサイズによる各部位が裁断できる分以上の量を確保し、型紙を準備し、合印や目打ちを実施して縫製していた。【解決手段】縫製後に表示される全体の柄を事前に設定し、該設定により配分され表記される各部位において、部位内に表記された柄及び部位の輪郭と合印と目打ちをする箇所を一つの柄とし、該一つの柄を部位柄とし、該部位柄により一組分の部位による部位柄を各サイズ毎に効率よく配置したデザインを染織する事で、自動的に柄合わせが出来、布を無駄にすることが無く、希望する縫製物を得ることができる縫製物全体柄の事前設定及び部位、裁断、合印、目打ちによる柄のデザインシステム。【選択図】図10
Description
本発明は、縫製物におけるデザインに関するものである。
無地や染織した布から縫製した品物を得るにおいて、染物、織物のほかに、編物、刺繍、アップリケ、パッチワーク、フェルト等を含めた、不織布や繊維を「布」とし、該布にシルク印刷、転写プリント、インクジェットリント等の染めを「捺染」とし、該捺染による加飾する技術、及びそうした技術による染めや無地を含め、柄や模様を着色又は加工した糸により布を織ったりする事を「染織」とし、該染織された布や無地の布において、織り方や織目により表記される柄や模様を含む布に目視可能に表記されたものを「表記柄」とし、特定の柄や模様を前後左右や反転等を任意による方法で配置し、継続的に構成した表記柄を「パターン柄」とし、任意のデザインによるパターン柄や無地等を販売している巻き布や反物等を「流通布」とし、該流通布や染織において、縫い代や折り代等を含み縫製物として構成する一枚の布を「部位」とし、ネクタイやバイアステープ等による斜めの裁断方向を含み、任意により各部位を裁断するために効率よく配置された型紙を基準にしたり、レーザーやカッター等を使い、事前にデータを記憶したCADやCAM等により自動で裁断するシステムを「自動裁断」とし、該自動裁断とは別に刃型、抜型を移動したり、ハンドナイフやハサミ等の道具を使い手動で裁断する方法を「手動裁断」とし、該手動裁断や自動裁断を「裁断」とし、複数の部位を縫製することにより構成され、表や裏を含む全体に表記された柄を「縫製柄」とし、該縫製柄において、柄合わせをするために各部位の裁断位置を布に表記されている柄に合わせた各位置に移動して裁断する方法を「柄合裁断」とし、裁断した部位における縫い代や折り代内に合印を任意による手作業により表記したり、任意による手作業によりボタンやポケットの縫い合わせ位置に目打ちをしたり、複数の部位により鞄や靴、服等のように縫製した品物を「縫製物」とした。
縫製物を構成する各部位において、部位内で任意により表記されている表記柄を「部内柄」とし、該部内柄により一組分の縫製物を構成する柄を「一組柄」とし、部内柄が表記してある部位の部分と他の部分を判別する為の線による柄を「判別柄」とし、該判別柄と大きいサイズの部内柄を一緒に表記した柄を「大別柄」とし、該大別柄による一組柄をパターン柄にしたデザインにより捺染し、該捺染した各大別柄から共通した各サイズの各部位を自動裁断して無地の布から捺染により縫製物を得るにおいて、例えばインクジェット式捺染機、オート・ロータリ式のスクリーン捺染機、ロール捺染機等の捺染手段(プリント手段)で構成され、捺染ユニットを、上述の装置本体に記憶したデータに基づいて駆動すると共に、染料充填部から供給される一色又は複数色の染料を適量吐出し、指定された染料(インク)を、指定マーカー内の指定パーツの内側及び又は外側に着色又は塗布して、指定された色で、分配した柄を捺染することで、被縫製物の指定部分に分配した柄を生せん及び刺繍したり、指定サイズに裁断する等の加工作業が正確且つ安定して行えるというものである(特許文献1参照)。
無地や染織した布から縫製した品物を得るにおいて、布内で効率よく型紙等を配置し、柄合わせをしない裁断において、同じサイズにおける同じ場所を構成する部位毎の表記柄は別々であるが、柄合裁断では、同じサイズにおける同じ場所を構成する部位毎の表記柄は同じであるが、布を余分に使用し無駄が多く、柄合裁断が可能な柄は限られている、流通布から手芸等で縫製物を得るにおいて、柄合裁断を含み、裁断する部位の量より多めの分量を予測して布を確保して裁断し、型紙を布に当てたり、型紙と同じ形状や合印を任意の手作業で表記したり、ボタンやポケットの縫い合わせ位置に任意の手作業で目打ちをしていた。
大別柄による一組柄をパターン柄にしたデザインにより捺染し、該捺染した各大別柄から共通した各サイズの各部位を自動裁断して無地の布から縫製物を得るにおいて、一組分の大別柄毎から共通した各サイズの各部位を自動裁断して得ているが、指定部位の指定部分に図柄(大別柄)を捺染するにおいて、柄合裁断を目的としていない事や、大きいサイズの部位を自動裁断で得る以外は、布を余分に使用して無駄が多く、大別柄における判別柄は、自動裁断においては判別柄を頼りに裁断する事は無く無意味で、仮に判別柄を頼りに裁断する場合、大別柄内に全サイズの判別柄を表記することが必要で、小さいサイズ以外の部位に表示される柄には他のサイズの判別柄が残ってしまい、適切は方法では無い。
縫製物において、縫製後に表示される縫製柄を任意による表記柄で事前にデザインし、該事前のデザインにより表記又は表示された柄を「前定柄」とし、該前定柄は必然的に縫製物を構成する各部位の縫製後に表示される部分とする「表示部」に配分され、該配分された各表示部にデザインされた柄を「配分柄」とし又は、該配分柄は表示部以外の縫い代や折り代等の部分には表記されないが、該表記されない縫い代や折り代等の部分に配分柄を延長した図柄や反転した図柄及び任意の図柄を追加した縫い代や折り代等の部分にデザインした図柄の「代延柄」と該代延柄と配分柄を一緒にデザインした柄を「配延柄」とし、部位又は型紙と同じ形と大きさを基準として、裁断する目安となる目印としてデザインした柄を「裁断柄」とし、部位内における表示部以外に表記する合印を基準として、縫製する目安となる目印としてデザインした柄を「合印柄」とし、部位内で目打ちすべき場所を基準として、目打ちする目安となる目印としてデザインした柄を「目打柄」とし、該目打柄と配分柄又は配延柄と合印柄と裁断柄の各柄と該各柄を一つの部位を対象に任意による組み合わせによりデザインした柄を「部位柄」とし、該部位柄をパターン柄とするデザインや部位柄での一組柄によるパターン柄をデザインする事を特徴とする縫製物全体柄の事前設定及び部位、裁断、合印、目打ちによる柄のデザインシステム。
縫製柄において、絵画や風景、写真画、パターン柄等、一定して統一感のある柄を柄合わせするのは作業に手間がかかり、布の無駄も多いが、事前に前定柄を設定しておけば、各部位は自動的に柄合わせをした配分柄になり、該配分柄を基準にした配延柄により織目の有る布であれば任意で方向を合わせ、任意で合印柄と目打柄を一緒に効率よく配置した各サイズによる一組柄によるデザインを染織し、該染織したデザインの一組柄から各部位を自動裁断し、該自動裁断した部位に合印と目打ちを手作業で実施する事無く、適切な部位を従来の方法で縫製する事により、無駄な布を出さず、柄合わせをした各サイズによる一組の縫製物を自動裁断により容易に得る事が出来るに加え、手動裁断においては、希望するサイズによる一組分の適切な分量の布が確保でき、型紙の使用や合印と目打ちの作業をする事無く、裁断柄を追加する事で裁断が容易になり、より効率の良い方法で縫製物を得ることができる柄のデザインシステムである。
各サイズにおける各部位と同じ形と大きさによる裁断柄は、手動裁断において、型紙を当てたり、転写する事無く、裁断柄に沿って裁断すれば必要とするサイズの部位が簡単に入手でき、型紙を不要とし、任意により合印を手動で表記していたが、事前に各サイズの各部位ごとに裁断する適切な位置に合印を染織する事で、後から手作業で表記する必要が無く、簡単に縫製ができるが、裁断柄と合印柄を一緒に染織する法が適切な柄のデザインである。
従来、ヒョウ柄や写真画等の大きい柄の柄合わせは多めの布と高度な技術が必要で、Tシャツやワンピース等のように大きく染織した柄による大きな部位を使用していたが、前定柄を決定し、該前定柄の決定により部位柄とする配分柄が決定するが、自動裁断においては、適切な箇所に配分柄と一緒に合印柄を染織するや、手動裁断や手芸においては、適切な箇所に配分柄と一緒に裁断柄や合印柄を染織する事で、簡単に柄合わせされた縫製物ができる柄のデザインである。
図1は左側が無地の小型ワイシャツ(S1)で右側が左側の無地の小型ワイシャツ(S1)の表面に前定柄として、第三ボタンを基準に円と直線を図で示すように規則的に表記した小型ワイシャツ(S2)の図である。
図2は図1右側の前定柄として表記した小型ワイシャツ(S2)の糸をほどき、各部位に分離し、平面上に配置した図で、上段の左端が下前身頃部位(H2)、その右側が後ろ身頃部位(H3)、その右側が上前身頃部位(H1)、その右側がポケット部位(H4)、下段の左端上が表衿部位(H7)、その下が裏衿部位(H8)、下段の右端が左側袖部位(H5)、その左側が右側袖部位(H6)で裏衿部位(H8)以外の各部位(H)には図1での配分柄が表記されている。
図3は、図2の各部位(H)を一般に流通している布の上に、織目を気にせず縦横の方向で、耳以外の少ない範囲の空間に配置し、該配置した各部位(H)における同じ型と同じ大きさの外枠を示す線による裁断柄と該裁断柄に表示されている配分柄による部位柄として小型ワイシャツの各小型用部位柄(A)を表記した布(E1)で、図2の下前身頃部位(H2)が下前身頃小型用部位柄(A2)、図2の後ろ身頃部位(H3)が身頃小型用部位柄(A3)、図2の上前身頃部位(H1)が上前身頃小型用部位柄(A1)、図2のポケット部位(H4)がポケット小型用部位柄(A4)、図2の表衿部位(H7)が表衿小型用部位柄(A7)、図2の裏衿部位(H8)が裏衿小型用部位柄(A8)、図2の左側袖部位(H5)が左側袖小型用部位柄(A5)、図2の右側袖部位(H6)が右側袖小型用部位柄(A6)で各小型用部位柄(A)により一着分を構成する一組柄によるデザイン図である。
図4は、図2における表記した小型ワイシャツ(S2)の各部位(H)を中型のワイシャツの規格に合うように配分柄と裁断柄を一緒に拡大した部位柄を図3と同様に織目を気にせず縦横の方向で、耳以外の少ない範囲の空間に配置し、該配置した各小型柄拡大中型用部位柄(B)を表記した布(E2)で、図3の下前身頃小型用部位柄(A2)が下前身頃小型柄拡大中型用部位柄(B2)、図3の身頃小型用部位柄(A3)が身頃小型柄拡大中型用部位柄(B3)、図3の上前身頃小型用部位柄(A1)が上前身頃小型柄拡大中型用部位柄(B1)、図3のポケット小型用部位柄(A4)がポケット小型柄拡大中型用部位柄(B4)、図3の表衿小型用部位柄(A7)が表衿小型柄拡大中型用部位柄(B7)、図3の裏衿小型用部位柄(A8)が裏衿小型柄拡大中型用部位柄(B8)、図3の左側袖小型用部位柄(A5)が左側袖小型柄拡大中型用部位柄(B5)、図3の右側袖小型用部位柄(A6)が右側袖小型柄拡大中型用部位柄(B6)に変更した各小型柄拡大中型用部位柄(B)により一着分を構成する一組柄によるデザイン図である。
図5は、図3で示す、表記した小型ワイシャツ(S2)の一着分を構成する8個の小型用部位柄(A)により構成されたデザインにおいて該デザインにより配置された小型用部位柄(A)全体を一つの一組柄とし、該一つの一組柄をパターン柄としたデザインによる流通布(F1)の図で、流通布(F1)においては、販売用の柄として表記した小型ワイシャツ(S2)の一着分を直線裁ちで切り取る事ができるデザインで、一着分の各小型用部位柄(A)を布に表記された裁断柄に沿って裁断し、図1における無地の小型ワイシャツ(S1)と同じ縫製方法による縫製により図1の第三ボタンを基準に円と直線を図で示すように規則的に表記した縫製柄とする表記した小型ワイシャツ(S2)の縫製物が出来る。
図6は、上段が図2における小型ワイシャツの各部位(H)を中型ワイシャツのサイズに拡大した配分柄と裁断柄による小型柄拡大中型用部位柄(B)で図5と同様に一組柄によるパターン柄をデザインした流通布(F2)の図で、下段は図2における小型ワイシャツの各部位(H)を大型ワイシャツのサイズに拡大した配分柄と裁断柄による小型柄拡大大型用部位柄(C)で図5と同様に一組柄によるパターン柄をデザインした流通布(F3)の図で、販売用として表記した中型ワイシャツや大型ワイシャツにおける二着分の布として直線裁ちで切り取る事ができる比較図である。
図7は、図1で表記した小型ワイシャツ(S2)と同じ規格で同じ大きさの柄で、第三ボタンを基準に円と直線を図で示すように規則的に表記した中型ワイシャツ(M)と大型ワイシャツ(L)の比較図で、図6での拡大した柄ではなく、各サイズのワイシャツが共通した大きさの柄を共有した前定柄の比較図で、一着分として各サイズに表記された各部位柄は別々で、該別々の部位柄において、実施例1以外に、配分柄を基準に代延柄、裁断柄、合印柄、目打柄を任意で追加した部位柄によるパターン柄や一組柄によるパターン柄のデザインが可能である。
図8は、図5における小型用部位柄(A)から配分柄を削除し、合印柄を追加した部位柄(D)による一組柄のパターン柄によるデザインで染織した無地の小型ワイシャツ縫製用の流通布(F4)で、型紙の準備や合印を表記する事無く、流通布(F4)から一着分の布を直線裁ちで切り取り、裁断柄を目安に裁断し、該裁断した各部位に表記してある合印を目安に縫製する事で、希望する無地の小型ワイシャツによる縫製物が出来る。
図9は、上段が任意により設定された柄を染織した流通布(F5)で、下段が上段の流通布(F5)に図8のデザインを捺染した比較図で、捺染された流通布(F8)に表記された一組分による各部位柄(D)の裁断柄に沿って裁断する事で、一組分の各部位を得て、縫製ができるが小型ワイシャツだけでは無く、各サイズのワイシャツも当然だが、無地や柄物に希望するサイズの縫製物による裁断柄と合印柄を捺染するや希望する縫製物の無地や柄物と一緒に裁断柄と合印柄を染織する事で、希望するサイズの縫製物で型紙を使用しないで必要な各部位を簡単に得ることが可能で、裁断柄において、点線や模様等も代用が出来て、刃型や抜型による手動裁断においては目安となる目印としてレ点やバッテン等の任意にデザインした柄も可能で、同じく合印柄や目打柄も目安となる目印として任意にデザインした柄も可能で、手作業で合印や目打ちを実施せずに合印や目打ちを目安に縫製が出来る。
図10は、小型ワイシャツの縫製物において、円と該円の中心を基準に縦や横の直線により構成された図柄を前定柄とし、該前定柄により構成された配分柄に、縫い代や折り代部分では延長した図柄と折り返し裏になる部分では表の柄を反転した図柄による代延柄を追加した配延柄に、裁断柄と合印柄を追加した部位柄による裁断付配延柄(J)により構成された一組柄によるパターン柄でデザインされた手動裁断用の流通布(F6)のデザイン図である。
図11は、図10の各裁断付配延柄における裁断柄を削除した裁断無配延柄(K)により構成された一組柄によるパターン柄でデザインされた自動裁断用の流通布(F7)のデザイン図である。
図12は、図10における縫製物とする一組の裁断付配延柄(J)及び図11における縫製物とする一組の裁断無配延柄(K)により縫製された小型ワイシャツ(S3)の縫製柄が確認できる図である。
図13は、図8における裁断柄と合印柄が表記されている上前身頃の部位柄(D1)に
スナップダウンの襟用にスナップボタンが縫い合わされて隠れる程度の大きさの丸による目打柄(G1)が表記され、ポケットの縫い合わせ位置に縫い合わされて隠れる範囲の大きさの線による目打柄(G2)が表記された部位柄による図で、同様に図では示していないが裏衿の部位柄(D8)にも丸による目打柄(G)が表記され、目打ちをすることなくスナップボタンやポケットが縫製でき、他にもボタン穴等処理後に隠れる箇所に点、三角、点線等、任意の形状で表記する柄が目打柄である。
スナップダウンの襟用にスナップボタンが縫い合わされて隠れる程度の大きさの丸による目打柄(G1)が表記され、ポケットの縫い合わせ位置に縫い合わされて隠れる範囲の大きさの線による目打柄(G2)が表記された部位柄による図で、同様に図では示していないが裏衿の部位柄(D8)にも丸による目打柄(G)が表記され、目打ちをすることなくスナップボタンやポケットが縫製でき、他にもボタン穴等処理後に隠れる箇所に点、三角、点線等、任意の形状で表記する柄が目打柄である。
実施例1は実施例3及び実施例4を証明するための実施で、縫製物における前定柄として、絵画や顔、写真画等の図柄を任意により事前に設定し、該事前に設定された前定柄は必然的に縫製物として構成する各部位に配分された配分柄となり、該配分柄に任意で代延柄を追加した配延柄にする事で、糸がほつれた時や裏をめくった時でも違和感なく表示される効果があり、本願では部位柄の方向を指定していないが一組分の各部位柄を効率よく任意による方向(織目に沿って)に配置する事で、柄合わせをしても布を無駄に使用しない方法で縫製物が出来るデザインである。
実施例2においては、実施例1による図1の表記した小型ワイシャツの拡大したサイズではなく、サイズ毎に別々の柄を設定する実施例で、各サイズ毎に定めたパターンによるデザインが必要である。
実施例3においては、布に裁断柄と合印柄による柄をデザインすることで、従来は型紙を基準に布を裁断していたが、裁断柄に沿って裁断することで容易に各部位を得る事が出来、合印を目安に縫製する事が出来るのに型紙と合印の表記を必要としない実施例である。
実施例4においては、実施例1や実施例2で実施可能なことから、縫製物の全体柄を事前に設定し、該設定された全体柄のデザインを縫製物として構成する各部位に分割して分配し、一組の縫製物の部位を構成する全体柄をパターン化したデザインの布としたもので、一般に流通しないCAD等により裁断される場合には、裁断柄を削除したデザインによる布が適切である。
実施例における各図の制作において、CADに型紙と合印、目打ち及び縫製物のデータを取り込み、任意で制作した柄を縫製物の前定柄として貼り付け、該貼り付けた事により各部位の表示部に配分された配分柄や合印、目打ちの表記を各部位の型紙に転記し、該転記された各型紙を部位柄として、布におけるデザインとして配置したが、実際の染織においてもパソコンにより編集が可能である。
単独の配延柄においては、自動裁断が可能なシステムにより部位の裁断位置が確定した場所に染織するデザインに適し、単独の裁断柄においては、捺染を含む染織した布から型紙を使用しないで無地や柄物の縫製物の部位が手動裁断で得ることができるデザインに適し、単独の合印柄においては、自動裁断が可能なシステムにより部位の裁断位置が確定した場所に捺染を含む染織するデザインに適し、単独の目打柄においては、自動裁断が可能なシステムにより部位の裁断位置が確定した場所に捺染を含む染織するデザインに適し、配延柄と裁断柄を一緒にいた部位柄は、無地に捺染を含む染織により手動裁断により部位を得るデザインに適し、配延柄と合印柄を一緒にいた部位柄は、自動裁断が可能なシステムにより部位の裁断位置が確定した場所に染織するデザインに適し、配延柄と裁断柄と合印柄を一緒にした部位柄は、無地に捺染を含む染織により手動裁断により部位を得るデザインに適し、目打柄は単独の目打柄以外の各部位柄と併合が可能なデザインである。
A 小型用部位柄
B 小型柄拡大中型用部位柄
C 小型柄拡大大型用部位柄
D 部位柄
E 布
F 流通布
G 目打柄
H 部位
J 裁断付配延柄
K 裁断無配延柄
M 中型ワイシャツ
L 大型ワイシャツ
S 小型ワイシャツ
B 小型柄拡大中型用部位柄
C 小型柄拡大大型用部位柄
D 部位柄
E 布
F 流通布
G 目打柄
H 部位
J 裁断付配延柄
K 裁断無配延柄
M 中型ワイシャツ
L 大型ワイシャツ
S 小型ワイシャツ
Claims (1)
- 縫製物において、縫製後に表示される縫製柄を事前のデザインにより表記又は表示された前定柄は必然的に縫製物を構成する各部位に配分され、該配分された部位にデザインされた柄の配分柄と又は該配分柄が各部位に表示される表示部以外の縫い代や折り代等の部分に配分柄を延長した図柄や反転した図柄及び任意の図柄を追加してデザインされた柄の代延柄と配分柄を一緒にデザインした柄の配延柄と
部位又は型紙と同じ形と大きさを基準として裁断する目安となる目印としてデザインした柄の裁断柄と
部位内における表示部以外に表記する合印を基準として縫製する目安となる目印としてデザインした柄の合印柄と
部位内で目打ちすべき場所を基準として目打ちする目安となる目印としてデザインした柄の目打柄による
各柄と該各柄を一つの部位を対象に任意による組み合わせによりデザインした柄を部位柄とし、
該部位柄をパターン柄とするデザインや
部位柄での一組柄によるパターン柄をデザインする事を特徴とする
縫製物全体柄の事前設定及び部位、裁断、合印、目打ちによる柄のデザインシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019094194A JP2020190042A (ja) | 2019-05-19 | 2019-05-19 | 縫製物全体柄の事前設定及び部位、裁断、合印、目打ちによる柄のデザインシステム。 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019094194A JP2020190042A (ja) | 2019-05-19 | 2019-05-19 | 縫製物全体柄の事前設定及び部位、裁断、合印、目打ちによる柄のデザインシステム。 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020190042A true JP2020190042A (ja) | 2020-11-26 |
Family
ID=73453399
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019094194A Pending JP2020190042A (ja) | 2019-05-19 | 2019-05-19 | 縫製物全体柄の事前設定及び部位、裁断、合印、目打ちによる柄のデザインシステム。 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2020190042A (ja) |
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2019
- 2019-05-19 JP JP2019094194A patent/JP2020190042A/ja active Pending
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Legal Events
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A521 | Written amendment |
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