JP2020186981A - 位置計測システム及び位置計測方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】トラッカーの位置トラッキングを同一座標系で確実に得て、トラッカーに取り付けられた計測用プローブの先端3次元位置を同一座標系で計測することができる位置計測システムを提供すること。【解決手段】光照射部10と、光照射部10から出力されたレーザ光を受光して自身の位置及び姿勢を検出するトラッカー30と、トラッカー30に取り付けられた計測用プローブ3と、光照射部10から出力されたレーザ光を受光して自身の位置を検出する補助トラッカー20と、光照射部10の基準座標系GWに対する補助トラッカー20の初期の位置Bとトラッカー30の位置Aとを取得し、トラッカー30の位置Aを、補助トラッカー20の初期の位置Bを原点とする相対基準座標系GBに対する位置に座標変換するとともに、トラッカー30の姿勢をもとに相対基準座標系GBにおける計測用プローブ3の先端3次元位置PAを演算する制御部とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、トラッカーの位置トラッキングを同一座標系で確実に得て、前記トラッカーに取り付けられた計測用プローブの先端3次元位置を同一座標系で計測することができる位置計測システム及び位置計測方法に関する。
VR(Virtual Reality)の位置トラッキングは、ヘッドマウントディスプレイなどの機器にカメラやセンサを取り付け、周囲の測定物を検出して相対的な動きをとるインサイドアウト(inside−out)方式と、外部にカメラを置いて上記機器の位置を測定するアウトサイドイン(outside−in)方式とがある。アウトサイドイン方式では、例えば赤外線カメラを用いたセンサが移動する機器のマーカに実装されたLED等が発する赤外線を撮像し、画像処理を行うことによってマーカの位置を検出している。
特許文献1には、カメラによってマーカを検出してマーカの位置を観測するAR(Augmented Reality)装置であって、連続したフレーム間での追跡が遮蔽やカメラアングルの急な変更などで中断した場合、照合処理を行うことで、離れたフレーム間で対応付けが行われるものが開示されている。
アウトサイドイン方式には、赤外レーザ光を用い、カメラに替えて赤外線レーザビームを照射する光照射部を備え、移動するマーカに対応するトラッカーに複数の光検出部を設け、光検出部が検出したレーザ光の受光時間や各光検出部の受光角度、各検出部の受光時間差をもとにトラッカーの位置及び姿勢を演算するものがある。また、トラッカーに複数の再帰反射部を設け、光照射部側に設けた光受光部がトラッカーからの反射光を受光し、反射光の時間差、角度、あるいは変調位相差をもとにトラッカーの位置及び姿勢を演算するものも考えられている。
特開2013−141049号公報
ところで、例えば、トラッカーの位置トラッキングでは、トラッカーが遮蔽された位置に移動するとトラッカーの位置を検出することができない。また、トラッカーが光照射部の照射領域外に移動した場合もトラッカーの位置を検出できない。このため、光照射部を移動させ、移動したトラッカーが光照射部の照射領域に含まれるようにする。
しかしながら、移動前のトラッカーの位置と移動後のトラッカーの位置とは、異なる光照射部の座標系に対するものとなるため、移動後のトラッカーの位置を移動前のトラッカーの位置に座標変換する必要がある。特に、トラッカーを用いて計測対象物の多点位置を計測する場合、同一の座標系である必要がある。ところが、光照射部はレーザ光を受信する機能がなく、さらには、光照射部の照射領域が、移動したトラッカーの特定方向に向けられるため、光照射部間の移動ベクトルの計測は困難なものとなり、統一した同一座標系上におけるトラッカーの位置トラッキングができない場合があるという課題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、トラッカーの位置トラッキングを同一座標系で確実に得て、前記トラッカーに取り付けられた計測用プローブの先端3次元位置を同一座標系で計測することができる位置計測システム及び位置計測方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、レーザ光を照射領域に走査出力する光照射部と、前記光照射部から出力されたレーザ光を前記照射領域内において受光して自身の位置及び姿勢を検出するトラッカーと、前記トラッカーに取り付けられた計測用プローブと、前記光照射部から出力されたレーザ光を前記照射領域内において受光して自身の位置を検出する補助トラッカーと、前記光照射部の初期位置を原点とする基準座標系に対する前記補助トラッカーの初期位置と前記トラッカーの位置とを取得し、前記トラッカーの位置を、前記補助トラッカーの初期位置を原点とする相対基準座標系に対する位置に座標変換するとともに、前記トラッカーの姿勢をもとに前記相対基準座標系における前記計測用プローブの先端3次元位置を演算する制御部とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、レーザ光を再帰反射するトラッカーと、前記トラッカーに取り付けられた計測用プローブと、レーザ光を再帰反射する補助トラッカーと、前記レーザ光を照射領域に走査出力し、前記トラッカーからの反射光をもとに前記トラッカーの位置及び姿勢を検出するとともに、前記補助トラッカーからの反射光をもとに前記補助トラッカーの位置を検出する光照射部と、前記光照射部の初期位置を原点とする基準座標系に対する前記補助トラッカーの初期位置と前記トラッカーの位置とを取得し、前記トラッカーの位置を、前記補助トラッカーの初期位置を原点とする相対基準座標系に対する位置に座標変換するとともに、前記トラッカーの姿勢をもとに前記相対基準座標系における前記計測用プローブの先端3次元位置を演算する制御部とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記制御部は、前記トラッカーが前記光照射部の照射領域内の遮蔽領域に移動し、かつ、前記光照射部が移動して前記光照射部の次の照射領域内に前記トラッカー及び前記補助トラッカーが存在する場合、前記次の照射領域内において現在の前記光照射部の基準座標系の位置に対する前記補助トラッカーの位置と前記トラッカーの位置とを取得し、前記トラッカーの位置を、前記相対基準座標系に対する位置に座標変換するとともに、前記トラッカーの姿勢をもとに前記相対基準座標系における前記計測用プローブの先端3次元位置を演算することを繰り返すことを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記制御部は、前記トラッカーが前記光照射部の照射領域外に移動し、かつ、前記光照射部及び前記補助トラッカーが移動して前記光照射部の次の照射領域内に前記トラッカー及び前記補助トラッカーが存在し、かつ、前記補助トラッカーが前回の照射領域内及び前記次の照射領域内に存在する場合、前記前回の照射領域内において移動前の前記光照射部の基準座標系の位置に対する移動後の前記補助トラッカーの位置を取得し、移動後の前記補助トラッカーの位置を、前記相対基準座標系に対する位置に座標変換し、前記次の照射領域内において移動後の前記光照射部の基準座標系の位置に対する移動後の前記補助トラッカーの位置と移動後の前記トラッカーの位置とを求め、移動後の前記トラッカーの位置を、前記移動後の補助トラッカーの位置を原点とする仮相対基準座標系の位置に座標変換するとともに、移動後の前記トラッカーの姿勢をもとに前記仮相対基準座標系における前記計測用プローブの先端3次元位置を演算し、前記相対基準座標上における移動後の前記補助トラッカーの位置をもとに、前記仮相対基準座標系における前記計測用プローブの先端3次元位置を前記相対基準座標系における前記計測用プローブの先端3次元位置に座標変換することを繰り返すことを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記補助トラッカーは複数配置され、隣接する補助トラッカーとの間の座標変換行列は、予め求められており、前記座標変換行列を順次用いて、順次生成される前記仮相対基準座標系における前記計測用プローブの先端3次元位置を前記相対基準座標系における前記計測用プローブの先端3次元位置に座標変換することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記光照射部、前記補助トラッカー、又は前記トラッカーの少なくとも1つは前記制御部に無線接続されることを特徴とする。
また、本発明は、レーザ光を照射領域に走査出力する光照射部と、前記光照射部から出力されたレーザ光を前記照射領域内において受光して自身の位置及び姿勢を検出するトラッカーと、前記トラッカーに取り付けられた計測用プローブと、前記光照射部から出力されたレーザ光を前記照射領域内において受光して自身の位置を検出する補助トラッカーとを有する位置計測システムにおける位置計測方法であって、前記光照射部の初期位置を原点とする基準座標系に対する前記補助トラッカーの初期位置と前記トラッカーの位置とを取得する取得工程と、前記取得工程により取得された前記トラッカーの位置を、前記補助トラッカーの初期位置を原点とする相対基準座標系に対する位置に座標変換するとともに、前記トラッカーの姿勢をもとに前記相対基準座標系における前記計測用プローブの先端3次元位置を演算する演算工程とを含んだことを特徴とする。
本発明によれば、トラッカーの位置トラッキングを同一座標系で確実に得て、前記トラッカーに取り付けられた計測用プローブの先端3次元位置を同一座標系で計測することができる。
図1は、本実施の形態に係る位置計測システムの概要構成及び概要処理を説明する説明図である。 図2は、補助トラッカーを移動させる場合における位置計測システムの概要構成及び概要処理を説明する説明図である。 図3は、位置計測システムの詳細構成を示すブロック図である。 図4は、計測制御ユニットによる位置計測処理手順を示すフローチャートである。 図5は、変形例である位置計測システムの詳細構成を示すブロック図である。
以下、添付図面を参照して、本実施の形態に係る位置計測システム及び位置計測方法について説明する。
<概要構成及び概要処理>
図1は、本実施の形態に係る位置計測システム1の概要構成及び概要処理を説明する説明図である。なお、位置計測システム1は、被計測対象物100の複数の位置を測定するものである。位置計測システム1は、例えば、ロボットアームを用いた溶接打点位置の教示データ作成、溶接打点位置のチェック、搬送容器の形状測定、車のバンパーなどの変位量測定、ケガキ位置の指示あるいは確認など各種位置計測作業に用いられる。
図1に示すように、位置計測システム1は、光照射部10、補助トラッカー20、計測用プローブが取り付けられたトラッカー30を有する。光照射部10は、レーザ光を照射領域E1に走査出力する。トラッカー30は、光照射部10から出力されたレーザ光を照射領域E1内において受光して自身の位置及び姿勢を検出する。補助トラッカー20は、光照射部10から出力されたレーザ光を照射距離内において受光して自身の位置を検出する。また、光照射部10、補助トラッカー20及びトラッカー30は、相互に無線接続されている。なお、補助トラッカー20及びトラッカー30は、それぞれ複数の光検出部を有し、各光検出部の検出結果から位置及び姿勢を検出することができる。
ここで、トラッカー30の計測用プローブ3の先端が被計測対象物100の位置PAを指している状態において、トラッカー30は、自身の位置Aを、光照射部10からのレーザ光を受光して光照射部10の初期の位置Wを原点とする基準座標系GW上の位置として計測される。なお、トラッカー30は、自身の位置及び姿勢を検出する。また、補助トラッカー20は、自身の位置Bを、光照射部10からのレーザ光を受光して基準座標系GW上の位置として計測される。
その後、トラッカー30は、位置Aを、補助トラッカー20の初期の位置Bを原点とする相対基準座標系GBに対する位置に座標変換する。同一座標系での座標変換は、平行移動ベクトルと回転行列とを組み合わせた同時変換行列が用いられる。基準座標系GWに対する位置A,Bを示す行列をそれぞれ[AW],[BW]とし、相対基準座標系GBに対する位置Aを示す行列を[AB]とすると、
[AB]=[BW-1×[AW
として求められる。なお、[X]-1は、Xの逆行列である。
すなわち、相対基準座標系GBに対する位置A(行列[AB])は、行列[AW]に逆行列[BW-1を乗算することによって得られる。ここで、トラッカー30に取り付けられた計測用プローブ3の先端の位置PAと、トラッカー30の位置Aとの相対位置は、既知であり、位置PAは、トラッカー30の姿勢に応じた方向に位置を移動させることによって簡易に求められる。この位置PAは、相対基準座標系GB上の位置となる。
ここで、トラッカー30を移動して被計測対象物100の他の位置PA´を計測する場合、トラッカー30は遮蔽物101によって光照射部10からのレーザ光が届かないため、位置PA´を計測することができない。このため、光照射部10を位置W´に移動し、照射領域E2を形成して、トラッカー30が光照射部10からのレーザ光を受けることができるようにする。なお、この場合、補助トラッカー20は、照射領域E1,E2の重複領域に存在するため、移動しなくてもよい。
この場合も、位置Aの計測と同様に、基準座標系GW´に対する位置A´,Bを示す行列をそれぞれ[A´W´],[BW´]とし、相対基準座標系GBに対する位置A´を示す行列を[A´B]とすると、
[A´B]=[BW´]-1×[A´W´]
として求められる。さらに、位置PA´は、位置PAと同様に、トラッカー30の姿勢に応じた方向に位置を移動させることによって求められる。
この結果、光照射部10を移動する場合であっても、位置PA,PA´は、相対基準座標系GB上の位置となり、被計測対象物100上の複数の計測点を同一座標系で得ることができる。
<補助トラッカーを移動させる場合>
図2は、補助トラッカー20を移動させる場合における位置計測システム1の概要構成及び概要処理を説明する説明図である。図1では、トラッカー30が照射領域E1のレーザ光を受けることができない位置に移動した場合に、補助トラッカー20を移動させる必要がなかった。これに対し、図2では、トラッカー30が照射領域E11の外に移動した場合であって、トラッカー30の移動に伴って移動した光照射部10の次の照射領域E11内に補助トラッカー20が存在しない場合、補助トラッカー20が前回の照射領域E11と次の照射領域E12との重複領域に位置するように移動し、相対基準座標系GBでの位置を得るようにしている。
図2に示すように、照射領域E11内においてトラッカー30は、上記のように、相対基準座標系GB上のトラッカー30の位置Aを求め、さらに計測用プローブ3の先端の位置を求める(図2(a))。
その後、トラッカー30が照射領域E11外の位置A´に移動すると、光照射部10がトラッカー30と、移動した補助トラッカー20とを含めた照射領域が形成できないため、補助トラッカー20を、次の照射領域E12と前回の照射領域E11との重複領域に移動する。そして、照射領域E11内において、移動した位置B´に対する基準座標系GWの行列[B´W]を取得する。その後、位置Aの演算時に求めた、照射領域E11内における位置Bに対する基準座標系GWの行列[BW]の逆行列を行列[B´W]に乗算した行列[C]を求め、基準座標系GW上の位置B´を、相対基準座標系GB上の位置B´に座標変換する(図2(b))。
その後、照射領域E12内において、移動した補助トラッカー20の位置B´を原点とする仮相対基準座標系GB´に対するトラッカー30の位置A´を求める。この仮相対基準座標系GB´上の位置A´は、行列[C]の逆行列を乗算することによって、相対基準座標系GB上の位置A´に座標変換される。この位置A´のトラッカー30に取り付けられる計測用プローブ3の先端の位置は、トラッカー30の姿勢に応じた方向に移動させることによって求められる(図2(c))。
同様にして、さらにトラッカー30が照射領域E12外の位置A´´に移動した場合、図2(b),(c)に対応する処理を繰り返す。すなわち、照射領域E13内において、移動した補助トラッカー20の位置B´´を原点とする仮相対基準座標系GB´´に対するトラッカー30の位置A´´を求める。この仮相対基準座標系GB´´上の位置A´´は、行列[C´]の逆行列を乗算し、さらに行列[C´]の逆行列を乗算することによって、相対基準座標系GB上の位置A´´に座標変換される。この位置A´´のトラッカー30に取り付けられる計測用プローブ3の先端の位置は、トラッカー30の姿勢に応じた方向に移動させることによって求められる(図2(d))。そして、トラッカー30の取捨領域外への移動に伴って、上記の処理を繰り返すことになる。
これにより、トラッカー30の位置A,A´,A´´は、同一の相対基準座標系GB上の位置となり、各位置A,A´,A´´における計測プローブの先端の位置も同一の相対基準座標系GB上の位置となる。
<位置計測システムの詳細構成>
図3は、位置計測システム1の詳細構成を示すブロック図である。図3に示すように、位置計測システム1は、光照射部10、補助トラッカー20、計測用プローブ3が取り付けられたトラッカー30、及び計測制御ユニット40を有し、各部が無線接続される。なお、図1,2では、計測制御ユニット40がトラッカー30に内蔵あるいは外付けされるものとして説明している。計測制御ユニット40のトラッカー30への外付けは、直接接続、有線接続、無線接続のいずれであってもよい。無線接続の場合、計測操作性を得るために、計測制御ユニット40は、操作者が携帯あるいは装着できる可搬性をもつことが好ましい。
光照射部10は、レーザ光源11、スキャンミラー12、光照射制御部13、通信部14及びバッテリ15を有する。レーザ光源11は、赤外線ビーム光をスキャンミラー12に照射する。スキャンミラー12は、例えばMEMSミラーであり、高速走査が可能であり、レーザ光源11からの赤外線ビーム光を照射領域Eにスキャンして出力する。光照射制御部13は、計測制御ユニット40からの指示を受けてレーザ光のスキャン開始及び停止を行う。通信部14は、計測制御ユニット40と通信するための通信インタフェースである。バッテリ15は、光照射部10内の各部に電源を供給する。
補助トラッカー20は、複数の光検出部21、演算制御部22、通信部23、バッテリ24及び計測ボタン25を有する。複数の光検出部21は、光照射部10から照射されたレーザ光を受光する。この際、各光検出部21は、レンズを介して入光するレーザ光を2次元の光検出領域上で受光する。
演算制御部22は、光検出部21の光検出領域上のずれ位置をもとに各光検出部21におけるレーザ光の受光角度を求める。また、演算制御部22は、各光検出部21の受光時間及び各光検出部21間の受光時間差を求める。演算制御部22は、各光検出部21の受光角度をもとに、交会法によって光照射部10に対する位置を求め、さらに、受光時間や受光時間差をもとに、補助トラッカー20の姿勢を求める。演算制御部22は、求めた補助トラッカー20の位置及び姿勢を計測制御ユニット40に送信する。
通信部23は、計測制御ユニット40と通信するための通信インタフェースである。バッテリ24は、補助トラッカー20内の各部に電源を供給する。計測ボタン25は、補助トラッカー20の位置及び姿勢の検出を指示するボタンである。
トラッカー30は、補助トラッカー20と同じ構成であるが、計測用プローブ3が取り付けられている。トラッカー30は、複数の光検出部31、演算制御部32、通信部33、バッテリ34及び計測ボタン35を有する。複数の光検出部31は、光照射部10から照射されたレーザ光を受光する。この際、各光検出部31は、レンズを介して入光するレーザ光を2次元の光検出領域上で受光する。
演算制御部32は、光検出部21の光検出領域上のずれ位置をもとに各光検出部21におけるレーザ光の受光角度を求める。また、演算制御部32は、各光検出部31の受光時間及び各光検出部31間の受光時間差を求める。演算制御部32は、各光検出部31の受光角度をもとに、交会法によって光照射部10に対する位置を求め、さらに、受光時間や受光時間差をもとに、トラッカー30の姿勢を求める。演算制御部32は、求めたトラッカー30の位置及び姿勢を計測制御ユニット40に送信する。
通信部33は、計測制御ユニット40と通信するための通信インタフェースである。バッテリ34は、トラッカー30内の各部に電源を供給する。計測ボタン35は、トラッカー30の位置及び姿勢の検出を指示するボタンである。
計測制御ユニット40は、制御部41、通信部44、表示操作部45及び記憶部46を有する。制御部41は、計測制御ユニット40の全体制御を行う制御部であり、計測制御部42及び座標変換部43を有する。計測制御部42は、光照射部10、補助トラッカー20及びトラッカー30との間における計測処理を制御する。座標変換部43は、基準座標系の位置を相対基準座標系に座標変換する処理及び計測用プローブ3の先端の位置P3を演算する処理を行う。
通信部44は、光照射部10、補助トラッカー20及びトラッカー30との間の通信を行う通信インタフェースである。表示操作部45は、各種情報の表示及び操作入力を行う入出力デバイスである。表示操作部45は、補助トラッカー20及びトラッカー30が受光状態であるか否かを示すインジケータを有する。なお、このインジケータは、補助トラッカー20及びトラッカー30側に設けるようにしてもよい。記憶部46は、不揮発性メモリなどの記憶デバイスであり、トラッカー30と計測用プローブ3の先端の位置P3との位置関係、計測した位置計測データなどを記憶する。
<計測制御ユニットによる位置計測処理>
図4は、計測制御ユニット40による位置計測処理手順を示すフローチャートである。なお、光照射部10は、レーザ光をスキャン出力している状態であることを前提として説明する。図4に示すように、計測制御ユニット40の計測制御部42は、まず、計測ボタン35が押下されたか否かを判定する(ステップS101)。計測ボタン35が押下されていないならば(ステップS101;No)、本判定処理を繰り返す。
一方、計測ボタン35が押下されたならば(ステップS101;Yes)、トラッカー30及び補助トラッカー20に計測指示を行い、光照射部10の位置を原点とする基準座標系におけるトラッカー30の位置及び姿勢と補助トラッカー20の位置とを取得する(ステップS102)。その後、座標変換部43は、トラッカー30の位置を、補助トラッカー20の位置を原点とする相対基準座標系に座標変換する(ステップS103)。さらに、座標変換部43は、相対基準座標系上におけるトラッカー30の姿勢をもとに、計測用プローブ3の先端3次元位置を演算して、表示操作部45及び記憶部46に出力する(ステップS104)。
その後、計測制御部42は、移動したトラッカー30は照射領域外か否かを判定する(ステップS105)。この照射領域外か否かの判定は、トラッカー30の光検出部31がレーザ光を受光しているか否かによって行われる。移動したトラッカー30が照射領域内であるならば(ステップS105;No)、ステップS101に移行して、移動したトラッカー30に取り付けられた計測用プローブ3の先端3次元位置の計測を行う。
一方、移動したトラッカー30が照射領域外であるならば(ステップS105;Yes)、光照射部10の移動指示を表示操作部45に出力する(ステップS106)。その後、計測制御部42は、補助トラッカー20の移動指示を行ったか否かを判定する(ステップS107)。なお、計測制御部42は、光照射部10が移動した場合であって、現在の補助トラッカー20の位置が次の照射領域から外れる場合には補助トラッカー20が次の照射領域内に含まれる位置に移動させる補助トラッカー20の移動指示を表示操作部45に出力する。計測制御部42は、補助トラッカー20の移動指示を行っていないならば(ステップS107;No)、ステップS101に移行して、移動したトラッカー30に取り付けられた計測用プローブ3の先端3次元位置の計測を行う。
計測制御部42は、補助トラッカー20の移動指示を行っているならば(ステップS107;Yes)、光照射部10の移動前に、前回の照射領域において、移動後の補助トラッカー20の位置(基準座標系)を取得する(ステップS108)。さらに、座標変換部43は、移動後の補助トラッカー20の位置を、相対基準座標系に座標変換する(ステップS109)。
その後、計測制御部42は、計測ボタン35が押下されたか否かを判定する(ステップS110)。計測ボタン35が押下されないならば(ステップS110;No)、本判定処理を繰り返す。一方、計測ボタン35が押下されたならば(ステップS110;Yes)、光照射部10の移動後における標準座標上のトラッカー30の位置及び姿勢と補助トラッカーの位置及び姿勢と補助トラッカー20の位置とを取得する(ステップS111)。
その後、座標変換部43は、移動後のトラッカー30の位置(標準座標系)を、移動後の補助トラッカーの位置を原点とする座標系(仮相対基準座標系)に座標変換し、さらに、移動前の補助トラッカー20の位置を原点とする相対基準座標系に座標変換する(ステップS112)。その後、座標変換部43は、相対基準座標系上におけるトラッカー30の姿勢をもとに、計測用プローブ3の先端3次元位置を演算して、表示操作部45及び記憶部46に出力する(ステップS113)。
その後、計測終了指示があったか否を判定し(ステップS114)、計測終了指示がないならば(ステップS114;No)、ステップS105に移行して上記の処理を繰り返す。一方、計測終了指示があったならば(ステップS114,Yes)、本処理を終了する。
<変形例>
図5は、変形例である位置計測システム2の詳細構成を示すブロック図である。上記の実施の形態では、レーザ光を照射領域に走査出力する光照射部10と、光照射部10から出力されたレーザ光を照射領域内において受光して自身の位置及び姿勢を検出するトラッカー30及び補助トラッカー20とを有し、トラッカー30及び補助トラッカー20が自身の位置及び姿勢を検出していた。本変形例では、トラッカー30に対応するトラッカー130及び補助トラッカー20に対応する補助トラッカー120がそれぞれ複数の再帰反射部121,131を設け、光照射部10に対応する光照射部110がトラッカー130及び補助トラッカー120からの反射光を検出して、トラッカー130及び補助トラッカー120の位置及び姿勢を検出するようにしている。その他の座標変換処理等は実施の形態と同じである。
すなわち、光照射部110は、再帰反射部121,131からの反射光を受光する受光部116を有する。光照射制御部13に対応する光照射演算制御部113は、さらに受光した再帰レーザ光をもとにトラッカー130及び補助トラッカー120の位置及び姿勢を検出する演算処理を行う。光照射部110は、演算したトラッカー130及び補助トラッカー120の位置及び姿勢を計測制御ユニット140に送信する。
一方、補助トラッカー120及びトラッカー130は、自身の位置及び姿勢を検出せず、複数の再帰反射部121,131を設けるのみでよい。なお、計測ボタン25,35による指示を計測制御ユニット140に送信するため、演算制御部22,32に替えて通信制御部122,132を有する。なお、計測制御ユニット140は、トラッカー130に直接接続、有線接続、無線接続のいずれかで接続される。
なお、上記の実施の形態及び変形例では、レーザ光を用いてトラッカー及び補助トラッカーの位置及び姿勢を検出するようにしていたが、トラッカー及び補助トラッカーに設けられたLEDなどの複数のマーカを含めてトラッカー及び補助トラッカーを撮像し、撮像した画像に対する画像処理を施してトラッカー及び補助トラッカーの位置及び姿勢を検出するようにしてもよい。なお、レーザ光を用いたトラッカー及び補助トラッカーの位置検出では演算負荷が小さい行列演算を行うが、撮像画像を用いたトラッカー及び補助トラッカーの位置検出では処理負荷の大きい画像処理演算を行う必要がある。
また、上記の実施の形態及び変形例では、1つの補助トラッカーを用いていたが、補助トラッカーを予め所定位置に複数配置し、隣接する補助トラッカーとの間の座標変換行列を予め求めておき、この座標変換行列を順次用いて、順次生成される仮相対基準座標系における計測用プローブの先端3次元位置を相対基準座標系における計測用プローブの先端3次元位置に座標変換するようにしてもよい。
なお、上記の実施の形態で図示した各構成は機能概略的なものであり、必ずしも物理的に図示の構成をされていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
本発明の位置計測システム及び位置計測方法は、トラッカーの位置トラッキングを同一座標系で確実に得て、前記トラッカーに取り付けられた計測用プローブの先端3次元位置を同一座標系で計測したい場合に有用である。
1,2 位置計測システム
3 計測用プローブ
10,110 光照射部
11 レーザ光源
12 スキャンミラー
13 光照射制御部
14,23,33,44 通信部
15,24,34 バッテリ
20,120 補助トラッカー
21,31 光検出部
22,32 演算制御部
25,35 計測ボタン
30,130 トラッカー
40,140 計測制御ユニット
41 制御部
42 計測制御部
43 座標変換部
45 表示操作部
46 記憶部
100 被計測対象物
101 遮蔽物
113 光照射演算制御部
116 受光部
121,131 再帰反射部
122,132 通信制御部
A,A´,A´´,B,B´,B´´,P3,PA,PA´,W,W´ 位置
E1,E2,E11〜E13 照射領域
GB 相対基準座標系
GB´,GB´´ 仮相対基準座標系
GW,GW´ 基準座標系

Claims (7)

  1. レーザ光を照射領域に走査出力する光照射部と、
    前記光照射部から出力されたレーザ光を前記照射領域内において受光して自身の位置及び姿勢を検出するトラッカーと、
    前記トラッカーに取り付けられた計測用プローブと、
    前記光照射部から出力されたレーザ光を前記照射領域内において受光して自身の位置を検出する補助トラッカーと、
    前記光照射部の初期位置を原点とする基準座標系に対する前記補助トラッカーの初期位置と前記トラッカーの位置とを取得し、前記トラッカーの位置を、前記補助トラッカーの初期位置を原点とする相対基準座標系に対する位置に座標変換するとともに、前記トラッカーの姿勢をもとに前記相対基準座標系における前記計測用プローブの先端3次元位置を演算する制御部と
    を備えたことを特徴とする位置計測システム。
  2. レーザ光を再帰反射するトラッカーと、
    前記トラッカーに取り付けられた計測用プローブと、
    レーザ光を再帰反射する補助トラッカーと、
    前記レーザ光を照射領域に走査出力し、前記トラッカーからの反射光をもとに前記トラッカーの位置及び姿勢を検出するとともに、前記補助トラッカーからの反射光をもとに前記補助トラッカーの位置を検出する光照射部と、
    前記光照射部の初期位置を原点とする基準座標系に対する前記補助トラッカーの初期位置と前記トラッカーの位置とを取得し、前記トラッカーの位置を、前記補助トラッカーの初期位置を原点とする相対基準座標系に対する位置に座標変換するとともに、前記トラッカーの姿勢をもとに前記相対基準座標系における前記計測用プローブの先端3次元位置を演算する制御部と
    を備えたことを特徴とする位置計測システム。
  3. 前記制御部は、前記トラッカーが前記光照射部の照射領域内の遮蔽領域に移動し、かつ、前記光照射部が移動して前記光照射部の次の照射領域内に前記トラッカー及び前記補助トラッカーが存在する場合、前記次の照射領域内において現在の前記光照射部の基準座標系の位置に対する前記補助トラッカーの位置と前記トラッカーの位置とを取得し、前記トラッカーの位置を、前記相対基準座標系に対する位置に座標変換するとともに、前記トラッカーの姿勢をもとに前記相対基準座標系における前記計測用プローブの先端3次元位置を演算することを繰り返すことを特徴とする請求項1又は2に記載の位置計測システム。
  4. 前記制御部は、前記トラッカーが前記光照射部の照射領域外に移動し、かつ、前記光照射部及び前記補助トラッカーが移動して前記光照射部の次の照射領域内に前記トラッカー及び前記補助トラッカーが存在し、かつ、前記補助トラッカーが前回の照射領域内及び前記次の照射領域内に存在する場合、前記前回の照射領域内において移動前の前記光照射部の基準座標系の位置に対する移動後の前記補助トラッカーの位置を取得し、移動後の前記補助トラッカーの位置を、前記相対基準座標系に対する位置に座標変換し、前記次の照射領域内において移動後の前記光照射部の基準座標系の位置に対する移動後の前記補助トラッカーの位置と移動後の前記トラッカーの位置とを求め、移動後の前記トラッカーの位置を、前記移動後の補助トラッカーの位置を原点とする仮相対基準座標系の位置に座標変換するとともに、移動後の前記トラッカーの姿勢をもとに前記仮相対基準座標系における前記計測用プローブの先端3次元位置を演算し、前記相対基準座標上における移動後の前記補助トラッカーの位置をもとに、前記仮相対基準座標系における前記計測用プローブの先端3次元位置を前記相対基準座標系における前記計測用プローブの先端3次元位置に座標変換することを繰り返すことを特徴とする請求項1又は2に記載の位置計測システム。
  5. 前記補助トラッカーは複数配置され、隣接する補助トラッカーとの間の座標変換行列は、予め求められており、前記座標変換行列を順次用いて、順次生成される前記仮相対基準座標系における前記計測用プローブの先端3次元位置を前記相対基準座標系における前記計測用プローブの先端3次元位置に座標変換することを特徴とする請求項4に記載の位置計測システム。
  6. 前記光照射部、前記補助トラッカー、又は前記トラッカーの少なくとも1つは前記制御部に無線接続されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の位置計測システム。
  7. レーザ光を照射領域に走査出力する光照射部と、前記光照射部から出力されたレーザ光を前記照射領域内において受光して自身の位置及び姿勢を検出するトラッカーと、前記トラッカーに取り付けられた計測用プローブと、前記光照射部から出力されたレーザ光を前記照射領域内において受光して自身の位置を検出する補助トラッカーとを有する位置計測システムにおける位置計測方法であって、
    前記光照射部の初期位置を原点とする基準座標系に対する前記補助トラッカーの初期位置と前記トラッカーの位置とを取得する取得工程と、
    前記取得工程により取得された前記トラッカーの位置を、前記補助トラッカーの初期位置を原点とする相対基準座標系に対する位置に座標変換するとともに、前記トラッカーの姿勢をもとに前記相対基準座標系における前記計測用プローブの先端3次元位置を演算する演算工程と
    を含んだことを特徴とする位置計測方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112880557A (zh) * 2021-01-08 2021-06-01 武汉中观自动化科技有限公司 一种多模式跟踪器系统
CN113932782A (zh) * 2021-10-15 2022-01-14 北京卫星环境工程研究所 适用于航天器大尺寸舱体结构坐标系建立及基准转移方法

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