JP2020181714A - Connection device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、電線が接続される接続機器に関する。 The present invention relates to a connecting device to which an electric wire is connected.
従来、制御盤等において電線が接続される接続機器として、いわゆるプッシュイン式の接続機器が利用されている。当該接続機器では、ケースの挿入穴に電線が差し込まれると、ケース内に設けられた板バネにより当該電線が導通端子に押し付けられて電気的に接続される。 Conventionally, so-called push-in type connecting devices have been used as connecting devices to which electric wires are connected in control panels and the like. In the connection device, when the electric wire is inserted into the insertion hole of the case, the electric wire is pressed against the conduction terminal by the leaf spring provided in the case and electrically connected.
例えば、特許文献1および特許文献2では、ハウジングに対して進退可能な棒状の操作要素を設け、当該操作要素をドライバー等でハウジング内に押し込むことにより、ハウジング内の板バネを弾性変形させて導通端子から離間させる。そして、板バネが導通端子から離間したオープン状態を維持しつつ、板バネと導通端子との間に電線を挿入する。その後、操作要素の押し込みを解除することにより、板バネが弾性復帰して電線を導通端子との間で挟持する。
For example, in
しかしながら、特許文献1および特許文献2の接続機器では、上述のオープン状態を維持するためには、一方の手でドライバー等を比較的強い力で押し込んだ状態で維持する必要があり、接続機器の操作性があまり高くない。
However, in the connected devices of
そこで、特許文献3では、操作部をケース内に押し込んだ状態で係止することにより、ドライバー等をケースから抜いて操作部に対する押圧力を解除してもオープン状態を維持することができる技術が提案されている。
Therefore, in
ところで、特許文献3の接続機器では、ケースに係止された操作部を元の位置に戻して弾性部材と導通端子との間に電線を挟持させるために、ドライバー等をケース内に再度挿入し、操作部の位置を変更してケースとの係止を解除する必要がある。すなわち、接続機器に対する電線の接続のために、ドライバー等をケース内に2回挿入することが必要になり、接続機器の操作手順が複雑化する可能性がある。このような接続機器を操作する現場では、接続機器の操作性向上を求める声と、操作手順の簡素化を求める声との双方が存在する。
By the way, in the connection device of
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、操作部を押し込んだ状態で維持する力を低減することを目的としている。 The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to reduce the force for maintaining the operating portion in a pressed state.
請求項1に記載の発明は、電線が接続される接続機器であって、ケースと、前記ケースに固定された導電性の端子部と、前記ケースに取り付けられ、復元力により電線を前記端子部に押し付けて挟持する板バネである弾性部材と、前記ケースに設けられた上下方向に延びる移動経路に沿って移動することにより前記弾性部材の形状を変更する操作部とを備え、前記弾性部材は、前記電線を前記端子部との間で挟持している結線状態と、前記結線状態よりも撓んで前記端子部との間の前記電線の挟持が解除された非結線状態との間で変形可能であり、前記操作部は、第1位置において前記結線状態の前記弾性部材に接触し、前記弾性部材との接触状態を維持しつつ前記第1位置よりも下側の第2位置へと押し込まれることにより、前記弾性部材を前記非結線状態へと変形させ、前記弾性部材は、上端に位置する折り曲げ部と、前記折り曲げ部の左右両側において下方に延びるとともに下方に向かうに従って左右方向の間隔が大きくなる一対の腕部とを備え、前記操作部は、左右方向に離間して配置されて上下方向に延びるとともに、上方に向かうに従って左右方向の間隔が小さくなる、または、左右方向の間隔が一定な一対の押圧部を備え、前記操作部が前記第1位置に位置する状態では、前記一対の押圧部のうち少なくとも一方の下端部が前記一対の腕部のうち少なくとも一方の外側面に接触し、前記操作部が前記第2位置に位置する状態では、前記一対の腕部が左右方向において互いに近づく方向に撓んだ状態で前記一対の押圧部の間に挟持される。
The invention according to
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の接続機器であって、前記非結線状態の前記弾性部材の復元力により、前記一対の押圧部の内側面が前記一対の腕部により左右方向に押圧され、前記一対の押圧部は、前記弾性部材の復元力を部分的に支持する。
The invention according to
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の接続機器であって、前記一対の押圧部および前記一対の腕部のうち一方が凸部を有し、前記一対の押圧部および前記一対の腕部のうち他方が、前記操作部が前記第2位置に位置する状態で前記凸部と嵌合する凹部を有する。
The invention according to
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれか1つに記載の接続機器であって、前記一対の押圧部の内側面、および、前記一対の腕部の前記外側面のうち少なくとも一方の面が粗面部を有する。
The invention according to
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれか1つに記載の接続機器であって、前記操作部が前記第2位置に位置する状態では、前記一対の腕部の成す角度は、0°よりも大きくかつ180°よりも小さい。
The invention according to
請求項6に記載の発明は、請求項1ないし5のいずれか1つに記載の接続機器であって、前記操作部が前記第2位置に位置する状態では、前記一対の腕部の下端は、前記一対の押圧部の下端よりも下側に位置する。
The invention according to claim 6 is the connecting device according to any one of
本発明では、操作部を押し込んだ状態で維持する力を低減することができる。 In the present invention, it is possible to reduce the force for maintaining the operating portion in the pushed state.
図1は、本発明の一の実施の形態に係る接続機器1の斜視図である。図2は、接続機器1の断面図である。図3は、接続機器1を図2中のIII−IIIの位置にて切断した断面図である。接続機器1は、電線91が接続されるプッシュイン式の接続機器である。接続機器1は、例えば、制御盤等の端子台に利用される。図1では、接続機器1の手前側に薄板状のエンドプレート11が取り付けられている。また、図1では、複数の接続機器1が連結された状態を二点鎖線にて示す。図2および図3では、電線91が接続機器1に挿入されていない状態を示す。図2では、断面よりも奥側の構成についても併せて図示している。
FIG. 1 is a perspective view of a connecting
以下の説明では、図2中の上下方向および左右方向を、単に「上下方向」および「左右方向」とも呼ぶ。また、図2において紙面に垂直な方向を「厚さ方向」とも呼ぶ。図2は、接続機器1の厚さ方向の略中央における断面を示す。当該上下方向、左右方向および厚さ方向は、接続機器1が使用される際の取付方向とは必ずしも一致する必要はない。また、当該上下方向は、重力方向とも必ずしも一致する必要はない。
In the following description, the vertical direction and the horizontal direction in FIG. 2 are also simply referred to as "vertical direction" and "horizontal direction". Further, in FIG. 2, the direction perpendicular to the paper surface is also referred to as a "thickness direction". FIG. 2 shows a cross section of the connected
接続機器1は、ケース2と、端子部3と、弾性部材4と、操作部5とを備える。ケース2は、端子部3、弾性部材4および操作部5を内部に収容する。ケース2は、例えば樹脂製である。図2に示す例では、ケース2には、それぞれに電線が挿入可能な2つの挿入穴21が設けられる。また、ケース2の内部には、2つの端子部3と、2つの弾性部材4と、2つの操作部5とが収容されている。換言すれば、接続機器1は、2セットの端子部3、弾性部材4および操作部5を備える。なお、接続機器1は、1セットまたは3セット以上の端子部3、弾性部材4および操作部5を備えていてもよい。
The connecting
端子部3、弾性部材4および操作部5の各セットは、挿入穴21に対応して配置される。2セットの端子部3、弾性部材4および操作部5は、形状および大きさ等は互いに同じであり、左右反対向きに配置される。図2中の右側の挿入穴21に注目すると、端子部3は、挿入穴21の下端部の右側に位置し、挿入穴21の下端部から下方に延びる。弾性部材4は、挿入穴21の下端部から左斜め上方へと延び、さらに左斜め下方へと延びる。操作部5は、挿入穴21の左側において、弾性部材4の上側に配置される。
Each set of the
端子部3は、ケース2に固定された導電性の部材である。端子部3は、例えば金属製である。図2中の右側の端子部3は、図2中の左側の端子部3と電気的に接続されている。図2および図3に示す例では、当該2つの端子部3は一繋がりの部材である。具体的には、2つの端子部3の下端部が、左右方向に延びる導電性の端子接続部32により接続されている。
The
弾性部材4は、ケース2に取り付けられた弾性変形可能な部材である。図2および図3に示すように、弾性部材4は、略帯状の板バネである。弾性部材4は、例えば金属製である。弾性部材4は、導電材料により形成されてもよく、樹脂等の絶縁材料により形成されてもよい。弾性部材4は、例えば、長手方向の中央部41にて略V字状または略U字状に折り曲げられた形状を有する。すなわち、中央部41は、弾性部材4の長手方向の略中央に位置する折り曲げ部である。弾性部材4は、中央部41が上端に位置する状態でケース2に固定される。弾性部材4は、中央部41がケース2に固定されることにより、両端部を略下側に向けた状態でケース2に取り付けられる。以下の説明では、ケース2のうち中央部41に下側から接する部位22を、「支持部22」と呼ぶ。支持部22は、厚さ方向を向く中心軸を中心とする略円柱状である。
The
弾性部材4は、中央部41の左右両側において、中央部41から斜め下方に延びる一対の腕部42を備える。一対の腕部42の左右方向における間隔は、下方に向かうに従って大きくなる。一対の腕部42は、中央部41を通る中心線に対して略線対称である。図2に示す状態において、一対の腕部42の成す角度は、0°よりも大きく、かつ、180°よりも小さい。図2に示す例では、当該角度は90°よりも大きい。
The
図2中の右側の弾性部材4に注目すると、弾性部材4のうち、中央部41から支持部22の右側に延びる腕部42は、上下方向に延びる端子部3に接触している。一対の腕部42は、操作部5により下方に押されることにより、支持部22の上端部を支点として弾性変形し、左右方向において互いに近づく方向に撓む。また、一対の腕部42に対する下向きの押圧力がなくなると、一対の腕部42は復元力により元の状態に戻る(すなわち、弾性復帰する)。
Focusing on the
図2に示す状態では、弾性部材4の一方の腕部42の先端が、上述のように、挿入穴21よりも下側において端子部3に接触し、挿入穴21の下端部を下側から閉鎖している。以下の説明では、図2に示す状態を「挿入穴閉鎖状態」と呼ぶ。また、挿入穴閉鎖状態は、挿入穴21に電線が挿入される前の状態、すなわち、接続機器1が使用される前の初期状態である。挿入穴閉鎖状態(すなわち、初期状態)の弾性部材4は、一対の腕部42が近づく向きに少し撓んでいる。これにより、弾性部材4がケース2から脱落することを防止することができる。
In the state shown in FIG. 2, the tip of one
操作部5は、上下方向に延びる略柱状の部材である。操作部5は、ケース2に設けられた上下方向に延びる穴部(以下、「移動経路24」と呼ぶ。)の内部に位置する。操作部5は、移動経路24に沿って上下方向に移動可能である。移動経路24は、ケース2の上面25に開口し、当該上面25から略下方に延びる。
The
操作部5は、上端部51と、連結部52と、一対の押圧部53とを備える。上端部51、連結部52および一対の押圧部53は、この順序で上側から下側に向かって繋がる一繋がりの部材である。操作部5は、例えば樹脂製である。操作部5の上端部51は、例えば略直方体状の部位である。上端部51の上面511は、上下方向に略垂直な平面である。上端部51の上面511の中央部には、下向きに凹む操作凹部が設けられる。連結部52は、上端部51の下端から下方に延び、上端部51と一対の押圧部53とを連結する。連結部52は、例えば、厚さ方向の幅が左右方向の幅よりも大きい略板状の部位である。
The
一対の押圧部53は、連結部52の下端から左右両側の斜め下方に延びる。換言すれば、一対の押圧部53は、左右方向に離間して配置されて略上下方向に延びる。一対の押圧部53の左右方向における間隔は、下方に向かうに従って大きくなる。換言すれば、一対の押圧部53では、上方に向かうに従って左右方向の間隔(すなわち、一対の押圧部53の内側面間の左右方向の距離)が小さくなる。一対の押圧部53の内側面はそれぞれ、上下方向および左右方向に対して傾斜する傾斜面である。挿入穴閉鎖状態では、一対の押圧部53のうち一方の押圧部53の下端部は、弾性部材4の一対の腕部42のうち一方の腕部42の左右方向における外側面(すなわち、図2中における上面)に接触する。また、一対の押圧部53の外側面がケース2の一部に接触することにより、操作部5の上方への移動が制限される。なお、挿入穴閉鎖状態では、一対の押圧部53の双方の下端部が、一対の腕部42の双方の外側面に接触してもよい。換言すれば、挿入穴閉鎖状態では、一対の押圧部53のうち少なくとも一方の下端部が、一対の腕部42の少なくとも一方の外側面に接触する。
The pair of
上端部51の左右方向の幅は、上端部51の上下方向の略全長に亘って略一定である。連結部52の左右方向の幅は、連結部52の上下方向の略全長に亘って略一定である。上端部51の左右方向の幅は、連結部52の左右方向の幅よりも大きい。図2中の右側の操作部5に注目すると、当該操作部5の上端部51は、連結部52の上端から左側に突出する。一対の押圧部53の下端の左右方向における間隔は、連結部52の下端の左右方向の幅よりも大きい。連結部52の左右両側の側面は、左右方向に略垂直であり、上下方向に略平行に延びる。
The width of the
図2に示す挿入穴閉鎖状態では、操作部5の上端部51の上面511は、ケース2の上面25のうち操作部5の周囲の領域と略同一平面上に位置する。あるいは、操作部5の上端部51の上面511は、ケース2の上面25のうち操作部5の周囲の領域よりもケース2の内部(すなわち、当該領域よりも下側)に位置する。また、図3に示すように、操作部5の厚さ方向の両側面513は、ケース2の厚さ方向の両側面26のうち操作部5の周囲の領域よりもケース2の内部に位置し、または、当該領域と略同一平面上に位置する。操作部5の他の表面についても同様である。換言すれば、図2に示す挿入穴閉鎖状態では、操作部5の表面は、ケース2の表面のうち操作部5の周囲の領域(すなわち、移動経路24の周囲の領域)よりもケース2の内部に位置し、または、当該領域と略同一平面上に位置する。
In the insertion hole closed state shown in FIG. 2, the
次に、接続機器1に対する電線の接続の流れについて、図2、図4ないし図6を参照しつつ説明する。なお、以下では、図中の右側の挿入穴21に電線を接続する際の様子について説明する。図中の左側の挿入穴21に電線を接続する場合については、左右反対向きである点を除き、作業員の動作は略同様である。
Next, the flow of connecting the electric wire to the connecting
まず、図2に示す挿入穴閉鎖状態から操作部5がケース2の内部に向かって押し込まれ、移動経路24に沿って下方へと移動する。操作部5が押し込まれる際には、例えば、作業員が通常のマイナスドライバー等の先端を、操作部5の上端部51の操作凹部に接触させ、当該マイナスドライバーを介して操作部5に下向きの力を加える。操作部5の下方への移動に従って、弾性部材4が撓んで弾性部材4の形状が変更される。具体的には、図4に示すように、弾性部材4の一対の腕部42が、操作部5の一対の押圧部53により下方へと押し下げられ、一対の腕部42の左右方向における間隔が小さくなる。換言すれば、一対の腕部42が左右方向において互いに近づく。右側の腕部42は、端子部3から左側へと離間する。これにより、挿入穴21の下端部が開放される。以下の説明では、図4に示す接続機器1の状態を「挿入穴開放状態」という。図4に示す状態において、一対の腕部42の成す角度は、0°よりも大きく、かつ、180°よりも小さい。図4に示す例では、当該角度は90°よりも小さい。
First, the
図4に示す挿入穴開放状態では、弾性部材4の一対の腕部42が、左右方向において互いに近づく方向に撓んだ状態で、操作部5の一対の押圧部53の間に挟持される。一対の押圧部53の内側面は、一対の腕部42の外側面に接触する。また、一対の腕部42の下端は、一対の押圧部53の下端よりも下側に位置する。弾性部材4の一対の腕部42には、斜め上方へと戻ろうとする復元力が働く。当該復元力のうち水平方向(すなわち、左右方向)の分力により、一対の押圧部53の内側面は左右方向(すなわち、互いに離れる方向)に押圧される。一対の押圧部53は、実質的に弾性変形しないように形成されているため、弾性部材4の復元力の水平方向分力は、操作部5の一対の押圧部53により受けられる。すなわち、弾性部材4の復元力が、操作部5の一対の押圧部53により部分的に支持される。したがって、弾性部材4が操作部5を上向きに押す力が低減され、操作部5を下向きに押し込んだ状態で維持するために必要な作業員の力が軽減される。なお、一対の押圧部53により支持される弾性部材4の復元力は、弾性部材4の全復元力よりも小さい。したがって、一対の押圧部53による挟持のみにより、弾性部材4の一対の腕部42が一対の押圧部53の間に位置する状態が維持されることはない。
In the insertion hole open state shown in FIG. 4, the pair of
接続機器1では、一対の押圧部53の内側面と一対の腕部42の外側面との摩擦により、操作部5を押し込むマイナスドライバーを握る作業員の手に抵抗が生じる。したがって、作業員は、挿入穴閉鎖状態から挿入穴開放状態への移行完了を容易に認識することができる。
In the connecting
また、接続機器1では、図4に示す挿入穴開放状態への移行と略同時に、操作部5の上端部51の下端が、ケース2の移動経路24内に設けられた上下方向に略垂直な停止面242に上側から接触する。これにより、操作部5の下方への過剰な移動を制限することができる。また、操作部5の上端部51と停止面242との接触による手応えおよび/または音の発生により、作業員は、挿入穴閉鎖状態から挿入穴開放状態への移行完了をさらに容易に認識することもできる。
Further, in the
図4に示す挿入穴開放状態では、操作部5の上端部51の上面511は、ケース2の上面25のうち操作部5の周囲の領域よりもケース2の内部(すなわち、当該領域よりも下側)に位置する。あるいは、操作部5の上端部51の上面511は、ケース2の上面25のうち操作部5の周囲の領域と略同一平面上に位置していてもよい。操作部5の他の表面についても同様である。換言すれば、図4に示す挿入穴開放状態では、操作部5の表面は、ケース2の表面のうち操作部5の周囲の領域(すなわち、移動経路24の周囲の領域)よりもケース2の内部に位置し、または、当該領域と略同一平面上に位置する。
In the state where the insertion hole is open as shown in FIG. 4, the
図4に示す挿入穴開放状態では、弾性部材4は、後述する結線状態の弾性部材4よりも撓んでおり、電線を端子部3との間で挟持しない。換言すれば、図4に示す接続機器1の状態である挿入穴開放状態は、弾性部材4と端子部3との間の電線の挟持が解除された「非結線状態」である。
In the state where the insertion hole is opened shown in FIG. 4, the
続いて、弾性部材4が挿入穴開放状態にて維持された状態で、電線91が、図4中に二点鎖線にて示すように接続機器1の挿入穴21に挿入される。電線91は、例えば単線であってもよく、より線であってもよい。また、電線91は、先端部に棒状圧着端子等が設けられたより線であってもよい。電線91の先端部の直径は、例えば、0.42mm以上であることが好ましい。電線91の先端部の直径は、現実的には、2.3mm以下である。電線91の先端部の直径は、様々に変更されてよい。また、電線91の先端部以外の部位の直径も、様々に変更されてよい。
Subsequently, the
電線91は、挿入穴21内にて下方へと移動され、図5に示すように、端子部3と挿入穴開放状態の弾性部材4との間に挿入される。その後、操作部5を押し込む作業員の力が弱められ、弾性部材4の復元力が、作業員の力と一対の押圧部53による支持力との合計よりも大きくなることにより、弾性部材4の一対の腕部42が斜め上方へと移動し、図6に示すように、一対の押圧部53による挟持から離脱する。
The
また、弾性部材4の右側の腕部42は、電線91に左側から接触する。当該腕部42は、上記復元力により、電線91を端子部3に押し付けて端子部3との間で挟持する。これにより、電線91と端子部3とが電気的かつ機械的に接続される。換言すれば、電線91が接続機器1に結線される。以下の説明では、図6に示す状態を「結線状態」という。結線状態の弾性部材4は、上述のように、電線91を端子部3との間で挟持している。接続機器1では、弾性部材4の一対の腕部42の上記斜め上方への移動により、操作部5は、図5に示す挿入穴開放状態から上方に移動し、下端部が弾性部材4の一対の腕部42の外側面に接触した状態で停止する。
Further, the
図6に示す結線状態では、操作部5の上端部51の上面511は、ケース2の上面25のうち操作部5の周囲の領域よりもケース2の内部(すなわち、当該領域よりも下側)に位置する。あるいは、操作部5の上端部51の上面511は、ケース2の上面25のうち操作部5の周囲の領域と略同一平面上に位置していてもよい。操作部5の他の表面についても同様である。換言すれば、図6に示す結線状態では、操作部5の表面は、ケース2の表面のうち操作部5の周囲の領域(すなわち、移動経路24の周囲の領域)よりもケース2の内部に位置し、または、当該領域と略同一平面上に位置する。
In the wiring state shown in FIG. 6, the
なお、図6に示す結線状態において、図6中の上側が重力方向下側となるように接続機器1が配置されている場合、操作部5は、重力により弾性部材4から図中の上方に離間する。そして、操作部5の一対の押圧部53が、図2に示す挿入穴閉鎖状態と同様に、ケース2の一部に係止され、操作部5の上方への移動が制限される。したがって、操作部5が図2に示す位置よりも上側へと移動することが防止される。
In the connection state shown in FIG. 6, when the connecting
電線91を接続機器1から取り外す際には、例えば、作業員が通常のマイナスドライバー等の先端を、操作部5の上端部51の操作凹部に接触させ、当該マイナスドライバーを介して操作部5に下向きの力を加える。そして、操作部5を下方に移動し、図5に示すように挿入穴開放状態とする。挿入穴開放状態では、上述のように、弾性部材4は撓んで右側の腕部42は電線91から左側へと離間する。換言すれば、弾性部材4および端子部3による電線91の挟持が解除される。また、弾性部材4の一対の腕部42は、操作部5の一対の押圧部53により挟持され、弾性部材4の復元力の一部が一対の押圧部53により支持される。
When removing the
このときも、上記と同様に、作業員は、接続機器1が挿入穴開放状態(すなわち、非結線状態)となったことを容易に認識することができる。また、操作部5の上端部51と停止面242との接触による手応えおよび/または音の発生により、接続機器1が挿入穴開放状態(すなわち、非結線状態)となったことをさらに容易に認識することができる。
Also at this time, similarly to the above, the worker can easily recognize that the connecting
接続機器1では、弾性部材4は、図2に示す挿入穴閉鎖状態と、図4および図5に示す挿入穴開放状態と、図6に示す結線状態との間で変形可能である。以下の説明では、図6に示すように、結線状態の弾性部材4に接触する操作部5の位置を「第1位置」と呼ぶ。また、図4および図5に示すように、挿入穴開放状態(すなわち、非結線状態)の弾性部材4に接触する操作部5の位置を「第2位置」と呼ぶ。さらに、図2に示すように、一対の押圧部53がケース2の一部に係止される操作部5の位置を「第3位置」と呼ぶ。
In the connecting
上述の移動経路24は、操作部5の第3位置、第1位置および第2位置をこの順に結ぶ。第3位置は、移動経路24において、第1位置を挟んで第2位置とは反対側に位置する。第2位置では、上述のように、弾性部材4の一対の腕部42が、操作部5の一対の押圧部53により挟持される。第3位置では、一対の押圧部53がケース2の一部に係止されることにより、操作部5の上方への移動(すなわち、第2位置から離れる方向への移動)が制限される。なお、第3位置では、操作部5の一部がケース2の一部に係止していればよく、必ずしも一対の押圧部53がケース2の一部に係止する必要はない。
The above-mentioned
以上に説明したように、電線91が接続される接続機器1は、ケース2と、端子部3と、弾性部材4と、操作部5とを備える。端子部3は、導電性であり、ケース2に固定される。弾性部材4は、ケース2に取り付けられる。弾性部材4は、復元力により電線91を端子部3に押し付けて挟持する板バネである。操作部5は、ケース2に設けられた上下方向に延びる移動経路24に沿って移動することにより、弾性部材4の形状を変更する。
As described above, the connecting
弾性部材4は、電線91を端子部3との間で挟持している結線状態と、結線状態よりも撓んで端子部3との間の電線91の挟持が解除された非結線状態(すなわち、挿入穴開放状態)との間で変形可能である。操作部5は、第1位置において結線状態の弾性部材4に接触する。操作部5は、弾性部材4との接触状態を維持しつつ、第1位置よりも下側の第2位置へと押し込まれることにより、弾性部材4を非結線状態へと変形させる。弾性部材4は、上端に位置する折り曲げ部(すなわち、中央部41)と、一対の腕部42とを備える。一対の腕部42は、中央部41の左右両側において下方に延びる。一対の腕部42の左右方向の間隔は、下方に向かうに従って大きくなる。
The
操作部5は、左右方向に離間して配置されて上下方向に延びる一対の押圧部53を備える。一対の押圧部53の左右方向の間隔は上方に向かうに従って小さくなる。操作部5が第1位置に位置する状態では、一対の押圧部53のうち少なくとも一方の下端部が、一対の腕部42のうち少なくとも一方の外側面に接触する。操作部5が第2位置に位置する状態では、一対の腕部42が、左右方向において互いに近づく方向に撓んだ状態で、一対の押圧部53の間に挟持される。これにより、操作部5をケース2内に押し込んだ状態(すなわち、非結線状態)で維持する力を低減することができる。その結果、接続機器1の操作性を向上することができる。
The
上述のように、接続機器1では、好ましくは、非結線状態の弾性部材4の復元力により、一対の押圧部53の内側面が一対の腕部42により左右方向に押圧され、一対の押圧部53は、弾性部材4の復元力を部分的に支持する。このため、非結線状態の接続機器1に電線91を結線する際に、マイナスドライバー等により操作部5を下向きに押す力を緩めることにより、操作部5を第2位置から第1位置へと容易に移動させ、弾性部材4の腕部42と端子部3との間に電線91を容易に挟持させることができる。また、接続機器1から電線91を抜き取った後、弾性部材4を非結線状態(すなわち、挿入穴開放状態)から挿入穴閉鎖状態へと戻す際にも同様に、マイナスドライバー等により操作部5を下向きに押す力を緩めることにより、操作部5を第2位置から第3位置へと容易に移動させることができる。したがって、電線91の結線の際、あるいは、電線91の結線解除の際に、マイナスドライバー等を移動経路24に繰り返し挿入する必要がないため、接続機器1の操作性を向上することができる。
As described above, in the connecting
上述のように、操作部5が第2位置に位置する状態では、一対の腕部42の成す角度は、0°よりも大きく、かつ、180°よりも小さい。これにより、一対の押圧部53に挟持された状態の弾性部材4において、弾性部材4の復元力が、一対の押圧部53により支持される水平成分と、操作部5を上方へと押し返す垂直成分とを有する。したがって、操作部5をケース2内に押し込んだ状態(すなわち、非結線状態)で維持する力を低減することができるとともに、操作部5を押し込む力を緩めた際の一対の腕部42の斜め上方への移動を可能とすることができる。なお、この場合、操作部5が第2位置に位置する状態において、一対の腕部42の下端は、一対の押圧部53の下端と同じ位置であってもよく、一対の押圧部53の下端よりも上側または下側に位置していてもよい。
As described above, in the state where the operating
上述のように、操作部5が第2位置に位置する状態では、一対の腕部42の下端は、一対の押圧部53の下端よりも下側に位置する。これにより、一対の押圧部53に挟持された状態の弾性部材4において、弾性部材4の復元力が、一対の押圧部53により支持される水平成分と、操作部5を上方へと押し返す垂直成分とを有する。したがって、操作部5をケース2内に押し込んだ状態(すなわち、非結線状態)で維持する力を低減することができるとともに、操作部5を押し込む力を緩めた際の一対の腕部42の斜め上方への移動を可能とすることができる。なお、この場合、操作部5が第2位置に位置する状態において、一対の腕部42の成す角度は0°であってもよい。接続機器1では、操作部5が第2位置に位置する状態では、一対の腕部42の成す角度が0°よりも大きくかつ180°よりも小さいこと、および、一対の腕部42の下端が一対の押圧部53の下端よりも下側に位置することのうち、少なくとも一方が満たされていることが好ましい。
As described above, in the state where the operating
接続機器1では、図7に示すように、一対の押圧部53の左右方向の間隔(すなわち、一対の押圧部53の内側面間の左右方向の距離)は、上下方向の略全長に亘って略一定であってもよい。図7に例示するように、操作部5が第2位置に位置する状態では、一対の腕部42の下端は、一対の押圧部53の下端よりも下側に位置する。一対の腕部42は、左右方向において互いに近づく方向に撓んだ状態で、一対の押圧部53の間に挟持される。これにより、上記と同様に、操作部5をケース2内に押し込んだ状態(すなわち、非結線状態)で維持する力を低減することができる。その結果、接続機器1の操作性を向上することができる。すなわち、接続機器1では、操作部5は、左右方向に離間して配置されて上下方向に延びるとともに、上方に向かうに従って左右方向の間隔が小さくなる、または、左右方向の間隔が一定な一対の押圧部53を備えていればよい。
In the
接続機器1では、図8に示すように、操作部5の一対の押圧部53の内側面に凸部531が設けられ、弾性部材4の一対の腕部42に凹部421が設けられてもよい。当該凹部421は、操作部5が上述の第2位置に位置する状態(すなわち、非結線状態)で、押圧部53の凸部531と嵌合する。これにより、操作部5をケース2内に押し込んだ状態で維持する力をさらに低減することができる。なお、凸部531は一方の押圧部53のみに設けられ、凹部421も一方の腕部42のみに設けられてもよい。
In the connecting
また、接続機器1では、操作部5の一対の押圧部53に凹部が設けられ、弾性部材4の一対の腕部42に凸部が設けられてもよい。換言すれば、接続機器1では、一対の押圧部53および一対の腕部42のうち一方が凸部を有し、一対の押圧部53および一対の腕部42のうち他方が、操作部5が第2位置に位置する状態(すなわち、非結線状態)で当該凸部と嵌合する凹部を有することが好ましい。これにより、上述のように、操作部5をケース2内に押し込んだ状態(すなわち、非結線状態)で維持する力をさらに低減することができる。その結果、接続機器1の操作性をさらに向上することができる。なお、この場合であっても、操作部5を押し込む力を緩めると、弾性部材4の復元力により、操作部5は上方へと移動し、一対の腕部42は斜め上方へと移動する。
Further, in the connecting
接続機器1では、図9に太線にて示すように、一対の押圧部53の内側面に粗面部532が設けられ、一対の腕部42の外側面に粗面部422が設けられてもよい。粗面部532および粗面部422はそれぞれ、周囲の部位よりも表面粗度が大きい領域である。粗面部532と粗面部422とが接触することにより、一対の押圧部53と一対の腕部42との間の摩擦抵抗が増大するため、操作部5をケース2内に押し込んだ状態で維持する力をさらに低減することができる。なお、粗面部532は一方の押圧部53のみに設けられ、粗面部422も一方の腕部42のみに設けられてもよい。
In the connecting
接続機器1では、一対の押圧部53の内側面、および、一対の腕部42の外側面のうち、少なくとも一方の面が粗面部を有していればよい。この場合であっても、一対の押圧部53と一対の腕部42との間の摩擦抵抗が増大するため、操作部5をケース2内に押し込んだ状態(すなわち、非結線状態)で維持する力をさらに低減することができる。その結果、接続機器1の操作性をさらに向上することができる。なお、この場合であっても、操作部5を押し込む力を緩めると、弾性部材4の復元力により、操作部5は上方へと移動し、一対の腕部42は斜め上方へと移動する。
In the connecting
上述の接続機器1では、様々な変更が可能である。
Various changes can be made in the above-mentioned
例えば、接続機器1では、端子部3、弾性部材4および操作部5の形状は様々に変更されてよい。図10は、上述の例とは異なる形状の弾性部材4aを備える接続機器1の一部を拡大して示す断面図である。弾性部材4aでは、中央部41と一対の腕部42との間に、一対の中間部43が設けられている。一対の中間部43はそれぞれ、中央部41から斜め上方へと延びる。一対の腕部42は、一対の中間部43の上端部から斜め下方へと延びる。一対の中間部43は、中央部41から斜め下方へと延びた後、上向きに湾曲して斜め上方へと延びてもよい。換言すれば、弾性部材4aでは、一対の腕部42の間の部位は、中央部41を左右方向の中心として湾曲し、または、波うっている
接続機器1では、第1位置、第2位置および第3位置に位置する操作部5の表面が、ケース2の表面のうち操作部5の周囲の領域よりも外側に突出していてもよい。
For example, in the connecting
接続機器1では、操作部5の一対の押圧部53の内側面、および、弾性部材4の一対の腕部42に、上述の互いに嵌合する凸部および凹部と、上記粗面部との双方が設けられてもよい。
In the connecting
上述の接続機器1は、様々な装置において電線を接続するために利用されてよい。例えば、接続機器1は、リレーソケットまたは操作スイッチ等に利用されてよい。
The
上記実施の形態および各変形例における構成は、相互に矛盾しない限り適宜組み合わされてよい。 The above-described embodiments and configurations in the respective modifications may be appropriately combined as long as they do not conflict with each other.
1 接続機器
2 ケース
3 端子部
4,4a 弾性部材
5 操作部
24 移動経路
41 中央部
42 腕部
53 押圧部
91 電線
421 凹部
422 粗面部
531 凸部
532 粗面部
1
Claims (6)
ケースと、
前記ケースに固定された導電性の端子部と、
前記ケースに取り付けられ、復元力により電線を前記端子部に押し付けて挟持する板バネである弾性部材と、
前記ケースに設けられた上下方向に延びる移動経路に沿って移動することにより前記弾性部材の形状を変更する操作部と、
を備え、
前記弾性部材は、前記電線を前記端子部との間で挟持している結線状態と、前記結線状態よりも撓んで前記端子部との間の前記電線の挟持が解除された非結線状態との間で変形可能であり、
前記操作部は、第1位置において前記結線状態の前記弾性部材に接触し、前記弾性部材との接触状態を維持しつつ前記第1位置よりも下側の第2位置へと押し込まれることにより、前記弾性部材を前記非結線状態へと変形させ、
前記弾性部材は、
上端に位置する折り曲げ部と、
前記折り曲げ部の左右両側において下方に延びるとともに下方に向かうに従って左右方向の間隔が大きくなる一対の腕部と、
を備え、
前記操作部は、左右方向に離間して配置されて上下方向に延びるとともに、上方に向かうに従って左右方向の間隔が小さくなる、または、左右方向の間隔が一定な一対の押圧部を備え、
前記操作部が前記第1位置に位置する状態では、前記一対の押圧部のうち少なくとも一方の下端部が前記一対の腕部のうち少なくとも一方の外側面に接触し、
前記操作部が前記第2位置に位置する状態では、前記一対の腕部が左右方向において互いに近づく方向に撓んだ状態で前記一対の押圧部の間に挟持されることを特徴とする接続機器。 It is a connecting device to which electric wires are connected.
With the case
The conductive terminal part fixed to the case and
An elastic member that is a leaf spring that is attached to the case and holds the electric wire by pressing it against the terminal portion by a restoring force.
An operation unit that changes the shape of the elastic member by moving along a movement path extending in the vertical direction provided in the case.
With
The elastic member has a connection state in which the electric wire is sandwiched between the electric wire and the terminal portion and a non-connection state in which the electric wire is released from being sandwiched between the terminal portion by bending more than the connection state. Can be transformed between
The operating portion comes into contact with the elastic member in the connected state at the first position, and is pushed to the second position below the first position while maintaining the contact state with the elastic member. The elastic member is deformed into the unconnected state,
The elastic member is
The bent part located at the upper end and
A pair of arms extending downward on both the left and right sides of the bent portion and increasing the distance in the left-right direction toward the downward direction.
With
The operation unit is provided with a pair of pressing units that are arranged apart from each other in the left-right direction and extend in the vertical direction, and the distance in the left-right direction becomes smaller or the distance in the left-right direction is constant toward the upper side.
In the state where the operating portion is located at the first position, at least one lower end portion of the pair of pressing portions comes into contact with the outer surface of at least one of the pair of arm portions.
When the operating portion is located at the second position, the connecting device is sandwiched between the pair of pressing portions in a state where the pair of arms are bent in a direction approaching each other in the left-right direction. ..
前記非結線状態の前記弾性部材の復元力により、前記一対の押圧部の内側面が前記一対の腕部により左右方向に押圧され、
前記一対の押圧部は、前記弾性部材の復元力を部分的に支持することを特徴とする接続機器。 The connected device according to claim 1.
Due to the restoring force of the elastic member in the unconnected state, the inner surfaces of the pair of pressing portions are pressed in the left-right direction by the pair of arms.
The pair of pressing portions is a connecting device characterized in that the restoring force of the elastic member is partially supported.
前記一対の押圧部および前記一対の腕部のうち一方が凸部を有し、
前記一対の押圧部および前記一対の腕部のうち他方が、前記操作部が前記第2位置に位置する状態で前記凸部と嵌合する凹部を有することを特徴とする接続機器。 The connected device according to claim 1 or 2.
One of the pair of pressing portions and the pair of arms has a convex portion,
A connecting device, wherein the other of the pair of pressing portions and the pair of arms has a concave portion that fits with the convex portion in a state where the operating portion is located at the second position.
前記一対の押圧部の内側面、および、前記一対の腕部の前記外側面のうち少なくとも一方の面が粗面部を有することを特徴とする接続機器。 The connected device according to any one of claims 1 to 3.
A connecting device, characterized in that at least one of the inner side surfaces of the pair of pressing portions and the outer surfaces of the pair of arms portions has a rough surface portion.
前記操作部が前記第2位置に位置する状態では、前記一対の腕部の成す角度は、0°よりも大きくかつ180°よりも小さいことを特徴とする接続機器。 The connected device according to any one of claims 1 to 4.
A connecting device characterized in that, in a state where the operating portion is located at the second position, the angle formed by the pair of arms is larger than 0 ° and smaller than 180 °.
前記操作部が前記第2位置に位置する状態では、前記一対の腕部の下端は、前記一対の押圧部の下端よりも下側に位置することを特徴とする接続機器。 The connected device according to any one of claims 1 to 5.
A connecting device characterized in that, in a state where the operating portion is located at the second position, the lower ends of the pair of arms are located below the lower ends of the pair of pressing portions.
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019084136A JP2020181714A (en) | 2019-04-25 | 2019-04-25 | Connection device |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE102020128775A1 (en) | 2020-11-25 | 2022-05-25 | WAGO Verwaltungsgesellschaft mit beschränkter Haftung | Conductor connection terminal in the form of a distribution terminal block |
-
2019
- 2019-04-25 JP JP2019084136A patent/JP2020181714A/en active Pending
Cited By (2)
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DE102020128775A1 (en) | 2020-11-25 | 2022-05-25 | WAGO Verwaltungsgesellschaft mit beschränkter Haftung | Conductor connection terminal in the form of a distribution terminal block |
DE102020128775B4 (en) | 2020-11-25 | 2022-06-23 | WAGO Verwaltungsgesellschaft mit beschränkter Haftung | Conductor connection terminal in the form of a distribution terminal block |
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