JP2020181266A - 情報処理装置、タッチパネル装置、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、タッチパネル装置、及びプログラム Download PDF

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【課題】ユーザによるタッチの検出精度を向上させる。【解決手段】実施形態の情報処理装置は、表示装置の表示領域に設けられた位置検出装置から、当該表示領域の座標毎に押下された場合に変化する押下値を取得する取得部と、第1の座標の押下値と、当該第1の座標に隣接する第2の座標の押下値との差が、第1の閾値以上か否かに基づいて、前記表示領域がタッチされたか否かを判定する判定部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、情報処理装置、タッチパネル装置、及びプログラムに関する。
従来から、所定の表示領域を有する表示装置と、当該表示領域に対してユーザから押圧された座標を検出する位置入力装置(タッチパネル)と、を組み合わせたタッチパネル装置が提案されている。
タッチパネル装置が有する位置入力装置においては、例えば、表示領域における静電容量の変化を検出することで、ユーザから押下された座標を検出する静電容量方式など様々な技術が提案されている。
特許第6430088号公報
しかしながら、従来技術においては、静電容量等の変化が所定の閾値以上か否かでユーザからの押下か否かを判定しているが、当該判定手法の場合、位置入出装置が検出した静電容量の変化がノイズかユーザからのタッチなのかを適切に判別するのが難しい場合がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザからのタッチの検出精度を向上させる情報処理装置、タッチパネル装置、及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1態様に係る情報処理装置は、表示装置の表示領域に設けられた位置検出装置から、当該表示領域の座標毎に押下された場合に変化する押下値を取得する取得部と、第1の座標の押下値と、当該第1の座標に隣接する第2の座標の押下値との差が、第1の閾値以上か否かに基づいて、前記表示領域がタッチされたか否かを判定する判定部と、を備える。
また、本発明の第1態様に係る情報処理装置においては、判定部は、第3の座標における押下値が、第2の閾値以上と判定された場合に、当該第3の座標を基準とした第1の範囲内に含まれる第1の座標について、当該第1の座標の押下値と隣接する第2の座標の押下値との差が、第1の閾値以上か否かに基づいて、表示領域をタッチされたか否かを判定する。
また、本発明の第1態様に係る情報処理装置においては、判定部は、第1の範囲内における、差が第1の閾値以上となった第1の座標の個数が、所定の条件を満たした場合に、表示領域をタッチされたと判定する。
また、本発明の第1態様に係る情報処理装置においては、取得部が取得した表示領域の座標毎の押下値のうち、座標の遷移に応じた押下値の変化に対する平滑化処理を行うフィルタリング処理部を、さらに備え、判定部は平滑化処理された押下値に基づいて表示領域がタッチされたか否かを判定する。
本発明の第2態様に係るタッチパネル装置は、表示装置と、当該表示装置の表示領域に設けられた位置検出装置と、を有するタッチパネルと、タッチパネルが有する位置検出装置から、当該表示領域の座標毎に押下された場合に変化する押下値を取得する取得部と、第1の座標の押下値と、当該第1の座標に隣接する第2の座標の押下値との差が、第1の閾値以上か否かに基づいて、表示領域がタッチされたか否かを判定する判定部と、を備える。
本発明の第3態様に係るプログラムは、表示装置の表示領域に設けられた位置検出装置から、当該表示領域の座標毎に押下された場合に変化する押下値を取得する取得ステップと、第1の座標の押下値と、当該第1の座標に隣接する第2の座標の押下値との差が、第1の閾値以上か否かに基づいて、表示領域がタッチされたか否かを判定する判定ステップと、をコンピュータに実行させる。
本発明の上記態様によれば、タッチされたか否かの判定制度を向上させることができる。
図1は、実施形態にかかるタッチパネル装置の構成例を示したブロック図である。 図2は、実施形態のかかるタッチパネル用コントローラで実現されるソフトウェア構成を示した図である。 図3は、ユーザからタッチがなされなく且つノイズも生じていない場合における実施形態にかかるタッチパネルの静電容量を例示した図である。 図4は、ノイズが生じていない状況でユーザからタッチがなされた場合における実施形態にかかるタッチパネルの静電容量を例示した図である。 図5は、x軸方向の遷移とともに変化する、取得部が取得した静電容量を例示した図である。 図6は、x軸方向の遷移とともに変化する、平滑化した後の静電容量を例示した図である。 図7は、ピークとなった座標を基準に、隣接する座標と静電容量の差を算出する範囲を示した図である。 図8は、ピークとなった座標を基準とした範囲に含まれる座標と、隣接する座標との静電容量の差が、閾値以下の場合を例示した図である。 図9は、ピークとなった座標を基準とした範囲に含まれる座標と、隣接する座標との静電容量の差が、閾値より大きい場合を例示した図である。 図10は、実施形態のタッチパネル用コントローラにおけるタッチの検出処理を示したフローチャートである。
以下に、本発明にかかる情報処理装置、タッチパネル装置、及びプログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、実施形態にかかるタッチパネル装置100の構成例を示したブロック図である。図1に示されるように、タッチパネル装置100は、タッチパネル101と、タッチパネル用コントローラ102と、制御部103と、液晶パネル104と、を備えている。
本実施形態のタッチパネル装置100は、タッチパネルが設けられた装置であればよく、例えば、スマートフォンや、タブレット装置、さらに、タッチパネルを備えたノート型PCであってもよい。
制御部103は、CPU(Central Processing Unit)111と、RAM(Random Access Memory)112と、ROM(Read Only Memory)113とを備え、タッチパネル装置100全体を制御するための構成とする。
本実施形態においては、ROM113は、タッチパネル101を制御するためのプログラムが格納されている。そして、CPU111が、ROM113に格納されていたプログラムを読み出して、RAM112を作業領域として用いることで、様々な機能を実現できる。
液晶パネル104は、制御部103からの制御に従って、当該液晶パネル104の表示領域上に様々な情報を表示する。
タッチパネル101は、液晶パネル104の表示領域の表面に設けられたシート状の位置入力装置である。当該タッチパネル101は、ユーザから押圧されたことに基づいて生じる静電容量の変化を検出する、いわゆる静電容量方式の位置検出装置とする。なお、本実施形態は静電容量方式の場合について説明するが、他の方式に適用してもよい。
本実施形態のタッチパネル101は、座標毎の静電容量を示した信号をタッチパネル用コントローラ102に出力する。
タッチパネル用コントローラ102は、タッチパネル101から入力された信号に基づいて、ユーザによって押圧された座標を示した座標データを、制御部103に出力する。これにより、制御部103は、ユーザから入力された操作に従った制御を実現できる。
タッチパネル用コントローラ102は、CPUと、ROMと、RAMと、を少なくとも備えている。ROMには、各種ソフトウェアプログラムやこのプログラム用のデータ類が書き込まれている。そして、CPUが、ROMに格納されているソフトウェアプログラムを読み込むことで様々な機能を実現している。また、RAMは、一次記憶メモリあるいはワーキングメモリとして利用される。次に、タッチパネル用コントローラ102において実現されている様々なソフトウェア構成について説明する。
図2は、実施形態のかかるタッチパネル用コントローラ102で実現されるソフトウェア構成を示した図である。図2に示されるように、タッチパネル用コントローラ102は、取得部201と、フィルタリング部202と、判定部203と、を備えている。
まず、タッチパネル101の静電容量について説明する。図3は、ユーザからタッチがなされなく且つノイズも生じていない場合のタッチパネル101の静電容量を例示した図である。3軸はそれぞれ、タッチパネル101の表示領域のx軸方向、タッチパネル101の表示領域のy軸方向、静電容量を示している。図3に示されるように、ユーザからのタッチがない場合、ノイズが生じなければ静電容量は“0”になる。
図4は、ノイズが生じていない状況でユーザからタッチがなされた場合のタッチパネル101の静電容量を例示した図である。3軸はそれぞれ、タッチパネル101の表示領域のx軸方向、タッチパネル101の表示領域のy軸方向、静電容量を示している。図4に示されるように、ユーザからのタッチがなされた場合、ユーザからタッチされた座標近傍において静電容量が閾値T以上となる。このため、ノイズが生じていないのであれば、静電容量が閾値T以上か否かに基づいて、ユーザがタッチされたか否かを検出すればよい。
しかしながら、実際には、ノイズに基づいた静電容量の変化で、静電容量が閾値T以上となる場合がある。また、閾値Tを大きくすれば、ノイズが検出されにくくなるが、ユーザからのタッチが弱い場合に、当該タッチが検出できない状況も生じる。そこで、本実施形態のタッチパネル用コントローラ102は、以下に示す構成によってノイズによる誤検出を抑止することとした。
図2に戻り、取得部201は、液晶パネル104の表示領域に設けられたタッチパネル101(位置検出装置)から、当該表示領域の座標毎に押下された場合に変化する静電容量(押下値の例)を示した信号を取得する。取得部201は、取得した信号をフィルタリング部202へ出力する。
フィルタリング部202は、取得部201が取得した表示領域の座標毎の静電容量のうち、座標の遷移に応じた静電容量の変化に対する平滑化処理を行う。フィルタリング部202は、平滑化処理した静電容量を示す信号を判定部203へ出力する。図5は、x軸方向の遷移とともに変化する、取得部201が取得した静電容量を例示した図である。図5に示される例では、点501と点502が、閾値Tと比べて静電容量が高くなっている。従来の技術では、閾値Tのみの判別では、点501と点502とが押下された座標として特定される。しかしながら、点501はノイズによって静電容量が高くなっている座標である。
また、図5に示される例では、表示領域の座標毎の静電容量は、ノイズ等の影響により座標の遷移とともに急峻に変化している。このため、本実施形態のフィルタリング部202は急峻な変化を抑止するための平滑化処理を行う。本実施形態では、所定値以上の高周波成分を取り除くためのローパスフィルタを適用することした。所定値は実施態様に応じて適切な値が設定されるものとして説明を省略する。以降に示される例では、x軸方向について静電容量の変化について平滑化処理を行うが、説明を容易にするためであって、当然にy軸方向の静電容量の変化についても平滑化処理を行うものとする。
図6は、x軸方向の遷移とともに変化する、平滑化した後の静電容量を例示した図である。図6に示される例では、高周波成分が取り除かれていることが確認できる。
図6に示される例においても閾値T以上の静電容量のピークとして、点601と点602とが検出される。点601はノイズによる静電容量の変化のため、点602と比べて傾きが緩やかである。そこで、本実施形態では隣接する座標との静電容量の差から、ノイズか否かを判定することとした。
判定部203は、フィルタリング部202から取得した平滑化処理された静電容量を示す信号から静電容量のピークを検出する。判定部203は、ピークとなった座標における静電容量が、閾値T(第2の閾値)以上と判定した場合に、ピークとなった座標を基準とした範囲“a”内(図7参照)に含まれる座標毎に、当該座標の静電容量と隣接する座標の静電容量との差が、閾値Ta以上か否かに基づいて、表示領域をタッチされたか否かを判定する。
図7は、ピークとなった点601、602を基準に、隣接する座標と静電容量の差を算出する範囲aを示した図である。範囲aは、例えば、点601、602の各々を基準に、半径a/2による円形の範囲が考えられる。半径a/2は、人の指のサイズ等を考慮して、実施の態様に応じて適切な値が設定されるものとする。なお、本実施形態は、判定する範囲を円形等に制限するものではなく、例えば、矩形の範囲に対して判定を行ってもよい。
図8は、ピークとなった点601を基準とした範囲aに含まれる座標P11と、隣接する座標P12との静電容量の差が、閾値Ta以下の場合を例示した図である。図8に示される例では、座標P11と座標P12との静電容量の差d1が閾値Ta以下となる。本実施形態の判定部203は、ピークとなった点601を基準とした範囲aに含まれる座標のうち、隣接する座標との静電容量の差が閾値Taを超えた座標の数が、所定の数より少ない場合には、ノイズによるものと判定する。これにより、ピークとなった点601は、ノイズによるものと判定される。
図9は、ピークとなった点602を基準とした範囲aに含まれる座標P21と、隣接する座標P22との静電容量の差d2が、閾値Taより大きい場合を例示した図である。図9に示される例では、座標P21と座標P22との静電容量の差が閾値Taより大きくなる。本実施形態の判定部203は、ピークとなった座標を基準とした範囲aにおいて、隣接する座標との静電容量との差が、閾値Ta以上となった座標の数が、所定の数以上の場合に、ユーザによるタッチと判定する。これにより、判定部203は、ピークとなった点602がユーザによるタッチと判定する。
なお、所定の数については、実施の態様に応じて適切な値が設定されるものとする。本実施形態は、所定の数を制限するものではなく、1以上の自然数であればよい。これによって、さらにノイズの影響を抑止して、タッチの検出精度を向上させることができる。また、本実施形態は、座標の数が所定の数以上となった場合にユーザのタッチと判定する例について説明した。しかしながら、本実施形態は、隣接する座標との静電容量の差が閾値Taを超えた座標の数が、所定の数以上となった場合に制限するものではなく、所定の条件を満たしていればよい。所定の条件としては、例えば、範囲aにおける、隣接する座標との静電容量の差が閾値Taを超えた座標の数の割合等であってもよい。
本実施形態の範囲aは、実施態様に応じて適切な範囲が設定されるものとする。例えば、範囲aは、ユーザの指でタッチパネル101が押下された場合に、当該指の大きさで、静電容量の差が生じると推測される範囲に基づいて、範囲aを定めてもよい。
次に、タッチパネル用コントローラ102におけるタッチの検出処理について説明する。図10は、本実施形態のタッチパネル用コントローラ102におけるタッチの検出処理を示したフローチャートである。
タッチパネル用コントローラ102の取得部201は、タッチパネル101(位置検出装置)から、静電容量を示した信号を取得する(S1001)。
フィルタリング部202は、取得部201が取得した表示領域の座標毎の静電容量のうち、座標の遷移に応じた静電容量の変化に対して平滑化処理を行う(S1002)。
次に、判定部203は、平滑化処理された静電容量の変化を示す信号に閾値T以上のピークとなる座標が存在するか否かを判定する(S1003)。判定部203は、閾値T以上のピークとなる座標が存在しない場合(S1003:No)、処理を終了する。
一方、判定部203は、閾値T以上のピークとなる座標が存在する場合(S1003:Yes)、ピークとなった座標を基準とした範囲a内に含まれる座標毎に、当該座標の静電容量と隣接する座標の静電容量との差が閾値Ta以上となる座標の個数を算出する(S1003)。
そして、判定部203は、算出した座標の数が、所定の数以上か否かを判定する(S1004)。判定部203は、算出した座標の数が、所定の数以上ではない、換言すれば所定の数より少ないと判定した場合(S1004:No)、ピークとなった座標はノイズによると判定し(S1005)、処理を終了する。
一方、判定部203は、算出した座標の数が、所定の数以上であると判定した場合(S1004:Yes)、ピークとなった座標はタッチによると判定し(S1006)、制御部103にタッチされた座標を示す情報を出力する(S1007)。
本実施形態においては、上述した処理手順で処理を行うことで、隣接する座標との静電容量の差を考慮して、タッチか否かを判定することで、ユーザによるタッチの検出精度を向上させることができる。
なお、本実施形態においては、ピークとなった座標を基準とした範囲aにおいて、隣接する座標との静電容量の差が閾値Ta以上か否かを判定する例について説明した。しかしながら、本実施形態は、ピークとなった座標を基準とした範囲aについて判定する手法に制限するものではなく、ピークとなった座標を検出しなくともよい。例えば、取得部201が取得した、静電容量を示した信号において、所定の領域ごとに、当該領域に含まれる隣接する座標との静電容量の差が閾値Ta以上となる座標の数を算出し、当該座標の数が所定の数を超えた場合に、当該所定の領域でタッチされたと判定してもよい。
本実施形態においては、上述した構成を備えることで、隣接する座標との静電容量の差を考慮して、タッチか否かを判定できるので、ユーザによるタッチの検出精度を向上させることができる。
また、本実施形態においては、ピークとなった座標を基準とした範囲aに含まれる座標について、当該座標の静電容量と隣接する座標の静電容量との差が、閾値Ta以上か否かに基づいて、表示領域をタッチされたか否かを判定することで、ピークとなった座標がノイズか否かを判定できるため、タッチの検出精度を向上させることができる。
また、本実施形態においては、範囲a内における、静電容量の差が閾値Ta以上となった座標の個数が、所定の数以上となった場合に、表示領域をタッチされたと判定することとした。これにより、隣接する座標との静電容量の差が閾値Ta以上となった座標がノイズによって少し生じた場合でも、ユーザによるタッチはなかったと判定できる。
また、本実施形態においては、フィルタリング部202によって平滑化処理を行うことで、図5に示したような高周波ノイズによる、隣接する座標間の静電容量の差が閾値Ta以上となることを抑止できるので、タッチの検出精度を向上させることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100 タッチパネル装置
101 タッチパネル
102 タッチパネル用コントローラ
103 制御部
104 液晶パネル
201 取得部
202 フィルタリング部
203 判定部
本発明の第1態様に係る情報処理装置は、
表示装置の表示領域に設けられた位置検出装置から、当該表示領域の座標毎の静電容量を取得する取得部と、取得部が取得した表示領域の座標毎の静電容量のうち、座標の遷移に応じた静電容量の変化に対する平滑化処理を行うフィルタリング処理部と、平滑化処理された第1の座標の静電容量と、当該第1の座標に隣接する、平滑化処理された第2の座標の静電容量との差が、第1の閾値以上か否かに基づいて、表示領域がタッチされたか否かを判定する判定部と、を備える。
また、本発明の第1態様に係る情報処理装置においては、判定部は、第3の座標における静電容量が、第2の閾値以上と判定された場合に、当該第3の座標を基準とした第1の範囲内に含まれる第1の座標について、当該第1の座標の静電容量と隣接する第2の座標の静電容量との差が、第1の閾値以上か否かに基づいて、表示領域をタッチされたか否かを判定する。
本発明の第2態様に係るタッチパネル装置は、表示装置と、当該表示装置の表示領域に設けられた位置検出装置と、前記位置検出装置から、当該表示領域の座標毎の静電容量を取得する取得部と、前記取得部が取得した前記表示領域の座標毎の前記静電容量のうち、座標の遷移に応じた前記静電容量の変化に対する平滑化処理を行うフィルタリング処理部と、平滑化処理された第1の座標の静電容量と、当該第1の座標に隣接する、平滑化処理された第2の座標の静電容量との差が、第1の閾値以上か否かに基づいて、前記表示領域がタッチされたか否かを判定する判定部と、を備える。
本発明の第3態様に係るプログラムは、表示装置の表示領域に設けられた位置検出装置から、当該表示領域の座標毎の静電容量を取得する取得ステップと、取得ステップが取得した表示領域の座標毎の静電容量のうち、座標の遷移に応じた静電容量の変化に対する平滑化処理を行うフィルタリング処理ステップと、第1の座標の静電容量と、当該第1の座標に隣接する第2の座標の静電容量との差が、第1の閾値以上か否かに基づいて、表示領域がタッチされたか否かを判定する判定ステップと、をコンピュータに実行させる。

Claims (6)

  1. 表示装置の表示領域に設けられた位置検出装置から、当該表示領域の座標毎に押下された場合に変化する押下値を取得する取得部と、
    第1の座標の押下値と、当該第1の座標に隣接する第2の座標の押下値との差が、第1の閾値以上か否かに基づいて、前記表示領域がタッチされたか否かを判定する判定部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記判定部は、第3の座標における押下値が、第2の閾値以上と判定された場合に、当該第3の座標を基準とした第1の範囲内に含まれる前記第1の座標について、当該第1の座標の押下値と隣接する第2の座標の押下値との差が、前記第1の閾値以上か否かに基づいて、前記表示領域をタッチされたか否かを判定する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記判定部は、前記第1の範囲内における、前記差が前記第1の閾値以上となった前記第1の座標の個数が、所定の条件を満たした場合に、前記表示領域をタッチされたと判定する、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記取得部が取得した前記表示領域の座標毎の前記押下値のうち、座標の遷移に応じた前記押下値の変化に対する平滑化処理を行うフィルタリング処理部を、
    さらに備え、
    前記判定部は平滑化処理された前記押下値に基づいて前記表示領域がタッチされたか否かを判定する請求項1乃至3のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  5. 表示装置と、
    当該表示装置の表示領域に設けられた位置検出装置と、
    前記位置検出装置から、当該表示領域の座標毎に押下された場合に変化する押下値を取得する取得部と、
    第1の座標の押下値と、当該第1の座標に隣接する第2の座標の押下値との差が、第1の閾値以上か否かに基づいて、前記表示領域がタッチされたか否かを判定する判定部と、
    を備えるタッチパネル装置。
  6. 表示装置の表示領域に設けられた位置検出装置から、当該表示領域の座標毎に押下された場合に変化する押下値を取得する取得ステップと、
    第1の座標の押下値と、当該第1の座標に隣接する第2の座標の押下値との差が、第1の閾値以上か否かに基づいて、前記表示領域がタッチされたか否かを判定する判定ステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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