JP2020178912A - Cooking appliance - Google Patents
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Abstract
Description
本開示は、加熱調理器に関する。 The present disclosure relates to a cooker.
特許文献1には、加熱調理器が開示されている。加熱調理器は、グリル室内に配置されたグリル皿を電磁誘導加熱によって加熱することでグリル調理を行う加熱手段を備えている。加熱調理器は、加熱手段の出力によりグリル室内にグリル皿が配置されているか否かを検知し、グリル調理中にグリル室内にグリル皿がないことを検知した場合、加熱手段の駆動を一時的に停止する。
上述した加熱調理器の利用者は、グリル調理中において、グリル室を開閉するグリル扉を開くことで、グリル室内のグリル皿を取り出すことができる。ところで、グリル調理中にグリル扉が開いたときには、グリル室が外部に開放されるため、グリル室内の温度が低下する。このため、グリル扉を閉じてグリル調理を再開した場合に、適切なグリル調理を行うことが難しいという課題がある。 The user of the above-mentioned cooking cooker can take out the grill plate in the grill chamber by opening the grill door that opens and closes the grill chamber during grill cooking. By the way, when the grill door is opened during grill cooking, the grill chamber is opened to the outside, so that the temperature inside the grill chamber drops. Therefore, there is a problem that it is difficult to perform proper grill cooking when the grill door is closed and grill cooking is restarted.
本開示は上記事由に鑑みてなされており、自動調理運転中において加熱室の開口部を開閉する扉が一時的に開いた場合にも、適切に調理を行うことができる加熱調理器を提供することを目的とする。 The present disclosure has been made in view of the above reasons, and provides a cooking cooker capable of appropriately cooking even when the door for opening and closing the opening of the heating chamber is temporarily opened during the automatic cooking operation. The purpose is.
本開示の一態様に係る加熱調理器は、開口部を有する加熱室と、前記加熱室に配置された調理容器を加熱する加熱部と、前記開口部を開閉する扉と、前記扉の開閉状態を検知する開閉検知部と、前記調理容器の温度を検知するための温度検知部と、前記加熱部を制御して自動調理運転を実行する制御部とを備える。前記制御部は、前記自動調理運転中において前記開閉検知部によって前記扉が開いたことを検知した際に、前記自動調理運転を一時停止すると共に前記温度検知部によって当該自動調理運転の一時停止時における前記調理容器の温度である開扉時温度を検知し、この後、前記開閉検知部によって前記扉が閉じたことを検知した場合に、前記温度検知部によって検知した温度が前記開扉時温度になるまで前記加熱部によって前記調理容器を加熱する復帰運転を実行し、この復帰運転の後に前記自動調理運転を再開する。 The cooking cooker according to one aspect of the present disclosure includes a heating chamber having an opening, a heating portion for heating a cooking container arranged in the heating chamber, a door for opening and closing the opening, and an open / closed state of the door. It is provided with an open / close detection unit for detecting the above, a temperature detection unit for detecting the temperature of the cooking container, and a control unit for controlling the heating unit to execute an automatic cooking operation. When the control unit detects that the door has been opened by the open / close detection unit during the automatic cooking operation, the control unit suspends the automatic cooking operation and the temperature detection unit temporarily stops the automatic cooking operation. When the temperature at the time of opening the door, which is the temperature of the cooking container in the above, is detected, and then when the opening / closing detection unit detects that the door is closed, the temperature detected by the temperature detecting unit is the temperature at the time of opening the door. A return operation of heating the cooking container by the heating unit is executed until the temperature becomes equal to, and after this return operation, the automatic cooking operation is restarted.
前記一態様に係る加熱調理器は、自動調理運転中において加熱室の開口部を開閉する扉が一時的に開いた場合にも、適切に調理を行うことができる。 The cooking cooker according to the above aspect can appropriately cook even when the door for opening and closing the opening of the heating chamber is temporarily opened during the automatic cooking operation.
(1)実施形態
図1に示す本実施形態の加熱調理器1は、グリル付ガスこんろであって、詳しくはキッチンカウンター(図示せず)に形成された孔に上方より挿入されて設置されるドロップインこんろである。
(1) Embodiment The
以下、加熱調理器1について、加熱調理器1の設置状態における方向を用いて説明する。具体的には、加熱調理器1から見て、設計上、利用者が位置する方向を前方と規定する。また、加熱調理器1を前方から見たときを基準にして、左右方向を規定する。
Hereinafter, the
加熱調理器1は、ケーシング10、複数のこんろバーナー11及び天板12を備えている。ケーシング10は、上方に開口した箱状に形成されている。ケーシング10の内部には、複数のこんろバーナー11が設置されている。天板12はケーシング10上に設置されている。天板12はケーシング10の上面を覆っている。複数のこんろバーナー11の各々は、天板12に形成された孔を通って天板12の上方に突出している。
The
加熱調理器1は、複数のこんろ用操作部13を更に備えている。複数のこんろ用操作部13は、複数のこんろバーナー11にそれぞれ一対一で対応している。利用者は、各こんろ用操作部13を操作することで、対応するこんろバーナー11の点火と消火の切換え及び火力の変更を行うことができる。
The
加熱調理器1は、グリル調理を行うための加熱室2を更に備えている。加熱室2は、ケーシング10と天板12とで囲まれている。図2及び図3に示すように、加熱室2は、箱状に形成されている。加熱室2は、底部20、左右の側壁21,22、後壁23及び天井部24を有している。
The
図3に示すように、加熱室2の前面には、開口部25が形成されている。加熱室2の内側には、底部20、左右の側壁21,22(図2参照)、後壁23及び天井部24で囲まれた加熱空間26が形成されている。加熱室2内の加熱空間26は、開口部25を通じてケーシング10(図1参照)の前方に開放される。
As shown in FIG. 3, an
図1に示すように、加熱調理器1は、開口部25を開閉する扉14と、扉14を支持した支持機構15(図2参照)とを更に有している。支持機構15は、加熱室2に設置されており、扉14を前後方向に移動可能に支持している。支持機構15は、例えば、左右一対のスライドレールで構成される。利用者は、扉14を前後方向に移動することで、加熱室2の開口部25を扉14によって開閉することができる。
As shown in FIG. 1, the
加熱調理器1は、調理容器4を更に備えている。調理容器4は、金属製である。調理容器4は、上方に開口した容器状に形成されている。図3に示すように、調理容器4は、底部40と、底部40の周縁から上方に向かって突出した周壁部41とを有している。
The
加熱調理器1は、調理容器4を支持する支持枠16を更に備えている。調理容器4は、支持枠16に対して着脱可能に取り付けられている。支持枠16は、調理容器4を下方から支持している。支持枠16は、例えば、金属製の線材から形成される。
The
支持枠16の前端部は、扉14に対して着脱可能に連結されている。調理容器4が支持枠16に支持され、かつ、支持枠16が扉14に連結された状態において、支持枠16及び調理容器4は、扉14と連動して前後方向に移動する。
The front end portion of the
利用者は、扉14を前後方向に移動して、調理容器4を前後方向に移動することで、調理容器4を加熱室2に対して開口部25から出し入れすることができる。つまり、調理容器4は、前後方向に移動することで、加熱室2に対して出納可能である。
By moving the
調理容器4が支持枠16に支持され、かつ、支持枠16が扉14に連結された状態において、扉14が開口部25を閉じる閉位置に配置されたとき、支持枠16及び調理容器4は、加熱室2内の所定位置に配置される。利用者は、閉位置に配された扉14を前方に動かして開くことで、支持枠16及び調理容器4を、加熱室2の開口部25よりも前方に配置することができる。
When the
加熱調理器1は、加熱部3を更に有している。加熱部3は、加熱室2に配置された調理容器4及びこの調理容器4内に配置された調理対象物を加熱する。グリル調理の際には、調理容器4及び調理容器4に配置された調理対象物が、加熱部3によって加熱される。
The
本実施形態の加熱部3は、複数のバーナー30,31を有している。具体的に加熱部3は、複数のバーナー30,31として、上バーナー30及び下バーナー31を有している。なお、加熱部3は、上バーナー30及び下バーナー31のうち、上バーナー30のみを有してもよいし、下バーナー31のみを有してもよい。上バーナー30及び下バーナー31の各々は、ブンゼンバーナーである。上バーナー30は、加熱室2の上部(詳しくは天井部24)に取り付けられている。上バーナー30は、加熱室2内の所定位置に配置された調理容器4の上方に位置し、調理容器4及び調理容器4の内容物を上側から加熱する。
The
下バーナー31は、加熱室2の下部(詳しくは底部20)に設置されている。下バーナー31は、加熱室2内の所定位置に配置された調理容器4の下方に位置し、調理容器4及び調理容器4に配置された内容物を下側から加熱する。本実施形態の下バーナー31は、調理容器4が加熱室2内の所定位置に配置された状態において、調理容器4の底部40の中央部の下方に位置する。このため、下バーナー31で生じた炎は、調理容器4の底部40の中央部に当たる。
The
加熱部3は、図4に示すガス供給路32を更に有している。ガス供給路32は、上バーナー30及び下バーナー31に都市ガス等の燃料ガスを供給する。本実施形態のガス供給路32は、主流路320と、主流路320から分岐した一対の副流路321,322とを有している。主流路320には、燃料ガスが供給される。一対の副流路321,322のうちの一方は、上バーナー30に通じる上バーナー用流路321であり、他方は下バーナー31に通じる下バーナー用流路322である。
The
加熱部3は、加熱部3の単位時間当たりの加熱量を変更する加熱量変更部33を更に有している。本開示における加熱部3の単位時間当たりの加熱量とは、加熱部3から単位時間当たりに発生する熱量である。以下、加熱部3の単位時間当たりの加熱量を、単に加熱量という。
The
本実施形態の加熱量変更部33は、上バーナー30の火力及び下バーナー31の火力を変更することで、加熱部3の加熱量を変更する。加熱量変更部33は、上バーナー用点火プラグ330、上バーナー用火力調節部331、下バーナー用点火プラグ332及び下バーナー用火力調節部333を有している。
The heating
上バーナー30には、上バーナー30を点火するための上バーナー用点火プラグ330が設置されている。下バーナー31には、下バーナー31を点火するための下バーナー用点火プラグ332が設置されている。
The
ガス供給路32から上バーナー30に燃料ガスが供給されている状態で、上バーナー用点火プラグ330が作動してスパークが生じることにより、上バーナー30は点火する。ガス供給路32から下バーナー31に燃料ガスが供給されている状態で、下バーナー用点火プラグ332が作動してスパークが生じることにより、下バーナー31は点火する。
While the fuel gas is being supplied from the
上バーナー用火力調節部331は、上バーナー用流路321に設けられた、電磁弁331a及び電磁弁331bを有している。上バーナー用流路321において、電磁弁331bは、電磁弁331aよりも下流側に設けられている。ガス供給路32は、上バーナー用流路321において、電磁弁331aよりも下流側でかつ電磁弁331bよりも上流側の箇所と、電磁弁331bよりも下流側の箇所とを接続するバイパス路323を更に有している。バイパス路323の一部は、上バーナー用流路321よりも流路断面積が小さい流路324である。
The upper burner thermal
上バーナー30の火力は、電磁弁331a及び電磁弁331bの各々を開閉することによって調節される。電磁弁331aが開き、かつ、電磁弁331bが開いた状態では、主流路320から上バーナー用流路321に供給された燃料ガスは、電磁弁331bと流路324との両者を通過して上バーナー30に供給される。この場合、上バーナー30の火力は、「強」になる。電磁弁331aが開き、かつ、電磁弁331bが閉じた状態では、主流路320から上バーナー用流路321に供給された燃料ガスは、電磁弁331b及び流路324のうちの流路324のみを通過して上バーナー30に供給される。この場合、上バーナー30に供給される燃料ガスの流量は、電磁弁331bが開いた状態にあるときよりも少なくなり、上バーナー30の火力は、「弱」になる。電磁弁331aが閉じた状態では、上バーナー30には燃料ガスが供給されず、上バーナー30は消火状態となる。
The thermal power of the
本実施形態の下バーナー用火力調節部333は、下バーナー用流路322に設けられた、電磁弁333a及び電磁弁333bを有している。下バーナー用流路322において、電磁弁333bは、電磁弁333aよりも下流側に設けられている。ガス供給路32は、下バーナー用流路322において、電磁弁333aよりも下流側でかつ電磁弁333bよりも上流側の箇所と、電磁弁333bよりも下流側の箇所とを接続するバイパス路325を更に有している。バイパス路325の一部は、下バーナー用流路322よりも流路断面積が小さい流路326である。
The lower burner thermal
下バーナー31の火力は、電磁弁333a及び電磁弁333bの各々を開閉することによって調節される。電磁弁333aが開き、かつ、電磁弁333bが開いた状態では、主流路320から下バーナー用流路322に供給された燃料ガスは、電磁弁333bと流路326との両者を通過して下バーナー31に供給される。この場合、下バーナー31の火力は、「強」になる。電磁弁333aが開き、かつ、電磁弁333bが閉じた状態では、主流路320から下バーナー用流路322に供給された燃料ガスは、電磁弁333b及び流路326のうちの流路326のみを通過して下バーナー31に供給される。この場合、下バーナー31に供給される燃料ガスの流量は、電磁弁333bが開いた状態にあるときよりも少なくなり、下バーナー31の火力は、「弱」になる。電磁弁333aが閉じた状態では、下バーナー31には燃料ガスが供給されず、下バーナー31は消火状態となる。
The thermal power of the
なお、上バーナー用火力調節部331は、電磁弁331a及び電磁弁331bに限られない。例えば、上バーナー用火力調節部331は、上バーナー用流路321に設けられた流量制御弁等であってもよい。また、下バーナー用火力調節部333は、電磁弁333a及び電磁弁333bに限られない。例えば、下バーナー用火力調節部333は、下バーナー用流路322に設けられた流量制御弁等であってもよい。
The thermal
本実施形態の加熱調理器1は、利用者によって操作される操作部として、図1に示すグリル用操作部5を備えている。利用者は、グリル用操作部5を操作することにより、自動調理運転の設定と実行を行うことができる。
The
グリル用操作部5は、第1操作部51を有している。第1操作部51は、ケーシング10の前面に移動可能に設けられたカンガルーポケット方式の操作部である。第1操作部51は、不使用時にはケーシング10内に配置され、使用時には図1に示すようにケーシング10から前方に突出した位置に配置される。
The
第1操作部51は、操作パネル50を有している。操作パネル50は、第1操作部51の上面を構成している。操作パネル50は、第1操作部51がケーシング10から前方に突出した位置に配置されたときにのみ露出して、操作可能になる。
The
図5に示すように、第1操作部51は、自動調理運転の設定を行うために用いられる。本実施形態の第1操作部51は、複数のスイッチ500を有している。利用者は、複数のスイッチ500を操作して、調理容器4に配置される調理対象物に応じた自動調理運転の設定を行うことができる。
As shown in FIG. 5, the
自動調理運転の設定では、鶏、パン等の食材の種類の違い、切り身、姿焼き等の食材の状態の違い、調理方法、火加減等に応じて設定された複数の調理メニューの中から選択された任意の調理メニューが設定される。自動調理運転は、調理対象物が収容された調理容器4が加熱室2に配置された状態で行われる。
In the automatic cooking operation setting, select from multiple cooking menus set according to the difference in the type of ingredients such as chicken and bread, the difference in the state of ingredients such as fillets and grilled figures, the cooking method, and the degree of heating. Any cooked menu is set. The automatic cooking operation is performed in a state where the
グリル用操作部5は、図1に示す第2操作部52を更に有している。本実施形態の第2操作部52は、押し釦スイッチである。第2操作部52は、第1操作部51の操作により設定された調理メニューに基づく自動調理運転を実行するために用いられる。利用者は、第2操作部52を操作することで、第1操作部51の操作により設定された調理メニューに基づく自動調理運転を実行することができる。
The
図3に示すように、加熱調理器1は、温度検知部27を更に備えている。温度検知部27は、加熱室2に配置された調理容器4の温度を検知する。自動調理運転では、温度検知部27で検知した調理容器4の温度に基づいて、加熱部3が制御される。本実施形態の温度検知部27は、平面視において下バーナー31の中央部に設置された温度センサーであり、加熱室2内の所定位置に配置された調理容器4の下方に位置している。
As shown in FIG. 3, the
加熱室2内の所定位置に調理容器4が配されたとき、温度検知部27は、調理容器4の底部40の中央部の下面に接触する。これにより、調理容器4の底部40の温度が、温度検知部27によって検知可能になる。
When the
なお、温度検知部27は、調理容器4に接触するものに限られない。例えば、温度検知部27は、加熱室2内の温度、加熱室2から排出された気体の温度等を検知することで、調理容器4の温度と相関する情報を検知するものであってもよい。本開示では、このように調理容器4の温度と相関する情報を検知することも、調理容器4の温度を検知することに含まれる。
The
図6に示すように、加熱調理器1は、制御部60を更に備えている。制御部60は、例えば、マイクロコンピューターで構成される。制御部60は、上バーナー用点火プラグ330、上バーナー用火力調節部331(電磁弁331a,331b)、下バーナー用点火プラグ332及び下バーナー用火力調節部333(電磁弁333a,333b)に、電気的に接続されている。制御部60は、温度検知部27及びグリル用操作部5にも、電気的に接続されている。
As shown in FIG. 6, the
制御部60は、利用者により第1操作部51(図5参照)が操作されて自動調理運転の設定がなされ、この後、利用者により第2操作部52(図1参照)が操作されて自動調理運転の開始の指令がなされたとき、自動調理運転を開始する。
In the
制御部60は、自動調理運転において、上述した自動調理運転の設定において設定された調理メニュー及び温度検知部27の検知結果に基づき、加熱量変更部33を制御し、調理容器4(図3参照)及び調理容器4に配置された調理対象物を加熱部3によって加熱する。
In the automatic cooking operation, the
自動調理運転では、図3に示す上バーナー30の消点火状態及び火力並びに下バーナー31の消点火状態及び火力が、設定された調理メニュー及び温度検知部27の検知結果に基づいて制御される。このため、加熱部3により、調理対象物を適切に加熱調理することができる。
In the automatic cooking operation, the extinguishing state and heating power of the
加熱調理器1は、扉14の開閉状態を検知する開閉検知部61を更に備えている。本実施形態の開閉検知部61は、加熱室2内の所定位置に配置された調理容器4を検知する容器検知部610で構成されている。
The
図3に示す本実施形態の容器検知部610は、接触センサーである。容器検知部610は、調理容器4に接触することで調理容器4を検知する。容器検知部610は加熱室2の後壁23に設けられており、加熱室2内に配置された調理容器4の後面に接触することで、調理容器4を検知する。
The
図3に示すように、調理容器4が支持枠16に支持され、かつ、支持枠16が扉14に連結された状態において扉14が閉じたとき、調理容器4の後端部は容器検知部610に前方から接触し、容器検知部610を後方に押す。これにより、調理容器4が加熱室2内の所定位置に配置され、扉14が閉じたことが検知される。
As shown in FIG. 3, when the
調理容器4が支持枠16に支持され、かつ、支持枠16が扉14に連結された状態における扉14が図1に示すように開いたとき、調理容器4は容器検知部610に接触しない。これにより、調理容器4が加熱室2内の所定位置に配置されず、扉14が開いたことが検知される。なお、開閉検知部61は、容器検知部610に限られず、例えば、扉14に接触することで扉14の開閉状態を検知するセンサー等であってもよい。
When the
加熱調理器1は、報知部62(図6参照)を更に備えている。報知部62は、図5に示す表示部53を有している。本実施形態の表示部53は、操作パネル50が有したディスプレイ装置であり、文字、数字及び記号等を表示可能である。なお、表示部53は、操作パネル50とは別にケーシング10、天板12等に設置されてもよい。また、表示部53は、単に光を発する電灯等であってもよい。
The
本実施形態の報知部62は、図6に示す発音部63を更に有している。発音部63は音を発する装置であり、例えば、ブザー、スピーカー等の発音装置である。報知部62は、例えば、ケーシング10、天板12等に設置される。
The
ところで、上述した自動調理運転中には、例えば、利用者が調理容器4内の調理対象物に食材、調味料等を追加したり、調理容器4に配置された調理対象物の焼け具合等を確認したりするにあたって、図1に示す扉14を開く場合がある。このように自動調理運転中に扉14が開いた場合、調理容器4の温度が低下する。このため、このように扉14が開いた後において、扉14を閉じて自動調理運転を再開したとしても、調理対象物が生焼けになる等、調理容器4及び調理対象物を適切に加熱できなくなる可能性がある。そこで、本実施形態の加熱調理器1は、以下に示す制御により、扉14が一時的に開いたときにも、調理容器4及び調理対象物を適切に加熱できるようにしてある。
By the way, during the above-mentioned automatic cooking operation, for example, the user adds ingredients, seasonings, etc. to the cooking object in the
図6に示す制御部60は、自動調理運転中において開閉検知部61によって扉14(図1参照)が開いたことを検知した際に、自動調理運転を一時停止すると共に温度検知部27によって調理容器4(図3参照)の温度である開扉時温度TO(図8参照)を検知する。制御部60は、このように自動調理運転を一時停止した後、開閉検知部61によって扉14が閉じたことを検知した場合に、復帰運転を実行する。制御部60は、復帰運転においては、温度検知部27によって検知した温度Tが開扉時温度TOになるまで加熱部3(図3参照)によって調理容器4を加熱する。制御部60は、このような復帰運転を実行した後に、自動調理運転を再開する。
When the
本実施形態の制御部60は、自動調理運転を一時停止した時点から復帰運転を開始する時点まで開扉運転を実行する。開扉運転では、制御部60は、加熱部3により所定加熱量で加熱室2内を加熱する。本実施形態の所定加熱量は、加熱部3の利用にあたって設定可能な加熱量における最小の加熱量である。このため、加熱調理器の利用によって用いるエネルギーの消費量を抑制しつつ、加熱室2内の温度低下を抑制することができる。
The
制御部60は、開扉運転中において、開閉検知部61によって扉14が閉じたことを検知した際、開扉運転を終了して復帰運転を開始する。すなわち、開扉運転中において利用者が扉14が閉じて加熱室2内に調理容器4を配置した際に、開扉運転が終了して復帰運転が開始する。
When the
復帰運転では、制御部60は、加熱部3により前記所定加熱量よりも大きい加熱量で調理容器4を加熱する。このため、調理容器4の温度は、自動調理運転の一時停止時における温度にまで速やかに加熱される。
In the return operation, the
本実施形態の制御部60は、自動調理運転の実行の指令がなされたとき、図7に示すフローチャートに従って、加熱部3を制御することにより、自動調理運転を実行する。図8は、開扉運転及び復帰運転を実行したときにおける、自動調理運転の開始から経過した時間tと、温度検知部27によって検知した温度Tとの関係を示したグラフである。
When a command to execute the automatic cooking operation is given, the
以下、図7に基づいて制御部60の制御について説明する。制御部60は、上述したように利用者によってグリル用操作部5が操作されて自動調理運転の開始の指令がなされたとき、ステップS1において自動調理運転を開始する。
Hereinafter, the control of the
本実施形態の自動調理運転では、制御部60は、温度検知部27によって検知した温度Tが所定温度TA未満であるときには、上バーナー30及び下バーナー31の各々火力が「強」となるように加熱量変更部33を制御する。また、制御部60は、自動調理運転において、温度検知部27によって検知した温度Tが所定温度TA以上であるときには、上バーナー30の火力が「強」となり、かつ、下バーナー31の火力が「弱」となるように、加熱量変更部33を制御する。なお、自動調理運転時における加熱部3の制御は、設定された調理メニューに応じて決定される。また、自動調理運転時における加熱部3の制御は、本実施形態の制御に制限されない。
In the automatic cooking operation of the present embodiment, the
また、自動調理運転中には、第1操作部51の表示部53により、自動調理運転の残り時間を表示する。この残り時間は、現時点から自動運転の終了予定時間までの時間であり、自動調理運転の開始時から自動調理運転の終了時まで継続的に表示される。なお、自動運転の終了予定時間は、例えば、グリル用操作部5によって設定された調理メニューに基づき、制御部60によって決定される。また、この終了予定時間は、自動調理運転毎に決定される。
Further, during the automatic cooking operation, the
制御部60は、図7に示すステップS1の処理に続いて、ステップS2の処理を実行する。ステップS2において、制御部60は、自動調理運転の終了条件が充足したか否かを判定する。本実施形態の自動調理運転の終了条件は、自動調理運転を実行した時間が所定時間以上になったこと、すなわち、自動調理運転の残り時間がなくなったことである。なお、自動調理運転を実行した時間は、開扉運転を実行した時間及び復帰運転を実行した時間を含まない。また、この自動調理運転の終了条件は、グリル用操作部5によって設定された調理メニューに基づいて自動調理運転毎に決定される。また、自動調理運転の終了条件は、自動調理運転を実行した時間が所定時間以上になったことに制限されない。例えば、自動調理運転の終了条件は、自動調理運転の実行時間が所定時間以上になり、かつ、温度検知部27によって検知した調理容器4の温度が所定温度以上になったことであってもよい。また、自動調理運転の終了条件は、温度検知部27によって検知した調理容器4の温度が複数回以上所定温度以上になったことであってもよい。
The
ステップS2において自動調理運転の終了条件を充足したとき、制御部60は、ステップS3において上バーナー30及び下バーナー31を消火状態として、自動調理運転を終了する。ステップS2において自動調理運転の終了条件を充足しなかったとき、制御部60は、ステップS4の処理を実行する。
When the end condition of the automatic cooking operation is satisfied in step S2, the
ステップS4において、制御部60は、開閉検知部61による扉14の開閉状態の検知を行い、扉14が開いた状態にあるか否かを判定する。ステップS4において、扉14が開いた状態にないこと(すなわち、閉じた状態であること)を検知した場合、制御部60は、ステップS5において一定時間待機した後、ステップS2の処理を実行する。
In step S4, the
ステップS4において、扉14が開いた状態であることを検知した場合、制御部60は、ステップS6において自動調理運転を一時停止し、開扉運転を開始する。制御部60は、この開扉運転の開始時に、加熱量変更部33を制御して、上バーナー30を消火状態とし、かつ、下バーナー31の火力を「弱」とする。本実施形態の開扉運転では、制御部60は、加熱部3の加熱量を変更しない。すなわち、制御部60は、開扉運転中、上バーナー30の消火状態を維持し、かつ、下バーナー31の火力を「弱」に維持する。なお、本実施形態の開扉運転では、上バーナー30を消火状態とするが、上バーナー30を点火状態としてもよい。また、本実施形態の開扉運転では、上バーナー30を消火状態し、かつ、下バーナー31を点火状態とするが、上バーナー30及び下バーナー31の両者を消火状態としてもよい。
When it is detected in step S4 that the
開扉運転中、制御部60は、自動調理運転の実行時間をカウントしない。また、開扉運転中、制御部60は、開扉運転中であること、すなわち、自動調理運転が一時停止中であって扉14が開いた状態であることを、報知部62によって利用者に報知する。この報知部62による報知は、表示部53による表示を自動調理運転中とは異なる表示にすること、及び発音部63によって発音することによって行われる。
During the door opening operation, the
表示部53は、例えば、自動調理運転の残り時間の表示を点滅表示とすることで、開扉運転中であることの報知を行う。この場合、制御部60は、表示部53により、例えば、自動調理運転の一時停止時における残り時間を自動調理運転の残り時間として表示する。また、発音部63は、例えば、所定時間毎に警報音を発することによって、開扉運転中であることの報知を行う。なお、報知部62による開扉運転中であることの報知は、利用者が開扉運転中であることが認識できればよく、本実施形態の態様に制限されない。
The
また、制御部60は、開扉運転の開始を行うステップS6の処理において、温度検知部27によって調理容器4の温度Tを検知し、この温度Tを開扉時温度TOとしてメモリ等に記憶する。すなわち、開扉時温度TOは、開扉運転の開始時における調理容器4の温度である。
Further, the
制御部60は、ステップS6に続いて、ステップS7の処理を実行する。ステップS7において制御部60は、開閉検知部61による扉14の開閉状態の検知を行い、扉14が閉じた状態にあるか否かを判定する。ステップS7において、扉14が閉じた状態にないこと(すなわち、開いた状態であること)を検知した場合、制御部60は、ステップS8において一定時間待機した後、ステップS7の処理を実行する。
The
ステップS7において、扉14が閉じた状態であることを検知した場合、制御部60は、ステップS9において、開扉運転を終了すると共に復帰運転を開始する。制御部60は、この復帰運転の開始時に加熱量変更部33を制御し、上バーナー30の消火状態を維持しつつ、下バーナー31の火力を「強」にする。本実施形態の復帰運転では、制御部60は、加熱部3の加熱量を変更しない。すなわち、制御部60は、復帰運転中、上バーナー30の消火状態を維持し、下バーナー31の火力を「強」に維持する。
When it is detected in step S7 that the
復帰運転中、制御部60は、復帰運転中であることを報知部62によって利用者に報知する。この報知部62による報知は、表示部53による表示を自動調理運転中及び開扉運転中とは異なる表示にすることによって行われる。表示部53は、例えば、復帰運転中であることを示す文字又は記号を表示することで、復帰運転中であることの報知を行う。なお、報知部62による復帰運転中であることの報知は、利用者が復帰運転中であることが認識できればよく、本実施形態の態様に制限されない。
During the return operation, the
制御部60は、ステップS9に続いて、ステップS10の処理を実行する。ステップS10において、制御部60は温度検知部27によって調理容器4の温度Tを検知し、この温度Tが、開扉時温度TO以上であるか否かを判定する。ステップS10において、温度検知部27によって検知した温度Tが開扉時温度TO以上でなければ(開扉時温度TO未満であれば)、制御部60は、ステップS11において一定時間待機した後、ステップS10の処理を実行する。
The
制御部60は、ステップS10において、温度検知部27によって検知した温度Tが開扉時温度TO以上であれば、ステップS12において復帰運転を終了すると共に、自動調理運転を再開する。
If the temperature T detected by the
制御部60は、自動調理運転を再開した時、自動調理運転の実行時間のカウントを再開する。再開後の自動調理運転の制御は、再開前の自動調理運転の制御と同じである。すなわち、制御部60は、温度検知部27によって検知した温度Tが所定温度TA未満であるときには、上バーナー30及び下バーナー31の各々の火力が「強」となり、所定温度TA以上であるときには、上バーナー30の火力が「強」となり、かつ、下バーナー31の火力が「弱」となるように、加熱量変更部33を制御する。
When the automatic cooking operation is restarted, the
制御部60は、ステップS12の処理に続いてステップS2の処理を実行する。すなわち、本実施形態では、再開した自動調理運転中において扉14が開いたときにも、開扉運転及び復帰運転を実行する。
The
上述したように、開扉運転の後に復帰運転を実行することで、自動調理運転の再開時における調理容器4の温度を、自動調理運転が一時停止した時点における調理容器4の温度(すなわち、開扉時温度TO)にすることができる。したがって、自動調理運転中において扉14が開いたにもかかわらず、調理対象物の生焼け等が生じ難くなり、自動調理運転による調理を適切に行うことができる。また、本実施形態の復帰運転では、上バーナー30及び下バーナー31のうち、下バーナー31のみを点火状態とし、上バーナー30は消火状態とする。このため、例えば、調理容器4に配置した調理対象物が上方に露出した状態で自動調理運転が行われた場合等において、調理対象物が復帰運転中に上バーナー30の炎で炙られることがなくなる。したがって、復帰運転を実行したときに、調理対象物が上バーナー30の炎によって必要以上に炙られることが抑制され、仕上がり良く調理することが可能になる。
As described above, by executing the return operation after the door opening operation, the temperature of the
なお、本実施形態の復帰運転における加熱部3の加熱量は一定であるが、温度検知部27の検知結果等に基づいて変更してもよい。例えば、制御部60は、復帰運転中、温度検知部27により検知した温度Tが開扉時温度TOよりも低い中間温度になる時点までは、加熱部3の加熱量を第1加熱量とし、温度Tが中間温度になった時点から開扉時温度TOになる時点までは、加熱部3の加熱量を第1加熱量よりも小さい第2加熱量としてもよい。例えば、第1加熱量は、上バーナー30を消火状態とし、かつ、下バーナー31の火力を「強」にしたときにおける加熱部3の加熱量とされ、第2加熱量は、上バーナー30を消火状態とし、かつ、下バーナー31の火力を「弱」にしたときにおける加熱部3の加熱量とされる。このように復帰運転中において加熱部3の加熱量を変更することで、復帰運転において調理容器4が必要以上に加熱されることを抑制でき、復帰運転の終了後(自動調理運転の再開後)に調理容器4の温度が、開扉時温度TOを超えて上昇することを抑制できる。
Although the heating amount of the
(2)態様
以上説明した、実施形態から明らかなように、第1の態様の加熱調理器(1)は、以下に示す構成を有する。加熱調理器(1)は、加熱室(2)、加熱部(3)、扉(14)、温度検知部(27)及び制御部(60)を備える。加熱室(2)は、開口部(25)を有する。加熱部(3)は、加熱室(2)に配置された調理容器(4)を加熱する。扉(14)は、開口部(25)を開閉する。開閉検知部(61)は、扉(14)の開閉状態を検知する。温度検知部(27)は、調理容器(4)の温度を検知する。制御部(60)は、加熱部(3)を制御して自動調理運転を実行する。制御部(60)は、自動調理運転中において開閉検知部(61)によって扉(14)が開いたことを検知した際に、自動調理運転を一時停止すると共に温度検知部(27)によって当該自動調理運転の一時停止時における調理容器(4)の温度である開扉時温度(TO)を検知する。この後、制御部(60)は、開閉検知部(61)によって扉(14)が閉じたことを検知した場合に、温度検知部(27)によって検知した温度Tが開扉時温度(TO)になるまで加熱部(3)によって調理容器(4)を加熱する復帰運転を実行する。制御部(60)は、この復帰運転の後に自動調理運転を再開する。
(2) Aspect As is clear from the embodiment described above, the cooking cooker (1) of the first aspect has the following configuration. The cooking cooker (1) includes a heating chamber (2), a heating unit (3), a door (14), a temperature detection unit (27), and a control unit (60). The heating chamber (2) has an opening (25). The heating unit (3) heats the cooking container (4) arranged in the heating chamber (2). The door (14) opens and closes the opening (25). The open / close detection unit (61) detects the open / closed state of the door (14). The temperature detection unit (27) detects the temperature of the cooking container (4). The control unit (60) controls the heating unit (3) to execute the automatic cooking operation. When the control unit (60) detects that the door (14) has been opened by the open / close detection unit (61) during the automatic cooking operation, the automatic cooking operation is temporarily stopped and the temperature detection unit (27) automatically stops the automatic cooking operation. The opening temperature (TO), which is the temperature of the cooking container (4) when the cooking operation is temporarily stopped, is detected. After that, when the control unit (60) detects that the door (14) is closed by the open / close detection unit (61), the temperature T detected by the temperature detection unit (27) is the door opening temperature (TO). The return operation of heating the cooking container (4) by the heating unit (3) is performed until the temperature becomes equal to. The control unit (60) restarts the automatic cooking operation after this return operation.
この態様によれば、自動調理運転中において扉(14)が開くことで温度が低下した調理容器(4)が、復帰運転によって扉(14)が開いた際の温度である開扉時温度(TO)になるまで加熱され、この後、自動調理運転が再開される。したがって、自動調理運転による調理を適切に行うことができる。 According to this aspect, the temperature of the cooking container (4) whose temperature has dropped due to the opening of the door (14) during the automatic cooking operation is the temperature at the time of opening the door (14) which is the temperature when the door (14) is opened by the return operation It is heated until it reaches TO), after which the automatic cooking operation is restarted. Therefore, cooking by the automatic cooking operation can be appropriately performed.
第2の態様の加熱調理器(1)は、第1の態様との組み合わせにより実現され得る。第2の態様の加熱調理器(1)は、以下に示す構成を有する。制御部(60)は、自動調理運転中において開閉検知部(61)によって扉(14)が開いたことを検知した後、加熱部(3)によって所定加熱量で加熱室(2)内を加熱する開扉運転を実行する。制御部(60)は、この開扉運転の後、開閉検知部(61)によって扉(14)が閉じたことを検知した場合に、開扉運転を終了して復帰運転を実行する。制御部(60)は、復帰運転中には、加熱部(3)により前記所定加熱量よりも大きい加熱量で調理容器(4)を加熱する。 The cooking device (1) of the second aspect can be realized in combination with the first aspect. The cooking device (1) of the second aspect has the following configuration. The control unit (60) detects that the door (14) has been opened by the open / close detection unit (61) during the automatic cooking operation, and then heats the inside of the heating chamber (2) with a predetermined heating amount by the heating unit (3). Perform door opening operation. After this door opening operation, when the control unit (60) detects that the door (14) is closed by the opening / closing detection unit (61), the control unit (60) ends the door opening operation and executes the return operation. During the return operation, the control unit (60) heats the cooking container (4) by the heating unit (3) with a heating amount larger than the predetermined heating amount.
この態様によれば、調理容器(4)は、開扉運転において、復帰運転中における加熱量よりも小さい所定加熱量で加熱される。このため、エネルギーの消費量を抑制しつつ、加熱室(2)内の温度低下を抑制することができる。また、復帰運転中には、加熱部(3)により前記所定加熱量よりも大きい加熱量で調理容器(4)が加熱される。このため、復帰運転では、調理容器(4)の温度を開扉時温度(TO)になるまで速やかに上昇させることができる。 According to this aspect, the cooking container (4) is heated by a predetermined heating amount smaller than the heating amount during the return operation in the door opening operation. Therefore, it is possible to suppress the temperature drop in the heating chamber (2) while suppressing the energy consumption. Further, during the return operation, the cooking container (4) is heated by the heating unit (3) with a heating amount larger than the predetermined heating amount. Therefore, in the return operation, the temperature of the cooking container (4) can be quickly raised to the temperature at the time of opening the door (TO).
第3の態様の加熱調理器(1)は、第1又は第2の態様との組み合わせにより実現され得る。第3の態様の加熱調理器(1)は、以下に示す構成を有する。加熱部(3)は、上バーナー(30)と下バーナー(31)とを有する。上バーナー(30)は、加熱室(2)に配置された調理容器(4)を上側から加熱する。下バーナー(31)は、加熱室(2)に配置された調理容器(4)を下側から加熱する。制御部(60)は、復帰運転において上バーナー(30)及び下バーナー(31)のうちの下バーナー(31)のみを点火状態とする。 The cooking utensil (1) of the third aspect can be realized in combination with the first or second aspect. The cooking device (1) of the third aspect has the following configuration. The heating unit (3) has an upper burner (30) and a lower burner (31). The upper burner (30) heats the cooking container (4) arranged in the heating chamber (2) from above. The lower burner (31) heats the cooking container (4) arranged in the heating chamber (2) from the lower side. The control unit (60) ignites only the lower burner (31) of the upper burner (30) and the lower burner (31) in the return operation.
この態様によれば、復帰運転中において、上バーナー(30)が消火状態になる。このため、復帰運転及び自動調理運転を実行したときに、調理対象物が上バーナー(30)の炎によって必要以上に炙られることが抑制され、仕上がり良く調理することが可能になる。 According to this aspect, the upper burner (30) is put into a fire extinguishing state during the return operation. Therefore, when the return operation and the automatic cooking operation are executed, it is possible to prevent the object to be cooked from being burned more than necessary by the flame of the upper burner (30), and it is possible to cook with a good finish.
第4の態様の加熱調理器(1)は、第1〜第3のいずれか一つの態様との組み合わせにより実現され得る。第4の態様の開閉検知部(61)は、加熱室(2)に配置された調理容器(4)を検知する容器検知部(610)である。 The cooking device (1) of the fourth aspect can be realized by the combination with any one of the first to third aspects. The open / close detection unit (61) of the fourth aspect is a container detection unit (610) that detects the cooking container (4) arranged in the heating chamber (2).
この態様によれば、開閉検知部(61)を、加熱室(2)に配置された調理容器(4)を検知する容器検知部(610)で構成することができる。 According to this aspect, the open / close detection unit (61) can be composed of a container detection unit (610) that detects the cooking container (4) arranged in the heating chamber (2).
第5の態様の加熱調理器(1)は、第1〜第4のいずれか一つの態様との組み合わせにより実現され得る。第5の態様の加熱調理器(1)は、以下に示す構成を有する。加熱調理器(1)は、報知部(62)を更に備える。制御部(60)は、自動調理運転の一時停止中に報知部(62)による報知を行う。 The cooking device (1) of the fifth aspect can be realized by the combination with any one of the first to fourth aspects. The cooking device (1) of the fifth aspect has the following configuration. The cooking cooker (1) further includes a notification unit (62). The control unit (60) gives a notification by the notification unit (62) during the temporary stop of the automatic cooking operation.
この態様によれば、利用者に対して、自動調理運転が一時停止した状態にあることを報知することができる。 According to this aspect, it is possible to notify the user that the automatic cooking operation is temporarily stopped.
1 加熱調理器
14 扉
2 加熱室
25 開口部
27 温度検知部
3 加熱部
30 上バーナー
31 下バーナー
4 調理容器
60 制御部
61 開閉検知部
610 容器検知部
62 報知部
TO 開扉時温度
1
Claims (5)
前記加熱室に配置された調理容器を加熱する加熱部と、
前記開口部を開閉する扉と、
前記扉の開閉状態を検知する開閉検知部と、
前記調理容器の温度を検知するための温度検知部と、
前記加熱部を制御して自動調理運転を実行する制御部とを備え、
前記制御部は、前記自動調理運転中において前記開閉検知部によって前記扉が開いたことを検知した際に、前記自動調理運転を一時停止すると共に前記温度検知部によって当該自動調理運転の一時停止時における前記調理容器の温度である開扉時温度を検知し、この後、前記開閉検知部によって前記扉が閉じたことを検知した場合に、前記温度検知部によって検知した温度が前記開扉時温度になるまで前記加熱部によって前記調理容器を加熱する復帰運転を実行し、この復帰運転の後に前記自動調理運転を再開する、
加熱調理器。 A heating chamber with an opening and
A heating unit that heats the cooking container arranged in the heating chamber,
A door that opens and closes the opening,
An open / close detection unit that detects the open / closed state of the door,
A temperature detection unit for detecting the temperature of the cooking container,
A control unit that controls the heating unit to execute an automatic cooking operation is provided.
When the control unit detects that the door has been opened by the open / close detection unit during the automatic cooking operation, the control unit suspends the automatic cooking operation and the temperature detection unit temporarily stops the automatic cooking operation. When the temperature at the time of opening the door, which is the temperature of the cooking container in the above, is detected, and then when the opening / closing detection unit detects that the door is closed, the temperature detected by the temperature detecting unit is the temperature at the time of opening the door. A return operation of heating the cooking container by the heating unit is executed until the temperature becomes equal to, and after the return operation, the automatic cooking operation is restarted.
Cooker.
請求項1に記載の加熱調理器。 The control unit detects that the door has been opened by the open / close detection unit during the automatic cooking operation, and then executes a door opening operation in which the heating unit heats the heating chamber with a predetermined heating amount. When the open / close detection unit detects that the door is closed, the door opening operation is terminated and the return operation is executed. During the return operation, the heating unit exceeds the predetermined heating amount. The cooking container is heated with a large amount of heating,
The cooking device according to claim 1.
前記加熱室に配置された前記調理容器を上側から加熱する上バーナーと、
前記加熱室に配置された前記調理容器を下側から加熱する下バーナーとを有し、
前記制御部は、前記復帰運転において前記上バーナー及び前記下バーナーのうちの下バーナーのみを点火状態とする、
請求項1又は請求項2に記載の加熱調理器。 The heating part
An upper burner that heats the cooking container arranged in the heating chamber from above, and
It has a lower burner that heats the cooking container arranged in the heating chamber from the lower side.
In the return operation, the control unit ignites only the lower burner of the upper burner and the lower burner.
The cooker according to claim 1 or 2.
請求項1〜3のいずれか1項に記載の加熱調理器。 The open / close detection unit is a container detection unit that detects the cooking container arranged in the heating chamber.
The cooking device according to any one of claims 1 to 3.
前記制御部は、前記自動調理運転の一時停止中に前記報知部による報知を行う、
請求項1〜4のいずれか1項に記載の加熱調理器。 Equipped with a notification unit
The control unit gives a notification by the notification unit during the temporary stop of the automatic cooking operation.
The cooking device according to any one of claims 1 to 4.
Priority Applications (1)
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JP2019084278A JP2020178912A (en) | 2019-04-25 | 2019-04-25 | Cooking appliance |
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