JP2020178215A - Image forming apparatus, control method of the image forming apparatus, and program - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラムに関し、特に検索機能を備えた画像形成装置に関するものである。 The present invention relates to an image forming apparatus, a control method of the image forming apparatus, and a program, and more particularly to an image forming apparatus having a search function.
近年、画像形成装置は様々な機能を備え、画像形成装置内にHDDなど大容量ストレージを持ち、ストレージ内にスキャンした文書を保存したり、あるいは、保存された文書をストレージから読み出してプリントしたりすることが可能になっている。また、画像形成装置内部のストレージだけでなく、ネットワーク上の外部のファイルサーバや、画像形成装置に接続したメモリメディアに対して、文書を保存したり、プリントしたりすることが行われている。
大容量のストレージに格納された大量のファイル、フォルダから所望のものに辿り着くためには、ユーザが深い階層のフォルダの構成を覚えて、それを画像形成装置のパネルを操作して、フォルダを辿る必要があり、ユーザにとっては手間となる。
また、フォルダ階層を正確に覚えておかないと、所望のファイル、フォルダに辿り着くことができない。そこで、画像形成装置のストレージを利用するアプリケーションで、検索機能を持つものがある。これにより、ユーザは、所望のファイル、フォルダの保管場所を正確に覚えておく必要がなく、また、深い階層を辿る必要がなくなる。
In recent years, an image forming apparatus has various functions, has a large-capacity storage such as an HDD in the image forming apparatus, and saves a scanned document in the storage, or reads a saved document from the storage and prints it. It is possible to do. Further, not only the storage inside the image forming apparatus but also an external file server on the network and a memory medium connected to the image forming apparatus are used to save or print a document.
In order to reach the desired one from a large number of files and folders stored in a large storage capacity, the user remembers the structure of the folders in a deep hierarchy and operates the panel of the image forming device to create the folders. It has to be traced, which is a hassle for the user.
Also, if you do not remember the folder hierarchy accurately, you will not be able to reach the desired files and folders. Therefore, there is an application that uses the storage of the image forming apparatus and has a search function. This eliminates the need for the user to remember exactly where the desired files and folders are stored and to go deeper into the hierarchy.
また、検索を利用するものとして、ユーザ毎に検索対象の階層と、検索条件を記憶し、ユーザと階層が合致したときに、キーワードの履歴を提示するものがある(特許文献1)。 Further, as a method of using the search, there is a method of storing the search target hierarchy and search conditions for each user and presenting the history of keywords when the user and the hierarchy match (Patent Document 1).
しかしながら、先行技術においては、検索条件をフォルダ単位で記憶するだけであり、複数のアプリケーション間で検索履歴を共有することができず、また異なるフォルダで別のフォルダの検索条件を利用できない。例えば、スキャンを実行するアプリケーションで、所望の格納先のフォルダを検索して、文書をストレージに保存する。その後、印刷を実行するアプリケーションで、当該文書の印刷を行う場合、当該文書に辿り着くためにスキャン時に利用したフォルダを思い出して、フォルダ階層を辿るか、再度、同じ検索を実行する必要がある。
画像形成装置のようなデバイスの小さい画面では、複数のアプリケーション間でコピー&ペーストを行うことが難しい。また、文書をスキャンして保存したあと、時間が経ってからその文書を印刷するなど、時間が空くケースもあり、以前に保存した文書のパスを忘れることがある。このように従来の画像形成装置にはユーザの利便性の向上において改善の余地があった。
本発明は、ユーザの利便性を高めた画像形成装置を提供することを目的とする。
However, in the prior art, the search conditions are only stored in folder units, the search history cannot be shared between a plurality of applications, and the search conditions of different folders cannot be used in different folders. For example, an application that performs a scan searches for a desired storage folder and saves the document in storage. After that, when printing the document in the application that executes printing, it is necessary to remember the folder used at the time of scanning to reach the document and follow the folder hierarchy or execute the same search again.
On the small screen of a device such as an image forming device, it is difficult to copy and paste between multiple applications. In addition, there are cases where the document is scanned and saved, and then the document is printed after a while, and the path of the previously saved document may be forgotten. As described above, the conventional image forming apparatus has room for improvement in improving the convenience of the user.
An object of the present invention is to provide an image forming apparatus with enhanced user convenience.
本発明の一実施形態の画像形成装置は、任意の機能の複数のアプリケーションのそれぞれを実行する実行手段と、前記複数のアプリケーションのいずれかで入力された検索条件を受け付ける受付手段と、前記受付手段で受け付けた検索条件に従って検索を実行する検索手段と、前記検索手段が実行した検索の検索条件を検索履歴として記録する記録手段と、前記記録手段に記録された前記検索履歴を前記複数のアプリケーションのうちの任意のアプリケーションで復元する第1復元手段と、を有することを特徴とする。 The image forming apparatus according to the embodiment of the present invention includes an execution means for executing each of a plurality of applications having an arbitrary function, a reception means for receiving search conditions input by any of the plurality of applications, and the reception means. A search means that executes a search according to the search conditions received in, a recording means that records the search conditions of the search executed by the search means as a search history, and the search history recorded in the recording means of the plurality of applications. It is characterized by having a first restoration means for restoring by any of the applications.
本発明によれば、ユーザの利便性を高めた画像形成装置を提供することができる。 According to the present invention, it is possible to provide an image forming apparatus with enhanced user convenience.
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。 Hereinafter, the best mode for carrying out the present invention will be described with reference to the drawings.
<第一の実施形態>
図1は、MFP(Multi Function Peripheral)101のハードウェア構成の一例を示す図である。図1は、本発明の第一の実施形態における説明のための一例を示したものであり、他の構成要素を含んだり、あるいは、本実施形態と同様の効果のある構成であったりしても構わないことは言うまでもない。
<First Embodiment>
FIG. 1 is a diagram showing an example of a hardware configuration of an MFP (Multi Function Peripheral) 101. FIG. 1 shows an example for explanation in the first embodiment of the present invention, and may include other components or may have a configuration having the same effect as that of the present embodiment. Needless to say, it doesn't matter.
システムバス110に対してCPU111、RAM112、ROM113、入力制御I/F114、表示制御I/F115、記憶装置I/F116、及び通信I/Fコントローラ117が接続されている。また、システムバス110に対しては、スキャナ121やプリンタ122も接続されている。システムバス110に接続される各部は、システムバス110を介して互いにデータのやり取りを行うことができるように構成されている。
The
CPU(Central Processing Unit)111は、各装置の制御やデータの計算・加工を行う装置である。RAM(Random Access Memory)112は、揮発性のメモリであり、CPU111の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。ROM(Read Only Memory)113は、不揮発性のメモリであり、画像データやその他のデータ、CPU111が動作するための各種プログラム等が、それぞれ所定の領域に格納されている。CPU111は、例えばROM113に格納されるプログラムに従い、RAM112をワークメモリとして用いて、MFP101の各部を制御する。尚、CPU111が動作するためのプログラムは、ROM113に格納されるのに限られず、記憶装置120に記憶されていてもよい。
The CPU (Central Processing Unit) 111 is a device that controls each device and calculates / processes data. The RAM (Random Access Memory) 112 is a volatile memory, and is used as a temporary storage area such as a main memory and a work area of the
入力制御I/F(Interface)114は、ユーザ操作を受け付け、操作に応じた制御信号を生成し、CPU111に供給する。例えば、入力制御I/F114は、ユーザ操作を受け付ける入力デバイスとして、不図示であるキーボードといった文字情報入力デバイスや数値などを直接入力するためのハードキー、あるいはタッチパネル118といったポインティングデバイス等と接続される。なお、タッチパネル118は、例えば平面的に構成された入力部に対して接触された位置に応じた座標情報が出力されるように構成された入力デバイスである。以下、本実施形態においては、タッチパネルでの操作で説明しているが、本発明はそれに限定されないことは言うまでもない。CPU111は、入力デバイスに対してなされたユーザ操作に応じて入力制御I/F114で生成され供給される制御信号に基づき、プログラムに従いMFP101の各部を制御する。これにより、ユーザ操作に応じた動作をMFP101に行わせることができる。
The input control I / F (Interface) 114 accepts a user operation, generates a control signal according to the operation, and supplies the control signal to the
表示制御I/F115は、ディスプレイ119に対して画像を表示させるための表示信号を出力する。例えば、CPU111は、プログラムに従い、生成した表示制御信号を表示制御I/F115に対して供給する。表示制御I/F115は、この表示制御信号に基づき表示信号を生成してディスプレイ119に対して出力する。例えば、表示制御I/F115は、CPU111が生成する表示制御信号に基づき、GUI(Graphical User Interface)を構成するGUI画面をディスプレイ119に表示させる。また、タッチパネル118は、ディスプレイ119と一体的に構成されていても良い。例えば、タッチパネル118は光の透過率がディスプレイ119の表示を妨げないように構成され、ディスプレイ119の表示面の上層に取り付けられる。そして、タッチパネル118における入力座標と、ディスプレイ119上の表示座標が対応付けられる。これにより、あたかもユーザがディスプレイ119上に表示された画面を直接的に操作可能であるかのようなGUIを構成することができる。
The display control I /
記憶装置I/F116には、例えばHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリなどの記憶装置120が接続されている。CPU111の制御に基づき、記憶装置120からのデータの読み出しや、記憶装置120に対するデータの書き込みが行われる。記憶装置120をRAM112やROM113の代わりに使用しても構わない。また、記憶装置I/F116に接続される記憶装置120は1台に限定されず、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリなどのメモリメディアを接続することも可能である。
A
通信I/Fコントローラ117は、CPU111の制御に基づき、例えばLAN(Local Area Network)やインターネット、有線、無線等の各種ネットワークに対する通信を行う。ネットワーク102には、PC(Personal Computer)や他のMFP、プリンタ、サーバ等、様々な装置がMFP101と通信可能に接続される。
The communication I /
スキャナ121は、CPU111の制御に基づき、原稿を読み取り、画像データを生成する。例えば、CPU111は、入力制御I/F114を介して入力されたユーザの指示により、スキャナ121に対してスキャン処理を実施させる。スキャナ121は、原稿台やADF(Auto Document Feeder)に置かれた原稿を読み取り、デジタルデータ化し、画像データを生成する。そして、スキャナ121は、生成した画像データを記憶装置I/F116を介して記憶装置120に格納する。格納先は、記憶装置120に限定されず、通信I/Fコントローラ117を介してネットワーク102に接続された外部のファイルサーバ等でも構わない。
The
プリンタ122は、CPU111の制御に基づき、記憶装置120に保存された画像データを印刷処理する。例えば、CPU111は、入力制御I/F114を介して入力されたユーザの指示や、通信I/Fコントローラ117を介して外部装置から入力されたコマンドの指示によりプリンタ122に対して印刷処理を実施させる。プリンタ122は、記憶装置120から画像データを読出し、印刷可能なデータ形式に変換し、紙原稿に印字する。画像データは、記憶装置120に限定されず、通信I/Fコントローラ117を介してネットワーク102に接続された外部のファイルサーバ等から読み出しても構わない。
The
本発明におけるMFP101のソフトウェアの構成について、図2を用いて説明する。なお、図2は、本発明の第一の実施形態における説明のための一例を示したものであり、他の構成要素を含んだり、あるいは、本実施形態と同様の効果のある構成であったりしても構わないことは言うまでもない。図2における各制御部は、例えばROM113に記憶されたプログラムが実行されることで実現される。このプログラムは起動時や機能利用時など必要に応じてRAM112へ展開される。各制御部はCPU111により制御される。
The software configuration of the
制御バス200には、表示操作制御部201、認証制御部202、検索制御部203、及び検索履歴制御部204などの各制御部が接続されている。制御バス200には、さらに、コピー制御部210、送信制御部211、FAX制御部212、文書保存制御部213、文書利用制御部214、及びタイムライン制御部220などの各制御部が接続されている。制御バス200は、CPU111の制御に基づき、各制御部間で受け渡す情報を、RAM112に一時的に格納して受け渡しする。受け渡しのための情報は、RAM112ではなく記憶装置120に保存しても良い。
Each control unit such as the display
また、MFP101には、コピー、スキャン、FAX(ファクシミリ)、BOXなどのひとつ以上の機能(以下、アプリケーション、もしくはアプリと呼ぶ)があり、それぞれのアプリケーション毎に制御部がある。なお、BOXとは、MFP101内の記憶領域や外部のファイルサーバなどに対して文書を保存したり、MFP101内の記憶領域や外部のファイルサーバなどに保存されている文書を印刷、プレビュー、編集などを行ったりする機能である。複数のアプリケーションのそれぞれは、任意の機能を実現する。
図2には、MFP101が有するアプリケーションの一例として、コピー制御部210、送信制御部211、FAX制御部212、文書保存制御部213、及び文書利用制御部214が示されている。当然ながら図2に記載のアプリケーション以外のMFP101の処理に関わるアプリケーションが存在し、MFP101がその制御部を有しても構わないのは言うまでもない。
文書のコピー機能を実行するものが、コピー制御部210である。文書をスキャンして外部に送信を行うものが送信制御部211である。本実施形態においては、送信制御部211は、「スキャンして送信」と言う名称のアプリケーションに相当する。また、FAX送受信の機能を提供するものがFAX制御部212である。前述のBOX機能において、各記憶装置に文書を保存する機能を実行するものが、文書保存制御部213である。本実施形態においては、文書保存制御部213は、「スキャンして保存」と言う名称のアプリケーションに相当する。各記憶装置に保存されている文書の印刷、プレビュー、編集を実施するものが文書利用制御部214である。本実施形態においては、文書利用制御部214は、「保存ファイルの利用」と言う名称のアプリケーションに相当する。
Further, the
FIG. 2 shows a
The
表示操作制御部201は、CPU111の制御に基づき、入力制御I/F114や表示制御I/F115を制御する。例えば、表示操作制御部201は、他の制御部からの指示に基づいて表示操作部115を介してディスプレイ119で表示を行ったり、入力制御I/F114を介してタッチパネル118にユーザが入力した情報を取得したりすることを行う。なお、表示操作制御部201は、取得した情報を、必要に応じて制御バス200を介して各制御部へ通知する。
The display
以降の記述では、各制御部間で情報やデータを受け渡しする際は、制御バス200を経由しているものとする。 In the following description, it is assumed that information and data are passed between the control units via the control bus 200.
認証制御部202は、CPU111の制御に基づき、ユーザを識別するための認証処理を行い、MFP101の操作者がMFP101の正当なユーザか否かの判断を行う。認証処理を行って、正当なユーザの場合に画像形成装置(MFP101)の利用セッションを開始することをログインと呼ぶ。また認証制御部202は、記憶装置120上のユーザ情報を格納した不図示の認証情報が格納されたユーザ情報データベースを制御する。MFP101内部のユーザ情報データベースだけでなく、認証制御部202が、通信I/Fコントローラ117を介して、外部の認証サーバに接続し、外部の認証サーバの認証結果を利用するようにしても構わない。外部の認証サーバとの認証情報のやり取りは、公知の技術を用いて行う。また、ユーザがMFP101を利用し終わった後に、当該ユーザのセッションを終了することをログアウトと呼ぶ。
The
次に、検索制御部203について説明する。検索制御部203は、各アプリケーションの制御部から検索の指示が行われると、指定された検索条件(例えばアプリケーションでユーザが入力した検索条件)に従って、検索が行われる。検索制御部203は、記憶装置I/F116を利用して、記憶装置120に接続された記憶装置内や、通信I/Fコントローラ117を用いて、ネットワーク上のファイルサーバ内などの検索の実行を行う。また、検索制御部203が検索を実行すると、検索履歴制御部204に、検索条件について検索履歴として格納(記録)するように指示が行われる。検索履歴制御部204は、検索条件DB205に、指定された検索条件を履歴として保存を行う。検索の動作の詳細については、後述する。なお、検索制御部203は、本実施形態では独立した制御部として記載されているが、各アプリケーションの制御部に統合される形態でも構わない。
なお、検索履歴を保存した後、次回以降の検索における検索条件として、既に保存してある検索履歴のすべてまたは一部を利用可能なように読み出すことを検索履歴の復元と表現する。
Next, the
After saving the search history, reading all or part of the already saved search history so that it can be used as a search condition for the next and subsequent searches is expressed as restoration of the search history.
図2には、タイムライン制御部220とタイムライン履歴DB221についての記載があるが、これらは本実施形態では参照されないため、後述の第二の実施形態で説明する。
Although there is a description about the
図3は、MFP101の各機能を呼び出すためのメインメニュー画面の一例である。メインメニュー画面は、表示操作制御部201によってディスプレイ119に表示される。以下に説明する各画面も、特に断りのない限り、表示操作制御部201によってディスプレイ119に表示される。メインメニュー画面は、MFP101の電源投入時やリセット時等に表示される。メインメニュー画面には、MFP101に搭載された各アプリケーションを呼び出すためのボタンが表示されている。以下の説明において、ユーザによるボタンの押下や文字入力などの各入力は、タッチパネル118によって受け付けられる。
ボタン301は「コピー」アプリを利用するボタンである。CPU111は、ユーザによるボタン301の押下をタッチパネル118によって受け付けると、コピー制御部210を呼び出して実行する。
ボタン302は「FAX」アプリを利用するボタンである。CPU111は、ユーザによるボタン302の押下をタッチパネル118によって受け付けると、FAX制御部212を呼び出して実行する。
ボタン303は「スキャンして保存」アプリを利用するボタンである。CPU111は、ユーザによるボタン302の押下をタッチパネル118によって受け付けると、文書保存制御部213を呼び出して実行する。
ボタン304は「スキャンして送信」アプリを利用するボタンである。CPU111は、ユーザによるボタン302の押下をタッチパネル118によって受け付けると、送信制御部211を呼び出して実行する。
ボタン305は「保存ファイルの利用」アプリを利用するボタンである。CPU111は、ユーザによるボタン302の押下をタッチパネル118によって受け付けると、文書利用制御部214を呼び出して実行する。このようにして、メインメニューから各アプリケーションが実行される。
FIG. 3 is an example of a main menu screen for calling each function of the
図4Aは、「スキャンして保存」アプリを起動したときの画面の一例である。図4Aは、スキャンしたデータの保存先をユーザが選択して指定する画面の一例である。
ボタン401は、スキャンしたデータの保存先をMFP101のローカルのHDD等のストレージ領域に指定するボタンである。ボタン402は、スキャンしたデータの保存先をネットワーク上の外部のファイルサーバに指定するボタンである。ボタン403は、スキャンしたデータの保存先をMFP101に接続されたメモリメディアに指定するボタンである。
図4Bは、図4Aでボタン401が押下されてローカルが指定され、メインメニュー画面から、MFP101内のストレージ領域の「/share/123」のフォルダを表示する画面に遷移した例である。図4Bにおいて、表示操作制御部201は、領域410に、現在のフォルダのフォルダパスを表示する。図4Bにおいて、表示操作制御部201は、領域411に、現在のフォルダに含まれるファイルやフォルダを表示する。
入力フィールド412は、検索キーワード入力フィールドである。入力フィールド412には、検索に用いるキーワードがユーザによって入力される。入力フィールド412への入力はタッチパネル118によって受け付けられる。
プルダウン413は、検索対象プルダウンである。ユーザは、プルダウン413によって下層検索条件として「下層フォルダを含む」又は「下層フォルダを含まない」のいずれかを選択して入力する。「下層フォルダを含む」は、検索の実施が、現在のフォルダパスから再帰的にフォルダを辿って実施されることを意味する。「下層フォルダを含まない」は、検索の実施が、現在のフォルダパスに含まれるファイルに限定されることを意味する。
ボタン414は、上位階層へ戻るためのボタンである。CPU111は、図4Bでユーザによるボタン414の押下をタッチパネル118によって受け付ける。CPU111は、このボタン414の押下を受け付けると、現在表示しているフォルダ「/share/123」の上位階層のフォルダ「/share」に表示対象を移動させた画面を表示操作制御部201によって表示する。
ボタン415は、フォルダを作成するためのボタンである。CPU111は、ユーザによるボタン415の押下をタッチパネル118によって受け付けると、現在のフォルダパスに、新規にフォルダを生成する。
ボタン416は、検索実行ボタンである。CPU111は、ユーザによるボタン416の押下をタッチパネル118によって受け付けると、入力フィールド412に入力されたキーワードと、プルダウン413で指定された下層検索条件で、検索を実行する。
ボタン417は検索履歴ボタンである。CPU111は、ユーザによるボタン417の押下をタッチパネル118によって受け付けると、以前に実行した検索の履歴を表示する。検索履歴の詳細については後述する。
FIG. 4A is an example of a screen when the “scan and save” application is started. FIG. 4A is an example of a screen in which the user selects and specifies the save destination of the scanned data.
The
FIG. 4B is an example in which the
The
The pull-down 413 is a search target pull-down. The user selects and inputs either "includes lower layer folder" or "does not include lower layer folder" as the lower layer search condition by pull-
CPU111は、ユーザによるボタン416の押下をタッチパネル118によって受け付けると、文書保存制御部213に検索を指示する。文書保存制御部213は、指定された検索条件として、入力フィールド412に入力されたキーワード、プルダウン413で指定された下層検索条件、及び領域410に表示された現在のフォルダパスを検索制御部203に渡して、検索実行を依頼する。検索制御部203は、MFP101内のローカル記憶領域(HDD等)やMFP101に接続されたメモリメディアの検索であれば、記憶装置I/F116を介して、記憶装置120にアクセスして検索を行う。検索制御部203は、ファイルサーバなど外部のネットワーク上の記憶領域の検索であれば、通信I/Fコントローラ117を利用してネットワーク102上の記憶装置内の検索を行う。なお、検索技術については、公知のものであるため、説明は割愛する。
When the
検索制御部203は、検索が完了すると、検索履歴制御部204に対して、検索を実行した検索条件(キーワード、下層検索条件、及びフォルダパス)を渡して、検索履歴を保存するように指示する。検索履歴制御部204は、記憶装置I/F116を介して、MFP内のHDDなどの恒久的な記憶装置120内の検索条件DB205に、検索履歴を保存する。検索条件DB205に保存される内容の詳細については、後述する。
When the search is completed, the
図4Cは、検索を実行した後の検索結果を表示する画面例である。なお、図4Bと同一の内容については、図4Bと同じ番号を付与して、説明は省略する。CPU111は、指定された条件で検索してヒットしたファイル、及びフォルダを、表示操作制御部201によって領域420に表示する。ボタン421は、戻るボタンである。CPU111は、ユーザによるボタン421の押下をタッチパネル118によって受け付けると、表示操作制御部201によって、検索前の画面である図4Bの画面を表示する。図4Cにおいて、表示操作制御部201は、領域422に、検索が実行されたフォルダを表示する。なお、ユーザが、図4Cにおいて、入力フィールド412のキーワードの修正や、プルダウン413で指定された下層検索条件の変更をして、ボタン416を押下すると、検索制御部203は、新たに指定された検索条件で再検索を行う。なお、本実施形態では説明の簡単のために、検索にヒットしたファイル、フォルダのパスを表示していない。しかしながら、本発明は、検索条件として下層フォルダを探索の対象に含めている場合には、検索結果の画面において、検索にヒットしたファイル、フォルダのパスを表示するようにしてもよい。
FIG. 4C is an example of a screen for displaying the search result after executing the search. The same contents as those in FIG. 4B are given the same numbers as those in FIG. 4B, and the description thereof will be omitted. The
本実施形態では、フォルダパス、キーワード、及び下層検索条件を、検索条件としているが、本発明はこれに限らず他の検索条件でも構わないのは言うまでもない。例えば、キーワードを正規表現で入力したり、検索対象のファイル種別を指定したりしてもよく、また、キーワードも1つに限らず複数のキーワードを入力でき、検索条件をAND条件やOR条件を指定できるようにしてもよい。あるいは、下層検索条件において、下層までフォルダを辿る場合に、何階層までフォルダを辿るのかのレベルを指定出来てもよい。また、ファイル名やフォルダ名の検索だけでなく、ファイル内のテキストの検索を行う全文検索であっても構わないのは言うまでもない。 In the present embodiment, the folder path, the keyword, and the lower layer search condition are set as the search condition, but it goes without saying that the present invention is not limited to this and other search conditions may be used. For example, you may enter keywords with regular expressions, specify the file type to be searched, and you can enter multiple keywords, not just one, and set the search conditions to AND conditions and OR conditions. It may be possible to specify. Alternatively, in the lower layer search condition, when tracing a folder to the lower layer, the level of how many layers the folder is traced may be specified. Needless to say, not only the file name and folder name search but also the full-text search for searching the text in the file may be used.
ここで、検索条件DB205について説明を行う。検索条件DB205は、図5に示すアプリ情報テーブルと、図6A及び図6Bに示す検索履歴テーブルと、を含む。
Here, the
図5のアプリ情報テーブル501は、アプリID502、アプリ名称503、及び検索対応504の各項目を含む。アプリID502は、各アプリを一意に特定するIDであり、例えば、UUID(Universally Unique Identifier)などで表される。本実施形態では説明を簡単にするため、アプリID502を3桁の数値で表す。アプリ名称503は、アプリケーションの名称である。検索対応504は当該アプリケーションが検索機能を有しているか否か(検索可能であるか否か)を示すものである。アプリ情報テーブル501は、各アプリケーションがMFP101に登録(インストール)されるタイミングで、そのアプリケーションの制御部が、検索制御部203に、自身のアプリID、アプリケーション名称、検索対応しているかを通知する。検索制御部203は、アプリケーションから通知された情報を検索履歴制御部204に保存するように指示を行う。検索履歴制御部204は、検索条件DB205内のアプリ情報テーブル501に、インストールされたアプリケーションについての各項目を追加する。追加するアプリケーションについての各項目としては、指定されたアプリID(アプリID502)、アプリケーション名称(アプリ名称503)、検索対応可否(検索対応504)の各項目が挙げられる。これにより、CPU111は、どのアプリケーションが検索対応しているのかを特定することが可能となる。また、3rdパーティー製など標準搭載されていないアプリケーションをMFP101に追加する場合においても本実施形態の検索履歴の機能に対応することが可能となる。なお、3rdパーティー製などの外部製のアプリケーションに対しては検索履歴を共有させたくない場合もある。この場合には、不図示の設定により、権限を持たないアプリケーションは、アプリ情報テーブル501への登録を禁止するようにしてもよい。例えば標準アプリケーションのみにアプリ情報テーブル501への登録権限を与えるようにすれば、3rdパーティー製などの外部製のアプリケーションは検索履歴を共有することが出来なくなる。
The application information table 501 of FIG. 5 includes each item of the
図6Aは、検索履歴テーブルの一例である。検索履歴テーブルには、アプリ情報テーブル501で検索対応であるアプリケーション毎に検索履歴が保存される。検索履歴テーブル601は、「スキャンして保存」アプリケーションの検索履歴テーブルである。検索履歴テーブル602は、「保存ファイルの利用」アプリケーションの検索履歴テーブルである。検索履歴テーブル603は「スキャンして送信」アプリケーションの検索履歴テーブルである。各検索履歴テーブル601、602及び603のそれぞれは、Order611、キーワード612、検索パス613、及び下層検索条件614の各項目を含む。Order611は、保存された検索履歴の保存順を表す値である。Order611は、数が小さいほど、最近に保存された検索履歴であることを示す。本実施形態では、Order611を順番で指定しているが、Order611に検索が実行された日時を保存するようにしても構わない。キーワード612は、検索のために入力されたキーワードである。検索パス613は、検索を実行したときのフォルダパスを表す。検索パス613は、検索を実施するフォルダを示す情報であるフォルダ情報の一例である。下層検索条件614は、検索時に設定された条件を格納する。本実施形態においては、下層検索条件614には、検索対象が下層フォルダを含むか、含まないか、のいずれかが保存される。図6Aの検索履歴テーブル601、602及び603の構成は一例であり、他の検索条件が追加、変更されれば、それに伴い拡張しても構わない。
FIG. 6A is an example of a search history table. In the search history table, the search history is saved for each application that supports the search in the application information table 501. The search history table 601 is a search history table of the "scan and save" application. The search history table 602 is a search history table of the "use of saved file" application. The search history table 603 is a search history table of the "scan and send" application. Each of the search history tables 601 and 602 and 603 includes items of
なお、アプリ毎の検索履歴テーブルは、ユーザ毎に記録されるものである。以下の説明においては、ユーザ毎に検索履歴テーブルを探索する処理については記載せずに、ユーザ毎に格納されている前提で説明を行う。なお、ユーザ毎に別の検索履歴テーブルを保持するのでなく、全ユーザで共有の検索履歴テーブルを用いることも可能である。 The search history table for each application is recorded for each user. In the following description, the process of searching the search history table for each user will not be described, and the description will be made on the assumption that the search history table is stored for each user. It is also possible to use a search history table shared by all users instead of holding a separate search history table for each user.
ここで、図4Bのように、入力フィールド412のキーワードが「売上分析」、プルダウン413の下層検索条件が「下層フォルダを含む」、領域410のフォルダパスが「/share/123」という条件で検索を実行した場合の処理の例について説明する。
文書保存制御部213は、前述の通り、検索制御部203を介して、指定された条件で検索を実行する。検索制御部203は、検索した結果を文書保存制御部213へ返す。文書保存制御部213は、検索結果を図4Cのようにディスプレイ119に表示する。このとき、検索制御部203は、検索履歴制御部204に対して、検索の指示があったアプリケーションのアプリID、検索に利用したキーワード、検索パス、検索条件を検索履歴として保存するように指示を行う。この例の場合、「スキャンして保存」アプリなので、アプリ情報テーブル501を参照してアプリIDは「003」、キーワードは「売上分析」、検索パスは「/share/123」、検索条件は「下層フォルダを含む」となる。検索履歴制御部204は、指定されたアプリIDの検索履歴テーブルを探索し、探索結果である検索履歴テーブル601に対して、指定されたキーワード、検索パス、及び検索条件を追加する。この例の場合、検索履歴制御部204は、検索履歴テーブル601において、Order611=1として、キーワード612に「売上分析」、検索パス611に「/share/123」、検索条件614に「下層フォルダを含む」を追加する。この検索履歴の保存に伴い、登録済みの検索履歴のOrder611が1ずつ増加し、図6Aの検索履歴テーブル601は、図6Bの検索履歴テーブル601となる。
Here, as shown in FIG. 4B, the keyword of the
As described above, the document
ここで、パスについて説明する。前述の通り、検索する対象はMFP101内のローカルの記憶領域のパス、外部のネットワーク上のファイルサーバ上のパス、メモリメディアなどリムーバブルメディア上のパスの場合などがある。MFP101内のローカルのパスであれば、通常のファイルパス、ネットワーク上のサーバのパスであれば、UNC(Universal Naming Convertion)で表す。また、メモリメディアの場合は、例えば、「USB:/開発部/開発文書」の「USB:」のようにメモリメディアであることを明示したパスとなる。
Here, the path will be described. As described above, the search target may be the path of the local storage area in the
次に、アプリケーションで検索履歴を呼び出す動作について説明する。CPU111は、ユーザによる図4Bのボタン417の押下をタッチパネル118によって受け付けると、表示操作制御部201によって、検索履歴選択画面である図7Aの画面を表示する。この図7Aの画面は、検索履歴テーブルに記録された検索履歴のうち復元する検索履歴を選択する画面である。図7Aでは、この画面が検索履歴選択画面であることから、その最上部に「検索履歴選択」と表示しているが、検索履歴選択画面の最上部にこの画面を呼び出したアプリ名(ここでは「スキャンして保存」)を表示してもよい。領域710は検索履歴表示領域である。この領域710に過去の検索の履歴が表示される。キーワード705には、検索キーワードが表示される。条件706には、検索条件が表示される。パス707には、検索パスが表示される。欄711、欄712、及び欄713のそれぞれには、アプリケーション毎に検索履歴が表示される。欄711は、「スキャンして保存」アプリの検索履歴の表示欄である。欄712は、「保存ファイルの利用」アプリの検索履歴の表示欄である。欄713は、「スキャンして送信」アプリの検索履歴の表示欄である。選択と記載の欄に検索履歴毎に丸印で表示されているラジオボタン704は、ユーザが復元したい検索履歴を選択するための選択ラジオボタンである。ラジオボタン704は、表示された検索履歴の中で、1つだけ選択することが可能である。ボタン701は、検索履歴復元ボタンである。CPU111は、ユーザによる図7Aのボタン701の押下をタッチパネル118によって受け付けると、表示操作制御部201によって、ラジオボタン704で選択された検索履歴を復元した画面を表示する。このとき、表示操作制御部201は、チェックボックス702が選択されていれば、以前の検索時に指定した検索パスに移動して、検索画面を復元する。表示操作制御部201は、チェックボックス702が選択されていなければ、現在のフォルダパスで、キーワード、及び検索条件を復元する(検索パスは復元されない)。
Next, the operation of calling the search history in the application will be described. When the
図7Bは、現在のフォルダパスが「/secret」のときに、図7Aで「保存ファイルの利用」の検索履歴720が選択され、チェックボックス702が選択されていない状態で、ユーザがボタン701を押下したときに表示される画面の例である。この場合、表示操作制御部201は、領域410のフォルダパスは、現在の「/secret」のままで、入力フィールド412に「予算」、プルダウン413は「下層フォルダを含まない」が設定された画面を表示する。ユーザは、図7Bの画面においてボタン416を押下することで、復元された検索履歴の条件で、検索を実行することが可能となる。ユーザは、ボタン416を押下する前に、キーワードや下層検索条件を変更することもできる。
In FIG. 7B, when the current folder path is “/ secret”, the
図7Cは、図7Aで「保存ファイルの利用」の検索履歴720が選択され、チェックボックス702が選択された状態で、ユーザがボタン701を押下したときに表示される画面の例である。この場合、表示操作制御部201は、領域730の現在のフォルダパスを、検索履歴720の検索パスである「/share/folder/1885」に移動した状態で、キーワード、及び下層検索条件を復元する。この後の動作については、上述の図7Bの動作と同様である。チェックボックス702が選択されたケースで、フォルダが削除などで存在しない場合、ネットワーク上のサーバに接続できない場合、又はメモリメディアが抜かれているなどでアクセスできない場合がある。この場合は、表示操作制御部201は、図7Dの警告画面を表示する。図7Dの警告画面によれば、ユーザは、現在のフォルダでキーワード、及び下層検索条件を復元(フォルダ情報以外を復元)するか(図7Dの画面で「はい」)、検索履歴の復元を中止するか(図7Dの画面で「いいえ」)を選択することが出来る。
FIG. 7C is an example of a screen displayed when the user presses the
図7Aのボタン703は、検索実行ボタンである。CPU111は、ユーザによるボタン703の押下をタッチパネル118によって受け付けると、文書保存制御部213に検索を指示する。文書保存制御部213は、指定された検索条件として、ラジオボタン704で選択された検索履歴720のキーワード、下層検索条件、及びチェックボックス702の選択状態で定まる検索パスを検索制御部203に渡して、検索実行を依頼する。検索制御部203は、MFP101内のローカル記憶領域(HDD等)やMFP101に接続されたメモリメディアの検索であれば、記憶装置I/F116を介して、記憶装置120にアクセスして検索を行う。このように、図7Aでボタン703が押下された場合は、図7B、図7Cの説明のように検索履歴が復元された状態で、検索条件の設定画面を表示せずに即座に検索が行われ、結果の表示を行う。したがって、検索履歴の復元時に検索を実行する。検索条件が固定されている場合は、ボタン703によりユーザの手間を省くことが可能になる。
The
図8のフローチャートを用いて本発明の第一の実施形態に係る検索履歴の登録処理の詳細について説明する。図8は、検索制御部203、及び検索履歴制御部204の処理を示したフローチャートである。検索制御部203、及び検索履歴制御部204の処理は、ROM113に記憶されたプログラムがCPU111によって制御されることにより実行される。検索制御部203、及び検索履歴制御部204は、以下のフローを実行するための要求を各制御部に要求する。
The details of the search history registration process according to the first embodiment of the present invention will be described with reference to the flowchart of FIG. FIG. 8 is a flowchart showing the processing of the
S801で、検索制御部203が検索を実行する。検索処理は、本実施形態の本質ではないため説明を割愛する。S802では、指定された検索条件で検索履歴を保存するために、検索履歴制御部204が、S801で実施した検索の検索キーワード、下層検索条件、及び検索パスと、検索を依頼したアプリケーションのアプリIDと、を検索制御部203から取得する。S803では、検索履歴制御部204が取得したアプリIDに対応する検索履歴テーブルが存在するか判断し、存在している場合(Yes)には、S807へ進み、存在していない場合(No)は、S804へ進む。S804では、検索履歴制御部204がアプリ情報テーブル501を確認し、アプリ情報テーブル501で当該アプリIDの検索対応504のフィールドを確認し、検索対応504が「Yes」の場合(Yes)は、S805へ進む。検索対応504が「No」であった場合(No)は、S806へ進む。S806は、S805で検索対応504が「No」であった場合であり、アプリIDのアプリケーションで検索を実行されているにも関わらず、アプリ情報テーブル501で検索対応してないとの登録になっているため、矛盾している。そのため、検索制御部203がエラーを表示して終了する。S805では、検索が実行されたアプリケーションのアプリIDは、検索対応であるが、検索履歴テーブルが存在していない状態となる。そこで、検索履歴制御部204が当該アプリIDの検索履歴テーブルを生成して、S807へ進む。
In S801, the
S807では、検索履歴制御部204が、当該アプリIDに対応する検索履歴テーブルのOrder=1に、S802で取得した検索キーワード、下層検索条件、検索パスを当該アプリIDと共に最新の検索履歴として登録を行う。S808では、検索履歴制御部204が、検索履歴テーブルにS807で追加した検索履歴以外に他の検索履歴が存在しないか確認する。もし、他の検索履歴が存在しなければ(No)、検索履歴の登録は完了したため処理を終了する。他の検索履歴が存在していれば(Yes)、S809へ進む。S809では、検索履歴制御部204がS807で追加した検索履歴以外の他の検索履歴のOrderを1ずつ増加する。S810では、検索履歴制御部204が、検索履歴テーブルに登録された検索履歴の保存上限を超えているか確認する。ここで、検索履歴テーブルは、有限数の登録を許容するテーブルであり、一定数(上限)を超えて検索履歴が登録された場合には、一番古い検索履歴から削除されるものとする。検索履歴の保存上限を超えていないと判断された場合(No)は、検索履歴テーブルへの検索履歴の登録が完了したため、終了する。検索履歴の保存上限を超えていると判断された場合(Yes)は、S811へ進む。S811では、検索履歴制御部204が、当該アプリIDに対応する検索履歴テーブルのOrderが一番大きい値、つまり一番古い検索履歴を削除して、処理を終了する。
In S807, the search
図9のフローチャートを用いて本発明の第一の実施形態に係る検索履歴の表示処理の詳細について説明する。図9は、検索制御部203、検索履歴制御部204、及びアプリケーション制御部の処理を示したフローチャートである。検索履歴の表示を行うアプリケーションの制御部は、例えば、「スキャンして保存」アプリケーションであれば、文書保存制御部213に相当するなど、アプリケーション毎に制御部が異なり一意に特定することはできない。そのため、任意の検索を実行するアプリケーションの制御部をアプリケーション制御部として表すことにする。以下の説明においても、アプリケーションを特定することが出来ない場合は、該当するアプリケーションの制御部をアプリケーション制御部と記載する。検索制御部203、検索履歴制御部204、及びアプリケーション制御部の処理は、ROM113に記憶されたプログラムがCPU111によって制御されることにより実行される。検索制御部203、検索履歴制御部204、及びアプリケーション制御部は、以下のフローを実行するための要求を各制御部に要求する。本フローチャートは、例えば、図7Aの画面の領域710の検索履歴の一覧を表示する動作を説明するものである。
The details of the search history display processing according to the first embodiment of the present invention will be described with reference to the flowchart of FIG. FIG. 9 is a flowchart showing the processing of the
S901で、アプリケーション制御部は、検索制御部203へ指示をして、自身のアプリIDに対応する検索履歴の取得を行う。具体的には、検索制御部203が、検索履歴制御部204に所望のアプリIDの検索履歴の取得を指示すると、検索履歴制御部204が、検索条件DB205に格納された検索履歴テーブルの中からアプリIDに対応する検索履歴テーブルを探索する。検索履歴制御部204は、探索した検索履歴テーブルから全ての検索キーワード、検索パス、下層検索条件、Orderを読み出して、検索制御部203経由で、アプリケーション制御部に返す。S902は、アプリケーション制御部が、S901で受け取った検索キーワード、検索パス、下層検索条件をOrder順に並び変えて、ディスプレイ119に表示を行う。
In S901, the application control unit gives an instruction to the
S903では、検索履歴制御部204が、アプリ情報テーブル501から任意の1レコードを取得する。S904では、検索履歴制御部204が、S903で取得したレコードの検索対応が「Yes」であるか確認する。検索対応が「Yes」である場合は(Yes)、S905へ進み、検索対応が「No」である場合は(No)、S909へ進む。S905では、検索履歴制御部204が、アプリケーション制御部から指定されたアプリIDと、S903で取得したレコードのアプリIDが一致しているか確認する。アプリIDが一致している場合(Yes)は、S902で検索履歴を表示済みのため処理不要なので、S909へ進む。アプリIDが一致していない場合(No)は、S906へ進む。S906では、検索履歴制御部204が、S903で取得したレコードのアプリIDに対応する検索履歴テーブルが存在するか確認する。検索履歴テーブルが存在する場合は(Yes)は、S907へ進み、検索履歴テーブルが存在しない場合は(No)、該アプリIDについては、検索履歴が登録されていないためS909へ進む。S907では、検索履歴制御部204が、S903で取得したレコードのアプリIDに対応する検索履歴テーブルから全ての検索キーワード、検索パス、下層検索条件、及びOrderを読み出して、検索制御部203経由で、アプリケーション制御部に返す。S908では、アプリケーション制御部が、S907で受け取った検索キーワード、検索パス、及び下層検索条件をOrder順に並び変えて、アプリケーション名と共に、ディスプレイ119への表示項目を追加する。S909では、検索履歴制御部204が、アプリ情報テーブル501に登録されている全てのレコードを処理したか判断する。全て処理していない場合は(No)、S903へ戻る。全て処理した場合は、終了する。
In S903, the search
これにより、図7Aの領域710の検索履歴の一覧が表示される。
As a result, a list of search histories of the
図10のフローチャートを用いて本発明の第一実施形態に係る検索履歴の復元処理の詳細について説明する。図10は、検索制御部203、検索履歴制御部204、及びアプリケーション制御部の処理を示したフローチャートである。なお、図9と同様に、アプリケーション制御部は、検索履歴を復元するアプリケーションであり、一意に特定することはできないため、アプリケーション制御部と表す。検索制御部203、検索履歴制御部204、及びアプリケーション制御部の処理は、ROM113に記憶されたプログラムがCPU111によって制御されることにより実行される。検索制御部203、検索履歴制御部204、及びアプリケーション制御部は、以下のフローを実行するための要求を各制御部に要求する。本フローチャートは、例えば、図7Aの画面で、任意の検索履歴が選択されて、検索履歴の復元が実行された場合の動作を説明するものである。
The details of the search history restoration process according to the first embodiment of the present invention will be described with reference to the flowchart of FIG. FIG. 10 is a flowchart showing the processing of the
S1001では、アプリケーション制御部が、復元対象として指定されている検索履歴の検索キーワード、及び下層検索条件を取得する。図7Aの画面の例であれば、選択されている検索履歴720の検索キーワード、下層検索条件を取得する。S1002では、アプリケーション制御部が、検索パスの復元が指定されているかどうかを確認する。図7Aの画面の例であれば、チェックボックス702が選択されているか否かを確認する。検索パスの復元が指定されている場合は(Yes)、S1003へ進み、検索パスの復元が指定されていない場合は(No)、S1008へ進む。S1003では、アプリケーション制御部が、復元対象として指定されている検索履歴の検索パスの取得を行う。S1004で、アプリケーション制御部が、S1003で取得した検索パスにアクセスできるか確認を行う。具体的には、検索パスがMFP101のローカルのパスか、ネットワーク上のファイルサーバのパスか、メモリメディアのパスなのかを確認して、アクセスの確認を行う。MFP101のローカルのパス、もしくは、メモリメディアのパスであれば、記憶装置I/F116経由で記憶装置120に所定のパスが存在するか確認を行う。検索パスが、ネットワーク上のファイルサーバのパスであれば、通信I/Fコントローラ117を介して、ファイルサーバに所定のパスが存在するか確認を行う。検索パスが存在していれば(Yes)、S1005へ進む。検索パスが存在していなければ(No)、S1006へ進む。S1005では、検索パスにアクセスできるため、アプリケーション制御部は、検索履歴の検索パスに移動する。なお、このときのパスの移動はS1004に記載の処理と同様に、記憶装置I/F116や通信I/Fコントローラ117を用いて行われる。S1006では、検索パスにアクセスできなかったため、アプリケーション制御部が、ディスプレイ119に図7Dの警告画面を表示する。S1007では、アプリケーション制御部が、図7Dの警告画面で、現在のパスで検索履歴を復元するか否かのどちらが選択されたかを確認する。現在のパスで検索履歴を復元することが選択された場合は(Yes)、S1008へ進む。現在のパスで検索履歴を復元することが選択されていない場合は(No)、検索履歴の復元を中止することになるため、終了する。S1008では、アプリケーション制御部が、検索実行まで行うか否かを判断する。図7Aの画面の例であれば、アプリケーション制御部は、ボタン701が押下されたか、ボタン703が押下されたかを判断する。ボタン701が押下された場合は、検索履歴の復元を行い、検索の実行までは行わない。ボタン703が押下された場合は、検索履歴を復元し、検索の実行まで行う。検索実行までは行わないと判断した場合は(No)、S1009へ進み、検索実行まで行うと判断した場合は(Yes)、S1010へ進む。S1009では、アプリケーション制御部が、S1001で取得した検索キーワード、下層検索条件を設定して、検索画面を表示して、処理を終了する。S1010では、アプリケーション制御部が、S1001で取得した検索キーワード、及び下層検索条件と、現在のフォルダパスとを、検索制御部203に渡して、検索実行を指示する。検索制御部203では、現在のフォルダパスに応じて、記憶装置I/F116や通信I/Fコントローラ117をアクセスして、検索条件にマッチするファイル、フォルダを取得して、アプリケーション制御部に返す。
In S1001, the application control unit acquires the search keyword of the search history designated as the restoration target and the lower layer search condition. In the case of the screen example of FIG. 7A, the search keyword and the lower layer search condition of the selected
S1011では、検索制御部203が、検索履歴を上書きするか否かを判定する。本フローチャートでは、上書きするか否かが、例えば、図20の画面でユーザが予め登録して設定されている場合を例に記載しているが、毎回、上書きするか否かを問い合わせる形態でも構わない。S1011で、検索履歴を上書きすると判定された場合は(Yes)は、S1012へ進む。設定履歴を上書きしないと判定された場合は(No)は、S1013へ進む。S1012では、検索制御部203が、検索履歴制御部204に対して、アプリIDとOrderを渡して、選択された検索履歴を削除するように指示する。検索履歴制御部204は、検索制御部203から通知されたアプリIDに対応する検索履歴テーブルからOrderに対応する検索履歴の削除を行う。S1013では、検索履歴制御部204が、検索制御部203から通知されたアプリIDに対応する検索履歴テーブルに、今回の検索で利用した検索キーワード、下層検索条件、及び検索パスで検索履歴の追加を行う。S1012及びS1013を実施することで、検索履歴の上書きが行われる。S1012を実施せずにS1013を実施することで、検索履歴の新規記録が行われる。
S1012及びS1013では、詳細は説明しないが、検索履歴制御部204は、Orderの値の調整や上限を超えた場合の検索履歴の削除処理も実施する。S1014では、アプリケーション制御部が、S1010で受け取った、検索制御部203が実行した検索結果をディスプレイ119に表示して、処理を終了する。
In S1011, the
Although details will not be described in S1012 and S1013, the search
本実施形態によれば、検索履歴を複数のアプリ間で共有することができ、あるアプリで利用した検索条件を他のアプリで利用することで、利用者が同一の検索条件を入力する手間を省くことが可能になる。更には、検索履歴の復元に際して、検索パスまで含めて復元するかどうか、検索処理も実行するかどうかなどを利用者が選択することが可能になり、利用者が検索履歴を柔軟に活用することができる。 According to this embodiment, the search history can be shared among a plurality of applications, and by using the search conditions used in one application in another application, the user can take the trouble of inputting the same search conditions. It becomes possible to omit it. Furthermore, when restoring the search history, the user can select whether to restore including the search path, whether to execute the search process, etc., and the user can flexibly utilize the search history. Can be done.
また、検索対応のアプリケーションを登録可能にすることにより、MFP101に標準で搭載されていないアプリケーションであっても検索機能を有していれば、他のアプリケーションと検索履歴を共有することができる。
Further, by making it possible to register a search-compatible application, the search history can be shared with other applications as long as it has a search function even if the application is not installed as standard in the
本実施形態において、複数のアプリケーション間で検索履歴を共有する例を説明したが、同一アプリケーション内で自身のアプリケーションの検索履歴を復元する形態であっても構わない。図9のフローチャートで説明したように、自身のアプリケーションの検索履歴が表示されており、この検索履歴をユーザが選択して、図10のフローチャートが適用されることで、実現は可能である。このように、同一アプリケーション内で、以前に行った検索パスや下層検索条件を復元したい場合にも、本実施形態は有効である。 In the present embodiment, an example of sharing the search history among a plurality of applications has been described, but the search history of the own application may be restored within the same application. As described in the flowchart of FIG. 9, the search history of the own application is displayed, and this can be realized by the user selecting the search history and applying the flowchart of FIG. In this way, the present embodiment is also effective when it is desired to restore the previously performed search path and lower layer search condition within the same application.
<第二の実施形態>
次に本発明における第二の実施形態について説明する。本実施形態では、MFP101で実行した処理の履歴を時系列に表示するタイムライン機能において、検索履歴をタイムラインに含める場合の例を示す。
<Second embodiment>
Next, a second embodiment of the present invention will be described. In the present embodiment, an example is shown in which the search history is included in the timeline in the timeline function for displaying the history of the processing executed by the MFP101 in chronological order.
図11Aは、本発明の第二の実施形態に係るメインメニュー画面に表示されるタイムラインの表示の一例である。領域1101は、タイムライン表示領域である。この領域1101に各アプリケーションの実行履歴がボタンとして表示される。図11Aの例では、ボタン1102、ボタン1103、及びボタン1104のように3つのボタンが表示され、実行した順に新しいものが上から表示される。ボタン1102は、「コピー」アプリでA4、両面、カラーの設定で実行された履歴のボタンである。ボタン1103は、「保存ファイルの利用」アプリで、「/folder/文書1」に対して20部印刷を実行した履歴のボタンである。ボタン1104は、「スキャンして保存」アプリで、検索パス「/share/123」で検索キーワード「予算」、検索条件「下層フォルダを含む」で検索を実行した履歴のボタンである。
FIG. 11A is an example of displaying the timeline displayed on the main menu screen according to the second embodiment of the present invention. The
ここで、図2のタイムライン制御部220、及びタイムライン履歴DB221について説明する。各アプリケーションが処理を実行したときに、当該アプリケーション制御部が、タイムライン制御部220に対して、実行内容を通知して、アプリケーションの実行の履歴の保存を指示する。タイムライン制御部220は、タイムライン履歴DB221に、指示を受けたアプリケーションのアプリIDとアプリケーション制御部から指定のあった履歴を、例えば後述する図12のタイムラインテーブル1201の形式で保存する。ユーザがボタン1102、ボタン1103乃至ボタン1104のいずれか(以下「タイムライン履歴ボタン」ともいう)を押下すると、CPU111は、これを受け付ける。CPU111がこのタイムライン履歴ボタンの押下を受け付けると、タイムライン制御部220は、タイムライン履歴DB221に格納されたタイムラインテーブル1201から、押下されたタイムライン履歴ボタンに対応するアプリIDと履歴を読み出す。タイムライン制御部220は、読み出したアプリIDに該当するアプリケーション制御部を特定し、当該アプリケーション制御部に履歴を渡して、復元を指示する。なお、タイムラインテーブル1201は、ユーザ毎に保存されるが、本実施形態は、予めユーザ毎に保存されている前提で説明している。タイムラインテーブル1201は全ユーザ共通としても構わないし、ユーザ毎と全ユーザ共通の両方を有するようにしても構わない。
Here, the
ユーザが領域1101のタイムライン履歴ボタンを押下すると、CPU111は、これを受け付け、履歴に記載の設定を復元して、当該アプリケーションの画面を表示する。検索の履歴も、前述のボタン1104に表示のように、タイムライン履歴ボタンの1つとして表示される。検索のタイムライン履歴ボタンが押下されると、CPU111は、これを受け付け、当該アプリで検索履歴を復元する。ボタン1104が押下された場合であれば、CPU111は、図7Cのように検索パスまで含めた状態で検索履歴を復元して、「スキャンして保存」アプリの画面を表示する。なお、検索パスが存在していない場合は、検索履歴が復元できないため、エラーとなり、CPU111は、不図示のエラー画面を表示する。
When the user presses the timeline history button in the
検索履歴で検索が実行されたアプリケーション以外で、検索条件を復元したい場合には、ユーザは、検索のタイムライン履歴ボタンを長押しする。長押しとは、予め定めた一定時間以上ボタンを押し続ける操作である。検索のタイムライン履歴ボタンの長押しを受け付けたCPU111は、検索履歴を復元するアプリケーションを選択する画面を表示する。なお、本実施形態では、タイムライン履歴ボタンの長押しによって検索履歴を復元するアプリケーションを選択する画面を表示しているが、長押しに限らず、他の方法によって検索履歴を復元するアプリケーションを選択する画面を表示しても構わない。
If the user wants to restore the search conditions in an application other than the application in which the search was executed in the search history, the user presses and holds the search timeline history button. A long press is an operation of holding down a button for a predetermined period of time or longer. The
図11Bは、本発明の第二の実施形態に係る検索履歴を復元するアプリケーションを選択する画面の一例である。領域1110は、検索条件の表示領域である。領域1110には、検索履歴の検索キーワード、下層検索条件、及び検索パスが表示される。領域1111には、検索を復元したアプリケーションの候補の一覧が表示される。印1112は、領域1110に表示している検索履歴を登録したアプリケーションがどれであるかを表す印である。図11Bの画面では、印1112によって、復元する検索条件を保存時に実行したアプリケーションを、他のアプリケーションと判別可能に表示している。ボタン1113は、開くボタンである。CPU111は、ボタン1113の押下を受け付けると、表示操作制御部201によって、領域1111のアプリケーションの中から選択されたアプリケーションで、検索履歴を復元して検索画面を開く(検索画面を表示する)。ボタン1114は、検索実行ボタンである。CPU111は、ボタン1114の押下を受け付けると、図7Aのボタン703の押下を受け付けたときと同様に、領域1111のアプリケーションのうちラジオボタンで選択されたアプリケーションで、検索履歴を復元して、検索まで実行する。図11Bの画面は、検索履歴(検索条件)を復元するアプリケーションを選択する選択画面である。
FIG. 11B is an example of a screen for selecting an application for restoring the search history according to the second embodiment of the present invention. The
図12は、本発明の第二の実施形態に係るタイムライン履歴DB221に登録されるタイムラインテーブルの一例である。タイムラインテーブル1201は、Order1202、アプリID1203、action1204、及び履歴データ1205から成る。Order1202は、領域1101における各タイムライン履歴ボタンの表示順を示す値であり、数が小さい方が上位に表示される。アプリID1203は、前述の通りアプリケーションを一意に特定するための値である。action1204は、当該履歴がどの処理であるかを示すものである。本実施形態では、action1204は、コピーや印刷など実際のMFP101の機能を実行したときの履歴であることを示すexecuteと、検索を実行したときの検索履歴であることを示すsearchの2つのどちらかになる。action1204は、この2つに限定されるのでなく、他の動作に対して、履歴を保存する場合は、その動作に対応するactionを追加して構わない。履歴データ1205は、履歴の内容である。例えば、図11Aのボタン1102では、履歴データ1205は、「A4、両面、カラー」の設定である。ボタン1103では、履歴データ1205は、「/folder/文書1を20部印刷」の設定である。ボタン1104では、履歴データ1205は、「検索パス「/share/123」で検索キーワード「予算」、下層検索条件「下層フォルダを含む」」である。このように、履歴データ1205には、それぞれのアプリケーションの実行の履歴であるアプリケーション履歴が格納される。各アプリケーション制御部から指定されたアプリID1203、action1204、履歴データ1205をタイムライン制御部220が受け取ると、タイムライン設定DB221に、Order1202=1で登録する。このとき、タイムラインの保存上限を超えている場合は、タイムライン制御部220がタイムライン設定DB221から一番古い履歴の削除を行う。
FIG. 12 is an example of a timeline table registered in the
図11Aの領域1101で、タイムライン履歴ボタンが押下されたとき、タイムライン制御部220がこれを受け付ける。タイムライン制御部220は、押下されたタイムライン履歴ボタンのOrderに対応するアプリID1203、action1204、履歴データ1205をタイムライン設定DB221から読み出す。タイムライン制御部220は、読み出したアプリIDに対応するアプリケーション制御部に対して、履歴データ1205を渡して、action1204に応じた処理を実行するように指示する。アプリケーション制御部は、渡された履歴データ1205を読み出して、action1204に応じた処理を行って画面の表示を行う。
When the timeline history button is pressed in the
タイムライン履歴ボタンが長押しされた場合、当該タイムライン履歴ボタンのaction1204がsearchの場合は、タイムライン制御部220は、検索制御部203に、検索対応アプリの一覧の問い合わせを行う。検索制御部203は、検索履歴制御部204を介して、検索条件DB205に格納されたアプリ情報テーブル501から検索対応504がYesのアプリケーションの一覧をタイムライン制御部220に返す。タイムライン制御部220は、取得したアプリケーションの一覧を図11Bの領域1111のように表示を行う。領域1110に表示される検索キーワード、下層検索条件、及び検索パスは、当該タイムライン履歴ボタンに応じて、タイムライン制御部220が履歴データ1205から読み出して、表示を行う。
When the timeline history button is pressed and held, and the
例えば、図11Bでボタン1113が押下されると、タイムライン制御部220がこれを受け付ける。受け付けたタイムライン制御部220は、領域1111のラジオボタンで選択されたアプリケーションに対応するアプリケーション制御部に対して、履歴データ1205を渡して、検索画面を表示するように指示する。指示を受け取ったアプリケーション制御部は、履歴データ1205を読み出して、指定された検索キーワード、下層検索条件、及び検索パスを復元して検索画面を表示する。
ボタン1114が押下されると、タイムライン制御部220がこれを受け付ける。受け付けたタイムライン制御部220は、領域1111のラジオボタンで選択されたアプリケーションに対応するアプリケーション制御部に対して、履歴データ1205を渡して、検索を実行するように指示する。指示を受け取ったアプリケーション制御部は、履歴データ1205を読み出して、指定された検索キーワード、及び下層検索条件、検索パスを復元して、検索制御部203に検索を指示する。前述と同じように、検索履歴制御部204で検索が実行されて、検索結果がアプリケーション制御部に返されて、アプリケーション制御部が検索結果の表示を行う。
For example, when the
When the
図13のフローチャートを用いて本発明の第二の実施形態に係るタイムラインへの検索履歴の登録処理の詳細について説明する。図13は、タイムライン制御部220、検索制御部203、及び検索履歴制御部204の処理を示したフローチャートである。タイムライン制御部220、検索制御部203、及び検索履歴制御部204の処理は、ROM113に記憶されたプログラムがCPU111によって制御されることにより実行される。タイムライン制御部220、検索制御部203、及び検索履歴制御部204は、以下のフローを実行するための要求を各制御部に要求する。なお、図13のフローチャートにおいて、図8の検索履歴の登録処理のフローチャートと同様の処理については、同一の符号を付与し、説明は割愛する。
The details of the search history registration process in the timeline according to the second embodiment of the present invention will be described with reference to the flowchart of FIG. FIG. 13 is a flowchart showing the processing of the
図8で説明したようにS811までの処理が完了して、検索履歴が、検索条件DB205に検索履歴テーブルが登録された後、S1301へ進み、タイムラインへの検索履歴の登録処理が実施される。S1301では、検索制御部203が、タイムライン制御部220に、アプリID、検索キーワード、下層検索条件、及び検索パス等の登録に必要な情報を渡し、タイムラインの登録を指示する。タイムライン制御部220は、タイムライン履歴DB221を探索して、タイムラインテーブル1201に登録された各レコードのOrderを1ずつ増加(インクリメント)させる。なお、本フローチャートでは、検索制御部203がタイムラインの登録を指示する例を示しているが、アプリケーションからタイムラインへの登録を指示する形態でもよい。具体的には、S811の処理の後に、検索依頼元のアプリケーションに制御を戻し、当該アプリケーションのアプリケーション制御部からタイムライン制御部220へタイムラインへの登録を指示する。S1302では、タイムライン制御部220が、S1301で検索制御部203から受け取った情報をOrder1202=1で、タイムラインテーブル1201に追加を行う。S1303では、タイムライン制御部220がタイムラインの保存上限を超えているか確認する。上限を超えている場合(Yes)は、S1304へ進み、上限を超えていない場合は(No)、処理を終了する。S1304では、タイムライン制御部220が、タイムラインテーブル1201の中でOrderが一番大きいレコードの削除を行い、処理を終了する。
As described with reference to FIG. 8, after the processing up to S811 is completed and the search history table is registered in the
なお、図13のフローチャートにおいては、検索履歴テーブルとタイムラインテーブルの両方に検索履歴を登録する例で説明したが、タイムラインテーブルだけの登録であっても構わない。また、タイムラインテーブルに検索キーワード、下層検索条件、及び検索パスを登録するのでなく、対応する検索履歴テーブルへの参照情報を保存する形態でも構わない。 In the flowchart of FIG. 13, the example of registering the search history in both the search history table and the timeline table has been described, but only the timeline table may be registered. Further, instead of registering the search keyword, the lower layer search condition, and the search path in the timeline table, the reference information to the corresponding search history table may be saved.
図14のフローチャートを用いて本発明の第二の実施形態に係るタイムラインでの検索履歴の表示処理の詳細について説明する。図14は、タイムライン制御部220、検索制御部203、検索履歴制御部204、及びアプリケーション制御部の処理を示したフローチャートである。タイムライン制御部220、検索制御部203、検索履歴制御部204、及びアプリケーション制御部の処理は、ROM113に記憶されたプログラムがCPU111によって制御されることにより実行される。タイムライン制御部220、検索制御部203、検索履歴制御部204、及びアプリケーション制御部は、以下のフローを実行するための要求を各制御部に要求する。本フローチャートは、図11Aでタイムライン履歴ボタンが押下されたときの処理で、図11Bの検索履歴のタイムラインにおいて、領域1111の検索対応アプリケーション一覧を表示する動作を説明するものである。
The details of the search history display process on the timeline according to the second embodiment of the present invention will be described with reference to the flowchart of FIG. FIG. 14 is a flowchart showing the processing of the
S1401で、タイムライン制御部220が、タイムラインテーブル1201の中で、押下されたタイムライン履歴ボタンのOrderに対応するレコードのアプリID1203、action1204、及び履歴データ1205を取得する。S1402では、タイムライン制御部220が、S1401で取得したaction1204が、searchか判定する。searchである場合は(Yes)、S1404へ進む。searchでない場合、すなわちexecuteの場合は(No)、S1403へ進む。S1403では、この履歴は検索履歴では無いため、タイムライン制御部220は。S1401で取得したアプリID1203に対応するアプリケーション制御部に、タイムラインに記録された履歴の復元作業の指示を行う。S1403の処理は、本実施形態の本質では無いため、詳細な説明は割愛する。S1404では、タイムライン制御部220が、履歴データ1205に含まれる検索パスを取得する。S1405で、タイムライン制御部220が、S1404で取得した検索パスが存在しているか確認する。具体的には、検索パスがMFP101のローカルのパスか、ネットワーク上のファイルサーバのパスか、メモリメディアのパスなのかを確認して、アクセスできるか確認を行う。MFP101のローカルのパス、もしくは、メモリメディアのパスであれば、記憶装置I/F116経由で記憶装置120に所定のパスが存在するか確認を行う。検索パスが、ネットワーク上のファイルサーバのパスであれば、通信I/Fコントローラ117を介して、ファイルサーバに所定のパスが存在するか確認を行う。検索パスが存在していれば(Yes)、S1406へ進む。検索パスが存在していなければ(No)、S1416へ進む。S1416では、タイムライン制御部220が、検索パスにアクセスできない旨のエラーをディスプレイ119に表示して、処理を終了する。
In S1401, the
S1406では、タイムライン制御部220が、タイムライン履歴ボタンが押下された時間が一定時間以上か確認する。一定時間以上押下されていた場合は(Yes)、S1409へ進み、一定時間以上押下されていない場合は(No)、S1407へ進む。S1407は、タイムライン履歴ボタンの押下が短時間であるため、検索履歴が登録されたときに検索が実行されたアプリケーションでの検索履歴の復元の指示が行われた場合の処理である。S1407では、タイムライン制御部220が、検索対象アプリケーションとしてS1401で取得したアプリID1203を設定し、S1408へ進む。S1409では、タイムライン制御部220が、アプリ一覧取得を行う。具体的には、タイムライン制御部220が検索制御部203へ検索対応のアプリ一覧取得を指示する。検索制御部203は、更に検索履歴制御部204に検索対応アプリ一覧取得を指示して、検索履歴制御部204が、検索条件DB205のアプリ情報テーブル501で、検索対応504がYesのアプリケーションの一覧を返す。S1410では、タイムライン制御部220が、S1409で取得した検索対応のアプリケーション一覧を表示する。S1411では、タイムライン制御部220が、検索履歴復元の指示入力(例えばボタン1113又は1114の押下)が行われたか確認する。検索履歴復元の指示入力が行われた場合(Yes)は、S1412へ進む。検索履歴復元の指示入力が行われていない場合(No)は、S1411へ戻る。S1412では、タイムライン制御部220が、指定された検索対象アプリケーションを取得して、対応するアプリIDを検索対象アプリケーションとして設定を行う。S1413は、タイムライン制御部220が、検索履歴復元の指示入力が、検索実行を行うか否かを判断する。検索実行を行う(例えばボタン1114の押下)と判断した場合は(Yes)、S1414へ進む。検索実行を行わない(例えばボタン1113の押下)と判断した場合、すなわち検索履歴の復元だけを行う場合は(Yes)、S1408へ進む。
In S1406, the
S1408では、タイムライン制御部220が、検索対象アプリケーションで設定されたアプリIDに対応するアプリケーション制御部に、履歴データ1205に含まれる検索キーワード、下層検索条件、及び検索パスを渡して、検索画面の復元を指示する。アプリケーション制御部は、指定された検索履歴に従って、検索画面を復元して、表示を行い、処理を終了する。S1414は、タイムライン制御部220が、検索制御部203に対して、履歴データ1205に含まれる検索キーワード、下層検索条件、及び検索パスを渡して、検索の実行を指示して検索を行う。S1415では、タイムライン制御部220は、S1414で実行した検索結果を検索対象アプリケーションで設定されたアプリIDに対応するアプリケーション制御部に渡し、検索結果を表示するように指示を行い、アプリケーション制御部が表示する。
本実施形態によれば、各アプリケーション画面に入らずにメインメニューのタイムラインから検索履歴を復元することが可能になる。また、検索履歴を復元するときに、検索履歴に登録した検索を実施したアプリケーションだけでなく、別の検索に対応したアプリケーションを選択して同一の検索条件で検索を実行することができる。
In S1408, the
According to this embodiment, it is possible to restore the search history from the timeline of the main menu without entering each application screen. Further, when restoring the search history, not only the application that performed the search registered in the search history but also the application corresponding to another search can be selected and the search can be executed with the same search conditions.
なお、第一の実施形態でのアプリケーション内での検索履歴の復元の際に、本実施形態と同様に検索するアプリケーションを選択する仕組みを設けて、選択されたアプリケーションで検索履歴を復元するようにしてもよい。 When restoring the search history in the application in the first embodiment, a mechanism for selecting the application to be searched is provided in the same manner as in the present embodiment, and the search history is restored in the selected application. You may.
<第三の実施形態>
次に本発明の第三の実施形態について説明する。第三の実施形態は、検索条件の履歴だけでなく、検索の実行結果も合わせて保存する場合の例である。検索結果の保存は、結果の件数が数千、数万になることもあるため、検索条件の保存に比べてサイズが大きくなる。そのため、検索条件を保存したすべての検索結果をMFP101の記憶領域に保存するのは好ましくない。本実施形態では、検索結果として全アプリケーションで、3つ分だけ保存できるものとして説明する。
<Third embodiment>
Next, a third embodiment of the present invention will be described. The third embodiment is an example in which not only the history of the search condition but also the execution result of the search is saved. Saving search results is larger than saving search conditions because the number of results can be in the thousands or tens of thousands. Therefore, it is not preferable to store all the search results in which the search conditions are stored in the storage area of the
検索結果は、図15Aに示す検索結果テーブル1501で管理され、MFP101の記憶装置120のHDDなどに格納される。検索結果テーブル1501は、ID1502、検索結果ファイルパス1503、検索実行日時1504、及び検索条件1505の各項目を含む。ID1502は、UUIDなどのように他と被ることが無い一意なIDである。本実施形態では、説明を簡単にするため、ID1502が4桁の値である場合を例として説明する。検索結果ファイルパス1503は、検索結果が格納されたファイルのパスが設定される。検索条件1505は、検索キーワード、下層検索条件、及び検索パスが格納された内容となる。検索結果ファイルは、図15Bのように、検索条件にヒットしたファイルやフォルダのパス、ファイルであるかフォルダであるかの種別、サイズ、及び更新日時など検索結果の表示に必要な情報リストが格納される。
The search results are managed in the search result table 1501 shown in FIG. 15A, and are stored in the HDD of the
図16は、本実施形態での検索履歴テーブルの一例であり、図6で説明した検索履歴テーブルと同じ内容のものは同一の符号を付与し、説明は省略する。なお、図16においては、説明のために「スキャンして保存」アプリの検索履歴テーブルのみを示しているが、検索に対応している他のアプリケーションの検索履歴テーブルも同様である。検索結果1601は、検索結果IDである。検索結果1601は、検索結果テーブル1501の対応する検索結果のID1502に格納される値である。検索履歴テーブル601の各レコードは、検索結果テーブル1501の検索結果に紐づけられて記録される。検索制御部203が検索を実行したときに、検索結果を検索履歴制御部204に渡して、検索履歴制御部204が検索結果を検索結果テーブル1501に保存する。具体的には、このとき、検索結果テーブル1501に登録するための一意なIDが発行され、ID1502に設定される。また、検索結果を図15Bのようにファイル化して、任意のMFP101内のストレージに保存し、そのパスを検索結果ファイルパス1503に設定する。検索実行日時1504には、現在日時を設定し、検索条件1505には、検索に用いた検索キーワード、下層検索条件、及び検索パスが格納される。なお、本実施形態では検索結果をファイル化しているが、検索結果を直接DBに格納する形態でも構わない。
FIG. 16 is an example of the search history table according to the present embodiment, and the same contents as those of the search history table described with reference to FIG. 6 are given the same reference numerals, and the description thereof will be omitted. In FIG. 16, only the search history table of the “scan and save” application is shown for the sake of explanation, but the same applies to the search history table of other applications that support the search. The
更に、検索履歴制御部204が、この検索の検索履歴を登録する際に、このID1502の値を検索結果1601に設定する。これにより、検索履歴テーブル601のレコードを参照するときに、検索結果1601の値を取得し、この検索結果1601の値をキーにして、検索結果テーブルのID1502を探索することにより、検索履歴から、検索結果を取得することができる。
Further, when the search
先に説明したように本実施形態では、検索結果として3つまで保持するため、3回以上検索が実行されたときは、検索履歴制御部204が、検索結果を登録する際に、一番古い検索実行日時1504のレコードを削除する。
As described above, in the present embodiment, up to three search results are retained. Therefore, when the search is executed three or more times, the search
文書保存制御部213は、図7Aで、検索実行を指示するボタン703が押下されたことを受け付けたときに、そのときに用いた検索履歴に紐づけられた検索結果が存在していた場合は、図17の確認ダイアログを表示する。図17の確認ダイアログには検索を実行したときの日時が表示される。ボタン1701は検索結果表示ボタンである。CPU111は、ボタン1701の押下を受け付けると、検索を実行せずに、以前に検索を行った検索結果を表示する。ボタン1702は、検索実行ボタンである。CPU111は、ボタン1702の押下を受け付けると、指定された検索履歴で、検索を実行する。なお、CPU111は、検索実行日時1504が現在日時より一定期間以上前の場合には、検索結果を表示しない。つまり、CPU111は、確認ダイアログを表示しないで、検索を実行する。これは、例えば1年以上前の検索結果が残っていて、それを表示したとしても変更されている可能性がより高いため、古い検索結果を表示しないようにするためである。本発明は、検索結果に対して、表示するかしないかの判定のための期間や、古い検索結果を表示するか否かなどを、ユーザが設定可能とする形態でも構わない。
When the document
図18A及び図18Bのフローチャートを用いて本発明の第三の実施形態に係る検索履歴と共に検索結果を登録する処理の詳細について説明する。図18A及び図18Bは、検索制御部203、及び検索履歴制御部204の処理を示したフローチャートである。検索制御部203、及び検索履歴制御部204の処理は、ROM113に記憶されたプログラムがCPU111によって制御されることにより実行される。検索制御部203、及び検索履歴制御部204は、以下のフローを実行するための要求を各制御部に要求する。なお、図18A及び図18Bのフローチャートにおいて、図8の検索履歴の登録処理のフローチャートと同様の処理については、同一の符号を付与し、説明は割愛する。
The details of the process of registering the search result together with the search history according to the third embodiment of the present invention will be described with reference to the flowcharts of FIGS. 18A and 18B. 18A and 18B are flowcharts showing the processing of the
S801で、検索制御部203が検索を実行した後に、S1801へ進む。S1801では、検索制御部203が検索結果をファイルとして保存する。S1802では、検索制御部203が検索履歴制御部204に指示し、検索結果テーブル1501に同一の検索条件が無いか判断する。具体的には、検索制御部203から検索履歴制御部204に検索に利用した検索キーワード、下層検索条件、検索パスを渡す。検索履歴制御部204は、検索結果テーブル1501に格納された各レコードの検索条件1505を順次参照して、渡された検索キーワード、下層検索条件、検索パスと一致するかを確認する。一致するものが存在する場合は(Yes)、S1803へ進む。一致するものが存在しない場合は(No)、S1804へ進む。S1803では、検索履歴制御部204が、検索結果テーブル1501から一致したレコードを削除して、S1806へ進む。S1804では、検索履歴制御部204が、検索結果テーブル1501に格納されたレコードの件数が、格納上限を超えているかを確認する。上限を超えている場合は(Yes)、S1805へ進み、上限を超えていない場合は(No)、S1806へ進む。S1805では、検索履歴制御部204が、検索結果テーブル1501に格納された一番古い検索結果のレコードを削除する。S1806では、検索履歴制御部204が、検索結果テーブル1501のID1502に格納するための一意なIDを発行する。S1807では、検索履歴制御部204が、検索結果テーブル1501のID1502、検索結果ファイルパス1503、検索条件1505に登録を行う。ID1502には、S1806で発行されたIDが設定される。検索結果ファイルパス1503は、S1801で保存した検索結果ファイルのパスが設定される。検索条件1505には、検索制御部203から指定された検索履歴の内容が登録される。S1808では、検索履歴制御部204が検索実行日時1504に現在日時を登録して、S802へ進む。
After the
S807では、検索履歴制御部204が、検索キーワード、下層検索条件、検索パスを検索履歴として登録を行った後に、S1809へ進む。S1809では、検索履歴制御部204が当該アプリIDに対応する検索履歴テーブルのOrder=1の項目の検索結果に、S1806で発行されたIDの登録を行い、S808へ進む。
In S807, the search
図19A及び図19Bのフローチャートを用いて本発明の第三の実施形態に係る検索履歴と検索結果の復元処理の詳細について説明する。図19A及び図19Bは、検索制御部203、検索履歴制御部204、及びアプリケーション制御部の処理を示したフローチャートである。検索制御部203、検索履歴制御部204、及びアプリケーション制御部の処理は、ROM113に記憶されたプログラムがCPU111によって制御されることにより実行される。検索制御部203、検索履歴制御部204、及びアプリケーション制御部は、以下のフローを実行するための要求を各制御部に要求する。なお、図19A及び図19Bのフローチャートにおいて、図10の検索履歴の登録処理のフローチャートと同様の処理については、同一の符号を付与し、説明は割愛する。
The details of the search history and the restoration process of the search result according to the third embodiment of the present invention will be described with reference to the flowcharts of FIGS. 19A and 19B. 19A and 19B are flowcharts showing the processes of the
S1008で、アプリケーション制御部が、検索実行まで行うと判断した場合(Yes)、S1901へ進む。検索実行まで行わない判断した場合は(No)、S1009へ進む。 If the application control unit determines in S1008 that the search is executed (Yes), the process proceeds to S1901. If it is determined not to execute the search, the process proceeds to S1009 (No).
S1901では、検索履歴制御部204が、検索履歴テーブルから復元対象として指定されている検索履歴を探索し、該当する検索結果1601を取得する。S1902では、検索履歴制御部204が、検索結果テーブル1501のID1502とS1091で取得した検索結果1601が一致するか確認する。一致しているものがあった場合は(Yes)、S1903へ進み、一致しているものがない場合は(No)、S1010へ進む。S1903では、検索履歴制御部204が、S1901で確認したID1502のレコードにおいて、検索実行日時1504を取得する。S1904では、検索履歴制御部204が、S1903で取得した検索実行日時1504と現在日時の差が一定以内か確認を行う。一定以内であれば(Yes)、S1905へ進み、一定以内でなければ(No)、S1010へ進む。S1905では、検索履歴制御部204が、図17のような検索結果確認画面を表示する。S1906では、検索履歴制御部204が、保存されている検索結果を表示するように指示が行われたか(例えばボタン1701の押下の受付)否か(例えばボタン1702の押下の受付)を判断する。保存されている検索結果を表示する場合は(Yes)、S1907へ進む。保存されている検索結果を表示しない場合(No)、すなわち、指定された条件で再度検索を実行する場合は、S1010へ進む。S1907では、検索履歴制御部204が、検索結果テーブル1501の検索結果ファイルパス1503を取得して、該ファイルパスへアクセスして検索結果を読み出す。S1908では、検索履歴制御部204が、S1907で読み出した検索結果を、検索制御部203を介して該当するアプリケーション処理部に返し、S1014へ進む。前述の通り、S1014では、アプリケーション処理部は、受け取った検索結果の表示を行って、処理を終了する。
In S1901, the search
本実施形態によれば、検索履歴と共に検索結果が格納されることにより、検索結果が残っている場合には、検索を実行せずに検索結果を素早く表示することが可能となる。ユーザが過去の検索結果を表示するか、検索を実行するかを決定することができる。また、検索を実行した時間が保存されるので、所定の時間を経過した検索結果を表示しないようにすることも可能となる。 According to the present embodiment, by storing the search result together with the search history, when the search result remains, it is possible to quickly display the search result without executing the search. The user can decide whether to view past search results or perform a search. Further, since the time when the search is executed is saved, it is possible not to display the search result after a predetermined time has passed.
以上説明したように、本発明によれば、アプリケーションを跨る場合でも、以前に検索した別のアプリケーションの検索履歴を用いて検索を行うことができる。このため、ユーザがパスの深い階層を覚えたり、階層を辿ったりする必要がなくなり、ユーザの利便性を高めることができる。 As described above, according to the present invention, even when straddling applications, a search can be performed using the search history of another previously searched application. Therefore, it is not necessary for the user to remember the deep hierarchy of the path or to follow the hierarchy, and the convenience of the user can be improved.
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
(Other embodiments)
The present invention supplies a program that realizes one or more functions of the above-described embodiment to a system or device via a network or storage medium, and one or more processors in the computer of the system or device reads and executes the program. It can also be realized by the processing to be performed. It can also be realized by a circuit (for example, ASIC) that realizes one or more functions.
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。 Although the preferred embodiments of the present invention have been described in detail above, the present invention is not limited to the specific embodiments, and various modifications are made within the scope of the gist of the present invention described in the claims.・ Can be changed.
101 MFP
111 CPU
101 MFP
111 CPU
Claims (17)
前記複数のアプリケーションのいずれかで入力された検索条件を受け付ける受付手段と、
前記受付手段で受け付けた検索条件に従って検索を実行する検索手段と、
前記検索手段が実行した検索の検索条件を検索履歴として記録する記録手段と、
前記記録手段に記録された前記検索履歴を前記複数のアプリケーションのうちの任意のアプリケーションで復元する第1復元手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。 Execution means to execute each of multiple applications of arbitrary function,
A reception means that accepts search conditions entered in any of the plurality of applications, and
A search means that executes a search according to the search conditions received by the reception means, and
A recording means that records the search conditions of the search executed by the search means as a search history, and
A first restoration means for restoring the search history recorded in the recording means by any application among the plurality of applications, and a first restoration means.
An image forming apparatus characterized by having.
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 The first restoration means displays a first selection screen for selecting a search history to be restored from the search history recorded in the recording means.
The image forming apparatus according to claim 1.
前記第1復元手段は、前記フォルダ情報を復元するか否かを判断する第1判断手段を有し、
前記第1復元手段は、
前記第1判断手段が前記フォルダ情報を復元すると判断した場合は、前記フォルダ情報が示すフォルダで検索するように前記検索履歴の復元を行い、
前記第1判断手段が前記フォルダ情報を復元しないと判断した場合は、現在のフォルダで検索するように、前記フォルダ情報を除いた前記検索履歴の復元を行う、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。 The search history includes folder information which is information indicating a folder in which a search is performed.
The first restoration means has a first determination means for determining whether or not to restore the folder information.
The first restoration means is
When the first determination means determines that the folder information is to be restored, the search history is restored so as to search in the folder indicated by the folder information.
When the first determination means determines that the folder information is not restored, the search history excluding the folder information is restored so as to search in the current folder.
The image forming apparatus according to claim 1 or 2.
前記第1復元手段は、前記登録手段に検索可能と登録されたアプリケーションの前記検索履歴を復元の対象とする、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。 Further having a registration means capable of registering whether or not each of the plurality of applications can be searched,
The first restoration means restores the search history of an application registered as searchable by the registration means.
The image forming apparatus according to any one of claims 1 to 3, wherein the image forming apparatus is characterized in that.
ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。 The registration means targets an authorized application among the plurality of applications for registration.
The image forming apparatus according to claim 4.
前記検索手段は、前記第2判断手段が検索を実行すると判断した場合は、前記第1復元手段が復元した前記検索履歴を検索条件として検索を実行する、
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。 Further, it has a second determination means for determining whether or not to execute the search when the search history is restored.
When the search means determines that the second determination means executes the search, the search means executes the search using the search history restored by the first restoration means as a search condition.
The image forming apparatus according to any one of claims 1 to 5, wherein the image forming apparatus is characterized in that.
ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。 The recording means determines whether or not to overwrite the search history when the search means performs a search when restoring the search history, and if it determines to overwrite the search history, overwrites the search history. If it is determined that the search history will not be overwritten, the search history will be newly recorded.
The image forming apparatus according to claim 6.
ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。 Further, it has a display means for displaying a warning when the folder indicated by the folder information cannot be accessed when the search history is restored.
The image forming apparatus according to claim 3.
ことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。 The first restoration means restores the search history other than the folder information in the current folder when the folder indicated by the folder information cannot be accessed at the time of restoring the search history.
The image forming apparatus according to claim 8.
前記第1保存手段に保存された前記アプリケーション履歴を復元する第2復元手段と、
をさらに有し、
前記アプリケーション履歴は、当該アプリケーションを実行したときの前記検索手段による検索の検索条件を含み、
前記第2復元手段は、前記保存された前記アプリケーション履歴に含まれる前記検索条件を復元する、
ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像形成装置。 The first storage means for storing the application history, which is the execution history of the plurality of applications, and
A second restoration means for restoring the application history stored in the first storage means, and
Have more
The application history includes search conditions for a search by the search means when the application is executed.
The second restoration means restores the search condition included in the saved application history.
The image forming apparatus according to any one of claims 1 to 9, wherein the image forming apparatus is characterized in that.
ことを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。 The second restoration means displays a second selection screen for selecting an application for restoring the search condition.
The image forming apparatus according to claim 10.
ことを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。 The second selection screen displays the application executed at the time of saving the search condition to be restored so as to be distinguishable from other applications.
The image forming apparatus according to claim 11.
前記記録手段は、前記第2保存手段に保存された検索結果に紐づけて前記検索履歴を記録し、
前記第1復元手段は、前記検索履歴の復元時に、前記検索履歴に紐づけられた検索結果を表示する、
ことを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の画像形成装置。 It further has a second storage means for storing the search results searched by the search means.
The recording means records the search history in association with the search results stored in the second storage means.
The first restoration means displays the search result associated with the search history when the search history is restored.
The image forming apparatus according to any one of claims 1 to 12, characterized in that.
前記第1復元手段は、検索実行日時が現在日時から一定期間以上前の検索結果は表示しない、
ことを特徴とする請求項13に記載の画像形成装置。 The second storage means stores the search execution date and time, and
The first restoration means does not display search results whose search execution date and time is more than a certain period before the current date and time.
The image forming apparatus according to claim 13.
ことを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載の画像形成装置。 The recording means records the search history for each user.
The image forming apparatus according to any one of claims 1 to 14.
前記複数のアプリケーションのいずれかで入力された検索条件を受け付ける受付工程と、
前記受付工程で受け付けた検索条件に従って検索を実行する検索工程と、
前記検索工程が実行した検索の検索条件を検索履歴として記録する記録工程と、
前記記録工程に記録された前記検索履歴を前記複数のアプリケーションのうちの任意のアプリケーションで復元する第1復元工程と、
を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。 Execution process to execute each of multiple applications of arbitrary function,
A reception process that accepts search conditions entered in any of the multiple applications,
A search process that executes a search according to the search conditions received in the reception process, and
A recording process that records the search conditions of the search executed by the search process as a search history, and
A first restoration step of restoring the search history recorded in the recording process by any application among the plurality of applications, and a first restoration step.
A method for controlling an image forming apparatus, which comprises.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019078664A JP2020178215A (en) | 2019-04-17 | 2019-04-17 | Image forming apparatus, control method of the image forming apparatus, and program |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019078664A JP2020178215A (en) | 2019-04-17 | 2019-04-17 | Image forming apparatus, control method of the image forming apparatus, and program |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020178215A true JP2020178215A (en) | 2020-10-29 |
Family
ID=72936630
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019078664A Pending JP2020178215A (en) | 2019-04-17 | 2019-04-17 | Image forming apparatus, control method of the image forming apparatus, and program |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020178215A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023008107A1 (en) * | 2021-07-29 | 2023-02-02 | 富士フイルム株式会社 | Information processing device, information processing system, and information processing program |
-
2019
- 2019-04-17 JP JP2019078664A patent/JP2020178215A/en active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2023008107A1 (en) * | 2021-07-29 | 2023-02-02 | 富士フイルム株式会社 | Information processing device, information processing system, and information processing program |
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