JP2020176863A - Installation structure of measurement device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、計測装置の取付構造に関する。 The present invention relates to a mounting structure of a measuring device.
戸建て住宅等の建物に設置される地震計の一例として、特許文献1に記載のものが知られている。この地震計は、地震の揺れによって生じる加速度を検出する加速度センサーと、加速度センサーが収容されるケースと、を備える。そして、加速度センサーが収容されたケースが、基礎の立上がり部の側面に取り付けられることで、地震計を建物に設置できるようになっている。
As an example of a seismograph installed in a building such as a detached house, the one described in
ところで、近年、戸建て住宅に限らず、例えば学校や病院、庁舎等のような、戸建て住宅よりも大型に形成された各種施設にも地震計を設置することが進められている。このような各種施設は、地下階があったり、地下ピットに入れなかったり等、様々なケースがあり、戸建て住宅のような基礎とは異なる場所に地震計を設置することが考えられる。
しかしながら、このような各種施設の場合は戸建て住宅とは異なり、施設管理者が地下階や最下階の床下に入って作業を行うことがある。また、地下階に駐車場や店舗等があれば、施設管理者以外にも人の出入りがあり、設置された地震計と人や物との無用な接触が起きることが考えられる。地震計に接触してしまうと、ケース内の加速度センサーがその振動を検知してしまうため、正確な計測ができない場合がある。
By the way, in recent years, it has been promoted to install seismographs not only in detached houses but also in various facilities formed larger than detached houses such as schools, hospitals, government buildings and the like. Such various facilities have various cases such as having an underground floor or not being able to enter an underground pit, and it is conceivable to install a seismograph in a place different from the foundation such as a detached house.
However, in the case of such various facilities, unlike a detached house, the facility manager may go under the floor of the basement floor or the lowest floor to perform the work. In addition, if there is a parking lot or a store on the basement floor, people other than the facility manager may come and go, and it is possible that unnecessary contact between the installed seismograph and people or things will occur. If it comes into contact with the seismograph, the acceleration sensor inside the case will detect the vibration, so accurate measurement may not be possible.
本発明の課題は、人や物が計測装置に接触しても正確な計測ができるようにすることである。 An object of the present invention is to enable accurate measurement even if a person or an object comes into contact with a measuring device.
請求項1に記載の発明は、例えば図1〜図6に示すように、振動を検出する装置本体11と、前記装置本体11を覆って前記装置本体11を周囲から遮蔽するケース12と、を備えた計測装置10の取付構造であって、
建物1A〜1Dを構成する構造体4,5に、前記装置本体11と前記ケース12とが取り付けられており、
前記ケース12における前記構造体4,5への取付部位は、前記装置本体11における前記構造体4,5への取付部位から離間した状態で配置されていることを特徴とする。
The invention according to
The device
The attachment portion to the
請求項1に記載の発明によれば、建物1A〜1Dを構成する構造体4,5に、装置本体11とケース12とが取り付けられており、ケース12における構造体4,5への取付部位は、装置本体11における構造体4,5への取付部位から離間した状態で配置されているので、ケース12に生じた振動が、装置本体11に伝わることを防ぐことができる。これにより、人や物が、計測装置10のケース12に接触しても、装置本体11によって正確な計測ができる。
According to the invention according to
請求項2に記載の発明は、例えば図2〜図6に示すように、請求項1に記載の計測装置10の取付構造において、
前記装置本体11及び前記ケース12は、前記構造体4,5における同一表面に取り付けられていることを特徴とする。
The invention according to
The apparatus
請求項2に記載の発明によれば、装置本体11及びケース12は、構造体4,5における同一表面に取り付けられているので、装置本体11及びケース12を、例えば同一ではない構造体の表面に取り付ける場合に比して、その取付作業が容易となる。
According to the invention according to
請求項3に記載の発明は、例えば図1に示すように、請求項1又は2に記載の計測装置10の取付構造において、
前記構造体4,5は、前記建物1A〜1Dのうち地盤(地盤面G)に近い箇所を構成していることを特徴とする。
The invention according to
The
請求項3に記載の発明によれば、構造体4,5は、建物1A〜1Dのうち地盤に近い箇所を構成しているので、地震の発生により建物1A〜1Dの構造体4,5に伝わる振動を好適に計測することができる。
According to the invention of
請求項4に記載の発明は、例えば図1,図2,図4に示すように、請求項1〜3のいずれか一項に記載の計測装置10の取付構造において、
前記構造体4,5は、前記建物1A〜1Dのうち人がアクセス可能な箇所を構成していることを特徴とする。
The invention according to claim 4 is the mounting structure of the
The
請求項4に記載の発明によれば、構造体4,5は、建物1A〜1Dのうち人がアクセス可能な箇所を構成しているので、ケース12への接触が起きやすい状況下でも、装置本体11によって正確な計測ができる。
According to the invention of claim 4, since the
請求項5に記載の発明は、例えば図3,図5,図6に示すように、請求項1〜4のいずれか一項に記載の計測装置10の取付構造において、
前記装置本体11は上下の向きが定められ、当該装置本体11の少なくとも一側面11aが鉛直面となっており、
前記装置本体11は、前記一側面11a側に、前記構造体4,5への前記取付部位である装置取付部11bを有していることを特徴とする。
The invention according to
The device
The device
請求項5に記載の発明によれば、装置本体11は上下の向きが定められ、当該装置本体11の少なくとも一側面11aが鉛直面となっており、装置本体11は、一側面11a側に、構造体4,5への取付部位である装置取付部11bを有しているので、装置本体11を、構造体4,5側の鉛直面(構造壁、ブラケット)に対して取り付ける作業を容易に行うことができる。
According to the invention of
請求項6に記載の発明は、例えば図4〜図6に示すように、請求項5に記載の計測装置10の取付構造において、
前記計測装置10は、ブラケット16を介して前記構造体5に取り付けられており、
前記ブラケット16は、前記構造体5に固定されるベース部16aと、前記ベース部16aから立ち上げられて形成され、かつ鉛直方向に沿って配置される立ち上がり部16bと、を有しており、
前記装置本体11は、前記立ち上がり部16bに取り付けられていることを特徴とする。
The invention according to
The
The
The device
請求項6に記載の発明によれば、ブラケット16が、構造体5に固定されるベース部16aと、ベース部16aから立ち上げられて形成され、かつ鉛直方向に沿って配置される立ち上がり部16bと、を有しており、装置本体11が、ブラケット16における立ち上がり部16bに取り付けられているので、装置本体11の上下の向きを変更せずに、構造体5の水平面(床梁、スラブ)に取り付けることができる。
According to the invention of
請求項7に記載の発明は、例えば図3,図5,図6に示すように、請求項1〜6のいずれか一項に記載の計測装置10の取付構造において、
前記ケース12は、前記構造体4,5への前記取付部位であるケース取付部13と、前記ケース取付部13から突出して前記装置本体11の周囲を囲む壁部14と、前記壁部14に着脱可能に設けられる蓋部15と、を有しており、
前記ケース取付部13は、前記装置本体11から離間した位置に配置されていることを特徴とする。
The invention according to
The
The
請求項7に記載の発明によれば、ケース12は、構造体4,5への取付部位であるケース取付部13と、ケース取付部13から突出して装置本体11の周囲を囲む壁部14と、壁部14に着脱可能に設けられる蓋部15と、を有しているので、蓋部15を着脱して装置本体11のメンテナンスを容易に行うことができる。さらに、ケース取付部13は、装置本体11から離間した位置に配置されているので、蓋部15の脱着時に生じる振動が装置本体11に伝わるのを防ぐことができる。また、壁部14を、装置本体11の配線の置き場や固定に使うことができる。
According to the invention according to
本発明によれば、人や物が、計測装置のケースに接触しても、装置本体によって正確な計測ができる。 According to the present invention, even if a person or an object comes into contact with the case of the measuring device, accurate measurement can be performed by the device main body.
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。ただし、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の技術的範囲を以下の実施形態および図示例に限定するものではない。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. However, although the embodiments described below are provided with various technically preferable limitations for carrying out the present invention, the technical scope of the present invention is not limited to the following embodiments and illustrated examples. Absent.
図1において符号1A〜1Dは、例えば学校や病院、庁舎等のような、戸建て住宅よりも大型に形成された建物(施設)を示す。各建物1A〜1Dは、地盤面Gよりも上方に地上階を有するように建築されている。また、各建物1A〜1Dは、鉄骨造のラーメン構造や、鉄筋コンクリート造のラーメン構造、壁式構造等を始めとする種々の構造形式のうちのいずれかによって適宜構築されている。
さらに、各建物1A〜1Dには、最下階が地盤面Gのレベルに設けられるタイプ(地下階なしタイプ)と、最下階が地盤面Gよりも下方に設けられるタイプ(地下階ありタイプ)と、が含まれている。
In FIG. 1, reference numerals 1A to 1D indicate buildings (facilities) formed larger than detached houses, such as schools, hospitals, and government buildings. Each building 1A to 1D is constructed so as to have a ground floor above the ground surface G. Further, each of the buildings 1A to 1D is appropriately constructed by any one of various structural forms such as a steel-framed rigid frame structure, a reinforced concrete rigid frame structure, and a wall-type structure.
Further, in each building 1A to 1D, a type in which the lowest floor is provided at the level of the ground surface G (type without a basement floor) and a type in which the lowest floor is provided below the ground surface G (type with a basement floor). ) And is included.
以上のような各建物1A〜1Dには、地震等によって各建物1A〜1Dに生じる振動を検出する計測装置10が取り付けられている。
計測装置10が取り付けられる位置は、各建物1A〜1Dにおける最下階床レベル又は/及び地盤面Gのレベルにある構造体とされている。本実施形態において構造体とは、各建物1A〜1Dの壁や床を構成し、かつ計測装置10が取り付けられる表面を有するものを指す。
図1(a)に示す建物1Aは、地下階なしタイプの建物であり、地盤面Gのレベルに計測装置10が取り付けられる。
図1(b)に示す建物1Bは、地下階ありタイプの建物であり、最下階床レベルと地盤面Gのレベルのうち少なくとも一方に計測装置10が取り付けられる。
図1(c)に示す建物1Cは、地下階ありタイプであって、かつドライエリア2のある建物であり、最下階床レベルと地盤面Gのレベルのうち少なくとも一方に計測装置10が取り付けられる。
図1(d)に示す建物1Dは、地下階ありタイプであって、かつ地下の最下階に免震層3がある建物であり、免震層3に対して計測装置10が取り付けられる。
Each of the buildings 1A to 1D as described above is equipped with a
The position where the measuring
The building 1A shown in FIG. 1A is a building without a basement floor, and the measuring
The
The building 1C shown in FIG. 1C is a building with a basement floor and a
The building 1D shown in FIG. 1D is a building with a basement floor and a
なお、各建物1A〜1Dに計測装置10が取り付けられる場合は、各建物1A〜1Dの重心付近が望ましい。
また、計測装置10が計測データの送受信を行うタイプの場合は、通信電波が届くような場所に計測装置10が設置される。
When the measuring
Further, in the case where the measuring
計測装置10が取り付けられる構造体について、より詳細に説明すると、各建物1A〜1Dのうち地盤(地盤面G)に近い箇所を構成し、しかも、人がアクセス可能で、計測装置10の取付作業を行うことが可能な箇所を構成している。具体的には、各建物1A〜1Dにおける最下階の床梁や、最下階の床梁上の構造壁、最下階の床梁に囲まれたスラブ等が挙げられる。これらの箇所は、例えばメンテナンス作業などで作業員が進入できるスペースにあり、スペース内での計測装置10の取付作業が可能となっている。建物内駐車場・駐輪場(地下駐車場・駐輪場)や地下室、倉庫、などの共用スペースでもよいし、屋外に露出する場所でもよい。
図2においては、計測装置10が取り付けられる壁構造体4が例示されており、図4においては、計測装置10が取り付けられる床構造体5(スラブ)が例示されている。
To explain the structure to which the measuring
FIG. 2 illustrates a wall structure 4 to which the measuring
計測装置10は、図3,図5に示すように、振動を検出する装置本体11と、装置本体11を覆って装置本体11を周囲から遮蔽するケース12と、を備える。
壁構造体4、床構造体5、いずれの構造体に取り付ける場合も、構造体4,5に対して装置本体11とケース12とが取り付けられ、ケース12は、装置本体11から離間した状態で配置されている。
As shown in FIGS. 3 and 5, the measuring
When attached to any of the wall structure 4 and the
装置本体11としては、本実施形態においては、地震の揺れによって生じる加速度を検出する加速度センサーが用いられている。ただし、地震発生によって生じる振動を検出できるものであれば、加速度センサーに限られるものではなく、加速度センサーの種類についても限定されるものではない。例えば角速度センサーなどの振動センサーを用いてもよいし、MEMS(Micro Electro Mechanical System)デバイスであってもよい。また、導電型、圧電型、帰還型(サーボ型)、歪み計型、容量型の加速度センサーでもよい。
このような装置本体11は、計測の正確性を確保するために上下の向きが定められており(いわゆる天地無用の状態を指す。)、当該装置本体11の少なくとも一側面11aが鉛直面となっている。換言すれば、装置本体11は、一側面11aが鉛直になるように構造体4,5に対して取り付けられる。
In the present embodiment, the apparatus
The vertical orientation of such a device
そして、装置本体11は、鉛直面となる一側面11a側に、当該装置本体11を構造体4,5に取り付けるための取付部位である装置取付部11bを有している。
装置取付部11bは、装置本体11の一側面11a側端部から、一側面11aの面方向に沿って張り出すように形成されており、当該装置取付部11bには、ネジ等の固定具7を挿通させる貫通孔が形成されているものとする。
なお、本実施形態における装置取付部11bは、装置本体11の一側面11a側端部から横方向(左右)に張り出すように形成されている。
The device
The
The
装置本体11には、電源部6(共用電源:AC100V電源)からの電力供給を受けるための電源ケーブル6aが接続されている。電源ケーブル6aは、ケース12に形成された貫通孔を通って電源部6と計測装置10との間に配線されている。
なお、電源ケーブル6aは、ケース12の外部においてはケーブルカバー6bによって覆われており、電源ケーブル6aと人や物との接触を防いでいる。また、電源ケーブル6aが装置本体11から伸びる配線距離は30m以下とされている。
A power cable 6a for receiving power supply from the power supply unit 6 (shared power supply: AC100V power supply) is connected to the device
The power cable 6a is covered with a
ケース12は、構造体4,5への取付部位であるケース取付部13と、ケース取付部13から突出して装置本体11の周囲を囲む壁部14と、壁部14に着脱可能に設けられる蓋部15と、を有している。
The
ケース取付部13は平板枠状に形成されており、中央に、装置本体11における構造体4,5表面への接触面積よりも広い範囲に設定された開口部13aを有している。すなわち、装置本体11は、ケース取付部13における開口部13aの内側縁よりも内側に収まるような状態で構造体4,5に取り付けられる。
なお、このケース取付部13には、ネジ等の固定具7を挿通させる貫通孔が形成されているものとする。
The
It is assumed that the
壁部14は、ケース取付部13における外側縁から立ち上がるようにして当該ケース取付部13と一体又は一体的に設けられている。壁部14は、その立ち上がり方向が開放された状態となっている。
また、壁部14は、複数の側面(本実施形態においては四側面)を構成する複数の壁体からなり、電源部6に近い側の壁体には、電源ケーブル6aが通される貫通孔が形成された部位14aがある。また、複数の壁体同士によって形成される入隅部には、ネジ等の固定具7をねじ込むことが可能な穴が形成された蓋取付部14bが一体形成されている。
The
Further, the
蓋部15は、壁部14の立ち上がり方向側端面に設けられており、蓋部15の隅部には、蓋取付部14bの位置に対応して貫通孔が形成されている。すなわち、蓋部15は、隅部に形成された貫通孔にネジ等の固定具7を通し、その固定具7を、壁部における蓋取付部14bの穴にねじ込むことで固定される。
The
なお、本実施形態における壁部14は、壁体が四方に設けられて四つの隅部が形成されるものとしたが、これに限られるものではなく、円状であってもよい。図示はしないが、円状の壁部の場合は蓋部も円形とされ、壁部における蓋取付部や固定具7が通される蓋部の貫通孔は適宜設けられる。
また、壁部14は、ケース取付部13の外側縁から壁体が立ち上がることで形成されるものとしたが、ケース取付部13の内側縁から壁体が立ち上がることで形成されてもよい。すなわち、ケース取付部13が壁部14に対してフランジ状に形成された状態でもよい。このような状態の場合は、蓋部15を省略し、壁部14をドーム状に形成してもよい。
The
Further, although the
なお、計測装置10が屋外に露出する場所に設置される場合には、ケース12に対して防水対策を行う。具体的には、ケース取付部13と構造体4,5との間や、壁部14と蓋部15との間にブチルゴムなどの防水性樹脂を介在させるようにしたり、シール材によって隙間を覆ったりすることで防水対策を行うようにする。
When the measuring
以上のように構成された計測装置10が壁構造体4に取り付けられる例について、より詳細に説明すると、図2,図3に示すように、装置本体11及びケース12は、壁構造体4における同一表面に取り付けられている。その上で、装置本体11は、上述のように、ケース取付部13における開口部13aの内側に収まるような状態で壁構造体4に取り付けられるため、ケース取付部13は、装置本体11から離間した位置に配置されていることになる。
要するに、装置本体11とケース12とが壁構造体4の同一表面に取り付けられる場合には、ケース取付部13における開口部13aの縁が装置本体11に接しないように、装置本体11から離して取り付けられている。
Explaining in more detail an example in which the measuring
In short, when the device
装置本体11は、壁構造体4に対し、鉛直面である一側面が壁構造体4の表面に接するように配置され、一側面11a側に設けられた装置取付部11bから壁構造体4に向かって、ネジ等の固定具7がねじ込まれることによって取り付けられている。
ケース12は、壁構造体4に対し、蓋部15のない状態でケース取付部13が壁構造体4の表面に接するように配置され、ケース取付部13から壁構造体4に向かって、ネジ等の固定具7がねじ込まれることによって取り付けられている。蓋部15は、その後から壁部14に対して固定される。
The device
The
以上のように構成された計測装置10が床構造体5に取り付けられる例について、より詳細に説明すると、図4〜図6に示すように、装置本体11及びケース12は、床構造体5における同一表面に取り付けられている。その上で、装置本体11は、上述のように、ケース取付部13における開口部13aの内側に収まるような状態で床構造体5に取り付けられるため、ケース取付部13は、装置本体11から離間した位置に配置されていることになる。
要するに、装置本体11とケース12とが床構造体5の同一表面に取り付けられる場合には、ケース取付部13における開口部13aの縁が装置本体11に接しないように、装置本体11から離して取り付けられている。
Explaining in more detail an example in which the measuring
In short, when the device
また、装置本体11は、上述のように、計測の正確性を確保するために上下の向きが定められていることから、床構造体5に取り付けられる場合には、ブラケット16を介して取り付けられている。
ブラケット16は、床構造体5に固定されるベース部16aと、ベース部16aから立ち上げられて形成され、かつ鉛直方向に沿って配置される立ち上がり部16bと、を有している。
Further, since the device
The
また、装置本体11は、立ち上がり部16bに対し、取り付け部品17を介して取り付けられている。
取り付け部品17は、断面ハット型に形成され、かつ、装置本体11よりも横方向に長く形成されている。また、取り付け部品17の幅方向両端部には、ボルト17aを通すための貫通孔が形成されている。
なお、立ち上がり部16bにも、ボルト17aが設けられる穴もしくは貫通孔が形成されているものとする。
Further, the apparatus
The mounting
It is assumed that the rising
装置本体11は、以上のようなブラケット16及び取り付け部品17によって床構造体5に取り付けられている。
すなわち、装置本体11における装置取付部11bは、取り付け部品17の上下端部に対し、ビス等の取付具もしくは接着剤等により取り付けられている。
そして、装置本体11が取り付けられた状態の取り付け部品17が、立ち上がり部16bに対してボルト17aによって固定されている。これにより、計測装置10は、装置本体11の一側面が鉛直となるように床構造体5に取り付けられた状態となる。
The apparatus
That is, the
Then, the mounting
なお、以上のようなブラケット16が使用されることにより、例えば免震層3を備えた建物1Dのように、基礎に立ち上がりがない場合であっても、計測装置10を設置することができる。
By using the
本実施の形態によれば、建物1A〜1Dを構成する構造体4,5に、装置本体11とケース12とが取り付けられており、ケース12における構造体4,5への取付部位は、装置本体11における構造体4,5への取付部位から離間した状態で配置されているので、ケース12に生じた振動が、装置本体11に伝わることを防ぐことができる。これにより、人や物が、計測装置10のケース12に接触しても、装置本体11によって正確な計測ができる。
According to the present embodiment, the device
また、装置本体11及びケース12は、構造体4,5における同一表面に取り付けられているので、装置本体11及びケース12を、例えば同一ではない構造体の表面に取り付ける場合に比して、その取付作業が容易となる。
Further, since the device
また、構造体4,5は、建物1A〜1Dのうち地盤に近い箇所を構成しているので、地震の発生により建物1A〜1Dの構造体4,5に伝わる振動を好適に計測することができる。
Further, since the
また、構造体4,5は、建物1A〜1Dのうち人がアクセス可能な箇所を構成しているので、ケース12への接触が起きやすい状況下でも、装置本体11によって正確な計測ができる。
Further, since the
また、装置本体11は上下の向きが定められ、当該装置本体11の少なくとも一側面11aが鉛直面となっており、装置本体11は、一側面11a側に、構造体4,5への取付部位である装置取付部11bを有しているので、装置本体11を、構造体4,5側の鉛直面(構造壁、ブラケット)に対して取り付ける作業を容易に行うことができる。
Further, the device
また、ブラケット16が、構造体5に固定されるベース部16aと、ベース部16aから立ち上げられて形成され、かつ鉛直方向に沿って配置される立ち上がり部16bと、を有しており、装置本体11が、ブラケット16における立ち上がり部16bに取り付けられているので、装置本体11の上下の向きを変更せずに、構造体5の水平面(床梁、スラブ)に取り付けることができる。
Further, the
また、ケース12は、構造体4,5への取付部位であるケース取付部13と、ケース取付部13から突出して装置本体11の周囲を囲む壁部14と、壁部14に着脱可能に設けられる蓋部15と、を有しているので、蓋部15を着脱して装置本体11のメンテナンスを容易に行うことができる。さらに、ケース取付部13は、装置本体11から離間した位置に配置されているので、蓋部15の脱着時に生じる振動が装置本体11に伝わるのを防ぐことができる。また、壁部14を、装置本体11の配線の置き場や固定に使うことができる。
Further, the
計測装置10の設置場所が、共用スペースや屋外に露出する場所であった場合、計測装置10の設置場所に立ち入った人や飛来物などが計測装置10に接触する場合があるが、本実施形態によれば、装置本体11によって正確な計測ができる。
また、本実施形態における構成の計測装置10によれば、装置本体11の移設(リフォーム)も行いやすい。ただし、装置本体11は、電源部6からの電力供給が必要であるため、電源部6から近い場所に取り付けられる。
When the installation location of the measuring
Further, according to the measuring
G 地盤面
1A 建物
1B 建物
1C 建物
1D 建物
2 ドライエリア
3 免震層
4 壁構造体
5 床構造体
6 電源部
6a 電源ケーブル
6b ケーブルカバー
7 固定具
10 計測装置
11 装置本体
11a 一側面
11b 装置取付部
12 ケース
13 ケース取付部
13a 開口部
14 壁部
14a 貫通孔が形成された部位
14b 蓋取付部
15 蓋部
16 ブラケット
16a ベース部
16b 立ち上がり部
17 取り付け部品
17a ボルト
G Ground
Claims (7)
建物を構成する構造体に、前記装置本体と前記ケースとが取り付けられており、
前記ケースにおける前記構造体への取付部位は、前記装置本体における前記構造体への取付部位から離間した状態で配置されていることを特徴とする計測装置の取付構造。 It is a mounting structure of a measuring device including a device main body for detecting vibration and a case for covering the device main body and shielding the device main body from the surroundings.
The device body and the case are attached to the structure constituting the building.
A mounting structure for a measuring device, wherein the mounting portion to the structure in the case is arranged in a state of being separated from the mounting portion to the structure in the device main body.
前記装置本体及び前記ケースは、前記構造体における同一表面に取り付けられていることを特徴とする計測装置の取付構造。 In the mounting structure of the measuring device according to claim 1,
A mounting structure for a measuring device, wherein the device body and the case are mounted on the same surface of the structure.
前記構造体は、前記建物のうち地盤に近い箇所を構成していることを特徴とする計測装置の取付構造。 In the mounting structure of the measuring device according to claim 1 or 2.
The structure is a mounting structure for a measuring device, which comprises a portion of the building close to the ground.
前記構造体は、前記建物のうち人がアクセス可能な箇所を構成していることを特徴とする計測装置の取付構造。 In the mounting structure of the measuring device according to any one of claims 1 to 3,
The structure is a mounting structure for a measuring device, which comprises a part of the building that is accessible to humans.
前記装置本体は上下の向きが定められ、当該装置本体の少なくとも一側面が鉛直面となっており、
前記装置本体は、前記一側面側に、前記構造体への前記取付部位である装置取付部を有していることを特徴とする計測装置の取付構造。 In the mounting structure of the measuring device according to any one of claims 1 to 4.
The device body is oriented vertically, and at least one side surface of the device body is vertically facing.
A mounting structure for a measuring device, wherein the device main body has a device mounting portion which is a mounting portion for the structure on one side surface side.
前記計測装置は、ブラケットを介して前記構造体に取り付けられており、
前記ブラケットは、前記構造体に固定されるベース部と、前記ベース部から立ち上げられて形成され、かつ鉛直方向に沿って配置される立ち上がり部と、を有しており、
前記装置本体は、前記立ち上がり部に取り付けられていることを特徴とする計測装置の取付構造。 In the mounting structure of the measuring device according to claim 5.
The measuring device is attached to the structure via a bracket, and the measuring device is attached to the structure.
The bracket has a base portion fixed to the structure, and a rising portion formed by being raised from the base portion and arranged along the vertical direction.
The device main body is a mounting structure of a measuring device, characterized in that it is mounted on the rising portion.
前記ケースは、前記構造体への前記取付部位であるケース取付部と、前記ケース取付部から突出して前記装置本体の周囲を囲む壁部と、前記壁部に着脱可能に設けられる蓋部と、を有しており、
前記ケース取付部は、前記装置本体から離間した位置に配置されていることを特徴とする計測装置の取付構造。 In the mounting structure of the measuring device according to any one of claims 1 to 6,
The case includes a case mounting portion that is a mounting portion for the structure, a wall portion that protrudes from the case mounting portion and surrounds the periphery of the device main body, and a lid portion that is detachably provided on the wall portion. Have and
The case mounting portion is a mounting structure for a measuring device, characterized in that the case mounting portion is arranged at a position separated from the device main body.
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