JP2020167662A - Information processing device, information processing system, method, and program - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、情報処理装置、情報処理システム、方法及びプログラムに関する。 The present invention relates to information processing devices, information processing systems, methods and programs.
研究施設や企業に来場した訪問者が、予定されていた訪問先に訪問したかを判断するシステムが提案されている(特許文献1)。 A system has been proposed in which a visitor who visits a research facility or a company determines whether or not he / she has visited a planned destination (Patent Document 1).
また、2人の人物が接触した可能性の有無を監視映像から推測する技術が提案されている(特許文献2)。 Further, a technique for estimating the possibility of contact between two people from a surveillance image has been proposed (Patent Document 2).
しかし、目的地の異なる人物同士が不正に接触して情報のやり取りを行うことを監視する技術はこれまで提案されていなかった。 However, a technique for monitoring the unauthorized contact between people with different destinations and exchanging information has not been proposed so far.
本発明は、所定の領域で、本来接触すべきでない人物の接触を検知し、出力するための技術を提供することを目的とする。 An object of the present invention is to provide a technique for detecting and outputting the contact of a person who should not be in contact with the predetermined region.
本発明は、所定領域内での人物を監視するシステムにおける情報処理装置であって、前記所定領域に存在する複数の人物について、前記人物の位置情報、および前記所定領域における人物の行き先を示す情報を取得する取得手段と、前記位置情報を用いて、前記人物間での接触を特定する特定手段と、前記特定手段により接触したと特定された人物それぞれの前記行き先を示す情報を用いて、前記接触が不正な接触であるかを判定する判定手段と、前記判定手段による判定結果を出力する出力手段とを有することを特徴とする。 The present invention is an information processing device in a system for monitoring a person in a predetermined area, and is information indicating the position information of the person and the destination of the person in the predetermined area for a plurality of persons existing in the predetermined area. Using the acquisition means for acquiring the above, the specific means for identifying the contact between the persons using the position information, and the information indicating the destination of each of the persons identified as having contacted by the specific means. It is characterized by having a determination means for determining whether the contact is an illegal contact and an output means for outputting the determination result by the determination means.
本発明によれば、所定の領域で、本来接触すべきでない人物の接触を検知し、出力するための技術を提供することができる。 According to the present invention, it is possible to provide a technique for detecting and outputting the contact of a person who should not be in contact with the predetermined region.
以下、添付の図面を参照して、発明の実施形態を説明する。なお、以下の実施形態において示す構成は一例に過ぎず、本発明は図示された構成に限定されるものではない。 Hereinafter, embodiments of the invention will be described with reference to the accompanying drawings. The configuration shown in the following embodiments is only an example, and the present invention is not limited to the illustrated configuration.
(実施例1)
図1は、発明の実施形態に対応する監視システム10(情報処理システム)の構成例を示す図である。なお、本発明では、一例として、試験会場を本監視システム10により監視する例について説明する。当該監視システム10は、ネットワークカメラ100、情報処理装置200、データベース装置300、受付端末400、情報表示装置500がネットワーク回線であるLAN600によって相互接続されて構成されている。図1に示した監視システム10の構成要素は、あくまで一例であって、これら以外の構成要素が更に追加されてもよい。以下、各構成要素について説明する。
(Example 1)
FIG. 1 is a diagram showing a configuration example of a monitoring system 10 (information processing system) corresponding to an embodiment of the invention. In the present invention, as an example, an example in which the test site is monitored by the
まず、ネットワークカメラ100は、撮像センサ部101、現像処理部102、符号化部103、人物検出処理部104、LANインタフェース(I/F)部105を含むように構成することができる。撮像センサ部101は、撮像面に結像された光像を光電変換してアナログ画像信号を出力するCMOS等の撮像素子、及び、アナログ画像信号をデジタル画像信号に変換するA/D変換器を含んで構成される。現像処理部102は、撮像センサ部101から出力されたデジタル画像信号に対して、所定の現像処理を実行する。現像処理には、例えば、ディベイヤ処理、ホワイトバランス処理、階調変換処理、エッジ強調補正処理、キズ補正、ノイズ除去、拡大縮小処理、YCbCr形式への色変換などの処理を含むことができる。
First, the
符号化部103は、現像処理部102が出力したデジタル画像信号を圧縮・符号化して、情報処理装置200に提供する配信用の画像データを生成する。生成される画像データには、ネットワークカメラ100の識別情報(カメラID)、設置場所の情報(位置情報)、撮影時刻情報等が含まれる。符号化部103は画像データ生成時にフレームレートの設定も行う。ここで、配信用の画像圧縮方式は、例えば、H.264、H.265、MPEGまたはJPEGなどの規格に基づくことができる。さらに、mp4やavi形式などを含む任意の形式の画像データを生成してもよい。
The
人物検出処理部104は、現像処理部102から出力されたデジタル画像を解析して、デジタル画像に含まれる人物に関する情報を検出する。検出対象となる人物情報は、例えば、顔、上半身、下半身、全身、後姿等の画像データが含まれる。当該画像データは、撮像画像から人物の含まれる領域を抽出した画像データであってもよい。領域を抽出する場合には、当該領域の撮像画像における座標情報が画像データに添付される。また人物情報は、画像データそのものではなく、当該画像から所定の演算に基づいて得られた特徴量であってもよいし、画像データと特徴量との両方を含んでいてもよい。人物情報が画像データを含む場合、当該画像データは、符号化部103で行うのと同様に圧縮符号化処理が施され、例えば静止画の場合にはJPEG画像データが含まれる。検出された人物情報及び撮像画像内におけるその座標情報は、当該人物を撮影したネットワークカメラ100のカメラID、位置情報、及び撮影時刻情報等と共に、情報処理装置200に提供される。ここで生成される情報を「検出人物情報」と称することとする。
The person
ここで、人物検出処理部104は、ネットワークカメラ100が備えている構成以外に、外部装置、例えば情報処理装置200が備えていてもよい。その場合、人物検出処理部104が実行する機能の一部または全部を情報処理装置200が実行し、残りの機能をネットワークカメラ100で実行してもよい。
Here, the person
LAN I/F部105は、符号化部103から出力された画像データや、人物検出処理部104が生成した検出人物情報を、LAN600を介して情報処理装置200に送信するための通信インタフェースである。LAN I/F部105は、例えば、NFSやCIFSなどのネットワークファイルシステム、または、UDPやTCPなどのネットワーク通信プロトコルを使用して、通信相手との間でデータのやり取りの調整を行う。
The LAN I /
次に、情報処理装置200の構成について説明する。情報処理装置200は、LANインタフェース(I/F)部201、復号部202、認証部203、データベース管理部204、判定部205、通知部(出力部)206を含み、相互にシステムバス207で接続されるように構成することができる。
Next, the configuration of the
LAN I/F部201は、LAN600を介してネットワークカメラ100や情報表示装置500等と通信する。
The LAN I /
復号部202はネットワークカメラ100からLAN600を介して取得した検出人物情報に含まれる画像データを、伸張し復号してデジタル画像信号を復元する。復号されたデジタル画像信号は認証部203に出力される。ここで、情報処理装置200が人物検出処理部104を有するような実施形態では、人物検出処理部104がシステムバス207と接続されるように設けることができる。人物検出処理部104は、復号部202が復号した画像データから人物に関する情報を検出し、検出人物情報を認証部203に提供する。
The
認証部203は、人物検出処理部104が生成した検出人物情報と、後述する受験者情報データベース310に登録されている受付画像314とに基づき、撮像された人物を特定するための認証処理を行う。この認証処理の詳細は後述する。
The
データベース管理部204は、データベース装置300に保持されるデータベースの登録情報を管理する。例えば、受験者情報データベース310の登録情報を更新し、データベースから登録情報を抽出し、必要に応じて各処理部に提供するといった処理を行う。
The
判定部205は、データベース装置300の各データベースの登録情報に基づいて、所定エリア内での人物の不正接触を判定するための処理を行う。なお、本発明において、「接触」とは、人物間の物理的な接触に限らず、人物間の位置座標の差分が所定閾値内(所定範囲内)にあることも含む。また、本発明において、「不正」とは、本来接触すべきでない人物同士の接触を意味する。
The
通知部206は、認証部203、判定部205における判定結果に基づき、情報表示装置500に対して不正接触した人物に関する情報の通知(出力)を行う。通知情報の詳細は、図7、及び図8を参照して後述する。
The
データベース装置300は、情報処理装置200が本実施形態に対応する処理を実行するに際して参照する情報が登録されたデータベースであって、受験者情報データベース310等を含むことができる。データベース装置300は情報処理装置200に接続される構成となっているが、ネットワークインタフェースを備え、LAN600上に接続されていてもよい。その場合、情報処理装置200とデータベース装置300との通信は、LANI/F部201を介して行われる。
The
受験者情報データベース310は、本監視システム10の監視対象となる施設に来場した受験者それぞれに対する情報が登録されるデータベースである。このデータベースの詳細は、図2を参照して後述する。
The
受付端末400は、本監視システム10の監視対象となる施設に来場した受験者が、受付を行う際に利用する端末装置である。受験者は受付端末400による指示に従って受験番号を指定し、受付端末400は、本人確認のために、受験者の写真撮影を行い、撮影画像データ(撮像画像データや、単に画像や受付画像とも呼ぶ)を生成する。
The
受験番号の指定及び写真撮影が正しく行われると、受験者が施設に入場するために必要な受付手続が完了する。 If the examination number is specified and the photo is taken correctly, the reception procedure required for the examinee to enter the facility is completed.
受付端末400は、受付手続が完了すると、受験者情報を撮影画像データと共に情報処理装置200に送信する。受験者情報には、例えば、受験番号に基づき特定される、予め登録されていた当該人物の氏名、試験会場、試験開始終了時刻を含むことができる。試験会場は、受験者の行き先を特定可能な情報(行き先を示す情報)である。そして、本実施形態では、当該情報は受験会場であるが、他の実施形態として、人ごとに設定される入室権限、所属などの情報を、当該情報に含んでもよい。
When the reception procedure is completed, the
情報表示装置500は、情報処理装置200から送信された情報を表示する装置であって、例えばパーソナルコンピュータ(PC)やタブレット端末、スマートフォン端末等により実現することができる。情報表示装置500は、LAN600との接続を有線、無線のうち、いずれにおいて行ってもよい。無線は、例えばIEEE802.11の無線LANの規格に従うことができる。
The
以下に説明する本実施形態では、情報表示装置500を本監視システム10が設置された施設内を警備する警備員が、情報処理装置200からの通知を確認するための表示装置としてのパーソナルコンピュータとする。
In the present embodiment described below, the
図1に示す監視システム10構成において、ネットワークカメラ100の台数は1台以上の任意の数とすることができ、台数に限定はない。情報処理装置200、データベース装置300及び情報表示装置500は、単一の装置により実現される場合だけでなく、それぞれ複数の装置が協働して各機能を実現してもよい。
In the
次に、図2を参照して、データベース装置300におけるデータベースのデータ構造について説明する。
Next, the data structure of the database in the
受験者情報データベース310には、受付端末400にて受付を済ませた受験者情報が登録される。具体的には、ID311、受験番号312、氏名313、受付画像314、受付日時315、試験会場316、試験時刻情報317、接近人物情報318、不正接触フラグ319の各情報がそれぞれ登録される。
In the
ID311には、データベース内で個々の受験者を一意に特定可能とする識別情報が登録される。受験番号312には、受験者に対して外部装置から予め発行されていた受験番号が登録される。この受験番号は、受験者が受付端末400に正しく入力することで設定される。氏名313には受験番号312から予め参照できるよう登録されていた氏名が登録される。
Identification information that makes it possible to uniquely identify each examinee in the database is registered in ID311. An examination number issued in advance from an external device to the examinee is registered in the
受付画像314には、受付時に受付端末400によって撮影された受験者の撮影画像データが登録される。この画像は例えば顔写真1枚のみでも、それに加えて撮影角度を変更した複数枚の顔写真や全身を撮影した写真等を含む複数枚が登録されてもよい。
In the
受付日時315は受験者が受付端末400で受付処理を完了した時刻が自動で登録される。試験会場316及び試験時刻情報317は、受験番号312から予め参照できるよう登録されていた情報が登録される。
As for the reception date and
接近人物情報318には試験会場内の監視区域において、各人物に接近した人物の情報が登録される。そのため、受付時には登録情報は無い。接近人物情報318の詳細は、表1等を用いて後ほど説明する。不正接触フラグ319には通常0が設定されているが、他者との不正な接触が検知されると1が設定される。不正接触フラグの設定の詳細は図6を参照して後述する。
In the approaching
次に、本実施形態の監視システムが適用される監視区域の一例を、図3を参照して説明する。エリア1は施設の入り口に位置し、本実施形態の監視システム10での監視対象外の区域である。エリア2は受験者のみが立ち入ることのできる本実施形態の監視システム10の監視対象区域(所定の領域)である。
Next, an example of the monitoring area to which the monitoring system of the present embodiment is applied will be described with reference to FIG. Area 1 is located at the entrance of the facility and is an area not subject to monitoring by the
試験室A〜Fを示すエリア3は、それぞれ試験会場であり、既定の受験者が既定の時間にのみ立ち入ることができるエリア(部屋)である。
また、監視対象区域である2、3及び本実施形態には直接影響のないエリア1を監視するための監視室6が設置される。監視室6の設置位置については、実際の実施の態様に依存するものであって発明の実施そのものには特に影響がない。
In addition, a monitoring room 6 for
受験者は会場に到着するとエリア1に設置されている受付4に向かう。受付4には受付端末400が設置されており、そこで受験者に対して外部装置から予め発行されていた受験番号を入力すると、その受験番号に基づいて予め登録されている氏名、試験会場、試験時刻情報が受付端末400上の不図示の表示装置に表示される。
When the examinee arrives at the venue, he / she goes to the
表示装置に表示された情報に間違いないことを受験者が確認した後、受付端末400が有する不図示のカメラにより、受験者の写真撮影が行われ、受付が完了する。
After the examinee confirms that the information displayed on the display device is correct, the examinee is photographed by the camera (not shown) of the
その後受験者は試験会場すなわち監視エリア2、3に入場するが、この施設は入退場口5からのみ入場できる構造となっている。入退場口5には通用ゲートを設けるなど、受付が完了している受験者のみが通過できる仕組みが施されている。
After that, the examinee enters the examination venue, that is, the
監視エリア2にはネットワークカメラ100が1台または複数台設置されており、エリア内での受験者の行動を監視することができる。ネットワークカメラ100は、監視エリア2にいる受験者の様子を撮像し、当該撮像画像に基づいて情報処理装置200が受験者同士の接触を検出することができる。
One or a plurality of
監視エリア2で受験者同士が不正に接触したことが検出された場合は、監視室6内の情報表示装置500を通じて当該人物の情報が警備員に対して通知される。
When it is detected that the examinees have made unauthorized contact with each other in the
次に、本実施形態の監視システム10における動作の詳細を説明する。図4は、発明の実施形態に対応する監視システム10におけるネットワークカメラ100が実行する処理の一例を示すフローチャートである。
Next, the details of the operation in the
まず、S401において、ネットワークカメラ100は、その設置位置において撮像対象となる所定の空間或いは領域の画像を撮像センサ部101が撮像し、現像処理部102にデジタル画像信号を出力する。現像処理部102は所定の現像処理を行った後、処理結果のデジタル画像信号を符号化部103及び人物検出処理部104に出力する。符号化部103は、入力されたデジタル画像信号を圧縮・符号化して画像データを生成し、LAN I/F部105を介して情報処理装置200に送信する。
First, in S401, the
続くS402では、人物検出処理部104が処理対象のデジタル画像信号(以下、単に処理対象画像という。)に基づき人物検出を行う。ここでは人物検出処理部104が人物の顔を検出することにより人物検出を行う場合を説明する。顔の検出方法は公知の手法を用いることができる。また、人物の顔を検出した場合、処理はS403に進む。一方、人物の顔を検出しなかった場合、処理はS401に戻る。
In the following S402, the person
S403では、人物検出処理部104は、検出した人物についての情報(検出人物情報)を、LAN I/F部105を介して情報処理装置200に送信する。このときの検出人物情報のデータ構造の一例を図4(B)に示す。
In S403, the person
検出人物情報410は、当該情報を識別するための識別情報であるID411、画像を検出したネットワークカメラ100を識別するためのカメラID412、ネットワークカメラ100の位置情報413、画像の撮像時刻を示す時刻情報414を含む。また、検出した顔画像、或いは、顔画像から抽出した所定の特徴量、及び画像中の人物の顔の位置を示す座標情報を示す人物情報415を含む。人物情報415が画像データを含む場合、静止画像としてJPEG等の形式で圧縮符号化してもよい。検出人物情報410は、1枚の撮像画像中に複数の人物が検出された場合には、人物毎に生成してもよいし、或いは、複数の人物についてまとめて1つの情報を生成してもよい。その際、人物毎に画像中に写っている位置を特定するための座標情報が含まれる。
The detected
その後、S401に戻って処理を繰り返す。以上の処理によりネットワークカメラ100では、撮像対象の領域の画像データを情報処理装置200に送信することができる。それと同時に、撮像対象の領域(所定領域内)の画像データに対して、人物検出処理を行って、人物が検出された場合には当該人物に関する検出人物情報410を情報処理装置200に送信することができる。
After that, the process returns to S401 and the process is repeated. By the above processing, the
人物検出処理部104が情報処理装置200に含まれるような実施形態では、上記S402及びS403の処理はネットワークカメラ100側では実行せず、情報処理装置200において実行する。具体的には、人物検出処理部104は、復号部202が復号した画像データに対してS402に対応する人物検出処理を実行し、人物を検出した場合には、検出人物情報を認証部203に提供する。
In the embodiment in which the person
次に、図5を参照してネットワークカメラ100から受信した検出人物情報410に基づき情報処理装置200が実行する処理について説明する。図5は、発明の実施形態に対応する監視システム10における情報処理装置200が実行する不正接触検知処理の一例を示すフローチャートである。
Next, a process executed by the
以下の説明では、人物検出処理をネットワークカメラ100で行う場合を説明するが、人物検出処理を情報処理装置200側で行ってもよい。その場合、検出人物情報410は、情報処理装置200内に設けられた人物検出処理部104が提供するものとして読み替えればよい。
In the following description, the case where the person detection process is performed by the
まず、S501において、情報処理装置200は、ネットワークカメラ100から撮像画像及び検出人物情報410を取得する。
First, in S501, the
S502では、認証部203が、人物認証処理を実行する。具体的には、取得した検出人物情報410に含まれる人物情報415と、受験者情報データベース310の各受験者情報とを比較処理し、最も類似する受験者情報を特定する。例えば、人物情報415に顔画像が含まれている場合には、当該顔画像と最も類似する顔画像情報(受付画像314)を受験者情報データベース310から特定する。
In S502, the
S502では、画像から得られる人物の服装、所持品、装飾品等の特徴情報を補助的に利用することもできる。ここで、人物を特定するための画像の比較処理の方法自体は本発明の特徴ではなく、公知の任意の手法を採用することができるので、これ以上の詳細な説明については省略する。 In S502, characteristic information such as clothes, belongings, and accessories of a person obtained from an image can be used as an auxiliary. Here, since the method of image comparison processing for identifying a person is not a feature of the present invention and any known method can be adopted, further detailed description thereof will be omitted.
S503では、判定部205が複数の検出人物情報410に含まれる位置情報413、時刻情報414、人物情報415に含まれる座標情報をそれぞれ比較する。比較の結果、それぞれの差分が所定閾値内であれば、それらの人物が同時刻同位置にいると判定する。そして、同時刻同位置にいると判定したすべての人物(すなわち、接触が発生したすべての人物)の受験者情報を、判定部205が、データベース装置300が保持する受験者情報データベース310から取得する。
In S503, the
S503は、本発明における、前記所定領域に存在する複数の人物について、前記人物の位置情報、および前記所定領域における人物の行き先を示す情報を取得する取得手段の一例である。 S503 is an example of the acquisition means in the present invention for acquiring the position information of the person and the information indicating the destination of the person in the predetermined area for a plurality of persons existing in the predetermined area.
S504では、判定部205がS503で取得した情報から、同時刻同位置に複数の人物がいるか否かを判定する。複数の人物が同時刻同位置にいる場合には、処理はS505に進む。一方、同時刻同位置に複数の人物がいないと判定された場合には、処理はS501に戻り次の撮像画像及び検出人物情報の取得に進む。
In S504, the
S504は、本発明における、前記位置情報を用いて、前記人物間での接触を特定する特定手段の一例である。 S504 is an example of the specific means for identifying the contact between the persons by using the position information in the present invention.
S505では、判定部205が複数の人物同士の接触時間を算出する。そして、データベース装置300を制御して、その結果をデータベース装置300が保持する受験者情報データベース310内の対応する人物に関する接近人物情報318、不正接触フラグ319に記録する。
In S505, the
S505における接触時間の算出及びデータベース更新処理の詳細は図6を参照して後述する。 Details of the contact time calculation and the database update process in S505 will be described later with reference to FIG.
S506では、判定部205が不正接触の有無を判定する。判定部は、S505の処理により不正接触フラグ319が設定された人物がいる場合には処理はS507に進む。不正接触フラグ319が設定された人物がいない場合には、処理はS501に戻り次の撮像画像及び検出人物情報の取得に進む。
In S506, the
S506、及び後述するS603、S604、S606は、本発明における、前記特定手段により接触したと特定された人物それぞれの前記行き先を示す情報を用いて、前記接触が不正な接触であるかを判定する判定手段の一例である。 S506 and S603, S604, and S606 described later determine whether or not the contact is an illegal contact by using the information indicating the destination of each of the persons identified as having contacted by the specific means in the present invention. This is an example of the determination means.
S507では、判定部205が、不正接触があったという情報を次に続く処理を実行可能にするために通知部206に通知し、その後次の撮像画像に対する処理を実施するためにS501に戻る。
In S507, the
S507は、本発明における、前記判定手段による判定結果を出力する出力手段の一例である。 S507 is an example of the output means for outputting the determination result by the determination means in the present invention.
次に、図6を用いて、接触時間算出処理及び受験者情報データベース更新処理について、説明する。 Next, the contact time calculation process and the examinee information database update process will be described with reference to FIG.
図6は、S505における接触時間算出処理及び受験者情報データベース更新処理の一例を示すフローチャートである。 FIG. 6 is a flowchart showing an example of the contact time calculation process and the examinee information database update process in S505.
まずS601において、判定部205が、受験者情報データベース310に含まれる受験者の中から、図6の処理の対象となる人物(以下、対象人物とも呼ぶ)を1人選択する。
First, in S601, the
S602では、判定部205が、データベース装置300が保持する受験者情報データベース310内で、S601で選択した人物に対応するデータの接近人物情報318を参照する。
In S602, the
ここで表1に接近人物情報318の一例を示す。ある人物AがS502において認証され、S503の処理が実行されるたびに、どの人物と接近したか接近情報が記録されている。
Here, Table 1 shows an example of approaching
すなわち、判定部205がS503の処理を実行することにより、人物Aと、同時刻同位置にいると推定した人物が、人物Aに接近した人物として、接近情報に記録される。
That is, when the
表1内の「人物Aの認証タイミング」下のマス縦一列が1回の認証を示す。そして、表1では、人物Aに対して、合計5回の認証が行われ、そのうち、人物Bが4回、人物Cが1回、人物Dが2回、人物Aに接近したことを示す。
One vertical column of squares under "Authentication timing of person A" in Table 1 indicates one authentication. Then, in Table 1, it is shown that the person A is authenticated a total of 5 times, of which the person B approaches the
S603では、判定部205が、対象人物と接近している他の人物との試験会場316(行き先)が一致するかを特定する。
In S603, the
S603は、対象人物と、接近している他の人物の試験会場316が一致する人物に対して、後述するS606で、不正接触フラグ319を設定しないようにするために行う処理である。なぜなら、試験会場316が一致する以上、その人物が対象人物と接触することは避けられず、また同じタイミングで試験を受けるため、接触したとしても試験問題の漏洩のリスクが限りなく低いためである。
S603 is a process performed to prevent the
S604では、判定部205が接近人物情報318を元に、対象人物とそのとき接近している他の人物との接近情報から接近していたと考えられる時間の積算値を算出し、推定接触時間とする。この推定接触時間の算出値は表1に示すようにデータベースの接近人物情報318に記録されてもよい。
In S604, the
S605では、判定部205が対象人物とそのとき接近している他の人物それぞれに対し、算出した推定接触時間が所定閾値よりも長いか(所定時間以上か)否かを判定する。算出した推定接触時間が所定閾値よりも長い場合には処理はS606へ、そうでない場合にはS607へ進む。
In S605, the
S606では、判定部205が、対象人物との推定接触時間が所定閾値より長い人物に対して不正接触を示すフラグを設定する。具体的には、受験者情報データベース310内の対象人物に対応する不正接触フラグ319を1に設定する。ただし、判定部205は、対象人物との推定接触時間が所定閾値より長い人物であっても、対象人物と試験会場316(行き先、目的地)が一致する人物に対しては、不正接触フラグ319を1に設定しない。
In S606, the
なお、他の実施形態として、対象人物と試験会場316が一致する人物であっても、試験開始時刻が異なる人物同士が接触した場合には、不正接触フラグ319を1に設定しても良い。そうすることで、試験を終えた受験者が、次の受験者に対してすれ違いざまに試験内容を漏らすことを防止することができる。
As another embodiment, even if the target person and the
S607では、判定部205が、認証された人物全員に対してS606までの処理を実施したか否かを判定し、全員実施済みであれば処理はS608へ進み、そうでなければS601へ戻り次の人物に対する処理へと進む。
In S607, the
S608では、判定部205が、ここで処理対象となった全人物の接近人物情報318を照合し、推定接触時間が所定閾値を超え不正接触と判断できる人物の組み合わせを示す不正接触情報を生成する。なお、本処理において、不正接触情報の生成は必須ではない。
In S608, the
S609では、判定部205が、S601で対象となった人物に対応する受験者情報データベース310内の接近人物情報318を、S602〜S606の処理結果に基づいて、更新する。この時点で接近した人物がいる人物に対応する接近人物情報318の更新をするとともに、接近人物がいなかった人物に対応する接近人物情報318に、接近人物無しの情報を追加して更新する。
In S609, the
なお、本実施形態において、判定部205における、S604、S605の処理は必須の処理ではなく、接触時間に関係なく、接触した人物がいる場合に、S606の処理を実行してもよい。ただ、S604、S605の処理を実行することにより、複数の人物が単にすれ違っただけ等の場合に、接触と判定される可能性を低減することが可能となる。
In the present embodiment, the processes of S604 and S605 in the
また、本実施形態では、図5、図6に示す処理を情報処理装置200が実行するとしたが、他の実施形態として、図5、図6に示す処理の一部、または全部をネットワークカメラ100が実行してもよい。
Further, in the present embodiment, the
次に、上記の処理結果に基づいて、不正接触した人物に関する情報を情報表示装置500に表示するための処理を説明する。図7は、発明の実施形態に対応する監視システム10における情報処理装置200が実行する処理の一例を示すフローチャートである。
Next, a process for displaying information about a person who has made an unauthorized contact on the
図7に示す処理は、情報表示装置500からの要求に従って開始してもよく、または、所定のタイミング(例えば1分経過毎)で開始してもよい。または、S507において、判定部205が、不正接触があったという情報を通知部206に通知したタイミングで開始してもよい。
The process shown in FIG. 7 may be started according to a request from the
まず、S701において、情報処理装置200の通知部206は、受験者情報データベース310において、不正接触フラグ319に1が設定された人物を特定する。また、ID311、受験番号312、氏名313等を確認することで、警備員は当該人物を特定することができるので、通知部206は、当該人物について、データベース管理部204を介して受験者情報データベース310からこれらの情報を取得する。
First, in S701, the
S702では、通知部206が、S701の処理により特定された人物について、データベース管理部204を介して受験者情報データベース310から当該人物の受付画像314または受付画像314から算出された特徴量を取得する。特徴量は、受付画像314を撮影したタイミングで算出し受験者情報データベース310に保持していてもよいし、必要に応じて受付画像314からその都度算出してもよい。
In S702, the
S703では、通知部206が、監視エリア2、3内に設置されたネットワークカメラ100から受信した撮像画像データの中から不正接触フラグが設定された人物を探索する。ここでは、例えば、ネットワークカメラ100からは、検出人物情報410が送信されてくるので、当該検出人物情報410に含まれる人物情報415と、S702で取得した特徴量とを比較する。これにより不正接触フラグが設定された人物の撮像画像データ及び位置を特定することができる。
In S703, the
S704では、通知部206が、受験者情報データベース310内の情報を、監視エリア2、3の撮像画像データの、S703で特定した位置に重畳表示可能な情報に変換する。受験者情報データベース310内の情報とは、不正接触フラグ319に1が設定された人物のID311、氏名313、受験番号312等である。
In S704, the
なお、後述する図8の表示画面において、試験会場となる施設の見取り図に人物画像801を重畳する場合には、S704において、通知部206が、受験者情報データベース310内の情報を、見取り図に重畳可能な情報に変換する。
When the
S705では、通知部206が、上述の重畳可能な情報を、S703で特定した撮像画像データと共に情報表示装置500に送信する。この情報を受信した情報表示装置500では、情報処理装置200の通知部206から送信される撮像画像データに不正接触フラグが設定された人物(受験者)に関する情報を、当該人物が識別可能となるように重畳して画面表示することができる。
In S705, the
以上、図7に示す処理を、情報処理装置200が実行する形態について説明したが、これに限らず、図7に示す各処理をネットワークカメラ100で行ってもよい。
The mode in which the
図8は、S705において、情報処理装置200の通知部206から情報表示装置500に送信され、情報表示装置500に表示される画面表示の一例を示す図である。
FIG. 8 is a diagram showing an example of a screen display transmitted from the
図8(A)は、不正に接触した受験者がいない通常の画面例である。 FIG. 8A is an example of a normal screen in which no examinee has made an unauthorized contact.
画面800には、試験会場となる施設の見取り図に監視エリア2、3にいる人物の情報が重畳表示されている。人物の情報の重畳位置は、検出人物情報410に基づき決定される。
On the
人物画像801は、人物を表すアイコンでもよいし、受付時に取得した受付画像314でもよい。監視エリア3である各試験室A〜F内にいる受験者については、試験室内での監視がされるため、監視状況が異なることを示すために監視エリア2とは表示方法を異なるものとしてもよい。例えば人物画像802に示すようにアイコンの色を薄くするなどである。
The
人物情報表示803には、監視エリア2、3にいる人物に関する情報が表示される。人物情報表示803には、受験者情報データベース310内の、ID311、受験番号312、氏名313、受付画像314、受付日時315、試験会場316、試験時刻情報317のうちの少なくとも1つが表示される。また、通常はIDのみなど少ない情報を表示し、アイコンをクリックするなどの既定操作を行うことにより詳細な情報を追加表示する方式としてもよい。
The
図8(B)は、S705において、情報処理装置200の通知部206から情報表示装置500に送信され、情報表示装置500に表示される画面例であって、不正に接触した受験者が検知されたときの画面例である。
FIG. 8B is an example of a screen transmitted from the
互いに行き先(目的地)の異なる、IDが001の人物とIDが011の人物が不正接触した場合、強調表示804により画面を監視している警備員に注意を促す。ここでは不正接触した人物の位置を囲む表示を一例に挙げているが、警備員に注意を促す方法はこれに限らない。例えば、人物画像801の色、形状を変更、不図示の画面上の領域に文字情報を表示、不図示のスピーカーを利用して音で警告などどのような方式を適用してもよい。
When a person with ID 001 and a person with
次に、S705において、情報処理装置200の通知部206から情報表示装置500に送信され、情報表示装置500に表示される画面表示の他の実施形態について説明する。
Next, in S705, another embodiment of the screen display transmitted from the
図8(A)、図8(B)では、見取り図に不正接触した人物の位置の情報を重畳するとした。一方、本実施形態では、情報処理装置200の通知部206から送信されてくる撮像画像データのS703で特定した、不正接触フラグが設定された人物の位置に、不正接触フラグが設定された人物(受験者)に関する情報を重畳して画面表示する。なお、不正接触フラグが設定された人物に関する情報とは、人物情報表示803に表示される情報と同じ情報である。
In FIGS. 8 (A) and 8 (B), it is assumed that the information on the position of the person who made an unauthorized contact is superimposed on the sketch. On the other hand, in the present embodiment, the person (unauthorized contact flag) is set at the position of the person who has the unauthorized contact flag set specified in S703 of the captured image data transmitted from the
撮像画像データを表示することにより、見取り図を表示する場合よりも、警備員はより実際の現場の様子を把握しやすくなる。そうすると、警備員は、本当に不正接触であったのかの判断や、不正接触を行った人物に対する対応を適切に行うことが可能になる。 By displaying the captured image data, it becomes easier for the guard to grasp the actual situation of the site than when displaying the sketch. Then, the guard can determine whether the contact was really fraudulent and take appropriate measures against the person who made the fraudulent contact.
なお、他の実施形態として、不正接触フラグ319が設定された人物の位置に、当該人物に関する情報を重畳して画面表示することなく、当該人物に関する情報のみを画面表示してもよい。その場合には、人物情報表示803に表示される情報に加えて、不正接触フラグが設定された人物(受験者)の受付画像314も表示することが好ましい。受付画像314も表示することにより、警備員は、不正接触フラグが設定された人物の顔を確認することができるため、試験会場316から、当該人物を探しやすくなるという効果を得ることができる。
As another embodiment, only the information about the person may be displayed on the screen without superimposing the information about the person on the position of the person for which the
なお、上述の実施形態では、ネットワークカメラ100により撮像した画像に基づき人物を特定する場合について記載したが、人物の特定は画像のみに依らなくてもよい。例えば、受付4における受付時にビーコン発信機を貸与して、当該ビーコン発信機から発信されるビーコン信号を受信することにより、各人物の位置座標を検出し、複数の人物の位置座標が重なっているかによって、不正接触の特定を行ってもよい。ただ、ビーコン発信機を用いる場合、その位置座標は多少ずれる可能性があるため、撮像画像データを用いるほうがより正確に不正接触を検知することが可能である。
In the above-described embodiment, the case where the person is specified based on the image captured by the
以上の実施形態によれば、試験会場などで本来接触すべきでない受験者同士の接触を検知し通知することができる。これにより、監視エリアにおいて、例えば受験者同士が接触して情報の受け渡し、具体的には試験問題の漏えいを防ぐための仕組みを提供できる。 According to the above embodiment, it is possible to detect and notify the contact between the examinees who should not be in contact with each other at the examination venue or the like. Thereby, in the monitoring area, for example, it is possible to provide a mechanism for the examinees to come into contact with each other to exchange information, specifically, to prevent the leakage of examination questions.
(実施例2)
実施例1では試験会場における受験者同士の不正接触検知について説明した。試験会場における受験者は同行者がいないことが通常であるが、本実施例では施設に訪問した人物に同行者があり、他グループとの接触を検知する方法を説明する。なお、実施例1と共通の内容については説明を省略する。
(Example 2)
In Example 1, the detection of unauthorized contact between test takers at the test site was described. Normally, the examinee at the test site does not have a companion, but in this embodiment, a method of detecting contact with another group due to a companion who visits the facility will be described. The description of the contents common to those of the first embodiment will be omitted.
本実施例では、説明のために高いセキュリティを要する病院の入院患者に面会に来た人物を監視する場合を取り上げる。 In this embodiment, we consider the case of monitoring a person who comes to visit an inpatient in a hospital that requires high security for explanation.
病院に到着した訪問者は受付4に設置されている受付端末400にて、訪問先、面会時間と自身の氏名を入力し、受付端末400の指示に従って本人の写真撮影を行う。また、例えば、先に受付を済ませた同行者のIDを指定することで同行者情報を入力することができる。なお、これらの操作は例えば受付4で病院のスタッフが受付端末400を操作する方式でもよい。
A visitor who arrives at the hospital inputs a visit destination, a visit time, and his / her name at the
図9は、受付で取得され、データベース装置300に保存された訪問者情報データベース320の一例である。訪問者情報データベース320には、受付端末400にて受付を済ませた訪問者情報として、ID321、入院患者の氏名で表される訪問先322、訪問者氏名323が登録される。また、上述の受付端末400による写真撮影で取得した受付画像324、受付日時325、面会時間326、同行者ID327が登録され、それぞれの訪問者に対して監視情報を保持するための接近人物情報328及び不正接触フラグ329も保有する。このうち同行者ID327が本実施例特有のものであるため、以下、同行者ID327に関する説明を行い、その他の項目の説明は省略する。
FIG. 9 is an example of the
図9に示す訪問者情報データベース320によれば、ID0001、0002、0004の3名が同行者として同じ訪問先に訪れることとなっている。受付日時325を参照すると、ID0001とID0002の2名は先に受付を済ませた状態でID0004の受付操作を待っていたと考えられる。ID0004は、受付時に同行者を登録する作業として、先に受付をした2名のIDを予め入手しておき、受付端末400で入力する。これにより、訪問者情報データベースのID0001、0002、0004に対応する同行者IDにそれぞれ同行者情報が追加される。同行者情報の追加操作としては、更にセキュリティを重視する場合には、同行者全員が同時に受付を行う方法や、最終受付者の操作時に集合写真を撮影することで無関係な人物が同行者になりすますリスクを低減することができる。
According to the
その後の不正接触検知処理は実施例1と共通であるが、S606の不正接触フラグの設定処理前に、同行者IDを参照する処理を追加し、同行者同士であれば、対象人物との推定接触時間が所定閾値より長い人物であっても、不正接触フラグを設定しない。これにより、同行者を誤って不正接触と検知することを回避することができる。 The subsequent unauthorized contact detection process is the same as that of the first embodiment, but before the process of setting the unauthorized contact flag in S606, a process of referring to the companion ID is added, and if the companions are companions, it is estimated to be the target person. The unauthorized contact flag is not set even for a person whose contact time is longer than a predetermined threshold. As a result, it is possible to prevent the companion from being mistakenly detected as an unauthorized contact.
本実施例では、同行者である情報を受付時にシステムに与えることにより、不正接触の誤検知を防止する方法を示した。この他にも、監視対象とする施設の構造や状況に応じて、接触検知の対象外とする条件を設定できる仕組みを持つことも可能である。例えば、既定の日時において訪問先が一致する訪問者同士を対象外とすれば、施設内のある一角で行われるイベントに多くの参加者が向かう場面での不要な検知及び通知を停止することができる。 In this embodiment, a method of preventing false detection of unauthorized contact is shown by giving information of a companion to the system at the time of reception. In addition to this, it is also possible to have a mechanism that can set conditions to be excluded from contact detection according to the structure and situation of the facility to be monitored. For example, if you exclude visitors who have the same destination at a predetermined date and time, you can stop unnecessary detection and notification when many participants go to an event held in a certain corner of the facility. it can.
以上の実施形態によれば、厳しいセキュリティ管理が求められる病院などの施設において、本来無関係な訪問者同士の接触を検知し通知することができる。これにより、施設内での不正な情報や物品の受け渡しのほか、訪問者同士の無用なトラブルを抑止する仕組みを提供できる。 According to the above embodiment, in a facility such as a hospital where strict security management is required, it is possible to detect and notify contact between originally unrelated visitors. As a result, it is possible to provide a mechanism for suppressing unnecessary troubles between visitors as well as passing illegal information and goods in the facility.
(その他の実施形態)
以上、実施形態を詳述したが、本発明は例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記録媒体(記憶媒体)等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器(例えば、ホストコンピュータ、インタフェース機器、撮像装置、Webアプリケーション等)から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
(Other embodiments)
Although the embodiments have been described in detail above, the present invention can be implemented as, for example, a system, an apparatus, a method, a program, a recording medium (storage medium), or the like. Specifically, it may be applied to a system composed of a plurality of devices (for example, a host computer, an interface device, an imaging device, a Web application, etc.), or it may be applied to a device composed of one device. Good.
また、本発明は、以下の処理でも実現可能である。上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給する。そして、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。 The present invention can also be realized by the following processing. A program that realizes one or more functions of the above-described embodiment is supplied to the system or device via a network or a storage medium. Then, one or more processors in the computer of the system or device read and execute the program. It can also be realized by a circuit (for example, ASIC) that realizes one or more functions.
10 監視システム
100 ネットワークカメラ
200 情報処理装置
300 データベース装置
400 受付端末
500 情報表示装置
600 LAN
10
Claims (11)
前記所定領域に存在する複数の人物について、前記人物の位置情報、および前記所定領域における人物の行き先を示す情報を取得する取得手段と、
前記位置情報を用いて、前記人物間での接触を特定する特定手段と、
前記特定手段により接触したと特定された人物それぞれの前記行き先を示す情報を用いて、前記接触が不正な接触であるかを判定する判定手段と、
前記判定手段による判定結果を出力する出力手段と
を有することを特徴とする情報処理装置。 An information processing device in a system that monitors a person in a predetermined area.
An acquisition means for acquiring position information of the person and information indicating the destination of the person in the predetermined area for a plurality of persons existing in the predetermined area.
A specific means for identifying contact between the persons using the position information, and
A determination means for determining whether or not the contact is an illegal contact by using the information indicating the destination of each person identified as having contacted by the specific means.
An information processing device having an output means for outputting a determination result by the determination means.
前記所定領域に存在する複数の人物について、前記人物の位置情報、および前記所定領域における人物の行き先を示す情報を取得する取得ステップと、
前記位置情報を用いて、前記人物間での接触を特定する特定ステップと、
前記特定ステップで接触したと特定された人物それぞれの前記行き先の情報を用いて、前記接触が不正な接触であるかを判定する判定ステップと、
前記判定ステップでの判定結果を出力する出力ステップと
を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。 A control method for an information processing device in a system that monitors a person within a predetermined area.
An acquisition step of acquiring the position information of the person and the information indicating the destination of the person in the predetermined area for a plurality of persons existing in the predetermined area.
A specific step of identifying contact between the persons using the position information, and
A determination step of determining whether the contact is an illegal contact by using the information of the destination of each person identified as having contacted in the specific step.
A control method for an information processing device, which comprises an output step for outputting a determination result in the determination step.
前記所定領域に存在する複数の人物について、前記人物の位置情報、および前記所定領域における人物の行き先を示す情報を取得する取得手段と、
前記位置情報を用いて、前記人物間での接触を特定する特定手段と、
前記特定手段により接触したと特定された人物それぞれの前記行き先を示す情報を用いて、前記接触が不正な接触であるかを判定する判定手段と、
前記判定手段による判定結果を出力する出力手段と
を有することを特徴とする情報処理システム。 A system that monitors people within a predetermined area.
An acquisition means for acquiring position information of the person and information indicating the destination of the person in the predetermined area for a plurality of persons existing in the predetermined area.
A specific means for identifying contact between the persons using the position information, and
A determination means for determining whether or not the contact is an illegal contact by using the information indicating the destination of each person identified as having contacted by the specific means.
An information processing system characterized by having an output means for outputting a determination result by the determination means.
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