JP2020159254A - 送風ファンおよびこれを用いた空調衣服ならびに空調ヘルメット - Google Patents

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【課題】送風すべき風量を多く保ち且つ広範域に対して比較的低電力により送風できると共に、小型化した際にも比較的容易に且つ低コストで製造可能な軸流型の送風ファン、および該送風ファンを用いた空調衣服ならびに空調ヘルメットを提供する。【解決手段】正面視が円形で且つ全体が円筒形状のスピナー2と、該スピナー2の円周側面4から外側にアール状に突出した複数の羽根6とを備え、該羽根6は、側面視において、上記スピナー2の軸方向に対し、傾斜しつつ且つ互いに連設する複数の曲面部分6,7からなる、送風ファン1。【選択図】 図1

Description

本発明は、多くの風量を広範域に送風でき且つ駆動モーターへの負荷が比較的少ない軸流型の送風ファン、およびこれを用いた空調衣服ならびに空調ヘルメットに関し、特に比較的小型の送風ファンに関する。
一般に、モーター駆動による軸流型の送風ファンでは、スピナー(回転軸)の軸方向と直交する仮想の平面に対し、前記スピナーから放射状に延びた羽根の傾斜角度を大きくした場合、送風する風量が増加し且つ駆動するモーターへの負荷も増大するのに対し、前記傾斜角度を小さくした場合には、送風する風量が減少し且つ駆動するモーターへの負荷も低減される、という技術上の問題点を有している。
上記問題を解決するため、例えば、ファンハウジングの内側に位置する通風流路に軸受を介して回転自在に配設した円筒形状のロータと、該ロータの内周面に装着したロータ磁石と、該ロータ磁石に対向し且つ上記ハウジングの中心側に装着されたステータとを備え、前記ロータの外周面には、該ロータの軸線方向に沿って互いに離間する複数枚の羽根部を有する羽根体を前記軸方向に沿って複数段設けた軸流型ファン装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
前記軸流型ファン装置によれば、前記ロータの外周面に、複数枚の羽根部を有する羽根体を軸線方向に沿って離間して複数段に設けているので、該ロータが回転した際に、これと一体に回転する複数段の羽根体の送風作用によって、周囲の空気を前記通風流路内を軸線方向に沿って送り込み、空気の逆流を抑えつつ、効率良く上流側から下流側に送風できる。しかも、複数段の羽根体の各々が、上流側の羽根体によって流速が高められた空気を下流側に順次送風するため、静圧が著しく大きくなり、充分な静圧特性が得られるので、空気の逆流を抑え、且つ風切り音となどの騒音の発生も抑制することが可能となる。
しかし、前記軸流型ファン装置のように、スピナーに相当する前記ロータの外周面に、複数枚の羽根部を有する羽根体を軸方向に沿って離間して複数段に設ける形態では、前段側の羽根と後段側の羽根との間隙を通過する一部の空気流によって、前記逆流や乱流が生じ易くなることより、送風する風量にロスが生じ易くなる。しかも、ファン全体における羽根部分の形状および構造が過度に複雑となるため、ファン装置全体を小型化するに際して、例えば、合成樹脂の射出成形によって、スピナーと複数の羽根との一体物を製造することが困難で且つコスト高になる、という問題もあった。
特開2003−214388号公報(第1〜9頁、図1〜5)
本発明は、背景技術で説明した問題点を解決し、送風すべき風量を多く保ち且つ広範域に対して比較的低電力にて送風できると共に、小型化した際にも比較的容易に且つ低コストで製造可能な軸流型の送風ファン、および該送風ファンを用いた空調衣服ならびに空調ヘルメットを提供する、ことを課題とする。
課題を解決するための手段および発明の効果
本発明は、前記課題を解決するため、スピナーの円周面に放射状に延びた複数の羽根を、側面視で前記スピナーの軸方向に対して傾斜し且つ該傾斜方向に連設された複数の曲面部分により形成する、ことに着想して成されたものである。
側ち、本発明の送風ファン(請求項1)は、正面視が円形で且つ全体が円筒形状のスピナーと、該スピナーの円周側面から外側にアール状に突出した複数の羽根とを備えた送風用ファンであって、前記羽根は、側面視において、上記スピナーの軸方向に対し、傾斜し且つ連設する複数の曲面部分からなる、ことを特徴とする。
尚、前記正面視とは、前記スピナーの軸方向に沿った視角で、前記側面視とは、該スピナーの軸方向と直交する方向の視角であり、以下においも同様である。
前記送風ファンによれば、以下の効果(1),(2)を得ることができる。
(1)前記羽根は、側面視において、前記スピナーの軸方向に対し、傾斜し且つ連設する複数の曲面部分からなっている。そのため、空気の吸気側(スピナーの軸方向における基端側)に位置する第1段目の曲面部分と、この第1段目の曲面部分よりも空気の送風側(スピナーの軸方向における先端側)に位置する第2段目以降の曲面部分とは、側面視において、上記スピナーの軸方向と直交する仮想の平面に対して、それぞれ上記吸気側において緩い傾斜角度となり、且つ上記送風側においてやや急峻な傾斜角度になるものの、通常の単一の曲面部分のみからなる羽根に比べて、緩い傾斜角度となる。その結果、吸気側から吸い込んだ空気を、第1段目の曲面部分の比較的送風側の曲面によって、第2段目以降の曲面部分において送風側に加速および加圧して送風できると共に、第1段目の曲面部分の比較的吸気側の曲面によって、上記空気を送風側の斜め外側に向かった広範囲に送風できる。従って、送風すべき風量を多く保ち且つ広範な領域に対して送風することができる。
(2)前記第1段目および第2断面以降の曲面部分ごとにおける比較的送風側の曲面が、それぞれ通常の単一の曲面部分のみからなる羽根に比較して、前記仮想の平面に対して比較的緩い傾斜角度となっているので、本送風ファンを回転させるモーターへの負荷を低減し易くなる。その結果、比較的少ない電力で本送風ファンを回転できるため、正面視における羽根全体の直径を小さくした比較的小型の送風ファンを、比較的低コストにより提供することが容易となる。
尚、前記送風ファンは、モーターにより回転されるスピナーと、該スピナーの中心軸から放射方向に沿って曲線状で且つ点対称に延びた複数の羽根とを備えた軸流ファンである。
また、前記スピナーおよび複数の羽根からなる前記送風ファンには、合成樹脂の射出成形による一体物が推奨される。
更に、前記羽根の側面視における長さは、前記スピナーの軸方向における長さの80%±10%の範囲が推奨される。
また、前記曲面部分は、前記スピナーの径方向、軸方向、および羽根の回転方向の3次元方向に沿ってカーブしており、且つ所要の厚みを有する曲面体である。
加えて、前記スピナーの外形は、送風側が閉じた平坦面などの円筒形状を呈し、該円筒形状の内側(中空部)に、主に直流ブラシレスモーターを配設することが望ましい。係る形態の場合、該モータは、前記送風ファンを回転可能に支持する吸気側のケースにおける中心側の平坦部に全体が固定されているか、あるいは、固定子側である複数の電磁石のみが固定され、且つ回転子側である複数の永久磁石を円筒形状である上記スピナーの内壁面に固着した形態が推奨される。
また、本発明には、前記羽根は、3枚から6枚が前記スピナーの中心軸に対して点対称に突出することで構成されており、正面視における前記複数の羽根による回転直径は、上記スピナーの直径の200%±10%である、送風ファン(請求項2)も含まれる。
これによれば、前記羽根が、3枚から6枚で構成され、且つ複数の羽根による回転直径が、前記スピナーの直径の200%±10%とされているため、該スピナーの内側にモーターを容易に内設できるので、小型化にできる前記効果(2)をより確実に得ることが可能となる。
尚、前記羽根が2枚以下では、前記効果(1)が得られ難くなり、7枚以上では、構造が複雑化し且つコスト高になり易いため、これらの範囲を除外した。
また、複数の羽根による回転直径が、前記スピナーの直径の180%未満になると、スピナーの内側にモーター他を内設し難くなり、一方、前記直径が上記スピナーの直径の220%超になると、羽根の直径がスピナーの直径よりも過度に大きくなり、モーターへの負荷が増大し易くなるため、これらの範囲を除外した。
更に、本発明には、前記羽根を構成する複数の前記曲面部分は、側面視において、上記スピナーの軸方向と直交する仮想の平面に対し、10度〜60度の範囲でカープしつつ傾斜している、送風ファン(請求項3)も含まれる。
これによれば、第1段目および第2段目以降の曲面部分における最も吸気側ごとの曲面が、前記仮想の平面に対し、10度以上として傾斜しており、且つ第1段目および第2段以降の曲面部分における最も送風側ごとの曲面が、前記仮想の平面に対し、60度以下として傾斜しているので、前記効果(1)を確実に得ることが可能となる。
上記傾斜角度が10度未満になると、前記仮想の平面に対して過度に緩くなり、一方、前記傾斜角度が60度超になると、前記仮想の平面に対して過度に急峻になって、前記効果(1),(2)が得難くなるため、これらの範囲を除外した。かかる傾斜角度は、15度〜55度の緩くした形態が一層望ましい。
尚、上記傾斜角度は、前記羽根の半径方向のほぼ中間位置における曲面部分ごとを側面視した際の断面におけるものである。
また、本発明には、前記羽根において、隣接する曲面部分同士の前記傾斜角度が互いに相違している、送風ファン(請求項4)も含まれる。
これによれば、例えば、第1段目と第2段目との曲面部分同士の前記傾斜角度、または第2段目と第3段目との曲面部分同士の前記傾斜角度を、ぞれぞれの組で前者に対して後者の前記傾斜角度をより急峻化することにより、前記効果(1)を一層確実に得られると共に、前記効果(2)にも寄与することが可能となる。
尚、前記羽根が3段以上の曲面部分からなる場合、例えば、第1段目から第3段目に向かって前記傾斜角度を徐々に急峻化しても良いし、あるいは、緩い傾斜角度の第1段目に対して第2段目および第3段目をおなじで且つ若干急峻な傾斜角度にするなど、使用目的や環境に応じて自在に組み合わせることができる。
また、本発明には、側面視において、前記羽根を構成する曲面部分ごとのカーブを形成する半径は、該羽根の前記スピナーの軸方向における長さと同じか、該長さ未満で且つその60%以上である、送風ファン(請求項5)も含まれる。
これによれば、前記曲面部分ごとのカーブを形成する半径が、前記スピナーの軸方向における長さと同じか、該長さ未満で且つその60%以上とされているので、上記曲面部分ごとにおける3次元で凹んだ曲面側の面積を、前述した送風量を容易に得易くなる。従って、前記効果(1)を一層確実に得られる。
尚、前記半径が、前記スピナーの軸方向における長さよりも大きくなったり、該長さの60%未満になると、前記曲面部分ごとにおける3次元で凹んだ曲面側の面積が過大なるか、あるいは過小となるので、これらの範囲を除外した。
加えて、本発明には、正面視における前記複数の羽根による回転直径は、前記スピナーの直径を含めて60mm以下である、送風ファン(請求項6)も含まれる。
これによれば、正面視における前記複数の羽根による回転直径が、前記スピナーの直径を含めて60mm以下であるため、小型の送風ファンを確実に提供でき、且つ前記効果(2)が顕著に得られる。
尚、前記回転直径が、前記スピナーの直径を含めて60mm超では、前記小型化の意義と、前記効果(2)とが希薄化するため、除外したものである。上記回転直径は、55mm以下がより望ましく、50mm以下が更に望ましい。
一方、本発明の空調衣服(請求項7)は、前記送風ファンを、前見頃および後見頃の少なくとも一方における布地の開口部に取り付けてある、ことを特徴とする。
これによれば、以下の効果(3)を得ることができる。
(3)前記送風ファンが、前見頃および後見頃の少なくとも一方における布地の開口部に取り付けられているので、これらの部位における少なくとも1箇所、あるいは2箇所以上の位置に設けた開口部に、前記送風ファンを取り付けた空調衣服を提供できる。従って、例えば、夏季などの屋外で作業する作業者や、製鉄所や製鋼工場などの高温環境で作業する作業者に対して、発汗作用に伴う不快感を解消し、快適で且つ安全な作業を容易に行わしめることが可能となる。
尚、前記空調衣服は、例えば、気密(非通気)性の布地からなる作業用上着であって、該上着の前見頃の腹部側と後見頃の背中側とに、例えば、使用者の背骨付近を挟んでほぼ左右対称に一対ずつの前記送風ファンを含む送風装置を、側面視が円形の前記開口部に縫い付けた形態が例示される。
また、前記送風ファンを駆動するモーターの電源は、例えば、前記前見頃または後見頃に位置するポケット内に収納可能なリチウムイオン電池が挙げられる。
加えて、前記送風ファンは、ヘルメットの後頭部や左右一対の側頭部に取り付けたり、片手で掴んだ持ち手軸の端部に取り付けたハンディ型の冷風装置としたり、あるいは、ペットの着衣に取り付けるなど、多様な用途に適用可能である。
更に、本発明による空調ヘルメット(請求項8)は、前記送風ファンを、ヘルメット本体の両側面、後頭部、頭頂部、および前頭部の少なくとも1箇所に取り付けてなる、ことを特徴とする。
これによれば、以下の効果(4)を得ることができる。
(4)前記送風ファンが、前記ヘルメット本体の両側面、後頭部、登頂部、および前頂部の少なくとも1箇所に、前記送風ファンを取り付けているので、夏季における屋外や高温環境での作業において、作業者の頭髪付近での発汗による不快感を解消ないし低減して、所要の作業を効率良く安全に行うことが可能となる。
(A)は、本発明による一形態の送風ファンを示す正面図、(B)は、(A)中のB−B線の矢視に沿った断面図。 (A)は、前記送風ファンの要部を示す斜視図、(B)は、該ファンを構成する1枚の羽根の側面視による拡大断面図、(C)は、上記送風ファンを含むの送風装置を示す前記同様の断面図。 (A)、(B)は、異なる形態を有する羽根の側面視による断面図。 (A)〜(D)は、更に異なる形態の羽根の側面視による断面図。 (A)、(B)は、実施例と比較例との羽根の側面視による断面図。 (A)〜(D)は、前記送風ファンを用いた空調衣服などの適用例を示す概略図。
以下において、本発明を実施するための形態について説明する。
図1(A)は、本発明による一形態の送風ファン1を示す正面図、(B)は、(A)中のB−B線の矢視に沿った一部に断面を含む側面図、図2(A)は、該送風ファン1の要部を示す斜視図である。
上記送風ファン1は、図1(A)、(B)、図2(A)に示すように、正面視が円形で且つ全体が円筒形状のスピナー2と、該スピナー2の円周側面4から外側にアール状で且つ点対称に突出した5枚(複数)の羽根6と、を備えている。
該送風ファン1は、例えば、ABS樹脂などの合成樹脂の射出成形品からなり、上記スピナー2と5枚の羽根6とを一体に有している。
尚、図1(A)、(B)中には、後述する送風装置18における内ケース10の正面視の断面と、軸方向に沿った断面も含まれている。
また、前記スピナー2は、送風側に面して円形の平坦な先端面3を有し、後述するように、該先端面3と上記円周側面4とに囲まれた円柱形の中空部(空間)には、後述するモーターMが内設される。因みに、かかるスピナー2の外径は、約28mmであり、且つ軸方向の長さは、約15mmである。
更に、前記羽根6は、何れも、側面視において、前記スピナー2の軸方向に対して傾斜する円弧形状を呈し、且つ前記軸方向に対して斜め方向に沿って連設する前後2段の曲面部分7,8を有している。該曲面部分7,8は、図1(A)に示すように、上記スピナー2の円周側面4から外側に向かう放射方向においても、図示で時計回り方向に沿って緩くカーブしている。即ち、曲面部分7,8は、3次元方向において個別に緩く湾曲している曲面体である。
因みに、前記スピナー2の外径を含む前記5枚(複数)の羽根6の回転直径は、約55mm(60mm以下)で、且つ個々の羽根6における前記スピナー2側から外端部までの長さは、約14mmである。
また、図2(B)に示すように、前記羽根6ごとを構成する第1段目の曲面部分7と、第2段目の曲面部分8とは、何れも、側面視において、前記スピナー2の軸方向と直交する仮想の平面HLに対し、該平面HLから約10度の傾斜角度θ1で立ち上がり、それぞれの円弧部(幅方向)の中間付近で約30度の傾斜角度θ2を有し、且つ図示で最上端で約50〜60度の傾斜角度θ3を有している。即ち、上記曲面部分7,8は、側面視において、上記仮想の平面HLに対して、約10度〜60度の傾斜角度の内範囲で傾斜しつつ湾曲している。
尚、前記図2(B)は、前記羽根6の半径方向のほぼ中間位置における曲面部分7,8を側面視した際の断面図である。また、該曲面部分7,8の前記スピナー2に隣接する最内端部は、上記傾斜角度θ1,θ2,θ3よりもそれぞれ若干緩い傾斜角度、あるいは若干急峻な傾斜角度になっていても良い。
更に、図2(B)に示すように、前記曲面部分7,8の円弧形状の半径Rは、前記スピナー2の軸方向における長さとほぼ同じか、あるいは、該長さ以下で且つその60%以上である。因みに、上記スピナー2の軸方向における長さが、前記のように、約15mmである場合、上記半径Rは、約9〜15mmである。
加えて、図2(B)に示すように、前記曲面部分7,8の幅(傾斜)方向の長さLは、何れも前記スピナー2の軸方向における長さ(約15mm)とほぼ同じか、その長さよりも若干長めである。
図2(C)は、前記送風ファン1を含む送風装置18を示す断面図である。
係る送風装置18では、図示のように、前記送風ファン1のスピナー2内に円柱形の中空部5を有し、該中空部5の天井面における中心部に、直流ブラシレスモーター(以下、単にモーターと称する)Mの回転軸Sが接続され、該モーターMの本体は、外ケース14の中心側に位置する平坦面15上に固定されている。
上記外ケース14は、平面視が円形状の上記平坦面15と、その外周側に放射状に延び且つ複数の吸気孔17を格子状に有する外枠部16と、該外枠部16の最外端から前記スピナー2の軸方向と変更に延びた円筒形の本体部分とからなる。該本体部分の内周面には、図示しない倍速ネジ(2条ネジ)が刻設されている。
また、上記外ケース14の上方には、外周面に上記倍速ネジとネジ結合する同じピッチの倍速ネジが刻設された内ケース10が、前記送風ファン1を外ケース15と共に包囲するように接続される。
前記内ケース10は、後述する空調衣服20の布地に開設した円形の開口部に取り付けられる外向きで且つリング形状のフランジ10fと、その内周側に求心状に延び且つ複数の送風孔13を格子状に有する内枠部11と、係る内枠部11の中心側に配置され且つ前記スピナー2の先端面3と最小限の隙間を介して対向する平面視が円形状の平坦面12とからなる。尚、前記内ケース10と外ケース14とは、何れも、ABS樹脂などの合成樹脂の射出成形品である。
また、前記モーターMは、図示しないケーブルを介して、例えば、前記空調衣服20の適所、例えば、ポケット内に収容した図示しないリチウムイオン電池と電気的に接続されることによって、回転駆動されている。
前記送風ファン1を用いた前記送風装置18において、図2(C)に示すように、前記モーターMを回転駆動させると、前記送風ファン1のスピナー2と共に前記5枚の羽根6が、例えば、約3000〜約5000rpmで高速回転する。
上記羽根6の高速回転に伴って、図2(C)中の下側の矢印で示すように、外ケース14における複数の吸気孔17から該外ケース14の内側に順次吸い込まれた空気(外気)wは、上記羽根6ごとにおける第1段目の曲面部分7の比較的送風側の曲面により、第2段目の曲面部分8の送風側に送られ、更に加速および加圧され、図2(C)中の上側の矢印で示すように、内ケース10の送風孔13側に送風Wされる。同時に、第1段目の曲面部分7の比較的吸気側の曲面によって、上記空気wを送風側の斜め外側に向かって広範囲にも送風される。
従って、前記送風ファン1を用いた前記送風装置18によれば、送風すべき風量を多く保ちつつ、且つ広範域に対して送風Wすることができる。
しかも、前記送風ファン1は、前記羽根6ごとの第1段目および第2断面の曲面部分7,8における比較的送風側の曲面が、それぞれ通常の単一の曲面部分のみからなる羽根に比べて、前記仮想の平面HLに対して緩い傾斜角度となっているため、上記送風ファン1を回転させるモーターMへの負荷を低減できる。その結果、比較的少ない電力で送風ファン1を高速回転できるので、正面視における羽根6全体の直径を小さくした比較的小型の送風ファン1を、比較的低コストで容易に提供することができる。
従って、前記送風ファン1およびこれを用いた送風装置18によれば、前記効果(1),(2)を確実に得ることができる。
図3(A)、(B)は、前記とは異なる形態を有する羽根6の側面視による前記同様の位置における拡大断面図である。
前記羽根6の曲面部分7,8は、図2(B)で示したように、前記仮想の平面HLに対して、同じ傾斜角度θ1〜θ3で傾斜していたが、例えば、図3(A)に示すように、第1段目の曲面部分7の立ち上がる傾斜角度θ1に対して、これも大きな傾斜角度θ4(θ1<θ4)で立ち上がり、且つ該曲面部分7の幅(回転)方向の中間における傾斜角度θ2よりも、大きな傾斜角度θ5(θ2<θ5)を有するように、前記仮想の平面HLに対し、第2段目の曲面部分8の傾斜を第1段目の曲面部分7よりも急峻とした形態としても良い。係る形態によれば、前記スピナー2の軸方向に沿った前記送風Wを多く必要とする用途に好適となる。
あるいは、前記形態とは逆に、図3(B)に示すように、第1段目の曲面部分7の立ち上がる傾斜角度θ4に対して、これも小さな傾斜角度θ1(θ4>θ1)で立ち上がり、且つ該曲面部分7の幅(回転)方向の中間における傾斜角度θ5よりも、小さな傾斜角度θ2(θ5>θ2)を有するように、前記仮想の平面HLに対し、第2段目の曲面部分8の傾斜を第1段目の曲面部分7よりも緩やかな傾きとした形態としても良い。
係る形態によれば、前記スピナー2の軸方向と斜め外側の方向に沿った広範囲に前記送風Wを多く必要とする用途に適している。
図4は、第1段目から第3段目の曲面部分7〜9を連設した形態の羽根6を示す前記同様の断面図である。例えば、図4(A)に示すように、前記羽根6を互いに連設された3段の曲面部分7,8,9にて構成し、これらの曲面部分7〜9の立ち上がる傾斜角度θ1を、前記仮想の平面HLに対して、全て共通にした形態が挙げられる。
また、図4(B)に示すように、前記羽根6を互いに連設された3つの曲面部分7,8,9により構成すると共に、第1段目および第2段目の曲面部分7,8の立ち上がる傾斜角度をそれぞれθ1とし、第3段目の曲面部分9の傾斜角度θ4を前記傾斜角度θ1よりも大とした(θ1<θ4)形態としても良い。
更に、図4(C)に示すように、前記羽根6を互いに連設された3つの曲面部分7,8,9により構成すると共に、第2段目の曲面部分8が立ち上がる傾斜角度をθ1とし、第1断面および第3段目の曲面部分7,9ごとの傾斜角度θ4を前記傾斜角度θ1よりも大とした(θ1<θ4)形態としても良い。
加えて、図4(D)に示すように、前記羽根6を互いに連設された3つの曲面部分7,8,9により構成すると共に、第1段目および第3断面の曲面部分7,9が立ち上がる傾斜角度をθ1とし、第2段目の曲面部分8の傾斜角度θ4を前記傾斜角度θ1よりも大とした(θ1<θ4)形態としても良い。
以上のように、羽根6を3段の曲面部分7〜9を連設した形態とすることで、前記効果(1)、(2)を一層確実に得られると共に、前記仮想の平面HLに対して、隣接する曲面部分7,8,9同士の傾斜角度を相違させることで、使用される用途や環境に応じた送風量や送風範囲(領域)を自在に設定可能となる。
以下において、本発明による実施例の送風ファン1について、比較例の送風ファンと併せて説明する。
予め、2個の同じサイズ(直径28mm×軸方向の長さ15mm)のスピナー2における円周側面4ごとに、図5(A)の断面図に示す5枚の羽根6を放射状に5枚設けた実施例の送風ファン1と、図5(B)の断面図に示す5枚の羽根19を放射状に5枚設けた比較例の送風ファンとを用意した。これらの羽根6,19の上記スピナー2を含む回転直径は、何れも55mmであり、各図中の幅Lは、16mmであった。
実施例の上記羽根6を構成する曲面部分7は、半径方向の中間位置において、スピナー2の軸方向と直交する仮想の平面HLに対し、傾斜角度θ1が10度で立ち上がり、幅方向の中央で30度の傾斜角度θ2で、幅方向の最上端で50度の傾斜角度θ3であった。更に、送風側に隣接する曲面部分8の傾斜角度θ1′は15度、傾斜角度θ2′は36度、傾斜角度θ3′は57度であった。
一方、比較例である単一の曲面部分からなる前記羽根19は、半径方向の中間位置において、前記仮想の平面HLに対し、傾斜角度θ6が29度で立ち上がり、幅方向の中央で49度の傾斜角度θ7であり、幅方向の最上端で72度の傾斜角度θ8であった。
以上のような実施例の送風ファン1と、比較例の送風ファンとを、同じ直流ブラシレスモーターMを介して、2組の前記内・外ケース10,14の内側で個別に回転可能に配置すると共に、上記各モーターMを同じ電源に個別に接続した。
更に、上記モーターMに供給する電力の電圧を、3,4,5Vごとに変化させ、これらの電圧ごとでの電流(mA)と、前記内ケース10の送風孔13から下流(送風)側に10mmの位置おける送風Wの風速をペーン式風速・風量計によって測定した。それらの結果を表1において示した。
Figure 2020159254
更に、前記表1の結果を、比較例の送風ファンに対する実施例の送風ファン1の消費電力の比(実施例/比較例)と、風速の比(実施例/比較例)として、前記と同じ電圧別にして表2に示した。
Figure 2020159254
表2によれば、実施例の送風ファン1は、比較例の送風ファンに比べて、何れの場合でも、消費電力が比較的少なかったにも拘わらず、高い風速(多い風量)が得られていた。
係る結果は、実施例の送風ファン1では、吸気側から吸い込んだ空気wを、第1段目の曲面部分7の比較的送風側の曲面によって、第2段目の曲面部分8の送風側において加速および加圧されて送風側に送風Wし、第1段目の曲面部分7の比較的吸気側の曲面によって、上記空気wを送風側の斜め外側に向かって広範囲の領域に送風Wしたことによるもの、と推測される。
一方、比較例の送風ファンでは、前記羽根19における吸気側の傾斜角度θ6が緩く、且つ送風側の傾斜角度θ8が急峻であったため、モーターMに対する負荷(電力)が大きくなった反面、送風量に比例する風速が実施例の場合よりも低くなったもの、と推測される。
以上の結果から、前記実施例の送風ファン1によれば、前記効果(1)および(2)が得られることが裏付けられた。
図6(A),(B)は、前記送風ファン1を含む前記送風装置18を複数個用いた本発明による空調衣服20の概略を示す正面図と背面図である。
上記空調衣服20は、図6(A),(B)に示すように、非通気性の布地からなり、図示しないファスナーによって開閉される合わせ部24を中央に有する前見頃21と、背中側の後見頃22と、左右一対の袖部sとを備え、前見頃21の脇腹側の左右2箇所と、後見頃22の脇腹側の左右2箇所および肩甲骨の中間付近の1箇所の合計5つの丸い開口部(図示せず)に、前記送風装置18における内ケース10のフランジ10fを縫い付けてある。各送風装置18ごとの前記モーターMは、例えば、前見頃21の上ポケット23内に収納したリチウムイオン電池とケーブル(何れも図示せず)を介して電気的に接続される。
前記のような空調衣服20によれば、比較的小径な送風ファン1を含む送風装置18が複数個取り付けてあるので、夏季などの屋外で作業する作業者や、製鉄所や製鋼工場などの高温環境で作業する作業者に対して、発汗作用に伴う不快感を解消し、快適で且つ安全な作業を容易に行うことが可能となる。
従って、前記空調衣服20によれば、前記効果(3)得ることが可能である。
尚、前記空調衣服20は、送風ファン1を含む送風装置18を、前記5箇所のうち、少なくとも2箇所以上の位置に取り付けた形態としても良い。
また、図6(C)は、前記送風ファン1を含む前記送風装置18を複数個用いた保安用の空調ヘルメット25の側面図である。該空調ヘルメット25は、図示のように、ほぼ半球形状のヘルメット本体26の両側面(側頭部)27付近と、後頭部28側の3箇所とに開設した丸い開口部(図示せず)ごとに、送風ファン1を含む前記送風装置18が個別に取り付けている。
尚、図6(C)中の破線で示すように、上記ヘルメット本体26の頭頂部29付近や前頭部側の何れか一方または双方にも、送風ファン1を含む前記送風装置18を更に取り付けた形態としても良い。
上記のような空調ヘルメット25によれば、該ヘルメット25を被った作業者は、頭部と当該ヘルメット25との隙間に外気が流入し且つ循環しつつ、本ヘルメット25の裾(周縁)から外部へ排出できるので、発汗に伴う不快感や不衛生な事態を抑制でき、作業能率を高め且つ安全化を図ることが可能となる。従って、前記効果(4)を容易に得ることが可能となる。
更に、図6(D)は、ハンディー型の送風ユニット30を示す斜視図である。
上記送風ユニット30は、図示のように、円筒形状のケース31と、その円周面から径方向に棒状に延びた持ち手32とからなり、前記ケース31内に前記送風ファン1を含む前記送風装置18を収納し、且つ上記持ち手32内に収納した電池(図示せず)により、前記送風装置18のモーターMを回転駆動させる。
上記送風ユニット30によれば、前記送風ファン1が比較的小径で且つ軽量であるため、全体のサイズをコンパクトにし、個人専用に持ち運ぶことができる。
本発明は、以上において説明した各形態に限定されるものではない。
例えば、前記スピナーの送風(先端)側における外形は、半球形状、円錐形状、あるいは、半楕円球形状とし、且つ送風側に突出している形態としても良い。
また、前記複数の羽根6は、3,4枚としたり、または6枚以上としても良い。
更に、前記羽根6を構成する複数の曲面部分は、前記スピナーの軸方向において、4段以上が連設された形態としても良く、これらの形態においても隣接する曲面部分同士の前記傾斜角度θxを相違させても良い。
また、前記スピナーおよび複数の羽根からなる送風ファン1は、例えば、前記ABS樹脂以外の合成樹脂、アルミニウム合金やマグネシウム合金などの軽金属、あるいは、チタンやチタン合金などの中金属からなる一体物としても良い。
加えて、前記円筒形状のスピナー2の中空部(空間)5には、該中空部5における円柱形の内壁面に、前記モーターMを構成する複数の永久磁石を取り付け、且つこれらに囲まれた内側に配置すべき電磁石および前記回転軸Sを、前記外ケース14の平坦面15上に支持させた形態としても良い。
尚、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することができる。
本発明によれば、送風すべき風量を多く保ち且つ広範域に対して比較的低電力にて送風できると共に、小型化した際にも比較的容易に且つ低コストで製造可能な軸流型の送風ファン、および該送風ファンを用いた空調衣服を提供できる。
1……………送風ファン
2……………スピナー
4……………円周面
6……………羽根
7〜9………曲面部分
18…………送風装置
20…………空調衣服
21…………前見頃
22…………後見頃
25…………空調ヘルメット
HL…………仮想の平面
θ1〜θ5…傾斜角度

Claims (8)

  1. 正面視が円形で且つ全体が円筒形状のスピナー(2)と、該スピナー(2)の円周側面(4)から外側にアール状に突出した複数の羽根(6)とを備えた送風用ファン(1)であって、
    上記羽根(6)は、側面視において、上記スピナー(2)の軸方向に対し、傾斜し且つ連設する複数の曲面部分(7,8、7〜9)からなる、
    ことを特徴とする送風ファン(1)。
  2. 前記羽根(6)は、3枚から6枚が前記スピナー(2)の中心軸に対して点対称に突出することで構成されており、正面視における前記複数の羽根(6)による回転直径は、上記スピナー(2)の直径の200%±20%である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の送風ファン(1)。
  3. 前記羽根(6)を構成する複数の前記曲面部分(7,8、7〜9)は、側面視において、上記スピナー(2)の軸方向と直交する仮想の平面(HL)に対し、10度〜60度の範囲でカープしつつ傾斜している、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の送風ファン(1)。
  4. 前記羽根(6)において、隣接する前記曲面部分(7,8、7〜9)同士の前記傾斜角度(θ1〜θ4)が互いに相違している、
    ことを特徴とする請求項3に記載の送風ファン(1)。
  5. 側面視において、前記羽根(6)を構成する曲面部分(7,8、7〜9)ごとのカーブを形成する半径(R)は、該羽根(6)を有する前記スピナー(2)の軸方向における長さと同じか、該長さ未満で且つその60%以上である、
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の送風ファン(1)。
  6. 正面視における前記複数の羽根(6)による回転直径は、前記スピナー(2)の直径を含めて60mm以下である、
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の送風ファン(1)。
  7. 請求項1乃至6の何れか一項に記載の送風ファン(1)を、前見頃(21)および後見頃(22)の少なくとも一方における布地の開口部に取り付けてある、
    ことを特徴とする空調衣服(20)。
  8. 請求項1乃至6の何れか一項に記載の前記送風ファン(1)を、ヘルメット本体(26)の両側面(27)、後頭部(28)、頭頂部(29)、および前頭部の少なくとも1箇所に取り付けてなる、
    ことを特徴とする空調ヘルメット(25)。
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