JP2020145057A - 断面形成方法及び観察方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】全固体電池の実際の内部構造を忠実に再現した観察断面を形成できる観察断面形成方法を実現する。【解決手段】クランプ治具(10)を用いて全固体電池構造体(11)を正極及び負極の側から把持する。クランプ治具は2分割構造を有し、第1及び第2のクランプユニット(10a,10b)に分割される。電池構造体を把持したクランプ治具はプレス装置に装着し、クランプ治具を介して電池構造体に所定のプレス圧を印可する。その後、クランプ治具に設けた締結手段(15,16)を操作してプレス圧に等しい圧力を電池構造体に印可する。プレス圧が作用する状態で第2のクランプユニットを取り外し、はみ出た電池構造体を切断して、観察断面が形成される。【選択図】図1

Description

本発明は、試験用の全固体電池構造体に内部観察用の観察断面を形成する断面形成方法に関するものである。本発明に基づいて観察断面を形成することにより、実際の製品における充放電の状態変化に等しい状態変化を観察することができる。
また、本発明は、上述した方法による形成された観察断面を介して全固体電池構造体の内部構造及び充放電による状態変化を観察する観察方法に関するものである。
電解液に起因する安全性の問題が改善されたリチウムイオン二次電池として、正極と負極との間に固体電解質層を設けた全固体型リチウムイオン電池(全固体電池)が注目されている。この全固体電池では、活物質と固体電解質との間及び固体電解質内においてイオン伝導が行われ、電解液が用いられないため、安全性の観点より高い有用性が期待されている。さらに、固体電解質は、電解質由来の副反応物の生成量が少なく、従来のリチウムイオン電池よりも寿命が長い利点がある。このように、全固体電池は、従来のリチウムイオン電池よりも優れた特性を有するため、その開発が強く期待されている。
全固体電池は、電極層と固体電解質層との間の接触電気抵抗及びイオン移動抵抗が大きいため、電極層と固体電解質層との密着性及び活物質層中における活物質間の密着性を高める必要がある。この理由により、製造プロセス中にプレス成形工程が設けられ、正極電極層、固体電解質層及び負極電極層を含む積層体について100MPaを超える高い圧力のプレス成形処理が行われている(例えば、特許文献1参照)。
一方、リチウムイオン電池の性能評価方法として、試験用の電池を気密性の観察容器内に収納し、観察容器に設けた透明窓を介して試験用リチウムイオン電池の内部断面画像を撮像する評価方法が既知である(例えば、特許文献2参照)。この評価方法では、顕微鏡を用い、電池構造体の正極及び負極と直交する観察断面を介して電池の内部構造を直接観察するため、充放電中の活物質の色彩変化や充電状態の変化をリアルタイムで検出できる利点がある。特に、充放電による電池内部の状態変化を時系列で観察できるので、活物質の充電状態の変化に基づく色彩変化等について様々な情報を取得できる利点がある。従って、この性能評価方法は、リチウムイオン電池の製品開発に極めて有用である。
特開2015−153663号公報 特開2014−99330号公報
リチウムイオン電池の内部構造を顕微鏡観察する場合、最も重要なことは、実際の製品の内部構造を正確に再現した観察断面を形成することである。しかしながら、全固体電池の場合、プレス成形工程において従来のリチウムイオン電池に比べて約100倍以上の大きな圧力でプレス成形するため、従来のサンプル作成方法に基づいて観察断面を形成したのでは、実際の製品の内部構造とは異なる観察断面が形成されてしまう。また、ボルト、ナット及びスプリングにより構成される締結手段を用いて全固体電池を把持する方法が提案されている(特開2017−212163号公報)。しかし、この締結方法では、発生する締結力に限界があり、数100MPaの締結力を発生することは困難である。
これら問題を解決するため、全固体電池を構成する正極、負極及び固体電解質層を含む積層体(電池構造体)を油圧プレス機に装着し、100MPaを超える圧力でプレス成形処理を行い、その後油圧プレス機から電池構造体を一旦取り出し、切断処理を行って観察断面を形成する方法が想定される。しかし、この方法では、プレス成形処理された電池構造体を油圧プレス機から取り外すことにより、電池構造体の全体が外部からの加圧力が作用しない状態に解放されるため、構造的な状態変化が生ずるおそれがある。また、油圧プレス機の金型から取り出す際に、破損することも頻繁に発生し、信頼性に欠ける問題もあった。このように、全固体電池については、実際の製品の内部構造を忠実に再現した観察断面を形成できる断面形成方法が存在しないのが実情である。
従って、本発明の目的は、実際の内部構造を忠実に再現した観察断面を形成できる断面形成方法を実現することにある。
また、本発明の別の目的は、試験用の全固体電池をクランプするのに好適なクランプ治具を提供することにある。
また、本発明の別の目的は、正極及び負極と直交する観察断面を介して全固体電池の内部構造及び充放電による状態変化を観察する観察方法を提供することにある。
本発明による断面形成方法は、正極、固体電解質層及び負極を有する電池構造体に、正極及び負極と直交する観察断面を形成する断面形成方法であって、
電池構造体を挟み込む第1のクランプユニットと、第1のクランプユニットに対して取り外し可能に連結され、同じく電池構造体を挟み込む第2のクランプユニットとを有するクランプ治具を用いて、電池構造体を正極及び負極の側から把持する工程と、
プレス装置を用意し、電池構造体が挟まれているクランプ治具にプレス圧を作用させて電池構造体に対してプレス成形処理を行う工程と、
プレス圧が作用する状態で前記第1のクランプユニットに設けた締結手段を操作し、プレス装置によるプレス圧にほぼ等しい圧力を締結手段から電池構造体に作用させる工程と、
前記プレス装置によるプレス処理を解除し、プレス装置からクランプ治具を取り外すと共に第1のクランプユニットから第2のクランプユニットを取り外す工程と、
プレス処理のプレス圧にほぼ等しい圧力が電池構造体に作用する状態で、電池構造体の第1のクランプユニットからはみ出ている部分を切断して観察断面を形成する工程とを具えることを特徴とする。
本発明者が従来の断面形成方法について種々の実験及び解析を行った結果、従来の断面形成方法の問題点は、試験用の電池構造体をプレス装置から取り外して外部からの圧力が作用しない状態に解放することに起因することが判明した。すなわち、数100MPaの高いプレス圧で成形処理された電池構造体を常圧状態に解放すれば、電極層と固体電解質層との間の密着性及び活物質間の密着状態が変化し構造的な変化を起こす可能性がある。このような状態で観察断面を形成しても、実際の内部構造に正確に対応した観察断面を形成することはできない。そこで、本発明では、電池構造体を把持するクランプユニットにボルトとナットの組合せのような締結手段を設ける。そして、プレス装置によりプレス成形処理した後、締結手段の締結力ないし締め付け力を調整し、プレス装置から発生するプレス圧にほぼ等しい締結力で電池構造体を把持する。このように構成することにより、電池構造体をプレス装置から取り外した後においても、プレス圧にほぼ等しい圧力が電池構造体に作用し続ける。この結果、電池構造体をプレス圧に等しいクランプ力で把持し、把持した状態で電池構造体を切断することができる。さらに、観察断面が形成された電池構造体は、クランプ治具により把持された状態で観察容器に収納されるので、プレス圧が作用する状態で顕微鏡観察することも可能である。
本発明による断面形成方法の好適実施例は、第1のクランプユニットに設けた締結手段は、ネジとナットによりそれぞれ構成される第1及び第2の締結ユニットを有し、第1及び第2の締結ユニットの各ネジの回転量を調整することにより、第1及び第2の締結ユニットからプレス装置のプレス圧にほぼ等しい締結力を全固体電池構造体に作用させることを特徴とする。プレス機からのプレス圧が印可された状態においては、ネジの回転に対する抵抗力は弱く、弱い回転力でネジを回転することができる。一方、締結力がプレス圧に近づくとネジの回転にする抵抗力が急激に大きくなる。従って、ネジないしボルトの回転に対する抵抗力の変化に基づいて、プレス圧にほぼ等しい締結力が作用するように締結手段を制御することが可能である。
本発明によるクランプ治具は、全固体電池構造体を正極及び負極の側から把持するクランプ治具であって、
電池構造体を収納する空間を形成するスペーサと、スペーサの一方の側と対向する下側クランプ部材と、スペーサの空間内に進入する突部を有し、スペーサの他方の側と対向する上側クランプ部材と、前記上側クランプ部材と下側クランプ部材とを締結する締結手段とを有し、
前記スペーサ、上側クランプ部材及び下側クランプ部材は、互いに取り外し可能に連結された第1及び第2のクランプユニットとして構成されていることを特徴とする。
本発明のクランプ治具は分割構造を有し、電池構造体を部分的に把持する第1のクランプユニットに対して、第2のクランプユニットは取り外し可能に連結される。従って、プレス成形処理の後第2のクランプユニットを取り外すことにより、電池構造体は第1のクランプユニットにより部分的に把持されるので、第1のクランプユニットから突出した部分を切断することによりプレス圧が作用したエリアに観察断面を形成することができる。
本発明による観察方法は、正極、固体電解質層及び負極を有する電池構造体に、正極及び負極と直交する観察断面を形成し、当該観察断面を介して電池構造体の内部を顕微鏡観察する観察方法であって、
電池構造体を挟み込む第1のクランプユニットと、第1のクランプユニットに対して取り外し可能に連結され、同じく電池構造体を挟み込む第2のクランプユニットとを有するクランプ治具を用いて、電池構造体を正極及び負極の側から把持する工程と、
プレス装置を用意し、電池構造体が挟まれているクランプ治具にプレス圧を作用させて電池構造体に対してプレス成形処理を行う工程と、
前記第1のクランプユニットに設けた締結手段を操作し、プレス装置によるプレス圧にほぼ等しい圧力を電池構造体に作用させる工程と、
前記プレス装置によるプレス処理を解除し、プレス装置からクランプ治具を取り外すと共に第1のクランプユニットから第2のクランプユニットを取り外す工程と、
前記電池構造体の第1のクランプユニットからはみ出ている部分を切断して観察断面を形成する切断工程と、
観察断面が形成された電池構造体を把持する第1のクランプユニットを、観察窓を有する気密性の観察容器内に収納する工程と、
前記観察窓を介して全固体電池構造体に形成された観察断面を顕微鏡観察する観察工程とを含み、
前記観察工程において、プレス処理のプレス圧にほぼ等しい圧力が電池構造体に作用する状態で顕微鏡観察が行われることを特徴とする。
本発明では、観察すべき電池構造体に対してプレス工程において印可されるプレス圧にほぼ等しい圧力が作用する状態で断面形成及び顕微鏡観察できるので、実際の製品の内部構造を忠実に再現した観察断面を介して顕微鏡観察することができる。
本発明によるクランプ治具を用いれば、電池構造体は、プレス成形工程で印可されるプレス圧にほぼ等しい締め付け力が作用する状態に保持することができる。よって、製造工程で作用するプレス圧にほぼ等しいクランプ力で把持しながら切断処理を行うことができ、この結果実際の製品の内部構造を忠実に再現した観察断面を形成することができる。
特に、本発明によるクランプ治具は、二分割構造のクランプ治具を用いて電池構造体を挟み込んでプレス圧を作用させるので、切断部位はプレス圧が作用するエリア内に形成することができる。よって、観察断面は、強いプレス圧が作用するエリア内に形成されるので、試験用の電池構造体の内部構造を正確に再現した観察断面を形成することができる。
さらに、クランプ具は、観察断面が形成された試験用の電池構造体を保持する保持治具としても利用できるので、気密性の観察容器内にクランプ治具を収納するだけで、プレス工程で発生するプレス圧に等しいクランプ力が作用する状態に保持された電池構造体の充放電による状態変化を観察することができる。
本発明による観察断面形成方法の一連の工程を示すフローチャートである。 本発明によるクランプ治具を組み立てた状態を示す図である。 クランプ治具の連結ピンの位置及び連結方向を示す断面図である。 プレス装置にクランプ治具が装着され、プレス成形処理が行われる状態を示す図である。 第2のクランプユニットが取り外された状態を示す線図的断面図である。 切断処理により観察断面が形成された状態を示す線図的断面図である。 観察容器内にクランプ治具が収納された状態を示す線図である。
図1は本発明による観察断面形成方法の一連の工程を示すフローチャートである。初めに、作業空間を形成する密閉環境を用意する。密閉環境としてグローブボックスやドライルーム等の種々の環境を利用することができる。本例では、アルゴンガスが循環するグローブボックスを利用する。グローブボックス内に、全固体電池構造体を構成する電池材料、電池構造体を把持するクランプ治具、プレス装置、切断手段、観察窓を有する観察容器等の必要な器具類を配置する(ステップ1)。
初めに、クランプ治具を組み立て、クランプ治具内に電池構造体を収納する(ステップ2)。図2は、組み立てられたクランプ治具を示し、図2(A)は平面図、図2(B)は図2(A)のII線断面図、及び、図2(C)は図2(A)のIII−III線断面図である。本発明によるクランプ治具10は、電池構造体11を収納する空間を形成する電気的に絶縁性のスペーサ12、スペーサの上側に位置する上側クランプ13及びスペーサの下側に位置する下側クランプ14により構成する。本発明のクランプ治具は、2分割された構造をなし、互いに取り外し可能に連結した第1のクランプユニット10a(図2の左側)及び第2のクランプユニット10b(図2の右側)により構成する。尚、図2及び図3において、電池構造体の厚さ方向をZ方向とし、電池構造体の正極及び負極の延在方向をX及びY方向とする。
第1のクランプユニット10aは第1のスペーサ部材12aと、第1のスペーサ部材の上側に位置する第1の上側クランプ部材13aと、第1のスペーサ部材の下側に位置する第1の下側クランプ部材14aを有する。第2のクランプユニット10bは、第1のスペーサ部材12aとX方向に対向する第2のスペーサ12bと、第2のスペーサの上側に位置する第2の上側クランプ部材13bと、第1のスペーサ部材の下側に位置する第1の下側クランプ部材14bを有する。
電池構造体を収納する電池収納空間を形成するスペーサ12は、互いにX方向に連結した第1及び第2のスペーサ部材12a及び12bにより構成される。これらのスペーサ部材は半円形の切欠き部を有し、2つの半円形切欠き部が合成されて電池構造体を収納する円形の電池収納空間12cを形成する。スペーサ12は、セラミックス材料や合成樹脂等の電気的絶縁性材料により構成する。尚、電池収納空間は、円形に限らず、四角形等の種々の形状とすることができる。
下側クランプ14は、互いにX方向に連結した第1及び第2の下側クランプ部材14a及び14bにより構成する。この下側クランプ14は1つのプレートの形態をなし、その上側の表面は電池構造体11を下側から支持する。下側クランプ部材はステンレス等の金属材料で構成する。
上側クランプ13は、互いにX方向に隣接する第1及び第2の上側クランプ部材13a及び13bにより構成する。上側クランプ部材13a及び13bは半円形の突起を有し、2つの突起は合成されて円形の凸部13cを形成する。この凸部は、電池収納空間12c内に進入する。従って、電池構造体11は、上側クランプ13と下側クランプ14とにより把持される。
第1及び第2のクランプユニット10a及び10bには、それぞれ締結手段を設ける。本例では、締結手段としてボルト(ネジ)とナットの2対の組を用いる。スペーサ部材並びに上側及び下側クランプ部材には貫通孔を形成し、上側クランプ部材の側から貫通孔にボルトを通し、下側クランプ部材側においてナットを締結する。第1のクランプユニットには、第1のボルト15aと第1のナット15bの組及び第2のボルト16aと第2のナット16bの組を設ける。また、第2のクランプユニットには、第3のボルト17aと第3のナット17bの組及び第4のボルト18aと第4のナット18bの組を設ける。尚、図面上、第1のボルトとナットの組と第3のボルトとナットの組だけを図示する。本例では、2つのクランプユニットにそれぞれ締結手段を設けたが、第1のクランプユニットにだけ締結手段を設け、第2のクランプユニットの締結手段は省略することができる。
ボルト又はナットを回転して締め付けると、下側クランプ部材と上側クランプ部材とが互いに接近し、電池収納空間12c内に配置された電池構造体10は、Z方向に圧縮力を受ける。この場合、電池構造体は、X及びY方向に拡がろうとするが、電池収納空間12cの壁により規制されるためX及びY方向に移動できない。この結果、締結手段を締め付けることにより、電池収納空間12c内に配置された電池構造体10は、3次元方向から圧縮される。
次に、クランプ治具の組み立て手順について説明する。尚、スペーサ部材、上側クランプ部材及び下側クランプ部材は、連結ピンにより隣接部材と相互連結する。図3(A)〜(D)はクランプ治具の組み立て手順を断面として示す図である。連結ピンは黒三角の形態で示し、矢印の方向に沿って嵌め込まれ、矢印の方向に連結される。図3において、各部材に設けた5つの連結ピン15a〜15eを図示するが、Y方向(紙面と直交する方向)に沿って離間した別の5個の連結ピンを設ける。よって、各部材はY方向に設けた2つの連結ピンにより隣接する部材に対して相互連結される。連結ピンとして種々の形態のものを使用でき、本例では、円錐形の連結ピンを用い、連結される側の部材には対応する形状の孔を設け、孔の内側に連結ピンを嵌合することにより連結する。
初めに、図3(A)に示すように、下側クランプ14を形成する。第1及び第2の下側クランプ部材14a及び14bは、第2の下側クランプ部材に設けた連結ピン19aを差し込むことにより連結される。これにより、第1及び第2の下側クランプ部材はY及びZ方向に拘束され、X方向には取り外し可能な状態に連結される。
続いて、図3(B)に示すように、第1のスペーサ部材12aに設けた連結ピン19bを介して第1のクランプ部材12aを第1の下側クランプ部材14aに連結すると共に、第2のスペーサ部材に設けた連結ピン19cを介して第2のクランプ部材12bを第2の下側クランプ部材14bに連結する。この連結により、下側クランプ14上にスペーサ12が固定され、電池構造体を収納する電池収納空間12cが形成される。この際、下側クランプ14とスペーサ12との間に第1の引き出し電極20を配置する。引き出し電極20は、例えばPETテープのような絶縁性のテープ上に銅箔やアルミ箔等の導体層が形成されたテープを用いることができ、FPCと称されているフレキシブルプリント基板を用いることもできる。尚、引き出し電極20は、導体層が電池収納空間の底面全体と直接接触し、下側クランプ部材とは絶縁テープが接触するように配置する。この第1の引き出し電極20は負極集電体として機能すると共に引き出し電極としても機能する。
次に、図3(C)に示すように、電池収納空間12c内に全固体電池構造体を堆積する。本例では、粉体状の活物質粒子及び粉体状の固体電解質粒子を層状に堆積することにより電池構造体を形成する。すなわち、粉体状の負極活物質粒子と粉体状の固体電解質粒子が混合された負極活物質層11aを堆積し、その上に粉体状の固体電解質粒子の固体電解質層11bを堆積し、その上に粉体状の正極活物質粒子と粉体状の固体電解質粒子とが混合された正極活物質層11cを堆積する。尚、必要に応じて、導電助剤やバインダが添加される。また、電池構造体として、活物質粒子や固体電解質粒子が個別にシート状にプレス成形された正極及び負極活物質層並びに固体電解質層を積層した積層体を用いることもできる。
正極活物質粒子として、例えばコバルト酸リチウム粒子、ニッケル酸リチウム粒子、マンガン酸リチウム粒子等が挙げられる。固体電解質粒子として、例えばLiS−SiSのような硫化物非晶質固体電解質粒子及びLi11のような硫化物結晶質固体電解質粒子が挙げられる。負極活物質粒子として、Li,Sn,Si又はIn等の金属粒子及びリチウム合金粒子が挙げられる。勿論、硫化物系の固体電解質だけでなく、酸化物系の固体電解質を用いることもできる。
図3(D)に示すように、電池構造体を堆積した後、第4の連結ピン19dを介して第1のスペーサ部材に第1の上側クランプ部材13aを連結すると共に、第5の連結ピン19eを介して第2のスペーサ部材に第2の上側クランプ部材13bを連結する。この際、スペーサと上側クランプとの間に第2の引き出し電極21を配置する。第2の引き出し電極21は負極集電体として機能すると共に引き出し電極としても機能する。これらの組立作業により、電池構造体は下側クランプと上側クランプとにより挟み込まれ、クランプ治具の組み立てが完了する。
電池構造体が収納されているクランプ治具はプレス装置に装着され、プレス成形処理が行われる(ステップ4)。プレス装置として、油圧式又は手動式のいずれも用いることができる。図4はプレス装置にクランプ治具10が装着され、プレス成形処理が行われる状態を示す図である。プレス装置はベースプレート30を有し、その上に油圧プレス31を配置する。油圧プレス31にシリンダ32が連結され、シリンダの他端にはプレスされる試料が配置されるステージ33を設ける。電池構造体が収納されているクランプ治具10はステージ33上に配置する。ステージ33には、下側クランプ13の幅にほぼ等しい幅の凹部が形成され、クランプ治具はこの凹部内に配置する。従って、ステージ33の凹部によりクランプ治具のX方向(紙面内の左右方向)の移動ないし変位は規制される。尚、ステージ33は、クランプ治具の締結手段のナットと衝突しないような形態とする。
ステージ33と対向するように上側ダイス34が配置され、この上側ダイス34はストッパ35に固定する。上側ダイスの下面は平坦な平面として形成する。従って、上側ダイス34の下面はクランプ治具の上側クランプ14の上側表面と平面接触する。ストッパ35は2本のステーによりベースプレート30に連結する。尚、上側ダイス34は、クランプ治具の締結手段である4本のボルトと当接しない形態とする。これにより、プレス圧が印可された状態において、ボルト及びナットを操作し、所定のプレス圧に等しい圧力が電池構造体に作用するように締め付けることができる。
油圧プレス31には圧力ゲージ36を接続する。この圧力ゲージによりクランプ治具に収納された電池構造体に作用するプレス圧が表示される。
ステージ33上にクランプ治具10を配置し、プレス成形処理を開始する。シリンダの上昇に伴い、クランプ治具10が上方に変位し、クランプ治具の上側クランプ14が上側ダイス34と当接する。さらに、シリンダが上昇すると、電池構造体に徐々に圧縮力が作用し、所定の圧力が作用する時点でシリンダを停止させ、プレス成形処理を停止する。
この時点において、クランプ治具に設けた締結手段(図2(C)参照)を操作し、ボルト15a〜18aによる締め付けを開始する(ステップ5)。当初は、回転に対する抵抗力は弱いため、スムースに回転することができる。一方、ボルトによる締め付け力がプレス装置のプレス圧に接近すると、ボルトの回転に対する抵抗力が急激に増大し、締結手段による圧縮力はプレス装置のプレス圧にほぼ等しくなる。その時点で締め付けを停止する。尚、圧力ゲージを参照し、圧力ゲージの表示圧が急激に変化する時点を検出し、締め付けを停止することもができる。
次に、クランプ治具10をプレス装置から取り外す。クランプ治具をプレス装置から取り外しても、締結手段による締め付け力が作用するため電池構造体にはプレス圧に等しい圧縮力が作用し続ける。この状態において、第2のクランプユニット10bを第1のクランプユニットから取り外し、プレス成形処理された電池構造体を第1のクランプユニットだけにより保持する(ステップ6)。取り外しに際し、第2のクランプユニットのボルト17及び18を取り外す。取り外しに際し、第2の上側クランプ部材をZ方向に引き上げることにより取り外し、続いて第2のクランプ部材をZ方向に移動させて取り外し、最後に第2の下側クランプ部材をX方向に移動することにより取り外しが完了する。或いは、第2の下側クランプ部材14b、第2のスペーサ部材12b及び第2の上側クランプ部材13bを含む第2のクランプユニットをX方向に引き出すことにより、第2のクランプユニットが取り外される。
図5は、第2のクランプユニットが取り外された状態を線図的断面図として示す。この状態において、第1のクランプユニットは締結手段(15,16)により締結されているため、電池構造体11には依然としてプレス力に等しい圧縮力が作用する。一方、電池構造体の一部分だけが第1のクランプユニット10aにより把持され、クランプユニットからはみ出す部分が発生する。この残りの部分も同様にプレス成形された領域である。ここで、図6に示すように、第1のクランプユニットの側面に沿って刃物を移動することによりクランプユニットからはみ出た部分を切断し、観察断面11aを形成する(ステップ7)。この観察断面は、プレス成形されたエリアに形成されるので、電池構造体の内部構造に等しい観察断面が形成される。
電池構造体に観察断面が形成されたクランプ治具は、観察容器40内に収納する(ステップ8)。図7は観察容器内にクランプ治具が収納された状態を示す線図である。観察容器40は透明窓41を有する密封容器とする。クランプ治具は観察断面11aが透明窓41と対向するように配置する。また、透明窓41と観察断面11aとの間に光学的に透明な充填剤42を介在させる。この透明充填剤を介在させることにより、透明窓から観察断面に作用する力が発生し、観察断面から電池材料が外部に出ることが防止される。2本の引き出し電極20及び21は、容器の壁を経て外部に設けた充放電コントローラに接続する。
観察容器40は顕微鏡のステージ上に配置する。顕微鏡の対物レンズ44及び観察容器の透明窓41を介して電池構造体の観察断面11aに向けて照明光を投射し、観察断面から反射光を受光して内部観察を行う(ステップ9)。
本発明は上述した実施例に限定されず、種々の変形や変更が可能である。例えば、上述した実施例では電池構造体として粉体の活物質粒子及び固体電解質粒子の積層体を用いたが、シート状にプレス成形された活物質層及び固体電解質層の積層体を電池構造体として用いることもできる。
また、締結手段としてボルトとナットの組合せを用いたが、種々の締結手段を用いることができる。
10 クランプ治具
10a,10b クランプユニット
11 電池構造体
12 スペーサ
13 上側クランプ
14 下側クランプ
15〜18 ボルトとナットの組
19a〜19e 連結ピン
20,21 引き出し線


Claims (11)

  1. 正極、固体電解質層及び負極を有する電池構造体に、正極及び負極と直交する観察断面を形成する断面形成方法であって、
    電池構造体を挟み込む第1のクランプユニットと、第1のクランプユニットに対して取り外し可能に連結され、同じく電池構造体を挟み込む第2のクランプユニットとを有するクランプ治具を用いて、電池構造体を正極及び負極の側から把持する工程と、
    プレス装置を用意し、電池構造体が挟まれているクランプ治具にプレス圧を作用させて電池構造体に対してプレス成形処理を行う工程と、
    プレス圧が作用する状態で前記第1のクランプユニットに設けた締結手段を操作し、プレス装置によるプレス圧にほぼ等しい圧力を締結手段から電池構造体に作用させる工程と、
    前記プレス装置によるプレス処理を解除し、プレス装置からクランプ治具を取り外すと共に第1のクランプユニットから第2のクランプユニットを取り外す工程と、
    プレス処理のプレス圧にほぼ等しい圧力が電池構造体に作用する状態で、電池構造体の第1のクランプユニットからはみ出ている部分を切断して観察断面を形成する工程とを具えることを特徴とする断面形成方法。
  2. 請求項1に記載の断面形成方法において、前記第1のクランプユニットに設けた締結手段は、ネジとナットによりそれぞれ構成される第1及び第2の締結ユニットを有し、
    第1及び第2の締結ユニットのネジの回転量を調整することにより、第1及び第2の締結ユニットからプレス装置のプレス圧にほぼ等しい締結力を電池構造体に作用させることを特徴とする断面形成方法。
  3. 請求項1又は2に記載の断面形成方法において、前記クランプ治具は、電池構造体を収納する空間を形成するスペーサと、スペーサの一方の側と対向する下側クランプと、前記スペーサの空間内に進入する突部を有し、スペーサの他方の側と対向する上側クランプと、前記上側クランプと下側クランプとを締結する締結手段とを有し、
    前記スペーサ、上側クランプ及び下側クランプは、互いに取り外し可能に連結された第1及び第2のクランプユニットとして構成されていることを特徴とする断面形成方法。
  4. 請求項1、2又は3に記載の断面形成方法において、前記電池構造体は、粉体状の負極活物質粒子と粉体状の固体電解質粒子とが混合された負極活物質層と、粉体状の固体電解質粒子の固体電解質層と、粉体状の正極活物質粒子と粉体状の固体電解質粒子とが混合された正極活物質層を含み、これらの層の積層物についてプレス処理を行うことを特徴とする断面形成方法。
  5. 請求項4に記載の断面形成方法において、前記電池構造体は、粉体状の負極活物質粒子と粉体状の固体電解質粒子との混合物がシート状にプレス成形された負極活物質層と、粉体状の固体電解質粒子がシート状にプレス成形された固体電解質層と、粉体状の正極活物質粒子と粉体状の固体電解質粒子との混合物がシート状にプレス成形された正極活物質層との積層体を含み、当該積層体についてプレス処理を行うことを特徴とする断面形成方法。
  6. 請求項4又は5に記載の断面形成方法において、前記電池構造体は、硫化物の固体電解質層を含む硫化物全固体電池構造体であることを特徴とする断面形成方法。
  7. 全固体電池構造体を正極及び負極の側から把持するクランプ治具であって、
    電池構造体を収納する電池収納空間を形成するスペーサと、スペーサの一方の側と対向する下側クランプと、前記スペーサの電池収納空間内に進入する突部を有し、スペーサの他方の側と対向する上側クランプと、前記上側クランプと下側クランプとを締結する締結手段とを有し、
    前記スペーサ、上側クランプ及び下側クランプは、互いに取り外し可能に連結された第1及び第2のクランプユニットとして構成されていることを特徴とするクランプ治具。
  8. 請求項7に記載のクランプ治具において、前記締結手段は、それぞれネジとナットにより構成される第1及び第2の締結ユニットにより構成され、各締結ユニットのネジを制御することにより電池構造体に対する圧縮力が調整されることを特徴とするクランプ治具。
  9. 請求項7又は8に記載のクランプ治具において、前記第1のクランプユニットは第1のスペーサ部材、第1の上側クランプ部材、及び第1の下側クランプ部材を有し、前記第2のクランプユニットは、第2スペーサ、第2の上側クランプ部材、及び第2の下側クランプ部材を有し、
    第2のクランプユニットの第2の下側クランプ部材は第1のクランプユニットの第1の下側クランプ部材にピン連結され、第1のスペーサは第1の下側クランプ部材にピン連結され、第1の上側クランプ部材は第1のスペーサにピン連結され、第2のクランプ部材は第2の下側クランプ部材にピン連結され、第2の上側クランプ部材は第2のスペーサにピン連結され、
    第1の下側クランプ部材と第2の下側クランプ部材は上側クランプ部材を構成し、第1のスペーサと第2のスペーサは前記スペーサを構成し、第1の上側クランプ部材と第2の上側クランプ部材は上側クランプ部材を構成することを特徴とするクランプ治具。
  10. 正極、固体電解質層及び負極を有する電池構造体に、正極及び負極と直交する観察断面を形成し、当該観察断面を介して電池構造体の内部を顕微鏡観察する観察方法であって、
    電池構造体を挟み込む第1のクランプユニットと、第1のクランプユニットに対して取り外し可能に連結され、同じく電池構造体を挟み込む第2のクランプユニットとを有するクランプ治具を用いて、電池構造体を正極及び負極の側から把持する工程と、
    プレス装置を用意し、電池構造体が挟まれているクランプ治具にプレス圧を作用させて電池構造体に対してプレス成形処理を行う工程と、
    前記第1のクランプユニットに設けた締結手段を操作し、プレス装置によるプレス圧にほぼ等しい圧力を電池構造体に作用させる工程と、
    前記プレス装置によるプレス処理を解除し、プレス装置からクランプ治具を取り外すと共に第1のクランプユニットから第2のクランプユニットを取り外す工程と、
    前記電池構造体の第1のクランプユニットからはみ出ている部分を切断して観察断面を形成する切断工程と、
    観察断面が形成された電池構造体を把持する第1のクランプユニットを、観察窓を有する気密性の観察容器内に収納する工程と、
    前記観察窓を介して全固体電池構造体に形成された観察断面を顕微鏡観察する観察工程とを含み、
    前記観察工程において、プレス処理のプレス圧にほぼ等しい圧力が電池構造体に作用する状態で顕微鏡観察が行われることを特徴とする観察方法。
  11. 請求項10に記載の観察方法において、前記切断工程の後、観察断面に透明弾性体の層が形成され、
    前記電池構造体の観察断面は、透明弾性体層により観察断面と直交する方向に加圧されることを特徴とする観察方法。



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