JP2020140861A - 面状照明装置 - Google Patents

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和正 安達
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Abstract

【課題】導光板の固定が安定して行える面状照明装置を提供すること。【解決手段】実施形態の面状照明装置は、導光板と、複数の光源と、筐体とを備える。前記複数の光源は、前記導光板の一の側面に対向して配置される。前記筐体は、前記導光板および前記複数の光源を収容する。前記筐体は、該筐体の底板に設けられた支持部と、該支持部に前記筐体の底面内で膨張および収縮が可能に支持された部材とを有する。前記部材の線膨張係数は、前記導光板の線膨張係数に近似して設定される。前記導光板の主面の一部は、固定部材を介して前記部材に固定される。【選択図】図5

Description

本発明は、面状照明装置に関する。
導光板の側面から光を入射し、導光板の一方の主面から光を出射する面状照明装置が知られている。このような面状照明装置では、導光板が移動したり振動したりしないよう、導光板は筐体に固定されている必要がある。
導光板を筐体に固定する手法として、ゴム等の弾性部材を導光板の角部と筐体との間に挿入するものがある。しかし、この手法では、弾性部材を縮めた状態で導光板の角部と筐体との間に挿入しなければならないため、人手による組立が必要となり、自動組立に向かず、好ましくない。また、導光板の角部に弾性部材のサイズだけ空間が必要となるため、狭額縁化の妨げにもなる。
自動組立および狭額縁化に向く手法として、導光板の主面の一部が両面テープ等により筐体に固定されるものがある(例えば、特許文献1、2を参照)。
特開2018−6028号公報 特開2017−183096号公報
しかしながら、両面テープ等による固定では、樹脂等により形成される導光板と、金属等により形成される筐体とで線膨張率が異なり、温度変化により固定部分における筐体の長さと導光板の長さとに差が出ると、固定部分にせん断力がかかり、固定部分が剥がれてしまうことがあった。固定部分の剥がれは、同じ温度変化に対し導光板が長尺になればなるほど顕著になる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、導光板の固定が安定して行える面状照明装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様に係る面状照明装置は、導光板と、複数の光源と、筐体とを備える。前記複数の光源は、前記導光板の一の側面に対向して配置される。前記筐体は、前記導光板および前記複数の光源を収容する。前記筐体は、該筐体の底板に設けられた支持部と、該支持部に前記筐体の底面内で膨張および収縮が可能に支持された部材とを有する。前記部材の線膨張係数は、前記導光板の線膨張係数に近似して設定される。前記導光板の主面の一部は、固定部材を介して前記部材に固定される。
本発明の一態様に係る面状照明装置は、導光板の固定が安定して行える。
図1は、一実施形態にかかるバックライトの構成例を示す正面図である。 図2は、バックライトの構成要素を示す分解斜視図である。 図3は、図1におけるA−A断面図(1)である。 図4は、図1におけるA−A断面図(2)である。 図5は、図1におけるB−B断面図である。 図6は、比較例となるバックライトの長手方向の断面図である。 図7は、比較例となるバックライトの短手方向の断面図である。 図8は、支持部の他の構成例を示すバックライトの短手方向の断面図(1)である。 図9は、支持部の他の構成例を示すバックライトの短手方向の断面図(2)である。 図10は、支持部の他の構成例を示すバックライトの短手方向の断面図(3)である。 図11は、支持部の他の構成例を示すバックライトの短手方向の断面図(4)である。 図12は、支持部の他の構成例を示すバックライトの短手方向の断面図(5)である。 図13は、支持部の他の構成例を示す筐体の正面図である。 図14は、バックライトの他の構成例における構成要素を示す分解斜視図である。 図15は、バックライトの短手方向の断面図である。
以下、実施形態に係る面状照明装置について図面を参照して説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、図面における各要素の寸法の関係、各要素の比率などは、現実と異なる場合がある。図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。また、1つの実施形態や変形例に記載された内容は、原則として他の実施形態や変形例にも同様に適用される。
図1は、一実施形態にかかるバックライト1の構成例を示す正面図である。なお、バックライト1は、面状照明装置の一例であり、ナビゲーション装置やインジケータ等における液晶表示装置の背面に設けられる。
図1において、バックライト1は、略長方形(略正方形でも可)で板状の外形をしており、一方の面(図における表側の面)は出射面となっており、内部から外部に向かって光が照射されるようになっている。ナビゲーション装置やインジケータ等に用いられる場合、液晶表示装置は出射面の側に装着される。
バックライト1は、筐体2と、基板3と、光源4と、導光板5と、インサート部材6とを備えている。筐体2は、底板の外側4辺に縁(側壁)を有した略矩形状をしており、板金やダイカスト等により形成される。筐体2の底板の一側(図の下側)には略矩形状の支持部2aが設けられ、この支持部2aには樹脂等によるインサート部材6が挿入され、インサート部材6は筐体2の底面内で膨張および収縮が可能に支持される。ここでは、支持部2aおよびインサート部材6の長手方向に膨張および収縮が可能となっている。インサート部材6には導光板5の一の主面(図の裏側)の一部が両面テープや接着材等による固定部材を介して固定されている。インサート部材6に固定される導光板5の主面の一部は、複数の光源4が配置される導光板5の一の側面に沿って設けられるのが望ましい。これにより、光源4の発光面と導光板5の入光面の間のギャップ(距離)の安定化を図ることができるとともに、入光側を除く3辺の狭額縁化を実現することができる。
インサート部材6は、導光板5と線膨張係数が近似した樹脂等により、例えば板金へのインサート成形により形成される。ここで、線膨張係数が近似とは、線膨張係数が厳密に等しい必要はないが、使用環境における温度変化による膨張・収縮が接着等の固定に影響を与えない範囲で線膨張係数が近い値を有しているという意味である。導光板5が同等の線膨張係数を有するインサート部材6に固定されることで、温度変化により導光板5とインサート部材6はほぼ同様に膨張・収縮することとなり、固定部材の剥離が防止され、導光板の固定が安定して行えることになる。
また、インサート部材6は、筐体2の底板に垂直な方向に対しては移動が規制され、抜け落ちが防止されるようになっている。また、インサート部材6は、支持部2aおよびインサート部材6の長手方向に対しては、両端に支持部2aとの間に隙間が設けられているとともに、金属による支持部2aに樹脂等によるインサート部材6が接することにより、膨張および収縮に応じて摺動可能となっている。なお、図1の例では、支持部2aは貫通する孔により構成されるものとしているが、貫通しない凹部であってもよい。支持部2aを貫通する孔により構成することで、支持部2aを容易に形成することができる。また、支持部2aを貫通しない凹部により構成することで、支持部2aからインサート部材6の抜け落ち防止を実現することができる。インサート部材6の形状の詳細については後述する。インサート部材6は、部材の一例である。
基板3は、細長い薄板状であり、基板3上にはLED(Light Emitting Diode)等による光源4が複数設けられている。なお、図1では、側面から発光するサイドビュー型のLEDが例示されており、基板3は筐体2の底板に固定され、基板3上に設けられた光源4の側面(図の上側の面)から導光板5の側面に光が照射されるようになっている。
導光板5は、基板3の光源4から入射された光を導光し、出射面(図における表側の面)から光を出射する。
図2は、バックライト1の構成要素を示す分解斜視図である。図2において、筐体2には、複数の光源4が設けられた基板3と、導光板5とが装着される。基板3は、筐体2の底板に両面テープや接着材等により固定され、導光板5は支持部2aに設けられたインサート部材6に両面テープや接着材等により固定される。両面テープや接着材等によることで、導光板5とインサート部材6との固定を容易に行うことができる。なお、筐体2と導光板5との間(インサート部材6との固定部分を除く)に反射シートが設けられる場合がある。また、導光板5の出射面側にはプリズムシートや拡散シート等の光学シートが設けられる場合がある。
図3は、図1におけるA−A断面図であり、中央部分が省略されている。図3において、筐体2の底板には貫通孔によって支持部2aが設けられており、支持部2aにはインサート部材6が挿入されている。インサート部材6は、平面視(図1)において略矩形の帯状であり、図3における断面形状では、インサート部材6の筐体2の底板の厚みに収容される部分は、長手方向(膨張および収縮が可能な方向)の長さが支持部2aの長手方向の長さよりも短くされていて、インサート部材6と支持部2aとの間に隙間が設けられている。支持部2aとインサート部材6との間の隙間は、インサート部材6の使用環境における温度変化に応じた長手方向への膨張・収縮を考慮して決められており、最大に膨張した状態で隙間が埋まる程度に設定される。隙間が設けられることで、使用環境における温度変化によりインサート部材6が膨張・収縮しても、インサート部材6は支持部2a内に安定して支持される。また、インサート部材6の筐体2の底板の厚みに収容される部分における厚みの方向の端部には、インサート部材6から筐体2の底板に沿って外方向に延伸した蓋部6aが設けられ、インサート部材6が支持部2aから抜け落ちるのが防止されるようになっている。
また、導光板5の主面の一部(図の下側の光源4寄りの部分)は、平面視で短冊状の固定部材7によりインサート部材6の一方の面(図の上側の面)に固定されている。固定部材7は、両面テープや接着材等によるものである。
図4は、図1におけるA−A断面図の他の例であり、導光板5とインサート部材6との固定が、一体の短冊状ではなく、飛島状に複数の固定部材7により行われている点が異なる。なお、個々の固定部材7の長さや配置の間隔は図示のものに限られず、導光板5とインサート部材6との固定に必要とされる強度に応じて変えることができる。また、例えば、隣接する光源4間の前方に相当する複数の領域に個々の固定部材7を配置してもよい。
図5は、図1におけるB−B断面図であり、光源4側から遠い側の部分(図の右側の部分)は省略されている。図5において、筐体2の底板の内面には基板3が固定され、基板3の上には光源4が設けられている。光源4はサイドビュー型のLEDであり、図の右方向に対して光を照射し、導光板5の側面に光が入射される。また、筐体2の底板には貫通孔によって支持部2aが設けられており、支持部2aにはインサート部材6が挿入されている。また、インサート部材6の筐体2の底板の厚みに収容される部分における厚みの方向の端部には、インサート部材6から筐体2の底板に沿って外方向に延伸した蓋部6aが形成されている。これにより、インサート部材6が支持部2aにおいて長手方向以外に移動が規制され、抜け落ちが防止されるようになっている。インサート部材6の短手方向には支持部2aの内壁面との間に隙間が設けられていないが、長手方向と同様に、使用環境における温度変化による膨張・収縮を吸収する隙間が設けられてもよい。
図6は、比較例となるバックライト11の長手方向の断面図であり、中央部分が省略されている。図7は、比較例となるバックライト11の短手方向の断面図であり、光源14側から遠い側の部分(図の右側の部分)は省略されている。図6および図7において、底板と外側4辺の縁(側壁)とを有した筐体12の底板の内面には、基板13が固定され、基板13の上には光源14が設けられている。光源14はサイドビュー型のLEDであり、図の右方向に対して光を照射し、導光板15の側面に光が入射される。
また、筐体12の底板の内面には、両面テープや接着材等による固定部材17を介して導光板15の主面の一部が固定されている。そのため、使用環境における温度変化で導光板15が膨張すると、金属製の筐体12と樹脂等による導光板15との線膨張率の違い(金属よりも樹脂等の線膨張係数が大きい)により、固定部材17を挟んだ部分の筐体12側の長さと導光板15側の長さとに差が出て、固定部材17にせん断力がかかり、固定部材17が剥がれてしまうことがある。これにより、導光板15の固定は不十分となり、バックライト11としての機能に影響が出てしまうことがある。
一方、図1〜図5に示された実施形態のバックライト1によれば、固定部材7を介して固定されるインサート部材6と導光板5とが、線膨張係数が近似して設定されているため、使用環境における温度変化による導光板15の膨張・収縮の長さとインサート部材6の膨張・収縮の長さとが同等になり、固定部材7にせん断力がかかることがなくなり、かかる要因で固定部材7が剥がれてしまうことがなくなる。よって、バックライト1としての機能に影響が出ることを防止することができる。
図8は、支持部2aの他の構成例を示すバックライト1の短手方向の断面図であり、光源4側から遠い側の部分(図の右側の部分)は省略されている。なお、一部が拡大されて示されている。図8において、図5に示された実施形態と異なるのは、支持部2aおよびインサート部材6の短手方向において、支持部2aの内壁面と、これと対向するインサート部材6の面との断面形状である。その他の構成は図5と同様である。
すなわち、インサート部材6の筐体2の底板の厚みに収容される部分が膨張および収縮が可能な方向と筐体2の底面内で直交する方向(図の左右方向)で支持部2aの内壁面と対向する面または支持部2aの内壁面の一方に凸部が設けられ、他方に凹部が設けられる。図8の例では、支持部2a側に断面が略三角形状の凸部2bが設けられており、インサート部材6側には対応する略三角形状の凹部6bが設けられている。なお、インサート部材6には、図3〜図5におけるような蓋部6aは設けられていないが、設けられるようにしてもよい。また、凸部2bと凹部6bとの間にも、使用環境における温度変化による膨張・収縮を吸収する隙間が設けられてもよい。
図9は、支持部2aの他の構成例を示すバックライト1の短手方向の断面図であり、光源4側から遠い側の部分(図の右側の部分)は省略されている。なお、一部が拡大されて示されている。図9において、図8に示された実施形態と異なるのは、凸部と凹部とが逆になっている点である。その他の構成は図8と同様である。
すなわち、図9において、支持部2a側に断面が略三角形状の凹部2cが設けられており、インサート部材6側には対応する略三角形状の凸部6cが設けられている。
図10は、支持部2aの他の構成例を示すバックライト1の短手方向の断面図であり、光源4側から遠い側の部分(図の右側の部分)は省略されている。なお、一部が拡大されて示されている。図10において、図8に示された実施形態と異なるのは、凸部と凹部との形状が異なる点である。その他の構成は図8と同様である。
すなわち、図10において、支持部2a側に断面が段差状の凸部2dが設けられており、インサート部材6側には対応する段差状の凹部6dが設けられている。
図11は、支持部2aの他の構成例を示すバックライト1の短手方向の断面図であり、光源4側から遠い側の部分(図の右側の部分)は省略されている。なお、一部が拡大されて示されている。図11において、図10に示された実施形態と異なるのは、凸部と凹部とが逆になっている点である。その他の構成は図10と同様である。
すなわち、支持部2a側に断面が段差状の凹部2eが設けられており、インサート部材6側には対応する段差状の凸部6eが設けられている。
図12は、支持部2aの他の構成例を示すバックライト1の短手方向の断面図であり、光源4側から遠い側の部分(図の右側の部分)は省略されている。なお、一部が拡大されて示されている。図12において、図8に示された実施形態と異なるのは、支持部2aが貫通した孔ではなく、凹部により形成される点である。その他の構成は図8と同様である。
すなわち、図12において、支持部2aは、筐体2の底板の導光板5を収容する側の面に設けられた凹部により形成されている。凹部の底面2fに連なる内壁面には、支持部2a側に断面が略三角形状の凸部2gが底面2fに連なって設けられており、インサート部材6側には対応する略三角形状の凹部6fが設けられている。なお、インサート部材6には、図3〜図5におけるような蓋部6aは設けられておらず、底面2f側に蓋部を設けることはできないが、底面2fと反対側には設けられるようにしてもよい。
図13は、支持部2aの他の構成例を示す筐体2の正面図である。図13において、筐体2の底面には、複数の支持部2a1〜2a3が設けられている。支持部2a1〜2a3は、帯状の支持部が長手方向に沿って複数に分割されたものとなっている。支持部2a1〜2a3としては、筐体2の底板を貫通する孔により形成されるもの(図3〜図5、図8〜図11)でもよいし、筐体2の底板の導光板を収容する側の面に設けられた凹部により形成されるもの(図12)でもよい。
支持部2a1〜2a3に挿入されるインサート部材6は、分割された支持部2a1〜2a3のそれぞれに対応して設けられる。図示の例では3分割された場合であるが、分割数はこれに限られない。分割された支持部2a1〜2a3におけるインサート部材6との固定の仕方については、短冊状(図3)でもよいし、飛島状(図4)でもよい。インサート部材6の断面形状は、前述した種々の形態(図3〜図5、図8〜図12)が可能である。また、導光板5が中心を基準に配置される場合において、分割された支持部2a1〜2a3のそれぞれの長手方向に摺動可能な距離は、使用環境における温度変化による膨張・収縮が端部に集まるため、筐体2の中央側よりも端部側において大きくなる。これにより、導光板5の外側ほど膨張および収縮が大きくなるのに対応することができ、導光板5とインサート部材6とを固定する固定部材の剥離が防止され、導光板と部材との固定を容易に行うことができる。
図14は、バックライト1の他の構成例における構成要素を示す分解斜視図であり、光源4として、頂面から発光するトップビュー型のLEDが用いられる場合の例である。図14において、筐体2には、複数の光源4が設けられた基板3と、導光板5とが装着される。基板3は、筐体2の側板の内面に固定され、導光板5は支持部2aに設けられたインサート部材6に固定される。なお、筐体2と導光板5との間(インサート部材6との固定部分を除く)に反射シートが設けられる場合がある。また、導光板5の出射側にはプリズムシートや拡散シート等の光学シートが設けられる場合がある。
図15は、バックライト1の短手方向の断面図であり、光源4側から遠い側の部分(図の右側の部分)は省略されている。図15において、筐体2の側板の内面には基板3が固定され、基板3の上には光源4が設けられている。光源4はトップビュー型のLEDであり、図の右方向に対して光を照射し、導光板5の側面に光が入射される。また、筐体2の底板には貫通孔によって支持部2aが設けられており、支持部2aにはインサート部材6が挿入されている。また、支持部2aとインサート部材6との接触面の端部には、インサート部材6から筐体2の底板に沿って外方向に延伸した蓋部6aが形成され、インサート部材6が支持部2aにおいて長手方向以外に移動が規制されている。インサート部材6の短手方向には支持部2aとの間に隙間が設けられていないが、長手方向と同様に、使用環境における温度変化による膨張・収縮を吸収する隙間が設けられてもよい。
導光板5とインサート部材6との固定の仕方については、短冊状(図3)でもよいし、飛島状(図4)でもよい。インサート部材6の断面形状は、前述した種々の形態(図3〜図5、図8〜図12)が可能である。筐体2およびインサート部材6は複数に分割される形態(図13)でもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
以上のように、実施形態に係る面状照明装置は、導光板と、導光板の一の側面に対向して配置された複数の光源と、導光板および複数の光源を収容する筐体と、を備え、筐体は、この筐体の底板に設けられた支持部と、この支持部に筐体の底面内で膨張および収縮が可能に支持された部材とを有し、部材の線膨張係数は、導光板の線膨張係数に近似して設定され、導光板の主面の一部は、固定部材を介して部材に固定される。これにより、導光板と部材とを固定する固定部材の剥離が防止され、導光板の固定が安定して行える。
また、支持部は、筐体の底板を貫通する孔により形成される。これにより、支持部を容易に形成することができる。
また、支持部は、筐体の底板の導光板を収容する側の面に設けられた凹部により形成される。これにより、支持部から部材の抜け落ち防止を実現することができる。
また、部材に固定される導光板の主面の一部は、複数の光源が配置される導光板の一の側面に沿って設けられる。これにより、光源の発光面と導光板の入光面の間のギャップ(距離)の安定化を図ることができるとともに、入光側を除く3辺の狭額縁化を実現することができる。
また、部材に固定される導光板の主面の一部は、少なくとも一つの固定部材を介して、部材に固定される。これにより、導光板と部材との固定を容易に行うことができる。
また、部材の筐体の底板の厚みに収容される部分は、膨張および収縮が可能な方向の長さが支持部の膨張および収縮が可能な方向の長さよりも短くされていて、部材と支持部との間に隙間が設けられている。これにより、使用環境における温度変化により部材が膨張・収縮しても、部材は支持部内に安定して支持される。
また、部材の筐体の底板の厚みに収容される部分における厚みの方向の端部には、部材から筐体の底板に沿って外方向に延伸した蓋部が設けられる。これにより、部材が支持部から抜け落ちるのを防止することができる。
また、部材の筐体の底板の厚みに収容される部分が膨張および収縮が可能な方向と筐体の底面内で直交する方向で支持部の内壁面と対向する面または内壁面の一方に凸部が設けられ、他方に凹部が設けられる。これにより、部材が支持部から抜け落ちるのを防止することができる。
また、支持部は、膨張および収縮が可能な方向に沿って複数に分割され、部材は、分割された支持部の各部分に対応して設けられ、導光板が中心を基準に配置される場合において、分割された支持部の各部分における膨張および収縮が可能な距離は、筐体の中央側よりも端部側において大きい。これにより、外側ほど膨張および収縮が大きくなるのに対応することができ、導光板と部材とを固定する固定部材の剥離が防止され、導光板と部材との固定を容易に行うことができる。
また、上記実施の形態により本発明が限定されるものではない。上述した各構成素を適宜組み合わせて構成したものも本発明に含まれる。また、さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。よって、本発明のより広範な態様は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。
1 バックライト,2 筐体,2a、2a1〜2a3 支持部,2b、2d、2g 凸部,2c、2e 凹部,3 基板,4 光源,5 導光板,6 インサート部材,6a 蓋部,6b、6d 凹部,6c、6e 凸部,7 固定部材

Claims (9)

  1. 導光板と、
    前記導光板の一の側面に対向して配置された複数の光源と、
    前記導光板および前記複数の光源を収容する筐体と、を備え、
    前記筐体は、該筐体の底板に設けられた支持部と、該支持部に前記筐体の底面内で膨張および収縮が可能に支持された部材とを有し、
    前記部材の線膨張係数は、前記導光板の線膨張係数に近似して設定され、
    前記導光板の主面の一部は、固定部材を介して前記部材に固定される、
    面状照明装置。
  2. 前記支持部は、前記筐体の底板を貫通する孔により形成される、
    請求項1に記載の面状照明装置。
  3. 前記支持部は、前記筐体の底板の前記導光板を収容する側の面に設けられた凹部により形成される、
    請求項1に記載の面状照明装置。
  4. 前記部材に固定される前記導光板の主面の一部は、前記複数の光源が配置される前記導光板の一の側面に沿って設けられる、
    請求項1〜3のいずれか一つに記載の面状照明装置。
  5. 前記部材に固定される前記導光板の主面の一部は、少なくとも一つの前記固定部材を介して、前記部材に固定される、
    請求項1〜4のいずれか一つに記載の面状照明装置。
  6. 前記部材の前記筐体の底板の厚みに収容される部分は、前記膨張および前記収縮が可能な方向の長さが前記支持部の前記方向の長さよりも短くされていて、前記部材と前記支持部との間に隙間が設けられている、
    請求項1〜5のいずれか一つに記載の面状照明装置。
  7. 前記部材の前記筐体の底板の厚みに収容される部分における前記厚みの方向の端部には、前記部材から前記筐体の底板に沿って外方向に延伸した蓋部が設けられる、
    請求項1〜6のいずれか一つに記載の面状照明装置。
  8. 前記部材の前記筐体の底板の厚みに収容される部分が前記膨張および前記収縮が可能な方向と前記筐体の底面内で直交する方向で前記支持部の内壁面と対向する面または前記内壁面の一方に凸部が設けられ、他方に凹部が設けられる、
    請求項1〜7のいずれか一つに記載の面状照明装置。
  9. 前記支持部は、前記膨張および前記収縮が可能な方向に沿って複数に分割され、
    前記部材は、分割された前記支持部の各部分に対応して設けられ、
    前記導光板が中心を基準に配置される場合において、分割された前記支持部の各部分における前記膨張および前記収縮が可能な距離は、前記筐体の中央側よりも端部側において大きい、
    請求項1〜8のいずれか一つに記載の面状照明装置。
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