JP2020137091A - 信号処理モジュール、信号符号化装置、信号処理方法、および信号処理用プログラム - Google Patents

信号処理モジュール、信号符号化装置、信号処理方法、および信号処理用プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2020137091A
JP2020137091A JP2019032722A JP2019032722A JP2020137091A JP 2020137091 A JP2020137091 A JP 2020137091A JP 2019032722 A JP2019032722 A JP 2019032722A JP 2019032722 A JP2019032722 A JP 2019032722A JP 2020137091 A JP2020137091 A JP 2020137091A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
signal processing
packet
attribute information
coded data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019032722A
Other languages
English (en)
Inventor
謙介 霜觸
Kensuke Shimofure
謙介 霜觸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2019032722A priority Critical patent/JP2020137091A/ja
Publication of JP2020137091A publication Critical patent/JP2020137091A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】TS形式で映像等の情報が送信される送信システムにおいて、受信側が映像に対応して適切に、TS形式を前提とせずに生成された情報に基づいて字幕を表示可能なデータを生成する信号処理モジュール、信号符号化装置、信号処理方法、および信号処理用プログラムを提供する。【解決手段】符号化部11は、入力された信号を所定の単位ごとに符号化して、一連の符号化データを生成する。属性情報生成部12は、符号化部11が生成した符号化データに応じた情報を含む属性情報を生成する。パケット生成部13は、一連の符号化データの前に、後続する符号化データに応じた情報を含む属性情報を配置して、所定のコンテンツを出力するためのパケットを生成する。【選択図】 図5

Description

本発明は、放送用の信号を処理する信号処理モジュール、信号符号化装置、信号処理方法、および信号処理用プログラムに関する。
高度広帯域衛星デジタル放送が開始され、ケーブルテレビジョン放送用回線を介した当該放送の受信の要望が高まっている。
ここで、高度広帯域衛星デジタル放送では、MMT(MPEG(Moving Picture Experts Group) Media Transport)によって、映像や、音声、字幕、文字スーパー等の情報が送信される(非特許文献1参照)。なお、字幕と文字スーパーとを単に字幕と総称する。ここで、高度広帯域衛星デジタル放送において、字幕の情報は、TTML(Timed Text Markup Language)形式の文書ファイルに含まれて送信される(非特許文献2参照)。そして、高度広帯域衛星デジタル放送における字幕の情報を含む文書は、MMT形式によって送信される映像等に同期して表示および消去されることを前提に、対応する映像用の情報とともにMPU(Media Processing Unit)に分割されてTTML形式で作成されている。
特許文献1には、TTML形式の文書ファイルに含まれて送信された字幕データに基づいて、受信機が字幕の表示および消去を制御する方法について記載されている。
一方、ケーブルテレビジョン放送では、MPEG2−TS(Transport Stream)形式で、映像や、音声、字幕等の情報が送信される。ここで、ケーブルテレビジョン放送においても、字幕の情報は、TTML形式の文書ファイルに含まれて送信されることが検討されている。
特開2018−186566号公報
しかし、TS形式を前提とせずにMMTによって送信される映像等に同期して表示および消去されることを前提に作成された字幕用のTTML形式の文書が、MPEG2−TS等のTS形式で映像とともに送信され、当該映像と同期して受信側に表示させることは困難である。その理由は、TS形式では字幕用の各種データが一連のデータ列になって受信側に入力されるため、受信側が、当該データ列において各種データの境界を把握することが困難であるからである。
そこで、本発明は、TS形式で映像等の情報が送信される送信システムにおいて、受信側が映像に対応して適切に、TS形式を前提とせずに生成された情報に基づいて字幕を表示可能なデータを生成する信号処理モジュール、信号符号化装置、信号処理方法、および信号処理用プログラムを提供することを目的とする。
本発明による信号処理モジュールは、入力された信号を所定の単位ごとに符号化して、一連の符号化データを生成する符号化手段と、符号化手段が生成した符号化データに応じた情報を含む属性情報を生成する属性情報生成手段と、一連の符号化データの前に、後続する符号化データに応じた情報を含む属性情報を配置して、所定のコンテンツを出力するためのパケットを生成するパケット生成手段とを備えたことを特徴とする。
本発明による信号符号化装置は、いずれかの態様の信号処理モジュールを複数備え、第1の種類の信号と、第1の種類の信号に重畳された信号とをそれぞれ対応する信号処理モジュールに入力する分配手段を含むことを特徴とする。
本発明による信号処理方法は、入力された信号を所定の単位ごとに符号化して、一連の符号化データを生成する符号化ステップと、符号化ステップで生成した符号化データに応じた情報を含む属性情報を生成する属性情報生成ステップと、一連の符号化データの前に、後続する符号化データに応じた情報を含む属性情報を配置して、所定のコンテンツを出力するためのパケットを生成するパケット生成ステップとを含むことを特徴とする。
本発明による信号処理用プログラムは、コンピュータに、入力された信号を所定の単位ごとに符号化して、一連の符号化データを生成する符号化処理と、符号化処理で生成した符号化データに応じた情報を含む属性情報を生成する属性情報生成処理と、一連の符号化データの前に、後続する符号化データに応じた情報を含む属性情報を配置して、所定のコンテンツを出力するためのパケットを生成するパケット生成処理とを実行させることを特徴とする。
本発明によれば、TS形式で映像等の情報が送信される送信システムにおいて、受信側が映像に対応して適切に、TS形式を前提とせずに生成された情報に基づいて字幕を表示可能にすることができる。
本発明の第1の実施形態の送信機の接続例を示すブロック図である。 送信機の構成例を示すブロック図である。 字幕についてのTSパケットの構成例を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態の送信機の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態の信号処理モジュールの構成例を示すブロック図である。
実施形態1.
本発明の第1の実施形態の送信機100について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施形態の送信機100の接続例を示すブロック図である。
図1に示すように、第1の実施形態の送信機100は、番組提供装置200およびケーブルテレビジョン放送局装置300に接続されている。なお、信号符号化装置は、例えば、送信機100に相当する。
ケーブルテレビジョン放送局装置300は、例えば、ケーブルテレビジョン放送局の局舎に設置されている。また、番組提供装置200は、例えば、テレビジョン放送局等の番組制作会社の局舎に設置されている。そして、番組提供装置200は、テレビジョン受像機が番組を再生可能な情報を含む番組情報を提供する。なお、番組情報は、例えば、映像の情報、音声の情報、および字幕の情報を含む。具体的には、番組情報は、例えば、映像の信号であるSDI(Serial Digital Interface)信号に、音声の情報に応じた信号(音声の信号)および字幕の情報に応じた信号(字幕の信号)が重畳(エンベデッド)された情報である。そして、映像の信号に基づく映像と音声の信号に基づく音声と字幕の信号に応じた字幕とが互いに同期したタイミングでテレビジョン受像機から出力されるように、それら信号が重畳されている。
なお、第1の種類の信号は、例えば、映像の信号に相当する。また、第1の種類の信号に重畳された信号は、例えば、音声の信号や、字幕の信号に相当する。
本例では、番組提供装置200と送信機100とは、例えば、通信回線によって互いに接続され、番組情報は、当該通信装置を介して提供される。なお、番組情報は、番組提供装置によって可搬型の記憶媒体に記憶されてもよい。そして、当該記憶媒体が送信機100の管理者宛に運搬され、当該管理者の操作に従って、送信機100が当該記憶媒体に記憶されている番組情報を読み出すように構成されていてもよい。
図2は、送信機100の構成例を示すブロック図である。図2に示すように、送信機100は、デマルチプレクサ110、映像符号化部120、音声符号化部130、字幕符号化部140、およびマルチプレクサ150を含む。信号処理モジュールは、例えば、映像符号化部120、音声符号化部130、または字幕符号化部140に相当する。分配手段は、例えば、マルチプレクサ150に相当する。
デマルチプレクサ110、映像符号化部120、音声符号化部130、字幕符号化部140、およびマルチプレクサ150は、例えば、それぞれ、プログラム制御に従って処理を実行するプロセッサや複数の回路によって実現される。
デマルチプレクサ110には、番組提供装置200が送信した番組情報が入力される。そして、デマルチプレクサ110は、入力された番組情報に含まれている映像の信号を映像符号化部120に入力する。また、デマルチプレクサ110は、入力された番組情報に含まれている音声の信号を音声符号化部130に入力する。デマルチプレクサ110は、入力された番組情報に含まれている字幕の信号を字幕符号化部140に入力する。
映像符号化部120は、入力された映像の信号に所定の符号化処理を施す。具体的には、映像符号化部120は、入力された映像の信号をTS形式のデータにエンコードして、TSパケットを生成する。
また、音声符号化部130は、入力された音声の信号に所定の符号化処理を施す。具体的には、音声符号化部130は、入力された音声の信号をTS形式のデータにエンコードして、TSパケットを生成する。
字幕符号化部140は、入力された字幕の信号に所定の符号化処理を施す。具体的には、字幕符号化部140は、入力された字幕の信号をTS形式のデータにエンコードして、TSパケットを生成する。符号化手段は、字幕符号化部140を実現するプロセッサにおいて、符号化処理を実行するための部分によって実現される。また、属性情報生成手段は、例えば、字幕符号化部140を実現するプロセッサにおいて、後述するPrefix情報およびLength情報の生成処理を実行するための部分によって実現される。パケット生成手段は、例えば、字幕符号化部140を実現するプロセッサにおいて、TSパケットの生成処理を実行するための部分によって実現される。
なお、字幕の信号は、デジタル字幕に応じた信号がTTML形式の信号に変換されて字幕符号化部140に入力されるように構成されていてもよい。
図3は、字幕についてのTSパケットの構成例を示す説明図である。図3の最下段に示すように、字幕についてのTSパケットは、TS形式のデータによって構成されている。そして、各TSパケットは、TSヘッダとTSペイロードとによって構成されている。また、TSペイロードには、PES(Packetizid Elementary Stream)パケットが格納されている。PESパケットは、TSペイロードに格納されて、TSパケットとして送信される。
字幕についてのPESパケットについて説明する。字幕についてのPESパケットは、PESヘッダと、データ等が格納されるPESペイロードとを含む。本例では、データは、例えば、字幕の信号が符号化されたデータである。PESヘッダには、PTS(Presentation Time Stamp)や、PES Length等のパラメータが設定されている。PTSによって、PESペイロードに格納されている、符号化されているデータに基づく字幕等が復号後に提示されるタイミングが示されている。換言すれば、PESペイロードに格納されている符号化されているデータに基づく字幕等は、復号後に、PTSによって示されているタイミングで提示される。
また、PES Lengthによって、PESペイロードの長さが示されている。
PESペイロードには、MFU(Media Fragment Unit)と連結データとが含まれる。MFUは、例えば、字幕の信号が符号化されたデータが、所定の単位ごとに分割されて符号化され、一連のMFUに構成される。連結データは、例えば、対応するMFUに関する情報を示すデータである。連結データについては後述する。
そして、一連のMFUの各MFU間には、後続するMFUに関する情報を示す連結データが配置されて、PESペイロードに格納される。
本例では、少なくとも字幕符号化部140は、入力された字幕の信号を所定の単位ごとに分割して符号化し、一連のMFUをそれぞれ生成する。また、字幕符号化部140は、生成したMFUに対応する連結データを生成する。そして、字幕符号化部140は、一連のMFUの前に、後続するMFUに関する情報を示す連結データを配置してPESペイロードに格納し、PESパケットを生成する。
連結データについて説明する。本例では、PESペイロードには、符号化されたデータに加えて、連結データが含まれる。連結データは、所定の単位ごとに分割された、符号化されたデータを順次連結するデータである。連結データには、MFUが後続することを示す所定のデータパターンであるPrefix情報と、当該MFUの長さ(例えば、Byte数)を示すLength情報とが含まれている。なお、連結データは、属性情報に相当する。
ここで、本例では、番組情報に含まれている各信号は、あらかじめ決められた単位で符号化される。例えば、字幕の信号は、一のPESパケット(図3に示す例ではPES#1)に含まれる符号化されたデータによって、一時に表示する文字列(例えば、「あいうえお」)が表示されるように符号化される。換言すれば、一時に表示される文字列に応じた、符号化されたデータは、一のPESパケットに含まれている。符号化の処理は、所定の単位ごとに行われ、MFUを構成する。そして、一のPESパケットは1つ以上のMFUを含む。
したがって、字幕符号化部140は、一時に表示する文字列に応じた字幕の信号をあらかじめ決められた単位で符号化したMFUを生成して、一のPESパケットを構成する。つまり、一のPESパケットを構成するMFUは、字幕として一時に表示する文字列に応じたMFUである。
そして、字幕として一時に表示する文字列に応じたMFUには、必要に応じて、TTML形式の文書によるMFUと、SVG(Scalable Vector Graphics)形式の外字に応じた情報のMFUとが用いられる。なお、本例において表示される文字列の情報は、TTML形式の文書と、SVG形式の外字とのうち少なくとも一方によって示されている。また、TTML形式の文書には、例えば、文字列の表示を開始してから当該文字列の表示を終了するまでの時間を指定する要素が含まれていてもよい。具体的には、文字列の表示を開始してから当該文字列の表示を終了するまでの時間を指定する要素とは、例えば、TTML形式におけるduration(@dur)要素によって、10秒や20秒に相当した数字が用いられて指定される。
図3に示す例では、PES#1〜3に基づく文字列は、それぞれ次にPES#2〜4に基づく文字列が表示されるので、PES#1〜3にはそのような要素は必ずしも必要ない。しかし、PES#4に基づく文字列の後には表示すべき文字列がない。
ここで、PES#4に基づく文字列は適切なタイミングで消去されるべきであるので、文字列を消去することを指示するための情報を含むパケットを受信側に送信することが考えられる。しかし、何らかの理由で当該パケットが受信側で適切に受信されなかった場合に、PES#4に基づく文字列が消去されずに継続して表示され続けてしまう。そこで、PES#4には、TTML形式におけるduration(@dur)要素によって、表示継続時間が指定される。そのような構成によれば、PES#4に基づく文字列の表示を、表示開始から表示継続時間が経過したときに確実に終了させることができる。
字幕符号化部140は、各MFU間に、連結データを配置する。各MFU間に連結データが配置されることによって、受信側は、各MFUの境界を確実に認識することができる。また、連結データに、Prefix情報とLength情報とが含まれているので、受信側は、各MFUの境界をより確実に認識することができる。本例では、字幕符号化部140は、一以上のMFUを含み、各MFU間に連結データを配置したPESパケットを生成する。
そして、字幕符号化部140は、生成したPESパケットを所定の長さに分割し、分割された各PESパケットをTSペイロードに格納したTSパケットを生成する。なお、TSペイロードは、例えば、184Byteである。また、当該TSパケットのTSヘッダは、例えば、4Byteである。
また、映像符号化部120は、入力された映像信号を所定の単位ごとに符号化して映像についてのES(Elementary Stream)を生成する。そして、映像符号化部120は、生成したESを適宜分割して、分割されたESを含むPESパケットを生成する。そして、映像符号化部120は、生成したPESパケットを所定の長さに分割し、分割された各PESパケットをTSペイロードに格納したTSパケットを生成する。なお、TSペイロードは、例えば、184Byteである。また、当該TSパケットのTSヘッダは、例えば、4Byteである。
音声符号化部130は、入力された音声信号を所定の単位ごとに符号化して音声についてのESを生成する。そして、音声符号化部130は、生成したESを適宜分割して、分割されたESを含むPESパケットを生成する。そして、音声符号化部130は、生成したPESパケットを所定の長さに分割し、分割された各PESパケットをTSペイロードに格納したTSパケットを生成する。なお、TSペイロードは、例えば、184Byteである。また、当該TSパケットのTSヘッダは、例えば、4Byteである。
なお、PESパケットに含まれている連結データは、TSパケットにも含まれることになる。したがって、TSパケットを受信した受信側は、複数のTSペイロードを連結した場合であっても、連結データに基づいてMFUの境界を識別することができる。
映像符号化部120、音声符号化部130、および字幕符号化部140は、それぞれ生成したTSパケットをマルチプレクサ150に入力する。
マルチプレクサ150は、映像符号化部120、音声符号化部130、および字幕符号化部140によってそれぞれ入力されたTSパケットを互いに多重する。そして、マルチプレクサ150は、多重したTSパケットを送信する。
送信されたTSパケットは、ケーブルテレビジョン放送局装置300によって受信される。
そして、ケーブルテレビジョン放送局装置300とケーブルテレビジョンサービス加入者側装置とが同軸ケーブルを含む通信回線によって互いに接続されている場合に、ケーブルテレビジョン放送局装置300によってTSパケットがトランスモジュレーションされたTS形式のデータがケーブルテレビジョンサービス加入者側にあるSTB(Set Top Box)に入力される。STBは、テレビジョン受像機が、映像、音声、および字幕を出力可能な形式の信号に、入力されたTS形式のデータを変換して当該テレビジョン受像機に入力する。すると、テレビジョン受像機は、映像と音声と字幕とを互いに同期したタイミングで出力する。
また、ケーブルテレビジョン放送局装置300とケーブルテレビジョンサービス加入者側装置とが、同軸ケーブルを含まず光通信ケーブルによる通信回線によって互いに接続されている場合に、ケーブルテレビジョン放送局装置300によってTSパケットに基づくTS形式のデータで変調された光信号がケーブルテレビジョンサービス加入者側にあるONU(Optical Network Unit)に入力される。ONUは、テレビジョン受像機が、映像、音声、および字幕を出力可能な形式の信号に、入力された光信号を変換して当該テレビジョン受像機に入力する。すると、テレビジョン受像機は、映像と音声と字幕とを互いに同期したタイミングで出力する。
次に、送信機100の動作について、図面を参照して説明する。図4は、本発明の第1の実施形態の送信機100の動作を示すフローチャートである。
図4に示すように、デマルチプレクサ110は、入力された番組情報に含まれている、映像の信号を映像符号化部120に入力し、音声の信号を音声符号化部130に入力し、字幕の信号を字幕符号化部140に入力する(ステップS101)。
そして、映像符号化部120は、入力された映像の信号に所定の符号化処理を施したESを生成し、生成したESが適宜分割されて格納されたPESパケットに基づくTSパケットを生成する(ステップS102)。また、音声符号化部130は、入力された音声の信号に所定の符号化処理を施したESを生成し、生成したESが適宜分割されて格納されたPESパケットに基づくTSパケットを生成する(ステップS103)。字幕符号化部140は、入力された字幕の信号に所定の符号化処理を施し、MFUが連結データを介して連結されたPESパケットに基づくTSパケットを生成する(ステップS104)。
マルチプレクサ150は、映像符号化部120、音声符号化部130、および字幕符号化部140によって、ステップS102〜S104の処理でそれぞれ生成されたTSパケットを互いに多重して、TSパケットを生成する(ステップS105)。そして、マルチプレクサ150は、生成したTSパケットを送信する(ステップS106)。
本実施形態によれば、字幕符号化部140が、入力された字幕の信号を所定の単位ごとに分割して符号化し、一連のMFUをそれぞれ生成する。また、字幕符号化部140は、生成したMFUに対応する連結データを生成する。そして、字幕符号化部140は、一連のMFUの前に、後続するMFUに関する情報を示す連結データを配置して、PESペイロードに格納し、PESパケットを生成する。字幕符号化部140は、当該PESパケットに基づく、連結データを含むTSパケットを生成して送信する。
そのような構成によれば、受信側は、連結データを検出することによって、各MFUの境界を確実に認識することができる。
また、連結データに、MFUが後続することを示すPrefix情報と当該MFUの長さを示すLength情報とが含まれているように構成されている場合には、受信側は、各MFUの境界をより確実に認識することができる。
実施形態2.
次に、本発明の第2の実施形態について、図面を参照して説明する。図5は、本発明の第2の実施形態の信号処理モジュール10の構成例を示すブロック図である。図5に示すように、本発明の第2の実施形態の信号処理モジュール10は、符号化部(符号化手段)11、属性情報生成部(属性情報生成手段)12、およびパケット生成部(パケット生成手段)13を含む
信号処理モジュール10は、例えば、図1および図2に示す第1の実施形態における送信機100に相当する。符号化部11、属性情報生成部12、およびパケット生成部13は、例えば、図2に示す第1の実施形態における字幕符号化部140に相当する。
符号化部11は、入力された信号(例えば、字幕の信号)を所定の単位(例えば、字幕として一時に表示する文字列に応じたMFU)ごとに符号化して、一連の符号化データを生成する。
属性情報生成部12は、符号化部11が生成した符号化データに応じた情報(例えば、Prefix情報およびLength情報)を含む属性情報(例えば、連結データ)を生成する。
パケット生成部13は、一連の符号化データの前に、後続する符号化データに応じた情報を含む属性情報を配置して、所定のコンテンツを出力するためのパケット(例えば、TSパケット)を生成する。
本実施形態によれば、一連の符号化データの前に、後続する符号化データに応じた情報を含む属性情報を配置されるので、受信側は、各符号化データの境界を確実に認識することができる。
10 信号処理モジュール
11 符号化部
12 属性情報生成部
13 パケット生成部
100 送信機
110 デマルチプレクサ
120 映像符号化部
130 音声符号化部
140 字幕符号化部
150 マルチプレクサ
200 番組提供装置
300 ケーブルテレビジョン放送局装置

Claims (8)

  1. 入力された信号を所定の単位ごとに符号化して、一連の符号化データを生成する符号化手段と、
    前記符号化手段が生成した前記符号化データに応じた情報を含む属性情報を生成する属性情報生成手段と、
    前記一連の符号化データの前に、後続する前記符号化データに応じた情報を含む属性情報を配置して、所定のコンテンツを出力するためのパケットを生成するパケット生成手段とを備えた
    ことを特徴とする信号処理モジュール。
  2. 前記属性情報生成手段は、前記符号化データが後続することを示す情報を含む前記属性情報を生成する
    請求項1に記載の信号処理モジュール。
  3. 前記属性情報生成手段は、後続する前記符号化データの長さを示す情報を含む前記属性情報を生成する
    請求項1または請求項2に記載の信号処理モジュール。
  4. 前記パケットは、TSパケットである
    請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載の信号処理モジュール。
  5. 前記所定のコンテンツは、一時に表示される字幕である
    請求項1から請求項4のうちいずれか1項に記載の信号処理モジュール。
  6. 請求項1から請求項4のうちいずれか1項に記載の信号処理モジュールを複数備え、
    第1の種類の信号と、前記第1の種類の信号に重畳された信号とをそれぞれ対応する前記信号処理モジュールに入力する分配手段を含む
    ことを特徴とする信号符号化装置。
  7. 入力された信号を所定の単位ごとに符号化して、一連の符号化データを生成する符号化ステップと、
    前記符号化ステップで生成した前記符号化データに応じた情報を含む属性情報を生成する属性情報生成ステップと、
    前記一連の符号化データの前に、後続する前記符号化データに応じた情報を含む属性情報を配置して、所定のコンテンツを出力するためのパケットを生成するパケット生成ステップとを含む
    ことを特徴とする信号処理方法。
  8. コンピュータに、
    入力された信号を所定の単位ごとに符号化して、一連の符号化データを生成する符号化処理と、
    前記符号化処理で生成した前記符号化データに応じた情報を含む属性情報を生成する属性情報生成処理と、
    前記一連の符号化データの前に、後続する前記符号化データに応じた情報を含む属性情報を配置して、所定のコンテンツを出力するためのパケットを生成するパケット生成処理とを実行させる
    ための信号処理用プログラム。
JP2019032722A 2019-02-26 2019-02-26 信号処理モジュール、信号符号化装置、信号処理方法、および信号処理用プログラム Pending JP2020137091A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019032722A JP2020137091A (ja) 2019-02-26 2019-02-26 信号処理モジュール、信号符号化装置、信号処理方法、および信号処理用プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019032722A JP2020137091A (ja) 2019-02-26 2019-02-26 信号処理モジュール、信号符号化装置、信号処理方法、および信号処理用プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020137091A true JP2020137091A (ja) 2020-08-31

Family

ID=72263770

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019032722A Pending JP2020137091A (ja) 2019-02-26 2019-02-26 信号処理モジュール、信号符号化装置、信号処理方法、および信号処理用プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020137091A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009182426A (ja) * 2008-01-29 2009-08-13 Canon Inc 表示制御装置及び表示制御方法
WO2015174207A1 (ja) * 2014-05-12 2015-11-19 ソニー株式会社 受信装置、および送信装置、並びにデータ処理方法
JP2016103745A (ja) * 2014-11-28 2016-06-02 ソニー株式会社 送信装置及び送信方法、並びに、受信装置並びに受信方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009182426A (ja) * 2008-01-29 2009-08-13 Canon Inc 表示制御装置及び表示制御方法
WO2015174207A1 (ja) * 2014-05-12 2015-11-19 ソニー株式会社 受信装置、および送信装置、並びにデータ処理方法
JP2016103745A (ja) * 2014-11-28 2016-06-02 ソニー株式会社 送信装置及び送信方法、並びに、受信装置並びに受信方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101781887B1 (ko) 방송 신호 송수신 방법 및 장치
KR20050007227A (ko) 수신 시스템 및 수신방법
JP2002016918A (ja) マルチメディア多重化伝送システムおよび時間情報生成方法
RU2701172C2 (ru) Передающее устройство, способ передачи, приемное устройство и способ приема
JP6434600B2 (ja) 復号装置、復号方法、および復号用プログラム
KR102396133B1 (ko) 송신 장치, 송신 방법, 수신 장치 및 수신 방법
CN108028949B (zh) 传输装置、传输方法、再现装置和再现方法
JP2020174367A (ja) 受信装置および受信方法
US11128911B2 (en) Decoding device, reception device, transmission device, transmission/reception system, decoding method, and storage medium having decoding program stored therein
US9854019B2 (en) Method and apparatus for modifying a stream of digital content
EP2930934A1 (en) Method and system for implementing interactive televisions through near field communications technologies
EP3142369A1 (en) Broadcast signal transmission apparatus, broadcast signal reception apparatus, broadcast signal transmission method, and broadcast signal reception method
JP6715910B2 (ja) インターネット経由で同時配信されるテレビ番組における字幕データの処理システム、処理方法およびプログラム
JP2020137091A (ja) 信号処理モジュール、信号符号化装置、信号処理方法、および信号処理用プログラム
KR102485250B1 (ko) 송신 장치, 송신 방법, 수신 장치 및 수신 방법
EP3668101B1 (en) Transmission device, transmission method, reception device, and reception method
US20180359495A1 (en) Apparatus for broadcast signal transmission, apparatus for broadcast signal reception, method for broadcast signal transmission, and method for broadcast signal reception
JP7201656B2 (ja) 字幕生成装置及び字幕生成プログラム
JP2009267538A (ja) 番組送出システム、番組送出サーバ及びデータ放送送出方法
JP2003153205A (ja) 受信システム、マイコン、lsi回路、デジタル放送システム、受信方法、プログラム、および媒体

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20211015

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220117

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230117

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20230704