JP2020137018A - 撮像装置 - Google Patents

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【課題】複数の撮像光学系がそれぞれ可変絞りを備える撮像装置において、各撮像レンズによる画像を繋ぎ合せて適切な画像を生成すること。【解決手段】開示の技術の一態様に係る撮像装置は、可変絞りを備える複数の撮像光学系と、前記複数の撮像光学系毎での被写体輝度を検出する被写体輝度検出部と、前記被写体輝度に基づき露出値を取得する露出値取得部と、前記露出値に基づき、前記複数の撮像光学系毎の露出を制御する露出制御部と、を有し、前記露出制御部は、前記複数の撮像光学系のうちの2以上の撮像光学系での前記露出値に基づいて、前記複数の撮像光学系のうちの1つの撮像光学系の絞り値を決定する。【選択図】図6

Description

本願は、撮像装置に関する。
従来から、複数の撮像光学系で撮像した複数の画像を、画像処理で繋ぎ合せて1つの画像を生成する全天球カメラ等の撮像装置が知られている。また、複数の撮像光学系毎で撮像される被写体が異なる場合に、複数の撮像光学系毎に備えられた撮像素子が、同じ露光時間で、且つ異なるゲインで撮像することで、撮像光学系毎の露出を適正化する撮像装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、複数の撮像光学系がそれぞれ可変絞りを備える撮像装置では、露出の調整により撮像光学系毎で絞り値が異なるものになる場合がある。絞り値が異なることで、撮像光学系毎の被写界深度や解像度に差が生じ、各撮像光学系による画像を繋ぎ合せて1つの画像を生成した時に、繋ぎ目部分で被写体の合焦状態や解像度の差に起因する画質の低下等が生じ、適切な画像を生成できなくなる場合があった。
特許文献1の撮像装置は、複数の撮像光学系がそれぞれ可変絞りを備える撮像装置を開示していないため、上述したような課題を解消することはできない。
本発明は、上述した点に鑑みてなされたものであって、複数の撮像光学系がそれぞれ可変絞りを備える撮像装置において、各撮像光学系による画像を繋ぎ合せて適切な画像を生成することを課題とする。
開示の技術の一態様に係る撮像装置は、可変絞りを備える複数の撮像光学系と、前記複数の撮像光学系毎での被写体輝度を検出する被写体輝度検出部と、前記被写体輝度に基づき露出値を取得する露出値取得部と、前記露出値に基づき、前記複数の撮像光学系毎の露出を制御する露出制御部と、を有し、前記露出制御部は、前記複数の撮像光学系のうちの2以上の撮像光学系での前記露出値に基づいて、前記複数の撮像光学系のうちの1つの撮像光学系の絞り値を決定する。
本発明の一実施形態によれば、複数の撮像光学系がそれぞれ可変絞りを備える撮像装置において、各撮像光学系による画像を繋ぎ合せて適切な画像を生成することができる。
実施形態に係る全天球カメラの構成の一例を示す図である。 実施形態に係る全天球カメラのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 可変絞りの構成の一例を説明する図である。 全天球カメラの2つの撮像ユニットで被写体輝度が異なる場合に生成される全天球画像の一例を説明する図である。 第1の実施形態に係る全天球カメラの機能構成の一例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る全天球カメラの露出制御動作の一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る全天球カメラの機能構成の一例を示すブロック図である。 第2の実施形態に係る全天球カメラの露出制御動作の一例を示すフローチャートである。
以下に、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。各図面において、同一の構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
実施形態では、撮像装置の一例として全天球カメラを説明する。全天球カメラは、撮像光学系と撮像素子とを含む撮像ユニットを2つ備え、それぞれの撮像ユニットによる撮像画像から生成した全天球画像を出力することができる。ここで、全天球画像は、生成画像の一例である。
<実施形態に係る全天球カメラの構成>
図1は、実施形態に係る全天球カメラの構成の一例を説明する断面図である。図1に示すように、全天球カメラ6は、筐体17と、撮像ボタン18と、撮像ユニット601Aと、撮像ユニット601Bとを有する。筐体17は、撮像ユニット601A、撮像ユニット601B、及びバッテリ等の部品を保持する。撮像ボタン18は筐体17に設けられ、撮像ボタン18がユーザに押下されることで、全天球カメラ6による撮像が実行される。
撮像ユニット601Aは、撮像光学系602Aと、撮像素子603Aとを有する。また、撮像ユニット601Bは撮像光学系602Bと、撮像素子603Bとを有する。
撮像光学系602A及び602Bは、それぞれ6群7枚の魚眼レンズとして構成される。各魚眼レンズは、180度より大きい全画角を有し、好適には、190度以上の画角を有する。ここで、撮像光学系602A及び602Bは、「複数の撮像光学系」の一例である。
撮像素子603A及び603Bは、撮像光学系602A及び602Bによる光学像を、電気信号の画像データに変換して出力するCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサやCCD(Charge Coupled Device)センサ等の画像センサを備えている。
また、撮像素子603A及び603Bは、画像センサの水平又は垂直同期信号や画素クロックなどを生成するタイミング生成回路と、画像センサの動作に必要な種々のコマンドやパラメータ等が設定されるレジスタ群等を備えている。
撮像光学系602A及び602Bに含まれる光学素子(レンズ、プリズム、フィルタ)は、撮像素子603A及び603Bに対してそれぞれ位置が定められる。撮像光学系602Aの光学素子の光軸は、撮像素子603Aの受光領域の中心部に直交して位置するように、且つ、撮像光学系602Aの結像面が撮像素子603Aの受光領域となるように位置決めが行われる。同様に、撮像光学系602Bの光学素子の光軸は、撮像素子603Bの受光領域の中心部に直交して位置するように、且つ、撮像光学系602Bの結像面が撮像素子603Bの受光領域となるように位置決めが行われる。
撮像光学系602A及び602Bは、同一仕様のものであり、それぞれの光軸が合致するようにして、互いに逆向きに組み合わせられる。従って、撮像ユニット601Aの撮像方向と撮像ユニット601Bの撮像方向は逆向きになっている。
撮像素子603A及び603Bは、受光した光分布を画像信号に変換し、画像処理ユニットに順次、画像フレームを出力する。撮像素子603A及び603Bでそれぞれ撮像された魚眼画像に対して、傾き補正、歪み補正、繋ぎ合わせの画像処理がそれぞれ実行され、立体角4πステアラジアンの全天球画像が生成される。全天球画像は、撮像地点から見渡すことのできる全方位を一度に撮像した画像である。
実施形態では、全天球画像を生成するものとして説明するが、水平面のみ360度を撮像した、いわゆるパノラマ画像であっても良く、全天球又は水平面360度の全景のうちの一部を撮像した画像であっても良い。また、全天球画像は、静止画として保存することもできるし、動画として保存することもできる。
また、実施形態では、撮像装置の一例として、2つの撮像ユニット601A及び601Bを備える全天球カメラ6を説明するが、これに限定されるものではなく、撮像装置は3つ以上の撮像ユニットを備えても良い。また、撮像素子の数は、撮像光学系の数に必ずしも一致させる必要はなく、いくつでも良い。
さらに、撮像光学系602A及び602Bは、撮像機能を備える光学系であれば、魚眼レンズとして構成されたものに限定されるものではない。なお、実施形態に係る魚眼レンズは、広角レンズや、超広角レンズと称されるレンズを含んでいる。
また、全天球カメラ6は全方位の撮像専用の撮像装置である必要はなく、通常のデジタルカメラやスマートフォン等に後付けの全方位の撮像ユニットを取り付けることで、実質的に全天球カメラと同じ機能を備えるようにしても良い。
<実施形態に係る全天球カメラのハードウェア構成>
次に、全天球カメラ6のハードウェア構成を、図2を参照して説明する。図2は、全天球カメラ6のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、全天球カメラ6は、撮像ユニット601A及び601Bと、画像処理ユニット604と、撮像制御ユニット605と、マイク608と、音処理ユニット609と、CPU611と、ROM612と、SRAM(Static Random Access Memory)613とを備える。また、全天球カメラ6は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)614と、操作部615と、外部機器接続I/F616と、遠距離通信回路617と、アンテナ617aと、加速度・方位センサ618とを備える。
撮像ユニット601Aは、可変絞り61Aと、シャッター62Aとを備えている。可変絞り61Aとシャッター62Aは、撮像光学系602Aと撮像素子603Aの間で、撮像光学系602Aの光軸方向に並べて配置されている。
同様に、撮像ユニット601Bは、可変絞り61Bと、シャッター62Bとを備えている。可変絞り61Bとシャッター62Bは、撮像光学系602Bと撮像素子603Bの間で、撮像光学系602Bの光軸方向に並べて配置されている。
この可変絞り61A及び61Bと、シャッター62A及び62Bについては、詳細を後述する。
撮像素子603A及び603Bは、各々、画像処理ユニット604とパラレルI/Fバスで接続されている。一方、撮像素子603A及び603Bは、撮像制御ユニット605とは、シリアルI/Fバス(I2Cバス等)で接続されている。
画像処理ユニット604、撮像制御ユニット605及び音処理ユニット609は、バス610を介してCPU611と接続されている。さらに、バス610には、ROM612、SRAM613、DRAM614、操作部615、外部機器接続I/F(Interface)616、遠距離通信回路617、及び加速度・方位センサ618等も接続されている。
画像処理ユニット604は、撮像素子603A及び603Bからそれぞれ出力される魚眼画像の画像データをパラレルI/Fバスを通して取り込み、それぞれの画像データに対して所定の処理を施した後、これらの画像データを合成処理して生成した全天球画像のデータを出力することができる。ここで、画像処理ユニット604は、「全天球画像出力部」の一例である。
撮像制御ユニット605は、一般に撮像制御ユニット605をマスタデバイス、撮像素子603A及び603Bをスレーブデバイスとして、I2Cバスを利用して、撮像素子603A及び603Bのレジスタ群にコマンド等を設定する。必要なコマンド等は、CPU611から受け取る。また、撮像制御ユニット605は、同じくI2Cバスを利用して、撮像素子603A及び603Bのレジスタ群のステータスデータ等を取り込み、CPU611に送る。
また、撮像制御ユニット605は、操作部615に含まれる撮像ボタン18が押下されたタイミングで、撮像素子603A及び603Bに画像データの出力を指示する。全天球カメラ6によっては、ディスプレイ(例えば、スマートフォンのディスプレイ)によるプレビュー表示機能や動画表示に対応する機能を持つ場合もある。この場合は、撮像素子603A及び603Bからの画像データの出力は、所定のフレームレート(フレーム/分)によって連続して行われる。
また、撮像制御ユニット605は、CPU611と協働して撮像素子603A及び603Bの画像データの出力タイミングの同期をとる同期制御手段としても機能する。なお、実施形態では、全天球カメラ6にはディスプレイが設けられていないが、表示部を設けてもよい。
マイク608は、音を音(信号)データに変換する。音処理ユニット609は、マイク608から出力される音データをI/Fバスを通して取り込み、音データに対して所定の処理を施す。
CPU611は、全天球カメラ6の全体の動作を制御すると共に必要な処理を実行する。ROM612は、CPU611のための種々のプログラムを記憶している。SRAM613及びDRAM614はワークメモリであり、CPU611で実行するプログラムや処理途中のデータ等を記憶する。特にDRAM614は、画像処理ユニット604での処理途中の画像データや処理済みの全天球画像のデータを記憶する。
操作部615は、撮像ボタン18等の操作ボタンの総称である。ユーザは操作部615を操作することで、種々の撮影モードや撮影条件などを入力することができる。
外部機器接続I/F616は、各種の外部機器を接続するためのインタフェースである。この場合の外部機器は、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリやPC等である。DRAM614に記憶された全天球画像のデータは、このネットワークI/F616を介して外付けのメディアに記録されたり、必要に応じてネットワークI/F616を介してスマートフォン等の外部端末(装置)に送信されたりする。
遠距離通信回路617は、全天球カメラ6に設けられたアンテナ617aを介して、Wi−Fi、NFC(Near Field Communication)やBluetooth(登録商標)等の近距離無線通信技術によって、スマートフォン等の外部端末(装置)と通信を行う。この遠距離通信回路617によっても、全天球画像のデータをスマートフォン等の外部端末(装置)に送信することができる。
加速度・方位センサ618は、地球の磁気から全天球カメラ6の方位を算出し、方位情報を出力する。この方位情報はExif(Exchangeable Image File Format)に沿った関連情報(メタデータ)の一例であり、撮影画像の画像補正等の画像処理に利用される。なお、関連情報には、画像の撮影日時、及び画像データのデータ容量の各データも含まれている。
また、加速度・方位センサ618は、全天球カメラ6の移動に伴う角度の変化(Roll角、Pitch角、Yaw角)を検出するセンサである。角度の変化はExifに沿った関連情報(メタデータ)の一例であり、撮像画像の画像補正等の画像処理に利用される。
更に、加速度・方位センサ618は、3軸方向の加速度を検出するセンサである。全天球カメラ6は、加速度・方位センサ618が検出した加速度に基づいて、全天球カメラ6の姿勢(重力方向に対する角度)を算出する。全天球カメラ6に、加速度・方位センサ618が設けられることによって、画像補正の精度を向上させることができる。
<実施形態に係る全天球カメラによる露出制御>
ここで、実施形態に係る全天球カメラ6による露出制御について説明する。
実施形態では、露出制御にアペックスシステムを用いる。アペックスシステムとは、撮像装置の露出値Evを簡易に計算するために、絞り値、露光時間(シャッター速度)、及びISO(International Organization for Standardization)感度(ゲイン)に対してそれぞれAv、Tv、及びSvという数値を対応させて計算する手法である。アペックスシステムにより、単位系がばらばらの露出関連パラメータを同じ尺度で取り扱うことができる。
アペックスシステムにおいて、露出値Evは、撮像素子を光に露光する度合いを表す値である。また、露光時間Tv、絞り値Av、及びISO感度Svを合わせて露出制御値と称する。露出値Evと露出制御値の間には以下の関係が成り立つ。
Ev=Av+Tv−(Sv−5)
実施形態では、露出制御値を変化させ、撮像ユニット601A及び601Bの露出値Evを制御する。
図2に示すように、撮像制御ユニット605は、撮像素子603A及び603Bに制御信号を出力し、撮像素子603A及び603BのそれぞれのISO感度Svを変化させることで、撮像ユニット601A及び601Bの露出を制御することができる。
また、シャッター62Aは、撮像光学系602Aを通過した光を撮像素子603Aに入射させる穴を開閉する機構である。撮像ユニット601Aによる撮像の時に、撮像制御ユニット605からの制御信号により、シャッター62Aを開放させる時間(露光時間、シャッター速度)を変化させることで、撮像ユニット601Aの露出を制御することができる。
同様に、シャッター62Bは、撮像光学系602Bを通過した光を撮像素子603Bに入射させる穴を開閉する機構である。撮像ユニット601Bによる撮像の時に、撮像制御ユニット605からの制御信号により、シャッター62Bを開放させる時間を変化させることで、撮像ユニット601Bの露出を制御することができる。
可変絞り61Aは、開口を備え、撮像光学系602Aを通過する光の光量を調節する機構である。撮像制御ユニット605からの制御信号により、開口の直径(開口径)を変化させることで、撮像ユニット601Aの露出を制御することができる。
同様に、可変絞り61Bは、開口を備え、撮像光学系602Bを通過する光の光量を調節する機構である。撮像制御ユニット605からの制御信号により、開口の直径(開口径)を変化させることで、撮像ユニット601Bの露出を制御することができる。
ここで、図3は、可変絞り61A及び61Bの構成の一例を説明する図である。図3に示すように、可変絞り61Aは、撮像光学系602Aと撮像素子603Aの間に設けられる。また、可変絞り61Aは、羽根絞りを含んで構成され、羽根部分を動作させて開口径を変化させることができる。
なお、可変絞り61Aの設置位置は、撮像光学系602Aと撮像素子603Aの間に限定されるものではなく、撮像光学系602Aに含まれるレンズとレンズの間に設置されても良い。また、可変絞り61Aは羽根絞りを含むものに限定されるものではなく、開口径が異なる複数の穴を光路内に出し入れするターレット式絞りであっても良い。
可変絞り61A及び61Bは、絞り値を変化させることで、撮像ユニット601A及び601Bの露出を変化させるとともに、撮像光学系602A及び602Bの被写界深度を変化させることができる。
可変絞り61A及び61Bでは、開口径を大きくすることで、ISO感度を上げずに光量を上げることができるため、ノイズの少ない画像を撮像できる。また、露光時間を短くできるため、手ブレや被写体のブレが生じてもボケのない画像を撮像できる。
一方、開口径を小さくすることで、レンズの収差の影響を低減できるため、撮像した画像の解像感を向上させ、また光源や明るい被写体の輪郭部分に発生する色付き現象であるパープルリングを低減することができる。また、露光時間を長くできるため、蛍光灯等のフリッカがある光源下で、画像の縞模様の発生を低減させることができ、また、映像において、フレーム間で明るさが異なることで生じるちらつき減少を抑制することができる。
また、全天球カメラ6は、可変絞り61A及び61Bによって、撮像光学系602A及び602Bに含まれるレンズにゴミや傷が付いたりした場合に、被写界深度が浅くなる(ボケやすくなる)ように開口径を大きくする。これにより、レンズに付いたゴミや傷の像をボケさせ、撮像画像において目立たないようにでき、撮像画像を繋ぎ合せて生成される全天球画像において、ゴミや傷の像を目立たないようにすることができる。
撮像ユニット601Bにおける可変絞り61Bは、上述した可変絞り61Aと同様であるため、説明を省略する。
次に、図4は、全天球カメラの2つの撮像ユニットで被写体輝度が異なる場合に生成される全天球画像の一例を説明する図である。ここで、被写体輝度は、被写体の明るさを示す指標である。
図4において、全天球カメラ6の撮像ユニット601Aは、人11を被写体として撮像し、撮像ユニット601Bは、太陽13を被写体として撮像している。図4に示す例では、撮像ユニット601Aの露出と、撮像ユニット601Bの露出は等しい状態である。
図4の中央部分に示した撮像画像31は、撮像ユニット601Aで撮像された撮像画像31Aと、撮像ユニット601Bで撮像された撮像画像31Bとを含んでいる。撮像画像31A及び31Bのそれぞれに対し、画像処理ユニット604により傾き補正、歪み補正、及び繋ぎ合わせの画像処理が実行されることで、全天球画像32が生成される。なお、傾き補正、歪み補正、及び繋ぎ合わせの画像処理は、特許6256513号公報等に開示された公知の技術を適用できるため、ここでは、詳細な説明は省略する。
図4に示すように、人11を被写体とする撮像画像31Aは、太陽13を被写体とする撮像画像31Bと比較して被写体輝度Bvが低い。そのため、両者を繋ぎ合わせて生成される全天球画像32は、繋ぎ目部分で明るさが異なる不自然な画像になる。
実施形態では、撮像ユニット601A及び601Bの被写体輝度Bvが異なることに起因して、全天球画像が不自然な画像になることを避けるために、撮像ユニット601A及び601Bのそれぞれの露出を制御する。
<第1の実施形態に係る全天球カメラの機能構成>
次に、全天球カメラ6の機能構成を説明する。図5は、本実施形態に係る全天球カメラの機能構成の一例を説明する図である。全天球カメラ6は、露出値取得部51A及び51Bと、露出制御部53と、絞り値記憶部54とを有する。露出値取得部51A、露出値取得部51B、及び露出制御部53は、それぞれ撮像制御ユニット605等で実現することができ、また、絞り値記憶部54は、ROM612等で実現することができる。
露出値取得部51Aは、被写体輝度検出部52Aを有し、被写体輝度検出部52Aの検出した撮像ユニット601Aの被写体輝度Bv_Aに基づいて、撮像ユニット601Aの露出値Ev_Aを取得する。
被写体輝度検出部52Aは、撮像素子603A等により実現することができる。被写体輝度検出部52Aは、一例として、撮像素子603Aにより撮像した画像の画素輝度の平均値や最大値等の評価値を算出し、これを撮像ユニット601Aの被写体輝度Bv_Aとして検出する。但し、これに限定されるものではなく、被写体輝度検出部52Aは、撮像ユニット601Aの周囲の明るさを測定する照度計等の測光部を含み、測光部による測光値を被写体輝度Bv_Aとして検出しても良い。
露出値取得部51Aは、一例として、被写体や撮像シーンに応じて予め定めた補正条件により被写体輝度Bv_Aを補正した結果を、露出値Ev_Aとして取得する。
また、撮像素子603Aの周囲が明るすぎると、撮像素子603Aにより撮像した画像に画素輝度が飽和した部分が含まれたり、逆に暗すぎると撮像素子603Aにより撮像した画像に黒潰れした部分が含まれたりする場合がある。
そのため、露出値取得部51Aは、被写体輝度Bv_Aに基づき、露光時間Tv、絞り値Av、及びISO感度Svの調整を繰り返し行い、画素輝度の飽和や黒潰れ等のない適正な画像が得られる状態になった後で、撮像素子603Aにより撮像した画像の評価値(上述参照)を、露出値Ev_Aとして検出しても良い。
露出値取得部51Bの機能は、露出値取得部51Aと同様であり、また、被写体輝度検出部52Bの機能は、撮像ユニットが601Bである点と、撮像素子が603Bである点とを除き、被写体輝度検出部52Aと同様であるため、説明を省略する。
露出値取得部51A及び51Bは、取得した露出値Ev_A及びEv_Bを露出制御部53に出力することができる。
なお、本実施形態では、全天球カメラ6が露出値取得部51A及び51Bという2つの露出値取得部を備える例を示したが、1つの露出値取得部が撮像ユニット601A及び601Bのそれぞれの露出値を取得しても良い。
露出制御部53は、絞り値決定部531と、露出制御値決定部532と、露出制御値出力部533とを有し、露出値取得部51A及び51Bにより取得された露出値Ev_A及びEv_Bに基づき、撮像ユニット601A及び601Bの露出を制御する。
絞り値決定部531は、複数の撮像光学系の一例である撮像光学系602A及び602Bのうちの2以上の撮像光学系での露出値に基づいて、撮像光学系602A及び602Bのうちの1つの撮像光学系の絞り値を決定する。
具体的には、絞り値決定部531は、検出された露出値Ev_Aと露出値Ev_Bとを比較し、大きい方の露出値に基づいて、絞り値記憶部54を参照して絞り値Avを取得し、決定することができる。なお、絞り値記憶部54には、予め定められた露出値と絞り値との対応関係を示すテーブルが格納されている。
ここで、撮像光学系は、絞り値に応じて被写界深度や解像度が変化するため、撮像ユニット601Aと撮像ユニット601Bで絞り値を異ならせると、撮像ユニット601Aと撮像ユニット601Bで被写界深度や解像度に差が生じる場合がある。
被写界深度や解像度に差が生じた状態で、撮像ユニット601Aによる撮像画像31Aと撮像ユニット601Bによる撮像画像31Bとを繋ぎ合せて1つの全天球画像を生成すると、繋ぎ目部分で被写体の合焦状態や解像度の差に起因する画質の低下等が生じ、適切な画像を生成できなくなる場合がある。
また、被写界深度以外にも、絞り値によって周辺光量の低下の仕方や解像度も変化する場合があり、これらも繋ぎ目部分での画質の低下等の要因になる場合がある。
本実施形態では、決定された絞り値Avを、撮像ユニット601A及び601Bで共通の絞り値とする。つまり、撮像ユニット601Aの絞り値Av_Aと、撮像ユニット601Bの絞り値Av_Bを等しくし、撮像ユニット毎で被写界深度や解像度の差が生じないようにする。このようにすることで、全天球画像の繋ぎ目部分で、被写体の合焦状態や解像度の差に起因する画質の低下等を抑制することができる。
なお、本実施形態では、2つの撮像ユニット601A及び601Bにおいて、絞り値を等しくする例を説明したが、撮像ユニットが3つ以上ある場合は、何れの撮像ユニットにおいても絞り値を等しくする。
露出制御値決定部532は、露出制御値を自動で決定する公知の露出プログラムにより、撮像素子603A及び603Bの撮像した画像に基づいて、適切な露出量が得られるように、露光時間Tv、及びISO感度Svを決定する。
より詳しくは、露出制御値決定部532は、決定された絞り値Avに絞り値を固定した(変化させない)状態で、撮像素子603Aの撮像した画像に基づいて、適切な露光時間Tv_A及びISO感度Sv_Aを、露出プログラムにより決定する。
同様に、露出制御値決定部532は、決定された絞り値Avに絞り値を固定した状態で、撮像素子603Bの撮像した画像に基づいて、適切な露光時間Tv_B、及びISO感度Sv_Bを、露出プログラムにより決定する。
露出制御値出力部533は、絞り値Avを可変絞り61及び61Bに出力し、露光時間Tv_Aをシャッター62Aに、露光時間Tv_Bをシャッター62Bに、それぞれ出力する。また、露出制御値出力部533は、ISO感度Sv_Aを撮像素子603Aに出力し、ISO感度Sv_Bを撮像素子603Bに出力する。このようにして、撮像ユニット601A及び601Bの露出制御値を設定することができる。
<第1の実施形態に係る全天球カメラの露出制御動作>
次に、全天球カメラ6の露出制御動作について説明する。図6は、本実施形態に係る全天球カメラの動作の一例を説明する図である。
先ず、ステップS61において、露出値取得部51Aは、被写体輝度検出部52Aの検出した撮像ユニット601Aにおける被写体輝度Bv_Aに基づき、撮像ユニット601Aの露出値Ev_Aを取得し、露出制御部53に出力する。
続いて、ステップS62において、露出値取得部51Bは、被写体輝度検出部52Bの検出した撮像ユニット601Bにおける被写体輝度Bv_Bに基づき、撮像ユニット601Bの露出値Ev_Bを取得し、露出制御部53に出力する。
続いて、ステップS63において、露出制御部53の絞り値決定部531は、露出値Ev_Aが露出値Ev_Bより大きいか否かを判定する。
ステップS63において、露出値Ev_Aが露出値Ev_Bより大きいと判定された場合は(ステップS63、Yes)、ステップS64において、絞り値決定部531は、露出値Ev_Aに基づいて、絞り値記憶部54を参照して絞り値Avを取得し、決定する。
一方、ステップS63において、露出値Ev_Aが露出値Ev_Bより大きくないと判定された場合は(ステップS63、No)、ステップS65において、絞り値決定部531は、露出値Ev_Bに基づいて、絞り値記憶部54を参照して絞り値Avを取得し、決定する。
続いて、ステップS66において、露出制御値決定部532は、決定された絞り値Avに絞り値を固定した状態で、撮像素子603Aの撮像した画像に基づいて、適切な露光時間Tv_A、及びISO感度Sv_Aを、露出プログラムにより決定する。
続いて、ステップS67において、露出制御値決定部532は、決定された絞り値Avに絞り値を固定した状態で、撮像素子603Bの撮像した画像に基づいて、適切な露光時間Tv_B、及びISO感度Sv_Bを、露出プログラムにより決定する。
続いて、ステップS68において、露出制御値出力部533は、絞り値Avを可変絞り61及び61Bに出力し、露光時間Tv_Aをシャッター62Aに、露光時間Tv_Bをシャッター62Bにそれぞれ出力する。また、露出制御値出力部533は、ISO感度Sv_Aを撮像素子603Aに出力し、ISO感度Sv_Bを撮像素子603Bに出力する。
このようにして、全天球カメラ6は、露出制御を実行し、撮像ユニット601A及び601Bの露出制御値を設定することができる。
<効果>
以上説明してきたように、撮像ユニット601Aと撮像ユニット601Bで絞り値を異ならせると、撮像ユニット601Aと撮像ユニット601Bで被写界深度や解像度に差が生じる。その結果、撮像ユニット601Aによる撮像画像31Aと撮像ユニット601Bによる撮像画像31Bとを繋ぎ合せて1つの全天球画像を生成した時に、繋ぎ目部分で被写体の合焦状態や解像度の差に起因する画質の低下等が生じ、適切な画像を生成できなくなる場合があった。また、絞り値によって周辺光量の低下の仕方や解像度が変化する場合もあり、これらも繋ぎ目部分における画質の低下等の要因になる場合があった。
本実施形態では、撮像ユニット601Aと撮像ユニット601Bの絞り値を等しくすることで、被写界深度や解像度の差が出ないようにする。これにより、全天球画像の繋ぎ目部分で被写体の合焦状態や解像度の差に起因する画質の低下等を抑制することができる。そして、複数の撮像光学系がそれぞれ可変絞りを備える撮像装置において、各撮像光学系による画像を繋ぎ合せて適切な画像を生成することができる。
また、本実施形態では、全天球カメラ6は可変絞り61A及び61Bを備える。可変絞り61A及び61Bの開口径を大きくすることで、ISO感度を上げずに光量を上げることができるため、ノイズの少ない画像を撮像できる。また、露光時間を短くできるため、手ブレや被写体のブレが生じてもボケのない画像を撮像できる。
また、可変絞り61A及び61Bの開口径を小さくすることで、レンズの収差の影響を低減できるため、撮像した画像の解像感を向上させ、また光源や明るい被写体の輪郭部分に発生する色付き現象であるパープルリングを低減することができる。また、露光時間を長くできるため、蛍光灯等のフリッカがある光源下で、画像の縞模様の発生を低減させることができ、また、映像において、フレーム間で明るさが異なることで生じるちらつき減少を抑制することができる。
さらに、撮像光学系602A及び602Bに含まれるレンズにゴミや傷が付いたりした場合に、被写界深度が浅くなる(ボケやすくなる)ように可変絞り61A及び61Bの開口径を大きくすることができる。これにより、レンズに付いたゴミや傷の像をボケさせ、撮像画像において目立たないようにすることができ、撮像画像を繋ぎ合せて生成される全天球画像において、ゴミや傷の像を目立たないようにすることができる。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態に係る全天球カメラを説明する。なお、既に説明した実施形態と同一の構成部についての説明は省略する。
<第2の実施形態に係る全天球カメラの機能構成>
図7は、本実施形態に係る全天球カメラの機能構成の一例を説明する図である。図7に示すように、全天球カメラ6aは、露出制御部53aを有する。また、露出制御部53aは、仮絞り値取得部534と、絞り値調整部535とを有する。
仮絞り値取得部534は、取得された露出値Ev_Aに基づき、絞り値記憶部54を参照して仮絞り値Av_A_TEMPを取得し、絞り値決定部531aに出力する。また、仮絞り値取得部534は、取得された露出値Ev_Bに基づき、絞り値記憶部54を参照して仮絞り値Av_B_TEMPを取得し、絞り値決定部531aに出力する。
絞り値調整部535は、仮絞り値Av_A_TEMPと仮絞り値Av_B_TEMPの差の絶対値を算出し、予め定められた閾値と比較する。そして、閾値より小さい場合は、絞り値Av_Aを仮絞り値Av_A_TEMPとして決定し、また、絞り値Av_Bを仮絞り値Av_B_TEMPとして決定する。そして、絞り値Av_A及びAv_Bを露出制御値決定部532に出力する。
一方、仮絞り値Av_A_TEMPと仮絞り値Av_B_TEMPの差の絶対値が閾値より大きい場合は、絞り値調整部535は、絞り値Av_A及びAv_Bの差が閾値より小さくなるように、絞り値Av_A及びAv_Bを調整する。そして、調整後の絞り値Av_A及びAv_Bを露出制御値決定部532に出力する。
このようにして、撮像ユニット601Aの絞り値Av_Aと撮像ユニット601Bの絞り値Av_Bの差の絶対値を、予め定められた閾値以下にすることができる。なお、本実施形態では、2つの撮像ユニット601A及び601Bの差の絶対値を閾値以下にする例を説明したが、撮像ユニットを3つ以上備える場合には、何れの撮像ユニット同士の差の絶対値も、予め定められた閾値以下にする。
<第2の実施形態に係る全天球カメラの露出制御動作>
次に、全天球カメラ6aの露出制御動作について説明する。図8は、本実施形態に係る全天球カメラの動作の一例を説明する図である。ステップS81〜S82の動作は、図6におけるステップS61〜S62の動作と同じであり、また、ステップS88〜S90の動作は、図6におけるステップS66〜S68の動作と同じであるため、説明を省略する。
ステップS83において、仮絞り値取得部534は、取得された露出値Ev_Aに基づき、絞り値記憶部54を参照して仮絞り値Av_A_TEMPを取得し、絞り値決定部531aに出力する。
続いて、ステップS84において、仮絞り値取得部534は、取得された露出値Ev_Bに基づき、絞り値記憶部54を参照して仮絞り値Av_B_TEMPを取得し、絞り値決定部531aに出力する。
続いて、ステップS85において、絞り値決定部531aは、仮絞り値Av_A_TEMPと仮絞り値Av_B_TEMPの差の絶対値が予め定められた閾値より小さいか否かを判定する。
ステップS85で、閾値より小さいと判定された場合は(ステップS85、Yes)、ステップS86において、絞り値決定部531aは、絞り値Av_Aを仮絞り値Av_A_TEMPとして決定し、また、絞り値Av_Bを仮絞り値Av_B_TEMPとして決定する。そして、調整後の絞り値Av_A及びAv_Bを露出制御値決定部532に出力する。
一方、ステップS85で、閾値より小さくないと判定された場合は(ステップS85、No)、絞り値調整部535は、絞り値Av_A及びAv_Bの差が閾値より小さくなるように、絞り値Av_A及びAv_Bを調整する。そして、調整後の絞り値Av_A及びAv_Bを露出制御値決定部532に出力する。
このようにして、全天球カメラ6aは、露出制御を実行することができる。
<効果>
第1の実施形態では、撮像ユニット601A及び601Bの絞り値が等しくなるようにしたが、両者で被写体が異なるため、それぞれに最適な絞り値が異なる場合がある。例えば、一方の被写体が暗い場合には、光量をできるだけ大きくするために絞り値を大きくしたいが、他方の被写体は十分に明るく、解像感を得るためにできるだけ絞り値を小さくしたいような場合である。
そこで、本実施形態では、撮像ユニット601A及び601Bの差の絶対値が、予め定められた閾値以下になるように、撮像ユニット601A及び601Bの絞り値を決定する。これにより、撮像ユニット601A及び601Bの絞り値の差に閾値以下の余裕を持たせることができ、露出プログラムによる露光時間Tv_A及びTv_Bの決定処理や、ISO感度Sv_A及びSv_Bの決定処理を収束させやすくし、露出制御に時間がかかることを避けることができる。
なお、これ以外の効果は、第1の実施形態で説明したものと同様である。
以上、実施形態を説明したが、本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
51A、51B 露出値取得部
52A、52B 被写体輝度検出部
53 露出制御部
531 絞り値決定部
532 露出制御値決定部
533 露出制御値出力部
534 仮絞り値取得部
535 絞り値調整部
54 絞り値記憶部
6、6a 全天球カメラ
61A、61B 可変絞り
62A、62B シャッター
601A、601B 撮像ユニット
602A、602B 撮像光学系
603A、603B 撮像素子
605 撮像制御ユニット
31、31A、31B 撮像画像
32 全天球画像
Ev、Ev_A、Ev_B 露出値
Av 絞り値
Av_A_TEMP、Av_B_TEMP 仮絞り値
Tv、Tv_A、Tv_B 露光時間
Sv、Sv_A、Sv_B ISO感度
特許6299116号公報

Claims (4)

  1. 可変絞りを備える複数の撮像光学系と、
    前記複数の撮像光学系毎での被写体輝度を検出する被写体輝度検出部と、
    前記被写体輝度に基づき露出値を取得する露出値取得部と、
    前記露出値に基づき、前記複数の撮像光学系毎の露出を制御する露出制御部と、を有し、
    前記露出制御部は、
    前記複数の撮像光学系のうちの2以上の撮像光学系での前記露出値に基づいて、前記複数の撮像光学系のうちの1つの撮像光学系の絞り値を決定する
    撮像装置。
  2. 前記複数の撮像光学系毎の前記絞り値の差の絶対値は、何れも予め定められた閾値以下である
    請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記複数の撮像光学系毎の前記絞り値は、何れも等しい
    請求項1、又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記撮像装置は、前記複数の撮像光学系により撮像された複数の画像を繋ぎ合せて生成した全天球画像を出力する全天球画像出力部を有する
    請求項1乃至3の何れか1項に記載の撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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