JP2020133947A - Hot water storage type water heater - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、貯湯式給湯機に関する。 The present invention relates to a hot water storage type water heater.
下記特許文献1に開示された従来の貯湯式給湯機では、貯湯タンクの少なくとも一部を覆う真空断熱部材と、真空断熱部材の全域を覆うとともに一部に貫通孔が形成されている外側部材と、貫通孔を開閉する蓋部材を備えている。この従来の貯湯式給湯機では、2枚の真空断熱部材が間隔をおいて配置されており、その間隔において露出している貯湯タンクの壁面に温度検出装置が配置されており、貫通孔は、一方の真空断熱部材から温度検出装置を超えて他方の真空断熱部材に達する幅を備えている。
In the conventional hot water storage type water heater disclosed in
貯湯タンクを覆うタンク断熱材の外面に隣接する他部品が配置されており、その他部品に覆われる位置に、例えば温度センサのような付属部品が貯湯タンクに取り付けられている場合がある。そのような場合に、特許文献1の技術を適用したと仮定すると、蓋部材を開閉するときに、上記他部品を取り外す必要があるので、作業性が良くないという課題がある。
Other parts adjacent to the outer surface of the tank heat insulating material that covers the hot water storage tank may be arranged, and an accessory part such as a temperature sensor may be attached to the hot water storage tank at a position covered by the other parts. In such a case, assuming that the technique of
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、貯湯タンクに取り付けられた付属部品のメンテナンスを行うときの作業性を改善する上で有利になる貯湯式給湯機を提供することを目的とする。 The present invention has been made to solve the above-mentioned problems, and provides a hot water storage type water heater which is advantageous in improving workability when performing maintenance of accessories attached to a hot water storage tank. The purpose is.
本発明に係る貯湯式給湯機は、貯湯タンクと、開口部を有し、貯湯タンクを覆うタンク断熱材と、開口部の一部を覆うようにタンク断熱材の外側に配置された外側部品と、外側部品に覆われる位置の貯湯タンクに取り付けられ、開口部の内側に位置する付属部品と、開口部を塞ぐ閉位置と、開位置との間でスライド可能な蓋部材と、を備え、タンク断熱材は、蓋部材がスライドするときに蓋部材の移動を案内するガイド部を有し、外側部品を取り外すことなく、蓋部材を閉位置から開位置へスライド可能であり、開位置においては、外側部品を取り外すことなく蓋部材をタンク断熱材から取り外し可能となるか、外側部品を取り外すことなく付属部品を開口部から目視可能となるものである。 The hot water storage type water supply machine according to the present invention includes a hot water storage tank, a tank heat insulating material having an opening and covering the hot water storage tank, and an outer component arranged outside the tank heat insulating material so as to cover a part of the opening. The tank is equipped with an accessory part that is attached to the hot water storage tank at a position covered by the outer part and is located inside the opening, and a lid member that can slide between the closed position that closes the opening and the open position. The heat insulating material has a guide portion that guides the movement of the lid member when the lid member slides, and the lid member can be slid from the closed position to the open position without removing the outer part. The lid member can be removed from the tank heat insulating material without removing the outer part, or the accessory part can be visually recognized from the opening without removing the outer part.
本発明によれば、貯湯タンクに取り付けられた付属部品のメンテナンスを行うときの作業性を改善する上で有利になる貯湯式給湯機を提供することが可能となる。 According to the present invention, it is possible to provide a hot water storage type water heater which is advantageous in improving workability when performing maintenance of an accessory component attached to a hot water storage tank.
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。各図において共通または対応する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を簡略化または省略する。 Hereinafter, embodiments will be described with reference to the drawings. Common or corresponding elements in the drawings are designated by the same reference numerals to simplify or omit duplicate description.
実施の形態1.
図1は、実施の形態1による貯湯式給湯機が備える貯湯タンクユニット1の分解斜視図である。図2は、図1に示す貯湯タンクユニット1を組み立てた状態を示す前面図である。これらの図に示すように、実施の形態1による貯湯式給湯機は、貯湯タンクユニット1を備える。以下の説明では、原則として、図2のように貯湯タンクユニット1が水平面の上に設置された状態での姿勢を基準として、方向を特定する。
FIG. 1 is an exploded perspective view of a hot water
図1に示すように、貯湯タンクユニット1は、貯湯タンク10と、貯湯タンク10を覆うタンク断熱材と、蓋部材21と、蹴込部形成体30とを備える。本実施の形態では、貯湯タンク10を覆うタンク断熱材として、前面胴部断熱材20、上部断熱材22、下部断熱材23、及び後面胴部断熱材24が設けられている。
As shown in FIG. 1, the hot water
貯湯タンク10内には、温度による水の比重の違いにより、上側が高温で下側が低温になる温度成層を形成して、湯水が貯留される。例えば、貯湯タンク10は、外部の水道等の水源から供給される低温水を下層側に貯留し、加熱手段(図示省略)により加熱された高温水を上層側に貯留可能である。加熱手段は、いかなる構成のものでもよく、例えば冷凍サイクルを用いて水を加熱するヒートポンプユニットでもよいし、貯湯タンク10内に配置された電気ヒータでもよい。
In the hot
貯湯タンク10は、例えばステンレス鋼のような金属で作られている。貯湯タンク10は、円筒状のタンク胴部10aと、上鏡板10bと、下鏡板10cとを有する。貯湯タンクユニット1は、貯湯タンク10の中心軸が鉛直線に平行になる姿勢で設置される。上鏡板10bは、タンク胴部10aの上端部の開口を塞ぐように、当該上端部に対して接合されている。下鏡板10cは、タンク胴部10aの下端部の開口を塞ぐように、当該下端部に対して接合されている。上鏡板10b及び下鏡板10cのそれぞれは、椀状の形状を有する。
The hot
タンク胴部10aの表面には、貯湯タンク10内の水温を検出するための温度センサ11,12,13,14,15が取り付けられている。図示の例では、5個の温度センサ11,12,13,14,15が下から上に向かってこの順に配置されているが、温度センサの設置個数は、特に限定されるものではない。
前面胴部断熱材20、上部断熱材22、下部断熱材23、及び後面胴部断熱材24のそれぞれは、例えば発泡ポリスチレンあるいは発泡ポリウレタンのような発泡プラスチックで作られており、所定形状に成形されている。上部断熱材22は、貯湯タンク10の上部に相当する上鏡板10bの少なくとも一部を含む領域を覆う。前面胴部断熱材20及び後面胴部断熱材24は、タンク胴部10aを覆う。前面胴部断熱材20は、タンク胴部10aの前面側の約半周を覆う。後面胴部断熱材24は、タンク胴部10aの後面側の約半周を覆う。下部断熱材23は、貯湯タンク10の下部に相当する下鏡板10cの少なくとも一部を含む領域を覆う。なお、本実施の形態では、タンク断熱材を、大きく分けて上記の4個の断熱材に分割しているが、タンク断熱材を分割する個数あるいは分割の位置は、図示の例に限定されるものではない。また、貯湯タンク10を覆う断熱材として、発泡プラスチック以外のもの(例えばグラスウール、真空断熱材など)を備えてもよい。
Each of the
前面胴部断熱材20は、開口部20aを有している。開口部20aは、前面胴部断熱材20の内面から外面まで貫通する貫通孔に相当する。蓋部材21は、開口部20aを塞ぐように前面胴部断熱材20に取り付け可能な部材である。蓋部材21は、断熱性を有する材料、例えば発泡プラスチックで作られていてもよい。本実施の形態では、開口部20aは、鉛直方向を長手方向とする細長い形状を有している。図2では、開口部20aが蓋部材21により塞がれている。図2において、蓋部材21は、鉛直方向を長手方向とする細長い長方形の形状を有する。
The front body
本実施の形態の貯湯式給湯機は、貯湯タンクユニット1の外郭を形成する外郭ケースを備える。貯湯タンク10は、タンク断熱材に覆われた状態で外郭ケースの内部に収納されている。図1及び図2では、外郭ケースのうち、蹴込部形成体30及び底板31以外の部分の図示を省略している。外郭ケースは、例えば直方体状の形状を有する。外郭ケースは、例えば金属製である。蹴込部形成体30は、外郭ケースの蹴込部を形成する。蹴込部形成体30は、外郭ケースの前面の下部に配置されている。蹴込部形成体30は、水平面に対して垂直な板状の垂直部30aと、垂直部30aの上端部から前方へ向かって庇状に水平に突出する突出部30bとを有している。
The hot water storage type water heater of the present embodiment includes an outer case that forms the outer shell of the hot water
底板31は、外郭ケースの底部を形成する。図示を省略するが、外郭ケースは、蹴込部形成体30よりも上側において前面を形成する前面部と、左側面を形成する左側面部と、右側面を形成する右側面部と、背面を形成する背面部と、天面を形成する天面部とをさらに備えている。底板31の下には複数の脚9が設置されている。これらの脚9により貯湯タンクユニット1が地面または床面等に対して支持及び固定されている。図示の例では、脚9の下端は、台座100に固定されている。
The
外郭ケースの内部には、例えば配管、ポンプ、バルブ、熱交換器、センサなどの各種の機能部品がさらに設けられているが、それらの構成については公知であるので図示及び説明を省略する。 Various functional parts such as pipes, pumps, valves, heat exchangers, and sensors are further provided inside the outer case, but their configurations are known, so illustration and description thereof will be omitted.
図3及び図4は、図2中のA−A線で切断した断面側面図の一部を示す図である。本実施の形態における蓋部材21は、開口部20aを塞ぐ閉位置と、開位置との間でスライド可能である。図3は、蓋部材21が閉位置にある状態を示している。図4は、蓋部材21が開位置にある状態を示している。本実施の形態では、蓋部材21は、貯湯タンク10の軸方向すなわち鉛直方向に沿ってスライド可能である。蓋部材21は、閉位置から上方向にスライドすることによって開位置へ移動する。後述するように、前面胴部断熱材20は、蓋部材21がスライドするときに蓋部材21の移動を案内するガイド部を有している。
3 and 4 are views showing a part of a cross-sectional side view cut along the line AA in FIG. The
図3及び図4に示すように、温度センサ11及び温度センサ12は、開口部20aの内側に位置している。開口部20aは、温度センサ11及び温度センサ12の点検あるいは交換のようなメンテナンスを行うためのメンテナンス用孔に相当する。メンテナンス時以外の通常時においては、図3のように開口部20aを蓋部材21によって塞ぐことにより、前面胴部断熱材20の外側の空気が貯湯タンク10の表面に触れることを防止できる。その結果、貯湯タンク10の熱が開口部20aから外部へ漏洩することを確実に抑制できる。蹴込部形成体30は、垂直部30aの上端部と、突出部30bとの間の角部30cを有している。
As shown in FIGS. 3 and 4, the
貯湯タンクユニット1を前面から見たとき、すなわち図3及び図4中の左側から右側に向かって見たときには、以下のようになる。前面胴部断熱材20の下部は、蹴込部形成体30により覆われている。開口部20aの下部は、蹴込部形成体30により覆われている。温度センサ11は、蹴込部形成体30に覆われる位置にある。すなわち、温度センサ11は、蹴込部形成体30の角部30cよりも低い位置にある。温度センサ12は、蹴込部形成体30に覆われない位置にある。すなわち、温度センサ12は、蹴込部形成体30の角部30cよりも高い位置にある。本実施の形態における蹴込部形成体30は、開口部20aの一部を覆うように前面胴部断熱材20の外側に配置された外側部品に相当する。また、本実施の形態における温度センサ11は、外側部品に覆われる位置の貯湯タンク10に取り付けられ、開口部20aの内側に位置する付属部品に相当する。図示の例では、温度センサ12も開口部20aの内側に位置しているが、温度センサ12は開口部20aの内側に位置しなくてもよい。すなわち、開口部20aは、温度センサ11だけを囲むような範囲に形成されたものでもよい。
When the hot water
図3に示す閉位置においては、以下のようになる。蓋部材21は、タンク胴部10a及び温度センサ11,12に接していない。蓋部材21の下部は、蹴込部形成体30とタンク胴部10aとの間に挿入した状態になっている。蓋部材21の下端21aは、開口部20aの下縁部20bに接している。下縁部20bは、上を向く面を有する。前面胴部断熱材20は、第一規制部20cを有する。第一規制部20cは、開口部20aの上縁部に相当し、下を向く面を有する。蓋部材21は、第二規制部21bを有する。第二規制部21bは、第一規制部20cと向かい合う上面を有する。第二規制部21bは、第一規制部20cから離れている。第一規制部20cと第二規制部21bとの間に隙間40が形成される。
At the closed position shown in FIG. 3, it is as follows. The
蓋部材21は、表面部21c及び裏面部21dを有する。裏面部21dは、貯湯タンク10と向かい合う側の面である。表面部21cは、裏面部21dと反対側の面である。すなわち、表面部21cは、貯湯タンクユニット1の外面側に向く面である。蓋部材21は、裏面部21dから突出する突出部21pを有している。図3中のTmは、蓋部材21の最大厚さを示す。本実施の形態では、蓋部材21の厚さは、突出部21pの位置において最大になる。
The
図3中のSdは、閉位置における蓋部材21と蹴込部形成体30との間の最短距離を示す。図示の例では、最短距離Sdは、表面部21cと、角部30cの付近の蹴込部形成体30との間に形成される隙間の距離に相当する。本実施の形態では、蓋部材21の最大厚さTmは、最短距離Sdよりも大きい。これにより、蓋部材21の断熱性を高くする上で有利になる。
Sd in FIG. 3 indicates the shortest distance between the
仮に、図3の状態から蓋部材21をその厚さ方向すなわち図3中の左方向へ移動させることによって蓋部材21を開けようとすると、最短距離Sdの位置で蓋部材21が蹴込部形成体30に当たるので、蓋部材21を開けることはできない。
If the
図4に示す開位置においては、以下のようになる。蓋部材21の第二規制部21bは、前面胴部断熱材20の第一規制部20cに接している。蓋部材21の下端21aは、蹴込部形成体30の角部30cとほぼ同じ高さの位置にある。このため、図4の状態であれば、蓋部材21の下端21aが蹴込部形成体30に当たることなく、蓋部材21を前面胴部断熱材20から取り外すことができる。蓋部材21を取り外すと、開口部20aに露出した温度センサ11,12を目視で確認することができ、温度センサ11,12のメンテナンスを行うことができる。
At the open position shown in FIG. 4, it is as follows. The
このように、本実施の形態であれば、蹴込部形成体30を取り外すことなく蓋部材21を前面胴部断熱材20から取り外し可能である。このため、蹴込部形成体30の裏に隠れる位置にある温度センサ11のメンテナンスを行う場合に、蹴込部形成体30を取り外す必要がないので、作業性を改善することができる。
As described above, in the present embodiment, the
本実施の形態では、開位置において第二規制部21bが第一規制部20cに接することにより蓋部材21のスライド量が規制される。これにより、蓋部材21を開けるときの蓋部材21のスライド量を過不足なく調整することが容易になる。図3に示すように、蓋部材21は、閉位置において第一規制部20cと第二規制部21bとの間に形成される隙間40を塞ぐ突出部21eを有している。これにより、貯湯タンク10の熱が隙間40から外部へ漏洩することを確実に抑制できる。
In the present embodiment, the slide amount of the
以下の説明では、貯湯タンク10の中心軸を「タンク中心軸」と称する。また、蓋部材21の中心とタンク中心軸との間の距離を「中心間距離」と称する。蓋部材21の中心とは、例えば蓋部材21の重心の位置でもよい。図3に示すように、前面胴部断熱材20は、摺動面20dを有している。摺動面20dは、前面胴部断熱材20の表面側において、第一規制部20cよりも上側の位置に形成されている。摺動面20dは、タンク中心軸に対して傾斜している。摺動面20dとタンク中心軸との間の距離は、上に行くほど増大する。閉位置においては蓋部材21の突出部21eの先端が摺動面20dに接している。
In the following description, the central axis of the hot
蓋部材21は、傾斜面21fを有している。傾斜面21fは、突出部21eの裏面側に形成されている。閉位置のときの傾斜面21fは、タンク中心軸に対して傾斜している。閉位置のときの傾斜面21fとタンク中心軸との間の距離は、上に行くほど増大する。また、傾斜面21fは、摺動面20dに対して平行である。蓋部材21を閉位置から開位置へスライドさせると、突出部21eの先端及び傾斜面21fが摺動面20dに対して摺動することにより、中心間距離が増大するように、蓋部材21の移動が案内される。これにより、開位置における中心間距離が閉位置における中心間距離よりも長くなるので、以下の効果が得られる。開位置のときに蓋部材21とタンク胴部10aとの隙間が広くなるので、蓋部材21を取り外すときに、メンテナンス作業者は、蓋部材21の下部がタンク胴部10aに当たることなく、蓋部材21をより大きく傾けることができる。その結果、蓋部材21をより容易に取り外すことができる。
The
蓋部材21の表面部21cの下部には、傾斜面21kが形成されている。閉位置のときの傾斜面21kとタンク中心軸との間の距離は、上に行くほど増大する。閉位置のときの傾斜面21kの上端は、蹴込部形成体30の角部30cとほぼ同じ高さの位置にある。傾斜面21kは、傾斜面21fに対して平行である。本実施の形態であれば、傾斜面21kを設けたことで、蓋部材21のスライドに伴って中心間距離が増大するときに、蓋部材21の下部が蹴込部形成体30の角部30cに接触することをより確実に防止できる。
An
蓋部材21は、指掛け部21g,21h,21iを有している。指掛け部21g,21h,21iは、蓋部材21をスライドさせるときに指を掛けることのできる形状を有する。指掛け部21g,21h,21iは、表面部21cのうち、閉位置において蹴込部形成体30に覆われない領域に設けられている。本実施の形態であれば、指掛け部21g,21h,21iを設けたことで、メンテナンス作業者は、蓋部材21をスライドさせる操作をより容易に行うことができる。図示の例では、表面部21cに形成された凹部によって指掛け部21g,21h,21iを構成しているが、凹部に代えて凸部でもよい。また、指掛け部の個数は、図示のような3個に限らず、少なくとも一つあればよい。
The
図5は、蓋部材21を取り外した状態の開口部20aの周囲の前面胴部断熱材20を示す斜視図である。図5に示すように、前面胴部断熱材20は、蓋部材21がスライドするときに蓋部材21の移動を案内するガイド部20e,20fを有している。ガイド部20e,20fは、貯湯タンク10の軸方向に沿って延びる細長い形状を有している。蓋部材21は、ガイド部20e,20fに接しながらスライドする。図1に示すように、蓋部材21は、貯湯タンク10の軸方向に沿って延びる二つの側部エッジ21jを有する。ガイド部20eは、側部エッジ21jに接する。ガイド部20fは、側部エッジ21jに隣接する部分の裏面部21dに接する。ガイド部20e,20fのそれぞれは、二つの側部エッジ21jに対応する二箇所に形成されている。ガイド部20eにより、タンク胴部10aの周方向についての蓋部材21の位置を規制できる。ガイド部20fにより、タンク胴部10aの半径方向についての蓋部材21の位置を規制できる。
FIG. 5 is a perspective view showing a front body
ガイド部20fの長手方向における少なくとも一部の領域は、タンク中心軸に対して傾斜した摺動面に相当している。当該摺動面とタンク中心軸との間の距離は、上に行くほど増大する。これにより、蓋部材21を閉位置から開位置へスライドさせたときに、中心間距離が増大するように、蓋部材21の移動を案内することができる。
At least a part of the region of the
図5に示すように、ガイド部20eの長手方向の途中の位置に凸部20gが形成されている。凸部20gが形成された位置では、二つのガイド部20eの間の間隔が他の部分よりも狭くなる。開位置のときには蓋部材21の下端21aが凸部20gよりも上の位置になり、蓋部材21が凸部20gに挟まれない。これに対し、閉位置のときには、蓋部材21の下端21aが凸部20gよりも下の位置になり、蓋部材21が凸部20gに挟まれる。その結果、蓋部材21とガイド部20eとの間の摩擦力が増大し、その摩擦力によって蓋部材21を閉位置に保持することができる。このため、メンテナンス作業者は、開口部20aを蓋部材21で閉じた後に、蓋部材21を例えば粘着テープなどで固定する必要がないという利点がある。
As shown in FIG. 5, a
上述した凸部20gは、蓋部材21を摩擦力によって閉位置に保持する摩擦力増大部に相当する。摩擦力増大部の構造は、図示の例に限定されない。例えば、二つのガイド部20eの間の間隔が下に向かって漸減する構造を摩擦力増大部として備えてもよい。また、蓋部材21に形成された凸部と、ガイド部20eの長手方向の途中の位置に形成された凹部とが嵌合する構造を摩擦力増大部として備えてもよい。摩擦力増大部は、前面胴部断熱材20と蓋部材21との少なくとも一方に形成されていればよい。
The above-mentioned
図6は、図2中の蓋部材21の周辺を拡大した図である。図6に示すように、蓋部材21は、閉位置から開位置へ蓋部材21をスライドさせる方向を表示する表示部21mを有している。表示部21mは、蓋部材21の表面部21cのうち、閉位置において蹴込部形成体30に覆われない領域に設けられている。図示の例では、指掛け部21g,21h,21iの上側に表示部21mが設けられている。表示部21mは、上方向を向く矢印を表示している。本実施の形態であれば、表示部21mを設けたことで、蓋部材21を開ける際に蓋部材21をスライドさせる方向をメンテナンス作業者に分かりやすく示唆することができる。なお、図1及び図2では、表示部21mの図示を省略している。
FIG. 6 is an enlarged view of the periphery of the
実施の形態2.
次に、図7及び図8を参照して、実施の形態2について説明するが、前述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、前述した要素と共通または対応する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を簡略化または省略する。図7は、実施の形態2による貯湯式給湯機が備える貯湯タンクユニット1を図2中のB−B線に相当する位置で切断した断面平面図の一部を示す図である。図7は、蓋部材21が閉位置にある状態を示している。図7は、タンク中心軸に対して垂直な平面で切断した図に相当する。図8は、実施の形態2による貯湯式給湯機が備える貯湯タンクユニット1を図2中のA−A線に相当する位置で切断した断面側面図の一部を示す図である。図8は、蓋部材21が開位置にある状態を示している。
Embodiment 2.
Next, the second embodiment will be described with reference to FIGS. 7 and 8, but the differences from the above-described first embodiment will be mainly described, and the elements common to or corresponding to the above-mentioned elements will be described. The same reference numerals are used to simplify or omit duplicate descriptions. FIG. 7 is a diagram showing a part of a cross-sectional plan view obtained by cutting the hot water
本実施の形態では、蓋部材21は、図7におけるタンク胴部10aの接線方向に沿って、水平方向にスライド可能である。蓋部材21は、閉位置から図7中の左方向にスライドすることによって開位置へ移動する。蓋部材21は、上記接線方向とは、例えば、閉位置から開位置までの間で蓋部材21と向かい合うタンク胴部10aの表面のうちの一点における接線に平行な方向である。
In the present embodiment, the
前面胴部断熱材20は、第一規制部20hを有する。第一規制部20hは、図7中の右を向く面を有する。蓋部材21は、第二規制部21nを有する。第二規制部21nは、第一規制部20hと向かい合うように図7中の左を向く面を有する。閉位置においては、第二規制部21nは、第一規制部20hから離れており、第一規制部20hと第二規制部21nとの間に隙間50が形成される。蓋部材21は、第二規制部21nが第一規制部20hに接する位置まで、図7中の左方向にスライドできる。第二規制部21nが第一規制部20hに接する状態となった蓋部材21の位置が開位置に相当する。開位置において第二規制部21nが第一規制部20hに接することにより蓋部材21のスライド量が規制される。これにより、蓋部材21を開けるときの蓋部材21のスライド量を過不足なく調整することが容易になる。
The front body
開位置では、蓋部材21が開口部20aを覆わない状態になるので、開口部20aに露出した温度センサ11,12を目視で確認することができ、温度センサ11,12のメンテナンスを行うことができる。このように、本実施の形態であれば、蹴込部形成体30を取り外すことなく蓋部材21を開位置にすることができ、温度センサ11を開口部20aから目視可能となる。このため、蹴込部形成体30の裏に隠れる位置にある温度センサ11のメンテナンスを行う場合に、蹴込部形成体30を取り外す必要がないので、作業性を改善することができる。さらに、本実施の形態であれば、蓋部材21がタンク胴部10aの接線方向に沿ってスライド可能であることで、蓋部材21を前面胴部断熱材20から取り外すことなく温度センサ11を開口部20aから目視可能となる。このため、作業性をより改善することができる。
In the open position, the
前面胴部断熱材20は、蓋部材21がスライドするときに蓋部材21の移動を案内するガイド部20iを有している。ガイド部20iは、貯湯タンクユニット1の前を向く面を有しており、図7中で開口部20aよりも左側の領域へ延びている。蓋部材21は、裏面部21dから突出する突出部21pがガイド部20iに接しながらスライドする。
The front body
図7中の平行線PLは、蹴込部形成体30の垂直部30aに平行に引いた仮想線である。ガイド部20iの面は、平行線PLに対して傾斜している。ガイド部20iの面と、垂直部30aの内面との距離は、図7中の左に行くほど縮小する。よって、蓋部材21が閉位置から開位置へ移動すると、蓋部材21の表面部21cの下部と、垂直部30aの内面との距離が縮小し、図8に示すように、蓋部材21の表面部21cの下部が垂直部30aの内面に押し当てられた状態となる。その結果、蓋部材21と垂直部30aとの間の摩擦力によって蓋部材21を開位置に保持することができる。それゆえ、メンテナンス作業中に蓋部材21の位置をより確実に開位置に維持することができる。
The parallel line PL in FIG. 7 is a virtual line drawn in parallel with the
以上、実施の形態について説明したが、変形例として以下のように構成してもよい。開口部20aが前面胴部断熱材20に形成されている例を説明したが、前面胴部断熱材20以外のタンク断熱材に開口部が形成されていてもよいし、二つのタンク断熱材の境界部を跨いで開口部が形成されていてもよい。また、蹴込部形成体30が外側部品に相当する例を説明したが、外側部品は、タンク断熱材の外面に隣接して配置された部品であればよく、例えば、配管、ポンプ、バルブ、熱交換器などであってもよい。また、温度センサ11が付属部品に相当する例を説明したが、付属部品は、例えば、貯湯タンク10内の水質を検出する水質センサ、貯湯タンク10内に堆積するスケール等の異物を検出する異物センサ、貯湯タンク10内を観察するための窓などであってもよい。
Although the embodiment has been described above, it may be configured as follows as a modification. Although the example in which the
また、上述した複数の実施の形態のうち、組み合わせることが可能な二つ以上を組み合わせて実施してもよい。 Further, among the plurality of embodiments described above, two or more that can be combined may be combined and implemented.
1 貯湯タンクユニット、 9 脚、 10 貯湯タンク、 10a タンク胴部、 10b 上鏡板、 10c 下鏡板、 11,12,13,14,15 温度センサ、 20 前面胴部断熱材、 20a 開口部、 20b 下縁部、 20c 第一規制部、 20d 摺動面、 20e,20f ガイド部、 20g 凸部、 20h 第一規制部、 20i ガイド部、 21 蓋部材、 21a 下端、 21b 第二規制部、 21c 表面部、 21d 裏面部、 21e 突出部、 21f 傾斜面、 21g,21h,21i 指掛け部、 21j 側部エッジ、 21k 傾斜面、 21m 表示部、 21n 第二規制部、 21p 突出部、 22 上部断熱材、 23 下部断熱材、 24 後面胴部断熱材、 30 蹴込部形成体、 30a 垂直部、 30b 突出部、 30c 角部、 31 底板、 40 隙間、 50 隙間、 100 台座 1 Hot water storage tank unit, 9 legs, 10 Hot water storage tank, 10a tank body, 10b upper end plate, 10c lower end plate, 11, 12, 13, 14, 15 temperature sensor, 20 front body insulation, 20a opening, 20b lower Edge, 20c 1st regulation part, 20d sliding surface, 20e, 20f guide part, 20g convex part, 20h 1st regulation part, 20i guide part, 21 lid member, 21a lower end, 21b 2nd regulation part, 21c surface part , 21d back surface, 21e protrusion, 21f slope, 21g, 21h, 21i finger hook, 21j side edge, 21k slope, 21m display, 21n second regulation, 21p protrusion, 22 upper insulation, 23 Lower insulation material, 24 rear body insulation material, 30 riser body, 30a vertical part, 30b protrusion, 30c square part, 31 bottom plate, 40 gap, 50 gap, 100 pedestal
Claims (10)
開口部を有し、前記貯湯タンクを覆うタンク断熱材と、
前記開口部の一部を覆うように前記タンク断熱材の外側に配置された外側部品と、
前記外側部品に覆われる位置の前記貯湯タンクに取り付けられ、前記開口部の内側に位置する付属部品と、
前記開口部を塞ぐ閉位置と、開位置との間でスライド可能な蓋部材と、
を備え、
前記タンク断熱材は、前記蓋部材がスライドするときに前記蓋部材の移動を案内するガイド部を有し、
前記外側部品を取り外すことなく、前記蓋部材を前記閉位置から前記開位置へスライド可能であり、
前記開位置においては、前記外側部品を取り外すことなく前記蓋部材を前記タンク断熱材から取り外し可能となるか、前記外側部品を取り外すことなく前記付属部品を前記開口部から目視可能となる貯湯式給湯機。 Hot water storage tank and
A tank heat insulating material having an opening and covering the hot water storage tank,
An outer component arranged outside the tank insulation so as to cover a part of the opening.
An accessory component attached to the hot water storage tank at a position covered by the outer component and located inside the opening, and
A lid member that can slide between the closed position that closes the opening and the open position,
With
The tank heat insulating material has a guide portion that guides the movement of the lid member when the lid member slides.
The lid member can be slid from the closed position to the open position without removing the outer component.
In the open position, the lid member can be removed from the tank heat insulating material without removing the outer component, or the accessory component can be visually recognized from the opening without removing the outer component. Machine.
前記ガイド部は、前記開位置における前記中心間距離が前記閉位置における前記中心間距離よりも長くなるように前記蓋部材の移動を案内する摺動面を有する請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の貯湯式給湯機。 The center-to-center distance is the distance between the center of the lid member and the central axis of the hot water storage tank.
Any of claims 1 to 5, wherein the guide portion has a sliding surface that guides the movement of the lid member so that the distance between the centers in the open position is longer than the distance between the centers in the closed position. The hot water storage type water heater described in item 1.
前記表面部のうち、前記閉位置において前記外側部品に覆われない領域に、前記蓋部材をスライドさせるときに指を掛けることのできる指掛け部が設けられている請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の貯湯式給湯機。 The lid member has a back surface portion facing the hot water storage tank and a front surface portion on the opposite side to the back surface portion.
Any of claims 1 to 6, wherein a finger hooking portion is provided on the surface portion in a region not covered by the outer component in the closed position so that a finger can be hooked when the lid member is slid. The hot water storage type water heater described in item 1.
前記表面部のうち、前記閉位置において前記外側部品に覆われない領域に、前記蓋部材をスライドさせる方向を表示する表示部が設けられている請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の貯湯式給湯機。 The lid member has a back surface portion facing the hot water storage tank and a front surface portion on the opposite side to the back surface portion.
The aspect according to any one of claims 1 to 7, wherein a display portion for indicating a direction in which the lid member is slid is provided in a region of the surface portion that is not covered by the outer component at the closed position. The hot water storage type water heater described.
前記蓋部材は、第二規制部を有し、
前記閉位置において前記第二規制部が前記第一規制部から離れており、
前記開位置において前記第二規制部が前記第一規制部に接することにより前記蓋部材のスライド量が規制され、
前記蓋部材は、前記閉位置において前記第一規制部と前記第二規制部との間に形成される隙間を塞ぐ突出部を有する請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の貯湯式給湯機。 The tank insulation has a first regulatory section and
The lid member has a second regulatory section and
In the closed position, the second regulatory section is separated from the first regulatory section.
The slide amount of the lid member is regulated by the second regulating portion coming into contact with the first regulating portion at the open position.
The hot water storage according to any one of claims 1 to 8, wherein the lid member has a protruding portion that closes a gap formed between the first regulating portion and the second regulating portion at the closed position. Type water heater.
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