JP2020128860A - Air conditioning system, information processor, information processing method and program - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、空気調和システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。 The present invention relates to an air conditioning system, an information processing device, an information processing method, and a program.
設定された電気料金の予算額に応じて、空気調和機を運転する空調システムがある。特許文献1には、期間予算と日分配率とから各日当たりの日予算を演算し、日予算及び設定温度比率から単位時間当たりの単位時間予算を演算し、演算した単位時間予算に相当する電力で空気調和機を運転するように指令を出す空気調和システムが開示されている。 There is an air conditioning system that operates an air conditioner in accordance with the set budget for the electricity rate. In Patent Document 1, a daily budget for each day is calculated from a period budget and a daily distribution rate, a unit time budget per unit time is calculated from the daily budget and a set temperature ratio, and power corresponding to the calculated unit time budget is calculated. Discloses an air conditioning system that issues a command to operate an air conditioner.
従来技術では、期間ごとに予め予算を設定し、期間ごとに設定した予算に基づいて空気調和機が運転される。しかしながら、期間によって外気温度や空調負荷の変化は異なるために、予め設定された予算が適正とは限らない。これに対し、従来の空調システムにおいては、外気温度や空調負荷の変化といった点が考慮されていない。そのため、従来の空調システムでは、一部の期間について予算が過度に少なくなり、その期間について過度に快適性が損なわれ、快適な空気調和が実現できない場合がある。 In the conventional technology, a budget is set in advance for each period, and the air conditioner is operated based on the budget set for each period. However, since the changes in the outside air temperature and the air conditioning load vary depending on the period, the preset budget is not always appropriate. On the other hand, the conventional air conditioning system does not consider changes in the outside air temperature and the air conditioning load. Therefore, in the conventional air conditioning system, the budget is excessively reduced for some periods, the comfort is excessively impaired for the periods, and comfortable air conditioning may not be realized.
本発明は、予算内でのより快適な空気調和の実現を支援することを目的とする。 The present invention aims to help achieve more comfortable air conditioning within a budget.
本発明の空気調和システムは、設定期間における空気調和機の運転にかかる電力料金の予算額である運転予算額を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記運転予算額を、前記設定期間に含まれる複数の部分期間のそれぞれに対し、前記空気調和機の運転にかかる電力料金の前記部分期間における予算額である部分予算額として割当てる割当手段と、前記複数の部分期間のうち既に経過した部分期間である経過期間において前記空気調和機の運転にかかった実際の電力料金の額と、前記割当手段により前記運転予算額が割当てられた前記経過期間の前記部分予算額と、の差分に基づいて、前記複数の部分期間のうち、経過していない部分期間の前記部分予算額を補正する第1の補正手段と、を有する。 The air conditioning system of the present invention sets the operating budget amount acquired by the obtaining unit that obtains an operating budget amount, which is a budget amount of an electric power charge for operating the air conditioner during a set period, to the operating budget amount set by the obtaining unit. Allocation means for allocating to each of the plurality of partial periods included in the period as a partial budget amount, which is the budget amount of the electric power charge for operating the air conditioner in the partial period, and the plurality of partial periods that have already passed. The difference between the actual amount of electricity charges for the operation of the air conditioner in the elapsed period that is the partial period and the partial budget amount of the elapsed period in which the operating budget amount is allocated by the allocation unit. A first correction means for correcting the partial budget amount of the partial period that has not elapsed among the plurality of partial periods.
本発明によれば、予算内でのより快適な空気調和の実現を支援することができる。 According to the present invention, it is possible to support realization of more comfortable air conditioning within a budget.
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。 Preferred embodiments of the present invention will be described below in detail with reference to the drawings.
<実施形態1>
本実施形態における空気調和システム100は、指定された予算額に応じて空気調和機110の運転を制御する。
<Embodiment 1>
The
図1は、空気調和システム100のシステム構成の一例を示す図である。空気調和システム100は、空気調和機110、制御装置120、電力量計130を含む。空気調和機110は、室内機111、リモコン112、室内機113、リモコン114、室外機115を含む空気調和機である。室内機111、室内機113、室外機115それぞれは、LAN等のネットワークを介して、制御装置120と相互に通信可能に接続されている。
FIG. 1 is a diagram illustrating an example of a system configuration of the
室内機111と室内機113とは、別の部屋に設置されており、設置された部屋における空気調和に用いられる。室内機111と室内機113と室外機115とは、冷媒が循環される管路で接続されて閉回路を構成している。リモコン112とリモコン114とは、それぞれ室内機111と室内機113とに対して、運転の開始、停止、設定温度の変更等の指示に用いられる。本実施形態では、空気調和機110は、図1に示すように、2つの室内機に対して、1つの室外機を有するものとする。
The
制御装置120は、空気調和機110の運転を制御する情報処理装置である。本実施形態では、制御装置120は、パーソナルコンピュータであるとする。ただし、他の例として、制御装置120は、サーバ装置、他のデバイスに組み込まれたコンピュータ等であってもよい。
The
電力量計130は、室内機111、室内機113、室外機115それぞれについて消費電力を計測する。本実施形態では、電力量計130は、制御装置120とネットワークを介して接続された制御装置120と通信可能なスマートメータであるとする。電力量計130は、電源と、室内機111、室内機113、室外機115それぞれと、を繋ぐ電力線それぞれに配線されている。電力量計130は、室内機111、室内機113、室外機115それぞれと繋がった電力線から計測した信号から室内機111、室内機113、室外機115それぞれについての消費電力を計測する。電力量計130は、計測した消費電力の情報を、制御装置120に送信する。
The
図2は、制御装置120のハードウェア構成の一例を示す図である。制御装置120は、Central Process Unit(CPU)210、主記憶装置220、補助記憶装置230、入力装置240、出力装置250、ネットワークI/F260を含む。各要素は、システムバス270を介して相互に通信可能に接続されている。
FIG. 2 is a diagram illustrating an example of the hardware configuration of the
CPU210は、制御装置120を制御する中央演算装置である。主記憶装置220は、CPU210のワークエリア、データの一時的な記憶領域として機能するRandom Access Memory(RAM)等の記憶装置獲である。補助記憶装置230は、各種プログラム、各種設定情報、電力の単価の情報等を記憶する記憶装置である。補助記憶装置230は、Read Only Memory(ROM)、ハードディスクドライブ(HDD)、ソリッドステートドライブ(SSD)等である。
The
入力装置240は、制御装置120への情報の入力に用いられる入力装置であり、マウス、キーボード、専用のコントローラ、タッチパッド、タッチパネル等である。出力装置250は、制御装置120からの情報の出力に用いられる出力装置であり、モニタ、タッチパネルの表示部、スピーカ等である。ネットワークI/F260は、室内機111、室内機113、室外機115、電力量計130等の外部の装置との間でのネットワークを介した通信に用いられるインターフェースである。
The
CPU210が補助記憶装置230に記憶されたプログラムにしたがって処理を実行することで、図3で後述する制御装置の機能、図4で後述するフローチャートの処理等が実現される。
The
図3は、制御装置120の機能構成の一例を示す図である。本実施形態の空気調和機110は、例えば1カ月といった期間における予算額が設定されている。制御装置120は、空気調和機110が予算に応じた運転を行うよう制御する。以下では、予算額が設定された期間を設定期間とする。
FIG. 3 is a diagram illustrating an example of a functional configuration of the
制御装置120は、このような制御を行うための機能として、取得部310、割当部320、運転制御部330、補正部340、出力部350を含む。取得部310は、設定期間に対応した、空気調和機110の運転に係る電力料金の予算額を取得する。割当部320は、設定期間を複数の部分期間に分割し、各部分期間に対して、設定期間の予算額を分配する。以下では、各部分期間に割当てられた予算額を、部分予算額とする。また、設定期間に割当てられた予算額を、部分予算額と区別すべく、運転予算額とする。運転制御部330は、各部分期間において、対応する部分予算額に基づいて、空気調和機110の運転を制御する。
The
補正部340は、部分期間における空気調和機110の運転が終了した際に、この部分期間に割当てられた部分予算額と、この部分期間における空気調和機110の運転に実際にかかった電力料金と、の差分に基づいて、以降の部分期間の部分予算額を補正する。出力部350は、補正部340により補正された部分予算額等の情報を出力する。
The
図4を用いて、本実施形態の空気調和システム100の処理を説明する。S401において、取得部310は、ユーザによる入力装置240を介した操作に基づいて、設定期間における空気調和機110の運転に係る電力料金の予算額(運転予算額)を取得する。本実施形態では、設定期間は、例えば、1カ月等の予め定められた期間である。取得部310は、この期間に対する予算額を取得することとする。ただし、他の例として、取得部310は、ユーザによる入力装置240を介した操作に基づいて、設定期間を取得してもよい。すなわちこの場合には、取得部310は、ユーザによる入力装置240を介した操作に基づいて、設定期間と、設定期間に対応した運転予算額を取得する。
The processing of the
S402において、割当部320は、設定期間を複数の部分期間に分割する。割当部320は、予め定められた幅で、等間隔に設定期間を分割する。本実施形態では、割当部320は、1カ月の設定期間を1日の部分期間に分割するものとする。以下では、部分期間における空気調和機110の運転に係る電力料金の予算額を、部分予算額とする。
In S402, the
さらに、割当部320は、S401で取得された運転予算額を、設定期間に含まれる複数の部分期間それぞれに割当てる。本実施形態では、割当部320は、運転予算額を、均等に、複数の部分期間に部分予算額として割当てる。
Further, the
S403において、運転制御部330は、部分期間の識別用のインデックスiを1に初期化し、主記憶装置220に記憶する。S404において、運転制御部330は、i番目の部分期間が開始しているか否かを判定する。運転制御部330は、i番目の部分期間が開始していると判定した場合、処理をS405に進め、i番目の部分期間が開始していないと判定した場合、処理をS404に進める。
In S403, the
S405において、運転制御部330は、設定に応じて、空気調和機110に対して、冷房運転、暖房運転のうちの何れかの運転を指示し、設定温度を設定された初期値に設定するように指示する。本実施形態では、空気調和システム100は、室内機111と室内機113とについて、同じ設定温度を設定することとする。S406において、運転制御部330は、i番目の部分期間が完了したか否かを判定する。運転制御部330は、i番目の部分期間が完了したと判定した場合、処理をS410に進め、完了していないと判定した場合、処理をS407に進める。S406で経過したと判定されたi番目の部分期間は、経過期間の一例である。
In S405, the
S407において、運転制御部330は、i番目の部分期間の開始時刻、又は、直前のS407の処理で一定期間が経過したと判定した時刻の何れかから、一定期間が経過したか否かを判定する。この一定期間は、部分期間に比べて短い期間であり、例えば、30分、1時間等である。運転制御部330は、一定期間経過したと判定した場合、処理をS408に進め、経過していないと判定した場合、処理をS406に進める。
In S407, the
S408において、運転制御部330は、S407で経過したと判定された一定期間に空気調和機110の運転により消費された電力の料金を見積もる。ここで、本処理について詳述する。まず前提として、運転制御部330は、定期的に電力量計130から、室内機111と室内機113と室外機115とが消費した電力量の計測値を取得しているものとする。また、運転制御部330は、室内機111と室内機113と室外機115とが消費した電力量を、空気調和機110の消費した電力量として取得する。さらに、運転制御部330は、計測値と計測時刻とを対応付けて計測履歴として、補助記憶装置230等の記憶部に蓄積しておく。そして、S408において、運転制御部330は、計測履歴に基づいて、S407で経過したと判定された一定期間に空気調和機110が消費した電力量を特定する。そして、運転制御部330は、一定期間の消費電力量に、i番目の部分期間における単位電力量当たりの料金(以下では、電力単価とする)を乗ずることで、S407で経過したと判定された一定期間に空気調和機110の運転により消費された電力の料金を見積もる。
In S408, the
ここで、電力単価は、時間帯に応じて異なっており、各部分期間における電力単価の情報は、予め補助記憶装置230に記憶されているとする。ただし、他の例として、制御装置120は、ユーザによる入力装置240を介した操作に基づいて、各部分期間における電力単価を取得して、用いることとしてもよい。
Here, it is assumed that the power unit price differs depending on the time zone, and the information of the power unit price in each partial period is stored in the
S409において、運転制御部330は、i番目の部分期間に対応する部分予算額に基づいて、S407で経過したと判定した一定期間に空気調和機110の運転に係る電力料金の目標額を決定する。運転制御部330は、この一定期間の長さの、i番目の部分期間の長さに対する割合に、部分期間に対応する部分予算額を乗じることで、この目標額を決定する。
In S409, the
ただし、他の例として、運転制御部330は、i番目の部分期間において、電力単価が異なる期間が存在する場合を考慮して、以下のようにしてもよい。即ち、運転制御部330は、以下の式1を用いて、電力料金の目標額を決定してもよい。
However, as another example, the
目標額=B×(A×P)/(Σj(aj×pj)) (式1) Target amount=B×(A×P)/(Σ j (a j ×p j )) (Equation 1)
式1のPは、S407で経過したと判定された一定期間の長さである。また、Aは、この一定期間における電力単価である。また、Bは、i番目の部分期間に対応する部分予算額である。pは、i番目の部分期間に含まれる各期間の長さであり、jは、期間を示すインデックスである。aは、i番目の部分期間に含まれる各期間における電力単価である。 P in Expression 1 is the length of the constant period determined to have passed in S407. A is the unit price of electric power in this fixed period. B is the partial budget amount corresponding to the i-th partial period. p is the length of each period included in the i-th partial period, and j is an index indicating the period. a is a power unit price in each period included in the i-th partial period.
S410において、運転制御部330は、S408で特定した電力料金と、S409で決定した目標額と、の差分に基づいて、空気調和機110の設定温度を更新する。
In S410, the
運転制御部330は、S409で決定した目標額からS408で特定した電力料金を引いた値が予め定められた閾値(例えば、0、−100等)未満である場合、以下の処理を行う。即ち、運転制御部330は、実際の電力消費が目標よりも高いとして、電力消費が少なくなるように、空気調和機110の設定温度を例えば1℃など所定温度だけ変更する。以下では、この閾値を閾値Xとする。空気調和機110が冷房運転である場合、運転制御部330は、予め定められた値だけ設定温度を高くするよう空気調和機110に指示する。また、空気調和機110が暖房運転である場合、運転制御部330は、予め定められた値だけ設定温度を低くするよう空気調和機110に指示する。
When the value obtained by subtracting the power rate specified in S408 from the target amount determined in S409 is less than a predetermined threshold value (for example, 0, -100, etc.), the
また、運転制御部330は、S409で決定した目標額からS408で特定した電力料金を引いた値が予め定められた閾値(例えば、0、100等)よりも大きい場合、以下の処理を行う。即ち、運転制御部330は、実際の電力消費が目標よりも低いとして、電力消費を多くするように、空気調和機110の設定温度を所定温度だけ変更する。以下では、この閾値を、閾値Yとする。空気調和機110が冷房運転である場合、運転制御部330は、予め定められた値だけ設定温度を低くするよう空気調和機110に指示する。また、空気調和機110が暖房運転である場合、運転制御部330は、予め定められた値だけ設定温度を高くするよう空気調和機110に指示する。
Further, when the value obtained by subtracting the power rate specified in S408 from the target amount determined in S409 is larger than a predetermined threshold value (for example, 0, 100, etc.), the
また、本実施形態では、各部分期間について、空気調和機110の設定温度の上限値と下限値とが、予め定められている。運転制御部330は、更新後の設定温度が上限値以上となる場合、空気調和機110に対して、設定温度を上限値の温度にするよう指示する。また、運転制御部330は、更新後の設定温度が下限値以下となる場合、空気調和機110に対して、設定温度を下限値の温度にするよう指示する。
Further, in the present embodiment, the upper limit value and the lower limit value of the set temperature of the
また、運転制御部330は、S409で決定した目標額からS408で特定した電力料金を引いた値が閾値B以下であり、且つ、閾値A以上である場合、空気調和機110の設定温度を変更しない。
In addition, the
本実施形態では、各部分期間についての設定温度の上限値と下限値とは、予め定められていることとした。ただし、他の例として、制御装置120は、ユーザによる入力装置240を介した操作に基づいて、この上限値と下限値との情報を取得してもよい。
In the present embodiment, the upper limit value and the lower limit value of the set temperature for each partial period are set in advance. However, as another example, the
S411において、運転制御部330は、設定期間が完了したか否かを判定する。運転制御部330は、設定期間が完了したと判定した場合、図4の処理を終了し、完了していないと判定した場合、処理をS412に進める。
In S411, the
S412において、運転制御部330は、i番目の部分期間において、実際に空気調和機110の運転により消費された電力量を特定する。より具体的には、運転制御部330は、計測履歴に基づいて、i番目の部分期間における各一定期間に空気調和機110が消費した電力量を特定する。そして、運転制御部330は、取得した電力量と、各一定期間における電力単価と、から、i番目の部分期間における空気調和機110の運転に係る電力料金を見積もる。また、他の例として、運転制御部330は、他の方法でi番目の部分期間における空気調和機110の運転に係る電力料金を見積もることとしてもよい。例えば、運転制御部330は、i番目の部分期間内においてS408で特定した電力料金を合計することで、i番目の部分期間における空気調和機110の運転に係る電力料金を見積もることとしてもよい。
In S412, the
S413において、補正部340は、S412で特定された電力料金と、i番目の部分期間に対応する部分予算額と、の差分に基づいて、i+1番目以降の部分期間それぞれについての部分予算額を補正する。
In S413, the
補正部340は、この部分予算額からS412で特定された電力料金を引いた値を、i+1番目以降の部分期間それぞれについて割当てる。以下では、i番目の部分期間に対応する部分予算額からS412で特定された電力料金を引いた値を、余剰額とする。本実施形態では、補正部340は、余剰額を、i+1番目以降の部分期間それぞれについて均等に割当て、割当てた値を現在の部分予算額にそれぞれ加える。
The
余剰額が0以上である場合、i+1番目以降の部分期間それぞれについて割当てられる値は、0以上となり、各部分予算額は元の値以上となる。余剰額が0未満である場合、i+1番目以降の部分期間それぞれについて割当てられる値は、マイナスの値となり、各部分予算額は元の値よりも小さくなる。 When the surplus amount is 0 or more, the value assigned to each of the i+1th and subsequent partial periods is 0 or more, and each partial budget amount is the original value or more. When the surplus amount is less than 0, the value assigned to each of the i+1th and subsequent partial periods becomes a negative value, and each partial budget amount becomes smaller than the original value.
S414において、出力部350は、補正部340により補正されたi+1番目以降の部分期間それぞれについての部分予算額の情報を、出力装置250である表示装置に表示することで出力する。これにより、ユーザは、補正後の部分予算額を確認することができるようになる。
In S414, the
S415において、運転制御部330は、iの値に1を加えて、iの値を更新する。そして、運転制御部330は、処理をS404に進める。
In step S415, the
以上、本実施形態の空気調和システム100は、設定期間に含まれる部分期間における空気調和機110の運転にかかった実際の電力料金と、この部分期間についての部分予算額と、の差分に基づいて、以降の部分期間それぞれの部分予算額を補正することとした。これにより、空気調和システム100は、ある部分期間についての部分予算額が余った場合に、以降の部分期間にその余った分を割当てることで、以降の部分期間について、補正された部分予算額に基づいて、より快適な空気調和を実現できる。また、空気調和システム100は、ある部分期間についての部分予算額が不足した場合に、以降の部分期間から、不足分を差し引くことで、運転予算額を超えないようにすることができる。このように、空気調和システム100は、予算内でのより快適な空気調和の実現を支援することができる。
As described above, the
(変形例1)
本実施形態では、空気調和システム100は、設定された設定温度の上限値と下限値とに基づいて、空気調和機110の設定温度を制御することとした。ただし、他の例として、空気調和システム100は、設定された設定温度の上限値と下限値とのうちの一方のみに基づいて、空気調和機110の設定温度を制御してもよい。
(Modification 1)
In the present embodiment, the
例えば、空気調和システム100は、設定された設定温度の上限値のみを用いて、空気調和機110の設定温度を、上限値を超えないように制御するが、下限値を下回らないようには制御しないこととしてもよい。また、空気調和システム100は、設定された設定温度の下限値のみを用いて、空気調和機110の設定温度を、下限値を下回らないように制御するが、上限値を超えないようには制御しないこととしてもよい。
For example, the
(変形例2)
本実施形態では、空気調和システム100は、室内機111と室内機113とに対して、同じ設定温度を設定することとした。ただし、他の例として、空気調和システム100は、室内機111と室内機113とに対して、別の設定温度を設定することとしてもよい。例えば、空気調和システム100は、運転制御部330は、S405で、空気調和機110に対して、室内機111、室内機113それぞれについて予め定められた設定温度の初期値を設定するよう指示してもよい。
(Modification 2)
In this embodiment, the
また、室内機111、室内機113それぞれについて、設定温度の上限値と下限値とが設定されている場合、運転制御部330は、以下のようにしてもよい。即ち、運転制御部330は、室内機111、室内機113それぞれについて、それぞれの上限値と下限値との平均の温度を初期値として設定するよう、空気調和機110に指示してもよい。また、運転制御部330は、S410で、室内機111、室内機113それぞれについての設定温度を、それぞれの上限値以下、下限値以上にするよう制御してもよい。
Further, when the upper limit value and the lower limit value of the set temperature are set for each of the
(変形例3)
本実施形態では、運転制御部330は、S410では、空気調和機110の設定温度を予め定められた値だけ変更することとした。ただし、他の例として、運転制御部330は、S409で決定した目標額からS408で特定した電力料金を引いた値の絶対値に応じて、設定温度の変更量を求め、この変更量だけ設定温度を変更してもよい。例えば、運転制御部330は、予め定められた係数にS409で決定した目標額からS408で特定した電力料金を引いた値の絶対値を乗じた値を、設定温度の変更量として決定してもよい。この場合、運転制御部330は、決定した変更量だけ設定値を変更するよう空気調和機110に指示する。
(Modification 3)
In this embodiment, the
(変形例4)
本実施形態では、割当部320は、等間隔に設定期間を分割することで、設定期間を複数の部分期間に分割することとした。ただし、すべての部分期間が同一期間である必要はない。例えば、割当部320は、予め定められた割合で設定期間を分割することとしてもよい。また、割当部320は、ユーザによる入力装置240を介した操作に基づいて指定された複数の間隔で設定期間を分割してもよい。
(Modification 4)
In the present embodiment, the
(変形例5)
本実施形態では、割当部320は、S402で、運転予算額を、均等に複数の部分期間それぞれについての部分予算額に割当てることとした。ただし、他の例として、割当部320は、S402で、運転予算額を、他の方法で割当てることとしてもよい。例えば、複数の部分期間それぞれについての部分予算額の配分の割合が予め定められている場合、割当部320は、その割合にしたがって、運転予算額を複数の部分期間それぞれに割当てることとしてもよい。
(Modification 5)
In the present embodiment, the
また、割当部320は、平年の設定期間の気温データに基づいて、複数の部分期間それぞれについての予算額の配分の割合を決定し、決定した割合で、運転予算額を割当ててもよい。例えば、割当部320は、平年の設定期間の気温データから、平年の複数の部分期間それぞれの気温を特定し、特定した複数の部分期間それぞれの気温に基づいて、配分の割合を決定する。割当部320は、空気調和機110が冷房運転される場合、部分期間の気温が高い程、その部分期間についての予算額の配分の割合を高くする。また、割当部320は、空気調和機110が暖房運転される場合、部分期間の気温が高い程、その部分期間についての予算額の配分の割合を低くする。
Further, the allocating
また、割当部320は、過去の電力料金の実績から、複数の部分期間それぞれについての予算額の配分の割合を決定し、決定した割合で、運転予算額を割当ててもよい。例えば、割当部320は、1年前の設定期間における複数の部分期間それぞれにおける電力料金に基づいて、複数の部分期間それぞれについての予算額の配分の割合を決定してもよい。
Further, the
また、変形例4において説明したように、複数の部分期間の長さが均等でない場合には、割当部320は、S402で、部分期間の長さに応じた割合で、運転予算額を複数の部分期間それぞれについての部分予算額に割当てることとしてもよい。例えば、2日間である部分期間と、1日間である部分期間と、があるとする。その場合、割当部320は、2日間である部分期間についての割当て量を、1日間である部分期間についての割当て量の2倍になるように割当ててもよい。
In addition, as described in Modification 4, when the lengths of the plurality of partial periods are not equal, the allocating
(変形例6)
本実施形態では、補正部340は、S413で、余剰額を、i+1番目以降の部分期間それぞれについて均等に割当てることとした。ただし、他の例として、補正部340は、S413で、余剰額を、i+1番目以降の部分期間それぞれに、異なる方法で割当ててもよい。
(Modification 6)
In the present embodiment, the
例えば、補正部340は、部分期間の長さに応じた割合で、余剰額を、i+1番目以降の部分期間それぞれについての部分予算額に割当てることとしてもよい。例えば、2日間である部分期間と、1日間である部分期間と、があるとする。その場合、補正部340は、2日間である部分期間の部分予算額に割当て量を、1日間である部分期間の部分予算額に割当て量の2倍になるように、余剰額を割当てることとなる。
For example, the
また、補正部340は、処理時点におけるi+1番目以降の部分期間それぞれの部分予算額に応じた割合で、余剰額を、i+1番目以降の部分期間それぞれについての部分予算額として割当てることとしてもよい。例えば、S413の処理時点において、部分予算額が2000円の部分期間と、部分予算額が1000円の部分期間と、があるとする。その場合、補正部340は、部分予算額が2000円の部分期間の部分予算額として割当てる量を、部分予算額が1000円の部分期間の部分予算額として割当てる量の2倍になるように、余剰額を割当てることとなる。
Further, the
また、複数の部分期間それぞれについての余剰額の配分の割合が予め定められていてもよい。この場合、補正部340は、その割合にしたがって、i+1番目以降の部分期間それぞれについての部分予算額に割当てることとしてもよい。
Moreover, the distribution ratio of the surplus amount for each of the plurality of partial periods may be predetermined. In this case, the
また、補正部340は、平年の設定期間の気温データに基づいて、複数の部分期間それぞれについての余剰額の配分の割合を決定し、決定した割合で、余剰額を割当ててもよい。例えば、補正部340は、平年の設定期間の気温データから、平年のi+1番目以降の部分期間それぞれの気温を特定し、特定した部分期間それぞれの気温に基づいて、配分の割合を決定する。補正部340は、空気調和機110が冷房運転される場合、部分期間の気温が高い程、その部分期間についての余剰額の配分の割合を高くする。また、補正部340は、空気調和機110が暖房運転される場合、部分期間の気温が高い程、その部分期間についての余剰額の配分の割合を低くする。
Further, the
また、補正部340は、過去の電力料金の実績から、i+1番目以降の部分期間それぞれについての余剰額の配分の割合を決定し、決定した割合で、余剰額を割当ててもよい。例えば、補正部340は、1年前の設定期間におけるi+1番目以降の部分期間それぞれにおける電力料金に基づいて、i+1番目以降の部分期間それぞれについての余剰額の配分の割合を決定してもよい。
In addition, the
また、補正部340は、i+1番目以降の部分期間のうちの一部の部分期間について、余剰額の割当て量を0とすることとしてもよい。即ち、補正部340は、余剰額をi+1番目以降の部分期間のうちの一部の部分期間についてのみ割当てることとしてもよい。
Further, the
(変形例7)
本実施形態では、空気調和システム100は、運転予算額に基づいて、設定期間における空気調和機110の全体の運転を制御することとした。ただし、他の例として、空気調和システム100は、空気調和機110の室内機ごとの運転を制御することとしてもよい。それにより、空気調和システム100は、室内機が設置されている場所(例えば、部屋等)ごとに、予算内でのより快適な空気調和を実現できる。
(Modification 7)
In this embodiment, the
例えば、空気調和システム100は、運転予算額に基づいて、設定期間における室内機111を介した空気調和に係る運転を制御することとしてもよい。その場合の制御装置120の処理の一例について図4を用いて説明する。
For example, the
S401〜S404、S406〜S407、S411、S413、S414の処理それぞれは、前述した処理と同様である。ただし、運転予算額は、空気調和機110の全体の運転の予算額ではなく、空気調和機110全体の運転のうち室内機111に係る運転の予算額となる。
The processing of S401 to S404, S406 to S407, S411, S413, and S414 is the same as the processing described above. However, the operation budget amount is not the budget amount of the entire operation of the
また、運転制御部330は、定期的に電力量計130から、室内機111と室内機113と室外機115とのそれぞれが消費した電力量の計測値を取得する。そして、運転制御部330は、計測値と計測時刻とを対応付けて計測履歴として、補助記憶装置230等の記憶部に蓄積することとする。
In addition, the
S405において、運転制御部330は、空気調和機110に対して、室内機111について冷房運転、暖房運転のうちの何れかの運転をするよう指示し、室内機111について設定温度を初期値に設定するように指示する。
In step S405, the
S408において、運転制御部330は、S407で経過したと判定された一定期間に室内機111に係る運転において消費された電力の料金を見積もる。より具体的には、運転制御部330は、計測履歴に基づいて、S407で経過したと判定された一定期間に室内機111、室内機113、室外機115が消費した電力量それぞれを特定する。運転制御部330は、室外機115が消費した電力量のうち、室内機111に係る運転によって消費された電力量を特定する。運転制御部330は、(室外機115が消費した電力量)×(室内機111が消費した電力量)/(室内機111が消費した電力量+室内機113が消費した電力量)の式を用いて、室内機111に係る運転によって室外機115で消費された電力量を特定する。
In S408, the
そして、運転制御部330は、室内機111に係る運転によって室外機115で消費された電力量と、室内機111の消費した電力量と、の和を、その一定期間において室内機111に係る運転において消費された電力として取得する。運転制御部330は、取得した電力とその一定期間における電力単価との積を、その一定期間に室内機111に係る運転において消費された電力の料金として特定する。
Then, the
S409において、運転制御部330は、i番目の部分期間に対応する部分予算額に基づいて、S407で経過したと判定した一定期間に室内機111に係る運転の電力料金の目標額を決定する。S410において、運転制御部330は、S408で特定した電力料金と、S409で決定した目標額と、の差分に基づいて、室内機111の設定温度を更新する。
In S409, the
S412において、運転制御部330は、i番目の部分期間において、室内機111に係る運転において実際に消費された電力量を取得する。より具体的には、運転制御部330は、計測履歴に基づいて、i番目の部分期間に室内機111、室内機113、室外機115が消費した電力量それぞれを特定する。運転制御部330は、室外機115が消費した電力量のうち、室内機111に係る運転によって消費された電力量を特定する。運転制御部330は、(室外機115が消費した電力量)×(室内機111が消費した電力量)/(室内機111が消費した電力量+室内機113が消費した電力量)の式を用いて、室内機111に係る運転によって室外機115で消費された電力量を特定する。
In S412, the
そして、運転制御部330は、室内機111に係る運転によって室外機115で消費された電力量と、室内機111の消費した電力量と、の和を、i番目の部分期間において室内機111に係る運転において消費された電力として取得する。運転制御部330は、取得した電力とそのi番目の部分期間における電力単価との積を、その一定期間に室内機111に係る運転において消費された電力の料金として特定する。
Then, the
(変形例8)
本実施形態では、補正部340は、S413で、余剰額がどのような値であっても、i+1番目以降の部分期間それぞれについて割当てることとした。ただし、他の例として、補正部340は、S413で、余剰額が0以上である場合には、余剰額の割当てを行わずに、余剰額が0未満である場合のみ、余剰額の割当てを行うこととしてもよい。これにより、空気調和システム100は、予算をより節約することができる。
(Modification 8)
In the present embodiment, the
(変形例9)
本実施形態では、制御装置120は、入力装置240を介した入力に基づいて、各種の情報(運転予算額等)を取得することとした。ただし、他の例として、制御装置120は、リモコン112又はリモコン114を介した入力に基づいて、各種の情報を取得することとしてもよい。その場合、室内機111又は室内機113は、リモコン112又はリモコン114を介して入力された情報を、制御装置120に送信する。
(Modification 9)
In the present embodiment, the
(変形例10)
本実施形態では、出力部350は、補正部340により補正されたi+1番目以降の部分期間それぞれについての部分予算額の情報を、出力装置250である表示装置に表示することで出力することとした。ユーザがこの出力された情報を確認し、補正後の部分予算額を更に補正したいと要望する場合がある。そこで、補正部340は、出力部350による補正された部分予算額の情報の表示の後で、以下のような処理を行うこととしてもよい。
(Modification 10)
In the present embodiment, the
即ち、補正部340は、入力装置240を介したユーザ操作に基づいて、ある部分期間について、部分予算額の補正値の指定を受付け、その部分期間の部分予算額を、受け付けた補正値に補正することとしてもよい。また、補正部340は、入力装置240を介したユーザ操作に基づいて、ある部分期間について、部分予算額の補正値の変更量を受付け、その部分期間の部分予算額を、受け付けた変更量だけ補正することとしてもよい。これにより、空気調和システム100は、より柔軟な空気調和機110の制御を実現できる。
That is, the
(変形例11)
本実施形態では、制御装置120が、図4の処理を実行することとした。ただし、他の例として、室外機115に含まれるプロセッサが図4の処理と同様の処理を実行することとしてもよい。その場合、室外機115のプロセッサは、各種情報をリモコンと室内機とを介して取得する。例えば、室外機115のプロセッサは、S401で運転予算額を以下のようにして取得する。室内機111又は室内機113は、リモコン112又は114を介してユーザから指定された設定期間の空気調和機110の運転に係る運転予算額の情報を受付ける。そして、室内機111又は室内機113は、受け付けた運転予算額の情報を、室外機115に送信する。室外機115のプロセッサは、このようにして運転予算額の情報を取得する。
(Modification 11)
In the present embodiment, the
このようにすることで、空気調和システム100は、例えば家庭用エアコン等のように制御装置120がない場合についても、本実施形態の処理を適用できる。
By doing so, the
(変形例12)
本実施形態では、空気調和機110は、図1に示すように、2つの室内機に対して、1つの室外機を有する空気調和機であるとした。ただし、他の例として、空気調和機110は、1つの室内機に対して、1つの室外機を有する空気調和機であるとしてもよいし、3つ以上の室内機に対して、1つの室外機を有する空気調和機であるとしてもよい。また、空気調和機110は、2つ以上の室外機を有する空気調和機であるとしてもよい。
(Modification 12)
In the present embodiment, the
<その他の実施形態>
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
<Other embodiments>
The present invention supplies a program that implements one or more functions of the above-described embodiments to a system or apparatus via a network or a storage medium, and one or more processors in a computer of the system or apparatus read and execute the program. It can also be realized by the processing. It can also be realized by a circuit (for example, ASIC) that realizes one or more functions.
例えば、上述した空気調和システム100の機能構成の一部又は全てをハードウェアとして制御装置120、室外機115等に実装してもよい。以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではない。上述した各実施形態を任意に組み合わせてもよい。
For example, part or all of the functional configuration of the
100 空気調和システム
110 空気調和機
120 制御装置
100
Claims (15)
前記取得手段により取得された前記運転予算額を、前記設定期間に含まれる複数の部分期間のそれぞれに対し、前記空気調和機の運転にかかる電力料金の前記部分期間における予算額である部分予算額として割当てる割当手段と、
前記複数の部分期間のうち既に経過した部分期間である経過期間において前記空気調和機の運転にかかった実際の電力料金の額と、前記割当手段により前記運転予算額が割当てられた前記経過期間の前記部分予算額と、の差分に基づいて、前記複数の部分期間のうち、経過していない部分期間の前記部分予算額を補正する第1の補正手段と、
を有する空気調和システム。 An acquisition means for acquiring an operation budget amount, which is a budget amount of an electric power charge for operating the air conditioner in the set period,
The operation budget amount acquired by the acquisition unit is a budget amount for each of a plurality of partial periods included in the set period, which is a budget amount for the partial period of the electric power charge for operating the air conditioner. Allocation means to allocate as
The amount of the actual electric power charge for the operation of the air conditioner in the elapsed period that is the partial period that has already passed among the plurality of partial periods, and the elapsed period in which the operating budget amount is allocated by the allocation unit. First correction means for correcting the partial budget amount of a partial period that has not elapsed among the plurality of partial periods based on the difference between the partial budget amount and the partial budget amount;
Air conditioning system having.
前記取得手段により取得された前記運転予算額を、前記設定期間に含まれる複数の部分期間のそれぞれに対し、前記空気調和機の運転にかかる電力料金の前記部分期間における予算額である部分予算額として割当てる割当手段と、
前記複数の部分期間のうち既に経過した部分期間である経過期間において前記空気調和機の運転にかかった実際の電力料金の額と、前記割当手段により前記運転予算額が割当てられた前記経過期間の前記部分予算額と、の差分に基づいて、前記複数の部分期間のうち、経過していない部分期間の前記部分予算額を補正する補正手段と、
を有する情報処理装置。 An acquisition means for acquiring an operation budget amount, which is a budget amount of an electric power charge for operating the air conditioner in the set period,
The operating budget amount acquired by the acquisition means is a budget amount for each of a plurality of partial periods included in the setting period, which is a budget amount in the partial period of the electric power charge for operating the air conditioner. Allocation means to allocate as
The amount of the actual power charge for the operation of the air conditioner in the elapsed period that is the partial period that has already passed among the plurality of partial periods, and the elapsed period in which the operating budget amount is assigned by the assigning unit. Correction means for correcting the partial budget amount of the partial period that has not elapsed among the plurality of partial periods based on the difference between the partial budget amount and
An information processing apparatus having.
設定期間における空気調和機の運転にかかる電力料金の予算額である運転予算額を取得する取得ステップと、
前記取得ステップで取得された前記運転予算額を、前記設定期間に含まれる複数の部分期間のそれぞれに対し、前記空気調和機の運転にかかる電力料金の前記部分期間における予算額である部分予算額として割当てる割当ステップと、
前記複数の部分期間のうち既に経過した部分期間である経過期間において前記空気調和機の運転にかかった実際の電力料金の額と、前記割当ステップで前記運転予算額が割当てられた前記経過期間の前記部分予算額と、の差分に基づいて、前記複数の部分期間のうち、経過していない部分期間の前記部分予算額を補正する補正ステップと、
を含む情報処理方法。 An information processing method executed by an air conditioning system,
An acquisition step of acquiring an operating budget amount, which is a budget amount of the electric power charge for operating the air conditioner in the set period,
The operating budget amount acquired in the acquisition step is a budget amount for each of the plurality of partial periods included in the setting period, which is a budget amount for the partial period of the electric power charge for operating the air conditioner. Assigning step as
The amount of the actual electric power charge required for the operation of the air conditioner in the elapsed period that is the partial period that has already passed among the plurality of partial periods, and the elapsed period in which the operation budget amount is allocated in the allocation step. A correction step of correcting the partial budget amount of the partial period that has not elapsed among the plurality of partial periods based on the difference between the partial budget amount and
Information processing method including.
設定期間における空気調和機の運転にかかる電力料金の予算額である運転予算額を取得する取得ステップと、
前記取得ステップで取得された前記運転予算額を、前記設定期間に含まれる複数の部分期間のそれぞれに対し、前記空気調和機の運転にかかる電力料金の前記部分期間における予算額である部分予算額として割当てる割当ステップと、
前記複数の部分期間のうち既に経過した部分期間である経過期間において前記空気調和機の運転にかかった実際の電力料金の額と、前記割当ステップで前記運転予算額が割当てられた前記経過期間の前記部分予算額と、の差分に基づいて、前記複数の部分期間のうち、経過していない部分期間の前記部分予算額を補正する補正ステップと、
を含む情報処理方法。 An information processing method executed by an information processing device, comprising:
An acquisition step of acquiring an operating budget amount, which is a budget amount of the electric power charge for operating the air conditioner in the set period,
The operating budget amount acquired in the acquisition step is a partial budget amount that is a budget amount in the partial period of an electric power charge for operating the air conditioner for each of a plurality of partial periods included in the setting period. Assigning step as
The amount of the actual electric power charge required for the operation of the air conditioner in the elapsed period that is the partial period that has already elapsed among the plurality of partial periods, and the elapsed period in which the operation budget amount is allocated in the allocation step. A correction step of correcting the partial budget amount of a partial period that has not elapsed among the plurality of partial periods based on the difference between the partial budget amount and
Information processing method including.
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