JP2020126154A - 画像表示システム、画像制御装置、及び位置認識方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】表示部として採用可能な装置の種類が制限されることを抑制できる画像表示システム、画像制御装置、及び位置認識方法を提供する。【解決手段】画像表示システム100は、撮像部5と、外部制御部22とを備える。撮像部5は、複数の表示部310を撮像して複数の表示部310を示す画像データを生成する。外部制御部22は、複数の表示部310の位置を認識する位置認識処理を行う。外部制御部22は、複数の表示部310を示す画像データに基づいて、複数の表示部310の位置を認識する。【選択図】図1
Description
本発明は、画像表示システム、画像制御装置、及び位置認識方法に関する。
従来の画像表示システムは、マルチディスプレイを構成する複数の表示部を備えており、1画面分の画像を複数の表示部で表示していた。従来の表示部は、画像を表示する表示面と、表示面を囲む額縁(ベゼル)とを有していた。また、従来の表示部は、額縁補正機能を有していた。額縁補正機能は、1画面分の画像を複数の表示部で表示する際、1画面分の画像から額縁上に位置する部分を間引いた画像を表示する機能である。その結果、額縁上にも画像があるかのように複数の表示部に画像を表示させることが可能である。しかし、表示部と表示部との間に額縁の幅以上の間隔が空いている場合、額縁補正機能では対応できなかった。例えば、表示部と表示部との間に柱が存在している場合である。
特許文献1に記載のマルチディスプレイシステムは、複数の表示端末と、制御装置とを有する。表示端末は、コード表示手段を有する。コード表示手段は、表示端末毎の識別情報を含むQRコード(登録商標)の画像を表示部に表示する。制御装置は、撮影手段と、距離計算手段と、表示制御手段とを有する。撮影手段は、複数の表示端末の表示部を撮影して撮影画像を取得する。距離計算手段は、撮影画像に含まれるQRコード(登録商標)の画像に基づいて、各表示部の位置を認識する。距離計算手段は、QRコード(登録商標)の画像の撮影位置及び撮影サイズに基づいて、表示部同士の距離を計算する。表示制御手段は、各表示端末の配置と、表示部同士の距離とに基づいて、1画面分の画像のうち表示端末毎に表示すべき部分画像を表示させるための表示情報を、対応する表示端末に送信する。その結果、表示部と表示部との間に額縁の幅以上の間隔が空いていても、1画面分の画像から表示部と表示部との間に位置する部分を間引いた画像を表示することが可能である。
しかし、LEDディスプレイのような解像度が低いディスプレイには、QRコード(登録商標)のような複雑な画像を表示させることが困難であった。従って、表示部として解像度が低いディスプレイが採用された場合、各表示部の位置を認識することが困難であった。その結果、表示部としてQRコード(登録商標)の画像を表示できるような解像度が高いディスプレイを採用しなければならず、表示部として採用可能な装置の種類が制限されていた。
本発明は、表示部として採用可能な装置の種類が制限されることを抑制できる画像表示システム、画像制御装置、及び位置認識方法を提供する。
本発明の第1の局面によれば、画像表示システムは、1画面分の画像である1画面画像の全部又は一部を複数の表示部で表示させる。画像表示システムは、撮像部と、制御部とを備える。撮像部は、前記複数の表示部を撮像して前記複数の表示部を示す画像データを生成する。制御部は、前記複数の表示部の位置を認識する位置認識処理を行う。前記制御部は、前記複数の表示部を示す画像データに基づいて、前記複数の表示部の位置を認識する。
本発明の第2の局面によれば、画像制御装置は、1画面分の画像である1画面画像の全部又は一部を複数の表示部で表示させる画像表示システムに含まれる。画像制御装置は、取得部と、制御部とを備える。取得部は、前記複数の表示部を示す画像データを取得する。制御部は、前記複数の表示部の位置を認識する位置認識処理を行う。前記制御部は、前記複数の表示部を示す画像データに基づいて、前記複数の表示部の位置を認識する。
本発明の第3の局面によれば、位置認識方法は、1画面分の画像の全部又は一部を複数の表示部で表示させる画像表示システムに用いられ、前記複数の表示部の位置をコンピューターに認識させる。位置認識方法は、前記複数の撮像部を撮像して前記複数の表示部を示す画像データを生成する生成工程を備える。位置認識方法は、前記コンピューターが備える制御部が、前記生成工程で生成された前記複数の表示部を示す画像データに基づいて、前記複数の表示部の位置を認識する工程を備える。
本発明によれば、表示部として採用可能な装置の種類が制限されることを抑制できる。
本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
図1を参照して、本発明の実施形態に係る画像表示システム100について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る画像表示システム100のブロック図である。画像表示システム100は、例えば、デジタルサイネージの分野で利用される。
図1に示すように、画像表示システム100は、画像入力装置1と、外部制御装置2と、マルチディスプレイ3と、入力部4と、撮像部5とを備える。
画像入力装置1は、マルチディスプレイ3に表示させる画像データを取得して外部制御装置2に入力する。画像入力装置1は、外部制御装置2と有線又は無線によって通信可能に接続されている。画像入力装置1は、例えば、テレビ放送の画像データを受信可能な受信装置、PC(Personal Computer)のような情報処理装置、又は、DVDプレーヤーのような再生装置である。画像入力装置1が受信装置の場合、画像入力装置1は、テレビ放送の画像データを受信して外部制御装置2に入力する。画像入力装置1が情報処理装置の場合、画像入力装置1は、画像入力装置1の記憶部(例えば、HDD)に記憶している画像データを外部制御装置2に入力する。画像入力装置1が再生装置の場合、画像入力装置1は再生処理を行うことで画像データを外部制御装置2に入力する。再生処理は、DVDのような記録媒体に記録された画像を再生する処理を示す。
外部制御装置2は、マルチディスプレイ3と有線又は無線通よって通信可能に接続されている。外部制御装置2は、マルチディスプレイ3を制御する。本実施形態では、外部制御装置2とマルチディスプレイ3とは、シリアル通信に用いられるシリアルケーブル11で接続されている。
外部制御装置2は、本発明の画像制御装置の一例である。
マルチディスプレイ3は、複数の表示装置30を含む。本実施形態では、複数の表示装置30は、第1表示装置31から第9表示装置39で構成される。なお、表示装置30の個数は、複数であればよく、9つに限定されない。
本実施形態の表示装置30は、LEDディスプレイである。なお、表示装置30は、LEDディスプレイに限定されない。表示装置30は、例えば、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display)、EL(Electro−Luminescence)ディスプレイ、又は、プラズマディスプレイ(PDP)でもよい。
複数の表示装置30は、シリアルケーブル12により接続される。複数の表示装置30は、デイジーチェーン状に接続される。第1表示装置31は、外部制御装置2に接続される。第1表示装置31〜第9表示装置39は、第1表示装置31〜第9表示装置39の順番に接続される。なお、順番は、外部制御装置2から数えた順番を示す。
表示装置30は、表示部310を含む。表示部310は、表示装置30のうち画像が表示される部分を示すデバイスである。表示装置30がLEDディスプレイの場合、表示部310はLEDディスプレイパネルである。なお、表示装置30は、液晶ディスプレイパネル、有機ELディスプレイパネル、又は、プラズマディスプレイパネルでもよい。
画像表示システム100は、1画面画像の全部又は一部を複数の表示部310で表示させる。
本実施形態では、表示部310は、第1表示部311から第9表示部319で構成される。第1表示部311から第9表示部319は、それぞれ、第1表示装置31〜第9表示装置39と対応する。
なお、画像表示システム100において、表示部310の個数は9個に限定されない。表示部310は、複数設けられればよい。複数の表示部310の配列は、特に限定されない。例えば、複数の表示部310が一列に並べられてもよい。また、隣り合う表示部310が、互いに間隔を空けて配置されてもよい。
入力部4は、画像表示システム100に対する指示を受け付ける。入力部4は、例えば、リモートコントローラーである。入力部4は、例えば、操作ボタン、及び/又は、タッチパネルのような操作部を含む。ユーザーは、操作部を操作して、画像表示システム100に対する指示を入力する。
撮像部5は、複数の表示部310を撮像する。撮像部5は、例えば、テジタルカメラである。撮像部5は、外部制御装置2と有線又は無線通よって通信可能に接続されている。
次に、図2を参照して、外部制御装置2について説明する。図2は、外部制御装置2の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、外部制御装置2は、外部記憶部21と、外部制御部22と、外部画像処理部23と、外部通信部24と、外部受信部25とを含む。
外部記憶部21は、ROM(Read Only Memory)、及びRAM(Random Access Memory)のような主記憶装置(例えば、半導体メモリー)を含み、補助記憶装置(例えば、ハードディスクドライブ)をさらに含んでもよい。外部記憶部21は、外部制御部22によって実行される種々のコンピュータープログラムを記憶する。
外部制御部22は、CPU(Central Processing Unit)及びMPU(Micro Processing Unit)のようなプロセッサーを含む。外部制御部22は、外部記憶部21に記憶されたコンピュータープログラムを実行することにより、外部制御装置2の各要素を制御する。
外部制御部22は、本発明の制御部の一例である。
外部画像処理部23は、画像入力装置1から入力される画像データに対して所定の画像処理を行う。外部画像処理部23は、例えば、画像入力装置1から入力される画像のピクセル数を、マルチディスプレイ3の表示画面の寸法(解像度)に応じたピクセル数に変換する処理を行う。なお、外部画像処理部23は、プロセッサーで構成されるものでもよく、ハードウェアロジックによって実現されるものでもよい。
外部通信部24は、外部制御部22がマルチディスプレイ3に出力するために生成した制御情報を、予め定められたシリアル通信の規格に従った電気信号に符号化してマルチディスプレイ3に出力する。また、外部通信部24は、マルチディスプレイ3から入力される電気信号を予め定められたシリアル通信の規格に応じて復号化して外部制御部22に伝達する。外部制御部22は、外部通信部24及びシリアルケーブル11を介して所定のコマンドをマルチディスプレイ3に出力する。また、外部制御部22は、外部通信部24及びシリアルケーブル11を介して画像データをマルチディスプレイ3に出力する。
外部受信部25は、入力部4及び撮像部5の各々から送信される信号を受信する。外部受信部25は、入力部4及び撮像部5と有線又は無線によって通信可能に接続されている。例えば、外部受信部25が入力部4及び撮像部5と無線接続される場合、外部受信部25はアンテナを含む。外部受信部25が入力部4及び撮像部5と有線接続される場合、外部受信部25は入力端を含む。
外部受信部25は、本発明の取得部の一例である。
以下では、図1に示す第1表示装置31〜第9表示装置39のうち、N番目の表示装置を第N表示装置3Nと記載することがある。Nは、1以上、9以下の整数である。
次に、図3を参照して、第N表示装置3Nについて説明する。図3は、第N表示装置3Nの構成を示すブロック図である。図3に示す第N表示装置3Nは、第1表示装置31(N=1)〜第9表示装置39(N=9)の各々の構成を示している。
図3に示すように、第N表示装置3Nは、第N表示部31Nと、第N記憶部32Nと、第N制御部33Nと、第N通信部34Nとを有する。
第N表示部31Nは、第1表示装置31の第1表示部311(N=1)〜第9表示装置39の第9表示部319(N=9)を示す。
第N記憶部32Nは、第1表示装置31の第1記憶部321(N=1)〜第9表示装置39の第9記憶部329(N=9)を示す。第N記憶部32Nは、ROM、及びRAMのような主記憶装置を含み、補助記憶装置をさらに含んでもよい。第N記憶部32Nは、第N制御部33Nによって実行される種々のコンピュータープログラムを記憶する。
第N記憶部32Nは、ID情報IDNを記憶する。
ID情報IDNは、第N表示部31Nを識別するための情報である。ID情報は、例えば、数字、及び/又は、文字のような記号を含む。
第1表示装置31〜第9表示装置39がシリアルケーブル11及びシリアルケーブル12により外部制御装置2に接続されると(図1参照)、外部制御装置2の外部制御部22が、第1表示部311〜第9表示部319に、それぞれ、ID情報ID1〜ID情報ID9を割り当てる。その結果、第1記憶部321〜第9記憶部329が、それぞれ、ID情報ID1〜ID情報ID9を記憶する。
外部制御装置2は、第1表示部311〜第9表示部319を識別するためにID情報IDNを用いる。
第N制御部33Nは、第1表示装置31の第1制御部331(N=1)〜第9表示装置39の第9制御部339(N=9)を示す。第N制御部33Nは、CPU及びMPUのようなプロセッサーを含む。第N制御部33Nは、第N記憶部32Nに記憶されたコンピュータープログラムを実行することにより、第N表示装置3Nの各要素を制御する。
第N通信部34Nは、第1表示装置31の第1通信部341(N=1)〜第9表示装置39の第9通信部349(N=9)を示す。第N通信部34Nは、第N通信部34Nと同じ通信規格で通信を行う電子機器との間で情報を送受信する。第N通信部34Nは、例えば、外部制御装置2からの制御情報を受信する。また、第N通信部34Nは、第N制御部33Nが生成した情報を、外部制御装置2、及び/又は、他の表示装置30に送信する。
次に、図4から図10を参照して、画像表示システム100の第1の動作について説明する。図4は、画像表示システム100の第1の動作を示す第1フロー図である。図5は、画像表示システム100の第1の動作を示す第2フロー図である。画像表示システム100の第1の動作では、複数の表示部310の表示領域を設定する処理が行われる。
図4に示すように、ステップS1において、外部通信部24が第1表示装置31に対して画面表示指示を示す情報を送信するように、外部制御部22が外部通信部24を制御する。その結果、画面表示指示を示す情報が、外部制御装置2から第1表示装置31に送信される。画面表示指示は、確認画面Kを表示することを指示する制御コマンドである。確認画面Kは、表示部310の位置を外部制御装置2に認識させるための画面である。
ステップS2において、第1表示装置31が、画面表示指示を受信する。
図6は、第1表示装置31の第1表示部311に確認画面Kが表示された状態を示す図である。
図4及び図6に示すように、ステップS3において、第1表示装置31は、第1表示部311に確認画面Kを表示させる。確認画面Kには、例えば、単数又は複数の色で形成された画像が表示される。確認画面Kに表示される画像は、特に限定されない。
ステップS4において、外部通信部24が撮像部5に対して撮像指示を示す情報を送信するように、外部制御部22が外部通信部24を制御する。その結果、撮像指示を示す情報が、外部制御装置2から撮像部5に送信される。
ステップS5において、撮像部5は、撮像指示を示す情報を受信する。
ステップS6において、撮像部5は、複数の表示部310を撮像する。その結果、撮像部5は、複数の表示部310を示す画像データを生成する。
ステップS7において、撮像部5は、外部制御装置2に対して,複数の表示部310を示す画像データを送信する。ステップS7に示す処理が終了すると、撮像部5の処理が終了する。
ステップS8において、外部制御装置2の外部受信部25は、複数の表示部310を示す画像データを受信する。言い換えれば、外部制御装置2の外部受信部25は、撮像部5によって撮像された複数の表示部310を示す画像を受信する。
ステップS9において、外部制御装置2の外部制御部22は、撮像部5から受信した画像のうち確認画面Kの画像が表示される部分を第1表示部311として特定する。本実施形態では、外部制御部22は、図6に示す複数の表示部310のうち左下部に位置する確認画面Kを表示中の表示部310を第1表示部311として特定する。その結果、外部制御装置2の外部制御部22は、複数の表示部310を示す画像データに基づいて、第1表示部311の位置を認識する。
図5に示すように、ステップS10において、外部制御装置2の外部記憶部21は、第1表示部311の位置情報を記憶する。
以下では、ステップS1からステップS10に示す処理を、位置認識処理と記載することがある。
ステップS11において、外部制御装置2の外部記憶部21は、第1表示部311から第9表示部319の全ての表示部310に対する位置認識処理が終了したか否かを判定する。
全ての表示部310に対する位置認識処理が終了していないと外部制御部22が判定すると(ステップS11で、No)、処理が図4に示すステップS1に移行する。例えば、第1表示部311に対する位置認識処理が終了した直後は、第2表示部312から第9表示部319に対する位置認識処理は終了していない。従って、ステップS11において、外部制御部22は「No」と判定する。そして、第2表示部312から第9表示部319の各々に対する位置認識処理が順番に行われる。
図7は、第2表示部312に対する位置確認処理が行われている状態を示す図である。図8は、第9表示部319に対する位置確認処理が行われている状態を示す図である。
図7に示すように、第2表示部312に対する位置認識処理が行われる際、ステップS6において、第1表示部311及び第2表示部312に確認画面Kが表示された状態で、撮像部5が複数の表示部310を撮像する。その結果、ステップS9において、外部制御装置2の外部制御部22は、第2表示部312の位置を認識する。
図8に示すように、第9表示部319に対する位置認識処理が行われる際、ステップS6において、第1表示部311〜第9表示部319に確認画面Kが表示された状態で、撮像部5が複数の表示部310を撮像する。その結果、ステップS9において、外部制御装置2の外部制御部22は、第9表示部319の位置を認識する。
外部制御部22は、第1表示部311から第9表示部319の全ての表示部310に対して、ステップS1からステップS10に示す位置認識処理を行う。その結果、外部制御部22は、複数の表示部310(第1表示部311から第9表示部319)の位置を認識する。
外部制御部22が複数の表示部310の位置を認識することで、外部記憶部21が、複数の表示部310の位置を示す情報を記憶する。複数の表示部310の位置は、第1表示部311から第9表示部319の相対的な位置を示す。
ステップS11において、全ての表示部310に対する位置認識処理が終了したと外部制御部22が判定すると(ステップS11で、Yes)、処理がステップS12に移行する。
ステップS12において、外部制御部22は、表示画面300を生成する。
図9は、表示画面300と複数の表示部310との位置関係を示す。
図9に示すように、本実施形態の複数の表示部310は、第1ブロックB1と、第2ブロックB2と、第3ブロックB3とに分割される。
第1ブロックB1は、第1表示部311から第3表示部313で構成される。第2ブロックB2は、第4表示部314から第6表示部316で構成される。第3ブロックB3は、第7表示部317から第9表示部319で構成される。
第1ブロックB1から第3ブロックB3の各々は、3つの表示部310を略L字状に並べた形状を有する。第1ブロックB1と第2ブロックB2とは、横方向に沿って距離L1mmだけ離間している。第2ブロックB2と第3ブロックB3とは、横方向に沿って距離L2mmだけ離間している。
表示画面300の境界は、複数の表示部310を囲むように形成される。本実施形態では、表示画面300の境界は、略矩形状に形成される。表示画面300の境界は、複数の表示部310の各々の1辺又は2辺に沿う。なお、表示画面300の境界の形状は、特に限定されない。
表示画面300内には、表示領域と、非表示領域αとが存在する。表示領域は、表示部310が位置する領域である。表示領域は、表示部310のうち画像を表示可能な表示面が位置する領域と、表示面を囲む額縁(ベゼル)が位置する領域とを含む。非表示領域αは、表示部310が位置しない領域である。非表示領域αには、画像を表示不能である。
例えば、柱のような障害物が存在する場合、柱が邪魔になり、複数の表示部310を隣り合わせに設置することができない。この場合、障害物を挟むようにして複数の表示部310が設置されることがある。その結果、障害物の位置する領域が非表示領域αになる。
ステップS13において、外部制御部22は、位置認識処理により認識した第1表示部311〜第9表示部319の位置を示す情報と、表示部310の寸法情報とに基づいて、表示画面300の寸法を算出する。
図10は、表示部310の寸法情報を示す図である。図10に示すように、表示部310の寸法情報は、表示部310の寸法を示す情報である。本実施形態では、複数の表示部310は、同じ寸法を有する。
表示部310の寸法情報は、表示部310の縦のピクセル数を示す情報と、表示部310の横のピクセル数を示す情報と、1ピクセルの寸法を示す情報とを含む。本実施形態では、表示部310の縦のピクセル数は、Yピクセルである。表示部310の横のピクセル数は、Xピクセルである。1ピクセルの寸法は、寸法Pmmである。表示部310の寸法情報は、予め外部記憶部21(図2参照)に記憶されている。
図9及び図10に示すように、外部制御部22は、表示部310の寸法情報と、第1表示部311から第9表示部319の各々の位置情報とに基づいて、表示画面300の寸法を算出する。本実施形態では、表示画面300の寸法は、ピクセル数で算出される。本実施形態では、表示画面300の縦のピクセル数は、2Yピクセルである。表示画面300の横のピクセル数は、(6X+L1/P+L2/P)ピクセルである。
図5及び図9に示すように、ステップS14において、外部制御部22は、表示部310毎に、表示領域を算出する。外部制御部22は、位置認識処理により認識した第1表示部311〜第9表示部319の各々の位置と、表示部310の寸法情報とに基づいて、第1表示部311〜第9表示部319の各々の表示領域を算出する。
以下では、第N表示部31Nの表示領域を、第N表示領域βNと記載することがある。第N表示領域βNは、表示画面300内で第N表示部31Nが位置する領域を示す。
本実施形態では、外部制御部22は、第1表示領域β1〜第9表示領域β9を算出する。第1表示領域β1〜第9表示領域β9は、それぞれ、第1表示部311〜第9表示部319の表示領域を示す。各表示領域は、例えば、ピクセルで規定される。
ステップS15において、外部通信部24が第N表示装置3Nに対して第N表示領域βNを示す情報を送信するように、外部制御部22が外部通信部24を制御する。その結果、第N表示装置3Nに対して第N表示領域βNを示す情報が送信される。本実施形態では、第1表示装置31〜第9表示装置39に対して、それぞれ、第1表示領域β1を示す情報〜第9表示領域β9を示す情報が送信される。この場合、第N表示領域βNを示す情報に対して第N表示部31Nを示すID情報IDNが付加される。その結果、第N表示装置3Nが第N表示領域βNを示す情報を、ID情報IDNに基づいて識別して取得する。ステップS15に示す処理が終了すると、外部制御装置2の処理が終了する。
ステップS16において、第N表示装置3Nは、第N表示領域βNを示す情報を受信する。本実施形態では、第1表示装置31〜第9表示装置39は、それぞれ、第1表示領域β1を示す情報〜第9表示領域β9を示す情報を受信する。
ステップS17において、第N記憶部32Nは、第N表示領域βNを示す情報を記憶する。本実施形態では、第1記憶部321〜第9記憶部329は、それぞれ、第1表示領域β1を示す情報〜第9表示領域β9を示す情報を記憶する。その結果、第1表示部311〜第9表示部319の各々の表示領域が設定される。ステップS17に示す処理が終了すると、画像表示システム100の第1の動作が終了する。
以上、図4〜図10を参照して説明したように、ステップS9において、外部制御部22は、複数の表示部310を示す画像データに基づいて、複数の表示部310の位置を認識する。従って、表示部310が高い解像度を有さなくても、外部制御部22は、複数の表示部310の位置を認識することができる。その結果、表示部310として採用可能な装置の種類が制限されることを抑制できる。
ステップS1〜ステップS11に示す位置認識処理では、確認画面Kを表示する表示部310が1つずつ増加される。そして、確認画面Kを表示する表示部310が増加される毎に、撮像部5により複数の表示部310が撮像される。従って、外部制御部22は、複数の表示部310の位置を1つずつ認識していくことができる。
また、表示部310に確認画面Kを表示する処理と、撮像部5で複数の表示部310を撮像する処理とが交互に繰り返されるので、複数の表示部310の各々に表示される確認画面Kは同一の画面でもよい。従って、確認画面Kを、例えば、単色の画面のような簡素な画面にすることができる。その結果、表示部310が高い解像度を有さなくてもよいので、表示部310として採用可能な装置の種類が制限されることを抑制できる。
また、ステップS13において、外部制御部22は、複数の表示部310の位置を示す情報と、複数の表示部310の各々の寸法情報とに基づいて、表示画面300の寸法を算出する。従って、外部制御部22は、外部記憶部21内に生成した表示画面300と、寸法情報とを比較することで、表示画面300の寸法を算出することが可能である。また、外部制御部22は、非表示領域αの画像と、寸法情報とを比較することで、非表示領域αの寸法を算出することが可能である。
次に、図11から図14を参照して、画像表示システム100の第2の動作について説明する。図11は、画像表示システム100の第2の動作を示すフロー図である。画像表示システム100の第2の動作では、マルチディスプレイ3により表示画像Gが表示される(図14参照)。
表示画像Gは、本発明の1画面画像の一例である。
図11に示すように、ステップS21において、画像入力装置1は、外部制御装置2に対して入力画像Fを示す入力画像データを送信する。ステップS21に示す処理が終了すると、画像入力装置1の処理が終了する。
図12(a)は、入力画像Fを示す図である。図12(a)に示すように、本実施形態では、入力画像Fは、略四角形状の環状の図形を示す。
図11及び図12(a)に示すように、ステップS22において、外部制御装置2の外部画像処理部23は、入力画像Fを示す入力画像データを受信する。
ステップS23において、外部画像処理部23は、入力画像Fに対して変換処理を行うことで、表示画像Gを生成する。変換処理は、入力画像Fのピクセル数を、マルチディスプレイ3の表示画面300の寸法に応じたピクセル数に変換する処理を示す。
図12(b)は、表示画像Gを示す図である。図11及び図12(b)に示すように、表示画像Gは、表示画面300の寸法に応じたサイズになるように、入力画像Fを拡大又は縮小した画像である。
ステップS24において、外部通信部24が第N表示装置3Nに対して表示画像Gを示す表示画像データを送信するように、外部制御部22が外部通信部24を制御する。その結果、外部制御装置2から第N表示装置3Nに対して表示画像データが送信される。本実施形態では、第1表示装置31〜第9表示装置39に対して表示画像データが送信される。詳しくは、第1表示装置31〜第9表示装置39はデイジーチェーン状に接続されている。従って、第1表示装置31が第2表示装置32に表示画像データを送信し、第2表示装置32が第3表示装置33に送信する。そして、デイジーチェーン接続の順番に従って、表示画像データが第9表示装置39まで送信される。ステップS24に示す処理が終了すると、外部制御装置2の処理が終了する。
ステップS25において、第N表示装置3Nが表示画像データを受信する。本実施形態では、第1表示装置31〜第9表示装置39が表示画像データを受信する。
ステップS26において、第N表示装置3Nの第N制御部33Nが、第N分割画像GNを生成する。詳しくは、第N表示装置3Nの第N制御部33Nは、第N記憶部32Nが記憶する第N表示領域βNを示す情報に基づいて、表示画像Gから第N分割画像GNを抽出する。第N分割画像GNは、表示画像Gのうち、第N表示領域βNに位置する画像を示す。
本実施形態では、第1制御部331〜第9制御部339は、それぞれ、第1分割画像G1〜第9分割画像G9を生成する。
図13は、第1分割画像G1を示す図である。図13において、第1分割画像G1は、表示画像Gのうち実線で表示される部分を示す。第1制御部331は、表示画像Gのうち第1表示領域β1に位置する部分を抽出することで、第1分割画像G1を生成する。
図11に示すように、ステップS27において、第N表示部31Nが第N分割画像GNを表示するように、第N制御部33Nが第N表示部31Nを制御する。その結果、第N表示部31Nに第N分割画像GNが表示される。
本実施形態では、第1制御部331〜第9制御部339は、それぞれ、第1表示部311〜第9表示部319を制御する。その結果、表示画面300に第1分割画像G1〜第9分割画像G9が表示される。ステップS27に示す処理が終了すると、画像表示システム100の第2の動作が終了する。
図14は、表示画面300に第1分割画像G1〜第9分割画像G9が表示されている状態を示す図である。図14に示すように、第1表示部311〜第9表示部319には、それぞれ、第1分割画像G1〜第9分割画像G9が表示される。
図14において、表示画像Gのうち第1分割画像G1〜第9分割画像G9以外の部分を点線で示す。表示画像Gのうち点線で示す部分は、非表示領域αに位置しており、表示画面300上には表示されない。表示画像Gのうち実線で示す部分は、第1表示領域β1〜第9表示領域β9のうちのいずれかの表示領域に位置しており、表示画面300上に表示される。その結果、表示画面300には、表示画像Gのうち第1表示領域β1〜第9表示領域β9に位置する部分が表示される。その結果、表示画像Gから非表示領域αに位置する部分を間引いた画像を表示することが可能である。
以上、図面(図1〜図14)を参照しながら本発明の実施形態について説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である(例えば、(1)〜(9))。また、上記の実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって、種々の発明の形成が可能である。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の個数等は、図面作成の都合から実際とは異なる場合もある。また、上記の実施形態で示す各構成要素は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(1)本実施形態では、複数の表示装置30は、デイジーチェーン状に接続される。しかし、本発明はこれに限定されない。複数の表示装置30は、スター状に接続されてもよい。スター状に接続されることは、1つの表示装置30に対して2つ以上の表示装置30が直接に接続されることを示す。
また、本実施形態では、複数の表示装置30は、有線接続される。しかし、本発明はこれに限定されない。複数の表示装置30は、無線接続されてもよい。この場合、複数の表示装置30は、例えば、bluetooth(登録商標)又はWifiによって無線接続される。
(2)第1表示部311〜第9表示部319を撮像部5で一度に撮像できない場合は、複数の表示部310に対して、ステップS1〜ステップS11に示す位置認識処理(図4〜図8参照)を分割して行ってもよい。位置認識処理を分割して行うことは、複数の表示部310を複数のブロックに分けて、ブロック毎に位置認識処理を行うことを示す。ブロックは、1又は2以上の表示部310で構成される。
例えば、まず、第1表示部311〜第6表示部316を撮像できる位置に、撮像部5が配置される。そして、第1表示部311〜第6表示部316に対して位置認識処理が行われる。次に、第7表示部317〜第9表示部319を撮像できる位置まで、撮像部5が移動される。そして、第7表示部317〜第9表示部319に対して位置認識処理が行われる。その結果、第1表示部311〜第9表示部319の全ての表示部に対して位置認識処理を行うことが可能になる。
(3)本実施形態では、第1表示部311〜第9表示部319に対して位置認識処理が行われる際、確認画面Kを表示する表示部310が1つずつ増加していく。そして、確認画面Kを表示する表示部が増加する毎に、撮像部5が第1表示部311〜第9表示部319を撮像する。しかし、本発明はこれに限定されない。
第1表示部311〜第9表示部319に対して一斉に確認画面Kが表示されてもよい。この場合、第1表示部311〜第9表示部319に対して確認画面Kが表示された後、撮像部5が第1表示部311〜第9表示部319を撮像する。その結果、撮像部5が第1表示部311〜第9表示部319を撮像する回数を1回で済ますことができるので、位置確認処理を迅速に行うことが可能になる。
この場合、第1表示部311〜第9表示部319表示される確認画面Kは、それぞれ、第1識別画像〜第9識別画像を含む。第1識別画像〜第9識別画像は、互いに異なる画像である。第1識別画像〜第9識別画像は、例えば、互いに異なる単数又は複数の色で形成された画像である。また、第1識別画像〜第9識別画像は、それぞれ、第1表示部311〜第9表示部319と、予め対応付けられている。その結果、外部制御装置2の外部制御部22は、撮像部5によって撮像された第1識別画像〜第9識別画像の画像に基づいて、第1表示部311〜第9表示部319の位置を認識することが可能になる。
(4)図15は、図6〜図8に示す確認画面Kを撮像する処理の変形例を示す図である。図15を参照して、確認画面Kを撮像する処理の変形例を説明する。
図15に示すように、複数の表示部310にはブロック単位でID情報IDNが割り当てられる。つまり、複数の表示部310は、ブロック単位で互いに独立して制御される。第1ブロックB1において、第1表示部311〜第3表示部313には、それぞれ、ID情報ID1〜ID情報ID3が割り当てられる。第2ブロックB2において、第4表示部314〜第6表示部316には、それぞれ、ID情報ID1〜ID情報ID3が割り当てられる。第3ブロックB3において、第7表示部317〜第9表示部319には、それぞれ、ID情報ID1〜ID情報ID3が割り当てられる。
また、画像表示システム100は、複数の撮像部5を備える。複数の撮像部5は、第1撮像部51と、第2撮像部52と、第3撮像部53とで構成される。第1ブロックB1には、第1撮像部51が対応する。第2ブロックB2には、第2撮像部52が対応する。第3ブロックB3には、第3撮像部53が対応する。
第1撮像部51は、第1ブロックB1を構成する第1表示部311〜第3表示部313を撮像する。第2撮像部52は、第2ブロックB2を構成する第4表示部314〜第6表示部316を撮像する。第3撮像部53は、第3ブロックB3を構成する第7表示部317〜第9表示部319を撮像する。
この場合、図4に示すステップS3において、まず、第1表示部311と、第4表示部314と、第7表示部317との各々に確認画面Kが表示される。そして、第1撮像部51により第1表示部311が撮像され、第2撮像部52により第4表示部314が撮像され、さらに、第3撮像部53により第7表示部317が撮像される。その結果、外部制御装置2の外部制御部22は、第1表示部311の位置と、第4表示部314の位置と、第7表示部317の位置とを認識する。
複数の表示部310のうち残りの表示部についても同様の処理が行われる。従って、外部制御装置2の外部制御部22は、複数の表示部310の位置を3つずつ認識していく。つまり、ステップS1〜ステップS11に示す位置認識処理がブロック毎に行われると共に、複数のブロックで並行して行われる。その結果、第1表示部311〜第9表示部319に対する位置認識処理を迅速に行うことが可能になる。
(5)本実施形態では、第1制御部331〜第9制御部339が、それぞれ、第1分割画像G1〜第9分割画像G9を生成する。しかし、本発明はこれに限定されない。外部制御装置2の外部制御部22が、第1分割画像G1〜第9分割画像G9を生成してもよい。この場合、外部制御装置2は、第1分割画像G1〜第9分割画像G9を生成した後、第1分割画像G1〜第9分割画像G9を、それぞれ、第1表示装置31〜第9表示装置39に送信する。その結果、第1分割画像G1〜第9分割画像G9が、それぞれ、第1表示部311〜第9表示部319に表示される。
この場合、ステップS15〜ステップS17に示す処理(図5参照)は、不要である。すなわち、第1表示装置31〜第9表示装置39の各々に対して自身の表示領域を認識させる処理は不要になる。
(6)第1表示部311から第9表示部319の各々に対する位置認識処理が行われる際、ステップS3において、位置を確認される対象の表示部310に対してのみ確認画面Kが表示され、それ以外の表示部310には確認画面Kが表示されなくてもよい。つまり、確認画面Kを表示する表示部310が、1つずつ増加されるのではなく、1つずつ変更される。
この場合、例えば、第2表示部312に対する位置確認処理が行われる際、確認画面Kは、第2表示部312にのみ表示される。また、例えば、第5表示部315に対する位置確認処理が行われる際、確認画面Kは、第5表示部315にのみ表示される。
(7)本実施形態では、図9に示すように、表示画面300には非表示領域αが存在する。しかし、本発明はこれに限定されない。表示画面300には非表示領域αが存在しなくてもよい。つまり、表示画面300が表示領域のみで構成されてもよい。この場合、表示部310の額縁(ベゼル)が存在しなければ、表示画面300には表示画像Gの全部が表示される。
(8)本実施形態では、ステップS1〜ステップS11に示す位置認識処理において、確認画面Kを表示する表示部310が1つずつ増加する。しかし、本発明はこれに限定されない。
ステップS1〜ステップS11に示す位置認識処理において、確認画面Kを表示する表示部310が2つずつ増加又は変更され、確認画面Kを表示する表示部310が増加又は変更される毎に、撮像部5により複数の表示部310が撮像されてもよい。この場合、例えば、まず、第1表示部311と第2表示部312とが確認画面Kを表示し、次に、第2表示部312と第8表示部318とが確認画面Kを表示する。つまり、最初の表示部310(第1表示部311)から昇順に確認画面Kを表示させていくと共に、最後の表示部310(第9表示部319)から降順に確認画面Kを表示させていく。昇順及び降順の示す順番は、第N表示部31NのNの大きさの順番を示す。
また、ステップS1〜ステップS11に示す位置認識処理において、確認画面Kを表示する表示部310が3つ以上ずつ増加又は変更され、確認画面Kを表示する表示部310が増加又は変更される毎に、撮像部5により複数の表示部310が撮像されてもよい。
(9)複数の表示装置30のうちのいずれかの表示装置30が外部制御装置2として機能してもよい。この場合、外部制御装置2として機能する表示装置30の制御部が、本発明の制御部に相当する。
本発明は、画像表示システム、画像制御装置、及び位置認識方法の分野に利用可能である。
2 外部制御装置(画像制御装置)
5 撮像部
22 外部制御部(制御部)
100 画像表示システム
300 表示画面
310 表示部
G 表示画像(1画面画像)
K 確認画面
α 非表示領域
5 撮像部
22 外部制御部(制御部)
100 画像表示システム
300 表示画面
310 表示部
G 表示画像(1画面画像)
K 確認画面
α 非表示領域
Claims (11)
- 1画面分の画像である1画面画像の全部又は一部を複数の表示部で表示させる画像表示システムであって、
前記複数の表示部を撮像して前記複数の表示部を示す画像データを生成する撮像部と、
前記複数の表示部の位置を認識する位置認識処理を行う制御部と
を備え、
前記制御部は、前記複数の表示部を示す画像データに基づいて、前記複数の表示部の位置を認識する、画像表示システム。 - 前記位置認識処理では、前記複数の表示部のうち確認画面を表示する前記表示部が増加又は変更される表示処理が複数回行われ、前記表示処理が行われる毎に、前記撮像部により前記複数の表示部が撮像される、請求項1に記載の画像表示システム。
- 前記複数の表示部が複数のブロックに分割され、
前記複数のブロックの各々が、1つ以上の前記表示部で構成され、
前記位置認識処理が前記ブロック毎に行われる、請求項1又は請求項2に記載の画像表示システム。 - 前記撮像部が複数設けられ、
前記複数の撮像部は、それぞれ、前記複数のブロックと対応し、
前記複数の撮像部の各々は、対応する前記ブロックを撮像する、請求項3に記載の画像表示システム。 - 前記制御部は、前記複数の表示部の位置を示す情報と、前記複数の表示部の各々の寸法情報とに基づいて、前記1画面画像を表示する表示画面の寸法を算出する、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の画像表示システム。
- 前記制御部は、前記表示部毎に、前記表示画面内で前記表示部が位置する領域を示す表示領域を算出する、請求項5に記載の画像表示システム。
- 前記複数の表示部のうち少なくとも1つの表示部と通信可能な通信部をさらに備え、
前記通信部が前記複数の表示部の各々の前記表示領域を示す情報を送信するように、前記制御部が前記通信部を制御する、請求項6に記載の画像表示システム。 - 前記複数の表示部の各々が、前記1画面画像のうち、自身の前記表示領域に位置する部分の画像を表示する、請求項6又は請求項7に記載の画像表示システム。
- 前記表示画面内には、前記複数の表示部が位置しない非表示領域が存在する、請求項5から請求項8のいずれか1項に記載の画像表示システム。
- 1画面分の画像である1画面画像の全部又は一部を複数の表示部で表示させる画像表示システムに含まれる画像制御装置であって、
前記複数の表示部を示す画像データを取得する取得部と、
前記複数の表示部の位置を認識する位置認識処理を行う制御部と
を備え、
前記制御部は、前記複数の表示部を示す画像データに基づいて、前記複数の表示部の位置を認識する、画像制御装置。 - 1画面分の画像の全部又は一部を複数の表示部で表示させる画像表示システムに用いられ、前記複数の表示部の位置をコンピューターに認識させる位置認識方法であって、
前記複数の撮像部を撮像して前記複数の表示部を示す画像データを生成する生成工程と、
前記コンピューターが備える制御部が、前記生成工程で生成された前記複数の表示部を示す画像データに基づいて、前記複数の表示部の位置を認識する工程と
を備える、位置認識方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019018794A JP2020126154A (ja) | 2019-02-05 | 2019-02-05 | 画像表示システム、画像制御装置、及び位置認識方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2019018794A JP2020126154A (ja) | 2019-02-05 | 2019-02-05 | 画像表示システム、画像制御装置、及び位置認識方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2020126154A true JP2020126154A (ja) | 2020-08-20 |
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ID=72083885
Family Applications (1)
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JP2019018794A Pending JP2020126154A (ja) | 2019-02-05 | 2019-02-05 | 画像表示システム、画像制御装置、及び位置認識方法 |
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-
2019
- 2019-02-05 JP JP2019018794A patent/JP2020126154A/ja active Pending
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