JP2020123017A - 電子情報記憶媒体、icカード、通信方法及び通信プログラム - Google Patents

電子情報記憶媒体、icカード、通信方法及び通信プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2020123017A
JP2020123017A JP2019012939A JP2019012939A JP2020123017A JP 2020123017 A JP2020123017 A JP 2020123017A JP 2019012939 A JP2019012939 A JP 2019012939A JP 2019012939 A JP2019012939 A JP 2019012939A JP 2020123017 A JP2020123017 A JP 2020123017A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
protocol
external device
application
afi
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019012939A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7293669B2 (ja
Inventor
美幸 金田
Miyuki Kaneda
美幸 金田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2019012939A priority Critical patent/JP7293669B2/ja
Publication of JP2020123017A publication Critical patent/JP2020123017A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7293669B2 publication Critical patent/JP7293669B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Information Transfer Systems (AREA)
  • Memory System (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Abstract

【課題】複数のアプリケーションを記憶するICチップ等の電子情報記憶媒体であって、外部機器から要求情報を受信した場合に、それぞれのアプリケーションの性能を充分に発揮できるような非接触通信に関するプロトコル情報を含む応答情報を外部機器に送信することができる電子情報記憶媒体を提供する。【解決手段】アプリケーションの応用分野を示す応用分野情報毎に、外部機器と通信を行う際のプロトコルを示すプロトコル情報を対応付けて記憶しておき、応用分野情報を含む要求情報を外部機器から受信した場合に、当該要求情報に含まれる応用分野情報に対応するプロトコル情報を含む応答情報を外部機器に送信する。【選択図】図11

Description

外部機器と非接触による通信を行う電子情報記憶媒体の技術分野に関する。
非接触通信が可能なICカード(「非接触ICカード」)はリーダ・ライタなどの非接触通信端末と非接触通信を行うことにより、非接触ICカードにインストールされたアプリケーション・プログラム(「アプリケーション」)に応じて様々なサービスをユーザに提供する。
通信方式がTypeBである非接触ICカードと非接触通信端末が通信を開始する場合、ISO/IEC14443−3で定められた初期化及び衝突防止処理手順に従って、非接触ICカードと非接触通信端末間の通信を確立する。具体的には、非接触通信端末は継続的に要求情報(例えば、REQB(Request Command,Type B)コマンド)を送信しており、ユーザが非接触通信端末に非接触ICカードを近づけることにより要求情報を非接触ICカードが受信した場合に、非接触ICカードはインストールされているアプリケーションに関するアプリケーション情報や非接触通信を行う際のプロトコルに関するプロトコル情報を含む応答情報(例えば、ATQB(Answer to Request,Type B)レスポンス)を非接触通信端末に送信する。
要求情報には、非接触通信端末が通信相手を選別するために用いるAFI(Application Family Identifier:応用分野識別子(応用分野には交通、金融、身元確認、電気通信、医薬、マルチメディア、ゲーム、データ記憶等がある))が含まれており、非接触ICカードは要求情報を受信した際に自らが保持するAFIとリクエストコマンドに含まれるAFIが一致するか否かを判定し、一致したと判定した場合にのみ通信に関するプロトコル情報を含む応答情報を非接触通信端末に送信する。これにより、非接触通信端末は自らが指定したAFIを保持する非接触ICカードが無線通信可能な範囲に存在することを認識し、以降、具体的なサービスの提供のための無線通信を応答情報に含まれるプロトコル情報に従って行うことができる。
ところが、非接触通信端末が指定したAFIと同一のAFIを保持する非接触ICカードが通信可能な範囲に複数存在する場合(例えば、同一のAFIを保持する非接触ICカードが複数枚重なった状態で非接触通信端末に近づけられる場合)には、非接触通信端末は通信相手を一つに特定することができずに通信及びサービスの提供をできない。
そこで、特許文献1には、AFIに加えて国識別子を要求情報に含めるとともに、非接触ICカードもAFIに加えて国識別子を保持することとし、非接触ICカードは、受信したAFI及び国識別子が、自らが保持するAFI及び国識別子と一致する場合にのみ応答情報を非接触通信端末に送信する技術が開示されている。当該技術により、非接触通信端末はAFI及び国識別子の双方が一致する非接触ICカードとのみ通信を行うこととなることから、非接触通信端末が通信相手を一つに特定できる可能性が高まる。
特許5784204号公報
ところで、近年では、複数のアプリケーションがインストールされた非接触ICカードが増えてきており、例えば、AFIが異なる交通系のアプリケーションと金融系のアプリケーションが一つの非接触ICカードにインストールされることもある。こうしたマルチアプリケーション対応の非接触ICカードは、インストールされているアプリケーションの何れかのAFIと要求情報に含まれるAFIとが一致した場合に、応答情報を非接触通信端末に送信するが、当該応答情報に含まれるプロトコル情報には所定値が固定的に設定される。この所定値は、インストールされている各アプリケーションの処理能力に応じて定まり、一般的には、処理能力が最も低いアプリケーションに応じた値に決定される。そのため、処理能力が最も低いアプリケーション以外のアプリケーションが処理を実行する場合には、当該アプリケーションの性能を充分に発揮できるプロトコルによる通信を行えず、ユーザの利便性を低下させる恐れがある。
そこで、本発明は、ICカードに含まれるICチップ等の電子情報記憶媒体であって、非接触通信端末等の外部機器から要求情報を受信した場合に、複数のアプリケーションのそれぞれの性能を充分に発揮できるようなプロトコル情報を含む応答情報を外部機器に送信することができる電子情報記憶媒体等を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、複数のアプリケーションプログラムを記憶するアプリケーションプログラム記憶手段と、前記アプリケーションプログラム記憶手段が記憶する前記アプリケーションプログラムの応用分野を示す応用分野情報毎に、外部機器と通信を行う際のプロトコルを示すプロトコル情報を対応付けて記憶するプロトコル記憶手段と、前記応用分野情報を含む要求情報を前記外部機器から受信する受信手段と、前記プロトコル記憶手段が記憶する前記プロトコル情報であって、前記受信した要求情報に含まれる前記応用分野情報に対応する前記プロトコル情報を含む応答情報を前記外部機器に送信する送信手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電子情報記憶媒体であって、前記プロトコル情報は、前記通信における上限となるデータ転送速度を示す速度情報を含むことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の電子情報記憶媒体であって、前記プロトコル情報は、前記通信における上限となるフレームサイズを示すサイズ情報を含むことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れか一項に記載の電子情報記憶媒体を含むICカードである。
請求項5に記載の発明は、複数のアプリケーションプログラムを記憶するアプリケーションプログラム記憶手段と前記アプリケーションプログラム記憶手段が記憶する前記アプリケーションプログラムの応用分野を示す応用分野情報毎に、外部機器と通信を行う際のプロトコルを示すプロトコル情報を対応付けて記憶するプロトコル記憶手段と、を備える電子情報記憶媒体による通信方法であって、前記応用分野情報を含む要求情報を前記外部機器から受信する受信工程と、前記プロトコル記憶手段が記憶する前記プロトコル情報であって、前記受信した要求情報に含まれる前記応用分野情報に対応する前記プロトコル情報を含む応答情報を前記外部機器に送信する送信工程と、を含むことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、複数のアプリケーションプログラムを記憶するアプリケーションプログラム記憶手段と、前記アプリケーションプログラム記憶手段が記憶する前記アプリケーションプログラムの応用分野を示す応用分野情報毎に、外部機器と通信を行う際のプロトコルを示すプロトコル情報を対応付けて記憶するプロトコル記憶手段と、を備える電子情報記憶媒体に含まれるコンピュータを、前記応用分野情報を含む要求情報を前記外部機器から受信する受信手段、前記プロトコル記憶手段が記憶する前記プロトコル情報であって、前記受信した要求情報に含まれる前記応用分野情報に対応する前記プロトコル情報を含む応答情報を前記外部機器に送信する送信手段、として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、アプリケーションプログラムの応用分野を示す応用分野情報毎に外部機器と通信を行う際のプロトコルを示すプロトコル情報が対応付けて記憶されており、外部機器から要求情報を受信した場合に、当該要求情報に含まれる応用分野情報に対応するプロトコル情報を含む応答情報が外部機器に送信される。したがって、アプリケーションに対応する応用分野情報毎に、当該アプリケーションの処理能力に応じたプロトコル情報を対応付けて記憶させておくことにより、複数のアプリケーションのそれぞれの性能を充分に発揮できるようなプロトコル情報を含む応答情報を外部機器に送信することができる。
(A)は、本実施形態に係る通信システムSの構成例を示す図であり、(B)は、ICカード1の構成例を示すブロック図である。 通信方式がTypeBである場合のICカード1と外部機器2の通信開始時における初期化及び衝突防止処理のコマンドシーケンス例を示すブロック図である。 REQBの構成例を示す図である。 ATQBの構成例を示す図である。 ATQBのApplication Dataの構成例を示す図である。 ATQBのProtocol Infoの構成例を示す図である。 本実施形態に係るICカード1にインストールされているアプリケーションの一例を示す図である。 本実施形態に係るAFI毎に、Application Data及びProtocol Infoを保持する初期応答情報設定テーブルの一例とその概要を示す図である。 本実施形態に係る通信システムSの動作例(AFI「10」の場合)を示すシーケンス図である。 本実施形態に係る通信システムSの動作例(AFI「00」の場合)を示すシーケンス図である。 本実施形態に係るICカード1によるREQB受信時処理の一例を示すフローチャートである。 変形例2におけるREQの構成例を示す図である。 変形例2におけるATQの構成例を示す図である。 変形例2におけるATQのリクエストデータの構成例を示す図である。 変形例2におけるリクエストデータを保持する初期応答情報設定テーブルの一例を示す図である。 変形例2におけるICカード1によるREQ受信時処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。以下に説明する実施形態は、ICカード1と外部機器2とを含む通信システムSにおいて、ICカード1に搭載されるICチップ1aに対して本発明を適用した場合の実施の形態である。
図1(A)に示すように、本実施形態に係る通信システムSはICカード1と、リーダ・ライタ等の外部機器2とを含み、ICカード1と外部機器2は非接触による無線通信を行う。なお、本実施形態では、非接触通信の通信規格がTypeBである場合について説明する。
[1.ICカード1の構成]
図1(B)に示すように、ICカード1は、ICチップ1aとアンテナ1bを含む。アンテナ1bはコイル式アンテナであり、アンテナ1bと外部機器2のコイル式アンテナ(図示しない)が近接することにより、外部機器2からICカード1に電力が供給されたり、ICカード1と外部機器2の間で電気信号(コマンド/レスポンス)が授受されたりする。
ICチップ1aは、CPU(Central Processing Unit)10、RAM(Random Access Memory)11、ROM(Read Only Memory)12、不揮発性メモリ13、及びI/O回路14を備えて構成される。CPU10は、ROM12又は不揮発性メモリ13に記憶された各種プログラムを実行するプロセッサ(コンピュータ)である。なお、I/O回路14は、変復調回路等を含んで構成され、外部機器2とのインターフェースを担う。これにより、ICチップ1aは、外部機器2との間で非接触通信を行うことができる。
不揮発性メモリ13には、例えばフラッシュメモリ又は「Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory」などを適用することができる。不揮発性メモリ13は、OS、各種アプリケーション、図11に示す処理を実行するためのプログラム等を記憶する。なお、OSについては、その一部を不揮発性メモリ13が記憶し、その他の部分をROM12が記憶することとしてもよい。
ここで、図2−図6を用いて、ISO/IEC14443−3で定められたICカード1と外部機器2の通信開始時における初期化及び衝突防止処理のコマンドシーケンスについて説明する。まず、外部機器2は、常時、REQBコマンド(以下、「REQB」という場合がある)を送信しており、外部機器2の動作磁界内にTypeBのICカード1が入ると、ICカード1はREQBを受信する(ステップS1)。
図3に示すように、REQBは5バイトからなり、第1バイトにはタグ情報として「0x05」が格納され、第2バイトにはAFIが格納され、第3バイトにはPARAMが格納され、第4バイト、第5バイトには、CRC_B(Cyclic Redundancy Check Error Detection Code B)が格納される。AFIは外部機器2が対象とするアプリケーションがインストールされているICカード1を選択するために用いられ、一致するAFIを持つICカード1のみがREQBに応答することができる。例えば、外部機器2がクレジット決済サービスを提供する場合であれば金融を示すAFIが格納され、一致するAFIを保持するICカード1のみがREQBに応答する。PARAMには、衝突防止処理に使用するパラメータが格納される。CRC_Bは、そのフレーム内の全てのビット(ビット数)から計算される巡回冗長検査符号である。
ICカード1は、REQBを受信すると、第2バイトに格納されているAFIが自ら保持するAFIと一致するか否かを判定し、一致する場合にATQBレスポンス(以下、「ATQB」という場合がある)を外部機器2に送信する(ステップS2)。
図4に示すように、ATQBは14バイトからなり、第1バイトにはタグ情報として「0x50」が格納され、第2バイト〜第5バイトにはPUPI(Pseudo Unique PICC Identifier)が格納され、第6バイト〜第9バイトにはApplication Dataが格納され、第10バイト〜第12バイトには、Protocol Infoが格納され、第13バイト、第14バイトには、CRC_Bが格納される。
PUPIは仮のカード識別情報であり、衝突防止処理中に外部機器2が特定のICカード1にコマンドを送信するために使用される。外部機器2がATQBを受信すると、対応するHLTB(コマンド)(Halt Command, Type B)で応答してICカード1を停止させるか、一致するATTRIB(コマンド)で応答してCID(Card Identifer)を割り当て、ICカード1をアクティブ状態にする。ICカード1は、アクティブ状態になるとトランザクションの準備が完了し、以降、通信が完了するまで他の機器からのREQB、ATTRIBコマンド及びHLTBコマンドを無視する。
図5に示すように、Application Dataは4バイトからなり、ICカード1にどのようなアプリケーションがインストールされているかを外部機器2に伝えるための情報が格納される。Application Dataは、後述するADC(Application Data Coding)の値に従って規定され、CRC_B圧縮符号化(CRC_B compressing coding)又は個別の符号化が適用される。CRC_B圧縮符号化が適用される場合、第1バイトにはAFI(REQBの第2バイトに格納されているAFIと同値)が格納される。第2バイト、第3バイトには当該AFIに一致するICカード1内のアプリケーションのAID(Application Identifier Code)であって、ISO/IEC7816−5で定義されているAIDについてCRC_Bの計算をした結果を示す値が格納される。第4バイトにはICカード1内のアプリケーション数が格納される。
図6に示すように、Protocol Infoは3バイトからなり、第1バイトには許容ビット伝送速度が格納される。第2バイトのビット0〜ビット3にはプロトコルタイプが格納され、第2バイトのビット4〜ビット7には最大フレームサイズが格納される。第3バイトのビット0〜ビット1にはFO(Flame Option)が格納され、第3バイトのビット2〜ビット3にはADCが格納され、第3バイトのビット4〜ビット7にはFWI(Flame Waiting Time Integer)が格納される。許容ビット伝送速度は、106kbps(kbits per second)、212kbps、424kbps、848kbpsの何れの速度で通信可能であるかを示す値である。プロトコルタイプは、ICカード1がISO/IEC14443−4に準拠しているか否かを示す値である。最大フレームサイズは、ICカード1が受信可能な最大フレーム長を示す値である。
FOは、ICカード1によるCID又はNAD(Node Address(per 14443-4))のサポートを示す値である。ADCは、Application Dataの内容を規定しており、CRC_B圧縮符号化又は個別の符号化の何れを適用するかを示す値である。CRC_B圧縮符号化が適用されている場合には図5を用いて上述した値がApplication Dataに格納される。一方、個別の符号化が適用されている場合には、Application Dataには任意の情報が格納される。FWIは、外部機器2が送信した最後のフレームからICカード1が応答を開始するまでの最大時間であるFWT(Flame Waiting Time)を定義するための値である。
次に、図7を用いてICカード1にインストールされているアプリケーション(不揮発性メモリ13に書き込まれているアプリケーション)について説明する。ICカード1には、AP1、AP2及びAP3の3つのアプリケーションがインストールされている。AP1は、全ての応用分野に該当する(換言すれば、分類無し)のアプリケーションである。AP2は、交通系アプリケーションであり、例えば、交通機関の運賃等の支払サービスを提供するアプリケーションである。AP3は、金融系アプリケーションであり、例えば、クレジットカード決済サービスを提供するアプリケーションである。
次に、図8を用いて、不揮発性メモリ13が記憶する初期応答情報設定テーブルについて説明する。初期応答情報設定テーブルは、ICカード1にインストールされている全てのアプリケーションのAFI毎に、ATQBのApplication Data及びProtocol Infoに格納される値を保持する。すなわち、外部機器2から受信したREQBの第2バイトに含まれるAFIと一致するAFIに対応付けられているApplication Data及びProtocol Infoが、それぞれATQBの第6バイト〜第9バイト及び第10バイト〜第12バイトにセットされる。
初期応答情報設定テーブルは、AFI「0x00」と対応付けてApplication Dataとして「0x00 0x12 0x34 0x03」を記憶し、Protocol Infoとして「0x00 0x81 0x91」を記憶する。AFI「0x00」は、全ての応用分野に該当し(換言すれば、分類無し)、AP1からAP3に適用される。また、AFI「0x00」に対応するProtocol Infoは、許容ビット伝送速度が106kbpsであること、最大フレームサイズが256byteであること、ADCがCRC_B圧縮符号化であることを示している。なお、一部のシステム(例えば、クレジット仕様(EMV Contactless)に係るシステム等)では、REQBの第2バイト(AFI)に「0x00」を使用して通信を開始することがあり、その場合に、AFI「0x00」に対応するApplication Data及びProtocol Infoを含むATQBが送信されることになる。このようなケースでは、通信開始時にAFIによりICカードを選別せず、通信確立後に実行するSELECTコマンドにおいて必要な機能(AP1〜AP3)がICカードに搭載されているか否かを確認することとなる。
また、初期応答情報設定テーブルは、AFI「0x10」と対応付けてApplication Dataとして「0x10 0x56 0x78 0x01」を記憶し、Protocol Infoとして「0x77 0x81 0x91」を記憶する。AFI「0x10」は、交通系の応用分野に該当し、AP2に適用される。また、AFI「0x10」に対応するProtocol Infoは、許容ビット伝送速度が106kbps、212kbps、424kbps、848kbpsであること、最大フレームサイズが256byteであること、ADCがCRC_B圧縮符号化であることを示している。
更に、初期応答情報設定テーブルは、AFI「0x20」と対応付けてApplication Dataとして「0x00 0x00 0x00 0x00」を記憶し、Protocol Infoとして「0x00 0xA1 0x95」を記憶する。AFI「0x20」は、金融系の応用分野に該当し、AP3に適用される。また、AFI「0x20」に対応するProtocol Infoは、許容ビット伝送速度が106kbpsであること、最大フレームサイズが1024byteであること、ADCが独自の符号化であることを示している。
なお、許容ビット伝送速度や最大フレームサイズはアプリケーションの処理性能等に応じて決定される。図8の例では、AFIが「0x10」であるAP2が実行される場合には、ICカード1と外部機器2の間で最大848kbpsの速度で通信が行われ、AFIが「0x00」であるAP1やAFIが「0x20」であるAP3が実行される場合には、最大106kbpsの速度で通信が行われる。つまり、AP2はAP1やAP3よりも高速通信に対応可能な処理性能を有しているため、AP1やAP3よりも許容ビット伝送速度が高く設定されている。また、AFIが「0x20」であるAP3が実行される場合には、ICカード1と外部機器2の間で最大フレームサイズ「1024byte」で通信が行われ、AFIが「0x00」であるAP1やAFIが「0x10」であるAP2が実行される場合には、最大フレームサイズ「256byte」で通信が行われる。つまり、AP3はAP1やAP2よりも大きなデータの通信に対応可能な処理性能を有しているため、AP1やAP2よりも最大フレームサイズが大きく設定されている。これにより、インストールされているアプリケーションのそれぞれの性能を充分に発揮できるようなProtocol Infoを含むATQBを外部機器2に送信することができる。
次に、図9、図10を用いて、REQBの第2バイト(AFI)が「0x00」である場合及び「0x10」である場合における、ICカード1と外部機器2の通信開始時における初期化及び衝突防止処理のコマンドシーケンスについて説明する。
図9に示すように、ICカード1が、第2バイト(AFI)が「0x10」であるREQBを外部機器2から受信すると(ステップS1A)、ICカード1は、初期応答情報設定テーブルにおいてAFI「0x10」と対応付けて記憶されているApplication Data「0x10 0x56 0x78 0x01」と、Protocol Info「0x77 0x81 0x91」を含むATQBを生成し、外部機器2に送信する(ステップS2A)。
図10に示すように、ICカード1が、第2バイト(AFI)が「0x00」であるREQBを外部機器2から受信すると(ステップS1B)、ICカード1は、初期応答情報設定テーブルにおいてAFI「0x00」と対応付けて記憶されているApplication Data「0x00 0x12 0x34 0x03」と、Protocol Info「0x00 0x81 0x91」を含むATQBを生成し、外部機器2に送信する(ステップS2B)。
次に、図11のフローチャートを用いて、ICカード1を構成するICチップ1aのCPU10によるREQB受信時処理について説明する。
まず、CPU10は、外部機器2からREQBを受信すると(ステップS101)、REQBに含まれるAFIと、初期応答情報設定テーブルのAFIが一致するか否かを判定する(ステップS102)。CPU10は、REQBに含まれるAFIと、初期応答情報設定テーブルのAFIが一致しないと判定した場合には(ステップS102:NO)、REQB受信時処理を終了する。一方、CPU10は、REQBに含まれるAFIと、初期応答情報設定テーブルのAFIが一致すると判定した場合には(ステップS102:YES)、次いで、初期応答情報設定テーブルから当該AFIに対応するApplication Data及びProtocol Infoを取得する(ステップS103)。
次に、CPU10は、ステップS103の処理で取得したApplication Data及びProtocol Infoをそれぞれ外部機器2に送信するATQBの第6バイト〜第9バイト及び第10バイト〜第12バイトにセットする(ステップS104)。
次に、CPU10は、外部機器2に送信するATQBの他の項目(すなわち、第1バイト〜第5バイト、第13バイト、第14バイト)にセットすべき情報をセットし(ステップS105)、ATQBを外部機器2に送信し(ステップS106)、REQB受信時処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態のICチップ1aは、不揮発性メモリ13(「アプリケーションプログラム記憶手段」、「プロトコル記憶手段」の一例)が、複数のアプリケーションを記憶し、当該アプリケーションプログラムの応用分野を示すAFI(「応用分野情報」)毎に、外部機器2と通信を行う際のプロトコルを示すProtocol Info(「プロトコル情報」の一例)を対応付けて記憶し、CPU10(「受信手段」、「送信手段」の一例)が、AFIを含むREQB(「要求情報」の一例)を外部機器2から受信し、不揮発性メモリ13が記憶するProtocol Infoであって、受信したREQBに含まれるAFIに対応するProtocol Infoを含むATQB(「応答情報」の一例)を外部機器2に送信する。
したがって、本実施形態のICチップ1aによれば、アプリケーションの応用分野を示すAFI毎に外部機器2と通信を行う際のプロトコルを示すProtocol Infoが対応付けて記憶されており、外部機器2からREQBを受信した場合に、当該REQBに含まれるAFIに対応するProtocol Infoを含むATQBが外部機器2に送信される。よって、アプリケーションに対応するAFI毎に、当該アプリケーションの処理能力に応じたProtocol Infoを対応付けて記憶させておくことにより、複数のアプリケーションのそれぞれの性能を充分に発揮できるようなProtocol Infoを含むATQBを外部機器2に送信することができる。
また、本実施形態のICチップ1aにおいて、Protocol Infoは、外部機器2との通信における許容ビット伝送速度(「上限となるデータ転送速度を示す速度情報」の一例)を含む。これにより、アプリケーションのそれぞれの性能を充分に発揮できるような許容ビット伝送速度を含むATQBを外部機器2に送信することができる。
また、本実施形態のICチップ1aにおいて、Protocol Infoは、外部機器2との通信における最大フレームサイズ(「上限となるフレームサイズを示すサイズ情報」の一例)を含む。これにより、アプリケーションのそれぞれの性能を充分に発揮できるような最大フレームサイズを含むATQBを外部機器2に送信することができる。
[6.変形例]
次に、上記実施形態の変形例について説明する。なお、以下に説明する変形例は適宜組み合わせることができる。
[6.1.変形例1]
上記実施形態では、初期応答情報設定テーブルにより、ATQBにセットするApplication Dataと、Protocol InfoをAFIと対応付けて記憶することとしたが、これに代えて、初期応答情報設定テーブルにより、Protocol InfoのみをAFIと対応付けて記憶することとしてもよい。
変形例1では、CPU10は、図11のステップS103の処理で、初期応答情報設定テーブルからAFIに対応するProtocol Infoを取得し、ステップS104の処理で、当該Protocol Infoを外部機器2に送信するATQBの第10バイト〜第12バイトにセットする(ステップS104)。そして、CPU10は、ステップS105の処理で、外部機器2に送信するATQBの他の項目(すなわち、第1バイト〜第9バイト、第13バイト、第14バイト)にセットすべき情報をセットし(ステップS105)、ATQBを外部機器2に送信し(ステップS106)、REQB受信時処理を終了する。変形例1によれば、初期応答情報設定テーブルのデータサイズを小さくすることができる。
[6.2.変形例2]
上記実施形態では、通信方式がTypeBである場合について説明したが、変形例2では通信方式がFeliCa(登録商標)である場合について説明する。以下、変形例2では、上記実施形態との差異点を中心に説明する。Felicaの場合、REQB(コマンド)の代わりにREQ(コマンド)が外部機器2からICカード1に送信され、ATQBの代わりにATQ(レスポンス)がICカード1から外部機器2に送信される。以下、図12〜図14を用いてREQ及びATQについて説明し、図15を用いて変形例2における初期応答情報設定テーブルについて説明し、図16を用いて変形例2におけるREQ受信時処理について説明する。なお、変形例2は、JIS X 6319−4:2016に従う場合の例である。
図12に示すように、REQは5バイトからなり、第1バイトにはコマンドコードとして「0x00」が格納され、第2バイト、第3バイトにはシステムコードが格納され、第4バイトにはリクエストコードが格納され、第5バイトにはタイムスロット数が格納される。システムコードの1バイト目は固定値「0xAA」が格納され、システムコードの2バイト目には、AFIが格納される。リクエストコードには、「0x00」、「0x01」、「0x02」が格納され、「0x00」はリクエストデータを含まない応答を要求することを意味し、「0x01」はREQにシステムコードを含めた応答を要求することを意味し、「0x02」は、REQに伝送能力情報を含めた応答を要求することを意味する。なお、本願では、リクエストコードとして「0x02」が格納される。タイムスロット数には、衝突を回避するためにICカード1が対応すべきタイムスロットの最大値を符号化したものが格納される。
図13に示すように、REQのリクエストコードに「0x02」が格納されていた場合のATQは19バイトからなり、第1バイトにはレスポンスコードとして「0x01」が格納され、第2バイト〜第9バイトにはPICC(proximity IC card)識別子が格納され、第10バイト〜第17バイトには応答時間記述子が格納され、第18バイト、第19バイトにはリクエストデータが格納される。PICC識別子は、「0x02FE」(2バイト)とPICC識別番号(6バイト)により構成される。応答時間記述子は、コマンドに対するICカード1の応答時間の算出に使われる8バイトの情報である。
図14は、REQのリクエストコードに「0x02」が格納されていた場合のATQにおけるリクエストデータの一例を示す図である。リクエストデータは2バイトからなり、第1バイトには固定値(「0x00」)が格納される。2バイト目は伝送能力情報を示し、ビット7は、伝送速度自動検出能力の有無を示し、ビット6〜ビット4は、固定値(111b)が格納され、ビット3〜ビット0は、それぞれ、fc/8(1695kbps)、fc/16(848kbps)、fc/32(424kbps)、fc/64(212kbps)の伝送速度対応能力を示す(「1」が格納されていれば対応可能であることを意味する)。
図15は、変形例2における、不揮発性メモリ13が記憶する初期応答情報設定テーブルの一例である。初期応答情報設定テーブルは、ICカード1にインストールされている全てのアプリケーションのAFI毎に、ATQのリクエストデータに格納される値を保持する。すなわち、外部機器2から受信したREQの第3バイトに含まれるAFIと一致するAFIに対応付けられているリクエストデータが、それぞれATQの第18バイト、第19バイトにセットされる。
変形例2における初期応答情報設定テーブルは、AFI「0xFF」と対応付けてリクエストデータ「0x00 0x01(0000 0000 0000 0001b)」を記憶し、AFI「0x11」と対応付けてリクエストデータ「0x00 0x03(0000 0000 0000 0011b)」を記憶し、AFI「0x21」と対応付けてリクエストデータ「0x00 0x01(0000 0000 0000 0001b)」を記憶する。リクエストデータ「0x00 0x01」は、ICカード1がfc/64(212kbps)の伝送速度に対応することを意味し、リクエストデータ「0x00 0x03」は、ICカード1がfc/64(212kbps)及びfc/32(424kbps)の伝送速度に対応することを意味する。なお、変形例2においても初期応答情報設定テーブルは、ICカード1にインストールされているアプリケーションのAFI毎にリクエストデータを記憶することとする。
次に、図16のフローチャートを用いて、ICカード1を構成するICチップ1aのCPU10によるREQ受信時処理について説明する。
まず、CPU10は、外部機器2からREQを受信すると(ステップS201)、REQに含まれるAFIと、初期応答情報設定テーブルのAFIが一致するか否かを判定する(ステップS202)。CPU10は、REQに含まれるAFIと、初期応答情報設定テーブルのAFIが一致しないと判定した場合には(ステップS202:NO)、REQ受信時処理を終了する。一方、CPU10は、REQに含まれるAFIと、初期応答情報設定テーブルのAFIが一致すると判定した場合には(ステップS202:YES)、次いで、ATQの第1バイト〜第17バイトの項目をセットする(ステップS203)。
次に、CPU10は、REQに含まれるリクエストコードが「0x02」であるか否かを判定する(ステップS204)。CPU10は、リクエストコードが「0x02」であると判定した場合には(ステップS204:YES)、初期応答情報設定テーブルからREQに含まれるAFIに対応するリクエストデータを取得し(ステップS205)、当該取得したリクエストデータを外部機器2に送信するATQの第18バイト〜第19バイトにセットし(ステップS206)、次いで、ATQを外部機器2に送信し(ステップS210)、REQ受信時処理を終了する。
一方、CPU10は、リクエストコードが「0x02」ではないと判定した場合には(ステップS204:NO)、次いで、REQに含まれるリクエストコードが「0x01」であるか否かを判定する(ステップS207)。CPU10は、リクエストコードが「0x01」であると判定した場合には(ステップS207:YES)、ICカード1に設定されているシステムコードを取得し(ステップS208)、当該取得したシステムコードを外部機器2に送信するATQの第18バイト〜第19バイトにセットし(ステップS209)、次いで、ATQを外部機器2に送信し(ステップS210)、REQ受信時処理を終了する。
CPU10は、ステップS207の処理においてリクエストコードが「0x01」ではない(「0x00」である)と判定した場合には(ステップS207:NO)、リクエストデータを持たない17バイトのATQを外部機器2に送信し(ステップS210)、REQ受信時処理を終了する。
以上説明したように、変形例2におけるICチップ1aは、不揮発性メモリ13(「アプリケーションプログラム記憶手段」、「プロトコル記憶手段」の一例)が、複数のアプリケーションを記憶し、当該アプリケーションプログラムの応用分野を示すAFI(応用分野情報)毎に、外部機器2と通信を行う際の伝送能力情報(「プロトコル情報」の一例)を含むリクエストデータを対応付けて記憶し、CPU10(「受信手段」、「送信手段」の一例)が、AFIを含むREQ(「要求情報」の一例)を外部機器2から受信し、不揮発性メモリ13が記憶するリクエストデータであって、受信したREQに含まれるAFIに対応するリクエストデータを含むATQ(「応答情報」の一例)を外部機器2に送信する。
したがって、本実施形態のICチップ1aによれば、アプリケーションの応用分野を示すAFI毎に外部機器2と通信を行う際の伝送能力情報を含むリクエストデータが対応付けて記憶されており、外部機器2からREQを受信した場合に、当該REQに含まれるAFIに対応するリクエストデータを含むATQが外部機器2に送信される。よって、アプリケーションに対応するAFI毎に、当該アプリケーションの処理能力に応じた伝送能力情報を含むリクエストデータを対応付けて記憶させておくことにより、複数のアプリケーションのそれぞれの性能を充分に発揮できるような伝送能力情報を含むATQを外部機器2に送信することができる。
1 ICカード
1a ICチップ
10 CPU
11 RAM
12 ROM
13 不揮発性メモリ
14 I/O回路
1b アンテナ
2 外部機器

Claims (6)

  1. 複数のアプリケーションプログラムを記憶するアプリケーションプログラム記憶手段と、
    前記アプリケーションプログラム記憶手段が記憶する前記アプリケーションプログラムの応用分野を示す応用分野情報毎に、外部機器と通信を行う際のプロトコルを示すプロトコル情報を対応付けて記憶するプロトコル記憶手段と、
    前記応用分野情報を含む要求情報を前記外部機器から受信する受信手段と、
    前記プロトコル記憶手段が記憶する前記プロトコル情報であって、前記受信した要求情報に含まれる前記応用分野情報に対応する前記プロトコル情報を含む応答情報を前記外部機器に送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とする電子情報記憶媒体。
  2. 請求項1に記載の電子情報記憶媒体であって、
    前記プロトコル情報は、前記通信における上限となるデータ転送速度を示す速度情報を含むことを特徴とする電子情報記憶媒体。
  3. 請求項1又は2に記載の電子情報記憶媒体であって、
    前記プロトコル情報は、前記通信における上限となるフレームサイズを示すサイズ情報を含むことを特徴とする電子情報記憶媒体。
  4. 請求項1乃至3の何れか一項に記載の電子情報記憶媒体を含むICカード。
  5. 複数のアプリケーションプログラムを記憶するアプリケーションプログラム記憶手段と前記アプリケーションプログラム記憶手段が記憶する前記アプリケーションプログラムの応用分野を示す応用分野情報毎に、外部機器と通信を行う際のプロトコルを示すプロトコル情報を対応付けて記憶するプロトコル記憶手段と、を備える電子情報記憶媒体による通信方法であって、前記応用分野情報を含む要求情報を前記外部機器から受信する受信工程と、
    前記プロトコル記憶手段が記憶する前記プロトコル情報であって、前記受信した要求情報に含まれる前記応用分野情報に対応する前記プロトコル情報を含む応答情報を前記外部機器に送信する送信工程と、
    を含むことを特徴とする通信方法。
  6. 複数のアプリケーションプログラムを記憶するアプリケーションプログラム記憶手段と、前記アプリケーションプログラム記憶手段が記憶する前記アプリケーションプログラムの応用分野を示す応用分野情報毎に、外部機器と通信を行う際のプロトコルを示すプロトコル情報を対応付けて記憶するプロトコル記憶手段と、を備える電子情報記憶媒体に含まれるコンピュータを、
    前記応用分野情報を含む要求情報を前記外部機器から受信する受信手段、
    前記プロトコル記憶手段が記憶する前記プロトコル情報であって、前記受信した要求情報に含まれる前記応用分野情報に対応する前記プロトコル情報を含む応答情報を前記外部機器に送信する送信手段、
    として機能させることを特徴とする通信プログラム。
JP2019012939A 2019-01-29 2019-01-29 電子情報記憶媒体、icカード、通信方法及び通信プログラム Active JP7293669B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019012939A JP7293669B2 (ja) 2019-01-29 2019-01-29 電子情報記憶媒体、icカード、通信方法及び通信プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019012939A JP7293669B2 (ja) 2019-01-29 2019-01-29 電子情報記憶媒体、icカード、通信方法及び通信プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020123017A true JP2020123017A (ja) 2020-08-13
JP7293669B2 JP7293669B2 (ja) 2023-06-20

Family

ID=71992671

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019012939A Active JP7293669B2 (ja) 2019-01-29 2019-01-29 電子情報記憶媒体、icカード、通信方法及び通信プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7293669B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004139244A (ja) * 2002-10-16 2004-05-13 Dainippon Printing Co Ltd Icカード及びicカードプログラム
JP2005242444A (ja) * 2004-02-24 2005-09-08 Hitachi Ltd Icカード,携帯端末及び通信システム
JP2006209172A (ja) * 2005-01-25 2006-08-10 Dainippon Printing Co Ltd Icカードおよびicカード用プログラム
JP2007532984A (ja) * 2004-04-08 2007-11-15 松下電器産業株式会社 半導体メモリ
JP2018046330A (ja) * 2016-09-12 2018-03-22 大日本印刷株式会社 識別情報生成装置、識別情報生成プログラム及び本人確認支援システム
WO2018198813A1 (ja) * 2017-04-28 2018-11-01 ソニー株式会社 通信装置および方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004139244A (ja) * 2002-10-16 2004-05-13 Dainippon Printing Co Ltd Icカード及びicカードプログラム
JP2005242444A (ja) * 2004-02-24 2005-09-08 Hitachi Ltd Icカード,携帯端末及び通信システム
JP2007532984A (ja) * 2004-04-08 2007-11-15 松下電器産業株式会社 半導体メモリ
JP2006209172A (ja) * 2005-01-25 2006-08-10 Dainippon Printing Co Ltd Icカードおよびicカード用プログラム
JP2018046330A (ja) * 2016-09-12 2018-03-22 大日本印刷株式会社 識別情報生成装置、識別情報生成プログラム及び本人確認支援システム
WO2018198813A1 (ja) * 2017-04-28 2018-11-01 ソニー株式会社 通信装置および方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP7293669B2 (ja) 2023-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20200184298A1 (en) Mobile phone with nfc apparatus that does not rely on power derived from an interrogating rf field
EP2541791B1 (en) Systems and methods for providing NFC secure application support in battery-off mode when no nonvolatile memory write access is available
JP6516133B2 (ja) 通信デバイス及び通信システム
US9615196B2 (en) NFC device configuration after device power up
US10931331B2 (en) Communication device and method
JP7293669B2 (ja) 電子情報記憶媒体、icカード、通信方法及び通信プログラム
KR101621127B1 (ko) Ic 카드, 휴대 가능 전자 장치 및 리더 라이터
KR101552393B1 (ko) Ic 카드, 휴대 가능 전자 장치 및 리더 라이터
JP2011022841A (ja) 携帯可能電子装置の処理システム、携帯可能電子装置、及び携帯可能電子装置の処理装置
US9070065B2 (en) IC card, portable electronic apparatus, and controlling method of IC card
CN101561860B (zh) 一种存储卡和读卡器相互认证的方法
JP7176512B2 (ja) 非接触通信装置および通信システム
KR100926364B1 (ko) 스마트 카드에서의 복수의 응용 인터페이스 동시 제공 방법및 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211129

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221122

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230509

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230522

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7293669

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150